第28期新人王戦決勝観戦記 岡本 和也

今までの新人王戦は、1DAYのタイトル戦であったが、今期より2日制に変更となった。

また、変更点はそれだけではない。
従来、決勝戦は2回戦であったが4回戦に増えた点、連盟チャンネルにて対局が配信される点の2点が大きな変更点である。

前日の予選が終わり、122名の中から4名の決勝進出者が決定した。
新人王戦決勝進出者の紹介と、決勝戦に対する意気込みをお伝えしたい(以下、敬称略)。

 

gpmax2012

予選1位通過:大野彩乃
東京本部所属28期生
『自分の麻雀を打ち切って、優勝してタイトルを獲得したいです。』

 

gpmax2012

予選2位通過:五反地清一郎
東京本部所属:28期生
『プロになった以上、タイトルを獲得したいと思います。良い麻雀を打てば必ず勝てるものではありませんが、良い内容にして良い結果を導き出せるように頑張ります。』

 

gpmax2012

予選3位通過:柴田吉和
東京本部所属:28期生
『今年の1月に行われた特別昇級リーグでC2に上がったが、直ぐにC3に降級してしまいました。それでも、今回の新人王戦決勝進出というチャンスをもらったので優勝できるように頑張りたいです。』

 

gpmax2012

予選4位通過:佐々木啓文
東北本部所属:29期生
『予選から大きな奇跡が重なってここまで来ることができました。決勝戦は胸を借りるつもりで戦いたいと思います。』

 

大野、五反地の2名は自分の対局が配信されるという点では経験があるが、柴田、佐々木は自分の麻雀が配信されるというのは初めての経験である。場馴れという点では大野、五反地が有利であるが、柴田、佐々木の表情を見ると、緊張に飲まれることもなく自分の麻雀が打てる状況だなと感じられた。

そして、対局開始である14:00を向かえ、第28期新人王を決める戦いが始まった。

【決勝1回戦】
起家から柴田、五反地、大野、佐々木で1回戦が開始された。

 

gpmax2012

 

東1局0本場、好配牌であった五反地が3巡目にタンピンドラ1が見える1シャンテンになるも、その後のツモが伸びない。立ち上がりは五反地に軍配有りかと思っていた矢先、親の柴田が234の三色が見える牌姿であったが、9巡目にカン二万を引き入れて先制リーチ。

一万三万七万八万九万二索三索四索四索四索二筒四筒六筒  ツモ二万  打六筒  ドラ三万

だが、リーチ後の1巡目に持ってきた牌は234に変わる四万。さらに次巡には、タンヤオに変わる六万
柴田としては、あまりいい感じがしない悪い牌の寄り方ではあるが、15巡目に4枚目の三筒をツモり、2,000オールの出だしとなった。

2局流局が続いての五反地の親番、ソウズの一通を狙うもペン三索またはペン七索をツモらなければならない苦しい1シャンテン。ペン三索は場に2枚打たれて五反地は苦しい状況ではあるが、12巡目に一番欲しいペン三索を引き入れてリーチ。
競技ルールのため『一発』はないが、リーチ直後にペン七索をツモり3,900オールの大きなアガリ。

二万三万四万一索二索三索四索五索六索八索九索発発  ツモ七索  ドラ九万

大野、佐々木の2人は配牌とツモが噛み合わず苦しい時間帯が続くが、南1局1本場、五反地からのリーチを掻い潜り、佐々木が1,000・2,000は1,100・2,100の決勝戦初アガリをみせる。

三万四万二索三索四索六索六索二筒三筒四筒  チー七筒 左向き五筒 上向き六筒 上向き  ツモ二万  ドラ六筒

南2局1本場、五反地の親番。トップ目の柴田は44,200点、五反地は34,900点の2着目。
五反地としては、柴田を抜いて初戦トップを狙いたい所であるが、そんな五反地を後押しするかのように、配牌、ツモが利いて、5巡目に高目11,600点のリーチを打つ。

四万四万五万五万六万八万八万六索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ドラ西

しかし、ここでの軍配は大野。8巡目に七対子をテンパイし、暗刻の七筒を勝負し、直後五反地から南を打ち取る。

二万二万五索五索七筒七筒八筒八筒九筒九筒東東南

これまで終始後手を踏んできた大野、打点は安いものの、親の五反地の攻撃をすり抜けてのカウンターによる初アガリは見事。自ら親番を持ってきて2,900をアガリ、反撃の狼煙を上げたい所ではあるが、柴田がリーチピンフツモドラ2の大きなアガリで初戦を飾った。

一万二万三万三索四索五索五索六索三筒三筒五筒六筒七筒  リーチ  ツモ四索  ドラ四索

柴田+30.0P  佐々木+5.5P  五反地▲11.2P  大野▲24.3P

 

【決勝2回戦】
2回戦目は、起家から大野、五反地、柴田、佐々木の並びとなった。
後手を踏む局面が多かった大野は、序盤から攻めて柴田、佐々木を追いかけたい所である。
ジュンチャン三色が見える配牌から1シャンテンまで寄せるも、1巡前にドラ単騎の七対子でテンパイした佐々木に放銃となってしまい、1回戦に続き苦しい展開が予想される。

大野
七万八万九万二索三索七索八索九索九索一筒一筒八筒九筒  ドラ二万

佐々木
二万三万三万四索四索四筒四筒八筒八筒西西中中

反対に柴田は、1回戦と同様に調子が良く、東3局の親番では現状2着目の佐々木から大きな12,000点のアガリ。

七万八万九万六索六索七索八索二筒三筒四筒七筒八筒九筒  リーチ  ロン九索  ドラ七筒

親の柴田は東3局1本場で2,900は3,200、続く2本場では12,000は12,600をアガリ、自身の持ち点を6万点近くまで近づける。そこに待ったをかけたのは、これまで辛抱してきた五反地。

四索四索八索九索七筒八筒九筒  ポン三索 上向き三索 上向き三索 上向き  ポン東東東  ツモ七索  ドラ一筒

好調の柴田からリーチを受けてはいたが、何とか柴田の親を流すことに成功する。
これまで苦しい展開が続いていた大野は、東4局で佐々木から8,000のアガリ、続く自身の親で今までの我慢を払しょくするかのような大きなアガリを見せる。

三万四万五万一索二索三索四索五索六索七索八索五筒五筒  リーチ  ツモ九索  ドラ二万

しかし、2回戦も柴田が一番調子が良く、ホンイツを2回アガリ、オーラスではドラ暗刻のタンヤオイーペーコーをアガリ、7万点を超える大トップで新人王の座をグッと手繰り寄せる半荘となった。

柴田  +49.4P / +79.4P
五反地  ▲8.7P / ▲19.9P
大野   +4.3P / ▲20.0P
佐々木 ▲45.0P / ▲39.5P

 

【決勝3回戦】
新人王戦も残り2回戦を残す所で、好調な柴田が2着目の五反地と約100Pを離すという断トツな展開となった。
苦しいのは柴田を追いかける3人で、何とか柴田を沈めつつ、自分は加点を繰り返すことで次に繋がる戦いができるが、逆を言えばそのように出来なければ3回戦が終わった時点で新人王の座は柴田の手中に収まる展開となってしまう。

3回戦の東1局、3者の思いが繋がったか、これまで30,000点を下回る事のなかった柴田をようやく捉えることができる。

五反地
四万五万六万二索三索四索六索六索五筒七筒  暗カン牌の背七索 上向き七索 上向き牌の背  リーチ  ドラ三索

五反地
二万三万四万一索二索三索八索二筒三筒四筒東東東  ロン八索  ドラ一索

トータルトップ目の柴田から2回アガった五反地は、さらに親番で加点し、柴田を沈めつつ、自身は加点するという開始前の構想通りの展開に持っていくことができた。

大野も負けまいと、ドラの中を2枚使っての2,000・3,900をアガリ、柴田の持ち点を減らすことに成功する。

四万六万二索三索四索二筒二筒三筒三筒四筒四筒中中  ツモ五万  ドラ中

佐々木も五反地、大野に続きたい所ではあるが、アガリまであと一歩届かない展開が続き、非常に苦しい展開で最終戦を向かえることとなった。

柴田  ▲30.0P / +49.4P
五反地 +34.4P / +14.5P
大野   +3.9P / ▲16.1P
佐々木 ▲12.3P / ▲51.8P

 

【決勝4回戦】
第29期新人王を決定する戦いも、残すところ1回戦となった。
これまでのポイント状況を考えると、やはり柴田が有利で原点である30,000点を超えていれば優勝はほぼ間違いない。五反地は、3回戦と同様に柴田を沈めつつ自身は加点していく必要がある。大野は更に条件が厳しく、柴田、五反地の2人を沈めての大トップ条件となる。

最終戦は、連盟の規定に則し、トータルトップの柴田が北家、2着の五反地が東家、3着の大野が南家、4着の佐々木が西家で始まった。

東1局、五反地がドラを雀頭にして7,700点を佐々木からアガる。

一万一万五万六万七万二索三索四索五索六索七索七筒九筒  ロン八筒  ドラ一万

これ以上加点されては敵わないと、トップ目柴田はピンフのみで五反地の親を流す。

簡単には終わらせないと、大野が2局連続アガリをみせる。

東3局2本場
六索六索六索南南西西  ポン七索 上向き七索 上向き七索 上向き  ポン四索 上向き四索 上向き四索 上向き  ツモ南

東4局0本場
一万二万三万五万六万七万七万八万九万四筒五筒六筒北  ツモ北  ドラ北

だが、大野、五反地も必死に粘るも、南3局に柴田は2,000・4,000をアガリ、残る最後の親番は流局間際に指が震えながらも自身の牌を伏せて、第29期新人王の座をその手に収めた。

4位: 佐々木啓文
『全体的に内容が悪かったが、2回戦が一番悪い内容だったと思います。今回、大舞台に立つことで自分の弱さを実感することができたが、これからはその弱さを埋めるための努力をしていく必要があると痛感しました。また、『相手との間合いが測れていない』と先輩によく言われるが、柴田さんに放銃となった2回戦東3局の打9が、打っていいものかどうか悩んだ結果、打ってしまったのは失敗でした。』

3位: 大野彩乃
『対局を終えて、とにかく疲れて、グッタリしてしまいました。4,000オールをアガれた時は気持ちが良かったですが、テンパイしていることを理由に無理していけないと実感しました。苦しい状況がずっと続いていましたが、楽しく打てました。また、手順ミスなどあったため、これからもっと麻雀を勉強していきます!!』

準優勝: 五反地清一郎
『麻雀は自己責任の競技だと思います。そのように思っていますが、局面の判断間違いなど、しびれを切らして放銃してしまった局があったのが自分の弱さ・未熟さだと実感しています。今回は準優勝で終わりましたが、特別昇級リーグが残っているため、応援して下さった皆さんに別の舞台で活躍することで恩返ししていきたいと思います。』

優勝: 柴田吉和
『ドラがトイツであったり、ツモアガリが多かったりと、全体的に調子が良かったと思います。また、先手を取れる場面が多かったのも、優勝の大きな要因でした。先日行われた十段戦で、6・7段戦まで勝ち進めたのも、今回の新人王戦で戦っていく上での自信に繋がったと思います。今回の新人王戦の優勝に留まらず、特別昇級リーグの出場権利も得られたので、そちらでも優勝目指して頑張っていきたいと思います。』

今期の新人王戦から、大会のシステムが大きく変更となったが、決勝戦に残った選手たちは緊張にも負けずに現在持てる自分の力を十分に発揮して戦ってくれた。また、予選も振り返ると、122名もの若手プロが激戦を繰り広げてくれた戦いであった。

若手の登竜門ともいえる新人王戦のタイトルは、柴田新人王の誕生で幕を閉じた。
第28期新人王の柴田吉和プロ、おめでとうございます!

 

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新人王 レポート/第28期新人王戦決勝観戦記 岡本 和也

今までの新人王戦は、1DAYのタイトル戦であったが、今期より2日制に変更となった。
また、変更点はそれだけではない。
従来、決勝戦は2回戦であったが4回戦に増えた点、連盟チャンネルにて対局が配信される点の2点が大きな変更点である。
前日の予選が終わり、122名の中から4名の決勝進出者が決定した。
新人王戦決勝進出者の紹介と、決勝戦に対する意気込みをお伝えしたい(以下、敬称略)。
 

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予選1位通過:大野彩乃
東京本部所属28期生
『自分の麻雀を打ち切って、優勝してタイトルを獲得したいです。』
 

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予選2位通過:五反地清一郎
東京本部所属:28期生
『プロになった以上、タイトルを獲得したいと思います。良い麻雀を打てば必ず勝てるものではありませんが、良い内容にして良い結果を導き出せるように頑張ります。』
 

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予選3位通過:柴田吉和
東京本部所属:28期生
『今年の1月に行われた特別昇級リーグでC2に上がったが、直ぐにC3に降級してしまいました。それでも、今回の新人王戦決勝進出というチャンスをもらったので優勝できるように頑張りたいです。』
 

gpmax2012

予選4位通過:佐々木啓文
東北本部所属:29期生
『予選から大きな奇跡が重なってここまで来ることができました。決勝戦は胸を借りるつもりで戦いたいと思います。』
 
大野、五反地の2名は自分の対局が配信されるという点では経験があるが、柴田、佐々木は自分の麻雀が配信されるというのは初めての経験である。場馴れという点では大野、五反地が有利であるが、柴田、佐々木の表情を見ると、緊張に飲まれることもなく自分の麻雀が打てる状況だなと感じられた。
そして、対局開始である14:00を向かえ、第28期新人王を決める戦いが始まった。
【決勝1回戦】
起家から柴田、五反地、大野、佐々木で1回戦が開始された。
 

gpmax2012

 
東1局0本場、好配牌であった五反地が3巡目にタンピンドラ1が見える1シャンテンになるも、その後のツモが伸びない。立ち上がりは五反地に軍配有りかと思っていた矢先、親の柴田が234の三色が見える牌姿であったが、9巡目にカン二万を引き入れて先制リーチ。
一万三万七万八万九万二索三索四索四索四索二筒四筒六筒  ツモ二万  打六筒  ドラ三万
だが、リーチ後の1巡目に持ってきた牌は234に変わる四万。さらに次巡には、タンヤオに変わる六万
柴田としては、あまりいい感じがしない悪い牌の寄り方ではあるが、15巡目に4枚目の三筒をツモり、2,000オールの出だしとなった。
2局流局が続いての五反地の親番、ソウズの一通を狙うもペン三索またはペン七索をツモらなければならない苦しい1シャンテン。ペン三索は場に2枚打たれて五反地は苦しい状況ではあるが、12巡目に一番欲しいペン三索を引き入れてリーチ。
競技ルールのため『一発』はないが、リーチ直後にペン七索をツモり3,900オールの大きなアガリ。
二万三万四万一索二索三索四索五索六索八索九索発発  ツモ七索  ドラ九万
大野、佐々木の2人は配牌とツモが噛み合わず苦しい時間帯が続くが、南1局1本場、五反地からのリーチを掻い潜り、佐々木が1,000・2,000は1,100・2,100の決勝戦初アガリをみせる。
三万四万二索三索四索六索六索二筒三筒四筒  チー七筒 左向き五筒 上向き六筒 上向き  ツモ二万  ドラ六筒
南2局1本場、五反地の親番。トップ目の柴田は44,200点、五反地は34,900点の2着目。
五反地としては、柴田を抜いて初戦トップを狙いたい所であるが、そんな五反地を後押しするかのように、配牌、ツモが利いて、5巡目に高目11,600点のリーチを打つ。
四万四万五万五万六万八万八万六索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ドラ西
しかし、ここでの軍配は大野。8巡目に七対子をテンパイし、暗刻の七筒を勝負し、直後五反地から南を打ち取る。
二万二万五索五索七筒七筒八筒八筒九筒九筒東東南
これまで終始後手を踏んできた大野、打点は安いものの、親の五反地の攻撃をすり抜けてのカウンターによる初アガリは見事。自ら親番を持ってきて2,900をアガリ、反撃の狼煙を上げたい所ではあるが、柴田がリーチピンフツモドラ2の大きなアガリで初戦を飾った。
一万二万三万三索四索五索五索六索三筒三筒五筒六筒七筒  リーチ  ツモ四索  ドラ四索
柴田+30.0P  佐々木+5.5P  五反地▲11.2P  大野▲24.3P
 
