第12期グランプリMAXベスト8B卓レポート

ベスト8 B卓はグランプリMAXらしい豪華な卓組。

 

 

鳳凰位佐々木寿人・十段位荒正義・王位渡辺史哉・プロクイーン二階堂瑠美の4名が集まりました。

 

 

1回戦は佐々木がホンイツ・トイトイ・東發の12,000をアガってリードをするも

 

 

放銃した渡辺がそこから復活して4回戦まで全連対と1人抜け出し、瑠美と佐々木の二番手争いは接戦のまま最終戦に突入。

 

 

終始苦しい展開となっていた荒に、一発逆転の四暗刻テンパイが入りましたが、六筒八筒は既に山になく流局。
今期十段戦初優勝で前人未到のグランドスラムを達成した荒でしたが、グランプリMAXはベスト8での敗退となりました。

 

 

最終戦は瑠美が1,300・2,600

 

 

2,600オールとアガってトータルトップまで浮上すると

 

 

追いかける佐々木が7,700

 

 

5,800とアガリ、気づけば渡辺も巻き込んだ三つ巴の争いでオーラス。

 

 

最後は瑠美が佐々木から7,700をアガって激戦を制しました。

 

(1位通過・二階堂瑠美)

 

(2位通過・渡辺史哉)

 

<第12期グランプリMAXベスト8 B卓成績>
瑠美+25.7P 渡辺+18.4P 佐々木+2.9P 荒▲47.0P

(文:越野智紀)

第12期グランプリMAXベスト8A卓レポート

【第12期麻雀グランプリMAX ベスト8A卓 紺野真太郎・黒沢咲が決勝進出】

今期の麻雀グランプリMAXでベスト8まで駒を進めたのはこの4名。

黒沢咲
三浦智博
魚谷侑未
紺野真太郎

 

 

1回戦南2局1本場。魚谷がメンホンのカン七索待ち、ドラも押していく。

 

 

しかしアガリ切ったのは三浦。ツモ七対子ドラドラの六万単騎をツモって4,100オール(+1,000)。1回戦は三浦がトップ。

 

 

2回戦。オーラス紺野が一万四万リーチをハイテイでツモって2,100・4,100(+1,000)。ラスから総捲りのトップを取る。

 

 

3回戦。魚谷、紺野、黒沢の三つ巴で迎えた南3局。親番魚谷がドラをポンして11,600のアガリでトップ。

4回戦は紺野の独壇場。親番で七対子ドラドラ白単騎の4,000オールをツモると
 

 

東4局には二筒単騎を魚谷からロン。中トイトイ三暗刻ドラ3で16,000。紺野が2勝目を挙げて暫定首位。

 

 

4回戦南1局1本場は三浦が紺野から9,600、魚谷から7,700は8,000(+1,000)と加点して、大きな2着で暫定2位で最終戦へ。

最終5回戦。紺野が黒沢から南単騎の6,400は6,700。
魚谷から一通ドラのカン五万5,200とアガってこの半荘もリード。

 

 

東4局。親番三浦のリーチを受けた魚谷が東を加カンして八筒リンシャンツモ。1,300・2,600(+1,000)のアガリ。三浦と魚谷は同点で南場へ。

 

 

南2局3本場。魚谷は配牌で九種九牌。公式ルールでは宣言倒牌すれば取り直しが出来るが、魚谷は続行を決断。誰よりも早くチャンタドラのペン七筒テンパイを入れた。

 

 

しかし、三浦が六万七万でリーチ。
さらに、親番黒沢が一筒二索待ち追っかけリーチ。

 

 

2軒リーチを受けた魚谷がダブ南九筒のシャンポンに変えて3軒リーチに出る。
この勝負所を制したのは黒沢。三浦から7,700は8,600(+2,000)をアガると、繋いだ4本場では

 

 

高め一通の一索をツモって6,400オール(+1,000)。親番1回で試合をひっくり返してしまった。

オーラス親番は三浦。
魚谷の条件は跳満ツモか黒沢から6,400、紺野・三浦から跳満だったが

 

 

紺野がさっとアガって決着。

 

 

第12期麻雀グランプリMAXベスト8A卓からは
紺野真太郎
黒沢咲
この2名が勝ち上がりを決めた。
 

 

(文:吾妻さおり)

第39期 A2リーグ 第1節A卓レポート

ダンプ大橋が1人浮きの好発進!A2リーグ第1節A卓

4月5日、A2リーグ第1節A卓が放送された。
対局者は紺野真太郎、ダンプ大橋、白鳥翔、古橋崇志。A2リーグ経験の長いダンプ・白鳥・古橋が、前期A1から降級の紺野を迎え撃つ形。

 

 

