何を切る?fromロン2 2015年11月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局1本場東家

プロ

七万切り・・・14人
五索切り・・・12人
北切り・・・10人
三万切り・・・7人
三索切り・・・1人

 

ロン2ユーザー

北切り・・・43.5%
三万切り・・・25.1%
七万切り・・・12.6%
三索切り・・・10.8%
五索切り・・・7.2%
八索切り・・・0.4%
九索切り・・・0.4%

 

プロ解答(50音順)

七万切り

吾妻さおり
「配牌4トイツの手牌ですがメンツ手を見ます。東1局のフラットな場面なら北切りですが、2着目という状況も含め七万から。」

石渡正志
「ピンフ、イーペーコー、三色、ホンイツなどが見えるが、タンヤオになる訳でもなく、七対子は捨ててメンツ作りに手広く構えたい。」

内川幸太郎
「ソーズのホンイツか三色、ピンフを見て。雀頭は北で良いかな。」

小笠原奈央
「ホンイツ、345の三色狙い。」

近藤久春
「親なのでここは目一杯に手を広げ、狙いはピンフイーペーコー。」

佐々木寿人
「ピンフに最も平たい形を取る。ソーズへの寄せも見る。」

柴田弘幸
「七対子を捨てて数牌の横伸びを見る。北が暗刻になったり、ソーズに勢いを感じたら一色へ。」

白鳥翔
「これくらいの配牌なら七対子は見ない。とするとメンツ手でどう進めていくかだが、七索七索八索八索九索の部分からタンヤオになりそうもないので、北ではなく七万を1枚外して横に柔らかく構える。」

鈴木秀幸
「基本ピンフ。うまくいけば三色までと思うが、一旦七万を浮かせ打ちとし、くっつきがあれば打三万とはまだせず、場況によるがソーズのターツを払いたい。一色は見ません。早い巡目でドラ四万を引いてはじめて勝負手かな?ぐらいのイメージ。」

刀川昌浩
「マンズの横で1メンツ作りたいので、三色を見つつ七万を浮かせて打つ。」

中村毅
「目一杯に広げて、ツモによってはソーズのホンイツまで見たい。」

二階堂亜樹
「どうせターツオーバーなので、タンヤオになる可能性の低さと将来的な安全度から北を雀頭とし、345三色やホンイツ等見て。七対子は嫌いなので、ここでは見ないです。」

仁平宣明
「4トイツで本来トイツには手をかけたくないのだが、配牌からはシュンツ手が本線になりそう。マンズがリャンメンになればソーズのカンチャンターツを外し、ソーズが伸びるようならMAXメンホンまで。」

古橋崇志
「345の三色、ソーズのホンイツなど、高打点の手組みをしたい。配牌で形を決めないように七万を1枚外す。」

 

五索切り

鮎川卓
二万四万六万八万引きのピンフへの変化を狙いつつ、七対子や四暗刻への変化も視野に入れます。」

井出康平
「ドラそばの三万は切りたくないので、七対子とメンツ手の両天秤。ツモに聴く!」

紺野真太郎
「4トイツであり、七対子の目を消さず2シャンテンに取る。三色はこの形からはほとんど考えない。」

櫻井秀樹
「1巡目なのでシャンテン数よりも好形を求める。三万七万へのくっつきでピンフへ。」

沢崎誠
「カンチャンターツに魅力が無い!4トイツなので七対子も見てここでの北落としはしない。ドラそばの三万を伸ばす考えで二万四万引きには北を1牌外す。気持ち的には五索三索連続外し!!」

中村慎吾
「ドラ受けと七対子を見て五索切り。」

奈良圭純
三索もすぐに切りそうだが、先に二索をツモった場合も考慮して。」

羽山真生
北切りと迷うところではあるが、ドラのくっつきなどのマンズ変化を見ながらアガリに向かう打五索とします。」

東谷達矢
「カンチャンターツを外すことで、マンズを自由にできるため。」

藤島健二郎
「ドラ受けを考え三万は温存。七対子を少し見ての五索三索落とし。」

三戸亮祐
「4トイツなので七対子を意識しつつ、ツモ次第で234の三色も狙えるようにする。」

望月雅継
「七対子の2シャンテンは維持しつつターツ選び。マンズはドラ色だけに取りこぼしは避けたいので、三万ではなく五索から。本線はやはりピンフ系。」

 