【決勝2回戦】
2回戦目は、起家から大野、五反地、柴田、佐々木の並びとなった。
後手を踏む局面が多かった大野は、序盤から攻めて柴田、佐々木を追いかけたい所である。
ジュンチャン三色が見える配牌から1シャンテンまで寄せるも、1巡前にドラ単騎の七対子でテンパイした佐々木に放銃となってしまい、1回戦に続き苦しい展開が予想される。
大野
七万八万九万二索三索七索八索九索九索一筒一筒八筒九筒  ドラ二万
佐々木
二万三万三万四索四索四筒四筒八筒八筒西西中中
反対に柴田は、1回戦と同様に調子が良く、東3局の親番では現状2着目の佐々木から大きな12,000点のアガリ。
七万八万九万六索六索七索八索二筒三筒四筒七筒八筒九筒  リーチ  ロン九索  ドラ七筒
親の柴田は東3局1本場で2,900は3,200、続く2本場では12,000は12,600をアガリ、自身の持ち点を6万点近くまで近づける。そこに待ったをかけたのは、これまで辛抱してきた五反地。
四索四索八索九索七筒八筒九筒  ポン三索 上向き三索 上向き三索 上向き  ポン東東東  ツモ七索  ドラ一筒
好調の柴田からリーチを受けてはいたが、何とか柴田の親を流すことに成功する。
これまで苦しい展開が続いていた大野は、東4局で佐々木から8,000のアガリ、続く自身の親で今までの我慢を払しょくするかのような大きなアガリを見せる。
三万四万五万一索二索三索四索五索六索七索八索五筒五筒  リーチ  ツモ九索  ドラ二万
しかし、2回戦も柴田が一番調子が良く、ホンイツを2回アガリ、オーラスではドラ暗刻のタンヤオイーペーコーをアガリ、7万点を超える大トップで新人王の座をグッと手繰り寄せる半荘となった。
柴田  +49.4P / +79.4P
五反地  ▲8.7P / ▲19.9P
大野   +4.3P / ▲20.0P
佐々木 ▲45.0P / ▲39.5P
 
【決勝3回戦】
新人王戦も残り2回戦を残す所で、好調な柴田が2着目の五反地と約100Pを離すという断トツな展開となった。
苦しいのは柴田を追いかける3人で、何とか柴田を沈めつつ、自分は加点を繰り返すことで次に繋がる戦いができるが、逆を言えばそのように出来なければ3回戦が終わった時点で新人王の座は柴田の手中に収まる展開となってしまう。
3回戦の東1局、3者の思いが繋がったか、これまで30,000点を下回る事のなかった柴田をようやく捉えることができる。
五反地
四万五万六万二索三索四索六索六索五筒七筒  暗カン牌の背七索 上向き七索 上向き牌の背  リーチ  ドラ三索
五反地
二万三万四万一索二索三索八索二筒三筒四筒東東東  ロン八索  ドラ一索
トータルトップ目の柴田から2回アガった五反地は、さらに親番で加点し、柴田を沈めつつ、自身は加点するという開始前の構想通りの展開に持っていくことができた。
大野も負けまいと、ドラの中を2枚使っての2,000・3,900をアガリ、柴田の持ち点を減らすことに成功する。
四万六万二索三索四索二筒二筒三筒三筒四筒四筒中中  ツモ五万  ドラ中
佐々木も五反地、大野に続きたい所ではあるが、アガリまであと一歩届かない展開が続き、非常に苦しい展開で最終戦を向かえることとなった。
柴田  ▲30.0P / +49.4P
五反地 +34.4P / +14.5P
大野   +3.9P / ▲16.1P
佐々木 ▲12.3P / ▲51.8P
 
【決勝4回戦】
第29期新人王を決定する戦いも、残すところ1回戦となった。
これまでのポイント状況を考えると、やはり柴田が有利で原点である30,000点を超えていれば優勝はほぼ間違いない。五反地は、3回戦と同様に柴田を沈めつつ自身は加点していく必要がある。大野は更に条件が厳しく、柴田、五反地の2人を沈めての大トップ条件となる。
最終戦は、連盟の規定に則し、トータルトップの柴田が北家、2着の五反地が東家、3着の大野が南家、4着の佐々木が西家で始まった。
東1局、五反地がドラを雀頭にして7,700点を佐々木からアガる。
一万一万五万六万七万二索三索四索五索六索七索七筒九筒  ロン八筒  ドラ一万
これ以上加点されては敵わないと、トップ目柴田はピンフのみで五反地の親を流す。
簡単には終わらせないと、大野が2局連続アガリをみせる。
東3局2本場
六索六索六索南南西西  ポン七索 上向き七索 上向き七索 上向き  ポン四索 上向き四索 上向き四索 上向き  ツモ南
東4局0本場
一万二万三万五万六万七万七万八万九万四筒五筒六筒北  ツモ北  ドラ北
だが、大野、五反地も必死に粘るも、南3局に柴田は2,000・4,000をアガリ、残る最後の親番は流局間際に指が震えながらも自身の牌を伏せて、第29期新人王の座をその手に収めた。
4位: 佐々木啓文
『全体的に内容が悪かったが、2回戦が一番悪い内容だったと思います。今回、大舞台に立つことで自分の弱さを実感することができたが、これからはその弱さを埋めるための努力をしていく必要があると痛感しました。また、『相手との間合いが測れていない』と先輩によく言われるが、柴田さんに放銃となった2回戦東3局の打9が、打っていいものかどうか悩んだ結果、打ってしまったのは失敗でした。』
3位: 大野彩乃
『対局を終えて、とにかく疲れて、グッタリしてしまいました。4,000オールをアガれた時は気持ちが良かったですが、テンパイしていることを理由に無理していけないと実感しました。苦しい状況がずっと続いていましたが、楽しく打てました。また、手順ミスなどあったため、これからもっと麻雀を勉強していきます!!』
準優勝: 五反地清一郎
『麻雀は自己責任の競技だと思います。そのように思っていますが、局面の判断間違いなど、しびれを切らして放銃してしまった局があったのが自分の弱さ・未熟さだと実感しています。今回は準優勝で終わりましたが、特別昇級リーグが残っているため、応援して下さった皆さんに別の舞台で活躍することで恩返ししていきたいと思います。』
優勝: 柴田吉和
『ドラがトイツであったり、ツモアガリが多かったりと、全体的に調子が良かったと思います。また、先手を取れる場面が多かったのも、優勝の大きな要因でした。先日行われた十段戦で、6・7段戦まで勝ち進めたのも、今回の新人王戦で戦っていく上での自信に繋がったと思います。今回の新人王戦の優勝に留まらず、特別昇級リーグの出場権利も得られたので、そちらでも優勝目指して頑張っていきたいと思います。』
今期の新人王戦から、大会のシステムが大きく変更となったが、決勝戦に残った選手たちは緊張にも負けずに現在持てる自分の力を十分に発揮して戦ってくれた。また、予選も振り返ると、122名もの若手プロが激戦を繰り広げてくれた戦いであった。
若手の登竜門ともいえる新人王戦のタイトルは、柴田新人王の誕生で幕を閉じた。
第28期新人王の柴田吉和プロ、おめでとうございます!
 

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第111回:灘 麻太郎

「警戒心が強くて、いざという時やけっぱち。これが麻雀に一番向いている性格なんだよ」
灘麻太郎名誉会長は言う。

【警戒心】麻雀の相手は3人。自分の思いだけではどうしようもない時もある。
常に3者に注意をはらい、点棒状況や場況による相手の心理を読む必要がある。

【やけっぱち】「投げやり」ではなく「大胆」という意味。
勝負処で大胆不敵に攻められる度胸を併せ持つ者が勝者となる。
一度も戦わずに勝つ事は出来ないのが麻雀なのだ。

「麻雀は心理を読み合う競技。見える部分だけでなく、見えない部分について深く考えなければならない。
ただオリるのではなく、今切りたいこの牌がアタリなのか読むことが大切なんだよ」

—————-

灘の天空麻雀15の優勝インタビューの依頼を受け、事前にスタジオで対局を観させて頂いた。
半荘2回の短期決戦。1半荘目の南局で灘はラス目。トップ目の荒正義プロとの点差は44,600点。
ここまでの展開は非常に厳しい。配牌に恵まれず、ツモも利かず手牌が動かない。
鳴きたい牌も持ち持ちで場に放たれず鳴けないような状態。

そんな中でも灘には一本の道が見えていた。それは最短で優勝に繋がっていたのだ。
カミソリ灘は健在だった。仕掛けもアガりも鋭かった。何より1回のチャンスをものにする爆発力が凄かった。

①灘の麻雀に対する思考
②灘流仕掛け論
③短期決戦に強い秘訣

この3点を読者の皆さんに簡潔にお伝えしたいと思う。

 

gpmax2012

 

①灘麻太郎の思考

吾妻「グランプリMAX、麻雀トライアスロン、そして今回の天空麻雀15と、立て続けに決勝進出が続きました。好調は意識されていましたか?」

灘 「特にそういうのはないね。普段通りだよ。」

吾妻「天空麻雀15の序盤の展開は厳しかったですよね。観ていてここからどう優勝するのだろうと思いました。あの時はどのような事を考えていたのでしょうか?」

灘 「親番もあるから、特に気にしていなかったよ。【親は連荘、子はぺちゃん】という格言がある。親番があれば10万点叩く事だって出来るという自信を持って打つ事が大切なんだよ。」

【親は連荘、子はぺちゃん】
親が大連荘すれば、子方は為す術もないという意味だ。

吾妻「その自信がメンタルを支え、焦らず集中力を保つのに必要なのですね。1回戦南3局の親番でやっとリーチが打てましたが、1シャンテンが長くて観ている私がジリジリしました。入り目も六筒でしたから、ピンフもイーペーコーも消えてしまいましたし。」

南3局 親

三万四万四万五万六万七万八万九万七筒七筒八筒八筒九筒??ツモ六筒??ドラ八万

灘 「あれは連荘第一のリーチだから。ここまでアガリがないから、まずはアガるきっかけが必要なんだよ。」

荒から3,900を直撃して親連荘に成功した灘。次局は早い巡目での先制リーチ。
カン五筒、カン三索と急所を引き入れ、三筒を暗刻にしてあっという間のテンパイだった。
これを受けた荒は、前局の放銃が3,900で済んだ事を受けてもう一度真っ向勝負。

ベタオリして灘に主導権を渡してはいけない。好きなだけアガらせてからの再逆転は難しい。
リードしている今こそ戦うべきだ。止めるなら今だ!きっとそう思ったのだろう。
早くも勝負処である。

結果は一瞬だった。

南3局1本場
六万七万二索三索四索九索九索三筒三筒三筒四筒五筒六筒??ロン八万??ドラ三筒

たった1局で態勢は入れ替わってしまった。
親満放銃の荒は、ドラ暗刻の手を見て何を思っただろう。

 

gpmax2012

 

②灘流仕掛け論

そこからは灘の独壇場だった。
東をポンしてマンズのホンイツ5,800。

一万二万二万三万三万四万五万六万八万八万??ポン東東東??ロン四万

オタ風の西からポンでソウズのホンイツ親満ツモ。

二索三索四索四索五索五索赤五索南南南??ポン西西西??ツモ四索

仕掛けにより次々有効牌が集まり、誰も追い付けない。
一気に6本場まで積み上げ、53,300点にもなった。

吾妻「ドラ3をアガった後は、仕掛けもアガリも灘さんらしさ全開でしたね。」

灘 「鳴きでどんどん手が良くなる。これが本来のスタイルなんだよ。」

吾妻「仕掛けはメリットも多いですが、リーチを放棄したり手牌が少なくなってオリにくいといったデメリットもあると思います。そのリスクに対してはどのようにお考えですか?」

灘 「不利だと思った事はない。仕掛けて思い通りにならないで失敗に終わる事もある。でも迷いはないよ。たらればを考えず、後悔しない事が大切。これ鳴こうかな?やめようかな?と思う人は仕掛けはしない方がいいね。それからアガリ切るつもりで鳴く事。仕掛けとツモによってどんどん手が動くのが麻雀なんだよ。」

吾妻「どんどん手を動かして、アガれる場を自ら作りあげるのが灘流なんですね。」

灘 「そう。そしてツモれる状況が作れたらリーチも打つ。灘麻太郎=仕掛けというイメージが浸透しているようだけど、実はリーチも一番多いんだよ。」

その統計から、灘がいかにアガリ回数が多い事が見て取れる。

 

gpmax2012

 

③短期決戦に勝つ秘訣

吾妻「決められた回数の中で、必要なポイントに持って行くコツを教えてくださいますか?」

灘 「まず、打牌を間違えない事。この積み重ねで勝利を手にするのがプロ。そして、時には打点をポイントに合わせたリーチや、フリテンリーチが必要な時もある。」

ポイント合わせの局とは、強い打ち手の必須条件【やけっぱち】の部分。勝つために大胆に戦う局である。

吾妻「今回の天空麻雀ですと、準決勝での七対子赤赤五万単騎のリーチですね。」

 

gpmax2012

 

灘 「これは、欲しい打点に合わせたリーチ。良い待ちではないけど、もしツモれたら決まりというリーチだよ。」

吾妻「あのツモで決勝進出への道が開き、今回の優勝に繋がったのですね。素敵でした!麻雀トライアスロンでは先行での圧勝、今回は大逆転での優勝を決められましたが、タイトル戦を勝ち抜く秘訣を教えてください」

灘 「これは俺のタイトルだ!って気持ちと、心理を読む集中力が大切だね。」

親番大連荘1回でほぼ勝負を決めてしまった。劣勢でも微塵も辛そうな表情を見せず、姿勢を全く乱さず。
その闘牌姿は灘の精神力の強さと、体力、集中力の持続を物語っていた。
「1回戦南3局、ここからどう優勝するのだろう?」の答えはここにある。

吾妻「ありがとうございます。では、麻雀をこれから始めたい皆さんに一言お願いします」

灘 「やはり、沢山麻雀を打つ事が上達の近道だと思います。」

麻雀を沢山打っていると、ふと湧いた疑問が成長に繋がったり、ある日突然ワンランクアップした自分を自覚する瞬間がある。皆さんにも是非その瞬間を体感してほしい。

吾妻「灘さんのような打ち手を目指したい皆さんのために、アドバイスをお願い出来ますか?」

灘 「麻雀は理屈で考える競技ではありません。頭で考えて打つ人は勝てない事もあるでしょう。車の運転と同じです。リズムで打つ、身体で反応する競技なのです。」

見えている部分を材料に頭で考えるのではなく、見えない部分を集中力と身体で感じて打つ事が大切だという。

灘 「麻雀にも定石はあります。例えば【第一打の反対側が危ない】(第一打が九索の時、ソウズは下の方が危険度が高い)とか、【早出の5切りにまたぎなし、遅出の5切りにまたぎあり】と言ったものです。これらの定石をマスターしてから駆け引きを覚えたら、勝てるようになると思います。」

吾妻「長時間のインタビュー、ありがとうございました。」

灘 「お疲れ様。」

インタビューをするのは2度目だった。その頃と今回、随所で同じ発言が見られた。
私などはまだまだ未完成。日々精進し、進化しなければならないが、はるか以前から完成された麻雀界の第一人者で有り続ける灘麻太郎。

一度目の頃は灘の対局を観られる機会は少なかったが、今は連盟チャンネルなどで沢山観戦出来る。
これからもその闘牌姿でメッセージを発信し、多くの麻雀ファンを魅了してほしいと思う。

