何を切る?/何を切る?fromロン2 2017年8月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答を、グラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東4局2本場南家 (色の濃くなっている牌はツモ切りです)

 
プロ

二筒切り・・・13人
二万切り・・・6人
六索切り・・・6人
七索切り・・・6人
四万切り・・・3人
七筒切り・・・2人
 
ロン2ユーザー

七索切り・・・28.7%
六索切り・・・20.4%
二筒切り・・・19.1%
二万切り・・・13.4%
七筒切り・・・9.6%
七万切り・・・4.5%
四万切り・・・3.2%
五筒切り・・・1.3%
 
 
プロ解答(50音順)
二筒切り
稲岡ミカ
「仕掛けも込みでドラは使い切りたい。234は追わず、二万四万タテ引きの567の方を理想形とする。マンズが高く、できればソーズ2メンツにしたいです。」
菊原真人
「ドラのタテ引きや四筒六筒引きを考えて、ピンズは1メンツか雀頭と見て、ドラ含みのメンタンピンを目指す。六筒引きから雀頭振り替わりで、567の三色まで見たい。」
近藤久春
「ドラが出ない形にして、567の三色を念頭に入れる。」
菅原千瑛
「234の三色を追いたいところではあるが、一発・裏ドラ有りなので、ここは三色なら567としたい。マンズが高いので二万四万ターツを払いたいが、ダイレクトに引いた時が痛いので、ひとまず二筒を切って様子を見たい。」
瀬戸熊直樹
「234よりドラの五筒を軸に、567を見ながら。」
ともたけ雅晴
「234の三色は見えるが、その場合ドラを使えない可能性が高く、三色なら567の方が良さそう。次の親番もあるし、供託もあるので、最悪2,000でもアガって親を迎えたい。」
二階堂亜樹
「タンヤオを確定させるのと、ドラ周りでメンツを作る。234よりは567を見て。」
HIRO柴田
「234よりはタンヤオ。持ち点的にはうまくいかないと思うので、早くスリムに構えたい。」
福光聖雄
「ピンズのドラ周りが苦しいので、1メンツにする。一筒が入ってもうれしくなく、二筒切りはロスが少ない。」
藤島健二郎
「手順で三色を追う場合ドラが出ていくので、234は狙わない。一番痛くない裏目は一筒と考える。」
古橋崇志
「高打点になるなら567の三色かドラの重なりと見て、234は見切る。一筒を引いてしまうと何もかもが崩れてしまうので、二筒切りとする。」
森下剛任
「234よりドラを使う。」
和久津晶
一筒四筒が信用できないので、五筒周りは1枚引ければ良い形に。」
 
 
二万切り
和泉由希子
「難しそうな234の三色にこだわるより、アガリやすさとドラ使い。567になったら良いなくらい。」
清原継光
「234の三色に必要な四筒は、ドラがメンツで使えるうれしい牌なので、234を狙う必要はないと考える。悪形ターツを払って、メンタンピンドラを第一本線に考える。567になったらうれしいけど欲張りすぎかな。」
黒沢咲
「ドラを使ったタンピン系を目指す。マンズの悪形を払いつつ、ツモによっては567の三色に向かいたい。」
東谷達矢
「この牌姿の場合、6ブロックよりも5ブロックで進めた方がツモ牌に柔軟に対応できる。234の三色は消えるが、ドラを活かせる点と遠く567が見える点が打二万の利点。」
藤岡良一
「劣勢な点数状況だが、しっかりとした手順で、アガれなくとも567の三色を最高形とする形を追っていきたい。二筒三筒が重なると現実味を帯びてくる。」
前田直哉
「マンズ受けにしたくないから。」
 
 
六索切り
荒正義
「234の三色は難しい。雀頭を飛ばして好形を求める。三万五筒ツモなら強く前に出る。」
岡部光輝
「234と567を見るが、両方追うのは無理そうなので、三色にならなくてもタンヤオが付きそうな567を本線に。親が早そうなので注意しつつ。」
猿川真寿
「マンズが高く二万四万を外したいが、まだ234も残しておきたい保留の打六索。234、567狙いが崩れても、メンタンピンドラ1には仕上げたい。」
沢崎誠
「雀頭は後からゆっくり作っていく!!」
刀川昌浩
「234、567の三色を見ながら、次の1メンツがどこで完成するかで決める。」
藤原隆弘
「東ラスでこの点棒状況ではかなり状態が悪い。234のタンピン三色などには仕上がりそうもないし、ドラも使い切れるかどうか?とりあえず、素直にまとまることはないと見て、雀頭固定せずにほぐして様子を見る。」
 
 
七索切り
ダンプ大橋
「とりあえず雀頭固定して、ツモ次第で。」
林俊宏
「234も567も確定してないので、まずは打七索とし、後はツモ次第。北を切っていますが、この先安全牌を引いたら四万二万と切っていくかもしれません。」
古川孝次
「いったん雀頭を固定するが、道中五筒が雀頭に振り替わる展開がベスト。六筒が先に入ったら、打七万として、さらに234を追求する。」
松岡千晶
「234の三色の可能性を残して、六索の雀頭固定をします。東ラスとはいえ、満貫を目指して手組みをしたいです。」
三戸亮祐
「234の三色を意識して進行するが、六筒が入るようだと二万四万を払っていく場合も。」
宮内こずえ
「234の三色狙い。六筒引きは二万四万払います。五筒引きからの変化にも期待。」
 
 
四万切り
紺野真太郎
「三色を狙いたいところだが、ターツオーバー。ドラ絡みでない方の二万四万ターツを払う。まだ東場でもあり、567になればラッキーくらいの気持ちで。」
佐々木寿人
「234の三色は仕上がりにくいと見る。」
藤崎智
「マンズが高そうな感じもするので、三色はあきらめてドラを使い切る方を優先します。」
 
 
七筒切り
清水香織
「234の三色を見つつ進行するが、供託もあるので、そこまで三色にはこだわらない。」
山井弘
「ラス目で、できるだけ打点を見たいところではありますが、無理な手筋でアガリ逃すことのないようにします。234の三色は狙いつつ、ドラの重なりからタンピンへ狙いを変えることも考慮して打七筒
二万四万六万七万八万二索三索四索六索六索二筒三筒五筒 ツモ三万
この形の三色になれば、ドラの五筒切りもありです。」

インターネット麻雀日本選手権2017観戦記 山井 弘

半年ほどまえ、近代麻雀からアンケート企画への協力依頼がきた。

「あなたがいま、一番強いと思う男性プロはどなたですか? ご自身以外で1人お答えください。無記名投票なので貴方のお名前は出しませんが、よろしければ投票した理由を簡単にお答えください。」という内容だった。

私の頭の中である男の顔が浮かんだ。

決勝の1回戦であれば、今日一日の運勢を占う上でもできれば先手を取りたいものだ。

配牌
二万三万七万八万九万六索八索二筒八筒九筒南発発  ドラ発

いきなりドラ2枚の勝負手が入った。
巡目は進み8巡目。

二万三万七万八万九万三索四索六索七索八索九筒発発  ツモ六筒

手牌は1シャンテンまで伸び、あと一歩で先制できる。しかも打点が見込める。
しかし、上家のcmj5330さんの捨て牌が尋常ではない。

六索 上向き五索 上向き四索 上向き五筒 上向き四筒 上向き六筒 上向き
三筒 上向き七筒 上向き

明らかに変則手であることは明白で、打九筒の先切りも考えたそうだ。しかしここは六筒をツモ切り。すると次巡のツモは九索
今ここで3枚目の九索を切っておけば、後で4枚目を引いた時に六索と振り返ることができる。どのみちこの手は勝負手なのだから早目に国士に危険な牌を処理しておく。上家は1巡の間に三万を手から切ってはいるが、まだはっていないだろうと九索を先切り。

東1局、いきなり大きな失点となった。

決勝の大舞台、しかも初戦の東1局でいきなり役満が飛び出すというのはあまり聞いたことはないが、それに遭遇してしまった佐々木は一体どんな心境だったのだろうか。
動揺してこのあと冷静に打つ事ができなくなってしまう者もいるだろう。しかし佐々木にそのような動揺は見られない。
次局もピンフドラ1の六万九万でリーチを打ち、それがカン六万に引き負けても、次局またリーチと何事もなかったかのように攻める。

親番もこれでもかとリーチで攻め続ける。

四万四万七万八万九万四索五索五索六索七索四筒五筒六筒  リーチ  ドラ二筒

これに対して西ポン、北ポンとオタ風を仕掛け返してきた藤崎だが、アガッたのはピンフのテンパイをしていた七瀬。

ようやく向かえた佐々木の初アガリは東4局2本場だった。

一万一万一万四万四万五万五万六万六万発  ポン西西西  ロン発  ドラ四万

この8,000を七瀬から打ち取る。しかしまだラス目。二の矢はこれだ。

二索三索四索五索五索北北  ポン南南南  ポン白白白  ツモ北  ドラ九筒

これで七瀬を交わしてラス抜け。
佐々木は1回戦いきなり国士放銃という厳しいスタートから3着で粘りを見せた。

2回戦は荒れた。終わってから佐々木に、
「なんであんな四万を打った人に天和が入るんですか?麻雀に流れはないんですか?」と聞かれた。

佐々木はこの回ラスで、トータル▲59.3Pと優勝するにはギリギリのラインと言っていいほどの位置まできてしまった。

3回戦は藤崎に1,000点を一度打っただけで3着。
そのまま4回戦はラスとなり、5回戦を向かえたころには優勝の可能性がほぼなくなってしまった。

「麻雀に無駄がなく思考もシンプル。また、麻雀で一番大切な精神力がプロの中でもNo.1だと思います。それは普通中々身につけることができるものではなく、凄まじい経験の中で身につけたもので、他の人では身につけることのできないものを持っているのではと思います。」

私は頭に思い浮かんだ佐々木寿人の名前と一緒に、こう理由をつけて送信ボタンを押した。
数日して、選出理由と私の名前が近代麻雀の企画ページに掲載されていた。
 
 
 

インターネット麻雀日本選手権2017の予選は2月から始まった。
一般の予選は、ハンゲーム麻雀4ロン2の各サイトで行われ、プロのほうでもプロ予選が行われた。

「予選からもう一つ勝ちたい、もう一つ勝ちたい、と思ってやってきました。」

七瀬はこう思いながら決勝まで勝ち上がってきた女流の選手だ。

私が彼女と初めて会ったのは、彼女がまだプロになる前である。
池袋のとある麻雀店に遊びに行ったとき、ひときわ華やかな女性の店員さんがいた。
すると彼女は私に「今度連盟のプロテストを受験します。よろしくお願いします」と挨拶しそのまま同卓した。
一生懸命打つ彼女の姿勢が印象的で、少しでも私にいいところを見せたかったのかもしれない。

それから5年。彼女は母親になっていた。7月で1歳になるそうだ。
女流桜花Bリーグ、プロリーグはD2リーグで連盟のタイトル戦では初の決勝進出となった。

1回戦東1局の親番でいきなり国士無双が飛び出した。
放銃したのは佐々木寿人だが、

二万四万五万五万六万七万一索二索三索七索七索三筒四筒

七瀬もピンフの1シャンテンで、恐らく九索はツモ切ったのではないだろうか。
もしくはツモられて親かっぶりし、大きな失点になった可能性もあっただけに、最悪は回避できたとホッとしたのではないだろうか。

決勝の1回戦となれば、まずは誰もが思うこと「早く1回アガリたい」。

東3局2本場、親番の佐々木からリーチが入る。
リーチ後、藤崎が西ポン、北ポンとオタ風を仕掛けている。
七瀬は危険牌を打ち出すことなく、佐々木の現物待ちでテンパイが入った。

六万七万一索二索三索七索八索九索三筒三筒六筒七筒八筒  ドラ二筒

五万八万は場に1枚切れているだけ。決勝の頭取りを考えるのであれば追いかけリーチもあるが、ここはヤミテンで一旦アガリを取ることを選択した七瀬。
この判断がうまく行き、cmj5330さんから五万でアガリとなった。

しかし次局、藤崎の仕掛けに捕まってしまう。
藤崎が親番でダブ東を鳴くと、

二万三万八万五索六索七索二筒四筒六筒七筒東南南  ツモ三筒  ドラ五筒

カン三筒が埋まった。藤崎の河はマンズが高く、四索六索とターツを払ってきていることから、マンズのホンイツ、もしくはドラ絡みと考える。
八万が後に危険になる可能性もあることから先に切る。上家であれば逆だが、下家であればこの判断に間違いはないと思う。
確かに打点など考えれば向かって行くほどの手ではないかもしれないが、ギリギリまで攻め込むスタイルが七瀬のフォームだ。

この八万が藤崎に鳴かれて、2巡後、有効牌の一万がツモ切られる。しかも一万は4枚切られ、数巡後には生牌の発を掴まされる。
こうなるともう撤退で受ける形で終局を迎えることになりそうだが、次巡、薄い四万が入ってしまう。

二万三万四万五索六索七索二筒三筒四筒六筒七筒南南

こうなれば逆に藤崎の仕掛けでテンパイが入ったと考えることもできる。ならばドラ受けでもあるし、リーチへと一気に気持ちが傾くのも分かる。
しかしこの発が藤崎の12,000に捕まる。

「実はプロになる前から寿人さんのファンだったので、対戦できてとても嬉しかったです」

七瀬は佐々木のスタイルに憧れている。打ちこんでもへこたれずに攻め続けるフォームだ。自身も「雀風はわりと攻撃型です!」と語っている。

東4局2本場 七瀬手牌

四万四万二索三索一筒二筒三筒五筒六筒発中中中  ツモ六筒  ドラ四万

ここから佐々木のホンイツドラ2に、この発で放銃となった。
打ち込み出すと止まらない、そんなスタイルはマネしなくてもいいと思うのだが、そこも含めて佐々木のスタイルが好きなのだろう。
この半荘は、国士を放銃した佐々木に捲られラスとなってしまった。

2回戦東2局、藤崎の天和。

「役満が2回も出たのは苦笑いでした」
確かにこれだけは回避のしようがなく苦笑いするしかない。

南2局、天和で大量リードしている藤崎の親番。七瀬にチャンスが訪れた。
藤崎がcmj5330さんの第一打五万をいきなりポン。

一万三万五万五万六万七万八万二索二索四索東発発  ドラ一索

ここから動く藤崎を見るのは珍しい。
その後、七瀬以外の3者が動き、感触のいいテンパイが面前で入る。

二万三万八万八万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒南  ツモ四万

高目タンヤオの可能性が残るツモは好感触だ。即リーチに行くと、これが佐々木から一発で七筒が出て7,700のアガリとなった。

そして次局、私がもし七瀬の敗因はどこですかと聞かれたらここだと思うと答える。
南3局、七瀬は感触のいいアガリで迎えた親番である。そしてドラ2枚のチャンス手がきた。

二万七万九万一索三索四索九索二筒五筒五筒七筒西白白  ドラ五筒

ツモは七筒二索四万ときて

二万四万七万九万二索三索四索五筒五筒七筒七筒白白

こうなり、ここで藤崎から切られた白をポン。ドラ2枚なので通常ポンするのは普通だと思う。
ただ、前局いい感触のアガリをし、配牌もドラ2枚でツモも割といい感じできていた。
私だったらこういう時に場の流れを変えるような行為は極力しないようにする。
当然2枚目であればしかたないと思うが、この1枚目の白は見送ってもよかったのではないだろうか。
そうすれば違う未来があったかもしれない。

こんな話をすれば結果論に聞こえてしまうかもしれないが、この白を見送って私は何度も好結果に繋げたことがある。
あとは鳴いて失敗するのと、鳴かないで失敗するのでどちらが精神的にダメージになるかだ。
私の場合は、圧倒的に鳴いて失敗したときのほうが後悔するので鳴かないことのほうが多い。
まだ残り3戦あると考えれば、精神的ダメージは少ない方がいい。

もしドラ2枚の時は必ず1鳴きするという人は、一度、調子がいいな、ツモがいいなというとき、試しに1鳴きしないで見送ってみるといい。

七瀬
二万二万二索三索四索四索五筒五筒七筒七筒七筒白白

cmj5330さん
三万四万五万八万九万九万二索三索一筒三筒五筒七筒八筒

佐々木
五万六万七万七万八万九万南南南西発発中

藤崎
七万八万六索六索七索八索八索二筒四筒北北中中

鳴かないと4人の形は恐らくこうなっており、七瀬がほしい白とドラの五筒二万は山に1枚ずつ残っていた。
どんな未来があったのか、もしかしたら写真の真ん中で目を赤くしてトロフィーを持っていたかもしれない。
 
 
 

人生初の天和をこの舞台でアガッたのは藤崎智。

佐々木の「何であの四万を打った人に天和が入るんですか?」との問に沈黙していたら、横から、「スター性じゃない」と突っ込んできたのは藤崎。
佐々木とは同郷で同じ高校の先輩と後輩になるそうだ。普段から仲もよくいつも2人で軽口をたたき合っている。
普段のタイトル戦決勝は無駄な会話は一切禁止されているのだが、今回のように他団体や一般の方も参加する大会においてはそのルールは適用されていない。

その藤崎にとっても1回戦の国士は肝を冷やしたのではないだろうか。
藤崎が九索を切った2巡後テンパイなのだ。手牌も345の三色が見える1シャンテンで恐らく七瀬と同じく、このタイミングであればツモ切ったのではないだろうか。

半荘1回に役満2回というのはあまり聞いたことがない。ましてやタイトル戦の決勝では尚のことである。
それが飛び出しそうになった。

1回戦東3局2本場、親番の佐々木からリーチが入る。
その局の藤崎の配牌が

一万二万七索二筒七筒七筒八筒九筒南南西西北  ツモ東  ドラ二筒

こうで、4巡目に北、5巡目に東を重ね材料は整った。その間、西北が1枚ずつ切られているがまだ十分小四喜が狙える。
いや藤崎は狙った。それは手順からも分かる。

一万一万二筒七筒七筒八筒九筒東南南西西北  ツモ北

まずここで七対子の1シャンテンになるがそれを拒否して打一万とする。次巡、東ツモで一気に小四喜が現実となったところで打七筒とする。
これは小四喜をアガるのであれば、東南西北で3メンツ1雀頭と考えるので、あと1メンツ作っておけばいいということである。
なので少しでも捨て牌を作るため、また安全な牌を残すための打七筒なのだ。
ドラの二筒は、都合よく親の佐々木が切ったときに合わせて目立たなかった。そしてその佐々木からリーチが飛んでくる。

七筒八筒九筒東東南南  ポン北北北  ポン西西西  

リーチ後、佐々木が西北も掴み、このテンパイまで持ち込む。
こうなれば後は捲り合いなので、佐々木のピンフ三索六索待ちとどちらが先にいるかだ。

しかしここでアガったのは佐々木でも藤崎でもなかった。五万八万のピンフでヤミテンをはっていた七瀬だった。
佐々木の現物でcmj5330さんからの初アガリとなった。

観戦している者は勝手なものである。
佐々木には本当に申し訳ないのだが、国士に続いて、小四喜を放銃する姿を見たかったのは私だけではあるまい。
かく言う私も天空麻雀で佐々木に小四喜を放銃したことがあるが、そのとき先輩プロに「山井君は華があるから東を掴むと思ったよ」と言われた。
ようは、役満はアガるものも振ったほうも華があるということなのだ。

次の局、七瀬から、

二万二万五万六万七万発発  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き  ポン東東東  ロン発

この12,000点をアガリ1回戦藤崎は2着となった。

2回戦、東1局2本場、

四万七万九万一索三索四索五索六索七索八索西中中  ドラ四万

ここから1枚目の中を仕掛ける。
藤崎の軽い仕掛けはあまり見たことがない。軽いときは早いときである。そして仕掛けるときは高くなる要素があることが多い。

今回もホンイツかドラの重なりを見て打七万とする。藤崎らしい一打だ。
しかし四万が手残りしてしまっている状況でcmj5330さんからリーチが入った。
私は藤崎ならここは行かないと思っていた。

四万一索一索三索四索五索六索七索八索八索  ポン中中中  ツモ三索  

ここから打四万で満貫の放銃となった。
ちなみに、cmj5330さんの河にソーズは1枚も切られていないため、受けるにしても厳しい状況であったのは間違いない。

その攻撃的な姿勢が呼び込んだのかどうか私には分からないが、次局、藤崎は人生初の天和をアガる。
リアルの対局と違い、アガリがあるとすぐに次局へ行くため、視聴者のかたには一瞬だったので改めて牌譜を掲載しておこう。

本当に一瞬の出来事だった。ツモという吹き出しがパッと見えて、その瞬間、次の局へスッと進んだため、解説席は一瞬パニックになった。
対戦者もこれには苦笑いする他ない。防ぎようもないことなのだから。

しかし藤崎、この半荘はトップになったのだが、天和を1回アガっただけであった。
トータルでもトップ目に立つが、何かいつもの藤崎の勝ちパターンではなかったような気も、今になってみれば思える。

3回戦は藤崎とcmj5330さんとの競り合いとなった。

東4局2本場、藤崎は親番で、

二万二万五万五万七万七万三索三索四索四索六筒六筒八筒  ロン八筒  ドラ六筒

これをトータル2番手で追いかけてくるcmj5330さんから打ち取る。これは大きなアガリとなった。
そして次局、ダメ押しといってもいいアガリがでる。

二万三万四万四万一索二索二索三索三索四索五索六索七索  リーチ  一発ツモ四万  ドラ七索  裏八筒

これを一発でアガリ4,000オール。得点も天和をアガった半荘を超え64,900点となった。
次局、佐々木から早いリーチが入る。
 
六万六万七万七万八万二索三索四索三筒三筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ二索

このとき藤崎の手牌は、

二万三万七万七万八万二索六索六索二筒二筒東発中  ツモ四索

まだ攻める手にはなっていなかった。しかし安全牌を切っている内に、

二万三万七万七万八万二索四索六索六索六索二筒二筒発  ツモ五索

ここまで伸びたので打発で様子見とすると、次のツモは五万でこれは当たり牌である。
ここで藤崎は打五索と受け気味に進め、次にツモ八筒でオリになってしまう。
結果はこの局、cmj5330さんがホンイツの満貫をアガるのだが、トータル2番手のcmj5330さんにアガられるくらいなら、佐々木に3,900か満貫なら放銃になってもよかったかもしれない。
これはあくまで結果論だが、そうすれば佐々木が2着目になり、cmj5330さんは苦しい展開になったかもしれない。藤崎の守りの堅さが裏目になった可能性もある。

