2018年1月度道場ゲスト

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          日本プロ麻雀連盟本部道場 1月ゲスト ~道場部~

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特集企画/2018年1月度道場ゲスト

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          日本プロ麻雀連盟本部道場 1月ゲスト ~道場部~

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第34期鳳凰位決定戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第34期鳳凰位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、鳳凰位決定戦進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

締め切り:2018年1月12日(金)

番号 名前 プロフィール 伊藤 沢崎 近藤 勝又 和久津 佐々木 ともたけ 野方 仲田
1

前原雄大

1期生

第12・25・33期 鳳凰位
第14・15・24・25・26期 十段位
グランプリ2008 優勝

他多数

ロン2プロフィール

2

HIRO柴田
2

内川幸太郎
4

瀬戸熊直樹

14期生

第26、27、29期 鳳凰位
第28、29期 鳳凰位

他多数

ロン2プロフィールこちら

進出者
現鳳凰位:前原雄大
1位通過:HIRO柴田
2位通過:内川幸太郎
3位通過:瀬戸熊直樹

 

予想者コメント

 

伊藤優孝
今年の流れは(将棋、競馬、競艇、ゴルフ、相撲、等々)若手の活躍、台頭が目立った。となれば内川かHIROか? しかしそう簡単では無いだろう。いかんせん麻雀界は経験値がものを言う世界。となれば経験、実績共に申し分の無い前原、瀬戸熊の一騎討ちとなる。どちらも勝てば4度目の戴冠だ!
過去において私は瀬戸熊の土壇場、瀬戸際の強さを麻雀だけに限らず何度も見ている(今年もギリで決定戦進出)瀬戸際直樹と改名した方がよいかも(笑)
結論→6、4で 瀬戸熊本命、前原対抗とします。
しかし流れからは内川、HIROの様な気もするな…~? 結局難しい…解らん~(笑)

◎ 瀬戸熊直樹
○ 前原雄大

 

沢崎誠
今回は攻撃的打ち手が揃いました。タイトル戦経験や鳳凰位戦実績では現鳳凰位・前原雄大と瀬戸熊直樹の2人が抜けています。
心技体-この部分で4者を比較するなら、体力ではほんの少し不安のある前原雄大、苦しい局面で苦しい表情を出すHIRO柴田に心の不安を感じます。
何も不安点が無いのが瀬戸熊直樹と内川幸太郎の2人です。
もう1つ、運気という点で考えます。最終予選で暫定4位の伊藤優孝を交わし、藤崎智を一気に抜き去ってトータル2位まで登りつめた運気はこの4者のなかでは抜けた運気です。
内川幸太郎が攻め勝つように思います。グリグリ◎の本命に内川幸太郎として、好位につけるのは守備力の高いHIRO柴田と考えます。

◎ 内川幸太郎
○ HIRO柴田

 

近藤久春
今期リーグ戦において抜群の安定感と勝負強さで堂々の首位で駆け抜けた柴田。
A1昇級初年で決定戦進出!!勢いでは内川。
今期は圧倒的な攻撃力に加え止めるべき時はしっかりと止め、実にバランスが良く感じた瀬戸熊。 なにより大舞台に強いのが一番の魅力。後はKKT発動待ち。
誰が勝っても納得なのだが、私の本命は現鳳凰位前原雄大です。
ここ一番の押し引きが群を抜いて素晴らしく、高く厚い壁になるのは間違いない(前回の決定戦の私の体感)
直前の天鳳位との戦いも見事に制し、そのままの勢いで押し切ると見る。

◎ 前原雄大
○ 瀬戸熊直樹

 

勝又健志
近年の決勝戦では瀬戸熊の親番はマークがきつく早い展開の局が多かったように思う。
しかし、今回のメンバーは速攻を中心に組み立てている選手がいないので、クマクマタイムが発動しやすいのではないかと考え本命に。
対抗には前原。vs天鳳位のサードシーズンも前原らしい勝ち方で1年間リーグ戦を戦っていない不安は全く感じられなかった。今決定戦でも存分に前原らしさを見せてくれるであろう。
同期のHiro柴田、同じ81年組の内川にも当然期待なのだが、印は2つまでとのことなので……

◎ 瀬戸熊直樹
○ 前原雄大

 

和久津晶
天鳳VSを2つも勝った、重圧を力に変える男、前原プロには敵う人はいないのか?
現世に立ち向かい続ける武士道スピリッツ、永久不滅のヒーロー瀬戸熊プロが正義を貫くか?
私は、圧倒的なマグマを胸に秘める柴田プロを本命にします。
リーグ戦の安定感、決勝戦で負けた経験の数、狩りをするかの様な集中力。
麻雀を命懸けの勝負と捉えるなら打ち盛りの若手2人のエネルギーに期待したい。
ゆえに対抗には気負いの分で内川プロ。クレバーな選択が多い選手ですが、敵をリスペクトする精神が良い方に作用すれば熱い試合をしてくれるはず!
新しい風はいつ吹き荒れるのか!

◎ HIRO柴田
○ 内川幸太郎

 

佐々木寿人
本命前原雄大、対抗瀬戸熊直樹。至ってありふれたつまらない予想だが、これ以外に思い浮かばない。1年間リーグ戦を戦わずとも、対天鳳位戦での連覇を果たした前原に死角なし。
その前原攻略に絶対の自信を持つ瀬戸熊を対抗に推す。見所としては、若い2人が先手を奪えるかにある。

◎ 前原雄大
○ 瀬戸熊直樹

 

ともたけ雅晴
決定戦という独特の緊張感がある場所でのキャリアと実績からならば前原VS瀬戸熊。
特に最後まで縺れる展開ならば2人のどちらかだと思うのだが…今期の成績が安定していたHIRO柴田を本命、最終節に爆発して勢いのある内川が対抗で、どちらも初のビックタイトル獲得となりニュースター誕生に期待したい。

◎ HIRO柴田
○ 内川幸太郎

 

野方祐介
本命は内川プロです。A1に昇級してすぐの決定戦。この勢いのまま獲ってしまいそうかなと。
対抗はHIRO柴田プロです。10年以上のキャリアがあり9年ぶりの決定戦。今期は調子もよくそろそろタイトルを獲得しそうです。

◎ 内川幸太郎
○ HIRO柴田

 

仲田加南
今の前原さんを倒せる人がいるとしたら、ヒーロー柴田さんしかいないと思います!
同郷、同学年の希望です。

◎ HIRO柴田
○ 前原雄大

プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期鳳凰位決定戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第34期鳳凰位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、鳳凰位決定戦進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。
応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。
※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。
なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。
締め切り:2018年1月12日(金)

番号 名前 プロフィール 伊藤 沢崎 近藤 勝又 和久津 佐々木 ともたけ 野方 仲田
1

前原雄大
1期生
第12・25・33期 鳳凰位
第14・15・24・25・26期 十段位
グランプリ2008 優勝
他多数
ロン2プロフィール
2

HIRO柴田
2

内川幸太郎
4

瀬戸熊直樹
14期生
第26、27、29期 鳳凰位
第28、29期 鳳凰位
他多数
ロン2プロフィールこちら

進出者
現鳳凰位:前原雄大
1位通過:HIRO柴田
2位通過:内川幸太郎
3位通過:瀬戸熊直樹
 
予想者コメント
 
伊藤優孝
今年の流れは(将棋、競馬、競艇、ゴルフ、相撲、等々)若手の活躍、台頭が目立った。となれば内川かHIROか? しかしそう簡単では無いだろう。いかんせん麻雀界は経験値がものを言う世界。となれば経験、実績共に申し分の無い前原、瀬戸熊の一騎討ちとなる。どちらも勝てば4度目の戴冠だ!
過去において私は瀬戸熊の土壇場、瀬戸際の強さを麻雀だけに限らず何度も見ている(今年もギリで決定戦進出)瀬戸際直樹と改名した方がよいかも(笑)
結論→6、4で 瀬戸熊本命、前原対抗とします。
しかし流れからは内川、HIROの様な気もするな…~? 結局難しい…解らん~(笑)
◎ 瀬戸熊直樹
○ 前原雄大
 
沢崎誠
今回は攻撃的打ち手が揃いました。タイトル戦経験や鳳凰位戦実績では現鳳凰位・前原雄大と瀬戸熊直樹の2人が抜けています。
心技体-この部分で4者を比較するなら、体力ではほんの少し不安のある前原雄大、苦しい局面で苦しい表情を出すHIRO柴田に心の不安を感じます。
何も不安点が無いのが瀬戸熊直樹と内川幸太郎の2人です。
もう1つ、運気という点で考えます。最終予選で暫定4位の伊藤優孝を交わし、藤崎智を一気に抜き去ってトータル2位まで登りつめた運気はこの4者のなかでは抜けた運気です。
内川幸太郎が攻め勝つように思います。グリグリ◎の本命に内川幸太郎として、好位につけるのは守備力の高いHIRO柴田と考えます。
◎ 内川幸太郎
○ HIRO柴田
 
近藤久春
今期リーグ戦において抜群の安定感と勝負強さで堂々の首位で駆け抜けた柴田。
A1昇級初年で決定戦進出!!勢いでは内川。
今期は圧倒的な攻撃力に加え止めるべき時はしっかりと止め、実にバランスが良く感じた瀬戸熊。 なにより大舞台に強いのが一番の魅力。後はKKT発動待ち。
誰が勝っても納得なのだが、私の本命は現鳳凰位前原雄大です。
ここ一番の押し引きが群を抜いて素晴らしく、高く厚い壁になるのは間違いない(前回の決定戦の私の体感)
直前の天鳳位との戦いも見事に制し、そのままの勢いで押し切ると見る。
◎ 前原雄大
○ 瀬戸熊直樹
 
勝又健志
近年の決勝戦では瀬戸熊の親番はマークがきつく早い展開の局が多かったように思う。
しかし、今回のメンバーは速攻を中心に組み立てている選手がいないので、クマクマタイムが発動しやすいのではないかと考え本命に。
対抗には前原。vs天鳳位のサードシーズンも前原らしい勝ち方で1年間リーグ戦を戦っていない不安は全く感じられなかった。今決定戦でも存分に前原らしさを見せてくれるであろう。
同期のHiro柴田、同じ81年組の内川にも当然期待なのだが、印は2つまでとのことなので……
◎ 瀬戸熊直樹
○ 前原雄大
 
和久津晶
天鳳VSを2つも勝った、重圧を力に変える男、前原プロには敵う人はいないのか?
現世に立ち向かい続ける武士道スピリッツ、永久不滅のヒーロー瀬戸熊プロが正義を貫くか?
私は、圧倒的なマグマを胸に秘める柴田プロを本命にします。
リーグ戦の安定感、決勝戦で負けた経験の数、狩りをするかの様な集中力。
麻雀を命懸けの勝負と捉えるなら打ち盛りの若手2人のエネルギーに期待したい。
ゆえに対抗には気負いの分で内川プロ。クレバーな選択が多い選手ですが、敵をリスペクトする精神が良い方に作用すれば熱い試合をしてくれるはず!
新しい風はいつ吹き荒れるのか!
◎ HIRO柴田
○ 内川幸太郎
 
佐々木寿人
本命前原雄大、対抗瀬戸熊直樹。至ってありふれたつまらない予想だが、これ以外に思い浮かばない。1年間リーグ戦を戦わずとも、対天鳳位戦での連覇を果たした前原に死角なし。
その前原攻略に絶対の自信を持つ瀬戸熊を対抗に推す。見所としては、若い2人が先手を奪えるかにある。
◎ 前原雄大
○ 瀬戸熊直樹
 
ともたけ雅晴
決定戦という独特の緊張感がある場所でのキャリアと実績からならば前原VS瀬戸熊。
特に最後まで縺れる展開ならば2人のどちらかだと思うのだが…今期の成績が安定していたHIRO柴田を本命、最終節に爆発して勢いのある内川が対抗で、どちらも初のビックタイトル獲得となりニュースター誕生に期待したい。
◎ HIRO柴田
○ 内川幸太郎
 
野方祐介
本命は内川プロです。A1に昇級してすぐの決定戦。この勢いのまま獲ってしまいそうかなと。
対抗はHIRO柴田プロです。10年以上のキャリアがあり9年ぶりの決定戦。今期は調子もよくそろそろタイトルを獲得しそうです。
◎ 内川幸太郎
○ HIRO柴田
 
仲田加南
今の前原さんを倒せる人がいるとしたら、ヒーロー柴田さんしかいないと思います!
同郷、同学年の希望です。
◎ HIRO柴田
○ 前原雄大

第12期女流桜花決定戦 仲田 加南 連覇達成!!

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優勝:仲田 加南 準優勝:石田 亜沙己 第3位:魚谷 侑未 第4位:内田 美乃里

優勝者予想はこちら


 

メディア情報/第12期女流桜花決定戦 仲田 加南 連覇達成!!

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優勝:仲田 加南 準優勝:石田 亜沙己 第3位:魚谷 侑未 第4位:内田 美乃里
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平成30年(2018年)行事予定表 更新

年間行事予定はこちら

メディア情報/平成30年(2018年)行事予定表 更新

年間行事予定はこちら

第18期九州プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 浜上 文吾 22.6 91.5 ▲ 65.5 55.4 70.6 0.8 36.5 20.1 ▲ 26.7 ▲ 30.4 174.9
2 柴田 祐一朗 ▲ 28.9 6.7 6.2 ▲ 39.7 ▲ 4.8 58.8 ▲ 13.2 18.2 88.2 50.1 141.6
3 塚本 将之 ▲ 6.7 ▲ 26.0 33.2 ▲ 8.6 57.0 53.3 4.9 ▲ 16.1 51.3 ▲ 20.2 122.1
4 坂平 二郎 28.3 ▲ 8.5 ▲ 5.0 ▲ 88.0 59.8 64.7 42.6 3.1 ▲ 27.5 31.2 100.7
5 矢野 拓郎 ▲ 19.9 ▲ 30.2 25.4 43.0 ▲ 20.1 ▲ 16.9 15.9 ▲ 7.9 30.5 58.0 77.8
6 柴田 祐輔 ▲ 69.2 19.7 76.3 41.5 44.9 ▲ 73.1 8.8 ▲ 1.6 ▲ 15.2 22.5 54.6
7 下山 哲也 3.4 53.7 17.3 21.9 ▲ 15.2 19.2 ▲ 65.9 47.3 ▲ 63.1 9.4 28.0
8 高村 翔 28.7 ▲ 24.3 28.6 18.7 ▲ 56.0 ▲ 27.5 21.9 64.3 ▲ 0.3 ▲ 30.7 23.4
9 藤岡 治之 46.6 ▲ 30.6 ▲ 57.9 ▲ 24.1 ▲ 12.2 ▲ 19.9 ▲ 50.3 52.6 44.4 10.6 ▲ 40.8
10 水町 慎一 72.3 41.2 55.4 ▲ 82.1 ▲ 42.7 ▲ 1.8 ▲ 47.0 ▲ 80.6 11.0 11.5 ▲ 62.8
11 安東 裕允 9.5 ▲ 30.8 22.9 61.5 22.8 11.2 ▲ 13.5 ▲ 48.7 ▲ 55.8 ▲ 42.7 ▲ 63.6
12 服部 学 ▲ 22.4 ▲ 2.5 ▲ 33.7 ▲ 46.1 ▲ 9.7 5.4 84.1 ▲ 33.5 15.6 ▲ 47.2 ▲ 90.0
13 青木 胤道 ▲ 6.1 ▲ 43.5 ▲ 95.8 57.0 ▲ 26.6 2.8 ▲ 9.7 ▲ 17.1 ▲ 41.2 16.1 ▲ 164.1
14 名倉 徹 ▲ 49.9 ▲ 41.2 ▲ 48.2 13.2 ▲ 20.0 6.4 ▲ 47.7 ▲ 17.8 11.6 17.2 ▲ 176.4
15 吉井 友直 22.6 ▲ 11.5 33.9 ▲ 115.9 ▲ 15.7 ▲ 85.4 30.6 17.7 ▲ 25.8 ▲ 55.4 ▲ 204.9