インタビュアー:吾妻 さおり

プロ雀士インタビュー/第111回:灘 麻太郎

「警戒心が強くて、いざという時やけっぱち。これが麻雀に一番向いている性格なんだよ」
灘麻太郎名誉会長は言う。
【警戒心】麻雀の相手は3人。自分の思いだけではどうしようもない時もある。
常に3者に注意をはらい、点棒状況や場況による相手の心理を読む必要がある。
【やけっぱち】「投げやり」ではなく「大胆」という意味。
勝負処で大胆不敵に攻められる度胸を併せ持つ者が勝者となる。
一度も戦わずに勝つ事は出来ないのが麻雀なのだ。
「麻雀は心理を読み合う競技。見える部分だけでなく、見えない部分について深く考えなければならない。
ただオリるのではなく、今切りたいこの牌がアタリなのか読むことが大切なんだよ」
—————-
灘の天空麻雀15の優勝インタビューの依頼を受け、事前にスタジオで対局を観させて頂いた。
半荘2回の短期決戦。1半荘目の南局で灘はラス目。トップ目の荒正義プロとの点差は44,600点。
ここまでの展開は非常に厳しい。配牌に恵まれず、ツモも利かず手牌が動かない。
鳴きたい牌も持ち持ちで場に放たれず鳴けないような状態。
そんな中でも灘には一本の道が見えていた。それは最短で優勝に繋がっていたのだ。
カミソリ灘は健在だった。仕掛けもアガりも鋭かった。何より1回のチャンスをものにする爆発力が凄かった。
①灘の麻雀に対する思考
②灘流仕掛け論
③短期決戦に強い秘訣
この3点を読者の皆さんに簡潔にお伝えしたいと思う。
 

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①灘麻太郎の思考
吾妻「グランプリMAX、麻雀トライアスロン、そして今回の天空麻雀15と、立て続けに決勝進出が続きました。好調は意識されていましたか?」
灘 「特にそういうのはないね。普段通りだよ。」
吾妻「天空麻雀15の序盤の展開は厳しかったですよね。観ていてここからどう優勝するのだろうと思いました。あの時はどのような事を考えていたのでしょうか?」
灘 「親番もあるから、特に気にしていなかったよ。【親は連荘、子はぺちゃん】という格言がある。親番があれば10万点叩く事だって出来るという自信を持って打つ事が大切なんだよ。」
【親は連荘、子はぺちゃん】
親が大連荘すれば、子方は為す術もないという意味だ。
吾妻「その自信がメンタルを支え、焦らず集中力を保つのに必要なのですね。1回戦南3局の親番でやっとリーチが打てましたが、1シャンテンが長くて観ている私がジリジリしました。入り目も六筒でしたから、ピンフもイーペーコーも消えてしまいましたし。」
南3局 親
三万四万四万五万六万七万八万九万七筒七筒八筒八筒九筒??ツモ六筒??ドラ八万
灘 「あれは連荘第一のリーチだから。ここまでアガリがないから、まずはアガるきっかけが必要なんだよ。」
荒から3,900を直撃して親連荘に成功した灘。次局は早い巡目での先制リーチ。
カン五筒、カン三索と急所を引き入れ、三筒を暗刻にしてあっという間のテンパイだった。
これを受けた荒は、前局の放銃が3,900で済んだ事を受けてもう一度真っ向勝負。
ベタオリして灘に主導権を渡してはいけない。好きなだけアガらせてからの再逆転は難しい。
リードしている今こそ戦うべきだ。止めるなら今だ!きっとそう思ったのだろう。
早くも勝負処である。
結果は一瞬だった。
南3局1本場
六万七万二索三索四索九索九索三筒三筒三筒四筒五筒六筒??ロン八万??ドラ三筒
たった1局で態勢は入れ替わってしまった。
親満放銃の荒は、ドラ暗刻の手を見て何を思っただろう。
 

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②灘流仕掛け論
そこからは灘の独壇場だった。
東をポンしてマンズのホンイツ5,800。
一万二万二万三万三万四万五万六万八万八万??ポン東東東??ロン四万
オタ風の西からポンでソウズのホンイツ親満ツモ。
二索三索四索四索五索五索赤五索南南南??ポン西西西??ツモ四索
仕掛けにより次々有効牌が集まり、誰も追い付けない。
一気に6本場まで積み上げ、53,300点にもなった。
吾妻「ドラ3をアガった後は、仕掛けもアガリも灘さんらしさ全開でしたね。」
灘 「鳴きでどんどん手が良くなる。これが本来のスタイルなんだよ。」
吾妻「仕掛けはメリットも多いですが、リーチを放棄したり手牌が少なくなってオリにくいといったデメリットもあると思います。そのリスクに対してはどのようにお考えですか?」
灘 「不利だと思った事はない。仕掛けて思い通りにならないで失敗に終わる事もある。でも迷いはないよ。たらればを考えず、後悔しない事が大切。これ鳴こうかな?やめようかな?と思う人は仕掛けはしない方がいいね。それからアガリ切るつもりで鳴く事。仕掛けとツモによってどんどん手が動くのが麻雀なんだよ。」
吾妻「どんどん手を動かして、アガれる場を自ら作りあげるのが灘流なんですね。」
灘 「そう。そしてツモれる状況が作れたらリーチも打つ。灘麻太郎=仕掛けというイメージが浸透しているようだけど、実はリーチも一番多いんだよ。」
その統計から、灘がいかにアガリ回数が多い事が見て取れる。
 

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③短期決戦に勝つ秘訣
吾妻「決められた回数の中で、必要なポイントに持って行くコツを教えてくださいますか?」
灘 「まず、打牌を間違えない事。この積み重ねで勝利を手にするのがプロ。そして、時には打点をポイントに合わせたリーチや、フリテンリーチが必要な時もある。」
ポイント合わせの局とは、強い打ち手の必須条件【やけっぱち】の部分。勝つために大胆に戦う局である。
吾妻「今回の天空麻雀ですと、準決勝での七対子赤赤五万単騎のリーチですね。」
 

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灘 「これは、欲しい打点に合わせたリーチ。良い待ちではないけど、もしツモれたら決まりというリーチだよ。」
吾妻「あのツモで決勝進出への道が開き、今回の優勝に繋がったのですね。素敵でした!麻雀トライアスロンでは先行での圧勝、今回は大逆転での優勝を決められましたが、タイトル戦を勝ち抜く秘訣を教えてください」
灘 「これは俺のタイトルだ!って気持ちと、心理を読む集中力が大切だね。」
親番大連荘1回でほぼ勝負を決めてしまった。劣勢でも微塵も辛そうな表情を見せず、姿勢を全く乱さず。
その闘牌姿は灘の精神力の強さと、体力、集中力の持続を物語っていた。
「1回戦南3局、ここからどう優勝するのだろう?」の答えはここにある。
吾妻「ありがとうございます。では、麻雀をこれから始めたい皆さんに一言お願いします」
灘 「やはり、沢山麻雀を打つ事が上達の近道だと思います。」
麻雀を沢山打っていると、ふと湧いた疑問が成長に繋がったり、ある日突然ワンランクアップした自分を自覚する瞬間がある。皆さんにも是非その瞬間を体感してほしい。
吾妻「灘さんのような打ち手を目指したい皆さんのために、アドバイスをお願い出来ますか?」
灘 「麻雀は理屈で考える競技ではありません。頭で考えて打つ人は勝てない事もあるでしょう。車の運転と同じです。リズムで打つ、身体で反応する競技なのです。」
見えている部分を材料に頭で考えるのではなく、見えない部分を集中力と身体で感じて打つ事が大切だという。
灘 「麻雀にも定石はあります。例えば【第一打の反対側が危ない】(第一打が九索の時、ソウズは下の方が危険度が高い)とか、【早出の5切りにまたぎなし、遅出の5切りにまたぎあり】と言ったものです。これらの定石をマスターしてから駆け引きを覚えたら、勝てるようになると思います。」
吾妻「長時間のインタビュー、ありがとうございました。」
灘 「お疲れ様。」
インタビューをするのは2度目だった。その頃と今回、随所で同じ発言が見られた。
私などはまだまだ未完成。日々精進し、進化しなければならないが、はるか以前から完成された麻雀界の第一人者で有り続ける灘麻太郎。
一度目の頃は灘の対局を観られる機会は少なかったが、今は連盟チャンネルなどで沢山観戦出来る。
これからもその闘牌姿でメッセージを発信し、多くの麻雀ファンを魅了してほしいと思う。
インタビュアー:吾妻 さおり

第33期関西リーグ(プロアマリーグ) 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 清水 健 一般 52.3 41.7 35.5 47.5 ▲ 35.4 141.6
2 柴田 秀昭 一般 13.4 37.1 9.0 39.5 42.1 141.1
3 山下 加代子 一般 35.0 13.3 0.0 ▲ 14.1 103.9 138.1
4 村上 公成 一般 47.1 56.0 ▲ 47.0 5.8 55.6 117.5
5 山本 聡 一般 29.0 ▲ 22.9 26.3 66.1 17.3 115.8
6 小田 雅之 一般 ▲ 31.0 44.4 23.9 21.6 47.5 106.4
7 前川 憲一 プロ 95.6 22.1 ▲ 30.9 ▲ 4.1 20.0 102.7
8 伊藤 康宏 一般 36.8 40.3 7.7 0.0 0.0 84.8
9 駒井 康夫 一般 32.4 75.3 0.0 ▲ 11.2 ▲ 26.4 70.1
10 大川 照子 一般 7.6 10.5 6.1 9.0 30.2 63.4
11 近野 弥生 一般 ▲ 37.6 36.6 34.2 25.9 0.0 59.1
12 山口 義人 一般 ▲ 52.6 104.7 ▲ 7.5 41.5 ▲ 32.7 53.4
13 掛樋 忠雄 プロ 31.3 46.3 ▲ 21.8 5.5 ▲ 13.0 48.3
14 稲岡 ミカ プロ 21.8 37.7 5.0 ▲ 19.5 0.0 45.0
15 脇本 健弘 一般 33.4 ▲ 49.5 27.3 18.4 15.0 44.6
16 吉田 雄二 プロ ▲ 27.5 28.7 21.5 20.8 0.0 43.5
17 原田 保正 プロ 13.1 7.3 10.4 18.0 ▲ 8.9 39.9
18 山中 翼 プロ 37.0 0.0 0.0 0.0 0.0 37.0
19 土田 小緒里 プロ 36.2 0.0 0.0 0.0 0.0 36.2
20 高谷 圭一 プロ 22.5 76.3 ▲ 62.2 ▲ 1.1 ▲ 1.7 33.8
21 段谷 昭夫 一般 0.0 ▲ 21.7 12.9 42.3 0.0 33.5
22 中田 一幸 プロ 33.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.0
23 大川 定子 一般 1.9 0.0 ▲ 11.5 18.8 23.7 32.9
24 坂本 誠裕 プロ ▲ 22.2 ▲ 20.0 0.0 72.9 0.0 30.7
25 山本 善嗣 プロ 29.6 0.0 0.0 0.0 0.0 29.6
26 辰巳 晴基 プロ 14.7 1.3 26.4 ▲ 27.0 13.7 29.1
27 勝間 伸生 プロ 24.0 9.2 ▲ 7.8 3.2 0.0 28.6
28 関谷 裕次 一般 6.4 3.5 0.0 17.9 0.0 27.8
29 重枝 登志雄 プロ 34.1 10.4 ▲ 22.8 51.0 ▲ 45.4 27.3
30 舟橋 孝則 一般 ▲ 8.2 9.8 24.0 0.0 0.0 25.6
31 石沢 勇人 一般 ▲ 34.8 24.5 9.5 25.0 0.0 24.2
32 堀 昭義 プロ ▲ 21.1 ▲ 6.1 ▲ 12.2 62.6 ▲ 1.4 21.8
33 山岡 瑞希 一般 13.7 45.0 ▲ 40.1 0.0 0.0 18.6
34 倉本 信平 一般 ▲ 39.4 0.0 20.1 34.9 0.0 15.6
35 吉田 圭吾 プロ 15.0 0.0 0.0 0.0 0.0 15.0
36 佐藤 智一 一般 0.0 47.3 ▲ 31.9 30.4 ▲ 32.0 13.8
37 倉本 恭子 一般 ▲ 44.4 24.2 0.0 0.0 30.6 10.4
38 近野 理智男 プロ ▲ 17.8 ▲ 2.8 46.1 ▲ 15.9 0.0 9.6
39 後藤 俊孝 プロ ▲ 26.1 27.5 35.0 ▲ 13.8 ▲ 13.6 9.0
40 山地 義昌 一般 0.0 ▲ 57.1 0.0 25.8 37.8 6.5
41 南田 明宏 一般 24.2 ▲ 49.8 14.4 12.4 5.1 6.3
42 高原 ユウスケ 一般 ▲ 58.8 39.7 23.0 0.0 0.0 3.9
43 米津 紘平 一般 0.7 24.4 19.4 ▲ 46.3 0.0 ▲ 1.8
44 荒 正義 プロ ▲ 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 2.5
45 冨田 淳一 プロ 41.2 ▲ 71.2 3.7 ▲ 9.9 33.2 ▲ 3.0
46 稲森 英子 プロ ▲ 18.6 14.0 13.9 ▲ 14.2 1.7 ▲ 3.2
47 中間 俊樹 一般 ▲ 4.5 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 4.5
48 花嶋 浩司 一般 0.0 6.3 ▲ 11.7 0.0 ▲ 5.6 ▲ 11.0
49 福田 貴史 一般 ▲ 16.1 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 16.1
50 原田 安博 一般 ▲ 45.5 9.0 0.0 ▲ 12.3 26.1 ▲ 22.7
51 佐藤 昌子 一般 4.4 16.5 9.3 12.3 ▲ 66.8 ▲ 24.3
52 山口 裕起 一般 ▲ 25.9 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 25.9
53 横山 毅 プロ ▲ 5.6 46.0 16.5 ▲ 32.3 ▲ 53.3 ▲ 28.7
54 山口 昇子 一般 ▲ 33.5 ▲ 55.4 ▲ 8.3 ▲ 3.0 69.5 ▲ 30.7
55 五月女 義彦 一般 ▲ 3.0 49.9 ▲ 35.6 2.7 ▲ 47.4 ▲ 33.4
56 小西 隆之 一般 17.5 ▲ 36.9 1.3 ▲ 15.4 0.0 ▲ 33.5
57 木下 恭子 プロ ▲ 8.2 20.9 ▲ 7.0 ▲ 40.7 0.0 ▲ 35.0
58 筒井 宏晶 プロ 0.0 ▲ 30.0 ▲ 8.4 2.7 0.0 ▲ 35.7
59 川上 直也 プロ ▲ 4.7 ▲ 37.7 ▲ 26.9 0.0 32.9 ▲ 36.4
60 高橋 正人 プロ ▲ 1.3 ▲ 13.7 ▲ 41.4 18.1 0.0 ▲ 38.3
61 東家 俊一 一般 0.0 ▲ 33.3 6.0 ▲ 20.8 0.0 ▲ 48.1
62 藤井 一弘 一般 ▲ 47.6 ▲ 9.4 0.0 0.0 0.0 ▲ 57.0
63 鎌田 周平 プロ ▲ 53.9 0.0 0.0 ▲ 3.3 0.0 ▲ 57.2
64 押谷 勇輝 一般 ▲ 34.0 ▲ 53.0 84.0 ▲ 54.7 0.0 ▲ 57.7
65 尼木 美津子 一般 56.5 ▲ 84.0 ▲ 38.2 0.0 7.6 ▲ 58.1
66 金田 裕文 一般 0.0 ▲ 61.4 0.0 0.0 0.0 ▲ 61.4
67 辻本 翔哉 プロ 30.5 5.0 29.2 ▲ 130.3 0.0 ▲ 65.6
68 岸辺 恵里 一般 ▲ 11.3 27.8 71.5 ▲ 105.2 ▲ 51.4 ▲ 68.6
69 見野 マリ子 一般 ▲ 4.8 ▲ 43.8 ▲ 37.4 55.5 ▲ 46.7 ▲ 77.2
70 斎藤 裕治 一般 ▲ 85.1 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 85.1
71 池田 源右衛門 一般 ▲ 54.3 45.3 ▲ 37.5 ▲ 41.6 0.0 ▲ 88.1
72 貫上 洋志 プロ 136.0 ▲ 61.1 ▲ 36.2 ▲ 54.0 ▲ 73.9 ▲ 89.2
73 平川 輝明 一般 ▲ 62.9 ▲ 37.9 0.0 7.2 0.0 ▲ 93.6
74 延原 明美 プロ ▲ 40.8 ▲ 0.8 11.0 ▲ 75.8 9.0 ▲ 97.4
75 松永 侑己 プロ ▲ 23.4 ▲ 38.7 ▲ 2.7 ▲ 36.6 0.0 ▲ 101.4
76 長野 恵美 プロ ▲ 33.5 ▲ 79.6 ▲ 3.2 0.0 0.0 ▲ 116.3
77 名越 昭子 一般 ▲ 49.4 ▲ 81.7 0.0 0.0 0.0 ▲ 131.1
78 濱口 美枝子 一般 67.9 ▲ 53.6 ▲ 53.9 ▲ 33.8 ▲ 65.7 ▲ 139.1
79 吉本 卓矢 プロ ▲ 26.2 ▲ 54.0 ▲ 55.3 7.0 ▲ 21.2 ▲ 149.7
80 岡田 俊介 一般 ▲ 7.7 ▲ 86.7 ▲ 30.7 ▲ 54.4 ▲ 7.0 ▲ 186.5