1回戦はトップ目が33,900という穏やかな立ち上がりで南場へ。南1局1本場、ダンプがイーペーコードラ3の8,000をアガって抜け出すと…

 

 

南4局3本場、トップ目からダメ押しの満貫をツモアガり、+29.7Pの大トップ。

 

 

ダンプは2回戦では3着に沈むも、3回戦東2局にはトイトイ三暗刻ドラドラの6,000オール。

 

 

そしてダンプらしい選択を見せたのが南2局。ホンイツの三索”>–<img decoding=のノベタンテンパイから、リーチの古橋へ一万を止めて待ち変え。

 

 

古橋はハイテイでまさかの一万放銃となり、ダンプが11,600。

 

 

このアガリから2度目のトップを決め、重い一撃が持ち味のダンプの押し引きが光った1日となった。

一方、ダンプと同じく当日トップ2回の成績を残した白鳥は、ヤミテンの満貫や…

 

 

供託での加点を活かした逆転トップなど、

 

 

(古橋のリーチ棒を回収し、5,200のアガリでトップに)
大物手の連発が無い中でうまく着順を作るも、4回戦でまさかの事態に。

 

 

南1局、二筒九筒の先制リーチ。しかしドラ暗刻の古橋がカン五筒をチーして一筒二筒四筒待ちに。北ホンイツドラ3で12,000の放銃となり、次回振り出しからの再スタートという形となった。

 

 

本日終了時点のトータルポイントは画像の通り。ダンプが1人勝ちの好スタートを切った。

次回A2リーグ第1節B卓は4/12(火)17時〜。
対局者は明石定家、高橋良介、山田浩之、井出康平。
解説はダンプ大橋。

ご視聴はこちらから!

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第17期女流桜花Aリーグ第1節A卓レポート

今期の女流桜花Aリーグ開幕戦に出場したのが

 

 

仲田加南。
昨期は第1節の九蓮宝燈を皮切りに、2節目には四暗刻プレーオフでは大三元と、最初から最後まで大暴れで、6年連続決定戦進出の記録を樹立していましたが

 

 

今期の第1節は、このタンヤオ・七対子の3,200点がMAX打点。
我慢の局が続く中でラスは回避してマイナスを抑え

「今日の分は次節3倍返しにしたいと思います」

次節に巻き返すことを誓いました。(仲田▲18.9P)

 

女流桜花Aリーグ復帰2年目は
 

和久津晶。
昨期は第2節とプレーオフで仲田と同卓して、役満被害者の会に強制的に入れられていた和久津でしたが、相性の悪さか?今期も展開が噛み合いません。

 

 
2回戦のオーラス、ラス脱出を狙ってツモのみのアガリを拒否すると

 

 

杉浦が亜樹からヤミテンで2,600をアガリ、杉浦浮いて亜樹沈まず。
和久津は痛恨の1人沈みで連続のラスとなり、その後は各地のロン牌を掴まされ

 

 

トドメのホンイツ小三元で4連続ラスという厳しい1日になり

「7節は長いので少しずつ返して、プレーオフラインに残れば決勝も見えるので、まずは借金を返済するところから始めようと思います」

そうコツコツ1年かけての返済計画に気持ちを切り替えました。(和久津▲76.8P)

 

和久津の不調を追い風にして躍動したのが

 

杉浦まゆ。

2回戦で、和久津を1人沈みに追い込んだ2,600のアガリもそうですが

 

 

1回戦

 

 

3回戦と毎回オーラスでアガリが出て、この日の4戦全てを浮きの2着で終え

「次節以降も気を引き締めてプラスに出来るように、降級にならないように頑張ります」

と、まずは残留が目標。(杉浦+30.9P)

 

例年1節目は守備寄りに打つのが

 

二階堂亜樹。

「普段より慎重に打った」と応えていましたが

 

 

この12,000や

 

 

4,000オールと要所で大きいアガリを決めてトップ3回の快勝劇で

「スタートダッシュが切れたので、上位をキープしつつ決定戦を目指したいと思います」

第1期女流桜花から一度も降級していない安定感を今期も見せていました(亜樹+64.8P)

(文:越野智紀)

第3期桜蕾戦ベスト8B卓レポート

決勝メンバーが確定!桜蕾戦ベスト8B卓

3月29日(火) 、第3期桜蕾戦ベスト8B卓が放送された。
対局者は香月佑海、木下遥、桜木里咲、花宮海咲。

 

 

1回戦はオーラスに3着目の木下がドラドラのカン四索リーチ。

 

 

5,200をアガッて2着になれば十分というリーチであったが、ツモって裏ドラ3枚の3,000・6,000!一躍トップに。
この回4着に沈んだ桜木であったが、2回戦では東1局にメンタンピン一発の8,000。

 

 

東2局1本場、リーチツモイーペーコー裏の2,000・4,000と大物手を連発。

 

 

トップ目でオーラスを迎え、さらにリーチピンフドラ裏の12,000。

 

 

大トップでトータル首位に躍り出る。

3回戦には香月・木下が追いかける立場となるが…東1局2本場、花宮がリーチツモドラドラ裏裏の6,000オール!

