プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!

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久しぶりに私、「真の」Mr.Xが帰ってきた。
読者の方は薄々感づいていたかもしれないが、Mr.Xは複数人存在しているのだ。
「最近連盟Weeklyが、いまいちピリッとしないから、久しぶりにお願いします」
どうしてもというなら重い腰を上げようではないか..
 
 
【第35期プロリーグ開幕】
 
 
34期鳳凰位決定戦、麻雀GPMAXは、
前原雄大の連続優勝で幕を閉じた。
そして息をつく暇もなく、第35期がスタート!
第35期プロリーグ

A1 A2 B1・B2 C1・C2・C3 D1・D2・D3 E

今期からすずめクレイジーこと「石川遼」が参戦!
 

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そして、D3には沖ヒカルさん、内藤正樹さんという、各方面で有名な選手も参戦し、さらに熱いリーグ戦となった。
 

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【そんな中】
 
 
前期B1に降級となった白鳥翔が好スタートを切った。
 

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「ザ・前髪」こと佐々木寿人をリスペクトして、わざと前髪を失敗してきたことが功を奏したようだ。
 
 
【新グッズ】
 
 
ガラT、スマホケースなど、物販に走る麻雀プロは跡を絶たないが、今期の勢いに乗じて、白鳥グッズも販売してはいかがだろうか?
 

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これは、白鳥が大好きな供託リーチ棒をキーホルダーにしたものだ。
ほら、私のスマホにもぴったり!
定価1000円で、供託が千点増える毎に+500円となる。上の画像は2500円(税抜き)

 

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仮にこちらでキーホルダーを作成した場合は18000円(税抜き)となります。
 
 
【第3期 Lady’s麻雀グランプリ ~CLIMAX~ 】
 
 
日本プロ麻雀連盟×エンタメ~テレPresents第三弾!女流プロ雀士のみで行われる真剣勝負の麻雀リーグ戦!!遂にCLIMAX開幕!栄えあるグランプリレディは誰の手に!
16名の女流プロ雀士のみで行われる1年間にわたる長期リーグ戦、第3期!
前期リーグ、後期リーグそれぞれ8名に分かれ予選を戦い、各リーグ上位の6名が決勝の舞台“CLIMAX”へ進むことができる。
また各リーグの下位1名には、次期「Lady’s麻雀グランプリ」の出場権を失うなどの過酷なルールが待ちうける。それだけに真剣度合いも最高潮のガチ勝負!他の麻雀番組ではあまり見せない表情!?も見どころのひとつ!麻雀ファン必見の番組!
 

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勝ちの喜びがあれば、負ける痛みもあるのが勝負というもの。
真剣勝負を制するのは誰だ!?
 
 
【GUKEI】
 
 
あまり上品な表現ではないが、昨年度は連盟の若手がどんどんと、タイトルをかっさらってきた。
齋藤GがRMUクラウンを。
 

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魚谷U未が日本オープンを。
 

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奈良K純がBIG1カップを。
 

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若手の実力者が少ないと不安視される中、頼もしい限りである。
後は、こいつとこいつがなんか獲得してくれば、完成だ。
 

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Eび原

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I出

 
 

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愚形上等!
 
 
【やり過ぎは禁物】
 
 
かみ過ぎ
 

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休む暇もなく練習しているが、どうしても噛んでしまう。もはや、わざと噛んでる時もありそうだ。
 
 
髭伸びすぎ
 

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この人が出てくるとワクワク感が促されるよね「誰だ!?」
 
 
エアロバイク漕ぎすぎ
 

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麻雀プロは体力も大事だけど、すげえタイトルの配信だなぁ..
 
 
背高過ぎ
 

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180~何センチ?
背ぇ高!
 
 
感極まり過ぎ
 

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やはり質の良い勝負は感動を呼ぶ。本人が一番感動している。
 
 
良く寝すぎ
 

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毎日お仕事お疲れさん。

第31期中部プロリーグ 第2節レポート

Aリーグ:小野雅峻

冬の厳しい寒さが過ぎ去り、昼間の陽気が心地よくなってくる3月、第31期中部プロリーグ第2節が行われた。
中部のAリーグは今期より全10節の長丁場となった。40半荘のリーグ戦という形式での対局、Aリーグの選手たちはどのような考えを持ってこの序盤戦を闘っていくのだろうか。

前節まで、もしくはその日の1回戦目の結果などは全く考慮せず1半荘1半荘を区切りながら、という考え方もあれば、前節の結果を受けて序盤戦からマークする相手を決めたり、現状の自分のポイントを意識しながら闘う、という打ち手もいるだろう。もしあなたがそのような状況で対局をすることになったらどのような闘い方をしますか?

私は少なくとも半分の20半荘が終わるまでは対局相手や前節の結果などは考えず、常にプラマイ0を想定して対局に臨むようにしています。ポイントを持っているから普段は押す手牌でオリてしまう、負けを取り戻さないといけないから前のめりな打牌選択になってしまう。このようなことってやっぱりマイナスにつながることが多い気がするのです。ということで私はリーグ戦ではそのような意識で闘うことにしています。もちろんどのような考えをしてもいいと思います。重要なのは“考えを持って対局に臨む”ということですので。

さて、それでは今節の結果に触れていこう。

1卓 古川・日下・朝岡・都築
日下が前節のマイナスを取り戻そうと前半で大きくプラスするが、古川がそれに待ったをかけ、ポイントを取り戻すことが出来ず。

2卓 寺戸・山本(拓)・土岐・加藤
こちらも山本(拓)が3回戦まで順調にポイントを増やしたが、4回戦目で1人沈みの4着を引かされあまりポイントを伸ばすことが出来ず。

3卓 三戸・森下・林・伊藤
伊藤が1、2回戦と辛い展開から大きくマイナスしたが、後半をしっかりとプラスとし被害を最小限で抑えた。

4卓 杉村・清水・小野・掛水
杉村が丁寧な手作りからのアガリでしっかりとポイントを重ねていたが、4回戦でリーチ対決での放銃から4着となりプラスに出来ず、という結果になった。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 小野 雅峻 73.1 32.5 105.6
2 土岐 雄太 17.8 21.3 39.1
3 林 俊宏 13.3 11.7 25.0
4 古川 孝次 ▲ 2.0 26.3 24.3
5 寺戸 孝志 35.7 ▲ 18.6 17.1
6 森下 剛任 ▲ 7.4 18.6 11.2
7 三戸 亮祐 5.4 3.3 8.7
8 朝岡 祐 22.1 ▲ 27.1 ▲ 5.0
9 都築 友和 ▲ 14.2 5.8 ▲ 8.4
10 加藤 泰史 16.2 ▲ 25.5 ▲ 9.3
11 掛水 洋徳 ▲ 8.9 ▲ 3.5 ▲ 12.4
12 伊藤 鉄也 15.6 ▲ 33.6 ▲ 18.0
13 杉村 泰治 ▲ 30.9 ▲ 3.5 ▲ 34.4
14 清水 哲也 ▲ 9.0 ▲ 25.5 ▲ 34.5
15 日下 健司 ▲ 40.1 ▲ 5.0 ▲ 45.1
16 山本 拓哉 ▲ 86.7 19.8 ▲ 66.9

 

Bリーグ:安藤大貴

麻雀に関して安全に攻める事は可能なのか。
100%安全に攻める事はできないのではないだろうか、攻撃する以上そこにはリスクが伴ってくる、至極当然の事だ。
では動かざること山の如し、とは安全に反撃のチャンスを伺うのではなく、反撃できる時を待ち、時がきたら怒涛の猛攻をしなくてはいけないのではないだろうか。
安全を意識しすぎの考えだったのかもしれない。
正直まだ自分のスタイルが確立していない。スタイルの組替をすべく、他の選手の手筋、考え方を聴いていきたいとも思っている。

まず各卓の結果を見ていこう。

5卓、私自身2着、4着、4着、1着。本手のぶつかり合いに惨敗、反撃所を見誤った結果であった。
対局前に、調子の悪い時の考え方を佐藤に問いかけた。「マイナスをいかに少なく留められるか」と答えてくれた。マイナスをするのを受け入れて。その上でいかに軽傷で済ませるかという大事な戦法だ。その佐藤、卓内トップの+23.8Pと上位組に名を上げた。

6卓、1回戦、何も出来ない4着と苦しい金平。立て直しが重要な局面。
2回戦起点になったのはチンイツであった。道中鳴く選択肢はなかったと語ってくれた。
1回戦耐え忍んだ結果だろうか、本手をアガリきった結果だろうか。
暗雲立ち込めるスタートであったが、4回戦終わって▲12.0Pと見事に巻き返した。
高橋+58.0P、現状3位と良いポジションにつけた。

7卓、青山+56.5Pと大きくポイントを叩いてきた、現状1位に躍り出た。
逆に越川▲68.7Pと失点。第1節の貯金を使い切ってしまった。本人自身まだまだ上位を見据えているであろう。

8卓、斎藤+20.5P、終始安定した卓内トップ。来節以降上位陣との対局を控えているが、ポイントを伸ばしていけるか見所である。

残り12半荘、少しでも負債を減らしていきたい。各選手も目標が定まってくるであろう第3節、今後の動向に目が離せない。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 青山 大 0.9 56.5 57.4
2 佐藤あいり 24.1 23.8 47.9
3 高橋 侑希 ▲ 17.1 58.0 40.9
4 木村 東平 20.9 18.3 39.2
5 長谷川 弘 29.9 ▲ 3.7 26.2
6 富村 つぐみ 33.1 ▲ 7.0 26.1
7 金平 裕樹 25.0 ▲ 12.0 13.0
8 大西 義則 15.3 ▲ 6.1 9.2
9 中谷 彰吾 7.6 ▲ 3.9 3.7
10 越川 清一 61.4 ▲ 68.7 ▲ 7.3
11 田村 良介 ▲ 16.7 4.7 ▲ 12.0
12 斎藤 寛生 ▲ 47.9 20.5 ▲ 27.4
13 牛尾 信之 ▲ 18.9 ▲ 32.3 ▲ 51.2
14 安藤 大貴 ▲ 33.7 ▲ 32.9 ▲ 66.6
15 村瀬 寛光 ▲ 68.8 ▲ 13.7 ▲ 82.5
16 大橋 幸正 ▲ 66.1 ▲ 21.5 ▲ 87.6

 

Cリーグ:原田知彦

ポイントの制約をまったく受けない第1節とは違い、対局の結果次第で今後の目指す方向性が決まってしまいかねない第2節が行われた。
成績を大きく伸ばしたのは、太田(充)、岡田(智)、大滝であった。皆上位リーグ経験者である。成績表の詳細を確認して共通していたことは、+20P前後の大きいトップを1回は取っているということである。3連勝、4連勝というのはさすがに無かった。連勝というのは実力が拮抗している者同士ではなかなかできるものではないので、状態が良いと感じた半荘は守りに入らず積極的に攻めるなど、適切な押し引きができているということだと思われる。当然のことではあるが、逆に▲20P以上の半荘が無かった。相手の本手に放銃するようなA級のミスが無いということであろう。

私はといえばトップ、ラス、2着、3着の成績であったので特別悪いというわけではなかったが、ラスの半荘が▲31.2Pとかなり大きかったため、トータルでは▲13.1Pになってしまった。要因はといえば、相手の本手に放銃するA級ミスを犯してしまったからである。その内容がこちら。

2回戦(起家から、堤・大高坂・鈴木(基)・原田)

4巡目にマンズの染め手と思われる鈴木から二索が切られ、それを堤がポン。堤というのは軽い仕掛けをしない打ち手という認識であるので、ドラ表示牌とはいえ序盤で仕掛けるということは少なくともドラが2枚はあるタンヤオと読んでいた。
その後、鈴木が1度だけ仕掛けマンズが1枚余っている状況で、私は生牌の白を掴んだ。私はかわし手の三色のみの1,000点をテンパイしており、普通ならオリるところだが、鈴木に打っても5,800点までだと思い、切ったところ堤からロンの声が掛かる。開かれた手がこちら。

三索三索三索五索五索一筒一筒一筒白白  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ロン白  ドラ三索

堤が白の後付けはしないだろうと思っていたが、この形からなら2の仕掛けは当然である。放銃したら高いことは分かっているのだから、押したい理由をいい加減な読みで正当化してしまったA級ミスである。
100局打ってA級ミスを5回する打ち手から、1回で収まるような打ち手になれるよう精進していくしかない。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 鈴木 基芳 55.1 ▲ 8.5 46.6
2 太田 充 ▲ 18.5 57.8 39.3
3 岡田 智和 ▲ 13.8 50.3 36.5
4 杉浦 貴紀 22.4 13.3 35.7
5 大滝 聡 ▲ 2.0 31.5 29.5
6 蓮池 浩太 61.8 ▲ 36.6 25.2
7 大高坂 松城 4.4 18.7 23.1
8 若松 正和 32.3 ▲ 23.4 8.9
9 鈴木 淳 ▲ 2.4 9.7 7.3
10 岡本 丈司 0.2 6.3 6.5
11 堤 文吾 ▲ 11.3 2.9 ▲ 8.4
12 大町 篤志 ▲ 18.2 ▲ 9.8 ▲ 28.0
13 河合 慎悟 1.7 ▲ 30.0 ▲ 28.3
14 太田 峻也 ▲ 6.3 ▲ 29.6 ▲ 35.9
15 原田 知彦 ▲ 55.7 ▲ 13.1 ▲ 68.8
16 花井 香央理 ▲ 50.7 ▲ 41.5 ▲ 92.2

 

Dリーグ(執筆:浅野 文雅)

中部プロリーグ第2節の日、名古屋ウィメンズマラソンが行われ、名古屋には多くの観光客が溢れ、街中がごった返していた。
マラソンに例えるならば、全5節のうちの第2節目は10キロ地点を越えるかというところです。
昇級するには、全5節を終えた時点で14名中上位4名に入ればいいので若干条件は緩い様に感じられますが、当然全員が昇級を目指してくるので後になればなるほど熾烈な戦いになることが予想されます。
気持ち的には、この辺りで先頭集団に加わり一息付きたいといったところです。

ただ、前節では序盤で順調に加点しながらも後半に集中力を欠き、あっけなくマイナスに転落してしまったので、今節は最後まで集中力を切らさずに打ち切り、その上でプラスに転じることが出来ればという目標にしました。
そんな気持ちで挑んだ1回戦目で少しではあったがマイナスしてしまった。

プラスに転じての3回戦目。このまま受けに廻れば1節目の二の舞だと思い、よりいっそう丁寧な麻雀を心がけて打ちました。
無理をせずに丁寧に受け、ただ受け続けるだけでなくわずかなチャンスではしっかりと攻めて物にして、なんとかトップをもぎ取ることが出来ました。
そして4回戦目でもだいぶ気持ちに余裕ができ、丁寧に打ち回しながら順調に加点していき、最終的に2着であったが確かな加点ができた。

終わってみれば+42.9Pと出来すぎな結果で、2節目までのトータルポイントでも+32.0Pとなり、5位まで浮上しました。
まだ2節目が終わったばかりですが、このまま昇級枠に残り続けられるように残り3節も頑張っていきたいと思います。

Dリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 奥 潤次 58.2 70.6 128.8
2 吉川 裕太 11.4 63.8 75.2
3 池沢 麻奈美 0.8 45.9 46.7
4 山本 美文 ▲ 12.1 46.7 34.6
5 浅野 文雅 ▲ 10.9 42.9 32.0
6 鈴木 涼太 ▲ 20.2 46.5 26.3
7 羽川 えりか 17.6 6.9 24.5
8 後藤 咲 11.6 ▲ 8.2 3.4
9 鈴木 雄介 45.3 ▲ 54.4 ▲ 9.1
10 近藤 美香 14.2 ▲ 33.8 ▲ 19.6
11 加来 千香子 ▲ 3.3 ▲ 31.9 ▲ 35.2
12 日高 志穂 ▲ 56.4 ▲ 16.3 ▲ 72.7
13 家田 みゆき ▲ 31.9 ▲ 52.5 ▲ 84.4
14 鷲津 槙一 ▲ 24.3 ▲ 127.2 ▲ 151.5

中部プロリーグ レポート/第31期中部プロリーグ 第2節レポート

Aリーグ:小野雅峻
冬の厳しい寒さが過ぎ去り、昼間の陽気が心地よくなってくる3月、第31期中部プロリーグ第2節が行われた。
中部のAリーグは今期より全10節の長丁場となった。40半荘のリーグ戦という形式での対局、Aリーグの選手たちはどのような考えを持ってこの序盤戦を闘っていくのだろうか。
前節まで、もしくはその日の1回戦目の結果などは全く考慮せず1半荘1半荘を区切りながら、という考え方もあれば、前節の結果を受けて序盤戦からマークする相手を決めたり、現状の自分のポイントを意識しながら闘う、という打ち手もいるだろう。もしあなたがそのような状況で対局をすることになったらどのような闘い方をしますか?
私は少なくとも半分の20半荘が終わるまでは対局相手や前節の結果などは考えず、常にプラマイ0を想定して対局に臨むようにしています。ポイントを持っているから普段は押す手牌でオリてしまう、負けを取り戻さないといけないから前のめりな打牌選択になってしまう。このようなことってやっぱりマイナスにつながることが多い気がするのです。ということで私はリーグ戦ではそのような意識で闘うことにしています。もちろんどのような考えをしてもいいと思います。重要なのは“考えを持って対局に臨む”ということですので。
さて、それでは今節の結果に触れていこう。
1卓 古川・日下・朝岡・都築
日下が前節のマイナスを取り戻そうと前半で大きくプラスするが、古川がそれに待ったをかけ、ポイントを取り戻すことが出来ず。
2卓 寺戸・山本(拓)・土岐・加藤
こちらも山本(拓)が3回戦まで順調にポイントを増やしたが、4回戦目で1人沈みの4着を引かされあまりポイントを伸ばすことが出来ず。
3卓 三戸・森下・林・伊藤
伊藤が1、2回戦と辛い展開から大きくマイナスしたが、後半をしっかりとプラスとし被害を最小限で抑えた。
4卓 杉村・清水・小野・掛水
杉村が丁寧な手作りからのアガリでしっかりとポイントを重ねていたが、4回戦でリーチ対決での放銃から4着となりプラスに出来ず、という結果になった。
Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 小野 雅峻 73.1 32.5 105.6
2 土岐 雄太 17.8 21.3 39.1
3 林 俊宏 13.3 11.7 25.0
4 古川 孝次 ▲ 2.0 26.3 24.3
5 寺戸 孝志 35.7 ▲ 18.6 17.1
6 森下 剛任 ▲ 7.4 18.6 11.2
7 三戸 亮祐 5.4 3.3 8.7
8 朝岡 祐 22.1 ▲ 27.1 ▲ 5.0
9 都築 友和 ▲ 14.2 5.8 ▲ 8.4
10 加藤 泰史 16.2 ▲ 25.5 ▲ 9.3
11 掛水 洋徳 ▲ 8.9 ▲ 3.5 ▲ 12.4
12 伊藤 鉄也 15.6 ▲ 33.6 ▲ 18.0
13 杉村 泰治 ▲ 30.9 ▲ 3.5 ▲ 34.4
14 清水 哲也 ▲ 9.0 ▲ 25.5 ▲ 34.5
15 日下 健司 ▲ 40.1 ▲ 5.0 ▲ 45.1
16 山本 拓哉 ▲ 86.7 19.8 ▲ 66.9

