第10期女流桜花第5節レポート 平岡 理恵

いよいよ女流桜花も終盤をむかえてきた。4節終了して私のポイントは+111.2Pで5位とまずまずの成績。
ここまではすべて浮きで終えることができ、成績だけみると安定しているように感じるが、これを好調だというのは疑問に思える。
というのも毎回対局を終えて、「もっと浮けたのではないか」というすっきりしない感覚があったからだ。
第1節では親の四暗刻をアガってポイントは+47.5P、第3節においても24,000点をアガってポイントは+27.7Pと少し物足りなさを感じた。
本来ならトータルポイントが150Pを越えてもおかしくはない。
その違和感を抱えたまま第5節がスタートした。

1回戦(起家から亜樹・小宮山・仲田・平岡)

東4局 東家 平岡 持ち点13,000点
これまで数局を終えて、攻めていないのに放銃したり、攻めているのにアガリに繋がらず、感触は非常によくなかった。

5巡目
四万五万六万二索三索五索五索七索九索五筒六筒六筒七筒  ツモ六筒  ドラ六万

普段なら迷わず打九索としている形だ。三色やタンヤオ、ピンズの伸びも見える。
しかしこれまでの感触からまずは一度アガってはずみをつけたいというのが正直な気持ちだった。
一索を引いたらタンヤオもつかない役なしのテンパイになるということから八索の受け入れも残し打五索とした。

7巡目に四索を引き、ここで再び選択をせまられた。

四万五万六万二索三索五索七索九索五筒六筒六筒六筒七筒  ツモ四索  ドラ六万

九索とすればタンヤオで役ありのテンパイがつく。場に六索が2枚打たれているということもあり、ここで私が選択したのは打二索としリーチを打った。
自分の捨て牌には五索七索と並んでいて八索が出やすい状況だったからだ。
またここで打九索とするならば五索を打つ前に九索を打っているだろう。九索を残すということは愚形でもリーチを打つつもりだったからだ。
そう考えていても長考しすぐにリーチを打つことはできなかった。
結果、小宮山からすぐに八索を出アガることができ、初めの構想通りまずはアガって親の連荘に成功したが、果たして本当にそれでよかったのかと、自分で選択した打牌だったのにやはりすっきりしないものがあった。

結局1回戦は1人沈みのラスと最悪な結果に終わってしまった。

1回戦成績 
亜樹+14.3P 仲田+7.6P 小宮山+3.6P 平岡▲25.5P

2回戦(起家から平岡・亜樹・小宮山・仲田)

1回戦でトップをとった亜樹がそのままいいアガリを連発した。
その中でも特に印象的だったのが、
南2局1本場R1 東家 亜樹
16巡目
二索二索三索三索三索六索七索三筒三筒三筒四筒四筒四筒  ツモ七索  ドラ九万

多くの人は打六索としツモリ四暗刻の形にするだろう。私もそうする。プレーオフそして決勝戦まで考えると喉から手が出るほど欲しい親の役満だろう。
しかしここは冷静に判断して七索をツモ切りとした。
三索が暗刻で持っているのであの終盤で六索を打って誰かに放銃し親番も落ちてしまうのではとても寒いからということらしい。
実際私もテンパイはしていなかったが三索六索は欲しい牌ではあった。
また仲田が手牌から九索を打ってきたのでソーズの上目を持っていることは明らかであり、アガリやすさを優先させたのである。
仲田が八索をつかみ、亜樹の9,600は9,900点、供託1本のアガリとなった。
果たして今の私にその冷静な判断ができるのか亜樹の凄さを目の当たりにした。

そして2回戦は亜樹の1人浮き大トップで終了した。

2回戦成績 
亜樹+48.1P 平岡▲9.9P 小宮山▲15.2P 仲田▲23.0P

3回戦(起家から亜樹・小宮山・平岡・仲田)

南4局、オーラスまで私がトップ目(持ち点35,100点)で亜樹はラス目(持ち点22,500点)だった。
亜樹はここまで我慢をし、しっかり打ってきた結果であろう、3巡目に1シャンテンとなり、8巡目にテンパイしリーチを打った。

六万七万八万二索二索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒中  ツモ六索  ドラ五索

次巡、高目をツモり3,000・6,000のアガリとなった。

六万七万八万二索二索六索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒  リーチ  ツモ八筒  ドラ五索

亜樹は浮きに転じただけでなく私からトップも奪っていった。

3回戦成績 
亜樹+12.5P 平岡+6.1P 仲田▲6.6P 小宮山▲12.0P

4回戦は際どい戦いだったが、ギリギリでトップをとることができた。

4回戦成績 
平岡+15.2P 小宮山+8.3P 亜樹▲5.0P 仲田▲18.5P

4回戦終了時 
亜樹+69.9P 平岡▲14.1P 小宮山▲15.3P 仲田▲40.5P

出だしでつまずくと残りの半荘にも響いてしまう。
例えば他家2人が序盤に五索を捨てていて私も1枚持っているのだが、五索を使ったターツができやすいし、いい待ちになるとわかっているのに、他家の現物牌だから安心して捨てられると私も捨ててしまい、その時の自分の気持ちの弱さが表れた打牌であった。

あとからタイムシフトを見直したところやはり解説でも指摘されていた。
細かい事だかリーグ戦においてはこのような小さな積み重ねがとても大切になってくる。
自分の気持ちで打牌選択が変わってしまうようでは、決勝戦で戦えたとしても負けてしまうだろう。
もちろん麻雀の内容もそうだがメンタル面の強化も今後の課題となるだろう。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第10期女流桜花第5節レポート 平岡 理恵

いよいよ女流桜花も終盤をむかえてきた。4節終了して私のポイントは+111.2Pで5位とまずまずの成績。
ここまではすべて浮きで終えることができ、成績だけみると安定しているように感じるが、これを好調だというのは疑問に思える。
というのも毎回対局を終えて、「もっと浮けたのではないか」というすっきりしない感覚があったからだ。
第1節では親の四暗刻をアガってポイントは+47.5P、第3節においても24,000点をアガってポイントは+27.7Pと少し物足りなさを感じた。
本来ならトータルポイントが150Pを越えてもおかしくはない。
その違和感を抱えたまま第5節がスタートした。
1回戦(起家から亜樹・小宮山・仲田・平岡)
東4局 東家 平岡 持ち点13,000点
これまで数局を終えて、攻めていないのに放銃したり、攻めているのにアガリに繋がらず、感触は非常によくなかった。
5巡目
四万五万六万二索三索五索五索七索九索五筒六筒六筒七筒  ツモ六筒  ドラ六万
普段なら迷わず打九索としている形だ。三色やタンヤオ、ピンズの伸びも見える。
しかしこれまでの感触からまずは一度アガってはずみをつけたいというのが正直な気持ちだった。
一索を引いたらタンヤオもつかない役なしのテンパイになるということから八索の受け入れも残し打五索とした。
7巡目に四索を引き、ここで再び選択をせまられた。
四万五万六万二索三索五索七索九索五筒六筒六筒六筒七筒  ツモ四索  ドラ六万
九索とすればタンヤオで役ありのテンパイがつく。場に六索が2枚打たれているということもあり、ここで私が選択したのは打二索としリーチを打った。
自分の捨て牌には五索七索と並んでいて八索が出やすい状況だったからだ。
またここで打九索とするならば五索を打つ前に九索を打っているだろう。九索を残すということは愚形でもリーチを打つつもりだったからだ。
そう考えていても長考しすぐにリーチを打つことはできなかった。
結果、小宮山からすぐに八索を出アガることができ、初めの構想通りまずはアガって親の連荘に成功したが、果たして本当にそれでよかったのかと、自分で選択した打牌だったのにやはりすっきりしないものがあった。
結局1回戦は1人沈みのラスと最悪な結果に終わってしまった。
1回戦成績 
亜樹+14.3P 仲田+7.6P 小宮山+3.6P 平岡▲25.5P
2回戦(起家から平岡・亜樹・小宮山・仲田)
1回戦でトップをとった亜樹がそのままいいアガリを連発した。
その中でも特に印象的だったのが、
南2局1本場R1 東家 亜樹
16巡目
二索二索三索三索三索六索七索三筒三筒三筒四筒四筒四筒  ツモ七索  ドラ九万
多くの人は打六索としツモリ四暗刻の形にするだろう。私もそうする。プレーオフそして決勝戦まで考えると喉から手が出るほど欲しい親の役満だろう。
しかしここは冷静に判断して七索をツモ切りとした。
三索が暗刻で持っているのであの終盤で六索を打って誰かに放銃し親番も落ちてしまうのではとても寒いからということらしい。
実際私もテンパイはしていなかったが三索六索は欲しい牌ではあった。
また仲田が手牌から九索を打ってきたのでソーズの上目を持っていることは明らかであり、アガリやすさを優先させたのである。
仲田が八索をつかみ、亜樹の9,600は9,900点、供託1本のアガリとなった。
果たして今の私にその冷静な判断ができるのか亜樹の凄さを目の当たりにした。
そして2回戦は亜樹の1人浮き大トップで終了した。
2回戦成績 
亜樹+48.1P 平岡▲9.9P 小宮山▲15.2P 仲田▲23.0P
3回戦(起家から亜樹・小宮山・平岡・仲田)
南4局、オーラスまで私がトップ目(持ち点35,100点)で亜樹はラス目(持ち点22,500点)だった。
亜樹はここまで我慢をし、しっかり打ってきた結果であろう、3巡目に1シャンテンとなり、8巡目にテンパイしリーチを打った。
六万七万八万二索二索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒中  ツモ六索  ドラ五索
次巡、高目をツモり3,000・6,000のアガリとなった。
六万七万八万二索二索六索七索八索三筒四筒五筒六筒七筒  リーチ  ツモ八筒  ドラ五索
亜樹は浮きに転じただけでなく私からトップも奪っていった。
3回戦成績 
亜樹+12.5P 平岡+6.1P 仲田▲6.6P 小宮山▲12.0P
4回戦は際どい戦いだったが、ギリギリでトップをとることができた。
4回戦成績 
平岡+15.2P 小宮山+8.3P 亜樹▲5.0P 仲田▲18.5P
4回戦終了時 
亜樹+69.9P 平岡▲14.1P 小宮山▲15.3P 仲田▲40.5P
出だしでつまずくと残りの半荘にも響いてしまう。
例えば他家2人が序盤に五索を捨てていて私も1枚持っているのだが、五索を使ったターツができやすいし、いい待ちになるとわかっているのに、他家の現物牌だから安心して捨てられると私も捨ててしまい、その時の自分の気持ちの弱さが表れた打牌であった。
あとからタイムシフトを見直したところやはり解説でも指摘されていた。
細かい事だかリーグ戦においてはこのような小さな積み重ねがとても大切になってくる。
自分の気持ちで打牌選択が変わってしまうようでは、決勝戦で戦えたとしても負けてしまうだろう。
もちろん麻雀の内容もそうだがメンタル面の強化も今後の課題となるだろう。

「大事件勃発」 前田 直哉

やっと半分が終わった。第1戦第2戦は土日と連続であったが、第3戦第4戦は土曜そして翌週の土曜と1週間の間が空く。正直言うと私としては4日連続、もしくは2日ずつのほうがありがたい。しかし今回は3週間の戦い…もちろん経験は無いので全てが未知数であるが、この間の1週間を過ごすのにどうメンタルを整えればいいのか?他の3者はどのように過ごすのだろう?

まあ私としてはまだ半分が終わっただけなので気負うこともなく当日を迎えることが出来た。あとは牌に触れてみなければわからない。

8回戦終了時 前田直哉+80.5P 藤崎智+25.1P 勝俣健志▲49.9P 瀬戸熊直樹▲55.7P

9回戦(起家から藤崎、勝又、前田、瀬戸熊)

東3局勝又プロがメンホン中のテンパイを入れる。そこへ藤崎プロのリーチ!
私も白北のテンパイを入れていたがオリを選択。ここは勝又プロに軍配があがる。

二索三索四索四索五索五索五索五索八索八索中中中  ロン六索  ドラ一万

そして東4局西家の私にも手が入る。イーシャンテンの形がこうなった。

一万二万三万三万九万九万二筒三筒西西西北北  ドラ二筒

一筒を引けばもちろん黙テンだがここで持ってきたのが四筒、感触は最悪である…しかしこの手を3,200で終わらせたくない。一筒引きを待つ手もあったがここはリーチを選択した。そしてダブ東を仕掛けている親の藤崎プロもトイトイのイーシャンテンから私の切った五索をポンして真っ向勝負!!結果はすぐについた…私の12,000放銃。

六万六万六万七万七万南南  ポン五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ポン東東東  ロン七万  ドラ二筒

黙テンならたぶん私のアガリであっただけに悔やまれるリーチ判断であったし、振り込んだ相手が藤崎プロなだけに点数以上の痛手となった。
むやみやたらにリーチは危険だと感じた…が!!次局も果敢にシャンポンリーチ!反省の色全く無し!(笑)持ち点を15,000まで減らしていただけに嫌々である。
幸運にも安めではあったが1,300.2,600の1本場をアガリなんとか少し持ち直すことに成功した。しかしそれも束の間、南3局に藤崎プロが三色ドラ2をツモアガリ、オーラスにも11,600を出アガリ、トップを盤石のものとする。最後はなんとかピンフをアガッて3着に滑り込むのが精一杯であった。

9回戦成績 藤崎智+35.2P 瀬戸熊直樹▲5.0P 前田直哉▲11.8P 勝又健志▲18.4P
9回戦終了時 前田直哉+68.7P 藤崎智+60.3P 瀬戸熊直樹▲60.7P 勝又健志▲68.3P