 

 

さらに東4局1本場、桜木がリーチツモ発ドラの4,000オールと、先を行く2人がここでもリードを拡げる。

 

 

最終半荘開始時点は桜木がトータル首位。木下が約50P差の花宮を追う展開に。
東2局、親の木下が4,000オール、2,900、2,600オールと怒涛の連荘で早くも花宮とほぼ並びに。

 

 

 

 

 

追い込まれた花宮であったが、東3局にリーチツモドラドラ(八索暗カン)の2,000・4,000。

 

 

これで2着まで浮上し、木下の猛追を振り切り勝ち上がりを決めた。

 

 

 

これで決勝戦のメンバーが確定。
決勝戦は3/31(木)14時〜。実況は大和、解説は藤崎智・和久津晶。
伊達朱里紗、菅原千瑛に続いて桜蕾となるのは一体誰なのか。是非お楽しみに!

ご視聴はこちら!!

(文・浜野太陽)

第3期若獅子戦ベスト8B卓レポート

【第3期若獅子戦 ベスト8B卓 渡邉浩史郎・早川健太が決勝進出】

 

 

出場選手はこちらの4名。上位2名が決勝進出となる。

東1局。親番神森がカン四万から仕掛ける。曽篠のリーチ宣言牌のダブ東もポンして現物待ち。ドラの八万を勝負する。

 

 

曽篠が七対子ドラドラ、裏ドラも八万で12,000のアガリ。神森にとっては苦しいスタートとなってしまう。

東2局は渡邉がドラ西五索のシャンポンリーチ。

 

 

これに追いついたのが早川。渡邉の待ちでもある五索をツモって6,000オール(+1,000)のアガリ。

南3局。神森の先制リーチを受け、渡邉がドラ暗刻のカン六索で追っかけリーチ。2軒の中スジとなってトップ目早川からの直撃に成功。1回戦は渡邉、曽篠、早川、神森の並びで終了。

 

 

2回戦東2局4本場。親番早川がドラ2枚使いの五索八索リーチ。テンパイしていた渡邉から出て13,200(+3,000)のアガリ。

 

 

2回戦は早川、曽篠、神森、渡邉の並びで終了。

3回戦南3局。渡邉が南中をポンしてソウズのホンイツドラが1枚。ハイテイでツモって3,000・6,000のアガリ。

 

 

3回戦は渡邉、曽篠、神森、早川の並びで終了。

最終4回戦。早川が親番でリーチツモ七対子、3,200オール。

 

 

神森がチンイツ七万八万テンパイを入れるが、無念の流局。南場の親番も流されてしまう。

 

 

最終戦オーラス。
現状は早川・曽篠が通過
親番は渡邉
曽篠との差800点を捲れば通過
神森はダブル役満条件

早川は曽篠に8,000放銃までOK
渡邉と曽篠は早川に1,000を打てない状況

 

 

0本場は親番渡邉が三筒六筒リーチ。4,000オールのツモアガリ。

 

 

曽篠の条件は跳満ツモ
早川から6,400
渡邉から8,000
神森から倍満

神森はダブル役満条件
親番渡邉はノーテンOKで1本場へ。
曽篠はドラドラだが、条件を満たすためには最低もう1役欲しい所。イーペーコーを付けてリーチに出るが、ツモれず1人テンパイで流局。

 

 

 

 

渡邉浩史郎
早川健太
の2名が勝ち上がりとなり、決勝進出者が確定。

 

 

第3期若獅子戦決勝は
2022/3/30(水) 14:00
実況 仲田浩二
解説 瀬戸熊直樹・滝沢和典

ご視聴はこちらから!

(文・吾妻さおり)