北切り

石田亜沙己
「七対子は見ずピンフ系に。親番でもあり、可能性を広げるためにも北のトイツ落としから345三色なども見たい。」

猿川真寿
「親番で1巡目なので、高くなる要素は全て残したい。」

菅原千瑛
「345の三色かイーペーコーが本線。トイツが4組だが、ドラ四万のため、ピンフ系でリーチを打てる形になることが一番うれしく思える。」

仲田加南
「ここは勝負所なので目一杯!!」

浜上文吾
「ピンフ、イーペーコー狙いだが、1巡目なので様子見で打北三万の横伸びから三索五索も早めに切りたい。」

福光聖雄
「タンヤオになりにくい、手牌の安全度が高いという理由で北を持っておきたくもなるのですが、1巡目なので高打点を目指します。」

古川孝次
「ソーズイーペーコーが狙えるところ。三万にドラの四万または五万が入れば345の三色を狙う。」

安村浩司
「ピンフを目指し、タンヤオも取りこぼさないよう打北。」

山脇千文美
「最高形メンピン一発ツモイーペーコードラ裏裏を目指して進める。最悪タンヤオ。北北と落としている間に四索を引けば素直にリーチが打てるし、ドラの四万を引いたりドラ受けのできる三万周りを引いた時はソーズのカンチャンを払う。北はマジでいらない。」

四柳弘樹
「第一打なので七対子に決めるのは早い。三色やイーペーコーが本線。」

 

三万切り

小車祥
「七対子の目も残します。三色は魅力的ですが、親番ということもあり手牌に素直に打ちます。ドラをツモっても七対子として使えますし。」

勝又健志
「親ということもあり、好形テンパイを目指す。手役やドラよりも、先行リャンメンリーチに価値があると考える。」

客野直
「七対子の可能性と四索引きのピンフの1シャンテンを両方見たいので、素直に三万切り。ドラを引いたら三索五索を落として七対子を見る。」

瀬戸熊直樹
「ドラ引きは七対子を視野に。ピンフイーペーコーでも良しとする。」

ともたけ雅晴
「三色を見るより七対子やホンイツの方が早そうなので。途中ドラを持ってきたら七対子も考える。」

野方祐介
「ドラのツモよりカン四索のロスが痛いので。親で早いリーチを狙いたい。」

平岡理恵
「345の三色は意識せず、ドラを引いたら七対子も含めて手を進めていく。」

 

三索切り

滝沢和典
「打点を求めつつ、形の悪いターツを払う。裏スジを際立たせないよう、三索から。」

何を切る?/何を切る?fromロン2 2015年11月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答をグラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
南1局1本場東家

プロ

七万切り・・・14人
五索切り・・・12人
北切り・・・10人
三万切り・・・7人
三索切り・・・1人
 
ロン2ユーザー

北切り・・・43.5%
三万切り・・・25.1%
七万切り・・・12.6%
三索切り・・・10.8%
五索切り・・・7.2%
八索切り・・・0.4%
九索切り・・・0.4%
 
