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鳳凰の部屋

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「大事件勃発」 前田 直哉

2015/09/29
執筆:前田 直哉


やっと半分が終わった。第1戦第2戦は土日と連続であったが、第3戦第4戦は土曜そして翌週の土曜と1週間の間が空く。正直言うと私としては4日連続、もしくは2日ずつのほうがありがたい。しかし今回は3週間の戦い…もちろん経験は無いので全てが未知数であるが、この間の1週間を過ごすのにどうメンタルを整えればいいのか?他の3者はどのように過ごすのだろう?

まあ私としてはまだ半分が終わっただけなので気負うこともなく当日を迎えることが出来た。あとは牌に触れてみなければわからない。

8回戦終了時 前田直哉+80.5P 藤崎智+25.1P 勝俣健志▲49.9P 瀬戸熊直樹▲55.7P

9回戦(起家から藤崎、勝又、前田、瀬戸熊)

東3局勝又プロがメンホン中のテンパイを入れる。そこへ藤崎プロのリーチ!
私も白北のテンパイを入れていたがオリを選択。ここは勝又プロに軍配があがる。

二索三索四索四索五索五索五索五索八索八索中中中  ロン六索  ドラ一万

そして東4局西家の私にも手が入る。イーシャンテンの形がこうなった。

一万二万三万三万九万九万二筒三筒西西西北北  ドラ二筒

一筒を引けばもちろん黙テンだがここで持ってきたのが四筒、感触は最悪である…しかしこの手を3,200で終わらせたくない。一筒引きを待つ手もあったがここはリーチを選択した。そしてダブ東を仕掛けている親の藤崎プロもトイトイのイーシャンテンから私の切った五索をポンして真っ向勝負!!結果はすぐについた…私の12,000放銃。

六万六万六万七万七万南南  ポン五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ポン東東東  ロン七万  ドラ二筒

黙テンならたぶん私のアガリであっただけに悔やまれるリーチ判断であったし、振り込んだ相手が藤崎プロなだけに点数以上の痛手となった。
むやみやたらにリーチは危険だと感じた…が!!次局も果敢にシャンポンリーチ!反省の色全く無し!(笑)持ち点を15,000まで減らしていただけに嫌々である。
幸運にも安めではあったが1,300.2,600の1本場をアガリなんとか少し持ち直すことに成功した。しかしそれも束の間、南3局に藤崎プロが三色ドラ2をツモアガリ、オーラスにも11,600を出アガリ、トップを盤石のものとする。最後はなんとかピンフをアガッて3着に滑り込むのが精一杯であった。

9回戦成績 藤崎智+35.2P 瀬戸熊直樹▲5.0P 前田直哉▲11.8P 勝又健志▲18.4P
9回戦終了時 前田直哉+68.7P 藤崎智+60.3P 瀬戸熊直樹▲60.7P 勝又健志▲68.3P

これでポイントは藤崎プロにほぼ並ばれた。まあいずれこうなる可能性も考慮していたがこんなに早く並ばれるのは予定外だった。でも終わったことは仕方ない!残り3戦気を引き締めていこう!そう思って次の対局へと気持ちを向けた。

10回戦(起家から勝又、瀬戸熊、藤崎、前田)

東1局1本場私はこの形から1枚目の東をスルーして10巡目に四万から仕掛けを入れた。

七索八索六筒六筒八筒東東白白白  ポン四万 上向き四万 上向き四万 上向き  ドラ五索

この仕掛けが瀬戸熊プロに続々と好牌を入れることとなる…その後私も六索九索でテンパイを入れるが瀬戸熊プロに六索を暗カンされ数巡後に九索をツモ!4,000.8,000の1本場をアガられることとなる。

一索二索三索三索四索五索八索八索九索九索  暗カン牌の背六索 上向き六索 上向き牌の背  ツモ九索  ドラ五索

今回の鳳凰の部屋のタイトルは「大事件勃発」であるが、これではない。このアガリもそれなりの事件ではあるが(笑)
東2局では勝又プロが2,000.3,900をツモるがこれでもない。そして東4局…事件は起きた。出来ることなら省略したい(笑)親はこの私。2巡目に藤崎プロが中をポン。1鳴きなのでもちろん三者は警戒する。そして次巡切られた白もポン!!わずか3巡でもう何も切れなくなる…もちろん白を切ってきた勝又プロも警戒しなければならないが、まだ3巡…先が長すぎる!心の中では「勝又プロ頑張ってー!」である。藤崎プロから何度も手出しが入るので形が良くないことは想像出来るがベタオリするのがやっとであった。あと数巡で流局となったとき、ついにその手牌は開けられた…

四万四万一索二索発発発  ポン白白白  ポン中中中  ツモ三索  ドラ六万

ツモったその手は踊っていた。8,000.16,000!前巡に一索を持ってきて少し考えたが見事な判断で三索をツモリあげている。知らない人はもはやいないと思うが、藤崎プロは忍びのようなアガリをするので忍者と言われている。忍びなら忍びらしいアガリをしてくださいよ…先輩。忍者なのに目立ちすぎじゃないですか?(笑)この後は徐々に持ち点を削られオーラスの自分の親を迎えた時には7,000点となっていた。ここはさすがにラスも仕方ないと思っていた。
なんとかテンパイ連荘を2度入れて迎えた2本場、ようやく手が入る。10巡目にこの形となり迷わずリーチ!

六万六万七万七万八万八万五索六索八索八索八索五筒五筒  ドラ七筒

そして13巡目に私の切ったドラの七筒を藤崎プロがポン。私のアガリ牌の四索を食い取ってオリを選択…1枚ならまだいい。結果四索を3枚も食い取ったのだ!結局この手もアガリには結び付かずに流局。しかしまだ手は入った。次局はついにこの手をアガる。

四万六万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒七筒七筒七筒  ツモ五万  ドラ六万

ツモってきた時に二筒を切ってフリテンリーチするかかなり迷った。ここで一気に6,000オールを狙いに行くかである。しかし3度の流局の後だけにここはアガリを選択した。次局も1人テンパイで流局し、気づけば持ち点は25,400まで持ち直していた。しかし連荘もここまでとなり、浮きにまわるところまではいかなかった。

10回戦成績 藤崎智+22.9P 瀬戸熊直樹+8.8P 前田直哉▲9.8P 勝又健志▲21.9P
10回戦終了時 藤崎智+83.2P 前田直哉+58.9P 瀬戸熊直樹▲51.9P 勝又健志▲90.2P

ついにかわされた。数字だけ見れば一気に離されそうな勢いである。だが、オーラスの親でかなり粘れたことで被害を最小に出来たことであまり悲観的になることはなかったし、寧ろこの後しっかりと戦えると感じることが出来た。

次回予告
「反撃!」

追伸
プロには通り名というものが付けられることがある。私は先輩の黒木プロから「大陸間弾道ミサイル打法」という通り名を授かった。誰よりも早く高打点を目指すということで快諾?させていただいたが、いろんな人から…あれってどうなんですか?と聞かれることが多い。
最近私も…どうなんだろう?と、思うことがある
黒木プロ!まだ変更は可能ですよ!!(笑)