決勝進出者 4名   降級者 5名
決勝進出&降級ライン:順位枠内に表示

Bリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 朝井 大元 テスト生 78.5 19.9 1.8 41.5 38.4 180.1
2 村本 ヒロキ プロ 21.0 20.8 90.3 81.1 ▲ 37.8 175.4
3 松尾 樹宏 プロ ▲ 65.6 26.6 22.7 66.8 32.0 82.5
4 今浦 太郎 一般 ▲ 20.5 37.5 102.2 ▲ 55.1 17.0 81.1
5 安永 敏郎 一般 2.5 53.6 ▲ 11.8 22.2 ▲ 14.1 52.4
6 山本 えりか プロ ▲ 27.8 ▲ 0.4 60.1 ▲ 28.5 46.0 49.4
7 角谷 陽介 プロ 5.7 46.7 18.9 ▲ 1.6 ▲ 25.2 44.5
8 相本 長武 一般 ▲ 38.0 ▲ 40.3 68.1 21.2 0.0 11.0
9 副島 さきこ プロ 50.4 3.6 ▲ 16.4 ▲ 25.5 ▲ 20.5 ▲ 8.4
10 福田 譲二 プロ 32.1 30.3 ▲ 120.7 12.7 30.5 ▲ 15.1
11 石原 忠道 一般 4.1 8.4 ▲ 15.2 ▲ 18.5 4.1 ▲ 17.1
12 藤瀬 恒介 一般 ▲ 28.3 5.4 ▲ 0.6 12.8 ▲ 8.9 ▲ 19.6
13 河野 みのり プロ 2.7 ▲ 60.0 ▲ 20.1 4.6 23.2 ▲ 49.6
14 濱田 貴幸 一般 ▲ 32.6 ▲ 56.5 ▲ 79.7 54.7 50.3 ▲ 63.8
15 源 紬希 プロ 48.7 ▲ 51.3 ▲ 26.2 ▲ 98.4 10.1 ▲ 117.1
16 宝輪 聡 プロ ▲ 43.4 35.9 ▲ 49.6 ▲ 35.6 ▲ 46.3 ▲ 139.0
17 団野 和広 一般 ▲ 9.5 ▲ 80.2 ▲ 24.8 ▲ 75.4 ▲ 98.8 ▲ 288.7

昇級者 2名   降級者 5名
昇級&降級ライン:順位枠内に表示

Cリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 安永 和光 一般 107.2 ▲ 39.5 17.9 27.6 51.9 165.1
2 山下 将浩 プロ 55.7 27.7 ▲ 39.5 76.0 28.0 147.9
3 椎奈 健 プロ 31.4 30.5 34.0 34.3 8.8 139.0
4 木室 哲朗 一般 ▲ 22.1 ▲ 16.6 97.2 ▲ 12.2 89.0 135.3
5 菊池 豪 プロ 41.0 ▲ 16.3 20.5 12.3 37.3 94.8
6 三苫 太矩也 テスト生 ▲ 91.6 12.6 39.7 55.3 78.7 94.7
7 大野 徳多郎 プロ 24.4 26.5 ▲ 38.4 79.7 ▲ 11.1 81.1
8 伊東 宏倫 プロ ▲ 33.0 ▲ 16.6 74.9 23.1 5.0 53.4
9 小原 航太 プロ 14.8 26.1 ▲ 36.3 81.3 ▲ 35.0 50.9
10 河野 まや プロ 27.3 11.4 29.1 15.4 ▲ 49.8 33.4
11 柿添 誠 プロ ▲ 2.7 23.9 46.4 ▲ 30.4 ▲ 8.9 28.3
12 友保 美香里 プロ ▲ 14.6 57.9 11.5 5.4 ▲ 33.1 27.1
13 木下 明日香 テスト生 17.6 ▲ 46.2 12.5 29.4 ▲ 9.1 4.2
14 桝井 律男 一般 ▲ 11.8 ▲ 17.0 ▲ 4.0 3.3 23.8 ▲ 5.7
15 安部 久美子 テスト生 0.0 0.0 ▲ 34.2 0.0 ▲ 0.7 ▲ 34.9
16 柿元 裕介 テスト生 0.0 ▲ 23.4 12.3 ▲ 14.3 ▲ 16.8 ▲ 42.2
17 小県 栄佐 一般 47.2 ▲ 62.5 13.3 ▲ 57.1 0.0 ▲ 59.1
18 氏家 義成 プロ ▲ 10.9 19.0 0.0 ▲ 67.9 ▲ 11.3 ▲ 71.1
19 上田 悟史 一般 ▲ 12.7 23.8 ▲ 25.1 ▲ 64.5 0.0 ▲ 78.5
20 板谷 祐斗 テスト生 1.6 ▲ 9.2 ▲ 117.5 15.2 ▲ 17.9 ▲ 127.8
21 北島 勇輝 プロ ▲ 70.7 ▲ 30.0 0.0 ▲ 4.6 ▲ 34.8 ▲ 140.1
22 佐藤 健治 プロ ▲ 96.1 ▲ 1.5 ▲ 19.4 ▲ 52.6 27.8 ▲ 141.8
23 山本 捺姫 テスト生 ▲ 33.7 32.3 ▲ 32.2 ▲ 84.3 ▲ 36.4 ▲ 154.3
24 岩村 美智子 一般 ▲ 23.7 ▲ 22.3 ▲ 13.7 ▲ 40.1 ▲ 58.1 ▲ 157.9
25 渡辺 健太 一般 17.1 ▲ 12.6 ▲ 50.0 ▲ 52.3 ▲ 71.3 ▲ 169.1

九州プロリーグ 成績表/第18期九州プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 浜上 文吾 22.6 91.5 ▲ 65.5 55.4 70.6 0.8 36.5 20.1 ▲ 26.7 ▲ 30.4 174.9
2 柴田 祐一朗 ▲ 28.9 6.7 6.2 ▲ 39.7 ▲ 4.8 58.8 ▲ 13.2 18.2 88.2 50.1 141.6
3 塚本 将之 ▲ 6.7 ▲ 26.0 33.2 ▲ 8.6 57.0 53.3 4.9 ▲ 16.1 51.3 ▲ 20.2 122.1
4 坂平 二郎 28.3 ▲ 8.5 ▲ 5.0 ▲ 88.0 59.8 64.7 42.6 3.1 ▲ 27.5 31.2 100.7
5 矢野 拓郎 ▲ 19.9 ▲ 30.2 25.4 43.0 ▲ 20.1 ▲ 16.9 15.9 ▲ 7.9 30.5 58.0 77.8
6 柴田 祐輔 ▲ 69.2 19.7 76.3 41.5 44.9 ▲ 73.1 8.8 ▲ 1.6 ▲ 15.2 22.5 54.6
7 下山 哲也 3.4 53.7 17.3 21.9 ▲ 15.2 19.2 ▲ 65.9 47.3 ▲ 63.1 9.4 28.0
8 高村 翔 28.7 ▲ 24.3 28.6 18.7 ▲ 56.0 ▲ 27.5 21.9 64.3 ▲ 0.3 ▲ 30.7 23.4
9 藤岡 治之 46.6 ▲ 30.6 ▲ 57.9 ▲ 24.1 ▲ 12.2 ▲ 19.9 ▲ 50.3 52.6 44.4 10.6 ▲ 40.8
10 水町 慎一 72.3 41.2 55.4 ▲ 82.1 ▲ 42.7 ▲ 1.8 ▲ 47.0 ▲ 80.6 11.0 11.5 ▲ 62.8
11 安東 裕允 9.5 ▲ 30.8 22.9 61.5 22.8 11.2 ▲ 13.5 ▲ 48.7 ▲ 55.8 ▲ 42.7 ▲ 63.6
12 服部 学 ▲ 22.4 ▲ 2.5 ▲ 33.7 ▲ 46.1 ▲ 9.7 5.4 84.1 ▲ 33.5 15.6 ▲ 47.2 ▲ 90.0
13 青木 胤道 ▲ 6.1 ▲ 43.5 ▲ 95.8 57.0 ▲ 26.6 2.8 ▲ 9.7 ▲ 17.1 ▲ 41.2 16.1 ▲ 164.1
14 名倉 徹 ▲ 49.9 ▲ 41.2 ▲ 48.2 13.2 ▲ 20.0 6.4 ▲ 47.7 ▲ 17.8 11.6 17.2 ▲ 176.4
15 吉井 友直 22.6 ▲ 11.5 33.9 ▲ 115.9 ▲ 15.7 ▲ 85.4 30.6 17.7 ▲ 25.8 ▲ 55.4 ▲ 204.9

決勝進出者 4名   降級者 5名
決勝進出&降級ライン:順位枠内に表示
Bリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 朝井 大元 テスト生 78.5 19.9 1.8 41.5 38.4 180.1
2 村本 ヒロキ プロ 21.0 20.8 90.3 81.1 ▲ 37.8 175.4
3 松尾 樹宏 プロ ▲ 65.6 26.6 22.7 66.8 32.0 82.5
4 今浦 太郎 一般 ▲ 20.5 37.5 102.2 ▲ 55.1 17.0 81.1
5 安永 敏郎 一般 2.5 53.6 ▲ 11.8 22.2 ▲ 14.1 52.4
6 山本 えりか プロ ▲ 27.8 ▲ 0.4 60.1 ▲ 28.5 46.0 49.4
7 角谷 陽介 プロ 5.7 46.7 18.9 ▲ 1.6 ▲ 25.2 44.5
8 相本 長武 一般 ▲ 38.0 ▲ 40.3 68.1 21.2 0.0 11.0
9 副島 さきこ プロ 50.4 3.6 ▲ 16.4 ▲ 25.5 ▲ 20.5 ▲ 8.4
10 福田 譲二 プロ 32.1 30.3 ▲ 120.7 12.7 30.5 ▲ 15.1
11 石原 忠道 一般 4.1 8.4 ▲ 15.2 ▲ 18.5 4.1 ▲ 17.1
12 藤瀬 恒介 一般 ▲ 28.3 5.4 ▲ 0.6 12.8 ▲ 8.9 ▲ 19.6
13 河野 みのり プロ 2.7 ▲ 60.0 ▲ 20.1 4.6 23.2 ▲ 49.6
14 濱田 貴幸 一般 ▲ 32.6 ▲ 56.5 ▲ 79.7 54.7 50.3 ▲ 63.8
15 源 紬希 プロ 48.7 ▲ 51.3 ▲ 26.2 ▲ 98.4 10.1 ▲ 117.1
16 宝輪 聡 プロ ▲ 43.4 35.9 ▲ 49.6 ▲ 35.6 ▲ 46.3 ▲ 139.0
17 団野 和広 一般 ▲ 9.5 ▲ 80.2 ▲ 24.8 ▲ 75.4 ▲ 98.8 ▲ 288.7

昇級者 2名   降級者 5名
昇級&降級ライン:順位枠内に表示
Cリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 安永 和光 一般 107.2 ▲ 39.5 17.9 27.6 51.9 165.1
2 山下 将浩 プロ 55.7 27.7 ▲ 39.5 76.0 28.0 147.9
3 椎奈 健 プロ 31.4 30.5 34.0 34.3 8.8 139.0
4 木室 哲朗 一般 ▲ 22.1 ▲ 16.6 97.2 ▲ 12.2 89.0 135.3
5 菊池 豪 プロ 41.0 ▲ 16.3 20.5 12.3 37.3 94.8
6 三苫 太矩也 テスト生 ▲ 91.6 12.6 39.7 55.3 78.7 94.7
7 大野 徳多郎 プロ 24.4 26.5 ▲ 38.4 79.7 ▲ 11.1 81.1
8 伊東 宏倫 プロ ▲ 33.0 ▲ 16.6 74.9 23.1 5.0 53.4
9 小原 航太 プロ 14.8 26.1 ▲ 36.3 81.3 ▲ 35.0 50.9
10 河野 まや プロ 27.3 11.4 29.1 15.4 ▲ 49.8 33.4
11 柿添 誠 プロ ▲ 2.7 23.9 46.4 ▲ 30.4 ▲ 8.9 28.3
12 友保 美香里 プロ ▲ 14.6 57.9 11.5 5.4 ▲ 33.1 27.1
13 木下 明日香 テスト生 17.6 ▲ 46.2 12.5 29.4 ▲ 9.1 4.2
14 桝井 律男 一般 ▲ 11.8 ▲ 17.0 ▲ 4.0 3.3 23.8 ▲ 5.7
15 安部 久美子 テスト生 0.0 0.0 ▲ 34.2 0.0 ▲ 0.7 ▲ 34.9
16 柿元 裕介 テスト生 0.0 ▲ 23.4 12.3 ▲ 14.3 ▲ 16.8 ▲ 42.2
17 小県 栄佐 一般 47.2 ▲ 62.5 13.3 ▲ 57.1 0.0 ▲ 59.1
18 氏家 義成 プロ ▲ 10.9 19.0 0.0 ▲ 67.9 ▲ 11.3 ▲ 71.1
19 上田 悟史 一般 ▲ 12.7 23.8 ▲ 25.1 ▲ 64.5 0.0 ▲ 78.5
20 板谷 祐斗 テスト生 1.6 ▲ 9.2 ▲ 117.5 15.2 ▲ 17.9 ▲ 127.8
21 北島 勇輝 プロ ▲ 70.7 ▲ 30.0 0.0 ▲ 4.6 ▲ 34.8 ▲ 140.1
22 佐藤 健治 プロ ▲ 96.1 ▲ 1.5 ▲ 19.4 ▲ 52.6 27.8 ▲ 141.8
23 山本 捺姫 テスト生 ▲ 33.7 32.3 ▲ 32.2 ▲ 84.3 ▲ 36.4 ▲ 154.3
24 岩村 美智子 一般 ▲ 23.7 ▲ 22.3 ▲ 13.7 ▲ 40.1 ▲ 58.1 ▲ 157.9
25 渡辺 健太 一般 17.1 ▲ 12.6 ▲ 50.0 ▲ 52.3 ▲ 71.3 ▲ 169.1

第174回:天空麻雀19女性大会優勝特別インタビュー 魚谷 侑未  インタビュアー:齋藤 麻衣子

「ゆーみんのA面、B面」

ーーー魚谷侑未がまた獲った。

彼女の経歴は、もはや書くまでもないと思う。

昨年は「ゆーみんの麻雀が最速で強くなれる本」を世に出し、この本から多くの情報を、彼女の麻雀愛を、日本を飛び出し世界の多くの麻雀ファンの方々が触れたのではなかろうか。

そんな魚谷が、また獲った。

それは、第19回天空麻雀女性大会だ。

決勝メンバーは、和久津晶プロ、仲田加南プロ、和泉由希子プローーーと、決して手を緩めては戦えないメンバーである。

そんな記念すべき魚谷の10回目の優勝のインタビューを務める事になったのは、私、齋藤麻衣子である。26期生であり、魚谷の1つ下の期の後輩ではあるが偉そうに友をさせてもらっている。(歳は私の方が1つ上だ。)
本人からのインタビューの依頼メールも軽いものだった。
「天空麻雀のインタビュー、まいこに頼んだからー!」

本題に入る前に、私は魚谷に対して強く思っている事がある。
それは麻雀の打ち手としての、立派で、逞しい魚谷と、実のところプライベートは絵に書いたような女の子で、心底優しさのある魚谷だ。
今回はそんな魚谷の“麻雀プロとして”のA面、“友のゆーみん”のB面というスタイルでいこうと思う。
(私にインタビューを頼むとこうなるのだ。)

では早速だが今回のーーー特に決勝戦は、正直南3局まで「これってほんとにゆーみん勝つの?」と思っていた。

東1局0本番、仲田プロの親番からはじまり、魚谷は北家スタート。ドラ三筒
開始と同時に仲田プロの手配から東が暗カンされ、新ドラは四索
この局、仲田プロは序盤であっさりと12,000をアガリ。
そしてあれよあれよと言う間に仲田プロの独壇場となる。
とうの魚谷はと言うと…
う、受けてる…辛すぎる…

東4局の魚谷の親番を迎えた段階では

仲田プロ50,500点
魚谷21,400点

(あれ?本当にゆーみんの優勝インタビュー頼まれた回だよね、これ…)

そして南3局1本番、

二万三万七万八万九万一索七索八索三筒四筒五筒東白  ツモ五索  ドラ四万

ずっと辛い展開に耐えてきた魚谷にもようやく手が入る。
と、思ったのは束の間。4巡目に仲田プロ、5巡目に和久津プロからリーチが入る。
だか魚谷にもテンパイが入り、

二万三万四万七万八万九万五索六索七索八索三筒四筒五筒  リーチ

これでリーチ。
これを一発でツモり、2,000・4,000のアガリ。着々とトップ目に追いついていく。
(しかしこれは手…なり…?)