関西プロリーグ 成績表/第33期関西リーグ(プロアマリーグ) 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 清水 健 一般 52.3 41.7 35.5 47.5 ▲ 35.4 141.6
2 柴田 秀昭 一般 13.4 37.1 9.0 39.5 42.1 141.1
3 山下 加代子 一般 35.0 13.3 0.0 ▲ 14.1 103.9 138.1
4 村上 公成 一般 47.1 56.0 ▲ 47.0 5.8 55.6 117.5
5 山本 聡 一般 29.0 ▲ 22.9 26.3 66.1 17.3 115.8
6 小田 雅之 一般 ▲ 31.0 44.4 23.9 21.6 47.5 106.4
7 前川 憲一 プロ 95.6 22.1 ▲ 30.9 ▲ 4.1 20.0 102.7
8 伊藤 康宏 一般 36.8 40.3 7.7 0.0 0.0 84.8
9 駒井 康夫 一般 32.4 75.3 0.0 ▲ 11.2 ▲ 26.4 70.1
10 大川 照子 一般 7.6 10.5 6.1 9.0 30.2 63.4
11 近野 弥生 一般 ▲ 37.6 36.6 34.2 25.9 0.0 59.1
12 山口 義人 一般 ▲ 52.6 104.7 ▲ 7.5 41.5 ▲ 32.7 53.4
13 掛樋 忠雄 プロ 31.3 46.3 ▲ 21.8 5.5 ▲ 13.0 48.3
14 稲岡 ミカ プロ 21.8 37.7 5.0 ▲ 19.5 0.0 45.0
15 脇本 健弘 一般 33.4 ▲ 49.5 27.3 18.4 15.0 44.6
16 吉田 雄二 プロ ▲ 27.5 28.7 21.5 20.8 0.0 43.5
17 原田 保正 プロ 13.1 7.3 10.4 18.0 ▲ 8.9 39.9
18 山中 翼 プロ 37.0 0.0 0.0 0.0 0.0 37.0
19 土田 小緒里 プロ 36.2 0.0 0.0 0.0 0.0 36.2
20 高谷 圭一 プロ 22.5 76.3 ▲ 62.2 ▲ 1.1 ▲ 1.7 33.8
21 段谷 昭夫 一般 0.0 ▲ 21.7 12.9 42.3 0.0 33.5
22 中田 一幸 プロ 33.0 0.0 0.0 0.0 0.0 33.0
23 大川 定子 一般 1.9 0.0 ▲ 11.5 18.8 23.7 32.9
24 坂本 誠裕 プロ ▲ 22.2 ▲ 20.0 0.0 72.9 0.0 30.7
25 山本 善嗣 プロ 29.6 0.0 0.0 0.0 0.0 29.6
26 辰巳 晴基 プロ 14.7 1.3 26.4 ▲ 27.0 13.7 29.1
27 勝間 伸生 プロ 24.0 9.2 ▲ 7.8 3.2 0.0 28.6
28 関谷 裕次 一般 6.4 3.5 0.0 17.9 0.0 27.8
29 重枝 登志雄 プロ 34.1 10.4 ▲ 22.8 51.0 ▲ 45.4 27.3
30 舟橋 孝則 一般 ▲ 8.2 9.8 24.0 0.0 0.0 25.6
31 石沢 勇人 一般 ▲ 34.8 24.5 9.5 25.0 0.0 24.2
32 堀 昭義 プロ ▲ 21.1 ▲ 6.1 ▲ 12.2 62.6 ▲ 1.4 21.8
33 山岡 瑞希 一般 13.7 45.0 ▲ 40.1 0.0 0.0 18.6
34 倉本 信平 一般 ▲ 39.4 0.0 20.1 34.9 0.0 15.6
35 吉田 圭吾 プロ 15.0 0.0 0.0 0.0 0.0 15.0
36 佐藤 智一 一般 0.0 47.3 ▲ 31.9 30.4 ▲ 32.0 13.8
37 倉本 恭子 一般 ▲ 44.4 24.2 0.0 0.0 30.6 10.4
38 近野 理智男 プロ ▲ 17.8 ▲ 2.8 46.1 ▲ 15.9 0.0 9.6
39 後藤 俊孝 プロ ▲ 26.1 27.5 35.0 ▲ 13.8 ▲ 13.6 9.0
40 山地 義昌 一般 0.0 ▲ 57.1 0.0 25.8 37.8 6.5
41 南田 明宏 一般 24.2 ▲ 49.8 14.4 12.4 5.1 6.3
42 高原 ユウスケ 一般 ▲ 58.8 39.7 23.0 0.0 0.0 3.9
43 米津 紘平 一般 0.7 24.4 19.4 ▲ 46.3 0.0 ▲ 1.8
44 荒 正義 プロ ▲ 2.5 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 2.5
45 冨田 淳一 プロ 41.2 ▲ 71.2 3.7 ▲ 9.9 33.2 ▲ 3.0
46 稲森 英子 プロ ▲ 18.6 14.0 13.9 ▲ 14.2 1.7 ▲ 3.2
47 中間 俊樹 一般 ▲ 4.5 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 4.5
48 花嶋 浩司 一般 0.0 6.3 ▲ 11.7 0.0 ▲ 5.6 ▲ 11.0
49 福田 貴史 一般 ▲ 16.1 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 16.1
50 原田 安博 一般 ▲ 45.5 9.0 0.0 ▲ 12.3 26.1 ▲ 22.7
51 佐藤 昌子 一般 4.4 16.5 9.3 12.3 ▲ 66.8 ▲ 24.3
52 山口 裕起 一般 ▲ 25.9 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 25.9
53 横山 毅 プロ ▲ 5.6 46.0 16.5 ▲ 32.3 ▲ 53.3 ▲ 28.7
54 山口 昇子 一般 ▲ 33.5 ▲ 55.4 ▲ 8.3 ▲ 3.0 69.5 ▲ 30.7
55 五月女 義彦 一般 ▲ 3.0 49.9 ▲ 35.6 2.7 ▲ 47.4 ▲ 33.4
56 小西 隆之 一般 17.5 ▲ 36.9 1.3 ▲ 15.4 0.0 ▲ 33.5
57 木下 恭子 プロ ▲ 8.2 20.9 ▲ 7.0 ▲ 40.7 0.0 ▲ 35.0
58 筒井 宏晶 プロ 0.0 ▲ 30.0 ▲ 8.4 2.7 0.0 ▲ 35.7
59 川上 直也 プロ ▲ 4.7 ▲ 37.7 ▲ 26.9 0.0 32.9 ▲ 36.4
60 高橋 正人 プロ ▲ 1.3 ▲ 13.7 ▲ 41.4 18.1 0.0 ▲ 38.3
61 東家 俊一 一般 0.0 ▲ 33.3 6.0 ▲ 20.8 0.0 ▲ 48.1
62 藤井 一弘 一般 ▲ 47.6 ▲ 9.4 0.0 0.0 0.0 ▲ 57.0
63 鎌田 周平 プロ ▲ 53.9 0.0 0.0 ▲ 3.3 0.0 ▲ 57.2
64 押谷 勇輝 一般 ▲ 34.0 ▲ 53.0 84.0 ▲ 54.7 0.0 ▲ 57.7
65 尼木 美津子 一般 56.5 ▲ 84.0 ▲ 38.2 0.0 7.6 ▲ 58.1
66 金田 裕文 一般 0.0 ▲ 61.4 0.0 0.0 0.0 ▲ 61.4
67 辻本 翔哉 プロ 30.5 5.0 29.2 ▲ 130.3 0.0 ▲ 65.6
68 岸辺 恵里 一般 ▲ 11.3 27.8 71.5 ▲ 105.2 ▲ 51.4 ▲ 68.6
69 見野 マリ子 一般 ▲ 4.8 ▲ 43.8 ▲ 37.4 55.5 ▲ 46.7 ▲ 77.2
70 斎藤 裕治 一般 ▲ 85.1 0.0 0.0 0.0 0.0 ▲ 85.1
71 池田 源右衛門 一般 ▲ 54.3 45.3 ▲ 37.5 ▲ 41.6 0.0 ▲ 88.1
72 貫上 洋志 プロ 136.0 ▲ 61.1 ▲ 36.2 ▲ 54.0 ▲ 73.9 ▲ 89.2
73 平川 輝明 一般 ▲ 62.9 ▲ 37.9 0.0 7.2 0.0 ▲ 93.6
74 延原 明美 プロ ▲ 40.8 ▲ 0.8 11.0 ▲ 75.8 9.0 ▲ 97.4
75 松永 侑己 プロ ▲ 23.4 ▲ 38.7 ▲ 2.7 ▲ 36.6 0.0 ▲ 101.4
76 長野 恵美 プロ ▲ 33.5 ▲ 79.6 ▲ 3.2 0.0 0.0 ▲ 116.3
77 名越 昭子 一般 ▲ 49.4 ▲ 81.7 0.0 0.0 0.0 ▲ 131.1
78 濱口 美枝子 一般 67.9 ▲ 53.6 ▲ 53.9 ▲ 33.8 ▲ 65.7 ▲ 139.1
79 吉本 卓矢 プロ ▲ 26.2 ▲ 54.0 ▲ 55.3 7.0 ▲ 21.2 ▲ 149.7
80 岡田 俊介 一般 ▲ 7.7 ▲ 86.7 ▲ 30.7 ▲ 54.4 ▲ 7.0 ▲ 186.5

第110回:第3回インターネット麻雀日本選手権優勝特別インタビュー 瀬戸熊直樹 インタビュアー:東城りお

第3回インターネット麻雀日本選手権
優勝特別インタビュー:瀬戸熊直樹 インタビュアー:東城りお

私が麻雀プロになって初めてインタビューさせていただく方は、
瀬戸熊直樹プロ

100

1970年8月27日生まれ О型

愛称「卓上の暴君」
・攻めを重視した重厚な雀風
・猛連荘をかけることが多く
 連荘のかかっている間は『クマクマタイム(KKТ)』と呼ばれている

・鳳凰位 第26.27.29期
・十段位 第28.29.30期
・發王戦 第14期
・無双位 第6.9期
・チャンピオンズリーグ 第13期
・チャンピオンカーニバル 第6回

………こんなすごい方相手に、こんなド新人の私がインタビューするなんて、本当に大丈夫だろうか…
失礼が無いようにしなければ
わー緊張する

そしてインタビュー当日

東城 「瀬戸熊さんおはようございます!今日はよろしくお願いします!」

瀬戸熊「おはよう。こちらこそよろしく^^」

瀬戸熊「今日はどの局面を聞きたいか考えてきた?」

東城 「えーと、あの東一局から11,600を2連荘した4回戦目を聞こうかと思っています。」

東城 「で、でわ・・・瀬戸熊プロインターネット麻雀日本選手権2014優勝おめでとうございます(超棒読み)!!4回戦目の東風から11,600を2連チャン、まさしくクマクマタイムといったところでしょうか(超棒読み)!!」

瀬戸熊「いやいや(笑)東城の目線で書いた方がみていて読み手の人にも伝わりやすいし、そんな無理して格好つけて書く必要ないよ。純粋にこの局面でどうしてこうしたのとか、なぜこの牌を切ったのとか、東城の目線で質問してくれていいから」

東城 「なるほど、そうですね(優しいなあ)そうした方が読み手には伝わる気がします。でわ、改めて、この4回戦目なのですが、やはりこの東一局がクマクマタイムですか!!」

100

瀬戸熊「…東城の考えているクマクマタイムってなに?」

東城 「うーん………すごいいっぱいアガる…?」

瀬戸熊・東城「(笑)」

100

瀬戸熊「Aリーグの対局って見たことある?」

東城 「あります!」

瀬戸熊「他のプロも、自分の時間に入った時にはすごい連チャンを始めるでしょ?トップレベルの選手になると、それぞれパターンを持ってると思うんだけど、たまたま僕の場合は名前がついたんだよね。僕はその時間に入ると自然に打つようにしていて、いつも戦える状態にしたいから、例えば相手からリーチが入った時に、自分が2シャンテンだとしても、がんばってテンパイまで持っていく。テンパイまでいかなかったら1シャンテンまで持っていく。常に一歩進むということを心がけているんだよね。」

東城 「おぉーすぐにはオリないんですね!」

瀬戸熊「うーん。すぐにオリないというか、面子を中抜きしてベタオリとかしてしまうと、配牌が入らなくなると思っているからね。」

東城 「なるぼど。それに気持ち的にも守りに入ってしまうというか・・・」

瀬戸熊「いかないなりにも工夫する。オリている時に工夫する。それが大事だと思う。これは、僕の自論なんだけど、手とか配牌は自分で入れるものだと思っているんだよね。いかに手を入れられるように打つかを考えながらやっている。少しオカルトな考えかもしれないけど、僕はそう考えながら打っていますね。」
{すごすぎて言葉が出ず・・}

東城 「すごすぎます!自分で手を入れるってめちゃめちゃカッコいいです!」

瀬戸熊「1局1局を全部つなげようとしてるし、1局1局が単独にはなっていないと僕は思ってる。」

東城 「今回インターネットでの麻雀大会でしたが、そういった点でなにか違いってありましたか?」

瀬戸熊「僕は無いと思いましたね。」

東城 「おぉー!言い切りましたね!」

瀬戸熊「森山会長も最後の表彰式の時に無いって言ってたね。僕も実際打って、帰ってタイムシフト観てみて、あそこで言い切った会長はすごいと思ったよ。僕はこの試合で勝って一緒だなって思えたけど、それまでは一緒のようで、なにか違うんじゃないかと思っていたよ。少し疑心暗鬼に入ってたね。それが少し出た局があったかな。」

東城 「もしかして南1局の3本場ですか?」

瀬戸熊「そうだね。」

東城 「あの徳川さんからリーチが入った後、ドラが出た時ですね。実際牌譜解説の時も質問されていましたもんね。」

瀬戸熊「そうそう。もしリアルだったら声が勝手に出てたと思うんだよね。僕の中でこの時間を終わらせたくないと思って、なるべく自然に鳴くべき牌は鳴いて、チーテン、ポンテンはとろうと思いながら打っていたんだけど、あのドラが出た時に少し迷いが出てしまったんだよね。あの時2シャンテンではあったけど、あのドラ三万をポンすることが一番自然だったかなって。」

