Mr.Yの連盟Weekly!~プロアマ競技会・他~

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お盆の時期だ。小さかったあの頃、家族全員でおじいちゃん家に遊びに行ったのは遠い記憶…。
目を瞑るとあの頃の懐かしい思い出が蘇る…。
ポケットピカチュウ、ミニ四駆、バーコードバトラー、ビーダマン、ファービー、バトルえんぴつ、イライラ棒、たまごっち、ホッピング…。
ああ、懐かしい。家に帰ったら押し入れにあるファミコンでも引っ張り出してツインビーでもやることにしよう。

それでは先週を振り返っていこう。
 
 
 
 
※A1リーグはお休み。

【第35期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓】8月7日(火)
石渡正志vs猿川真寿vs西川淳vs麓征生

昇級圏内の猿川の大事な一戦。一回戦で+40ポイントの大トップを取り、その後も安定した戦いで快勝。
再びA2リーグ首位に立った。

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【第13期女流桜花Aリーグ第4節D卓】8月8日(水)
二階堂亜樹vs蒼井ゆりかvs藤井すみれvs松岡千晶

17時から23時を超える長期戦を制したのは松岡。上位陣に一気に食い込んだ。

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【第4期JPML WRCリーグベスト16】8月10日(金)
A卓:小林正和vs冨田久志vsケネス徳田vs藤島健二郎
B卓:前原雄大vs山脇千文美vs安村浩司vs藤井すみれ
C卓:ともたけ雅晴vs東谷達矢vs桜川姫子vs中村慎吾
D卓:櫛田利太vs沢崎誠vs中村毅vs宮内崇成

※事前のTwitterでのアンケートで、B卓がピックアップされることが決定していた。
前原、山脇と序盤大きくリードし、最終戦藤井が追い上げるも、両名の逃げ切りとなった。

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別卓でも沢崎・ともたけといったレジェンド勢、A2リーグに返り咲いた藤島など、名立たる人達が勝ち上がりとなった。

A卓勝ち上がり:藤島健二郎、ケネス徳田
B卓勝ち上がり:前原雄大、山脇千文美
C卓勝ち上がり:ともたけ雅晴、東谷達矢
D卓勝ち上がり:沢崎誠、中村毅

 
 
 
 
 
【麻雀プロアマオープン競技会2018前期】8月12日(日)

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◎ベスト16
A卓:佐々木寿人vs立岩知朗さんvs西角健二さんvs茶谷正人さん
B卓:前原雄大vsショウさんvs藤次祐紀さんvsカズさん
C卓:ともたけ雅晴vs篠田拓郎さんvs松井直文さんvs小泉忠さん
D卓:山田浩之vsシマカタさんvs太田久雄さんvsタカトシさん

前日本戦を行い、そこの勝ち上がり者とシード者でベスト16が行われた。
ベスト16は前回チャンピオンの佐々木寿人プロの卓が放送された。

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「歩くトーナメント」の異名を持つ寿人プロだったが、惜しくも敗退となった。

A卓勝ち上がり:立岩知朗さん、茶谷正人さん
B卓勝ち上がり:前原雄大、藤次祐紀さん
C卓勝ち上がり:篠田拓郎さん、小泉忠さん
D卓勝ち上がり:シマカタさん、タカトシさん

◎ベスト8
A卓:シマカタさんvs小泉忠さんvs立岩知朗さんvs藤次祐紀さん
B卓:前原雄大vsタカトシさんvs篠田拓郎さんvs茶谷正人さん

A卓はまさに殴り合い!放銃してもアガリ返すという展開で、最後まで目が離せない展開だった。
アガれはしなかったが、国士無双のテンパイも見れたりと見応え充分の対局だった。

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接戦を制したのは、シマカタさんと藤次さん。決勝へと駒を進めた。

A卓勝ち上がり:シマカタさん、藤次さん

B卓は穏やかに局が進んでいき、南場へ突入。ここで大きく動く。
親のタカトシさんが、七対子をツモって、裏も乗っけて6,000オール!

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タカトシさんが頭一つ抜けた直後、今度は篠田さんが前原プロから12,000を直撃!

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この2回のアガリがそれぞれの決め手となり、決勝進出を決めた。

B卓勝ち上がり:タカトシさん、篠田拓郎さん

なんとプロが全滅するという大波乱!
一般の方4名による決勝戦となった。

◎決勝戦
藤次祐紀さんvsシマカタさんvs篠田拓郎さんvsタカトシさん

シマカタさんが東場の親で5本場積み、一人独走状態!
になるかと思いきや、すぐに藤次さんが追いつく!
そんな接戦の中、シマカタさんの一撃必殺!

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リーチ・平和・一発・ツモ・ドラ3の6,000オール!
見事、麻雀プロアマオープン競技会2018前期の優勝を決めた。
シマカタさん、おめでとうございます!!

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【第25回ロン2ファン感謝祭】8月12日(日)

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総勢16名のロン2に出演している女流プロが参戦!

今年も大いに盛り上がった。
詳しくはレポートを御覧頂けたらと思う。
第25回ロン2ファン感謝祭レポート
 
 
 
 
 
【リレーエッセイ復活?】
リレーエッセイを御存知だろうか。
約10年前からスタートした、連盟HPの企画である。

◎リレーエッセイ
まずはじめに、お断りしておかねばならぬ事がある。
このリレーエッセィは、ある者があるものを書き、それを名指しである者に送る。
送られたある者は、一ヶ月以内にやっぱりあるものを書き、それをある者に送る。
これ、いわば幸福の手紙の麻雀版である。
もちろん、送られた方は幸福どころか不幸の矢を射られたようでたまったものではない。
しかし、こんな読み物が麻雀ファンや仲間の見る楽しみとなれば幸いである。

人気企画だったが、第110回で終了となった。
上記の説明に「送られた方は不幸の矢を射られたようでたまったものではない」
とあるように、文章をお願いする側にも負担がかかる事が終了となった原因かもしれない。

ということで、今回は画期的なシステムを作成した。

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これは「強制選択システム」である。
全連盟員のデータを内蔵!完全ランダム抽選が出来るシステムである。
完全ランダムとは言ったが、人によって出る確率に差はある。「ガチャ」の基本である。

◎確率表
九段: 0.1%
八段: 0.3%
七段: 0.6%
六段: 1.0%
五段: 3.0%
四段: 5.0%
三段:10.0%
二段:20.0%
初段:60.0%

エッセイと言っても、ちょっとここのワンコーナーで紹介する程度の予定である。
新人紹介のコーナーみたいに思ってくれたらと思う。
そうご期待!

第14期静岡プロリーグ 第4節レポート

7月…
「暑い」というワードを1日1回は言っている(笑)
その暑さより熱い闘いが静岡で行われた。気になるのはやはり、上位陣の成績!!
では各卓の結果を見てみよう。

1卓
藤島健二郎 × 原佑典 × 蓮沼友樹 × 渡辺洋巳

この卓の注目は3位の好位置につけている藤島を止めることが出来るか。
基本雀力が高い藤島だけにポイントを持てば持つほど戦い方に幅ができ、ますます有利に試合を運ぶであろう。
原・蓮沼・渡辺としては一矢報いておきたいところである。

結果は
藤島+87.6P 蓮沼+8.0P 渡辺▲33.7P 原▲62.9P

藤島が7万点オーバーの3回戦を含むトップ2回・2着2回で大きくポイントを伸ばし首位に躍り出た。
蓮沼もなんとかプラスで終え、4節連続プラスで8位につけた。

2卓
鈴木秀幸 × 鷲見隼人 × 平野敬悟 × 平岡理恵 × 太田昌樹

奇しくも第13回静岡プロリーグ決勝戦のメンバーが揃い、そこに実力のある太田が加わった形となったこの対戦。
平野と鷲見は何とかここまでのマイナスを減らし後半戦に望みを繋ぎたいところ。

結果は
鈴木秀+35.9P 太田+16.1P 平岡+10.0P 鷲見+7.1P 平野▲69.1P

鈴木秀・太田共に抜群の安定感を発揮して、危なげなくポイントを伸ばした。
平野は、バランスが少し悪いようにも見えたが、彼のことだからすぐに調整してくるだろう。

3卓
望月雅継 × 足立純哉 × 中野妙子 × 高木翔太 × 佐藤あいり

4位につけている足立にとって、この節は1つの大きな山場になると思い密かに注目していた。
望月に勝ってポイントを伸ばせば大きな自信にもなる。

結果は
足立+26.3P 望月+22.1P 佐藤+2.5P 中野▲16.0P 高木▲34.9P

足立にとっては十分と言える結果であろう。
これで順位を1つあげて3位になった。
望月も9位に浮上!
上位陣もうかうかしていられなくなったはずである。

4卓
中寿文 × 山本拓哉 × 土屋幸弘 × 越川清一

ポイント中位者4名が揃い、激しいぶつかり合いが予想されるこの対戦。
山本にとっては少しやりにくそうな相手にも見えるが果たしてどうなったか。

結果は
山本+42.1P 土屋▲0.5P 中▲14.7P 越川▲26.9P

山本はこれで5位に浮上し、決勝戦進出ボーダーに大きく近づいた。
ポイントを持ってからの戦い方に長けているだけに今後の試合運びに注目したい。

5卓
鈴木郁孝 × 都築友和 × 杉村泰治 × 加来千香子

暫定首位の鈴木郁が今節も暴れるのか!?
それとも、それに待ったをかける者が現れるのか!?

結果は
都築+44.0P 杉村+8.4P 鈴木郁▲7.4P 加来▲65.0P

鈴木郁の快進撃を止めたのは都築!
3節までのうっぷんを晴らすかのような暴れっぷりを見せ、この対戦の勝ち頭となった。

6卓
川崎義之 × 大橋幸正 × 京平遥 × 鈴木涼太 × 青嶋宏樹

2位につける新人の青嶋。
先輩として簡単に走らせるわけにはいかない川崎と京平。

結果は
京平+44.2P 大橋+16.9P 川崎+0.9P 青嶋▲29.8P 鈴木涼▲33.2P

京平はこれで、6位まで浮上した。
青嶋としては痛いマイナスとなったが、1回戦で大きなラスを引いてしまうも、この程度のマイナスに抑えられたのは正直大きいと思う。

4節終了時の上位陣のポイント
首位 藤島 +194.3P
2位 鈴木郁 +151.1P
3位 足立 +130.8P
4位 青嶋 +97.5P
5位 山本 +92.2P

藤島強し!の声があちこちから聞こえてきそうである。
鳳凰戦も好調を維持しこのままA2リーグに上がって欲しいと切に願う。
※8月4日プロリーグBⅠリーグ最終節が行われ、藤島プロは見事AⅡリーグへ昇級しました。

そして2位になってしまったものの依然として腕の振れている鈴木郁。決勝戦進出への期待感が高まってきた。

ますます目が離せなくなってきた決勝戦進出争い!!
次節も熱い闘いに期待しよう!

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 藤島健二郎 36.0 62.5 8.2 87.6             194.3
2 鈴木郁孝 108.1 9.5 40.9 ▲ 7.4             151.1
3 足立純哉 25.5 90.8 ▲ 11.8 26.3             130.8
4 望月雅継 51.9 63.9 ▲ 28.2 22.1             109.7
5 青嶋宏樹 58.5 17.2 51.6 ▲ 29.8             97.5
6 山本拓哉 18.1 5.6 26.4 42.1             92.2
7 京平遥 22.8 ▲ 5.8 14.8 44.2             76.0
8 大橋幸正 24.9 ▲ 13.9 47.5 16.9             75.4
9 川崎義之 20.2 37.4   0.9             58.5
10 蓮沼友樹 29.8 15.4 2.8 8.0             56.0
11 平岡理恵 60.0 ▲ 11.0 ▲ 14.0 10.0             45.0
12 太田昌樹 5.6 ▲ 4.8 27.1 16.1             44.0
13 鈴木秀幸 65.6 ▲ 40.9 ▲ 17.7 35.9             42.9
14 杉村泰治 ▲ 94.0 43.6 59.2 8.4             17.2
15 中寿文 28.1 15.3 ▲ 23.2 ▲ 14.7             5.5
16 土屋幸弘 ▲ 26.0 ▲ 20.0 27.6 ▲ 0.5             ▲ 18.9
17 越川清一 32.1 16.0 ▲ 51.3 ▲ 26.9             ▲ 30.1
18 都築友和 ▲ 52.7 ▲ 16.1 ▲ 8.8 44.0             ▲ 33.6
19 鷲見隼人 ▲ 42.1 ▲ 34.8   7.1             ▲ 69.8
20 渡辺洋巳 ▲ 8.3 6.6 ▲ 36.9 ▲ 33.7             ▲ 72.3
21 佐藤あいり ▲ 17.0 ▲ 59.1 ▲ 4.6 2.5             ▲ 78.2
22 原佑典 ▲ 70.9   29.0 ▲ 62.9             ▲ 104.8
23 加来千香子 ▲ 17.5 ▲ 23.2   ▲ 65.0             ▲ 105.7
24 高木翔太 ▲ 70.3   ▲ 22.1 ▲ 34.9             ▲ 127.3
25 中野妙子 ▲ 71.1 ▲ 44.9 ▲ 18.6 ▲ 16.0             ▲ 150.6
26 鈴木涼太 ▲ 39.6 ▲ 64.4 ▲ 24.0 ▲ 33.2             ▲ 161.2
27 平野敬悟 ▲ 23.8   ▲ 75.9 ▲ 69.1             ▲ 168.8

第31回静岡リーグ(プロアマ混合)第4節レポート

夏、真っ只中である。
東京はもちろん、静岡リーグが行われる浜松も漏れなく暑さの極みを迎えている。

対局会場は1階と2階に分けられており、行き来する際は外にある階段を上り下りするわけだが、この数秒の間に暑さとの戦いが待っている。
今節も多くの参加者が「暑い、暑い」と言いながらも足早に移動する姿を何度も見かけた。

会場内は冷房が効いているはずなのに、どこか熱気に包まれている。
それもそのはず。
今回の静岡リーグには50名以上の参加者が集い、その1人1人が牌と真剣に向き合っているからである。
会場全体が麻雀打ちで埋まる光景は、自分からしてみたら”絶景”の一言。
こんなにも沢山の麻雀ファンが一同に集まっている。
その道に携わる者として、これ以上の喜びを感じる瞬間はあまりないのではないだろうか。

第4節。
いよいよ、フィナーレが近づいてきた。
決勝のステージを見据える上で大事な一戦となる、この第4節。
中位につけている者は大きく勝って差を詰めたいところであり、上位陣はしっかりとポイントを上積みして早々に決勝の椅子を確定させたいであろう。

今回の静岡リーグ絶好調の太田は、決勝進出が濃厚となるプラスを叩き出した。ただ1人、200ポイントの大台に乗せることに成功し、最終節を前にしてほぼ間違いなく安泰といっていいだろう。

今節はプロの躍進が目立った。
山本・平野・杉村・藤島と、その地力を遺憾なく発揮し、決勝を狙える位置につけた。
そんな中、前回のレポートで「気になる存在」と述べた人物を覚えているだろうか?
静岡支部長・望月雅継である。
ここに来て大きく加点をし、決勝まであと一歩のところまで差を詰めてきた。このまま突き進むのかどうか注目したい。

最終節は言わずもがな大激戦となる。
太田は当確としても、残りの椅子をもぎ取るのは最後の最後までわからない。
一般参加勢も黙ってはいない。
戦い切り、自らの手で勝利を掴んで頂きたい。

静岡の夏はまだまだ続く。

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 太田 昌樹 プロ 53.1 81.7 12.8 80.2   227.8
2 深見 翔 一般 29.5 18.7 36.3 82.2   166.7
3 堀 孔明 一般 77.5 14.1 49.0 12.5   153.1
4 山本 拓哉 プロ 53.7 48.7 10.6 34.4   147.4
5 平野 敬悟 プロ 22.9 57.3 31.4 35.1   146.7
6 藤井 太郎 一般 61.8 17.2 45.5 21.6   146.1
7 杉村 泰治 プロ ▲ 27.8 47.0 47.3 67.6   134.1
8 望月 雅継 プロ 27.6 1.2 17.7 77.6   124.1
9 藤島 健二郎 プロ ▲ 2.2 41.1 44.5 35.2   118.6
10 青嶋 宏樹 プロ 32.5 59.0 25.1 ▲ 2.2   114.4
11 岡本 茂 一般 11.0 ▲ 12.0 64.2 31.6   94.8
12 村瀬 光佳 一般 54.3 45.8 ▲ 61.2 55.8   94.7
13 伊藤 真 一般 0.0 56.6 ▲ 33.8 64.3   87.1
14 鈴木 秀幸 プロ ▲ 22.8 26.2 30.6 51.5   85.5
15 中野 妙子 プロ 68.5 2.3 ▲ 8.5 16.1   78.4
16 宮地 孝尚 一般 34.2 ▲ 5.3 22.0 18.3   69.2
17 髙橋 孝基 一般 35.0 12.5 12.1 6.0   65.6
18 足立 純哉 プロ 31.0 ▲ 36.8 81.9 ▲ 15.3   60.8
19 島﨑 涼 プロ 20.7 37.9 0.0 0.0   58.6
20 松永 誠 一般 13.0 32.6 ▲ 0.7 ▲ 2.0   42.9
21 大口 伸也 一般 ▲ 19.0 41.5 8.7 9.5   40.7
22 鈴木 郁孝 プロ ▲ 26.4 38.0 1.1 20.3   33.0
23 本田 真之 一般 15.5 27.3 ▲ 32.5 14.3   24.6
24 平田 拓也 一般 ▲ 0.3 ▲ 0.9 11.9 11.6   22.3
25 鈴木 涼太 プロ 9.8 15.9 ▲ 39.5 32.3   18.5
26 中野 一男 一般 ▲ 4.5 ▲ 23.0 ▲ 52.0 92.3   12.8
27 都築 友和 プロ ▲ 7.2 40.6 ▲ 1.5 ▲ 26.3   5.6
28 牧野 光治 一般 ▲ 12.7 ▲ 23.0 23.6 10.5   ▲ 1.6
29 鷲見 隼人 プロ 7.9 ▲ 9.3 ▲ 5.9 2.1   ▲ 5.2
30 川崎 義之 プロ ▲ 15.3 21.7 ▲ 7.8 ▲ 15.3   ▲ 16.7
31 大橋 義一 一般 10.2 ▲ 42.5 10.7 ▲ 0.4   ▲ 22.0
32 袴田 一郎 一般 ▲ 13.9 ▲ 31.6 31.9 ▲ 24.8   ▲ 38.4
33 大橋 幸正 プロ 38.8 ▲ 11.9 ▲ 34.9 ▲ 33.5   ▲ 41.5
34 斉藤 隆 一般 ▲ 35.8 96.1 ▲ 42.3 ▲ 60.0   ▲ 42.0
35 大谷 数則 一般 ▲ 26.3 ▲ 25.5 5.7 0.0   ▲ 46.1
36 松清 一樹 一般 ▲ 7.4 ▲ 2.7 ▲ 33.7 ▲ 11.1   ▲ 54.9
37 白井 健夫 一般 ▲ 40.8 34.0 ▲ 35.0 ▲ 16.8   ▲ 58.6
38 坂本 彰光 一般 ▲ 39.7 ▲ 23.8 56.4 ▲ 53.3   ▲ 60.4
39 江島 直穀 一般 ▲ 21.7 ▲ 40.0 ▲ 7.2 5.1   ▲ 63.8
40 源馬 健太 一般 ▲ 2.8 0.0 ▲ 59.9 ▲ 10.9   ▲ 73.6
41 平岡 理恵 プロ 21.6 ▲ 62.7 26.7 ▲ 60.0   ▲ 74.4
42 京平 遥 プロ ▲ 36.2 ▲ 6.0 ▲ 18.3 ▲ 15.0   ▲ 75.5
43 山内 紀博 一般 ▲ 11.1 ▲ 41.5 ▲ 2.4 ▲ 24.0   ▲ 79.0
44 高木 翔太 プロ ▲ 85.8 18.3 ▲ 4.1 ▲ 12.5   ▲ 84.1
45 鈴木 雅人 一般 ▲ 59.9 ▲ 5.5 11.1 ▲ 34.9   ▲ 89.2
46 影山 恒太 一般 ▲ 24.6 10.1 ▲ 8.3 ▲ 70.5   ▲ 93.3
47 土屋 幸弘 プロ ▲ 30.7 ▲ 46.1 ▲ 34.8 18.2   ▲ 93.4
48 原 佑典 プロ ▲ 1.4 0.0 ▲ 18.3 ▲ 76.6   ▲ 96.3
49 中 寿文 プロ ▲ 75.0 ▲ 55.4 66.2 ▲ 42.3   ▲ 106.5
50 八木 寛大 一般 ▲ 65.1 ▲ 46.1 9.7 ▲ 11.2   ▲ 112.7
51 福井 弘人 一般 ▲ 98.2 ▲ 29.7 ▲ 5.4 10.6   ▲ 122.7
52 北島 武弘 一般 14.5 ▲ 40.6 ▲ 50.5 ▲ 47.4   ▲ 124.0
53 鈴木 康功 一般 20.7 ▲ 5.5 ▲ 104.8 ▲ 37.3   ▲ 126.9
54 伊藤 裕美子 一般 26.2 ▲ 71.6 ▲ 5.1 ▲ 109.1   ▲ 159.6
55 渡辺 洋巳 プロ ▲ 106.8 ▲ 29.5 ▲ 18.5 ▲ 35.3   ▲ 190.1

第25回ロン2ファン感謝祭レポート 大庭三四郎

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2018年8月12日(日)。天気は曇り。お盆休みが始まって二日目。
猛暑も過ぎ、早くも秋の気配を感じる今日、第25回ロン2感謝祭が開催されました。
今回のレポートは前回同様、運営を行った大庭三四郎がお送りします。宜しくお願い致します。

このロン2ファン感謝祭は、去年から巣鴨の「日本プロ麻雀連盟本部道場」で行われており、今年も巣鴨で開催されました。
ユーザーさん48名+プロ16名の64名参加の大会です!