3回戦も藤崎とcmj5330さんとのワンツーで終わり、これで残り2回戦。ほぼ2人の一騎打ちとなった。

4回戦はその2人の壮絶なアガリ合戦となった。
藤崎はこの半荘でcmj5330さんより上の着順であれば、ほぼ優勝と言っていい。

六万八万一索二索二索三索四索四索四索五索七索八筒八筒  ドラ八筒

ここから二索ポンと多少、無理目の仕掛けだがアガリ切る。

六万八万四索四索四索八筒八筒  チー六索 左向き五索 上向き七索 上向き  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ツモ七万

次局も

九万一索三索三索七索八索七筒七筒八筒九筒東発発  ドラ八索

この手から発をポンと、アガリまでは結びつかなかったが、明らかに攻め手を緩めず、この半荘で決めにきているのが分かる。
競っているcmj5330さんの親番では、

三索四索四筒五筒八筒八筒南白白白発発中  ドラ六索

ここから発を仕掛けていく。少し仕掛けが多くなってきた印象もあるが、ここはしっかりとアガリ、cmj5330さんの親番を落とすことに成功。

四筒五筒八筒八筒白白白  チー二索 左向き三索 上向き四索 上向き  ポン発発発  ロン三筒

しかしどうしてもこの半荘、cmj5330さんより上に行けず、藤崎は2着。残すはあと1戦となった。

最終戦、cmj5330さんとのポイント差は36.0Pである。
トップラスで6,000点差付けられると捲られるという状況で迎えた。

東2局1本場

五万六万七万四索四索六索八索一筒二筒三筒南南南  リーチ  一発ロン七索  ドラ五万  裏一筒

藤崎は佐々木からこのアガリをものにする。
このアガリの価値は、ラスになる可能性が低くなったということだ。
トップがcmj5330さんでも藤崎はラスさえ引かなければ、2着順しかつかないため、16,000点差まで耐えられる。
cmj5330さんが2着であれば、さらにプラス10,000点の余裕ができる。
藤崎がこれだけ点差をつけていて負けるイメージがない。

しかしこの後、藤崎はオーラスまで一度も手牌を開くことはなかった。
 
 
 

これまでインターネット麻雀日本選手権で一般ユーザーが優勝したのは一度だけ。
2013年のロン2ユーザー代表のクラピカさんだ。
ユーザーが決勝まで駒を進めたのは、今回のハンゲーム代表cmj5330さんで8人目となる。

cmj5330さんというハンドルネームの由来だが、cmjは好きな漫画から、5330は個人情報なのでここでは明かせないということだった。
ハンゲーム歴は1年ほどで、麻雀は幼いころからされていたそうだ。

そんなcmj5330さんだが、ここまで強豪プロたちを倒し勝ち上がってきた。

ハンゲーム予選では和泉プロ
ロン2本選では魚谷プロ、高宮プロ
ベスト16では忍田プロ
ベスト8では森山会長と瀬戸熊プロ

恐らく、このような舞台に立つのも初めてだろう。緊張もあったと思うが、いきなり役満をアガった。配牌は8種。東ツモで9種になった。

一万三万九万四索六索一筒四筒五筒九筒南北白中  ツモ東  ドラ発

開局ということから流す人もいるだろうが、cmj5330さんはここから打六索とし国士を狙い、それが見事9巡目に決まった。

大きなリードを得て、少し緊張も解けたのではないだろうか。
そして次局cmj5330さんの雀風が分かる局だ。

五万七万九万三筒四筒五筒八筒九筒西西発発中  ドラ七万

国士をアガった次局の親番。3巡目に出た発を1枚めからポン。
これでまず仕掛けも多用する打ち手ということが分かる。そして打中。これで打点よりもスピード重視。
すぐに七筒が鳴けてテンパイが入る。

五万七万三筒四筒五筒西西  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き  ポン発発発

七筒を鳴いて打九万ということは良形を作りにいくタイプということになる。アガリ易さ重視。
そして次が一番大事なところで、6巡目、国士をアガった佐々木からリーチが入る。

親とはいえ、打点、待ちともに攻め返せるほどの手ではない。
しかしcmj5330さんは八筒をツモ切り勝負にいった。

これである程度の攻撃型で、仕掛けても簡単にはオリないタイプということが分かった。
このとき、もしここで簡単にオリるようであれば、国士をアガったといえ、残りの戦いは相当厳しいものになるだろうと思っていた。

点数をもってそれを守りに行けば、それが隙になり、百戦錬磨の藤崎や攻撃型の佐々木、七瀬にとっては戦いやすい相手になってしまう。

麻雀を理屈で捉えれば、例えば、このような状況が千回あれば千回西を切っていくほうが成績は残ると思う。
しかし、決勝だけは不利な状況でも、確率の薄いほうを引き当てられるのであればそれを逃してはいけないと、戦い方を分かっている打ち手といえる。

次局、すぐに六万を引き寄せた。
強いて言えば、長引いたときの押し引きをもう少し見てみたかった。

この局の戦いを見ていただけに、次の南は正直止まらないのではと思っていた。

確かに藤崎が親のリーチ後に攻め返しオタ風を2つ鳴いている。よく考えればこの南は止まって当然だが、本当に冷静な判断だったと思う。
ここは七瀬に五万でピンフの放銃となったが、七瀬がリーチだと局面は長引いただろう。

1回戦成績
cmj5330さん+45.8P 藤崎+14.9P 佐々木▲21.2P 七瀬▲39.5P

2回戦

東1局2本場、藤崎よりドラの四万で出アガリ8,000点。
藤崎からドラが出るなんてcmj5330さん本人がビックリしたのではないだろうか。
しかし次局、親の藤崎が天和。これもアガった本人がビックリ、他3者は苦笑いするしかない・・・

2回戦成績
藤崎+46.5P  cmj5330さん+6.4P 七瀬▲14.8P 佐々木▲38.0P

2回戦終了時
藤崎+61.4P  cmj5330さん+52.2P  七瀬▲54.3P 佐々木▲59.3P 

3回戦は開局すぐに佐々木から満貫をアガってリードするも、東4局2本場で藤崎に痛恨の12,000放銃。

二万二万五万五万七万七万三索三索四索四索六筒六筒八筒  ロン八筒  ドラ六筒

これは藤崎のスピードをはかりそこねた。
そしてその藤崎に4,000オールを引かれ、トップが遠ざかる。これ以上は引き離されたくない状況だ。

次局、このままでは藤崎に持っていかれるので、自風の西を仕掛けていく。すると佐々木からリーチが入る。正念場となった。
cmj5330さんはすぐにテンパイするも待ちがペン七筒とまだ不安が残る。
藤崎も生牌の発を押してきている。やはりリードしているからと言って、簡単にやめてくれる相手たちではない。

ここでcmj5330さんはこの白をポンしていく。
待ちがよくなる分けではないが打点が上がる。タンキでまわしておけば好形に変化する可能性もあるし、いよいよともなれば危険な牌で回ることもできる。
しかしcmj5330さんの選択は打北。打点を上げたうえで安全策をとった。

藤崎は当たり牌の五万を掴まされて受けに入った。そして見事正解を導き出すcmj5330さん。

四筒五筒六筒八筒九筒北北  ポン白白白  ポン西西西  ツモ七筒  ドラ二索

このアガリで藤崎を追う一番手となった。

3回戦成績
藤崎+54.8Pcmj5330さん+8.9P佐々木▲15.7P七瀬▲48.0P

3回戦終了時
藤崎+116.2P  cmj5330さん+61.1P 佐々木▲75.0P 七瀬▲102.3P 

4回戦は藤崎にトップを取られればほぼ優勝が決まってしまう。
正確に言うならば、cmj5330さんより上の着順であれば決まりだろう。

cmj5330さんが仕掛ければ、それに合わせて藤崎も仕掛け、cmj5330さんにはアガらせてくれない。

東4局、2巡目でドラの八索を切ってテンパイ。

一万二万三万八万八万二索四索二筒三筒四筒五筒六筒七筒  ドラ八索

一手変わり三色だが、7巡まわしても四万は引かない。その間、藤崎はcmj5330さんのドラ切りに反応したのか、発を1枚目から仕掛けてプレッシャーをかけに行く。
このあたりは本当に試合巧者だ。

あまりに手も変わらず、捨て牌の状況もよくなったため、cmj5330さんはリーチに踏み切る。
すると七瀬からも追いかけリーチが入る。一転してピンチになったcmj5330さんだったが、手詰まりした藤崎から三索を打ち取る。
その次局、cmj5330さんはホンイツで仕掛けていく。

一索二索二索三索五索七索九索  ポン発発発  ポン西西西  ドラ北

ここから八索を鳴いて、打一索でカン四索のテンパイ。鳴かせてくれた七瀬からリーチのおまけまでついてきた。

七万七万四索五索六索一筒二筒三筒五筒六筒七筒東東  リーチ

一発で六索を掴み三索を勝負。次の一筒を無筋だが打つ。そして七索のアガリまでたどり着いた。

ラス前では、今度は佐々木とのリーチ合戦だ。

cmj5330さん
三万三万三万六万七万八万六索七索二筒三筒四筒南南  リーチ  ドラ六索

親番佐々木
五万五万五万三索四索五索二筒三筒九筒九筒西西西  リーチ

本当に一人旅はさせてくれない。誰かが必ず立ちはだかってくる。これが決勝という舞台なのだ。
cmj5330さんはこれも引きアガリ、裏ドラも乗せて藤崎を引き離しギリギリのところでトップになった。藤崎はしぶとく2着に粘った。

4回戦
cmj5330さん+29.3P 藤崎+10.2P 七瀬▲12.3P 佐々木▲27.2P

4回戦終了時
藤崎+126.4P cmj5330さん+90.4P 佐々木▲102.2P 七瀬▲114.6P

最終5回戦はcmj5330さんと藤崎の差が36.0P。
トップラスで6,000点の差をつければcmj5330さんの優勝である。
いよいよ決着のとき来る。

並びは藤崎起家でラス親がcmj5330さんとなった。
これはいつもの連盟規定ではなくネットでの対戦のため、ランダムに親が決まる。
ラス親がある分だけ若干、cmj5330さんのほうが有利だが、藤崎とはある程度点差があるため離すか、並びを作らないと厳しい。

東1局、ライバルの藤崎から打ち取る。

藤崎
六万六万六万六索七索五筒五筒五筒六筒六筒  ポン東東東  ドラ五万

藤崎はここから六筒をポンして勝負に出た。
七索の仮テンで、これをアガリ切れば優勝は目前。道中、1枚切れの中タンキへ待ち変え。

cmj5330さん
七万八万九万二索三索四索四索五筒六筒七筒南南南  リーチ  ロン一索  ドラ五万  裏四索

藤崎が六筒をポンしなければ、局面は長引きどうなったか判断できないが、ここはcmj5330さんに軍配が上がる。
裏ドラが乗って、大きな5,200直撃となった。

東2局1本場

五万六万七万四索四索六索八索一筒二筒三筒南南南  リーチ  ロン七索  ドラ五万  裏一筒

しかし藤崎はすぐにこの満貫をアガる。
これのままcmj5330さんに離されなければ優勝だ。

七瀬は親で6,000オール、佐々木は次の局2,000・4,000と少しエンジンがかかるのが遅かった。
これで苦しくなったのはcmj5330さん。トップが遠くなる。

そして南2局1本場、私はこの局がcmj5330さんにとって勝負になった局だと思う。

親の七瀬が超大物手をテンパイ。

一万二万三万一索一索一索二索三索七索八索九索一筒三筒  リーチ  ドラ二筒

これに追いついたのはcmj5330さん。

四万五万七万八万九万二索三索四索四索一筒二筒白白  ツモ三万 

浮いている四索はまったくの無筋。
少し1回戦の東2局と似ているような気もする。
決勝のこの場面、もちろんリーチの手は分からないが、最後の親でリーチときた七瀬に放銃すれば、何ヶ月もかけて戦ってきたすべてが終わってしまいそうな究極の場面だ。
親番も残していて、果たして何人の人がこの手で勝負をかけることができるのだろうか。

cmj5330さんは腹をくくった。

これは強烈なアガリであった。そして七瀬のインターネット麻雀日本選手権はこれで完全に終わった。

現状2着と3着なので、まだ藤崎が10.6Pリード。しかし、着順が1つでも離れてしまえば一気に逆転になる。

南3局 

cmj5330さん
五万五万五万七万七万七万六索六索六索七索八索四筒五筒  リーチ  ドラ中

このリーチで決めに行くが、ここは藤崎も少しでもオーラス有利な条件で迎えるため、このアガリを阻止するべくリーチで迎え撃つ。

二万四万四万四万七索八索九索六筒七筒八筒西西西  リーチ

最後の親番、佐々木からもリーチが入ったところで、cmj5330さんが六筒をツモ。これで佐々木の親も落とし、ついに最終局面を迎えた。

オーラス
藤崎18,600
cmj5330さん44,400

cmj5330さんが七瀬を交わしてトップになったため、藤崎とは2着順離れた。そのため16,000点差つけていればcmj5330さんの優勝である。現状、258,00差あるので藤崎のほうが下で9.8P足りない。
藤崎はツモ2,000・3,900、cmj5330さんからは3,900直撃(cmj5330さんが2着になるため)、他2人からは12,000点の出アガリという、守るのではなく逆にアガらなければいけない条件をcmj5330さんから突き付けられていた。

藤崎はこれま何度もこのような場面で戦ったことだろう。それだけこの最終戦を迎えたときあとはどう打てば優勝への道に繋がるか熟知しているはずだった。
守りのスペシャリストはただ守るだけではない。安全圏に入るまではギリギリまで攻める。有利な状況で攻めておく。
そして、優勝が揺るぎないものとなった時に始めて守る。そして勝つのだ。

その戦いでここまで何度も栄光を手にしてきた。そして今回は天和という天運にも恵まれた藤崎だったが・・・

通常、配信している対局(タイトル戦の決勝)の優勝条件は、本人はもちろん現場のスタッフ含め間違いのないよう計算する。
今回は比較的簡単な計算だったので、スタッフが条件の確認にいったところ、藤崎から「大丈夫です」という答えが返ってきた。
スタッフもそれを信じた。

藤崎はオーラス1,300をアガった。しかしそれは優勝には届かないアガリであった。

5回戦成績
cmj5330さん+29.4P 七瀬+14.5P 藤崎▲15.1P 佐々木▲28.8P

最終成績
cmj5330さん+119.8P 藤崎+111.3P 七瀬▲100.1P 佐々木▲131.0P

点差を10.0P勘違いしたため、自分のほうが現状0.2P上だと思ってしまったのだ。

優勝したと思いホッとした表情が、一点して血の気が引くのが分かった。
百選練磨の藤崎でもミスはある。通常のリアルで打つ対局と違い、何時間もヘッドフォンをして外の音を遮断した状態でネット麻雀を打つといういつもとは違う環境の中での戦いだった。
そして、それだけ藤崎を追い詰めた相手がいたということだ。

cmj5330さんは開局いきなり国士をアガった。しかしそれを活かして、逃げずに戦いさらに加点してきた。その姿勢が今回の優勝に繋がったのではないだろうか。

誰かが終わってから、
「藤崎さんは、最後条件勘違いしなかったらマンツモあったんですかね?」との問に、
「いや、cmj5330さんの戦いかたが素晴らしかったから、結局、満貫ツモはなかったと思うよ」と誰かが答えていた。

私もそう思うと静かに横で頷いた。

これだけのプロを相手に勝ち上がり、そして決勝でも見事な戦いを見せてくれた。
ハンゲーム麻雀4代表のcmj5330さん、本当に見事な勝利おめでとうございました。

インターネット麻雀日本選手権。今年はユーザーの勝利で幕を降ろした。
来年もまた、cmj5330さんのような選手が挑戦し勝ち上がってくることを期待したいと思う。

参加したいという麻雀サイト様は、是非、連盟ホームページまで!!

プロ雀士コラム/インターネット麻雀日本選手権2017観戦記 山井 弘

半年ほどまえ、近代麻雀からアンケート企画への協力依頼がきた。
「あなたがいま、一番強いと思う男性プロはどなたですか? ご自身以外で1人お答えください。無記名投票なので貴方のお名前は出しませんが、よろしければ投票した理由を簡単にお答えください。」という内容だった。
私の頭の中である男の顔が浮かんだ。
決勝の1回戦であれば、今日一日の運勢を占う上でもできれば先手を取りたいものだ。
配牌
二万三万七万八万九万六索八索二筒八筒九筒南発発  ドラ発
いきなりドラ2枚の勝負手が入った。
巡目は進み8巡目。
二万三万七万八万九万三索四索六索七索八索九筒発発  ツモ六筒
手牌は1シャンテンまで伸び、あと一歩で先制できる。しかも打点が見込める。
しかし、上家のcmj5330さんの捨て牌が尋常ではない。
六索 上向き五索 上向き四索 上向き五筒 上向き四筒 上向き六筒 上向き
三筒 上向き七筒 上向き
明らかに変則手であることは明白で、打九筒の先切りも考えたそうだ。しかしここは六筒をツモ切り。すると次巡のツモは九索
今ここで3枚目の九索を切っておけば、後で4枚目を引いた時に六索と振り返ることができる。どのみちこの手は勝負手なのだから早目に国士に危険な牌を処理しておく。上家は1巡の間に三万を手から切ってはいるが、まだはっていないだろうと九索を先切り。

東1局、いきなり大きな失点となった。

決勝の大舞台、しかも初戦の東1局でいきなり役満が飛び出すというのはあまり聞いたことはないが、それに遭遇してしまった佐々木は一体どんな心境だったのだろうか。
動揺してこのあと冷静に打つ事ができなくなってしまう者もいるだろう。しかし佐々木にそのような動揺は見られない。
次局もピンフドラ1の六万九万でリーチを打ち、それがカン六万に引き負けても、次局またリーチと何事もなかったかのように攻める。
親番もこれでもかとリーチで攻め続ける。
四万四万七万八万九万四索五索五索六索七索四筒五筒六筒  リーチ  ドラ二筒
これに対して西ポン、北ポンとオタ風を仕掛け返してきた藤崎だが、アガッたのはピンフのテンパイをしていた七瀬。
ようやく向かえた佐々木の初アガリは東4局2本場だった。
一万一万一万四万四万五万五万六万六万発  ポン西西西  ロン発  ドラ四万
この8,000を七瀬から打ち取る。しかしまだラス目。二の矢はこれだ。
二索三索四索五索五索北北  ポン南南南  ポン白白白  ツモ北  ドラ九筒
これで七瀬を交わしてラス抜け。
佐々木は1回戦いきなり国士放銃という厳しいスタートから3着で粘りを見せた。
2回戦は荒れた。終わってから佐々木に、
「なんであんな四万を打った人に天和が入るんですか?麻雀に流れはないんですか?」と聞かれた。
佐々木はこの回ラスで、トータル▲59.3Pと優勝するにはギリギリのラインと言っていいほどの位置まできてしまった。
3回戦は藤崎に1,000点を一度打っただけで3着。
そのまま4回戦はラスとなり、5回戦を向かえたころには優勝の可能性がほぼなくなってしまった。
「麻雀に無駄がなく思考もシンプル。また、麻雀で一番大切な精神力がプロの中でもNo.1だと思います。それは普通中々身につけることができるものではなく、凄まじい経験の中で身につけたもので、他の人では身につけることのできないものを持っているのではと思います。」
私は頭に思い浮かんだ佐々木寿人の名前と一緒に、こう理由をつけて送信ボタンを押した。
数日して、選出理由と私の名前が近代麻雀の企画ページに掲載されていた。
 
 
 
インターネット麻雀日本選手権2017の予選は2月から始まった。
一般の予選は、ハンゲーム麻雀4ロン2の各サイトで行われ、プロのほうでもプロ予選が行われた。
「予選からもう一つ勝ちたい、もう一つ勝ちたい、と思ってやってきました。」
七瀬はこう思いながら決勝まで勝ち上がってきた女流の選手だ。