巣鴨本部道場 2022年3月度プロアマオープン大会成績表 3月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 井出博幸 39 293.3
2 タケタケ 49 290.5
3 中村 65 260.4
4 藤次祐紀 81 231
5 森 雅彦 16 226.1
6 藤原隆弘 53 224.1
7 くまっち 26 208.1
8 山部正人 17 194.4
9 松村祐輔 27 189.7
10 岡本浩一 66 183.3
11 加藤はるみ 82 182
12 とうぎー 21 180.9
13 ラッキースリー 47 174.2
14 金山二郎 37 174.1
15 キモト 30 172.7
16 大友政裕 16 171.6
17 後藤竜司 29 169
18 加藤恵美子 34 168.4
19 グリーンマン 49 167
20 もぐ 17 161.2
21 葭葉 18 159.9
22 加藤鳩 18 153.5
23 山田樹 40 148.6
24 モーニン 28 145.2
25 前原由紀子 26 140.1
26 かずや☆雀アカ 61 135.1
27 中村健二 16 131.9
28 チヒロ 20 128.6
29 佐藤正道 16 118.3
30 なしお 20 100.6
31 宇田美有紀 20 82
32 原佑典 25 79.8
33 立岩知朗 27 77.6
34 西角健二 44 77.5
35 厚地 17 66.9
36 市川幹人 61 57.7
37 齋藤麻衣子 28 55.9
38 マシュー 19 53.6
39 ルギア 29 53.5
40 稲熊勝明 28 50.4
41 ホズミ 16 39.6
42 さえり 17 36.3
43 なーちゃん 34 35.3
44 BBQ 19 32.1
45 じゅんじゅん 27 15.4
46 こしの 25 0.1

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 シマカタ 11 192.2
2 市川幹人 12 127.7
3 門垣寛 9 110.4
4 由布弘子 11 98.6
5 藤次祐紀 12 91.9
6 くまっち 8 89.9
7 平野光穂 11 72.3
8 葭葉 9 61.8
9 なーこ 8 60.5
10 グリーンマン 15 53.2
11 丹野賢一 8 51
12 加藤はるみ 15 50.8
13 加藤鳩 8 45
14 中村 21 44.8
15 近野誠一郎 10 41
16 藤原隆弘 13 40.6
17 ラッキースリー 9 29.3
18 宗形周平 11 28.4
19 高橋大輔 8 23.6
20 BBQ 12 20
21 じゅんじゅん 10 17.8
22 井出博幸 17 14.6
23 前原由紀子 14 5.6
24 かずや☆雀アカ 10 3.3
25 ハチロー 8 0

 

 

第3期桜蕾戦ベスト8A卓レポート

第3期桜蕾戦ベスト8A卓レポート

ベスト8A卓に出場した選手は

 

 

関口智恵・川上玲・廣岡璃奈・藤居冴加の4名。

1回戦で大きなトップを取った廣岡が、接戦で迎えた2回戦のオーラスに

 

 

リーチツモドラドラ裏裏の跳満で大きく抜け出すことに成功。

廣岡連勝・藤居連続2着で上位陣が大きく離された3回戦

 

 

南3局2本場、親の川上がライバル藤居から、タンヤオドラ3で12,600の直撃に成功。

一時は川上トップ藤居ラスの完璧な並びを作り、そのまま終われば大きく突き放しての逆転も見えていましたが

 

 

連勝中の廣岡にリーチツモピンフ裏裏の4,000オールが出て3連勝。
トータルも120ポイントを超え、決勝進出を確実なものにしました。

 

 

川上を追いかける形になっていた藤居は、3回戦オーラスに満貫をツモアガリ3着に浮上。
川上との差を最終戦着順勝負のところまで詰めると

 

 

最終戦は藤居が満貫をアガってトップ目に立った次局

 

 

ライバル川上から5,800を直撃してリードを拡大。

 

 

ここまで苦しかった関口にも遅まきながら手が入り始めましたが、

 

 

最後の親番を藤居に流され、反撃もここまで。

 

 

オーラス親番で2,600オール

 

 

足止めペンカン三筒リーチで連荘と粘る川上でしたが
 

 

最後まで戦いきった廣岡にトドメを刺されて試合終了。

 

(1位通過・廣岡璃奈)

 

(2位通過・藤居冴加)

<桜蕾戦ベスト8A卓成績>
廣岡+118.2P 藤居▲8.5P 川上▲39.2P 関口▲70.5P

(文:越野智紀)

第3期若獅子戦ベスト8A卓レポート

第3期若獅子戦ベスト8A卓レポート

ベスト8A卓に出場した選手は

 

 

佐藤孝行・村上玲央・櫻井勇馬・砂子直信の4名。

1回戦でトップを取った佐藤は2回戦東3局の親番で

 

 

中暗刻高め三暗刻の変則3メン待ちでヤミテンを選択すると

 

 

狙いどおりの変化を見せて

 

 

2戦目にして決勝進出を決定づける16,000オールのアガリが飛び出しました。

佐藤が一撃で3回分のトップを奪って大きく離れていく中、連続2着で凌いでいた村上。
残る1枠を争う砂子・櫻井の2軒リーチに対して、ここは勝負所と仕掛けていき

 

 

南発ホンイツで8,000のアガリ。
勝負所を制した村上が2人をかわして3回戦でトップを取り、佐藤・村上が大きくリードして迎えた最終戦は

 

 