これでポイントは藤崎プロにほぼ並ばれた。まあいずれこうなる可能性も考慮していたがこんなに早く並ばれるのは予定外だった。でも終わったことは仕方ない!残り3戦気を引き締めていこう!そう思って次の対局へと気持ちを向けた。

10回戦(起家から勝又、瀬戸熊、藤崎、前田)

東1局1本場私はこの形から1枚目の東をスルーして10巡目に四万から仕掛けを入れた。

七索八索六筒六筒八筒東東白白白  ポン四万 上向き四万 上向き四万 上向き  ドラ五索

この仕掛けが瀬戸熊プロに続々と好牌を入れることとなる…その後私も六索九索でテンパイを入れるが瀬戸熊プロに六索を暗カンされ数巡後に九索をツモ!4,000.8,000の1本場をアガられることとなる。

一索二索三索三索四索五索八索八索九索九索  暗カン牌の背六索 上向き六索 上向き牌の背  ツモ九索  ドラ五索

今回の鳳凰の部屋のタイトルは「大事件勃発」であるが、これではない。このアガリもそれなりの事件ではあるが(笑)
東2局では勝又プロが2,000.3,900をツモるがこれでもない。そして東4局…事件は起きた。出来ることなら省略したい(笑)親はこの私。2巡目に藤崎プロが中をポン。1鳴きなのでもちろん三者は警戒する。そして次巡切られた白もポン!!わずか3巡でもう何も切れなくなる…もちろん白を切ってきた勝又プロも警戒しなければならないが、まだ3巡…先が長すぎる!心の中では「勝又プロ頑張ってー!」である。藤崎プロから何度も手出しが入るので形が良くないことは想像出来るがベタオリするのがやっとであった。あと数巡で流局となったとき、ついにその手牌は開けられた…

四万四万一索二索発発発  ポン白白白  ポン中中中  ツモ三索  ドラ六万

ツモったその手は踊っていた。8,000.16,000!前巡に一索を持ってきて少し考えたが見事な判断で三索をツモリあげている。知らない人はもはやいないと思うが、藤崎プロは忍びのようなアガリをするので忍者と言われている。忍びなら忍びらしいアガリをしてくださいよ…先輩。忍者なのに目立ちすぎじゃないですか?(笑)この後は徐々に持ち点を削られオーラスの自分の親を迎えた時には7,000点となっていた。ここはさすがにラスも仕方ないと思っていた。
なんとかテンパイ連荘を2度入れて迎えた2本場、ようやく手が入る。10巡目にこの形となり迷わずリーチ!

六万六万七万七万八万八万五索六索八索八索八索五筒五筒  ドラ七筒

そして13巡目に私の切ったドラの七筒を藤崎プロがポン。私のアガリ牌の四索を食い取ってオリを選択…1枚ならまだいい。結果四索を3枚も食い取ったのだ!結局この手もアガリには結び付かずに流局。しかしまだ手は入った。次局はついにこの手をアガる。

四万六万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒七筒七筒七筒  ツモ五万  ドラ六万

ツモってきた時に二筒を切ってフリテンリーチするかかなり迷った。ここで一気に6,000オールを狙いに行くかである。しかし3度の流局の後だけにここはアガリを選択した。次局も1人テンパイで流局し、気づけば持ち点は25,400まで持ち直していた。しかし連荘もここまでとなり、浮きにまわるところまではいかなかった。

10回戦成績 藤崎智+22.9P 瀬戸熊直樹+8.8P 前田直哉▲9.8P 勝又健志▲21.9P
10回戦終了時 藤崎智+83.2P 前田直哉+58.9P 瀬戸熊直樹▲51.9P 勝又健志▲90.2P

ついにかわされた。数字だけ見れば一気に離されそうな勢いである。だが、オーラスの親でかなり粘れたことで被害を最小に出来たことであまり悲観的になることはなかったし、寧ろこの後しっかりと戦えると感じることが出来た。

次回予告
「反撃!」

追伸
プロには通り名というものが付けられることがある。私は先輩の黒木プロから「大陸間弾道ミサイル打法」という通り名を授かった。誰よりも早く高打点を目指すということで快諾?させていただいたが、いろんな人から…あれってどうなんですか?と聞かれることが多い。
最近私も…どうなんだろう?と、思うことがある
黒木プロ!まだ変更は可能ですよ!!(笑)

鳳凰の部屋/「大事件勃発」 前田 直哉

やっと半分が終わった。第1戦第2戦は土日と連続であったが、第3戦第4戦は土曜そして翌週の土曜と1週間の間が空く。正直言うと私としては4日連続、もしくは2日ずつのほうがありがたい。しかし今回は3週間の戦い…もちろん経験は無いので全てが未知数であるが、この間の1週間を過ごすのにどうメンタルを整えればいいのか?他の3者はどのように過ごすのだろう?
まあ私としてはまだ半分が終わっただけなので気負うこともなく当日を迎えることが出来た。あとは牌に触れてみなければわからない。
8回戦終了時 前田直哉+80.5P 藤崎智+25.1P 勝俣健志▲49.9P 瀬戸熊直樹▲55.7P
9回戦(起家から藤崎、勝又、前田、瀬戸熊)
東3局勝又プロがメンホン中のテンパイを入れる。そこへ藤崎プロのリーチ!
私も白北のテンパイを入れていたがオリを選択。ここは勝又プロに軍配があがる。
二索三索四索四索五索五索五索五索八索八索中中中  ロン六索  ドラ一万
そして東4局西家の私にも手が入る。イーシャンテンの形がこうなった。
一万二万三万三万九万九万二筒三筒西西西北北  ドラ二筒
一筒を引けばもちろん黙テンだがここで持ってきたのが四筒、感触は最悪である…しかしこの手を3,200で終わらせたくない。一筒引きを待つ手もあったがここはリーチを選択した。そしてダブ東を仕掛けている親の藤崎プロもトイトイのイーシャンテンから私の切った五索をポンして真っ向勝負!!結果はすぐについた…私の12,000放銃。
六万六万六万七万七万南南  ポン五索 上向き五索 上向き五索 上向き  ポン東東東  ロン七万  ドラ二筒
黙テンならたぶん私のアガリであっただけに悔やまれるリーチ判断であったし、振り込んだ相手が藤崎プロなだけに点数以上の痛手となった。
むやみやたらにリーチは危険だと感じた…が!!次局も果敢にシャンポンリーチ!反省の色全く無し!(笑)持ち点を15,000まで減らしていただけに嫌々である。
幸運にも安めではあったが1,300.2,600の1本場をアガリなんとか少し持ち直すことに成功した。しかしそれも束の間、南3局に藤崎プロが三色ドラ2をツモアガリ、オーラスにも11,600を出アガリ、トップを盤石のものとする。最後はなんとかピンフをアガッて3着に滑り込むのが精一杯であった。
9回戦成績 藤崎智+35.2P 瀬戸熊直樹▲5.0P 前田直哉▲11.8P 勝又健志▲18.4P
9回戦終了時 前田直哉+68.7P 藤崎智+60.3P 瀬戸熊直樹▲60.7P 勝又健志▲68.3P
これでポイントは藤崎プロにほぼ並ばれた。まあいずれこうなる可能性も考慮していたがこんなに早く並ばれるのは予定外だった。でも終わったことは仕方ない!残り3戦気を引き締めていこう!そう思って次の対局へと気持ちを向けた。
10回戦(起家から勝又、瀬戸熊、藤崎、前田)
東1局1本場私はこの形から1枚目の東をスルーして10巡目に四万から仕掛けを入れた。
七索八索六筒六筒八筒東東白白白  ポン四万 上向き四万 上向き四万 上向き  ドラ五索
この仕掛けが瀬戸熊プロに続々と好牌を入れることとなる…その後私も六索九索でテンパイを入れるが瀬戸熊プロに六索を暗カンされ数巡後に九索をツモ!4,000.8,000の1本場をアガられることとなる。
一索二索三索三索四索五索八索八索九索九索  暗カン牌の背六索 上向き六索 上向き牌の背  ツモ九索  ドラ五索
今回の鳳凰の部屋のタイトルは「大事件勃発」であるが、これではない。このアガリもそれなりの事件ではあるが(笑)
東2局では勝又プロが2,000.3,900をツモるがこれでもない。そして東4局…事件は起きた。出来ることなら省略したい(笑)親はこの私。2巡目に藤崎プロが中をポン。1鳴きなのでもちろん三者は警戒する。そして次巡切られた白もポン!!わずか3巡でもう何も切れなくなる…もちろん白を切ってきた勝又プロも警戒しなければならないが、まだ3巡…先が長すぎる!心の中では「勝又プロ頑張ってー!」である。藤崎プロから何度も手出しが入るので形が良くないことは想像出来るがベタオリするのがやっとであった。あと数巡で流局となったとき、ついにその手牌は開けられた…
四万四万一索二索発発発  ポン白白白  ポン中中中  ツモ三索  ドラ六万
ツモったその手は踊っていた。8,000.16,000!前巡に一索を持ってきて少し考えたが見事な判断で三索をツモリあげている。知らない人はもはやいないと思うが、藤崎プロは忍びのようなアガリをするので忍者と言われている。忍びなら忍びらしいアガリをしてくださいよ…先輩。忍者なのに目立ちすぎじゃないですか?(笑)この後は徐々に持ち点を削られオーラスの自分の親を迎えた時には7,000点となっていた。ここはさすがにラスも仕方ないと思っていた。
なんとかテンパイ連荘を2度入れて迎えた2本場、ようやく手が入る。10巡目にこの形となり迷わずリーチ!
六万六万七万七万八万八万五索六索八索八索八索五筒五筒  ドラ七筒
そして13巡目に私の切ったドラの七筒を藤崎プロがポン。私のアガリ牌の四索を食い取ってオリを選択…1枚ならまだいい。結果四索を3枚も食い取ったのだ!結局この手もアガリには結び付かずに流局。しかしまだ手は入った。次局はついにこの手をアガる。
四万六万四索五索六索二筒三筒四筒五筒六筒七筒七筒七筒  ツモ五万  ドラ六万
ツモってきた時に二筒を切ってフリテンリーチするかかなり迷った。ここで一気に6,000オールを狙いに行くかである。しかし3度の流局の後だけにここはアガリを選択した。次局も1人テンパイで流局し、気づけば持ち点は25,400まで持ち直していた。しかし連荘もここまでとなり、浮きにまわるところまではいかなかった。
10回戦成績 藤崎智+22.9P 瀬戸熊直樹+8.8P 前田直哉▲9.8P 勝又健志▲21.9P
10回戦終了時 藤崎智+83.2P 前田直哉+58.9P 瀬戸熊直樹▲51.9P 勝又健志▲90.2P
ついにかわされた。数字だけ見れば一気に離されそうな勢いである。だが、オーラスの親でかなり粘れたことで被害を最小に出来たことであまり悲観的になることはなかったし、寧ろこの後しっかりと戦えると感じることが出来た。
次回予告
「反撃!」
追伸
プロには通り名というものが付けられることがある。私は先輩の黒木プロから「大陸間弾道ミサイル打法」という通り名を授かった。誰よりも早く高打点を目指すということで快諾?させていただいたが、いろんな人から…あれってどうなんですか?と聞かれることが多い。
最近私も…どうなんだろう?と、思うことがある
黒木プロ!まだ変更は可能ですよ!!(笑)

第32期A2リーグ第6節レポート 西岡 慎奏

10節あるA2リーグも、いよいよ後半戦に差し掛かる。
対戦メンバーは藤原、紺野、亜樹と守備力には定評のある組合せとなり、局の勝負が中盤以降となる長丁場が予想される。

予想通り、1回戦目から何と7回の流局で1時間半にも及ぶ長期戦となった。
その戦いの中トップを勝ち取ったのは亜樹。
持ち前の守備も光っていた上、勝負手がアガリに繋がる好調ぶりだった。
タイムシフトを見ると藤原、紺野の守備力の高さも圧巻だが、最後で亜樹に引き負けてしまう展開だ。

2回戦目に入り、東1局から私のツモが伸び6巡目で面前ホンイツをテンパイすると、次巡に亜樹から出アガリ。
亜樹は回避困難な放銃からのスタートであったが、バランスを崩さずアガリを重ね2連勝をものにする。

そして私の中で大きな山場となった3回戦目。
全員にアガリが生まれる中で、2,000・4,000を2回ものにしていた私が36,800点と、小さいながらも1人浮きの状況でオーラスの親を迎える。

当然、僅差でもトップを確保したいという考えより、相手が原点以上を目指した手組みをする中で、どれだけ点数を伸ばせるかがポイントだと思って臨む。

配牌は自風の東がトイツ、ドラの一索がトイツで1メンツもないながらも打点は見込めそうだ。

最初に動いたのは26,700点持ちの紺野。
2巡目のカン八筒に早くもチーの声をかける。
第一打目が七万である事、3,900点で浮きになる事を考えると、ホンイツまたはドラ絡みのチャンタ系であると予想できる。

私は1メンツも完成しないまま東をポンしたが、紺野にドラがあると推定すると、本当に正解だったのか?七対子がよかったのではないか?と心が揺れてしまう。

しかしそんな中、まだ4巡目にして26,700点持ちの亜樹(紺野と同点)からドラの一索が手牌から打ち出される。
当然私の選択肢はポンなのだが、同時に多くの思考が生まれる。
今までの亜樹の麻雀を見て、意志の強い打牌であるのは明らかだ。