私が彼女と初めて会ったのは、彼女がまだプロになる前である。
池袋のとある麻雀店に遊びに行ったとき、ひときわ華やかな女性の店員さんがいた。
すると彼女は私に「今度連盟のプロテストを受験します。よろしくお願いします」と挨拶しそのまま同卓した。
一生懸命打つ彼女の姿勢が印象的で、少しでも私にいいところを見せたかったのかもしれない。
それから5年。彼女は母親になっていた。7月で1歳になるそうだ。
女流桜花Bリーグ、プロリーグはD2リーグで連盟のタイトル戦では初の決勝進出となった。
1回戦東1局の親番でいきなり国士無双が飛び出した。
放銃したのは佐々木寿人だが、
二万四万五万五万六万七万一索二索三索七索七索三筒四筒
七瀬もピンフの1シャンテンで、恐らく九索はツモ切ったのではないだろうか。
もしくはツモられて親かっぶりし、大きな失点になった可能性もあっただけに、最悪は回避できたとホッとしたのではないだろうか。
決勝の1回戦となれば、まずは誰もが思うこと「早く1回アガリたい」。
東3局2本場、親番の佐々木からリーチが入る。
リーチ後、藤崎が西ポン、北ポンとオタ風を仕掛けている。
七瀬は危険牌を打ち出すことなく、佐々木の現物待ちでテンパイが入った。
六万七万一索二索三索七索八索九索三筒三筒六筒七筒八筒  ドラ二筒
五万八万は場に1枚切れているだけ。決勝の頭取りを考えるのであれば追いかけリーチもあるが、ここはヤミテンで一旦アガリを取ることを選択した七瀬。
この判断がうまく行き、cmj5330さんから五万でアガリとなった。
しかし次局、藤崎の仕掛けに捕まってしまう。
藤崎が親番でダブ東を鳴くと、
二万三万八万五索六索七索二筒四筒六筒七筒東南南  ツモ三筒  ドラ五筒
カン三筒が埋まった。藤崎の河はマンズが高く、四索六索とターツを払ってきていることから、マンズのホンイツ、もしくはドラ絡みと考える。
八万が後に危険になる可能性もあることから先に切る。上家であれば逆だが、下家であればこの判断に間違いはないと思う。
確かに打点など考えれば向かって行くほどの手ではないかもしれないが、ギリギリまで攻め込むスタイルが七瀬のフォームだ。
この八万が藤崎に鳴かれて、2巡後、有効牌の一万がツモ切られる。しかも一万は4枚切られ、数巡後には生牌の発を掴まされる。
こうなるともう撤退で受ける形で終局を迎えることになりそうだが、次巡、薄い四万が入ってしまう。
二万三万四万五索六索七索二筒三筒四筒六筒七筒南南
こうなれば逆に藤崎の仕掛けでテンパイが入ったと考えることもできる。ならばドラ受けでもあるし、リーチへと一気に気持ちが傾くのも分かる。
しかしこの発が藤崎の12,000に捕まる。
「実はプロになる前から寿人さんのファンだったので、対戦できてとても嬉しかったです」
七瀬は佐々木のスタイルに憧れている。打ちこんでもへこたれずに攻め続けるフォームだ。自身も「雀風はわりと攻撃型です!」と語っている。
東4局2本場 七瀬手牌
四万四万二索三索一筒二筒三筒五筒六筒発中中中  ツモ六筒  ドラ四万
ここから佐々木のホンイツドラ2に、この発で放銃となった。
打ち込み出すと止まらない、そんなスタイルはマネしなくてもいいと思うのだが、そこも含めて佐々木のスタイルが好きなのだろう。
この半荘は、国士を放銃した佐々木に捲られラスとなってしまった。
2回戦東2局、藤崎の天和。
「役満が2回も出たのは苦笑いでした」
確かにこれだけは回避のしようがなく苦笑いするしかない。
南2局、天和で大量リードしている藤崎の親番。七瀬にチャンスが訪れた。
藤崎がcmj5330さんの第一打五万をいきなりポン。
一万三万五万五万六万七万八万二索二索四索東発発  ドラ一索
ここから動く藤崎を見るのは珍しい。
その後、七瀬以外の3者が動き、感触のいいテンパイが面前で入る。
二万三万八万八万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒南  ツモ四万
高目タンヤオの可能性が残るツモは好感触だ。即リーチに行くと、これが佐々木から一発で七筒が出て7,700のアガリとなった。
そして次局、私がもし七瀬の敗因はどこですかと聞かれたらここだと思うと答える。
南3局、七瀬は感触のいいアガリで迎えた親番である。そしてドラ2枚のチャンス手がきた。
二万七万九万一索三索四索九索二筒五筒五筒七筒西白白  ドラ五筒
ツモは七筒二索四万ときて
二万四万七万九万二索三索四索五筒五筒七筒七筒白白
こうなり、ここで藤崎から切られた白をポン。ドラ2枚なので通常ポンするのは普通だと思う。
ただ、前局いい感触のアガリをし、配牌もドラ2枚でツモも割といい感じできていた。
私だったらこういう時に場の流れを変えるような行為は極力しないようにする。
当然2枚目であればしかたないと思うが、この1枚目の白は見送ってもよかったのではないだろうか。
そうすれば違う未来があったかもしれない。
こんな話をすれば結果論に聞こえてしまうかもしれないが、この白を見送って私は何度も好結果に繋げたことがある。
あとは鳴いて失敗するのと、鳴かないで失敗するのでどちらが精神的にダメージになるかだ。
私の場合は、圧倒的に鳴いて失敗したときのほうが後悔するので鳴かないことのほうが多い。
まだ残り3戦あると考えれば、精神的ダメージは少ない方がいい。
もしドラ2枚の時は必ず1鳴きするという人は、一度、調子がいいな、ツモがいいなというとき、試しに1鳴きしないで見送ってみるといい。
七瀬
二万二万二索三索四索四索五筒五筒七筒七筒七筒白白
cmj5330さん
三万四万五万八万九万九万二索三索一筒三筒五筒七筒八筒
佐々木
五万六万七万七万八万九万南南南西発発中
藤崎
七万八万六索六索七索八索八索二筒四筒北北中中
鳴かないと4人の形は恐らくこうなっており、七瀬がほしい白とドラの五筒二万は山に1枚ずつ残っていた。
どんな未来があったのか、もしかしたら写真の真ん中で目を赤くしてトロフィーを持っていたかもしれない。
 
 
 
人生初の天和をこの舞台でアガッたのは藤崎智。

佐々木の「何であの四万を打った人に天和が入るんですか?」との問に沈黙していたら、横から、「スター性じゃない」と突っ込んできたのは藤崎。
佐々木とは同郷で同じ高校の先輩と後輩になるそうだ。普段から仲もよくいつも2人で軽口をたたき合っている。
普段のタイトル戦決勝は無駄な会話は一切禁止されているのだが、今回のように他団体や一般の方も参加する大会においてはそのルールは適用されていない。
その藤崎にとっても1回戦の国士は肝を冷やしたのではないだろうか。
藤崎が九索を切った2巡後テンパイなのだ。手牌も345の三色が見える1シャンテンで恐らく七瀬と同じく、このタイミングであればツモ切ったのではないだろうか。
半荘1回に役満2回というのはあまり聞いたことがない。ましてやタイトル戦の決勝では尚のことである。
それが飛び出しそうになった。
1回戦東3局2本場、親番の佐々木からリーチが入る。
その局の藤崎の配牌が
一万二万七索二筒七筒七筒八筒九筒南南西西北  ツモ東  ドラ二筒
こうで、4巡目に北、5巡目に東を重ね材料は整った。その間、西北が1枚ずつ切られているがまだ十分小四喜が狙える。
いや藤崎は狙った。それは手順からも分かる。
一万一万二筒七筒七筒八筒九筒東南南西西北  ツモ北
まずここで七対子の1シャンテンになるがそれを拒否して打一万とする。次巡、東ツモで一気に小四喜が現実となったところで打七筒とする。
これは小四喜をアガるのであれば、東南西北で3メンツ1雀頭と考えるので、あと1メンツ作っておけばいいということである。
なので少しでも捨て牌を作るため、また安全な牌を残すための打七筒なのだ。
ドラの二筒は、都合よく親の佐々木が切ったときに合わせて目立たなかった。そしてその佐々木からリーチが飛んでくる。
七筒八筒九筒東東南南  ポン北北北  ポン西西西  
リーチ後、佐々木が西北も掴み、このテンパイまで持ち込む。
こうなれば後は捲り合いなので、佐々木のピンフ三索六索待ちとどちらが先にいるかだ。

しかしここでアガったのは佐々木でも藤崎でもなかった。五万八万のピンフでヤミテンをはっていた七瀬だった。
佐々木の現物でcmj5330さんからの初アガリとなった。
観戦している者は勝手なものである。
佐々木には本当に申し訳ないのだが、国士に続いて、小四喜を放銃する姿を見たかったのは私だけではあるまい。
かく言う私も天空麻雀で佐々木に小四喜を放銃したことがあるが、そのとき先輩プロに「山井君は華があるから東を掴むと思ったよ」と言われた。
ようは、役満はアガるものも振ったほうも華があるということなのだ。
次の局、七瀬から、
二万二万五万六万七万発発  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き  ポン東東東  ロン発
この12,000点をアガリ1回戦藤崎は2着となった。
2回戦、東1局2本場、
四万七万九万一索三索四索五索六索七索八索西中中  ドラ四万
ここから1枚目の中を仕掛ける。
藤崎の軽い仕掛けはあまり見たことがない。軽いときは早いときである。そして仕掛けるときは高くなる要素があることが多い。
今回もホンイツかドラの重なりを見て打七万とする。藤崎らしい一打だ。
しかし四万が手残りしてしまっている状況でcmj5330さんからリーチが入った。
私は藤崎ならここは行かないと思っていた。
四万一索一索三索四索五索六索七索八索八索  ポン中中中  ツモ三索  
ここから打四万で満貫の放銃となった。
ちなみに、cmj5330さんの河にソーズは1枚も切られていないため、受けるにしても厳しい状況であったのは間違いない。
その攻撃的な姿勢が呼び込んだのかどうか私には分からないが、次局、藤崎は人生初の天和をアガる。
リアルの対局と違い、アガリがあるとすぐに次局へ行くため、視聴者のかたには一瞬だったので改めて牌譜を掲載しておこう。

本当に一瞬の出来事だった。ツモという吹き出しがパッと見えて、その瞬間、次の局へスッと進んだため、解説席は一瞬パニックになった。
対戦者もこれには苦笑いする他ない。防ぎようもないことなのだから。
しかし藤崎、この半荘はトップになったのだが、天和を1回アガっただけであった。
トータルでもトップ目に立つが、何かいつもの藤崎の勝ちパターンではなかったような気も、今になってみれば思える。
3回戦は藤崎とcmj5330さんとの競り合いとなった。
東4局2本場、藤崎は親番で、
二万二万五万五万七万七万三索三索四索四索六筒六筒八筒  ロン八筒  ドラ六筒
これをトータル2番手で追いかけてくるcmj5330さんから打ち取る。これは大きなアガリとなった。
そして次局、ダメ押しといってもいいアガリがでる。
二万三万四万四万一索二索二索三索三索四索五索六索七索  リーチ  一発ツモ四万  ドラ七索  裏八筒
これを一発でアガリ4,000オール。得点も天和をアガった半荘を超え64,900点となった。
次局、佐々木から早いリーチが入る。
 
六万六万七万七万八万二索三索四索三筒三筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ二索
このとき藤崎の手牌は、
二万三万七万七万八万二索六索六索二筒二筒東発中  ツモ四索
まだ攻める手にはなっていなかった。しかし安全牌を切っている内に、
二万三万七万七万八万二索四索六索六索六索二筒二筒発  ツモ五索
ここまで伸びたので打発で様子見とすると、次のツモは五万でこれは当たり牌である。
ここで藤崎は打五索と受け気味に進め、次にツモ八筒でオリになってしまう。
結果はこの局、cmj5330さんがホンイツの満貫をアガるのだが、トータル2番手のcmj5330さんにアガられるくらいなら、佐々木に3,900か満貫なら放銃になってもよかったかもしれない。
これはあくまで結果論だが、そうすれば佐々木が2着目になり、cmj5330さんは苦しい展開になったかもしれない。藤崎の守りの堅さが裏目になった可能性もある。
3回戦も藤崎とcmj5330さんとのワンツーで終わり、これで残り2回戦。ほぼ2人の一騎打ちとなった。
4回戦はその2人の壮絶なアガリ合戦となった。
藤崎はこの半荘でcmj5330さんより上の着順であれば、ほぼ優勝と言っていい。
六万八万一索二索二索三索四索四索四索五索七索八筒八筒  ドラ八筒
ここから二索ポンと多少、無理目の仕掛けだがアガリ切る。
六万八万四索四索四索八筒八筒  チー六索 左向き五索 上向き七索 上向き  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ツモ七万
次局も
九万一索三索三索七索八索七筒七筒八筒九筒東発発  ドラ八索
この手から発をポンと、アガリまでは結びつかなかったが、明らかに攻め手を緩めず、この半荘で決めにきているのが分かる。
競っているcmj5330さんの親番では、
三索四索四筒五筒八筒八筒南白白白発発中  ドラ六索
ここから発を仕掛けていく。少し仕掛けが多くなってきた印象もあるが、ここはしっかりとアガリ、cmj5330さんの親番を落とすことに成功。
四筒五筒八筒八筒白白白  チー二索 左向き三索 上向き四索 上向き  ポン発発発  ロン三筒
しかしどうしてもこの半荘、cmj5330さんより上に行けず、藤崎は2着。残すはあと1戦となった。
最終戦、cmj5330さんとのポイント差は36.0Pである。
トップラスで6,000点差付けられると捲られるという状況で迎えた。
東2局1本場
五万六万七万四索四索六索八索一筒二筒三筒南南南  リーチ  一発ロン七索  ドラ五万  裏一筒
藤崎は佐々木からこのアガリをものにする。
このアガリの価値は、ラスになる可能性が低くなったということだ。
トップがcmj5330さんでも藤崎はラスさえ引かなければ、2着順しかつかないため、16,000点差まで耐えられる。
cmj5330さんが2着であれば、さらにプラス10,000点の余裕ができる。
藤崎がこれだけ点差をつけていて負けるイメージがない。
しかしこの後、藤崎はオーラスまで一度も手牌を開くことはなかった。
 
 
 
これまでインターネット麻雀日本選手権で一般ユーザーが優勝したのは一度だけ。
2013年のロン2ユーザー代表のクラピカさんだ。
ユーザーが決勝まで駒を進めたのは、今回のハンゲーム代表cmj5330さんで8人目となる。

cmj5330さんというハンドルネームの由来だが、cmjは好きな漫画から、5330は個人情報なのでここでは明かせないということだった。
ハンゲーム歴は1年ほどで、麻雀は幼いころからされていたそうだ。
そんなcmj5330さんだが、ここまで強豪プロたちを倒し勝ち上がってきた。
ハンゲーム予選では和泉プロ
ロン2本選では魚谷プロ、高宮プロ
ベスト16では忍田プロ
ベスト8では森山会長と瀬戸熊プロ
恐らく、このような舞台に立つのも初めてだろう。緊張もあったと思うが、いきなり役満をアガった。配牌は8種。東ツモで9種になった。
一万三万九万四索六索一筒四筒五筒九筒南北白中  ツモ東  ドラ発
開局ということから流す人もいるだろうが、cmj5330さんはここから打六索とし国士を狙い、それが見事9巡目に決まった。

大きなリードを得て、少し緊張も解けたのではないだろうか。
そして次局cmj5330さんの雀風が分かる局だ。
五万七万九万三筒四筒五筒八筒九筒西西発発中  ドラ七万
国士をアガった次局の親番。3巡目に出た発を1枚めからポン。
これでまず仕掛けも多用する打ち手ということが分かる。そして打中。これで打点よりもスピード重視。
すぐに七筒が鳴けてテンパイが入る。
五万七万三筒四筒五筒西西  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き  ポン発発発
七筒を鳴いて打九万ということは良形を作りにいくタイプということになる。アガリ易さ重視。
そして次が一番大事なところで、6巡目、国士をアガった佐々木からリーチが入る。

親とはいえ、打点、待ちともに攻め返せるほどの手ではない。
しかしcmj5330さんは八筒をツモ切り勝負にいった。
これである程度の攻撃型で、仕掛けても簡単にはオリないタイプということが分かった。
このとき、もしここで簡単にオリるようであれば、国士をアガったといえ、残りの戦いは相当厳しいものになるだろうと思っていた。
点数をもってそれを守りに行けば、それが隙になり、百戦錬磨の藤崎や攻撃型の佐々木、七瀬にとっては戦いやすい相手になってしまう。
麻雀を理屈で捉えれば、例えば、このような状況が千回あれば千回西を切っていくほうが成績は残ると思う。
しかし、決勝だけは不利な状況でも、確率の薄いほうを引き当てられるのであればそれを逃してはいけないと、戦い方を分かっている打ち手といえる。
次局、すぐに六万を引き寄せた。
強いて言えば、長引いたときの押し引きをもう少し見てみたかった。
この局の戦いを見ていただけに、次の南は正直止まらないのではと思っていた。

確かに藤崎が親のリーチ後に攻め返しオタ風を2つ鳴いている。よく考えればこの南は止まって当然だが、本当に冷静な判断だったと思う。
ここは七瀬に五万でピンフの放銃となったが、七瀬がリーチだと局面は長引いただろう。
1回戦成績
cmj5330さん+45.8P 藤崎+14.9P 佐々木▲21.2P 七瀬▲39.5P
2回戦
東1局2本場、藤崎よりドラの四万で出アガリ8,000点。
藤崎からドラが出るなんてcmj5330さん本人がビックリしたのではないだろうか。
しかし次局、親の藤崎が天和。これもアガった本人がビックリ、他3者は苦笑いするしかない・・・
2回戦成績
藤崎+46.5P  cmj5330さん+6.4P 七瀬▲14.8P 佐々木▲38.0P
2回戦終了時
藤崎+61.4P  cmj5330さん+52.2P  七瀬▲54.3P 佐々木▲59.3P 
3回戦は開局すぐに佐々木から満貫をアガってリードするも、東4局2本場で藤崎に痛恨の12,000放銃。
二万二万五万五万七万七万三索三索四索四索六筒六筒八筒  ロン八筒  ドラ六筒
これは藤崎のスピードをはかりそこねた。
そしてその藤崎に4,000オールを引かれ、トップが遠ざかる。これ以上は引き離されたくない状況だ。
次局、このままでは藤崎に持っていかれるので、自風の西を仕掛けていく。すると佐々木からリーチが入る。正念場となった。
cmj5330さんはすぐにテンパイするも待ちがペン七筒とまだ不安が残る。
藤崎も生牌の発を押してきている。やはりリードしているからと言って、簡単にやめてくれる相手たちではない。

ここでcmj5330さんはこの白をポンしていく。
待ちがよくなる分けではないが打点が上がる。タンキでまわしておけば好形に変化する可能性もあるし、いよいよともなれば危険な牌で回ることもできる。
しかしcmj5330さんの選択は打北。打点を上げたうえで安全策をとった。
藤崎は当たり牌の五万を掴まされて受けに入った。そして見事正解を導き出すcmj5330さん。
四筒五筒六筒八筒九筒北北  ポン白白白  ポン西西西  ツモ七筒  ドラ二索
このアガリで藤崎を追う一番手となった。
3回戦成績
藤崎+54.8Pcmj5330さん+8.9P佐々木▲15.7P七瀬▲48.0P
3回戦終了時
藤崎+116.2P  cmj5330さん+61.1P 佐々木▲75.0P 七瀬▲102.3P 
4回戦は藤崎にトップを取られればほぼ優勝が決まってしまう。
正確に言うならば、cmj5330さんより上の着順であれば決まりだろう。
cmj5330さんが仕掛ければ、それに合わせて藤崎も仕掛け、cmj5330さんにはアガらせてくれない。
東4局、2巡目でドラの八索を切ってテンパイ。
一万二万三万八万八万二索四索二筒三筒四筒五筒六筒七筒  ドラ八索
一手変わり三色だが、7巡まわしても四万は引かない。その間、藤崎はcmj5330さんのドラ切りに反応したのか、発を1枚目から仕掛けてプレッシャーをかけに行く。
このあたりは本当に試合巧者だ。
あまりに手も変わらず、捨て牌の状況もよくなったため、cmj5330さんはリーチに踏み切る。
すると七瀬からも追いかけリーチが入る。一転してピンチになったcmj5330さんだったが、手詰まりした藤崎から三索を打ち取る。
その次局、cmj5330さんはホンイツで仕掛けていく。
一索二索二索三索五索七索九索  ポン発発発  ポン西西西  ドラ北
ここから八索を鳴いて、打一索でカン四索のテンパイ。鳴かせてくれた七瀬からリーチのおまけまでついてきた。
七万七万四索五索六索一筒二筒三筒五筒六筒七筒東東  リーチ
一発で六索を掴み三索を勝負。次の一筒を無筋だが打つ。そして七索のアガリまでたどり着いた。
ラス前では、今度は佐々木とのリーチ合戦だ。
cmj5330さん
三万三万三万六万七万八万六索七索二筒三筒四筒南南  リーチ  ドラ六索
親番佐々木
五万五万五万三索四索五索二筒三筒九筒九筒西西西  リーチ
本当に一人旅はさせてくれない。誰かが必ず立ちはだかってくる。これが決勝という舞台なのだ。
cmj5330さんはこれも引きアガリ、裏ドラも乗せて藤崎を引き離しギリギリのところでトップになった。藤崎はしぶとく2着に粘った。
4回戦
cmj5330さん+29.3P 藤崎+10.2P 七瀬▲12.3P 佐々木▲27.2P
4回戦終了時
藤崎+126.4P cmj5330さん+90.4P 佐々木▲102.2P 七瀬▲114.6P
最終5回戦はcmj5330さんと藤崎の差が36.0P。
トップラスで6,000点の差をつければcmj5330さんの優勝である。
いよいよ決着のとき来る。
並びは藤崎起家でラス親がcmj5330さんとなった。
これはいつもの連盟規定ではなくネットでの対戦のため、ランダムに親が決まる。
ラス親がある分だけ若干、cmj5330さんのほうが有利だが、藤崎とはある程度点差があるため離すか、並びを作らないと厳しい。
東1局、ライバルの藤崎から打ち取る。
藤崎
六万六万六万六索七索五筒五筒五筒六筒六筒  ポン東東東  ドラ五万
藤崎はここから六筒をポンして勝負に出た。
七索の仮テンで、これをアガリ切れば優勝は目前。道中、1枚切れの中タンキへ待ち変え。
cmj5330さん
七万八万九万二索三索四索四索五筒六筒七筒南南南  リーチ  ロン一索  ドラ五万  裏四索
藤崎が六筒をポンしなければ、局面は長引きどうなったか判断できないが、ここはcmj5330さんに軍配が上がる。
裏ドラが乗って、大きな5,200直撃となった。
東2局1本場
五万六万七万四索四索六索八索一筒二筒三筒南南南  リーチ  ロン七索  ドラ五万  裏一筒
しかし藤崎はすぐにこの満貫をアガる。
これのままcmj5330さんに離されなければ優勝だ。
七瀬は親で6,000オール、佐々木は次の局2,000・4,000と少しエンジンがかかるのが遅かった。
これで苦しくなったのはcmj5330さん。トップが遠くなる。
そして南2局1本場、私はこの局がcmj5330さんにとって勝負になった局だと思う。
親の七瀬が超大物手をテンパイ。
一万二万三万一索一索一索二索三索七索八索九索一筒三筒  リーチ  ドラ二筒
これに追いついたのはcmj5330さん。
四万五万七万八万九万二索三索四索四索一筒二筒白白  ツモ三万 
浮いている四索はまったくの無筋。
少し1回戦の東2局と似ているような気もする。
決勝のこの場面、もちろんリーチの手は分からないが、最後の親でリーチときた七瀬に放銃すれば、何ヶ月もかけて戦ってきたすべてが終わってしまいそうな究極の場面だ。
親番も残していて、果たして何人の人がこの手で勝負をかけることができるのだろうか。
cmj5330さんは腹をくくった。