今年も開始予定時間丁度に開幕することが出来ました。
皆様ご協力ありがとうございました!

今年も司会はこの方。

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日吉辰哉プロです!
先々月のリアル大会でも司会をやって頂き、回を重ねる毎に安定感は増していき、ユーザーの皆様も充足感が湧いたに違いないですね。
滑り知らずの生の日吉ワールドを体験したい方は、是非次回のイベントに御参加してみてはいかがでしょうか?

それではここで、今大会メインの女流プロの紹介です。

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菅原千瑛プロ

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井上絵美子プロ

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石田亜沙己プロ

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古川彩乃プロ

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小島優プロ

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一瀬由梨プロ

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中野妙子プロ

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優月みかプロ

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川原舞子プロ

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西嶋ゆかりプロ

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襟川麻衣子プロ

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青山めぐみプロ

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松田彩花プロ

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大月れみプロ

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内田みこプロ

石田プロと井上プロはお揃いの服での参戦!

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16卓の全てにプロが入っていますので、ユーザーさんは必ず合計4人のプロと同卓することになります。
そこで今回は2つの新イベントが行われました!

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プロから直撃チャレンジ!
該当する4名のプロからアガるとロン2新グッズの「Newポストカード」がゲット出来るというイベント!
4人のうち誰かと必ず1回は同卓しますので皆様にチャンス!
急遽そのイベントを知らされた4名のプロには緊張が走りました!

そしてもう一つのイベントがこちら

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ロン2スペシャルチケットチャレンジ!
跳満以上のアガリをすると、点数に応じてスペシャルチケットがゲットできます!
そのチケットの裏にはヤオチュー牌のいずれかが描かれていて、そこで上記の役が出来ると素敵な景品が!

細かい説明は置いておいて、とりあえず1回戦スタート!

1回戦目好調なのは、倍満含めてアガリ倒したスバンさん!80,000点超えの特大トップ!
同卓していた松田プロもこれにはお手上げ!
しかし16名のプロの内、6名のプロがトップを取り、プロの意地を見せます!

◎1回戦終了時
1位 スバンさん +65.3
2位 グレート宗さん +55.5
3位 月下の雀士さん +46.5

2回戦目もプロは全体的に好調!16名中7名がトップを取ります!
2連勝を決めているのは、西嶋ゆかりプロ・石田亜沙己プロ・古川彩乃プロの3名!
今年こそはプロが総合優勝出来るのではないかというムードが漂います!
しかし、そんな中、三倍満をアガったという声が!

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ツモ・チンイツ・ドラ4!?ドラ4枚使いのチンイツ!豪華!
chanelpapa7さんが11翻の三倍満をアガリます!
三倍満なんて久しぶりに見た!と思った矢先!

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リーチ・一発・ツモ・ドラ9!!?またも三倍満!!
だいきちさんが12翻の三倍満をアガり70,000点超えのトップを取り、2連勝のプロを抜き去り首位に立ちます!

◎2回戦終了時
1位 だいきちさん +76.2
2位 古川彩乃プロ +65.0
3位 西嶋ゆかりプロ +62.7

3回戦、好調の古川彩乃プロと西嶋ゆかりプロがポイントを伸ばすも、だいきちさんが再び大トップ!
100ポイントを超えてきます!
しかしすぐ下には、古川プロ、西嶋プロ、ちょっと離れたところに月江プロ、小島優プロ、松田プロ、石田プロ、川原プロと並んでおります!
いよいよ最終4回戦が始まります。
果たしてどうなるのか!?

◎3回戦終了時
1位 だいきちさん +118.1
2位 古川彩乃プロ +73.2
3位 西嶋ゆかりプロ +69.9

4回戦、ここで古川プロが痛恨のラス!優勝一歩手前で惜しくも敗れます!
そして、、、ついに来ました!

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本日初役満!!アガったのは第24回ファン感謝祭優勝者のてつりんさん!
おめでとうございます!!
役満を喰らってハコ点になってしまったのはこの方!

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何故か余裕の表情!

そんな中、トップを争っている西嶋プロは快勝!
だいきちさんを捲ることは出来たのか!?

…と、結果が気になるところですが、最終集計をやっている最中に、メイン会場では何かが始まるそうです!
何やら、初めにお伝えした「プロから直撃チャレンジ」ですが、石田亜沙己プロが鉄壁過ぎて「NEWポストカード」を皆様手に出来なかったということで、急遽じゃんけん大会が開かれ、じゃんけんで勝った人が「NEWポストカード」がゲット出来ちゃうというサービスタイムが!
「NEWポストカード」に描かれている4名が各々ユーザーさん全員とじゃんけんをして、多くの人にお渡し出来ました!

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そしてもう一つのイベント、「ロン2スペシャルチケットチャレンジ!」ですが、トイツ賞だって結構難易度が高いんじゃないかという前評判でしたが、なんと三色賞・アンコ賞も複数のユーザーさんが達成!
トイツ賞、アンコ賞にはロン2オリジナルストラップが送られました!(現在は製造は行っておりません)

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運営もびっくりの、ナイススペシャルチケットチャレンジでした!

そして最後にいよいよ順位発表です!

栄えある優勝は…

だいきちさんでした!!おめでとうございます!

そして惜しくも2位となったのは西嶋ゆかりプロ。
大接戦でした!

◎最終戦終了時
1位 だいきちさん +115.6
2位 西嶋ゆかりプロ +106.0
3位 ドットコムさん +96.9
4位 シーガーデンさん +91.7 
5位 鳴きの理由さん +88.3
6位 たくみ抹茶さん +78.6
7位 松田彩花プロ +73.2
8位 青山めぐみプロ +64.4
9位 小島優プロ +57.3
10位 グレート・宗さん +52.9

西嶋プロには、プロ1位ということで、締めの挨拶を頂きました。

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「麻雀をやっているからこのように世代を超えて皆様と一緒に繋がることが出来るので、これからもずっと、おばあちゃんになったとしても、麻雀を通していろんな世代の方とこうやって麻雀を楽しむことが出来たらなと思います。」
急遽お願いしたスピーチだったが、予め用意していたかのような素晴らしい締めの言葉でした。
これには日吉プロも胸が熱くなったとのこと。
拍手喝采で、第25回ロン2ファン感謝祭は終了となりました!

御参加頂いたロン2ユーザーの皆様、本当にありがとうございました!

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また次回お待ちしております!

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今後ともロン2をよろしくお願いします!

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映画「ノーマーク爆牌党」 追加キャスト発表!

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空前の麻雀ブーム到来!“大本命漫画”がついに実写映画化!

「ぎゅわんぶらあ自己中心派」「スーパーヅガン」で知られる片山まさゆき氏が、1989~1997 年に連載した代表作「ノーマーク爆牌党」の実写映画化が決定し、石田明(NON STYLE)と矢本悠馬が W 主演を務める。
長澤茉里奈&高崎翔太&モロ師岡ら追加キャスト発表!コメント到着!

石田が演じるのは、「爆牌」と自ら名付けた相手の手牌を読み切り、余り牌を狙うという天才的な打牌を武器にする爆岡弾十郎(ばくおか・だんじゅうろう)。そして、矢本が演じるのは、「爆守備」と呼ばれる堅い打ち筋で麻雀を打つ鉄壁保(てっぺき・たもつ)。原作キャラクターを再現した“なりきりぶり”に注目が集まる。
映画は、「爆牌」を武器とし絶対王者に君臨する天才雀士・爆岡弾十郎に、徹底した守備力「爆守備」を武器とする平凡な雀士・鉄壁保が挑んで行く姿を描く。
2016 年連載中の人気漫画「咲-Saki-」が、浜辺美波を主演に迎え、実写ドラマ・映画化。その続編のドラマ版が 2017 年放送、映画版が 2018 年公開。また、2018 年秋からは「アカギ ~闇に降り立った天才~」や、「賭博堕天録カイジ」「銀と金」など数多くのヒット作を生み出した福本伸行の原作「天 天和通りの快男児」が TX 系でドラマ放送開始。そして、2018 年秋、麻
雀漫画の金字塔「ノーマーク爆牌党」の公開が決定し、空前の麻雀ブーム到来に期待が高まる!「ノーマーク爆牌党」は今秋公開。

 

<石田明(NON STYLE) コメント>(いしだあきら:爆岡弾十郎 役)
麻雀好きの父がいて、初めて、父に何か教えてもらったといえば麻雀でした(笑)。父が一番喜んでいましたよ。「お!麻雀の映画に出るんか!」って(笑)。演じる爆岡弾十郎は、麻雀最強の役柄ですが僕は、どちらかというと、生き方も麻雀の打ち方もライバルの鉄壁保タイプなので、爆岡を演じるには、少し背伸びをしないとと思いました。でも、よくよく考えてみると爆岡の自分の弱さを隠すために強気に出るのか、隠すために守りに入るのか、どっちに出るのか、そこが面白いなと。実際僕らも漫才をやっていて、ここ攻めた方がええなと思うときはあります。爆岡のように研究を重ねていますが、あえてしてないフリをしたりとか(笑)。爆岡との共通点はあったと思います。
爆岡のキャラもストーリーもしっかりしているので、そのノイズになるようなことだけはしたくないので、しっかり麻雀の腕を磨いて臨みたいと思います。

 

<矢本悠馬 コメント>(やもとゆうま:鉄壁保 役)
自分は、麻雀をしたことも見たこともなくて、本作をきっかけに麻雀に出会いました。今は、麻雀のルールや専門用語、そして演じるには欠かせない牌の手つきでいっぱいいっぱいで不安が大きいです。不安という意味では役柄の鉄壁保とは少し親しみを感じます。
本作は、大学生の鉄壁が麻雀と人生に向きあう、若者の岐路を描いています。麻雀に興味ある方は、もちろん!そして原作ファンも、もちろん!麻雀に興味ない方、人生の壁にぶつかってる方へ、何かきっかけを掴んで頂ければ幸いです。

 

<長澤茉里奈 コメント>(ながさわまりな:九蓮宝燈美 役)
出演が決まった時はほんとに驚きました。
長年愛され続けているこの作品に自分が出れるなんて、、、しかも私が宝燈美ちゃん、、、、!?!プレッシャーのかたまりでした。でも富澤監督はじめ、スタッフの皆さん、共演者の皆さんと作品を作っていくことで少しずつプレッシャーが楽しさに変わっていって撮影していくたびにこの作品がもっと大好きになりました。
私自身麻雀がとっても大好きで、いつも雀荘で仲間と麻雀をするのが大好きなので、宝燈美ちゃんとの共通点かなあ~。(打ち方は爆守備です)笑
麻雀好きな方はもちろん、人生ってなんだろうって悩んでる方、上手くいかない世の中だなこんにゃろって、この世界に不満を持ってる方も、この映画を見たらきっとスッキリするし人生頑張ろって思える作品だと思います。

 

<高崎翔太 コメント>(たかさきしょうた:当大介 役)
麻雀漫画の金字塔と呼ばれる作品。出演出来ることを嬉しく思います。その作品の中の当大介。イケイケの麻雀を打ちます。真っ直ぐでちょいおばか、だけど憎めない。そんなキャラクターです。しかし、誰よりも揺るぎなく No.1 をめざすキャラクター。画面の中を少し賑やかにできればなと。初の麻雀映画ですが、楽しみつつ盤面に向き合いたいと思います。

 

<モロ師岡 コメント>(もろもろおか:万利休 役)
昔は、麻雀と言うと、煙草の煙が朦々とする中、朝までやる不健康なイメージでしたが、今は、女性プロ雀士もいて、雀荘も禁煙で学生がジュースを飲みながらやってたり昔とは随分イメージが違います。この映画を観て、麻雀のテクニックや楽しさをもっと沢山の人に知って貰い、世界的に麻雀ブームになって欲しいです。私が演じる麻雀界の最高顧問万利休も、ユニークなキャラクターで、NON STYLE の石田君が演じる爆岡との絡みも緊張感のある面白いシーンになっています。是非、多くの人に観て頂き麻雀ブームを興して映画も大ヒットして欲しいです!

 

<富澤昭文 コメント>(監督)
安心や安定、備えやリスク回避という言葉が飛び交う現代で、「攻め」の生き方を貫く男と「守り」の生き方を貫く男。真逆の信条を持つ二人の人物を中心にしてこの映画は進みます。人生の困難に直面した時、言い訳や逃げ道を残し格好をつけてその場を立ち去るのか、退路を断ち無様でも必死にそれに立ち向かうのか。生き方や人生観が出るのが麻雀だと思います。生きていく上での理想と現実、さらには現代社会を、小さな麻雀卓の上で描くことが出来たなら面白い映画になるのではないか。そんな思いを胸に恐れ多くもこの名作漫画の映画化に取り組んでいます。

 

<片山まさゆき コメント>(原作)
爆牌党はいつか実写化されないかなぁーとずっと思い続けていた作品ですごく嬉しいです。なんといっても爆牌!爆牌の煙がどんな感じになるか楽しみ。派手にしてほしいなぁ。キャラクターも賑やかなのでそれぞれ役者さんどなたが演じていただけるのかワクワク。爆岡も鉄壁も漫画に寄せるの難しくないですか?カッパマスターなんて絶対むり w 映画ならではの迫力満点の爆牌党を期待してます。

 

<ストーリー>
アマチュア麻雀界で全国二連覇を成し遂げ、プロ入りが期待されている大学生の鉄壁保(矢本悠馬)は、雀荘ドラ道楽で大介・宝燈美と共に、日々麻雀の腕を磨いていた。三連覇の掛かる大会前日、そこにふらりと爆岡弾十郎と名乗る男(石田明)が現れる。自らを天才と名乗り傲慢な態度で振る舞う爆岡に、大介と宝燈美は鉄壁との勝負を持ち掛ける。相手の余剰牌を狙い撃ちする「爆牌」を武器とする爆岡弾十郎と、徹底した守備力「爆守備」を武器とする鉄壁保。運命に導かれるように出会った二人は、己のプライドと人生を掛けぶつかり合う。

 

出演:石田明(NON STYLE) 矢本悠馬 長澤茉里奈 高崎翔太 モロ師岡
監督・脚本:富澤昭文/原作:片山まさゆき「ノーマーク爆牌党」竹書房刊/
麻雀監修:麻雀企画集団バビロン、馬場裕一、黒木真生、ケネス徳田、中村毅/協力:日本プロ麻雀連盟
製作:『ノーマーク爆牌党』製作委員会/制作プロダクション:レフトハイ/企画・配給:AMG エンタテインメント
(C)2018 片山まさゆき/竹書房/『ノーマーク爆牌党』製作委員会

第35期十段戦 ベスト8A卓レポート 前田 直哉

十段戦決勝の舞台まであと一つ。ここで勝つか負けるかは天と地の差と言っていいだろう。そして激戦の中ここまで勝ち上がってきた8名のうち、このA卓4名から決勝へと進む2名が決する。

まずはA1リーガーでもありサーフィン打法でもお馴染みの古川孝次プロ。

 

 
 

そして最年少鳳凰位の記録を持つ望月雅継プロ。

 

 
 

A2リーガーでもあり高打点の爆発力に定評がある黒沢咲プロ。

 

 
 

最後は関西からの刺客、五段戦から勝ち上がってきた佐々木亮プロ。

 

 
 
以上の4名でベスト8が行われた。

 
 

1回戦(起家から、望月・黒沢・佐々木・古川)

開局は、三色のテンパイを入れていた親の望月から、黒沢が6,400をアガリ好スタートとなる。

二万五万五万六万六万八万八万五索五索六索六索八索八索  リーチ  ロン二万  ドラ一筒

東2局、先ほど放銃にまわってしまった望月が、今度はこの形から仕掛けていく。

三万八万九万二索二索一筒二筒三筒六筒東中  ポン白白白  ドラ七万

この不十分な形で2巡目に出た白を一鳴きしていく。しかも北家である。以前の望月ならば絶対に仕掛けてはいないだろうが、前局の結果を踏まえて敢えてそうしているのだろう。ベスト16でも時折見せてはいたがこれが新たな望月なのだろう。だがこの仕掛けが親の黒沢に好牌を呼び込むこととなる。9巡目にテンパイを入れ、そして次巡あっさりとツモアガる。

一万一万二万二万三万三万四万六万七万七万発発発  ツモ五万 

なんとこれが倍満で8,000オール!これで早くも6万点を超えてしまう。
東3局、今度は佐々木が最後のツモで3,900オールをアガリ初戦から荒れ場となった。

一万一万二万三万四万四索五索六索三筒三筒七筒八筒九筒  ツモ一万  ドラ三筒

東場はこのまま局が進むが、ここまで後手にまわされていた古川にもようやく勝負手が入る。

一万一万一万三万三万四万四万五万五万二索四索七索七索  ドラ一万

ここまで我慢してきた古川、ここはなんとしてもアガリを決めたいところであろう。ヤミテンとしているところへ、更なる加点を狙う黒沢が仕掛けを入れる。

二万六筒七筒南南北北中中中  ポン三筒 上向き三筒 上向き三筒 上向き 

この仕掛けを受け、古川はツモ切りリーチを選択したのだった。だがその宣言牌の北をポンして黒沢も一歩も引かない。どちらも勝負手の大物対決である。残り枚数は4対3と黒沢有利か?ツモ!結果はすぐに出た。

一万一万一万三万三万四万四万五万五万二索四索七索七索  リーチ  ツモ三索 

古川が三索を手繰り寄せ、リーチの好判断もあり3,000・6,000の大きなアガリをものにした。そして気分よく迎えたラス親の古川、ようやくエンジンがかかってきたのかアガリとテンパイ連荘により持ち点を原点まで復帰させていく。
続く2本場もこの手で先制のリーチを入れた。

七万七万七万五索六索七索八索八索二筒三筒四筒五筒六筒  リーチ  ドラ白

だが、先にテンパイを入れていた望月は、12巡目に古川が切ったドラの白へと待ちを変化させヤミテンを続行。これに対し丁寧に対応する黒沢、そして佐々木も仕掛け入れて形式テンパイを取る…が、まだ13巡目である。さすがに焦りすぎではないか?それとも何かを感じての仕掛けだろうか?とにかくこの鳴きが誰に利するのか、そう思っていると…ロン!声の主は望月だ!結局、古川が最後の白を掴み8,000の放銃となった。

一万二万三万三索四索四索五索五索六索南南南白  ロン白

1回戦は黒沢の1人浮きで終わったが、望月にとっては2回戦以降に繋がる大きなアガリであった。

1回戦成績 
黒沢+35.0P 佐々木▲7.3P 古川▲9.4P 望月▲18.3P

 
 

2回戦(起家から、古川・佐々木・黒沢・望月)

まずは佐々木が抜け出す。テンパイを入れていた望月から六筒をとらえる。

五万五万五万六万六万二筒三筒四筒七筒八筒  ポン発発発  ロン六筒  ドラ五万

迎えた親番でも古川の仕掛けによってテンパイを入れリーチといく。

一万二万三万七万八万三索四索五索六筒七筒八筒八筒八筒  リーチ  ドラ六万

同巡、古川も四万を持ってきてこの形となる。

二万三万六万五筒五筒五筒六筒六筒六筒七筒  ポン四索 上向き四索 上向き四索 上向き  ツモ四万 

いつもの古川ならドラ単騎に構えるかと思ったが、待ちの優秀さと親を落とす為に真っ直ぐドラを打ちぬいたのだった。結果放銃となったが、強い意志を感じた一打であった。
だがこれを機に佐々木が一気に加点していく。南場では6,400をかわきりに、親番を迎えると2,900、1,000オール、テンパイ連荘、そしてついに本手をリーチとした!

三万四万五万七万七万四索五索三筒四筒五筒中中中  リーチ  ドラ五万

これを受け、丁寧に対応する3者だったが、13巡目に黒沢の手が止まる…手詰まりだ。そして何かに吸い込まれるように河に三索を置いてしまうのだった。痛恨の12,000!
三索が暗刻であったために選ばれることは無いと思っていたが、残り5巡、通れば3巡凌げはするがあまりに痛すぎた放銃であった。
次局は望月が中を手繰り寄せ、一気に原点まで持ち点を回復させる。

四万五万六万二索三索三索三索四索三筒四筒五筒中中  ツモ中  ドラ三索 

ここから望月の反撃か?と思っていたが、今度は古川がマンズのホンイツの望月から三筒を打ち取る。

九万九万四索四索五索五索七索七索八索八索三筒四筒四筒  ロン三筒  ドラ七索

結局このまま2回戦は終了し、今度は佐々木の1人浮きとなった。

2回戦成績 
佐々木+48.8P 望月▲7.9P 古川▲15.4P 黒沢▲25.5P

2回戦終了時 
佐々木+41.5P 黒沢+9.5P 古川▲24.8P 望月▲26.2P

 
 

3回戦(起家から、望月・古川・黒沢・佐々木)

東2局、ここまで序盤で劣勢に立たされていた望月が、ここでついに大きなアガリをものにする。

二万三万三万四万四万八万八万北北北  ポン発発発  ツモ五万  ドラ八万

この3,000・6,000でトータルでも黒沢に迫る。だが今度は黒沢が黙っていない。発を仕掛けてドラを暗刻にすると11巡目にテンパイを入れる。

八万九万二索二索二索五筒六筒七筒七筒八筒九筒  ポン発発発  ドラ二索

八万を切って一旦九万単騎にするかと思いきや、1枚切れの八万待ちを選択する。そして2巡後に見事に八万を手繰り寄せ4,000オール。そして次局更に4,000オール!