村上が終盤にドラの五筒を勝負し、それを仕掛けた親の櫻井から余った六筒白発ホンイツの満貫を直撃して勝負あり。

 

 

(1位通過・村上玲央)

 

 

(2位通過・佐藤孝行)

<若獅子戦ベスト8A卓成績>
村上+45.0P 佐藤+43.2P 砂子▲39.7P 櫻井▲48.5P

(文:越野智紀)

第3期桜蕾戦ベスト16D卓レポート

【第3期桜蕾戦 ベスト16D卓 花宮海咲・関口智恵が勝ち上がり】

 

 

第3期桜蕾戦ベスト16最後の1戦。D卓の出場選手はこちらの4名。

 

 

一発裏ドラありのWRCルールで4回戦を行い、上位2名がベスト8進出。

1回戦東1局1本場。親番花宮が三索六索リーチ。

 

 

ソウズのホンイツテンパイの松田から一発で三索が出て裏ドラも乗り、花宮12,300のアガリ。
1回戦は花宮トップ、香野が浮きの2着で終了。

2回戦東2局。松田が客風の南ポンから。遠い仕掛けではあったがピンズに寄せて花宮から7,700の直撃に成功。

 

 

その花宮が親番で三万六筒のシャンポンリーチ。打点は申し分ないが、待ちはかなり苦しい形。

 

 

ここに関口が三筒六筒待ちで追いつく。三色変化、ドラ引きでのスライド、先制リーチに三筒が現物とヤミテンにしそうな局面。しかし関口は1回戦ラススタート、さらに一発裏ドラがあるWRCルールなのも後押しとなったか、追っかけリーチを選択。結果は関口にとって最悪で、ドラの三万を掴んで12,300(+1,000)の放銃となってしまう。

トップ目に立った花宮は東4局3本場にリーチツモドラ裏3の跳満ツモで60,000点オーバー。

 

 

花宮が独走態勢に入り、2回戦半ばにして残り1枠のムードが漂う。南2局、親番松田がツモリ三暗刻の六索九筒リーチ。

 

 

同巡香野が七対子テンパイ。九索は現物だが、強気の選択で六索切り追っかけリーチに踏み切り、一発で9,600放銃。

松田有利な点棒で2回戦オーラスを迎えるが、親番香野が強烈な反撃に出る。ドラの発単騎リーチを打つと、一発ツモ裏2で8,100オール。香野が1回のアガリで浮き2着まで回復し、1回戦と同じ着順で2回戦が終了。

 

 

3回戦は関口の逆襲開始。南1局の親番で三筒六筒リーチ。香野から一発で出て裏1。12,000をアガると、南2局には2,000・4,000のツモアガリ。
トータル2番手まで約20ポイント差まで詰め寄る。

 

 

しかし3回戦の主役も花宮。オーラスにリーチタンヤオピンフツモイーペーコードラドラ、6,000オールのツモアガリで3連勝を決めた。

 

 

花宮は当確。松田と香野は0.3ポイント差なので着順勝負。関口は40ポイント弱の差なので十分圏内だが、松田と香野の両方を交わさなくてはいけない条件付き。

東3局。香野の先制リーチを受けながらも親番松田がドラの”白”ポンで追いつき、花宮から12,000のアガリ。このリードを保ったままオーラスへ。

 

 

オーラス親番は関口。
香野の条件は跳満ツモ、松田から満貫、花宮と関口からは倍満。

 

 

親番の関口
0本場 松田から2,000
1本場 4,100オール
2本場 4,200オール
と3連続アガリでトータル2番手に。

 

 

3本場。ノーテンOKまで点差を広げた関口が、花宮に1,000は1,900の放銃で2番手をキープ。以上で全対局が終了。

 

 

第3期桜蕾戦ベスト16D卓からは
花宮海咲
関口智恵
の2名が勝ち上がりとなった。

 

 

ベスト8A卓は2022/3/28(月)16:00

 

ベスト8B卓は2022/3/29(火)16:00

 

こちらもお楽しみに!

(文・吾妻さおり)

第2期鸞和戦予選③レポート

ベスト16メンバーが確定!