これは強烈なアガリであった。そして七瀬のインターネット麻雀日本選手権はこれで完全に終わった。
現状2着と3着なので、まだ藤崎が10.6Pリード。しかし、着順が1つでも離れてしまえば一気に逆転になる。
南3局 
cmj5330さん
五万五万五万七万七万七万六索六索六索七索八索四筒五筒  リーチ  ドラ中
このリーチで決めに行くが、ここは藤崎も少しでもオーラス有利な条件で迎えるため、このアガリを阻止するべくリーチで迎え撃つ。
二万四万四万四万七索八索九索六筒七筒八筒西西西  リーチ
最後の親番、佐々木からもリーチが入ったところで、cmj5330さんが六筒をツモ。これで佐々木の親も落とし、ついに最終局面を迎えた。
オーラス
藤崎18,600
cmj5330さん44,400
cmj5330さんが七瀬を交わしてトップになったため、藤崎とは2着順離れた。そのため16,000点差つけていればcmj5330さんの優勝である。現状、258,00差あるので藤崎のほうが下で9.8P足りない。
藤崎はツモ2,000・3,900、cmj5330さんからは3,900直撃(cmj5330さんが2着になるため)、他2人からは12,000点の出アガリという、守るのではなく逆にアガらなければいけない条件をcmj5330さんから突き付けられていた。
藤崎はこれま何度もこのような場面で戦ったことだろう。それだけこの最終戦を迎えたときあとはどう打てば優勝への道に繋がるか熟知しているはずだった。
守りのスペシャリストはただ守るだけではない。安全圏に入るまではギリギリまで攻める。有利な状況で攻めておく。
そして、優勝が揺るぎないものとなった時に始めて守る。そして勝つのだ。
その戦いでここまで何度も栄光を手にしてきた。そして今回は天和という天運にも恵まれた藤崎だったが・・・
通常、配信している対局(タイトル戦の決勝)の優勝条件は、本人はもちろん現場のスタッフ含め間違いのないよう計算する。
今回は比較的簡単な計算だったので、スタッフが条件の確認にいったところ、藤崎から「大丈夫です」という答えが返ってきた。
スタッフもそれを信じた。
藤崎はオーラス1,300をアガった。しかしそれは優勝には届かないアガリであった。
5回戦成績
cmj5330さん+29.4P 七瀬+14.5P 藤崎▲15.1P 佐々木▲28.8P
最終成績
cmj5330さん+119.8P 藤崎+111.3P 七瀬▲100.1P 佐々木▲131.0P
点差を10.0P勘違いしたため、自分のほうが現状0.2P上だと思ってしまったのだ。
優勝したと思いホッとした表情が、一点して血の気が引くのが分かった。
百選練磨の藤崎でもミスはある。通常のリアルで打つ対局と違い、何時間もヘッドフォンをして外の音を遮断した状態でネット麻雀を打つといういつもとは違う環境の中での戦いだった。
そして、それだけ藤崎を追い詰めた相手がいたということだ。
cmj5330さんは開局いきなり国士をアガった。しかしそれを活かして、逃げずに戦いさらに加点してきた。その姿勢が今回の優勝に繋がったのではないだろうか。
誰かが終わってから、
「藤崎さんは、最後条件勘違いしなかったらマンツモあったんですかね?」との問に、
「いや、cmj5330さんの戦いかたが素晴らしかったから、結局、満貫ツモはなかったと思うよ」と誰かが答えていた。
私もそう思うと静かに横で頷いた。
これだけのプロを相手に勝ち上がり、そして決勝でも見事な戦いを見せてくれた。
ハンゲーム麻雀4代表のcmj5330さん、本当に見事な勝利おめでとうございました。

インターネット麻雀日本選手権。今年はユーザーの勝利で幕を降ろした。
来年もまた、cmj5330さんのような選手が挑戦し勝ち上がってくることを期待したいと思う。
参加したいという麻雀サイト様は、是非、連盟ホームページまで!!

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期 B1・B2リーグ 前期最終節成績表

A1 A2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

B1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 二階堂 亜樹 47.2 79.2 39.2 125.5 ▲ 14.1 277.0
2 西川 淳 43.9 7.9 91.3 ▲ 25.9 110.3 227.5
3 金子 貴行 12.7 2.1 6.9 79.5 6.2 107.4
4 杉浦 勘介 38.3 69.7 ▲ 41.7 48.7 ▲ 29.3 85.7
5 山井 弘 22.8 ▲ 6.3 ▲ 14.0 ▲ 35.1 63.5 30.9
6 櫻井 秀樹 5.3 27.0 30.0 ▲ 49.4 15.1 28.0
7 魚谷 侑未 ▲ 22.6 16.2 ▲ 39.9 23.5 37.2 14.4
8 藤島 健二郎 1.5 6.9 27.8 26.2 ▲ 81.2 ▲ 18.8
9 刀川 昌浩 33.4 14.9 ▲ 64.7 ▲ 43.7 39.6 ▲ 20.5
10 西岡 慎泰 ▲ 16.2 ▲ 26.1 22.3 21.0 ▲ 68.0 ▲ 67.0
11 四柳 弘樹 ▲ 54.7 ▲ 27.1 ▲ 7.3 31.0 ▲ 10.6 ▲ 68.7
12 一井 慎也 ▲ 79.1 16.1 ▲ 8.8 ▲ 15.6 18.0 ▲ 69.4
13 安村 浩司 ▲ 7.5 ▲ 49.5 26.2 ▲ 50.2 ▲ 11.5 ▲ 92.5
14 森下 剛任 35.5 ▲ 87.8 ▲ 8.6 ▲ 70.2 23.4 ▲ 107.7
15 鮎川 卓 ▲ 29.0 ▲ 47.2 ▲ 23.1 ▲ 26.0 ▲ 52.5 ▲ 177.8
16 河井 保国 ▲ 32.5 4.0 ▲ 35.6 ▲ 90.3 ▲ 46.1 ▲ 200.5

昇級者 2名 (青字で表示)     降級者 3名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

B2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 上村 慎太郎 46.2 19.0 ▲ 5.2 26.0 92.7 178.7
2 滝沢 和典 ▲ 1.0 68.6 78.3 26.9 4.5 177.3
3 増田 隆一 ▲ 0.8 7.7 ▲ 4.1 25.7 122.4 150.9
4 奈良 圭純 ▲ 23.1 ▲ 3.6 27.4 39.1 33.4 73.2
5 武田 裕希 82.5 23.3 ▲ 0.9 ▲ 14.2 ▲ 34.4 56.3
6 藤本 哲也 5.0 21.8 37.8 21.4 ▲ 30.3 55.7
7 柴田 吉和 ▲ 14.4 47.1 ▲ 6.1 26.2 ▲ 27.7 25.1
8 相沢 かおる ▲ 0.2 2.8 ▲ 21.9 0.2 22.4 3.3
9 鈴木 秀幸 ▲ 52.7 49.6 37.1 28.8 ▲ 69.5 ▲ 6.7
10 安 秉参 ▲ 55.3 ▲ 48.4 15.9 56.6 ▲ 11.5 ▲ 42.7
11 寺尾 威一郎 65.3 ▲ 41.5 ▲ 6.7 ▲ 42.1 ▲ 18.2 ▲ 43.2
12 齋藤 豪 25.6 ▲ 47.3 ▲ 13.0 ▲ 6.2 ▲ 19.2 ▲ 60.1
13 黒木 真生 ▲ 16.5 ▲ 63.9 ▲ 36.1 59.9 ▲ 16.5 ▲ 73.1
14 東谷 達矢 13.2 7.1 ▲ 23.2 ▲ 90.8 12.3 ▲ 81.4
15 浜上 文吾 ▲ 3.8 ▲ 1.8 11.2 ▲ 33.3 ▲ 68.3 ▲ 96.0
16 須浦 正裕 10.5 ▲ 27.3 ▲ 10.7 ▲ 71.9 ▲ 35.0 ▲ 134.4
17 田代 航太郎 ▲ 80.5 ▲ 15.2 ▲ 80.8 ▲ 53.3 42.8 ▲ 187.0

昇級者 5名 (青字で表示)     降級者 5名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

第22期特別昇級リーグ 最終節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 上田 直樹 ▲ 20.2 39.2 58.3 10.4 ▲ 3.4 58.9 ▲ 47.2 76.9 172.9
2 藤井 崇勝 67.3 ▲ 1.8 12.4 16.8 34.8 ▲ 12.3 35.1 ▲ 71.3 81.0
3 平野 良栄 ▲ 17.7 24.7 ▲ 25.0 23.7 69.3 ▲ 12.7 13.1 ▲ 18.2 57.2
4 中村 慎吾 28.2 25.3 ▲ 16.9 21.1 ▲ 29.7 ▲ 11.3 21.0 12.6 50.3
5 末松 隆文 31.6 42.3 35.0 ▲ 17.6 ▲ 31.1 ▲ 35.6 ▲ 18.0 敗退
6 樋口 徹 ▲ 47.3 94.0 1.7 ▲ 37.6 ▲ 21.2 9.5 6.8 敗退
7 宮内 崇成 18.3 ▲ 55.1 75.3 ▲ 38.7 ▲ 20.8 12.7 13.1 敗退
8 岡本 和也 38.3 ▲ 29.7 ▲ 22.4 ▲ 31.4 ▲ 10.3 46.5 ▲ 23.9 敗退
9 菊原 真人 ▲ 29.7 ▲ 63.6 13.0 35.1 ▲ 14.0 3.7 敗退
10 新井 駿一 52.5 ▲ 25.9 ▲ 71.4 18.2 25.4 ▲ 61.4 敗退
11 松岡 千晶 ▲ 77.8 0.0 ▲ 51.3 敗退
12 木暮 智貴 ▲ 43.5 ▲ 34.8 敗退

特別昇級リーグ 成績表/第22期特別昇級リーグ 最終節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 上田 直樹 ▲ 20.2 39.2 58.3 10.4 ▲ 3.4 58.9 ▲ 47.2 76.9 172.9
2 藤井 崇勝 67.3 ▲ 1.8 12.4 16.8 34.8 ▲ 12.3 35.1 ▲ 71.3 81.0
3 平野 良栄 ▲ 17.7 24.7 ▲ 25.0 23.7 69.3 ▲ 12.7 13.1 ▲ 18.2 57.2
4 中村 慎吾 28.2 25.3 ▲ 16.9 21.1 ▲ 29.7 ▲ 11.3 21.0 12.6 50.3
5 末松 隆文 31.6 42.3 35.0 ▲ 17.6 ▲ 31.1 ▲ 35.6 ▲ 18.0 敗退
6 樋口 徹 ▲ 47.3 94.0 1.7 ▲ 37.6 ▲ 21.2 9.5 6.8 敗退
7 宮内 崇成 18.3 ▲ 55.1 75.3 ▲ 38.7 ▲ 20.8 12.7 13.1 敗退
8 岡本 和也 38.3 ▲ 29.7 ▲ 22.4 ▲ 31.4 ▲ 10.3 46.5 ▲ 23.9 敗退
9 菊原 真人 ▲ 29.7 ▲ 63.6 13.0 35.1 ▲ 14.0 3.7 敗退
10 新井 駿一 52.5 ▲ 25.9 ▲ 71.4 18.2 25.4 ▲ 61.4 敗退
11 松岡 千晶 ▲ 77.8 0.0 ▲ 51.3 敗退
12 木暮 智貴 ▲ 43.5 ▲ 34.8 敗退

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期 C1・C2・C3リーグ 前期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 D1・D2・D3 E

C1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 明石 定家 21.6 52.5 ▲ 2.7 28.8 35.1 135.3
2 渡辺 勇人 28.3 27.3 23.9 58.4 ▲ 8.0 129.9
3 本田 朋広 62.4 ▲ 24.7 ▲ 17.7 66.9 27.8 114.7
4 吉沢 康次 57.6 42.4 ▲ 6.3 2.2 13.0 108.9
5 高橋 良介 34.3 5.0 48.4 ▲ 27.0 41.4 102.1
6 ケネス 徳田 17.3 ▲ 7.7 33.2 30.3 16.1 89.2
7 土井 悟 76.6 1.8 ▲ 27.9 ▲ 6.7 34.7 78.5
8 吉田 幸雄 41.0 1.8 ▲ 15.7 21.4 27.4 75.9
9 戸井田 清光 34.3 13.7 31.0 ▲ 13.1 ▲ 11.3 54.6
10 三浦 大輔 ▲ 0.9 ▲ 41.5 43.6 4.9 46.2 52.3
11 小松 武蔵 ▲ 36.4 ▲ 4.3 39.0 47.7 ▲ 6.9 39.1
12 伊藤 鉄也 21.3 38.2 0.3 11.8 ▲ 37.6 34.0
13 永井 卓也  ▲ 53.1 ▲ 36.1 48.6 25.0 43.7 28.1
14 内田 美乃里 39.1 44.5 ▲ 17.8 ▲ 38.4 ▲ 11.1 16.3
15 鈴木 雄介 18.5 47.2 14.9 ▲ 49.2 ▲ 17.0 14.4
16 齋藤 桂史 9.3 ▲ 50.9 30.2 48.4 ▲ 26.9 10.1
17 小川 尚哉 10.0 ▲ 38.6 27.9 24.4 ▲ 16.9 6.8
18 松崎 良文 62.1 7.5 ▲ 29.8 ▲ 30.6 ▲ 11.1 ▲ 1.9
19 中村 慎吾 23.4 10.8 48.2 ▲ 84.1 ▲ 14.1 ▲ 15.8
20 藤井 すみれ ▲ 18.9 ▲ 25.4 31.6 ▲ 50.7 47.2 ▲ 16.2
21 寺戸 孝志 ▲ 38.6 1.4 25.1 16.4 ▲ 21.0 ▲ 16.7
22 樋口 徹 ▲ 22.3 41.4 ▲ 35.4 ▲ 44.0 32.6 ▲ 27.7
23 西島 一彦 1.8 ▲ 50.7 8.7 ▲ 27.0 35.6 ▲ 31.6
24 太田 昌樹 ▲ 55.3 ▲ 7.5 9.3 63.4 ▲ 60.8 ▲ 50.9
25 森脇 翼 ▲ 6.2 ▲ 39.9 ▲ 47.2 39.4 0.7 ▲ 53.2
26 中村 毅 ▲ 102.3 55.7 8.9 ▲ 22.6 5.2 ▲ 55.1
27 吾妻 さおり ▲ 21.3 18.4 ▲ 11.3 8.9 ▲ 59.0 ▲ 64.3
28 長山 雅幸 ▲ 57.4 ▲ 13.8 ▲ 0.1 2.4 3.1 ▲ 65.8
29 岡田 茂 38.0 ▲ 38.7 ▲ 48.6 ▲ 46.2 ▲ 24.4 ▲ 119.9
30 真鍋 明広 ▲ 104.3 44.0 ▲ 78.5 19.4 ▲ 8.9 ▲ 128.3
31 平尾 昌邦 ▲ 64.4 17.5 ▲ 59.4 ▲ 35.8 ▲ 52.0 ▲ 194.1
32 越野 智紀 ▲ 15.7 ▲ 52.8 ▲ 77.4 ▲ 45.7 ▲ 63.8 ▲ 255.4

昇級者 5名 (青字で表示)    降級者 7名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

C2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 伊賀 則夫 52.2 16.6 ▲ 22.4 82.1 76.2 204.7
2 川口 亮雅 16.3 19.2 100.5 19.5 34.4 189.9
3 石立 岳大 24.2 28.2 53.1 16.3 18.6 140.4
4 佐山 竜介 30.3 49.3 68.0 ▲ 0.1 ▲ 10.6 136.9
5 藤岡 良一 ▲ 36.0 90.9 33.7 8.3 20.0 116.9
6 犬見 武史 26.9 40.6 ▲ 8.9 29.6 20.0 108.2
7 須長 正和 ▲ 16.8 ▲ 35.3 28.8 78.9 36.5 92.1
8 和泉 由希子 ▲ 31.1 2.3 60.7 48.1 ▲ 15.9 64.1
9 宮内 こずえ 25.9 ▲ 6.7 ▲ 19.7 0.0 63.8 63.3
10 末続 ヒロトシ 11.6 12.5 27.6 22.6 ▲ 13.4 60.9
11 小車 祥 41.2 ▲ 14.8 38.2 30.4 ▲ 35.9 59.1
12 仲田 加南 55.8 14.4 41.9 ▲ 66.4 9.0 54.7
13 鈴木 基芳 39.7 16.9 ▲ 9.6 ▲ 41.9 34.9 40.0
14 岡田 直之 50.8 ▲ 57.8 30.6 19.8 ▲ 13.6 29.8
15 三浦 智博 41.4 ▲ 37.8 ▲ 8.4 36.3 ▲ 5.1 26.4
16 蒼山 秀佑 ▲ 39.7 ▲ 53.5 5.7 71.5 37.8 21.8
17 神林 剛 ▲ 34.9 28.8 ▲ 4.4 52.8 ▲ 25.0 17.3
18 三田 不二夫 ▲ 25.9 82.5 ▲ 69.7 ▲ 11.6 33.6 8.9
19 童 瞳 0.7 ▲ 37.1 ▲ 29.8 ▲ 2.1 67.6 ▲ 0.7
20 日吉 辰哉 17.3 ▲ 13.8 ▲ 40.5 ▲ 4.5 30.1 ▲ 11.4
21 居藤 洸 8.2 ▲ 32.6 ▲ 16.7 19.9 7.1 ▲ 14.1
22 老月 貴紀 19.0 26.2 ▲ 35.1 24.9 ▲ 49.3 ▲ 14.3
23 井出 一寛 3.4 56.7 7.6 ▲ 35.5 ▲ 49.9 ▲ 17.7
24 福島 佑一 ▲ 58.5 17.9 18.3 11.1 ▲ 15.0 ▲ 26.2
25 林 俊宏 ▲ 6.8 ▲ 0.3 4.0 ▲ 66.5 42.8 ▲ 26.8
26 斉藤 等 17.5 ▲ 39.5 ▲ 21.0 58.1 ▲ 52.9 ▲ 37.8
27 福光 聖雄 44.6 8.9 ▲ 31.4 ▲ 8.0 ▲ 52.6 ▲ 38.5
28 田中 史孝 ▲ 26.4 ▲ 14.8 57.2 ▲ 3.4 ▲ 54.5 ▲ 41.9
29 樋口 洋輔 ▲ 67.6 47.3 41.6 ▲ 52.1 ▲ 14.0 ▲ 44.8
30 北條 恵美 28.1 37.5 ▲ 25.3 ▲ 72.7 ▲ 18.3 ▲ 50.7
31 中尾 多門 ▲ 60.0 ▲ 12.5 ▲ 15.6 16.4 16.8 ▲ 54.9
32 井出 康平 ▲ 51.5 12.8 ▲ 11.9 ▲ 4.1 ▲ 10.4 ▲ 65.1
33 柚木 正仁 ▲ 19.9 ▲ 3.1 ▲ 28.0 ▲ 51.1 7.7 ▲ 94.4
34 福山 満幸 8.9 ▲ 30.7 ▲ 75.2 ▲ 1.7 ▲ 1.5 ▲ 100.2
35 岩井 健太 21.6 ▲ 0.2 ▲ 29.9 ▲ 44.0 ▲ 51.9 ▲ 104.4
36 石川 正明 ▲ 12.5 ▲ 7.6 ▲ 22.6 ▲ 17.2 ▲ 54.4 ▲ 114.3
37 武石 絵里 ▲ 53.9 ▲ 11.0 4.8 ▲ 33.7 ▲ 36.4 ▲ 130.2
38 高柳 節子 9.2 ▲ 14.6 ▲ 90.7 ▲ 22.0 ▲ 20.9 ▲ 139.0
39 大木 亮典 ▲ 53.8 ▲ 41.7 ▲ 2.0 ▲ 36.3 ▲ 31.9 ▲ 165.7
40 安藤 友一 ▲ 50.0 ▲ 104.7 ▲ 26.5 ▲ 72.1 71.5 ▲ 181.8