パターン1:テンパイ
これは十分に考えられる。おとなしくしていれば手が早そうな紺野がアガり、ラスになる可能性が高い。
ただし、手役絡みの高打点テンパイは考え辛い。
ドラはまず持っておらず、河には南東五索一索の順番で切られている。
ドラなしで高打点かつ早い手が見込めるのであれば、南東よりドラが先に切られそうだ。
従ってテンパイだとすれば、ドラが重なれば原点以上も狙えたが重ならずテンパイ、沈みの3着で仕方なしといったケースが高く、これならば私は放銃しても問題ないため真っ直ぐ手を進められる。

パターン2:ある程度の打点が見込める1シャンテンもしくは2シャンテン。
3,900で浮きになる事を考えると、メンタンピンを手広く構えた可能性から、一通や三色が狙える可能性もある。
ただし、ドラのポンが入った親の上家である亜樹はリーチも難しくなり、真っ直ぐ手を進められないだろう。

そういった思考の中、次巡に亜樹が切った一万もポンとし相手にプレッシャーを与えにいった。
これで私がフーロした牌は、

ポン一万 上向き一万 上向き一万 上向き  ポン一索 上向き一索 上向き一索 上向き  ポン東東東  ドラ一索
となり、ヤオチュウで放銃ともなれば24,000の可能性もあるだけに、なかなか立ち向かえないだろう。
案の定、先に仕掛けた紺野だったがドラメンツを落とし、明らかに受けに回ったのが分かった。

その間に私は何とか下記テンパイが入る。

二万四万五索五索  ポン一万 上向き一万 上向き一万 上向き  ポン一索 上向き一索 上向き一索 上向き  ポン東東東 

手が整っていたであろう亜樹も、藤原の打牌に合わせ手出しで白切りとした時、受けに回ったと確信した。
しかし、亜樹はその後も手出しで比較的安全な牌を切り出していったかと思えば、突如危険牌とも言える五索を切り「リーチ」と宣言した。

これには私も度肝を抜かれ、考えられそうな亜樹の手役を再度構想する。

手役1:一通
五筒五索が私から4枚見えのため、マンズのみ考えられる。
マンズは河に九万のみ。現物の九万以外切り辛い。

手役2:タンヤオ(タンピン)
五筒五索が私から4枚見えかつ亜樹が両方切っているため、安目でタンヤオの付かない1,300点や2,000点リーチでないと仮定すると、待ちはほぼマンズに絞られる。

本線はこの2つの手役で、待ちも恐らく優秀だろう。
三色は見えている情報からほぼ否定されており、またヤミテンでもツモアガリでトップとなる他の手役であれば、この状況下でリーチはなさそうだ。

メンタンピンイーペーコーなど、1人浮きから一気に沈みとなる放銃は回避したい。
オリに回っても、流局すれば1人浮きの可能性が高い。
よって、情報が増えない限りマンズの九万以外は五索のトイツ落とし、そう決めた。
圧倒的優位にいたつもりであったが、逆に亜樹に完全に追い込まれており、勝負すれば放銃、オリても満貫をツモられるイメージしか浮かばなかった。

ところが数巡後、私のツモってきたマンズは何と自分のアガリ牌である三万だった。

タイムシフトで確認すると、亜樹の手はメンタンピン高めイーペーコーの3面張。
親のドラポンにも逆転の手で押し返す、この日は全部トップを取るとでも言わんばかりの意地を見せつけられた。
普段は守備を重視する亜樹の、めずらしくアグレッシブな一面だった。

3回戦は何とか1人浮きで終える事ができたが、最後の4回戦目もトップは亜樹で、本節+53.7と大勝だった。

相手は全員Aリーグ経験者だ。
一時期不調であったとしても、爆発力もあれば得意技も持っている。
本節に亜樹と対戦してそれを再認識させられた。
ただ、私も引き下がるわけにはいかない。
自分のペースに持ち込めればチャンスはあると信じ、残り4節を全力で戦おう。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A2リーグ第6節レポート 西岡 慎奏

10節あるA2リーグも、いよいよ後半戦に差し掛かる。
対戦メンバーは藤原、紺野、亜樹と守備力には定評のある組合せとなり、局の勝負が中盤以降となる長丁場が予想される。
予想通り、1回戦目から何と7回の流局で1時間半にも及ぶ長期戦となった。
その戦いの中トップを勝ち取ったのは亜樹。
持ち前の守備も光っていた上、勝負手がアガリに繋がる好調ぶりだった。
タイムシフトを見ると藤原、紺野の守備力の高さも圧巻だが、最後で亜樹に引き負けてしまう展開だ。
2回戦目に入り、東1局から私のツモが伸び6巡目で面前ホンイツをテンパイすると、次巡に亜樹から出アガリ。
亜樹は回避困難な放銃からのスタートであったが、バランスを崩さずアガリを重ね2連勝をものにする。
そして私の中で大きな山場となった3回戦目。
全員にアガリが生まれる中で、2,000・4,000を2回ものにしていた私が36,800点と、小さいながらも1人浮きの状況でオーラスの親を迎える。
当然、僅差でもトップを確保したいという考えより、相手が原点以上を目指した手組みをする中で、どれだけ点数を伸ばせるかがポイントだと思って臨む。
配牌は自風の東がトイツ、ドラの一索がトイツで1メンツもないながらも打点は見込めそうだ。
最初に動いたのは26,700点持ちの紺野。
2巡目のカン八筒に早くもチーの声をかける。
第一打目が七万である事、3,900点で浮きになる事を考えると、ホンイツまたはドラ絡みのチャンタ系であると予想できる。
私は1メンツも完成しないまま東をポンしたが、紺野にドラがあると推定すると、本当に正解だったのか?七対子がよかったのではないか?と心が揺れてしまう。
しかしそんな中、まだ4巡目にして26,700点持ちの亜樹(紺野と同点)からドラの一索が手牌から打ち出される。
当然私の選択肢はポンなのだが、同時に多くの思考が生まれる。
今までの亜樹の麻雀を見て、意志の強い打牌であるのは明らかだ。
パターン1:テンパイ
これは十分に考えられる。おとなしくしていれば手が早そうな紺野がアガり、ラスになる可能性が高い。
ただし、手役絡みの高打点テンパイは考え辛い。
ドラはまず持っておらず、河には南東五索一索の順番で切られている。
ドラなしで高打点かつ早い手が見込めるのであれば、南東よりドラが先に切られそうだ。
従ってテンパイだとすれば、ドラが重なれば原点以上も狙えたが重ならずテンパイ、沈みの3着で仕方なしといったケースが高く、これならば私は放銃しても問題ないため真っ直ぐ手を進められる。
パターン2:ある程度の打点が見込める1シャンテンもしくは2シャンテン。
3,900で浮きになる事を考えると、メンタンピンを手広く構えた可能性から、一通や三色が狙える可能性もある。
ただし、ドラのポンが入った親の上家である亜樹はリーチも難しくなり、真っ直ぐ手を進められないだろう。
そういった思考の中、次巡に亜樹が切った一万もポンとし相手にプレッシャーを与えにいった。
これで私がフーロした牌は、
ポン一万 上向き一万 上向き一万 上向き  ポン一索 上向き一索 上向き一索 上向き  ポン東東東  ドラ一索
となり、ヤオチュウで放銃ともなれば24,000の可能性もあるだけに、なかなか立ち向かえないだろう。
案の定、先に仕掛けた紺野だったがドラメンツを落とし、明らかに受けに回ったのが分かった。
その間に私は何とか下記テンパイが入る。
二万四万五索五索  ポン一万 上向き一万 上向き一万 上向き  ポン一索 上向き一索 上向き一索 上向き  ポン東東東 
手が整っていたであろう亜樹も、藤原の打牌に合わせ手出しで白切りとした時、受けに回ったと確信した。
しかし、亜樹はその後も手出しで比較的安全な牌を切り出していったかと思えば、突如危険牌とも言える五索を切り「リーチ」と宣言した。
これには私も度肝を抜かれ、考えられそうな亜樹の手役を再度構想する。
手役1:一通
五筒五索が私から4枚見えのため、マンズのみ考えられる。
マンズは河に九万のみ。現物の九万以外切り辛い。
手役2:タンヤオ(タンピン)
五筒五索が私から4枚見えかつ亜樹が両方切っているため、安目でタンヤオの付かない1,300点や2,000点リーチでないと仮定すると、待ちはほぼマンズに絞られる。
本線はこの2つの手役で、待ちも恐らく優秀だろう。
三色は見えている情報からほぼ否定されており、またヤミテンでもツモアガリでトップとなる他の手役であれば、この状況下でリーチはなさそうだ。
メンタンピンイーペーコーなど、1人浮きから一気に沈みとなる放銃は回避したい。
オリに回っても、流局すれば1人浮きの可能性が高い。
よって、情報が増えない限りマンズの九万以外は五索のトイツ落とし、そう決めた。
圧倒的優位にいたつもりであったが、逆に亜樹に完全に追い込まれており、勝負すれば放銃、オリても満貫をツモられるイメージしか浮かばなかった。
ところが数巡後、私のツモってきたマンズは何と自分のアガリ牌である三万だった。
タイムシフトで確認すると、亜樹の手はメンタンピン高めイーペーコーの3面張。
親のドラポンにも逆転の手で押し返す、この日は全部トップを取るとでも言わんばかりの意地を見せつけられた。
普段は守備を重視する亜樹の、めずらしくアグレッシブな一面だった。
3回戦は何とか1人浮きで終える事ができたが、最後の4回戦目もトップは亜樹で、本節+53.7と大勝だった。
相手は全員Aリーグ経験者だ。
一時期不調であったとしても、爆発力もあれば得意技も持っている。
本節に亜樹と対戦してそれを再認識させられた。
ただ、私も引き下がるわけにはいかない。
自分のペースに持ち込めればチャンスはあると信じ、残り4節を全力で戦おう。

第32期A1リーグ第6節レポート 近藤 久春

後半戦突入!
6節目ともなると否応なしに各自の成績で目指す所も変わって来るように思う。
目標は飽くまでも決定戦進出なのだが降級だけは絶対に避けたい。
これがプロリーグで戦う者の一致した気持ちだろう。
それを踏まえて相手の心理状態、方向性を考えて対局に臨もうと思う。
対戦カードは、伊藤プロ(­-41.5)沢崎プロ(-44.8)仁平プロ(-91.5)近藤(-36.2)
偶然にも7位~10位のマイナス組の対戦である。
(以下敬称略)
当然ポイントが横並びの伊藤、沢崎、私の思惑は同じ。
トータルプラスまで行ければ決定戦へのチャンスが残る、しかし大きくマイナスすると一転、降級候補となる。
仁平はどうであろう?おそらく普段より攻撃的に来るであろう。
私は好スタートが切れたら強引にでも上を目指す麻雀を打とうと思っていた
駄目ならば気持ちを切り替え大崩れしない様な打ち方を心掛けようと思っていた。
まずは大事な初戦の配牌

東一局 西家 ドラ九索

三万五万九万九索九索六筒八筒九筒東南西北発  ツモ東

ドラが二枚あるが国士?チャンタ?本線はオリだ。そう思いつつも
10巡目リーチ

七万八万九万二索三索四索九索九索九索八筒九筒東東

この8000を和る事が出来て良い日になる予感がした。
今日は勘もさえ読みも的確だ。
いけるかも!(自身の心の中の声)
そんな状態で迎えた南三局一本場 親番 ドラ六筒
      
三万四万五万六筒六筒中中  チー二索 左向き三索 上向き四索 上向き  ポン東東東

南家 伊藤
二万三万四万二筒二筒六筒七筒  ポン八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ポン南南南

この時私は、伊藤の待ちは五筒八筒一点!そう考え進めていた。
そして14巡目八筒をツモ切り
(エーッ!あなたは五筒八筒一点読みしていたのでは?)と心が叫ぶ。
自分自身に呆れ果て言葉がない。
それでも運良くトップで終了。
しかし読み牌を打ったと云うショックが尾を引いてしまった。

二回戦はオーラスに仁平が見事逆転トップ。
私は当然のごとく一人沈み。

三回戦 トップ目で迎えた南二局 劇的な局となった。
今まで存在感を消していた?親の伊藤の雰囲気が明らかに違う。
(配牌10種11牌)
国士無双7巡目テンパイ、待ちの九索は河に一枚も切れてない
(実際は3枚山)8巡目南ツモ切り
人一倍用心深い私は、この時点で公九牌を切るのは辞めようと決めていた。
10巡目 南家 仁平三万六万九万待ち3900から3000 6000まであるリーチを打つ。
同巡五筒八筒待ちのピンフテンパイで仁平に無筋の三筒を押す。
打点が見合わないので普通なら押さないのだがドラの白が三枚枯れ、私は「待ちは優秀、打点は無し」と勝手にそう決め込んだ。何と言っても16000オールは見たくはないと思ったからだ。
そして11巡目無情にも仁平の川に九索が放たれる。

「ロン」伊藤の手が開く! 48000点 今期6節で六度目の役満である。
 
仁平に勝負手が入っていた為仕方がないが、あまりにも痛い。
伊藤は、この後2100オール4100オールとたたみかけ88700まで得点を伸ばす。
死神タイムだった。
自分の時間が来たと思いきや一気に点数を叩く、これがA1の怪物たちの恐ろしいところだ。

四回戦は沢崎が終始軽くさばいて、あっという間に終わらせる。
付け入る隙が無い。

仁平には苦い誕生日となってしまった。
私も結構チャンス手があったと思うのだが、いかしきれず今ひとつ成績を伸ばせなかった事を反省し、次回の対局に向けあきらめず頑張りたいと思います。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第32期A1リーグ第6節レポート 近藤 久春