プロ解答(50音順)
七万切り
吾妻さおり
「配牌4トイツの手牌ですがメンツ手を見ます。東1局のフラットな場面なら北切りですが、2着目という状況も含め七万から。」
石渡正志
「ピンフ、イーペーコー、三色、ホンイツなどが見えるが、タンヤオになる訳でもなく、七対子は捨ててメンツ作りに手広く構えたい。」
内川幸太郎
「ソーズのホンイツか三色、ピンフを見て。雀頭は北で良いかな。」
小笠原奈央
「ホンイツ、345の三色狙い。」
近藤久春
「親なのでここは目一杯に手を広げ、狙いはピンフイーペーコー。」
佐々木寿人
「ピンフに最も平たい形を取る。ソーズへの寄せも見る。」
柴田弘幸
「七対子を捨てて数牌の横伸びを見る。北が暗刻になったり、ソーズに勢いを感じたら一色へ。」
白鳥翔
「これくらいの配牌なら七対子は見ない。とするとメンツ手でどう進めていくかだが、七索七索八索八索九索の部分からタンヤオになりそうもないので、北ではなく七万を1枚外して横に柔らかく構える。」
鈴木秀幸
「基本ピンフ。うまくいけば三色までと思うが、一旦七万を浮かせ打ちとし、くっつきがあれば打三万とはまだせず、場況によるがソーズのターツを払いたい。一色は見ません。早い巡目でドラ四万を引いてはじめて勝負手かな?ぐらいのイメージ。」
刀川昌浩
「マンズの横で1メンツ作りたいので、三色を見つつ七万を浮かせて打つ。」
中村毅
「目一杯に広げて、ツモによってはソーズのホンイツまで見たい。」
二階堂亜樹
「どうせターツオーバーなので、タンヤオになる可能性の低さと将来的な安全度から北を雀頭とし、345三色やホンイツ等見て。七対子は嫌いなので、ここでは見ないです。」
仁平宣明
「4トイツで本来トイツには手をかけたくないのだが、配牌からはシュンツ手が本線になりそう。マンズがリャンメンになればソーズのカンチャンターツを外し、ソーズが伸びるようならMAXメンホンまで。」
古橋崇志
「345の三色、ソーズのホンイツなど、高打点の手組みをしたい。配牌で形を決めないように七万を1枚外す。」
 
五索切り
鮎川卓
二万四万六万八万引きのピンフへの変化を狙いつつ、七対子や四暗刻への変化も視野に入れます。」
井出康平
「ドラそばの三万は切りたくないので、七対子とメンツ手の両天秤。ツモに聴く!」
紺野真太郎
「4トイツであり、七対子の目を消さず2シャンテンに取る。三色はこの形からはほとんど考えない。」
櫻井秀樹
「1巡目なのでシャンテン数よりも好形を求める。三万七万へのくっつきでピンフへ。」
沢崎誠
「カンチャンターツに魅力が無い!4トイツなので七対子も見てここでの北落としはしない。ドラそばの三万を伸ばす考えで二万四万引きには北を1牌外す。気持ち的には五索三索連続外し!!」
中村慎吾
「ドラ受けと七対子を見て五索切り。」
奈良圭純
三索もすぐに切りそうだが、先に二索をツモった場合も考慮して。」
羽山真生
北切りと迷うところではあるが、ドラのくっつきなどのマンズ変化を見ながらアガリに向かう打五索とします。」
東谷達矢
「カンチャンターツを外すことで、マンズを自由にできるため。」
藤島健二郎
「ドラ受けを考え三万は温存。七対子を少し見ての五索三索落とし。」
三戸亮祐
「4トイツなので七対子を意識しつつ、ツモ次第で234の三色も狙えるようにする。」
望月雅継
「七対子の2シャンテンは維持しつつターツ選び。マンズはドラ色だけに取りこぼしは避けたいので、三万ではなく五索から。本線はやはりピンフ系。」
 
北切り
石田亜沙己
「七対子は見ずピンフ系に。親番でもあり、可能性を広げるためにも北のトイツ落としから345三色なども見たい。」
猿川真寿
「親番で1巡目なので、高くなる要素は全て残したい。」
菅原千瑛
「345の三色かイーペーコーが本線。トイツが4組だが、ドラ四万のため、ピンフ系でリーチを打てる形になることが一番うれしく思える。」
仲田加南
「ここは勝負所なので目一杯!!」
浜上文吾
「ピンフ、イーペーコー狙いだが、1巡目なので様子見で打北三万の横伸びから三索五索も早めに切りたい。」
福光聖雄
「タンヤオになりにくい、手牌の安全度が高いという理由で北を持っておきたくもなるのですが、1巡目なので高打点を目指します。」
古川孝次
「ソーズイーペーコーが狙えるところ。三万にドラの四万または五万が入れば345の三色を狙う。」
安村浩司
「ピンフを目指し、タンヤオも取りこぼさないよう打北。」
山脇千文美
「最高形メンピン一発ツモイーペーコードラ裏裏を目指して進める。最悪タンヤオ。北北と落としている間に四索を引けば素直にリーチが打てるし、ドラの四万を引いたりドラ受けのできる三万周りを引いた時はソーズのカンチャンを払う。北はマジでいらない。」
四柳弘樹
「第一打なので七対子に決めるのは早い。三色やイーペーコーが本線。」
 