 
Bリーグ:安藤大貴
麻雀に関して安全に攻める事は可能なのか。
100%安全に攻める事はできないのではないだろうか、攻撃する以上そこにはリスクが伴ってくる、至極当然の事だ。
では動かざること山の如し、とは安全に反撃のチャンスを伺うのではなく、反撃できる時を待ち、時がきたら怒涛の猛攻をしなくてはいけないのではないだろうか。
安全を意識しすぎの考えだったのかもしれない。
正直まだ自分のスタイルが確立していない。スタイルの組替をすべく、他の選手の手筋、考え方を聴いていきたいとも思っている。
まず各卓の結果を見ていこう。
5卓、私自身2着、4着、4着、1着。本手のぶつかり合いに惨敗、反撃所を見誤った結果であった。
対局前に、調子の悪い時の考え方を佐藤に問いかけた。「マイナスをいかに少なく留められるか」と答えてくれた。マイナスをするのを受け入れて。その上でいかに軽傷で済ませるかという大事な戦法だ。その佐藤、卓内トップの+23.8Pと上位組に名を上げた。
6卓、1回戦、何も出来ない4着と苦しい金平。立て直しが重要な局面。
2回戦起点になったのはチンイツであった。道中鳴く選択肢はなかったと語ってくれた。
1回戦耐え忍んだ結果だろうか、本手をアガリきった結果だろうか。
暗雲立ち込めるスタートであったが、4回戦終わって▲12.0Pと見事に巻き返した。
高橋+58.0P、現状3位と良いポジションにつけた。
7卓、青山+56.5Pと大きくポイントを叩いてきた、現状1位に躍り出た。
逆に越川▲68.7Pと失点。第1節の貯金を使い切ってしまった。本人自身まだまだ上位を見据えているであろう。
8卓、斎藤+20.5P、終始安定した卓内トップ。来節以降上位陣との対局を控えているが、ポイントを伸ばしていけるか見所である。
残り12半荘、少しでも負債を減らしていきたい。各選手も目標が定まってくるであろう第3節、今後の動向に目が離せない。
Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 青山 大 0.9 56.5 57.4
2 佐藤あいり 24.1 23.8 47.9
3 高橋 侑希 ▲ 17.1 58.0 40.9
4 木村 東平 20.9 18.3 39.2
5 長谷川 弘 29.9 ▲ 3.7 26.2
6 富村 つぐみ 33.1 ▲ 7.0 26.1
7 金平 裕樹 25.0 ▲ 12.0 13.0
8 大西 義則 15.3 ▲ 6.1 9.2
9 中谷 彰吾 7.6 ▲ 3.9 3.7
10 越川 清一 61.4 ▲ 68.7 ▲ 7.3
11 田村 良介 ▲ 16.7 4.7 ▲ 12.0
12 斎藤 寛生 ▲ 47.9 20.5 ▲ 27.4
13 牛尾 信之 ▲ 18.9 ▲ 32.3 ▲ 51.2
14 安藤 大貴 ▲ 33.7 ▲ 32.9 ▲ 66.6
15 村瀬 寛光 ▲ 68.8 ▲ 13.7 ▲ 82.5
16 大橋 幸正 ▲ 66.1 ▲ 21.5 ▲ 87.6

 
Cリーグ:原田知彦
ポイントの制約をまったく受けない第1節とは違い、対局の結果次第で今後の目指す方向性が決まってしまいかねない第2節が行われた。
成績を大きく伸ばしたのは、太田(充)、岡田(智)、大滝であった。皆上位リーグ経験者である。成績表の詳細を確認して共通していたことは、+20P前後の大きいトップを1回は取っているということである。3連勝、4連勝というのはさすがに無かった。連勝というのは実力が拮抗している者同士ではなかなかできるものではないので、状態が良いと感じた半荘は守りに入らず積極的に攻めるなど、適切な押し引きができているということだと思われる。当然のことではあるが、逆に▲20P以上の半荘が無かった。相手の本手に放銃するようなA級のミスが無いということであろう。
私はといえばトップ、ラス、2着、3着の成績であったので特別悪いというわけではなかったが、ラスの半荘が▲31.2Pとかなり大きかったため、トータルでは▲13.1Pになってしまった。要因はといえば、相手の本手に放銃するA級ミスを犯してしまったからである。その内容がこちら。
2回戦(起家から、堤・大高坂・鈴木(基)・原田)
4巡目にマンズの染め手と思われる鈴木から二索が切られ、それを堤がポン。堤というのは軽い仕掛けをしない打ち手という認識であるので、ドラ表示牌とはいえ序盤で仕掛けるということは少なくともドラが2枚はあるタンヤオと読んでいた。
その後、鈴木が1度だけ仕掛けマンズが1枚余っている状況で、私は生牌の白を掴んだ。私はかわし手の三色のみの1,000点をテンパイしており、普通ならオリるところだが、鈴木に打っても5,800点までだと思い、切ったところ堤からロンの声が掛かる。開かれた手がこちら。
三索三索三索五索五索一筒一筒一筒白白  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ロン白  ドラ三索
堤が白の後付けはしないだろうと思っていたが、この形からなら2の仕掛けは当然である。放銃したら高いことは分かっているのだから、押したい理由をいい加減な読みで正当化してしまったA級ミスである。
100局打ってA級ミスを5回する打ち手から、1回で収まるような打ち手になれるよう精進していくしかない。
Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 鈴木 基芳 55.1 ▲ 8.5 46.6
2 太田 充 ▲ 18.5 57.8 39.3
3 岡田 智和 ▲ 13.8 50.3 36.5
4 杉浦 貴紀 22.4 13.3 35.7
5 大滝 聡 ▲ 2.0 31.5 29.5
6 蓮池 浩太 61.8 ▲ 36.6 25.2
7 大高坂 松城 4.4 18.7 23.1
8 若松 正和 32.3 ▲ 23.4 8.9
9 鈴木 淳 ▲ 2.4 9.7 7.3
10 岡本 丈司 0.2 6.3 6.5
11 堤 文吾 ▲ 11.3 2.9 ▲ 8.4
12 大町 篤志 ▲ 18.2 ▲ 9.8 ▲ 28.0
13 河合 慎悟 1.7 ▲ 30.0 ▲ 28.3
14 太田 峻也 ▲ 6.3 ▲ 29.6 ▲ 35.9
15 原田 知彦 ▲ 55.7 ▲ 13.1 ▲ 68.8
16 花井 香央理 ▲ 50.7 ▲ 41.5 ▲ 92.2

 
Dリーグ(執筆:浅野 文雅)
中部プロリーグ第2節の日、名古屋ウィメンズマラソンが行われ、名古屋には多くの観光客が溢れ、街中がごった返していた。
マラソンに例えるならば、全5節のうちの第2節目は10キロ地点を越えるかというところです。
昇級するには、全5節を終えた時点で14名中上位4名に入ればいいので若干条件は緩い様に感じられますが、当然全員が昇級を目指してくるので後になればなるほど熾烈な戦いになることが予想されます。
気持ち的には、この辺りで先頭集団に加わり一息付きたいといったところです。
ただ、前節では序盤で順調に加点しながらも後半に集中力を欠き、あっけなくマイナスに転落してしまったので、今節は最後まで集中力を切らさずに打ち切り、その上でプラスに転じることが出来ればという目標にしました。
そんな気持ちで挑んだ1回戦目で少しではあったがマイナスしてしまった。
プラスに転じての3回戦目。このまま受けに廻れば1節目の二の舞だと思い、よりいっそう丁寧な麻雀を心がけて打ちました。
無理をせずに丁寧に受け、ただ受け続けるだけでなくわずかなチャンスではしっかりと攻めて物にして、なんとかトップをもぎ取ることが出来ました。
そして4回戦目でもだいぶ気持ちに余裕ができ、丁寧に打ち回しながら順調に加点していき、最終的に2着であったが確かな加点ができた。
終わってみれば+42.9Pと出来すぎな結果で、2節目までのトータルポイントでも+32.0Pとなり、5位まで浮上しました。
まだ2節目が終わったばかりですが、このまま昇級枠に残り続けられるように残り3節も頑張っていきたいと思います。
Dリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 奥 潤次 58.2 70.6 128.8
2 吉川 裕太 11.4 63.8 75.2
3 池沢 麻奈美 0.8 45.9 46.7
4 山本 美文 ▲ 12.1 46.7 34.6
5 浅野 文雅 ▲ 10.9 42.9 32.0
6 鈴木 涼太 ▲ 20.2 46.5 26.3
7 羽川 えりか 17.6 6.9 24.5
8 後藤 咲 11.6 ▲ 8.2 3.4
9 鈴木 雄介 45.3 ▲ 54.4 ▲ 9.1
10 近藤 美香 14.2 ▲ 33.8 ▲ 19.6
11 加来 千香子 ▲ 3.3 ▲ 31.9 ▲ 35.2
12 日高 志穂 ▲ 56.4 ▲ 16.3 ▲ 72.7
13 家田 みゆき ▲ 31.9 ▲ 52.5 ▲ 84.4
14 鷲津 槙一 ▲ 24.3 ▲ 127.2 ▲ 151.5

上級/第130回『練習方法』 沢崎 誠

100
 
A 一万四万五万一索三索五索五索八索二筒四筒九筒中中 
 
この五索に動きますか?
a 鳴きたくないが動く
b ちょっと迷うが動く
c 迷わず動く
d その他
雀風の個性溢れる打ち手はたくさん見ますが、天才と感じる打ち手は見た事がありません。それは麻雀というゲームには必要とする技術が多く、また運という要素が絡んで複雑過ぎる点にあると思います。
僕が麻雀を覚えたのが20才前後で、日本プロ麻雀連盟に入ったのは30才近く。メチャクチャ下手でしたが・・ボコボコ放銃しても常に配牌は良いしツモも良い!ですから要らない牌は山のように切りました。ツキだけは一流でした。以前お話しましたが麻雀の勉強というか練習を始めたのは35才ぐらいからだと思います。その練習方法をお話したいと思います。
この練習をすれば必ず麻雀のレベルアップに繋がります。
 
五索ポンです。(普通は鳴きません)
 
B 一万四万五万一索三索五索五索八索二筒四筒九筒中中  ポン五索  打一万
 
C 四万五万一索三索八索二筒四筒九筒中中  ポン五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ二筒  打九筒
 
D 四万五万一索三索八索二筒二筒四筒中中  ポン五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ五索  加カン  ツモ一索  打八索
 
これからお話しする練習方法は僕が実際に25年間くらい行ってきた事を書きました。最初に行った練習は2ハン縛りだったと思います。それ1つが練習の始まりでした。そうです!自分の麻雀に負荷を掛けて練習します。
その練習は麻雀のスタイルが守備型・攻撃型・バランス型などと異なっていても全く関係ありません。何故なら麻雀を1つ製品と捉えて考えてみました。大きな部品は2つ、守備と攻撃に分かれます。その守備・攻撃にも幾つかの小さな部品があります。その小さな部品を技術と考えました。
ですから練習は小さな部品(技術)を集中的に磨こうと数年経ってから思いつきました。
 
E 四万五万一索一索三索二筒二筒四筒中中  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ二筒  打三索
 
F 四万五万一索一索二筒二筒二筒四筒中中  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ西  打四筒
 
〇東場
1、2ハンしばり。
1、満貫しばり。
1、最終形は全てリーチする。
1、鳴きの禁止
1、役牌の一鳴き禁止。
1、持ち点を目視での確認禁止。
1、棒聴即リーチ!
〇南場
1、リーチ棒で着順の下がるリーチの禁止。
1、オーラスは順位の上がるアガリとする。
最初の練習では量的には少なく始めた方が良いと思います。イメージとしては腹筋練習のような感じでしょうか?最初はそんなに回数も出来ない人が1日1回増やしていくと慣れた頃には100回超えも可能となります。
東場では幾つかありますが、取り敢えずは1つを選んで練習を始めると良いでしょう。南場では自由に打つ事も大事ですから・・課題は少なくてよいと思います。練習ですから・・勝ち負けは関係有りません。
目先にある麻雀を楽しむ事も素敵ですが、もっと強くなりたい・上手になりたいと考えているのならば、小さな部品を磨く事をお勧めします。
自分のスタイルには無い課題も有ると思います。守備型の人はリーチに対して向かっていくのは大変な事だと思います。攻撃系の人は放銃してはいけない課題も窮屈と思います。相反する型の練習は自分の思考の門を開いて違和感のあるウイルスを受け入れるように感じます。大変な事ですが、出来たならそこには異なる世界に居る自分を感じるはずです。1つ出来ればそれ以後はもう少し楽になるでしょう。
 
G 四万五万一索一索二筒二筒二筒西中中  明カン二筒  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き ツモ切りツモ切り
 
◎ 半荘
1、鳴きの禁止。
1、字牌鳴きの禁止。
1、親番は連荘優先とする。
1、手牌1シャンテン・オリの禁止。
1、手牌2シャンテン・オリの禁止。
1、基本、手役はタンヤオとする。
1、基本、手役はピンフとする。
1、高打点を目指す手作り。
1、5,200縛り
1.4ハン縛り
 
H 四万五万一索一索西中中  明カン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ一索  打西
 
リーチが2件入る。
◎  4・5回戦(1日)
1、放銃禁止
1、リーチに対してオリの禁止
1、リーチの禁止
1、ヤミテンの禁止
1、下家のチンイツ・ホンイツに2フーロ目の打牌禁止
1、鳴きのチンイツ・ホンイツに放銃禁止。
1、手牌1シャンテン・オリの禁止。
1、手牌2シャンテン・オリの禁止。
1、基本、手役はタンヤオとする。
1、基本、手役はピンフとする。
1、次局のアガリ者を予想する。
1、鳴きはテンパイとする。
1、親番の維持(形式テンパイ)
1、全局、面前で打つ(鳴きの禁止)
1、上家の打牌に止まったら・・鳴く。
 
I 四万五万一索一索一索中中  明カン一索  明カン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き ツモ切りツモ切り
 
ようやく役が出来る(三カンツ)
◎  1週間
1、摸打のスピードアップ、長考の禁止。
1、放銃禁止
1、オリの禁止
1、先制リーチに対し、1シャンテンは攻め返す。
1、先制リーチに対し、2シャンテンは攻め返す。
1、リーチの待ち読みの禁止
1、基本、手役はタンヤオとする。
1、基本、手役はピンフとする。
 
J 四万五万中中  明カン一索 上向き一索 上向き一索 上向き一索 上向き  明カン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ中  打四万
 
◎ 一ヶ月
1、摸打のスピードアップ、長考の禁止。
 (ツモから打牌の間でなく、打牌からツモの間でたくさん考える)
1、リーチに対し、1シャンテンは全ツッパ!!
 (不要牌は全て切る)
1、2ハンしばり。
(リーチツモ〇 リーチドラ×)
1、手役の高め追及。
 
K 五万中中中  明カン一索 上向き一索 上向き一索 上向き一索 上向き  明カン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ中  暗カン  ツモ八筒 ツモ切りツモ切り
 
◎ 1年間
1、もろ引掛けリーチの禁止
1、放銃をしない。
1、鳴きは基本1フーロまでとする。
1、フーロ1回は3ハン・2回で4ハン・3回は6ハンを基本とする。
 
L 五万  暗カン牌の背中中牌の背  明カン一索 上向き一索 上向き一索 上向き一索 上向き  明カン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  加カン五索 上向き五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ツモ五万
 
もう20年近く前の事ですから正確には覚えていませんが、配牌時にトイツ2組だけだったのは覚えています。
この四槓子 「鳴きはポンで入る」このテーマの時期でした。練習で偶然に生まれた役満に思います。
日時の単位で同じ課題もあります。最初は軽めの練習から入り、次第に自分に合う単位で行うと良いでしょう。
麻雀に天才は居ない!練習で自分の殻を開いて進化するあなたを信じて・・僕の上級講座をラストにさせて頂きます。
長期間お付き合い頂きましてありがとうございました。
最後は僕の好きな言葉で・・
麻雀は楽しく打つべし!!

何を切る?fromロン2 2018年4月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答を、グラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。

問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介

ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東1局南家

 

プロ

一索切り・・・11人
二索切り・・・8人
二筒切り・・・7人
六万切り・・・2人
七筒切り・・・2人
五索切り・・・1人
四筒切り・・・1人

 

 

ロン2ユーザー

一索切り・・・38.5%
二索切り・・・37.5%
二筒切り・・・10.4%
六万切り・・・4.2%
四筒切り・・・3.1%
七筒切り・・・3.1%
四万切り・・・2.1%
七万切り・・・1%

 

 

プロ解答(50音順)

 

一索切り

吾妻さおり
「ターツオーバーなので、タンヤオ確定の一索切り。ドラの四万にくっつけば、234・345の三色も見る。カンチャン残りのテンパイはリーチしない。」

魚谷侑未
「メンゼンだとアガれなさそうなので、タンヤオで仕掛けます。」

小車祥
「タンヤオにして仕掛けも視野に入れます。トイツが増えれば七対子も考えますが、基本的にはタンヤオドラ1でのメンツ手を目指します。」

上村慎太郎
「ピンフにはなりにくい形。ドラを重ねての七対子の芽は摘んでしまいたくない。」

ダンプ大橋
「ピンフよりはタンヤオを見たいので!」

中村慎吾
「タンヤオを見て一索切りとします。」

奈良圭純
「タンヤオ狙いで。」

西岡慎泰
「満貫を狙ってタンヤオを確定させたい。」

藤島健二郎
「一度6ブロックに構え、高打点狙い。」

藤本哲也
「タンヤオへ。234・345・456の三色を見つつ進める。」

吉沢康次
「メンタンピンを考えながら、鳴けるようにします。」

 

 

二索切り

蛯原朗
「6ブロックになってしまいますが、打点と遠い234の三色まで見て打二索三筒かソーズが入れば打六万。マンズが入った場合はピンズを切ります。五万三筒は仕掛けてソーズを切ります。」

客野直
「とりあえずリャンメン形を固定し、ツモによってタンヤオかピンフにする。」

刀川昌浩
「手広く構え、横を見ながら進める。」

中川基輝
「カン五万とカン三筒の選択ができないので、6ブロックにします。234に変化することもあるので保留の一打。」

浜上文吾
「234・456の三色を狙いながら、ターツの取りこぼしをしたくない。二索を捨てて様子見します。」

藤崎智
「最終形がまだ予想できないので、ドラを使い切る方向で6ブロックに受けておきます。」

森下剛任
二索を切ってもタンヤオ変化はありそう。456も見て。」

四柳弘樹
「形は悪いがドラも使い切りたい。マンズとピンズには手をかけられないので、ソーズのリャンメンを固定してこの後のツモ次第という感じです。」

 

 

二筒切り

蒼山秀佑
「マンズの形が苦しいが、ピンズの下もあまり良く見えないので打二筒とする。五筒を引いた時だけ456三色を目指す。」

鮎川卓
「現状はあまり魅力のない手。四万五万を引きチャンス手になるのを待ちます。」

清原継光
「マンズで2メンツの構想。北家の切り出しは気になるけど、まあなんとかなるでしょう。」

仲田加南
「ピンズが良くないと思うので。」

古橋崇志
「マンズで2メンツ求める。五筒を引けた時は、456の三色を狙う。」

前原雄大
「6ブロックを避け、さらに先の変化を考えれば打二筒が至当に思える。半身の構えでの打二筒と考えていただきたい。」

安村浩司
「次のツモまで保留の一打。五筒六筒を引けば、打六万で三色。マンズ・ソーズ引きは打四筒とする。」

 

 

六万切り

ケネス徳田
八万を引いたらドラ切りの構え。ピンフで親落とし狙い。」

柚木正仁
「本線は234。三万引きは、いったん打二索とする。」

 