昇級者 6名 (青字で表示)    降級者 7名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

C3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 野方 祐介 71.8 93.3 ▲ 7.1 55.1 75.8 288.9
2 鈴木 郁孝 62.4 48.5 13.7 37.8 50.4 212.8
3 新谷 翔平 27.8 69.3 46.9 ▲ 16.2 26.0 153.8
4 大和 23.4 ▲ 1.2 82.4 8.9 17.0 130.5
5 蛯原 朗 57.3 56.8 35.2 ▲ 64.1 31.8 117.0
6 大和田 篤史 79.8 ▲ 2.6 ▲ 22.1 65.5 ▲ 11.7 108.9
7 三戸 亮祐 58.3 ▲ 4.2 70.5 ▲ 11.1 ▲ 5.6 107.9
8 羽山 真生 ▲ 45.1 ▲ 34.0 78.9 47.0 21.9 68.7
9 太田 優介 35.1 26.4 11.5 5.9 ▲ 16.4 62.5
10 小島 広宣 17.3 ▲ 17.4 ▲ 25.4 3.5 82.6 60.6
11 平野 敬悟 ▲ 39.6 31.8 20.8 34.9 6.8 54.7
12 王 政芳 ▲ 50.7 2.8 9.4 32.8 57.7 52.0
13 伊井 功雅 22.5 ▲ 4.1 ▲ 10.5 7.0 20.9 35.8
14 手塚 紗掬 ▲ 28.4 0.0 ▲ 56.8 ▲ 28.6 149.3 35.5
15 小町 拓也 25.6 2.3 ▲ 47.8 ▲ 14.7 60.0 25.4
16 優木 美智 ▲ 12.5 16.6 22.6 32.6 ▲ 38.7 20.6
17 中川 由佳梨 14.0 71.3 ▲ 49.8 9.9 ▲ 28.2 17.2
18 久山 浩司 17.3 ▲ 78.3 34.0 ▲ 1.7 45.2 16.5
19 泉 亮多 59.8 ▲ 28.4 6.8 ▲ 36.6 7.3 8.9
20 高橋 信夫 39.6 ▲ 33.4 44.4 ▲ 36.5 ▲ 8.5 5.6
21 石橋 和也 18.4 ▲ 48.5 18.4 9.7 5.2 3.2
22 松本 遊助 ▲ 66.9 15.8 16.3 65.0 ▲ 27.2 3.0
23 赤司 美奈子 ▲ 95.3 18.3 67.4 ▲ 20.2 26.4 ▲ 3.4
24 末松 隆文 44.8 23.9 ▲ 18.4 23.3 ▲ 80.3 ▲ 6.7
25 後藤 隆 ▲ 1.1 44.7 1.2 ▲ 28.3 ▲ 43.5 ▲ 27.0
26 谷岡 育夫 ▲ 10.3 11.4 ▲ 0.9 ▲ 10.6 ▲ 41.2 ▲ 51.6
27 今泉 誠一 38.1 ▲ 84.3 20.4 51.0 ▲ 80.0 ▲ 54.8
28 蒼井 ゆりか 3.2 25.0 ▲ 42.6 ▲ 21.7 ▲ 30.6 ▲ 66.7
29 角屋 保人 16.1 ▲ 13.5 ▲ 63.1 55.6 ▲ 67.7 ▲ 72.6
30 上田 直樹 ▲ 90.8 0.9 98.3 ▲ 84.1 ▲ 2.3 ▲ 78.0
31 桜井 紘己 ▲ 46.4 ▲ 38.8 ▲ 30.8 12.6 12.8 ▲ 90.6
32 東 幸一郎 31.0 ▲ 30.3 ▲ 47.3 11.8 ▲ 61.7 ▲ 96.5
33 水澤 明彦 ▲ 93.4 ▲ 46.5 73.6 ▲ 17.8 ▲ 24.9 ▲ 109.0
34 清原 継光 ▲ 61.9 18.2 ▲ 77.4 ▲ 25.3 26.9 ▲ 119.5
35 安田 麻里菜 17.4 5.7 ▲ 72.9 ▲ 31.4 ▲ 48.5 ▲ 129.7
36 嶋村 泰之 ▲ 19.7 ▲ 73.5 ▲ 20.0 ▲ 8.7 ▲ 9.8 ▲ 131.7
37 伊藤 大輔 ▲ 29.8 ▲ 37.5 ▲ 40.8 ▲ 35.9 10.6 ▲ 133.4
38 冨田 久志 ▲ 6.2 5.3 ▲ 77.9 ▲ 43.1 ▲ 29.9 ▲ 151.8
39 南里 はるみ ▲ 26.0 ▲ 31.3 ▲ 42.6 ▲ 46.2 ▲ 32.5 ▲ 178.6
40 室伏 理麻 ▲ 81.9 ▲ 2.5 ▲ 40.5 9.9 ▲ 130.4 ▲ 245.4

昇級者 6名 (青字で表示)    降級者 5名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期 D1・D2・D3リーグ前期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 E

 

D1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 船木 伸一 73.4 ▲ 27.3 17.9 64.7 35.1 163.8
2 林 潤一郎 27.2 11.5 ▲ 13.5 1.3 102.0 128.5
3 新井 駿一 36.3 8.8 ▲ 16.5 88.8 2.5 119.9
4 森岡 貞臣 48.3 66.3 32.8 ▲ 16.2 ▲ 18.4 112.8
5 中土 恵介 20.3 71.3 6.9 18.2 ▲ 16.4 100.3
6 小田 悟志 ▲ 19.1 ▲ 0.5 ▲ 6.0 49.4 55.3 79.1
7 東城 りお ▲ 35.3 ▲ 12.5 57.0 ▲ 6.7 62.8 65.3
8 荒牧 冬樹 82.9 59.6 ▲ 18.0 ▲ 40.2 ▲ 24.1 60.2
9 桶本 篤史 ▲ 37.7 95.7 ▲ 12.1 71.0 ▲ 60.7 56.2
10 石川 詩万 69.2 ▲ 24.8 32.7 25.1 ▲ 54.6 47.6
11 土屋 幸弘 ▲ 43.7 ▲ 1.7 33.1 1.3 52.5 41.5
12 平野 良栄 21.6 ▲ 50.8 ▲ 1.2 49.5 18.7 37.8
13 関島 義基 ▲ 20.7 80.2 ▲ 3.8 ▲ 24.7 ▲ 3.2 27.8
14 吉田 求 ▲ 10.9 23.0 ▲ 3.7 ▲ 26.3 42.2 24.3
15 石原 康申 ▲ 20.4 23.5 22.0 17.8 ▲ 22.2 20.7
16 中山 奈々美 42.0 29.6 ▲ 30.5 ▲ 5.0 ▲ 22.2 13.9
17 鷲見 隼人 17.9 ▲ 7.7 19.6 1.0 ▲ 24.9 5.9
18 美波 智子 21.8 25.9 3.6 ▲ 19.7 ▲ 29.7 1.9
19 重原 聡 14.5 ▲ 54.1 15.2 20.2 3.6 ▲ 0.6
20 鳥越 真仁 ▲ 43.4 ▲ 23.3 ▲ 17.9 32.1 37.1 ▲ 15.4
21 山脇 千文美 26.4 9.6 ▲ 10.3 ▲ 82.9 33.1 ▲ 24.1
22 山嵜 竜丸 ▲ 7.0 22.9 4.9 ▲ 57.8 ▲ 11.3 ▲ 48.3
23 江隈 亨 ▲ 5.0 ▲ 52.8 9.5 12.4 ▲ 13.4 ▲ 49.3
24 松本 裕也 18.5 ▲ 21.6 ▲ 42.8 ▲ 2.0 ▲ 19.7 ▲ 67.6
25 髙橋 勇 13.1 14.4 16.0 ▲ 49.9 ▲ 84.9 ▲ 91.3
26 内山 歩 ▲ 97.9 18.0 ▲ 48.6 10.7 13.9 ▲ 103.9
27 岡本 真一 ▲ 28.3 ▲ 103.6 ▲ 14.3 ▲ 15.0 44.7 ▲ 116.5
28 優月 みか ▲ 18.8 ▲ 80.1 61.4 ▲ 41.8 ▲ 39.2 ▲ 118.5
29 西田 修 ▲ 33.4 ▲ 5.0 ▲ 8.6 5.6 ▲ 80.0 ▲ 121.4
30 月江 いくこ ▲ 6.3 ▲ 23.7 ▲ 39.7 ▲ 57.3 ▲ 27.3 ▲ 154.3
31 楠木 一朗 ▲ 26.0 ▲ 55.2 ▲ 74.3 ▲ 4.5 ▲ 9.1 ▲ 169.1
32 ガース ▲ 81.5 ▲ 15.6 26.2 ▲ 60.1 ▲ 42.2 ▲ 173.2

昇級者 8名 (青字で表示)    降級者 2名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

D2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 宮内 崇成 88.0 30.5 50.9 ▲ 18.6 44.3 195.1
2 高谷 圭一 36.1 48.4 53.0 ▲ 49.3 30.2 118.4
3 七瀬 真実 ▲ 5.0 ▲ 0.3 37.8 94.7 ▲ 12.0 115.2
4 宮崎 皓之介 5.6 21.6 63.8 12.4 ▲ 3.7 99.7
5 庄田 祐生 22.7 14.3 ▲ 9.6 63.1 8.5 99.0
6 小川 淳 7.7 38.1 58.5 1.6 ▲ 10.5 95.4
7 古本 和宏 ▲ 20.4 ▲ 15.4 85.3 ▲ 26.2 66.6 89.9
8 小谷 美和子 99.5 10.4 45.0 ▲ 47.3 ▲ 18.0 89.6
9 相場 雄大 ▲ 35.2 32.1 13.1 45.7 31.3 87.0
10 高田 麻衣子 ▲ 28.0 43.7 61.2 ▲ 21.3 29.2 84.8
11 加賀美 幸孝 0.2 26.5 33.3 ▲ 1.6 22.7 81.1
12 中西 栄二 ▲ 26.9 46.8 ▲ 61.5 69.1 45.1 72.6
13 小野 雅峻 23.2 ▲ 62.8 70.1 35.8 5.0 71.3
14 小林 正和 73.5 2.4 ▲ 30.1 23.9 ▲ 5.5 64.2
15 山田 学武 ▲ 16.0 ▲ 12.0 ▲ 10.6 33.0 53.9 48.3
16 西嶋 ゆかり ▲ 43.5 111.7 ▲ 38.4 20.4 ▲ 11.7 38.5
17 川原 舞子 ▲ 21.7 17.1 ▲ 1.6 17.7 23.5 35.0
18 山中 翼 27.3 ▲ 5.1 ▲ 18.3 ▲ 11.0 34.4 27.3
19 時田 拓和 2.7 ▲ 2.1 34.0 ▲ 2.8 ▲ 13.7 18.1
20 森 恵里佳 98.5 ▲ 30.4 ▲ 58.8 19.6 ▲ 16.7 12.2
21 渡辺 洋巳 ▲ 1.2 ▲ 21.9 ▲ 36.6 56.7 0.6 ▲ 2.4
22 古谷 知美 ▲ 3.0 ▲ 5.8 ▲ 90.8 24.3 52.2 ▲ 23.1
23 河森 郷太郎 60.2 ▲ 24.3 ▲ 18.0 ▲ 19.7 ▲ 25.3 ▲ 27.1
24 岡本 和也 38.8 ▲ 54.9 32.3 ▲ 5.8 ▲ 53.4 ▲ 43.0
25 中川 基輝 2.4 31.9 ▲ 19.0 ▲ 22.8 ▲ 45.3 ▲ 52.8
26 高宮 まり 16.5 74.8 ▲ 61.5 ▲ 65.1 ▲ 21.4 ▲ 56.7
27 吉野 敦志 9.8 30.2 ▲ 33.1 ▲ 5.8 ▲ 67.4 ▲ 66.3
28 厚谷 昇汰 1.4 ▲ 25.4 ▲ 8.4 ▲ 54.3 17.9 ▲ 68.8
29 向井 譲 ▲ 68.0 ▲ 77.9 15.8 15.2 45.5 ▲ 69.4
30 戸部 弘次 ▲ 75.9 ▲ 13.1 ▲ 37.5 2.9 50.3 ▲ 73.3
31 大久保 朋美 ▲ 26.2 ▲ 57.9 19.1 ▲ 5.3 ▲ 4.5 ▲ 74.8
32 青山 めぐみ ▲ 4.0 ▲ 14.1 ▲ 11.8 ▲ 37.6 ▲ 13.9 ▲ 81.4
33 宗像 惇 32.7 ▲ 1.1 ▲ 64.2 17.7 ▲ 77.8 ▲ 92.7
34 松岡 千晶 ▲ 45.0 ▲ 18.4 ▲ 8.2 ▲ 8.9 ▲ 39.5 ▲ 120.0
35 中岫 宏文 ▲ 36.1 ▲ 22.7 10.4 ▲ 49.3 ▲ 26.1 ▲ 123.8
36 藤原 正允 ▲ 79.1 ▲ 54.5 ▲ 50.4 35.2 ▲ 1.4 ▲ 150.2
37 谷 誠之 ▲ 60.5 4.4 ▲ 21.8 ▲ 49.4 ▲ 27.2 ▲ 154.5
38 内山 えみ ▲ 71.4 14.1 ▲ 17.4 ▲ 107.9 ▲ 128.2 ▲ 310.8

昇級者 12名 (青字で表示)    降級者 2名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

D3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 平田 隆史 12.4 86.0 78.8 70.8 ▲ 7.9 240.1
2 中 寿文 ▲ 20.3 41.3 16.0 39.7 96.5 173.2
3 藤井 崇勝 43.6 8.0 ▲ 14.8 80.1 50.8 167.7
4 髙田 翔 ▲ 8.1 60.0 54.4 23.2 31.7 161.2
5 木島 甲太郎 7.9 7.1 72.0 60.6 2.4 150.0
6 ジェン 13.2 ▲ 41.0 73.5 38.2 42.3 126.2
7 石森 隆雄 13.1 33.5 8.8 48.6 16.9 120.9
8 大野 彩乃 10.1 13.8 31.6 54.0 10.6 120.1
9 高沢 雅 53.8 14.7 2.1 30.7 8.5 109.8
10 原 佑典 ▲ 23.7 69.9 30.1 ▲ 27.2 39.4 88.5
11 伏見 誠一郎 60.0 25.8 ▲ 27.0 ▲ 23.6 47.4 82.6
12 岡部 光輝 2.5 13.7 71.5 ▲ 28.8 12.6 71.5
13 菊原 真人 ▲ 1.0 9.7 ▲ 26.9 47.9 17.0 46.7
14 菅原 千瑛 42.3 10.8 ▲ 55.2 ▲ 31.8 75.8 41.9
15 美晤 43.1 ▲ 36.9 38.6 14.9 ▲ 18.7 41.0
16 大庭 三四郎 ▲ 32.0 58.6 ▲ 1.1 ▲ 3.4 13.7 35.8
17 永井 勝晴 ▲ 1.4 16.4 ▲ 33.3 65.1 ▲ 12.0 34.8
18 金丸 卓矢 61.1 0.0 ▲ 4.9 ▲ 15.3 ▲ 13.5 27.4
19 新 大地 ▲ 2.9 34.7 ▲ 44.2 ▲ 35.7 72.8 24.7
20 金子 正明 8.1 55.5 60.0 ▲ 12.3 ▲ 87.0 24.3
21 小島 優 74.4 ▲ 14.1 10.8 ▲ 11.4 ▲ 37.5 22.2
22 中野 妙子 ▲ 46.4 ▲ 42.4 54.4 29.3 26.3 21.2
23 鈴木 健大 ▲ 50.7 1.5 6.4 71.9 ▲ 8.2 20.9
24 島崎 涼 ▲ 16.3 ▲ 20.9 23.1 11.2 19.3 16.4
25 西川 舞 19.0 31.9 20.6 ▲ 2.9 ▲ 60.2 8.4
26 梶谷 誠次 ▲ 77.9 65.9 ▲ 23.6 ▲ 24.9 68.2 7.7
27 こばり しん 47.5 ▲ 36.1 ▲ 42.7 4.4 31.5 4.6
28 皆川 直毅 ▲ 13.4 31.5 ▲ 38.9 ▲ 0.1 19.3 ▲ 1.6
29 岡田 紗佳 32.3 20.2 ▲ 27.7 ▲ 27.3 0.0 ▲ 2.5
30 片倉 まち 19.5 ▲ 21.2 54.6 ▲ 63.2 ▲ 5.1 ▲ 15.4
31 三田 晋也 9.2 20.0 ▲ 33.6 15.5 ▲ 26.5 ▲ 15.4
32 瀬下 勝也 39.4 ▲ 31.0 ▲ 34.7 ▲ 16.3 25.2 ▲ 17.4
33 江端 隼 16.6 ▲ 52.5 63.7 ▲ 42.8 ▲ 4.4 ▲ 19.4
34 桜川 姫子 48.9 ▲ 5.2 ▲ 50.7 28.6 ▲ 41.1 ▲ 19.5
35 小玉 渉 ▲ 21.8 ▲ 45.9 5.7 21.6 20.5 ▲ 19.9
36 斉藤 理絵 ▲ 4.0 18.2 ▲ 51.8 31.2 ▲ 14.0 ▲ 20.4
37 深口 嘉靖 29.6 ▲ 94.5 ▲ 30.4 6.6 67.0 ▲ 21.7
38 志多木 健 ▲ 18.4 ▲ 0.3 33.3 ▲ 6.2 ▲ 38.0 ▲ 29.6
39 大鹿糠 文也 ▲ 27.9 ▲ 46.5 35.8 11.9 ▲ 3.3 ▲ 30.0
40 川崎 義之 ▲ 11.3 26.7 10.9 ▲ 11.7 ▲ 44.7 ▲ 30.1
41 稲垣 悠 ▲ 57.4 26.3 27.1 ▲ 22.8 ▲ 12.6 ▲ 39.4
42 貫上 洋志 ▲ 8.8 ▲ 55.5 ▲ 50.4 49.9 22.3 ▲ 42.5
43 小笠原 奈央 12.1 ▲ 31.2 ▲ 6.9 ▲ 22.3 4.3 ▲ 44.0
44 西原 純 10.0 ▲ 37.9 ▲ 66.5 0.0 43.5 ▲ 50.9
45 大木 一慶 9.3 6.1 ▲ 31.9 10.4 ▲ 45.1 ▲ 51.2
46 齋藤 麻衣子 ▲ 58.8 39.4 22.6 ▲ 45.3 ▲ 17.2 ▲ 59.3
47 荒井 裕太 ▲ 14.8 ▲ 14.0 ▲ 7.1 ▲ 37.9 11.6 ▲ 62.2
48 紺野 光則 ▲ 47.2 17.8 ▲ 23.4 ▲ 20.9 11.3 ▲ 62.4
49 平野 佑弥 ▲ 40.9 ▲ 31.7 10.3 48.6 ▲ 49.1 ▲ 62.8
50 小咲 菜々 ▲ 2.9 ▲ 25.5 12.6 ▲ 28.3 ▲ 22.5 ▲ 66.6
51 奥津 勇輝 ▲ 15.4 16.5 ▲ 61.0 1.3 ▲ 12.9 ▲ 71.5
52 杉浦 幸 46.1 ▲ 38.3 ▲ 27.0 ▲ 31.9 ▲ 38.2 ▲ 89.3
53 渋谷 菜瑠美 ▲ 12.9 5.6 18.1 ▲ 74.5 ▲ 33.2 ▲ 96.9
54 石田 亜沙己 ▲ 48.7 ▲ 29.0 16.5 ▲ 1.4 ▲ 37.9 ▲ 100.5
55 白銀 紗希 ▲ 36.1 ▲ 13.3 16.6 ▲ 27.6 ▲ 54.3 ▲ 114.7
56 鹿嶌 文太 20.6 ▲ 57.9 ▲ 10.4 ▲ 17.4 ▲ 50.5 ▲ 115.6
57 楠原 遊 8.2 ▲ 30.0 ▲ 25.3 ▲ 30.3 ▲ 44.5 ▲ 121.9
58 木暮 智貴 ▲ 39.8 ▲ 89.7 24.2 ▲ 33.5 14.6 ▲ 124.2
59 中津 真吾 ▲ 35.1 ▲ 20.4 ▲ 83.7 43.2 ▲ 35.3 ▲ 131.3
60 戸田 誠輝 ▲ 32.3 ▲ 29.1 ▲ 15.6 ▲ 35.0 ▲ 37.1 ▲ 149.1
61 高木 翔太 ▲ 30.2 ▲ 30.7 ▲ 28.6 ▲ 61.7 ▲ 20.8 ▲ 172.0
62 上野 友裕 ▲ 50.0 ▲ 13.0 3.1 ▲ 49.9 ▲ 80.0 ▲ 189.8

昇級者 16名 (青字で表示)    降級者 6名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります
昇降級ライン:順位枠内に表示

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期 Eリーグ 前期最終節成績表

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 池田 来斗 68.6 9.4 21.2 2.3 65.7 167.2
2 古川 彩乃 83.5 16.9 4.5 38.5 ▲ 15.2 128.2
3 福田 雄大 21.4 36.8 38.2 14.3 ▲ 1.8 108.9
4 蓮沼 友樹 ▲ 36.7 33.0 55.5 17.6 5.4 74.8
5 櫛田 利太 ▲ 100.3 ▲ 20.4 27.5 101.4 35.0 43.2
6 鈴木 彩夏 7.2 ▲ 5.5 ▲ 13.7 31.9 ▲ 2.1 17.8
7 足立 純哉 ▲ 31.7 90.5 ▲ 54.0 29.4 ▲ 20.9 13.3
8 井上 絵美子 55.9 ▲ 8.9 ▲ 28.2 ▲ 2.6 ▲ 4.7 11.5
9 部谷 幸則 ▲ 32.4 37.6 ▲ 57.0 20.0 22.0 ▲ 9.8
10 佐藤 未菜 ▲ 50.8 96.2 17.8 ▲ 58.6 ▲ 19.6 ▲ 15.0
11 襟川 麻衣子 24.7 ▲ 5.3 19.0 ▲ 53.9 ▲ 12.3 ▲ 27.8
12 阿部 謙一 ▲ 1.1 ▲ 62.3 ▲ 19.3 ▲ 54.5 82.0 ▲ 55.2
13 今岡 英忠 52.2 ▲ 15.3 ▲ 30.0 ▲ 15.6 ▲ 52.5 ▲ 61.2
14 鈴木 誠 ▲ 9.7 ▲ 11.2 ▲ 41.5 13.1 ▲ 30.0 ▲ 79.3
15 松岡 昭彦 ▲ 40.1 ▲ 39.6 33.5 ▲ 0.3 ▲ 33.3 ▲ 79.8
16 水口 崚 ▲ 33.6 ▲ 80.0 ▲ 29.5 56.6 ▲ 18.7 ▲ 105.2
17 柊木 かえで ▲ 19.6 ▲ 91.5 ▲ 25.8 ▲ 113.6 0.0 ▲ 250.5