二万三万四万八万八万三索四索五索六索七索二筒三筒四筒  ツモ二索  ドラ六万

この時望月も佐々木も二索待ちであった。このまま突っ切ってしまうのかと思ったが、東4局には古川のリーチに飛び込み7,700。しかしその後は局を上手くまわしていき、黒沢の1人浮きで3回戦は終了した。

3回戦成績 
黒沢+30.7P 望月▲1.1P 佐々木▲9.6P 古川▲20.0P

3回戦終了時 
黒沢+40.2P 佐々木+31.9P 望月▲27.3P 古川▲44.8P

 
 

4回戦(起家から、佐々木・黒沢・望月・古川)

いよいよ残り2戦、望月古川はここでトップを取らないとかなり厳しい条件となるだろう。
東1局は古川が先制して反撃の狼煙を上げる。次は望月が渾身のリーチ!

五万五万八万八万六筒六筒七筒七筒九筒九筒北中中  リーチ  ドラ中

リーチ時点では山に2枚いたが脇に流れ、ここも佐々木がきっちりアガリ切って局をまわしていく。だがそんなに簡単に逃がしてくれる2人ではない。東3局には佐々木の5巡目リーチ。

四索五索六索九索九索一筒二筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ白

そこへ親の望月からもリーチが入る。

七索八索九索二筒二筒三筒四筒五筒東東東北北  リーチ

更に黒沢までもが追いかけリーチ!

一万二万三万六万六万六万一筒二筒三筒四筒四筒白白  リーチ

3者とも打点は十分!ツモる牌に皆力が入る。ここを制したのは望月。出来たら両者からの直撃が望ましかったところだが、古川から9,600のアガリを決めた。
そして南2局でまたもや手がぶつかる。まずは古川が仕掛けてホンイツのテンパイ。

四索五索六索八索九索東東  ポン発発発  チー二索 左向き一索 上向き三索 上向き  ドラ八筒

佐々木もドラ待ちの七対子をテンパイする。

二索二索九索九索四筒四筒八筒南南北北中中 

次巡、望月もテンパイを入れる。

五万五万六万六万七万七万三索三索六索七索八索五筒七筒九筒 

五筒を切ってのドラ待ちにするか九筒を切ってのタンヤオにするか迷うところだが、ここは九筒切りを選択。こうすれば三色への手替わりもあるし、もしドラを持ってきてもフリテンリーチという選択も出来る。そして次巡六筒をツモリ持ち点も5万点を超えた。
南3局黒沢の7巡目の手牌がこうなる。

八万一索二索六索六索七索八索九索一筒二筒三筒六筒七筒八筒  ドラ三索

八万を切ればドラ待ちのテンパイになるが、しばらく考えた末で二索切りのテンパイ外しとした。リードしている立場なのでリーチに行くのは微妙に思うが、一旦テンパイを取るはあったようにも思う。そこへ親の望月が仕掛けを入れるが、古川にドラが重なってリーチ。

五万五万五万三索三索三筒四筒五筒七筒八筒九筒発発  リーチ 

そして黒沢もテンパイ外しが功を奏し、この形になった。

六索六索七索八索九索一筒二筒三筒四筒五筒六筒七筒七筒八筒 

一筒は現物、しかし強気のヴィーナスの選択に一筒などない!当たり前のように七筒を大きく振りかぶってリーチ!これをアガれば決勝の舞台がかなり近くに見えてくる。勝負の行方は…手牌を開けたのは古川だった。しかも黒沢のテンパイ外しをしたドラの三索での放銃となったのだ。これは3者にとってかなり嬉しい展開なったと言えるだろう。最後は望月がしっかりと押し切って価値あるトップをもぎ取った。

4回戦成績 
望月+32.6P 佐々木+4.2P 古川▲13.3P 黒沢▲23.5P

4回戦終了時 
佐々木+36.1P 黒沢+16.7P 望月+5.3P 古川▲58.1P

 
 

最終戦(起家から古川、佐々木、黒沢、望月)

東1局は軽く流し、迎えた東2局佐々木の親番で、仕掛けてこれを望月からアガる。

一万一万一索二索三索五索五索東東東  チー九索 左向き七索 上向き八索 上向き  ロン五索  ドラ七索

トータル3着目の望月からのアガリ。これで佐々木の気持ちもだいぶ楽になったに違いない。これで追う側のターゲットは完全に黒沢になった。だがその黒沢も次局渾身のリーチとく!

六万七万八万四索四索五索五索五索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ドラ三筒

安めの九索でも良いからアガれば大きなリードとなるが、脇にどんどん流れていく…残り1枚。そしてその最後の1枚が黒沢の元へと舞い降りた。高目の六索をツモり2,000・3,900。これで苦しくなったのは望月だ。だが望月もこのまま黙ってはいなかった。次局に1,300・2,600をアガると、親番を迎えて役牌を仕掛けてプレッシャーをかけていく。そしてすぐにドラを重ねて一気に勝負手へと育っていく。これを受けて上家の黒沢がこの形で考える。

四万五万六万四索四索五索七索八索九索五筒八筒九筒中中  ドラ五筒

選択はいろいろあるが、ここから黒沢の選んだ牌はドラの五筒であった!常に強気な黒沢であるが、普段では絶対に切らない牌だと思う。現状ポイントではまだかなり有利なのだが追われる身としてのプレッシャーと勝ちたい気持ちが冷静さを欠かせたとしか思えない。もちろんこのドラをポンして望月がテンパイを入れ、そしてすぐに黒沢の元へアタリ牌を掴まされるが一旦は回避する。だが神様のいたずらか、黒沢がテンパイとなる七筒を引き悩む…そして意を決し四筒を打ち抜いたのだった。

四万五万六万七索七索二筒三筒  ポン五筒 上向き五筒 上向き五筒 上向き  ポン発発発  ロン四筒  ドラ五筒

なんと1局で望月がトータルで黒沢を躱してしまった。まだ親番は残されてはいたが、精神的にも勝負あったようにも思えた局であった。だが、神様は更なるシナリオを用意していた。南2局7巡目に黒沢がこのテンパイを入れる。

三万四万五万三索四索五索五索五索六索七索三筒四筒五筒  ドラ五筒

下家の望月が仕掛けを入れているので、直撃も考えここはヤミテンを選択する。望月も八索待ちのテンパイを入れ、固唾をのんで結果を見守る。どちらの山にいるのか…そしてソッと八索を手牌の横に置いたのは黒沢だった。3,000・6,000のアガリでまた再逆転としたのだ!
オーラスの望月の親番は佐々木がしっかりとアガリ、ベスト8A卓は佐々木、黒沢の勝ち上がりで終了した。

最終戦成績 
黒沢+12.7P 佐々木+8.1P 望月▲4.5P 古川▲16.3P

最終戦終了時 
佐々木+44.2P 黒沢+29.4P 望月+0.8P 古川▲74.4P

これで藤崎智十段位を含めて、決勝メンバー3人が決まった。
残り2名、B卓も面白いメンバーだけにこの3人もじっくりと研究しながら視聴するに違いない。

インターネット麻雀日本選手権2018観戦記 櫻井 秀樹

2018年7月15日

「数年に一度の酷暑」
「観測史上最短の梅雨明け」
などと言われるほど今年の7月は暑かった。
だがこの日は、外の暑さに負けないほどの熱い闘いが夏目坂スタジオで繰り広げられていた。

・選手紹介

前田直哉

 

 

今さら紹介の必要もないだろう。グランプリ・鳳凰位などタイトル戦の実績も豊富、連盟チャンネル御馴染の顔である。
前田は普段仕事をしている事もあり、ネット麻雀での稽古、調整をしている姿もよく見られ、ネット麻雀への慣れという部分でも不安は無い。

 
 

蛯原朗

 

 

プロ連盟若手のホープ。
モンドTVでの活躍が有名なところだが、実はネット麻雀でも強豪で知られ、プロ入り前に天鳳で十段まで到達したとか・・・※もちろんロン2のレーティングも上位
得意なフィールドで力を発揮したいと意気込みを語ってくれた。

 
 

orinzouさん

 

 

2015年のファイナリスト。
その年はダントツの水巻プロ(最高位戦)をASAPINさん(現在は最高位戦所属・朝倉康心プロ)が追いつめる、という構図で、最終戦はできる事も少なく悔しい決勝戦となってしまった。
一般ユーザー代表(ハンゲーム)で2度目の決勝は快挙!今年はリベンジなるか??

 
 

勝又健志

 

 

こちらも紹介は不要。
抽選による繰り上がりで決勝進出
ネット麻雀には向いているであろう論理的な麻雀頭脳と、繰り上がりの勢いで優勝を狙う。

 

 

場面は3回戦オーラス
解説の白鳥翔(トッププロ)が思わず感嘆の声をあげる
「この局がもしかしたら優勝をきめる1局となるかもしれないですね」

この半荘のオーラス時点で、トータルトップ目にたつorinnzouさんが3者のターゲットとなっていた。
ピンフをテンパイしていた勝又が、蛯原から出た三万を見逃し、ツモ切りリーチを打つ。
※ロン2ではツモ切り牌はグレーになり、ツモ切りリーチは明白であった。
狙い通りすぐに六万を掴むorinzouさん。自身もテンパイしていて、リーチ者の勝又のゲンブツマチ。
三万は直前に通り、九万は勝又が早くに切っている。
六万は見逃しでなければほぼ通る。
これは打ってもしかたない、いや打つ方が自然だろう。

ところがorinzouさんは上記全ての状況に甘えることなく、テンパイを崩してまわる。
オヤがノーテンで流局。勝又のマチも確認しつつのトップ逃げ切り。

この結果を経て、4、5回戦を危なげなく乗り切り、3年前の雪辱を晴らす優勝を決めることとなる。

トッププロ3者を相手に見事完全勝利ともいえる内容で打ち抜いたorinzouさん。
その闘いをふり返ってみよう。

 
 

1回戦
東1局
決勝戦の開局、可能であれば誰もが自らのアガリで幕をあけたいものだ。
決勝慣れしている、前田、勝又の両名はともかく、orinzouさん、蛯原は、心をおちつかせる意味でもまずはアガリを取りたい。

南家orinzouさんがわずか3巡目のリーチ。
これにそこそこ手になっており、安全牌もない勝又がトイツ落としで放銃。
ウラドラも乗って8,000のアガリだ。

 

 

いきなりの満貫でスタートした1回戦だったがその後は小さいアガリが続く。
オヤの連荘もほとんどない。
ただし満貫放銃スタートの勝又が、なんとオーラスまでの8局中5局放銃、という1人 苦しい展開。

オーラスを迎え、勝又以外の3者がトップを競るという状況に。

南4局
その勝又より8巡目のリーチ。
アガっても着順が変わることはほぼないが、これ以上の失点を防ぎ2回戦以降へ繋げる リーチだ。

 

 

しかしこの3メンチャンも空振り。
まわりながら粘ってテンパイをとった前田が、ノーテン罰でorinzouさんをかわし微差ながら1回戦のトップを決める。

1回戦結果
前田 +24.5P
orinzou +7.5P
蛯原 ▲6.2P
勝又 ▲25.8P

 
 

2回戦
またもorinzouさんの先行。
蛯原から、3,900、12,000、と立て続けにアガリ、東場のオヤ番を5万点近い持ち点でむかえる。
さらにオヤ番ではこのリーチ。

 

 

非常にいいリーチである。
四筒二筒と手出ししているため、良型が予測されペン七筒はやや盲点になりやすい。
しかも高打点ときており、子方はこれに飛び込むと相当堪えそうだ。

北家の前田も追いつくが待ちはヤマにはなし。

オヤのアガリかと思われたが、蛯原の粘りのテンパイ取りにより、七筒が食い流され流局。
ビックイニングとはならなかった。

 

 

それどころか、テンパイや積極的なアガリで点棒を積み重ねた勝又に、オーラス見事な 満貫でトップをかわされまたも2着。

 

 

やはりトッププロの壁は厚い!
しかしながら連続の2着で微差ながらトータル首位はorinzouさんとなる。

2回戦結果
勝又  +33.4P
orinzou +19.0P
前田  ▲12.1P
蛯原  ▲40.3P

2回戦終了時
orinzou +26.5P
前田 +12.4P
勝又  +7.6P
蛯原  ▲46.5P

 
 

3回戦
あとのない蛯原が奮起。東場で連続のアガリを決める。
このまま蛯原トップだと、残り2回がかなり面白くなるのだが。

東4局6巡目
南家のorinzouさんが下記のテンパイ

 

 

直前に西が切られており判断が難しい。
河も派手になっており、リーチすればおいそれとアガそうな白ではない。
ヤミテンかドラへのくっつきで打西か?トータルのポイントの兼ね合いもある。
少し時間を使いそうなところだが、orinzouさんはノータイムでリーチを選択。

なかなか勇気のいるリーチだ。これに牌も応える。
オヤに追いつかれヒヤリとした瞬間のツモ。大きなアガリとなった。

 

 

南場に入ってからも細かいアガリでorinzouさんがトップをキープ。
オーラスを迎えた段階で、2着蛯原とは6,100点差、3着勝又とは14,600点差。
また、ラスの前田もオヤ番のため、1、2回戦同様簡単には逃げきれない。

そして13巡目、冒頭の場面である。

 

 

アガリが発生しなかったためウラドラは見られなかったが、1枚乗っていれば勝又の目論見通りだった。
勝又の技を凌ぎきりようやくトップを守り切った。

3回戦結果

orinnzou +28.0P
蛯原  +7.9P
勝又  ▲8.6P
前田  ▲27.3P

3回戦終了時
orinzou +54.5P
勝又   ▲1.0P
前田   ▲14.9P
蛯原   ▲38.6P

 
 

4回戦
先程のトップでorinzouさんが有利な状況に。
ただ、優勝が近づき、自分の本来の麻雀が打てなくなってしまうと隙ができる。
経験の少ない者であればそのような状態に陥ってしまうこともよくある。
また、トッププロはその隙を絶対に見逃さない。

しかしorinzouさんはこの4回戦も全く変わらないテンポで、オリる局面はオり、押す局面はしっかり押して崩れることが無かった。

もちろん3者もorinzouさんからの直撃を狙うのだが、勢いなのか、点差からくる余裕な のか、なかなか点棒を減らしてくれない。

勝負を決定づけたのは、東4局。
前局、蛯原のリーチに押し切って3,900をアガっており、気分もツモも絶好。

 

 

わずか4巡でこのテンパイ。
リーチでもよいのだが、点差も考慮しヤミテン。非常に冷静である。
そしてツモ中とくれば今度は3面チャンでリーチ。

 

 

6巡で3,000・6,000のツモアガリ。勝負ありの瞬間だった。
この後も3者に点差を詰められることなく4回戦もトップで終了。
最終戦を前に優勝を手中とした。

4回戦結果
orinozou +33.1P
前田  +13.2P
勝又  ▲10.3P
蛯原  ▲36.0P

4回戦終了時
orinozou +87.6P
前田  ▲1.7P
勝又  ▲11.3P
蛯原  ▲74.6P

5回戦結果
orinzou +28.4P
勝又  +4.1P
蛯原  ▲6.4P
前田  ▲26.1P

最終結果
orinzou +116.0P
勝又  ▲7.2P
前田  ▲27.8P
蛯原  ▲81.0P

 

 

日も西に傾き、ようやく外の暑さもおさまるころ、今年のインターネット麻雀日本選手権も幕を下ろした。

昨年に引き続き、一般代表(ハンゲーム)ユーザーさんの優勝となったわけだが、これは決してプロが弱かったわけではなく、ネット麻雀のレベルが上がっているからといえよう。
決勝に2度残ったorinzouさんの麻雀もプロ顔負けの技術、試合運びであった。

orinzouさん,
リベンジおめでとうございます!

「名前の由来は「オリないぞ」という意味なのですが、最近はよくおりるんです(笑)」
と冗談交じりに話してらっしゃいましたが、しっかりとした攻め、また勝敗を決めた守備など、押し引きのバランスがとても素晴らしかったと思います。

おそらく今後も参加いただけると思いますので、3度目の決勝、さらには2度目の優勝を 狙ってほしいと思います。

来年も熱い戦いを期待しています。

第16期プロクイーン一次予選レポート 楠原 遊

平成最後のこの夏は例年に増す酷暑であるという。じっとりと重い湿気と、容赦なく照りつける日差し。今年もまたこの季節がやって来た!
2018年7月28日、今期で16期を迎えるプロクイーン決定戦が幕を開けた。

主催である日本プロ麻雀連盟をはじめ、最高位戦日本プロ麻雀協会・日本プロ麻雀協会・RMU・麻将連合の主要5団体の女流プロが集結し競うプロクイーンは、いわば麻雀界最大の女性プロ限定タイトル戦といえるだろう。

一次予選は日本全国から94名が参戦、過去大会を以ってしても最大の参加人数となり、会場も巣鴨本部道場と新橋じゃん亭での2会場での開催となった。

ルールは日本プロ麻雀連盟WRCルール。
一発・裏ドラ・カンドラあり
3万点持ち3万点返し
順位点がトップから+15・+5・▲5・▲15
30符4翻は切り上げマンガンで12,000・8,000
途中流局・喰い替えなし

主な参加者は以下の通り。
(以下人名すべて敬称略)

 

日本プロ麻雀連盟

二階堂瑠美

100
 
 

和泉由希子

100
 
 

高宮まり

100
 
 

蒼井ゆりか

100
 
 

小笠原奈央

100
 
 

井上絵美子

100
 
 

岡田紗佳 

100
 
 

 
 

最高位戦日本プロ麻雀協会

渡辺洋香

100
 
 

小池美穂

100
 
 

大澤ふみな

100
 
 

 
 

日本プロ麻雀協会

水口美香

100
 
 

中月裕子

100
 
 

水瀬千尋

100
 
 

水瀬夏海

100
 
 

 
 

RMU

白田みお

100
 
 

 
 

麻将連合

小島たかよ

100
 
 

(団体参加人数順)

 
 

まず参加者全員で4戦を行い、そこからトータルポイント下位者が1戦ごとに敗退していくシステムとなる。

そして6半荘終了時、2会場合わせたポイント上位32名が翌日の二次予選へ駒を進めることができる。
一次予選参加者94名からの通過率は例年通りのおよそ34%。

各会場の一次予選上位通過者は以下の通り。

巣鴨本部道場会場

1位岡田桂(麻将連合)

100
 
 

2位西川舞(日本プロ麻雀連盟)

100
 
 

3位手塚紗掬(日本プロ麻雀連盟)

100
 
 

4位松本千鶴(日本プロ麻雀連盟)

100
 
 

5位浅見真紀(最高位戦日本プロ麻雀協会)

100
 
 

新橋じゃん亭会場

1位古川彩乃(日本プロ麻雀連盟)

100
 
 

2位武石絵里(日本プロ麻雀連盟)

100
 
 

3位内田みこ(日本プロ麻雀連盟)

100
 
 

そのほかの勝ち上がり者は以下の通り。

久保田絢香(最高位戦日本プロ麻雀協会)
池田幸枝(最高位戦日本プロ麻雀協会)
中山奈々美(日本プロ麻雀連盟)
北野由美(日本プロ麻雀連盟)
桜川姫子(日本プロ麻雀連盟)
麻宮あかね(RMU)
内山えみ(日本プロ麻雀連盟)
足木優(最高位戦日本プロ麻雀協会)
鳥井ゆう(日本プロ麻雀協会)
川原舞子(日本プロ麻雀連盟)
水口美香(日本プロ麻雀協会)
高宮まり(日本プロ麻雀連盟)
白田みお(RMU)
大澤ふみな(最高位戦日本プロ麻雀協会)
小島優(日本プロ麻雀連盟)
鳥越智恵子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
楠原遊(日本プロ麻雀連盟)
波奈美里(日本プロ麻雀連盟)
早川林香(日本プロ麻雀連盟)
くさのいおり(日本プロ麻雀連盟)
河野まや(日本プロ麻雀連盟)
北條恵美(日本プロ麻雀連盟)
小宮山一美(日本プロ麻雀連盟)
天音まこと(日本プロ麻雀連盟)

翌日29日の2次予選では、シード選手28名が新たに参戦する。
まだまだ長い女王への道、今年は一体誰がそのティアラを戴冠することになるのだろうか。

何を切る?fromロン2 2018年8月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答を、グラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東2局1本場西家

 

プロ

五索切り・・・14人
三筒切り・・・8人
三万切り・・・4人
一万切り・・・3人
六万切り・・・3人
八索切り・・・2人
一索切り・・・1人

 

ロン2ユーザー

三筒切り・・・42.8%
五索切り・・・23.9%
一万切り・・・13%
六万切り・・・5.1%
八索切り・・・5.1%
二索切り・・・4.3%
三万切り・・・2.9%
一索切り・・・2.2%
二筒切り・・・0.7%

 

 

プロ解答(50音順)

 

五索切り

 

吾妻さおり
二索五索八索を持ちすぎなので、1枚外しておく。一応の123は見えるが、この時点ではアガれそうにないので受けの1局になりそうです。」

石渡正志
「三色もピンフもイマイチの形。厳しいがまだ見込みはあるので、全ての狙いを残す打五索としたい。」

伊藤優孝
「シュンツ手に決める。」

客野直
一筒四筒が薄いのと、自分で4枚使いの五索八索を先に処理しておきたい。三色にはあまりこだわらず、引いてきた牌によっては一万三万を払っていく。」

近藤久春
「三色を見つつ、ドラの重なりでタンヤオ移行も考えて。」

白鳥翔
「123の三色も一応見るが、一番枚数の多いリャンメンを固定しておく。これが一番アガリに近いと思います。」

武石絵里
「三色は見たいですが、ピンフやタンヤオのみのかわし手になっても良いと考えます。」

ともたけ雅晴
「123は見るが、無理には追わない。後で切りづらくなるソーズを先に処理したい。七対子は意識しない。」

二階堂亜樹
一筒が2枚切れているので三色にはこだわらないが、ドラは切らない前提の進行上、成り行きでなれば。メンツ手で行くのに1メンツも無いので、ひとまず6ブロックに受けつつ、厚く持っている五索八索を1枚外す。」

