第30期十段戦 初~二段戦レポート

 

前回瀬戸熊直樹の2連覇で幕を閉じた十段戦が今年も開催されました。

まずは初段戦。
通常十段戦は同卓者4名で半荘を数回行い、ポイント上位2名が勝ち上がるというシステムですが、
近年人数の増加から、初段、二段戦辺りまでは卓を変えて半荘数回を行い、参加者の上位数十パーセントが勝ち上がるトライアル戦となっています。

今年は初段戦のみがトライアル戦となりました。
参加人数は70名、上位31名が二段戦へ勝ち上がります。

通過者の中には、麻雀格闘倶楽部に新規参戦している小笠原奈央を始め女流プロの名前もちらほら。
初の女性十段位がこの中から誕生するのでしょうか?

京平 遥
小笠原 奈央
京平 遥
松岡 千晶
京平 遥
古谷 知美

【初段戦通過者】
弓削雅人 吉井健人 清水哲也 小野雅峻 原尚吾 三浦智博 小笠原奈央 白銀紗希
松尾樹宏 伊井功雅 内山えみ 岡部光輝 山田学武 井上絵美子 山脇千文美 安藤大貴
小林康平 新田大輔 齋藤豪 戸田誠輝 柴田吉和 小川拓麻 森岡貞臣 小針貴司
川上直也 佐藤晃大 前田洋祐 東谷達矢 中谷彰吾 岡本和也 石川純

 

二段戦は18卓72名。シード者41名が登場。
ここからは同じメンツで半荘を3回戦行い、上位2名が三段戦に勝ちあがります。

京平 遥
手塚紗掬
京平 遥
白河 雪菜

注目は、白河雪菜、京平遥、童瞳、高宮まりの麻雀格闘倶楽部出演中プロに、
元新人王の大庭三四郎といったところでしょうか。

初段戦から勝ち上がった小笠原奈央はここも勝ちあがり。
童瞳、高宮は残念ながらここで敗退となりました。

【二段戦通過者】

「初段戦からの勝ち上がり」
岡部光輝 山脇千文美 伊井功雅 松尾樹宏 白銀紗希 戸田誠輝 小笠原奈央 柴田吉和
三浦智博 小川拓麻 森岡貞臣 川上直也 佐藤晃大 弓削雅人

「二段戦からの勝ち上がり」
大木亮典 重原聡 長山雅幸 内山えみ 伊藤鉄也 佐藤あいり 小島広宣 遠藤昭太
福田正道 新谷翔平 清水哲也 京平遥 井田憲孝 白河雪菜 三田晋也 大庭三四郎
吉野敦志 中岫宏文 中土恵介 蒼山秀佑 清原継光 安村浩司

以上36人が三段戦へ勝ち上がり、翌日に駒を進めました。
まだまだ十段位・瀬戸熊直樹への道のりは長く続きますが、この中から新十段位が誕生するのでしょうか?

十段戦 レポート/第30期十段戦 初~二段戦レポート

 
前回瀬戸熊直樹の2連覇で幕を閉じた十段戦が今年も開催されました。
まずは初段戦。
通常十段戦は同卓者4名で半荘を数回行い、ポイント上位2名が勝ち上がるというシステムですが、
近年人数の増加から、初段、二段戦辺りまでは卓を変えて半荘数回を行い、参加者の上位数十パーセントが勝ち上がるトライアル戦となっています。
今年は初段戦のみがトライアル戦となりました。
参加人数は70名、上位31名が二段戦へ勝ち上がります。
通過者の中には、麻雀格闘倶楽部に新規参戦している小笠原奈央を始め女流プロの名前もちらほら。
初の女性十段位がこの中から誕生するのでしょうか?

京平 遥
小笠原 奈央
京平 遥
松岡 千晶
京平 遥
古谷 知美

【初段戦通過者】
弓削雅人 吉井健人 清水哲也 小野雅峻 原尚吾 三浦智博 小笠原奈央 白銀紗希
松尾樹宏 伊井功雅 内山えみ 岡部光輝 山田学武 井上絵美子 山脇千文美 安藤大貴
小林康平 新田大輔 齋藤豪 戸田誠輝 柴田吉和 小川拓麻 森岡貞臣 小針貴司
川上直也 佐藤晃大 前田洋祐 東谷達矢 中谷彰吾 岡本和也 石川純
 
二段戦は18卓72名。シード者41名が登場。
ここからは同じメンツで半荘を3回戦行い、上位2名が三段戦に勝ちあがります。

京平 遥
手塚紗掬
京平 遥
白河 雪菜

注目は、白河雪菜、京平遥、童瞳、高宮まりの麻雀格闘倶楽部出演中プロに、
元新人王の大庭三四郎といったところでしょうか。
初段戦から勝ち上がった小笠原奈央はここも勝ちあがり。
童瞳、高宮は残念ながらここで敗退となりました。
【二段戦通過者】
「初段戦からの勝ち上がり」
岡部光輝 山脇千文美 伊井功雅 松尾樹宏 白銀紗希 戸田誠輝 小笠原奈央 柴田吉和
三浦智博 小川拓麻 森岡貞臣 川上直也 佐藤晃大 弓削雅人
「二段戦からの勝ち上がり」
大木亮典 重原聡 長山雅幸 内山えみ 伊藤鉄也 佐藤あいり 小島広宣 遠藤昭太
福田正道 新谷翔平 清水哲也 京平遥 井田憲孝 白河雪菜 三田晋也 大庭三四郎
吉野敦志 中岫宏文 中土恵介 蒼山秀佑 清原継光 安村浩司
以上36人が三段戦へ勝ち上がり、翌日に駒を進めました。
まだまだ十段位・瀬戸熊直樹への道のりは長く続きますが、この中から新十段位が誕生するのでしょうか?

第8期 北陸リーグ 第3節レポート

ちょうど折り返し地点となる北陸リーグの第3節。早ければこの辺りからいわゆる「勝負駆け」に出る者もいるだろう。今期は全体を通して言えば縦長の展開が続いているが、決勝の椅子を巡る争いはいよいよ混戦の様相を呈している。

 

そんな中で順調にポイントを伸ばし、3節にして200P近くを叩き出している飯田さんは、早くも決勝への当確ランプが着いたかに見える。さらに言えば北陸リーグの決勝は5節のポイントを持ち越して戦う為、現時点とはいえ2位以下を大きく引き離しているこの状況のアドバンテージは大きい。残り2節、このリードを守りに来るのかそれとも更なる独走を狙うのか、飯田さんのスタイルにも注目したい。

 

それに続く本田と山井・四柳の東京チームもスコアを崩すことなく順調に順位を上げている。

ただ、本田、四柳は今節は本調子ではなかったのか、3回戦終了時まででは±0前後。そこから1回の半荘で2人とも7万点超えのトップで上記スコアを上げており、彼らのここ一番の攻撃力は私も学ぶべきものが多い。

 

そして4位争いは、私も含めた6人が1回のトップラスで変動する大混戦。

まだマイナス者にも充分チャンスはあるとはいえ、東京でもリーグ戦を戦い抜いている濱平や、北陸のアマチュアでも実績充分な方々が名前を連ねているだけに、大きくスコアを崩して混戦を演出してしまった私が言うのも憚られるが、誰が名乗りを上げても決勝はきっと盛り上がることになるだろう。

 

この面々での次節の注目は、北陸リーグ優勝経験もある光岡さんが独走中の飯田さん、そして山井との同卓となるカード。自身が混戦から抜け出すためにも、この2枚の大きな壁を突破せねばならない所である。

もう1つ、小泉さん、恵比須さんは2位の本田との同卓。これ以上本田にスコアを叩かせずに、自身も決勝争いから脱落するわけには行かない。そんな両名の思いがどの様な打ち回しに出るのか。私も別卓で戦っていなければ、是非とも見学したい一戦である。

 

北陸リーグはプロアマ混合ではあるが、技巧や読みの鋭さ、押し引きの正確さ等、競技プロと比しても何ら遜色のない方が何名もいて、私にとっては毎節・毎局が学びの場となる。

やや尖った雀風の私ではあるが、一人一人への一層のリスペクトを忘れず、次節も全力で戦い抜きたいと思う。

順位 名前 プロ/アマ 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 飯田輝雄 アマ 42.5 102.6 49.7 194.8
2 本田朋広 プロ 33.7 26.5 48.5 108.7
3 山井弘&四柳弘樹
(混合チーム)
プロ 30.6 25.3 45.0 100.9
4 荒谷誠 プロ 46.4 79.3 ▲ 55.7 70.0
5 濱平光朗 プロ 16.9 ▲ 20.3 68.4 65.0
6 森田繁基 アマ 110.2 ▲ 9.0 ▲ 36.5 64.7
7 光岡大幸 アマ ▲ 24.8 62.3 20.1 57.6
8 恵比須均 アマ 18.9 12.6 19.3 50.8
9 小泉陽平 アマ 53.5 ▲ 6.4 ▲ 1.6 45.5
10 押川憲一 アマ ▲ 9.8 ▲ 28.6 45.8 7.4
11 平澤憲一 アマ 26.7 ▲ 61.5 31.9 ▲ 2.9
12 谷口真悟 アマ 8.5 13.6 ▲ 31.2 ▲ 9.1
13 香林明子 プロ ▲ 12.4 ▲ 47.0 31.1 ▲ 28.3
14 高村和人 アマ ▲ 31.3 23.1 ▲ 26.2 ▲ 34.4
15 後藤正博 プロ ▲ 54.4 35.3 ▲ 32.1 ▲ 51.2
16 森田有一 アマ ▲ 41.6 4.0 ▲ 23.3 ▲ 60.9
17 窪田一彦 アマ 22.4 ▲ 64.5 ▲ 22.4 ▲ 64.5
18 北川光 アマ ▲ 83.2 4.8 ▲ 11.1 ▲ 89.5
19 小坂智徳 アマ ▲ 66.5 ▲ 42.3 ▲ 8.0 ▲ 116.8
20 安城るい プロ ▲ 30.1 ▲ 60.4 ▲ 38.1 ▲ 128.6
21 松原健志 プロ ▲ 58.2 ▲ 50.4 ▲ 73.6 ▲ 182.2

決勝進出ライン:順位枠内に表示

北陸リーグ レポート/第8期 北陸リーグ 第3節レポート

ちょうど折り返し地点となる北陸リーグの第3節。早ければこの辺りからいわゆる「勝負駆け」に出る者もいるだろう。今期は全体を通して言えば縦長の展開が続いているが、決勝の椅子を巡る争いはいよいよ混戦の様相を呈している。
 
そんな中で順調にポイントを伸ばし、3節にして200P近くを叩き出している飯田さんは、早くも決勝への当確ランプが着いたかに見える。さらに言えば北陸リーグの決勝は5節のポイントを持ち越して戦う為、現時点とはいえ2位以下を大きく引き離しているこの状況のアドバンテージは大きい。残り2節、このリードを守りに来るのかそれとも更なる独走を狙うのか、飯田さんのスタイルにも注目したい。
 
それに続く本田と山井・四柳の東京チームもスコアを崩すことなく順調に順位を上げている。
ただ、本田、四柳は今節は本調子ではなかったのか、3回戦終了時まででは±0前後。そこから1回の半荘で2人とも7万点超えのトップで上記スコアを上げており、彼らのここ一番の攻撃力は私も学ぶべきものが多い。
 
そして4位争いは、私も含めた6人が1回のトップラスで変動する大混戦。
まだマイナス者にも充分チャンスはあるとはいえ、東京でもリーグ戦を戦い抜いている濱平や、北陸のアマチュアでも実績充分な方々が名前を連ねているだけに、大きくスコアを崩して混戦を演出してしまった私が言うのも憚られるが、誰が名乗りを上げても決勝はきっと盛り上がることになるだろう。
 
この面々での次節の注目は、北陸リーグ優勝経験もある光岡さんが独走中の飯田さん、そして山井との同卓となるカード。自身が混戦から抜け出すためにも、この2枚の大きな壁を突破せねばならない所である。
もう1つ、小泉さん、恵比須さんは2位の本田との同卓。これ以上本田にスコアを叩かせずに、自身も決勝争いから脱落するわけには行かない。そんな両名の思いがどの様な打ち回しに出るのか。私も別卓で戦っていなければ、是非とも見学したい一戦である。
 
北陸リーグはプロアマ混合ではあるが、技巧や読みの鋭さ、押し引きの正確さ等、競技プロと比しても何ら遜色のない方が何名もいて、私にとっては毎節・毎局が学びの場となる。
やや尖った雀風の私ではあるが、一人一人への一層のリスペクトを忘れず、次節も全力で戦い抜きたいと思う。

順位 名前 プロ/アマ 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 飯田輝雄 アマ 42.5 102.6 49.7 194.8
2 本田朋広 プロ 33.7 26.5 48.5 108.7
3 山井弘&四柳弘樹
(混合チーム)
プロ 30.6 25.3 45.0 100.9
4 荒谷誠 プロ 46.4 79.3 ▲ 55.7 70.0
5 濱平光朗 プロ 16.9 ▲ 20.3 68.4 65.0
6 森田繁基 アマ 110.2 ▲ 9.0 ▲ 36.5 64.7
7 光岡大幸 アマ ▲ 24.8 62.3 20.1 57.6
8 恵比須均 アマ 18.9 12.6 19.3 50.8
9 小泉陽平 アマ 53.5 ▲ 6.4 ▲ 1.6 45.5
10 押川憲一 アマ ▲ 9.8 ▲ 28.6 45.8 7.4
11 平澤憲一 アマ 26.7 ▲ 61.5 31.9 ▲ 2.9
12 谷口真悟 アマ 8.5 13.6 ▲ 31.2 ▲ 9.1
13 香林明子 プロ ▲ 12.4 ▲ 47.0 31.1 ▲ 28.3
14 高村和人 アマ ▲ 31.3 23.1 ▲ 26.2 ▲ 34.4
15 後藤正博 プロ ▲ 54.4 35.3 ▲ 32.1 ▲ 51.2
16 森田有一 アマ ▲ 41.6 4.0 ▲ 23.3 ▲ 60.9
17 窪田一彦 アマ 22.4 ▲ 64.5 ▲ 22.4 ▲ 64.5
18 北川光 アマ ▲ 83.2 4.8 ▲ 11.1 ▲ 89.5
19 小坂智徳 アマ ▲ 66.5 ▲ 42.3 ▲ 8.0 ▲ 116.8
20 安城るい プロ ▲ 30.1 ▲ 60.4 ▲ 38.1 ▲ 128.6
21 松原健志 プロ ▲ 58.2 ▲ 50.4 ▲ 73.6 ▲ 182.2