後半戦突入!
6節目ともなると否応なしに各自の成績で目指す所も変わって来るように思う。
目標は飽くまでも決定戦進出なのだが降級だけは絶対に避けたい。
これがプロリーグで戦う者の一致した気持ちだろう。
それを踏まえて相手の心理状態、方向性を考えて対局に臨もうと思う。
対戦カードは、伊藤プロ(­-41.5)沢崎プロ(-44.8)仁平プロ(-91.5)近藤(-36.2)
偶然にも7位~10位のマイナス組の対戦である。
(以下敬称略)
当然ポイントが横並びの伊藤、沢崎、私の思惑は同じ。
トータルプラスまで行ければ決定戦へのチャンスが残る、しかし大きくマイナスすると一転、降級候補となる。
仁平はどうであろう?おそらく普段より攻撃的に来るであろう。
私は好スタートが切れたら強引にでも上を目指す麻雀を打とうと思っていた
駄目ならば気持ちを切り替え大崩れしない様な打ち方を心掛けようと思っていた。
まずは大事な初戦の配牌
東一局 西家 ドラ九索
三万五万九万九索九索六筒八筒九筒東南西北発  ツモ東
ドラが二枚あるが国士?チャンタ?本線はオリだ。そう思いつつも
10巡目リーチ
七万八万九万二索三索四索九索九索九索八筒九筒東東
この8000を和る事が出来て良い日になる予感がした。
今日は勘もさえ読みも的確だ。
いけるかも!(自身の心の中の声)
そんな状態で迎えた南三局一本場 親番 ドラ六筒
      
三万四万五万六筒六筒中中  チー二索 左向き三索 上向き四索 上向き  ポン東東東
南家 伊藤
二万三万四万二筒二筒六筒七筒  ポン八索 上向き八索 上向き八索 上向き  ポン南南南
この時私は、伊藤の待ちは五筒八筒一点!そう考え進めていた。
そして14巡目八筒をツモ切り
(エーッ!あなたは五筒八筒一点読みしていたのでは?)と心が叫ぶ。
自分自身に呆れ果て言葉がない。
それでも運良くトップで終了。
しかし読み牌を打ったと云うショックが尾を引いてしまった。
二回戦はオーラスに仁平が見事逆転トップ。
私は当然のごとく一人沈み。
三回戦 トップ目で迎えた南二局 劇的な局となった。
今まで存在感を消していた?親の伊藤の雰囲気が明らかに違う。
(配牌10種11牌)
国士無双7巡目テンパイ、待ちの九索は河に一枚も切れてない
(実際は3枚山)8巡目南ツモ切り
人一倍用心深い私は、この時点で公九牌を切るのは辞めようと決めていた。
10巡目 南家 仁平三万六万九万待ち3900から3000 6000まであるリーチを打つ。
同巡五筒八筒待ちのピンフテンパイで仁平に無筋の三筒を押す。
打点が見合わないので普通なら押さないのだがドラの白が三枚枯れ、私は「待ちは優秀、打点は無し」と勝手にそう決め込んだ。何と言っても16000オールは見たくはないと思ったからだ。
そして11巡目無情にも仁平の川に九索が放たれる。
「ロン」伊藤の手が開く! 48000点 今期6節で六度目の役満である。
 
仁平に勝負手が入っていた為仕方がないが、あまりにも痛い。
伊藤は、この後2100オール4100オールとたたみかけ88700まで得点を伸ばす。
死神タイムだった。
自分の時間が来たと思いきや一気に点数を叩く、これがA1の怪物たちの恐ろしいところだ。
四回戦は沢崎が終始軽くさばいて、あっという間に終わらせる。
付け入る隙が無い。
仁平には苦い誕生日となってしまった。
私も結構チャンス手があったと思うのだが、いかしきれず今ひとつ成績を伸ばせなかった事を反省し、次回の対局に向けあきらめず頑張りたいと思います。

第104回:古谷 知美

はじめまして。増田プロからバトンを受け取りました、古谷知美です。
苗字の読み仮名は(ふるたに)です、昔から(ふるや)って呼ばれる事がほとんどですが(ふるたに)です。笑
お父さんが鹿児島県出身なのですが、九州地方では(ふるたに)の読み仮名の方が多いみたいです。
これマメ知識!
こんな事を言っていますが瀬戸熊(せとくま)プロの読み方を最近まで(せとぐま)と間違えて覚えてしまっていました・・せとくまプロすみませんm(_ _;)m

ではまず自己紹介を。
普段は会社でパソコンを3台くらい使いながら事務の仕事をしています。
会社がシフト制でお休みの融通がききやすいので、会社のお休みは麻雀のお仕事や対局に費やしています。
最近は普通の公休だけでは足りなくなってきたので有給・GW休暇・夏季休暇もほとんど費やしています。
その為純粋なお休みはほとんど無い生活を2年くらい送っていますが、あまり苦に思わず続けられるのは、やはり麻雀が大好きだからでしょう。

性格は人見知りで引っ込み思案です。海やプールに行くよりも温泉などでまったりしているほうが好きです。
山手線でいうと渋谷・新宿よりも秋葉原・上野方面のほうが落ち着きます。
小さい頃から真ん中にいるよりも端っこにいるほうが落ち着く子供でした。
そんなわたしなので、当時アルバイトをしていた麻雀荘のオーナーさんにプロ試験を薦められて(麻雀はこれからもずっと打ち続けたいしもっと強くなりたい!)という想いでプロになったものの、TVの向こうで活躍しているような麻雀プロの華やかな世界は自分とは別世界のように感じていました。

しかし今期から女流桜花のAリーグが全卓配信となり自分の麻雀を見てもらえる機会が増えてきました。Aに上がったばかりの頃はAリーグで強い人達と麻雀を打てることがただ嬉しくて夢中でしたが、今は配信を後で見返して(なんで自分はこうなんだろう・・もっと強くならなきゃダメだな)と反省する事が多いです。
麻雀プロである以上麻雀で自分をもっとアピールできるようにならなければと感じています。
現在降級圏内で崖っぷちですが、最後の最後まで時間を割いて配信を見てくれている人達の為にももっと良い麻雀を見せられるように頑張ります!

そして今期から麻雀格闘倶楽部~彩の華~に参戦させて頂いています!
現在《投票選抜戦2015》(9/1~10/18)を開催しています。
投票選抜戦とは・・簡単に説明するとユーザーさんが参戦プロの中から自分が投票したいプロを選んで投票し、多く投票したユーザーさんは投票したプロとの優先マッチングができるようになります。
始まる前は(なんとなく不安だな・・)と思っていましたが、始まるとユーザーさんとのマッチングがとっても嬉しくて楽しんでいる自分がいます。
(このユーザーさん投票してくれてる!あっこのユーザーさんもだ!)
て幸せな気分になるんです。
みなさんありがとうございます!
応援してくれている人の為にも、もっとたくさん勉強をして今よりもっと強い自分を見てもらえるように日々頑張ります。

次回は、野口賞受賞・女流MONDO杯出場と大活躍中の池沢麻奈美プロにバトンを渡したいと思います。
池沢プロ、よろしくお願いします!

リレーエッセィ/第104回:古谷 知美

はじめまして。増田プロからバトンを受け取りました、古谷知美です。
苗字の読み仮名は(ふるたに)です、昔から(ふるや)って呼ばれる事がほとんどですが(ふるたに)です。笑
お父さんが鹿児島県出身なのですが、九州地方では(ふるたに)の読み仮名の方が多いみたいです。
これマメ知識!
こんな事を言っていますが瀬戸熊(せとくま)プロの読み方を最近まで(せとぐま)と間違えて覚えてしまっていました・・せとくまプロすみませんm(_ _;)m
ではまず自己紹介を。
普段は会社でパソコンを3台くらい使いながら事務の仕事をしています。
会社がシフト制でお休みの融通がききやすいので、会社のお休みは麻雀のお仕事や対局に費やしています。
最近は普通の公休だけでは足りなくなってきたので有給・GW休暇・夏季休暇もほとんど費やしています。
その為純粋なお休みはほとんど無い生活を2年くらい送っていますが、あまり苦に思わず続けられるのは、やはり麻雀が大好きだからでしょう。
性格は人見知りで引っ込み思案です。海やプールに行くよりも温泉などでまったりしているほうが好きです。
山手線でいうと渋谷・新宿よりも秋葉原・上野方面のほうが落ち着きます。
小さい頃から真ん中にいるよりも端っこにいるほうが落ち着く子供でした。
そんなわたしなので、当時アルバイトをしていた麻雀荘のオーナーさんにプロ試験を薦められて(麻雀はこれからもずっと打ち続けたいしもっと強くなりたい!)という想いでプロになったものの、TVの向こうで活躍しているような麻雀プロの華やかな世界は自分とは別世界のように感じていました。
しかし今期から女流桜花のAリーグが全卓配信となり自分の麻雀を見てもらえる機会が増えてきました。Aに上がったばかりの頃はAリーグで強い人達と麻雀を打てることがただ嬉しくて夢中でしたが、今は配信を後で見返して(なんで自分はこうなんだろう・・もっと強くならなきゃダメだな)と反省する事が多いです。
麻雀プロである以上麻雀で自分をもっとアピールできるようにならなければと感じています。
現在降級圏内で崖っぷちですが、最後の最後まで時間を割いて配信を見てくれている人達の為にももっと良い麻雀を見せられるように頑張ります!
そして今期から麻雀格闘倶楽部~彩の華~に参戦させて頂いています!
現在《投票選抜戦2015》(9/1~10/18)を開催しています。
投票選抜戦とは・・簡単に説明するとユーザーさんが参戦プロの中から自分が投票したいプロを選んで投票し、多く投票したユーザーさんは投票したプロとの優先マッチングができるようになります。
始まる前は(なんとなく不安だな・・)と思っていましたが、始まるとユーザーさんとのマッチングがとっても嬉しくて楽しんでいる自分がいます。
(このユーザーさん投票してくれてる!あっこのユーザーさんもだ!)
て幸せな気分になるんです。
みなさんありがとうございます!
応援してくれている人の為にも、もっとたくさん勉強をして今よりもっと強い自分を見てもらえるように日々頑張ります。
次回は、野口賞受賞・女流MONDO杯出場と大活躍中の池沢麻奈美プロにバトンを渡したいと思います。
池沢プロ、よろしくお願いします!