三万切り
小車祥
「七対子の目も残します。三色は魅力的ですが、親番ということもあり手牌に素直に打ちます。ドラをツモっても七対子として使えますし。」
勝又健志
「親ということもあり、好形テンパイを目指す。手役やドラよりも、先行リャンメンリーチに価値があると考える。」
客野直
「七対子の可能性と四索引きのピンフの1シャンテンを両方見たいので、素直に三万切り。ドラを引いたら三索五索を落として七対子を見る。」
瀬戸熊直樹
「ドラ引きは七対子を視野に。ピンフイーペーコーでも良しとする。」
ともたけ雅晴
「三色を見るより七対子やホンイツの方が早そうなので。途中ドラを持ってきたら七対子も考える。」
野方祐介
「ドラのツモよりカン四索のロスが痛いので。親で早いリーチを狙いたい。」
平岡理恵
「345の三色は意識せず、ドラを引いたら七対子も含めて手を進めていく。」
 
三索切り
滝沢和典
「打点を求めつつ、形の悪いターツを払う。裏スジを際立たせないよう、三索から。」

第14期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第7節レポート

Aリーグ:仁科健一郎

夏の暑さもめっきり影を潜めて秋の涼しさを感じる今日このごろ。
しかしリーグ戦は更に熱気を帯びる展開となっています。

3卓 勝間・原田・上村・仁科

こちらの卓は4回戦すべて素点で10,000点以内の接戦での決着となった。
そんな接戦を制したのは過去太閤位の座にも着いた勝間が攻めの姿勢を崩さない強気な打ち筋で勝利をもぎ取り残り3節に望みを繋ぎました。

1卓 花岡・貫上・西原・佐々木
こちらは上位争いをしている花岡、貫上の戦いに注目したい。
花岡+18.6 貫上▲10.4で迎えた4回戦。
トップをとりたい貫上が、意地を見せ南四局まで1人浮きのトップとする。

南4局1本場
貫上45,200 花岡28,000で迎えた最終局、花岡が黙ってない
5巡目に南家花岡が

三万四万六万七万八万二筒三筒四筒南南南北北

このテンパイを入れると、7巡目に貫上から二を討ち取り、貫上の1人浮きを阻止しつつ自身もプラスに転じる上がりを見せました。

2卓 藤川・米川・山本・辻本
こちらの卓は、4回戦藤川の凄まじい大爆発が印象的でした。
4回戦開局3巡目

七万七万四索四索二筒二筒二筒三筒三筒三筒六筒六筒六筒

このテンパイを入れると、これをあっさりとツモあがり8,000・16,000
その後も6,000オール、11,600と高打点を連発し+100オーバーの大トップとし、トータル順位も決定戦圏内の3位まで上げてきた。

この結果決定戦の椅子3つに対して上位4名の大混戦となりました。

 

Bリーグ第2節:森下恭好

折り返し地点を過ぎ残り3節となりました。各々の現在の立ち位置から最終節を見据えての対局となりそうです。
B-1卓
2回戦 起家から(山中・松永・坂本・宮田)
南1局 配牌で山中にソーズの一色手が入りました。
二万一索一索二索三索三索五索六索七索七索東南白発  ドラ三万

ここから二索八索、とツモって6巡目にこの形

一索一索二索二索三索三索五索六索七索七索八索白発  ツモ一索

白発を切ってメンチンの1シャンテンとなりますが、この時、白発も生牌です。
中は2枚きれていますが、白発を切るのは難しいところです。
山中は白を選択、これが坂本にポンされ、九索九索二索とツモ切りされる。
九索二索をポンして六索九索テンパイ。直後に松永からもリーチを受けるがなんとか九索をツモりあげ4,000オール。
この後もメリハリの効いた押し引きでポイントをまとめることに成功しました。

 

C1リーグ第2節:辻井和也

C1リーグレポートを担当させて頂きます辻井と申します。
よろしくお願い致します。
C1リーグは5節での戦いである為、プロ野球日本シリーズでは第2戦が大事であると言われる同様に、第2節は昇級争いに入るか、また、降格争いになるのか大事な節となります。
本日の組み合わせは以下の通りです