そして迎えたオーラス。魚谷の待ち望んだ期待のかかる親番だ。
トップ目の仲田プロとの点差はたったの2,800点。

がーーーー

12巡目、ドラ八万
その仲田プロから魚谷にとって2番目に聞きたくない言葉が。

「リーチ。」

だがこの親番、魚谷が追いつく。

七万八万九万一索二索二索三索四索六索四筒五筒発発  ツモ六筒

そして二索を切ってリーチ。
一発目の仲田プロのツモ切り牌はまさかの三索

だが、次々巡に赤五索をツモり、見事優勝を勝ち獲っていた。

いつも決まっているように思えた。
打つ牌が、どうするかが、どうしたいかが、結果の捉え方が。
彼女は冷静だった。

そしてやっときたチャンスを己の決めている事象でモノにした。

これが本を書ける魚谷のすごさなのだと実感した。

早速聞いてみた。

齋藤「ゆーみんおめでと!て、何個目だ笑」

魚谷「ありがと!照」

齋藤「あのさ、早速なんだけど、まぁ展開は辛かったよね。参加したくても参加できない局ばっかりで。でもなんだろう、見てて、『ゆーみんの麻雀はきっちり構築されてるんだな』って感じだよ。それで初めて『ゆーみんの、私のスタイルはこう』って言えるんだな、って思ったのよね…うんうん。」

魚谷「え!そうかな笑ありがとう照」

齋藤「まぁ、そう言うわけで、オーラスのあのリーチは見事だったね。でもなんでカン三索にとらず、カン五索なの?」

魚谷「まぁあれは元々決めてたんだよね。仲田さんのリーチに六索九索が通ってないからってだけなんだけど。」

齋藤「ふむふむ、シンプルだね。しかしリーチの巡の仲田プロのツモ切りの牌がまさか三索とはね、あの時、正直どう思った?」

魚谷「や、三索ツモ切られた時はなんにも思わなかったけど、その後に九索切られて初めて、六索通るんならカン三索でも良かったな、って思ったよ!」

齋藤「え?『あーーー、カン三索にしとけば優勝だったー!!!』とかではなく?笑」

魚谷「うん、とかではなく笑」

齋藤「良くそんなに冷静でいられるね笑さすがです笑」

魚谷「まぁ、リーチした段階では三索五索の比較がさほどなくて、なら安全な方切ってリーチってのは私の中で当然だったからさぁ。普通は一度アガリ逃したら優勝出来ないんだけどね、ついてたよ!」

魚谷「南場までは仲田さんの独壇場って感じだったから最後で手が入って良かったなり!」

齋藤「…なり!!」

と、やはり本人も感じているくらい、本当に仲田プロの独壇場ではあった。
だが、そこを細かな魚谷の判断基準をもってし、焦らず、じっくり、丁寧に勝負に向き合った結果がこの優勝なのだ。

目立つと言われる局は少なくても、全ての局に今ある魚谷の定石が存在し、見事に逆転を果たした。ツイている、などでは収まらないことを彼女はやってのけていたのだ。

(…このくらいでいいだろうか?ではそろそろB面に行きますか。)

齋藤「まぁ、なるほどね。」

魚谷「ねぇねぇ、お肉頼んでいい?あと、、三皿っ♡」

齋藤「はいはい。」

 

100

 

今回はゆーみん達っての希望でしゃぶしゃぶ屋さんに来ている。11月の寒い夜、この店に辿りつくまでに三軒ものお店に電話をさせられたのはいうまでもない。

齋藤「そう言えばさ、一応過去のインタビュー見てるんだけど、毎回言ってる事があるよね?」

魚谷「え?!なになに?!!笑」

齋藤「……ケッコンしたい笑」

魚谷「え?!嘘!毎回言ってる?!笑」

齋藤「他にも色々言ってるよ?鳳凰位獲りたいーとか、良い人間になりたい体力つけたいーとか笑」

魚谷「あー言ってるカモ笑」

齋藤「で、どうなの?まだケッコンしたいの?笑」

魚谷「そりゃしたいよー笑いつか絶対したい!!笑3年後とかにはしたいよー!できれば1年後のがいいけど笑」

齋藤「え?最初のケッコンしたいって言ってるインタビューの時から1年経ってると思うのね、でその時も3年後には!って言ってるから………期限延びてない?笑」

魚谷「あ!そうだ!じゃ2年後!!笑」

齋藤「おい笑、まぁいいや笑。それからさ、良い人間になりたい!ってのはなれたのか?笑」

魚谷「多分ねぇ、その良い人間って、プロとしてブレない私でいる事なんだと思うんだよね!目標とか、在り方、とか…。よく若手のプロで、私を尊敬してくれてるって事をブログなどに書いてくれてるのを見かけるんだけど、そういう風に思ってくれる人がいるんだな、って思うと、キチンとした人間にならなきゃな、って思うから、そういう意味かな!」

齋藤「だとしたらなれてるね。じゃあ、体力つけなきゃいけないって言ってた回があったんだけど、だから最近エアロバイク漕いだり、まりと歩いたりしたの?笑」

魚谷「いや、そういう意味でやってる訳ではないけど笑。でも体動かすのもすごく大事だなって思うよ?ダイエットにもなるし!笑。まりと歩いたモンドのコーナー収録は、途中で本当にダメかと思ったの!ゴールまで辿り着けない!って!でもね、めっちゃ頑張って、私ゴールして泣いたから!!!!」

……泣いたから!!!!?

齋藤「え?泣いたの?笑」

魚谷「うん泣いた!!!」

齋藤「どゆこと?笑」

魚谷「や、もう、本当にギブだと思ったの!辛すぎて!!でもね、ここで諦めたらダメだって思って、辛くても絶対ゴールしてやるって気になって、結果ゴールできたのね?そしたらね、まじで泣けてきて!!!」

齋藤「あ、感動してね!?」

魚谷「そう!すっごく感動した!32kmも歩いた事ないし、寒すぎるし、過酷だったの!でも、これを乗り越えられたんだと思ったら涙が出てきてね。でも思ったの!嫌でも辛くても、一生懸命頑張るのって本当に大事なんだなって!それって、麻雀だけじゃなかったんだな、なに事に置いても大事なことなんだな、って!だからまじで良かったよ!まいこも今度一緒に…」

齋藤「や!大丈夫!笑」

魚谷「なぁーんでーぇ笑」

と、少し頰を膨らませて笑って見せる。

齋藤「まぁ、機会があったらな笑」

こんな調子でダラダラと。インタビューなのか、いつものお茶している時と変わらない会話が次から次へ……。

齋藤「じゃあさ、いつものいってみようかな。」

魚谷「え?いつもの?!」

齋藤「ファンの皆様お待ちかね!ファンの皆様へ一言お願いしますのコーナーだよ。」

魚谷「えっとね!」

突然背筋が伸びてハキハキ話し出した。こういう時のゆーみんは決まって信念や強い意志がある時だ。

魚谷「最近ね。私が打ってて諦めそうになったり辛くなった時に思うのは、応援してくれる人達より先に私が諦めちゃダメだって、今までそれでも奇跡のような勝ちも経験してきているから、ゼッタイやれる!!って思う。だから、ファンの皆さんの声は本当に力になるなって。だから本当に感謝してます!」

(パチパチパチ)

齋藤「これぞトッププロですな。」

魚谷侑未はブレない。これからもファンの期待に応える努力を惜しまず、若手プロの尊敬の的で在り続け、そして、今年の彼女の目標「決勝戦で、一番誰が勝ちたいって思ってるかって予想した時に、一番勝ちたいと思ってるのは魚谷だろ!と誰しもに言ってもらう」為にも彼女はなんでもするだろう。

自分で、「麻雀をする為に生まれてきたんだ」と胸を張って言える恥ずかしくもカッコいいやつだから。

あ、あとここだけの話だが「私、今年4回決勝行ってるんだよ!4回!!すごくない!!?」と面と向かって自慢してくるやつだから。

 

100

 
 

100

 

プロ雀士インタビュー/第174回:天空麻雀19女性大会優勝特別インタビュー 魚谷 侑未  インタビュアー:齋藤 麻衣子

「ゆーみんのA面、B面」
ーーー魚谷侑未がまた獲った。
彼女の経歴は、もはや書くまでもないと思う。
昨年は「ゆーみんの麻雀が最速で強くなれる本」を世に出し、この本から多くの情報を、彼女の麻雀愛を、日本を飛び出し世界の多くの麻雀ファンの方々が触れたのではなかろうか。
そんな魚谷が、また獲った。
それは、第19回天空麻雀女性大会だ。
決勝メンバーは、和久津晶プロ、仲田加南プロ、和泉由希子プローーーと、決して手を緩めては戦えないメンバーである。
そんな記念すべき魚谷の10回目の優勝のインタビューを務める事になったのは、私、齋藤麻衣子である。26期生であり、魚谷の1つ下の期の後輩ではあるが偉そうに友をさせてもらっている。(歳は私の方が1つ上だ。)
本人からのインタビューの依頼メールも軽いものだった。
「天空麻雀のインタビュー、まいこに頼んだからー!」
本題に入る前に、私は魚谷に対して強く思っている事がある。
それは麻雀の打ち手としての、立派で、逞しい魚谷と、実のところプライベートは絵に書いたような女の子で、心底優しさのある魚谷だ。
今回はそんな魚谷の“麻雀プロとして”のA面、“友のゆーみん”のB面というスタイルでいこうと思う。
(私にインタビューを頼むとこうなるのだ。)
では早速だが今回のーーー特に決勝戦は、正直南3局まで「これってほんとにゆーみん勝つの?」と思っていた。
東1局0本番、仲田プロの親番からはじまり、魚谷は北家スタート。ドラ三筒
開始と同時に仲田プロの手配から東が暗カンされ、新ドラは四索
この局、仲田プロは序盤であっさりと12,000をアガリ。
そしてあれよあれよと言う間に仲田プロの独壇場となる。
とうの魚谷はと言うと…
う、受けてる…辛すぎる…
東4局の魚谷の親番を迎えた段階では
仲田プロ50,500点
魚谷21,400点
(あれ?本当にゆーみんの優勝インタビュー頼まれた回だよね、これ…)
そして南3局1本番、
二万三万七万八万九万一索七索八索三筒四筒五筒東白  ツモ五索  ドラ四万
ずっと辛い展開に耐えてきた魚谷にもようやく手が入る。
と、思ったのは束の間。4巡目に仲田プロ、5巡目に和久津プロからリーチが入る。
だか魚谷にもテンパイが入り、
二万三万四万七万八万九万五索六索七索八索三筒四筒五筒  リーチ
これでリーチ。
これを一発でツモり、2,000・4,000のアガリ。着々とトップ目に追いついていく。
(しかしこれは手…なり…?)
そして迎えたオーラス。魚谷の待ち望んだ期待のかかる親番だ。
トップ目の仲田プロとの点差はたったの2,800点。
がーーーー
12巡目、ドラ八万
その仲田プロから魚谷にとって2番目に聞きたくない言葉が。
「リーチ。」
だがこの親番、魚谷が追いつく。
七万八万九万一索二索二索三索四索六索四筒五筒発発  ツモ六筒
そして二索を切ってリーチ。
一発目の仲田プロのツモ切り牌はまさかの三索
だが、次々巡に赤五索をツモり、見事優勝を勝ち獲っていた。
いつも決まっているように思えた。
打つ牌が、どうするかが、どうしたいかが、結果の捉え方が。
彼女は冷静だった。
そしてやっときたチャンスを己の決めている事象でモノにした。
これが本を書ける魚谷のすごさなのだと実感した。
早速聞いてみた。
齋藤「ゆーみんおめでと!て、何個目だ笑」
魚谷「ありがと!照」
齋藤「あのさ、早速なんだけど、まぁ展開は辛かったよね。参加したくても参加できない局ばっかりで。でもなんだろう、見てて、『ゆーみんの麻雀はきっちり構築されてるんだな』って感じだよ。それで初めて『ゆーみんの、私のスタイルはこう』って言えるんだな、って思ったのよね…うんうん。」
魚谷「え!そうかな笑ありがとう照」
齋藤「まぁ、そう言うわけで、オーラスのあのリーチは見事だったね。でもなんでカン三索にとらず、カン五索なの?」
魚谷「まぁあれは元々決めてたんだよね。仲田さんのリーチに六索九索が通ってないからってだけなんだけど。」
齋藤「ふむふむ、シンプルだね。しかしリーチの巡の仲田プロのツモ切りの牌がまさか三索とはね、あの時、正直どう思った?」
魚谷「や、三索ツモ切られた時はなんにも思わなかったけど、その後に九索切られて初めて、六索通るんならカン三索でも良かったな、って思ったよ!」
齋藤「え?『あーーー、カン三索にしとけば優勝だったー!!!』とかではなく?笑」
魚谷「うん、とかではなく笑」
齋藤「良くそんなに冷静でいられるね笑さすがです笑」
魚谷「まぁ、リーチした段階では三索五索の比較がさほどなくて、なら安全な方切ってリーチってのは私の中で当然だったからさぁ。普通は一度アガリ逃したら優勝出来ないんだけどね、ついてたよ!」
魚谷「南場までは仲田さんの独壇場って感じだったから最後で手が入って良かったなり!」
齋藤「…なり!!」
と、やはり本人も感じているくらい、本当に仲田プロの独壇場ではあった。
だが、そこを細かな魚谷の判断基準をもってし、焦らず、じっくり、丁寧に勝負に向き合った結果がこの優勝なのだ。
目立つと言われる局は少なくても、全ての局に今ある魚谷の定石が存在し、見事に逆転を果たした。ツイている、などでは収まらないことを彼女はやってのけていたのだ。
(…このくらいでいいだろうか?ではそろそろB面に行きますか。)
齋藤「まぁ、なるほどね。」
魚谷「ねぇねぇ、お肉頼んでいい?あと、、三皿っ♡」
齋藤「はいはい。」
 