第34期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第34期十段位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

締め切り:2017年8月10日(木)14:00まで

番号 名前
段位
プロフィール 前原 沢崎 HIRO 佐々木 櫻井 樋口 羽山
1

藤崎智
八段
第30期鳳凰位
第16、33期十段位
グランプリ2005 優勝
他多数
ロン2プロフィールはこちら
2

瀬戸熊直樹
九段
第26、27、29期 鳳凰位
第28、29、30期 十段位
他多数
ロン2プロフィールはこちら
3

仁平宣明
七段
ロン2プロフィールはこちら
4

青山めぐみ
二段
5

上田直樹
二段
ロン2プロフィールはこちら

 

 

予想者コメント

前原雄大

勝負力ならば、瀬戸熊、麻雀力ならば藤崎と私は考える。まず、この2人で優勝は8割は、固いと見る。
すんなり、この両者のどちらかが先行すればそのまま決まる公算は大きい。
私も過去に十段戦を戦ってきたが、いつも細心の注意を払ったのが新人である。上田、青山、この両者がキーパーソンになることは間違いない。
ことに青山のパワーは、素晴らしいものがある。青山が先攻し、上田がそこに絡んで来た場合、藤崎に若干の利があるように思う。
どちらかが勝つことは、誰もが予想することだろうが、ワンツーフィニッシュは無さそうに思えてならない。
仁平に関しては、理ではなく身体で打てれば可能性はあると考えるが、本人の培ってきた麻雀を崩すわけにも行かないだろう。
いずれにしても楽しみな対局であることには間違いない。

◎瀬戸熊直樹
○藤崎智

 

沢崎誠

Aリーガーの藤崎智・瀬戸熊直樹・仁平宣明の3名が雀力上位なのは当然の事なのでしょう。
去年は上田直樹、今年は青山めぐみの快進撃は素晴らしいと思います。
本命は先行からの安定感抜群の忍者・藤崎にしようかと考えたのですが・・瀬戸熊・上田の強い責めからの先行も有るのかと考えてみました。
去年は藤崎に自在にされた感のある上田ですがリベンジチャンスも少し有るかなと思います。
当然ながら去年の上田君が活躍したように青山めぐみの上位争いが有りそうです。

上田・青山 2人の勢い勝負のゲームになると予想して、悔しさ1つ持ち越しの上田を本命とします。

◎上田直樹
○青山めぐみ

 

HIRO柴田

今回の十段戦、藤崎・瀬戸熊対決は見逃せない名勝負となるだろう。それに加えて上田・青山という若手がいることにも注目される。
藤崎・瀬戸熊に人気が集まりそうなのでここは瀬戸熊本命にして藤崎を外してみた。
上田の手数、青山の打点力から予想すると乱打戦期待で上田を対抗。
仁平は応援の意味で▲。

◎瀬戸熊直樹
◯上田直樹
▲仁平宣明

 

佐々木寿人

本命藤崎智 “公式ルール”における昨今の充実ぶりと、対戦相手を見ての噛み合わせから、現十段位の連覇とみる。
ちなみに、同じ高校の先輩だからがんばって欲しいという思いは微塵もないのであしからず。
対抗仁平宣明 そろそろ獲っておかしくないのではという期待も込めて、仁平を推す。

◎藤崎智
○仁平宣明

 

櫻井秀樹

若手2人が連盟最強のツートップに挑む構図ですが、いち麻雀ファン目線で、久々の藤崎瀬戸熊の決勝が観られる事が幸せですよね。
どちらかを本命にするのですが、メンバー的には藤崎やや有利とみます。
対抗に初の十段位戴冠に燃える仁平!

◎藤崎智
○仁平宣明

 

樋口徹

それはまさに「勘」だろう。 私は決勝メンバーを見た時に、瀬戸熊十段位!と心で叫んだ。
さて対抗は。ここのところの充実感を見る限り仁平さんか。 しかし藤崎さんの連覇にも期待してしまうし、上田や青山、入会期の近い者の活躍にも期待してしまう。
だが展開予想をしても、ベテランと若手の比率が3:2は若手が封じ込められる印象。それでも若手2人の勢いは侮れない。
結果、予想が当たっても嬉しい。外れても嬉しい。というなんとも贅沢な決勝戦になってしまった。
これは楽しみにせざるをえない!!

◎瀬戸熊直樹
○仁平宣明

 

羽山真生

タイトル戦の決勝はどこかでの爆発力が必要だと考えています。間違いなく爆発力なら瀬戸熊。
しかし藤崎、仁平が爆発力のあるパンチを的確にかわしていく展開や、藤崎、仁平が先に加点していく展開なら厳しいと感じます。混戦模様なら青山、上田にもチャンスあり。

◎瀬戸熊直樹
○藤崎智

十段戦 レポート/第34期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第34期十段位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。
応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。
※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。
なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。
締め切り:2017年8月10日(木)14:00まで

番号 名前
段位
プロフィール 前原 沢崎 HIRO 佐々木 櫻井 樋口 羽山
1

藤崎智
八段
第30期鳳凰位
第16、33期十段位
グランプリ2005 優勝
他多数
ロン2プロフィールはこちら
2

瀬戸熊直樹
九段
第26、27、29期 鳳凰位
第28、29、30期 十段位
他多数
ロン2プロフィールはこちら
3

仁平宣明
七段
ロン2プロフィールはこちら
4

青山めぐみ
二段
5

上田直樹
二段
ロン2プロフィールはこちら

 
 
予想者コメント
前原雄大
勝負力ならば、瀬戸熊、麻雀力ならば藤崎と私は考える。まず、この2人で優勝は8割は、固いと見る。
すんなり、この両者のどちらかが先行すればそのまま決まる公算は大きい。
私も過去に十段戦を戦ってきたが、いつも細心の注意を払ったのが新人である。上田、青山、この両者がキーパーソンになることは間違いない。
ことに青山のパワーは、素晴らしいものがある。青山が先攻し、上田がそこに絡んで来た場合、藤崎に若干の利があるように思う。
どちらかが勝つことは、誰もが予想することだろうが、ワンツーフィニッシュは無さそうに思えてならない。
仁平に関しては、理ではなく身体で打てれば可能性はあると考えるが、本人の培ってきた麻雀を崩すわけにも行かないだろう。
いずれにしても楽しみな対局であることには間違いない。
◎瀬戸熊直樹
○藤崎智
 
沢崎誠
Aリーガーの藤崎智・瀬戸熊直樹・仁平宣明の3名が雀力上位なのは当然の事なのでしょう。
去年は上田直樹、今年は青山めぐみの快進撃は素晴らしいと思います。
本命は先行からの安定感抜群の忍者・藤崎にしようかと考えたのですが・・瀬戸熊・上田の強い責めからの先行も有るのかと考えてみました。
去年は藤崎に自在にされた感のある上田ですがリベンジチャンスも少し有るかなと思います。
当然ながら去年の上田君が活躍したように青山めぐみの上位争いが有りそうです。
上田・青山 2人の勢い勝負のゲームになると予想して、悔しさ1つ持ち越しの上田を本命とします。
◎上田直樹
○青山めぐみ
 
HIRO柴田
今回の十段戦、藤崎・瀬戸熊対決は見逃せない名勝負となるだろう。それに加えて上田・青山という若手がいることにも注目される。
藤崎・瀬戸熊に人気が集まりそうなのでここは瀬戸熊本命にして藤崎を外してみた。
上田の手数、青山の打点力から予想すると乱打戦期待で上田を対抗。
仁平は応援の意味で▲。
◎瀬戸熊直樹
◯上田直樹
▲仁平宣明
 
佐々木寿人
本命藤崎智 “公式ルール”における昨今の充実ぶりと、対戦相手を見ての噛み合わせから、現十段位の連覇とみる。
ちなみに、同じ高校の先輩だからがんばって欲しいという思いは微塵もないのであしからず。
対抗仁平宣明 そろそろ獲っておかしくないのではという期待も込めて、仁平を推す。
◎藤崎智
○仁平宣明
 
櫻井秀樹
若手2人が連盟最強のツートップに挑む構図ですが、いち麻雀ファン目線で、久々の藤崎瀬戸熊の決勝が観られる事が幸せですよね。
どちらかを本命にするのですが、メンバー的には藤崎やや有利とみます。
対抗に初の十段位戴冠に燃える仁平!
◎藤崎智
○仁平宣明
 
樋口徹
それはまさに「勘」だろう。 私は決勝メンバーを見た時に、瀬戸熊十段位!と心で叫んだ。
さて対抗は。ここのところの充実感を見る限り仁平さんか。 しかし藤崎さんの連覇にも期待してしまうし、上田や青山、入会期の近い者の活躍にも期待してしまう。
だが展開予想をしても、ベテランと若手の比率が3:2は若手が封じ込められる印象。それでも若手2人の勢いは侮れない。
結果、予想が当たっても嬉しい。外れても嬉しい。というなんとも贅沢な決勝戦になってしまった。
これは楽しみにせざるをえない!!
◎瀬戸熊直樹
○仁平宣明
 
羽山真生
タイトル戦の決勝はどこかでの爆発力が必要だと考えています。間違いなく爆発力なら瀬戸熊。
しかし藤崎、仁平が爆発力のあるパンチを的確にかわしていく展開や、藤崎、仁平が先に加点していく展開なら厳しいと感じます。混戦模様なら青山、上田にもチャンスあり。
◎瀬戸熊直樹
○藤崎智

第16期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第4節レポート

Aリーグ4節 宮田豊夢

1卓(稲岡・佐々木・勝間・坂本)
2卓(貫上・米川・森下・藤川)
3卓(宮田・仁科・辻本・横山)

3卓では辻本が好調でした。
3回戦 東1局 親

三万三万三万三索三索四筒四筒五筒六筒七筒九筒九筒九筒  ツモ四筒  ドラ七索

辻本はこの4000オールを皮切りに立て続けに上がり+25.7Pのトップ。
4回戦も好調を継続し今節+57.7Pと成績を伸ばしました。

2卓では藤川が好調です。
4回戦 南1局

一索三索五索六索七索発発  ポン白白白  ポン東東東  ロン二索  ドラ六索

藤川が親の米川からこの8,000をアガリ、56,100点とリードを広げました。
放銃した米川も好形のピンフの聴牌を入れており、親としては仕方のない放銃かと思えます。
南3局 親藤川
森下が聴牌を入れドラの三筒をリリース、これを貫上がポン。
貫上は3回戦まで3連続のラスで4回戦目は何としてもプラスが欲しいところであります。
次順、森下はリーチと出ましたが、ここは貫上が制しました。

三万四万四万五万五万三索四索五索八索八索八索  ポン三筒 上向き三筒 上向き三筒 上向き  ツモ六万  ドラ三筒

この2,000、3,900をアガリ、持ち点は30,000点を超えました。

南4局 親森下
今半荘ラス目の森下だがオーラスの牌姿は悪くなく、好形の先制リーチをかけます。
これに真っ向から立ち向かったのがここまで3着目の米川。
ドラのダブ南をトイツで持っているが、かなり身動きがとりづらい牌姿に見えました。
しかし、ドラの南を生かし何とかアガリをものにする。

五万五万四索四索二筒二筒三筒九筒九筒南南白白  ツモ三筒  ドラ南

このアガリ以外ないのではないかというような細い糸を手繰り寄せるような値千金の
2,000、4,000で浮きの2着の+10.4Pとしました。
卓内トップは全連対の藤川で+61.0Pと大きくリードを伸ばしトータルでも+109.4P。
唯一の100P越えとなり、他の選手は何としても藤川を止めたいところです。

 

 

Bリーグ4節 山神剛

今回は全10節の中で折り返しが見えてきた第4節になります。
おおよその順位が固まってきたとは言え、
上位はまだまだ僅差ですので、入れ替わりがありそうです。

1卓(中川・城・高谷・上村政)
2卓(山中・吉本・大橋・丸山)
3卓(吉田圭・松永・山室・山神)
4卓(上村宜・筒井・原田・辻井)

1卓
一人+100Pを超えている独走状態に一番近い上村政を誰が止めるのか。
結果は高谷・上村政の二人で2回ずつトップを分け合い、
上村政は+9.6Pと安定した強さを見せ、トップをキープしました。

2卓
現状2位の山中がポイントを伸ばす事が出来たのだろうか?
この卓ではトップを2回取った吉本が卓内トップの+22.9Pを獲得する。
山中、大橋、丸山の3人でキレイにマイナスを分け合う結果になりました。
山中は▲8.2Pとはいえ、2位をキープしています。

3卓
現在3位の山室は、ポイントを上げられただろうか?

2回戦東3局
1回戦でトップを取った山室を止めようと、山室の親リーチに吉田が追っかけリーチ。
山神、松永も仕掛けて戦いに行くが、山室が4,000オールのツモアガリ。
この点棒を守り切り、連続トップと順調に加点していきます。
3回戦、ずっと攻め続けていた吉田がついに大爆発しました。
1人浮きの+37.3Pと、半荘1回で卓内トップに躍り出ます。
山室は▲4.9と沈みながらも2着をキープ、まだまだ好調さが伺えます。

4回戦は好調を取り戻した吉田と、ここまで3回戦我慢をし続けていた松永の一騎打ちになりました。
軍配は吉田にあがり、たった2半荘で+60P弱を稼ぐ事に。
山室は序盤の貯金を使って+9.2Pと現状キープに成功です。

4卓、4回戦
東4局1本場 南家の筒井が

九万三索三索三索八索八索三筒四筒七筒東東西西

この配牌から染め手に一直線。

東西をポンすると同時に四索を2枚重ね、

三索三索三索四索四索八索八索  ポン東東東  ポン西西西  ロン八索

この卓では好調の筒井、上村宜がお互いにポイントを重ね、
+49.3P、+50.8Pと二人揃って上位に浮上しました。
上位はまだまだ僅差が続いているので、目が離せない展開になりそうです。

 

 

C1リーグ第4節:長尾浩平

6月25日天候は曇り、C1リーグ第4節。
そろそろリーグ戦も終盤にさしかかり、最後の直線にむかう第4コーナといった所でしょうか。
今回の私の対戦者は、長野、高橋、獅坂。
1回戦東1局、配牌をとると

一万二万三万七万八万四索五索七索八索九索一筒七筒八筒

の好配牌。しかしツモ牌とかみ合わず流局。
もう一人苦しそうであった高橋と供にオリにまわり、
長野の獅坂の2人聴牌スタートとなり、長尾にとって怪しい雲行きが見える。
東2局6巡目長野のリーチ。

二万二万四万四万五万五万二索七索七索七筒七筒八筒八筒  ドラ七索

これを軽々と二索を一発でツモ上がり好調を伺わせる。
その後も長野、獅坂は加点を続け2回戦終了時には
長野 +36.5P
獅坂 +13.4P
高橋 ▲16.5P
長尾 ▲35.4P
となり2回連続同じ着順になった。

3回戦東1局
長野が7巡目にこの手配でリーチをかける

四万四万七万八万九万三索四索五索六筒六筒七筒七筒八筒  ドラ西

3回戦も長野優勢かと思われたが、親の高橋が追いつきこの形でリーチ。

二万三万四万七万八万九万六索七索八索五筒五筒五筒八筒

結果は流局となったが、このままでは終われない高橋の気迫が感じられる1局でした。
それが実ったのかその後、親でリーチ。

二万三万一索二索三索九索九索一筒二筒三筒三筒四筒五筒  ロン一万  ドラ北

二索三索三索四索四索五索六索六索六索八索  ポン白白白  ロン七索  ドラ八索

と連続で高打点をアガリ、トップをものにする。
このまま高橋が勢いにのるかと思われた。が、この日の主役はやはり長野だった。
長尾と接戦であった4回戦も4巡目に条件をみたし、リーチをアガリきり勝負あり。
4回戦オーラス リーチ。

一万二万三万三索四索四索四索五索四筒五筒六筒七筒八筒  ツモ九筒  ドラ二万

次節は最終節となり最後まで目が離せない昇級への切符をかけた戦いが繰り広げられる事は
間違いないだろう。

 

 

C2リーグ第4節:音羽なお


C2リーグ4節目。
昇級に向けてそろそろ意識する方も多くなってきました。今節はどのような展開になるのでしょうか。
1卓(柿本・山本・富田・音羽)
2回戦に富田が60,000点を越える点を持ち、3人沈ませの+43.4P。
1回戦も富田がトップだったので大きな加点となりました。
終局の時点では富田+33.2P。柿本は最終戦トップでマイナスを28.1Pに抑えて昇級争いラインにとどまった。

2卓(宮澤・福原・南田・伊原)
あまり大きく差がなく、福原が+13.8Pで昇級を濃厚にさせます。
南田もマイナスではあったが△0.4Pなので最小限に。次節の昇級争いに参加です。

3卓(秋山・中島・行野・根越)
3回戦までの成績がこちら。
中島+47.3P、秋山+23.6P、行野△17.0P、根越△54.2P。
4回戦、南4局1本場。中島の親番
根越55,100、秋山30,100、行野25,500、中島9,300。
根越がトイトイの仕掛けから、南が出ればダブ南トイトイの形になります。
できれば現在トップの中島か秋山からロンしたい局面ですが、行野から南がでるもスルーして、本場を積む。
熾烈な争いの中、根越が5,200をアガリ3人を沈ませて、△54.2Pあったものが△13.5Pまでに追い上げました。
秋山は+9.7Pと4節までのトータルプラス。最終節、昇級争いです!
最終節の卓組は1.3.5.7位、2.4.6.8位、9.10.11.12位で組まれ、順位が近い人との直接対決でもあるので、今までとは違った雰囲気になりそうです。誰が昇級できるのか、どういう展開になるのか楽しみです。

関西プロリーグ レポート/第16期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第4節レポート

Aリーグ4節 宮田豊夢
1卓(稲岡・佐々木・勝間・坂本)
2卓(貫上・米川・森下・藤川)
3卓(宮田・仁科・辻本・横山)
3卓では辻本が好調でした。
3回戦 東1局 親
三万三万三万三索三索四筒四筒五筒六筒七筒九筒九筒九筒  ツモ四筒  ドラ七索
辻本はこの4000オールを皮切りに立て続けに上がり+25.7Pのトップ。
4回戦も好調を継続し今節+57.7Pと成績を伸ばしました。
2卓では藤川が好調です。
4回戦 南1局
一索三索五索六索七索発発  ポン白白白  ポン東東東  ロン二索  ドラ六索
藤川が親の米川からこの8,000をアガリ、56,100点とリードを広げました。
放銃した米川も好形のピンフの聴牌を入れており、親としては仕方のない放銃かと思えます。
南3局 親藤川
森下が聴牌を入れドラの三筒をリリース、これを貫上がポン。
貫上は3回戦まで3連続のラスで4回戦目は何としてもプラスが欲しいところであります。
次順、森下はリーチと出ましたが、ここは貫上が制しました。
三万四万四万五万五万三索四索五索八索八索八索  ポン三筒 上向き三筒 上向き三筒 上向き  ツモ六万  ドラ三筒
この2,000、3,900をアガリ、持ち点は30,000点を超えました。
南4局 親森下
今半荘ラス目の森下だがオーラスの牌姿は悪くなく、好形の先制リーチをかけます。
これに真っ向から立ち向かったのがここまで3着目の米川。
ドラのダブ南をトイツで持っているが、かなり身動きがとりづらい牌姿に見えました。
しかし、ドラの南を生かし何とかアガリをものにする。
五万五万四索四索二筒二筒三筒九筒九筒南南白白  ツモ三筒  ドラ南
このアガリ以外ないのではないかというような細い糸を手繰り寄せるような値千金の
2,000、4,000で浮きの2着の+10.4Pとしました。
卓内トップは全連対の藤川で+61.0Pと大きくリードを伸ばしトータルでも+109.4P。
唯一の100P越えとなり、他の選手は何としても藤川を止めたいところです。
 