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第94回:小車 祥

0931
第22期マスターズを優勝した小車祥プロとプレゼンテーターの森山茂和会長

待ち焦がれた瞬間がついにきた。
2013年4月29日。第22期マスターズ決勝。
九州本部の小車祥が最終戦の大接戦を制し、九州に悲願の初タイトルを持ち帰った。

今回のインタビューは九州本部の浜上、安東の副本部長2人で行います。
地方所属の小車をご存知ない方も多いと思いますので、色々と聞いていきたいと思います。

インタビュー当日、博多は動員数200万人を越える博多どんたくの真っ最中で、どの店も満員であったが、手際の良い安東がもつ鍋屋を予約していた為、難なく集合。

0931
小車祥プロと浜上文吾プロ

浜上「まずはオグちゃん(小車プロ)第22期マスターズ優勝おめでとう~!」
小車「ありがとうございます。なんかこの3人(小車、浜上、安東)だと照れくさいですね~。普段もっといっぱいみんないるじゃないですか~。」
安東「いぃとって~祝勝会はまた改めてやるけん!そん時はそん時たい~」
浜上「では本題。第22期マスターズ決勝が終わって何日か経ったけど、何か心境の変化とかあった?」
小車「まだイマイチ実感がわかないんですけど、決勝翌日に博多に帰って出勤したら、こんな大きいものが卓の前に貼ってあって・・・恥ずかしかったというか、あーあの大舞台で勝ったんだな~と思いました。」

0931
勤務中の小車祥プロ

0932
応援してくれた方々より

安東「プロ入り5年目(小車は25期生)で初タイトルを獲得か~。プロ入りする前から少しは知っていたけどプロ入りするきっかけはあった?」
小車「そうですね~、僕プロ入りする前は芸人を3年くらいやっていまして、たまたま番組の中でネタをしたらウケて、そのまま地元テレビのレポーターをやっていました。ですが1年くらいでダメになってしまって・・・そのまま芸人を辞めることになって、その後はバンドを始めたのですが鳴かず飛ばずでまた辞めて、たまたま行きつけの麻雀店でプロテスト募集のポスターを見て即応募しました。と同時に麻雀店で働き出して(笑)」
浜上「プロになって最初はあまり結果が出てなかったけど、最近はまあまあだったよね~」
小車「タイトル戦では、王位戦、マスターズとベスト16に残ったりはしていたんですけど、そこから先に勝ち上がるには何かが足りないと感じていたので、中央リーグに参戦して、ロン2も積極的にプレイしました。それでロン2をプレイしていたら、自分の思い描いていたスタイルとズレが生じていたんですよ~。具体的には、放銃率が高くてフーロ率が低いと・・・自分の理想的なスタイルが放銃率10%未満、フーロ率30%弱だと思っているので、月に東風戦100戦、東南戦50戦を目標にプレイしてズレを修正していたら、少しずつ麻雀の内容が変わってきました。」
安東「成績管理もしっかりしてるし、牌譜データサービスを利用することで反省材料もすぐに見られるしね~」
小車「そうですね~かなり良いトレーニングになったことは間違いないですね。準備万端で今回のマスターズに臨めました。」
浜上「あれよあれよという間に決勝進出!」
小車「いや~決勝進出した時は嬉しかったですよ。とりあえずの目標はクリア出来たので決勝では現段階の自分をすべて出せるように頑張ろうと思いました。」

0931
牌譜データサービスで決勝の内容を検討

安東「では決勝の話を聞きたいんだけど、緊張してた?」
小車「1回戦目が一番緊張していましたね。ただ心がけていたことが、普段打てるリーチが打てなかったり、鳴く牌は鳴くようにしましたが・・・点数がどんどん減っていってオーラス1,000点しか残ってなかったんですが、まだ5回戦あるから自分の信念を貫き通そうと思ってました。2回戦目はオーラスで西岡プロに逆転されてしまったんですが、2着で残ったんで3回戦目は積極的にいこうと決めてました。」

0931

浜上「3回戦、東3局1本場の8,000オールは印象的だったね~」
小車「僕の中でもあの局は印象に残りましたね~だいぶ手牌とツモが合ってきたので、あの五筒八筒待ちになったら追いかける立場なんでリーチしようと決めていました。結果的には、ドラの五筒をツモって裏ドラ八筒で8,000オールになって出来すぎですね~。」
安東「4回戦、5回戦も2着で粘ったね~」
小車「3回戦のトップでとりあえずはプラスになって、4回戦、5回戦も2着が取れたので最終戦は着順勝負だし思いっきりやろうと思いました。」

■5回戦終了時
四柳+37.6P 西岡+35.9P 小車+29.4P 勝又▲104.9P 供託+2.0P

0931

安東「最終戦、三つ巴の大接戦の中、東1局に四柳プロが8,000アガって親番をむかえたわけだけど」
小車「そうですね~東2局の親では配牌はそこそこでドラ表示牌のペン七筒がネックだな~と考えていたら、4巡目に勝又プロからリーチがきて少し迷いましたけど、自分の引き出しの中は使い果たしていたんで、思いっきりペン七筒で追いかけリーチをしたら一発ツモして指先が震えましたね。」
浜上「あ~やりよるわ~って思ったよ。優勝を意識したのはいつ?」
小車「正直なこと言うと、オーラス四柳プロから六索が捨てられるまでは意識はしませんでした。ただ後ろで九州本部の仲間達が応援してくれているのはわかってましたから、それがすごく心強かったですね。」
安東「晴れてタイトルホルダーになったわけだけど今後の目標は?」
小車「タイトルを獲得できたことはすごく嬉しいことですけど、今回は我武者羅に戦ったとしか思っていません。今後は多くの方に観戦してもらって恥ずかしくない内容を見せられるように頑張りたいと思います。」

 

インタビューを終え、帰宅の途につきふと物思いにふける。
まだ中央と地方では実力差はかなりあると思っている。しかし不可能なことはないのだと。
地道な努力は必ず報われるものだと信じて麻雀と向き合っていこうと。

プロ雀士インタビュー/第94回:小車 祥

0931
第22期マスターズを優勝した小車祥プロとプレゼンテーターの森山茂和会長

待ち焦がれた瞬間がついにきた。
2013年4月29日。第22期マスターズ決勝。
九州本部の小車祥が最終戦の大接戦を制し、九州に悲願の初タイトルを持ち帰った。
今回のインタビューは九州本部の浜上、安東の副本部長2人で行います。
地方所属の小車をご存知ない方も多いと思いますので、色々と聞いていきたいと思います。
インタビュー当日、博多は動員数200万人を越える博多どんたくの真っ最中で、どの店も満員であったが、手際の良い安東がもつ鍋屋を予約していた為、難なく集合。

0931
小車祥プロと浜上文吾プロ

浜上「まずはオグちゃん(小車プロ)第22期マスターズ優勝おめでとう~!」
小車「ありがとうございます。なんかこの3人(小車、浜上、安東)だと照れくさいですね~。普段もっといっぱいみんないるじゃないですか~。」
安東「いぃとって~祝勝会はまた改めてやるけん!そん時はそん時たい~」
浜上「では本題。第22期マスターズ決勝が終わって何日か経ったけど、何か心境の変化とかあった?」
小車「まだイマイチ実感がわかないんですけど、決勝翌日に博多に帰って出勤したら、こんな大きいものが卓の前に貼ってあって・・・恥ずかしかったというか、あーあの大舞台で勝ったんだな~と思いました。」

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勤務中の小車祥プロ

0932
応援してくれた方々より

安東「プロ入り5年目(小車は25期生)で初タイトルを獲得か~。プロ入りする前から少しは知っていたけどプロ入りするきっかけはあった?」
小車「そうですね~、僕プロ入りする前は芸人を3年くらいやっていまして、たまたま番組の中でネタをしたらウケて、そのまま地元テレビのレポーターをやっていました。ですが1年くらいでダメになってしまって・・・そのまま芸人を辞めることになって、その後はバンドを始めたのですが鳴かず飛ばずでまた辞めて、たまたま行きつけの麻雀店でプロテスト募集のポスターを見て即応募しました。と同時に麻雀店で働き出して(笑)」
浜上「プロになって最初はあまり結果が出てなかったけど、最近はまあまあだったよね~」
小車「タイトル戦では、王位戦、マスターズとベスト16に残ったりはしていたんですけど、そこから先に勝ち上がるには何かが足りないと感じていたので、中央リーグに参戦して、ロン2も積極的にプレイしました。それでロン2をプレイしていたら、自分の思い描いていたスタイルとズレが生じていたんですよ~。具体的には、放銃率が高くてフーロ率が低いと・・・自分の理想的なスタイルが放銃率10%未満、フーロ率30%弱だと思っているので、月に東風戦100戦、東南戦50戦を目標にプレイしてズレを修正していたら、少しずつ麻雀の内容が変わってきました。」
安東「成績管理もしっかりしてるし、牌譜データサービスを利用することで反省材料もすぐに見られるしね~」
小車「そうですね~かなり良いトレーニングになったことは間違いないですね。準備万端で今回のマスターズに臨めました。」
浜上「あれよあれよという間に決勝進出!」
小車「いや~決勝進出した時は嬉しかったですよ。とりあえずの目標はクリア出来たので決勝では現段階の自分をすべて出せるように頑張ろうと思いました。」

0931
牌譜データサービスで決勝の内容を検討

安東「では決勝の話を聞きたいんだけど、緊張してた?」
小車「1回戦目が一番緊張していましたね。ただ心がけていたことが、普段打てるリーチが打てなかったり、鳴く牌は鳴くようにしましたが・・・点数がどんどん減っていってオーラス1,000点しか残ってなかったんですが、まだ5回戦あるから自分の信念を貫き通そうと思ってました。2回戦目はオーラスで西岡プロに逆転されてしまったんですが、2着で残ったんで3回戦目は積極的にいこうと決めてました。」

0931

浜上「3回戦、東3局1本場の8,000オールは印象的だったね~」
小車「僕の中でもあの局は印象に残りましたね~だいぶ手牌とツモが合ってきたので、あの五筒八筒待ちになったら追いかける立場なんでリーチしようと決めていました。結果的には、ドラの五筒をツモって裏ドラ八筒で8,000オールになって出来すぎですね~。」
安東「4回戦、5回戦も2着で粘ったね~」
小車「3回戦のトップでとりあえずはプラスになって、4回戦、5回戦も2着が取れたので最終戦は着順勝負だし思いっきりやろうと思いました。」
■5回戦終了時
四柳+37.6P 西岡+35.9P 小車+29.4P 勝又▲104.9P 供託+2.0P

0931

安東「最終戦、三つ巴の大接戦の中、東1局に四柳プロが8,000アガって親番をむかえたわけだけど」
小車「そうですね~東2局の親では配牌はそこそこでドラ表示牌のペン七筒がネックだな~と考えていたら、4巡目に勝又プロからリーチがきて少し迷いましたけど、自分の引き出しの中は使い果たしていたんで、思いっきりペン七筒で追いかけリーチをしたら一発ツモして指先が震えましたね。」
浜上「あ~やりよるわ~って思ったよ。優勝を意識したのはいつ?」
小車「正直なこと言うと、オーラス四柳プロから六索が捨てられるまでは意識はしませんでした。ただ後ろで九州本部の仲間達が応援してくれているのはわかってましたから、それがすごく心強かったですね。」
安東「晴れてタイトルホルダーになったわけだけど今後の目標は?」
小車「タイトルを獲得できたことはすごく嬉しいことですけど、今回は我武者羅に戦ったとしか思っていません。今後は多くの方に観戦してもらって恥ずかしくない内容を見せられるように頑張りたいと思います。」
 
インタビューを終え、帰宅の途につきふと物思いにふける。
まだ中央と地方では実力差はかなりあると思っている。しかし不可能なことはないのだと。
地道な努力は必ず報われるものだと信じて麻雀と向き合っていこうと。

第29期鳳凰戦の軌跡~克己~

第28期鳳凰位決定戦の3日目を終えた時に、僕の大切な人からメールが届く。

「お疲れ様。一言、お前らしくない。正直面白くない。それより何より、お前のオハコでもある暴君!?
何処に行っちゃったのでしょう?よそ行きの麻雀なんか打つな!!そんなに放銃が怖いのか?
九筒(望月プロのリーチにオリた牌)くらい勝負しろよ!楽して逃げるな。
今回、お前は誰と勝負しているの?この3日間誰とも勝負してないじゃないか。
先行麻雀は誰でも出来るんだよ。先行されても、瀬戸熊はそこをまくりきる麻雀でトップになったんじゃ無いのか?中途半端な麻雀打つから手が入らないんだよ。いい加減、腹くくれよ。苦しいのはお前だけじゃないんだよ。お前を応援しているファンもみんな苦しいんだぞ。さあ泣いても笑っても、あと5回戦だ」

帰りの電車で読んだ。だけどこの時点では、僕はまだピンときていない。それほど、茫然としていた。
自宅に戻り、もう1人の僕の麻雀をよく知る人物に、
「どうだった?」と聞くと、メールと全く同じ事を言われる。
ここでようやく気が付く。

だまって携帯を差し出し、メールを見せると、
「感謝だね。こんなに貴方を大切に思ってくださる友達がいたんだね」
少し涙を浮かべて、
「一生の宝物として、清書して張っておかないといけないね」
と言われた。

最終日、前回の文章にも書いたが、3連勝し、あと一歩まで踏ん張ったが、失冠した。
それから1年、僕はこの敗戦を胸に刻み、日々を過ごした。

第29期 鳳凰位決定戦前夜

1年前のノートを開く。メールの全文を声を出して読み返す。
敗戦の後、こんな事を自分で書いていた。

○ポンテン、チーテンしかとるな。
○リズムよく打て。
○勝負しろ。逃げるな。
来年は必ず、行ききって勝つ!それが瀬戸熊の麻雀だから。
くやしい、バカだオレは。

対戦相手は、荒正義鳳凰、藤崎智プロ、前原雄大プロ。
巷では、最強4名による空前絶後の鳳凰位決定戦と言われていた。
全20回戦、オール生放送、そして有料放送。
お金を払って見てもらう。このことが何を意味するのか?
連盟最高峰の戦いだからこそ、それにふさわしい譜を残さなければならない。
その中の1人に僕がいる。
僕のやる事はただ1つ。勝つ事も大事だけど、それ以上に大事な事。