第35期関西リーグ(プロアマリーグ) 夏 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 吉田 拓也 プロ 16.9 74.4 ▲ 18.7 43.9 58.8 175.3
2 山中 翼 プロ 86.3 25.5 10.1 31.7 15.1 168.7
3 原田 安博 一般 82.7 34.9 ▲ 42.4 ▲ 6.0 77.2 146.4
4 高谷 圭一 プロ 24.1 53.0 8.3 33.4 19.5 138.3
5 山口 昇子 一般 ▲ 20.6 45.0 37.2 46.2 107.8
6 小西 隆之 一般 49.7 ▲ 21.9 8.1 42.9 25.0 103.8
7 貫上 洋志 プロ 70.8 ▲ 6.5 ▲ 2.6 23.2 18.5 103.4
8 五月女 義彦 一般 15.1 71.8 ▲ 1.2 14.5 ▲ 1.9 98.3
9 木下 恭子 プロ 21.2 36.6 23.9 0.0 ▲ 2.4 79.3
10 辰巳 晴基 プロ 76.8 ▲ 9.4 ▲ 7.3 ▲ 1.2 19.7 78.6
11 堀 昭義 プロ 38.4 ▲ 35.4 20.6 11.1 39.6 74.3
12 桑田 憲汰 一般 ▲ 41.2 25.5 53.7 70.3 ▲ 37.4 70.9
13 原田 保正 プロ ▲ 2.3 110.7 ▲ 8.1 ▲ 22.1 ▲ 10.2 68.0
14 大川 照子 一般 ▲ 7.8 37.9 ▲ 12.7 92.3 ▲ 47.6 62.1
15 松永 侑己 プロ ▲ 15.5 38.8 33.1 2.2 2.2 60.8
16 岸辺 恵里 一般 74.9 ▲ 8.5 ▲ 12.2 ▲ 5.0 5.9 55.1
17 吉田 雄二 一般 80.4 17.4 ▲ 13.0 ▲ 4.1 ▲ 26.6 54.1
18 石沢 勇人 一般 ▲ 46.5 34.7 ▲ 48.9 25.8 85.4 50.5
19 小田 雅之 一般 28.7 ▲ 7.3 27.4 10.0 ▲ 13.0 45.8
20 大久保 朋美 プロ 27.1 17.1 0.0 0.0 44.2
21 川上 直也 プロ ▲ 10.3 5.9 42.0 0.3 ▲ 3.2 34.7
22 平川 輝明  一般 15.9 17.1 0.0 0.0 33.0
23 小川 稔貴 プロ 28.5 0.0 0.0 0.0 28.5
24 宮城 典生 一般 ▲ 3.9 26.5 ▲ 0.4 6.0 28.2
25 高橋 正人 プロ ▲ 40.9 43.4 39.3 28.6 ▲ 43.0 27.4
26 横山 毅 プロ 12.3 ▲ 20.2 0.0 13.3 20.3 25.7
27 松岡 寿美絵 一般 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0
28 熊田 高大 一般 ▲ 8.7 ▲ 51.8 8.9 26.0 49.6 24.0
29 吉本 卓矢 プロ 66.0 ▲ 43.1 ▲ 14.5 ▲ 5.9 17.9 20.4
30 永田 和弘 一般 ▲ 22.6 32.5 8.5 0.0 0.0 18.4
31 柴田 秀昭 一般 30.8 ▲ 11.1 48.8 ▲ 9.8 ▲ 42.1 16.6
32 山地 義昌 一般 1.9 ▲ 41.0 30.0 19.0 ▲ 0.8 9.1
33 秋山 淑子 プロ ▲ 14.4 ▲ 0.3 34.7 ▲ 6.5 ▲ 10.8 2.7
34 稲森 英子 プロ ▲ 3.6 0.0 0.0 ▲ 3.6
35 見野 マリ子 一般 23.7 ▲ 32.0 4.4 0.0 0.0 ▲ 3.9
36 稲岡 ミカ プロ ▲ 2.7 ▲ 23.6 ▲ 8.1 ▲ 22.4 51.0 ▲ 5.8
37 脇本 健弘 一般 43.0 ▲ 29.1 ▲ 24.8 ▲ 62.6 62.8 ▲ 10.7
38 駒井 康夫 一般 ▲ 32.3 ▲ 56.4 57.4 19.4 ▲ 11.9
39 池田 源右衛門 一般 ▲ 52.2 38.4 0.0 0.0 0.0 ▲ 13.8
40 後藤 俊孝 プロ ▲ 14.6 0.0 0.0 0.0 ▲ 14.6
41 三好 直幸 プロ ▲ 66.1 41.1 8.8 0.0 ▲ 16.2
42 山下 加代子 一般 ▲ 0.3 11.2 0.7 ▲ 33.7 0.0 ▲ 22.1
43 坂本 誠裕 プロ ▲ 0.1 36.1 0.1 0.4 ▲ 61.7 ▲ 25.2
44 勝間 伸生 プロ ▲ 17.6 ▲ 19.1 75.6 ▲ 63.1 ▲ 3.9 ▲ 28.1
45 山本 洋平 一般 ▲ 32.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 32.3
46 清水 健 一般 36.6 ▲ 30.0 ▲ 46.8 0.0 0.0 ▲ 40.2
47 鐘ヶ江 史郎 一般 ▲ 13.5 ▲ 54.9 25.1 0.0 ▲ 43.3
48 水島 勉 一般 ▲ 18.9 ▲ 26.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 45.2
49 太田 光晴 一般 ▲ 47.2 0.0 0.0 0.0 ▲ 47.2
50 大川 定子 一般 ▲ 3.1 0.0 0.0 ▲ 46.5 ▲ 49.6
51 米川 基紀 プロ ▲ 21.9 11.6 ▲ 43.3 0.0 ▲ 53.6
52 榧野 幸一 一般 ▲ 124.3 59.6 49.7 ▲ 57.1 16.5 ▲ 55.6
53 花嶋 浩司 一般 ▲ 18.2 5.0 0.0 16.5 ▲ 80.4 ▲ 77.1
54 倉本 信平 一般 ▲ 21.9 ▲ 59.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 81.2
55 中谷 護 一般 39.1 ▲ 67.7 ▲ 69.0 8.3 ▲ 89.3
56 延原 明美 プロ ▲ 39.5 ▲ 38.7 ▲ 40.8 ▲ 6.2 34.8 ▲ 90.4
57 段谷 昭夫 一般 ▲ 71.1 ▲ 28.3 3.1 0.0 0.0 ▲ 96.3
58 南田 明宏 プロ ▲ 49.9 ▲ 0.5 ▲ 91.2 18.8 21.0 ▲ 101.8
59 鈴木 博彰 一般 ▲ 15.6 ▲ 54.2 ▲ 32.9 0.0 ▲ 102.7
60 佐藤 昌子 一般 ▲ 45.0 41.1 5.9 ▲ 112.1 ▲ 110.1
61 筒井 宏晶 プロ ▲ 1.9 ▲ 34.9 ▲ 24.7 0.0 ▲ 52.1 ▲ 113.6
62 重枝 登志雄 一般 ▲ 41.2 ▲ 3.4 ▲ 29.8 ▲ 24.4 ▲ 18.8 ▲ 117.6
63 江口 昭子 一般 ▲ 15.8 ▲ 34.7 ▲ 46.0 ▲ 36.4 0.0 ▲ 132.9
64 岡崎 興二 一般 ▲ 53.0 ▲ 3.9 ▲ 28.9 ▲ 11.6 ▲ 42.7 ▲ 140.1
65 濱口 美枝子 一般 ▲ 26.6 ▲ 76.5 2.9 ▲ 48.5 ▲ 8.5 ▲ 157.2
66 八嶋 麻穂 一般 ▲ 46.7 ▲ 15.5 ▲ 2.1 ▲ 78.3 ▲ 19.5 ▲ 162.1
67 倉本 恭子 一般 ▲ 34.1 ▲ 25.6 ▲ 18.8 ▲ 79.1 ▲ 78.8 ▲ 236.4

関西プロリーグ 成績表/第35期関西リーグ(プロアマリーグ) 夏 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節 合計
1 吉田 拓也 プロ 16.9 74.4 ▲ 18.7 43.9 58.8 175.3
2 山中 翼 プロ 86.3 25.5 10.1 31.7 15.1 168.7
3 原田 安博 一般 82.7 34.9 ▲ 42.4 ▲ 6.0 77.2 146.4
4 高谷 圭一 プロ 24.1 53.0 8.3 33.4 19.5 138.3
5 山口 昇子 一般 ▲ 20.6 45.0 37.2 46.2 107.8
6 小西 隆之 一般 49.7 ▲ 21.9 8.1 42.9 25.0 103.8
7 貫上 洋志 プロ 70.8 ▲ 6.5 ▲ 2.6 23.2 18.5 103.4
8 五月女 義彦 一般 15.1 71.8 ▲ 1.2 14.5 ▲ 1.9 98.3
9 木下 恭子 プロ 21.2 36.6 23.9 0.0 ▲ 2.4 79.3
10 辰巳 晴基 プロ 76.8 ▲ 9.4 ▲ 7.3 ▲ 1.2 19.7 78.6
11 堀 昭義 プロ 38.4 ▲ 35.4 20.6 11.1 39.6 74.3
12 桑田 憲汰 一般 ▲ 41.2 25.5 53.7 70.3 ▲ 37.4 70.9
13 原田 保正 プロ ▲ 2.3 110.7 ▲ 8.1 ▲ 22.1 ▲ 10.2 68.0
14 大川 照子 一般 ▲ 7.8 37.9 ▲ 12.7 92.3 ▲ 47.6 62.1
15 松永 侑己 プロ ▲ 15.5 38.8 33.1 2.2 2.2 60.8
16 岸辺 恵里 一般 74.9 ▲ 8.5 ▲ 12.2 ▲ 5.0 5.9 55.1
17 吉田 雄二 一般 80.4 17.4 ▲ 13.0 ▲ 4.1 ▲ 26.6 54.1
18 石沢 勇人 一般 ▲ 46.5 34.7 ▲ 48.9 25.8 85.4 50.5
19 小田 雅之 一般 28.7 ▲ 7.3 27.4 10.0 ▲ 13.0 45.8
20 大久保 朋美 プロ 27.1 17.1 0.0 0.0 44.2
21 川上 直也 プロ ▲ 10.3 5.9 42.0 0.3 ▲ 3.2 34.7
22 平川 輝明  一般 15.9 17.1 0.0 0.0 33.0
23 小川 稔貴 プロ 28.5 0.0 0.0 0.0 28.5
24 宮城 典生 一般 ▲ 3.9 26.5 ▲ 0.4 6.0 28.2
25 高橋 正人 プロ ▲ 40.9 43.4 39.3 28.6 ▲ 43.0 27.4
26 横山 毅 プロ 12.3 ▲ 20.2 0.0 13.3 20.3 25.7
27 松岡 寿美絵 一般 25.0 0.0 0.0 0.0 25.0
28 熊田 高大 一般 ▲ 8.7 ▲ 51.8 8.9 26.0 49.6 24.0
29 吉本 卓矢 プロ 66.0 ▲ 43.1 ▲ 14.5 ▲ 5.9 17.9 20.4
30 永田 和弘 一般 ▲ 22.6 32.5 8.5 0.0 0.0 18.4
31 柴田 秀昭 一般 30.8 ▲ 11.1 48.8 ▲ 9.8 ▲ 42.1 16.6
32 山地 義昌 一般 1.9 ▲ 41.0 30.0 19.0 ▲ 0.8 9.1
33 秋山 淑子 プロ ▲ 14.4 ▲ 0.3 34.7 ▲ 6.5 ▲ 10.8 2.7
34 稲森 英子 プロ ▲ 3.6 0.0 0.0 ▲ 3.6
35 見野 マリ子 一般 23.7 ▲ 32.0 4.4 0.0 0.0 ▲ 3.9
36 稲岡 ミカ プロ ▲ 2.7 ▲ 23.6 ▲ 8.1 ▲ 22.4 51.0 ▲ 5.8
37 脇本 健弘 一般 43.0 ▲ 29.1 ▲ 24.8 ▲ 62.6 62.8 ▲ 10.7
38 駒井 康夫 一般 ▲ 32.3 ▲ 56.4 57.4 19.4 ▲ 11.9
39 池田 源右衛門 一般 ▲ 52.2 38.4 0.0 0.0 0.0 ▲ 13.8
40 後藤 俊孝 プロ ▲ 14.6 0.0 0.0 0.0 ▲ 14.6
41 三好 直幸 プロ ▲ 66.1 41.1 8.8 0.0 ▲ 16.2
42 山下 加代子 一般 ▲ 0.3 11.2 0.7 ▲ 33.7 0.0 ▲ 22.1
43 坂本 誠裕 プロ ▲ 0.1 36.1 0.1 0.4 ▲ 61.7 ▲ 25.2
44 勝間 伸生 プロ ▲ 17.6 ▲ 19.1 75.6 ▲ 63.1 ▲ 3.9 ▲ 28.1
45 山本 洋平 一般 ▲ 32.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 32.3
46 清水 健 一般 36.6 ▲ 30.0 ▲ 46.8 0.0 0.0 ▲ 40.2
47 鐘ヶ江 史郎 一般 ▲ 13.5 ▲ 54.9 25.1 0.0 ▲ 43.3
48 水島 勉 一般 ▲ 18.9 ▲ 26.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 45.2
49 太田 光晴 一般 ▲ 47.2 0.0 0.0 0.0 ▲ 47.2
50 大川 定子 一般 ▲ 3.1 0.0 0.0 ▲ 46.5 ▲ 49.6
51 米川 基紀 プロ ▲ 21.9 11.6 ▲ 43.3 0.0 ▲ 53.6
52 榧野 幸一 一般 ▲ 124.3 59.6 49.7 ▲ 57.1 16.5 ▲ 55.6
53 花嶋 浩司 一般 ▲ 18.2 5.0 0.0 16.5 ▲ 80.4 ▲ 77.1
54 倉本 信平 一般 ▲ 21.9 ▲ 59.3 0.0 0.0 0.0 ▲ 81.2
55 中谷 護 一般 39.1 ▲ 67.7 ▲ 69.0 8.3 ▲ 89.3
56 延原 明美 プロ ▲ 39.5 ▲ 38.7 ▲ 40.8 ▲ 6.2 34.8 ▲ 90.4
57 段谷 昭夫 一般 ▲ 71.1 ▲ 28.3 3.1 0.0 0.0 ▲ 96.3
58 南田 明宏 プロ ▲ 49.9 ▲ 0.5 ▲ 91.2 18.8 21.0 ▲ 101.8
59 鈴木 博彰 一般 ▲ 15.6 ▲ 54.2 ▲ 32.9 0.0 ▲ 102.7
60 佐藤 昌子 一般 ▲ 45.0 41.1 5.9 ▲ 112.1 ▲ 110.1
61 筒井 宏晶 プロ ▲ 1.9 ▲ 34.9 ▲ 24.7 0.0 ▲ 52.1 ▲ 113.6
62 重枝 登志雄 一般 ▲ 41.2 ▲ 3.4 ▲ 29.8 ▲ 24.4 ▲ 18.8 ▲ 117.6
63 江口 昭子 一般 ▲ 15.8 ▲ 34.7 ▲ 46.0 ▲ 36.4 0.0 ▲ 132.9
64 岡崎 興二 一般 ▲ 53.0 ▲ 3.9 ▲ 28.9 ▲ 11.6 ▲ 42.7 ▲ 140.1
65 濱口 美枝子 一般 ▲ 26.6 ▲ 76.5 2.9 ▲ 48.5 ▲ 8.5 ▲ 157.2
66 八嶋 麻穂 一般 ▲ 46.7 ▲ 15.5 ▲ 2.1 ▲ 78.3 ▲ 19.5 ▲ 162.1
67 倉本 恭子 一般 ▲ 34.1 ▲ 25.6 ▲ 18.8 ▲ 79.1 ▲ 78.8 ▲ 236.4

第129回:プロ雀士インタビュー 井上 美里 インタビュアー:早川林香

インタビュアーやりたい?
それが第29期新人王として輝いた、井上プロからの最初のメール。
東北本部の第30期生として一緒に戦ってきた同期である。

プロになって1年目で、井上プロは2015最強戦全日本女子プロ代表になり、更には2年目で第29期新人王になり、その勢いはもう止まることを知らない。
同じ東北本部所属として誇らしい気持ちがある反面、どんどん活躍していって寂しい気持ちがあるのはここだけの話。

もちろん私はインタビュー自体も初めてだったし、このような公式の場に私が書いた文章が載るなんて、と緊張したが、井上プロの指名という事もあり、喜んでインタビュアーを受けさせて頂いた。