西川淳
「6ブロックに構えて進行してから、場況によりターツを選択します。あまり無理しないかな・・・」

藤島健二郎
「愚形ターツの良し悪しが不明なので、一度6ブロックに構える。」

藤原隆弘
「ペン三索がネックだし、1メンツも完成していない123の三色は追わない。とりあえずリャンメン受けを決めておいて、三索が埋まるかドラが重なればアガリに向かうかな。」

和久津晶
五索八索持ちすぎなので。三筒を早く切りすぎると、一筒四筒が浮く。」

 
 

三筒切り

 

稲岡ミカ
「現時点でメンツオーバー。123にこだわるわけではないですが、とりあえずピンズをほぐして以後のツモで決めていきたいです。二索三索が入らないとあまりやる気にはならなさそう。上家はともかく、対面と下家のテンパイは早い可能性もあると考えます。」

魚谷侑未
「ひとまず6ブロックにして様子を見ます。」

斉藤理絵
「123の三色を見つつ、安全牌を引いたら持っておく。」

佐々木寿人
「愚形をできる限り解消していく構え。」

中山奈々美
「123の三色は見つつ、良形が残りやすいように。四万が先に埋まったらドラにこだわらずにピンフでもいいかな。」

古川孝次
「123の三色を見て三筒切り。五万六万五索六索のターツのうち残った方をリャンメンターツではあるが切っていく。」

松岡千晶
「三色も見て三筒の先切り。6ブロックにする。」

吉田直
「三色を見てターツ固定。」

 
 

三万切り

 

内川幸太郎
「あまりアガれなさそう(笑)。親の現物は残したいが、マンズ下が全く良くないので三万切り。一万はかなり残します。」

紺野真太郎
「打三筒の三色も捨てがたいが、一筒は2枚切れ。三色は見切り、リーチを目指す。」

藤井すみれ
「三色を捨ててリーチ手順で。タテ引きが続けば七対子へ。親の現物一万を少し残して次のツモと相談。」

前田直哉
「三色はあきらめて、タンヤオか七対子。」

 
 

一万切り

 

小笠原奈央
六万ツモで三色はあきらめ、一通になればの手牌進行。」

浜上文吾
「カン二万とペン三索がネックなので、七対子も視野に入れながらスリムに構えたい。7・8巡目くらいまでには、対子手かシュンツ手の見極めをしたい。」

 
 

六万切り

 

刀川昌浩
「123の三色と七対子を狙って。」

二階堂瑠美
「123の三色が本線ですが、ドラ重なっての七対子も。」

HIRO柴田
「ペン三索を活かすには、トイツ手移行か三色でしょう。」

 
 

八索切り

 

藤崎智
五索八索の4枚持ちが嫌なので、早めにトイツを払います。」

古橋崇志
「速度的に一番手ではなさそう。八索トイツで落とし、ドラ重なりか三色になりそうな時だけ攻める。」

 
 

一索切り

 

沢崎誠
「手牌を見ればトイツが3組の1メンツもなし。4メンツ1雀頭に向かうのはどうかと思う。三色も遠くに見えるが遠すぎる!ここはタンヤオ七対子ドラ2を狙ってみたい!!不要牌一万一索のうち、危険度の高い一索から打牌する。」

第4期JPML WRCリーグ 二次トーナメントレポート

【1卓】
沢崎誠(A1)vs山田学武(D2)vs桜川姫子(D2)vs大鹿糠文也(D2)

今期マスターズの沢崎が登場。
東場は沢崎トップ目で折り返しとなり、南3局大鹿糠(おおかぬか)の親番。

二万三万四万六万六万六万三索三索六索六索四筒五筒六筒  ドラ六万

ヤミテンしていた大鹿糠。そこにツモ六万ときて勢いよく「カン!」
リンシャン牌が五索で打六索リーチとした。

二万三万四万三索三索五索六索四筒五筒六筒  カン牌の背六万 上向き六万 上向き牌の背  リーチ  ドラ六万九索

18,000点以上確定リーチ。
するとこのリーチ宣言牌六索を沢崎がチー。沢崎がチーすると、相手のアガリ牌を喰い取りそうに思えてくるから不思議だ。
しかしこの局は大鹿糠が最後のツモで四索を引き寄せた。裏ドラは乗らず、6,000オールのアガリとなった。

1回戦
大鹿糠+31.1P・沢崎+5.7P・山田▲10.5P・桜川▲26.3P

2回戦、今度は桜川が早い段階で40,000点超え。その後も局面をリードした。東4局の親番では終盤16巡目にリーチ。ヤミテンを入れていた山田をオリさせることに成功。
ずっとリードしていた桜川だったが、南3局の山田の親番で逆転を許すこととなる。オーラスも山田が400・700のアガリで終了。
2回戦は1回戦下位2人の活躍で、勝負は混戦模様。最終3回戦に望みを託された。

2回戦終了時
山田+19.8P・大鹿糠+4.6P・沢崎▲8.6P・桜川▲15.8

3回戦、起親から山田・沢崎・大鹿糠・桜川の並び。
南1局には(親から)山田18,900・沢崎49,100・大鹿糠25,700・桜川26,300となっていた。
現状だと沢崎・大鹿糠が通過。
もうオリられない山田。桜川へ8,000点の放銃となる。
南2局は2位争いの直接対決!
桜川・大鹿糠のリーチ合戦!またも桜川に軍配・・・!!
今度は大鹿糠が桜川に8,000点放銃となる。

南3局、大鹿糠が桜川から1,500!
同1本場、沢崎・桜川は全力で流しに行く。桜川→沢崎1,000は1,300。
ついにオーラスを迎え、持ち点は
(親から)桜川41,500・山田9,900・沢崎50,400・大鹿糠18,200

現状では沢崎・桜川が通過。

山田と桜川は16.0P差。
3着の大鹿糠をまくることができれば順位点+10Pなので、6.0以上のアガリでOK。つまり大鹿糠から6,400点以上の直撃・満貫ツモは勝ち上がりである。6,400の場合はライバルの桜川からではなく大鹿糠からアガらなければならないのが面白い。
また大鹿糠の方が現状桜川に近いのだが、順位点が変わる見込みがないので条件的には山田より苦しい。大鹿糠の条件は桜川から満貫直撃・跳満ツモ。リーチ棒が出れば満貫ツモでもOK。

それぞれの条件を胸に、運命のオーラスが始まった。

上記条件の山田。

三万四万五万二索四索四索七索七索四筒七筒八筒九筒東東  ドラ七索

ここから東のトイツ落としを選択。
するとこの選択が大成功。三索五筒と引いてリーチといった。

三万四万五万二索三索四索七索七索四筒五筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ七索

一方ヤミテンしていた桜川。一発目に六筒を掴んでしまう。

三索四索五索七索八索九索一筒二筒三筒南南中中  ツモ六筒

悶える桜川。山田は条件を充たしたリーチだろう。オリるとツモられて逆転されるかもしれない。アガらせないためには自分がアガらないと──
そんな想いが頭の中を駆け巡ったのではないだろうか。
しかし桜川は長考の末、1枚切れの南のトイツ落としを選択。
実は桜川が放銃した場合、同点で山田の通過だった。※規定によりトップ回数上位者

牌山との戦いとなった山田だったが、最後まで三筒六筒が顔を見せることはなかった。

1位通過:沢崎誠 2位通過:桜川姫子

 

【2卓】
森岡貞臣(C3)vs古橋崇志(A2)vs中村毅(C1)vs東谷達矢(C1)

予選リーグ+324.5Pという数字を叩き出すも、2位に甘んじてしまった森岡、A2の古橋が登場。

1回戦、さっそく12,000の声が会場に響いた。
中村だ。東谷→中村12,000

オーラスには古橋の1人沈み状態に。
(親から)古橋10,200・東谷39,800・中村36,500・森岡33,500
古橋が一度アガりもう1局。
南4局1本場。親・古橋の2巡目の手牌

三万六万七万二索三索三索六索九索九索九筒九筒南中  ツモ三万  ドラ五筒

なんてことのない牌姿だったが、私の足はピタリと止まった。
本当にこの古橋という選手は観ている者に何かを期待させるものを持っている。
六索とした古橋は次巡ツモ七索で打中。ツモ七筒→打南。ツモ七万→打六万。→三筒ツモ切り。ツモ七筒で打二索リーチといった。

三万三万七万七万三索三索七索九索九索七筒七筒九筒九筒  リーチ

ツモが七索七筒七万七筒ときた古橋はきっと七索待ちにするだろうと確信していた。
(実際は2巡目の六索切りが大きいかもしれない。)
そしてなんとかトップで終わりたい東谷。リーチを受けてこの形。

三万四万五万五万六万六万二索三索四索一筒二筒三筒八筒  ツモ六筒

テンパイとらずの打八筒。次のツモが四索。ここでも目一杯には構えず、現物の六万切りとした。そして四万ツモでピンフテンパイ。六筒を勝負した。

三万四万四万五万五万六万二索三索四索四索一筒二筒三筒

そうすると中村が黙っていない。
東谷が切った六筒をチー。中村もアガればトップなのだ。
しかしすぐに東谷が一索ツモの400・700(500・800)。
せめぎ合いのオーラスが終わり、古橋の魂の七対子は不発に終わった。

1回戦
東谷+25.2P・中村+11.0P・森岡▲2.0P・古橋▲34.2P

2回戦、南入時点では古橋がトップ目だったが中村にかわされる。

2回戦
中村+29.3P・古橋+9.6P・東谷▲9.8P・森岡▲29.1P

2回戦終了時
中村+40.3P・東谷+15.4P・古橋▲24.6P・森岡▲31.1P

上下離れてしまった3回戦。東場に2番手の東谷が40,000点を超え、下位2人には厳しい展開。

東4局、古橋の親番。
一回一回の親番が大事な古橋。中村・森岡の2軒リーチを受ける。
しかし一歩も引かない古橋

一万二万二万二万三万三万三索四索五索五索六索七筒七筒  ドラ五索

この1シャンテンのまま無スジを連打!最後のツモで一万を引き入れ、二万切りのツモ番なしリーチに踏み切った!
その局は流局。中村の待ちは一万四万待ちだった。
次局はあっさり親落ち。
その次局には3,000・6,000をアガリ、そのままトップをとった古橋だったがポイントが足りず敗退。
予選で高ポイントだった森岡も、予選の勢いはなくここで敗退となった。

1位通過:東谷達矢 2位通過:中村毅

 

【3卓】
木暮智貴(D3)vs刀川昌浩(A2)vs宮内崇成(D1)vs冨田久志(D1)

A2刀川にDリーグの3人が挑む構図。

あまり大きな動きのないまま南2局。
宮内の先制リーチに親の冨田の追い掛けリーチ。結果は冨田の2,000オール。頭一つ抜け、同2本場には冨田役牌から3フーロ。そしてダブ南暗刻の刀川がチーしてテンパイを入れた。
単騎選択。刀川が待ちにしなかった一筒で、冨田のドラ暗刻一筒単騎に放銃となる。これで冨田が完全に抜け出した。

オーラス、満貫ツモで2着になれる木暮が七索を暗カン。
そこに絶好のペン七万を引いた冨田が突き放すリーチ!

二万三万四万七万八万九万三索四索八索八索三筒四筒五筒  リーチ  ドラ七万発

このリーチ棒で満貫出アガリOKになった木暮だが、想い叶わず冨田の1人テンパイで終局となった。

1回戦
冨田+42.1P・宮内+8.0P・木暮▲10.2P・刀川▲40.9P(供託+1.0)

2回戦。木暮の親リーチに対し、刀川が魅せた。

木暮手牌
三万三万三万二索三索四索三筒三筒三筒四筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ八万

刀川手牌
一万二万三万二索三索四索四筒五筒五筒六筒中中中  ツモ六万

親リーチを受け、さらにドラなしの手牌だったが、粘ってテンパイ。最後には無スジの六万を押し、きっちり当たり牌の五筒を止めテンパイ料を手にした。

南2局には刀川が2,000オールでトップ目に。
南4局を迎えた時点で持ち点は
(親から)宮内17,600・木暮29,100・刀川41,700・冨田31,600となっていた。
刀川、親・宮内から切られたドラの二索をポン。続いて七索もポンし、満貫のテンパイとなる。

三万四万五万六万四索五索六索  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン七索 上向き七索 上向き七索 上向き  ドラ二索

さらに持ってきた二索を加カンし、新ドラが四万。跳満に昇格。
そこに木暮が決死のリーチ!

四万五万九万九万九万五索五索五索四筒五筒六筒八筒八筒  リーチ  ドラ二索四万

現状3,200リーチ。アガれば2着。もし跳満ツモになればトップ。
トップ目刀川から出た場合は裏ドラ1枚でトップ。
しかしその刀川とは同じ待ち。刀川も押している。どちらがツモるかと見守っていたが、親の宮内がヤミテンをしていた。

四万四万五万六万六万二筒三筒四筒五筒五筒七筒七筒七筒

これに飛び込んでしまったのがトップ目刀川。痛すぎる12,000の放銃。
これによりオーラスは混沌となる。
南4局1本場
(親から)宮内30,600・木暮28,100・刀川29,700・冨田31,600
上下3,500点内の戦い。
宮内がリーチ。

三万四万五万六万七万八万八索八索五筒五筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ二万

刀川追い掛けリーチ。

五万六万七万一索二索三索五索六索七索七索九索四筒四筒  リーチ

一方、冨田の手牌

三索三索四索四索四索五索五索六索六索八索八索九索九索

テンパイしてはいないが凄い手牌。
そして刀川は純カラ。宮内の当たり牌五筒を掴み3,900は4,200の放銃となった。

最後は冨田が木暮から8,000をアガリ、決着。

2回戦
冨田+26.2P・宮内+10.8P・刀川▲10.5・木暮▲26.5

2回戦終了時
冨田+68.3P・宮内+18.8P・木暮▲36.7P・刀川▲51.4P(供託+1.0)

上下離れた最終戦。
冨田はほぼ当確。
下位2人のターゲットは2着の宮内となる。

東1局。木暮2,000・4,000
東2局。木暮→刀川8,000

南1局、持ち点は
(親から)刀川38,800・宮内28,300・木暮27,300・冨田25,600

トップ目刀川まだまだ足りない。

南3局には刀川の1人テンパイ。

南4局1本場にはこうなっていた。
(親から)冨田30,300・刀川41,100・宮内24,000・木暮24,600

宮内ラス目で追う2人にとって並びはできた!
刀川は宮内から跳満直撃or三倍満ツモ。
木暮はもっと苦しい。三倍満をツモor宮内からの直撃。またはリーチ棒が出てからの宮内から倍満直撃となる。
親落ちもそうだが、前局のノーテン罰符が痛い。
そしてこういう時に限って早い手が入るのは麻雀あるあるなのである。

木暮手牌
二万二万四万五万六万四索五索六索四筒五筒七筒七筒七筒  ドラ五索

条件戦でなければ喜んでリーチにいくところ。
七筒がカン出来ればチャンスがあるが、持ってくるでもなく、誰かからリーチ棒が出るわけでもなく、ただただ巡目は過ぎていった──

刀川は国士→四暗刻へ移行。しかしテンパイはかなわず。

結局木暮も伏せ、全員ノーテンで終局。
サイドテーブル、木暮のメモには悲しい文字で「ばいちょく」と書いてあった。

1位通過:冨田久志 2位通過:宮内崇成

 

【4卓】
中村慎吾(C1)vs福光聖雄(C2)vs山脇千文美(C3)vs船木伸一(C2)

点棒がよく動く、攻めっ気が強いメンツが集まった印象。

東4局、中村がダブ東をポン。そこに山脇がドラの北切り。同巡、北家の福光がリーチときた。

少し余裕のあるトップ目の中村。
ダブ東のみの2,900でどうするかと思ったが、福光のリーチ宣言牌をチーして無スジを勝負した。
中村、北家・福光のリーチにはドラの北がないと読んでのプッシュ。福光から2,900は3,200のアガリとなった。

次局、中村は役なしテンパイからドラの九万切り。これを福光がポン。中村はその後も役なしのまま押した。
後に中村は言う「東バックだと思っているから、東引いたらヤメる。」本当に読みが鋭い男だ。

福光手牌
五万五万五万一索一索五筒六筒七筒東東  ポン九万 上向き九万 上向き九万 上向き  ドラ九万

結果は山脇が八索をチーしてすぐタンヤオをアガる。300・500は500・700。

その次局には一発ツモの2,000・4,000が炸裂した。山脇は本当によくアガる。嗅覚が鋭いのだろう。

そのままの並びで1回戦終了。
1回戦
山脇+28.5P・中村+15.4P・船木▲8.2P・福光▲35.7P

2回戦、南1局での持ち点。
(親から)山脇33,000・船木23,000・福光39,400・中村24,600

1回戦ラスの福光の頑張り。
南3局に中村に逆転を許すも、南4局1本場には

四索五索六索七索  ポン南南南  加カン八索 上向き八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ポン北北北  ツモ七索

この2,000・4,000をアガリ、トップを決めた。

2回戦
福光+27.0P・中村+6.6P・山脇▲8.8P・船木▲24.8P

2回戦終了時
中村+22.0P・山脇+19.7P・福光▲8.7P・船木▲33.0P

現状最下位の船木でも2位と52.7P差。まだ何が起こるかわからない。

3回戦、東2局には船木がドラ色のチンイツ。全員警戒してか、船木の1人テンパイ。共通イメージかはわからないが、船木の爆発力は侮れない。

東4局の持ち点はこう。
(親から)船木24,500・中村30,800・福光28,500・山脇36,200
上位2人が崩れない。
南1局、中村の親番では南家・福光が

三索三索三索五索五索七索七索  暗カン牌の背四筒 上向き四筒 上向き牌の背  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ドラ発

タンヤオトイトイ。ツモれば三暗刻もある。
そこに船木のリーチ。どうやら七対子のようだ。

船木リーチに対し福光も押すが、最後のツモでドラの発を掴む。福光は光速で七索切りを選択。
これを受けて下家の山脇、七索を鳴いてリーチには通る八索を切ればテンパイ。しかし福光をどう読むか。
オリたと思えば切れるが、待ち変えだと考えると切りにくい。
無理する必要のない山脇は、鳴かずにノーテンとなった。
これが福光の光速オリが光った瞬間である。
結局、船木の1人テンパイ。開かれた手牌は七対子の発待ちだった。

続く南2局1本場。またも船木のリーチ。福光、今度はオリられない。
難しい状況だったが、船木がツモアガリ。

五万六万七万五索六索七索四筒五筒五筒六筒六筒八筒八筒  リーチ  ツモ四筒  ドラ五索  裏六筒

なんと倍満。
この倍満の親被りで親も落ち、福光はかなり苦しい。

南3局は福光→山脇2,900

南3局1本場、中村4巡目リーチ

二万二万二万二筒二筒二筒四筒五筒六筒八筒八筒中中  リーチ  ドラ白

そこに真っ向から斬り込む船木。
ダブ南をポンし、西八万と押す。スイッチが入っている時の船木は気持ちが良いくらいに押し続ける。
船木がきっちりアガリきり、500・1,000。

南4局の点棒状況。
(親から)船木47,100・中村23,100・福光15,900・山脇33,900

現状、通過は山脇・中村だが、船木は中村まで11.0Pまで詰めた。
最後の親番。一発でまくれるポイント差だ。
しかし1回で決めたいのは中村も同じ。山脇は放銃しなければ安泰。福光は倍満以上のツモor三倍満出アガリ(誰からでも可)
しびれるオーラスの始まりだ。

中村がアガリに向かいドラの八万を切ると、親の船木がポン。
11.0P差だった船木、いきなり条件を充たした。これをツモるか福光以外からアガれれば次局は伏せて終えられる。

そこに中村のリーチ。そしてこのリーチを歓迎するのは山脇。親には放銃できない山脇だが、中村へは倍満を放銃しても通過なのだ。当然中村も山脇の思考は折り込み済み。
山脇が丁寧に親の現物を選び、中村へ2,600を打って終局となった。

1位通過:山脇千文美 2位通過:中村慎吾

 

【5卓】
藤島健二郎(B1)vs一瀬由梨(D3)vs安村浩司(B1)vs黒木真生(B2)

女流プロの一瀬が、Bリーガー3人に挑む。
一瀬は新人でありながら、予選リーグ第8位で二次トーナメントシード。
そして予選5位でここから登場となる藤島も、並々ならぬ熱を内に秘めているだろう。藤島は現在B1リーグ首位(第4節時点)。今期から出場している静岡リーグも首位。
結果を出しまくっている藤島だが、このWRCリーグには忘れ物があるのだ。
第2期WRCリーグ決勝。
藤島優勝かと思われたが、中川基輝のスーパー大連荘により、藤島の初タイトルへの夢は破れた。

その中川は今回残っていないが、藤島が雪辱に燃えているのは間違いないだろう。

1回戦、小さい動きで南入。
南入した時点では横一線だったが、南1局・安村が親番で連荘。そのまま安村トップ目でオーラスを迎えた。
南4局、持ち点
(親から)黒木22,600・安村44,100・一瀬20,100・藤島33,200

5巡目、親の黒木がドラの一筒を切る。
その頃一瀬は、

二万三万四万五万五万六索六索二筒三筒四筒六筒七筒八筒  ドラ一筒

この形でテンパイしていた。
リーチを掛ければ3着にはなれるが、手替わりも多いし待ちも良くないしツモれば3着だしもしかしたら跳満になって2着だし、ということだろうか。
13巡目に黒木がリーチ。

それを受けて一瀬、六万を引き五万切り追い掛けリーチ!