2022年3月27日(日)、第2期鸞和戦(らんわせん)1次予選、2次予選の3回目(最終日)が開催された。

 

 

 

1次予選は今回も全2会場で行われ、各会場卓数分の人数+αが2次予選に勝ち上がることが出来る。
2次予選からは勝ち上がった25名の選手が巣鴨会場に集合。これにシード選手7名を加えた32名で3回戦を行い、上位半数が4回戦に進むことが出来る。4回戦終了時1位はベスト16へジャンプアップ。2位〜9位の選手で2回戦のトーナメントを行い、4名がベスト16へ進出となる。
今回のシード選手は以下の通り。

 

 

 

現鸞和 魚谷侑未
前回決勝進出 柴田良和
A1リーグ 西川淳
A2リーグ 客野直
A2リーグ 古橋崇志
A2リーグ ダンプ大橋
A2リーグ 井出康平

当日は午前11時から一次予選が行われ、以下の選手が通過。

 

 

 

2次予選は16時から開始され、古本が1回戦四暗刻単騎をアガリ8万点超えのトップ。リードを活かし、4回戦終了時+73.3Pでトータル1位。ベスト16へジャンプアップを果たした。

 

 

トーナメント戦は以下組み合わせでの対局となった。

1卓
田村良介
阿部謙一
中島寛基
山脇千文美

 

結果
中島+18.4P
田村+17.2P
阿部▲5.3P
山脇▲30.3P

通過=中島・田村

 

 

2卓
蒼井ゆりか
西川淳
山中翼
柴田吉和 

 

結果
西川+42.5P
蒼井+22.3P
山中▲22.5P
柴田▲42.3P

通過=西川・蒼井

 

 

ベスト16のメンバーは以下の通り。

佐々木寿人(現鳳凰位シード)
大鹿糠文也
北條恵美
桶本篤史
會田亮介
内川幸太郎
真鍋明広
立田祥平
和久津晶
吉野敦志
水野孝一
古本和宏
西川淳
中島寛貴
田村良介
蒼井ゆりか

第2期鸞和は一体誰になるのか、放送をお楽しみに!

(文・浜野太陽)

第3期桜蕾戦ベスト16C卓レポート

川上・桜木が勝ち上がり!

3月21日、第3期桜蕾戦ベスト16C卓が放送された。
対局者は岡田紗佳、桜木里咲、川上玲、夏目翠。

 

 

1回戦東1局、川上がカン二索の先制リーチ。

 

 

主導権を握りにいくが…その実績から解説の柴田吉和も「優勝候補」と目する岡田が、盤石の形で追いかけリーチ。裏1枚の8,000を打ち取る。

 

 

放銃に回ってしまった川上であったが、アガリを重ねて岡田の後方につけると、オーラスに満貫のアガリで逆転トップに。

 

 

さらに川上は高打点こそないものの、続く2回戦で桜木のホンロー七対子ドラドラをかわす2,600。

 

 

 

アガリの多さで他者のチャンスを潰し、2連勝で通過濃厚な位置に。
一方、初戦4着の桜木は悔しい放銃となったが、オーラスにチンイツの12,000を夏目から直撃。

 

 

川上以外の3者で、もう1つの椅子を争う格好となった。

3回戦はリーチ一発ドラの5,200をアガった夏目がトップ。

 

 

この手に放銃となった桜木も南3局、リーチ一発ツモピンフの1,300・2,600で2着につけ、岡田を突き放して最終戦へ。

 

 

東2局1本場、桜木がリーチ一発ツモドラの2,000・4,000。

 

 

これで夏目に並びかけると、南3局に決定打。

 

 

リーチの現物待ちの9,600を川上からアガリ、夏目に大きな条件を突きつけた。

オーラス、夏目は裏ドラが乗れば通過という七対子のリーチを岡田からアガるも、乗せることはできず。

 

 

ベスト16C卓通過は川上・桜木。

 

 

全体成績表は画像の通り。

 

 

次回ベスト16D卓は実況は阿久津翔太、解説は和久津晶。次回も是非お楽しみに!

ご視聴はこちらから!

(文・浜野太陽)

第2期鸞和戦予選②レポート

【第2期鸞和戦 3/20予選レポート 】

 

 

鸞和戦は2021年に設立された世代限定のタイトル戦。日本プロ麻雀連盟に所属し、予選初日の段階で男女問わず30歳以上49歳以下のプロだけが出場できる。

予選は3月6日(日)、3月20(日)、3月27日(日)と3日間行われ、1人1回のみのチャレンジとなる。
ルールは連盟公式ルール。

 

 

【3/20 一次予選 システム】

①一次予選3回戦を行い、プラス者(+マイナス者0〜3名)が4回戦へ
②4回戦終了時上位21名が二次予選進出
(錦江荘会場10名・巣鴨会場11名)
③上位21名を除く2会場のポイント上位4名がワイルドカード(WC)で二次予選へ

 

 

一次予選を勝ち上がった選手にシード選手7名を加えて二次予選を行う。

 

 

 

 

【二次予選システム】

①32名で3回戦を行い、上位16名が4回戦へ
②4回戦終了時の1位はベスト16へジャンプアップ
③4回戦終了時の2位〜9位を2卓に分けてトーナメント2回戦
④各卓上位2名がベスト16進出

4回戦終了時1位でベスト16ジャンプアップを決めたのは+79.2ポイントの真鍋明広。

 

 

 