100

 
今回はゆーみん達っての希望でしゃぶしゃぶ屋さんに来ている。11月の寒い夜、この店に辿りつくまでに三軒ものお店に電話をさせられたのはいうまでもない。
齋藤「そう言えばさ、一応過去のインタビュー見てるんだけど、毎回言ってる事があるよね?」
魚谷「え?!なになに?!!笑」
齋藤「……ケッコンしたい笑」
魚谷「え?!嘘!毎回言ってる?!笑」
齋藤「他にも色々言ってるよ?鳳凰位獲りたいーとか、良い人間になりたい体力つけたいーとか笑」
魚谷「あー言ってるカモ笑」
齋藤「で、どうなの?まだケッコンしたいの?笑」
魚谷「そりゃしたいよー笑いつか絶対したい!!笑3年後とかにはしたいよー!できれば1年後のがいいけど笑」
齋藤「え?最初のケッコンしたいって言ってるインタビューの時から1年経ってると思うのね、でその時も3年後には!って言ってるから………期限延びてない?笑」
魚谷「あ!そうだ!じゃ2年後!!笑」
齋藤「おい笑、まぁいいや笑。それからさ、良い人間になりたい!ってのはなれたのか?笑」
魚谷「多分ねぇ、その良い人間って、プロとしてブレない私でいる事なんだと思うんだよね!目標とか、在り方、とか…。よく若手のプロで、私を尊敬してくれてるって事をブログなどに書いてくれてるのを見かけるんだけど、そういう風に思ってくれる人がいるんだな、って思うと、キチンとした人間にならなきゃな、って思うから、そういう意味かな!」
齋藤「だとしたらなれてるね。じゃあ、体力つけなきゃいけないって言ってた回があったんだけど、だから最近エアロバイク漕いだり、まりと歩いたりしたの?笑」
魚谷「いや、そういう意味でやってる訳ではないけど笑。でも体動かすのもすごく大事だなって思うよ?ダイエットにもなるし!笑。まりと歩いたモンドのコーナー収録は、途中で本当にダメかと思ったの!ゴールまで辿り着けない!って!でもね、めっちゃ頑張って、私ゴールして泣いたから!!!!」
……泣いたから!!!!?
齋藤「え?泣いたの?笑」
魚谷「うん泣いた!!!」
齋藤「どゆこと?笑」
魚谷「や、もう、本当にギブだと思ったの!辛すぎて!!でもね、ここで諦めたらダメだって思って、辛くても絶対ゴールしてやるって気になって、結果ゴールできたのね?そしたらね、まじで泣けてきて!!!」
齋藤「あ、感動してね!?」
魚谷「そう!すっごく感動した!32kmも歩いた事ないし、寒すぎるし、過酷だったの!でも、これを乗り越えられたんだと思ったら涙が出てきてね。でも思ったの!嫌でも辛くても、一生懸命頑張るのって本当に大事なんだなって!それって、麻雀だけじゃなかったんだな、なに事に置いても大事なことなんだな、って!だからまじで良かったよ!まいこも今度一緒に…」
齋藤「や!大丈夫!笑」
魚谷「なぁーんでーぇ笑」
と、少し頰を膨らませて笑って見せる。
齋藤「まぁ、機会があったらな笑」
こんな調子でダラダラと。インタビューなのか、いつものお茶している時と変わらない会話が次から次へ……。
齋藤「じゃあさ、いつものいってみようかな。」
魚谷「え?いつもの?!」
齋藤「ファンの皆様お待ちかね!ファンの皆様へ一言お願いしますのコーナーだよ。」
魚谷「えっとね!」
突然背筋が伸びてハキハキ話し出した。こういう時のゆーみんは決まって信念や強い意志がある時だ。
魚谷「最近ね。私が打ってて諦めそうになったり辛くなった時に思うのは、応援してくれる人達より先に私が諦めちゃダメだって、今までそれでも奇跡のような勝ちも経験してきているから、ゼッタイやれる!!って思う。だから、ファンの皆さんの声は本当に力になるなって。だから本当に感謝してます!」
(パチパチパチ)
齋藤「これぞトッププロですな。」
魚谷侑未はブレない。これからもファンの期待に応える努力を惜しまず、若手プロの尊敬の的で在り続け、そして、今年の彼女の目標「決勝戦で、一番誰が勝ちたいって思ってるかって予想した時に、一番勝ちたいと思ってるのは魚谷だろ!と誰しもに言ってもらう」為にも彼女はなんでもするだろう。
自分で、「麻雀をする為に生まれてきたんだ」と胸を張って言える恥ずかしくもカッコいいやつだから。
あ、あとここだけの話だが「私、今年4回決勝行ってるんだよ!4回!!すごくない!!?」と面と向かって自慢してくるやつだから。
 

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プロリーグ(鳳凰戦)成績表/第34期 A1リーグ 最終節成績表

A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

 

第33期鳳凰位
前原 雄大
出身地(東京)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 12節 対局消化数 合計
1 HIRO柴田(神奈川) 55.7 ▲ 0.1 ▲ 9.4 ▲ 30.9 35.8 53.8 ▲ 6.4 46.2 92.7 ▲ 31.0 ▲ 3.9 ▲ 13.3 48/48 189.2
2 内川 幸太郎(長野) 45.2 ▲ 75.3 19.6 41.2 ▲ 7.2 22.0 5.2 28.3 ▲ 51.4 56.1 5.8 75.2 48/48 164.7
3 瀬戸熊 直樹(東京) 16.1 94.8 13.9 17.6 ▲ 42.9 5.9 ▲ 67.4 ▲ 19.1 45.9 47.7 13.3 3.5 48/48 129.3
4 伊藤 優孝(秋田) 18.7 ▲ 37.6 36.3 ▲ 3.0 ▲ 23.8 0.9 36.1 ▲ 5.3 6.0 25.7 ▲ 12.9 73.8 48/48 114.9
5 藤崎 智(秋田) 73.6 42.4 ▲ 26.0 5.0 76.2 ▲ 34.1 3.9 43.1 ▲ 43.3 ▲ 15.2 ▲ 0.4 ▲ 66.4 48/48 58.8
6 沢崎 誠(群馬) ▲ 13.1 13.8 48.0 54.1 ▲ 45.2 ▲ 66.9 52.7 ▲ 18.7 36.0 ▲ 40.6 ▲ 12.2 15.7 48/48 23.6
7 近藤 久春(秋田) ▲ 19.4 ▲ 99.6 58.3 ▲ 38.6 34.6 6.6 ▲ 3.3 73.4 ▲ 2.5 36.5 ▲ 55.6 ▲ 24.3 48/48 ▲ 33.9
8 勝又 健志(東京) ▲ 31.5 17.7 ▲ 80.5 ▲ 15.3 10.9 9.0 9.5 21.2 ▲ 46.9 4.9 22.0 5.0 48/48 ▲ 74.0
9 古川 孝次(愛知) 17.0 ▲ 3.9 ▲ 25.3 ▲ 7.6 0.1 15.2 66.1 ▲ 85.5 8.4 ▲ 52.0 19.3 ▲ 65.2 48/48 ▲ 113.4
10 和久津 晶(東京) ▲ 29.0 79.3 ▲ 52.5 ▲ 7.0 ▲ 21.7 6.5 7.1 ▲ 67.9 ▲ 15.9 1.9 14.9 ▲ 29.9 48/48 ▲ 114.2
11 前田 直哉(静岡) ▲ 41.9 ▲ 24.3 ▲ 7.0 ▲ 27.2 13.3 11.2 ▲ 77.1 18.1 17.8 ▲ 33.5 29.0 1.9 48/48 ▲ 119.7
12 石渡 正志(神奈川) ▲ 91.4 ▲ 7.2 24.6 11.7 ▲ 33.1 ▲ 30.1 ▲ 26.4 ▲ 33.8 ▲ 47.8 ▲ 1.5 ▲ 21.3 23.0 48/48 ▲ 233.3

第13期静岡プロリーグ 第7、8節レポート

第7節レポート

 

暮秋の候、麻雀ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
日本プロ麻雀連盟 静岡支部 32期生の足立純哉です。

先日、麻雀企業対抗戦2017が開催された。
計8社が参加し、スターティアが優勝を飾った。
一方、レジャー白書2017によると、2016年の麻雀の競技人口は500万人であり、将棋は530万人である。
競技人口はほぼ同一であるが、職団戦(職域団体対抗将棋大会)の参加人数は、7リーグ構成の413チーム延べ2,000人以上が参加している。

ようやく麻雀業界もプロアマ混合大会等が活発的に開かれるようになり、ご協力頂いている皆様には感謝申し上げると共に、将来的に麻雀企業対抗戦も参加企業が多く増えることを願っている。

さて、朝の肌寒さを感じ始めた10月半ば、第13期静岡プロリーグ第7節が開催された。

第7節の組合せは以下の通りである。
1卓 鈴木(郁)×山本×鷲見×岡本×都築
2卓 京平×平岡×平野×原
3卓 杉村×足立×島崎×渡辺
4卓 越川×川崎×佐藤×大橋
別日対局 望月×鈴木(秀)×土屋×太田×中

リーグ戦も終盤に差し掛かった第7節の注目ポイントは、3位から9位までのポイント差が25Pしかなく、7名がひしめき合っている混戦から誰が抜け出すかである。
(第6節終了時成績 3位:鷲見+73.3P、4位:大橋+67.4P、5位:鈴木(秀)+65.4P、
6位:京平+55.6P、7位:山本+42.9P、8位:佐藤+40.8P、9位:足立+39.9P)

1卓 鈴木(郁)×山本×鷲見×岡本×都築
(第6節終了時成績 鈴木(郁)▲146.7P 山本+42.9P 鷲見+73.3P 岡本+3.9P 都築▲121.4P)

1回戦から好位置に付ける鷲見が飛ばしていく。50,000点、43,000点持ちの連続トップであっという間に+50Pを叩く。3・4回戦も安定した試合運びでオール浮きの卓内トップ、決勝進出に大きく近づいた。
それに黙っていないのが、山本。2回戦までで約▲40Pと厳しい展開となるが、3回戦で64,000点トップ、4回戦でも浮きを確保し、この日のポイントをプラス域まで上げることに成功した。

鈴木(郁)+42.6P 山本+13.9P 鷲見+62.5P 岡本▲67.2P 都築▲51.8P

2卓 京平×平岡×平野×原
(第6節終了時成績 京平+55.6P 平岡+230.6P 平野▲24.3P 原▲62.5P)

ポイントから後が無い平野が積極的に攻める。平野は、+50P以上の浮きに成功し、決勝進出に望みを繋いだ。逆に京平は、2回戦までで▲50Pと決勝進出に一歩後退したかと思われたが、持前のリカバリー力を発揮し、最終的には▲15Pと失点を最小限に抑えた結果となる。平岡は、トータルで50P以上減らしてしまい決勝進出安泰のポジションとは言えなくなってしまった。

京平▲15.3P 平岡▲55.1P 平野+53.0P 原+17.4P

3卓 杉村×足立×島崎×渡辺
(第6節終了時成績 杉村▲78.4P 足立+39.9P 島崎▲37.9P 渡辺▲137.0P)

決勝進出に向け着実にポイントを上積みしたかった足立だが、この日は完全に島崎デー。得意の高打点が容赦無く決まり、1回戦から66,000点のトップを取られる。
私足立は、3回戦で島崎にオリ打ちの7,700を放銃してしまいトップからラスに落ちてしまったことが痛恨となる。
島崎は、4回戦でも53,000点のトップを取り、一気に決勝進出候補に名乗りを挙げた。

杉村+1.8P 足立▲8.1P 島崎+81.7P 渡辺▲76.4P

4卓 越川×川崎×佐藤×大橋
(第6節終了時成績 越川▲60.9P 川崎▲71.8P 佐藤+40.8P 大橋+67.4P)

佐藤と大橋のどちらがポイントを伸ばせるかが注目の卓となったが、結果はプロ入り早々新人王戦や最強戦にて好成績を残している大橋に軍配が上がる。
大橋は大きなポイントを叩く選手ではないが、着実に伸ばしていくのが持ち味という印象がある。
一方、佐藤はトータルポイントマイナスながらも、要所を締め、まだ決勝進出を狙える位置に留まることができた。

越川+0.7P 川崎▲25.6P 佐藤▲6.0P 大橋+30.9P

別日対局 望月×鈴木(秀)×土屋×太田×中 (対局済)
(第6節終了時成績 望月▲5.4P 鈴木(秀)+65.4P 土屋▲46.1P 太田▲22.2P 中+122.8P)

望月▲47.3P 鈴木(秀)+41.7P 土屋+69.7P 太田+8.4P 中▲72.5P

第6節時点で首位の平岡と2位の中が大きくポイントを減らし、第7節で鷲見・鈴木(秀)・大橋がポイントを伸ばした為、決勝ボーダーは上がったものの、残り2節あることと、最終節はポイント上位8名の回り順という点を考慮すると、決勝進出者が分からなくなってきた。

残り2節、是非ご注目して頂きたい!

 

 

第8節レポート

 

師走の候、麻雀ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
日本プロ麻雀連盟 静岡支部 32期生の足立純哉です。

第13期静岡プロリーグも残り2節となった。
第7節までの上位陣のポイント状況は以下の通りである。

第1位 平岡 +175.5P
第2位 鈴木(秀)+155.0P
第3位 鷲見 +135.2P
第4位 平野 +122.5P
第5位 大橋 +98.3P
第6位 佐藤 +92.6P
第7位 山本 +56.8P
第8位 中 +50.3P
第9位 京平 +40.3P
第10位 土屋 +23.6P

第6節までかなりの混戦だったが、第7節で首位平岡が▲55Pしたことにより、さらなる均衡状態となった。

決勝にコマを進める4名は一体誰となるのか。

上着が欠かせなくなった11月半ば、第13期静岡プロリーグ第7節が開催された。

第8節の組合せは以下の通りである。
1卓 太田×山本×平岡×杉村
2卓 鈴木(秀)×岡本×都築×島崎×越川
3卓 土屋×鷲見×京平×足立×大橋
4卓 中×鈴木(郁)×平野×原
別日対局 望月×川崎×佐藤×渡辺

1卓 太田×山本×平岡×杉村
(第7節終了時成績 太田▲13.8P 山本+56.8P 平岡+175.5P 杉村▲80.9P)

現在首位の平岡と現静岡プロリーグチャンピオンの山本の対決に注目が集まる。1回戦では、山本が50,000点の1人浮きトップを取り、平岡をラスに沈め、約45P程ポイント差を縮めた。
ところが、3回戦では平岡が50,000点トップ、山本が1,300点持ちのラスとなり、形勢は逆転。
この展開になると今期の平岡は止められなくなり、4回戦でも44,000点のトップを奪取し、再度トータルポイント安全圏に位置することに成功した。

太田▲44.3P 山本▲16.9P 平岡+66.5P 杉村▲5.3P

2卓 鈴木(秀)×岡本×都築×島崎×越川
(第7節終了時成績 鈴木(秀)+155.0P 岡本▲132.0P 都築▲173.2P 島崎+14.5P 越川▲55.1P)

トータル2位の鈴木(秀)と決勝進出にはポイントを大きく伸ばす必要がある島崎との対決。
1回戦目から島崎が積極的にポイントを叩きにいき、66,500点持ちの1人浮きトップを取る。
逆に鈴木(秀)は、12,000点持ちのラスと2卓も非常に面白い展開となる。
3回戦では、都築の国士無双48,000が炸裂するも、島崎は何とか浮きをキープ。終わってみれば、オール浮きの+77.5Pと決勝進出に大きく前進した。