拙い文章ではありますが、お付き合い頂けますようよろしくお願いします。

リーグ戦の後、集合場所は駅前のやきとり屋さん。
乾杯もそこそこに、焼き鳥がどんどん運ばれてくる。
ねぎまはやっぱり塩がうまい。

早川「新人王おめでとう!カンパーイ!」

井上「ありがとう!カンパーイ!」

100

早川「まずは、新人王戦の予選ではどう戦おうと思ったの?」

井上「うーん、なるべく上の方にはいたいと思ったかな~」

早川「うんうん。」

井上「7回戦まで残れば、必ずチャンスはあるから、ボーダーを下回らない様に大事に打ったよ。決勝に残ってからはもう優勝の事しか頭になかった。」

早川「緊張感とか、そういったのは無かった?」

井上「そりゃ少なくとも緊張はするけど、心地いい緊張感というか、さぁ戦うぞって気持ちかな。」

早川「テレビ対局も慣れてるもんね~。」

井上「決勝が次の日だったから、予選が終わったのは8時半くらいだったけど仙台に帰って、ついたらもうグッスリ寝ちゃった。」

早川「すごいね!緊張して寝られない~って人が多いと思うけど…。」

井上「ちゃんと寝ないとダメだよ!大事な戦いの日に寝不足なんてもったいない!」

早川「そうだよね。他には心がけている事とかある?」

井上「大事な対局の前、ご飯は2時間前まで!」

早川「へぇ~!それはどうして?」

井上「ご飯を消化するためのエネルギーがもったいなくて。その分の血液を脳に使わないといけないのに、って!」

この様に、井上プロはストイックであり、どんな時でも冷静だ。
麻雀に対しての真剣な気持ちは誰にも負けないだろう。

そこが彼女の一番の強さだと私は思うのだ。

早川「決勝で優勝するための作戦とかはあった?」

井上「うーん、1回戦目は3位以内を心がけたよ。様子見というか、誰かのポイントが大きく動いたりしなければ良いなって。丁寧に打とうって思ってた。」

1回戦目終了時のポイントは、

弘中プロ+16.1P
平野プロ+8.5P
井上プロ▲6.1P
土屋プロ▲18.5P

と、1回戦目は各人大きくポイントが動かず、まずまず井上プロの作戦通りといったところ。

2回戦目 東2局 西家 5巡目

三万三万四万四万四索五索六索六索七索八索五筒六筒東  ドラ七索

この牌姿から三万をポン

早川「この巡目であっさり三万を仕掛けてテンパイとっちゃうんだよね。なんか仕上がりそうな手でちょっと勿体無いかな~って思ったんだけど。」

井上「取れるテンパイは取るよ。テンパイって最強なんだよ。それで、しっかりアガっておくこと!それが後に生きるから。」

前局に満貫を放銃しているので、私だったら焦ってこの局で取り返す!なんて思ってしまう。
この新人王戦の決勝戦において、冷静な判断と自分のスタイルを変えない、ブレない打ち方はなかなか出来るものではない。
テレビ対局ということもあって、緊張してしまって普段通りの打ち方が出来なかったりするものだ。

3回戦目 南2局 南家 9巡目 2本場

四万五万六万七万三索四索五索六索七索三筒四筒五筒六筒  ツモ八万  ドラ七筒

早川「ここではちょっと考えて八万をツモ切りしたんだよね?三筒六筒切るっていう選択肢もあったと思うんだけど。」

井上「八万は自分で九万切っているからフリテンを嫌ったんだよね。345か456の三色にしたかったから、ピンズにはまだ手をかけたくなかった。」

早川「なるほどね。」

早川「それで、最終的に三索七索のシャンポン待ちになって5,200点の出アガリ!」

四万五万六万三索三索四索五索六索七索七索四筒五筒六筒  ロン三索

早川「一番印象に残っている局はある?」

井上「やっぱり、最終戦の南1局かな。」

最終戦 南1局 北家 3本場

カン三筒をすかさず仕掛け、4巡目にテンパイが入る

三万四万五万六万七万五索六索七索八筒八筒  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き  ドラ九万

その後、親の弘中プロと平野プロの2軒リーチ!

早川「そこね!見ていて私も凄くハラハラしたし頑張れ!って応援してた!」

井上「親のリーチに対して全くの無スジの四筒を切った時は震えたよ。通った時はもう全部押すつもりだった。どうか同じ待ちでありますように!って。」

早川「結果、親の弘中プロから二万の出アガリ!」

弘中プロの牌姿

四万五万六万六万七万二索三索四索六索七索八索五筒五筒  リーチ

早川「でもさ、まだポイントは結構離れてたし、そこまで無理しなくても良かったんじゃない?」

井上「前局に先制でテンパイをしていたのに、親のリーチでオリたから。それがいけなかったんだなって嫌な予感がしたんだよね。どこかで勝負しないといけないっていう意識があって、それが今なんだ!って思った。」

早川「うんうん。」

井上「油断したらやられる!ってずっと思ってたから、最終戦始まった時にポイントは結構持ってたけど、弘中プロと平野プロの親番が終わるまでは気は抜けなかったよ!」

一生懸命、という言葉は彼女には適さない。
冷静に、そして丁寧に。それが当然であるかのように、優雅にこなす。
頑張っているから強いのではない。麻雀が好きだから上達していく。
彼女のインタビューをしていて、普段の彼女を見ていて、つくづくそう思うのだ。

早川「休みの日は何をしてるの?」

井上「寝てる。」

早川「えっ(笑)」

井上「あとは、休みの日でも勤務先に顔出して麻雀打ってる!」

早川「麻雀ほんとに好きなんだね!」

井上「うん!」

早川「じゃあさ、好きな牌とかある?」

井上「うーん…高目のロン牌!三色の方ね!(笑)」

早川「それ採用!!(笑)」

100

早川「改めて新人王おめでとう。これからの目標とかはある?」

井上「タイトルをいっぱい獲りたい!」

早川「一番獲りたいタイトルは?」

井上「女流桜花!…ってまだBリーグの私が言うのはおこがましいことだから、とりあえずAリーグ昇級を目指して、Aリーグになってから改めて女流桜花を獲りたい!って言いたい。」

早川「そうだね、私も早く追いつけるように頑張るから待っててね!」

実は、最初の頃(この人性格きつそう!怖い!)と人見知りな私はビビりまくっていた。
研修の時に回転切りが出来なくて、井上プロに聞いた時の話。

早川「(勇気を出して)あの、井上さん!回転切りのやり方教えてもらってもいいですか?」

井上「…え?普通にやれば出来るよね?(笑)」

早川「(ひえ~怖い!)すみませんわかりました!」

井上「いやいや、回転切り今からやるから、それ見てなよ。」

きゅん…//

と、この様に、性格はオラオラ系でありサバサバ系であり、とりあえずSだ。

好きなものはラッコ。
本人曰く、あのほにゃ~んとした顔と餃子みたいな耳がたまらなく可愛いらしい。(よくわからない)

そういう事を書けちゃうくらい今では仲良しになった。
人としても、麻雀のプロとしても、彼女の事をいつまでも尊敬し続けるし、いつまでも彼女の背中を追いかけていくつもりだ。

今後の活躍にさらなる期待をしよう。
きっと彼女はそれに応えてくれるから。

8月30日(日)新人王戦決勝戦の当日。
東北本部の平田孝章本部長がお亡くなりになりました。
前日まで、井上プロの決勝戦進出を祝い、優勝を願っていました。
最後に力を貸してくれたのかもしれません。
ご冥福をお祈り申し上げます。

プロ雀士インタビュー/第129回:プロ雀士インタビュー 井上 美里 インタビュアー:早川林香

インタビュアーやりたい?
それが第29期新人王として輝いた、井上プロからの最初のメール。
東北本部の第30期生として一緒に戦ってきた同期である。
プロになって1年目で、井上プロは2015最強戦全日本女子プロ代表になり、更には2年目で第29期新人王になり、その勢いはもう止まることを知らない。
同じ東北本部所属として誇らしい気持ちがある反面、どんどん活躍していって寂しい気持ちがあるのはここだけの話。
もちろん私はインタビュー自体も初めてだったし、このような公式の場に私が書いた文章が載るなんて、と緊張したが、井上プロの指名という事もあり、喜んでインタビュアーを受けさせて頂いた。
拙い文章ではありますが、お付き合い頂けますようよろしくお願いします。
リーグ戦の後、集合場所は駅前のやきとり屋さん。
乾杯もそこそこに、焼き鳥がどんどん運ばれてくる。
ねぎまはやっぱり塩がうまい。
早川「新人王おめでとう!カンパーイ!」
井上「ありがとう!カンパーイ!」
100
早川「まずは、新人王戦の予選ではどう戦おうと思ったの?」
井上「うーん、なるべく上の方にはいたいと思ったかな~」
早川「うんうん。」
井上「7回戦まで残れば、必ずチャンスはあるから、ボーダーを下回らない様に大事に打ったよ。決勝に残ってからはもう優勝の事しか頭になかった。」
早川「緊張感とか、そういったのは無かった?」
井上「そりゃ少なくとも緊張はするけど、心地いい緊張感というか、さぁ戦うぞって気持ちかな。」
早川「テレビ対局も慣れてるもんね~。」
井上「決勝が次の日だったから、予選が終わったのは8時半くらいだったけど仙台に帰って、ついたらもうグッスリ寝ちゃった。」
早川「すごいね!緊張して寝られない~って人が多いと思うけど…。」
井上「ちゃんと寝ないとダメだよ!大事な戦いの日に寝不足なんてもったいない!」
早川「そうだよね。他には心がけている事とかある?」
井上「大事な対局の前、ご飯は2時間前まで!」
早川「へぇ~!それはどうして?」
井上「ご飯を消化するためのエネルギーがもったいなくて。その分の血液を脳に使わないといけないのに、って!」
この様に、井上プロはストイックであり、どんな時でも冷静だ。
麻雀に対しての真剣な気持ちは誰にも負けないだろう。
そこが彼女の一番の強さだと私は思うのだ。
早川「決勝で優勝するための作戦とかはあった?」
井上「うーん、1回戦目は3位以内を心がけたよ。様子見というか、誰かのポイントが大きく動いたりしなければ良いなって。丁寧に打とうって思ってた。」
1回戦目終了時のポイントは、
弘中プロ+16.1P
平野プロ+8.5P
井上プロ▲6.1P
土屋プロ▲18.5P
と、1回戦目は各人大きくポイントが動かず、まずまず井上プロの作戦通りといったところ。
2回戦目 東2局 西家 5巡目
三万三万四万四万四索五索六索六索七索八索五筒六筒東  ドラ七索
この牌姿から三万をポン
早川「この巡目であっさり三万を仕掛けてテンパイとっちゃうんだよね。なんか仕上がりそうな手でちょっと勿体無いかな~って思ったんだけど。」
井上「取れるテンパイは取るよ。テンパイって最強なんだよ。それで、しっかりアガっておくこと!それが後に生きるから。」
前局に満貫を放銃しているので、私だったら焦ってこの局で取り返す!なんて思ってしまう。
この新人王戦の決勝戦において、冷静な判断と自分のスタイルを変えない、ブレない打ち方はなかなか出来るものではない。
テレビ対局ということもあって、緊張してしまって普段通りの打ち方が出来なかったりするものだ。
3回戦目 南2局 南家 9巡目 2本場
四万五万六万七万三索四索五索六索七索三筒四筒五筒六筒  ツモ八万  ドラ七筒
早川「ここではちょっと考えて八万をツモ切りしたんだよね?三筒六筒切るっていう選択肢もあったと思うんだけど。」
井上「八万は自分で九万切っているからフリテンを嫌ったんだよね。345か456の三色にしたかったから、ピンズにはまだ手をかけたくなかった。」
早川「なるほどね。」
早川「それで、最終的に三索七索のシャンポン待ちになって5,200点の出アガリ!」
四万五万六万三索三索四索五索六索七索七索四筒五筒六筒  ロン三索
早川「一番印象に残っている局はある?」
井上「やっぱり、最終戦の南1局かな。」
最終戦 南1局 北家 3本場
カン三筒をすかさず仕掛け、4巡目にテンパイが入る
三万四万五万六万七万五索六索七索八筒八筒  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き  ドラ九万
その後、親の弘中プロと平野プロの2軒リーチ!
早川「そこね!見ていて私も凄くハラハラしたし頑張れ!って応援してた!」
井上「親のリーチに対して全くの無スジの四筒を切った時は震えたよ。通った時はもう全部押すつもりだった。どうか同じ待ちでありますように!って。」
早川「結果、親の弘中プロから二万の出アガリ!」
弘中プロの牌姿
四万五万六万六万七万二索三索四索六索七索八索五筒五筒  リーチ
早川「でもさ、まだポイントは結構離れてたし、そこまで無理しなくても良かったんじゃない?」
井上「前局に先制でテンパイをしていたのに、親のリーチでオリたから。それがいけなかったんだなって嫌な予感がしたんだよね。どこかで勝負しないといけないっていう意識があって、それが今なんだ!って思った。」
早川「うんうん。」
井上「油断したらやられる!ってずっと思ってたから、最終戦始まった時にポイントは結構持ってたけど、弘中プロと平野プロの親番が終わるまでは気は抜けなかったよ!」
一生懸命、という言葉は彼女には適さない。
冷静に、そして丁寧に。それが当然であるかのように、優雅にこなす。
頑張っているから強いのではない。麻雀が好きだから上達していく。
彼女のインタビューをしていて、普段の彼女を見ていて、つくづくそう思うのだ。
早川「休みの日は何をしてるの?」
井上「寝てる。」
早川「えっ(笑)」
井上「あとは、休みの日でも勤務先に顔出して麻雀打ってる!」
早川「麻雀ほんとに好きなんだね!」
井上「うん!」
早川「じゃあさ、好きな牌とかある?」
井上「うーん…高目のロン牌!三色の方ね!(笑)」
早川「それ採用!!(笑)」
100
早川「改めて新人王おめでとう。これからの目標とかはある?」
井上「タイトルをいっぱい獲りたい!」
早川「一番獲りたいタイトルは?」
井上「女流桜花!…ってまだBリーグの私が言うのはおこがましいことだから、とりあえずAリーグ昇級を目指して、Aリーグになってから改めて女流桜花を獲りたい!って言いたい。」
早川「そうだね、私も早く追いつけるように頑張るから待っててね!」
実は、最初の頃(この人性格きつそう!怖い!)と人見知りな私はビビりまくっていた。
研修の時に回転切りが出来なくて、井上プロに聞いた時の話。
早川「(勇気を出して)あの、井上さん!回転切りのやり方教えてもらってもいいですか?」
井上「…え?普通にやれば出来るよね?(笑)」
早川「(ひえ~怖い!)すみませんわかりました!」
井上「いやいや、回転切り今からやるから、それ見てなよ。」
きゅん…//
と、この様に、性格はオラオラ系でありサバサバ系であり、とりあえずSだ。
好きなものはラッコ。
本人曰く、あのほにゃ~んとした顔と餃子みたいな耳がたまらなく可愛いらしい。(よくわからない)
そういう事を書けちゃうくらい今では仲良しになった。
人としても、麻雀のプロとしても、彼女の事をいつまでも尊敬し続けるし、いつまでも彼女の背中を追いかけていくつもりだ。
今後の活躍にさらなる期待をしよう。
きっと彼女はそれに応えてくれるから。
8月30日(日)新人王戦決勝戦の当日。
東北本部の平田孝章本部長がお亡くなりになりました。
前日まで、井上プロの決勝戦進出を祝い、優勝を願っていました。
最後に力を貸してくれたのかもしれません。
ご冥福をお祈り申し上げます。