 

七筒切り

井出一寛
「マンズが伸びると考え、マンズで2メンツの構想。345の三色まで見る。雀頭が複合している形のため、七筒を打ち、ほぐす。」

松崎良文
七筒を1枚浮かして、ツモに柔らかく対応。」

 

 

五索切り

一井慎也
「受け気味に、タテヨコ手役だけ残します。」

 

 

四筒切り

ともたけ雅晴
「上家の親にピンズが高いので、先に処理する。東1局ということもあり、アガリまでは辛そうなので様子を見る。」

何を切る?/何を切る?fromロン2 2018年4月

このコーナーでは、オンライン麻雀「ロン2」の協力のもと、プロ雀士とロン2ユーザーの解答を、グラフを使って比較していきたいと思います。
多くのプロより、丁寧な解説をいただきましたので、みなさんの雀力アップの参考にしていただければと思います。
問題提供:「ロン2」  作成:杉浦勘介
ロン2道場ルール (一発、裏ドラ、カンドラあり、赤なし)
東1局南家

 
プロ

一索切り・・・11人
二索切り・・・8人
二筒切り・・・7人
六万切り・・・2人
七筒切り・・・2人
五索切り・・・1人
四筒切り・・・1人

 
 
ロン2ユーザー

一索切り・・・38.5%
二索切り・・・37.5%
二筒切り・・・10.4%
六万切り・・・4.2%
四筒切り・・・3.1%
七筒切り・・・3.1%
四万切り・・・2.1%
七万切り・・・1%
 
 
プロ解答(50音順)
 
一索切り
吾妻さおり
「ターツオーバーなので、タンヤオ確定の一索切り。ドラの四万にくっつけば、234・345の三色も見る。カンチャン残りのテンパイはリーチしない。」
魚谷侑未
「メンゼンだとアガれなさそうなので、タンヤオで仕掛けます。」
小車祥
「タンヤオにして仕掛けも視野に入れます。トイツが増えれば七対子も考えますが、基本的にはタンヤオドラ1でのメンツ手を目指します。」
上村慎太郎
「ピンフにはなりにくい形。ドラを重ねての七対子の芽は摘んでしまいたくない。」
ダンプ大橋
「ピンフよりはタンヤオを見たいので!」
中村慎吾
「タンヤオを見て一索切りとします。」
奈良圭純
「タンヤオ狙いで。」
西岡慎泰
「満貫を狙ってタンヤオを確定させたい。」
藤島健二郎
「一度6ブロックに構え、高打点狙い。」
藤本哲也
「タンヤオへ。234・345・456の三色を見つつ進める。」
吉沢康次
「メンタンピンを考えながら、鳴けるようにします。」
 
 
二索切り
蛯原朗
「6ブロックになってしまいますが、打点と遠い234の三色まで見て打二索三筒かソーズが入れば打六万。マンズが入った場合はピンズを切ります。五万三筒は仕掛けてソーズを切ります。」
客野直
「とりあえずリャンメン形を固定し、ツモによってタンヤオかピンフにする。」
刀川昌浩
「手広く構え、横を見ながら進める。」
中川基輝
「カン五万とカン三筒の選択ができないので、6ブロックにします。234に変化することもあるので保留の一打。」
浜上文吾
「234・456の三色を狙いながら、ターツの取りこぼしをしたくない。二索を捨てて様子見します。」
藤崎智
「最終形がまだ予想できないので、ドラを使い切る方向で6ブロックに受けておきます。」
森下剛任
二索を切ってもタンヤオ変化はありそう。456も見て。」
四柳弘樹
「形は悪いがドラも使い切りたい。マンズとピンズには手をかけられないので、ソーズのリャンメンを固定してこの後のツモ次第という感じです。」
 
 
二筒切り
蒼山秀佑
「マンズの形が苦しいが、ピンズの下もあまり良く見えないので打二筒とする。五筒を引いた時だけ456三色を目指す。」
鮎川卓
「現状はあまり魅力のない手。四万五万を引きチャンス手になるのを待ちます。」
清原継光
「マンズで2メンツの構想。北家の切り出しは気になるけど、まあなんとかなるでしょう。」
仲田加南
「ピンズが良くないと思うので。」
古橋崇志
「マンズで2メンツ求める。五筒を引けた時は、456の三色を狙う。」
前原雄大
「6ブロックを避け、さらに先の変化を考えれば打二筒が至当に思える。半身の構えでの打二筒と考えていただきたい。」
安村浩司
「次のツモまで保留の一打。五筒六筒を引けば、打六万で三色。マンズ・ソーズ引きは打四筒とする。」
 
 
六万切り
ケネス徳田
八万を引いたらドラ切りの構え。ピンフで親落とし狙い。」
柚木正仁
「本線は234。三万引きは、いったん打二索とする。」
 
 
七筒切り
井出一寛
「マンズが伸びると考え、マンズで2メンツの構想。345の三色まで見る。雀頭が複合している形のため、七筒を打ち、ほぐす。」
松崎良文
七筒を1枚浮かして、ツモに柔らかく対応。」
 
 
五索切り
一井慎也
「受け気味に、タテヨコ手役だけ残します。」
 
 
四筒切り
ともたけ雅晴
「上家の親にピンズが高いので、先に処理する。東1局ということもあり、アガリまでは辛そうなので様子を見る。」

第18期北陸リーグ 第1節レポート

お初の方は初めまして。ご存知の方は改めて失礼致します。第18期北陸リーグ第1節の観戦記を担当させて戴きます22期生の荒谷と申します。拙い文章ですがどうか宜しくお願い致します。

2018年3月18日、金沢市にて、第18期の北陸リーグが開幕した。
恒例となりつつある1節目のゲストプロだが、今回は仲田加南プロと安田麻理菜プロという2名の女流タイトルホルダーにお越しいただき、北陸リーグの開幕戦に花を添えてくれた。
戦績こそ振るわなかったが、リーグ戦や、その後実施されたエキシビジョンマッチでも多くの観客を後ろに着け、一摸一打に対する質問に丁寧に答えていた。前期のゲストである前原鳳凰位同様に、ファンに対する立ち居振舞い含めて、プロの模範となるゲストであったと思う。

さて、上記ゲストプロ含め32名にて開幕した北陸リーグだが、1回戦東1局から役満の飛び出す波乱の展開。
アガったのは初参加の瀧根さん。

九万九万九万一索一索九筒九筒  ポン一筒 上向き一筒 上向き一筒 上向き  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き  ツモ一索

なかなかお目にかかれない清老頭。最高のスタートダッシュになるかと思われた瀧根さんだったが、初のリーグ戦に緊張したか、スコアを伸ばせず。

荒れる気配の第1節を制して首位発進を決めたのは、北陸リーグ常連の実力派・木下さん。前期は道中首位に立つも、終盤の失速で決勝を逃しており、今期のモチベーションは人一倍か。
「押し引きが上手くいったのが成績に繋がったが、結果に拘らず期を戦い抜きたい」
語った言葉は決勝への意気込みではなく己の麻雀との向き合う姿勢。今期の彼も間違いなく上位争いの中心となるだろう。

2位の北川さん、4位の森田さんといった、暫く不調を重ねていた古豪も今期は復活の狼煙か。対局後のインタビューに対しての北川さん「今期は優勝します」と力強く宣言。
北川さんとは競技以外の場でも対局させていただいているが、決して大言壮語を吐くタイプでは無い。今期に懸ける意気込みと、態勢の充実。その両輪で北陸リーグをトップで走破することが出来るか、次節以降も注目したい。

全体的には新人~若手プロの奮闘が窺える。3位の木原、7位の美咲は今期プロデビューの新人。5位の獅坂、8位の里木は北陸への移籍組である。
初めての場で緊張もあるだろうが、好発進となった事で今度は自身のみならず、他者のスコアやマークも計算に入れた戦いが求められる。競技麻雀の特殊性であり、魅力でもある部分を大いに味わって、今後の糧にして頂きたいと願う。
プロにとって卓上は己を表現する場であり、代えがたき学びの場でもある。物怖じすること無く、多くのものを吸収し、北陸をより一層盛り上げていけるようなプロを目指して欲しい。

先般の北陸プロリーグにて、優勝・準優勝の後藤・木戸が苦しいスタートとなった中で、久方ぶりの好位置につけたのが同じく決勝を争った安城。個人的には、今期のプロで一番彼女に注目している。
「北陸プロリーグの決勝はかけがえのない経験になりました。モデルチェンジした粘りの麻雀を見て下さい」
普段通り照れ臭そうに話す安城。しかしその言葉に今までにない力強さを感じるのは先輩の欲目か。北陸最強プリンセスの舞台は、まだ幕が上がったばかりである。

最後に私自身だが、初戦に大ラスを引くものの盛り返しの小マイナスというスタート。
満貫に3度振り込み、満貫・跳満を4度アガる、良くも悪くも普段通りの麻雀であった。
前期も記したが、初参加の方には名刺代わりとして・常連の方々にも改めてのご挨拶として。この打撃を旨とする私の雀風を貫き、今期も戦い抜きたいと思う。

挑むは30名の競技者。決勝の椅子は4つ。
今期の激戦を制するのは誰なのか。皆が皆、悔いの無い、良い戦いを演じて欲しいと、切に願う次第である。

北陸リーグ レポート/第18期北陸リーグ 第1節レポート

お初の方は初めまして。ご存知の方は改めて失礼致します。第18期北陸リーグ第1節の観戦記を担当させて戴きます22期生の荒谷と申します。拙い文章ですがどうか宜しくお願い致します。
2018年3月18日、金沢市にて、第18期の北陸リーグが開幕した。
恒例となりつつある1節目のゲストプロだが、今回は仲田加南プロと安田麻理菜プロという2名の女流タイトルホルダーにお越しいただき、北陸リーグの開幕戦に花を添えてくれた。
戦績こそ振るわなかったが、リーグ戦や、その後実施されたエキシビジョンマッチでも多くの観客を後ろに着け、一摸一打に対する質問に丁寧に答えていた。前期のゲストである前原鳳凰位同様に、ファンに対する立ち居振舞い含めて、プロの模範となるゲストであったと思う。
さて、上記ゲストプロ含め32名にて開幕した北陸リーグだが、1回戦東1局から役満の飛び出す波乱の展開。
アガったのは初参加の瀧根さん。
九万九万九万一索一索九筒九筒  ポン一筒 上向き一筒 上向き一筒 上向き  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き  ツモ一索
なかなかお目にかかれない清老頭。最高のスタートダッシュになるかと思われた瀧根さんだったが、初のリーグ戦に緊張したか、スコアを伸ばせず。
荒れる気配の第1節を制して首位発進を決めたのは、北陸リーグ常連の実力派・木下さん。前期は道中首位に立つも、終盤の失速で決勝を逃しており、今期のモチベーションは人一倍か。
「押し引きが上手くいったのが成績に繋がったが、結果に拘らず期を戦い抜きたい」
語った言葉は決勝への意気込みではなく己の麻雀との向き合う姿勢。今期の彼も間違いなく上位争いの中心となるだろう。
2位の北川さん、4位の森田さんといった、暫く不調を重ねていた古豪も今期は復活の狼煙か。対局後のインタビューに対しての北川さん「今期は優勝します」と力強く宣言。
北川さんとは競技以外の場でも対局させていただいているが、決して大言壮語を吐くタイプでは無い。今期に懸ける意気込みと、態勢の充実。その両輪で北陸リーグをトップで走破することが出来るか、次節以降も注目したい。
全体的には新人~若手プロの奮闘が窺える。3位の木原、7位の美咲は今期プロデビューの新人。5位の獅坂、8位の里木は北陸への移籍組である。
初めての場で緊張もあるだろうが、好発進となった事で今度は自身のみならず、他者のスコアやマークも計算に入れた戦いが求められる。競技麻雀の特殊性であり、魅力でもある部分を大いに味わって、今後の糧にして頂きたいと願う。
プロにとって卓上は己を表現する場であり、代えがたき学びの場でもある。物怖じすること無く、多くのものを吸収し、北陸をより一層盛り上げていけるようなプロを目指して欲しい。
先般の北陸プロリーグにて、優勝・準優勝の後藤・木戸が苦しいスタートとなった中で、久方ぶりの好位置につけたのが同じく決勝を争った安城。個人的には、今期のプロで一番彼女に注目している。
「北陸プロリーグの決勝はかけがえのない経験になりました。モデルチェンジした粘りの麻雀を見て下さい」
普段通り照れ臭そうに話す安城。しかしその言葉に今までにない力強さを感じるのは先輩の欲目か。北陸最強プリンセスの舞台は、まだ幕が上がったばかりである。
最後に私自身だが、初戦に大ラスを引くものの盛り返しの小マイナスというスタート。
満貫に3度振り込み、満貫・跳満を4度アガる、良くも悪くも普段通りの麻雀であった。
前期も記したが、初参加の方には名刺代わりとして・常連の方々にも改めてのご挨拶として。この打撃を旨とする私の雀風を貫き、今期も戦い抜きたいと思う。
挑むは30名の競技者。決勝の椅子は4つ。
今期の激戦を制するのは誰なのか。皆が皆、悔いの無い、良い戦いを演じて欲しいと、切に願う次第である。

第14期大分リーグ(プロアマ混合)第4節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 合計
1 渡辺 辰宏 一般 117.9 29.3 ▲ 42.0 6.8 112.0
2 伊東 宏倫 プロ 25.0 ▲ 65.6 12.6 108.5 80.5
3 下山 哲也 プロ 85.0 29.1 19.3 ▲ 76.6 56.8
4 上田 悟史 一般 ▲ 20.8 ▲ 12.8 ▲ 16.5 93.9 43.8
5 松本 広大 一般 ▲ 26.5 28.1 58.2 ▲ 25.8 34.0
6 吉野 浩 一般 ▲ 41.5 ▲ 14.3 28.6 60.9 33.7
7 相本 長武 一般 ▲ 27.9 69.4 ▲ 14.1 ▲ 4.5 22.9
8 柿添 誠 プロ ▲ 23.3 12.1 ▲ 24.4 49.8 14.2
9 石原 忠道 一般 32.2 9.4 25.6 ▲ 66.7 0.5
10 日野 伸義 一般 18.4 ▲ 101.2 79.1 0.0 ▲ 3.7
11 角谷 陽介 プロ ▲ 16.9 25.3 ▲ 24.7 10.6 ▲ 5.7
12 安東 裕允 プロ ▲ 57.9 0.7 73.1 ▲ 23.7 ▲ 7.8
13 薬真寺 実 一般 ▲ 9.5 8.1 ▲ 15.9 ▲ 10.4 ▲ 27.7
14 藤田 祥司 一般 ▲ 18.1 3.8 38.7 ▲ 63.0 ▲ 38.6
15 団野 和広 一般 ▲ 46.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 46.3
16 川島 貴博 一般 ▲ 102.8 32.9 43.7 ▲ 34.7 ▲ 60.9
17 塚本 将之 プロ ▲ 40.4 19.7 ▲ 16.3 ▲ 47.7 ▲ 84.7
18 中島 天 一般 ▲ 63.1 ▲ 7.2 ▲ 20.8 ▲ 54.9 ▲ 146.0

九州プロリーグ 成績表/第14期大分リーグ(プロアマ混合)第4節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 合計
1 渡辺 辰宏 一般 117.9 29.3 ▲ 42.0 6.8 112.0
2 伊東 宏倫 プロ 25.0 ▲ 65.6 12.6 108.5 80.5
3 下山 哲也 プロ 85.0 29.1 19.3 ▲ 76.6 56.8
4 上田 悟史 一般 ▲ 20.8 ▲ 12.8 ▲ 16.5 93.9 43.8
5 松本 広大 一般 ▲ 26.5 28.1 58.2 ▲ 25.8 34.0
6 吉野 浩 一般 ▲ 41.5 ▲ 14.3 28.6 60.9 33.7
7 相本 長武 一般 ▲ 27.9 69.4 ▲ 14.1 ▲ 4.5 22.9
8 柿添 誠 プロ ▲ 23.3 12.1 ▲ 24.4 49.8 14.2
9 石原 忠道 一般 32.2 9.4 25.6 ▲ 66.7 0.5
10 日野 伸義 一般 18.4 ▲ 101.2 79.1 0.0 ▲ 3.7
11 角谷 陽介 プロ ▲ 16.9 25.3 ▲ 24.7 10.6 ▲ 5.7
12 安東 裕允 プロ ▲ 57.9 0.7 73.1 ▲ 23.7 ▲ 7.8
13 薬真寺 実 一般 ▲ 9.5 8.1 ▲ 15.9 ▲ 10.4 ▲ 27.7
14 藤田 祥司 一般 ▲ 18.1 3.8 38.7 ▲ 63.0 ▲ 38.6
15 団野 和広 一般 ▲ 46.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 46.3
16 川島 貴博 一般 ▲ 102.8 32.9 43.7 ▲ 34.7 ▲ 60.9
17 塚本 将之 プロ ▲ 40.4 19.7 ▲ 16.3 ▲ 47.7 ▲ 84.7
18 中島 天 一般 ▲ 63.1 ▲ 7.2 ▲ 20.8 ▲ 54.9 ▲ 146.0

Mr.Xの連盟Weekly!

100

 
 
 

プロ連盟もいよいよ第35期に突入! 新年度を迎えて新たなスタートでもちろん公式戦も開幕節。心機一転、気持ちを新たに。オフシーズン惚けだけは御勘弁だぜ!

 
 

【公式戦1発目は豪華!鳳凰戦A1リーグ】

 
 

豪華カードを開幕戦に持ってくるのはマッチメイク、興行の大原則。

 

100

 

古川孝次・藤崎智・勝又健志・内川幸太郎の4名。歴代鳳凰位3名と昨年の決定戦進出者という、開幕戦にはふさわしい面子。あまりの興奮に実況の古ポコも

 

100

 

古橋「チーしてこの形。何シャンテンかわからないぞ」

それを伝えるのがお前の仕事daro!!

 
第34期鳳凰位
前原 雄大
出身地(東京)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 12節 対局消化数 合計
1 内川 幸太郎(長野) 25.6 4/48

25.6
2 古川 孝次(愛知) 6.3 4/48

6.3
3 藤崎 智(秋田) 2.0 4/48

2.0
4 HIRO柴田(神奈川) 0/48

0.0
5 瀬戸熊 直樹(東京) 0/48

0.0
6 伊藤 優孝(秋田) 0/48

0.0
7 沢崎 誠(群馬) 0/48

0.0
8 近藤 久春(秋田) 0/48

0.0
9 和久津 晶(東京) 0/48

0.0
10 紺野 真太郎(静岡) 0/48

0.0
11 吉田 直(新潟) 0/48

0.0
12 勝又 健志(東京) ▲ 33.9 4/48

▲ 33.9

 

このサーフィンは失敗に終わった古川だか、他の波にはうまく乗れてプラスをキープ。勝又だけが昨年に引き続き苦しい出だしとなってしまう。

 
 

【波乱のA2開幕戦】

 
 

火曜日はA2リーグ。今年も月曜日:A1、火曜日:A2、水曜日:女流桜花Aは基本パターンだ。

 

100

 

前田直哉・ダンプ大橋・麓征生・客野直の4名。ちなみに真ん中のオジキは今年からA1だぜ!
過去のリーグ戦の歴史を紐解くと、やはりA1降級組の帰り咲きが半数近くあるだけに、元鳳凰位の前田は本命株と思いきや…

 

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 対局消化数 合計
1 客野 直(神奈川) 58.7                      
4/44
58.7
2 前田 直哉(静岡) 10.3                      
4/44
10.3
3 石渡 正志(神奈川)                        
0/44
0.0
4 黒沢 咲(東京)                        
0/44
0.0
5 山田 浩之(兵庫)                        
0/44
0.0
6 荒 正義(北海道)                        
0/44
0.0
7 藤原 隆弘(福岡)                        
0/44
0.0

8

古橋 崇志(静岡)                        
0/44
0.0
9 佐々木 寿人(宮城)                        
0/44
0.0
10 猿川 真寿(静岡)                        
0/44
0.0
11 二階堂 亜樹(神奈川)                        
0/44
0.0
12 西川 淳(愛媛)                        
0/44
0.0
13 刀川 昌浩(東京)                        
0/44
0.0
14 魚谷 侑未(新潟)                        
0/44
0.0
15 麓 征生(東京) ▲ 10.0                      
4/44
▲ 10.0
16 ダンプ 大橋(神奈川) ▲ 59.0                      
4/44
▲ 59.0

 

この日の主役はなんと客野だった! 初戦こそ沈んだものの、残る3戦はすべて4万点オーバーのトップ。A2リーグ2年目にして初のトータルプラス、そして初の首位!