「最後まで、ベストパフォーマンスをする」

最後まで、瀬戸熊直樹であり続けなければならない。
思えば、イバラなスタイルを選択したと思う。
勝つために最も近いスタイルを形成していって、1つの完成形が見えた時、その完成形は心技体で、「心」がもっともウェイトを占めるスタイルだった。

第29期鳳凰位決定戦2回戦東3局

hououi_04

前原プロのリーチを受けて、上図手牌。打牌選択候補は、六万三筒四筒七筒
この時の僕の体勢は、上向きと考えていた。ならば、選択肢は1つしかない。それは真っすぐ打ち抜く「打六万」。
前原プロの手牌がマンズの一色だとか、倍満だとかは読めていないし、読んでもいない。
「読み」はとても重要だが、そこに頼ると戦いの方向性を見誤る可能性も秘めている。
そこで一番重要なのは(僕のスタイルなら)「六万」をノータイムで打つ事ができるかどうか?
この一点だけである。

結果は、ツモ八筒で追いつき、前原プロから2,600の出アガリとなるのだが、問題は、そこになく「六」を打ち切れた。この事が僕の柱となっているのである。

小学生のとき、親父が剣道の先生だった事もあり、嫌々ながら道場に通っていた。
剣道より野球の方が好きで、週3回の練習の内、1回しか行ってなかった。同じ道場に、斉藤君という子がいて、この子だけには歯がたたなかった。子供心に勝ちたいと思うようになっていた。
1年間だけ野球をやめて、道場の練習に毎回行く事にした。その時何度もくじけそうになったが、ある言葉を見て頑張った。いつも使っている、手ぬぐいの文字には、こう書いてあった。

「克己心 日本原駐屯地剣道部」

他の先生が意味を教えてくれた。
「暑い時や寒い時、稽古に来るのは嫌だろう。でも自分の弱い心に打ち勝って頑張ることが大事なんだよ」と。

1年後、初めて斉藤君に勝った時、本当にうれしくて、それ以来好きな言葉になった。
それからの僕の人生、色々な事から逃げてばかりだったけど、麻雀だけはこの言葉を胸にやり続けてきた。

「克己心」よく色紙に書く言葉です。
いつも心を込めて書くようにしている。
いつまでも、いつまでも忘れないように。

初日の麻雀ノートには、こう書かれていた。

「納得の麻雀が打てた。首位で終わったことより、しっかり「行き腰」のある麻雀が打てた事が嬉しい。
明日もしっかり勝負してこい!」
  
第29期鳳凰戦の軌跡 ~契機~へ続く。

鳳凰の部屋/第29期鳳凰戦の軌跡~克己~

第28期鳳凰位決定戦の3日目を終えた時に、僕の大切な人からメールが届く。
「お疲れ様。一言、お前らしくない。正直面白くない。それより何より、お前のオハコでもある暴君!?
何処に行っちゃったのでしょう?よそ行きの麻雀なんか打つな!!そんなに放銃が怖いのか?
九筒(望月プロのリーチにオリた牌)くらい勝負しろよ!楽して逃げるな。
今回、お前は誰と勝負しているの?この3日間誰とも勝負してないじゃないか。
先行麻雀は誰でも出来るんだよ。先行されても、瀬戸熊はそこをまくりきる麻雀でトップになったんじゃ無いのか?中途半端な麻雀打つから手が入らないんだよ。いい加減、腹くくれよ。苦しいのはお前だけじゃないんだよ。お前を応援しているファンもみんな苦しいんだぞ。さあ泣いても笑っても、あと5回戦だ」
帰りの電車で読んだ。だけどこの時点では、僕はまだピンときていない。それほど、茫然としていた。
自宅に戻り、もう1人の僕の麻雀をよく知る人物に、
「どうだった?」と聞くと、メールと全く同じ事を言われる。
ここでようやく気が付く。
だまって携帯を差し出し、メールを見せると、
「感謝だね。こんなに貴方を大切に思ってくださる友達がいたんだね」
少し涙を浮かべて、
「一生の宝物として、清書して張っておかないといけないね」
と言われた。
最終日、前回の文章にも書いたが、3連勝し、あと一歩まで踏ん張ったが、失冠した。
それから1年、僕はこの敗戦を胸に刻み、日々を過ごした。
第29期 鳳凰位決定戦前夜
1年前のノートを開く。メールの全文を声を出して読み返す。
敗戦の後、こんな事を自分で書いていた。
○ポンテン、チーテンしかとるな。
○リズムよく打て。
○勝負しろ。逃げるな。
来年は必ず、行ききって勝つ!それが瀬戸熊の麻雀だから。
くやしい、バカだオレは。
対戦相手は、荒正義鳳凰、藤崎智プロ、前原雄大プロ。
巷では、最強4名による空前絶後の鳳凰位決定戦と言われていた。
全20回戦、オール生放送、そして有料放送。
お金を払って見てもらう。このことが何を意味するのか?
連盟最高峰の戦いだからこそ、それにふさわしい譜を残さなければならない。
その中の1人に僕がいる。
僕のやる事はただ1つ。勝つ事も大事だけど、それ以上に大事な事。
「最後まで、ベストパフォーマンスをする」
最後まで、瀬戸熊直樹であり続けなければならない。
思えば、イバラなスタイルを選択したと思う。
勝つために最も近いスタイルを形成していって、1つの完成形が見えた時、その完成形は心技体で、「心」がもっともウェイトを占めるスタイルだった。
第29期鳳凰位決定戦2回戦東3局
hououi_04
前原プロのリーチを受けて、上図手牌。打牌選択候補は、六万三筒四筒七筒
この時の僕の体勢は、上向きと考えていた。ならば、選択肢は1つしかない。それは真っすぐ打ち抜く「打六万」。
前原プロの手牌がマンズの一色だとか、倍満だとかは読めていないし、読んでもいない。
「読み」はとても重要だが、そこに頼ると戦いの方向性を見誤る可能性も秘めている。
そこで一番重要なのは(僕のスタイルなら)「六万」をノータイムで打つ事ができるかどうか?
この一点だけである。
結果は、ツモ八筒で追いつき、前原プロから2,600の出アガリとなるのだが、問題は、そこになく「六」を打ち切れた。この事が僕の柱となっているのである。
小学生のとき、親父が剣道の先生だった事もあり、嫌々ながら道場に通っていた。
剣道より野球の方が好きで、週3回の練習の内、1回しか行ってなかった。同じ道場に、斉藤君という子がいて、この子だけには歯がたたなかった。子供心に勝ちたいと思うようになっていた。
1年間だけ野球をやめて、道場の練習に毎回行く事にした。その時何度もくじけそうになったが、ある言葉を見て頑張った。いつも使っている、手ぬぐいの文字には、こう書いてあった。
「克己心 日本原駐屯地剣道部」
他の先生が意味を教えてくれた。
「暑い時や寒い時、稽古に来るのは嫌だろう。でも自分の弱い心に打ち勝って頑張ることが大事なんだよ」と。
1年後、初めて斉藤君に勝った時、本当にうれしくて、それ以来好きな言葉になった。
それからの僕の人生、色々な事から逃げてばかりだったけど、麻雀だけはこの言葉を胸にやり続けてきた。
「克己心」よく色紙に書く言葉です。
いつも心を込めて書くようにしている。
いつまでも、いつまでも忘れないように。
初日の麻雀ノートには、こう書かれていた。
「納得の麻雀が打てた。首位で終わったことより、しっかり「行き腰」のある麻雀が打てた事が嬉しい。
明日もしっかり勝負してこい!」
  
第29期鳳凰戦の軌跡 ~契機~へ続く。

ロン2ファン感謝祭in東京~第16回リアル麻雀大会~

皆さんこんにちは。
5月19日に、「ロン2ファン感謝祭in東京~第16回リアル麻雀大会~」が開催されました!
今回は28期生、手塚紗掬がレポートを務めさせていただきます。

このリアル大会のお話を頂いたと同時に、レポートのお話も頂いていたので、初めてのリアル大会という事もあって俄然張り切って臨みました。

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会場の様子

会場に着くと、見たことのあるユーザーさんも沢山いて、ワクワクして席に着くと、ガースプロが遅れて到着。
運営からガースプロに一言と言われ、

「I’m sorry~」

と、英語の謝罪に会場は大爆笑。結果、ガースの遅刻は無事に無罪放免w

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遅刻して苦笑い ガースプロと競技委員長の藤原隆弘プロ

そして、森山会長の挨拶があり、『プロの優勝者には賞金を用意してあるので、プロも当然本気で打ちます!』

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森山茂和会長からのご挨拶

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競技委員長の藤原隆弘プロ

こうして第16回リアル麻雀大会が開幕しました!

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森山茂和会長
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小島武夫プロ
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灘麻太郎プロ
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荒正義プロ
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伊藤優孝プロ
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前原雄大プロ
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沢崎誠プロ
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朝武雅晴プロ
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藤崎智プロ
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滝沢和典プロ
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ダンプ大橋プロ
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勝又健志プロ
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佐々木寿人プロ
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山井弘プロ
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猿川真寿プロ
real15_17 白鳥翔プロ real15_17 黒木真生プロ real15_17 内川幸太郎プロ
real15_17 二階堂瑠美プロ real15_17 宮内こずえプロ real15_17 和泉由希子プロ
real15_17 黒沢咲プロ real15_17 魚谷侑未プロ real15_17 和久津晶プロ

よーし!私も頑張ろうっ!と意気込んで臨んだ1回戦目。

私・・・・チョンボしてしまいました。。。(泣)
しかも、12,000点くらいしかもっていないダントツのラス目から!号(┳Д┳)泣
めったに出ないチョンボをここで出してしまうとは・・・(_ _|||)

1回戦目は50分打ち切りの東南戦。
残り5分でーす!の声に、点棒の少ない私は若干焦り気味ではあったのですが、そこにチャンス手が!

二万三万三万四万五万五万六万七万八万八万九万中中中

このテンパイが入りました。
この跳満をツモアガって、次の局の親番で満貫ツモってトップまでいけるかも!
と、意気揚々とリーチ!!!!と宣言した私。
ふと河を見ると、横を向いておかれていたのは・・・な、な、なんと八万!!!
そう、ノーテンリーチを自信満々にかましていました。(。┰ω┰。)

頼むから、{誰かアガって!!!}と心の中で叫んでみたものの、捨て牌もまさにホンイツの河になり、自信満々のリーチに対して、他の3人は点数も皆様僅差で、誰も向かってきてはくれません。。。
でも、次々にツモ切られていくマンズにあれ?どこで待っているの?と不思議そうなユーザーさん。。。
そこで、トイメンの方が追っかけリーチをしてくれました!
もう、打ち込みでもなんでもいいからアガってください!お願いします!と声には出さずとも、目で訴えていたわけですが、空しくも流局してしまい手牌を開ける事に・・・

「すみません!ノーテンリーチしてしまいました!」((>д<))

と、なけなしの点棒を皆さんにお渡ししました。。。
でも、なんだか喜んで?いただけたみたいで、最初あまりお話ししてくださらなかったユーザーの方が、終わってから握手してください。と言ってくださって、ほっこりしました。
優しいなぁ、なんかもう、あんなに迷惑かけたのに、ありがとうございます!

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こごっちプロ
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紺野真太郎プロ

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西川淳プロ
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ガースプロ
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福光聖雄プロ
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増田隆一プロ
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井出康平プロ
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田村りんかプロ
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優木美智プロ
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白河雪菜プロ
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中山菜々美プロ
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蒼井ゆりかプロ
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高宮まりプロ
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ジェンプロ
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手塚紗掬プロ
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仲田加南プロ
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安田麻里菜プロ
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京平遥プロ
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藤井すみれプロ
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童瞳プロ
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古谷知美プロ
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菅原千瑛プロ
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富村つぐみプロ
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月江いくこプロ
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サインをプレゼント 二階堂瑠美プロ
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同じく黒沢咲プロ
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同卓した方と記念撮影 魚谷侑未プロ
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一生懸命サインしています 蒼井ゆりかプロ
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沢崎誠プロの沢蟹サイン
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白河雪菜プロ

そんなこんなで、あんなに意気込んで臨んだ初めてのリアル大会は、空回りしまくって成績は散々なものでした。(涙)実は、この他にも色々やらかしてしまったんですが(汗)、書いていたらきりがないので、結果発表を!

 

ロン2ファン感謝祭in東京 ~第16回リアル麻雀大会~ 成績はこちら

 

5回戦目、私の卓はわりと早く終わって、ユーザーの方と雑談していると、隣の卓から、

「役満でましたー!」の声が。見てみると、なんと大三元!!!

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お見事!大三元!

そして、その大三元をアガったユーザーさんこそ、今回のロン2リアル大会の優勝者、

talkeetnaさん!!!

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優勝したtalkeetnaさん 希望のプロとの記念写真

アガった後の、あの嬉しそうな笑顔が忘れられません。思わずいいな~とつぶやいてしまいました。笑
本当におめでとうございます!

途中経過の発表で、プロ1位が佐々木プロ、2位が前原プロと発表され、前原プロには日頃とてもお世話になっているのですが、ここは、家族の為にとーちゃん頑張って!(笑)と思っていたのですが、さすが前原プロ、きっちりプロ部門の優勝を飾っておられました!

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全体2位、プロ1位の前原雄大プロ

おめでとうございます!

とーちゃんは、チョンボした私がw帰ってから、何やってんの!と説教しておきました。笑

最後は、小島先生のトークにあの豪快な笑い声が会場に響きわたりました。

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小島武夫プロのトークで会場も大盛り上がり

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最後は滝沢和典プロ、佐々木寿人プロの挨拶で

あの笑い方、本当にすきだな~思わずこっちも笑顔になっちゃいますよね。

みなさんの笑顔で幕を閉じたロン2リアル麻雀大会。
こんなに大勢の有名プロが参加する大会は、他では考えられないですよね。

以下スペシャルショット

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二階堂瑠美プロ、デビル白河雪菜プロ、和久津晶プロ
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宮内こずえプロ、和泉由希子プロ
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魚谷侑未プロ、高宮まりプロ、後列は安田麻里菜プロ
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古谷知美プロ、中山菜々美プロ
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蒼井ゆりかプロ、童瞳プロ
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紺野真太郎プロ、遅刻したけどいい笑顔のガースプロ

ユーザーさんも何度でも参加したくなるような楽しい大会なのは間違いないですね!
私も、また参加して、皆さんにお会いできることを楽しみにしています♪
次はin名古屋で開催されるそうです!