鈴木(秀)▲45.3P 岡本▲10.3P 都築+40.3P 島崎+77.5P 越川▲62.2P

3卓 土屋×鷲見×京平×足立×大橋
(第7節終了時成績 土屋+23.6P 鷲見+135.2P 京平+40.3P 足立▲84.2P 大橋+98.3P)

鷲見、大橋、京平、土屋の上位陣対決に注目が集まる。
1回戦は、大橋・土屋の並びで鷲見をラスとする。
2・3回戦では、逆に大橋が沈みとなり、3回戦終了時点で鷲見・大橋の沈みと土屋の浮きという、3卓も面白い展開となる。
ただ、4回戦で魅せたのは大橋。親番での連荘を重ね、46,700点持ちのトップを取り、第8節のトータルをプラスとした。
逆に鷲見は5回戦で痛恨のマイナス84,00点のラスを引いてしまい、トータルポイントを大きく減らしてしまう結果となった。

土屋+19.1P 鷲見▲72.0P 京平▲18.9P 足立+66.6P 大橋+5.2P

4卓 中×鈴木(郁)×平野×原
(第7節終了時成績 中+50.3P 鈴木(郁)▲104.1P 平野+122.5P 原▲45.1P)

第7節終了時、4位の平野と8位の中の対決が注目ポイントとなる。
1回戦目は、中が36,400点持ちながらも、1人浮きのトップを取り、2回戦目も連勝する。
逆に平野は、3回戦までで約▲50Pと4卓も目が離せない展開となる。
4回戦では、辛うじて平野がトップを取るも、中も着実に浮きの2着となり、ポイント差を大きく詰めることに成功した。

中+44.1P 鈴木(郁)+11.9P 平野▲32.3P 原▲24.7P

別日対局 望月×川崎×佐藤×渡辺
(第7節終了時成績 望月▲42.6P 川崎▲112.2P 佐藤+92.6P 渡辺▲214.4P)

最終節の第9節は上位8名での回り順となる。第7節の結果は、平岡を除く上位陣がポイントを減らし、中位陣がポイントを積み重ねた為、第2位の鈴木(秀)+109.7Pから第7位の平野+90.2Pまでのポイント差が20P以下と最終戦のオーラスまで分からない逼迫した展開となる。
さらには、第8位の鷲見+63.2Pでさえ、ボーダーの第4位の中+94.4Pまで約30P且つ直接対決となり、誰が決勝進出となるか全く予想できない激熱な展開となった。

次はついに最終節、是非ご注目下さい!

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 合計
1 平岡理恵 30.6 177.8 ▲ 43.9 17.9 15.4 32.8 ▲ 55.1 66.5 242.0
2 鈴木秀幸 45.5 ▲ 20.8 91.4 47.9 ▲ 3.0 ▲ 47.7 41.7 ▲ 45.3 109.7
3 大橋幸正 35.5 ▲ 21.8 ▲ 12.6 9.2 51.9 5.2 30.9 5.2 103.5
4 佐藤あいり ▲ 5.6 57.8 17.7 34.6 ▲ 14.3 8.4 ▲ 6.0 5.7 98.3
5 中寿文 21.5 24.5 6.8 12.0 34.1 23.9 ▲ 72.5 44.1 94.4
6 島﨑涼 5.1 ▲ 29.3 ▲ 4.1 ▲ 63.4 ▲ 12.4 36.9 81.7 77.5 92.0
7 平野敬悟 ▲ 33.7 ▲ 18.4 21.9 28.1 93.8 ▲ 22.2 53.0 ▲ 32.3 90.2
8 鷲見隼人 ▲ 6.2 ▲ 0.6 38.3 20.1 ▲ 40.8 61.9 62.5 ▲ 72.0 63.2
9 土屋幸弘 61.9 ▲ 22.1 32.2 ▲ 17.6 ▲ 37.6 ▲ 62.9 69.7 19.1 42.7
10 山本拓哉 ▲ 65.5 76.5 ▲ 9.0 26.1 0.6 14.2 13.9 ▲ 16.9 39.9
11 望月雅継 ▲ 16.5 21.2 1.7 ▲ 36.7 ▲ 11.1 46.1 ▲ 47.3 69.8 27.2
12 京平遥 59.2 ▲ 0.2 ▲ 4.9 47.9 ▲ 11.9 ▲ 34.5 ▲ 15.3 ▲ 18.9 21.4
13 足立純哉 53.6 ▲ 49.1 ▲ 12.0 ▲ 2.8 ▲ 66.9 1.1 ▲ 8.1 66.6 ▲ 17.6
14 太田昌樹 57.8 ▲ 26.1 ▲ 72.8 10.6 35.9 ▲ 27.6 8.4 ▲ 44.3 ▲ 58.1
15 原佑典 ▲ 15.2 12.8 ▲ 12.0 ▲ 24.7 ▲ 22.9 ▲ 0.5 17.4 ▲ 24.7 ▲ 69.8
16 杉村泰治 33.1 ▲ 61.7 ▲ 19.9 ▲ 4.3 ▲ 45.0 15.1 1.8 ▲ 5.3 ▲ 86.2
17 鈴木郁孝 ▲ 93.4 3.4 64.8 ▲ 78.8 6.9 ▲ 49.6 42.6 11.9 ▲ 92.2
18 越川清一 ▲ 29.5 ▲ 67.5 46.5 5.1 ▲ 12.6 2.2 0.7 ▲ 62.2 ▲ 117.3
19 都築友和 ▲ 49.6 20.2 7.0 ▲ 44.8 ▲ 6.8 ▲ 47.4 ▲ 51.8 40.3 ▲ 132.9
20 岡本和也 0.3 ▲ 68.4 ▲ 49.4 ▲ 68.7 57.5 63.9 ▲ 67.2 ▲ 10.3 ▲ 142.3
21 川崎義之 ▲ 70.9 0.8 ▲ 20.3 54.4 ▲ 14.8 ▲ 35.8 ▲ 25.6 ▲ 40.9 ▲ 153.1
22 渡辺洋巳 ▲ 18.0 ▲ 32.0 ▲ 69.4 ▲ 13.1 ▲ 1.0 ▲ 4.5 ▲ 76.4 ▲ 35.6 ▲ 250.0

静岡プロリーグ レポート/第13期静岡プロリーグ 第7、8節レポート

第7節レポート
 
暮秋の候、麻雀ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
日本プロ麻雀連盟 静岡支部 32期生の足立純哉です。
先日、麻雀企業対抗戦2017が開催された。
計8社が参加し、スターティアが優勝を飾った。
一方、レジャー白書2017によると、2016年の麻雀の競技人口は500万人であり、将棋は530万人である。
競技人口はほぼ同一であるが、職団戦(職域団体対抗将棋大会)の参加人数は、7リーグ構成の413チーム延べ2,000人以上が参加している。
ようやく麻雀業界もプロアマ混合大会等が活発的に開かれるようになり、ご協力頂いている皆様には感謝申し上げると共に、将来的に麻雀企業対抗戦も参加企業が多く増えることを願っている。
さて、朝の肌寒さを感じ始めた10月半ば、第13期静岡プロリーグ第7節が開催された。
第7節の組合せは以下の通りである。
1卓 鈴木(郁)×山本×鷲見×岡本×都築
2卓 京平×平岡×平野×原
3卓 杉村×足立×島崎×渡辺
4卓 越川×川崎×佐藤×大橋
別日対局 望月×鈴木(秀)×土屋×太田×中
リーグ戦も終盤に差し掛かった第7節の注目ポイントは、3位から9位までのポイント差が25Pしかなく、7名がひしめき合っている混戦から誰が抜け出すかである。
(第6節終了時成績 3位:鷲見+73.3P、4位:大橋+67.4P、5位:鈴木(秀)+65.4P、
6位:京平+55.6P、7位:山本+42.9P、8位:佐藤+40.8P、9位:足立+39.9P)
1卓 鈴木(郁)×山本×鷲見×岡本×都築
(第6節終了時成績 鈴木(郁)▲146.7P 山本+42.9P 鷲見+73.3P 岡本+3.9P 都築▲121.4P)
1回戦から好位置に付ける鷲見が飛ばしていく。50,000点、43,000点持ちの連続トップであっという間に+50Pを叩く。3・4回戦も安定した試合運びでオール浮きの卓内トップ、決勝進出に大きく近づいた。
それに黙っていないのが、山本。2回戦までで約▲40Pと厳しい展開となるが、3回戦で64,000点トップ、4回戦でも浮きを確保し、この日のポイントをプラス域まで上げることに成功した。
鈴木(郁)+42.6P 山本+13.9P 鷲見+62.5P 岡本▲67.2P 都築▲51.8P
2卓 京平×平岡×平野×原
(第6節終了時成績 京平+55.6P 平岡+230.6P 平野▲24.3P 原▲62.5P)
ポイントから後が無い平野が積極的に攻める。平野は、+50P以上の浮きに成功し、決勝進出に望みを繋いだ。逆に京平は、2回戦までで▲50Pと決勝進出に一歩後退したかと思われたが、持前のリカバリー力を発揮し、最終的には▲15Pと失点を最小限に抑えた結果となる。平岡は、トータルで50P以上減らしてしまい決勝進出安泰のポジションとは言えなくなってしまった。
京平▲15.3P 平岡▲55.1P 平野+53.0P 原+17.4P
3卓 杉村×足立×島崎×渡辺
(第6節終了時成績 杉村▲78.4P 足立+39.9P 島崎▲37.9P 渡辺▲137.0P)
決勝進出に向け着実にポイントを上積みしたかった足立だが、この日は完全に島崎デー。得意の高打点が容赦無く決まり、1回戦から66,000点のトップを取られる。
私足立は、3回戦で島崎にオリ打ちの7,700を放銃してしまいトップからラスに落ちてしまったことが痛恨となる。
島崎は、4回戦でも53,000点のトップを取り、一気に決勝進出候補に名乗りを挙げた。
杉村+1.8P 足立▲8.1P 島崎+81.7P 渡辺▲76.4P
4卓 越川×川崎×佐藤×大橋
(第6節終了時成績 越川▲60.9P 川崎▲71.8P 佐藤+40.8P 大橋+67.4P)
佐藤と大橋のどちらがポイントを伸ばせるかが注目の卓となったが、結果はプロ入り早々新人王戦や最強戦にて好成績を残している大橋に軍配が上がる。
大橋は大きなポイントを叩く選手ではないが、着実に伸ばしていくのが持ち味という印象がある。
一方、佐藤はトータルポイントマイナスながらも、要所を締め、まだ決勝進出を狙える位置に留まることができた。
越川+0.7P 川崎▲25.6P 佐藤▲6.0P 大橋+30.9P
別日対局 望月×鈴木(秀)×土屋×太田×中 (対局済)
(第6節終了時成績 望月▲5.4P 鈴木(秀)+65.4P 土屋▲46.1P 太田▲22.2P 中+122.8P)
望月▲47.3P 鈴木(秀)+41.7P 土屋+69.7P 太田+8.4P 中▲72.5P
第6節時点で首位の平岡と2位の中が大きくポイントを減らし、第7節で鷲見・鈴木(秀)・大橋がポイントを伸ばした為、決勝ボーダーは上がったものの、残り2節あることと、最終節はポイント上位8名の回り順という点を考慮すると、決勝進出者が分からなくなってきた。
残り2節、是非ご注目して頂きたい!
 
 
第8節レポート
 
師走の候、麻雀ファンの皆様はいかがお過ごしでしょうか。
日本プロ麻雀連盟 静岡支部 32期生の足立純哉です。
第13期静岡プロリーグも残り2節となった。
第7節までの上位陣のポイント状況は以下の通りである。
第1位 平岡 +175.5P
第2位 鈴木(秀)+155.0P
第3位 鷲見 +135.2P
第4位 平野 +122.5P
第5位 大橋 +98.3P
第6位 佐藤 +92.6P
第7位 山本 +56.8P
第8位 中 +50.3P
第9位 京平 +40.3P
第10位 土屋 +23.6P
第6節までかなりの混戦だったが、第7節で首位平岡が▲55Pしたことにより、さらなる均衡状態となった。
決勝にコマを進める4名は一体誰となるのか。
上着が欠かせなくなった11月半ば、第13期静岡プロリーグ第7節が開催された。
第8節の組合せは以下の通りである。
1卓 太田×山本×平岡×杉村
2卓 鈴木(秀)×岡本×都築×島崎×越川
3卓 土屋×鷲見×京平×足立×大橋
4卓 中×鈴木(郁)×平野×原
別日対局 望月×川崎×佐藤×渡辺
1卓 太田×山本×平岡×杉村
(第7節終了時成績 太田▲13.8P 山本+56.8P 平岡+175.5P 杉村▲80.9P)
現在首位の平岡と現静岡プロリーグチャンピオンの山本の対決に注目が集まる。1回戦では、山本が50,000点の1人浮きトップを取り、平岡をラスに沈め、約45P程ポイント差を縮めた。
ところが、3回戦では平岡が50,000点トップ、山本が1,300点持ちのラスとなり、形勢は逆転。
この展開になると今期の平岡は止められなくなり、4回戦でも44,000点のトップを奪取し、再度トータルポイント安全圏に位置することに成功した。
太田▲44.3P 山本▲16.9P 平岡+66.5P 杉村▲5.3P
2卓 鈴木(秀)×岡本×都築×島崎×越川
(第7節終了時成績 鈴木(秀)+155.0P 岡本▲132.0P 都築▲173.2P 島崎+14.5P 越川▲55.1P)
トータル2位の鈴木(秀)と決勝進出にはポイントを大きく伸ばす必要がある島崎との対決。
1回戦目から島崎が積極的にポイントを叩きにいき、66,500点持ちの1人浮きトップを取る。
逆に鈴木(秀)は、12,000点持ちのラスと2卓も非常に面白い展開となる。
3回戦では、都築の国士無双48,000が炸裂するも、島崎は何とか浮きをキープ。終わってみれば、オール浮きの+77.5Pと決勝進出に大きく前進した。
鈴木(秀)▲45.3P 岡本▲10.3P 都築+40.3P 島崎+77.5P 越川▲62.2P
3卓 土屋×鷲見×京平×足立×大橋
(第7節終了時成績 土屋+23.6P 鷲見+135.2P 京平+40.3P 足立▲84.2P 大橋+98.3P)
鷲見、大橋、京平、土屋の上位陣対決に注目が集まる。
1回戦は、大橋・土屋の並びで鷲見をラスとする。
2・3回戦では、逆に大橋が沈みとなり、3回戦終了時点で鷲見・大橋の沈みと土屋の浮きという、3卓も面白い展開となる。
ただ、4回戦で魅せたのは大橋。親番での連荘を重ね、46,700点持ちのトップを取り、第8節のトータルをプラスとした。
逆に鷲見は5回戦で痛恨のマイナス84,00点のラスを引いてしまい、トータルポイントを大きく減らしてしまう結果となった。
土屋+19.1P 鷲見▲72.0P 京平▲18.9P 足立+66.6P 大橋+5.2P
4卓 中×鈴木(郁)×平野×原
(第7節終了時成績 中+50.3P 鈴木(郁)▲104.1P 平野+122.5P 原▲45.1P)
第7節終了時、4位の平野と8位の中の対決が注目ポイントとなる。
1回戦目は、中が36,400点持ちながらも、1人浮きのトップを取り、2回戦目も連勝する。
逆に平野は、3回戦までで約▲50Pと4卓も目が離せない展開となる。
4回戦では、辛うじて平野がトップを取るも、中も着実に浮きの2着となり、ポイント差を大きく詰めることに成功した。
中+44.1P 鈴木(郁)+11.9P 平野▲32.3P 原▲24.7P
別日対局 望月×川崎×佐藤×渡辺
(第7節終了時成績 望月▲42.6P 川崎▲112.2P 佐藤+92.6P 渡辺▲214.4P)
最終節の第9節は上位8名での回り順となる。第7節の結果は、平岡を除く上位陣がポイントを減らし、中位陣がポイントを積み重ねた為、第2位の鈴木(秀)+109.7Pから第7位の平野+90.2Pまでのポイント差が20P以下と最終戦のオーラスまで分からない逼迫した展開となる。
さらには、第8位の鷲見+63.2Pでさえ、ボーダーの第4位の中+94.4Pまで約30P且つ直接対決となり、誰が決勝進出となるか全く予想できない激熱な展開となった。
次はついに最終節、是非ご注目下さい!