100

東城 「なるほど」

瀬戸熊「実際あの三万でアガリを逃す結果も見えてしまったしね。良くも悪くも無意識に鳴くっていうのがない。これが、リアルとネット麻雀の違いかなって思いますね。」

東城 「あーありますよね!気づいたら鳴いてた!なんてこと。」

瀬戸熊「まあ、その鳴きが悪い時の方が多いけどね(笑)。ただ、この局で時間は終わったかなって感じましたね。」

東城 「?」

瀬戸熊「僕はいつも“2600オールがきっかけ” って言っているんだけど、ツモアガるのが1番大事で、誰の手も借りず自己完結する、いわゆる“一人麻雀の状態”俗に言うクマクマタイムがあるとしたら、僕はこの南1局が始まりかなって思うな。」

100

東城 「あの東パツは違ったんですか?」

瀬戸熊「あの東パツをきっかけに、東場をしっかり戦って南場の親番に繋いだこの局が始まりだと思いますね。」

東城 「クマクマタイムって名前はすごい可愛いけど、奥が深いし実際同卓したらかなり怖そうですね(汗)瀬戸熊プロは戦う相手を常に研究していると聞いたことがあります。」

瀬戸熊「そうだね。特に研究する時はロンロンの牌譜を見たりするね。前原プロだったり、荒プロだったり相手の打ち筋をすごく研究したよ。研究することによって、安心感が生まれるんだよね。後ろから見ていると当たり前の作業をやられているんだけど、いざ対峙してみるとすごい威圧感があったりして、ポンの鳴きが入るだけですごく高い手に見えたり、リーチが入っただけで焦ってしまったり」

東城 「ありますよね!強い相手だと特に」

瀬戸熊「だから研究して、恐怖心を減らしていったんだよね。相手も人間だから、きっかけ作りっていうのが絶対あって、そのきっかけの場面には攻め込まなければいけないということは覚えましたね。例えばリーチが入ってホップ・ステップ・ジャンプで表すと、ここはホップの場面だから攻め込まなきゃいけないとか、ここはジャンプの場面はいってはいけないとか、もし、いくのであれば相当な覚悟を持っていかないといけないとか」

100

東城 「その見極めも牌譜で研究したのですか?」

瀬戸熊「そうだね。牌譜で結構わかるようになりましたね。今は、映像対局もあるからさらにお互いに研究が進んで、もっとハイレベルになっていくんで、本当にすごい時代が来たなと思うよ。だから若い人たちはロンロンとかいっぱいやって、牌譜もいっぱい見て、頭が麻雀一色になるくらい活用した方がいいと思う、年を取るとどうしても記憶力とか判断力が落ちてしまうから、若いうちに鍛えておかないとね。」

東城 「がんばります・・」

瀬戸熊「今、うちの50代、60代の人達強いじゃないですか、なんで強いかっていうと、20代の時にいかにやりこんでいたか、その貯金があるんだよね」

東城 「なるほど、貯金とあとは経験則ですか」

瀬戸熊「そう。それはなかなか崩れないから、やっぱり若いうちにやってないと後々大変になると思うよ。これは若い人たちへのメッセージと言う事で。」

東城「おぉー……(またうまく言葉が出ず)。なんか10を想像していたんですが、100くらいすごい解答が返ってきて、今日はインタビューというより、かなり勉強をさせていただいた気がします(汗)。」

瀬戸熊プロのインタビューをさせてもらえるなんて、滅多にない貴重な経験なので、任された時はすごく嬉しかったです。
人生初のインタビュー。
瀬戸熊プロのお話を聞いて私の中の麻雀観が圧倒的に変わった気がします。
もはやインタビューと言うより勉強会みたいな感じでしたが(笑汗)

帰り際に隣のスタジオに寄ると、某世界チャンピオンや仁王立ちの人や新婚の人たちに混ざって、瀬戸熊プロが朝練をしていました。
仕事前にみんなで朝練。

100
100
100
100

みんな本当に麻雀が好きで、本当に麻雀が強くなるためにがんばっているんだなって思いました。
私も麻雀が好き。強くなりたい。そう思いました。

プロ雀士インタビュー/第110回:第3回インターネット麻雀日本選手権優勝特別インタビュー 瀬戸熊直樹 インタビュアー:東城りお

第3回インターネット麻雀日本選手権
優勝特別インタビュー:瀬戸熊直樹 インタビュアー:東城りお
私が麻雀プロになって初めてインタビューさせていただく方は、
瀬戸熊直樹プロ
100
1970年8月27日生まれ О型
愛称「卓上の暴君」
・攻めを重視した重厚な雀風
・猛連荘をかけることが多く
 連荘のかかっている間は『クマクマタイム(KKТ)』と呼ばれている
・鳳凰位 第26.27.29期
・十段位 第28.29.30期
・發王戦 第14期
・無双位 第6.9期
・チャンピオンズリーグ 第13期
・チャンピオンカーニバル 第6回
………こんなすごい方相手に、こんなド新人の私がインタビューするなんて、本当に大丈夫だろうか…
失礼が無いようにしなければ
わー緊張する
そしてインタビュー当日
東城 「瀬戸熊さんおはようございます!今日はよろしくお願いします!」
瀬戸熊「おはよう。こちらこそよろしく^^」
瀬戸熊「今日はどの局面を聞きたいか考えてきた?」
東城 「えーと、あの東一局から11,600を2連荘した4回戦目を聞こうかと思っています。」
東城 「で、でわ・・・瀬戸熊プロインターネット麻雀日本選手権2014優勝おめでとうございます(超棒読み)!!4回戦目の東風から11,600を2連チャン、まさしくクマクマタイムといったところでしょうか(超棒読み)!!」
瀬戸熊「いやいや(笑)東城の目線で書いた方がみていて読み手の人にも伝わりやすいし、そんな無理して格好つけて書く必要ないよ。純粋にこの局面でどうしてこうしたのとか、なぜこの牌を切ったのとか、東城の目線で質問してくれていいから」
東城 「なるほど、そうですね(優しいなあ)そうした方が読み手には伝わる気がします。でわ、改めて、この4回戦目なのですが、やはりこの東一局がクマクマタイムですか!!」
100
瀬戸熊「…東城の考えているクマクマタイムってなに?」
東城 「うーん………すごいいっぱいアガる…?」
瀬戸熊・東城「(笑)」

100

瀬戸熊「Aリーグの対局って見たことある?」
東城 「あります!」
瀬戸熊「他のプロも、自分の時間に入った時にはすごい連チャンを始めるでしょ?トップレベルの選手になると、それぞれパターンを持ってると思うんだけど、たまたま僕の場合は名前がついたんだよね。僕はその時間に入ると自然に打つようにしていて、いつも戦える状態にしたいから、例えば相手からリーチが入った時に、自分が2シャンテンだとしても、がんばってテンパイまで持っていく。テンパイまでいかなかったら1シャンテンまで持っていく。常に一歩進むということを心がけているんだよね。」
東城 「おぉーすぐにはオリないんですね!」
瀬戸熊「うーん。すぐにオリないというか、面子を中抜きしてベタオリとかしてしまうと、配牌が入らなくなると思っているからね。」
東城 「なるぼど。それに気持ち的にも守りに入ってしまうというか・・・」
瀬戸熊「いかないなりにも工夫する。オリている時に工夫する。それが大事だと思う。これは、僕の自論なんだけど、手とか配牌は自分で入れるものだと思っているんだよね。いかに手を入れられるように打つかを考えながらやっている。少しオカルトな考えかもしれないけど、僕はそう考えながら打っていますね。」
{すごすぎて言葉が出ず・・}
東城 「すごすぎます!自分で手を入れるってめちゃめちゃカッコいいです!」
瀬戸熊「1局1局を全部つなげようとしてるし、1局1局が単独にはなっていないと僕は思ってる。」
東城 「今回インターネットでの麻雀大会でしたが、そういった点でなにか違いってありましたか?」
瀬戸熊「僕は無いと思いましたね。」
東城 「おぉー!言い切りましたね!」
瀬戸熊「森山会長も最後の表彰式の時に無いって言ってたね。僕も実際打って、帰ってタイムシフト観てみて、あそこで言い切った会長はすごいと思ったよ。僕はこの試合で勝って一緒だなって思えたけど、それまでは一緒のようで、なにか違うんじゃないかと思っていたよ。少し疑心暗鬼に入ってたね。それが少し出た局があったかな。」
東城 「もしかして南1局の3本場ですか?」
瀬戸熊「そうだね。」
東城 「あの徳川さんからリーチが入った後、ドラが出た時ですね。実際牌譜解説の時も質問されていましたもんね。」
瀬戸熊「そうそう。もしリアルだったら声が勝手に出てたと思うんだよね。僕の中でこの時間を終わらせたくないと思って、なるべく自然に鳴くべき牌は鳴いて、チーテン、ポンテンはとろうと思いながら打っていたんだけど、あのドラが出た時に少し迷いが出てしまったんだよね。あの時2シャンテンではあったけど、あのドラ三万をポンすることが一番自然だったかなって。」
100
東城 「なるほど」
瀬戸熊「実際あの三万でアガリを逃す結果も見えてしまったしね。良くも悪くも無意識に鳴くっていうのがない。これが、リアルとネット麻雀の違いかなって思いますね。」
東城 「あーありますよね!気づいたら鳴いてた!なんてこと。」
瀬戸熊「まあ、その鳴きが悪い時の方が多いけどね(笑)。ただ、この局で時間は終わったかなって感じましたね。」
東城 「?」
瀬戸熊「僕はいつも“2600オールがきっかけ” って言っているんだけど、ツモアガるのが1番大事で、誰の手も借りず自己完結する、いわゆる“一人麻雀の状態”俗に言うクマクマタイムがあるとしたら、僕はこの南1局が始まりかなって思うな。」
100
東城 「あの東パツは違ったんですか?」
瀬戸熊「あの東パツをきっかけに、東場をしっかり戦って南場の親番に繋いだこの局が始まりだと思いますね。」
東城 「クマクマタイムって名前はすごい可愛いけど、奥が深いし実際同卓したらかなり怖そうですね(汗)瀬戸熊プロは戦う相手を常に研究していると聞いたことがあります。」
瀬戸熊「そうだね。特に研究する時はロンロンの牌譜を見たりするね。前原プロだったり、荒プロだったり相手の打ち筋をすごく研究したよ。研究することによって、安心感が生まれるんだよね。後ろから見ていると当たり前の作業をやられているんだけど、いざ対峙してみるとすごい威圧感があったりして、ポンの鳴きが入るだけですごく高い手に見えたり、リーチが入っただけで焦ってしまったり」
東城 「ありますよね!強い相手だと特に」
瀬戸熊「だから研究して、恐怖心を減らしていったんだよね。相手も人間だから、きっかけ作りっていうのが絶対あって、そのきっかけの場面には攻め込まなければいけないということは覚えましたね。例えばリーチが入ってホップ・ステップ・ジャンプで表すと、ここはホップの場面だから攻め込まなきゃいけないとか、ここはジャンプの場面はいってはいけないとか、もし、いくのであれば相当な覚悟を持っていかないといけないとか」

100

東城 「その見極めも牌譜で研究したのですか?」
瀬戸熊「そうだね。牌譜で結構わかるようになりましたね。今は、映像対局もあるからさらにお互いに研究が進んで、もっとハイレベルになっていくんで、本当にすごい時代が来たなと思うよ。だから若い人たちはロンロンとかいっぱいやって、牌譜もいっぱい見て、頭が麻雀一色になるくらい活用した方がいいと思う、年を取るとどうしても記憶力とか判断力が落ちてしまうから、若いうちに鍛えておかないとね。」
東城 「がんばります・・」
瀬戸熊「今、うちの50代、60代の人達強いじゃないですか、なんで強いかっていうと、20代の時にいかにやりこんでいたか、その貯金があるんだよね」
東城 「なるほど、貯金とあとは経験則ですか」
瀬戸熊「そう。それはなかなか崩れないから、やっぱり若いうちにやってないと後々大変になると思うよ。これは若い人たちへのメッセージと言う事で。」
東城「おぉー……(またうまく言葉が出ず)。なんか10を想像していたんですが、100くらいすごい解答が返ってきて、今日はインタビューというより、かなり勉強をさせていただいた気がします(汗)。」
瀬戸熊プロのインタビューをさせてもらえるなんて、滅多にない貴重な経験なので、任された時はすごく嬉しかったです。
人生初のインタビュー。
瀬戸熊プロのお話を聞いて私の中の麻雀観が圧倒的に変わった気がします。
もはやインタビューと言うより勉強会みたいな感じでしたが(笑汗)
帰り際に隣のスタジオに寄ると、某世界チャンピオンや仁王立ちの人や新婚の人たちに混ざって、瀬戸熊プロが朝練をしていました。
仕事前にみんなで朝練。

100
100
100
100

みんな本当に麻雀が好きで、本当に麻雀が強くなるためにがんばっているんだなって思いました。
私も麻雀が好き。強くなりたい。そう思いました。

第31期A2リーグ第6節レポート 河井 保国

鳳凰戦A1リーグA2リーグは1年間を通して行われる。
今節から後半戦のスタートを迎えた。

前半戦、私は日程を間違えて遅刻をしてしまいペナルティ▲100を加えて前半戦▲191.7Pと、初のAリーグの壁を感じながら大きなマイナスの折り返しとなった。

ここまで大きくマイナスすると自分の麻雀に迷いが出る。
どこまで攻めていいのか、それとも守るのか所謂押し引きに迷いが生じる。

今回の対戦相手は、前原プロ、仁平プロ、紺野プロ。
いずれも連盟の大先輩。唯一、紺野プロとはC1リーグから共に連続で昇級してきた戦友でもあり、紺野プロの麻雀はある程度知っている。

私はプロになって6年目になるが、先輩方の麻雀の技術は持ち合わせていないが【勝つ】という強い気持ちを持って対局に挑んだ。

第1戦
東1局から前原さんのアガリが続いた。
このままではペースを持って行かれると思い、

一万二万三万五万五万一索二索五索六索七索一筒五筒六筒  ドラ一筒

自分は、ここから二筒をツモり、普段なら三色に受けるがこのままこの親をやらせるのは危ないと思い一索二索のペンチャンを外した。

次巡、すんなり三筒をツモりテンパイして牌を横に…
リーチをしたあとすぐに後悔をしてしまった。この局は親を落とすことがテーマだった。
2局アガっている親はある程度出てくる。案の定、親の前原さんのリーチがくる。
そして、ラス牌の三筒で放銃。流れ論者は大体感じることだろう。待ちの多さでも枚数の多さでもなく後先の流れである。これを期に、今日の自分のやることは勝つより負けないになった。

第2戦
東2局3本場

三万三万二索四索一筒二筒三筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒  

2、3巡目に三筒を切っているのに、引き戻しのテンパイ。
違和感があるが、テンパイをとるとすぐに三索をツモる…500・1,000。
これがいいかは自分にはわからない。それが経験の差かも知れない。
だがこれを期に手がよくなる。

南3局

一万二万五万五万六万七万八万二索三索六索二筒三筒四筒  ドラ五万

4巡目ツモ五万
しかし、前原さんのリーチで即ツモられチャンスを生かせなかった。

そして南4局12巡目

二万二万二万三万四万五万五万五索五索五筒五筒七筒七筒  ドラ東

5の三色同刻はなかなかできないといわれる。
ここに四万を引きテンパイ。
三万待ち七対子を、次巡、仁平さんからアガリ4,800で浮きになった。

六万七万三索六索七索八索二筒三筒四筒七筒九筒九筒九筒  ドラ八筒

1本場、配牌1シャンテンで4巡目、ツモ五万でリーチ七筒をツモアガリ1,300は1,400オール。
2本場、形式テンパイで親権維持をした。
3本場、紺野さんが南を一鳴きした。ほぼテンパイであると確信した。
7,700を放銃はできないが9巡目、

四万五万五万二索二索六索七索七筒八筒九筒北北北  ツモ五索  ドラ二筒

これで五万切りリーチをする。紺野さんが押してくるのはわかっていた。
ここで勝てれば流れが戻ってくると思っていたが、14巡目、五筒でロンされ7,700は8,600を放銃。沈みになった。