C1-1卓 山神・赤木(由)・伊原・木下(恭)
C1-2卓 川上・中野・長尾・城
C1-3卓 秋山・吉田・小西・木下(誠)
C1-4卓 大橋・後藤・田村・辻井

4卓、4回戦南4局0本場 親、大橋
大橋 46,300
辻井 42,700
田村 17,200
後藤 13,800

トップと3,600差のオーラス時の辻井の9巡目の手牌は

一万二万三万三万三万四万三索四索六索七索八索四筒五筒  ドラ二索

タンピンの1シャンテンでトップを狙いにいくが、親の大橋から五万ポンの仕掛けが入り、13巡目に上家の田村から三筒が出てチーを入れ二索でロン。
結局2,000の出アガリにて終了。
3着目との点差を考えるとやはりここは、面前での勝負でも良かったのか悩ましい最終局となりました。

1卓は4回戦南2局1本場 親赤木

トップの赤木由(46,000)が

二万三万七万七万一索二索三索七筒七筒七筒 発発発発  ドラ三万

これを序盤テンパイすると、2位伊原(29,000)が、

一万二万三万六万八万六索七索八索六筒七筒八筒北北

この手を11巡目に追いかけてリーチ。
続く14巡目に、山神からも追いかけリーチが入るが、これに、木下(恭)からワンチャンスで山神の現物である七万がでて、伊原がロン。
トップ赤木との差を6,700点にしました。

そして、伊原は、南3局親で連荘して逆転すると、オーラス、チャンタ三色の8,000の出アガリして突き放しました。
第2節が終了して吉田、城、赤木(由)の3人が好調をキープし、昇級圏内に入る形となりました。
残り3節ありますので、まだまだ予想のできない展開になりそうです。

 

C2リーグ第2節:冨田淳一

1卓 只野・冨田・高橋(正)・三好・坂上
2卓 丸山・辰巳・長野・高橋(悟)・大久保
3卓 吉田・土田・南田・赤木・前川

1卓
1回戦から効果的なアガリを繰り返した三好が、+71.8Pと大きなプラスを叩き出しました。
三好は、良い流れを持続させる力を持っており、見習いたい点があります。
また、初戦こそ大きなマイナスを受けた只野は、4回戦 南2局で、 ハイテイ・三色をツモアガるなど力強さを見せ、最終的にはプラスで本節を終えることに成功しています。

二万三万四万七万八万九万一索一索二索三索二筒三筒四筒  ツモ四索

2卓
トータル1位と2位が同卓となりました。トータル2位の長野に大物手が訪れます。
2回戦 南2局

二万二万六索七索七索八索八索八索南南  暗カン牌の背九筒 上向き九筒 上向き牌の背  ドラ八万

ここで二万をツモりテンパイ。

二万二万二万七索七索八索八索八索南南  暗カン牌の背九筒 上向き九筒 上向き牌の背

ツモり四暗刻に受けてリーチを宣言しました。
しかし、この半荘トップ目の丸山がアガリ。長野大物手成就とはなりませんでした。
この後も果敢に攻撃を仕掛けるも、効果的なアガリをものにすることができず、本節はマイナスで終えることになりました。

3卓
前節大きくマイナスしていた吉田が、オールプラスでまとめ上げ、次節以降の励みとなる結果を残しました。
前節プラスを叩いていた者が、本節マイナスとなり、大きくマイナスしていた者がプラスを叩き出す結果となりました。
2節終えた段階ですが、混戦模様を呈しております。次節以降も充実した闘いを期待したいです。