二万三万四万五万六万六索六索二筒三筒四筒六筒七筒八筒  リーチ  ドラ一筒

2巡後に一万をツモり、700・1,300のアガリとなった。

1回戦
安村+28.4P・藤島+7.5P・一瀬▲11.2P・黒木▲24.7P

2回戦、東4局。苦しい一瀬の親。
黒木・一瀬のリーチ合戦となるも藤島の500・1,000の勝利。

南1局。
(親から)藤島40,500・安村25,300・黒木43,100・一瀬11,100

一瀬9巡目リーチ!

三索三索三索七索七索二筒三筒三筒四筒五筒七筒八筒九筒  リーチ  ドラ一筒

黒木がドラの一筒を引き入れ追い掛けリーチ!

四万五万六万四索六索一筒一筒一筒六筒七筒八筒南南  リーチ

待ち牌の五索は一瀬の河に2枚ある。でもそんなのはお構い無しだ。またこの2人のリーチ合戦となった。
それを受けた3巡後、藤島切り番。

四万七万七万七万二索二索二索三索五索五索六索六索一筒南

もう危険牌だらけ。三索はノーチャンスだが生牌。もしかしたら五索切りもあるのかと観ていたが、藤島の選択は打南。黒木が南待ちになっていてもおかしくはなかったのだが、藤島はギリギリの選択に成功した。
流局、2人テンパイ。

続く南2局1本場、親・安村の6巡目手牌。

三万四万五万六万八万八万南北北北白白発  ドラ八索

その後、白ポン、六万ツモでテンパイ。

三万四万五万六万六万八万八万北北北  ポン白白白

これが終盤までもつれ、四索を切ると黒木がチー。

四万四万六索六索六索八索八索四筒五筒六筒  チー四索 左向き二索 上向き三索 上向き

一瀬が三索を切ると藤島がチー。

一万二万三万六万七万八万一筒二筒八筒八筒  チー三索 左向き一索 上向き二索 上向き

そして安村がハイテイで持ってきたのがドラの八索だからたまったもんじゃない。
安村はやや悔しそうに北を切った。(実際八索は黒木の当たり牌)
一番最初にテンパイしていた安村。一瀬もテンパイしていたため、なんと1人ノーテンになってしまった。
とにかく連荘したかった安村、無念の親落ち。

南3局2本場、供託2本
一瀬さらにリーチするも、藤島に1,300は1,900放銃。藤島は供託も手に入れ黒木に肉薄。

南4局。
(親から)一瀬9,200・藤島43,400・安村23,300・黒木44,100
アガリトップの藤島。

五索五索五索七索八索一筒一筒一筒七筒八筒九筒発発  リーチ

これを一発ツモ。
ドラは乗らず、1,300・2,600のアガリとなった。

2回戦
藤島+33.6P・黒木+17.8P・安村▲13.0P・一瀬▲38.4P

2回戦終了時
藤島+41.1P・安村+15.4P・黒木▲6.9P・一瀬▲49.6P

一瀬は2位の安村まで65.0P差。トップラスでさらに35,000点差。さらに黒木とも素点差をつけなければならないためかなり厳しい。
黒木は安村と2着順差つけれれば楽だが、1着順で12.3P差をつけることを視野に進めていくだろう。

しかし東1局から2人に絶望を突きつけるような安村の2,000・4,000が炸裂。

そして南1局。
(親から)一瀬20,700・藤島25,100・安村40,300・黒木33,900

一瀬最後の親番。
三万四万五万九万九万五索六索六索一筒一筒南南南

早い段階でこの1シャンテンだったがこれがテンパれず・・・!!
終盤に差し掛かるともう仕掛けさせてすらもらえない!
この親落ちで一瀬はどこかで役満が必要に。

しかし上位リーグ者同士の戦いは、最終コーナーを曲がると中々逆転が起こり難いもので、そのまま終局へと走り抜けた──。

1位通過:安村浩司 2位通過:藤島健二郎

 

【6卓】
鈴木誠(D3)vs藤井すみれ(C1)vs山田浩之(A2)vsケネス徳田(B2)

33期生で新人の鈴木誠。予選リーグ、女流プロの中で一番の成績を修めた藤井すみれの登場。

1回戦、鈴木の猛攻!
新人ながら予選6位通過は伊達じゃない!東3局で持ち点43,700!
しかし同1本場、藤井が五万ポンから入り四万をチー。ドラは一万で、ドラ色の染め模様だ。

鈴木手牌
二万三万四万六万八万三索四索五索六索七索八索四筒四筒発  ドラ一万

このテンパイで生牌の発を押した。
この発は無事通過。しかし次に持ってきた二万もツモ切り、跳満の放銃となった。

藤井
一万一万三万四万六万七万八万  チー四万 左向き五万 上向き六万 上向き  ポン五万 上向き五万 上向き五万 上向き  ドラ一万

発が通るとチンイツが濃厚で、チンイツとなると何が当たってもおかしくない。自分の手牌や点棒状況からも、少しもったいない放銃に思えたが、これが鈴木の持ち味なのかもしれない。

東4局には山田が連荘。トップ目に。
同2本場で、山田は七万をポンしてこの形。

二万四万六索七索東南南発中中  ポン七万 上向き七万 上向き七万 上向き

1,500~24,000まである牌姿。相手のスピード感によって着地点を決めていくか。
するとケネスが南切りリーチ!山田はこの南はスルー→南トイツ落とし。その後東を重ね、ケネスからポン。前に出たり下がったり、山田の麻雀はワクワクする。「アガるために下がる」というのがピッタリだろうか。とにかく観ていて安心感がすごい。
結果、喰い取った四索を押しきれず、山田もノーテンで終わった。
ケネスの1人テンパイ。待ちは四索七索だった。

南2局には藤井が連荘。
2本場にさらに親リーチ!

山田手牌
五万六万七万八万八万四索六索七索三筒四筒五筒六筒八筒  ドラ五索

今通った七筒を上家の鈴木が合わせると、山田がこれをチーしてテンパイ・・・とらずの打八万!あくまで安全に手を進める(シャンテン数は変わってないが急所の処理)
すると次のツモが四索→打八万(テンパイ)
リーチ者の藤井からドラの五索が切られ2,000は2,600のアガリとなった。

オーラス1本場には親・山田の3巡目リーチ。
点棒状況
(親から)山田25,100・ケネス31,300・藤井38,700・鈴木24,900

藤井は中ポン、一万ポンとして立ち向かっていったが、ここは山田のアガリとなる。

三万五万六万七万八万五筒六筒七筒西西  暗カン牌の背北北牌の背  リーチ  ツモ四万  ドラ西三筒

裏ドラは乗らず4,000オール。
再び山田がトップ目に。

次局、親・山田2巡目。

一筒一筒二筒五筒六筒八筒東南南西西北発  ドラ三筒

これが決まれば大きい。ここからまず南をポン→打北
そこに藤井からの西切りリーチ!これをポンして打東
今回は全部行くという雰囲気の中、ケネスが切った白にロンの声。

藤井
四万五万六万一索二索三索五筒六筒七筒北北白白  リーチ  ロン白

2,600は3,200のアガリで山田を400点かわしてトップ。
実は北は2枚切れ。この半荘、前に出て勝負し続けた藤井が勝利した。

1回戦
藤井+22.8P・山田+12.4P・ケネス▲11.0P・鈴木▲24.2P

2回戦、東3局にケネスの6,000オール。
南入時点(親から)藤井26,700・鈴木19,700・ケネス53,800山田19,800

南3局、山田のリーチ。
ツモり四暗刻の1シャンテンだった鈴木、終盤に山田から九索をポン。

一万一万六索六索六索一筒一筒一筒中中  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き

それにより喰い取ってしまったハイテイの四筒。ピンズが安い状況だったので「うるさい!」と行ってしまうかと思ったが、ぐ…っと我慢し手の中に収めた。
山田の待ちは一筒四筒だった。山田・藤井の2人テンパイ。

南4局1本場 供託1本藤井が4巡目リーチ。

親の山田
五万五万五万六万六万七万八万四索六索二筒三筒三筒四筒  ドラ五索

リーチ者藤井がドラの五索を切った。親の上家であるケネス。五索を合わせるか少考。他に安全牌もなく結局合わせると、山田がチーしてテンパイを入れ三筒を勝負!
すると藤井が四万をツモ。

二万三万四万五万六万三索三索七索八索九索一筒一筒一筒  ツモ四万

そして山田

五万五万五万六万六万七万八万二筒三筒四筒  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き

この形だった山田は、自分のチーで流してしまった四万を何とも言えない表情で眺めた。

2回戦
ケネス+40.0P・藤井+4.9P・山田▲15.4P・鈴木▲29.5P

2回戦終了時
ケネス+29.0P・藤井+27.7P・山田▲3.0P・鈴木▲53.7P

ケネス、大きなトップで僅差ながら暫定1位に。
山田は約30P上にいる2人のどちらかをまくれば良いので、それほど難しくはない。(大体2着順+10,000点差)
2連続ラスの鈴木は厳しい。2位と80P以上離れている。とにかく目指すは大連荘だ。

そして始まった3回戦、なんとその鈴木が大連荘。東1局で6本場まで積み、持ち点は60,000点を超えた。

しかし上位2人が崩れない。

南1局1本場 供託1本
(親から)鈴木58,500・藤井24,900・山田4,500・ケネス31,100

鈴木、この並びだとまだ28,000点くらい足りない。しかしこの局は山田がケネスに8,000は8,300を放銃。親が落ちてしまった。
その次局、鈴木は山田の先制リーチに果敢に追い掛けるも、リーチ宣言牌が山田に捕まり8,000の放銃。

五万五万六万七万七万八万八万二索二索二索三索四索五索  ロン六万  ドラ六索  裏五索

高め高めの六万で裏ドラも1枚乗ってしまった鈴木は絶望的。
逆に山田はこのアガリで親を迎え気分良く打てるかと思われたが、自分の状況をはっきりわかっている藤井が鈴木から1,000点をアガった。

南4局 ドラ白

鈴木は役満ツモor藤井から三倍満直撃。
山田も役満ツモor藤井から三倍満直撃だ。

結果は流局となるのだが、最後に開かれた鈴木の手牌は

四索四索四索五索五索六索七索七索八索八索八索九索九索

というものだった。

全員の持ち味が発揮された対局だったと思う。通過は爆発のケネスと安定の藤井であった。

1位通過:ケネス徳田 2位通過:藤井すみれ

これにて二次トーナメントが全卓終了。

しかし安堵してもいられない。
まだまだ戦いは続いていくのだ。
今回勝ち上がった12名に加え、小林正和(前回覇者)・前原雄大(鳳凰位)・ともたけ雅晴(WRCチャンピオン)・櫛田利太(予選リーグ1位)が登場する。

ベスト16は8/10(金)、連盟スタジオにて行われる。
今期はベテラン勢の巻き返しなるか、はたまたニューヒーローの誕生か…

まだまだ目が離せない!!

A卓:小林正和vs冨田久志vsケネス徳田vs藤島健二郎

B卓:前原雄大vs山脇千文美vs安村浩司vs藤井すみれ

C卓:ともたけ雅晴vs東谷達矢vs桜川姫子vs中村慎吾

D卓:櫛田利太vs沢崎誠vs中村毅vs宮内崇成

Mr.Yの連盟Weekly!~東城結婚・Mリーグドラフト・他~

100

35度を超える猛暑が続いた先週。
テレビを付ければ、日本ボクシング連盟のニュースばかりだ。
「日本○○連盟」という文字を見ると少しドキッとするのはやはり私が連盟員だからだろう。
日本プロ麻雀連盟は是非良いニュースでワイドショーを賑わせたいものですな。

ボクシングの話題以外にも、石原さとみの熱愛が報道されたり、前田敦子の結婚が発表されたりと、めでたいニュースも多かった。
そして麻雀業界でもおめでたいニュースが!!
 
 
 
 
【東城りおプロ結婚】8月1日(水)
東城りおプロが一般男性と入籍されたとブログで報告が!

ご報告

この度私ごとですが、
一般男性の方と入籍致しました。
(中略)
これからは麻雀格闘倶楽部やロン2などを中心に
プロ活動をさせて頂きたいと思っていますので、どうか今後とも宜しくお願い致します。

東城りお (東城りおブログ:RiO∞TiME!より)

東城さんおめでとう!幸せになってくれ!

100

 
 
 
 
 
【第35期鳳凰戦A1リーグ第6節C卓】7月30日(月)
古川孝次vs沢崎誠vs近藤久春vs紺野真太郎

沢崎、驚異の4連勝!!沢崎のペースに飲まれた近藤がこの日だけで▲100を超えてしまった。
荒波に飲まれながらも最強戦ファイナルへと駒を進めている紺野はキッチリ浮いて終えた。

100

 
 
 
 
【第35期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓】7月31日(火)
荒正義vsダンプ大橋vs古橋崇志vs刀川昌浩

マイナス圏にいる4名の対局。最初に抜け出したのはダンプ。2連勝を決め、3回戦も浮いて終わり勢いが止まらぬまま最終4回戦。
古橋、最後の親番。
絶対に連荘したい!!

そこにダンプからの先制リーチ!
僅か3巡目!

100

高め三色の勝負手!!

一方、何が何でも連荘したい古橋の手牌は…

 

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バラバラ!!!連チャンできる気配無し!!

…と思われたが、古橋の意地でこの手を化物クラスに成長させる!!!

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ダンプの当たり牌、五索を吸収してリーチ!!!!
高目の東を引くと、リーチ・ツモ・東・發・ホンイツ・三暗刻・ドラ3の三倍満だ!!
これは起死回生、来るか!?

と思われたが、直後にダンプが高目の二索をツモ!!

100

この日はダンプのラッシュで三者がマイナスで終えた。

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【第13期女流桜花Aリーグ第4節B卓】8月1日(水)
二階堂瑠美vs吾妻さおりvs内田美乃里vs美波智子

現在首位の内田が好調!吾妻と二人で大きくプラスをして終えた。

100

 
 
 
 
【第35期十段戦ベスト8B卓】8月3日(金)
内川幸太郎vs前原雄大vs青山めぐみvs沢崎誠

序盤は沢崎がリードし、青山が置いていかれる展開となったが、青山が粘って盛り返し、最終戦スタート時はこんな事に。

100

全員が±10.0以内の大混戦!
この中から決勝に行けるのは2名。誰もが先制を取りたい中、ハイテイで12,000をアガったのは、

100

内川!!!
前原から親の満貫をアガり一歩リード!

次の親番では青山が2,000オールのアガリ、それに続き沢崎も連荘をし、オーラスはこんな状況に。

100

沢崎が現状1位通過。前原は親なので連荘あるのみ。
内川より青山のほうが現在のトータル順位は上だが、沢崎がアガると青山の着順が落ち、内川が勝ち上がりとなるため、有利なのは内川。
内川は第一打にドラを切り、タンヤオで仕掛けていく。
しかしそこに親の前原からリーチが!

無筋を押す内川!テンパイを入れた沢崎も無筋を押す!そして、

100

内川がアガリきって決勝進出!!
前原、青山は惜しくもここで敗退となってしまった。

今年も素晴らしい決勝戦になることだろう。
 
 
 
 
【第35期鳳凰戦B1リーグSelect最終節】8月4日(土)
1卓:藤島健二郎vs増田隆一vs櫻井秀樹vs安秉参
2卓:白鳥翔vs西岡慎泰vs安村浩司vs鮎川卓
3卓:ともたけ雅晴vs柴田吉和vs奈良圭純vs吉沢康次
4卓:仁平宣明vs四柳弘樹vs一井慎也vs武田裕希

A2への昇級は2名。
最終戦始まる前の状況は、
藤島 +147.1
白鳥 +127.4
=======
増田 +80.9

白鳥と増田は同卓では無いため、相手が何点持っているか正確に把握は出来ない。
直撃が狙えない上に、1半荘で46.5ポイントを捲るというのはかなり厳しいか、と思った矢先

100

増田の6,000オール!!
別卓で打っている白鳥にも発声(もしくは打牌の音)が聞こえたのか、の目線はアガった増田の方へ。

100

白鳥はこの半荘沈んでおり、増田が一人浮きになったため、この瞬間は逆転となった。
しかし増田、後一撃が出ず、藤島が渾身のアガリを決め、万事休す。
藤島・白鳥の両名がA2へ返り咲いた。
藤島は10年ぶりのA2、白鳥は半年でA2復帰となった。

100

 
 
 
 
【第35期鳳凰戦前期最終節】8月4日(土)、8月5日(日)

Aリーグを除く全てのリーグは土日で最終節を終えた。
以下のリンクから確認出来るので要チェック!

B1・B2リーグ

C1・C2・C3リーグ

D1・D2・D3リーグ

Eリーグ
 
 
 
 
【ぱちんこ麻雀格闘倶楽部を打とう!】8月6日(月)

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好評稼働中のCRぱちんこ麻雀格闘倶楽部を本機に水着で登場の菅原千瑛がプレイをし、パチスロライターでもある船木伸一が解説!
という番組だ。

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果たしてドラ男には会えたのか!?
おもしろ(?)シーンも多数なので、見逃した方は要Check!

100

ぱちんこ麻雀格闘倶楽部を打とう!
 
 
 
 
【麻雀プロリーグ「Mリーグ」のドラフト会議】8月7日(火)

「Mリーグ」のドラフト会議が都内で開催された。
Mリーグは、連盟・最高位戦・協会・麻将連合・RMUの5団体、約2000人から7チームが各3人ずつドラフトで指名してチームを結成する。
そのドラフト会議の様子はAbemaTVで配信された。

株式会社コナミアミューズメント:KONAMI麻雀格闘倶楽部
1位指名 佐々木寿人
2位指名 高宮まり
3位指名 前原雄大

 
 
株式会社サイバーエージェント:渋谷ABEMAS
1位指名 多井隆晴(RMU)
2位指名 白鳥翔
3位指名 松本吉弘(協会)

 
 
セガサミーホールディングス株式会社:セガサミーフェニックス
1位指名 魚谷侑未
2位指名 近藤誠一(最高位戦)
3位指名 茅森早香(最高位戦)

 
 
株式会社テレビ朝日:EX風林火山
1位指名 二階堂亜樹
2位指名 滝沢和典
3位指名 勝又健志

 
 
株式会社電通:TEAM RAIDEN/雷電
1位指名 萩原聖人
2位指名 瀬戸熊直樹
3位指名 黒沢咲

 
 
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ:赤坂ドリブンズ
1位指名 園田賢(最高位戦)
2位指名 村上淳(最高位戦)
3位指名 鈴木たろう(協会)

 
 
株式会社U-NEXT:U-NEXT Pirates
1位指名 小林剛(麻将連合)
2位指名 朝倉康心(最高位戦)
3位指名 石橋伸洋(最高位戦)

 
 
『KONAMI麻雀格闘倶楽部』

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チームガラクタの前原・寿人、そして高宮というとても個性豊かなチームが結成!
凄まじい攻めが炸裂するに違いない!

『渋谷ABEMAS』

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白鳥は2位指名で渋谷ABEMAS入りを決めた!
3つの団体、20代、30代、40代という多彩なチームだ!

『セガサミーフェニックス』

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魚谷は一位指名でセガサミーフェニックス入りを決めた!
唯一の女性が二人入っているチームだ!

『EX風林火山』

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亜樹、滝沢、勝又という実績・実力ともに間違い無しのチームだ!
写真に滝沢さんが写っていないのには理由が。

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私が連盟に入る前から滝沢さんの事はテレビで見ていました。いわば、スターです。
滝沢さんが選ばれるのが「まさか」だなんて思いませんでした。今回のMリーグでも見る事が出来て本当に嬉しいです。
御活躍を祈っております!

『TEAM RAIDEN/雷電』

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萩原・瀬戸熊・黒沢という超攻撃型が集まったチームが結成!
このチームの親番は簡単には流れないぞ!

連盟からは以上の11名が参戦予定だ。
シリーズ開幕は10月!
始まる前から凄まじい盛り上がりを見せているMリーグ、今後更にメディアに取り上げられ、賑わっていくに違いない!
ワイドショーを要チェックだ!
 
 
 
 
【映画「ノーマーク爆牌党」撮影中!】
麻雀漫画の金字塔、片山まさゆき先生の「ノーマーク爆牌党」実写映画化が決定した!
2018年秋、劇場公開!期待で胸がいっぱいだ!

どうやら沢山の連盟のプロが出演するようだ。

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これは見るしかない!秋が待ち遠しい!!

映画「ノーマーク爆牌党」公式HP

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これぞ女優
 
 
 
 
【第35期プロテスト募集受付開始!】
第35期プロテストの募集がスタートした。
応募は各地区で行われているので、希望する地区に応募をしよう。
募集要項はこちら

一次試験が書類審査で、二次試験が筆記試験となっているが、過去問の点数計算問題、チンイツ問題が大体満点なら落ちることは少ないそうだ。
過去問も募集要項ページにあるので対策も簡単だ。
興味ある方は是非応募してみてはどうだろうか。

昔は一般教養の問題が多く出されていた時期もあったそうだが、現在は出されていない。
筆記試験ではもっと麻雀に関しての問題を増やしたということである。
麻雀プロになるのに教養が必要なくなったわけではない。
今の日本の内閣総理大臣くらいは知らないと恥ずかしい思いをするから気を付けよう。

12年前の連盟のプロテストを拾ったので、どんな問題があったのでちょっと見てみよう。

1.『臥薪嘗胆の思いで、この20年麻雀界で生きてきた』下線部の読みを書きなさい。
2.電話回線でパソコン通信を利用する時に用いる、デジタル信号と音声信号の変換装置をなんというか?
3.フランスの自動車メーカー『ルノー』と業務提携を行った日本の自動車メーカーはなんというか?