以上!ありがとうございました!おしまい。

 

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リアル麻雀大会/ロン2ファン感謝祭in東京~第16回リアル麻雀大会~

皆さんこんにちは。
5月19日に、「ロン2ファン感謝祭in東京~第16回リアル麻雀大会~」が開催されました!
今回は28期生、手塚紗掬がレポートを務めさせていただきます。
このリアル大会のお話を頂いたと同時に、レポートのお話も頂いていたので、初めてのリアル大会という事もあって俄然張り切って臨みました。

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会場の様子

会場に着くと、見たことのあるユーザーさんも沢山いて、ワクワクして席に着くと、ガースプロが遅れて到着。
運営からガースプロに一言と言われ、
「I’m sorry~」
と、英語の謝罪に会場は大爆笑。結果、ガースの遅刻は無事に無罪放免w

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遅刻して苦笑い ガースプロと競技委員長の藤原隆弘プロ

そして、森山会長の挨拶があり、『プロの優勝者には賞金を用意してあるので、プロも当然本気で打ちます!』

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森山茂和会長からのご挨拶

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競技委員長の藤原隆弘プロ

こうして第16回リアル麻雀大会が開幕しました!

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森山茂和会長
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小島武夫プロ
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灘麻太郎プロ
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荒正義プロ
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伊藤優孝プロ
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前原雄大プロ
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沢崎誠プロ
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朝武雅晴プロ
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藤崎智プロ
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滝沢和典プロ
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ダンプ大橋プロ
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勝又健志プロ
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佐々木寿人プロ
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山井弘プロ
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猿川真寿プロ
real15_17 白鳥翔プロ real15_17 黒木真生プロ real15_17 内川幸太郎プロ
real15_17 二階堂瑠美プロ real15_17 宮内こずえプロ real15_17 和泉由希子プロ
real15_17 黒沢咲プロ real15_17 魚谷侑未プロ real15_17 和久津晶プロ

よーし!私も頑張ろうっ!と意気込んで臨んだ1回戦目。
私・・・・チョンボしてしまいました。。。(泣)
しかも、12,000点くらいしかもっていないダントツのラス目から!号(┳Д┳)泣
めったに出ないチョンボをここで出してしまうとは・・・(_ _|||)
1回戦目は50分打ち切りの東南戦。
残り5分でーす!の声に、点棒の少ない私は若干焦り気味ではあったのですが、そこにチャンス手が!
二万三万三万四万五万五万六万七万八万八万九万中中中
このテンパイが入りました。
この跳満をツモアガって、次の局の親番で満貫ツモってトップまでいけるかも!
と、意気揚々とリーチ!!!!と宣言した私。
ふと河を見ると、横を向いておかれていたのは・・・な、な、なんと八万!!!
そう、ノーテンリーチを自信満々にかましていました。(。┰ω┰。)
頼むから、{誰かアガって!!!}と心の中で叫んでみたものの、捨て牌もまさにホンイツの河になり、自信満々のリーチに対して、他の3人は点数も皆様僅差で、誰も向かってきてはくれません。。。
でも、次々にツモ切られていくマンズにあれ?どこで待っているの?と不思議そうなユーザーさん。。。
そこで、トイメンの方が追っかけリーチをしてくれました!
もう、打ち込みでもなんでもいいからアガってください!お願いします!と声には出さずとも、目で訴えていたわけですが、空しくも流局してしまい手牌を開ける事に・・・
「すみません!ノーテンリーチしてしまいました!」((>д<))
と、なけなしの点棒を皆さんにお渡ししました。。。
でも、なんだか喜んで?いただけたみたいで、最初あまりお話ししてくださらなかったユーザーの方が、終わってから握手してください。と言ってくださって、ほっこりしました。
優しいなぁ、なんかもう、あんなに迷惑かけたのに、ありがとうございます!

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こごっちプロ
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紺野真太郎プロ
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西川淳プロ
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ガースプロ
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福光聖雄プロ
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増田隆一プロ
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井出康平プロ
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田村りんかプロ
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優木美智プロ
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白河雪菜プロ
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中山菜々美プロ
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蒼井ゆりかプロ
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高宮まりプロ
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ジェンプロ
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手塚紗掬プロ
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仲田加南プロ
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安田麻里菜プロ
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京平遥プロ
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藤井すみれプロ
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童瞳プロ
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古谷知美プロ
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菅原千瑛プロ
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富村つぐみプロ
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月江いくこプロ
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サインをプレゼント 二階堂瑠美プロ
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同じく黒沢咲プロ
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同卓した方と記念撮影 魚谷侑未プロ
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一生懸命サインしています 蒼井ゆりかプロ
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沢崎誠プロの沢蟹サイン
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白河雪菜プロ

そんなこんなで、あんなに意気込んで臨んだ初めてのリアル大会は、空回りしまくって成績は散々なものでした。(涙)実は、この他にも色々やらかしてしまったんですが(汗)、書いていたらきりがないので、結果発表を!
 
ロン2ファン感謝祭in東京 ~第16回リアル麻雀大会~ 成績はこちら
 
5回戦目、私の卓はわりと早く終わって、ユーザーの方と雑談していると、隣の卓から、
「役満でましたー!」の声が。見てみると、なんと大三元!!!

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お見事!大三元!

そして、その大三元をアガったユーザーさんこそ、今回のロン2リアル大会の優勝者、
talkeetnaさん!!!

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優勝したtalkeetnaさん 希望のプロとの記念写真

アガった後の、あの嬉しそうな笑顔が忘れられません。思わずいいな~とつぶやいてしまいました。笑
本当におめでとうございます!
途中経過の発表で、プロ1位が佐々木プロ、2位が前原プロと発表され、前原プロには日頃とてもお世話になっているのですが、ここは、家族の為にとーちゃん頑張って!(笑)と思っていたのですが、さすが前原プロ、きっちりプロ部門の優勝を飾っておられました!

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全体2位、プロ1位の前原雄大プロ

おめでとうございます!
とーちゃんは、チョンボした私がw帰ってから、何やってんの!と説教しておきました。笑
最後は、小島先生のトークにあの豪快な笑い声が会場に響きわたりました。

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小島武夫プロのトークで会場も大盛り上がり

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最後は滝沢和典プロ、佐々木寿人プロの挨拶で

あの笑い方、本当にすきだな~思わずこっちも笑顔になっちゃいますよね。
みなさんの笑顔で幕を閉じたロン2リアル麻雀大会。
こんなに大勢の有名プロが参加する大会は、他では考えられないですよね。
以下スペシャルショット

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二階堂瑠美プロ、デビル白河雪菜プロ、和久津晶プロ
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宮内こずえプロ、和泉由希子プロ
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魚谷侑未プロ、高宮まりプロ、後列は安田麻里菜プロ
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古谷知美プロ、中山菜々美プロ
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蒼井ゆりかプロ、童瞳プロ
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紺野真太郎プロ、遅刻したけどいい笑顔のガースプロ

ユーザーさんも何度でも参加したくなるような楽しい大会なのは間違いないですね!
私も、また参加して、皆さんにお会いできることを楽しみにしています♪
次はin名古屋で開催されるそうです!
以上!ありがとうございました!おしまい。
 

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第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 第4節レポート

 

Aリーグレポート:掛水洋徳

21期中部プロリーグ第4節
各選手3節までのトータルスコアから決勝を狙う者、残留狙いに変更する者、節が進み一つのミスでの失点の重みが増してくる。

1卓は古川・杉浦・山田・佐藤
この卓は皆今節プラスで終われば最終節は決勝が狙えるポジションにいる。
対局は4回戦とも1人沈みのラスとなる珍しい展開になるも、1、2回戦を佐藤が連勝。
そのままオールプラスで卓内トップの+50Pで再び決勝を射程に入れてきた。
古川、杉浦はほぼ現状維持でチャンスを残したが、2ラスの山田は決勝進出からは大きく後退してしまった。

2卓は鈴木(基)・三戸・掛水・村瀬
決勝を狙う鈴木(基)、降級争いに入りたくない掛水、降級争いから抜けたい村瀬、三戸。
1、2回戦を連勝スタートの鈴木が+37.4Pで、トータルも決勝ボーダーまで浮上に成功。
残りの3者は2回戦終わってマイナスだったが親番で本手が決まり出した村瀬が3、4回戦を連勝して降級争いから一歩抜け出した。

今節私は残留狙いで対局、1回戦は42,600点の2着で終わり、上々の滑り出しと思っていたら、2回戦鈴木のリーチを受けスジの五をトイツ落としをしたら2枚目に下家・村瀬からロンの声。
トイトイ、三暗刻、東、西の12,000点に放銃となりラスを引いてしまう。
3回戦もラス、4回戦は浮きの2着で終了、最終節は参加したくなかった降級争いに決定しました。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 88.9
2 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 86.7
3 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 82.0
4 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 80.5
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 68.8
6 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 46.1
7 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 38.4
8 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 15.3
9 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 ▲ 2.8
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 17.6
11 渡辺 典夫 ▲ 56.9 ▲ 47.4 72.2 5.2 ▲ 26.9
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 50.9
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 60.5
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 88.7
15 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 ▲ 104.1
16 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 158.3

Bリーグレポート:大滝聡

さわやかな五月晴れというより、むしろ汗ばむような陽気の中で中部プロリーグ第4節が行われました。
第3節を終えて、ポイント的に抜け出している選手はいない様子。最終節を高いモチベーションで臨む為には私的にも、どうしても負けられない対局。もちろん各選手、同じ想いであろう。

<1卓>
今期好調の土岐に注目したが、結果は卓内1人沈みの▲22.8P
苦しい戦いであっただろうと予想される。逆に原田は前半、連勝を決めての卓内トップ。
ただ原田自身、この結果に満足はしていないだろう。
後半戦の戦い方に課題を残したのではないだろうか?
<2卓>
大滝、若松に手が入る展開が続く。対して吉井、長谷川は受けに廻らざるを得ない戦い。
3回戦終了までは明暗がハッキリと別れた4者であったが、4回戦に吉井が意地の大トップで反撃も時すでに遅し。
<3卓>
Aリーグの復帰に向けてポイントを伸ばしたい葛山であったが、この日はドラが寄るもアガリに結びつかなかった様子。卓内トップは中西で+33.9P持ち前の攻撃力を武器に昇級争いに名乗りをあげた。
<4卓>
木村、樋口の上位対決に注目したが、この戦いを制したのは小坂。
オール連対の素晴らしい成績で大暴れといったところか。そんな中、樋口も後半に連勝してキッチリとポイントを加算。4節を終えてオールプラスの成績で暫定首位におどり出た。
木村もスコアこそマイナスだが、最低限に留めたようで最終節に繋げた。
朝岡は卓内のマイナスを1人で背負いこむ形になり、来節残留をかけた厳しい位置での戦いを強いられる事になった。

いよいよ来月は最終節を迎える。
4節を終えての私の成績は+81.2Pで暫定3位の好位置。今回Aリーグへの昇級のチャンスは3回目だ。過去2度のチャンスを物に出来なかったのは、きっと何かが足りなかったのであろう。

結果がすべてのこの世界。勝つには勝つだけの理由があり、負けるには負けるだけの理由があると私は思う。
過去の敗戦から何を学び、何を修正してきたのか?来月、どのような結果が私を待っているのであろうか?
私に出来る事は、悔いの残らない対局になるよう準備をするだけだ。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 96.8
2 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 86.6
3 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 81.2
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 61.2
5 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 58.6
6 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 52.2
7 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 50.4
8 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 10.1
9 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 1.8
10 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 4.7
11 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 22.0
12 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 ▲ 52.5
13 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 81.3
14 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 ▲ 89.2
15 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 ▲ 123.5
16 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 129.7

Cリーグレポート:小野雅峻

終盤、第4節を迎えることになりました。
もう明確な目標も見え、様々な思いを秘めて対局に臨んだことと思います。

私は第3節を終え、何とかプラスで折り返すことができました。最終節を楽しむためにもぜひともプラスで終わらせたいこの第4節、楽に点を持たせてくれない厳しい展開の中、1、2回戦をほぼ原点で凌いだ後の3回戦で痛恨の1人沈みとなってしまいました。全くアガれないままツモで点が削られていくという一番やってはいけないと考えている展開でのラスでした。5人打ちであったため4回戦が空き、始まった5回戦、オーラスを39,800点のトップ目で迎えていました。上家の親が31,800点持ちの3着目で9巡目に2つ目のマンズの鳴きが入りました。
その時の私の手牌が、

七万七万三索四索五索七索八索二筒三筒四筒六筒七筒西  ツモ四索  ドラ六索

四索が切りにくかったため打西とし、次巡ツモ三索、ソーズが切りたくなかったことから上家の現物である打六筒、13巡目にツモ六索から打七筒としたところ、上家がドラ暗刻で11,600の放銃となってしまいました。
この振り込みにより原点も割ることになりトータルも大きなマイナス。最終手出しが六筒であったのは見えていたため非常に悔いの残るオーラスとなりました。

前節終了の時点で上位が混戦模様であったCリーグでしたが、第4節を終えてさらに面白い展開になってきました。現実的な数字で見ると上位9位までが昇級を狙えるラインというところでしょうか。
初参戦者も何人か昇級争いに名を連ねています。
卓の組み合わせが非常に重要なポイントとなりそうな最終節。
みなさんの熱い闘牌に期待したいと思います。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 127.6
2 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 119.2
3 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 108.8
4 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 99.2
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 88.2
6 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 87.0
7 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 85.2
8 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 78.4
9 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 58.9
10 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 23.8
11 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 3.7
12 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 4.0
13 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 ▲ 4.9
14 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 14.9
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 20.2
16 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 ▲ 42.1
17 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 49.8
18 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 ▲ 117.8
19 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 118.0
20 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 ▲ 119.8
21 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 141.6
22 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 152.1
23 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 171.4