第32期十段戦 ベスト8B卓レポート 櫻井 秀樹

【対局者】
瀬戸熊直樹 柴田弘幸 ダンプ大橋 野方祐介
(敬称略)

A卓では最終戦までもつれるアツい戦いを見事勝ち抜き、忍者藤崎、新人王柴田(吉)が決勝戦へ。
いよいよ決勝の椅子も残すところあと2つ。

もう何年連続かもわからないくらい、十段戦、いやG1決勝と言えばこの人、「絶対王者瀬戸熊直樹」
今回ももちろん大本命である。

そして昨年の雪辱を是非とも果たしたい、Aリーガー柴田。
こちらは久々の準決勝、そろそろ次のタイトルも欲しい、同じくAリーガーダンプ大橋。

そして四段戦からの7戦を勝ち抜いた、野方祐介。ここまでの道のりを考えるとどうしても勝ちたい。
その執念がAリーガー3名を圧倒できるか?

連盟員にとって、十段戦は特別なステージ。
現十段位櫻井の待つ決勝戦まであと1つ!!(誰も言ってくれないから、自分で言いました、現十段位)

100

 

【1回戦】
手段は違うが、このメンバーで先に仕掛けてイニシアティブを取りにいくのは、柴田と野方。
東1局から戦前の予想通りの展開。

南家 野方
六万二索三索六索七索九索二筒四筒五筒五筒南南白  ドラ六索

チー三筒  打九索

2巡目である。
この仕掛け自体は野方を知るものであれば全く違和感は無い。
むしろ、スタートから勝負に入れているな、と感心したくらいだ。

起家 柴田も当然引かない。
次巡五索、次次巡南とカブせて、野方を手牌4枚にさせてからの親リーチ。

柴田
一万二万五万六万七万一索二索三索一筒二筒三筒発発  リーチ  ドラ六索

野方
二索三索五筒五筒  ポン南南南  チー五索 左向き六索 上向き七索 上向き  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き

結果は柴田が野方に2,000点の放銃。

たいした失点でもないし、形からしてもごく普通の結果なのだが、柴田はこの後も勝負手がことごとく空振り。苦戦を強いられることとなる。

ベスト16のように、ここから野方のペースかと思いきや、絶好調だったのはダンプ。

100

東2局 西家 ダンプ ドラ東

一万一万六万六万六万六万七万八万東東南南南  ツモ一万  4,000・8,000

南2局1本場 西家 ダンプ ドラ四索

一万一万三万三万五万五万南南西白白発発  ツモ西  3,000・6,000

1人浮きのダントツトップで終える(課金)。
ダンプの大物手を2度とも親カブった野方もラス前に

三万三万五万六万七万三索四索六索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ドラ六索

同巡、瀬戸熊の親リーチを受けるも、五索を即ツモアガリ。
2着をキープ。

点数以上に好調者、不調者のわかれる1回戦となってしまった。

1回戦結果
ダンプ+40.3P  野方▲2.0P  瀬戸熊▲14.2P  柴田▲24.1P

 

【2回戦】
1回戦に続きダンプが絶好調だ。続いて野方。
まだ先は長いとはいえ、1人が抜けだす展開ならまだしも、2人が抜けてしまうと追う側はキツい。
逆に野方は、ここで抜け出せると有利になるため、なんとかこのまま2番手をキープしたい。

その野方
東4局3本場(供託1本)

六万七万八万二索三索四索二筒三筒六筒六筒九筒九筒九筒  ドラ八索

5巡目にテンパイだが、ヤミテン。
仕掛けを多用する打ち手は守備力も高いことが多い。感想戦で野方は「先手でも打点の無い手牌では勝負に行かない」、と言っていた。
リードされている状況でこれを徹底されるとなかなか切り崩すのが難しい。

逆に野方のリーチはそれなりの打点が見込める場合、ということである。
つまり追いかける側もリスクを負わなければいけない、ということだ。

100

 

 

ここまでまともなアガリがない瀬戸熊。
南場の親番で絶好のカン五筒をツモりリーチと行く

三万七万八万一索二索三索四索五索六索四筒六筒九筒九筒  ツモ五筒  打三万 リーチ  ドラ四筒

しかし1発目のツモは六筒
三筒六筒九筒マチで先行リーチをしていた野方へ3,900の放銃となり、苦悶の表情。
風向きを変えることはできなかった。

100

2回戦までの結果
ダンプ+63.5P  野方+7.9P  柴田▲21.6P  瀬戸熊▲49.8P 

 

【3回戦】
ダンプはもう大きく沈まなければいいので無理はしない。
マイナスポイントの柴田、瀬戸熊は何とか三つ巴に持ち込もうと、各自の親番で勝負をかける。

南3局 東家 柴田
五万七万七万九万九万三索三索四筒四筒北北白白  リーチ  ドラ五万

南4局 東家 瀬戸熊

五索五索七索七索三筒五筒五筒七筒七筒八筒八筒中中  リーチ  ドラ三筒

2局とも自身のシステム通り、役アリで打点のある先行リーチを打っていた野方。
原点を超えている小方の為、ヤミテンという選択肢もあり、どちらかの親に捕まると一気にわからなくなっていたのだが・・・

結果はどちらも野方をとらえることはできず、3回戦のトップを献上。
残り2回で50Pを超える差となってしまう。

3回戦までの結果
ダンプ+44.5P  野方+25.0P 柴田▲30.5P 瀬戸熊▲39.0P

 

【4回戦】
下位2名はここで差を詰めることができなければ5回戦はほとんど消化試合。

ところがオーラスを迎えての点数状況は
野方21,000点 柴田32,700点 ダンプ36,100点 瀬戸熊30,200点

なんと、トータル2着の野方の1人沈みだ。

仮にこのまま終了すると、柴田と野方の差は27.8P  瀬戸熊と野方の差は37.8P

柴田、瀬戸熊のどちらか、ダンプをマクった方がさらに差を詰める事ができ、最終戦は全然わからなくなる。
はずであった。

南4局 親・野方

南家・柴田が東暗カン、ダブ南ポン。
13巡目にテンパイを入れるも

100

二索五索六索七索八索九索白白  ポン南南南  暗カン牌の背東東牌の背  ドラ二索

ドラの二索を打てずに打八索。瀬戸熊の安全牌である。
瀬戸熊はまず間違いなくテンパイ、瀬戸熊に放銃すれば、柴田は最終戦の勝負権利を瀬戸熊に譲ってしまう事になる。
それでもここは勝負ではなかっただろうか?
そして受けに回ったのであれば、このままの状況(野方1人沈み)で終局させるしかない。

瀬戸熊はピンフのみの六筒九筒マチ。
ドラも通り、柴田の最終手番。

五索五索六索七索九筒白白  ポン南南南  暗カン牌の背東東牌の背  ツモ九筒

瀬戸熊のマチを重ねてテンパイ。瀬戸熊には通るであろう五索を河に置くと。

ロンの声はなんと野方
「9,600」
直前にドラを重ね、七対子でテンパイし返していたのだ。

たしかに、野方は回っていたように見え、実際テンパイも厳しい状況であった。
感想戦でも柴田はこの放銃を敗因とし悔んでいた。
オーラス2本場では柴田、瀬戸熊ともに手を作るが、野方を大きく沈めることはできず、最終戦を前に勝負は決してしまう。

以下は本日の勝者のコメント。
ダンプ「終始ツイました。できすぎでしたね。」
野方「最終少しバタバタしましたが、なんとかここまで来れました。」

さて第32期十段位決定戦、私の戦う決勝メンバーは
藤崎智、ダンプ大橋、野方祐介、柴田吉和、の4名に決定しました。

意気込みなどは、連盟チャンネル内のCMで聞けると思いますのでそちらもチェックしてみて下さい!!

 

最後に現十段位としての最後のコメントで締めせて下さい。

決勝メンバーのみなさん、ここまで見事な対局を有難うございました。
私も一旦は現十段位であることは忘れ、挑戦者として皆様の胸をお借りす・・・

いや、なんかつまらないのでやり直します。

決勝メンバーのみなさん、ここまでお疲れ様でした。
決勝は僕の連覇を盛り上げるような対局をお願いしますね!!

視聴者のみなさん、今年もきっと盛り上がりますので、是非とも応援宜しくお願いします!!

100

決勝初日放送 9/26(土) 14:00

二日目放送 10/3(土) 14:00

最終日放送 10/10(土) 14:00

十段戦 レポート/第32期十段戦 ベスト8B卓レポート 櫻井 秀樹

【対局者】
瀬戸熊直樹 柴田弘幸 ダンプ大橋 野方祐介
(敬称略)
A卓では最終戦までもつれるアツい戦いを見事勝ち抜き、忍者藤崎、新人王柴田(吉)が決勝戦へ。
いよいよ決勝の椅子も残すところあと2つ。
もう何年連続かもわからないくらい、十段戦、いやG1決勝と言えばこの人、「絶対王者瀬戸熊直樹」
今回ももちろん大本命である。
そして昨年の雪辱を是非とも果たしたい、Aリーガー柴田。
こちらは久々の準決勝、そろそろ次のタイトルも欲しい、同じくAリーガーダンプ大橋。
そして四段戦からの7戦を勝ち抜いた、野方祐介。ここまでの道のりを考えるとどうしても勝ちたい。
その執念がAリーガー3名を圧倒できるか?
連盟員にとって、十段戦は特別なステージ。
現十段位櫻井の待つ決勝戦まであと1つ!!(誰も言ってくれないから、自分で言いました、現十段位)

100

 
【1回戦】
手段は違うが、このメンバーで先に仕掛けてイニシアティブを取りにいくのは、柴田と野方。
東1局から戦前の予想通りの展開。
南家 野方
六万二索三索六索七索九索二筒四筒五筒五筒南南白  ドラ六索
チー三筒  打九索
2巡目である。
この仕掛け自体は野方を知るものであれば全く違和感は無い。
むしろ、スタートから勝負に入れているな、と感心したくらいだ。
起家 柴田も当然引かない。
次巡五索、次次巡南とカブせて、野方を手牌4枚にさせてからの親リーチ。
柴田
一万二万五万六万七万一索二索三索一筒二筒三筒発発  リーチ  ドラ六索
野方
二索三索五筒五筒  ポン南南南  チー五索 左向き六索 上向き七索 上向き  チー三筒 左向き二筒 上向き四筒 上向き
結果は柴田が野方に2,000点の放銃。
たいした失点でもないし、形からしてもごく普通の結果なのだが、柴田はこの後も勝負手がことごとく空振り。苦戦を強いられることとなる。
ベスト16のように、ここから野方のペースかと思いきや、絶好調だったのはダンプ。
100
東2局 西家 ダンプ ドラ東
一万一万六万六万六万六万七万八万東東南南南  ツモ一万  4,000・8,000
南2局1本場 西家 ダンプ ドラ四索
一万一万三万三万五万五万南南西白白発発  ツモ西  3,000・6,000
1人浮きのダントツトップで終える(課金)。
ダンプの大物手を2度とも親カブった野方もラス前に
三万三万五万六万七万三索四索六索七索八索三筒四筒五筒  リーチ  ドラ六索
同巡、瀬戸熊の親リーチを受けるも、五索を即ツモアガリ。
2着をキープ。
点数以上に好調者、不調者のわかれる1回戦となってしまった。
1回戦結果
ダンプ+40.3P  野方▲2.0P  瀬戸熊▲14.2P  柴田▲24.1P
 