あれ?思ったより難しい…。
この時受験していたら筆記通らなかったかもしれない。

とりあえず今年の試験では出ないと思われるのでご安心を。

答え
1.がしんしょうたん
2.モデム
3.日産

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流石に大丈夫だった。

巣鴨本部道場 7月度プロアマオープン大会成績表 (最終結果)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 立岩知朗 54 364.7
2 うりぽたん 26 309.4
3 太田久雄 26 303.3
4 金山 33 274.1
5 カズ 31 239.7
6 丹野賢一 43 232.2
7 藤原隆弘 36 216.3
8 高城雅史 16 214.8
9 塚田悠介 35 206.4
10 Andy-San 48 199.6
11 シマカタ 28 194.3
12 厚地 38 188.3
13 小泉忠 36 159.1
14 月下の雀士 26 137.9
15 ミヤ 40 137.4
16 松井直文 26 136.3
17 西角健二 54 134.9
18 住吉聡 45 134.1
19 篠田拓郎 78 123.8
20 小林大地 24 116.7
21 杉山俊彦 16 116.5
22 ショウ 91 104.8
23 佐藤妙子 20 101.4
24 木梨祐輔 17 98.5
25 松本裕也 26 95.9
26 有田将之 18 73.0
27 中村 80 77.1
28 青木保則 40 70.9
29 テツ 29 70.6
30 山田侑輝 47 64.7
31 宮田良昭 28 62.9
32 稲熊勝明 32 57.7
33 木本一郎 30 56.0
34 金丸大地 24 52.0
35 50 51.1
36 木澤謙 43 11.0
37 樋口裕 26 9.9
38 りっくん 29 8.9
39 藤次祐紀 45 7.9

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 岩崎健太 10.0 152.0
2 うりぽたん 9.0 118.0
3 くまお 12.0 107.7
4 中西 9.0 103.3
5 丹野賢一 12.0 99.3
6 小林大地 17.0 99.2
7 佐藤やすし 8.0 95.8
8 宮田良照 12.0 95.7
9 宮田良昭 12.0 93.0
10 坪井隆作 12.0 90.9
11 篠田拓郎 18.0 84.8
12 江田源太郎 12.0 83.8
13 厚地 12.0 82.2
14 カズ 9.0 79.6
15 大橋由隆 12.0 79.1
16 吉田直 10.0 78.7
17 HIRO柴田 9.0 70.4
18 箕島英司 13.0 52.6
19 小泉忠 11.0 45.4
20 太田久雄 12.0 43.9
21 ひろりん 12.0 42.7
22 広瀬 10.0 39.4
23 極楽7 8.0 27.0
24 なーこ 10.0 25.6
25 もと 19.0 23.0
26 槙島重文 9.0 22.0
27 佐藤好子 9.0 14.5
28 佐藤妙子 8.0 13.9
29 由布弘子 9.0 12.0
30 中村 16.0 5.9
31 渡辺清 8.0 5.1
32 山田浩之 13.0 3.6

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 2WRC 2公式 3WRC 3公式 4WRC 4公式 5WRC 5公式 6WRC 6公式 7WRC 7公式 合計
1 山田浩之 400 0 400 28.75 250 29.25 97 0 0 29 0 21.5 1255.5
2 立岩知朗 250 0 92 0 71 23.5 180 62.5 120 24 400 0 1223
3 シマカタ 190 100 83 27.75 400 25.25 92 0 96 0 120 0 1134
4 篠田拓郎 111 0 101 0 140 0 400 0 180 25.25 112 30 1099.25
5 藤原隆弘 300 0 140 37.5 120 50 98 29.25 83 0 170 0 1027.75
6 黒澤翔 0 0 68 0 79 0 300 0 400 37.5 100 17.75 1002.25
7 カズ 101 0 250 0 97 35 57 20.5 170 0 190 29.25 949.75
8 太田久雄 112 0 96 0 95 62.5 117 29.75 115 21 250 27.75 926
9 金山 170 0 150 0

112 0 116 30 114 28.25 200 0 920.25
10 西角健二 160 0 190 0 100 0 119 100 116 0 114 20 919
11 丹野賢一 115 0 78 0 118 23.25 82 75 94 62.5 180 47.5 875.25
12 小泉忠 0 0 160 0 180 0 113 0 250 0 118 28 849
13 小林大地 92 50 84 24.5 119 42.5 114 28.75 98 23.25 111 45 832
14 青木保則 99 45 95 29.75 84 0 160 0 190 24.5 94 0 821.25
15 宮田良昭 114 0 170 0 111 21.25 87 37.5 78 75 87 37.5 818.25
16 くまお 81 29.25 112 21.25 99 100 80 23 97 21.25 78 62.5 804.25
17 住吉聡 116 0 98 0 170 0 96 0 200 0 113 0 793
18 中村 87 28.5 120 28.25 113 21 140 24.75 100 0 95 23 780.5
19 厚地 84 42.5 94 19.75 117 0 73 35 113 0 119 29.5 726.75
20 ミヤ 150 0 180 0 0 0 120 0 111 0 116 21 698
21 稲熊勝明 113 0 100 0 82 0 200 0 117 0 86 0 698
22 りっくん 0 0 117 0 190 0 112 50 140 0 80 0 689
23 塚田悠介 118 0 81 20.75 73 21.75 81 27.75 64 23.75 150 19.5 680.5
24 松本裕也 0 0 116 0 200 0 150 0 92 19.5 97 0 674.5
25 松井直文 0 0 71 0 300 0 68 0 93 0 115 0 647
26 Andy-San 93 0 86 0 114 0 101 0 79 20.25 140 0 633.25
27 藤次祐紀 200 0 65 0 70 0 72 0 118 17.25 79 0 621.25
28 高城雅史 82 28 73 21.5 86 40 56 0 60 0 160 0 606.5
29 有田将之 0 0 119 0 150 28.25 100 0 73 16.5 96 0 582.75
30 小笠原和彦 85 27.75 80 20.5 93 28.75 69 0 67 17.5 66 18.25 572.75
31 木澤謙 0 0 82 0 78 0 70 29 160 17.75 82 21.25 540
32 小林泰士 73 62.5 0 20 0 29.5 95 0 101 40 71 0 492
33 佐藤好子 80 0 59 0 85 20.25 59 0 68 0 70 23.75 465
34 木本一郎 100 0 93 0 0 0 115 0 65 0 85 0 458
35 テツ 0 0 0 0 160 0 118 0 87 0 93 0 458
36 月下の雀士 0 0 79 0 92 0 83 0 84 0 117 0 455
37 齋藤豪 0 0 0 0 0 0 250 0 150 0 0 0 400
38 金丸大地 83 0 67 0 72 0 0 0 70 17 84 0 393
39 齋藤麻衣子 86 0 61 19.5 0 0 66 0 99 0 61 0 392.5
40 山田侑輝 0 0 0 0 116 0 94 0 82 0 92 0 384
41 うりぽたん 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 300 75 375
42 斎藤桂史 79 0 0 45 98 0 93 0 59 0 0 0 374
43 冨田久志 0 0 0 42.5 0 0 0 0 300 28 0 0 370.5
44 新谷翔平 78 0 113 0 83 0 71 0 0 0 0 0 345
45 ケンタ 180 30 97 23.5 0 0 0 0 0 0 0 0 330.5
46 藤本修二 0 47.5 0 75 80 47.5 0 45 0 20.5 0 0 315.5
47 Bako18 0 0 300 0 0 0 0 0 0 0 0 0 300
48 茶谷正人 0 0 111 0 87 29 67 0 0 0 0 0 294
49 佐藤妙子 0 0 0 0 101 0 60 0 0 0 99 23.5 283.5
50 岩崎健太 0 0 0 30 0 75 0 47.5 0 25 0 100 277.5
51 山下剛士 0 0 64 0 0 0 85 0 55 0 72 0 276
52 渡辺清 0 0 0 0 0 0 61 0 119 0 68 21.75 269.75
53 江田源太郎 0 40 0 28 94 0 0 21.25 0 23 0 29.75 236
54 カワノ 0 0 0 0 0 0 170 0 61 0 0 0 231
55 鈴木誠 0 0 0 0 0 0 190 40 0 0 0 0 230
56 オガチャン 0 0 70 0 0 0 0 0 80 0 64 0 214
57 石川安牌 0 0 115 0 96 0 0

0 0 0 0 0 211
58 客野直 119 0 85 0 0 0 0 0 0 0 0 0 204
59 三日月 0 0 0 0 115 0 86 0 0 0 0 0 201
60 光瀬 72 0 0 0 0 0 58 0 71 0 0 0 201
61 エテキチ 0 0 200 0 0 0 0 0 0 0 0 0 200
62 槙島重文 0 0 0 25.25 0 23 79 21.5 0 24.25 0 24 197
63 0 0 0 0 0 0 0 0 112 0 83 0 195
64 野瀬守康 97 0 0 0 0 0 0 0 95 0 0 0 192
65 樋口裕 0 0 0 0 0 0 0 0 86 0 81 19.75 186.75
66 岡本英樹 94 0 87 0 0 0 0 0 0 0 0 0 181
67 厚谷昇汰 117 0 60 0 0 0 0 0 0 0 0 0 177
68 七色の極楽鳥 0 28.25 0 24.25 0 37.5 0 28 0 30 0 24.75 172.75
69 金子美智子 0 0 0 0 0 0 84 0 85 0 0 0 169
70 平田信子 96 0 66 0 0 0 0 0 0 0 0 0 162
71 わっしー 0 0 0 29 0 0 99 0 0 29.75 0 0 157.75
72 木梨祐輔 0 0 0 0 0 0 0 0 58 0 98 0 156
73 もと 0 0 0 35 0 29.75 0 19.5 0 42.5 0 24.25 151
74 ソウ 120 28.75 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 148.75
75 たぬき 0 0 0 0 0 0 0 0 81 0 65 0 146
76 佐藤やすし 0 0 0 100 0 0 0 0 0 0 0 42.5 142.5
77 タカトシ 0 0 0 0 0 0 0 0 72 0 69 0 141
78 内山和義 140 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 140
79 半沢 0 75 0 29.5 0 0 0 25 0 0 0 0 129.5
80 吉田直 0 0 0 0 0 0 0 0 0 100 0 28.75 128.75

第35期 B1・B2リーグ 前期最終節成績表

B1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 藤島 健二郎 28.9 58.5 5.4 33.3 26.7 152.8
2 白鳥 翔 101.8 ▲ 11.0 44.2 ▲ 36.8 26.6 124.8
3 増田 隆一 ▲ 45.0 43.4 45.4 42.2 20.3 106.3
4 安村 浩司 74.2 27.7 ▲ 21.7 ▲ 12.1 ▲ 9.6 58.5
5 仁平 宣明 23.9 ▲ 6.6 14.6 2.6 8.9 43.4
6 西岡 慎泰 58.4 11.3 33.2 ▲ 20.6 ▲ 53.7 28.6
7 柴田 吉和 ▲ 53.1 ▲ 52.3 0.4 48.7 84.9 28.6
8 鮎川 卓 ▲ 54.7 28.7 ▲ 20.2 ▲ 9.0 36.7 ▲ 18.5
9 奈良 圭純 14.6 2.3 ▲ 24.0 ▲ 31.7 15.9 ▲ 22.9
10 櫻井 秀樹 ▲ 14.7 4.5 29.6 ▲ 29.7 ▲ 20.5 ▲ 30.8
11 一井 慎也 ▲ 28.9 47.2 ▲ 39.0 11.2 ▲ 25.2 ▲ 34.7
12 四柳 弘樹 ▲ 38.4 ▲ 57.0 19.2 17.8 19.5 ▲ 38.9
13 安 秉参 ▲ 87.5 66.7 4.4 ▲ 2.8 ▲ 26.5 ▲ 45.7
14 ともたけ 雅晴 64.2 ▲ 79.4 ▲ 18.8 20.8 ▲ 34.6 ▲ 47.8
15 吉沢 康次 ▲ 16.9 ▲ 40.9 ▲ 1.9 ▲ 46.4 ▲ 67.2 ▲ 173.3
16 武田 裕希 ▲ 26.8 ▲ 93.1 ▲ 70.8 10.5 ▲ 3.2 ▲ 183.4

昇級者 2名 (青字で表示)     降級者 3名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります。また、途中で休場者や退会者が出た場合成績表には掲載致しません。
昇降級ライン:順位枠内に表示

B2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 明石 定家 34.1 49.9 ▲ 22.1 16.2 55.3 133.4
2 杉浦 勘介 ▲ 4.4 25.5 84.5 ▲ 5.7 ▲ 18.5 81.4
3 石川 遼 59.1 20.9 ▲ 24.0 2.7 17.3 76.0
4 西島 一彦 30.2 ▲ 16.0 56.2 ▲ 2.6 1.2 69.0
5 藤井 崇勝 ▲ 31.2 26.0 55.0 ▲ 2.8 4.8 51.8
6 ケネス 徳田 ▲ 29.8 ▲ 6.4 50.0 ▲ 3.6 25.6 35.8
7 渡辺 勇人 13.3 ▲ 3.6 ▲ 38.2 85.5 ▲ 37.6 19.4
8 高橋 良介 31.2 9.5 36.3 ▲ 28.6 ▲ 32.3 16.1
9 森下 剛任 0.5 41.9 ▲ 69.2 16.1 23.2 12.5
10 金子 貴行 46.6 ▲ 26.7 18.4 ▲ 14.5 ▲ 13.5 10.3
11 土井 悟 ▲ 13.3 57.5 ▲ 1.9 ▲ 36.0 ▲ 4.6 1.7
12 福島 佑一 ▲ 43.7 ▲ 4.3 23.8 6.7 16.1 ▲ 1.4
13 本田 朋広 21.6 ▲ 22.3 ▲ 54.6 22.4 2.9 ▲ 30.0
14 上村 慎太郎 ▲ 20.7 ▲ 40.3 8.3 ▲ 17.9 15.3 ▲ 55.3
15 山井 弘 ▲ 57.0 ▲ 40.5 32.4 8.3 ▲ 4.2 ▲ 61.0
16 滝沢 和典 ▲ 0.5 ▲ 35.1 ▲ 74.4 10.4 3.8 ▲ 95.8
17 黒木 真生 ▲ 37.0 ▲ 36.0 ▲ 81.5 ▲ 60.6 ▲ 56.8 ▲ 271.9

昇級者 5名 (青字で表示)     降級者 5名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります。また、途中で休場者や退会者が出た場合成績表には掲載致しません。
昇降級ライン:順位枠内に表示

第35期 C1・C2・C3リーグ 前期最終節成績表

C1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 石立 岳大 7.0 34.4 ▲ 18.1 74.8 45.0 143.1
2 須浦 正裕 18.5 22.0 70.8 14.0 6.1 131.4
3 大和 11.2 54.6 ▲ 43.6 32.5 36.4 91.1
4 鈴木 秀幸 8.1 ▲ 2.3 54.4 ▲ 27.3 58.1 91.0
5 中村 慎吾 15.8 106.1 23.5 ▲ 29.4 ▲ 25.7 90.3
6 岡田 茂 ▲ 61.8 34.6 ▲ 19.9 91.3 31.5 75.7
7 三浦 智博 16.1 ▲ 16.9 48.5 57.1 ▲ 35.0 69.8
8 川口 亮雅 ▲ 1.8 43.1 ▲ 20.2 10.5 31.9 63.5
9 浜上 文吾 10.2 3.0 ▲ 12.5 85.9 ▲ 34.3 52.3
10 齋藤 豪 13.9 ▲ 20.1 38.1 ▲ 7.8 7.5 31.6
11 寺尾 威一郎 ▲ 45.5 1.0 92.5 ▲ 13.8 ▲ 3.5 30.7
12 蛯原 朗 9.5 2.6 ▲ 69.7 10.3 66.5 19.2
13 佐山 竜介 24.9 ▲ 27.6 ▲ 30.8 46.1 ▲ 7.2 5.4
14 内田 美乃里 ▲ 49.3 14.7 15.6 27.9 ▲ 4.5 4.4
15 三浦 大輔 ▲ 40.3 13.0 21.5 13.7 ▲ 8.9 ▲ 1.0
16 戸井田 清光 ▲ 0.3 ▲ 55.5 ▲ 47.1 56.7 42.1 ▲ 4.1
17 藤井 すみれ ▲ 7.2 ▲ 45.5 ▲ 1.6 8.8 35.5 ▲ 10.0
18 藤岡 良一 ▲ 24.2 17.8 0.0 ▲ 37.6 33.8 ▲ 10.2
19 藤本 哲也 27.9 ▲ 40.2 14.7 ▲ 11.2 ▲ 22.8 ▲ 31.6
20 松崎 良文 15.9 37.8 ▲ 17.5 ▲ 60.2 ▲ 8.0 ▲ 32.0
21 小松 武蔵 ▲ 24.5 ▲ 11.2 ▲ 0.9 36.6 ▲ 37.7 ▲ 37.7
22 相沢 かおる 38.2 ▲ 38.2 ▲ 14.7 7.9 ▲ 33.5 ▲ 40.3
23 森脇 翼 15.2 5.5 ▲ 38.7 ▲ 41.9 9.6 ▲ 50.3
24 越野 智紀 13.2 20.7 ▲ 33.3 ▲ 40.3 ▲ 15.5 ▲ 55.2
25 中村 毅 17.6 ▲ 12.1 ▲ 16.1 ▲ 14.2 ▲ 36.8 ▲ 61.6
26 寺戸 孝志 ▲ 18.3 22.9 49.9 ▲ 60.9 ▲ 60.7 ▲ 67.1
27 樋口 徹 43.5 ▲ 56.1 ▲ 45.4 ▲ 65.6 48.5 ▲ 75.1
28 河井 保国 ▲ 16.6 ▲ 41.9 ▲ 18.3 ▲ 45.1 ▲ 5.2 ▲ 127.1
29 小川 尚哉 ▲ 39.3 ▲ 66.5 ▲ 6.3 14.9 ▲ 30.6 ▲ 127.8
30 東谷 達矢 ▲ 45.1 ▲ 2.0 ▲ 12.5 ▲ 23.4 ▲ 54.3 ▲ 137.3
31 吉田 幸雄 4.5 ▲ 16.3 ▲ 1.6 ▲ 110.3 ▲ 31.3 ▲ 155.0

昇級者 5名 (青字で表示)    降級者 7名 (赤字で表示)
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C2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 井出 康平 32.8 97.9 89.9 ▲ 36.9 73.7 257.4
2 石橋 和也 ▲ 29.3 46.7 27.5 98.8 34.8 178.5
3 伊藤 鉄也 39.6 20.1 37.0 49.0 6.7 152.4
4 永井 卓也 48.1 16.1 51.7 ▲ 5.7 ▲ 8.5 101.7
5 田中 史孝 64.7 11.5 ▲ 34.3 38.7 19.5 100.1
6 真鍋 明広 ▲ 12.9 82.0 ▲ 1.0 ▲ 10.5 25.2 82.8
7 武石 絵里 56.1 23.9 ▲ 23.3 25.5 0.0 82.2
8 中土 恵介 6.9 ▲ 28.1 70.6 33.8 ▲ 3.8 79.4
9 小野 雅峻 37.7 ▲ 17.1 31.3 ▲ 32.3 59.4 79.0
10 蒼山 秀佑 28.2 ▲ 48.1 37.6 5.7 44.7 68.1
11 末続 ヒロトシ 25.9 45.9 ▲ 14.8 ▲ 2.7 11.7 66.0
12 須長 正和 ▲ 9.4 ▲ 6.9 73.7 3.8 3.2 64.4
13 樋口 洋輔 85.5 1.0 65.3 ▲ 20.0 ▲ 69.3 62.5
14 斉藤 桂史 67.9 56.0 ▲ 1.2 ▲ 35.1 ▲ 38.3 49.3
15 石川 正明 5.4 32.3 ▲ 32.4 3.1 37.3 45.7
16 鈴木 雄介 ▲ 66.3 54.0 25.1 30.0 2.1 44.9
17 鈴木 郁孝 0.1 14.9 12.4 34.9 ▲ 23.3 39.0
18 福光 聖雄 2.8 25.9 ▲ 16.3 ▲ 41.1 53.7 25.0
19 上田 直樹 37.2 4.2 40.8 ▲ 4.2 ▲ 58.7 19.3
20 斉藤 等 ▲ 58.1 ▲ 23.2 45.0 47.1 8.3 19.1
21 太田 昌樹 4.1 ▲ 46.2 ▲ 1.5 23.1 23.9 3.4
22 居藤 洸 64.4 ▲ 60.5 ▲ 52.7 8.4 38.5 ▲ 1.9
23 日吉 辰哉 4.0 12.9 3.4 ▲ 33.4 6.2 ▲ 6.9
24 宮内 こずえ 1.8 ▲ 35.5 46.4 1.2 ▲ 29.4 ▲ 15.5
25 神林 剛 ▲ 23.6 ▲ 49.1 ▲ 1.2 29.4 20.8 ▲ 23.7
26 大和田 篤史 22.7 10.3 ▲ 61.4 27.0 ▲ 23.4 ▲ 24.8
27 平尾 昌邦 5.5 ▲ 1.9 10.5 ▲ 23.3 ▲ 26.5 ▲ 35.7
28 野方 祐介 27.6 15.0 3.7 ▲ 32.3 ▲ 60.0 ▲ 46.0
29 仲田 加南 ▲ 70.2 ▲ 42.2 ▲ 38.9 55.1 41.8 ▲ 54.4
30 蒼井 ゆりか ▲ 32.1 ▲ 18.6 2.8 ▲ 14.4 6.0 ▲ 56.3
31 井出 一寛 3.9 ▲ 15.9 3.9 ▲ 37.4 ▲ 10.9 ▲ 56.4
32 老月 貴紀 2.6 7.1 ▲ 45.0 ▲ 0.6 ▲ 20.8 ▲ 56.7
33 船木 伸一 ▲ 3.5 ▲ 61.9 ▲ 46.3 1.1 49.3 ▲ 61.3
34 伊賀 則夫 ▲ 72.4 54.2 ▲ 54.3 ▲ 56.1 66.7 ▲ 61.9
35 林 俊宏 ▲ 0.2 ▲ 18.2 ▲ 6.0 ▲ 41.3 0.0 ▲ 65.7
36 北條 恵美 ▲ 40.6 ▲ 20.8 ▲ 1.6 22.3 ▲ 29.4 ▲ 70.1
37 二階堂 瑠美 ▲ 16.6 28.6 ▲ 44.9 8.4 ▲ 48.1 ▲ 72.6
38 平野 良栄 ▲ 44.9 1.2 ▲ 14.7 ▲ 5.7 ▲ 9.1 ▲ 73.2
39 犬見 武史 ▲ 44.5 ▲ 11.0 ▲ 34.4 ▲ 69.9 84.4 ▲ 75.4
40 新谷 翔平 29.4 1.7 ▲ 50.1 ▲ 29.6 ▲ 31.6 ▲ 80.2
41 三田 不二夫 33.8 ▲ 63.3 ▲ 55.4 48.5 ▲ 63.8 ▲ 100.2
42 柚木 正仁 ▲ 20.3 ▲ 20.8 ▲ 45.2 ▲ 0.3 ▲ 52.4 ▲ 139.0
43 七瀬 真実 ▲ 50.5 ▲ 12.1 ▲ 16.8 ▲ 17.9 ▲ 47.4 ▲ 144.7
44 西嶋 ゆかり ▲ 71.8 ▲ 62.2 38.9 ▲ 33.5 ▲ 18.0 ▲ 146.6
45 田代 航太郎 ▲ 75.5 ▲ 3.8 ▲ 43.8 ▲ 50.7 ▲ 47.2 ▲ 221.0