2位〜9位の8名で2回戦のトーナメントが行われた。

 

A卓(写真向かって左から)
和久津晶
厚谷昇汰
小川淳
水野孝一

1回戦は水野がトップ、2着に和久津。2回戦も水野がトップ目を走り当確。残り1枠は激戦となったが、オーラスに和久津がラス抜けのアガリを決めて勝ち上がり。

 

B卓
紺野真太郎
武石絵里
吉野敦志
立田祥平

1回戦は吉野、立田、武石の3人浮き。1人沈みスタートの紺野が2回戦トップを取るも、吉野と立田が浮きをキープしてそのまま勝ち上がり。

 

以上で全対局が終了。
第2期鸞和戦3/20予選②からは
真鍋明広
水野孝一
和久津晶
吉野敦志
立田祥平
の5名がベスト16進出となった。

 

 

(文・吾妻さおり)

第3期桜蕾戦ベスト16B卓レポート

ベスト16B卓に出場した選手は

 

 

内田みこ・木下遥・武田雛歩・廣岡璃奈の4名。

注目の1戦は序盤から手数で圧倒した木下が1回戦でトップ。

 

 

1回戦でラスを引いた武田は2回戦でフリテンリーチを一発でツモり6,000オールと反撃しますが、この回も失速して3着と苦しい1日になりました。
3回戦終わった段階で木下・廣岡・内田がトップを分け合い、全連対の木下がほぼ安泰の状況。
勝ち上がりへのもう1枠を内田・廣岡で争う形になり

 

 

細かくアガって局を進行した内田が廣岡との差を広げていき2番手争いをリードしていましたが

 

 

南2局に3巡目リーチを打つと、これが絵に描いたような落とし穴で

 

 

5巡目に入った木下のヤミテン、タンヤオ・ピンフ・三色に放銃して状況が一変。
廣岡との差が一気に詰まり

 

 

南3局、内田の親番で廣岡が決定的な跳満をツモって勝負あり。
悪夢のようなに2局で内田の手からベスト8 のチケットが溢れ落ちました。

 

 

南4局、役満放銃しても勝ち上がりの親の木下が2フーロして連荘。
いったい何を見せられているのかと思いましたが

「最後オーラス、すみません。どうしてもトップが取りたいと思っちゃって…」

と、大物感溢れるコメント。
これは将来が楽しみな逸材だと予感させました。

 

(1位通過・木下遥)

 

(2位通過・廣岡璃奈)

<桜蕾戦ベスト16B卓成績>
木下+75.7P 廣岡▲1.2P 内田▲23.1P 武田▲52.4P

(文:越野智紀)

第3期桜蕾戦ベスト16A卓レポート

【第3期桜蕾戦 ベスト16A卓は藤居冴加・香月佑海の2名が勝ち上がり】

 

 

3期目となった桜蕾戦。今期は一発裏ドラ有りのWRCルールで行われる。

ベスト16A卓の出場選手はこちらの4名。

 

 

1回戦からWRCルール特有の打撃戦。一発が4回飛び出す。

まずは後藤が一発ツモで4,000オール。

 

 

東3局は親番の藤居が12,900(+1,000)、2,400オールと2局連続で一発のアガリ。

 

 

東4局には再び後藤が一発ツモ、3,000・6,000(+1,000)。

 

 

荒れに荒れた1回戦にトップを取ったのは、南場に満貫、跳満とツモった香月。

 

 

2回戦東2局1本場。藤居がメンホンツモリ四暗刻の発七索待ちリーチ。

 

 

親番の後藤が1シャンテンで発をツモ切り、16,300(+1,000)のアガリ。2回戦は藤居がトップ、香月が2着となり、差が大きく開いた。

後藤と太田は3回戦は何としても浮きたい所。先に反撃が決まったのは太田だった。

 

 

ドラそばのカン七筒リーチを一発ツモ。2,000・4,000のアガリを決める。

東3局3本場には、親番後藤がリーチツモ表1裏1で4,300オール(+1,000)。

 

 

南1局7本場。太田が役なしカン六万待ち。香月から出るがロン出来ず、次巡ツモ切りリーチに出る。

 

 

これに飛び込んでしまったのがトップ目の後藤。裏ドラが3枚乗って8,000は10,100(+1,000)の痛い放銃だったが、何とか2着に踏みとどまった。

最終4回戦は小場で進み、オーラスへ。親番は太田。後藤の条件は役満ツモ、香月から倍満。

 

 

親番太田が2,600オールは2,800オールのツモアガリで連荘。香月とわずか0.2ポイント差まで詰める。

 

 

1本場は太田と香月の2人テンパイで流局。点差は変わらないが、香月がこの半荘の2着目に浮上した事により差は開いた。

 

 