中部プロリーグ レポート/第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 第4節レポート

 
Aリーグレポート:掛水洋徳
21期中部プロリーグ第4節
各選手3節までのトータルスコアから決勝を狙う者、残留狙いに変更する者、節が進み一つのミスでの失点の重みが増してくる。
1卓は古川・杉浦・山田・佐藤
この卓は皆今節プラスで終われば最終節は決勝が狙えるポジションにいる。
対局は4回戦とも1人沈みのラスとなる珍しい展開になるも、1、2回戦を佐藤が連勝。
そのままオールプラスで卓内トップの+50Pで再び決勝を射程に入れてきた。
古川、杉浦はほぼ現状維持でチャンスを残したが、2ラスの山田は決勝進出からは大きく後退してしまった。
2卓は鈴木(基)・三戸・掛水・村瀬
決勝を狙う鈴木(基)、降級争いに入りたくない掛水、降級争いから抜けたい村瀬、三戸。
1、2回戦を連勝スタートの鈴木が+37.4Pで、トータルも決勝ボーダーまで浮上に成功。
残りの3者は2回戦終わってマイナスだったが親番で本手が決まり出した村瀬が3、4回戦を連勝して降級争いから一歩抜け出した。
今節私は残留狙いで対局、1回戦は42,600点の2着で終わり、上々の滑り出しと思っていたら、2回戦鈴木のリーチを受けスジの五をトイツ落としをしたら2枚目に下家・村瀬からロンの声。
トイトイ、三暗刻、東、西の12,000点に放銃となりラスを引いてしまう。
3回戦もラス、4回戦は浮きの2着で終了、最終節は参加したくなかった降級争いに決定しました。
Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 88.9
2 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 86.7
3 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 82.0
4 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 80.5
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 68.8
6 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 46.1
7 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 38.4
8 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 15.3
9 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 ▲ 2.8
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 17.6
11 渡辺 典夫 ▲ 56.9 ▲ 47.4 72.2 5.2 ▲ 26.9
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 50.9
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 60.5
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 88.7
15 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 ▲ 104.1
16 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 158.3

Bリーグレポート:大滝聡
さわやかな五月晴れというより、むしろ汗ばむような陽気の中で中部プロリーグ第4節が行われました。
第3節を終えて、ポイント的に抜け出している選手はいない様子。最終節を高いモチベーションで臨む為には私的にも、どうしても負けられない対局。もちろん各選手、同じ想いであろう。
<1卓>
今期好調の土岐に注目したが、結果は卓内1人沈みの▲22.8P
苦しい戦いであっただろうと予想される。逆に原田は前半、連勝を決めての卓内トップ。
ただ原田自身、この結果に満足はしていないだろう。
後半戦の戦い方に課題を残したのではないだろうか?
<2卓>
大滝、若松に手が入る展開が続く。対して吉井、長谷川は受けに廻らざるを得ない戦い。
3回戦終了までは明暗がハッキリと別れた4者であったが、4回戦に吉井が意地の大トップで反撃も時すでに遅し。
<3卓>
Aリーグの復帰に向けてポイントを伸ばしたい葛山であったが、この日はドラが寄るもアガリに結びつかなかった様子。卓内トップは中西で+33.9P持ち前の攻撃力を武器に昇級争いに名乗りをあげた。
<4卓>
木村、樋口の上位対決に注目したが、この戦いを制したのは小坂。
オール連対の素晴らしい成績で大暴れといったところか。そんな中、樋口も後半に連勝してキッチリとポイントを加算。4節を終えてオールプラスの成績で暫定首位におどり出た。
木村もスコアこそマイナスだが、最低限に留めたようで最終節に繋げた。
朝岡は卓内のマイナスを1人で背負いこむ形になり、来節残留をかけた厳しい位置での戦いを強いられる事になった。
いよいよ来月は最終節を迎える。
4節を終えての私の成績は+81.2Pで暫定3位の好位置。今回Aリーグへの昇級のチャンスは3回目だ。過去2度のチャンスを物に出来なかったのは、きっと何かが足りなかったのであろう。
結果がすべてのこの世界。勝つには勝つだけの理由があり、負けるには負けるだけの理由があると私は思う。
過去の敗戦から何を学び、何を修正してきたのか?来月、どのような結果が私を待っているのであろうか?
私に出来る事は、悔いの残らない対局になるよう準備をするだけだ。
Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 96.8
2 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 86.6
3 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 81.2
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 61.2
5 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 58.6
6 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 52.2
7 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 50.4
8 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 10.1
9 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 1.8
10 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 4.7
11 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 22.0
12 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 ▲ 52.5
13 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 81.3
14 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 ▲ 89.2
15 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 ▲ 123.5
16 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 129.7

Cリーグレポート:小野雅峻
終盤、第4節を迎えることになりました。
もう明確な目標も見え、様々な思いを秘めて対局に臨んだことと思います。
私は第3節を終え、何とかプラスで折り返すことができました。最終節を楽しむためにもぜひともプラスで終わらせたいこの第4節、楽に点を持たせてくれない厳しい展開の中、1、2回戦をほぼ原点で凌いだ後の3回戦で痛恨の1人沈みとなってしまいました。全くアガれないままツモで点が削られていくという一番やってはいけないと考えている展開でのラスでした。5人打ちであったため4回戦が空き、始まった5回戦、オーラスを39,800点のトップ目で迎えていました。上家の親が31,800点持ちの3着目で9巡目に2つ目のマンズの鳴きが入りました。
その時の私の手牌が、
七万七万三索四索五索七索八索二筒三筒四筒六筒七筒西  ツモ四索  ドラ六索
四索が切りにくかったため打西とし、次巡ツモ三索、ソーズが切りたくなかったことから上家の現物である打六筒、13巡目にツモ六索から打七筒としたところ、上家がドラ暗刻で11,600の放銃となってしまいました。
この振り込みにより原点も割ることになりトータルも大きなマイナス。最終手出しが六筒であったのは見えていたため非常に悔いの残るオーラスとなりました。
前節終了の時点で上位が混戦模様であったCリーグでしたが、第4節を終えてさらに面白い展開になってきました。現実的な数字で見ると上位9位までが昇級を狙えるラインというところでしょうか。
初参戦者も何人か昇級争いに名を連ねています。
卓の組み合わせが非常に重要なポイントとなりそうな最終節。
みなさんの熱い闘牌に期待したいと思います。
Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 127.6
2 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 119.2
3 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 108.8
4 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 99.2
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 88.2
6 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 87.0
7 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 85.2
8 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 78.4
9 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 58.9
10 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 23.8
11 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 3.7
12 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 4.0
13 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 ▲ 4.9
14 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 14.9
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 20.2
16 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 ▲ 42.1
17 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 49.8
18 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 ▲ 117.8
19 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 118.0
20 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 ▲ 119.8
21 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 141.6
22 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 152.1
23 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 171.4

第22期マスターズ

フォトギャラリー/第22期マスターズ

第8期女流桜花 第1節レポート

tri

tri tri
tri tri

ついに2013年度、第8期女流桜花が開幕しました!
Aリーグの選手は頂点を、またB、Cリーグの選手は昇級を目指す熱い闘いが始まったのです。

現女流桜花は、二階堂亜樹プロ以来の連覇を達成した「最速マーメイド」こと魚谷侑未プロ。
その魚谷プロへの挑戦権を得るのは、いったい誰なのでしょう。
かく言う私も、2年ぶりの決勝戦進出を虎視眈々と狙っております。

さて、今期はAリーグ16名と、例年より少ない人数でのスタートなりました。
組み合わせが発表され、私の卓は清水香織プロ、黒沢咲プロ、小宮山一美プロ。
実力者揃いで、一瞬「初戦から厳しい卓だなあ」と思ったのですが、よくよく考えてみればAリーグなのだから当たり前。これからも「厳しい卓」が続いていくのです。

そう思うと、胃が痛くなると同時に、闘志がかきたてられてきます。
私の初戦が始まりました。

小宮山プロが好調のようです。放銃が少ない上に打点が高い。
勝負所できっちり決めてくるメリハリの利いた麻雀でした。
対照的に、清水プロと黒沢プロは苦しい展開。手数が少なくリーチ負けも多いという状況。
対局終了後、黒沢プロに感想を聞いてみました。

黒沢プロ
「苦しいと感じながらも耐え抜いて、最小限のマイナスで終わることができた。そこが良かったと思います」

不運な状況に対し、頭を低くし続けた黒沢プロ。
4回戦のオーラスで見事な満貫のアガリを決め、プラスに転じて終了。
この得点で、トータルのマイナスを最小限に抑えたのであります。
さすがと言うべきか、全体を通して苦しみながらもバランスの取れた麻雀を打たれていた印象を受けました。

他の卓の様子はどうだったのでしょう。
和久津晶プロ、宮内こずえプロ、吾妻さおりプロ、平岡理恵プロの卓では、大幅なポイントの動きがあったとの情報が入ってきました。さっそく和久津プロにインタビュー。

和久津プロ「吾妻プロが調子良かったんだけど、それでも私は自由にのびのび打てていたからまだ楽だった。だけど調子が悪かった宮内プロは、きっと凄くきつかったと思うよ」

宮内プロがいかに「きつかった」か、一例を取り上げると――
和久津プロが5巡目に次の手牌でリーチ。

一万二万三万一筒三筒一索二索三索七索八索九索東東  リーチ

次巡、あっさり二筒をツモって跳満。
宮内プロは「親っかぶり」で6,000点の失点。
次局、東家の和久津プロが4巡目に次の手牌でリーチ。

七万七万七万二筒二筒二筒五筒五筒三索四索発発発  リーチ

これに宮内プロが二索で飛び込んで12,000点。たった2局で18,000点もの支出。
しかも早い巡目での親っかぶりと放銃。
これは和久津プロの指摘どおり「凄くきつかった」のは間違いないでしょう。
とは言え、高いキャリアとパワーを誇る宮内プロのこと、次節以降の巻き返しは必至。
私としては、そのときの宮内プロと当たらないことを願うばかりです。

さて、Bリーグですが、こちらは大荒れの模様となったようです。
ある卓では、半荘1回で役満が2回も飛び出るなど、3名の選手が早くも+100Pオーバー。
プラスとマイナスの上下が250P以上あり、1節目から激しい点棒の動きとなりました。
このまま縦長の並びが加速すると、さらに「荒れ場」の展開になると予想されるので、次節ではできるだけ上下の差を詰めていただきたいと思います。

波乱含みのスタートを切った第8期女流桜花。
次節からはもっとパワフルに、もっと白熱した対局になっていくことでしょう。
短いレポートですが、その熱い激闘を内容濃くお伝えしていけるよう私も頑張りますので、
よろしくお願いいたします。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第8期女流桜花 第1節レポート

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tri tri
tri tri

ついに2013年度、第8期女流桜花が開幕しました!
Aリーグの選手は頂点を、またB、Cリーグの選手は昇級を目指す熱い闘いが始まったのです。
現女流桜花は、二階堂亜樹プロ以来の連覇を達成した「最速マーメイド」こと魚谷侑未プロ。
その魚谷プロへの挑戦権を得るのは、いったい誰なのでしょう。
かく言う私も、2年ぶりの決勝戦進出を虎視眈々と狙っております。
さて、今期はAリーグ16名と、例年より少ない人数でのスタートなりました。
組み合わせが発表され、私の卓は清水香織プロ、黒沢咲プロ、小宮山一美プロ。
実力者揃いで、一瞬「初戦から厳しい卓だなあ」と思ったのですが、よくよく考えてみればAリーグなのだから当たり前。これからも「厳しい卓」が続いていくのです。
そう思うと、胃が痛くなると同時に、闘志がかきたてられてきます。
私の初戦が始まりました。
小宮山プロが好調のようです。放銃が少ない上に打点が高い。
勝負所できっちり決めてくるメリハリの利いた麻雀でした。
対照的に、清水プロと黒沢プロは苦しい展開。手数が少なくリーチ負けも多いという状況。
対局終了後、黒沢プロに感想を聞いてみました。
黒沢プロ
「苦しいと感じながらも耐え抜いて、最小限のマイナスで終わることができた。そこが良かったと思います」
不運な状況に対し、頭を低くし続けた黒沢プロ。
4回戦のオーラスで見事な満貫のアガリを決め、プラスに転じて終了。
この得点で、トータルのマイナスを最小限に抑えたのであります。
さすがと言うべきか、全体を通して苦しみながらもバランスの取れた麻雀を打たれていた印象を受けました。
他の卓の様子はどうだったのでしょう。
和久津晶プロ、宮内こずえプロ、吾妻さおりプロ、平岡理恵プロの卓では、大幅なポイントの動きがあったとの情報が入ってきました。さっそく和久津プロにインタビュー。
和久津プロ「吾妻プロが調子良かったんだけど、それでも私は自由にのびのび打てていたからまだ楽だった。だけど調子が悪かった宮内プロは、きっと凄くきつかったと思うよ」
宮内プロがいかに「きつかった」か、一例を取り上げると――
和久津プロが5巡目に次の手牌でリーチ。
一万二万三万一筒三筒一索二索三索七索八索九索東東  リーチ
次巡、あっさり二筒をツモって跳満。
宮内プロは「親っかぶり」で6,000点の失点。
次局、東家の和久津プロが4巡目に次の手牌でリーチ。
七万七万七万二筒二筒二筒五筒五筒三索四索発発発  リーチ
これに宮内プロが二索で飛び込んで12,000点。たった2局で18,000点もの支出。
しかも早い巡目での親っかぶりと放銃。
これは和久津プロの指摘どおり「凄くきつかった」のは間違いないでしょう。
とは言え、高いキャリアとパワーを誇る宮内プロのこと、次節以降の巻き返しは必至。
私としては、そのときの宮内プロと当たらないことを願うばかりです。
さて、Bリーグですが、こちらは大荒れの模様となったようです。
ある卓では、半荘1回で役満が2回も飛び出るなど、3名の選手が早くも+100Pオーバー。
プラスとマイナスの上下が250P以上あり、1節目から激しい点棒の動きとなりました。
このまま縦長の並びが加速すると、さらに「荒れ場」の展開になると予想されるので、次節ではできるだけ上下の差を詰めていただきたいと思います。
波乱含みのスタートを切った第8期女流桜花。
次節からはもっとパワフルに、もっと白熱した対局になっていくことでしょう。
短いレポートですが、その熱い激闘を内容濃くお伝えしていけるよう私も頑張りますので、
よろしくお願いいたします。