 
Bリーグ4節 山神剛
今回は全10節の中で折り返しが見えてきた第4節になります。
おおよその順位が固まってきたとは言え、
上位はまだまだ僅差ですので、入れ替わりがありそうです。
1卓(中川・城・高谷・上村政)
2卓(山中・吉本・大橋・丸山)
3卓(吉田圭・松永・山室・山神)
4卓(上村宜・筒井・原田・辻井)
1卓
一人+100Pを超えている独走状態に一番近い上村政を誰が止めるのか。
結果は高谷・上村政の二人で2回ずつトップを分け合い、
上村政は+9.6Pと安定した強さを見せ、トップをキープしました。
2卓
現状2位の山中がポイントを伸ばす事が出来たのだろうか?
この卓ではトップを2回取った吉本が卓内トップの+22.9Pを獲得する。
山中、大橋、丸山の3人でキレイにマイナスを分け合う結果になりました。
山中は▲8.2Pとはいえ、2位をキープしています。
3卓
現在3位の山室は、ポイントを上げられただろうか?
2回戦東3局
1回戦でトップを取った山室を止めようと、山室の親リーチに吉田が追っかけリーチ。
山神、松永も仕掛けて戦いに行くが、山室が4,000オールのツモアガリ。
この点棒を守り切り、連続トップと順調に加点していきます。
3回戦、ずっと攻め続けていた吉田がついに大爆発しました。
1人浮きの+37.3Pと、半荘1回で卓内トップに躍り出ます。
山室は▲4.9と沈みながらも2着をキープ、まだまだ好調さが伺えます。
4回戦は好調を取り戻した吉田と、ここまで3回戦我慢をし続けていた松永の一騎打ちになりました。
軍配は吉田にあがり、たった2半荘で+60P弱を稼ぐ事に。
山室は序盤の貯金を使って+9.2Pと現状キープに成功です。
4卓、4回戦
東4局1本場 南家の筒井が
九万三索三索三索八索八索三筒四筒七筒東東西西
この配牌から染め手に一直線。
東西をポンすると同時に四索を2枚重ね、
三索三索三索四索四索八索八索  ポン東東東  ポン西西西  ロン八索
この卓では好調の筒井、上村宜がお互いにポイントを重ね、
+49.3P、+50.8Pと二人揃って上位に浮上しました。
上位はまだまだ僅差が続いているので、目が離せない展開になりそうです。
 
 
C1リーグ第4節:長尾浩平
6月25日天候は曇り、C1リーグ第4節。
そろそろリーグ戦も終盤にさしかかり、最後の直線にむかう第4コーナといった所でしょうか。
今回の私の対戦者は、長野、高橋、獅坂。
1回戦東1局、配牌をとると
一万二万三万七万八万四索五索七索八索九索一筒七筒八筒
の好配牌。しかしツモ牌とかみ合わず流局。
もう一人苦しそうであった高橋と供にオリにまわり、
長野の獅坂の2人聴牌スタートとなり、長尾にとって怪しい雲行きが見える。
東2局6巡目長野のリーチ。
二万二万四万四万五万五万二索七索七索七筒七筒八筒八筒  ドラ七索
これを軽々と二索を一発でツモ上がり好調を伺わせる。
その後も長野、獅坂は加点を続け2回戦終了時には
長野 +36.5P
獅坂 +13.4P
高橋 ▲16.5P
長尾 ▲35.4P
となり2回連続同じ着順になった。
3回戦東1局
長野が7巡目にこの手配でリーチをかける
四万四万七万八万九万三索四索五索六筒六筒七筒七筒八筒  ドラ西
3回戦も長野優勢かと思われたが、親の高橋が追いつきこの形でリーチ。
二万三万四万七万八万九万六索七索八索五筒五筒五筒八筒
結果は流局となったが、このままでは終われない高橋の気迫が感じられる1局でした。
それが実ったのかその後、親でリーチ。
二万三万一索二索三索九索九索一筒二筒三筒三筒四筒五筒  ロン一万  ドラ北
二索三索三索四索四索五索六索六索六索八索  ポン白白白  ロン七索  ドラ八索
と連続で高打点をアガリ、トップをものにする。
このまま高橋が勢いにのるかと思われた。が、この日の主役はやはり長野だった。
長尾と接戦であった4回戦も4巡目に条件をみたし、リーチをアガリきり勝負あり。
4回戦オーラス リーチ。
一万二万三万三索四索四索四索五索四筒五筒六筒七筒八筒  ツモ九筒  ドラ二万
次節は最終節となり最後まで目が離せない昇級への切符をかけた戦いが繰り広げられる事は
間違いないだろう。
 
 
C2リーグ第4節:音羽なお

C2リーグ4節目。
昇級に向けてそろそろ意識する方も多くなってきました。今節はどのような展開になるのでしょうか。
1卓(柿本・山本・富田・音羽)
2回戦に富田が60,000点を越える点を持ち、3人沈ませの+43.4P。
1回戦も富田がトップだったので大きな加点となりました。
終局の時点では富田+33.2P。柿本は最終戦トップでマイナスを28.1Pに抑えて昇級争いラインにとどまった。
2卓(宮澤・福原・南田・伊原)
あまり大きく差がなく、福原が+13.8Pで昇級を濃厚にさせます。
南田もマイナスではあったが△0.4Pなので最小限に。次節の昇級争いに参加です。
3卓(秋山・中島・行野・根越)
3回戦までの成績がこちら。
中島+47.3P、秋山+23.6P、行野△17.0P、根越△54.2P。
4回戦、南4局1本場。中島の親番
根越55,100、秋山30,100、行野25,500、中島9,300。
根越がトイトイの仕掛けから、南が出ればダブ南トイトイの形になります。
できれば現在トップの中島か秋山からロンしたい局面ですが、行野から南がでるもスルーして、本場を積む。
熾烈な争いの中、根越が5,200をアガリ3人を沈ませて、△54.2Pあったものが△13.5Pまでに追い上げました。
秋山は+9.7Pと4節までのトータルプラス。最終節、昇級争いです!
最終節の卓組は1.3.5.7位、2.4.6.8位、9.10.11.12位で組まれ、順位が近い人との直接対決でもあるので、今までとは違った雰囲気になりそうです。誰が昇級できるのか、どういう展開になるのか楽しみです。

第34期十段戦 ベスト8A卓レポート HIRO柴田

 

準決勝ベスト8A卓ここを勝ちあがれば決勝だ。各々の選手が自分の勢いを信じて挑んでくるだろう。今回勝ち上がってきた4名は以下。

青山めぐみ(二段戦からの出場)

 

荒正義(九段戦Sからの出場)

 

柴田吉和(前年度決勝シード・ベスト16からの出場)

 

瀬戸熊直樹(九段戦Sからの出場)

 

 

1回戦(起家から、青山・荒・柴田・瀬戸熊)

東1局 親青山

開局に思い切ったリーチを打ったのは柴田。打点こそあるものの3枚切れのシャンポンでリーチ。

柴田
二万三万四万九万九万一索一索二索三索四索二筒三筒四筒  ロン一索  ドラ五筒

放銃となったのは荒。まずは柴田の狙いどおり5,200と好スタート。

東3局3本場 親柴田

柴田の連荘が続いたこの局、わずか5巡で大物手テンパイを入れたのは荒。


二索二索五索五索六索六索九索西西白白中中  ドラ五索

続いて瀬戸熊もリーチ。柴田もそこへドラ五索を勝負と打ち出し緊迫した局面となる。

柴田
五万五万六万七万八万七索八索九索五筒六筒七筒七筒八筒

瀬戸熊
五万六万七万七万八万九万四索五索七索七索東東東  ロン三索

柴田・瀬戸熊、荒の手牌を知ることもなく、めくり合うが結果は荒の放銃となった。

東4局 親瀬戸熊

青山が軽快にポンと動く、守備が強い青山が動いたのだから十分形ということは対戦者には伝わっていそうだ。

青山
四万四万六万七万七万八万八万  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き  ドラ西

そこへ親の瀬戸熊リーチ、柴田もドラを暗刻にして追いかけるがその牌が瀬戸熊にあたってしまう。

柴田
六万七万八万二索二索一筒二筒二筒三筒三筒西西西  リーチ

瀬戸熊
四索五索五索六索六索四筒四筒五筒五筒五筒六筒七筒八筒  ロン四索

このアガリで瀬戸熊が一歩リードする。

南2局 親荒

瀬戸熊が絶好のドラを引き入れリーチ。

瀬戸熊
三万四万四万五万五万六万一索一索一索三索四索八索八索  リーチ  ドラ四万

この瀬戸熊リーチを柴田が仕掛けて見事にアガリきり逆転する。

柴田
四万四万五索六索七索五筒六筒七筒白白  チー六索 左向き七索 上向き八索 上向き  ロン白

南4局7本場 親瀬戸熊

柴田の連荘を引き継ぐ形となった親の瀬戸熊ドラの扱いが難しくフリテンとはいえマンガンのテンパイとなりドラ切りリーチ。
そこへ我慢が続いた荒の追撃となるリーチに瀬戸熊が再度ドラを持ってきてしまい放銃となる。

瀬戸熊
二万二万四万五万六索六索七索七索八索八索二筒三筒四筒  リーチ  ドラ八筒


三万四万四万五万五万六万六万七万八万五索五索六筒七筒  リーチ  ロン八筒

荒のアガリで柴田は1人浮きとなり荒3着浮上で1回戦を終える。

1回戦成績
柴田+37.7P 瀬戸熊▲8.5P 荒▲11.8P 青山▲17.4P

 

2回戦(起家から、荒・青山・柴田・瀬戸熊)

東3局 親柴田

瀬戸熊・荒が好調柴田の親を落とそうと仕掛ける、そこへ柴田、瀬戸熊の当たり牌である七万を重ねリーチと迎え撃つ。

瀬戸熊
二万二万五万六万七万八万九万  チー三万 左向き二万 上向き四万 上向き  ポン三万 上向き三万 上向き三万 上向き  ドラ中

柴田
七万七万五索六索七索一筒二筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  ツモ三筒

どちらが勝ってもおかしくない局だったが、柴田が3,900オールをツモアガリ連荘となる。

東3局3本場 親柴田

柴田の親の爆発力が際立っている中、ここは荒・青山の両者が仕掛ける。

青山
二筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒西西中  ポン発発発  ドラ九索

青山発は鳴いたが西は鳴かずの良形と受けのバランス感が好手となりツモが伸びる。


五万六万七万一筒一筒北北  チー三筒 左向き四筒 上向き五筒 上向き  ポン東東東

青山
四筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒八筒西西  ポン発発発  ロン九筒

荒の早いテンパイに青山が見事に追いつきアガリきる。

南1局 親荒 ドラ九索

青山が早いテンパイを入れる。

青山
四万六万六索六索八索八索八索二筒三筒四筒  ポン中中中

そこへ親の荒、3色にならない八万を引いたのでカン八索リーチと相手を止めに行く。


六万七万八万七索九索一筒二筒三筒五筒六筒七筒東東  リーチ

リーチ後にドラの九索は場に3枚でることになる、注文どおり受けにまわった青山だが守備意識は非常に高く最後の九索が見えるまで八索は打たれそうにない。
そんな親のリーチに向かって行ったのは瀬戸熊、異様な捨て牌の正体は四暗刻だった。

瀬戸熊
五万五万五万一索一索一索二索二索二索七筒白白白  ロン七筒

これに放銃したのは荒、これで3者を追いかける展開となり2回戦とはいえ苦しくなる。

南2局 親青山

親の青山三色のヤミテンに構えるが多面張となる四筒を引きフリテンリーチを選択。

青山
五万六万七万五索六索七索二筒二筒二筒四筒四筒五筒七筒  ツモ四筒  打七筒 左向き  ドラ六万

この判断が見事に決まり三筒ツモの3,900オール。この大きなアガリで2回戦は3人浮きで終了する。

2回戦成績
瀬戸熊+32.5P 柴田13.4P 青山+8.9P 荒▲54.8P

2回戦終了時成績
柴田+51.1P 瀬戸熊+24.0P 青山▲8.5P 荒▲66.6P

 

3回戦(起家から、青山・荒・柴田・瀬戸熊)

東1局 親青山

上下の差がはっきりでてきた3回戦、もうマイナスは許されない荒が仕掛ける。


五万五万二索八索八索一筒二筒三筒四筒五筒  ポン発発発  ドラ二万

少しでも自分のリズムにもっていきたい荒だがすでに二索は瀬戸熊の当たり牌。

瀬戸熊
二万三万四万九万九万三索四索二筒三筒四筒四筒五筒六筒  ロン二索

そして瀬戸熊ドラの二万ツモで打五万と手変わると荒がポンをして狙いすましたように二索がロンとなる、そんな日なのだろう。

東3局 親柴田

柴田がドラを鳴いて荒のリーチに応戦するがここは荒が引き勝つ。

柴田
三索四索五索三筒四筒六筒七筒八筒八筒八筒  ポン六万 上向き六万 上向き六万 上向き  ドラ六万


四万四万六万七万八万六索七索八索二筒三筒四筒六筒七筒  ツモ五筒

この柴田の親かぶりで雲行きが変わってくることとなる。

南1局 親青山

前述の2局以降は小場で進むこととなった今局に青山がシフトチェンジする。

青山
一万一万二万二万六万七万八万三索三索二筒三筒発発  打北  ドラ北

今までの青山の打点と守備を重視した打ち方を見ていたらホンイツか七対子を残した打牌選択かと思ったが、青山は真っ直ぐ北とした。
そして青山が仕掛けを入れると荒に大物手テンパイが入るがその打牌が青山につかまる。


一筒三筒三筒三筒四筒四筒五筒五筒五筒六筒七筒八筒九筒九筒  打一筒

青山
六万七万八万三索三索二筒三筒  ポン発発発  チー三万 左向き一万 上向き二万 上向き  ロン一筒  ドラ北

守備の強さと時おりみせる思い切りの良さ、このバランスが青山の持ち味なのだろう。

南1局1本場 親青山

柴田
一万二万三万九万九万五索六索七索八索八索八索七筒八筒  リーチ  ドラ二索

柴田5巡目と早いリーチを打つ。
一方で柴田リーチ時の青山は仕掛けてはいるが形が弱い。

青山
四万五万五万二筒四筒八筒九筒  ポン白白白  ポン南南南

真っ向勝負の青山にここから九筒は打ち出されることは無く、さらにこの2つのポンがドラ2の瀬戸熊への牽制となり柴田と1対1の図式を作り2人テンパイへともつれこむ。

青山
五万五万五万四筒四筒八筒九筒  ポン白白白  ポン南南南 テンパイ

南1局2本場 親青山

柴田この青山の親落としで仕掛けるも、手変った後の待ちに打点が伴ってしまいアガリが苦しくなる。

柴田
三索三索四索四索四索五索五索中中中  チー四万 左向き三万 上向き五万 上向き  ドラ四筒

すると局が長引き、手が進んでいた荒のアガりとなる。


三万三万五索六索七索三筒三筒三筒四筒五筒六筒六筒八筒  ロン七筒

この半荘は柴田このたった1度の放銃で1人沈みで終了となる。

3回戦成績
瀬戸熊+12.8P 青山+5.0P 荒+2.9P 柴田▲21.7P

3回戦終了時成績
瀬戸熊+36.8P 柴田+29.4P 青山▲3.5P 荒▲63.7P

 

4回戦(起家から、瀬戸熊・荒・柴田・青山)

東1局 親瀬戸熊 ドラ九万

対局終了後の青山のコメントより「山にいると信じていた」と。

青山
五万五万七万七万八万八万九万七索七索九索九索一筒一筒  リーチ ツモ九万  ドラ九万

九万は2枚切れだった、リーチをしたら全員がこの九万を止めてしまうだろう。
そんな彼女が自分を信じて打ったリーチから生まれた3,000・6,000これには瀬戸熊・柴田の両者へプレッシャーがかかったはずだ。

東2局 親荒

青山の先制リーチ、対してまだポイント有利な柴田はここでアガリを取れればさらに展開がよくなるので早い段階で勝負へでた。

柴田
四万五万六万六万七万八万二索三索四索二筒四筒七筒七筒  リーチ  ドラ三筒

青山
四万五万六万七万八万一索二索三索五索五索三筒四筒五筒  リーチ  ロン九万

しかしここは待ち牌が有利な青山へ柴田が3,900の放銃となる。青山にとっては当面のライバルなので嬉しいアガリだ。

東3局 親柴田

青山またもや先制の早いリーチを打つ。

青山
三万四万三索三索八索八索八索二筒三筒四筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ二万

青山が抜け出しているこの4回戦、瀬戸熊の視点からすれば柴田より上位で終えることが何よりも大事で、放銃を嫌がる選択もあったはずだ。
だが瀬戸熊の選択は自分らしく攻めることを選んだ。何枚も牌を勝負し鳴いて3,900にも目も寄せずメンゼンで進めてヤミテンの5,200をアガリきる。

瀬戸熊
二万二万三万四万五万五万六万七万四索四索四索四筒五筒  ロン三筒

南3局1本場 親柴田

親の柴田が4巡目に相手の足止めも含めリーチといく。

柴田
二万二万二万三索五索七索八索九索三筒四筒五筒西西  リーチ  ドラ五索

トップ目の青山チンイツへの渡りを見てスジの四索を打つと放銃という危険な選択もあったが自分に甘えずドラ色ではない三筒一筒と選択。
そして青山最後に二索勝負とテンパイをとることに成功する。

青山
四索六索四筒四筒四筒五筒五筒五筒七筒七筒八筒八筒八筒

南4局 親青山

なんとしても原点を上回りたい柴田に手が入る。中白とポンをしてドラも暗刻だ。
良すぎたせいもあり最終形が単騎待ち選択となるがこれが功を奏して荒から出アガることとなる。

柴田
四万四万四万二索三索四索九索  ポン白白白  ポン中中中  ロン九索  ドラ四万

柴田にとっては非常に大きな1局となり3人浮きで終了した。

4回戦成績
青山+17.1P 瀬戸熊+7.4P 柴田+4.4P 荒▲28.9P

4回戦終了時成績
瀬戸熊+44.2P 柴田+33.8P 青山+13.6P 荒▲92.6P

 

5回戦(起家から、柴田・青山・荒・瀬戸熊)

いよいよ最終戦青山が柴田を20P・瀬戸熊を30P追う並びなので相手を沈めてしまえば現実的な数字だ。

東2局 親青山

親の青山がホンイツへ一気に寄せるとツモもそれに答えるように伸びて8巡でアガリきる。

三筒三筒三筒四筒五筒五筒六筒六筒南南南西西  ロン七筒  ドラ三万

放銃は荒、青山絶好の9,600スタート。
これをみて柴田・瀬戸熊にとって色々とテーマができたはずだ。

南1局 親柴田

この時の青山と柴田のポイントが青山+19.6P・柴田+19.8Pとわずか200点差だ。
柴田は現在4着で3着瀬戸熊と600点差なのでまだ青山のほうが不利にみえる。
その青山の7巡目の手牌に選択が訪れる。

青山
一万二万四万五万六万七万八万九万三筒四筒六筒七筒八筒八筒  ドラ一索

打点が欲しいところなので青山の選択は四筒三筒落とし。すぐに二筒を引きテンパイ逃しが見えたところで柴田からリーチがくる。

柴田
二万三万七万七万七万四索四索五索五索六索六索五筒五筒  リーチ

結果は流局、青山先ほどの打牌選択が七筒六筒でリーチと青山が宣言すれば柴田への放銃という結果もあっただけに。紙一重の勝負となってきた。

南3局 親荒

柴田+19.2P、青山+17.6Pその差1.6Pと無いようなものだ柴田自らアガって決めにいこうと仕掛ける。
対して青山も打牌に力を入れてリーチと勝負にでた。

柴田
七万七万四索五索六索白白  ポン南南南  ポン九筒 上向き九筒 上向き九筒 上向き  ドラ六万

青山
一万一万三万四万五万六万七万八万二索三索四索四筒五筒  リーチ  ロン六筒

非常に大きな3,900のアガリとなった。これで6.2P青山リードで最終局を迎える。

南4局 親瀬戸熊

1局勝負となるこの局、柴田が8巡で条件を満たすテンパイを入れる、アガリ牌は山に残り3枚。
柴田ドラのツモ切りに緊張感が伝わってくる。

柴田
六万七万八万六索七索八索二筒二筒三筒五筒六筒七筒八筒  ドラ三万

青山、自分の過程を信じた力が通じたのだろう柴田のアガリは訪れなかった。

5回戦成績
荒+13.9P 青山+9.4P 瀬戸熊▲6.3P 柴田▲17.0P

5回戦終了時成績
瀬戸熊+37.9P 青山+23.0P 柴田+16.8P 荒▲78.7P

勝ち上がり 瀬戸熊直樹 青山めぐみ

十段戦 レポート/第34期十段戦 ベスト8A卓レポート HIRO柴田


 
準決勝ベスト8A卓ここを勝ちあがれば決勝だ。各々の選手が自分の勢いを信じて挑んでくるだろう。今回勝ち上がってきた4名は以下。
青山めぐみ(二段戦からの出場)

 
荒正義(九段戦Sからの出場)

 
柴田吉和(前年度決勝シード・ベスト16からの出場)

 
瀬戸熊直樹(九段戦Sからの出場)

 
 
1回戦(起家から、青山・荒・柴田・瀬戸熊)
東1局 親青山
開局に思い切ったリーチを打ったのは柴田。打点こそあるものの3枚切れのシャンポンでリーチ。
柴田
二万三万四万九万九万一索一索二索三索四索二筒三筒四筒  ロン一索  ドラ五筒
放銃となったのは荒。まずは柴田の狙いどおり5,200と好スタート。
東3局3本場 親柴田
柴田の連荘が続いたこの局、わずか5巡で大物手テンパイを入れたのは荒。