太田が藤居から2,000は3,200(+1,000)のアガリ。

 

 

5本場に香月が東九索リーチをツモって決着。

 

 

第3期桜蕾戦ベスト16A卓は
藤居冴加
香月佑海
の2名が勝ち上がりとなった。

 

 

(文:編集部)

第12期グランプリMAXベスト16C卓レポート

【C卓 魚谷侑未・荒正義がベスト8進出】

 

 

ベスト16C卓の対局者は
荒正義
柴田吉和
魚谷侑未
前田直哉

 

 

1回戦は東1局に九筒単騎の純チャン、12,000を柴田からアガって1人浮きトップ。

 

 

2回戦南2局。柴田がドラドラ七対子、中単騎リーチ。6,000オールを決めて2回戦トップを取る。

 

 

3回戦東2局。親番柴田は発中待ちテンパイを入れていたが、荒と前田が吸収。アガリ牌を止められた柴田がツモ切ったドラの三筒に魚谷がロンの声。

 

 

純チャン三色ドラ、12,000をアガった魚谷が3回戦トップ。

4回戦。南1局親番の荒は一通ドラのペン三筒をヤミテンにし、前田から出て7,700のアガリ。

 

 

ここまで4人が1回ずつトップを取っている。
唯一ラスがない荒が+27.3Pで暫定首位。最終戦で沈まなければほぼ大丈夫な状況。
前田と魚谷は700点差なので着順勝負。
柴田は▲30.0P。トップを取れば十分通過可能なポイント差だが、2人捲らなければいけない。

最終5回戦。東場は小場と流局で進み、魚谷がトップ目で南入。親を落とせない柴田が仕掛けて連荘を狙うが

 

 

魚谷のタンヤオピンフドラドラ、7,700は9,200(+3,000)に捕まってしまう。大きなリードを得た魚谷が局を回し

 

 

オーラスは荒がアガって決着。

 

 

ベスト16C卓からは
魚谷侑未
荒正義
の2名が勝ち上がりとなった。

 

 
 

 

第12期麻雀グランプリMAXベスト16A卓は
2022/3/19(土) 13:00

本田朋広
吉田直
三浦智博
二階堂瑠美

ご視聴はこちらから!

 

 

(文:編集部)

第10期 JPML WRCリーグ 決勝レポート

【第10期 JPML WRCリーグ 決勝 優勝は渡辺英梧に決定】

 

100

 

今期WRCリーグの決勝進出者は以下の4名。

佐々木寿人
渡辺英梧
黒木真生
原佑典

 

100

 

1回戦開始から4局連続で満貫が飛び交う激戦。トップ目に立っていた渡辺が南場の親番で五索八索リーチ。

 

100

 

メンピン一発ツモ裏2で6,100オール。渡辺が1回戦大きなトップを取る。

2回戦は黒木が東2局の親番で4,200オールのツモアガリ。

 

100

 

オーラスは佐々木、原、渡辺の3軒リーチ。親番原が渡辺からリーチ裏の4,800(+2,000)のアガリで連荘。

 

100

 

2本場では佐々木が渡辺から8,600のアガリで2着に浮上し、2回戦が終了。

 

100

 

3回戦。東3局に親番の渡辺がリーチ一発ツモ白裏で4,200オール(+2,000)でリードするも

 

100

 

東3局4本場では原が渡辺との2軒リーチに勝ち、8,000は9,200(+2,000)の直撃。

 

100

 

しかし3回戦の主役は黒木だった。南1局はリーチ一発イーペーコードラ、8,000(+1,000)を佐々木からアガると

 

100

 

親番では白トイトイドラ3の18,000(+1,000)のアガリ。連勝を決めてトータル首位で最終戦を迎えた。

大きなビハインドを背負った佐々木が東2局に勝負をかける。親番原のリーチ宣言牌西をロンせず。

 

100

 

佐々木もドラが山越しで出て来るとは思っていないが、黒木と渡辺がノーダメージのアガリで局を進めないための見逃し。結果は原と佐々木の2人テンパイで流局。

何とか東場のうちに土台を作りたい佐々木だったが、渡辺のリーチに真っ向勝負し、一発で8,300(+1,000)の放銃。

 

100

 

東4局、すでに渡辺にかわされて追う立場となっている黒木の親番。ダブ東中のシャンポンリーチで先手を取るが、トータル3番手の原が超勝負手の追っかけリーチ。

 

100

 

メンタンツモ三色ドラ3、4,000・8,000(+1,000)のツモアガリ。この親被りで黒木もかなり厳しくなった。

最終戦オーラス1本場。親番黒木のテンパイ打牌六万に渡辺がロン。

 

100

 

第10期JPML WRCリーグ優勝は渡辺英梧に決定した。

 

100

 

100

(文:編集部)