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 合計
1 平岡理恵 30.6 177.8 ▲ 43.9 17.9 15.4 32.8 ▲ 55.1 66.5 242.0
2 鈴木秀幸 45.5 ▲ 20.8 91.4 47.9 ▲ 3.0 ▲ 47.7 41.7 ▲ 45.3 109.7
3 大橋幸正 35.5 ▲ 21.8 ▲ 12.6 9.2 51.9 5.2 30.9 5.2 103.5
4 佐藤あいり ▲ 5.6 57.8 17.7 34.6 ▲ 14.3 8.4 ▲ 6.0 5.7 98.3
5 中寿文 21.5 24.5 6.8 12.0 34.1 23.9 ▲ 72.5 44.1 94.4
6 島﨑涼 5.1 ▲ 29.3 ▲ 4.1 ▲ 63.4 ▲ 12.4 36.9 81.7 77.5 92.0
7 平野敬悟 ▲ 33.7 ▲ 18.4 21.9 28.1 93.8 ▲ 22.2 53.0 ▲ 32.3 90.2
8 鷲見隼人 ▲ 6.2 ▲ 0.6 38.3 20.1 ▲ 40.8 61.9 62.5 ▲ 72.0 63.2
9 土屋幸弘 61.9 ▲ 22.1 32.2 ▲ 17.6 ▲ 37.6 ▲ 62.9 69.7 19.1 42.7
10 山本拓哉 ▲ 65.5 76.5 ▲ 9.0 26.1 0.6 14.2 13.9 ▲ 16.9 39.9
11 望月雅継 ▲ 16.5 21.2 1.7 ▲ 36.7 ▲ 11.1 46.1 ▲ 47.3 69.8 27.2
12 京平遥 59.2 ▲ 0.2 ▲ 4.9 47.9 ▲ 11.9 ▲ 34.5 ▲ 15.3 ▲ 18.9 21.4
13 足立純哉 53.6 ▲ 49.1 ▲ 12.0 ▲ 2.8 ▲ 66.9 1.1 ▲ 8.1 66.6 ▲ 17.6
14 太田昌樹 57.8 ▲ 26.1 ▲ 72.8 10.6 35.9 ▲ 27.6 8.4 ▲ 44.3 ▲ 58.1
15 原佑典 ▲ 15.2 12.8 ▲ 12.0 ▲ 24.7 ▲ 22.9 ▲ 0.5 17.4 ▲ 24.7 ▲ 69.8
16 杉村泰治 33.1 ▲ 61.7 ▲ 19.9 ▲ 4.3 ▲ 45.0 15.1 1.8 ▲ 5.3 ▲ 86.2
17 鈴木郁孝 ▲ 93.4 3.4 64.8 ▲ 78.8 6.9 ▲ 49.6 42.6 11.9 ▲ 92.2
18 越川清一 ▲ 29.5 ▲ 67.5 46.5 5.1 ▲ 12.6 2.2 0.7 ▲ 62.2 ▲ 117.3
19 都築友和 ▲ 49.6 20.2 7.0 ▲ 44.8 ▲ 6.8 ▲ 47.4 ▲ 51.8 40.3 ▲ 132.9
20 岡本和也 0.3 ▲ 68.4 ▲ 49.4 ▲ 68.7 57.5 63.9 ▲ 67.2 ▲ 10.3 ▲ 142.3
21 川崎義之 ▲ 70.9 0.8 ▲ 20.3 54.4 ▲ 14.8 ▲ 35.8 ▲ 25.6 ▲ 40.9 ▲ 153.1
22 渡辺洋巳 ▲ 18.0 ▲ 32.0 ▲ 69.4 ▲ 13.1 ▲ 1.0 ▲ 4.5 ▲ 76.4 ▲ 35.6 ▲ 250.0

第30回静岡リーグ(プロアマ混合)第2、3節レポート

第2節レポート

 

急遽、鈴木秀幸プロの代役で書かせていただく中寿文です。
よろしくお願いします。

前節のレポートにもあったように今回で30回の節目を迎える、静岡リーグ。
その歴史に名を刻もうと45名の戦士たちが熱い戦いを繰り広げている。

今回の特徴としては若手プロの躍動が目立つところだろうか。
20代の山本プロ・島崎プロ・平野プロらの活躍がめざましい。
これには15年という長い年月をかけて、静岡リーグを牽引してきた望月支部長も目を細めているに違いないだろう。

ただ今節に限って言えば、平岡副支部長がまだまだ若手には負けていられないとばかりに+81.5Pの大爆発。
長きにわたって静岡リーグを支えてきた平岡プロが存分に存在感を見せつけた。

今回の静岡リーグではプロアマ交えての勉強会が行われた。
何より驚いたのはアマの方の熱心な姿勢だ。
我々プロがひるんでしまうほどの熱意に大いに刺激を受けた。

この熱意こそが、静岡リーグを作り上げているのである。
そして日本プロ麻雀連盟の大きな後押しとなっているのであろう。

私自身も、その期待に応えられる麻雀プロに近づけるよう努力しなければ、と思い直した次第だ。

 

 

第3節レポート

 

朝晩の冷え込みも顕著になって来た中、静岡リーグ第3節が開催された。

今節の注目はなんと言っても、平野プロの107.6Pの大爆発か。
平野プロは現在鳳凰戦C3リーグ所属。局面に明るく安定感は静岡でもトップクラスの選手である。
第23回で初の決勝進出、その後26回・28回と決勝進出。これは力が抜きん出ていることの証明であろう。
だが決勝では牌勢に恵まれず、優勝は一度もない。
今回にかける気持ちは人一倍強いことであろう。

そして3位につけたのは中部本部所属の杉村プロ。第12期・29期中部リーグ優勝など実績もさることながら、静岡リーグでは、なんと6回の決勝進出を誇る。
しかし平野同様優勝だけは縁がない。
杉村プロは麻雀プロとしての姿勢を我々に示してくれている選手の1人。
杉村プロの優勝を期待する人は少なくないであろう。

今回、第30回を迎えて、この2人が決勝進出に名乗りを上げたことで、決勝戦への期待が膨らんでいるのは私だけではないだろう。

もちろんまだ2節ある。
決勝進出争いも激化してくるであろうし、誰が決勝に乗るかなんてわからない。
しかし最後まで熱い戦いになることは間違いないであろう。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 平野 敬悟 プロ 57.7 ▲ 16.9 107.6 148.4
2 大口 伸也 一般 49.3 22.5 65.3 137.1
3 杉村 泰治 プロ 24.1 35.4 49.5 109.0
4 坂本 彰光 一般 81.1 15.9 10.5 107.5
5 島﨑 涼 プロ 59.3 11.0 24.0 94.3
6 白井 健夫 一般 28.6 33.7 31.8 94.1
7 岡本 和也 プロ 5.8 63.6 0.0 69.4
8 山本 拓哉 プロ 62.6 23.1 ▲ 26.4 59.3
9 太田 昌樹 プロ 26.5 ▲ 12.1 40.6 55.0
10 源馬 健太 一般 10.9 31.5 5.3 47.7
11 都築 友和 プロ 0.0 30.0 16.5 46.5
12 鷲見 隼人 プロ 50.4 ▲ 20.5 0.0 29.9
13 鈴木 雅人 一般 ▲ 25.9 ▲ 22.7 73.6 25.0
14 松井 和志 一般 ▲ 9.5 ▲ 44.7 74.0 19.8
15 府川 琢磨 一般 12.2 0.0 3.6 15.8
16 宮地 孝尚 一般 7.8 ▲ 6.6 12.4 13.6
17 鈴木 博直 一般 10.2 0.0 0.0 10.2
18 京平 遥 プロ 31.1 ▲ 9.7 ▲ 11.6 9.8
19 中野 一男 一般 12.2 ▲ 17.2 12.8 7.8
20 舟橋 晃 一般 0.0 ▲ 12.8 17.9 5.1
21 大須賀 隆秀 一般 30.1 ▲ 30.0 2.8 2.9
22 山内 紀博 一般 ▲ 4.1 51.2 ▲ 47.1 0.0
23 竹内 仁 一般 0.0 0.0 0.0 0.0
24 伊藤 裕美子 一般 28.2 ▲ 7.7 ▲ 23.4 ▲ 2.9
25 足立 純哉 プロ 15.6 ▲ 27.4 6.9 ▲ 4.9
26 松永 誠 一般 ▲ 21.4 44.9 ▲ 29.0 ▲ 5.5
27 鈴木 郁孝 プロ ▲ 15.1 12.2 ▲ 4.5 ▲ 7.4
28 青嶋 宏樹 プロ ▲ 37.3 15.2 9.1 ▲ 13.0
29 中 寿文 プロ 2.2 ▲ 4.4 ▲ 14.4 ▲ 16.6
30 川崎 義之 プロ ▲ 3.2 ▲ 18.5 0.0 ▲ 21.7
31 大橋 義一 一般 16.8 ▲ 75.9 31.2 ▲ 27.9
32 鈴木 秀幸 プロ ▲ 42.7 23.9 ▲ 7.0 ▲ 25.8
33 原 佑典 プロ ▲ 19.1 56.5 ▲ 69.0 ▲ 31.6
34 平岡 理恵 プロ ▲ 53.0 81.5 ▲ 75.0 ▲ 46.5
35 福井 弘人 一般 ▲ 6.1 10.0 ▲ 67.8 ▲ 63.9
36 本田 真之 一般 ▲ 27.2 ▲ 8.4 ▲ 32.9 ▲ 68.5
37 渡辺 洋巳 プロ ▲ 85.7 14.9 0.7 ▲ 70.1
38 深見 翔 一般 ▲ 45.7 ▲ 6.4 ▲ 22.3 ▲ 74.4
39 望月 雅継 プロ ▲ 18.3 ▲ 60.0 0.0 ▲ 78.3
40 堀 孔明 一般 ▲ 28.8 ▲ 42.0 ▲ 10.8 ▲ 81.6
41 伊藤 真 一般 ▲ 31.4 ▲ 56.1 0.0 ▲ 87.5
42 鈴木 康功 一般 ▲ 22.8 ▲ 30.5 ▲ 39.1 ▲ 92.4
43 平田 拓也 一般 ▲ 53.7 ▲ 43.1 ▲ 8.9 ▲ 105.7
44 土屋 幸弘 プロ ▲ 24.4 ▲ 61.2 ▲ 18.8 ▲ 104.4
45 村瀬 光佳 一般 ▲ 53.4 ▲ 13.9 ▲ 57.5 ▲ 124.8
46 八木 寛大 一般 ▲ 77.9 ▲ 72.9 21.1 ▲ 129.7

静岡プロリーグ レポート/第30回静岡リーグ(プロアマ混合)第2、3節レポート

第2節レポート
 
急遽、鈴木秀幸プロの代役で書かせていただく中寿文です。
よろしくお願いします。
前節のレポートにもあったように今回で30回の節目を迎える、静岡リーグ。
その歴史に名を刻もうと45名の戦士たちが熱い戦いを繰り広げている。
今回の特徴としては若手プロの躍動が目立つところだろうか。
20代の山本プロ・島崎プロ・平野プロらの活躍がめざましい。
これには15年という長い年月をかけて、静岡リーグを牽引してきた望月支部長も目を細めているに違いないだろう。
ただ今節に限って言えば、平岡副支部長がまだまだ若手には負けていられないとばかりに+81.5Pの大爆発。
長きにわたって静岡リーグを支えてきた平岡プロが存分に存在感を見せつけた。
今回の静岡リーグではプロアマ交えての勉強会が行われた。
何より驚いたのはアマの方の熱心な姿勢だ。
我々プロがひるんでしまうほどの熱意に大いに刺激を受けた。
この熱意こそが、静岡リーグを作り上げているのである。
そして日本プロ麻雀連盟の大きな後押しとなっているのであろう。
私自身も、その期待に応えられる麻雀プロに近づけるよう努力しなければ、と思い直した次第だ。
 
 
第3節レポート
 
朝晩の冷え込みも顕著になって来た中、静岡リーグ第3節が開催された。
今節の注目はなんと言っても、平野プロの107.6Pの大爆発か。
平野プロは現在鳳凰戦C3リーグ所属。局面に明るく安定感は静岡でもトップクラスの選手である。
第23回で初の決勝進出、その後26回・28回と決勝進出。これは力が抜きん出ていることの証明であろう。
だが決勝では牌勢に恵まれず、優勝は一度もない。
今回にかける気持ちは人一倍強いことであろう。
そして3位につけたのは中部本部所属の杉村プロ。第12期・29期中部リーグ優勝など実績もさることながら、静岡リーグでは、なんと6回の決勝進出を誇る。
しかし平野同様優勝だけは縁がない。
杉村プロは麻雀プロとしての姿勢を我々に示してくれている選手の1人。
杉村プロの優勝を期待する人は少なくないであろう。
今回、第30回を迎えて、この2人が決勝進出に名乗りを上げたことで、決勝戦への期待が膨らんでいるのは私だけではないだろう。
もちろんまだ2節ある。
決勝進出争いも激化してくるであろうし、誰が決勝に乗るかなんてわからない。
しかし最後まで熱い戦いになることは間違いないであろう。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 平野 敬悟 プロ 57.7 ▲ 16.9 107.6 148.4
2 大口 伸也 一般 49.3 22.5 65.3 137.1
3 杉村 泰治 プロ 24.1 35.4 49.5 109.0
4 坂本 彰光 一般 81.1 15.9 10.5 107.5
5 島﨑 涼 プロ 59.3 11.0 24.0 94.3
6 白井 健夫 一般 28.6 33.7 31.8 94.1
7 岡本 和也 プロ 5.8 63.6 0.0 69.4
8 山本 拓哉 プロ 62.6 23.1 ▲ 26.4 59.3
9 太田 昌樹 プロ 26.5 ▲ 12.1 40.6 55.0
10 源馬 健太 一般 10.9 31.5 5.3 47.7
11 都築 友和 プロ 0.0 30.0 16.5 46.5
12 鷲見 隼人 プロ 50.4 ▲ 20.5 0.0 29.9
13 鈴木 雅人 一般 ▲ 25.9 ▲ 22.7 73.6 25.0
14 松井 和志 一般 ▲ 9.5 ▲ 44.7 74.0 19.8
15 府川 琢磨 一般 12.2 0.0 3.6 15.8
16 宮地 孝尚 一般 7.8 ▲ 6.6 12.4 13.6
17 鈴木 博直 一般 10.2 0.0 0.0 10.2
18 京平 遥 プロ 31.1 ▲ 9.7 ▲ 11.6 9.8
19 中野 一男 一般 12.2 ▲ 17.2 12.8 7.8
20 舟橋 晃 一般 0.0 ▲ 12.8 17.9 5.1
21 大須賀 隆秀 一般 30.1 ▲ 30.0 2.8 2.9
22 山内 紀博 一般 ▲ 4.1 51.2 ▲ 47.1 0.0
23 竹内 仁 一般 0.0 0.0 0.0 0.0
24 伊藤 裕美子 一般 28.2 ▲ 7.7 ▲ 23.4 ▲ 2.9
25 足立 純哉 プロ 15.6 ▲ 27.4 6.9 ▲ 4.9
26 松永 誠 一般 ▲ 21.4 44.9 ▲ 29.0 ▲ 5.5
27 鈴木 郁孝 プロ ▲ 15.1 12.2 ▲ 4.5 ▲ 7.4
28 青嶋 宏樹 プロ ▲ 37.3 15.2 9.1 ▲ 13.0
29 中 寿文 プロ 2.2 ▲ 4.4 ▲ 14.4 ▲ 16.6
30 川崎 義之 プロ ▲ 3.2 ▲ 18.5 0.0 ▲ 21.7
31 大橋 義一 一般 16.8 ▲ 75.9 31.2 ▲ 27.9
32 鈴木 秀幸 プロ ▲ 42.7 23.9 ▲ 7.0 ▲ 25.8
33 原 佑典 プロ ▲ 19.1 56.5 ▲ 69.0 ▲ 31.6
34 平岡 理恵 プロ ▲ 53.0 81.5 ▲ 75.0 ▲ 46.5
35 福井 弘人 一般 ▲ 6.1 10.0 ▲ 67.8 ▲ 63.9
36 本田 真之 一般 ▲ 27.2 ▲ 8.4 ▲ 32.9 ▲ 68.5
37 渡辺 洋巳 プロ ▲ 85.7 14.9 0.7 ▲ 70.1
38 深見 翔 一般 ▲ 45.7 ▲ 6.4 ▲ 22.3 ▲ 74.4
39 望月 雅継 プロ ▲ 18.3 ▲ 60.0 0.0 ▲ 78.3
40 堀 孔明 一般 ▲ 28.8 ▲ 42.0 ▲ 10.8 ▲ 81.6
41 伊藤 真 一般 ▲ 31.4 ▲ 56.1 0.0 ▲ 87.5
42 鈴木 康功 一般 ▲ 22.8 ▲ 30.5 ▲ 39.1 ▲ 92.4
43 平田 拓也 一般 ▲ 53.7 ▲ 43.1 ▲ 8.9 ▲ 105.7
44 土屋 幸弘 プロ ▲ 24.4 ▲ 61.2 ▲ 18.8 ▲ 104.4
45 村瀬 光佳 一般 ▲ 53.4 ▲ 13.9 ▲ 57.5 ▲ 124.8
46 八木 寛大 一般 ▲ 77.9 ▲ 72.9 21.1 ▲ 129.7