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C3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 岩井 健太 34.1 ▲ 7.6 48.8 59.4 4.5 139.2
2 後藤 隆 62.7 ▲ 11.3 53.0 ▲ 5.2 38.0 137.2
3 東 幸一郎 ▲ 1.7 46.5 ▲ 5.5 23.8 56.4 119.5
4 三戸 亮祐 75.5 13.4 ▲ 29.8 67.0 ▲ 18.5 107.6
5 桜井 紘己 51.6 ▲ 0.5 ▲ 44.1 77.9 22.4 107.3
6 羽山 真生 ▲ 24.8 11.0 40.6 61.0 ▲ 4.3 83.5
7 高橋 信夫 ▲ 1.9 34.3 6.7 0.9 37.2 77.2
8 太田 優介 29.1 ▲ 14.3 ▲ 5.6 ▲ 4.7 67.3 71.8
9 山脇 千文美 65.8 ▲ 2.9 ▲ 18.7 7.3 16.1 67.6
10 伊井 功雅 ▲ 9.2 ▲ 28.5 53.7 25.3 17.6 58.9
11 安田 麻里菜 7.0 ▲ 10.9 54.2 ▲ 21.8 22.3 50.8
12 北野 由実 ▲ 3.5 8.8 39.3 ▲ 37.2 42.1 49.5
13 久山 浩司 17.2 30.3 8.5 4.6 ▲ 13.6 47.0
14 平野 敬悟 51.4 18.7 ▲ 22.9 23.2 ▲ 35.3 35.1
15 中川 基輝 16.7 ▲ 11.9 36.7 ▲ 9.6 2.5 34.4
16 福山 満幸 ▲ 2.2 ▲ 0.2 15.7 ▲ 2.1 16.0 27.2
17 中山 奈々美 ▲ 20.7 ▲ 19.9 25.0 ▲ 0.7 33.5 17.2
18 島村 泰之 ▲ 25.1 10.0 19.3 36.1 ▲ 24.3 16.0
19 伊藤 大輔 42.0 ▲ 38.0 29.8 ▲ 8.6 ▲ 15.0 10.2
20 森岡 貞臣 ▲ 23.5 64.2 ▲ 60.0 35.0 ▲ 6.1 9.6
21 安藤 友一 ▲ 67.1 ▲ 23.0 78.5 17.8 ▲ 1.6 4.6
22 童 瞳 ▲ 5.7 19.5 22.4 ▲ 8.4 ▲ 24.8 3.0
23 中川 由佳梨 50.6 ▲ 7.4 24.0 ▲ 20.2 ▲ 44.5 2.5
24 宮崎 皓之介 ▲ 40.7 3.2 ▲ 28.5 52.4 13.7 0.1
25 松本 遊助 7.4 10.1 ▲ 39.7 16.1 0.7 ▲ 5.4
26 鳥越 真仁 ▲ 50.9 4.1 ▲ 11.8 32.9 19.7 ▲ 6.0
27 優木 美智 ▲ 12.8 7.0 16.4 18.7 ▲ 35.6 ▲ 6.3
28 和泉 由希子 ▲ 34.9 ▲ 35.7 ▲ 1.2 43.4 20.5 ▲ 7.9
29 泉 亮多 1.5 ▲ 1.1 36.6 ▲ 31.9 ▲ 17.4 ▲ 12.3
30 林 潤一郎 6.9 ▲ 2.3 13.7 ▲ 21.4 ▲ 11.6 ▲ 14.7
31 今泉 誠一 ▲ 50.7 ▲ 2.7 ▲ 10.6 27.3 18.8 ▲ 17.9
32 小林 正和 ▲ 48.6 ▲ 41.6 46.4 ▲ 2.2 25.8 ▲ 20.2
33 鈴木 基芳 66.2 6.9 ▲ 4.5 ▲ 61.2 ▲ 34.1 ▲ 26.7
34 小車 祥 ▲ 12.3 ▲ 14.9 ▲ 38.2 43.2 ▲ 16.4 ▲ 38.6
35 谷岡 育夫 41.0 ▲ 50.7 ▲ 18.3 ▲ 8.9 ▲ 8.0 ▲ 44.9
36 優月 みか ▲ 29.0 86.2 ▲ 46.6 ▲ 63.4 7.4 ▲ 45.4
37 末松 隆文 ▲ 4.6 57.7 ▲ 11.3 ▲ 38.6 ▲ 50.0 ▲ 46.8
38 水澤 明彦 ▲ 56.3 61.9 ▲ 48.2 28.4 ▲ 43.1 ▲ 57.3
39 小田 悟志 ▲ 48.5 ▲ 22.1 19.8 ▲ 16.7 3.8 ▲ 63.7
40 王 政芳 9.8 ▲ 40.5 8.9 22.2 ▲ 70.1 ▲ 69.7
41 手塚 紗掬 ▲ 7.5 ▲ 31.8 ▲ 48.4 1.3 9.8 ▲ 76.6
42 荒牧 冬樹 23.0 24.9 ▲ 20.1 ▲ 62.5 ▲ 50.0 ▲ 84.7
43 吾妻 さおり 39.5 ▲ 8.4 ▲ 32.1 ▲ 82.7 ▲ 18.5 ▲ 102.2
44 角屋 保人 ▲ 51.0 1.7 ▲ 53.5 ▲ 35.6 16.1 ▲ 122.3
45 古本 和宏 ▲ 39.5 ▲ 23.5 30.5 ▲ 58.0 ▲ 50.0 ▲ 140.5
46 美波 智子 11.4 ▲ 51.3 ▲ 88.8 ▲ 66.0 9.9 ▲ 184.8
47 江隈 亨 ▲ 11.8 ▲ 73.0 ▲ 40.8 ▲ 59.6 ▲ 29.3 ▲ 214.5

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第35期 D1・D2・D3リーグ前期最終節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 松本 裕也 ▲ 65.6 47.8 29.2 93.5 109.8 214.7
2 吉田 求 67.4 41.4 8.3 10.9 29.4 157.4
3 菊原 真人 22.9 17.8 ▲ 10.9 54.1 33.6 117.5
4 石原 康申 46.6 ▲ 34.5 52.0 16.8 26.3 107.2
5 庄田 祐生 ▲ 18.4 72.9 ▲ 6.9 44.5 8.3 100.4
6 高沢 雅 27.6 ▲ 29.0 28.6 28.4 44.3 99.9
7 小川 淳 58.4 ▲ 15.0 ▲ 17.0 24.6 27.6 78.6
8 髙橋 勇 ▲ 18.6 10.3 49.5 ▲ 32.8 68.0 76.4
9 高谷 圭一 70.9 16.3 16.0 18.2 ▲ 46.8 74.6
10 南里 はるみ 35.8 4.7 24.8 ▲ 30.0 32.0 67.3
11 赤司 美奈子 ▲ 32.4 ▲ 47.7 53.3 102.8 ▲ 13.4 62.6
12 岡本 真一 ▲ 3.3 ▲ 24.5 2.9 3.0 67.1 45.2
13 室伏 理麻 9.1 47.5 ▲ 4.0 3.7 ▲ 27.2 29.1
14 大木 亮典 3.5 27.0 ▲ 60.4 46.8 2.2 19.1
15 中西 栄二 ▲ 24.7 ▲ 49.0 26.3 27.9 27.8 8.3
16 清原 継光 20.9 36.5 ▲ 37.3 28.2 ▲ 43.1 5.2
17 原 佑典 25.1 20.8 1.0 ▲ 15.5 ▲ 27.8 3.6
18 青山 めぐみ ▲ 21.4 5.3 36.4 2.7 ▲ 28.9 ▲ 5.9
19 小島 広宣 62.2 ▲ 47.3 45.9 ▲ 53.0 ▲ 13.9 ▲ 6.1
20 小町 拓也 ▲ 56.9 30.1 18.5 31.8 ▲ 33.1 ▲ 9.6
21 関島 義基 ▲ 46.4 22.7 ▲ 1.5 ▲ 25.3 33.2 ▲ 17.3
22 西田 修 ▲ 58.6 ▲ 10.9 89.7 ▲ 25.0 ▲ 13.6 ▲ 18.4
23 鷲見 隼人 9.0 73.2 ▲ 44.7 ▲ 33.8 ▲ 22.3 ▲ 18.6
24 桶本 篤史 13.9 3.1 25.6 3.0 ▲ 66.5 ▲ 20.9
25 藤原 正允 ▲ 7.4 ▲ 55.3 21.4 26.0 ▲ 6.7 ▲ 22.0
26 ガース 10.0 28.7 ▲ 44.5 ▲ 19.7 ▲ 0.1 ▲ 25.6
27 高田 麻衣子 10.9 47.2 ▲ 25.1 ▲ 45.3 ▲ 19.8 ▲ 32.1
28 美晤 ▲ 46.8 24.6 36.2 ▲ 76.4 24.3 ▲ 38.1
29 山嵜 竜丸 ▲ 3.7 ▲ 2.4 ▲ 43.6 39.8 ▲ 31.2 ▲ 41.1
30 内山 歩 4.4 ▲ 70.6 4.5 ▲ 42.3 62.8 ▲ 41.2
31 加賀美 幸孝 57.4 ▲ 41.4 ▲ 20.3 ▲ 12.8 ▲ 24.5 ▲ 41.6
32 大久保 朋美 ▲ 29.4 ▲ 17.0 47.3 38.2 ▲ 84.8 ▲ 45.7
33 岡本 和也 ▲ 18.8 20.6 ▲ 28.9 17.6 ▲ 44.0 ▲ 53.5
34 高柳 節子 ▲ 10.8 9.6 10.8 ▲ 22.5 ▲ 45.7 ▲ 58.6
35 新井 駿一 5.5 ▲ 20.0 ▲ 8.6 ▲ 66.8 1.7 ▲ 88.2
36 相場 雄大 13.5 ▲ 37.2 ▲ 14.6 1.9 ▲ 55.0 ▲ 91.4
37 宮内 崇成 ▲ 86.4 16.7 ▲ 2.0 ▲ 35.2 ▲ 6.4 ▲ 113.3
38 岡部 光輝 ▲ 24.9 ▲ 43.9 ▲ 76.3 ▲ 27.9 35.3 ▲ 137.7
39 木島 甲太郎 15.2 ▲ 62.2 ▲ 71.6 ▲ 60.4 40.8 ▲ 138.2
40 冨田 久志 ▲ 17.7 ▲ 56.9 ▲ 116.0 ▲ 59.7 ▲ 44.7 ▲ 295.0

昇級者 8名 (青字で表示)    降級者 4名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります。また、途中で休場者や退会者が出た場合成績表には掲載致しません。
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D2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 福田 雄大 ▲ 9.6 48.4 156.2 ▲ 2.5 4.0 196.5
2 厚谷 昇汰 59.6 24.8 27.7 50.4 27.3 189.8
3 石森 隆雄 74.3 76.7 ▲ 14.1 22.1 17.1 176.1
4 伏見 誠一郎 58.6 ▲ 21.1 52.0 ▲ 7.8 82.2 163.9
5 山田 学武 ▲ 16.4 86.1 14.0 20.3 53.7 157.7
6 里木 祐介 39.0 77.8 35.9 2.2 ▲ 8.7 146.2
7 櫛田 利太 95.6 ▲ 37.5 29.2 ▲ 12.0 ▲ 0.7 74.6
8 澤田 唯 9.3 29.1 64.5 ▲ 43.3 11.4 71.0
9 高宮 まり ▲ 22.1 54.6 23.5 7.0 ▲ 7.2 55.8
10 松岡 千晶 ▲ 37.1 ▲ 31.9 36.5 40.1 42.3 49.9
11 菅原 千瑛 ▲ 9.8 52.2 28.1 ▲ 38.3 12.3 44.5
12 荒井 裕太 34.7 ▲ 8.3 ▲ 48.2 51.2 15.0 44.4
13 中岫 宏文 41.9 ▲ 23.0 37.1 ▲ 6.4 ▲ 9.0 40.6
14 大鹿糠 文也 ▲ 33.1 5.0 17.2 114.1 ▲ 66.6 36.6
15 桜川 姫子 18.9 58.5 ▲ 35.0 ▲ 7.5 ▲ 0.4 34.5
16 紺野 光則 19.2 ▲ 57.0 ▲ 7.1 40.8 34.8 30.7
17 時田 拓和 23.1 ▲ 39.7 ▲ 59.1 43.1 62.8 30.2
18 内山 えみ 40.6 ▲ 1.3 4.3 0.4 ▲ 31.4 12.6
19 戸部 弘次 20.7 11.2 3.0 2.8 ▲ 26.2 11.5
20 石田 亜沙己 ▲ 17.7 ▲ 39.5 31.1 37.8 ▲ 11.1 0.6
21 吉野 敦志 19.5 ▲ 1.7 ▲ 79.0 29.8 27.6 ▲ 3.8
22 西原 純 ▲ 5.5 ▲ 11.8 ▲ 13.4 1.8 24.2 ▲ 4.7
23 中 寿文 ▲ 51.6 33.9 56.1 ▲ 7.9 ▲ 47.3 ▲ 16.8
24 宗像 惇 ▲ 41.8 13.3 ▲ 22.5 ▲ 21.1 53.8 ▲ 18.3
25 向井 譲 ▲ 1.4 ▲ 53.7 ▲ 15.7 ▲ 7.9 59.4 ▲ 19.3
26 山中 翼 12.3 ▲ 4.8 21.7 20.5 ▲ 77.7 ▲ 28.0
27 鈴木 健大 ▲ 55.8 13.9 30.0 11.1 ▲ 31.2 ▲ 32.0
28 古谷 知美 ▲ 8.7 ▲ 5.7 ▲ 44.0 11.2 12.0 ▲ 35.2
29 上田 稜 ▲ 32.5 ▲ 10.5 18.0 ▲ 15.5 ▲ 2.7 ▲ 43.2
30 谷 誠之 18.6 ▲ 37.9 ▲ 10.0 ▲ 38.8 20.5 ▲ 47.6
31 貫上 洋志 1.1 ▲ 75.0 16.5 ▲ 16.1 20.4 ▲ 53.1
32 志多木 健 0.0 28.0 ▲ 28.8 ▲ 0.8 ▲ 55.4 ▲ 57.0
33 月江 いくこ ▲ 37.1 ▲ 47.7 56.3 ▲ 62.7 10.6 ▲ 80.6
34 髙田 翔 0.2 20.0 ▲ 94.3 ▲ 50.0 32.5 ▲ 91.6
35 重原 聡 8.1 ▲ 18.8 ▲ 26.9 ▲ 58.2 ▲ 5.8 ▲ 101.6
36 渡辺 洋巳 ▲ 26.0 ▲ 3.2 ▲ 19.8 ▲ 46.5 ▲ 28.4 ▲ 123.9
37 大庭 三四郎 ▲ 59.5 62.4 ▲ 55.4 ▲ 52.1 ▲ 31.7 ▲ 136.3
38 こばり しん ▲ 0.3 ▲ 28.4 ▲ 51.1 ▲ 36.9 ▲ 42.6 ▲ 159.3
39 斉藤 理絵 ▲ 39.1 ▲ 29.2 ▲ 29.2 0.9 ▲ 64.9 ▲ 161.5
40 金丸 卓矢 ▲ 52.2 ▲ 37.5 ▲ 70.4 6.5 ▲ 71.9 ▲ 225.5
41 足立 純哉 ▲ 42.0 ▲ 72.7 ▲ 38.9 ▲ 34.8 ▲ 45.0 ▲ 233.4

昇級者 8名 (青字で表示)    降級者 4名 (赤字で表示)
※降級者は都合により(休場者や退会者が出たりなど)残留となる場合があります。また、途中で休場者や退会者が出た場合成績表には掲載致しません。
昇降級ライン:順位枠内に表示

D3

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木原 翼 12.7 ▲ 5.1 49.4 95.5 39.7 192.2
2 奥津 勇輝 45.9 61.3 ▲ 24.5 99.1 1.8 183.6
3 西川 舞 34.6 53.2 60.6 21.3 6.9 176.6
4 源 二郎 51.7 15.7 41.4 40.6 16.8 166.2
5 内藤 正樹 110.6 42.5 ▲ 7.5 ▲ 42.6 62.0 165.0
6 阿久津 翔太 ▲ 2.3 79.0 4.8 53.9 4.6 140.0
7 瀬下 勝也 52.5 34.9 ▲ 3.7 ▲ 2.1 43.3 124.9
8 小林 大地 2.2 59.8 13.8 ▲ 52.4 98.3 121.7
9 岡田 紗佳 0.0 ▲ 14.5 85.0 11.8 31.0 113.3
10 皆川 直毅 ▲ 37.2 9.9 65.4 41.2 28.1 107.4
11 岡崎 涼太 53.1 ▲ 28.7 22.6 ▲ 5.1 45.8 87.7
12 遠藤 勇介 141.1 5.3 78.3 ▲ 86.3 ▲ 60.1 78.3
13 永井 勝晴 5.8 85.5 ▲ 7.1 ▲ 11.9 3.7 76.0
14 井上 真孝 30.4 ▲ 66.2 28.5 ▲ 1.2 73.4 64.9
15 稲垣 諒彦 ▲ 12.1 0.2 17.3 35.9 9.7 51.0
16 内田 みこ ▲ 37.5 ▲ 5.8 21.8 ▲ 54.8 124.5 48.2
17 中津 真吾 22.9 82.7 ▲ 39.3 33.0 ▲ 57.0 42.3
18 川原 舞子 68.3 ▲ 14.9 ▲ 21.3 ▲ 0.8 ▲ 13.3 18.0
19 阿部 謙一 16.8 9.7 ▲ 20.1 ▲ 29.4 37.4 14.4
20 中野 妙子 22.3 37.1 ▲ 6.7 ▲ 69.2 27.1 10.6
21 蓮沼 友樹 9.6 ▲ 23.7 17.5 60.3 ▲ 65.5 ▲ 1.8
22 江端 隼 ▲ 14.7 ▲ 47.7 24.0 23.3 10.2 ▲ 4.9
23 戸田 誠輝 ▲ 9.7 30.9 ▲ 43.5 ▲ 27.9 42.9 ▲ 7.3
24 一瀬 由梨 50.1 ▲ 71.7 28.4 ▲ 41.2 21.2 ▲ 13.2
25 小玉 渉 ▲ 77.3 33.4 ▲ 1.7 112.7 ▲ 81.0 ▲ 13.9
26 池田 来斗 20.0 ▲ 19.1 ▲ 42.0 31.1 ▲ 4.1 ▲ 14.1
27 三田 晋也 31.7 12.8 20.1 ▲ 70.5 ▲ 10.5 ▲ 16.4
28 宮澤 昂奨 ▲ 36.4 42.8 10.9 ▲ 30.4 ▲ 7.9 ▲ 21.0
29 柴田 航平 38.7 ▲ 10.4 ▲ 23.9 14.9 ▲ 41.6 ▲ 22.3
30 新 大地 ▲ 136.8 9.6 22.5 46.5 33.3 ▲ 24.9
31 杉浦 幸 59.3 ▲ 71.9 ▲ 4.2 ▲ 45.3 35.3 ▲ 26.8
32 白銀 紗希 5.2 14.6 ▲ 46.3 29.0 ▲ 36.0 ▲ 33.5
33 沖 ヒカル ▲ 16.1 23.5 ▲ 66.8 ▲ 31.7 50.1 ▲ 41.0
34 井上 絵美子 ▲ 27.6 11.8 ▲ 1.0 8.4 ▲ 34.0 ▲ 42.4
35 金子 正明 ▲ 42.7 16.5 0.0 ▲ 7.8 ▲ 8.7 ▲ 42.7
36 齋藤 麻衣子 ▲ 42.9 15.3 39.5 ▲ 66.6 8.7 ▲ 46.0
37 渋谷 菜瑠美 4.5 ▲ 47.9 ▲ 28.3 1.5 10.9 ▲ 59.3
38 小笠原 奈央 3.4 0.4 ▲ 27.4 16.4 ▲ 56.6 ▲ 63.8
39 小島 優 ▲ 47.8 20.4 ▲ 17.7 50.0 ▲ 73.2 ▲ 68.3
40 楠原 遊 ▲ 22.9 ▲ 38.8 ▲ 24.1 ▲ 2.7 15.6 ▲ 72.9
41 今岡 英忠 0.8 ▲ 61.5 13.5 ▲ 21.1 ▲ 22.2 ▲ 90.5
42 早川 林香 ▲ 22.4 ▲ 36.4 ▲ 36.0 14.0 ▲ 18.5 ▲ 99.3
43 鈴木 誠 ▲ 63.2 ▲ 3.4 ▲ 74.0 8.0 27.4 ▲ 105.2
44 木暮 智貴 8.8 ▲ 4.5 ▲ 49.7 ▲ 30.0 ▲ 30.1 ▲ 105.5
45 青嶋 宏樹 ▲ 50.7 ▲ 17.5 3.7 ▲ 31.1 ▲ 27.1 ▲ 122.7
46 鹿嶌 文太 ▲ 14.1 ▲ 51.5 ▲ 46.0 36.0 ▲ 56.3 ▲ 131.9
47 杉山 俊彦 ▲ 49.7 ▲ 44.8 33.8 ▲ 53.1 ▲ 36.6 ▲ 150.4
48 松岡 昭彦 ▲ 7.7 ▲ 88.3 ▲ 4.6 ▲ 12.7 ▲ 41.5 ▲ 154.8
49 松田 彩花 ▲ 69.0 10.4 ▲ 3.4 ▲ 55.3 ▲ 69.4 ▲ 186.7
50 片倉 まち ▲ 56.8 ▲ 59.8 ▲ 37.9 ▲ 4.2 ▲ 59.5 ▲ 218.2

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第35期 Eリーグ 前期最終節成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木本 大介 66.5 ▲ 15.6 86.5 16.6 46.8 200.8
2 水口 崚 110.9 9.4 ▲ 2.1 ▲ 39.8 18.6 97.0
3 古川 彩乃 0.7 ▲ 14.6 44.9 52.6 ▲ 4.4 79.2
4 西城 凛 9.2 23.3 40.0 ▲ 23.7 9.1 57.9
5 蒼木 翔子 1.1 72.0 5.4 ▲ 33.4 ▲ 26.3 18.8
6 大月 れみ ▲ 16.9 46.5 ▲ 17.5 ▲ 58.6 41.0 ▲ 5.5
7 嶋田 卓也 ▲ 51.3 31.7 ▲ 33.1 61.7 ▲ 28.7 ▲ 19.7
8 鈴木 宏明 ▲ 42.4 2.6 ▲ 33.1 38.5 0.3 ▲ 34.1
9 平野 佑弥 ▲ 6.3 ▲ 7.3 ▲ 36.6 ▲ 4.9 14.0 ▲ 41.1
10 犬飼 あやの 9.0 ▲ 36.6 ▲ 20.0 12.5 ▲ 28.1 ▲ 63.2
11 部谷 幸則 ▲ 24.8 ▲ 30.2 ▲ 12.3 6.5 ▲ 11.3 ▲ 72.1
12 柊木 かえで ▲ 42.7 ▲ 19.2 ▲ 7.2 ▲ 6.9 ▲ 41.1 ▲ 117.1
13 襟川 麻衣子 ▲ 14.0 ▲ 49.0 ▲ 35.9 ▲ 43.1 ▲ 19.9 ▲ 161.9

第32期新人王戦 優勝は日髙志穂!