3、4回戦は、バランスを崩した自分は最小限のマイナスでなんとか凌ごうと思いながら局をすすめた。

今日は自分の麻雀ができず悔いが残った。もうこれで残り4節16半荘。
本当の崖っぷちになったが、プロに入った頃の想い、初志貫徹で、残りの4節を闘い抜いて行こうと思う。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A2リーグ第6節レポート 河井 保国

鳳凰戦A1リーグA2リーグは1年間を通して行われる。
今節から後半戦のスタートを迎えた。
前半戦、私は日程を間違えて遅刻をしてしまいペナルティ▲100を加えて前半戦▲191.7Pと、初のAリーグの壁を感じながら大きなマイナスの折り返しとなった。
ここまで大きくマイナスすると自分の麻雀に迷いが出る。
どこまで攻めていいのか、それとも守るのか所謂押し引きに迷いが生じる。
今回の対戦相手は、前原プロ、仁平プロ、紺野プロ。
いずれも連盟の大先輩。唯一、紺野プロとはC1リーグから共に連続で昇級してきた戦友でもあり、紺野プロの麻雀はある程度知っている。
私はプロになって6年目になるが、先輩方の麻雀の技術は持ち合わせていないが【勝つ】という強い気持ちを持って対局に挑んだ。
第1戦
東1局から前原さんのアガリが続いた。
このままではペースを持って行かれると思い、
一万二万三万五万五万一索二索五索六索七索一筒五筒六筒  ドラ一筒
自分は、ここから二筒をツモり、普段なら三色に受けるがこのままこの親をやらせるのは危ないと思い一索二索のペンチャンを外した。
次巡、すんなり三筒をツモりテンパイして牌を横に…
リーチをしたあとすぐに後悔をしてしまった。この局は親を落とすことがテーマだった。
2局アガっている親はある程度出てくる。案の定、親の前原さんのリーチがくる。
そして、ラス牌の三筒で放銃。流れ論者は大体感じることだろう。待ちの多さでも枚数の多さでもなく後先の流れである。これを期に、今日の自分のやることは勝つより負けないになった。
第2戦
東2局3本場
三万三万二索四索一筒二筒三筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒  
2、3巡目に三筒を切っているのに、引き戻しのテンパイ。
違和感があるが、テンパイをとるとすぐに三索をツモる…500・1,000。
これがいいかは自分にはわからない。それが経験の差かも知れない。
だがこれを期に手がよくなる。
南3局
一万二万五万五万六万七万八万二索三索六索二筒三筒四筒  ドラ五万
4巡目ツモ五万
しかし、前原さんのリーチで即ツモられチャンスを生かせなかった。
そして南4局12巡目
二万二万二万三万四万五万五万五索五索五筒五筒七筒七筒  ドラ東
5の三色同刻はなかなかできないといわれる。
ここに四万を引きテンパイ。
三万待ち七対子を、次巡、仁平さんからアガリ4,800で浮きになった。
六万七万三索六索七索八索二筒三筒四筒七筒九筒九筒九筒  ドラ八筒
1本場、配牌1シャンテンで4巡目、ツモ五万でリーチ七筒をツモアガリ1,300は1,400オール。
2本場、形式テンパイで親権維持をした。
3本場、紺野さんが南を一鳴きした。ほぼテンパイであると確信した。
7,700を放銃はできないが9巡目、
四万五万五万二索二索六索七索七筒八筒九筒北北北  ツモ五索  ドラ二筒
これで五万切りリーチをする。紺野さんが押してくるのはわかっていた。
ここで勝てれば流れが戻ってくると思っていたが、14巡目、五筒でロンされ7,700は8,600を放銃。沈みになった。
3、4回戦は、バランスを崩した自分は最小限のマイナスでなんとか凌ごうと思いながら局をすすめた。
今日は自分の麻雀ができず悔いが残った。もうこれで残り4節16半荘。
本当の崖っぷちになったが、プロに入った頃の想い、初志貫徹で、残りの4節を闘い抜いて行こうと思う。

第5期 広島プロアマリーグ 最終節成績表

順位 プロ/一般 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 合計
1 プロ 清水 真志郎 ▲ 28.1 ▲ 3.2 104.1 58 67.4 45.5 243.7
2 プロ 松木 宏之 32.4 22.4 76.3 54.2 3.3 31.6 220.2
3 一般 川崎 麻里 6.7 25.5 48.8 ▲ 15.1 ▲ 52.7 ▲ 51.0 ▲ 37.8
4 プロ 木村 尚二 23.9 ▲ 5.9 ▲ 35.3 ▲ 15.5 ▲ 11.4 ▲ 26.1 ▲ 70.3
5 一般 岩口 昌弘 ▲ 3.4 ▲ 9.9 10.1 ▲ 31.2 ▲ 37.0 ▲ 10.2 ▲ 81.6
6 一般 寺戸 彬 ▲ 16.0 28 50.6 ▲ 30.7 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 88.1
7 一般 根石 宣昌 ▲ 31.3 8 ▲ 46.7 ▲ 29.0 ▲ 20.7 5.2 ▲ 114.5
8 一般 永見 岳明 54.2 ▲ 50.3 ▲ 60.0 ▲ 11.7 ▲ 76.0 ▲ 51.7 ▲ 195.5

広島リーグ 成績表/第5期 広島プロアマリーグ 最終節成績表

順位 プロ/一般 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 合計
1 プロ 清水 真志郎 ▲ 28.1 ▲ 3.2 104.1 58 67.4 45.5 243.7
2 プロ 松木 宏之 32.4 22.4 76.3 54.2 3.3 31.6 220.2
3 一般 川崎 麻里 6.7 25.5 48.8 ▲ 15.1 ▲ 52.7 ▲ 51.0 ▲ 37.8
4 プロ 木村 尚二 23.9 ▲ 5.9 ▲ 35.3 ▲ 15.5 ▲ 11.4 ▲ 26.1 ▲ 70.3
5 一般 岩口 昌弘 ▲ 3.4 ▲ 9.9 10.1 ▲ 31.2 ▲ 37.0 ▲ 10.2 ▲ 81.6
6 一般 寺戸 彬 ▲ 16.0 28 50.6 ▲ 30.7 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 88.1
7 一般 根石 宣昌 ▲ 31.3 8 ▲ 46.7 ▲ 29.0 ▲ 20.7 5.2 ▲ 114.5
8 一般 永見 岳明 54.2 ▲ 50.3 ▲ 60.0 ▲ 11.7 ▲ 76.0 ▲ 51.7 ▲ 195.5

第10期静岡プロリーグ第5節レポート

今節で5節目になる静岡プロリーグ。

今回話を聞いたのはいつも仲の良い28期生の2人。
まずは坪井プロから。

私「今節の意気込みを聞かせてもらっていいですか?」

坪井プロ「今期はまず9節終了時に4位までに入る戦いなので長いスパンで考えて打っていこうと思っています。」

私「今期の決勝戦システムについてどう思っていますか?」

坪井「…そうですね。今までと違い考え方や戦い方が変わる。なんと言っていいか悩みますけど、面白いシステムですよね」

1年遅れて後輩として静岡支部の一員になった坪井プロだが、実力は本物で、麻雀の話をする姿は輝いて見える好青年。今節同卓して卓内トップをとられたので、次回対戦する際は勝ち越したいと思う。

もう1人は鷲見プロ。

私「今節をどんな気持ちで臨んでいきますか?」

鷲見プロ「そうですね、今の順位やポイントは気にせず、一打一打自分の麻雀を打ちたいと思います。その結果が決勝進出になっていたら言うことありませんね。」

私「意気込みをお願いします」

鷲見プロ「去年、一昨年と2年連続で準優勝と正直悔しい思いをしました。その思いをバネに今年こそはと意気込んでいます!」

鷲見プロは前節で総合1位になった。今節はマイナスしたので2位に順位を落としたものの決勝戦の切符を争う有力候補の1人だ。

爆発力のある中で繊細さも併せ持つ安定感のある麻雀。いつも笑顔を絶やさない周りを明るくさせるナイスガイ。

この2人が今後も静岡支部だけではなく麻雀界で大きく躍進するのに期待している。

そして今節の結果。勝ち頭が鈴木郁孝プロで+66.8Pを叩いて一気に4位まで浮上。
前節まで総合ポイントマイナスからの大きなジャンプアップに成功。
この結果でわかる通り、たった1節で順位がひっくり返るほど、上位のポイントが拮抗しているのだ。

上位で飛び抜けた人がいないため、このまま後半まで縺れ込むようなこととなれば大接戦となっていくことになる。
上位陣が考えることは、いち早くこの団子状態を抜け出して、安全圏までポイントを稼いでしまうことだろう。
今現在マイナスしている人も、一気にごぼう抜きも可能となるため、これからどのような展開になるのか予想できない。

今期は総合1位を目指す必要はない。まずは決勝卓の4人を目指す。
前述したように、これから後半戦という思いはない。
もうすでに後半戦に突入していてクライマックスなのだ。

1節ごとに順位が大きく変わるのではないだろうか。
私も鷲見プロが答えたように一打一打自分の麻雀をしっかりと打っていきたいと思う。

今後の静岡プロリーグの結果にどうぞご期待ください。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 合計
1 望月 雅継 83.6 0.0 0.0 ▲ 2.5 2.3         83.4
2 鷲見 隼人 31.2 ▲ 38.5 58.1 33.2 ▲ 10.6         73.4
3 岡本 和也 8.6 44.9 ▲ 1.4 13.8 ▲ 1.7         64.2
4 鈴木 郁孝 5.6 ▲ 6.8 21.1 ▲ 23.8 66.8         62.9
5 徳永 翔 2.5 10.6 56.9 ▲ 26.6 13.6         57.0
6 土屋 幸弘 19.6 0.0 2.7 ▲ 20.4 26.3         28.2
7 平野 敬悟 ▲ 47.9 24.0 58.2 ▲ 16.3 0.0         18.0
8 長内 真実 0.0 0.0 ▲ 11.4 0.0 29.2         17.8
9 太田 昌樹 ▲ 26.4 0.9 8.4 20.2 13.1         16.2
10 越川 清一 ▲ 2.2 0.0 44.3 8.0 ▲ 44.5         5.6
11 坪井 哲也 26.7 ▲ 53.5 ▲ 17.4 ▲ 7.2 36.9         ▲ 14.5
12 鈴木 秀幸 12.4 ▲ 3.4 ▲ 6.5 6.5 ▲ 29.2         ▲ 20.2
13 京平 遥 ▲ 5.9 0.0 ▲ 12.5 4.8 ▲ 26.0         ▲ 39.6
14 鈴木 雅人 42.9 ▲ 29.3 ▲ 53.9 27.3 ▲ 39.9         ▲ 52.9
15 渡辺 洋巳 ▲ 44.2 59.4 ▲ 35.2 ▲ 17.5 ▲ 37.7         ▲ 75.2
16 杉村 泰治 ▲ 44.3 8.7 ▲ 48.4 6.1 ▲ 19.5         ▲ 97.4
17 石原 将樹 ▲ 63.2 ▲ 17.0 ▲ 64.0 ▲ 5.6 ▲ 0.1         ▲ 149.9

静岡プロリーグ レポート/第10期静岡プロリーグ第5節レポート

今節で5節目になる静岡プロリーグ。
今回話を聞いたのはいつも仲の良い28期生の2人。
まずは坪井プロから。
私「今節の意気込みを聞かせてもらっていいですか?」
坪井プロ「今期はまず9節終了時に4位までに入る戦いなので長いスパンで考えて打っていこうと思っています。」
私「今期の決勝戦システムについてどう思っていますか?」
坪井「…そうですね。今までと違い考え方や戦い方が変わる。なんと言っていいか悩みますけど、面白いシステムですよね」
1年遅れて後輩として静岡支部の一員になった坪井プロだが、実力は本物で、麻雀の話をする姿は輝いて見える好青年。今節同卓して卓内トップをとられたので、次回対戦する際は勝ち越したいと思う。
もう1人は鷲見プロ。
私「今節をどんな気持ちで臨んでいきますか?」
鷲見プロ「そうですね、今の順位やポイントは気にせず、一打一打自分の麻雀を打ちたいと思います。その結果が決勝進出になっていたら言うことありませんね。」
私「意気込みをお願いします」
鷲見プロ「去年、一昨年と2年連続で準優勝と正直悔しい思いをしました。その思いをバネに今年こそはと意気込んでいます!」
鷲見プロは前節で総合1位になった。今節はマイナスしたので2位に順位を落としたものの決勝戦の切符を争う有力候補の1人だ。
爆発力のある中で繊細さも併せ持つ安定感のある麻雀。いつも笑顔を絶やさない周りを明るくさせるナイスガイ。
この2人が今後も静岡支部だけではなく麻雀界で大きく躍進するのに期待している。
そして今節の結果。勝ち頭が鈴木郁孝プロで+66.8Pを叩いて一気に4位まで浮上。
前節まで総合ポイントマイナスからの大きなジャンプアップに成功。
この結果でわかる通り、たった1節で順位がひっくり返るほど、上位のポイントが拮抗しているのだ。
上位で飛び抜けた人がいないため、このまま後半まで縺れ込むようなこととなれば大接戦となっていくことになる。
上位陣が考えることは、いち早くこの団子状態を抜け出して、安全圏までポイントを稼いでしまうことだろう。
今現在マイナスしている人も、一気にごぼう抜きも可能となるため、これからどのような展開になるのか予想できない。
今期は総合1位を目指す必要はない。まずは決勝卓の4人を目指す。
前述したように、これから後半戦という思いはない。
もうすでに後半戦に突入していてクライマックスなのだ。
1節ごとに順位が大きく変わるのではないだろうか。
私も鷲見プロが答えたように一打一打自分の麻雀をしっかりと打っていきたいと思う。
今後の静岡プロリーグの結果にどうぞご期待ください。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 合計
1 望月 雅継 83.6 0.0 0.0 ▲ 2.5 2.3         83.4
2 鷲見 隼人 31.2 ▲ 38.5 58.1 33.2 ▲ 10.6         73.4
3 岡本 和也 8.6 44.9 ▲ 1.4 13.8 ▲ 1.7         64.2
4 鈴木 郁孝 5.6 ▲ 6.8 21.1 ▲ 23.8 66.8         62.9
5 徳永 翔 2.5 10.6 56.9 ▲ 26.6 13.6         57.0
6 土屋 幸弘 19.6 0.0 2.7 ▲ 20.4 26.3         28.2
7 平野 敬悟 ▲ 47.9 24.0 58.2 ▲ 16.3 0.0         18.0
8 長内 真実 0.0 0.0 ▲ 11.4 0.0 29.2         17.8
9 太田 昌樹 ▲ 26.4 0.9 8.4 20.2 13.1         16.2
10 越川 清一 ▲ 2.2 0.0 44.3 8.0 ▲ 44.5         5.6
11 坪井 哲也 26.7 ▲ 53.5 ▲ 17.4 ▲ 7.2 36.9         ▲ 14.5
12 鈴木 秀幸 12.4 ▲ 3.4 ▲ 6.5 6.5 ▲ 29.2         ▲ 20.2
13 京平 遥 ▲ 5.9 0.0 ▲ 12.5 4.8 ▲ 26.0         ▲ 39.6
14 鈴木 雅人 42.9 ▲ 29.3 ▲ 53.9 27.3 ▲ 39.9         ▲ 52.9
15 渡辺 洋巳 ▲ 44.2 59.4 ▲ 35.2 ▲ 17.5 ▲ 37.7         ▲ 75.2
16 杉村 泰治 ▲ 44.3 8.7 ▲ 48.4 6.1 ▲ 19.5         ▲ 97.4
17 石原 将樹 ▲ 63.2 ▲ 17.0 ▲ 64.0 ▲ 5.6 ▲ 0.1         ▲ 149.9