二索二索五索五索六索六索九索西西白白中中  ドラ五索
続いて瀬戸熊もリーチ。柴田もそこへドラ五索を勝負と打ち出し緊迫した局面となる。
柴田
五万五万六万七万八万七索八索九索五筒六筒七筒七筒八筒
瀬戸熊
五万六万七万七万八万九万四索五索七索七索東東東  ロン三索
柴田・瀬戸熊、荒の手牌を知ることもなく、めくり合うが結果は荒の放銃となった。
東4局 親瀬戸熊
青山が軽快にポンと動く、守備が強い青山が動いたのだから十分形ということは対戦者には伝わっていそうだ。
青山
四万四万六万七万七万八万八万  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き  ドラ西
そこへ親の瀬戸熊リーチ、柴田もドラを暗刻にして追いかけるがその牌が瀬戸熊にあたってしまう。
柴田
六万七万八万二索二索一筒二筒二筒三筒三筒西西西  リーチ
瀬戸熊
四索五索五索六索六索四筒四筒五筒五筒五筒六筒七筒八筒  ロン四索
このアガリで瀬戸熊が一歩リードする。
南2局 親荒
瀬戸熊が絶好のドラを引き入れリーチ。
瀬戸熊
三万四万四万五万五万六万一索一索一索三索四索八索八索  リーチ  ドラ四万
この瀬戸熊リーチを柴田が仕掛けて見事にアガリきり逆転する。
柴田
四万四万五索六索七索五筒六筒七筒白白  チー六索 左向き七索 上向き八索 上向き  ロン白
南4局7本場 親瀬戸熊
柴田の連荘を引き継ぐ形となった親の瀬戸熊ドラの扱いが難しくフリテンとはいえマンガンのテンパイとなりドラ切りリーチ。
そこへ我慢が続いた荒の追撃となるリーチに瀬戸熊が再度ドラを持ってきてしまい放銃となる。
瀬戸熊
二万二万四万五万六索六索七索七索八索八索二筒三筒四筒  リーチ  ドラ八筒

三万四万四万五万五万六万六万七万八万五索五索六筒七筒  リーチ  ロン八筒
荒のアガリで柴田は1人浮きとなり荒3着浮上で1回戦を終える。
1回戦成績
柴田+37.7P 瀬戸熊▲8.5P 荒▲11.8P 青山▲17.4P
 
2回戦(起家から、荒・青山・柴田・瀬戸熊)
東3局 親柴田
瀬戸熊・荒が好調柴田の親を落とそうと仕掛ける、そこへ柴田、瀬戸熊の当たり牌である七万を重ねリーチと迎え撃つ。
瀬戸熊
二万二万五万六万七万八万九万  チー三万 左向き二万 上向き四万 上向き  ポン三万 上向き三万 上向き三万 上向き  ドラ中
柴田
七万七万五索六索七索一筒二筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  ツモ三筒
どちらが勝ってもおかしくない局だったが、柴田が3,900オールをツモアガリ連荘となる。
東3局3本場 親柴田
柴田の親の爆発力が際立っている中、ここは荒・青山の両者が仕掛ける。
青山
二筒四筒五筒六筒六筒七筒八筒西西中  ポン発発発  ドラ九索
青山発は鳴いたが西は鳴かずの良形と受けのバランス感が好手となりツモが伸びる。

五万六万七万一筒一筒北北  チー三筒 左向き四筒 上向き五筒 上向き  ポン東東東
青山
四筒五筒六筒六筒七筒七筒八筒八筒西西  ポン発発発  ロン九筒
荒の早いテンパイに青山が見事に追いつきアガリきる。
南1局 親荒 ドラ九索
青山が早いテンパイを入れる。
青山
四万六万六索六索八索八索八索二筒三筒四筒  ポン中中中
そこへ親の荒、3色にならない八万を引いたのでカン八索リーチと相手を止めに行く。

六万七万八万七索九索一筒二筒三筒五筒六筒七筒東東  リーチ
リーチ後にドラの九索は場に3枚でることになる、注文どおり受けにまわった青山だが守備意識は非常に高く最後の九索が見えるまで八索は打たれそうにない。
そんな親のリーチに向かって行ったのは瀬戸熊、異様な捨て牌の正体は四暗刻だった。
瀬戸熊
五万五万五万一索一索一索二索二索二索七筒白白白  ロン七筒
これに放銃したのは荒、これで3者を追いかける展開となり2回戦とはいえ苦しくなる。
南2局 親青山
親の青山三色のヤミテンに構えるが多面張となる四筒を引きフリテンリーチを選択。
青山
五万六万七万五索六索七索二筒二筒二筒四筒四筒五筒七筒  ツモ四筒  打七筒 左向き  ドラ六万
この判断が見事に決まり三筒ツモの3,900オール。この大きなアガリで2回戦は3人浮きで終了する。
2回戦成績
瀬戸熊+32.5P 柴田13.4P 青山+8.9P 荒▲54.8P
2回戦終了時成績
柴田+51.1P 瀬戸熊+24.0P 青山▲8.5P 荒▲66.6P
 
3回戦(起家から、青山・荒・柴田・瀬戸熊)
東1局 親青山
上下の差がはっきりでてきた3回戦、もうマイナスは許されない荒が仕掛ける。

五万五万二索八索八索一筒二筒三筒四筒五筒  ポン発発発  ドラ二万
少しでも自分のリズムにもっていきたい荒だがすでに二索は瀬戸熊の当たり牌。
瀬戸熊
二万三万四万九万九万三索四索二筒三筒四筒四筒五筒六筒  ロン二索
そして瀬戸熊ドラの二万ツモで打五万と手変わると荒がポンをして狙いすましたように二索がロンとなる、そんな日なのだろう。
東3局 親柴田
柴田がドラを鳴いて荒のリーチに応戦するがここは荒が引き勝つ。
柴田
三索四索五索三筒四筒六筒七筒八筒八筒八筒  ポン六万 上向き六万 上向き六万 上向き  ドラ六万

四万四万六万七万八万六索七索八索二筒三筒四筒六筒七筒  ツモ五筒
この柴田の親かぶりで雲行きが変わってくることとなる。
南1局 親青山
前述の2局以降は小場で進むこととなった今局に青山がシフトチェンジする。
青山
一万一万二万二万六万七万八万三索三索二筒三筒発発  打北  ドラ北
今までの青山の打点と守備を重視した打ち方を見ていたらホンイツか七対子を残した打牌選択かと思ったが、青山は真っ直ぐ北とした。
そして青山が仕掛けを入れると荒に大物手テンパイが入るがその打牌が青山につかまる。

一筒三筒三筒三筒四筒四筒五筒五筒五筒六筒七筒八筒九筒九筒  打一筒
青山
六万七万八万三索三索二筒三筒  ポン発発発  チー三万 左向き一万 上向き二万 上向き  ロン一筒  ドラ北
守備の強さと時おりみせる思い切りの良さ、このバランスが青山の持ち味なのだろう。
南1局1本場 親青山
柴田
一万二万三万九万九万五索六索七索八索八索八索七筒八筒  リーチ  ドラ二索
柴田5巡目と早いリーチを打つ。
一方で柴田リーチ時の青山は仕掛けてはいるが形が弱い。
青山
四万五万五万二筒四筒八筒九筒  ポン白白白  ポン南南南
真っ向勝負の青山にここから九筒は打ち出されることは無く、さらにこの2つのポンがドラ2の瀬戸熊への牽制となり柴田と1対1の図式を作り2人テンパイへともつれこむ。
青山
五万五万五万四筒四筒八筒九筒  ポン白白白  ポン南南南 テンパイ
南1局2本場 親青山
柴田この青山の親落としで仕掛けるも、手変った後の待ちに打点が伴ってしまいアガリが苦しくなる。
柴田
三索三索四索四索四索五索五索中中中  チー四万 左向き三万 上向き五万 上向き  ドラ四筒
すると局が長引き、手が進んでいた荒のアガりとなる。

三万三万五索六索七索三筒三筒三筒四筒五筒六筒六筒八筒  ロン七筒
この半荘は柴田このたった1度の放銃で1人沈みで終了となる。
3回戦成績
瀬戸熊+12.8P 青山+5.0P 荒+2.9P 柴田▲21.7P
3回戦終了時成績
瀬戸熊+36.8P 柴田+29.4P 青山▲3.5P 荒▲63.7P
 
4回戦(起家から、瀬戸熊・荒・柴田・青山)
東1局 親瀬戸熊 ドラ九万
対局終了後の青山のコメントより「山にいると信じていた」と。
青山
五万五万七万七万八万八万九万七索七索九索九索一筒一筒  リーチ ツモ九万  ドラ九万
九万は2枚切れだった、リーチをしたら全員がこの九万を止めてしまうだろう。
そんな彼女が自分を信じて打ったリーチから生まれた3,000・6,000これには瀬戸熊・柴田の両者へプレッシャーがかかったはずだ。
東2局 親荒
青山の先制リーチ、対してまだポイント有利な柴田はここでアガリを取れればさらに展開がよくなるので早い段階で勝負へでた。
柴田
四万五万六万六万七万八万二索三索四索二筒四筒七筒七筒  リーチ  ドラ三筒
青山
四万五万六万七万八万一索二索三索五索五索三筒四筒五筒  リーチ  ロン九万
しかしここは待ち牌が有利な青山へ柴田が3,900の放銃となる。青山にとっては当面のライバルなので嬉しいアガリだ。
東3局 親柴田
青山またもや先制の早いリーチを打つ。
青山
三万四万三索三索八索八索八索二筒三筒四筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ二万
青山が抜け出しているこの4回戦、瀬戸熊の視点からすれば柴田より上位で終えることが何よりも大事で、放銃を嫌がる選択もあったはずだ。
だが瀬戸熊の選択は自分らしく攻めることを選んだ。何枚も牌を勝負し鳴いて3,900にも目も寄せずメンゼンで進めてヤミテンの5,200をアガリきる。
瀬戸熊
二万二万三万四万五万五万六万七万四索四索四索四筒五筒  ロン三筒
南3局1本場 親柴田
親の柴田が4巡目に相手の足止めも含めリーチといく。
柴田
二万二万二万三索五索七索八索九索三筒四筒五筒西西  リーチ  ドラ五索
トップ目の青山チンイツへの渡りを見てスジの四索を打つと放銃という危険な選択もあったが自分に甘えずドラ色ではない三筒一筒と選択。
そして青山最後に二索勝負とテンパイをとることに成功する。
青山
四索六索四筒四筒四筒五筒五筒五筒七筒七筒八筒八筒八筒
南4局 親青山
なんとしても原点を上回りたい柴田に手が入る。中白とポンをしてドラも暗刻だ。
良すぎたせいもあり最終形が単騎待ち選択となるがこれが功を奏して荒から出アガることとなる。
柴田
四万四万四万二索三索四索九索  ポン白白白  ポン中中中  ロン九索  ドラ四万
柴田にとっては非常に大きな1局となり3人浮きで終了した。
4回戦成績
青山+17.1P 瀬戸熊+7.4P 柴田+4.4P 荒▲28.9P
4回戦終了時成績
瀬戸熊+44.2P 柴田+33.8P 青山+13.6P 荒▲92.6P
 
5回戦(起家から、柴田・青山・荒・瀬戸熊)
いよいよ最終戦青山が柴田を20P・瀬戸熊を30P追う並びなので相手を沈めてしまえば現実的な数字だ。
東2局 親青山
親の青山がホンイツへ一気に寄せるとツモもそれに答えるように伸びて8巡でアガリきる。
三筒三筒三筒四筒五筒五筒六筒六筒南南南西西  ロン七筒  ドラ三万
放銃は荒、青山絶好の9,600スタート。
これをみて柴田・瀬戸熊にとって色々とテーマができたはずだ。
南1局 親柴田
この時の青山と柴田のポイントが青山+19.6P・柴田+19.8Pとわずか200点差だ。
柴田は現在4着で3着瀬戸熊と600点差なのでまだ青山のほうが不利にみえる。
その青山の7巡目の手牌に選択が訪れる。
青山
一万二万四万五万六万七万八万九万三筒四筒六筒七筒八筒八筒  ドラ一索
打点が欲しいところなので青山の選択は四筒三筒落とし。すぐに二筒を引きテンパイ逃しが見えたところで柴田からリーチがくる。
柴田
二万三万七万七万七万四索四索五索五索六索六索五筒五筒  リーチ
結果は流局、青山先ほどの打牌選択が七筒六筒でリーチと青山が宣言すれば柴田への放銃という結果もあっただけに。紙一重の勝負となってきた。
南3局 親荒
柴田+19.2P、青山+17.6Pその差1.6Pと無いようなものだ柴田自らアガって決めにいこうと仕掛ける。
対して青山も打牌に力を入れてリーチと勝負にでた。
柴田
七万七万四索五索六索白白  ポン南南南  ポン九筒 上向き九筒 上向き九筒 上向き  ドラ六万
青山
一万一万三万四万五万六万七万八万二索三索四索四筒五筒  リーチ  ロン六筒
非常に大きな3,900のアガリとなった。これで6.2P青山リードで最終局を迎える。
南4局 親瀬戸熊
1局勝負となるこの局、柴田が8巡で条件を満たすテンパイを入れる、アガリ牌は山に残り3枚。
柴田ドラのツモ切りに緊張感が伝わってくる。
柴田
六万七万八万六索七索八索二筒二筒三筒五筒六筒七筒八筒  ドラ三万
青山、自分の過程を信じた力が通じたのだろう柴田のアガリは訪れなかった。
5回戦成績
荒+13.9P 青山+9.4P 瀬戸熊▲6.3P 柴田▲17.0P
5回戦終了時成績
瀬戸熊+37.9P 青山+23.0P 柴田+16.8P 荒▲78.7P
勝ち上がり 瀬戸熊直樹 青山めぐみ

Mr.Xの連盟Weekly!

100

 
 
 

【十段戦決勝メンバー決定!】

 

100

 
 
 
長い予選を終え、第34期の決勝メンバーが決定した。
藤崎智(現十段位)vs瀬戸熊直樹vs青山めぐみvs仁平宣明vs上田直樹

決勝初日は8/12(土)14時から。
毎週土曜日、全12回戦を3日間に渡って配信!

実況:小車祥
解説:荒正義・山田浩之
牌譜解説:大和

初日

 
 
 

【第2期 JPML WRCリーグ】
 
 
 
旧「内外タイムス杯」(知らなかった..)そして「チャンピオンズリーグ」を経てG2タイトルに格上げされた、「JPML WRCリーグ」も今期で2期目。
ベスト16のメンバーが出揃った。

A卓:羽山真生(前回優勝)vs佐々木寿人vs鮎川卓vs中川基輝
B卓:前原雄大(鳳凰位)vs江端隼vs井出一寛vs麓征生
C卓:藤崎智(十段位)vs近藤久春vs冨田久志vs藤島健二郎
D卓:末続ヒロトシ(予選1位通過)vs足立純哉vs小松武蔵vs大鹿糠 文也

A卓のみの放送となります。

今年は誰が覇者となるのか!?

 

100

 
 
 
 

【麻雀格闘倶楽部新規参戦プロ】
 
 
 
最新作『麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛』 稼働開始に伴い、参戦プロの変更があった。

(麻雀格闘倶楽部 総合サイト)

ここ数年、毎年開催されている投票選抜戦では、血で血を洗うような戦いが繰り広げられているが、新規参戦プロの実際にゲーム機上で使用される画像とTwitterを紹介しておくので参考にしてくれ。

 

100

赤木 由実(@yuu_0s1)

 

100

岡田 紗佳 (@sayaka_okada219)

 

100

土田 小緒里 (@saori_tsuchida)

 

100

古川 彩乃 (@furukawa_ayano)

 

100

大和 (@yamato0221)

 
 
 
 
【プロクイーン】
 
 
 
プロクイーンベスト16組み合わせ

8/11 A卓 西嶋ゆかり、優月みか、青山めぐみ、高田麻衣子
8/18 B卓 童瞳、山脇千文美、高橋侑希、王政芳
8/25 C卓 和久津晶、佐月麻里子、清水香織、黒沢咲
9/1 D卓 茅森早香、仲田加南、古谷知美、魚谷侑未

「高橋ゆうき」プロは最強戦で活躍したんだけど、名前どんな字書くんだっけ?と思って検索してたら..

魚谷「侑」未の「侑」と同じだったわ。
強そうな名前っ!

 

100

 

字うまっ!
 
 
 
【駅伝】
 
 
 
もう知っている方も多いかと思うが「麻雀駅伝2017」で惨敗してしまった謝罪として、8/9に巣鴨道場にて大会が催される。

 

100

 

大会情報はこちら

 

 

日本プロ麻雀連盟本部道場オープン決定!!8/10(水)

 

100

 

最寄駅:巣鴨

アクセス:JR山手線  都営三田線

日本プロ麻雀連盟本部道場
170-0002
東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F

徒歩1分

お問い合わせ:03-5980-9116

営業時間:17:00~23:00

ゲーム代:1ゲーム500円 オープンからラストまで打っても上限2000円!!

ルール:WRC(世界選手権)ルール

毎週金曜日のみ連盟公式ルールで営業します!

※健康麻雀や麻雀教室も準備中!
 
 
 
【オチ】
 
 
 
最高位戦の河野直也さんがTwitter上で、毎日一句読んでいる。

 

100

 

100

 

100

 

100

 

同じく最高位戦の曽木達志さんが酷評しているように、最初はうわぁ~と思うような内容であったが、最近ではなかなか腕を上げているようだ。

何だか気のきいたオチが見つからないので、相も変わらず低迷中の”連盟雑魚軍団”吉野敦志を利用してみようと連絡してみた。

 

100

 

今回はオチに失敗したが、すべて吉野の責任ということで次回に続く。

プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!

100

 
 
 
【十段戦決勝メンバー決定!】
 

100

 
 
 
長い予選を終え、第34期の決勝メンバーが決定した。
藤崎智(現十段位)vs瀬戸熊直樹vs青山めぐみvs仁平宣明vs上田直樹
決勝初日は8/12(土)14時から。
毎週土曜日、全12回戦を3日間に渡って配信!
実況:小車祥
解説:荒正義・山田浩之
牌譜解説:大和
初日
 
 
 
【第2期 JPML WRCリーグ】
 
 
 
旧「内外タイムス杯」(知らなかった..)そして「チャンピオンズリーグ」を経てG2タイトルに格上げされた、「JPML WRCリーグ」も今期で2期目。
ベスト16のメンバーが出揃った。
A卓:羽山真生(前回優勝)vs佐々木寿人vs鮎川卓vs中川基輝
B卓:前原雄大(鳳凰位)vs江端隼vs井出一寛vs麓征生
C卓:藤崎智(十段位)vs近藤久春vs冨田久志vs藤島健二郎
D卓:末続ヒロトシ(予選1位通過)vs足立純哉vs小松武蔵vs大鹿糠 文也
A卓のみの放送となります。
今年は誰が覇者となるのか!?
 

100

 
 
 
 
【麻雀格闘倶楽部新規参戦プロ】
 
 
 
最新作『麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛』 稼働開始に伴い、参戦プロの変更があった。
(麻雀格闘倶楽部 総合サイト)
ここ数年、毎年開催されている投票選抜戦では、血で血を洗うような戦いが繰り広げられているが、新規参戦プロの実際にゲーム機上で使用される画像とTwitterを紹介しておくので参考にしてくれ。
 

100

赤木 由実(@yuu_0s1)

 

100

岡田 紗佳 (@sayaka_okada219)

 

100

土田 小緒里 (@saori_tsuchida)

 

100

古川 彩乃 (@furukawa_ayano)

 

100

大和 (@yamato0221)

 
 
 
 
【プロクイーン】
 
 
 
プロクイーンベスト16組み合わせ
8/11 A卓 西嶋ゆかり、優月みか、青山めぐみ、高田麻衣子
8/18 B卓 童瞳、山脇千文美、高橋侑希、王政芳
8/25 C卓 和久津晶、佐月麻里子、清水香織、黒沢咲
9/1 D卓 茅森早香、仲田加南、古谷知美、魚谷侑未
「高橋ゆうき」プロは最強戦で活躍したんだけど、名前どんな字書くんだっけ?と思って検索してたら..
魚谷「侑」未の「侑」と同じだったわ。
強そうな名前っ!
 

100

 
字うまっ!
 
 
 
【駅伝】
 
 
 
もう知っている方も多いかと思うが「麻雀駅伝2017」で惨敗してしまった謝罪として、8/9に巣鴨道場にて大会が催される。
 

100

 
大会情報はこちら
 
 
日本プロ麻雀連盟本部道場オープン決定!!8/10(水)
 

100

 
最寄駅:巣鴨
アクセス:JR山手線  都営三田線
日本プロ麻雀連盟本部道場
170-0002
東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F
徒歩1分
お問い合わせ:03-5980-9116
営業時間:17:00~23:00
ゲーム代:1ゲーム500円 オープンからラストまで打っても上限2000円!!
ルール:WRC(世界選手権)ルール
毎週金曜日のみ連盟公式ルールで営業します!
※健康麻雀や麻雀教室も準備中!
 
 
 
【オチ】
 
 
 
最高位戦の河野直也さんがTwitter上で、毎日一句読んでいる。
 

100

 

100

 

100

 

100

 
同じく最高位戦の曽木達志さんが酷評しているように、最初はうわぁ~と思うような内容であったが、最近ではなかなか腕を上げているようだ。
何だか気のきいたオチが見つからないので、相も変わらず低迷中の”連盟雑魚軍団”吉野敦志を利用してみようと連絡してみた。
 

100

 
今回はオチに失敗したが、すべて吉野の責任ということで次回に続く。

日本プロ麻雀連盟本部道場OPEN!

四ツ谷から巣鴨に場所を移し新道場がOPENします。

日時:8/10日(木)

最寄駅:巣鴨

アクセス:JR山手線  都営三田線

営業時間:17:00~23:00

ゲーム代:1ゲーム500円 オープンからラストまで打っても上限2000円!!

ルール:WRC(世界選手権)ルール

毎週金曜日のみ連盟公式ルールで営業します!

※健康麻雀や麻雀教室も準備中!

イベントや大会情報はこちら

メディア情報/日本プロ麻雀連盟本部道場OPEN!

四ツ谷から巣鴨に場所を移し新道場がOPENします。
日時:8/10日(木)
最寄駅:巣鴨
アクセス:JR山手線  都営三田線
営業時間:17:00~23:00
ゲーム代:1ゲーム500円 オープンからラストまで打っても上限2000円!!
ルール:WRC(世界選手権)ルール
毎週金曜日のみ連盟公式ルールで営業します!
※健康麻雀や麻雀教室も準備中!
イベントや大会情報はこちら