関西プロリーグ レポート/第14期関西プロリーグ A・B・Cリーグ 第7節レポート

Aリーグ:仁科健一郎
夏の暑さもめっきり影を潜めて秋の涼しさを感じる今日このごろ。
しかしリーグ戦は更に熱気を帯びる展開となっています。
3卓 勝間・原田・上村・仁科
こちらの卓は4回戦すべて素点で10,000点以内の接戦での決着となった。
そんな接戦を制したのは過去太閤位の座にも着いた勝間が攻めの姿勢を崩さない強気な打ち筋で勝利をもぎ取り残り3節に望みを繋ぎました。
1卓 花岡・貫上・西原・佐々木
こちらは上位争いをしている花岡、貫上の戦いに注目したい。
花岡+18.6 貫上▲10.4で迎えた4回戦。
トップをとりたい貫上が、意地を見せ南四局まで1人浮きのトップとする。
南4局1本場
貫上45,200 花岡28,000で迎えた最終局、花岡が黙ってない
5巡目に南家花岡が
三万四万六万七万八万二筒三筒四筒南南南北北
このテンパイを入れると、7巡目に貫上から二を討ち取り、貫上の1人浮きを阻止しつつ自身もプラスに転じる上がりを見せました。
2卓 藤川・米川・山本・辻本
こちらの卓は、4回戦藤川の凄まじい大爆発が印象的でした。
4回戦開局3巡目
七万七万四索四索二筒二筒二筒三筒三筒三筒六筒六筒六筒
このテンパイを入れると、これをあっさりとツモあがり8,000・16,000
その後も6,000オール、11,600と高打点を連発し+100オーバーの大トップとし、トータル順位も決定戦圏内の3位まで上げてきた。
この結果決定戦の椅子3つに対して上位4名の大混戦となりました。
 
Bリーグ第2節:森下恭好
折り返し地点を過ぎ残り3節となりました。各々の現在の立ち位置から最終節を見据えての対局となりそうです。
B-1卓
2回戦 起家から(山中・松永・坂本・宮田)
南1局 配牌で山中にソーズの一色手が入りました。
二万一索一索二索三索三索五索六索七索七索東南白発  ドラ三万
ここから二索八索、とツモって6巡目にこの形
一索一索二索二索三索三索五索六索七索七索八索白発  ツモ一索
白発を切ってメンチンの1シャンテンとなりますが、この時、白発も生牌です。
中は2枚きれていますが、白発を切るのは難しいところです。
山中は白を選択、これが坂本にポンされ、九索九索二索とツモ切りされる。
九索二索をポンして六索九索テンパイ。直後に松永からもリーチを受けるがなんとか九索をツモりあげ4,000オール。
この後もメリハリの効いた押し引きでポイントをまとめることに成功しました。
 
C1リーグ第2節:辻井和也
C1リーグレポートを担当させて頂きます辻井と申します。
よろしくお願い致します。
C1リーグは5節での戦いである為、プロ野球日本シリーズでは第2戦が大事であると言われる同様に、第2節は昇級争いに入るか、また、降格争いになるのか大事な節となります。
本日の組み合わせは以下の通りです
C1-1卓 山神・赤木(由)・伊原・木下(恭)
C1-2卓 川上・中野・長尾・城
C1-3卓 秋山・吉田・小西・木下(誠)
C1-4卓 大橋・後藤・田村・辻井
4卓、4回戦南4局0本場 親、大橋
大橋 46,300
辻井 42,700
田村 17,200
後藤 13,800
トップと3,600差のオーラス時の辻井の9巡目の手牌は
一万二万三万三万三万四万三索四索六索七索八索四筒五筒  ドラ二索
タンピンの1シャンテンでトップを狙いにいくが、親の大橋から五万ポンの仕掛けが入り、13巡目に上家の田村から三筒が出てチーを入れ二索でロン。
結局2,000の出アガリにて終了。
3着目との点差を考えるとやはりここは、面前での勝負でも良かったのか悩ましい最終局となりました。
1卓は4回戦南2局1本場 親赤木
トップの赤木由(46,000)が
二万三万七万七万一索二索三索七筒七筒七筒 発発発発  ドラ三万
これを序盤テンパイすると、2位伊原(29,000)が、
一万二万三万六万八万六索七索八索六筒七筒八筒北北
この手を11巡目に追いかけてリーチ。
続く14巡目に、山神からも追いかけリーチが入るが、これに、木下(恭)からワンチャンスで山神の現物である七万がでて、伊原がロン。
トップ赤木との差を6,700点にしました。
そして、伊原は、南3局親で連荘して逆転すると、オーラス、チャンタ三色の8,000の出アガリして突き放しました。
第2節が終了して吉田、城、赤木(由)の3人が好調をキープし、昇級圏内に入る形となりました。
残り3節ありますので、まだまだ予想のできない展開になりそうです。
 