第23回静岡リーグ(プロアマ混合)第5節レポート

ついに静岡リーグも最終節を迎えた。
決勝に進出できるのは5名。前回でも触れたとおり、今期の静岡リーグはかなりの混戦模様となっている。誰が決勝に残ってもおかしくない状況だ。

最終節は上位卓(16名)と下位卓に分かれて卓組が行われるため、ボーダー付近にいる者同士の直接対決となるわけである。

卓に着いた瞬間から皆の緊張と高揚が伝わってくる。
日常の麻雀では味わえないこの空気感は大会の醍醐味だ。
開始の合図までの数分が、やけに長く感じたのは私だけではないだろう。

そして見事勝負を勝ち抜いたのは以下の5名。

1位通過:竹内仁さん(一般)
鋭い読みと、常に最終形を見据えた手作りで破壊力も抜群な打ち手。
静岡リーグ2連覇の過去を持ち、今回も当然優勝候補に挙げられる。

2位通過:田中良典さん(一般)
打牌選択が丁寧で、受けに対する意識が高く感じられる。
決勝のような短期戦でどのような戦い方をしてくるのか注目である。

3位通過:舟橋晃さん(一般)
攻撃的な麻雀で過去に優勝経験を持つ。
6年半ぶりの決勝進出で今季にかける想いも強い。
決勝でも持ち前の攻撃力に期待したい。

4位通過:坂本彰光さん(一般)
2大会ぶりの決勝進出となった。
麻雀に対して非常に熱心で真摯な印象を受ける。
決勝でも普段どおりの落ち着いた麻雀を展開してもらいたい。

5位通過:平野敬悟(プロ)
正直、よく残れたなと思う。
唯一のプロとして、決勝に恥じない麻雀を打ち切りたい。
また、モチベーションや体調を決勝にピークに持っていけるように心がけたい。

以上が決勝進出者である。
メンバーを見る限り、比較的場の重い終盤勝負の進行も考えられそうだ。
どちらにしても内容の濃い闘いとなることを期待している。また、敗れた者も悔いの残らない、後味の良い決勝となることを願っている。

※補足になるが、4位通過の坂本さんが事情により決勝当日の参加が難しい状況となってしまった。静岡支部の協議の結果、今回は6位の鷲見プロの繰り上げ出場という形をとらせていただきます。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 竹内 仁 一般 86.9 14.8 41.8 7.6 62.8 213.9
2 田中 良典 一般 31.2 92.5 87.3 1.5 ▲ 32.5 180.0
3 舟橋 晃 一般 45.3 43.6 34.9 ▲ 20.4 65.4 168.8
4 坂本 彰光 一般 15.0 33.4 82.8 5.1 ▲ 8.9 127.4
5 平野 敬悟 プロ 49.0 57.9 ▲ 36.8 ▲ 15.5 51.8 106.4
6 鷲見 隼人 プロ ▲ 16.1 112.8 ▲ 3.9 ▲ 7.7 14.1 99.2
7 伊藤 真 一般 14.3 43.1 6.3 22.2 ▲ 1.9 84.0
8 石原 将樹 プロ 20.3 60.6 8.9 ▲ 20.5 13.1 82.4
9 春田 篤志 一般 ▲ 12.3 20.9 51.1 18.6 ▲ 8.6 69.7
10 北島 武浩 一般 20.3 4.4 ▲ 61.1 94.1 11.7 69.4
11 太田 昌樹 プロ 1.1 14.8 27.2 26.5 ▲ 14.3 55.3
12 杉村 泰治 プロ ▲ 36.8 27.2 6.1 36.8 17.6 50.9
13 土本 伸之 一般 ▲ 6.2 22.6 ▲ 13.3 43.6 ▲ 27.3 19.4
14 坪井 哲也 プロ ▲ 12.6 26.3 22.6 14.0 ▲ 31.6 18.7
15 福井 弘人 一般 ▲ 53.4 4.4 ▲ 49.3 55.9 58.1 15.7
16 源馬 健太 一般 9.9 51.8 2.5 ▲ 18.3 ▲ 30.7 15.2
17 友部 雅之 一般 21.2 ▲ 12.8 14.2 ▲ 36.5 28.4 14.5
18 浜田 修 一般 25.5 ▲ 4.0 8.8 ▲ 40.2 22.8 12.9
19 佐藤 あいり プロ 69.1 ▲ 11.5 ▲ 78.6 29.0 ▲ 9.2 ▲ 1.2
20 平田 拓也 一般 ▲ 41.9 29.4 ▲ 31.9 63.4 ▲ 25.6 ▲ 6.6
21 中 寿文 一般 ▲ 12.2 ▲ 54.5 31.6 43.9 ▲ 15.8 ▲ 7.0
22 堀 孔明 一般 18.9 ▲ 41.7 17.8 ▲ 18.5 15.1 ▲ 8.4
23 本田 真之 一般 ▲ 5.1 56.9 ▲ 26.7 ▲ 52.1 14.5 ▲ 12.5
24 岡本 和也 プロ 7.7 ▲ 19.8 ▲ 10.7 ▲ 46.8 45.7 ▲ 23.9
25 相山 滉太 一般 9.8 2.4 ▲ 38.2 ▲ 69.7 64.5 ▲ 31.2
26 鈴木 秀幸 プロ ▲ 18.9 ▲ 37.0 ▲ 23.3 ▲ 5.6 51.3 ▲ 33.5
27 白井 健夫 一般 ▲ 13.3 5.2 ▲ 22.6 ▲ 3.8 ▲ 0.3 ▲ 34.8
28 小塚 旭 一般 ▲ 8.2 ▲ 17.5 24.0 ▲ 13.5 ▲ 21.5 ▲ 36.7
29 鈴木 郁孝 プロ 34.7 ▲ 9.6 13.2 11.3 ▲ 89.3 ▲ 39.7
30 京平 遥 プロ ▲ 27.6 ▲ 25.1 43.8 ▲ 36.1 ▲ 3.1 ▲ 48.1
31 土屋 幸弘 プロ ▲ 38.4 31.9 ▲ 54.3 0.4 9.2 ▲ 51.2
32 渡辺 洋巳 プロ ▲ 4.6 ▲ 8.4 ▲ 32.5 8.6 ▲ 14.8 ▲ 51.7
33 村瀬 光佳 一般 ▲ 11.2 ▲ 32.1 7.1 ▲ 31.6 7.4 ▲ 60.4
34 徳永 翔 プロ 44.2 ▲ 70.6 ▲ 11.2 7.3 ▲ 30.4 ▲ 60.7
35 望月 雅継 プロ 19.1 ▲ 38.5 ▲ 64.8 28.7 ▲ 32.0 ▲ 87.5
36 石原 元気 一般 ▲ 30.7 ▲ 50.2 ▲ 40.5 37.0 ▲ 4.1 ▲ 88.5
37 大須賀隆秀 一般 24.7 ▲ 46.8 ▲ 55.6 ▲ 7.2 ▲ 3.9 ▲ 88.8
38 川口 峻太 一般 ▲ 38.4 ▲ 59.1 13.1 ▲ 28.7 12.7 ▲ 100.4
39 鈴木 雅人 プロ 1.9 ▲ 17.1 ▲ 26.0 ▲ 14.8 ▲ 45.8 ▲ 101.8
40 冨永 直弘 一般 2.7 ▲ 71.9 6.9 ▲ 48.9 ▲ 22.2 ▲ 133.4
41 釣谷 慶次 一般 ▲ 59.4 30.8 ▲ 36.1 ▲ 51.6 ▲ 28.8 ▲ 145.1
42 大橋 義一 一般 ▲ 17.3 ▲ 64.1 ▲ 15.1 ▲ 44.3 ▲ 19.9 ▲ 160.7
43 沼田 裕貴 一般 ▲ 69.8 ▲ 47.9 ▲ 2.8 ▲ 8.6 ▲ 45.2 ▲ 174.3
44 松井 和志 一般 ▲ 36.0 ▲ 35.5 ▲ 13.2 ▲ 51.0 ▲ 42.3 ▲ 178.0

静岡プロリーグ レポート/第23回静岡リーグ(プロアマ混合)第5節レポート

ついに静岡リーグも最終節を迎えた。
決勝に進出できるのは5名。前回でも触れたとおり、今期の静岡リーグはかなりの混戦模様となっている。誰が決勝に残ってもおかしくない状況だ。
最終節は上位卓(16名)と下位卓に分かれて卓組が行われるため、ボーダー付近にいる者同士の直接対決となるわけである。
卓に着いた瞬間から皆の緊張と高揚が伝わってくる。
日常の麻雀では味わえないこの空気感は大会の醍醐味だ。
開始の合図までの数分が、やけに長く感じたのは私だけではないだろう。
そして見事勝負を勝ち抜いたのは以下の5名。
1位通過:竹内仁さん(一般)
鋭い読みと、常に最終形を見据えた手作りで破壊力も抜群な打ち手。
静岡リーグ2連覇の過去を持ち、今回も当然優勝候補に挙げられる。
2位通過:田中良典さん(一般)
打牌選択が丁寧で、受けに対する意識が高く感じられる。
決勝のような短期戦でどのような戦い方をしてくるのか注目である。
3位通過:舟橋晃さん(一般)
攻撃的な麻雀で過去に優勝経験を持つ。
6年半ぶりの決勝進出で今季にかける想いも強い。
決勝でも持ち前の攻撃力に期待したい。
4位通過:坂本彰光さん(一般)
2大会ぶりの決勝進出となった。
麻雀に対して非常に熱心で真摯な印象を受ける。
決勝でも普段どおりの落ち着いた麻雀を展開してもらいたい。
5位通過:平野敬悟(プロ)
正直、よく残れたなと思う。
唯一のプロとして、決勝に恥じない麻雀を打ち切りたい。
また、モチベーションや体調を決勝にピークに持っていけるように心がけたい。
以上が決勝進出者である。
メンバーを見る限り、比較的場の重い終盤勝負の進行も考えられそうだ。
どちらにしても内容の濃い闘いとなることを期待している。また、敗れた者も悔いの残らない、後味の良い決勝となることを願っている。
※補足になるが、4位通過の坂本さんが事情により決勝当日の参加が難しい状況となってしまった。静岡支部の協議の結果、今回は6位の鷲見プロの繰り上げ出場という形をとらせていただきます。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 竹内 仁 一般 86.9 14.8 41.8 7.6 62.8 213.9
2 田中 良典 一般 31.2 92.5 87.3 1.5 ▲ 32.5 180.0
3 舟橋 晃 一般 45.3 43.6 34.9 ▲ 20.4 65.4 168.8
4 坂本 彰光 一般 15.0 33.4 82.8 5.1 ▲ 8.9 127.4
5 平野 敬悟 プロ 49.0 57.9 ▲ 36.8 ▲ 15.5 51.8 106.4
6 鷲見 隼人 プロ ▲ 16.1 112.8 ▲ 3.9 ▲ 7.7 14.1 99.2
7 伊藤 真 一般 14.3 43.1 6.3 22.2 ▲ 1.9 84.0
8 石原 将樹 プロ 20.3 60.6 8.9 ▲ 20.5 13.1 82.4
9 春田 篤志 一般 ▲ 12.3 20.9 51.1 18.6 ▲ 8.6 69.7
10 北島 武浩 一般 20.3 4.4 ▲ 61.1 94.1 11.7 69.4
11 太田 昌樹 プロ 1.1 14.8 27.2 26.5 ▲ 14.3 55.3
12 杉村 泰治 プロ ▲ 36.8 27.2 6.1 36.8 17.6 50.9
13 土本 伸之 一般 ▲ 6.2 22.6 ▲ 13.3 43.6 ▲ 27.3 19.4
14 坪井 哲也 プロ ▲ 12.6 26.3 22.6 14.0 ▲ 31.6 18.7
15 福井 弘人 一般 ▲ 53.4 4.4 ▲ 49.3 55.9 58.1 15.7
16 源馬 健太 一般 9.9 51.8 2.5 ▲ 18.3 ▲ 30.7 15.2
17 友部 雅之 一般 21.2 ▲ 12.8 14.2 ▲ 36.5 28.4 14.5
18 浜田 修 一般 25.5 ▲ 4.0 8.8 ▲ 40.2 22.8 12.9
19 佐藤 あいり プロ 69.1 ▲ 11.5 ▲ 78.6 29.0 ▲ 9.2 ▲ 1.2
20 平田 拓也 一般 ▲ 41.9 29.4 ▲ 31.9 63.4 ▲ 25.6 ▲ 6.6
21 中 寿文 一般 ▲ 12.2 ▲ 54.5 31.6 43.9 ▲ 15.8 ▲ 7.0
22 堀 孔明 一般 18.9 ▲ 41.7 17.8 ▲ 18.5 15.1 ▲ 8.4
23 本田 真之 一般 ▲ 5.1 56.9 ▲ 26.7 ▲ 52.1 14.5 ▲ 12.5
24 岡本 和也 プロ 7.7 ▲ 19.8 ▲ 10.7 ▲ 46.8 45.7 ▲ 23.9
25 相山 滉太 一般 9.8 2.4 ▲ 38.2 ▲ 69.7 64.5 ▲ 31.2
26 鈴木 秀幸 プロ ▲ 18.9 ▲ 37.0 ▲ 23.3 ▲ 5.6 51.3 ▲ 33.5
27 白井 健夫 一般 ▲ 13.3 5.2 ▲ 22.6 ▲ 3.8 ▲ 0.3 ▲ 34.8
28 小塚 旭 一般 ▲ 8.2 ▲ 17.5 24.0 ▲ 13.5 ▲ 21.5 ▲ 36.7
29 鈴木 郁孝 プロ 34.7 ▲ 9.6 13.2 11.3 ▲ 89.3 ▲ 39.7
30 京平 遥 プロ ▲ 27.6 ▲ 25.1 43.8 ▲ 36.1 ▲ 3.1 ▲ 48.1
31 土屋 幸弘 プロ ▲ 38.4 31.9 ▲ 54.3 0.4 9.2 ▲ 51.2
32 渡辺 洋巳 プロ ▲ 4.6 ▲ 8.4 ▲ 32.5 8.6 ▲ 14.8 ▲ 51.7
33 村瀬 光佳 一般 ▲ 11.2 ▲ 32.1 7.1 ▲ 31.6 7.4 ▲ 60.4
34 徳永 翔 プロ 44.2 ▲ 70.6 ▲ 11.2 7.3 ▲ 30.4 ▲ 60.7
35 望月 雅継 プロ 19.1 ▲ 38.5 ▲ 64.8 28.7 ▲ 32.0 ▲ 87.5
36 石原 元気 一般 ▲ 30.7 ▲ 50.2 ▲ 40.5 37.0 ▲ 4.1 ▲ 88.5
37 大須賀隆秀 一般 24.7 ▲ 46.8 ▲ 55.6 ▲ 7.2 ▲ 3.9 ▲ 88.8
38 川口 峻太 一般 ▲ 38.4 ▲ 59.1 13.1 ▲ 28.7 12.7 ▲ 100.4
39 鈴木 雅人 プロ 1.9 ▲ 17.1 ▲ 26.0 ▲ 14.8 ▲ 45.8 ▲ 101.8
40 冨永 直弘 一般 2.7 ▲ 71.9 6.9 ▲ 48.9 ▲ 22.2 ▲ 133.4
41 釣谷 慶次 一般 ▲ 59.4 30.8 ▲ 36.1 ▲ 51.6 ▲ 28.8 ▲ 145.1
42 大橋 義一 一般 ▲ 17.3 ▲ 64.1 ▲ 15.1 ▲ 44.3 ▲ 19.9 ▲ 160.7
43 沼田 裕貴 一般 ▲ 69.8 ▲ 47.9 ▲ 2.8 ▲ 8.6 ▲ 45.2 ▲ 174.3
44 松井 和志 一般 ▲ 36.0 ▲ 35.5 ▲ 13.2 ▲ 51.0 ▲ 42.3 ▲ 178.0

第31期A1リーグ第6節レポート 伊藤 優孝

長年プロリーグで戦ってきて思うのは、他のタイトル戦と違って、約1年間戦い続けるマラソンレースだということである。

選手が目指すのはまず、10節目をゴールと見て上位3名に入り鳳凰位決定戦に進出することだ。毎節プラスで終えるのは至難の技、調子の良い日もあれば悪い日もある。
体調や気力、精神バランス、プレッシャー等を上手にコントロールする必要がある訳で、これがなかなか難しい。

強者は技術もさることながら、総じてコントロールが上手い。
これが「麻雀力」だと私は思う。

麻雀力が強くなければいつも上位で戦って行けない。だから、麻雀プロは「麻雀力」をアップさせる為に日々、鍛錬と努力を怠ってはいけないのである。

ここ数年、麻雀力№1は瀬戸熊直樹プロだと思っている。私も大いに見習わなくてはと思っているのだが、なかなかキツイ… 鍛錬、努力が足りな過ぎを実感させられている日々です。

気持ちだけは前向きにと挑んだ今節、結果はご覧の通りの▲80.8P酷い…
今日の流れは最悪の逆流(基本的に私は流れ論者)私は流れを本流、中流、激流、逆流と区分している。

ポイントで表すならば、本流は超抜エンジン+好ハンドル捌き、+50P~ 中流は並エンジン+並ハンドル捌き、▲20P~+20P。激流は劣エンジン+劣ハンドル捌き、▲20P~▲40P。逆流は劣悪エンジン+劣悪ハンドル捌き、▲50P~ (ちなみに私は競艇好きなので表現がこうなります)?