第22期マスターズ 決勝観戦記 滝沢 和典

第22期マスターズ、決勝進出者は以下4名。

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四柳弘樹プロ
A2 38才 富山県出身 血液型A型

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勝又健志プロ
A2 32才 東京都出身 血液型B型

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西岡慎泰プロ
B2 34才 岐阜県出身 血液型O型

mas22
小車祥プロ
D3 33才 福岡県出身 血液型B型

 

1回戦(起家から 四柳・勝又・小車・西岡)

東1局1本場

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東1局は四柳、勝又の2人テンパイで流局。
続く1本場で、西岡が小車から6,400の出アガリ。

西岡の序盤の捨て牌を見ればわかるように、ほぼ手なりで七対子のテンパイが入った。
二索三索の単騎選択はあったが、仮に三索待ちにしていたら、勝又が同巡に打った三索はどうなっていただろうか。
きっと三索を放銃してしまう打ち手も多いと思うが、勝又の観察力なら三索を止める可能性があると、私は思う。
西岡の捨て牌を七対子と断定できるわけではないが、東の打ち出しが早いこと、四筒三筒四索二索という切り順の違和感。そして何より、自分の手牌が急所だらけでアガリに遠いこと。総合的に判断して打牌を選択すれば、三索が止まっても不思議はないのである。

勝又は9巡目の打五筒から、3巡連続で安全牌を打っているが、それが偶然であったのかどうかは牌譜だけで判断することはできない。
ともかく、西岡の待ち選択が、小車の出ばなをくじいたことは事実だ。

東3局

mas22

西岡が14巡目の七索をチーテンにかけると、小車からドラ八万を喰い取り500、1,000のツモアガリ。
西岡好調、小車不調、といった印象を受ける。

東4局

mas22

西岡が懇意にしている人物に、A1リーグ在籍の朝武雅晴がいる。朝武は高打点を追う雀風で、恐らく西岡も影響を受けているはずだが、その朝武を彷彿とさせる、第一打の六索

mas22

西岡が八筒を引き入れ、ヤミテンに構えると、同巡勝又がリーチ。
仮に、西岡が他家を押さえつける意味でリーチをかけていれば、勝又がヤミテンに構えることが予想されるだけに、この局の結末は興味深い。
西岡が1発目に五筒を掴み、一索二索を落として迂回すると、12巡目に四筒を引きリーチ。

mas22

すると、今度は勝又が西岡の高目のアガリ牌六筒を掴み、12,000の放銃。
勝又、西岡、両者のリーチ判断が明暗を分ける1局となった。

ちなみに西岡が、シンプルに第一打九索としても、恐らく同じ手格好になっている。
小車の3巡目のドラ白打ちなども踏まえ、両者の立場で自分ならどういった判断をするか、考えて見るのも面白い。

次局、東4局1本場 9巡目
西岡はこの手を即リーチ。

二万二万二万三万四万五万六万八万二索三索四索八筒八筒  リーチ  ドラ一筒

16巡目にツモアガリ、2,000は2,100オール。

mas22

2本場、仕掛けた小車が勝又のリーチに8,000放銃となり、西岡の親が落ちた。

南1局
これまで息を潜めていた四柳が親番で、3巡目にリーチで一発ツモ。4,000オールのアガリ。

五万六万七万六索七索二筒三筒四筒四筒四筒七筒八筒九筒  ツモ八索  ドラ七筒

近年の日本プロ麻雀連盟では、瀬戸熊直樹、前原雄大がビッグタイトルを取りまくっているが、口を揃えて「親番でどれだけ点数を叩き出せるかが重要、そのために良い形で親番を迎えるべきである」と言う。
絶対的な根拠があるわけではないが、きっと2名なら、この四柳の親番はチャンスだと言うだろう。逆に四柳以外の3名の立場であれば、この親を警戒すべきだ、と言うはず。

南1局1本場
親番の四柳は2巡目

三万七万七万二索三索六索六索八索三筒六筒七筒北北  ツモ四万  ドラ二万

メンツ候補は足りているが、四柳は234の三色まで見据えて、打北とした。
七索四筒と引き入れ、この形。

三万四万七万七万二索三索六索七索八索二筒三筒四筒六筒七筒

あくまで高打点を追求する打六筒を選択。
四索を引き、10巡目にリーチをかける。

mas22

流局間際、形式テンパイを入れた勝又が高目二万を食い取り流局となった。

南1局2本場

mas22

7巡目、南家・勝又はここで打一筒としてテンパイ取らず。
次巡、ツモ二索でドラ二筒打ちでこの形。

二万二万三万四万六万六万二索四索五索六索六索七索八索

ペン三筒のテンパイを外す、外さない。この手順には賛否両論あるだろうが、私はどんな打ち方をしても構わないと思う。
この後、ドラが捨て牌に並んでしまうことになるのだが、一瞬の結果はどちらでも良くて、勝又自身がこの局面をどう捉えているか、腰を据えて打つことができているかということが大きな問題であろう。

このドラ打ちが場面に作用する。
11巡目、小車が打った八筒を西岡がチー。

mas22

勝又が打ったドラ二筒は、手牌のスピードを知らせる牌である。
それを受けて、場に1枚切れの發単騎に受けた西岡だが、これも同じように、捨て牌とリャンメンチーは、他者に対して打点とスピードを知らせることになってしまう。手牌の情報を出せば、アガリ確率もグッと低くなる。

二筒三筒四筒四筒五筒六筒六筒六筒七筒北北北發

北三筒とツモり、この手格好になったばかり。局のスピードを知り、それに対応して打つことが間違いとは思わないが、先ほど、東4局の親番で、第一打六索を選択した打ち手が仕掛けて良いのは、急所である三筒、または六筒だけではないだろうか。

トップ目を走っているのにどうもバタついた感じを受けてしまう。いや、トップ目を走っているからこそ、プレッシャーを感じるものか…

その同巡、勝又がテンパイで即リーチ。

二万二万三万四万六万六万六万四索五索六索六索七索八索

この仕掛けとリーチに対して、一歩も引かない姿勢の四柳が追いつく。

mas22

勝又の三万が山越しとなったが躊躇なく追いかけリーチをかける。

mas22

四柳の捨て牌には三筒五筒と並んでおり、西岡の目からは3,000・6,000のアガリ逃しが確認できる。
その直後、2,000オールのツモアガリ。
西岡は精神の均衡を保つことができるか?

南1局3本場

mas22

6巡目の打二筒でテンパイ、次巡の打三索八筒に待ちかえ、九索を空切りしてのリーチである。
八筒には自信があった」と打ち上げの席で話していた勝又だが、2枚の九筒と、西岡の六筒の後押し、それだけの理由では、現在の四柳の親に対して勝負するには無謀に映る。
もちろん、先手を取って相手の手順ミスを誘う、ということが隠された理由のひとつであろう。しかし、前局の四柳の腹をくくった攻めを見れば、少々リスクが高いように感じる。

mas22

またしても捨て牌にドラが2枚並んでしまった。四柳の捨て牌のトーンにも肝を冷やしたことであろうが、直後に八筒の引きアガリとなった。

決勝メンバー4名の中で、唯一タイトル戦優勝の実績を持ち、舞台慣れもしている。場面を読む能力が最も高いのも勝又で間違いないであろう。
しかし、麻雀を勝負事として捉えたとき、四柳に優位に立たれている感はある。

1回戦終了時
四柳+36.9P 西岡+15.5P 勝又▲10.9P 小車▲43.5P

 

2回戦 (起家から 西岡・小車・四柳・勝又)

東1局は小車が2,000・4,000をツモアガリ。

一万一万一万四万五万五万六万六万八万八万  ポン東東東  ツモ七万  ドラ四万

東2局も小車。2,600オール

四万五万七万八万九万二索二索七索八索九索四筒五筒  ツモ三筒  ドラ五筒  裏ドラ一万

決勝戦終了後「最初のラスで開き直ることができたかもしれない」
と語っていた小車。確かに2回戦目以降、顔つきが晴れ晴れとしており、力んでいる様子もなくなっている。

南3局1本場
小車がドラ八索をツモ切ると、西家の西岡がポン。

mas22

西岡が13巡目にツモアガリとなる。

三万三万三索三索三索四索五索六索五筒六筒  ポン八索 上向き八索 上向き八索 左向き  ツモ七筒  ドラ八索

mas22

八索を打つのは問題ない、しかしこの五筒で簡単に撤退してしまうのであれば、やはり問題がある。
トップを守り切りたいという考えがあるのなら、八索を打ち出さなければ良い。得点を伸ばそうとするならば、この瞬間に五筒は打ち出さなければならない。
ここで小車が打五筒とすると、おそらく西岡がポン。すると、西岡のアガリはなかった。
結果論ではあるが、こういった打ち手の姿勢がポイントとなって、勝負の流れが出来上がるものではないか。

南4局

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ラス目の勝又が親番をキープするため仕掛けると、西岡に2,000・4,000のアガリが生まれる。

2回戦成績
西岡+32.2P 小車+15.2P 四柳▲16.6P 勝又▲30.8P

2回戦終了時
西岡+47.7P 四柳+20.3P 小車▲28.3P 勝又▲41.7P

 

3回戦 (起家から 勝又・西岡・小車・四柳)

東1局

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まず、先手をとったのはトータルトップ目に立っている西岡。場に1枚切れの九筒単騎。
西岡の捨て牌8巡目にある五索を、西家小車が合わせ打つと、四柳がチー。

四柳手牌
三万四万五万六万七万七万八万八万六筒六筒  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き

11巡目、勝又がツモ四万南をカンすると、リンシャン牌が北。上のテンパイ形で即リーチ。
いきなり大荒れの東1局となった。
1回戦目と比較すると、場面の空気がまったく違う。皆、獣のように勝ちに向かって戦っている。

2者に攻め返された西岡は、そのとき冷静になってもリーチをかけているため、時すでに遅し。果たしてトータルトップ目のかけるリーチだったか?自問自答。
一方、リーチに対して仕掛けた四柳はどこまで攻めていいのやら、無我夢中の状態。
勝又はこれまでに背負っているマイナスを挽回するため、8,000オールを目指してリーチをかけたが、直後に五万六万とツモり、アガリ形を河に並べてしまう。

東2局は、南家・小車が2巡目にこの形から動いて打六筒

一万三万七万四索六筒南北北白發發  ポン西西西  ドラ一万

ドラが一万なので、てっきりマンズのホンイツが本線かと思いきや、次巡ツモ三索で打七万として、なぜかソーズのホンイツをアガる。

三索四索五索南南發發  ポン北北北  ポン西西西  ロン發

放銃した勝又の手牌がこれ。

六万七万八万三筒三筒五筒六筒七筒二索三索三索六索七索

この結果は、勝又が不運なのか、それとも自らが招いたものなのか、小車が作り出したものなのか。とにかく混沌とした2局だ。

それぞれが取った手段はさておき、これが人間同士の戦いであると思うし、また人間が未熟な部分が表れているとも思う。美しいとも思うし、醜いとも思う。
最終戦が近付くにつれ、人間の芯の強さが試される場面が増えてくるのである。

東3局1本場

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小車の8,000オールが炸裂。

南1局

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6巡目にホンイツのテンパイを入れた小車だが、勝又のリーチに対してツモ六索で長考して打發
後に勝又から打たれた東をポン。

mas22

このアガリとなった。
次に危険牌を引いたら、白を打ってオリるつもりであろうか?
これに似たような局が東3局。

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8,000オールを引いた小車の親番を捌きにかけた西岡だが、四柳のリーチに対して七索を中抜き。

この一連の流れを見た、立会人の瀬戸熊はさすがに失笑を浮かべる。(当然対局者には見えない位置で)
小車はこの半荘の点数。西岡はトータルの点数。本来はリードを強みにしなければならないのに、それが逆に弱みになってしまっている。
すでに死に体に近い勝又にチャンスを与えず、この半荘は完全勝利で終えるべきだ。

3回戦成績
小車+46.8P 四柳+6.4P 西岡▲17.8P 勝又▲35.4P

3回戦終了時
西岡+29.9P 小車+28.5P 四柳+26.7P 勝又▲77.1P

 

4回戦 (起家から 小車・西岡・四柳・勝又)

mas22

東1局は勝又のメンピンツモからスタート

三万四万一索二索三索五索五索六索七索八索七筒八筒九筒  ツモ五万  ドラ中

東2局
6巡目、勝又が場に2枚目の北を仕掛ける。

二万一筒四筒五筒六筒八筒九筒白白發發  ポン北北北

このとき發はすでに2枚切れている。苦しい仕掛けなのは承知だが、残された時間は少ないため、多少の無理は仕方なしか。
すると、親番の西岡が6,000オールツモアガリ。

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勝又の仕掛けが無ければ、西岡は先に六筒を引き入れ、二万五万八万のテンパイが入っていた。

南2局

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八万は2巡目にツモ切られているが、西岡は手出し牌が少ないため、配牌がある程度整っていたことが予想される。
残り巡目も少なく、自分にアガリがないと見るや、すっと引く。場面の情報を的確に集め、見切りが早いのが勝又の強さのひとつだ。
だから、勝又にしてはかなり珍しい放銃と言える。
まあ、もちろん勝又はすべて認識した上で打っていることだろう。現在の点数状況が無理な打牌を繰り返させているのだ。
しかし、その無理な打牌が西岡に利するパターンが多い。四柳、小車からすれば、西岡が他力で遠くへ行ってしまう感覚であったことだろう。なんて理不尽なんだと思うかもしれないが、それによって打牌を左右されることは、本質からずれることと同じ。きっと優勝も遠ざかってしまう。

4回戦成績
西岡+33.8P 小車+8.1P 勝又▲12.9P 四柳▲29.0P

4回戦終了時
西岡+63.7P 小車+26.6P 四柳▲2.3P 勝又▲90.0P

 

5回戦 (起家から 小車・四柳・勝又・西岡)