 

100

 

ご機嫌で謎のコスプレをするシリーズリーダー。お前は誰のマネをしてるんだ!?

 
 

【春は「桜花」が似合う季節】

 
 

女流桜花Aリーグももちろん開幕戦

 

100

 

童瞳・安田麻里菜・石田亜沙己・蒼井ゆりか。元プロクイーン・安田がBリーグからの復帰戦。女忍者の異名をとるだけに攻守自在の構え、最終戦オーラスで

 

100

 

トータルトップをキープしていたが…終わって見れば…

 

第12期女流桜花
仲田 加南
出身地(神奈川)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 プレーオフ 合計
1 石田 亜沙己(愛知) 33.3             33.3
2 安田麻里菜(秋田) 9.8             9.8
3 魚谷 侑未(新潟)               0.0
4 内田 美乃里(神奈川)               0.0
5 松岡 千晶(東京)               0.0
6 斉藤 理絵(東京)               0.0
7 菅原 千瑛(埼玉)               0.0
8 和泉 由希子(東京)               0.0
9 武石 絵里(東京)               0.0
10 二階堂 瑠美(神奈川)               0.0
11 美波 智子(埼玉)               0.0
12 二階堂 亜樹 (神奈川)               0.0
13 稲岡 ミカ(大阪)               0.0
14 清水 香織(栃木)               0.0
15 中野妙子(高知)               0.0
16 中山奈々美(長野)               0.0
17 吾妻さおり(東京)               0.0
18 藤井すみれ(埼玉)               0.0
19 蒼井 ゆりか(静岡) ▲ 14.8             ▲ 14.8
20 童瞳(上海) ▲ 28.3             ▲ 28.3

 

ななななんと石田が首位に!? オーラスの親番でどんだけ~~アガったの!?

 

100

 

「んーと、6000オール2回と5,800で8万点オーバー」

 

100

   

4人同時のインタビューは華やかで見栄えもいい。決して時間が押してるからとかそういう俗物的な理由からではないと……

 
 

【メディア対局でも活躍】

 
 

連盟チャンネルだけではなく、TV放送でも様々なコンテンツを提供しているプロ連盟。ここ最近では『女流雀士 プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン シーズン3』(CSテレ朝チャンネル2)。

 

100

 

プロ連盟からは山脇千文美(ディフェンディング)・石田亜沙己・岡田紗佳が決勝進出。半荘2戦の真剣勝負、優勝は…

 

100

 

新人・岡田紗佳が見事優勝! モデルとしても活躍、むしろそっちが本業、の岡田、他メディア対局でも立て続けに優勝を飾っているだけに、麻雀プロとしてもさらなる期待が持てるぞ!

プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!

100

 
 
 
プロ連盟もいよいよ第35期に突入! 新年度を迎えて新たなスタートでもちろん公式戦も開幕節。心機一転、気持ちを新たに。オフシーズン惚けだけは御勘弁だぜ!
 
 
【公式戦1発目は豪華!鳳凰戦A1リーグ】
 
 
豪華カードを開幕戦に持ってくるのはマッチメイク、興行の大原則。
 

100

 
古川孝次・藤崎智・勝又健志・内川幸太郎の4名。歴代鳳凰位3名と昨年の決定戦進出者という、開幕戦にはふさわしい面子。あまりの興奮に実況の古ポコも
 

100

 
古橋「チーしてこの形。何シャンテンかわからないぞ」
それを伝えるのがお前の仕事daro!!
 
第34期鳳凰位
前原 雄大
出身地(東京)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 12節 対局消化数 合計
1 内川 幸太郎(長野) 25.6 4/48 25.6
2 古川 孝次(愛知) 6.3 4/48 6.3
3 藤崎 智(秋田) 2.0 4/48 2.0
4 HIRO柴田(神奈川) 0/48 0.0
5 瀬戸熊 直樹(東京) 0/48 0.0
6 伊藤 優孝(秋田) 0/48 0.0
7 沢崎 誠(群馬) 0/48 0.0
8 近藤 久春(秋田) 0/48 0.0
9 和久津 晶(東京) 0/48 0.0
10 紺野 真太郎(静岡) 0/48 0.0
11 吉田 直(新潟) 0/48 0.0
12 勝又 健志(東京) ▲ 33.9 4/48 ▲ 33.9

 
このサーフィンは失敗に終わった古川だか、他の波にはうまく乗れてプラスをキープ。勝又だけが昨年に引き続き苦しい出だしとなってしまう。
 
 
【波乱のA2開幕戦】
 
 
火曜日はA2リーグ。今年も月曜日:A1、火曜日:A2、水曜日:女流桜花Aは基本パターンだ。
 

100

 
前田直哉・ダンプ大橋・麓征生・客野直の4名。ちなみに真ん中のオジキは今年からA1だぜ!
過去のリーグ戦の歴史を紐解くと、やはりA1降級組の帰り咲きが半数近くあるだけに、元鳳凰位の前田は本命株と思いきや…
 

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 11節 対局消化数 合計
1 客野 直(神奈川) 58.7                      
4/44
58.7
2 前田 直哉(静岡) 10.3                      
4/44
10.3
3 石渡 正志(神奈川)                        
0/44
0.0
4 黒沢 咲(東京)                        
0/44
0.0
5 山田 浩之(兵庫)                        
0/44
0.0
6 荒 正義(北海道)                        
0/44
0.0
7 藤原 隆弘(福岡)                        
0/44
0.0
8 古橋 崇志(静岡)                        
0/44
0.0
9 佐々木 寿人(宮城)                        
0/44
0.0
10 猿川 真寿(静岡)                        
0/44
0.0
11 二階堂 亜樹(神奈川)                        
0/44
0.0
12 西川 淳(愛媛)                        
0/44
0.0
13 刀川 昌浩(東京)                        
0/44
0.0
14 魚谷 侑未(新潟)                        
0/44
0.0
15 麓 征生(東京) ▲ 10.0                      
4/44
▲ 10.0
16 ダンプ 大橋(神奈川) ▲ 59.0                      
4/44
▲ 59.0

 
この日の主役はなんと客野だった! 初戦こそ沈んだものの、残る3戦はすべて4万点オーバーのトップ。A2リーグ2年目にして初のトータルプラス、そして初の首位!
 

100

 
ご機嫌で謎のコスプレをするシリーズリーダー。お前は誰のマネをしてるんだ!?
 
 
【春は「桜花」が似合う季節】
 
 
女流桜花Aリーグももちろん開幕戦
 

100

 
童瞳・安田麻里菜・石田亜沙己・蒼井ゆりか。元プロクイーン・安田がBリーグからの復帰戦。女忍者の異名をとるだけに攻守自在の構え、最終戦オーラスで
 

100

 
トータルトップをキープしていたが…終わって見れば…
 

第12期女流桜花
仲田 加南
出身地(神奈川)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 プレーオフ 合計
1 石田 亜沙己(愛知) 33.3             33.3
2 安田麻里菜(秋田) 9.8             9.8
3 魚谷 侑未(新潟)               0.0
4 内田 美乃里(神奈川)               0.0
5 松岡 千晶(東京)               0.0
6 斉藤 理絵(東京)               0.0
7 菅原 千瑛(埼玉)               0.0
8 和泉 由希子(東京)               0.0
9 武石 絵里(東京)               0.0
10 二階堂 瑠美(神奈川)               0.0
11 美波 智子(埼玉)               0.0
12 二階堂 亜樹 (神奈川)               0.0
13 稲岡 ミカ(大阪)               0.0
14 清水 香織(栃木)               0.0
15 中野妙子(高知)               0.0
16 中山奈々美(長野)               0.0
17 吾妻さおり(東京)               0.0
18 藤井すみれ(埼玉)               0.0
19 蒼井 ゆりか(静岡) ▲ 14.8             ▲ 14.8
20 童瞳(上海) ▲ 28.3             ▲ 28.3

 
ななななんと石田が首位に!? オーラスの親番でどんだけ~~アガったの!?
 

100

 
「んーと、6000オール2回と5,800で8万点オーバー」
 

100

   
4人同時のインタビューは華やかで見栄えもいい。決して時間が押してるからとかそういう俗物的な理由からではないと……
 
 
【メディア対局でも活躍】
 
 
連盟チャンネルだけではなく、TV放送でも様々なコンテンツを提供しているプロ連盟。ここ最近では『女流雀士 プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン シーズン3』(CSテレ朝チャンネル2)。
 

100

 
プロ連盟からは山脇千文美(ディフェンディング)・石田亜沙己・岡田紗佳が決勝進出。半荘2戦の真剣勝負、優勝は…
 

100

 
新人・岡田紗佳が見事優勝! モデルとしても活躍、むしろそっちが本業、の岡田、他メディア対局でも立て続けに優勝を飾っているだけに、麻雀プロとしてもさらなる期待が持てるぞ!

巣鴨本部道場 3月度プロアマオープン大会成績表(最終成績)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 山田浩之 17 371.1
2 Bako18 42 256.9
3 カズ 22 235.6
4 エテキチ 19 215.3
5 西角健二 44 213.1
6 ミヤ 33 211.6
7 宮田良昭 37 206.0
8 小泉忠 22 200.8
9 金山 30 176.6
10 藤原隆弘 42 151.6
11 中村 59 148.2
12 有田将之 18 145.8
13 シャカ 17 143.1
14 りっくん 53 142.3
15 松本裕也 16 115.5
16 石川安牌 17 109.5
17 安井優太 29 107.4
18 新谷翔平 20 106.5
19 くまお 18 102.8
20 茶谷正人 20 101.9
21 篠田拓郎 35 101.4
22 稲熊勝明 33 99.4
23 蛇ノ目誠司 30 94.7
24 住吉聡 44 92.1
25 ケンタ 16 83.0
26 太田久雄 31 78.3
27 青木保則 21 65.3
28 厚地 18 60.5
29 木本一郎 28 57.0
30 立岩知朗 16 54.3
31 岡本英樹 16 54.1
32 Andy-San 20 50.6
33 客野直 17 46.2
34 小林大地 29 41.6
35 シマカタ 21 40.4
36 木澤謙 16 40.0
37 塚田悠介 31 31.5
38 小笠原和彦 18 28.0
39 月下の雀士 28 24.9
40 丹野賢一 30 23.4
41 高城雅史 17 15.9
42 中村健二 18 11.6
43 松井直文 19 1.0

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 佐藤やすし 12 166.5
2 藤本修二 19 144.6
3 清原継光 10 124.5
4 樋口徹 16 116.4
5 植村和彦 18 111.6
6 斎藤桂史 9 105.9
7 冨田久志 12 100.4
8 たなか亭 8 100.1
9 藤原隆弘 9 98.2
10 もと 12 93.2
11 岩崎健太 20 93.2
12 青木保則 11 92.0
13 半沢 17 80.6
14 ざるうどん 9 78.9
15 わっしー 11 78.3
16 山田浩之 10 77.1
17 つかぴょん 14 66.5
18 中村 27 62.2
19 江田源太郎 24 53.1
20 シマカタ 11 45.7
21 槙島重文 17 41.9
22 中谷あずさ 13 39.1
23 石橋和也 8 25.8
24 小林大地 19 24.9
25 七色の極楽鳥 9 15.4
26 太陽 8 14.3
27 赤岩由美子 8 10.7
28 ケンタ 11 5.2

 

道場ポイントランキング

順位 名前 2WRC 2公式 3WRC 3公式 合計
1 山田浩之 400 0 400 28.8 828.75
2 藤原隆弘 300 0 140 37.5 477.5
3 シマカタ 190 100 83 27.8 400.75
4 カズ 101 0 250 0 351
5 西角健二 160 0 190 0 350
6 立岩知朗 250 0 92 0 342
7 ケンタ 180 30 97 23.5 330.5
8 ミヤ 150 0 180 0 330
9 金山 170 0 150 0 320
10 Bako18 0 0 300 0 300
11 宮田良昭 114 0 170 0 284
12 青木保則 99 45 95 29.8 268.75
13 藤次祐紀 200 0 65 0 265
14 中村 87 28.5 120 28.3 263.75
15 小林大地 92 50 84 24.5 250.5
16 くまお 81 29.3 112 21.3 243.5
17 厚地 84 42.5 94 19.8 240.25
18 塚田悠介 118 0 81 20.8 219.75
19 住吉聡 116 0 98 0 214
20 小笠原和彦 85 27.8 80 20.5 213.25
21 稲熊勝明 113 0 100 0 213
22 篠田拓郎 111 0 101 0 212
23 太田久雄 112 0 96 0 208
24 高城雅史 82 28 73 21.5 204.5
25 客野直 119 0 85 0 204
26 エテキチ 0 0 200 0 200
27 木本一郎 100 0 93 0 193
28 丹野賢一 115 0 78 0 193
29 新谷翔平 78 0 113 0 191
30 岡本英樹 94 0 87 0 181
31 Andy-San 93 0 86 0 179
32 厚谷昇汰 117 0 60 0 177
33 齋藤麻衣子 86 0 61 19.5 166.5
34 平田信子 96 0 66 0 162
35 小泉忠 0 0 160 0 160
36 小林泰士 73 62.5 0 20 155.5
37 金丸大地 83 0 67 0 150
38 ソウ 120 28.8 0 0 148.75
39 内山和義 140 0 0 0 140
40 佐藤好子 80 0 59 0 139
41 斎藤桂史 79 0 0 45 124
42 藤本修二 0 47.5 0 75 122.5
43 有田将之 0 0 119 0 119
44 シャカ 0 0 118 0 118
45 りっくん 0 0 117 0 117
46 松本裕也 0 0 116 0 116
47 石川安牌 0 0 115 0 115
48 安井優太 0 0 114 0 114
49 茶谷正人 0 0 111 0 111
50 半沢 0 75 0 29.5 104.5
51 佐藤やすし 0 0 0 100 100
52 蛇ノ目誠司 0 0 99 0 99
53 中野秀士 98 0 0 0 98
54 野瀬守康 97 0 0 0 97
55 安藤翔 95 0 0 0 95
56 植村和彦 0 35 0 47.5 82.5
57 木澤謙 0 0 82 0 82
58 月下の雀士 0 0 79 0 79
59 中村健二 0 0 72 0 72
60 光瀬 72 0 0 0 72
61 松井直文 0 0 71 0 71
62 オガチャン 0 0 70 0 70
63 よねやま 0 0 69 0 69
64 江田源太郎 0 40 0 28 68
65 黒澤翔 0 0 68 0 68
66 山下剛士 0 0 64 0 64
67 清原継光 0 0 0 62.5 62.5
68 七色の極楽鳥 0 28.3 0 24.3 52.5
69 樋口徹 0 0 0 50 50
70 冨田久志 0 0 0 42.5 42.5

成績表/巣鴨本部道場 3月度プロアマオープン大会成績表(最終成績)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 山田浩之 17 371.1
2 Bako18 42 256.9
3 カズ 22 235.6
4 エテキチ 19 215.3
5 西角健二 44 213.1
6 ミヤ 33 211.6
7 宮田良昭 37 206.0
8 小泉忠 22 200.8
9 金山 30 176.6
10 藤原隆弘 42 151.6
11 中村 59 148.2
12 有田将之 18 145.8
13 シャカ 17 143.1
14 りっくん 53 142.3
15 松本裕也 16 115.5
16 石川安牌 17 109.5
17 安井優太 29 107.4
18 新谷翔平 20 106.5
19 くまお 18 102.8
20 茶谷正人 20 101.9
21 篠田拓郎 35 101.4
22 稲熊勝明 33 99.4
23 蛇ノ目誠司 30 94.7
24 住吉聡 44 92.1
25 ケンタ 16 83.0
26 太田久雄 31 78.3
27 青木保則 21 65.3
28 厚地 18 60.5
29 木本一郎 28 57.0
30 立岩知朗 16 54.3
31 岡本英樹 16 54.1
32 Andy-San 20 50.6
33 客野直 17 46.2
34 小林大地 29 41.6
35 シマカタ 21 40.4
36 木澤謙 16 40.0
37 塚田悠介 31 31.5
38 小笠原和彦 18 28.0
39 月下の雀士 28 24.9
40 丹野賢一 30 23.4
41 高城雅史 17 15.9
42 中村健二 18 11.6
43 松井直文 19 1.0

 
 
公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 佐藤やすし 12 166.5
2 藤本修二 19 144.6
3 清原継光 10 124.5
4 樋口徹 16 116.4
5 植村和彦 18 111.6
6 斎藤桂史 9 105.9
7 冨田久志 12 100.4
8 たなか亭 8 100.1
9 藤原隆弘 9 98.2
10 もと 12 93.2
11 岩崎健太 20 93.2
12 青木保則 11 92.0
13 半沢 17 80.6
14 ざるうどん 9 78.9
15 わっしー 11 78.3
16 山田浩之 10 77.1
17 つかぴょん 14 66.5
18 中村 27 62.2
19 江田源太郎 24 53.1
20 シマカタ 11 45.7
21 槙島重文 17 41.9
22 中谷あずさ 13 39.1
23 石橋和也 8 25.8
24 小林大地 19 24.9
25 七色の極楽鳥 9 15.4
26 太陽 8 14.3
27 赤岩由美子 8 10.7
28 ケンタ 11 5.2