4節目にも大きくマイナスをした▲71.2Pこの時は激流だったと思うが、あまりにハンドル捌きが劣悪過ぎて、▲20P~30P位に押さえられた所を大敗としてしまった。

今節、最悪の逆流モードにしてしまった原因は、1回戦東1局北家である。
特に、初戦1局の入りは大事に打つ事を心掛けている私なのだが…

五索五索五索六索六索七索二筒二筒四筒四筒五筒六筒七筒  ドラ六万

8巡目、ツモ三筒でテンパイ。
選択肢は、
A-六索切りヤミテン。
B-四筒切りテンパイ取らず。
C-五索切りテンパイ取らず。
D-六索七索切りリーチ。

今までの私なら、テンパイを取るのならAだが、おそらくBかCをチョイス。Dはほぼない。
にもかかわらず、七索切りで即リーチを打ってしまった(魔がさした?)楽になりたい弱い気持ちと焦りが顔を上げた形となった。

リーチ後すぐに違和感を覚え、後悔と不安がよぎる(私は何をやっているの!) 結果は、不安的中、満貫のアガリがあったはずが、逆に6,000オールをツモられた。

こんなドジを許してくれるほどA1は甘く無い。当然、この後はズブズブ。
それでも何んとか足掻いてみたが… 最終4回戦東1局東家。
配牌2シャンテン、4巡目ツモ六万でリーチ!

一万一万二万三万三万四万五万七万四索五索六索北北  ツモ六万  打一万  リーチ  ドラ八万

力が入る。流局…終わった。ここで完璧な逆流を悟った。
「麻雀力」の強化が、如何に大事かを改めて思い知らされた1日となった。

次回7節は勝負駆けとなった。何がなんでも頑張らなくちゃね?。
死神はまだ死ねない!?

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A1リーグ第6節レポート 伊藤 優孝

長年プロリーグで戦ってきて思うのは、他のタイトル戦と違って、約1年間戦い続けるマラソンレースだということである。
選手が目指すのはまず、10節目をゴールと見て上位3名に入り鳳凰位決定戦に進出することだ。毎節プラスで終えるのは至難の技、調子の良い日もあれば悪い日もある。
体調や気力、精神バランス、プレッシャー等を上手にコントロールする必要がある訳で、これがなかなか難しい。
強者は技術もさることながら、総じてコントロールが上手い。
これが「麻雀力」だと私は思う。
麻雀力が強くなければいつも上位で戦って行けない。だから、麻雀プロは「麻雀力」をアップさせる為に日々、鍛錬と努力を怠ってはいけないのである。
ここ数年、麻雀力№1は瀬戸熊直樹プロだと思っている。私も大いに見習わなくてはと思っているのだが、なかなかキツイ… 鍛錬、努力が足りな過ぎを実感させられている日々です。
気持ちだけは前向きにと挑んだ今節、結果はご覧の通りの▲80.8P酷い…
今日の流れは最悪の逆流(基本的に私は流れ論者)私は流れを本流、中流、激流、逆流と区分している。
ポイントで表すならば、本流は超抜エンジン+好ハンドル捌き、+50P~ 中流は並エンジン+並ハンドル捌き、▲20P~+20P。激流は劣エンジン+劣ハンドル捌き、▲20P~▲40P。逆流は劣悪エンジン+劣悪ハンドル捌き、▲50P~ (ちなみに私は競艇好きなので表現がこうなります)?
4節目にも大きくマイナスをした▲71.2Pこの時は激流だったと思うが、あまりにハンドル捌きが劣悪過ぎて、▲20P~30P位に押さえられた所を大敗としてしまった。
今節、最悪の逆流モードにしてしまった原因は、1回戦東1局北家である。
特に、初戦1局の入りは大事に打つ事を心掛けている私なのだが…
五索五索五索六索六索七索二筒二筒四筒四筒五筒六筒七筒  ドラ六万
8巡目、ツモ三筒でテンパイ。
選択肢は、
A-六索切りヤミテン。
B-四筒切りテンパイ取らず。
C-五索切りテンパイ取らず。
D-六索七索切りリーチ。
今までの私なら、テンパイを取るのならAだが、おそらくBかCをチョイス。Dはほぼない。
にもかかわらず、七索切りで即リーチを打ってしまった(魔がさした?)楽になりたい弱い気持ちと焦りが顔を上げた形となった。
リーチ後すぐに違和感を覚え、後悔と不安がよぎる(私は何をやっているの!) 結果は、不安的中、満貫のアガリがあったはずが、逆に6,000オールをツモられた。
こんなドジを許してくれるほどA1は甘く無い。当然、この後はズブズブ。
それでも何んとか足掻いてみたが… 最終4回戦東1局東家。
配牌2シャンテン、4巡目ツモ六万でリーチ!
一万一万二万三万三万四万五万七万四索五索六索北北  ツモ六万  打一万  リーチ  ドラ八万
力が入る。流局…終わった。ここで完璧な逆流を悟った。
「麻雀力」の強化が、如何に大事かを改めて思い知らされた1日となった。
次回7節は勝負駆けとなった。何がなんでも頑張らなくちゃね?。
死神はまだ死ねない!?

第92回:立花つくし

皆様こんにちわ!
菅原千瑛プロよりバトンをいただきました、日本プロ麻雀連盟27期生の立花つくしです。
早いものでもうプロになってから4年が過ぎました。

初めてプロ試験を受けた時は19歳で、まだまだ今よりずっと麻雀はぼろぼろでした。
あの頃を知ってる人たちから「つくしちゃん、強くなったね。」と言われると本当に嬉しくて、もっと頑張ろうって思えます!

私は麻雀が凄く好きで、強くなりたい、強い人と打ってみたい、タイトルをとりたい、と色々な希望をもってプロを目指しました。

麻雀は学生の頃に始めて、家族と打ったりネットでやったり、お姉ちゃんと2人で打ちにいったりしてました!高校卒業して何になりたいかなあと考えたとき、一番麻雀が好きだからプロになろう!と決心して、プロテストを受けました。

最初は点数計算もおぼつかなくて、本当に下手だったなーと振り返って思います。
先輩から優しくしてもらったり、麻雀を教えてもらったり、麻雀以外にも人間的にもいろいろと成長できたと思いました。

プロになってから色々な出来事があって、色々な人と会えて本当にプロになって良かったなぁ 、て思ってます。そんな私が今年、幸運にも女流桜花のAリーグに上がることができました。
初めて女流桜花で対局して、ストレートでAリーグにあがれて本当に嬉しいです。
女流桜花のAリーグはニコ生で放映されるので、皆様ぜひ見てください!

ニコ生で放映されるので、終わった後家に帰って対局を見て反省できるのです。
いっつも後悔ばかりですが。。やっぱり人に見られて自分の麻雀を見てもらえるのは緊張するけどとてもいい経験になりますね。

4節の女流桜花レポートを書くのでぜひそちらも読んでください。
私は文章を書くのがあまり得意ではないのですが一生懸命書いてみました!

Aリーグは後2節+プレーオフです、今現在何と5位に残れてます!
最初はマイナスからのスタートでしたが、やる気と根性だけで何とかがんばってます!
自分で見ていても、やっぱり私の麻雀は周りが見えていない所が多々あるので、そこを改善して対局にのぞみたいと思います。

Aリーグの強い方々と打つのは、自分の成長にも刺激にもなるので本当に楽しいです。
目標はもちろん女流桜花を獲ることですが、まずはプレーオフに出ることです。

プレーオフに出たら、何とか自分で納得できる麻雀が打てたらいいなって思います。
皆さんぜひ応援してくれると嬉しいです!

それ以外に印象的な出来事は、写真集に出た事です!
竹書房さんから出版されてる、国士無双という写真集に出る事ができました。
なんと!水着写真集です。13名の女流プロが出てるとても豪華な写真集ですっ。
海辺などで撮影されていて、本当に雰囲気もよく綺麗です。
今でもamazonで販売されてるのでぜひチェックしてください!

撮影は井上絵美子ちゃんと石田亜沙己ちゃんと一緒で、3人でしゃぶしゃぶ食べたりおしゃべりしたり楽しかったなぁ

写真集の中の自分は、何か大人っぽくていつもの自分じゃないみたいで、自分で見てても照れくさいです。買っていただいたお客様にも、色んな一面が見れていいね!といっていただけてうれしいです。
まだ見てない方はぜひ!

最近嬉しかったのは、最強戦ガールとして最強戦に出演できたことですね。
ニコ生で放映されていて「近代麻雀」が主催するタイトル戦です。
最強戦ガールの菅原千瑛プロと大久保朋美プロとは別に、最強戦のニコ生対局に出演しています。

井上絵美子プロと小笠原奈央プロと月江いくこプロと私の4人で最初のオープニング時に場を盛り上げる(?)役目をしています!最強戦ではA卓とB卓で対局があり1位2位まで決勝卓に通過できるのですが、トップ通過の方には特別最強戦ガールズのBARというコーナーに出られるのです。

最強戦ガールズ達からは麻雀の質問というよりは、プライベートな質問をして、出演者の方の色々な一面を知ろう!というコーナーです。毎回毎回とても面白いので、まだ見ていない方はぜひチェックしてくださいね。

そして最強戦ガールになって、強い方々の対局を間近に見ることができて 、本当に毎回感動できる対局ばかりで参加できて本当によかったです。

9月20日には、全日本女流プロ代表決定戦があるので、出場してぜひその権利をつかみとりたいと思ってます!その全日本プロ代表決定戦の様子もニコ生で放映されるのでぜひご覧ください。

では、次のバトンは、8月末行われた新人王戦で見事優勝されました、柴田吉和プロにバトンに託そうと思います!

一生に1度しか取ることのできないタイトルを獲得した柴田さん羨ましいです!
ではよろしくお願いしますっ!!

リレーエッセィ/第92回:立花つくし

皆様こんにちわ!
菅原千瑛プロよりバトンをいただきました、日本プロ麻雀連盟27期生の立花つくしです。
早いものでもうプロになってから4年が過ぎました。
初めてプロ試験を受けた時は19歳で、まだまだ今よりずっと麻雀はぼろぼろでした。
あの頃を知ってる人たちから「つくしちゃん、強くなったね。」と言われると本当に嬉しくて、もっと頑張ろうって思えます!
私は麻雀が凄く好きで、強くなりたい、強い人と打ってみたい、タイトルをとりたい、と色々な希望をもってプロを目指しました。
麻雀は学生の頃に始めて、家族と打ったりネットでやったり、お姉ちゃんと2人で打ちにいったりしてました!高校卒業して何になりたいかなあと考えたとき、一番麻雀が好きだからプロになろう!と決心して、プロテストを受けました。
最初は点数計算もおぼつかなくて、本当に下手だったなーと振り返って思います。
先輩から優しくしてもらったり、麻雀を教えてもらったり、麻雀以外にも人間的にもいろいろと成長できたと思いました。
プロになってから色々な出来事があって、色々な人と会えて本当にプロになって良かったなぁ 、て思ってます。そんな私が今年、幸運にも女流桜花のAリーグに上がることができました。
初めて女流桜花で対局して、ストレートでAリーグにあがれて本当に嬉しいです。
女流桜花のAリーグはニコ生で放映されるので、皆様ぜひ見てください!
ニコ生で放映されるので、終わった後家に帰って対局を見て反省できるのです。
いっつも後悔ばかりですが。。やっぱり人に見られて自分の麻雀を見てもらえるのは緊張するけどとてもいい経験になりますね。
4節の女流桜花レポートを書くのでぜひそちらも読んでください。
私は文章を書くのがあまり得意ではないのですが一生懸命書いてみました!
Aリーグは後2節+プレーオフです、今現在何と5位に残れてます!
最初はマイナスからのスタートでしたが、やる気と根性だけで何とかがんばってます!
自分で見ていても、やっぱり私の麻雀は周りが見えていない所が多々あるので、そこを改善して対局にのぞみたいと思います。
Aリーグの強い方々と打つのは、自分の成長にも刺激にもなるので本当に楽しいです。
目標はもちろん女流桜花を獲ることですが、まずはプレーオフに出ることです。
プレーオフに出たら、何とか自分で納得できる麻雀が打てたらいいなって思います。
皆さんぜひ応援してくれると嬉しいです!
それ以外に印象的な出来事は、写真集に出た事です!
竹書房さんから出版されてる、国士無双という写真集に出る事ができました。
なんと!水着写真集です。13名の女流プロが出てるとても豪華な写真集ですっ。
海辺などで撮影されていて、本当に雰囲気もよく綺麗です。
今でもamazonで販売されてるのでぜひチェックしてください!
撮影は井上絵美子ちゃんと石田亜沙己ちゃんと一緒で、3人でしゃぶしゃぶ食べたりおしゃべりしたり楽しかったなぁ
写真集の中の自分は、何か大人っぽくていつもの自分じゃないみたいで、自分で見てても照れくさいです。買っていただいたお客様にも、色んな一面が見れていいね!といっていただけてうれしいです。
まだ見てない方はぜひ!
最近嬉しかったのは、最強戦ガールとして最強戦に出演できたことですね。
ニコ生で放映されていて「近代麻雀」が主催するタイトル戦です。
最強戦ガールの菅原千瑛プロと大久保朋美プロとは別に、最強戦のニコ生対局に出演しています。
井上絵美子プロと小笠原奈央プロと月江いくこプロと私の4人で最初のオープニング時に場を盛り上げる(?)役目をしています!最強戦ではA卓とB卓で対局があり1位2位まで決勝卓に通過できるのですが、トップ通過の方には特別最強戦ガールズのBARというコーナーに出られるのです。
最強戦ガールズ達からは麻雀の質問というよりは、プライベートな質問をして、出演者の方の色々な一面を知ろう!というコーナーです。毎回毎回とても面白いので、まだ見ていない方はぜひチェックしてくださいね。
そして最強戦ガールになって、強い方々の対局を間近に見ることができて 、本当に毎回感動できる対局ばかりで参加できて本当によかったです。
9月20日には、全日本女流プロ代表決定戦があるので、出場してぜひその権利をつかみとりたいと思ってます!その全日本プロ代表決定戦の様子もニコ生で放映されるのでぜひご覧ください。
では、次のバトンは、8月末行われた新人王戦で見事優勝されました、柴田吉和プロにバトンに託そうと思います!
一生に1度しか取ることのできないタイトルを獲得した柴田さん羨ましいです!
ではよろしくお願いしますっ!!