第1期北陸リーグ 第3節レポート

はじめまして、今年度から北陸支部に加入しました33期生の前田倫也と申します。拙い文章かと思いますがよろしくお願います。
今期から始まった第1期北陸プロリーグで、誰しもが初代王者を目指すなか迎えた第3節。5節ある中ちょうど折り返し地点となる今節はプラスで後半戦を迎えたいところ。対局者は以下のとおりである。(敬称略)

A卓 安城、浦田、木戸、志多木、前田
B卓 荒谷、後藤、成田、藤本、本田

A卓 1回戦 志多木、木戸、浦田、前田 南4局 親 志多木
対局者全員が横並びの中、私は3,900点以上の打点でトップまで上がる場面。12巡目浦田の打白を ポンして私の手牌

五万五万六万四索五索六索三筒三筒  ポン白白白  チー七筒 左向き六筒 上向き八筒 上向き  ドラ三筒

親の志多木はツモ切りを続けており、手牌はマンズの染め手気配。他の2人もテンパイ気配を感じる中、打五万として、親の志多木の手牌。

一万一万四万六万七万八万九万東東東発発発

結果この局12,000に放銃し、私はラスまで落ちた。 この放銃を機に態勢が一気に悪くなり、勝負どころでことごとく負ける結果に。自分の雀風では特に鳴きのタイミングや、流れを重視するタイプなので、この局に関しては最後に打五万で放銃したことよりも、五万を早く切ることができなかったか、七筒を鳴くのが正解だったのが今回大きな反省点であると思う。白を切りタンヤオに移行する手もあり、ドラがトイツであった手前少し焦りすぎた面もあると思う。またこのほかで特に印象に残ったのは、4回戦南2局のシーン。

A卓 4回戦 浦田、前田、安城、木戸 南2局 親 浦田 

私としてはマイナスを返上するため高打点を目標にしていた。また、次の親に向け状態を上げてから迎え入れたいと考えていた。浦田からの四筒を鳴き私の手牌

六筒七筒八筒西  チー四筒 左向き三筒 上向き五筒 上向き  ポン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  ポン一筒 上向き一筒 上向き一筒 上向き  ドラ西

ドラ単騎に受け、次巡に九筒をツモリ、枚数・打点を考慮し西を切ることに。しかし、次巡に西をツモリ結果的に2,000・3,900を逃すことに。その後浦田からのリーチ。それを受け五筒を持ってきて悩んだ挙句九筒を切り、高めイーペーコーのリーチピンフで5,800の放銃。西を切ったことにより他家がドラを切れるようになり、他家にとってこの西切りは楽をさせてしまう、自分のことしか考えていない選択だったと反省。
前回の北陸プロアマリーグでも、調子が悪い時のマイナスをいかに小さくするかが課題の中、▲86.4Pとしてしまい、やはり先輩プロから学ぶべきことはまだまだたくさんあると実感した節であった。その中A卓では木戸が+74.0Pと大きくスコアを伸ばした。今期のプロリーグではオールプラスでそのスコアを106.1Pまで上げた。2着に続いたのは+8.6の志多木。総合でも4着に位置しており、決勝進出に向けてこの位置を維持するよう後半戦に挑む。3着に続いた安城も+8.4Pで総合5着となった。
B卓では、後藤が対局者を全員マイナスにし68.0Pと圧巻の成績。後藤と言えば北陸屈指の攻撃力の持ち主。同卓者の荒谷に話を伺ったところ、上がるべきシーンで、しっかりとした打点を上がっていたところが強かったと話していた。
全体の結果として、3位以上が100P以上と大きくリードし、私は苦しい展開となった。今後は先輩たちから自分にないものを学んでいき、残り2節も精進していきたいと思う。

北陸リーグ レポート/第1期北陸リーグ 第3節レポート

はじめまして、今年度から北陸支部に加入しました33期生の前田倫也と申します。拙い文章かと思いますがよろしくお願います。
今期から始まった第1期北陸プロリーグで、誰しもが初代王者を目指すなか迎えた第3節。5節ある中ちょうど折り返し地点となる今節はプラスで後半戦を迎えたいところ。対局者は以下のとおりである。(敬称略)
A卓 安城、浦田、木戸、志多木、前田
B卓 荒谷、後藤、成田、藤本、本田
A卓 1回戦 志多木、木戸、浦田、前田 南4局 親 志多木
対局者全員が横並びの中、私は3,900点以上の打点でトップまで上がる場面。12巡目浦田の打白を ポンして私の手牌
五万五万六万四索五索六索三筒三筒  ポン白白白  チー七筒 左向き六筒 上向き八筒 上向き  ドラ三筒
親の志多木はツモ切りを続けており、手牌はマンズの染め手気配。他の2人もテンパイ気配を感じる中、打五万として、親の志多木の手牌。
一万一万四万六万七万八万九万東東東発発発
結果この局12,000に放銃し、私はラスまで落ちた。 この放銃を機に態勢が一気に悪くなり、勝負どころでことごとく負ける結果に。自分の雀風では特に鳴きのタイミングや、流れを重視するタイプなので、この局に関しては最後に打五万で放銃したことよりも、五万を早く切ることができなかったか、七筒を鳴くのが正解だったのが今回大きな反省点であると思う。白を切りタンヤオに移行する手もあり、ドラがトイツであった手前少し焦りすぎた面もあると思う。またこのほかで特に印象に残ったのは、4回戦南2局のシーン。
A卓 4回戦 浦田、前田、安城、木戸 南2局 親 浦田 
私としてはマイナスを返上するため高打点を目標にしていた。また、次の親に向け状態を上げてから迎え入れたいと考えていた。浦田からの四筒を鳴き私の手牌
六筒七筒八筒西  チー四筒 左向き三筒 上向き五筒 上向き  ポン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  ポン一筒 上向き一筒 上向き一筒 上向き  ドラ西
ドラ単騎に受け、次巡に九筒をツモリ、枚数・打点を考慮し西を切ることに。しかし、次巡に西をツモリ結果的に2,000・3,900を逃すことに。その後浦田からのリーチ。それを受け五筒を持ってきて悩んだ挙句九筒を切り、高めイーペーコーのリーチピンフで5,800の放銃。西を切ったことにより他家がドラを切れるようになり、他家にとってこの西切りは楽をさせてしまう、自分のことしか考えていない選択だったと反省。
前回の北陸プロアマリーグでも、調子が悪い時のマイナスをいかに小さくするかが課題の中、▲86.4Pとしてしまい、やはり先輩プロから学ぶべきことはまだまだたくさんあると実感した節であった。その中A卓では木戸が+74.0Pと大きくスコアを伸ばした。今期のプロリーグではオールプラスでそのスコアを106.1Pまで上げた。2着に続いたのは+8.6の志多木。総合でも4着に位置しており、決勝進出に向けてこの位置を維持するよう後半戦に挑む。3着に続いた安城も+8.4Pで総合5着となった。
B卓では、後藤が対局者を全員マイナスにし68.0Pと圧巻の成績。後藤と言えば北陸屈指の攻撃力の持ち主。同卓者の荒谷に話を伺ったところ、上がるべきシーンで、しっかりとした打点を上がっていたところが強かったと話していた。
全体の結果として、3位以上が100P以上と大きくリードし、私は苦しい展開となった。今後は先輩たちから自分にないものを学んでいき、残り2節も精進していきたいと思う。

第30期中部プロリーグ 第3、4節レポート

第3節Aリーグ:山本拓哉

アメリカ・ラスベガスの地がWRC2017(World Riichi Championship)で盛り上がる真っただ中、負けじと熱く名古屋でも中部プロリーグが開催された。
このところ、観戦に来てくださる一般の方が増えている。中部本部一同嬉しく思うと同時に、見られることにより気合いも入る。人に見られたとき、魅せる麻雀を打ててこそ麻雀プロである、というのが筆者の持論だ。観戦したことのない方も是非一度足を運んで頂けると幸甚である。
日程・会場について

今節は折り返しの第3節。現在プラスのものは当然決勝を目指して戦うだろう。マイナスの者は今節から残留争いを視野に入れた打ち方をするのか、はたまた残り3節での巻き返しを図り決勝進出を狙うのか。戦い方に注目である
・・・・・・
各卓の組み合わせは以下の通り
1卓 朝岡・林・伊藤・杉村
2卓 小野・古川・佐藤・青山

1卓 1回戦東1局0本場
先制したのは朝岡。2,600オールと上々の立ち上がりであった。

東2局0本場
親の林がこちらも2,600オール。

同1本場
杉村が朝岡から6,400は6,700と立て続けに高打点が飛び交う。

南2局0本場
杉村が5巡目にして

一万二万三万三万四万五万六万七万九万九万二索三索四索  ドラ三万

このピンフドラドラをリーチせずにヤミテンに構える。これに飛び込んでしまったのは林。ポイントを持っている杉村らしいアガリだった。

伊藤は2回戦でのツモり四暗子テンパイも実らず、終日苦しい展開が続いた。
この卓の卓内トップは朝岡で、順位を2つ上げた。逆に伊藤は9位から14位まで順位を落とした。

2卓 3回戦東1局0本場 ドラ白
佐藤が5巡目にドラの白を切ってテンパイ。親の小野がその白をポン。
すぐに青山も追いつくがテンパイ打牌が小野に放銃となり11,600点を献上してしまう。小野にとっては最高の、青山にとっては最悪のスタートとなった。

東1局1本場
こちらも小野が

三万四万七万七万二索三索四索五索六索七索三筒四筒五筒  リーチ  ツモ五万  ドラ九索

この2,600は2,700オール。三色を見ずに即リーチにいく小野らしいアガリでさらなる加点に成功する。

しかし3回戦のトップは古川。佐藤からドラ単騎の5,200や2,600オールをアガリその点棒を守り切った。
青山はオーラスに28,100点持ちの佐藤に放銃してしまい痛い1人沈みとなった。

オーラス・親番の要所でいいアガリを見せた佐藤がオールプラスで卓内トップの+48.7P。2節終えて▲42.1Pだったトータルポイントを+6.6Pとし順位も13位から7位まであげた。逆に終始配牌とツモが悪く受けの七対子ばかりで戦うことになってしまった青山は▲72.1Pと最下位に順位を落としてしまう。

残り2節、8半荘。決勝争いも降級争いも熾烈な中部プロリーグAリーグに今後も目が離せない。

 

第4節Aリーグ

11月上旬、すっかり秋めいて肌寒い日が続くなか、中部プロリーグ第4節が行われた。今節を含め残り8半荘、選手たちも決勝に向けて、残留に向けてそれぞれ目標もはっきりしていることだろう。
連盟チャンネルを観ていて昇級争いや決定戦争いももちろん面白いが、熾烈な降級争いからも目が離せないのは筆者だけであろうか。なので今節は降級争いの暫定15位(▲96.6)の林と16位(▲123.8)の青山が同卓なのでそちらの卓に注目してみたい。

・・・・・・

各卓の組み合わせは以下の通り
1卓 古川・三戸・杉村・山本(拓)
2卓 朝岡・掛水・佐藤・森下
3卓 小野・伊藤・寺戸・土岐
4卓 日下・青山・林・清水

4卓 1回戦東1局0本場
林がリーチツモピンフドラ1の1,300・2,600をツモアガリ先制し幸先のいいスタートを切る。

東3局0本場
林が清水から会心の11,600をアガる。

東3局1本場
親の林が2,000は2,100オールでさらに加点。

南3局0本場
ここでも林が2,600オール

南3局1本場
清水が3フーロと軽快に仕掛けるも親の林からリーチが入りツモアガる。

二万三万四万三索四索五索一筒一筒四筒五筒五筒六筒六筒  ツモ四筒  ドラ一筒

6,000は6,100オールと超大物手が炸裂する。
この半荘終わってみれば林が88,000点の大トップを取り1半荘で4節が始まる前にあった負債の7割を返済した。林の煽りを受けた日下と青山はこの半荘1度もアガれず2人ノーホーラという珍しいことが起きた。

その後トータル最下位で後のない青山にエンジンがかかりだし、2回戦3回戦と連続トップを取るものの、やはりこの日は林の日であった。1回戦と同様に4回戦でもトップを取った林が+81.0と卓内で1人浮きの大爆発となり、降級争いから抜け出すことに成功した。青山はトップを2回取るものの、ラスも2回取ってしまいこの日▲25.3Pと最終節でかなり残留争いが厳しい戦いになることとなるだろう。

1卓では山本(拓)が小さいながらも+18.9Pと卓内トップ。Aリーグに昇級してから初めて4半荘をプラスで終えた。古川は+8.4Pでトータルポイントを+141.6Pとし、5位に130ポイント以上をつけており決勝のイスを手中に収めたであろう。

2卓では3節まではマイナスしていた森下が+64.2Pとしトータルポイントを+42.5Pまで上げ決勝争いに名乗り出た。森下と同卓の佐藤・朝岡の両名がマイナスし、佐藤が▲50.8Pの13位、朝岡が▲79.7Pの14位と降級争いもより一層熾烈になった。