 
道場ポイントランキング

順位 名前 2WRC 2公式 3WRC 3公式 合計
1 山田浩之 400 0 400 28.8 828.75
2 藤原隆弘 300 0 140 37.5 477.5
3 シマカタ 190 100 83 27.8 400.75
4 カズ 101 0 250 0 351
5 西角健二 160 0 190 0 350
6 立岩知朗 250 0 92 0 342
7 ケンタ 180 30 97 23.5 330.5
8 ミヤ 150 0 180 0 330
9 金山 170 0 150 0 320
10 Bako18 0 0 300 0 300
11 宮田良昭 114 0 170 0 284
12 青木保則 99 45 95 29.8 268.75
13 藤次祐紀 200 0 65 0 265
14 中村 87 28.5 120 28.3 263.75
15 小林大地 92 50 84 24.5 250.5
16 くまお 81 29.3 112 21.3 243.5
17 厚地 84 42.5 94 19.8 240.25
18 塚田悠介 118 0 81 20.8 219.75
19 住吉聡 116 0 98 0 214
20 小笠原和彦 85 27.8 80 20.5 213.25
21 稲熊勝明 113 0 100 0 213
22 篠田拓郎 111 0 101 0 212
23 太田久雄 112 0 96 0 208
24 高城雅史 82 28 73 21.5 204.5
25 客野直 119 0 85 0 204
26 エテキチ 0 0 200 0 200
27 木本一郎 100 0 93 0 193
28 丹野賢一 115 0 78 0 193
29 新谷翔平 78 0 113 0 191
30 岡本英樹 94 0 87 0 181
31 Andy-San 93 0 86 0 179
32 厚谷昇汰 117 0 60 0 177
33 齋藤麻衣子 86 0 61 19.5 166.5
34 平田信子 96 0 66 0 162
35 小泉忠 0 0 160 0 160
36 小林泰士 73 62.5 0 20 155.5
37 金丸大地 83 0 67 0 150
38 ソウ 120 28.8 0 0 148.75
39 内山和義 140 0 0 0 140
40 佐藤好子 80 0 59 0 139
41 斎藤桂史 79 0 0 45 124
42 藤本修二 0 47.5 0 75 122.5
43 有田将之 0 0 119 0 119
44 シャカ 0 0 118 0 118
45 りっくん 0 0 117 0 117
46 松本裕也 0 0 116 0 116
47 石川安牌 0 0 115 0 115
48 安井優太 0 0 114 0 114
49 茶谷正人 0 0 111 0 111
50 半沢 0 75 0 29.5 104.5
51 佐藤やすし 0 0 0 100 100
52 蛇ノ目誠司 0 0 99 0 99
53 中野秀士 98 0 0 0 98
54 野瀬守康 97 0 0 0 97
55 安藤翔 95 0 0 0 95
56 植村和彦 0 35 0 47.5 82.5
57 木澤謙 0 0 82 0 82
58 月下の雀士 0 0 79 0 79
59 中村健二 0 0 72 0 72
60 光瀬 72 0 0 0 72
61 松井直文 0 0 71 0 71
62 オガチャン 0 0 70 0 70
63 よねやま 0 0 69 0 69
64 江田源太郎 0 40 0 28 68
65 黒澤翔 0 0 68 0 68
66 山下剛士 0 0 64 0 64
67 清原継光 0 0 0 62.5 62.5
68 七色の極楽鳥 0 28.3 0 24.3 52.5
69 樋口徹 0 0 0 50 50
70 冨田久志 0 0 0 42.5 42.5

第8期麻雀グランプリMAX ベスト16 C卓レポート

トップクラスの牌理の強さを持ち、そこから敢えてのマイノリティ選択に拘りを持つ。
「麻雀I.Q220」勝又健志。

超攻撃的な姿勢で数々のタイトルを取って来た。ポイントランキング1位「暴君」瀬戸熊直樹。

十段位も連覇し、グランプリとの二冠を狙う。闇夜に潜む「忍者」藤崎智。

自身、2度目となるG1タイトルを取り、今、一番勢いのある若手の1人。厚い壁を破れるか!?奈良圭純。

2度目のグランプリ覇者を狙う藤崎・勝又に、初グランプリを狙う瀬戸熊・奈良の両名。3人A1かつ鳳凰位経験者と非常に厳しいメンバーとなったC卓。
重い打ち手が揃った印象と語るのは前田。面前での押し引きの精度にも注目です。

 

100

 

1回戦 勝又 瀬戸熊 奈良 藤崎

東1局 北家 藤崎

七万一索一索三索三索五索六索七索八索東東北北発  ドラ七万

七万とせず、七対子もみた打五索と行く藤崎。ソウズを2枚切っているのも大きく、マンズは切ってないのでマンズのホンイツに見せる効果も。
最終系を意識し、繊細な手順から入る。忍者・藤崎。

対して、瀬戸熊

四万五万七万八万八万八万九万五索五索二筒三筒三筒四筒五筒

五索をトイツ落とししてペン七万でテンパイ。

三万四万五万七万八万八万九万九万三筒三筒三筒四筒五筒

アガリ逃しはありましたが、1人テンパイで流局。
C卓は、静かな立ちアガリでのスタートとなりました。

東2局

瀬戸熊の親は勝又が1,000は1,300で捌く。

東3局 ドラ南

藤崎

一万一万三万一筒一筒七筒八筒九筒南南  チー八万 左向き七万 上向き九万 上向き

ツモが効き

一万三万一筒二筒三筒七筒八筒九筒南南  チー八万 左向き七万 上向き九万 上向き

前田が、藤崎にしては珍しい仕掛けと言っていましたが、ラス牌の二万をツモって1,000-2,000

東4局 ドラ四索

親 藤崎

五万五万三索三索五索六索七索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒

ドラが四索なので、打三索かと思いましたが、567の三色を見て打五万。瞬間の受け入れだけでなく、高くなるチャンスは逃さない藤崎。
結果は五筒を引いてヤミテン。全員テンパイの中、価値ある九索ツモの700オール

勝又
一万二万二万三万三万四万四万四万四筒五筒九筒九筒九筒

瀬戸熊

五万六万七万五索五索五索六索六索六索二筒四筒六筒六筒

奈良
七万八万九万六筒七筒七筒七筒八筒南南南西西

東4局 1本場 ドラ発

瀬戸熊

七万八万九万一索二索三索六索六索四筒五筒六筒六筒七筒発

瀬戸熊、テンパイ取らずの打六索。瀬戸熊にしては珍しい選択に思えますが、何処からか気配を感じていたのか?或いは、連チャンした親、藤崎がピンズ模様なのでそこに対応したのか。
たしかに、発を切る時点で瀬戸熊の五筒八筒は残り1枚。

この局は勝又が

五万六万六万七万八万九万五筒六筒発発  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き

456と発の天秤で仕掛けると
自ら発を引き四筒七筒の7,700テンパイ
勝又が七筒をツモって。

2,000-3,900

南1局は

瀬戸熊が勝又からリーチで1,300

南2局 ドラ六筒

奈良

一万一万四万五万六万三索四索五索五筒六筒六筒七筒八筒

中々戦線に参加する事が出来なかった奈良だが、勝負手が入ります。安めの三索とはいえ、ドラが六筒なので、打点は十分。リーチと行きます。

そこに、瀬戸熊が追いつくも

四万五万六万一索二索三索五索六索七索三筒三筒七筒七筒

奈良が1発で(1発役はありませんが)
四筒ツモ。点数的にも、精神的にも大きな2,000-4,000

南3局 ドラ九索

南家 藤崎

七万九万九万五索六索七索二筒三筒三筒四筒四筒南南  ツモ南

絶好のダブ南を引いて、藤崎がリーチ

二万二万三万三万三索三索七索七索四筒四筒五筒五筒六筒

前局上がった、親の奈良も七対子で追いつきますが、
今度は藤崎が二筒をツモって2,000-4,000

1回戦終了時
藤崎+13.8P 奈良+5.5P 勝又▲5.8P 瀬戸熊▲13.5P

 

2回戦 勝又 藤崎 奈良 瀬戸熊

東1局 瀬戸熊

二万三万七万八万九万九万九万六索七索八索七筒八筒九筒  ドラ中

瀬戸熊が、一手変わり高め純チャン三色でテンパイ。

勝又
四索五索五索六索七索一筒一筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒

勝又も追いつきます。

藤崎
一万二万二万二索二索一筒二筒三筒三筒五筒  ポン中中中

勝又から、ドラを鳴いた藤崎も応戦しますが、瀬戸熊から勝又に三索で1,500のアガリ。
1回戦同様、静かな立ちアガリでのスタートとなりました。

東3局 親 奈良

二万四万五索七索一筒二筒三筒五筒五筒六筒七筒八筒東南  ドラ二筒

奈良が、ホンイツもみて打二万から行くと、六筒二筒九筒と引き一気に大物手の気配が。
そこに、西家・勝又が仕掛ける。

一索三索三索四索四索六索八索八索西北北北白

ここから藤崎の三索をポン。牽制しつつ、ホンイツ・トイトイになれば打点も付き、上手くいかなかったら、暗刻の北で受けも効くという仕掛け。
六索を切りソウズを余らせたように見せる勝又に対して奈良が強く押し返すと、素早く勝又が引きます。感想戦では、奈良が親でドラ色の一色手に加え、藤崎の国士を警戒したと話す勝又。

七筒が流れた奈良でしたが、結局流れたのは七筒南南を重ねるのは手順上難しいので、アガリがあったかは不明。
しかし、他家の手牌が見えない奈良に取ってはそれまでのツモが抜群だっただけに良い気はしないはず。精神的に影響が出なければよいですが・・。

東場は小場で動くも南1局に局面が動きます。

南1局、藤崎にドラが暗刻!しかし後の形が悪いか・

藤崎
一万四万七万二索七索一筒七筒南白発中中中  ドラ中

逆に勝又の配牌がいい。

四万五万一索二索三索四索五索八索八索二筒三筒五筒六筒

この手を上手く纏めて、

四万五万六万一索二索三索四索五索六索八索八索五筒六筒

四筒を引きアガリ、4,000オール。
藤崎も、あの配牌からここまで漕ぎ着けましたが、陽の目を見ることは叶わず。

三索四索五索二筒四筒南南中中中  チー五万 左向き三万 上向き四万 上向き

勝又がオーラスも自らアガって2回戦トップ。
トーナメント巧者、奈良も浮きに回り安定した打ちまわしを見せてくれています。

瀬戸熊は痛い2ラス。
解説の前田も語っていますが、展開がかなり厳しい印象。次にマイナスしてしまうと、通過に黄色信号が灯ってしまうだけに、何としても反撃のチャンスを掴みたいところです。

2回戦トータル

勝又+19.6P 奈良+10.1P 藤崎+3.3P 瀬戸熊▲33.0P

 

3回戦 藤崎 奈良 勝又 瀬戸熊

東1局

瀬戸熊
二万三万二索三索四索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒八筒  リーチ  ドラ五索

高め三色のリーチですが、一万で藤崎から2,000のアガリ。安めとはいえ、アガれた事で状況が上向いてきたのか、東4局

親 瀬戸熊
二万三万六万七万八万五索五索七索八索九索二筒三筒四筒  ドラ六万

5巡目にリーチ。親だけに勝負手と言えるでしょう。勝又が追いつくが四万で2,600オールのアガリ!
ようやく、瀬戸熊に風が吹き始めました。

1本場 瀬戸熊 配牌

一万三万七万八万一索三索四索五索七索八索四筒五筒西中  ドラ六索

勝又が

二索三索七索八索九索二筒三筒四筒六筒六筒八筒八筒八筒

リーチを打つと、奈良が七対子で追いつきます。どちらの待ちにするか?難しい選択ですが、打七万として、見事に勝又と待ちを合わせます。

六万六万七万一索四索四索六索六索七筒七筒九筒九筒発発

苦しいのは藤崎。安全牌がなく辛い立場に。

一索一索四索五索六索七索四筒四筒五筒五筒六筒七筒九筒九筒

七筒

更にそこに、加点を狙う瀬戸熊も押し返して、追いかけリーチ。

二万三万四万三索四索五索七索八索二筒三筒三筒四筒五筒

六索を引いて三筒六筒リーチ。
安全牌が無い藤崎、親・瀬戸熊の現物一索を切るも、一索はダブロン。頭ハネで、奈良の6,400のアガリとなりました。奈良の粘りと読みが生きた1局だと思います。

南1局1本場、親・藤崎がタンヤオ七対子でリーチ。

二万二万四万四万七万八万八万八索八索二筒二筒三筒三筒  ドラ一索

筋にかかってる訳ではありませんが、しっかり山に2枚生き。やはり、精度が高い・。
対する、瀬戸熊

二万三万四万四万六万六万六万五索六索五筒六筒南南  ツモ南  打三万  ドラ一索

現物の五索六索ではなく三万二万切りと切って粘りにいきます。

西家 勝又

一索二索三索四索五索七筒八筒九筒西西  チー四筒 左向き五筒 上向き六筒 上向き

そして勝又、この形式テンパイで藤崎のリーチに、一万五筒と押していく!
一体何が見えているのでしょうか・・。

結果は、粘った瀬戸熊が

四万四万六万六万六万四索五索六索六筒八筒南南南

七筒ツモ

安易に五索六索を落とさず、ソウズでメンツを作りアガリ切った瀬戸熊。形式テンパイからギリギリの押しを見せる勝又。
2人の粘りが凄い1局でした。

南2局 瀬戸熊9巡目

七万八万九万二索三索四索八索九索一筒一筒七筒八筒九筒  ドラ二索

状況が上向いてきた瀬戸熊。一索が2枚切れで、一索と変われば、純チャンになる手牌ですが、畳み掛ける様にリーチを打ちます。
そこに、勝又が戦いを挑みます。

五万五万八万八万八万四索五索五索六索五筒六筒六筒六筒

五万をポンして五索を勝負。2人テンパイで流局。勝又は、瀬戸熊を走らせない様しっかり勝負している印象です。

南3局、この局は瀬戸熊が凄い。

配牌
一万一万一万四万六万五索六索一筒四筒五筒六筒八筒白  ドラ八索

ツモ一筒四索ときて 2巡で三色リーチ!一発ツモとはいきませんでしたが、2巡後に五万をあっさりツモ!
前局、瀬戸熊を走らすまいと、戦った親、勝又。「そりゃ無いよー・・」の心境でしょうか?渋い表情をしていたのが、印象に残ります。

そして、点数を50,000点台に乗せた、瀬戸熊の親。効果音さえ聞こえて来そうなオーラスが始まります・・。

南4局

瀬戸熊 配牌
四万六万七万八万九万五索六索一筒三筒三筒五筒東西中  ドラ東

5巡目に

四万六万七万八万九万九万五索六索一筒三筒三筒四筒五筒東

ここから、瀬戸熊、打東

あの・・・
もしかして、” アレ” 入っちゃってたりなんかしてます??と、瀬戸熊に3者がお伺いを立てたくなる様な、5巡目のドラ切り。
この手なら、ドラの東を引っ張る手もあるとは思いますが、こうなったら目一杯広げるのが瀬戸熊流か。

四筒四索と引き入れ、二筒五筒待ち高めイーペーコーでのピンフリーチ!
視聴者の方も待ち焦がれていたのか、画面には、「知ってた〜」の文字が並びます!
(流行語の “そだね〜” はありませんでしたが)

結果は瀬戸熊が安めですが二筒を引きアガリ、マイナスポイントを完済。
次局に繋ぎます。

くるか!? クマクマタイム。

南4局1本場

瀬戸熊
三万七万二索二索三索四索九索四筒五筒八筒九筒西白中  ドラ五万

配牌は決して良いとは言えません。しかし、ツモが効いて、この配牌が6巡目にこのリーチ!

三万三万五万七万二索三索四索四筒五筒六筒七筒八筒九筒  リーチ

瀬戸熊の、一人旅になるかと思われましたが、またもや、ここでの勝又の打ちまわしが素晴らしかったと思います。
一旦は、現物の九索で迂回するも、八索三索と勝負し、絶好のカン四万を引いて二筒を切っての勝負リーチ!

三万四万五万六万六万五索六索七索二筒二筒三筒三筒四筒

そして、すぐに瀬戸熊から一筒で3,900。
このままだと、瀬戸熊が何処まで連荘したか分からないだけに、非常に大きな3,900となりました。
瀬戸熊にとっては消化不良となってしまいましたが、大きなトップで、上下の差がぐっと詰まりました!
大混戦になったC卓。勝負の行方は??

後、2回戦!!

3回戦トータル

奈良+14.2P 勝又+9.2P 瀬戸熊▲5.0P 藤崎▲18.4P

 

4回戦 奈良 勝又 藤崎 瀬戸熊

東1局、見事だったのが、忍者藤崎

一万二万六万七万四筒六筒七筒九筒東南白発中  ドラ西

相当に悪い配牌。しかし、マンズに寄せると驚異的な伸びを見せます。
上手く寄せきり、以下の手牌に。

一万一万二万七万七万東東西西白白発発中

ここで、全体場況から中単騎にせず、二万単騎にしたのが上手く、その中を親、奈良がポンして打二万

奈良
二万二万三万七索八索九索六筒七筒八筒白白  ポン中中中

二万。奈良にとっては不運な放銃となってしまいました。奈良はこの局を後悔していましたが、流石に親でこの手牌なら、仕方ないといっても良いのでは無いでしょうか?
構想力と、最終判断が光った、藤崎の12,000 トータルトップからの直取りで、4者がほぼ並びに。

東2局、瀬戸熊に大物手が!

瀬戸熊 配牌
一万二筒七筒七筒九筒南西白白白発中中  ドラ一万

中をポンして、発を引き込み東をポンして

七筒七筒白白白発発  ポン東東東  ポン中中中

何と、高め大三元!昨日に引き続き役満が出るのでしょうか?
発は後1枚。

六索七索七索八索八索二筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒白  ツモ五筒

対して藤崎。この九索を切っているフリテンテンパイから 白を打ち出していきます。ドキドキです。

結果は藤崎から勝又に1,500。
白の大明カンも、ちょっとだけ考えた。と言う瀬戸熊。流石に取りにくい選択でしょうが、もし、カンしていたらどうなったのでしょうか・・。

南3局2本場

奈良
二万三万七万八万八万五索六索七索五筒六筒七筒東東  ドラ八筒

ツモ東七万ヤミテン

一万は3枚見え、リーチは打ちにくい手牌。前田は、打二万や取らずの八万もあるかと語ります。
そこに、親・藤崎が追いついてリーチ!

三万四万四万五万六万七索八索三筒四筒五筒六筒七筒八筒  リーチ

ツモ三万で、リーチ宣言牌が四万。役なしの奈良はこの牌で当たれず。奈良は、

二万三万八万八万五索六索七索五筒六筒七筒  チー四万 左向き五万 上向き六万 上向き

と、粘るが、この仕掛けで藤崎が2,600は2,800オール。
このアガリが決め手となり、藤崎のトップで最終戦へ。

4回戦トータル
勝又+20.4P  藤崎+7.0P 瀬戸熊▲13.7P 奈良▲13.7P

 

最終戦 奈良 勝又 瀬戸熊 藤崎

東1局
一索一索八索八索一筒一筒一筒八筒八筒八筒発中中  ドラ六索

勝又が中をポンしてテンパイ。

藤崎が

二万三万三万三万三万七万八万九万六索七索八索六筒七筒

ツモ二万で、三万をカンするも、リンシャンにいたのが無情にも八索
藤崎から勝又に5,200でのスタートとなりました。

東2局、今度は藤崎がこのリーチ

三万四万五万五索五索六索七索八索六筒六筒七筒七筒八筒  リーチ  ドラ三索

ツモるか、高めでアガれば失点を挽回できますが、1人テンパイで流局。

東3局1本場、藤崎がリーチ。

五万六万七万四索五索六索七索八索二筒三筒四筒七筒七筒  ドラ七万

九索ツモで1,300・2,600。藤崎にとって大きなアガリ。

東4局

勝又
一万二万三万四万一索一索二索三索二筒三筒四筒四筒六筒八筒  ドラ二万

勝又、小考のうち、打四万

奈良
二万五万六万七万五索六索七索一筒二筒三筒四筒五筒六筒

意外だったのは奈良。テンパイが入っているこの手牌から、七筒を鳴き 打一筒タンヤオ・三色・ドラドラにするも、ちょっと重厚な奈良らしく無い感じはします。
その一筒を勝又がチーカン七筒に。そして、七筒で勝又のツモあがり。
ドラは山に3枚。奈良は七筒を引けていただけに、奈良にとって痛い結果になってしまいました。

南1局

奈良
五万一索三索七索七筒八筒九筒九筒東東発  チー一万 左向き二万 上向き三万 上向き  ドラ五筒

3枚目の一万をチー。

一索二索三索七筒八筒九筒東東発発  チー一万 左向き二万 上向き三万 上向き

藤崎リーチ。

七万八万九万四索五索五索六索六索七索二筒四筒四筒四筒  リーチ

奈良、ドラの五筒もぶつけ親権死守。2人テンパイ。

1本場は、勝又・藤崎が2人で交わしに行くと、後に引けない奈良から、藤崎に1,000は1,300。

南2局、勝又から藤崎に七索で6,400。

藤崎
七万八万九万八索九索九筒九筒九筒西西発発発  ドラ六筒

勝又
二万二万六索六索七索七索八索八筒八筒八筒  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き

2,900のテンパイだが、持ってきたのは七索

南3局

奈良
四万五万六万一索二索一筒三筒四筒五筒六筒  ポン中中中  ドラ中

ドラを鳴けた奈良。三索をチー、二筒が無いので打一筒とすると、奈良から藤崎に2,000。
奈良は是非にでもアガリたい手なだけに大きな放銃となってしまいました。

藤崎
一万一万一万七万八万九万一索二索三索一筒  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き

オーラス
奈良25,300
勝又26,900
瀬戸熊24,300
藤崎43,500

奈良・瀬戸熊は三倍満ツモ条件。
奈良は勝又から12,000の直撃。瀬戸熊は勝又から16,000の直撃。
厳しい条件の中、2人に条件をみたす手は入らず、勝又がアガリきり終局となりました。

最終戦トータル
勝又+26.5P 藤崎+25.9P 奈良▲23.7P 瀬戸熊▲28.7P

1位通過 勝又健志
2位通過 藤崎智

勝又は、トーナメント巧者らしい安定した打ちまわしが光りましたが、勝負所とみた局面では信じられない程の深い踏み込みを見せてくれました。
特に、瀬戸熊に対しては、相当戦いに行った印象があり、瀬戸熊も、「ちょっと、来にくいと思える局面でも、踏み込んでこられた。」
と、勝又の押しに感服していました。
ベスト8では、どんな戦いを見せてくれるのでしょう?