東1局

mas22

四柳は4巡目に純チャンの1シャンテンとなった。親番の小車が4巡目に打った九筒、5巡目の七筒、9巡目の九索、すべてに見向きもせず、ドラ發をツモった場面だ。
このドラもほぼノータイムでツモ切り。
4回戦目のバタバタ感は消え失せ、どっしりと構えて打牌に迷いもない。一本筋が通った印象を受ける。
北家の西岡がドラ發をポンすると、四柳の次のツモが九万で打九筒、さらに九万を暗刻にすると、これも即決でリーチ。

mas22

当然ドラをポンした西岡も直線的に打つ。
四柳に軍配が上がり、12,000

その後も四柳が加点
東4局 リーチ→一人テンパイ

二万二万三万四万五万一索二索三索二筒三筒四筒八筒九筒  ドラ八筒

南1局 勝又→四柳 1,300

四万四万四索五索六索一筒二筒三筒六筒六筒白白白  ロン四万  ドラ發

南2局 1,000オール

一索二索三索四索五索六索七索八索五筒六筒七筒南南  ツモ六索  ドラ發

四柳の親を落としたのは西岡。

七索八索九索二筒二筒北北  ポン南南南  ポン白白白  ツモ二筒  ドラ二筒

南3局
南家・西岡は6巡目に南を暗カン。

三万三万四索五索六索四筒四筒五筒北北   暗カン牌の背南南牌の背   ドラ東 カンドラ發

親の勝又がリーチで先手を取る。

四索五索六索七索八索九索六筒六筒七筒七筒八筒西西  リーチ

14巡目にようやく追いついた西岡は追いかけリーチ。

mas22

西岡が一発目に持ってきた四筒を恐る恐る河に置く。
そして次巡、持ってきた待望のアガリ牌三筒
が、河にそっと置かれた。

流局後、対局者に対して「すみません」と一言。
さすがに顔は青ざめて、額からは汗が流れていた。

対局終了後に聞いたところ、「勝又のリーチに対して四筒が当たると思いこんでしまっていた、それが通ったあと頭が真っ白になった」
とのこと。

人間なので、間違いはある。点数や待ちがわからないより100倍マシだよ、と声をかけたが、頭はふらふらになってしまったことだろう。
優勝というゴールが近付くにつれて、激しいプレッシャーに襲われる。
え!?そんなにメンタル弱いの?と言う方も多いかと思うが、その舞台に立って、同じ状況にならなければ、わかならいものだ。タイトルに重みを感じているほどその圧力は大きくなる。
ただ、プロとしては批判されても仕方ない。むしろ、批判されるべきである。
最高のパフォーマンスができる状態で対局に臨み、観戦者に、視聴者に至高の対局を届けることが、麻雀プロを名乗るものの義務だからである。

本来、対局者に声をかけることは禁止されているが、私が西岡に声をかけたのも次の最終戦の譜を汚してほしくないから、というのが理由で、西岡に対する慰め、というより、麻雀界のためという意味合いで声をかけたつもりだ。

現在、プロと名乗るものが対局を発信する場面が増えてきている。正直、いい加減な対局も多く目にするが、もし関係者の方がこれを読んでいたらもう一度考えてみてほしい。

南4局2本場

mas22

オーラスは、四柳の3,000・6,000で終局となった。
これは小車にとっても嬉しいアガリ。
トータル首位を走る西岡をラスにしたまま、最終戦を迎えることができた。

5回戦成績
四柳+39.9P 小車+2.8P 勝又▲14.9P 西岡▲27.8P

5回戦終了時
四柳+37.6P 西岡+35.9P 小車+30.4P 勝又▲104.9P

 

6回戦
※規定により、トータルトップが北家、2着が東家、3着が南家、4着が西家でスタート
(起家から 西岡・小車・勝又・四柳)

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3者は10ポイント差以内にいるため、着順勝負で優勝者が決まる。オーラスまで、特殊な局面は少なく、坦々と進んでいった。

東1局 ドラ三万
北家・四柳が、中のポンテンでカン五筒テンパイ。後に雀頭の八索をポンして六筒九筒に待ちかえ。勝又から8,000出アガリ。

勝又→四柳 8,000

三万三万三万六筒七筒八筒九筒  ポン八索 左向き八索 上向き八索 上向き  ポン中中中  ロン九筒  ドラ三万

東2局 ドラ八筒
4巡目、勝又リーチ

三万四万五万七万八万五索六索七索四筒四筒南南南

親番の小車が追いかけ、5巡目リーチ一発ツモ。4,000オール。

四万五万六万一索一索九索九索九索一筒二筒三筒八筒九筒  ツモ七筒  ドラ八筒

東2局1本場 3巡目、西岡リーチ

四万五万六万四索五索六索七索七索一筒二筒三筒白白  ドラ四万

11巡目、勝又リーチに西岡が一発で放銃 2,600は2,900。

七万八万九万三索三索三索五索六索七索五筒六筒發發

東3局 流局
勝又、四柳テンパイ

東3局1本場 流局
全員ノーテン

東4局2本場 ドラ三索
勝又6巡目リーチに四柳テンパイ打牌で放銃。2,600は3,200

勝又
二万二万二万四万五万五万六万六万六索七索八索八筒八筒  ロン七万

四柳
三索四索五索五索六索七索九索九索九索二筒三筒四筒白

南1局 ドラ東

勝又→西岡1,500

二索三索四索北北發發  チー七万 左向き五万 上向き六万 上向き  チー六筒 左向き四筒 上向き五筒 上向き  ロン發

南1局1本場
西岡→小車 8,000は8,300

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南2局 流局
西岡、勝又テンパイ

南3局 1本場
西岡→四柳6,400は6,700

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南4局
いよいよオーラスになった。
小車と四柳の差は8,800。西岡は小車から役満の直撃が条件となっている。

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息詰まるような雰囲気で、打牌が続き、流局となった。
四柳の1人テンパイ。これで西岡の役満条件も消えて、実質小車と四柳の一騎打ちとなった。

南4局1本場

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9巡目、勝又の三索を四柳がチーして打六索、次巡の一万をツモ切ったのだが、小車の捨て牌に注目すると、この選択はどうか?
しかし、絶対にテンパイを取らなければならない場面で七索引きに備えるのも正しい。実際小車の手牌には六索九索の受けが残っており、究極の選択だ。
次巡、四柳は七索を引き入れ、手広い1シャンテンとなった。

六万七万二索三索七索八索九索中中中  チー三索 左向き一索 上向き二索 上向き

その瞬間、小車は四万をツモり、ピンフのテンパイが入る。

三万四万四万五万五万六万八万八万七索八索一筒二筒三筒

残りツモ2回で四柳が六索を掴み、放銃。

mas22

第22期麻雀マスターズは、九州の小車祥の優勝で幕を閉じた。

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打ち上げの席で小車の挨拶。
「マスターズ………簡単でした!」
めでたい酒の席だし、まあいいかなと思ったが、決勝戦で審判を務めた紺野真太郎が一喝。
小車本人に向けてというより、それを言わせた小車の周囲の人間に対して発したものであろう。
遊びじゃねえんだぞ、と。

今回の観戦記で、一体小車のどこに強さがあるのだろう。全然小車について書いていないじゃないか、と思われる方も多いだろう。
4名とも、厳しい予選を勝ち上がってきたのだから、強いのは当たり前。

本来、勝者は称えるべきなのであろうが、今回は麻雀を見て素直に思ったことを書こうと思った。キレイごとを並べて、強引に勝者を称えるより、正しい麻雀の見方を書こうと。第22期マスターズ優勝者小車祥に、今後の期待もこめて。
もっと厳しい麻雀を打って、鳳凰戦のような対局を作り上げよう。
勝因より敗因が目立つ対局が多いが、これが逆転したとき、麻雀界は良くなると思う。

麻雀マスターズ 決勝観戦記/第22期マスターズ 決勝観戦記 滝沢 和典

第22期マスターズ、決勝進出者は以下4名。

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四柳弘樹プロ
A2 38才 富山県出身 血液型A型

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勝又健志プロ
A2 32才 東京都出身 血液型B型

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西岡慎泰プロ
B2 34才 岐阜県出身 血液型O型

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小車祥プロ
D3 33才 福岡県出身 血液型B型

 
1回戦(起家から 四柳・勝又・小車・西岡)
東1局1本場

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東1局は四柳、勝又の2人テンパイで流局。
続く1本場で、西岡が小車から6,400の出アガリ。
西岡の序盤の捨て牌を見ればわかるように、ほぼ手なりで七対子のテンパイが入った。
二索三索の単騎選択はあったが、仮に三索待ちにしていたら、勝又が同巡に打った三索はどうなっていただろうか。
きっと三索を放銃してしまう打ち手も多いと思うが、勝又の観察力なら三索を止める可能性があると、私は思う。
西岡の捨て牌を七対子と断定できるわけではないが、東の打ち出しが早いこと、四筒三筒四索二索という切り順の違和感。そして何より、自分の手牌が急所だらけでアガリに遠いこと。総合的に判断して打牌を選択すれば、三索が止まっても不思議はないのである。
勝又は9巡目の打五筒から、3巡連続で安全牌を打っているが、それが偶然であったのかどうかは牌譜だけで判断することはできない。
ともかく、西岡の待ち選択が、小車の出ばなをくじいたことは事実だ。
東3局

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西岡が14巡目の七索をチーテンにかけると、小車からドラ八万を喰い取り500、1,000のツモアガリ。
西岡好調、小車不調、といった印象を受ける。
東4局

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西岡が懇意にしている人物に、A1リーグ在籍の朝武雅晴がいる。朝武は高打点を追う雀風で、恐らく西岡も影響を受けているはずだが、その朝武を彷彿とさせる、第一打の六索

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西岡が八筒を引き入れ、ヤミテンに構えると、同巡勝又がリーチ。
仮に、西岡が他家を押さえつける意味でリーチをかけていれば、勝又がヤミテンに構えることが予想されるだけに、この局の結末は興味深い。
西岡が1発目に五筒を掴み、一索二索を落として迂回すると、12巡目に四筒を引きリーチ。

mas22

すると、今度は勝又が西岡の高目のアガリ牌六筒を掴み、12,000の放銃。
勝又、西岡、両者のリーチ判断が明暗を分ける1局となった。
ちなみに西岡が、シンプルに第一打九索としても、恐らく同じ手格好になっている。
小車の3巡目のドラ白打ちなども踏まえ、両者の立場で自分ならどういった判断をするか、考えて見るのも面白い。
次局、東4局1本場 9巡目
西岡はこの手を即リーチ。
二万二万二万三万四万五万六万八万二索三索四索八筒八筒  リーチ  ドラ一筒
16巡目にツモアガリ、2,000は2,100オール。

mas22

2本場、仕掛けた小車が勝又のリーチに8,000放銃となり、西岡の親が落ちた。
南1局
これまで息を潜めていた四柳が親番で、3巡目にリーチで一発ツモ。4,000オールのアガリ。
五万六万七万六索七索二筒三筒四筒四筒四筒七筒八筒九筒  ツモ八索  ドラ七筒
近年の日本プロ麻雀連盟では、瀬戸熊直樹、前原雄大がビッグタイトルを取りまくっているが、口を揃えて「親番でどれだけ点数を叩き出せるかが重要、そのために良い形で親番を迎えるべきである」と言う。
絶対的な根拠があるわけではないが、きっと2名なら、この四柳の親番はチャンスだと言うだろう。逆に四柳以外の3名の立場であれば、この親を警戒すべきだ、と言うはず。
南1局1本場
親番の四柳は2巡目
三万七万七万二索三索六索六索八索三筒六筒七筒北北  ツモ四万  ドラ二万
メンツ候補は足りているが、四柳は234の三色まで見据えて、打北とした。
七索四筒と引き入れ、この形。
三万四万七万七万二索三索六索七索八索二筒三筒四筒六筒七筒
あくまで高打点を追求する打六筒を選択。
四索を引き、10巡目にリーチをかける。

mas22

流局間際、形式テンパイを入れた勝又が高目二万を食い取り流局となった。
南1局2本場

mas22

7巡目、南家・勝又はここで打一筒としてテンパイ取らず。
次巡、ツモ二索でドラ二筒打ちでこの形。
二万二万三万四万六万六万二索四索五索六索六索七索八索
ペン三筒のテンパイを外す、外さない。この手順には賛否両論あるだろうが、私はどんな打ち方をしても構わないと思う。
この後、ドラが捨て牌に並んでしまうことになるのだが、一瞬の結果はどちらでも良くて、勝又自身がこの局面をどう捉えているか、腰を据えて打つことができているかということが大きな問題であろう。
このドラ打ちが場面に作用する。
11巡目、小車が打った八筒を西岡がチー。

mas22

勝又が打ったドラ二筒は、手牌のスピードを知らせる牌である。
それを受けて、場に1枚切れの發単騎に受けた西岡だが、これも同じように、捨て牌とリャンメンチーは、他者に対して打点とスピードを知らせることになってしまう。手牌の情報を出せば、アガリ確率もグッと低くなる。
二筒三筒四筒四筒五筒六筒六筒六筒七筒北北北發
北三筒とツモり、この手格好になったばかり。局のスピードを知り、それに対応して打つことが間違いとは思わないが、先ほど、東4局の親番で、第一打六索を選択した打ち手が仕掛けて良いのは、急所である三筒、または六筒だけではないだろうか。
トップ目を走っているのにどうもバタついた感じを受けてしまう。いや、トップ目を走っているからこそ、プレッシャーを感じるものか…
その同巡、勝又がテンパイで即リーチ。
二万二万三万四万六万六万六万四索五索六索六索七索八索
この仕掛けとリーチに対して、一歩も引かない姿勢の四柳が追いつく。

mas22

勝又の三万が山越しとなったが躊躇なく追いかけリーチをかける。

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四柳の捨て牌には三筒五筒と並んでおり、西岡の目からは3,000・6,000のアガリ逃しが確認できる。
その直後、2,000オールのツモアガリ。
西岡は精神の均衡を保つことができるか?
南1局3本場

mas22

6巡目の打二筒でテンパイ、次巡の打三索八筒に待ちかえ、九索を空切りしてのリーチである。
八筒には自信があった」と打ち上げの席で話していた勝又だが、2枚の九筒と、西岡の六筒の後押し、それだけの理由では、現在の四柳の親に対して勝負するには無謀に映る。
もちろん、先手を取って相手の手順ミスを誘う、ということが隠された理由のひとつであろう。しかし、前局の四柳の腹をくくった攻めを見れば、少々リスクが高いように感じる。

mas22

またしても捨て牌にドラが2枚並んでしまった。四柳の捨て牌のトーンにも肝を冷やしたことであろうが、直後に八筒の引きアガリとなった。
決勝メンバー4名の中で、唯一タイトル戦優勝の実績を持ち、舞台慣れもしている。場面を読む能力が最も高いのも勝又で間違いないであろう。
しかし、麻雀を勝負事として捉えたとき、四柳に優位に立たれている感はある。
1回戦終了時
四柳+36.9P 西岡+15.5P 勝又▲10.9P 小車▲43.5P
 