3卓では寺戸が1人浮きの+94.1Pと大トップを取りトータルポイント+150.4Pとこちらも決勝進出は固いだろう。伊藤は自身が▲51.6Pしたことと林が勝ったことで降級ボーダーの15位に順位を下げてしまう。

泣いても笑ってもあと1節。決勝戦を行う夏目坂スタジオに行ける4人は誰か、はたまたBリーグに降級してしまう2人は誰か。次節はより一層熱の入った闘牌が見られることだろう。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 寺戸 孝志 3.4 26.9 26.0 94.1 150.4
2 古川 孝次 71.2 44.3 17.7 8.4 141.6
3 杉村 泰治 92.1 ▲ 4.6 9.2 ▲ 26.8 69.9
4 森下 剛任 ▲ 31.0 ▲ 8.7 18.0 64.2 42.5
5 三戸 亮祐 34.8 ▲ 13.0 ▲ 7.3 ▲ 0.5 14.0
6 掛水 洋徳 ▲ 8.4 2.9 ▲ 15.8 28.6 7.3
7 土岐 雄太 ▲ 11.8 ▲ 18.2 36.2 ▲ 11.1 ▲ 4.9
8 林 俊宏 ▲ 51.0 ▲ 29.7 ▲ 15.9 81.0 ▲ 15.6
9 日下 健司 ▲ 3.1 35.7 ▲ 36.8 ▲ 19.0 ▲ 23.2
10 清水 哲也 11.4 ▲ 1.3 ▲ 2.9 ▲ 36.7 ▲ 29.5
11 山本 拓哉 ▲ 20.0 ▲ 11.8 ▲ 17.4 18.9 ▲ 30.3
12 小野 雅峻 42.9 ▲ 34.0 ▲ 14.3 ▲ 31.4 ▲ 36.8
13 佐藤あいり ▲ 56.7 14.6 48.7 ▲ 57.4 ▲ 50.8
14 朝岡 祐 ▲ 74.3 18.4 11.6 ▲ 35.4 ▲ 79.7
15 伊藤 鉄也 5.0 ▲ 34.3 ▲ 25.9 ▲ 51.6 ▲ 106.8
16 青山 大 ▲ 64.5 12.8 ▲ 72.1 ▲ 25.3 ▲ 149.1

 

 

第3節Bリーグ:高橋侑希

今節より第30期Bリーグのレポート担当は29期生高橋侑希が務めさせていただきます。初めてのレポートで拙い文章となるかもしれませんが、残り3節お付き合い頂ければ幸いです。

私は心機一転、地元の中部本部で頑張ろうと第27期より中部プロリーグへと参戦を決めた。
しかし昨年末に仕事の関係で大阪へと引っ越しが決まり再び選択を迫られた。中部本部に移り1年と短い期間で関西へと移動するのか。私は中部本部で続けることを選んだ。

中部本部で頑張ろうと決めて移籍をし、半年間で掴んだものをまたゼロにするのか…。しかしCリーグのままでは何を掴んだと言えるのだろうか。
自分への気持ちを形にするためにもどうしても昇級したいと思い臨んだ第29期中部プロリーグ。結果はCリーグ3位で昇級。

私は現在大阪へと居住地を移したが、中部で活動を続けていく決心をした。
目標は同じ女流プロであり、中部Aリーガーであり続ける佐藤あいりプロだ。プロになる前も、プロになってからも大変お世話になっている先輩である。私も早く同じ場所で戦えるようになりたい。

そして迎えた今期Bリーグでの対局。第1、2節と別日対局であったため、第3節久しぶりにいつもの会場へと入るとやはり気持ちの引き締まり方が違うと感じた。

今回の同卓者は富村+73.1P、金平▲18.6P、牛尾▲66.8P、高橋▲8.4Pである。
自身がプラスすることはもちろん、第2節終了時1位である富村を走らせないことを意識して戦いに臨んだ。

展開としては予定通りというべきか。しかし自身のポイントは+7.0Pと小さい。悔やむ放銃もあり、もっとポイントを稼げたかもしれないと反省する回となった。

次節以降は対局内容にももっと触れていきたい。
残り2節。上位陣とはまだ離れているが下を怖がるのではなく、昇級を目指しひたすら上を向いて戦っていこうと思う。

 

第4節Bリーグ

第4節は非常に重要な節目である。
最終節を迎えるにあたって自分がどの位置に立っているのか。それによって戦い方が大きく変わってしまうからだ。

Cリーグでは昇級を目指しがむしゃらに戦うだけであったのが、Bリーグに上がって感じる「降級」の二文字の重み。
もちろん皆昇級を目指すのだが、降級をすればまた1年Aリーグへの道程は遠のいてしまうのだ。
上を目指すからこそ下を見るのが怖い。

今回の同卓者は3節終了時、6位越川+26.3P、8位大滝+ 1.9P、9位高橋▲1.4P、10位木村▲22.5Pという組み合わせである。全員Bリーグ16名のちょうど真ん中の辺り。
今節プラスにできるのか、マイナスをしてしまうのか…。我々は特にこの1節で、最終節に昇級争いをすることになるのか、残留争いへとなってしまうのかが決まってしまってもおかしくない。

ただし今回の組み合わせは大きくポイントを持っている者もいない分、誰か特定の選手を意識することもなく自分のポイントを増やすことを目標とできる所は良かったかもしれない。

今節の結果を先に言ってしまえば、私は▲7.3Pであった。

1回戦目、木村への度重なる放銃、そして越川のツモあがり…気がつけば▲31.8Pと大きいマイナスをしてしまった。
大切な節目とわかっているこの場面で出鼻を挫かれる。まるでババ抜きのババを押し付けられたような気持ちだ。
この1回戦によって「大きくプラスをすること」から「まずはマイナスを減らすこと」に目標を変えなければならない。でなければ見えてくるのはあの二文字。

2回戦目も木村のリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・三色が決まる等、木村のペースで進んでいたように思える。
私もこれ以上マイナスしてたまるかと必死に後を追った。

今節越川も5万点超えのトップを2回もとってはいるが、4回戦を通して場を支配していたのは木村であったように感じる。

終わってみると木村が+46.8Pと大きなプラス。越川も確実にプラスを増やし、最終節昇級争いへと喰い込んでいった。
私はなんとかマイナスをあまり増やすことなく終わることができたが、昇級争いとは遠い位置のままである。
苦しいのは一度も4着をとっていないのにも関わらず大きなマイナスとなってしまった大滝だ。まさに運命を分ける第4節となった。

全5節に渡るリーグ戦もいよいよ最終節を残すのみ。
それぞれが目標を持って臨む半年の集大成。私も最後まで諦めず上を見て戦いたいと思う。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 加藤 泰史 35.1 17.8 36.8 34.9 124.6
2 都築 友和 63.4 ▲ 62.7 58.0 4.2 62.9
3 富村 つぐみ 36.1 37.0 ▲ 28.2 17.3 62.2
4 越川 清一 19.1 ▲ 4.0 11.2 17.1 43.4
5 金平 裕樹 5.4 ▲ 24.0 ▲ 11.8 73.4 43.0
6 木村 東平 ▲ 74.9 92.0 ▲ 39.6 46.8 24.3
7 斎藤 寛生 ▲ 16.3 8.6 25.5 0.8 18.6
8 大西 義則 44.0 ▲ 21.7 14.6 ▲ 35.5 1.4
9 高橋 侑希 9.6 ▲ 18.0 7.0 ▲ 7.3 ▲ 8.7
10 安藤 大貴 19.8 48.1 ▲ 4.1 ▲ 93.9 ▲ 30.1
11 長谷川 弘 1.5 ▲ 47.9 ▲ 11.6 14.0 ▲ 44.0
12 大滝 聡 25.6 37.0 ▲ 60.7 ▲ 56.6 ▲ 54.7
13 牛尾 信之 ▲ 82.9 16.1 33.0 ▲ 21.7 ▲ 55.5
14 中谷 彰吾 ▲ 32.5 ▲ 3.2 ▲ 14.3 ▲ 6.6 ▲ 56.6
15 堤 文吾 ▲ 39.6 ▲ 31.8 ▲ 40.7 19.7 ▲ 92.4
16 河合 慎悟 ▲ 34.4 ▲ 47.3 ▲ 25.1 ▲ 46.6 ▲ 153.4

 

 

第3節Cリーグ:花井香央理

Cリーグの昇級ボーダーは現状で3位大橋の+90Pだが、今までの結果を見る限り+100Pは見ておきたいところである。第2節を終えた段階で私のスコアは▲5.5P。
折り返し地点の第3節は最低でもプラスで終えたい。

今節の私の対戦相手は以下のとおり。
大高坂・浅野・田村

2回戦
南4局、親番の大高坂は8,900点持ちのラス目、是が非でも連荘を狙いにくるだろう。私は27,800点持ちの3着。何とか浮きに回りたいが、タンヤオ、ドラ待ちのカン六万テンパイで苦しい形。大高坂もテンパイ気配だ。少考の後、大高坂から打ち出された四筒を下家の田村がチー。三色同順の目は薄いため、タンヤオの仕掛けであると予測される。次巡、田村が六万をツモ。
そのアガリを見た大高坂が苦々しい表情を浮かべていた。その時の大高坂の手牌は、

五万六万六万六万七万三索四索五索五索六索七索二筒四筒

最後の1枚の六万を田村が自身のチーによって喰い流されたのだ。大高坂は悔しい思いをしたに違いない。

1回戦、4回戦では配牌に恵まれなんとかトップを掴み、今節は+23.6P。まずまずではあるが、チャンス手も何度か入ったため、もう少しポイントを叩けたのではないかと悔やまれる点もある。

別卓では現状1位の太田充、2位の大橋が同卓。残る同卓者2人の大町、若松もトータルプラスで上位に位置している。結果次第で全体の順位が大きく入れ替わる可能性がある注目卓では、安定した押し引きで若松が卓内トップ現状5位まで浮上した。大橋にとってはやや苦しい戦いであったが、最小限のマイナスに留めたように思う。
また、現状3位の村瀬も別卓でポイントを伸ばし、大橋と入れ替わりの2位へ。
第3節を終えてみれば上位3位は現状変わりなく4位以下との差を広げた結果に。

第4節では最終節に向けて、攻守のバランスを意識した戦いになることが予想される。
私はまっすぐに大きくポイントを叩きにいける良い位置にいるのではないか、と前向きに捉え次節に臨みたい。

 

第4節Cリーグ

終盤である第4節を迎えた。半荘でいうところのラス前ともいえる今節は、同卓者のスコアを確認しながら、各々の攻守をより意識した戦いになることが予想される。
現状私は+18.1P。大きくプラスを叩けば、昇級も見える位置だ。多少のリスクを背負ってでも攻める姿勢で挑むつもりだ。
今節の私の対戦相手は大橋・岡田・原田

私、岡田、原田はいずれも今節で大きなプラスを狙いたいところであり、ぶつかり合いになりそうな予感だ。現状3位の大橋も+90Pではあるが、2位とは40P差。まだまだ油断はできないであろう。対局後に大橋は+70P叩くつもりで戦っていたと言っていた。

3回戦を終えた時点では原田がひとりプラス。しかし大きな浮き沈みはなく、全体的にはスコアは平たい。私を含む3人も、4回戦目でトップをとれれば、卓内トップで終えることも十分ありえる。迎えた4回戦で、今日一番の好配牌が入る。

4回戦 東2局 親番 ドラ六索

一万三万四万五万六万七万九万六索二筒二筒四筒五筒六筒七筒

1シャンテンであったが、ソーズにくっつかないままツモ切りが続く。
10巡目にようやく五索をツモリ、リーチ。
しかし、リーチ後に大橋から無筋の際どい牌が打ち出される。勝負にきているのは明らかだ。
次巡、大橋からドラ切りのリーチを打たれた。これにはさすがに参った。大橋の捨て牌には早い巡目に七索が打たれている。見えていない残りのドラは最低でも1枚は大橋の手牌にありそうだ。間違いなく打点もともなっているだろう。
恐らく脇の2人からはこぼれそうになく、私と大橋の一騎打ちになりそうであったが、数巡後に一索をツモられ、3,000・6,000の声。大橋に軍配があがった。

一万二万三万四万五万六万七万八万九万二索三索六索六索

その後も勝負手をアガれず苦しい展開が続いた。
南4局は、大橋39,600、原田22,700、花井23,400、岡田34,300で迎えた。原田との点差は700点。親番は大橋。放銃はできないが、最低でもテンパイは必須。
しかし原田がツモアガリ、トータルで卓内ラスまで落ちてしまった。

今節はマイナスではあったが決して悪い感触ではなかった。その分、結果がともなわない悔しさは残る。もちろん勝負であるからには、毎回良い結果にはつながらないが、打牌選択や押し引きは最善であったか、判断ミスがなかったか、今一度振り返りが必要であると痛感した。

全体では、4位の田村がポイントを叩き、トータル+123.4Pで現状首位に。上位陣がマイナススコアであったこともあり、順位は大きく入れ替わった。現状5位の若松も安定したプラスでスコアを伸ばし+80.2P。結果として昇級ボーダーがあがり、最終節までどうなるかわからない状態である。
私は今節のマイナスで現状+1.6Pと昇級には少し苦しいが、Cリーグでは最終節で100P以上叩き、昇級した強者もいる。最後まで諦めず一波乱を起こしたい。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 田村 良介 37.6 26.4 1.8 57.6 123.4
2 太田 充 82.3 44.3 14.7 ▲ 21.8 119.5
3 大橋 幸正 105.1 ▲ 10.2 ▲ 15.1 2.9 82.7
4 村瀬 寛光 89.5 28.5 40.6 ▲ 76.2 82.4
5 若松 正和 ▲ 2.9 13.1 44.0 26.0 80.2
6 鈴木 基芳 ▲ 59.1 6.5 59.8 62.5 69.7
7 太田 峻也 ▲ 25.4 12.5 61.6 ▲ 1.1 47.6
8 蓮池 浩太 ▲ 1.7 14.7 26.7 4.2 43.9
9 大高坂 松城 19.2 20.7 ▲ 22.5 7.6 25.0
10 岡本 丈司 ▲ 13.8 31.5 ▲ 15.6 11.1 13.2
11 大町 篤志 32.6 ▲ 6.9 ▲ 43.6 26.5 8.6
12 岡田 智和 52.9 ▲ 34.2 ▲ 5.4 ▲ 9.7 3.6
13 花井 香央理 ▲ 61.2 55.7 23.6 ▲ 16.5 1.6
14 鈴木 淳 ▲ 13.9 2.1 13.2 ▲ 6.3 ▲ 4.9
15 杉浦 貴紀 27.1 32.8 ▲ 100.0 16.0 ▲ 24.1
16 原田 知彦 ▲ 37.9 0.4 ▲ 26.2 22.3 ▲ 41.4
17 池沢 麻奈美 ▲ 50.6 ▲ 34.8 ▲ 18.0 10.4 ▲ 93.0
18 浅野 文雅 ▲ 75.4 ▲ 49.8 ▲ 2.9 16.7 ▲ 111.4
19 家田 みゆき ▲ 52.9 ▲ 67.3 ▲ 7.8 ▲ 12.8 ▲ 140.8
20 山本 美文 ▲ 52.8 ▲ 40.3 ▲ 49.4 ▲ 26.4 ▲ 168.9
21 鈴木 雄介 ▲ 0.7 ▲ 45.7 ▲ 81.5 ▲ 94.0 ▲ 221.9