藤崎は、とにかく、手筋が素晴らしく感じました。高打点の手でも、河に対して繊細に意識が張り巡らされており、勝負手とはこうやってアガるものだ。と、いう局をいくつも作ってくれました。ファンの方だけでなく、我々若手にとっても大変参考になったのでは無いでしょうか?

惜しくも、敗れた瀬戸熊・奈良でしたが、瀬戸熊は3回戦・オーラスの親を、持ってくるまでの戦い振りが強く印象に残ります。
勝又に止められなければ、何処まで積んだのだろう。と、思ったファンの方も大勢いたでしょう。
直ぐに始まるA1リーグも本当に楽しみです!

奈良は、冷静な押し引きが印象に残りました。また七対子でロン牌を合わせた読みの深さや、安定感のある重厚な打ちまわしは非常に勉強になりました。
奈良も4月から始まるB1セレクトに、選手として出る機会も多いと思われる1人。
4月からの戦い振りも是非注目を!

これで グランプリベスト16・C卓のレポートを終わります。
残るは、最終D卓。果たしてどんなドラマがまっているのでしょうか?
こう、ご期待!!

グランプリ レポート/第8期麻雀グランプリMAX ベスト16 C卓レポート

トップクラスの牌理の強さを持ち、そこから敢えてのマイノリティ選択に拘りを持つ。
「麻雀I.Q220」勝又健志。
超攻撃的な姿勢で数々のタイトルを取って来た。ポイントランキング1位「暴君」瀬戸熊直樹。
十段位も連覇し、グランプリとの二冠を狙う。闇夜に潜む「忍者」藤崎智。
自身、2度目となるG1タイトルを取り、今、一番勢いのある若手の1人。厚い壁を破れるか!?奈良圭純。
2度目のグランプリ覇者を狙う藤崎・勝又に、初グランプリを狙う瀬戸熊・奈良の両名。3人A1かつ鳳凰位経験者と非常に厳しいメンバーとなったC卓。
重い打ち手が揃った印象と語るのは前田。面前での押し引きの精度にも注目です。
 
100
 
1回戦 勝又 瀬戸熊 奈良 藤崎
東1局 北家 藤崎
七万一索一索三索三索五索六索七索八索東東北北発  ドラ七万
七万とせず、七対子もみた打五索と行く藤崎。ソウズを2枚切っているのも大きく、マンズは切ってないのでマンズのホンイツに見せる効果も。
最終系を意識し、繊細な手順から入る。忍者・藤崎。
対して、瀬戸熊
四万五万七万八万八万八万九万五索五索二筒三筒三筒四筒五筒
五索をトイツ落とししてペン七万でテンパイ。
三万四万五万七万八万八万九万九万三筒三筒三筒四筒五筒
アガリ逃しはありましたが、1人テンパイで流局。
C卓は、静かな立ちアガリでのスタートとなりました。
東2局
瀬戸熊の親は勝又が1,000は1,300で捌く。
東3局 ドラ南
藤崎
一万一万三万一筒一筒七筒八筒九筒南南  チー八万 左向き七万 上向き九万 上向き
ツモが効き
一万三万一筒二筒三筒七筒八筒九筒南南  チー八万 左向き七万 上向き九万 上向き
前田が、藤崎にしては珍しい仕掛けと言っていましたが、ラス牌の二万をツモって1,000-2,000
東4局 ドラ四索
親 藤崎
五万五万三索三索五索六索七索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒
ドラが四索なので、打三索かと思いましたが、567の三色を見て打五万。瞬間の受け入れだけでなく、高くなるチャンスは逃さない藤崎。
結果は五筒を引いてヤミテン。全員テンパイの中、価値ある九索ツモの700オール
勝又
一万二万二万三万三万四万四万四万四筒五筒九筒九筒九筒
瀬戸熊
五万六万七万五索五索五索六索六索六索二筒四筒六筒六筒
奈良
七万八万九万六筒七筒七筒七筒八筒南南南西西
東4局 1本場 ドラ発
瀬戸熊
七万八万九万一索二索三索六索六索四筒五筒六筒六筒七筒発
瀬戸熊、テンパイ取らずの打六索。瀬戸熊にしては珍しい選択に思えますが、何処からか気配を感じていたのか?或いは、連チャンした親、藤崎がピンズ模様なのでそこに対応したのか。
たしかに、発を切る時点で瀬戸熊の五筒八筒は残り1枚。
この局は勝又が
五万六万六万七万八万九万五筒六筒発発  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き
456と発の天秤で仕掛けると
自ら発を引き四筒七筒の7,700テンパイ
勝又が七筒をツモって。
2,000-3,900
南1局は
瀬戸熊が勝又からリーチで1,300
南2局 ドラ六筒
奈良
一万一万四万五万六万三索四索五索五筒六筒六筒七筒八筒
中々戦線に参加する事が出来なかった奈良だが、勝負手が入ります。安めの三索とはいえ、ドラが六筒なので、打点は十分。リーチと行きます。
そこに、瀬戸熊が追いつくも
四万五万六万一索二索三索五索六索七索三筒三筒七筒七筒
奈良が1発で(1発役はありませんが)
四筒ツモ。点数的にも、精神的にも大きな2,000-4,000
南3局 ドラ九索
南家 藤崎
七万九万九万五索六索七索二筒三筒三筒四筒四筒南南  ツモ南
絶好のダブ南を引いて、藤崎がリーチ
二万二万三万三万三索三索七索七索四筒四筒五筒五筒六筒
前局上がった、親の奈良も七対子で追いつきますが、
今度は藤崎が二筒をツモって2,000-4,000
1回戦終了時
藤崎+13.8P 奈良+5.5P 勝又▲5.8P 瀬戸熊▲13.5P
 
2回戦 勝又 藤崎 奈良 瀬戸熊
東1局 瀬戸熊
二万三万七万八万九万九万九万六索七索八索七筒八筒九筒  ドラ中
瀬戸熊が、一手変わり高め純チャン三色でテンパイ。
勝又
四索五索五索六索七索一筒一筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒
勝又も追いつきます。
藤崎
一万二万二万二索二索一筒二筒三筒三筒五筒  ポン中中中
勝又から、ドラを鳴いた藤崎も応戦しますが、瀬戸熊から勝又に三索で1,500のアガリ。
1回戦同様、静かな立ちアガリでのスタートとなりました。
東3局 親 奈良
二万四万五索七索一筒二筒三筒五筒五筒六筒七筒八筒東南  ドラ二筒
奈良が、ホンイツもみて打二万から行くと、六筒二筒九筒と引き一気に大物手の気配が。
そこに、西家・勝又が仕掛ける。
一索三索三索四索四索六索八索八索西北北北白
ここから藤崎の三索をポン。牽制しつつ、ホンイツ・トイトイになれば打点も付き、上手くいかなかったら、暗刻の北で受けも効くという仕掛け。
六索を切りソウズを余らせたように見せる勝又に対して奈良が強く押し返すと、素早く勝又が引きます。感想戦では、奈良が親でドラ色の一色手に加え、藤崎の国士を警戒したと話す勝又。
七筒が流れた奈良でしたが、結局流れたのは七筒南南を重ねるのは手順上難しいので、アガリがあったかは不明。
しかし、他家の手牌が見えない奈良に取ってはそれまでのツモが抜群だっただけに良い気はしないはず。精神的に影響が出なければよいですが・・。
東場は小場で動くも南1局に局面が動きます。
南1局、藤崎にドラが暗刻!しかし後の形が悪いか・
藤崎
一万四万七万二索七索一筒七筒南白発中中中  ドラ中
逆に勝又の配牌がいい。
四万五万一索二索三索四索五索八索八索二筒三筒五筒六筒
この手を上手く纏めて、
四万五万六万一索二索三索四索五索六索八索八索五筒六筒
四筒を引きアガリ、4,000オール。
藤崎も、あの配牌からここまで漕ぎ着けましたが、陽の目を見ることは叶わず。
三索四索五索二筒四筒南南中中中  チー五万 左向き三万 上向き四万 上向き
勝又がオーラスも自らアガって2回戦トップ。
トーナメント巧者、奈良も浮きに回り安定した打ちまわしを見せてくれています。
瀬戸熊は痛い2ラス。
解説の前田も語っていますが、展開がかなり厳しい印象。次にマイナスしてしまうと、通過に黄色信号が灯ってしまうだけに、何としても反撃のチャンスを掴みたいところです。
2回戦トータル
勝又+19.6P 奈良+10.1P 藤崎+3.3P 瀬戸熊▲33.0P
 
3回戦 藤崎 奈良 勝又 瀬戸熊
東1局
瀬戸熊
二万三万二索三索四索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒八筒  リーチ  ドラ五索
高め三色のリーチですが、一万で藤崎から2,000のアガリ。安めとはいえ、アガれた事で状況が上向いてきたのか、東4局
親 瀬戸熊
二万三万六万七万八万五索五索七索八索九索二筒三筒四筒  ドラ六万
5巡目にリーチ。親だけに勝負手と言えるでしょう。勝又が追いつくが四万で2,600オールのアガリ!
ようやく、瀬戸熊に風が吹き始めました。
1本場 瀬戸熊 配牌
一万三万七万八万一索三索四索五索七索八索四筒五筒西中  ドラ六索
勝又が
二索三索七索八索九索二筒三筒四筒六筒六筒八筒八筒八筒
リーチを打つと、奈良が七対子で追いつきます。どちらの待ちにするか?難しい選択ですが、打七万として、見事に勝又と待ちを合わせます。
六万六万七万一索四索四索六索六索七筒七筒九筒九筒発発
苦しいのは藤崎。安全牌がなく辛い立場に。
一索一索四索五索六索七索四筒四筒五筒五筒六筒七筒九筒九筒
七筒
更にそこに、加点を狙う瀬戸熊も押し返して、追いかけリーチ。
二万三万四万三索四索五索七索八索二筒三筒三筒四筒五筒
六索を引いて三筒六筒リーチ。
安全牌が無い藤崎、親・瀬戸熊の現物一索を切るも、一索はダブロン。頭ハネで、奈良の6,400のアガリとなりました。奈良の粘りと読みが生きた1局だと思います。
南1局1本場、親・藤崎がタンヤオ七対子でリーチ。
二万二万四万四万七万八万八万八索八索二筒二筒三筒三筒  ドラ一索
筋にかかってる訳ではありませんが、しっかり山に2枚生き。やはり、精度が高い・。
対する、瀬戸熊
二万三万四万四万六万六万六万五索六索五筒六筒南南  ツモ南  打三万  ドラ一索
現物の五索六索ではなく三万二万切りと切って粘りにいきます。
西家 勝又
一索二索三索四索五索七筒八筒九筒西西  チー四筒 左向き五筒 上向き六筒 上向き
そして勝又、この形式テンパイで藤崎のリーチに、一万五筒と押していく!
一体何が見えているのでしょうか・・。
結果は、粘った瀬戸熊が
四万四万六万六万六万四索五索六索六筒八筒南南南
七筒ツモ
安易に五索六索を落とさず、ソウズでメンツを作りアガリ切った瀬戸熊。形式テンパイからギリギリの押しを見せる勝又。
2人の粘りが凄い1局でした。
南2局 瀬戸熊9巡目
七万八万九万二索三索四索八索九索一筒一筒七筒八筒九筒  ドラ二索
状況が上向いてきた瀬戸熊。一索が2枚切れで、一索と変われば、純チャンになる手牌ですが、畳み掛ける様にリーチを打ちます。
そこに、勝又が戦いを挑みます。
五万五万八万八万八万四索五索五索六索五筒六筒六筒六筒
五万をポンして五索を勝負。2人テンパイで流局。勝又は、瀬戸熊を走らせない様しっかり勝負している印象です。
南3局、この局は瀬戸熊が凄い。
配牌
一万一万一万四万六万五索六索一筒四筒五筒六筒八筒白  ドラ八索
ツモ一筒四索ときて 2巡で三色リーチ!一発ツモとはいきませんでしたが、2巡後に五万をあっさりツモ!
前局、瀬戸熊を走らすまいと、戦った親、勝又。「そりゃ無いよー・・」の心境でしょうか?渋い表情をしていたのが、印象に残ります。
そして、点数を50,000点台に乗せた、瀬戸熊の親。効果音さえ聞こえて来そうなオーラスが始まります・・。
南4局
瀬戸熊 配牌
四万六万七万八万九万五索六索一筒三筒三筒五筒東西中  ドラ東
5巡目に
四万六万七万八万九万九万五索六索一筒三筒三筒四筒五筒東
ここから、瀬戸熊、打東
あの・・・
もしかして、” アレ” 入っちゃってたりなんかしてます??と、瀬戸熊に3者がお伺いを立てたくなる様な、5巡目のドラ切り。
この手なら、ドラの東を引っ張る手もあるとは思いますが、こうなったら目一杯広げるのが瀬戸熊流か。
四筒四索と引き入れ、二筒五筒待ち高めイーペーコーでのピンフリーチ!
視聴者の方も待ち焦がれていたのか、画面には、「知ってた〜」の文字が並びます!
(流行語の “そだね〜” はありませんでしたが)
結果は瀬戸熊が安めですが二筒を引きアガリ、マイナスポイントを完済。
次局に繋ぎます。
くるか!? クマクマタイム。
南4局1本場
瀬戸熊
三万七万二索二索三索四索九索四筒五筒八筒九筒西白中  ドラ五万
配牌は決して良いとは言えません。しかし、ツモが効いて、この配牌が6巡目にこのリーチ!
三万三万五万七万二索三索四索四筒五筒六筒七筒八筒九筒  リーチ
瀬戸熊の、一人旅になるかと思われましたが、またもや、ここでの勝又の打ちまわしが素晴らしかったと思います。
一旦は、現物の九索で迂回するも、八索三索と勝負し、絶好のカン四万を引いて二筒を切っての勝負リーチ!
三万四万五万六万六万五索六索七索二筒二筒三筒三筒四筒
そして、すぐに瀬戸熊から一筒で3,900。
このままだと、瀬戸熊が何処まで連荘したか分からないだけに、非常に大きな3,900となりました。
瀬戸熊にとっては消化不良となってしまいましたが、大きなトップで、上下の差がぐっと詰まりました!
大混戦になったC卓。勝負の行方は??
後、2回戦!!
3回戦トータル
奈良+14.2P 勝又+9.2P 瀬戸熊▲5.0P 藤崎▲18.4P
 
4回戦 奈良 勝又 藤崎 瀬戸熊
東1局、見事だったのが、忍者藤崎
一万二万六万七万四筒六筒七筒九筒東南白発中  ドラ西
相当に悪い配牌。しかし、マンズに寄せると驚異的な伸びを見せます。
上手く寄せきり、以下の手牌に。
一万一万二万七万七万東東西西白白発発中
ここで、全体場況から中単騎にせず、二万単騎にしたのが上手く、その中を親、奈良がポンして打二万
奈良
二万二万三万七索八索九索六筒七筒八筒白白  ポン中中中
二万。奈良にとっては不運な放銃となってしまいました。奈良はこの局を後悔していましたが、流石に親でこの手牌なら、仕方ないといっても良いのでは無いでしょうか?
構想力と、最終判断が光った、藤崎の12,000 トータルトップからの直取りで、4者がほぼ並びに。
東2局、瀬戸熊に大物手が!
瀬戸熊 配牌
一万二筒七筒七筒九筒南西白白白発中中  ドラ一万
中をポンして、発を引き込み東をポンして
七筒七筒白白白発発  ポン東東東  ポン中中中
何と、高め大三元!昨日に引き続き役満が出るのでしょうか?
発は後1枚。
六索七索七索八索八索二筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒白  ツモ五筒
対して藤崎。この九索を切っているフリテンテンパイから 白を打ち出していきます。ドキドキです。
結果は藤崎から勝又に1,500。
白の大明カンも、ちょっとだけ考えた。と言う瀬戸熊。流石に取りにくい選択でしょうが、もし、カンしていたらどうなったのでしょうか・・。
南3局2本場
奈良
二万三万七万八万八万五索六索七索五筒六筒七筒東東  ドラ八筒
ツモ東七万ヤミテン
一万は3枚見え、リーチは打ちにくい手牌。前田は、打二万や取らずの八万もあるかと語ります。
そこに、親・藤崎が追いついてリーチ!
三万四万四万五万六万七索八索三筒四筒五筒六筒七筒八筒  リーチ
ツモ三万で、リーチ宣言牌が四万。役なしの奈良はこの牌で当たれず。奈良は、
二万三万八万八万五索六索七索五筒六筒七筒  チー四万 左向き五万 上向き六万 上向き
と、粘るが、この仕掛けで藤崎が2,600は2,800オール。
このアガリが決め手となり、藤崎のトップで最終戦へ。
4回戦トータル
勝又+20.4P  藤崎+7.0P 瀬戸熊▲13.7P 奈良▲13.7P
 