優勝:日髙志穂 第2位:上田稜 第3位:菊原真人 第4位:鹿嶌文太

開催概要はこちら

第4期JPML WRCリーグ 一次トーナメントレポート

連日の猛暑。
それに負けない熱い対局をするため、選手達はここに集った──

7月21日。巣鴨連盟本部道場。

WRC予選リーグを勝ち上がった者達が、一次、二次トーナメントを戦った。
※予選リーグ1位→ベスト16シード
2位~12位→二次トーナメントシード
13位~36位→一次トーナメント
一次、二次トーナメントは半荘3回戦行い上位2名が勝ち上がりとなる。

WRCリーグはAリーグからEリーグまでの全連盟所属選手が参加可能。
よって普段対局することのない組み合わせが見られることも、このタイトル戦の魅力の一つだ。
4回目の開催となるこのWRCリーグだか、前期、前々期とDリーグの選手が優勝。今回も下剋上が決まるのか。

第4期JPML WRCリーグ─
誰がどのように勝ち上がっていったのか、その足跡を追ってみよう。

 

■一次トーナメント

【1卓】
柴田吉和(B1)vs大和(C1)vs桜川姫子(D2)vsケネス徳田(B2)

予想通りというか、1回戦の東場から殴り合いの様相。8,000、12,000と点棒が動く。柴田の1人沈みのような展開で南入。
南3局には桜川は50,000点を超えていた。オーラスには大和が2巡目にドラの六万切りリーチ。15巡目にツモ。

八万八万四索五索三筒四筒五筒六筒七筒八筒白白白  リーチ  ツモ六索

裏ドラが八筒で2,000・4,000のアガリとなった。
柴田が1人置いていかれた結果になった1回戦だったが、柴田に焦りは見られない。

1回戦
桜川+33.2P・ケネス+10.1P・大和▲4.5P・柴田▲38.8P

2回戦は柴田の反撃。
小さいながらも1人浮き状態。そこからの東4局親番でこの6巡目リーチ。

五筒六筒七筒八筒九筒東東南南南西西西  リーチ  ドラ一索

しかしここはケネスに捌かれる。
オーラスにはこの点棒状況。

(親から)柴田44,500・大和25,700・ケネス38,100・桜川11,700
柴田としては加点したいのもそうだがこの並びで終わりたい。
そこに桜川の南ポン西ポン。大和の一索ポンが入る。ドラは四万だ。
どこに対しても打ちにくい生牌の白を抱えてノーテンで終局となった。

2回戦終了時
ケネス+26.2P・桜川▲1.1P・柴田▲10.3P・大和▲14.8P

WRCリーグは順位点が5-15。つまり1着順差10Pとなる。2着以上勝ち上がりのトーナメントでこのポイント差は本当に誰が勝ってもおかしくない。この場合のターゲットは桜川になる。

しかしながら3回戦は桜川無双となり、終わってみれば桜川72,200トップ。ケネスも3着ながら原点キープで終わり、危なげなく通過となった。

1位通過:桜川姫子 2位通過:ケネス徳田

 

 

【2卓】
黒木真生(B2)vs中村毅(C1)vs土井悟(B2)vs宮崎皓之介(C3)

1回戦は小場の早い展開。オーラスまでそれほど動かず、
(親から)宮崎35,500・黒木33,600・中村23,700・土井27,200

全員トップが狙えるが、トーナメントと考えると1つでも順位を上げておきたいところ。

黒木手牌
三万三万五万六万二索二索四索五索九索四筒五筒南南  ドラ五索

二索ポンから入り、ツモ三筒でダブ南のトイツ落とし。最後は中村から2,000点をアガリ、100点差でトップをまくった。

続く2回戦、東3局にペンチャンの七万を一発でツモり、3,000・6,000を手にした土井が南場の親番で持ち点を47,400まで伸ばす。
しかしオーラスには中村がトップ目に立っていた。
オーラス(親から)宮崎25,400・中村41,800・土井29,100・黒木23,700

そして黒木のリーチ。親の宮崎も仕掛けて応戦。1対1の様相の中、最後の選択。
宮崎は無スジのドラの四索を切ればテンパイ。オリるとテンパイノーテンでラス落ち。連荘できれば2着もすぐそば。しかしドラで放銃するとラス落ちプラス素点も痛いことに…

宮崎は長考の末、安全牌を切り小さいラスを受け入れた。結果は黒木の1人テンパイ。四索待ちではないその牌姿を見つめ、宮崎は何を思っただろうか。

2回戦終了時
黒木+11.3P・中村+2.5P・土井▲4.7P・宮崎▲10.1P(供託+1.0)

全員が大チャンスの最終3回戦。
東3局に4,000オールで抜け出したのは中村。同2本場には1,600は1,800オール。持ち点は53,800となった。
しかし中村の声はよく通る。別卓観戦中でもよく耳に入ってくるので引き寄せられてしまう。
さあ苦しくなってきたのは土井と宮崎。南2局にはこうなっていた。
(親から)宮崎22,200・中村54,800・黒木41,500・土井1,500

親番の無くなった土井はかなり厳しい。宮崎はもうオリられない。
まずは中村から1,500のアガリ。その次局、宮崎の親リーチ。

三万三万六万七万八万二索三索六索七索八索七筒八筒九筒  リーチ  ドラ九索

手替わりもいくつかあるが、黒木が仕掛けてドラの九索を打ってきているため、押さえつけの意味合いが強いか。そのリーチに対しても当たり前のように押してくる黒木。
結果は宮崎の1,300は1,400オールとなった。
そのまま3本場までねばった宮崎。
宮崎40,500・黒木35,900と持ち点ではかわし、ポイントも肉薄するも、中村に捌かれ親落ちとなる。

オーラスには黒木が1回アガって安全圏へ。そのまま終局となった。

1位通過:中村毅 2位通過:黒木真生

 

 

【3卓】
船木伸一(C2)vs末続ヒロトシ(C2)vs宮内崇成(D1)vs吉田直(A1)

A1首位を走る吉田の登場。当然一番マークされるであろう。
1回戦、それほど大きな動きのないまま南2局。親の船木が初巡に発の暗カン。

二万三万七万一索二索六索八索九索一筒一筒  暗カン牌の背発発牌の背  ドラ四索九万

一方、下家の吉田は好配牌。7巡目にはリーチといった。

三万四万四万五万五万六万四索五索六索二筒二筒七筒八筒  リーチ  ドラ四索九万

そこに安めの六万を引き入れた船木が追っかけリーチ!

一万二万三万六万七万八万一索二索一筒一筒  暗カン牌の背発発牌の背  リーチ

結果は吉田に軍配。裏ドラも乗って8,000のアガリとなった。
後に船木はこの局を何度も思い返していた。

次局、親を迎えた吉田が2,600オールのアガリでトップになるも、オーラスは宮内の1人テンパイで再度宮内トップとなる。

2回戦には吉田このテンパイ

二筒二筒二筒三筒三筒三筒七筒八筒九筒九筒南南南

次のツモが七筒で打八筒。ツモれば四暗刻である。
そこに持ってきたのは最初の待ち牌である六筒
これをツモ切ると末続へイーペーコーの2,600の放銃となってしまう。

南3局には船木のチンイツにも飛び込んでしまった吉田。持ち点は1万点を割った。
一方50,000点持ちの船木。オーラス吉田の親リーチにも果敢に攻める!
1回戦の負債を返すべく攻める攻める!結果は吉田へ2,900の放銃。しかし次局はアガリ切った。
痛いのは末続。最後の船木への放銃で3着に落ちてしまった。2,000点の放銃が、順位点込みで考えると12,000の放銃となってしまったのだ。
これにより2着争いは激化。宮内は逃がしてもらいやすい立場となった。

2回戦終了時
宮内+31.5P・船木▲3.2P・末続▲7.4P・吉田▲20.9

3回戦。東4局の時点で宮内が抜け、南1局には末続が18,000のアガリ。放銃した吉田はもうかなり苦しい。船木もアガリを決め意外や意外、高打点が飛び交う3回戦となった。
南3局はリーチした末続の1人テンパイ。そしてオーラス。
(親から)船木39,800・末続39,100・宮内35,700・吉田4,400

着順勝負の船木と末続。
ノーテンの許されない親の船木、5巡目にリーチ!

一万二万三万四万五万六万七索九索三筒四筒五筒六筒六筒  リーチ  ドラ五万

そしてアガれば通過の末続、2つ仕掛けてこの形

三索四索五索三筒四筒五筒六筒  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン六万 上向き六万 上向き六万 上向き  ドラ五万

親リーチだろうと1,000点だろうと当然のプッシュ!
2人の気迫のこもっためくり合いはしばらく続いたが、女神は船木に微笑んだ。末続が八索を掴んでしまったのだ。
このアガリに裏が1枚乗り7,700は8,000。アガリ勝負だった末続だが、次局は跳満の直撃かツモ条件となってしまう。

最後は全員ノーテンで終了。
終始安定していた宮内と猛追の船木の勝ち上がりとなった。

1位通過:宮内崇成 2位通過:船木伸一

 

 

【4卓】

冨田久志(D1)vs山脇千文美(C3)vs中寿文(D2)vs高沢雅(D1)

冨田27期、山脇29期、中30期、高沢26期だが、雰囲気的には若手っぽい対決。

1回戦。東場では点棒のなかった山脇が、南1局の親番で回復。やる気の無さそうな発声でアガリ続けるのが彼女の魅力だ。
それとこの卓は進行がとても早い。他の何卓かが南入したくらいでもうオーラスまで来ていた。

1回戦オーラス。
(親から)冨田36,200・山脇28,700・高沢23,400・中31,700

平たい点差の中、9巡目ラス目高沢のリーチに誰も向かって行けず、高沢の1人テンパイで流局。

1回戦
冨田+20.2P・中+5.7P・山脇▲7.3P・高沢▲19.6P(供託+1.0)

2回戦もテンポが早い。東4局を迎えた時には冨田が40,000点超え。冨田連勝できるか?
それに待ったをかけたのが親の山脇。4,000オールでトップをまくった。
南入時点で中の1人沈みのような状況。その差は離れていき、南3局。
(親から)冨田41,600・山脇42,600・高沢28,900・中6,900

1回戦ラスだった高沢は上位2人のどちらかはまくっておきたいところだが、中の高そうなリーチに誰も行けず、流局となる。

オーラス1本場供託1本
高沢、リーチするも親の山脇と2人テンパイ。
オーラス2本場供託2本
山脇が中から2,900は3,500。
供託も合わせて冨田との差を9,500点差とする。
オーラス3本場
冨田が南の1鳴き。ドラは西
他家は警戒。冨田の1人テンパイで終局となる。打点は1,000点。終わらせるための仕掛けであった。

2回戦終了時
冨田+37.3P・山脇+25.3P・高沢▲27.2P・中▲36.4P(供託+1.0)

上2人、下2人と離れてしまった展開。
上位2人がうまく結託できればそのまま2人で勝ち上がれそうだが…

そういう卓上のやりとりがあったかは私には分からなかったが、結果的には最後まで冨田・山脇が加点を重ね、3回戦すら1-2フィニッシュを決めてしまった。
この勢いは二次トーナメントにも現れるか…?

1位通過:山脇千文美 2位通過:冨田久志

 

 

【5卓】

安村浩司(B1)vs清原継光(D1)vs東谷達矢(C1)vs太田優介(C3)

イメージとしては「中堅の争い」。

普段からよくセットなどを行っている4人が固まってしまった。お互いの手の内は比較的把握している者同士の対決だ。

南2局、東谷の親リーチ。
その時、安村の手牌

九万九万一索二索二索三索四索四筒四筒五筒五筒東東  ツモ東  ドラ四筒

リーチの現物の一索切り。次巡ツモ六筒二索切りリーチといった。
一方その頃太田の手牌

三万四万四万五万六万西西発発発  ポン白白白

1人だけ20,000点をきってるラス目、なんとかアガリきりたい。
相手は親リーチとそれを追い掛けたリーチ。そこに持ってくる無スジのドラ四筒
しかし太田は光速でツモ切った。
ロンの声は掛からず、数巡後安村が三筒ツモ。なんと裏ドラが東で3,000・6,000のアガリとなった。

そのまま1回戦終了。
安村+31.7P・清原+6.3P・東谷▲8.5P・太田▲29.5P

2回戦。東4局では15,000点のラス目だった安村。そこから徐々に回復。苦しいのは太田。とにかく手にならない。競っている状況での1人ノーテンなどで削られ連続ラスとなる…

2回戦終了時
清原+33.3P・安村+19.7P・東谷+5.4P・太田▲58.4P

太田は2位安村と78.1P差。かなり厳しいが、北家を引けたことが救いとなるか?東谷は安村と4.3P離した1着順差でOK。
他のどの卓よりも早く、最終3回戦が始まった。

太田は始めから果敢に攻めまくるも実らず。東2局には親・東谷に12,000の放銃となる。東谷はこのアガリで一旦安村をかわす。しかし次局に安村が親で大物をアガリ、抜け出す結果に。
東4局、親・太田
(親から)太田3,600・清原28,200・東谷31,300・安村56,900
と厳しい状況だったが、メンタンピン一発ツモイーペーコーという6,000オールをツモアガリ、反撃の狼煙を上げる。

その後もリーチ→流局となるが、何回も連荘を許すほど甘いメンツではなかった。

時は流れオーラス。
持ち点は(親から)太田20,300・清原14,400・東谷24,400・安村60,900となっていた。
安村・東谷と2人に逆転を許してしまった清原だが、2位東谷とは2.1P差。つまり2,600の出アガリ、1,300の直撃、500・1,000のツモアガリが条件となる。もちろんそれ以上ならオールOKだ。
清原は1シャンテン。アガればOKの東谷は三万待ちでテンパイしていた。
そこに東谷への選択が。

二万四万五万六万七万八万八万三筒四筒五筒五筒六筒七筒  ツモ八万  ドラ発

何を迷おうか!と思うところだが、実は九万がフリテンなのだ。清原も少し気配が出てきている。
他家から出てきた三万を捕らえられなければ敗着になるかも。そんなことを考えたのかもしれない。
(実際長考したわけではないが)

東谷の選択はフリテンの5メンチャンだった。
次巡、すんなりと七万を引いて終局となるのだが、勝利を手にしたその手は微かに震えていた。

1位通過:安村浩司 2位通過:東谷達矢

 

 

【6卓】

大鹿糠文也(D2)vs山田浩之(A2)vs吉野敦志(D2)vs藤原隆弘(A2)

(当たり前だが)図らずもA2の2人が同卓となってしまった。
D2の2人も軽々しく動くことが出来ないのか、じりじりとした展開。

大きな差がつかぬまま東4局。時間はすでに40分が経過。
オーラス。接戦。
(親から)吉野17,800・山田35,600・藤原35,100・大鹿糠31,500

1人沈み状態の親・吉野がメンホンから東のトイツ落としをした山田にチンイツを放銃。この状況からチンイツに向かえる余裕が、山田には標準装備されている。

1回戦
山田+28.6P・藤原+10.1P・大鹿糠▲3.5P・吉野▲35.2P

2回戦も大きな動きはなく、オーラス。
(親から)山田36,200・藤原29,100・大鹿糠32,600・吉野22,100

親の山田が中を加カン。
藤原はリーチ。大鹿糠は藤原のリーチ宣言牌四索をチーした。

大鹿糠手牌

六万七万八万二筒二筒三筒四筒五筒七筒八筒  チー四索 左向き五索 上向き六索 上向き  ドラ三筒

リーチしている藤原の捨て牌には九筒三筒二筒とある。
結構アガれそうだな、と見ていると藤原が六筒を掴んだ。大鹿糠はそれを少考し、チーして打二筒とした。
実は吉野が同巡で九筒を切っていたのだ。この動きで親の山田のツモアガリが発生。700オールのアガリとなった。
これは次局になにか起こるのでは…と考えたが、吉野が大鹿糠に2,000は2,300を放銃しあっさり終了。

2回戦終了時
山田+52.9P・大鹿糠+5.7P・藤原+2.5P・吉野▲61.1P

山田はほぼ当確。吉野は2位との差が66.8P差。3着順差をつけてさらに36,800点差をつけなければならない。ただ、その場合だともう1人をまくれてないケースがあるので、とにかく細かい計算はあとにして全力で素点を稼ぎに行くのが良いだろう。
大鹿糠と藤原は着順勝負。相手より上にいれば勝ち上がりだ。

3回戦は吉野が意地を見せる。
南1局時点で吉野48,700点持ち。しかし持ち点の並びが吉野→大鹿糠→藤原→山田のためまだ30,000点弱足りない。

吉野の親も終わり南3局。
(親から)山田18,300・大鹿糠23,600・吉野51,800・藤原26,300

このままなら山田・藤原の通過。
藤原が序盤に自風の北を1鳴きした。
藤原手牌

四万九万一索二索七索七索三筒八筒西中  ポン北北北  ドラ七索

なかなかのバラバラ具合。
これから手出しの順番なども工夫しながら、プレッシャーを与えていくのだろう。

しかし親・山田が6巡目にはこのテンパイ。

一万二万三万五万六万七万七万七万五索六索七索八索九索  ドラ七索

そのままヤミテン続行の山田。
12巡目に七索をツモり、2,600オールのアガリとなった。流局していれば伏せていたのだろうか。

このアガリで山田が2着に。一番喜んだのは吉野だろう。さらに次局には吉野がリーチを掛けた大鹿糠から8,000は8,300の出アガリに成功。
激アツのオーラスを迎えた。
(親から)大鹿糠11,700・吉野58,500・藤原23,700・山田26,100

吉野は藤原をかわすためには満貫ツモ条件。もしくはリーチ棒が出てからの満貫は大鹿糠からでもOK(山田からはNG)。藤原から直撃なら4,500点からOK。吉野の大逆転があるか…。
山田・藤原はアガればこの2人がそのまま通過となる。

親の大鹿糠も黙ってはいない。
東をポン。五索をポン。そして持ってきた五索を加カンした。ドラは四万。さらに新ドラも四万となった。

そこに藤原がタンピンドラドラテンパイからノーチャンスの七索を切ると、これが大鹿糠に放銃となる。

四万四万六索八索三筒四筒五筒  ポン東東東  カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ドラ四万四万

大鹿糠は八索を切っての四索七索待ちにはせず、五索を加カンしての嵌七索待ちにしたのだ。
この放銃で2人の点差は綺麗に逆転。こんどは藤原が12,000点追い掛ける立場となった。
6,400直撃、満貫ツモOKな藤原は七対子ドラドラの1シャンテンになるが、テンパイすることはなかった。

1位通過:山田浩之 2位通過:大鹿糠文也

ちなみに彼は(おおかぬか)と読む。二次トーナメントにも登場するので是非覚えて頂きたい。

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