C2リーグ第2節:冨田淳一
1卓 只野・冨田・高橋(正)・三好・坂上
2卓 丸山・辰巳・長野・高橋(悟)・大久保
3卓 吉田・土田・南田・赤木・前川
1卓
1回戦から効果的なアガリを繰り返した三好が、+71.8Pと大きなプラスを叩き出しました。
三好は、良い流れを持続させる力を持っており、見習いたい点があります。
また、初戦こそ大きなマイナスを受けた只野は、4回戦 南2局で、 ハイテイ・三色をツモアガるなど力強さを見せ、最終的にはプラスで本節を終えることに成功しています。
二万三万四万七万八万九万一索一索二索三索二筒三筒四筒  ツモ四索
2卓
トータル1位と2位が同卓となりました。トータル2位の長野に大物手が訪れます。
2回戦 南2局
二万二万六索七索七索八索八索八索南南  暗カン牌の背九筒 上向き九筒 上向き牌の背  ドラ八万
ここで二万をツモりテンパイ。
二万二万二万七索七索八索八索八索南南  暗カン牌の背九筒 上向き九筒 上向き牌の背
ツモり四暗刻に受けてリーチを宣言しました。
しかし、この半荘トップ目の丸山がアガリ。長野大物手成就とはなりませんでした。
この後も果敢に攻撃を仕掛けるも、効果的なアガリをものにすることができず、本節はマイナスで終えることになりました。
3卓
前節大きくマイナスしていた吉田が、オールプラスでまとめ上げ、次節以降の励みとなる結果を残しました。
前節プラスを叩いていた者が、本節マイナスとなり、大きくマイナスしていた者がプラスを叩き出す結果となりました。
2節終えた段階ですが、混戦模様を呈しております。次節以降も充実した闘いを期待したいです。

第32期A2リーグ第7節レポート 猿川 真寿

前節大きく沈んで昇級争いから外れてしまい、どちらかといえば降級争いのほうが近くなってしまった。
今節は大きく沈まないことがテーマ。

前3節は鳴きを多用したスタイルで戦ってみた。
最近、他団体のトップの人たちと対局する機会が多かったことが大きく関係している。
強いなこの人たちと思い、私も取り入れようとしたが、当然そこの部分を勉強してきた人たちのようにうまくいくこともなく、バランスを崩した。

私の麻雀の特徴は何だったのか?と自問自答してみた。
鳴きで態勢を作るタイプではなく、態勢がよくなったら8割りの人が鳴く牌でも鳴かずに勝っていたのではないかと。

所詮、私の力量ではオールラウンドプレイヤーにはなれないのだと。
わかっていてもプライド的に挑戦したくなるのが、良くも悪くも癖なのだろう。

前置きが長くなったが、その麻雀はできないことが分かったのと順位が追い込まれたので、もとの麻雀に戻すことにした。
昇級というワンチャンスを拾う可能性もこちらのほうが高いと思ったのもあるが。

1回戦 
行幸の2,000・4,000をツモって、亜樹の苦しい展開になるなと思ったが、ラス前に4,000オールをツモられて、結果は私のラスで終わった。
ちなみにこの局、私が対局終了後に思った唯一のミス。
10巡目にこのテンパイになるが一万は3枚切れ。

二万三万一索一索七索八索九索一筒二筒三筒七筒八筒九筒  ドラ六索

全員が掴めば不要そうな河をしているので、山との勝負だなと思っていた。
当然、巡目が深くなれば気配が強くなってしまい止められる可能性もある。

14巡目に亜樹がリーチ。

ここまでの展開から打点的に大したリーチではないだろうと思った。
これは実際は読み違いだった。別にすべてが分かるわけではないのでこれはしょうがないと思っている。

15巡目にドラの六索を引かされる。
理屈ではなく感覚的に通ると思ったが、ポイント的に押せなかった。
なのに、勝手な都合で四万が実はまだ山に結構いるのではないかと思い九索切りリーチ。
結果は同じだったが、ここは九索切りヤミテンの選択だったと反省。