最終戦 奈良 勝又 瀬戸熊 藤崎
東1局
一索一索八索八索一筒一筒一筒八筒八筒八筒発中中  ドラ六索
勝又が中をポンしてテンパイ。
藤崎が
二万三万三万三万三万七万八万九万六索七索八索六筒七筒
ツモ二万で、三万をカンするも、リンシャンにいたのが無情にも八索
藤崎から勝又に5,200でのスタートとなりました。
東2局、今度は藤崎がこのリーチ
三万四万五万五索五索六索七索八索六筒六筒七筒七筒八筒  リーチ  ドラ三索
ツモるか、高めでアガれば失点を挽回できますが、1人テンパイで流局。
東3局1本場、藤崎がリーチ。
五万六万七万四索五索六索七索八索二筒三筒四筒七筒七筒  ドラ七万
九索ツモで1,300・2,600。藤崎にとって大きなアガリ。
東4局
勝又
一万二万三万四万一索一索二索三索二筒三筒四筒四筒六筒八筒  ドラ二万
勝又、小考のうち、打四万
奈良
二万五万六万七万五索六索七索一筒二筒三筒四筒五筒六筒
意外だったのは奈良。テンパイが入っているこの手牌から、七筒を鳴き 打一筒タンヤオ・三色・ドラドラにするも、ちょっと重厚な奈良らしく無い感じはします。
その一筒を勝又がチーカン七筒に。そして、七筒で勝又のツモあがり。
ドラは山に3枚。奈良は七筒を引けていただけに、奈良にとって痛い結果になってしまいました。
南1局
奈良
五万一索三索七索七筒八筒九筒九筒東東発  チー一万 左向き二万 上向き三万 上向き  ドラ五筒
3枚目の一万をチー。
一索二索三索七筒八筒九筒東東発発  チー一万 左向き二万 上向き三万 上向き
藤崎リーチ。
七万八万九万四索五索五索六索六索七索二筒四筒四筒四筒  リーチ
奈良、ドラの五筒もぶつけ親権死守。2人テンパイ。
1本場は、勝又・藤崎が2人で交わしに行くと、後に引けない奈良から、藤崎に1,000は1,300。
南2局、勝又から藤崎に七索で6,400。
藤崎
七万八万九万八索九索九筒九筒九筒西西発発発  ドラ六筒
勝又
二万二万六索六索七索七索八索八筒八筒八筒  チー五索 左向き四索 上向き六索 上向き
2,900のテンパイだが、持ってきたのは七索
南3局
奈良
四万五万六万一索二索一筒三筒四筒五筒六筒  ポン中中中  ドラ中
ドラを鳴けた奈良。三索をチー、二筒が無いので打一筒とすると、奈良から藤崎に2,000。
奈良は是非にでもアガリたい手なだけに大きな放銃となってしまいました。
藤崎
一万一万一万七万八万九万一索二索三索一筒  チー七筒 左向き八筒 上向き九筒 上向き
オーラス
奈良25,300
勝又26,900
瀬戸熊24,300
藤崎43,500
奈良・瀬戸熊は三倍満ツモ条件。
奈良は勝又から12,000の直撃。瀬戸熊は勝又から16,000の直撃。
厳しい条件の中、2人に条件をみたす手は入らず、勝又がアガリきり終局となりました。
最終戦トータル
勝又+26.5P 藤崎+25.9P 奈良▲23.7P 瀬戸熊▲28.7P
1位通過 勝又健志
2位通過 藤崎智
勝又は、トーナメント巧者らしい安定した打ちまわしが光りましたが、勝負所とみた局面では信じられない程の深い踏み込みを見せてくれました。
特に、瀬戸熊に対しては、相当戦いに行った印象があり、瀬戸熊も、「ちょっと、来にくいと思える局面でも、踏み込んでこられた。」
と、勝又の押しに感服していました。
ベスト8では、どんな戦いを見せてくれるのでしょう?
藤崎は、とにかく、手筋が素晴らしく感じました。高打点の手でも、河に対して繊細に意識が張り巡らされており、勝負手とはこうやってアガるものだ。と、いう局をいくつも作ってくれました。ファンの方だけでなく、我々若手にとっても大変参考になったのでは無いでしょうか?
惜しくも、敗れた瀬戸熊・奈良でしたが、瀬戸熊は3回戦・オーラスの親を、持ってくるまでの戦い振りが強く印象に残ります。
勝又に止められなければ、何処まで積んだのだろう。と、思ったファンの方も大勢いたでしょう。
直ぐに始まるA1リーグも本当に楽しみです!
奈良は、冷静な押し引きが印象に残りました。また七対子でロン牌を合わせた読みの深さや、安定感のある重厚な打ちまわしは非常に勉強になりました。
奈良も4月から始まるB1セレクトに、選手として出る機会も多いと思われる1人。
4月からの戦い振りも是非注目を!
これで グランプリベスト16・C卓のレポートを終わります。
残るは、最終D卓。果たしてどんなドラマがまっているのでしょうか?
こう、ご期待!!

Mr.Xの連盟Weekly!

100

 
 
 

「春眠暁を覚えず」というが、まさに寝過ごすにはピッタリな季節! 一日何時間寝ても寝たりない感ありあり。遅刻はシャレにならいぜ!

 
 

【第8期グランプリMAX決勝戦】

 
 

 

100

 

現役鳳凰位、十段位、前鳳凰位、会長という近年稀に見るベストメンバーとなった『第8期グランプリMAX』決勝戦。初日3戦目までは混戦模様だったのだが…

 

100

 

4戦目で前原が大爆発! しかも一度18000点まで沈んでからのこの復活、まさに人知を超えたゴジラ!

 

100

 

2日目、そのゴジラの首に唯一鈴をつけられたのが

 

100

 

7回戦目で前原のリーチを受けて森山が五万ツモで倍満のアガリ!
一応現実的点差で最終戦をむかえたがさすがに一歩及ばず。

 

100

 

そういえば昨年は佐々木寿人、今年は前原雄大。チームがらくたが毎年グランプリを制しているが来年はさて誰が…。

 
 
 

【グランプリの真裏では】

 
 

2017年度のグランプリと同時刻に巣鴨連盟道場では

 

100

 

2018年最初の公式戦が行われていた。『第4期JPML WRCリーグ』。
左奥には瀬戸熊直樹の姿が。

 

100

 

A1リーガーといえども油断はできない、次回のグランプリへの戦いは今から始まって
るのだ!

 
 
 

【新50歳代?】

 
 

ついにこの人も50代の仲間入り。

 

100

 

忍法若作りの術も年々通じなくなるが、麻雀の方は齢を重ねることにますます。グランプリでは大敗も『Battle of generation【50代以上代表決定戦】』では…

 

100

 

沢崎とのアガリ競争を…制しないで流局に持ち込むことに成功。沢崎がノーテンのためこれで逃げ切っての優勝だ!

 

100

 

とはいえこの中に混じると完全に「若手」。

 

100

 

『第12回モンド名人戦』にも新50歳として出場してるが…浮いてる感がヒシヒシと出てるぜ!

 
 
 

【ゆーみん快挙!!】

 
 

日本プロ麻雀協会主催の『第16回日本オープン』。3月25日に決勝戦が行われ、紅一点・魚谷侑未がなんと優勝! 

 

100
日本プロ麻雀協会ホームページ引用
 

ちなみに過去15回において女性の優勝者はゼロとのこと。つまり史上初の女性優勝者ということに!

一夜明けて26日(月)。『ゆーみんと喋りまShow!!』の番組前にスタジオで仮眠明けのゆーみん。番組内で花束贈呈のドッキリを仕掛けて泣かせようにも

 

100

 

プレゼンターが会長では完全に恐縮。泣くどころではなかったぜ!

 
 
 

【プロ連盟に「石川遼」が特別入会!?】

 
 

石川遼…といってもプロゴルファーではなく、さすがに同姓同名である。そしてその石川の正体はなんと!

 

100

 

天鳳位・すずめクレイジーさんの本名だった! 28日(水)『高宮まりの”月刊プロ連盟ニュース”』で特別ゲストで出演。表明通り4月よりプロ連盟に入会、B2リーグから鳳凰戦に出場。
そのすずめクレイジーさん改め石川プロのデビュー戦を特別に生放送することが決定!

・4月7日(土)13:00~
『第35期鳳凰戦~B1リーグSelect第1節』
B2リーグの1・2回戦を放送(その後B1リーグの3・4回戦を放送)

いつも以上にB1Select要チェックだぜ!

プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!

100

 
 
 
「春眠暁を覚えず」というが、まさに寝過ごすにはピッタリな季節! 一日何時間寝ても寝たりない感ありあり。遅刻はシャレにならいぜ!
 
 
【第8期グランプリMAX決勝戦】
 
 
 
100
 
現役鳳凰位、十段位、前鳳凰位、会長という近年稀に見るベストメンバーとなった『第8期グランプリMAX』決勝戦。初日3戦目までは混戦模様だったのだが…
 
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4戦目で前原が大爆発! しかも一度18000点まで沈んでからのこの復活、まさに人知を超えたゴジラ!
 
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2日目、そのゴジラの首に唯一鈴をつけられたのが
 
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7回戦目で前原のリーチを受けて森山が五万ツモで倍満のアガリ!
一応現実的点差で最終戦をむかえたがさすがに一歩及ばず。
 
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そういえば昨年は佐々木寿人、今年は前原雄大。チームがらくたが毎年グランプリを制しているが来年はさて誰が…。
 
 
 
【グランプリの真裏では】
 
 
2017年度のグランプリと同時刻に巣鴨連盟道場では
 
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2018年最初の公式戦が行われていた。『第4期JPML WRCリーグ』。
左奥には瀬戸熊直樹の姿が。
 
100
 
A1リーガーといえども油断はできない、次回のグランプリへの戦いは今から始まって
るのだ!
 
 
 
【新50歳代?】
 
 
ついにこの人も50代の仲間入り。
 
100
 
忍法若作りの術も年々通じなくなるが、麻雀の方は齢を重ねることにますます。グランプリでは大敗も『Battle of generation【50代以上代表決定戦】』では…
 
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沢崎とのアガリ競争を…制しないで流局に持ち込むことに成功。沢崎がノーテンのためこれで逃げ切っての優勝だ!
 
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とはいえこの中に混じると完全に「若手」。
 
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『第12回モンド名人戦』にも新50歳として出場してるが…浮いてる感がヒシヒシと出てるぜ!
 
 
 
【ゆーみん快挙!!】
 
 
日本プロ麻雀協会主催の『第16回日本オープン』。3月25日に決勝戦が行われ、紅一点・魚谷侑未がなんと優勝! 
 
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日本プロ麻雀協会ホームページ引用
 
ちなみに過去15回において女性の優勝者はゼロとのこと。つまり史上初の女性優勝者ということに!
一夜明けて26日(月)。『ゆーみんと喋りまShow!!』の番組前にスタジオで仮眠明けのゆーみん。番組内で花束贈呈のドッキリを仕掛けて泣かせようにも
 
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プレゼンターが会長では完全に恐縮。泣くどころではなかったぜ!
 
 
 
【プロ連盟に「石川遼」が特別入会!?】
 
 
石川遼…といってもプロゴルファーではなく、さすがに同姓同名である。そしてその石川の正体はなんと!
 
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天鳳位・すずめクレイジーさんの本名だった! 28日(水)『高宮まりの”月刊プロ連盟ニュース”』で特別ゲストで出演。表明通り4月よりプロ連盟に入会、B2リーグから鳳凰戦に出場。
そのすずめクレイジーさん改め石川プロのデビュー戦を特別に生放送することが決定!
・4月7日(土)13:00~
『第35期鳳凰戦~B1リーグSelect第1節』
B2リーグの1・2回戦を放送(その後B1リーグの3・4回戦を放送)
いつも以上にB1Select要チェックだぜ!

第8期麻雀グランプリMAX ベスト16 B卓レポート

グランプリベスト16・B卓は、
一次予選からの勝ちアガリ。日本プロ麻雀連盟会長「手役アーティスト」こと森山茂和。
最近「ゴジラ」の2つ名が定着しつつある現鳳凰位前原雄大。
前年度、鳳凰位決定戦準優勝。狙うは悲願のG1優勝。A1リーガー近藤久春。
今期の鳳凰位決定戦で、激闘の末、前原に敗れたAリーガー内川幸太郎。

A1が3人と、会長森山と言う豪華な卓。手役派・連続攻撃系と、攻撃力が高い4名が集まった為、激しい打撃戦が予測されますが、もう1つ注目したいのは、前原と内川の対決。両者は鳳凰位決定戦でも激闘を繰り広げており、若武者内川にとってはリベンジマッチとなります。
自身初のG1タイトル奪取のためにも、負けられない内川。
ベスト8に進出出来るのは、果たして!?

 

100

 

1回戦 前原 森山 近藤 内川

東1局 前原7巡目

一索一索七索七索二筒二筒六筒六筒南白白発発  ドラ四万

前原が1枚切れの南で先制リーチ。

内川

三万四万五万二索三索三筒四筒五筒五筒五筒六筒七筒八筒

同巡、絶好のドラを引いて追いかけます。
この後の展開を占う開局。
結果は、内川高め四索のツモアガリ!大きな2,000・4,000。

東2局 親・森山

四万五万七万七万三索四索五索一筒二筒三筒四筒五筒六筒  ドラ一索

まずは森山がピンフのテンパイ。三色やタンヤオの手替わりがある為、ヤミテンに。
内川も仕掛けてテンパイ。

二万三万四万八万八万五索六索四筒五筒六筒  ポン発発発

前原
六万六万三索四索五索六索七索八索八索八索八索八筒九筒

そこに前原が、ドラを切ってリーチ。
しかし、アガったのは内川。七索ツモで300・500。

東3局、またもや内川がピンフテンパイの森山から1,300のアガリ。
3連続アガリと好調の内川。このまま突っ走れるでしょうか?

東4局

前原
四万五万六万二筒二筒七筒九筒  チー四筒 左向き二筒 上向き三筒 上向き  ポン白白白  ドラ八筒

南家、前原が仕掛けます。
すると、親・内川が、少し対応した感じに。解説の沢崎は、ここは相手を考えずに攻める局面と語ります。
結果は押し返した近藤が、リーチで高めのツモアガリ。

四万五万六万七万八万五索六索七索三筒四筒五筒六筒六筒  ツモ三万

1,300・2,600。

南1局

森山
二万三万七万二索四索七索八索二筒四筒五筒八筒白白  ドラ二筒

2巡目 ツモ七筒。森山、この手から打白として、大きく狙っていきます。

近藤が

二万三万四万三索三索四索五索六索一筒二筒三筒七筒八筒

自身が5巡目に八筒を打ち良い待ちになっている事もあってか、このリーチを打つと、森山が追いついてリーチ。

二万三万四万六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒

すぐに五筒を近藤が掴んでしまいます。
森山の構想力が生きた1局となりました。

南2局

森山
三万三万五万五万一索二索二索五索五索一筒一筒二筒二筒  ドラ三万

親の森山は2枚切れの発を持ってくると、打一索とします。そして、ツモ一索でアガリ逃してしまいます。しかし、それで腹を括ったのかリーチと行き、ハイテイでなんと発をつもって6,000オール!
アガリ逃しのダメージどころか、高くしてアガってしまいました・・強いです。

南3局 前原の配牌。

六万五索三筒八筒東南西北北白白中中  ツモ五万  ドラ二筒

運命の南3局。

解説席では、面白い手ですねー。
くらいのライトな感じでしたが、まさかあんな事になるとは誰が予想したでしょうか・・・!?

ここから前原 白ポン・北ポン。

3者の手牌は以下の形に。

森山
四万五万六万七万八万九万二索三索四索九索九索二筒四筒

内川
二万四万四索五索三筒四筒六筒六筒六筒七筒七筒西西

近藤
一万一万四万五万六万七万九万一筒一筒二筒三筒三筒四筒

対して前原。

五万東南西発中中  ポン北北北  ポン白白白

・・・。

・・・。

いや、さすがに前原以外のアガリになりそうなものですが・・。
ここから中を引き、北を加カン。なにやら怪しげな雰囲気が・・。

そして、親・近藤が

一万一万五万六万七万九万九万一筒二筒三筒三筒四筒五筒

これでリーチに行くと。前原 発南と驚異の引き!

南南発発中中中  加カン北北北北  ポン白白白

まさか・・。まさかの高めダブル役満テンパイが!ゴジラの足音が直ぐそこに・・・。
そして、近藤が掴んでしまった牌は・・・ 南でした・・。
近藤にとってのせめてもの救いは、安めだった事でしょうか。32,000ですが・・。
公式戦で初めて役満を放銃してしまった・・・と、語る近藤。何時かは降るものだと本人も覚悟していたとは思いますが、まさか安めで32,000の放銃とは、夢にも思わなかったのでは無いでしょうか?
夏目坂スタジオを、破壊せんとさえ感じられる、ゴジラの一撃でした!!

このアガリで前原がトップ。

1回戦結果

前原+28.3P
森山+16.9P
内川+5.3P
近藤▲51.1P

 

2回戦 内川 前原 森山 近藤

東1局から高打点

内川
七万八万二索二索三索四索五索二筒三筒四筒六筒六筒六筒  ドラ四索

前原
三万四万五万四索五索六索一筒一筒一筒七筒八筒西西

リーチ合戦で前原から内川に六万で7,700。七索八索を外した内川の判断が光ります。

東2局、森山はホンイツが見える好配牌。
2巡目ここから、

三索四索四索六索八索南西西北発中中中  ドラ三索

西が出るも、スルーすると手が伸びて、ドラドラテンパイの入った近藤から、

五万六万七万三索三索二筒二筒四筒五筒六筒  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き

森山
三索四索六索七索八索西西西発発中中中  ロン五索

この12,000のアガリ。森山の重厚な選択が印象に残ります。
近藤もドラドラあるだけに、仕方ないとはいえ、厳しい展開が続きます。

東3局、苦しい展開が続く近藤ですが、

一索一索一筒二筒三筒九筒九筒  ポン西西西  チー三万 左向き一万 上向き二万 上向き  ドラ九筒

親・前原
七万八万九万三索四索六索六索一筒二筒三筒四筒四筒四筒  リーチ

前原がリーチときますが、待ち取りを間違えず、近藤が九筒をツモで2,000・4,000。
このアガリをキッカケにして反撃したい所!

しかし、次局、内川のヤミテンに一筒で8,000の放銃。今日の近藤はやはり厳しいのか・・。

内川
一索二索三索二筒三筒七筒八筒九筒南南南中中  ドラ三索

南1局1本場

近藤
二万三万四万五索六索七索八索八索八索三筒三筒六筒八筒  ドラ七索

しかし、挫けない近藤。この手をリーチして、強く押し返されるも、七筒をツモで2,000・3,900。 意地を見せてくれます。

そして、オーラス近藤に以下のテンパイが。
この手をアガれば、まだまだこれからの近藤、更に変化すれば18,000もある手牌ですが、

二筒二筒三筒四筒四筒七筒七筒  ポン東東東  ポン発発発  ドラ二万

前原
二万二万二万四万四万五万六万七万五索五索四筒五筒六筒

無情にも、近藤から前原に五索で8,000・・。
近藤にとって、あまりに厳しい結末となってしまいました。

2回戦トータル
森山+29.1P
内川+26.5P
前原+9.2P
近藤▲64.8P

 

3回戦 前原 森山 内川 近藤

東2局 前原がこの手牌から、

二万二万四万八万四索四索六索六索七索七索八索九索九索  ドラ一索

七索ツモトイツ手含みで 打四万として。

二万二万四索四索六索六索六索七索七索七索八索  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き

九索をポンしてテンパイ取らずの二万。珍しいと思いましたが、この選択が素晴らしく。
チンイツに寄せきり、親・森山から五索で8,000の見事なアガリ。

四索四索六索六索六索七索七索七索八索八索  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き

南1局

前原
五万六万二索三索四索六索六索八索八索八索五筒六筒七筒  ドラ五筒

親、前原のリーチに対して、一手変わり三色のテンパイが入っていた近藤が四万で7,700の放銃。

三万四万五万一索三索七索八索九索三筒四筒五筒八筒八筒

この手で前に出ないイメージもある近藤ですが、ポイント状況的に、高打点になり得る手牌はオリにくいでしょうか・・。
近藤に厳しい展開が続きます。

3回戦終了時
前原+35.0P
内川+30.9P
森山+17.0P
近藤▲82.9P

 

4回戦 内川 前原 森山 近藤

上位3名が接戦でスタートした4回戦。リード奪うのは果たして?