2回戦 (起家から 西岡・小車・四柳・勝又)

東1局は小車が2,000・4,000をツモアガリ。
一万一万一万四万五万五万六万六万八万八万  ポン東東東  ツモ七万  ドラ四万
東2局も小車。2,600オール
四万五万七万八万九万二索二索七索八索九索四筒五筒  ツモ三筒  ドラ五筒  裏ドラ一万
決勝戦終了後「最初のラスで開き直ることができたかもしれない」
と語っていた小車。確かに2回戦目以降、顔つきが晴れ晴れとしており、力んでいる様子もなくなっている。
南3局1本場
小車がドラ八索をツモ切ると、西家の西岡がポン。

mas22

西岡が13巡目にツモアガリとなる。
三万三万三索三索三索四索五索六索五筒六筒  ポン八索 上向き八索 上向き八索 左向き  ツモ七筒  ドラ八索

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八索を打つのは問題ない、しかしこの五筒で簡単に撤退してしまうのであれば、やはり問題がある。
トップを守り切りたいという考えがあるのなら、八索を打ち出さなければ良い。得点を伸ばそうとするならば、この瞬間に五筒は打ち出さなければならない。
ここで小車が打五筒とすると、おそらく西岡がポン。すると、西岡のアガリはなかった。
結果論ではあるが、こういった打ち手の姿勢がポイントとなって、勝負の流れが出来上がるものではないか。
南4局

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ラス目の勝又が親番をキープするため仕掛けると、西岡に2,000・4,000のアガリが生まれる。
2回戦成績
西岡+32.2P 小車+15.2P 四柳▲16.6P 勝又▲30.8P
2回戦終了時
西岡+47.7P 四柳+20.3P 小車▲28.3P 勝又▲41.7P
 
3回戦 (起家から 勝又・西岡・小車・四柳)
東1局

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まず、先手をとったのはトータルトップ目に立っている西岡。場に1枚切れの九筒単騎。
西岡の捨て牌8巡目にある五索を、西家小車が合わせ打つと、四柳がチー。
四柳手牌
三万四万五万六万七万七万八万八万六筒六筒  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き
11巡目、勝又がツモ四万南をカンすると、リンシャン牌が北。上のテンパイ形で即リーチ。
いきなり大荒れの東1局となった。
1回戦目と比較すると、場面の空気がまったく違う。皆、獣のように勝ちに向かって戦っている。
2者に攻め返された西岡は、そのとき冷静になってもリーチをかけているため、時すでに遅し。果たしてトータルトップ目のかけるリーチだったか?自問自答。
一方、リーチに対して仕掛けた四柳はどこまで攻めていいのやら、無我夢中の状態。
勝又はこれまでに背負っているマイナスを挽回するため、8,000オールを目指してリーチをかけたが、直後に五万六万とツモり、アガリ形を河に並べてしまう。
東2局は、南家・小車が2巡目にこの形から動いて打六筒
一万三万七万四索六筒南北北白發發  ポン西西西  ドラ一万
ドラが一万なので、てっきりマンズのホンイツが本線かと思いきや、次巡ツモ三索で打七万として、なぜかソーズのホンイツをアガる。
三索四索五索南南發發  ポン北北北  ポン西西西  ロン發
放銃した勝又の手牌がこれ。
六万七万八万三筒三筒五筒六筒七筒二索三索三索六索七索
この結果は、勝又が不運なのか、それとも自らが招いたものなのか、小車が作り出したものなのか。とにかく混沌とした2局だ。
それぞれが取った手段はさておき、これが人間同士の戦いであると思うし、また人間が未熟な部分が表れているとも思う。美しいとも思うし、醜いとも思う。
最終戦が近付くにつれ、人間の芯の強さが試される場面が増えてくるのである。
東3局1本場

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小車の8,000オールが炸裂。
南1局

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6巡目にホンイツのテンパイを入れた小車だが、勝又のリーチに対してツモ六索で長考して打發
後に勝又から打たれた東をポン。

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このアガリとなった。
次に危険牌を引いたら、白を打ってオリるつもりであろうか?
これに似たような局が東3局。

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8,000オールを引いた小車の親番を捌きにかけた西岡だが、四柳のリーチに対して七索を中抜き。
この一連の流れを見た、立会人の瀬戸熊はさすがに失笑を浮かべる。(当然対局者には見えない位置で)
小車はこの半荘の点数。西岡はトータルの点数。本来はリードを強みにしなければならないのに、それが逆に弱みになってしまっている。
すでに死に体に近い勝又にチャンスを与えず、この半荘は完全勝利で終えるべきだ。
3回戦成績
小車+46.8P 四柳+6.4P 西岡▲17.8P 勝又▲35.4P
3回戦終了時
西岡+29.9P 小車+28.5P 四柳+26.7P 勝又▲77.1P
 
4回戦 (起家から 小車・西岡・四柳・勝又)

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東1局は勝又のメンピンツモからスタート
三万四万一索二索三索五索五索六索七索八索七筒八筒九筒  ツモ五万  ドラ中
東2局
6巡目、勝又が場に2枚目の北を仕掛ける。
二万一筒四筒五筒六筒八筒九筒白白發發  ポン北北北
このとき發はすでに2枚切れている。苦しい仕掛けなのは承知だが、残された時間は少ないため、多少の無理は仕方なしか。
すると、親番の西岡が6,000オールツモアガリ。

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勝又の仕掛けが無ければ、西岡は先に六筒を引き入れ、二万五万八万のテンパイが入っていた。
南2局

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八万は2巡目にツモ切られているが、西岡は手出し牌が少ないため、配牌がある程度整っていたことが予想される。
残り巡目も少なく、自分にアガリがないと見るや、すっと引く。場面の情報を的確に集め、見切りが早いのが勝又の強さのひとつだ。
だから、勝又にしてはかなり珍しい放銃と言える。
まあ、もちろん勝又はすべて認識した上で打っていることだろう。現在の点数状況が無理な打牌を繰り返させているのだ。
しかし、その無理な打牌が西岡に利するパターンが多い。四柳、小車からすれば、西岡が他力で遠くへ行ってしまう感覚であったことだろう。なんて理不尽なんだと思うかもしれないが、それによって打牌を左右されることは、本質からずれることと同じ。きっと優勝も遠ざかってしまう。
4回戦成績
西岡+33.8P 小車+8.1P 勝又▲12.9P 四柳▲29.0P
4回戦終了時
西岡+63.7P 小車+26.6P 四柳▲2.3P 勝又▲90.0P
 
5回戦 (起家から 小車・四柳・勝又・西岡)
東1局

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四柳は4巡目に純チャンの1シャンテンとなった。親番の小車が4巡目に打った九筒、5巡目の七筒、9巡目の九索、すべてに見向きもせず、ドラ發をツモった場面だ。
このドラもほぼノータイムでツモ切り。
4回戦目のバタバタ感は消え失せ、どっしりと構えて打牌に迷いもない。一本筋が通った印象を受ける。
北家の西岡がドラ發をポンすると、四柳の次のツモが九万で打九筒、さらに九万を暗刻にすると、これも即決でリーチ。

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当然ドラをポンした西岡も直線的に打つ。
四柳に軍配が上がり、12,000
その後も四柳が加点
東4局 リーチ→一人テンパイ
二万二万三万四万五万一索二索三索二筒三筒四筒八筒九筒  ドラ八筒
南1局 勝又→四柳 1,300
四万四万四索五索六索一筒二筒三筒六筒六筒白白白  ロン四万  ドラ發
南2局 1,000オール
一索二索三索四索五索六索七索八索五筒六筒七筒南南  ツモ六索  ドラ發
四柳の親を落としたのは西岡。
七索八索九索二筒二筒北北  ポン南南南  ポン白白白  ツモ二筒  ドラ二筒
南3局
南家・西岡は6巡目に南を暗カン。
三万三万四索五索六索四筒四筒五筒北北   暗カン牌の背南南牌の背   ドラ東 カンドラ發
親の勝又がリーチで先手を取る。
四索五索六索七索八索九索六筒六筒七筒七筒八筒西西  リーチ
14巡目にようやく追いついた西岡は追いかけリーチ。

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西岡が一発目に持ってきた四筒を恐る恐る河に置く。
そして次巡、持ってきた待望のアガリ牌三筒
が、河にそっと置かれた。
流局後、対局者に対して「すみません」と一言。
さすがに顔は青ざめて、額からは汗が流れていた。
対局終了後に聞いたところ、「勝又のリーチに対して四筒が当たると思いこんでしまっていた、それが通ったあと頭が真っ白になった」
とのこと。
人間なので、間違いはある。点数や待ちがわからないより100倍マシだよ、と声をかけたが、頭はふらふらになってしまったことだろう。
優勝というゴールが近付くにつれて、激しいプレッシャーに襲われる。
え!?そんなにメンタル弱いの?と言う方も多いかと思うが、その舞台に立って、同じ状況にならなければ、わかならいものだ。タイトルに重みを感じているほどその圧力は大きくなる。
ただ、プロとしては批判されても仕方ない。むしろ、批判されるべきである。
最高のパフォーマンスができる状態で対局に臨み、観戦者に、視聴者に至高の対局を届けることが、麻雀プロを名乗るものの義務だからである。
本来、対局者に声をかけることは禁止されているが、私が西岡に声をかけたのも次の最終戦の譜を汚してほしくないから、というのが理由で、西岡に対する慰め、というより、麻雀界のためという意味合いで声をかけたつもりだ。
現在、プロと名乗るものが対局を発信する場面が増えてきている。正直、いい加減な対局も多く目にするが、もし関係者の方がこれを読んでいたらもう一度考えてみてほしい。
南4局2本場

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オーラスは、四柳の3,000・6,000で終局となった。
これは小車にとっても嬉しいアガリ。
トータル首位を走る西岡をラスにしたまま、最終戦を迎えることができた。
5回戦成績
四柳+39.9P 小車+2.8P 勝又▲14.9P 西岡▲27.8P
5回戦終了時
四柳+37.6P 西岡+35.9P 小車+30.4P 勝又▲104.9P
 
6回戦
※規定により、トータルトップが北家、2着が東家、3着が南家、4着が西家でスタート
(起家から 西岡・小車・勝又・四柳)

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3者は10ポイント差以内にいるため、着順勝負で優勝者が決まる。オーラスまで、特殊な局面は少なく、坦々と進んでいった。
東1局 ドラ三万
北家・四柳が、中のポンテンでカン五筒テンパイ。後に雀頭の八索をポンして六筒九筒に待ちかえ。勝又から8,000出アガリ。
勝又→四柳 8,000
三万三万三万六筒七筒八筒九筒  ポン八索 左向き八索 上向き八索 上向き  ポン中中中  ロン九筒  ドラ三万
東2局 ドラ八筒
4巡目、勝又リーチ
三万四万五万七万八万五索六索七索四筒四筒南南南
親番の小車が追いかけ、5巡目リーチ一発ツモ。4,000オール。
四万五万六万一索一索九索九索九索一筒二筒三筒八筒九筒  ツモ七筒  ドラ八筒
東2局1本場 3巡目、西岡リーチ
四万五万六万四索五索六索七索七索一筒二筒三筒白白  ドラ四万
11巡目、勝又リーチに西岡が一発で放銃 2,600は2,900。
七万八万九万三索三索三索五索六索七索五筒六筒發發
東3局 流局
勝又、四柳テンパイ
東3局1本場 流局
全員ノーテン
東4局2本場 ドラ三索
勝又6巡目リーチに四柳テンパイ打牌で放銃。2,600は3,200
勝又
二万二万二万四万五万五万六万六万六索七索八索八筒八筒  ロン七万
四柳
三索四索五索五索六索七索九索九索九索二筒三筒四筒白
南1局 ドラ東
勝又→西岡1,500
二索三索四索北北發發  チー七万 左向き五万 上向き六万 上向き  チー六筒 左向き四筒 上向き五筒 上向き  ロン發
南1局1本場
西岡→小車 8,000は8,300

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南2局 流局
西岡、勝又テンパイ
南3局 1本場
西岡→四柳6,400は6,700

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南4局
いよいよオーラスになった。
小車と四柳の差は8,800。西岡は小車から役満の直撃が条件となっている。

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息詰まるような雰囲気で、打牌が続き、流局となった。
四柳の1人テンパイ。これで西岡の役満条件も消えて、実質小車と四柳の一騎打ちとなった。
南4局1本場

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9巡目、勝又の三索を四柳がチーして打六索、次巡の一万をツモ切ったのだが、小車の捨て牌に注目すると、この選択はどうか?
しかし、絶対にテンパイを取らなければならない場面で七索引きに備えるのも正しい。実際小車の手牌には六索九索の受けが残っており、究極の選択だ。
次巡、四柳は七索を引き入れ、手広い1シャンテンとなった。
六万七万二索三索七索八索九索中中中  チー三索 左向き一索 上向き二索 上向き
その瞬間、小車は四万をツモり、ピンフのテンパイが入る。
三万四万四万五万五万六万八万八万七索八索一筒二筒三筒
残りツモ2回で四柳が六索を掴み、放銃。

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第22期麻雀マスターズは、九州の小車祥の優勝で幕を閉じた。

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打ち上げの席で小車の挨拶。
「マスターズ………簡単でした!」
めでたい酒の席だし、まあいいかなと思ったが、決勝戦で審判を務めた紺野真太郎が一喝。
小車本人に向けてというより、それを言わせた小車の周囲の人間に対して発したものであろう。
遊びじゃねえんだぞ、と。
今回の観戦記で、一体小車のどこに強さがあるのだろう。全然小車について書いていないじゃないか、と思われる方も多いだろう。
4名とも、厳しい予選を勝ち上がってきたのだから、強いのは当たり前。
本来、勝者は称えるべきなのであろうが、今回は麻雀を見て素直に思ったことを書こうと思った。キレイごとを並べて、強引に勝者を称えるより、正しい麻雀の見方を書こうと。第22期マスターズ優勝者小車祥に、今後の期待もこめて。
もっと厳しい麻雀を打って、鳳凰戦のような対局を作り上げよう。
勝因より敗因が目立つ対局が多いが、これが逆転したとき、麻雀界は良くなると思う。

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