1回戦ということもあり、やはりまだ攻めたい気持ちが抑えれなかったみたい。
1回戦終了時この展開はかなり苦しいなと思った。
2回戦自信があった勝負手も負け、マイナスを増やした。

今節よかったのは1度も焦らなかったことである。2回戦終了時、今節の負けは覚悟した。
昇級が中途半端に見えなかったのも結果的には良かったところ。

最終戦の東1局の七対子ドラ単騎も今節のテーマにそったからである。
最後にそれなりに手が入って本当に助かった。

残り3節も今節と同じようにじっくり打って残留を目指そうと今思っている。
やはり、私は私なのだから。対局中も今節が一番しっくり感じていた。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A2リーグ第7節レポート 猿川 真寿

前節大きく沈んで昇級争いから外れてしまい、どちらかといえば降級争いのほうが近くなってしまった。
今節は大きく沈まないことがテーマ。
前3節は鳴きを多用したスタイルで戦ってみた。
最近、他団体のトップの人たちと対局する機会が多かったことが大きく関係している。
強いなこの人たちと思い、私も取り入れようとしたが、当然そこの部分を勉強してきた人たちのようにうまくいくこともなく、バランスを崩した。
私の麻雀の特徴は何だったのか?と自問自答してみた。
鳴きで態勢を作るタイプではなく、態勢がよくなったら8割りの人が鳴く牌でも鳴かずに勝っていたのではないかと。
所詮、私の力量ではオールラウンドプレイヤーにはなれないのだと。
わかっていてもプライド的に挑戦したくなるのが、良くも悪くも癖なのだろう。
前置きが長くなったが、その麻雀はできないことが分かったのと順位が追い込まれたので、もとの麻雀に戻すことにした。
昇級というワンチャンスを拾う可能性もこちらのほうが高いと思ったのもあるが。
1回戦 
行幸の2,000・4,000をツモって、亜樹の苦しい展開になるなと思ったが、ラス前に4,000オールをツモられて、結果は私のラスで終わった。
ちなみにこの局、私が対局終了後に思った唯一のミス。
10巡目にこのテンパイになるが一万は3枚切れ。
二万三万一索一索七索八索九索一筒二筒三筒七筒八筒九筒  ドラ六索
全員が掴めば不要そうな河をしているので、山との勝負だなと思っていた。
当然、巡目が深くなれば気配が強くなってしまい止められる可能性もある。
14巡目に亜樹がリーチ。
ここまでの展開から打点的に大したリーチではないだろうと思った。
これは実際は読み違いだった。別にすべてが分かるわけではないのでこれはしょうがないと思っている。
15巡目にドラの六索を引かされる。
理屈ではなく感覚的に通ると思ったが、ポイント的に押せなかった。
なのに、勝手な都合で四万が実はまだ山に結構いるのではないかと思い九索切りリーチ。
結果は同じだったが、ここは九索切りヤミテンの選択だったと反省。
1回戦ということもあり、やはりまだ攻めたい気持ちが抑えれなかったみたい。
1回戦終了時この展開はかなり苦しいなと思った。
2回戦自信があった勝負手も負け、マイナスを増やした。
今節よかったのは1度も焦らなかったことである。2回戦終了時、今節の負けは覚悟した。
昇級が中途半端に見えなかったのも結果的には良かったところ。
最終戦の東1局の七対子ドラ単騎も今節のテーマにそったからである。
最後にそれなりに手が入って本当に助かった。
残り3節も今節と同じようにじっくり打って残留を目指そうと今思っている。
やはり、私は私なのだから。対局中も今節が一番しっくり感じていた。

第13期プロクイーン 優勝は童瞳!

100

優勝:童瞳 準優勝:茅森早香 第3位:和久津晶 第4位:大里奈美 第5位:二階堂瑠美

初日観戦記 白鳥 翔    ・最終日観戦記 白鳥 翔  

開催概要はこちら

連盟インフォメーション/第13期プロクイーン 優勝は童瞳!

100

優勝:童瞳 準優勝:茅森早香 第3位:和久津晶 第4位:大里奈美 第5位:二階堂瑠美
初日観戦記 白鳥 翔    ・最終日観戦記 白鳥 翔  
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