東1局リーチ棒付きで、内川から前原にピンフドラ1、2,000の放銃。

東2局

内川
四万五万六万七万七万六索七索五筒六筒七筒九筒九筒九筒  リーチ  ドラ一万

近藤
五筒五筒六筒七筒八筒東東  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン白白白

このテンパイに対して、前原

一万二索二索六索六索六筒六筒東東西西発発

力強く、ドラの一万ツモ 4,000オール。やはりと言うか、前原が抜けだします。

東3局

森山

二万一索二索五索五索七索八索九索西西  ポン発発発  ツモ二万  打二索  ドラ二万

ホンイツ風味で仕掛けた森山ですが、ドラが重なり方向転換。
そして近藤。難しい手を上手く345の三色に寄せて以下の手牌。

二万三万四万五万六万七万八万四索五索三筒四筒五筒六筒六筒

二万か、五万八万か?
大量得点が必要な近藤、3,000・6,000は逃せないとドラを切って高め345の三色に受けます。
それを森山がポン。

五索五索七索八索九索西西  ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き  ポン発発発

無情にも近藤が西を掴み 森山へ11,600。
ポイントがあれば違った選択も視野に入るだけに、追う立場は辛いと改めて感じさせる1局となりました。

東4局、近藤チンイツに寄せ切るも

一索一索二索三索三索五索六索六索六索七索  チー八索 左向き七索 上向き九索 上向き

アガれず流局。

南3局

近藤
二索三索四索四索五索六索東  ポン北北北  ポン発発発  ドラ五索

内川
一万二万三万五万六万七万八万六索七索八索  ポン白白白

南3局、競り合いが続く3名ですが、仕掛けている近藤に対し、内川が東で8,000の放銃。内川は痛い放銃か・・。

最後は前原が1,000点でアガリ4回戦終了。

4回戦トータル
前原+60.9P
森山+29.0P
内川+7.1P
近藤▲97.0P

 

最終戦 森山 内川 近藤 前原

ほぼ、森山・内川の一騎打ちとなった最終戦。森山・内川が交互にアガリます。

東4局も

五万七万五索六索七索八索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒  ドラ六筒

12,000のテンパイが親前原に入っていたが、

内川が

四万五万五万六万六万五索六索七索一筒二筒三筒四筒四筒

これでリーチを打ち、前原から四万で3,900のアガリ、前原はオリる手もあったとは思いますが、相手に背中を見せないのが前原。
放銃とはなりましたが、最後まで逃げない姿勢に共感したファンも多かったと思います。

南1局

親 森山

五索六索七索南南西西  チー二索 左向き一索 上向き三索 上向き  ポン中中中  ドラ七索

内川も

八万八万五索六索七索九索九索二筒三筒四筒発発発  リーチ

2つ仕掛ける森山にリーチで真っ向勝負!勝負局だけに、力が入る両者。
結果は、内川が西で森山に11,600。

これで、勝負ありかと思われましたが、内川が粘ります!

親で

一万一万二万三万四万四索五索一筒一筒一筒六筒七筒八筒  ドラ二万

三索ツモ 2,000は2,200オールをツモると次局 、内川に勝負手が入ります。

13巡目

五万五万二索三索三索三筒三筒三筒四筒四筒五筒六筒七筒八筒  ドラ五万

難しい選択ですが、打三筒とすると二筒ツモ打三索でリーチ。
そして、一索ツモで4,000は4,300オールで肉薄!なんと、苦しくなってきたのは前原。

南2局4本場

内川
二万二万二万二索三索三索四索四索一筒七筒七筒発発  ドラ三索

次にアガると前原を交わす内川ですが、森山・前原2人が捌きに行き、森山が前原から1,000点でアガリ切ります。

南3局の時点で前原と内川の差7.0ポイント。
内川リーチ・前原仕掛けて応戦しますが、2人テンパイで流局。

そして、オーラスへ。

オーラス
森山 39,700
内川 45,100
近藤 18,900
前原 15,300

内川の条件は1,300・2,600、前原から3,900、森山から7,700。

力が入る内川だが、テンパイする事は叶わず、全員ノーテンでの終局となりました。

最終戦トータル

森山+42.7P
前原+38.2P
内川+30.2P
近藤▲112.1P

1位通過 森山茂和
2位通過 前原雄大

森山・前原の通過となったB卓。
森山は、手牌の構想力と胆力が素晴らしいと感じました。特に仕掛けも8,000のホンイツ手で西をポンせず、12,000をアガリ切った局は素晴らしいと思いました。
押し引きも冷静で、充実している印象を受けます。

前原は流石の勝ちアガリ。
天鳳位VS連盟でも2回の優勝を挙げたばかりか、鳳凰位も連覇。
このまま、グランプリももぎ取ってしまうのでしょうか!?
1つだけ懸念材料があるとすれば、1年に1回はアガリたいと語っている役満を、もうアガってしまった事くらいでしょうか・・?。

グランプリにかける思いがあったと語った内川。
公式戦初の役満放銃という不幸があった近藤も、素晴らしい闘牌を見せてくれたと思います。
2人の来期A1での戦いにも注目してください!

これで、グランプリベスト16・B卓のレポートを終わります。
熱い戦いは、まだまだ続く!!

グランプリ レポート/第8期麻雀グランプリMAX ベスト16 B卓レポート

グランプリベスト16・B卓は、
一次予選からの勝ちアガリ。日本プロ麻雀連盟会長「手役アーティスト」こと森山茂和。
最近「ゴジラ」の2つ名が定着しつつある現鳳凰位前原雄大。
前年度、鳳凰位決定戦準優勝。狙うは悲願のG1優勝。A1リーガー近藤久春。
今期の鳳凰位決定戦で、激闘の末、前原に敗れたAリーガー内川幸太郎。
A1が3人と、会長森山と言う豪華な卓。手役派・連続攻撃系と、攻撃力が高い4名が集まった為、激しい打撃戦が予測されますが、もう1つ注目したいのは、前原と内川の対決。両者は鳳凰位決定戦でも激闘を繰り広げており、若武者内川にとってはリベンジマッチとなります。
自身初のG1タイトル奪取のためにも、負けられない内川。
ベスト8に進出出来るのは、果たして!?
 
100
 
1回戦 前原 森山 近藤 内川
東1局 前原7巡目
一索一索七索七索二筒二筒六筒六筒南白白発発  ドラ四万
前原が1枚切れの南で先制リーチ。
内川
三万四万五万二索三索三筒四筒五筒五筒五筒六筒七筒八筒
同巡、絶好のドラを引いて追いかけます。
この後の展開を占う開局。
結果は、内川高め四索のツモアガリ!大きな2,000・4,000。
東2局 親・森山
四万五万七万七万三索四索五索一筒二筒三筒四筒五筒六筒  ドラ一索
まずは森山がピンフのテンパイ。三色やタンヤオの手替わりがある為、ヤミテンに。
内川も仕掛けてテンパイ。
二万三万四万八万八万五索六索四筒五筒六筒  ポン発発発
前原
六万六万三索四索五索六索七索八索八索八索八索八筒九筒
そこに前原が、ドラを切ってリーチ。
しかし、アガったのは内川。七索ツモで300・500。
東3局、またもや内川がピンフテンパイの森山から1,300のアガリ。
3連続アガリと好調の内川。このまま突っ走れるでしょうか?
東4局
前原
四万五万六万二筒二筒七筒九筒  チー四筒 左向き二筒 上向き三筒 上向き  ポン白白白  ドラ八筒
南家、前原が仕掛けます。
すると、親・内川が、少し対応した感じに。解説の沢崎は、ここは相手を考えずに攻める局面と語ります。
結果は押し返した近藤が、リーチで高めのツモアガリ。
四万五万六万七万八万五索六索七索三筒四筒五筒六筒六筒  ツモ三万
1,300・2,600。
南1局
森山
二万三万七万二索四索七索八索二筒四筒五筒八筒白白  ドラ二筒
2巡目 ツモ七筒。森山、この手から打白として、大きく狙っていきます。
近藤が
二万三万四万三索三索四索五索六索一筒二筒三筒七筒八筒
自身が5巡目に八筒を打ち良い待ちになっている事もあってか、このリーチを打つと、森山が追いついてリーチ。
二万三万四万六索七索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒八筒
すぐに五筒を近藤が掴んでしまいます。
森山の構想力が生きた1局となりました。
南2局
森山
三万三万五万五万一索二索二索五索五索一筒一筒二筒二筒  ドラ三万
親の森山は2枚切れの発を持ってくると、打一索とします。そして、ツモ一索でアガリ逃してしまいます。しかし、それで腹を括ったのかリーチと行き、ハイテイでなんと発をつもって6,000オール!
アガリ逃しのダメージどころか、高くしてアガってしまいました・・強いです。
南3局 前原の配牌。
六万五索三筒八筒東南西北北白白中中  ツモ五万  ドラ二筒
運命の南3局。
解説席では、面白い手ですねー。
くらいのライトな感じでしたが、まさかあんな事になるとは誰が予想したでしょうか・・・!?
ここから前原 白ポン・北ポン。
3者の手牌は以下の形に。
森山
四万五万六万七万八万九万二索三索四索九索九索二筒四筒
内川
二万四万四索五索三筒四筒六筒六筒六筒七筒七筒西西
近藤
一万一万四万五万六万七万九万一筒一筒二筒三筒三筒四筒
対して前原。
五万東南西発中中  ポン北北北  ポン白白白
・・・。
・・・。
いや、さすがに前原以外のアガリになりそうなものですが・・。
ここから中を引き、北を加カン。なにやら怪しげな雰囲気が・・。
そして、親・近藤が
一万一万五万六万七万九万九万一筒二筒三筒三筒四筒五筒
これでリーチに行くと。前原 発南と驚異の引き!
南南発発中中中  加カン北北北北  ポン白白白
まさか・・。まさかの高めダブル役満テンパイが!ゴジラの足音が直ぐそこに・・・。
そして、近藤が掴んでしまった牌は・・・ 南でした・・。
近藤にとってのせめてもの救いは、安めだった事でしょうか。32,000ですが・・。
公式戦で初めて役満を放銃してしまった・・・と、語る近藤。何時かは降るものだと本人も覚悟していたとは思いますが、まさか安めで32,000の放銃とは、夢にも思わなかったのでは無いでしょうか?
夏目坂スタジオを、破壊せんとさえ感じられる、ゴジラの一撃でした!!
このアガリで前原がトップ。
1回戦結果
前原+28.3P
森山+16.9P
内川+5.3P
近藤▲51.1P
 
2回戦 内川 前原 森山 近藤
東1局から高打点
内川
七万八万二索二索三索四索五索二筒三筒四筒六筒六筒六筒  ドラ四索
前原
三万四万五万四索五索六索一筒一筒一筒七筒八筒西西
リーチ合戦で前原から内川に六万で7,700。七索八索を外した内川の判断が光ります。
東2局、森山はホンイツが見える好配牌。
2巡目ここから、
三索四索四索六索八索南西西北発中中中  ドラ三索
西が出るも、スルーすると手が伸びて、ドラドラテンパイの入った近藤から、
五万六万七万三索三索二筒二筒四筒五筒六筒  ポン八万 上向き八万 上向き八万 上向き
森山
三索四索六索七索八索西西西発発中中中  ロン五索
この12,000のアガリ。森山の重厚な選択が印象に残ります。
近藤もドラドラあるだけに、仕方ないとはいえ、厳しい展開が続きます。
東3局、苦しい展開が続く近藤ですが、
一索一索一筒二筒三筒九筒九筒  ポン西西西  チー三万 左向き一万 上向き二万 上向き  ドラ九筒
親・前原
七万八万九万三索四索六索六索一筒二筒三筒四筒四筒四筒  リーチ
前原がリーチときますが、待ち取りを間違えず、近藤が九筒をツモで2,000・4,000。
このアガリをキッカケにして反撃したい所!
しかし、次局、内川のヤミテンに一筒で8,000の放銃。今日の近藤はやはり厳しいのか・・。
内川
一索二索三索二筒三筒七筒八筒九筒南南南中中  ドラ三索
南1局1本場
近藤
二万三万四万五索六索七索八索八索八索三筒三筒六筒八筒  ドラ七索
しかし、挫けない近藤。この手をリーチして、強く押し返されるも、七筒をツモで2,000・3,900。 意地を見せてくれます。
そして、オーラス近藤に以下のテンパイが。
この手をアガれば、まだまだこれからの近藤、更に変化すれば18,000もある手牌ですが、
二筒二筒三筒四筒四筒七筒七筒  ポン東東東  ポン発発発  ドラ二万
前原
二万二万二万四万四万五万六万七万五索五索四筒五筒六筒
無情にも、近藤から前原に五索で8,000・・。
近藤にとって、あまりに厳しい結末となってしまいました。
2回戦トータル
森山+29.1P
内川+26.5P
前原+9.2P
近藤▲64.8P
 
3回戦 前原 森山 内川 近藤
東2局 前原がこの手牌から、
二万二万四万八万四索四索六索六索七索七索八索九索九索  ドラ一索
七索ツモトイツ手含みで 打四万として。
二万二万四索四索六索六索六索七索七索七索八索  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き
九索をポンしてテンパイ取らずの二万。珍しいと思いましたが、この選択が素晴らしく。
チンイツに寄せきり、親・森山から五索で8,000の見事なアガリ。
四索四索六索六索六索七索七索七索八索八索  ポン九索 上向き九索 上向き九索 上向き
南1局
前原
五万六万二索三索四索六索六索八索八索八索五筒六筒七筒  ドラ五筒
親、前原のリーチに対して、一手変わり三色のテンパイが入っていた近藤が四万で7,700の放銃。
三万四万五万一索三索七索八索九索三筒四筒五筒八筒八筒
この手で前に出ないイメージもある近藤ですが、ポイント状況的に、高打点になり得る手牌はオリにくいでしょうか・・。
近藤に厳しい展開が続きます。
3回戦終了時
前原+35.0P
内川+30.9P
森山+17.0P
近藤▲82.9P
 
4回戦 内川 前原 森山 近藤
上位3名が接戦でスタートした4回戦。リード奪うのは果たして?
東1局リーチ棒付きで、内川から前原にピンフドラ1、2,000の放銃。
東2局
内川
四万五万六万七万七万六索七索五筒六筒七筒九筒九筒九筒  リーチ  ドラ一万
近藤
五筒五筒六筒七筒八筒東東  ポン二索 上向き二索 上向き二索 上向き  ポン白白白
このテンパイに対して、前原
一万二索二索六索六索六筒六筒東東西西発発
力強く、ドラの一万ツモ 4,000オール。やはりと言うか、前原が抜けだします。
東3局
森山
二万一索二索五索五索七索八索九索西西  ポン発発発  ツモ二万  打二索  ドラ二万
ホンイツ風味で仕掛けた森山ですが、ドラが重なり方向転換。
そして近藤。難しい手を上手く345の三色に寄せて以下の手牌。
二万三万四万五万六万七万八万四索五索三筒四筒五筒六筒六筒
二万か、五万八万か?
大量得点が必要な近藤、3,000・6,000は逃せないとドラを切って高め345の三色に受けます。
それを森山がポン。
五索五索七索八索九索西西  ポン二万 上向き二万 上向き二万 上向き  ポン発発発
無情にも近藤が西を掴み 森山へ11,600。
ポイントがあれば違った選択も視野に入るだけに、追う立場は辛いと改めて感じさせる1局となりました。
東4局、近藤チンイツに寄せ切るも
一索一索二索三索三索五索六索六索六索七索  チー八索 左向き七索 上向き九索 上向き
アガれず流局。
南3局
近藤
二索三索四索四索五索六索東  ポン北北北  ポン発発発  ドラ五索
内川
一万二万三万五万六万七万八万六索七索八索  ポン白白白
南3局、競り合いが続く3名ですが、仕掛けている近藤に対し、内川が東で8,000の放銃。内川は痛い放銃か・・。
最後は前原が1,000点でアガリ4回戦終了。
4回戦トータル
前原+60.9P
森山+29.0P
内川+7.1P
近藤▲97.0P
 
最終戦 森山 内川 近藤 前原
ほぼ、森山・内川の一騎打ちとなった最終戦。森山・内川が交互にアガリます。
東4局も
五万七万五索六索七索八索八索二筒三筒四筒五筒六筒七筒  ドラ六筒
12,000のテンパイが親前原に入っていたが、
内川が
四万五万五万六万六万五索六索七索一筒二筒三筒四筒四筒
これでリーチを打ち、前原から四万で3,900のアガリ、前原はオリる手もあったとは思いますが、相手に背中を見せないのが前原。
放銃とはなりましたが、最後まで逃げない姿勢に共感したファンも多かったと思います。
南1局
親 森山
五索六索七索南南西西  チー二索 左向き一索 上向き三索 上向き  ポン中中中  ドラ七索
内川も
八万八万五索六索七索九索九索二筒三筒四筒発発発  リーチ
2つ仕掛ける森山にリーチで真っ向勝負!勝負局だけに、力が入る両者。
結果は、内川が西で森山に11,600。
これで、勝負ありかと思われましたが、内川が粘ります!
親で
一万一万二万三万四万四索五索一筒一筒一筒六筒七筒八筒  ドラ二万
三索ツモ 2,000は2,200オールをツモると次局 、内川に勝負手が入ります。
13巡目
五万五万二索三索三索三筒三筒三筒四筒四筒五筒六筒七筒八筒  ドラ五万
難しい選択ですが、打三筒とすると二筒ツモ打三索でリーチ。
そして、一索ツモで4,000は4,300オールで肉薄!なんと、苦しくなってきたのは前原。
南2局4本場
内川
二万二万二万二索三索三索四索四索一筒七筒七筒発発  ドラ三索
次にアガると前原を交わす内川ですが、森山・前原2人が捌きに行き、森山が前原から1,000点でアガリ切ります。
南3局の時点で前原と内川の差7.0ポイント。
内川リーチ・前原仕掛けて応戦しますが、2人テンパイで流局。
そして、オーラスへ。
オーラス
森山 39,700
内川 45,100
近藤 18,900
前原 15,300
内川の条件は1,300・2,600、前原から3,900、森山から7,700。
力が入る内川だが、テンパイする事は叶わず、全員ノーテンでの終局となりました。
最終戦トータル
森山+42.7P
前原+38.2P
内川+30.2P
近藤▲112.1P
1位通過 森山茂和
2位通過 前原雄大
森山・前原の通過となったB卓。
森山は、手牌の構想力と胆力が素晴らしいと感じました。特に仕掛けも8,000のホンイツ手で西をポンせず、12,000をアガリ切った局は素晴らしいと思いました。
押し引きも冷静で、充実している印象を受けます。
前原は流石の勝ちアガリ。
天鳳位VS連盟でも2回の優勝を挙げたばかりか、鳳凰位も連覇。
このまま、グランプリももぎ取ってしまうのでしょうか!?
1つだけ懸念材料があるとすれば、1年に1回はアガリたいと語っている役満を、もうアガってしまった事くらいでしょうか・・?。
グランプリにかける思いがあったと語った内川。
公式戦初の役満放銃という不幸があった近藤も、素晴らしい闘牌を見せてくれたと思います。
2人の来期A1での戦いにも注目してください!
これで、グランプリベスト16・B卓のレポートを終わります。
熱い戦いは、まだまだ続く!!