【2回戦】
1回戦に続きダンプが絶好調だ。続いて野方。
まだ先は長いとはいえ、1人が抜けだす展開ならまだしも、2人が抜けてしまうと追う側はキツい。
逆に野方は、ここで抜け出せると有利になるため、なんとかこのまま2番手をキープしたい。
その野方
東4局3本場(供託1本)
六万七万八万二索三索四索二筒三筒六筒六筒九筒九筒九筒  ドラ八索
5巡目にテンパイだが、ヤミテン。
仕掛けを多用する打ち手は守備力も高いことが多い。感想戦で野方は「先手でも打点の無い手牌では勝負に行かない」、と言っていた。
リードされている状況でこれを徹底されるとなかなか切り崩すのが難しい。
逆に野方のリーチはそれなりの打点が見込める場合、ということである。
つまり追いかける側もリスクを負わなければいけない、ということだ。
100
 
 
ここまでまともなアガリがない瀬戸熊。
南場の親番で絶好のカン五筒をツモりリーチと行く
三万七万八万一索二索三索四索五索六索四筒六筒九筒九筒  ツモ五筒  打三万 リーチ  ドラ四筒
しかし1発目のツモは六筒
三筒六筒九筒マチで先行リーチをしていた野方へ3,900の放銃となり、苦悶の表情。
風向きを変えることはできなかった。
100
2回戦までの結果
ダンプ+63.5P  野方+7.9P  柴田▲21.6P  瀬戸熊▲49.8P 
 
【3回戦】
ダンプはもう大きく沈まなければいいので無理はしない。
マイナスポイントの柴田、瀬戸熊は何とか三つ巴に持ち込もうと、各自の親番で勝負をかける。
南3局 東家 柴田
五万七万七万九万九万三索三索四筒四筒北北白白  リーチ  ドラ五万
南4局 東家 瀬戸熊
五索五索七索七索三筒五筒五筒七筒七筒八筒八筒中中  リーチ  ドラ三筒
2局とも自身のシステム通り、役アリで打点のある先行リーチを打っていた野方。
原点を超えている小方の為、ヤミテンという選択肢もあり、どちらかの親に捕まると一気にわからなくなっていたのだが・・・
結果はどちらも野方をとらえることはできず、3回戦のトップを献上。
残り2回で50Pを超える差となってしまう。
3回戦までの結果
ダンプ+44.5P  野方+25.0P 柴田▲30.5P 瀬戸熊▲39.0P
 
【4回戦】
下位2名はここで差を詰めることができなければ5回戦はほとんど消化試合。
ところがオーラスを迎えての点数状況は
野方21,000点 柴田32,700点 ダンプ36,100点 瀬戸熊30,200点
なんと、トータル2着の野方の1人沈みだ。
仮にこのまま終了すると、柴田と野方の差は27.8P  瀬戸熊と野方の差は37.8P
柴田、瀬戸熊のどちらか、ダンプをマクった方がさらに差を詰める事ができ、最終戦は全然わからなくなる。
はずであった。
南4局 親・野方
南家・柴田が東暗カン、ダブ南ポン。
13巡目にテンパイを入れるも
100
二索五索六索七索八索九索白白  ポン南南南  暗カン牌の背東東牌の背  ドラ二索
ドラの二索を打てずに打八索。瀬戸熊の安全牌である。
瀬戸熊はまず間違いなくテンパイ、瀬戸熊に放銃すれば、柴田は最終戦の勝負権利を瀬戸熊に譲ってしまう事になる。
それでもここは勝負ではなかっただろうか?
そして受けに回ったのであれば、このままの状況(野方1人沈み)で終局させるしかない。
瀬戸熊はピンフのみの六筒九筒マチ。
ドラも通り、柴田の最終手番。
五索五索六索七索九筒白白  ポン南南南  暗カン牌の背東東牌の背  ツモ九筒
瀬戸熊のマチを重ねてテンパイ。瀬戸熊には通るであろう五索を河に置くと。
ロンの声はなんと野方
「9,600」
直前にドラを重ね、七対子でテンパイし返していたのだ。
たしかに、野方は回っていたように見え、実際テンパイも厳しい状況であった。
感想戦でも柴田はこの放銃を敗因とし悔んでいた。
オーラス2本場では柴田、瀬戸熊ともに手を作るが、野方を大きく沈めることはできず、最終戦を前に勝負は決してしまう。
以下は本日の勝者のコメント。
ダンプ「終始ツイました。できすぎでしたね。」
野方「最終少しバタバタしましたが、なんとかここまで来れました。」
さて第32期十段位決定戦、私の戦う決勝メンバーは
藤崎智、ダンプ大橋、野方祐介、柴田吉和、の4名に決定しました。
意気込みなどは、連盟チャンネル内のCMで聞けると思いますのでそちらもチェックしてみて下さい!!
 
最後に現十段位としての最後のコメントで締めせて下さい。
決勝メンバーのみなさん、ここまで見事な対局を有難うございました。
私も一旦は現十段位であることは忘れ、挑戦者として皆様の胸をお借りす・・・
いや、なんかつまらないのでやり直します。
決勝メンバーのみなさん、ここまでお疲れ様でした。
決勝は僕の連覇を盛り上げるような対局をお願いしますね!!
視聴者のみなさん、今年もきっと盛り上がりますので、是非とも応援宜しくお願いします!!

100

決勝初日放送 9/26(土) 14:00
二日目放送 10/3(土) 14:00
最終日放送 10/10(土) 14:00

第7期 広島プロアマリーグ 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 合計
1 清水 真志郎 プロ 21.1 21.4 59.3 12.1 76.6 46.2 236.7
2 松木 宏之 プロ 6.9 31.4 39.8 87.6 13.6 26.5 205.8
3 井上 真孝 プロ 40.1 40.2 58.6 41.7 ▲ 40.0 ▲ 9.4 131.2
4 木村 尚二 プロ 36.4 24.7 9.1 11.3 ▲ 35.7 17.8 63.6
5 石田 智成 プロ ▲ 52.2 1.7 71.0 ▲ 49.3 61.2 15.8 48.2
6 永見 岳明 一般 10.8 46.8 36.2 46.3 ▲ 51.2 ▲ 63.3 25.6
7 桑原 貴嗣 一般 37.1 31.6 ▲ 21.9 ▲ 65.1 101.3 ▲ 60.0 23.0
8 川崎 麻里 一般 62.7 ▲ 2.8 35.3 ▲ 8.0 ▲ 114.3 ▲ 60.0 ▲ 87.1
9 安田 純平 一般 ▲ 60.0 ▲ 54.1 21.9 13.5 44.5 ▲ 60.0 ▲ 94.2
10 粟田 マツヨ 一般 ▲ 60.0 ▲ 34.7 12.2 ▲ 60.0 ▲ 5.7 39.9 ▲ 108.3
11 岩口 昌弘 一般 ▲ 54.8 15.9 ▲ 54.9 34.7 ▲ 28.7 ▲ 23.0 ▲ 110.8
12 稲田 成貴 一般 44.4 2.5 17.5 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 115.6
13 沼田 秀一 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 56.8 41.7 ▲ 141.5
14 神門 直樹 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 63.8 9.3 58.0 ▲ 25.3 ▲ 141.8
15 弥益 翔 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 2.8 32.7 ▲ 34.7 ▲ 184.8
16 児玉 幸子 一般 44.3 ▲ 43.5 ▲ 25.9 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 205.1
17 児玉 順一 一般 5.0 ▲ 30.4 ▲ 20.2 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 225.6
18 小川 貴史 一般 20.9 ▲ 14.1 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 233.2
19 末田 貴己 一般 ▲ 21.7 ▲ 7.6 ▲ 24.1 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 233.4
20 根石 宣昌 一般 ▲ 28.6 ▲ 69.8 ▲ 51.8 12.7 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 257.5
22 石田 正憲 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 2.9 ▲ 36.2 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 273.3
23 橋本 康孝 一般 ▲ 45.4 ▲ 60.0 ▲ 31.0 ▲ 17.8 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 274.2
24 谷口 直也 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 6.1 ▲ 40.6 ▲ 51.2 ▲ 60.0 ▲ 277.9
25 久保 隆徳 一般 ▲ 60.0 ▲ 54.1 ▲ 30.0 ▲ 21.6 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 285.7
26 沖山 宏 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 11.8 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 311.8
27 長島 竜一 一般 ▲ 60.0 ▲ 17.7 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 317.7
28 豊田 浩史 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 41.4 ▲ 38.0 ▲ 319.4
29 麻野 秀成 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 52.5 ▲ 60.0 ▲ 352.5
30 玉井 優斗 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 85.0 ▲ 60.0 ▲ 385.0

広島リーグ 成績表/第7期 広島プロアマリーグ 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 合計
1 清水 真志郎 プロ 21.1 21.4 59.3 12.1 76.6 46.2 236.7
2 松木 宏之 プロ 6.9 31.4 39.8 87.6 13.6 26.5 205.8
3 井上 真孝 プロ 40.1 40.2 58.6 41.7 ▲ 40.0 ▲ 9.4 131.2
4 木村 尚二 プロ 36.4 24.7 9.1 11.3 ▲ 35.7 17.8 63.6
5 石田 智成 プロ ▲ 52.2 1.7 71.0 ▲ 49.3 61.2 15.8 48.2
6 永見 岳明 一般 10.8 46.8 36.2 46.3 ▲ 51.2 ▲ 63.3 25.6
7 桑原 貴嗣 一般 37.1 31.6 ▲ 21.9 ▲ 65.1 101.3 ▲ 60.0 23.0
8 川崎 麻里 一般 62.7 ▲ 2.8 35.3 ▲ 8.0 ▲ 114.3 ▲ 60.0 ▲ 87.1
9 安田 純平 一般 ▲ 60.0 ▲ 54.1 21.9 13.5 44.5 ▲ 60.0 ▲ 94.2
10 粟田 マツヨ 一般 ▲ 60.0 ▲ 34.7 12.2 ▲ 60.0 ▲ 5.7 39.9 ▲ 108.3
11 岩口 昌弘 一般 ▲ 54.8 15.9 ▲ 54.9 34.7 ▲ 28.7 ▲ 23.0 ▲ 110.8
12 稲田 成貴 一般 44.4 2.5 17.5 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 115.6
13 沼田 秀一 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 56.8 41.7 ▲ 141.5
14 神門 直樹 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 63.8 9.3 58.0 ▲ 25.3 ▲ 141.8
15 弥益 翔 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 2.8 32.7 ▲ 34.7 ▲ 184.8
16 児玉 幸子 一般 44.3 ▲ 43.5 ▲ 25.9 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 205.1
17 児玉 順一 一般 5.0 ▲ 30.4 ▲ 20.2 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 225.6
18 小川 貴史 一般 20.9 ▲ 14.1 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 233.2
19 末田 貴己 一般 ▲ 21.7 ▲ 7.6 ▲ 24.1 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 233.4
20 根石 宣昌 一般 ▲ 28.6 ▲ 69.8 ▲ 51.8 12.7 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 257.5
22 石田 正憲 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 2.9 ▲ 36.2 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 273.3
23 橋本 康孝 一般 ▲ 45.4 ▲ 60.0 ▲ 31.0 ▲ 17.8 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 274.2
24 谷口 直也 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 6.1 ▲ 40.6 ▲ 51.2 ▲ 60.0 ▲ 277.9
25 久保 隆徳 一般 ▲ 60.0 ▲ 54.1 ▲ 30.0 ▲ 21.6 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 285.7
26 沖山 宏 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 11.8 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 311.8
27 長島 竜一 一般 ▲ 60.0 ▲ 17.7 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 317.7
28 豊田 浩史 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 41.4 ▲ 38.0 ▲ 319.4
29 麻野 秀成 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 52.5 ▲ 60.0 ▲ 352.5
30 玉井 優斗 一般 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 60.0 ▲ 85.0 ▲ 60.0 ▲ 385.0

第32期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第32期十段位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

締め切り:2015年9月26日(土)14:00まで

番号 名前
段位
プロフィール 吾妻 魚谷 清原 柴田 瀬戸熊 浜上 古川 前田 白鳥
1

櫻井秀樹
五段
第31期十段位
ロン2プロフィールはこちら

2

柴田吉和
二段
第28期新人王
ロン2プロフィールはこちら

3

ダンプ大橋
六段
第34期王位
第18期新人王
ロン2プロフィールはこちら
4

野方祐介
四段
5

藤崎智
八段
第30期鳳凰位
第16期十段位
第3、5,6回日本オープン 優勝
グランプリ2005 優勝
ロン2プロフィールはこちら

 

予想とコメント

吾妻さおり

ここ2年位の藤崎智プロの戦いを観ると、もはや守備型ではないです。全然忍者じゃないし、全然ちっちゃくない。逃げも隠れもしないで堂々と卓のど真ん中に居ます。「テスト勉強なんてしてないよ~」とかいいながら陰で猛勉強しているタイプですから、要注意です。もともと強いのにさらに進化しています。どの展開になっても優勝に絡む位置にいるでしょう。何度シュミレートしても本命です。
現十段位の櫻井秀樹プロは「俺今度1位取るから」と宣言してモチベーションを上げ、しっかり勉強するタイプでしょうか。予選免除による戦闘不足の不利はないでしょう。理詰めで考えて今決定戦の戦い方を明確にイメージしていると思います。自在型を目指す打ち手ですから、相手に合わせた麻雀を打とうとし、戦略がピタリとハマれば優勝でしょう。
ダンプ大橋プロ、今決定戦をなんとしても獲る気で来ると思います。A2リーグの公開対局を観るに、頭脳を駆使して繊細かつメリハリの効いた打ち方をするタイプに見受けられます。序盤の勝負処を制して先行したらリードを守れる腕があります。
柴田吉和プロは手が入ると思うので、忠実に伸び伸び打てるかが鍵になると思います。好調を膨らませて決定戦まで来たのでアガリ始めたら手がつけられなくなりそうですが、果たして親番で好きに連荘させてもらえるかどうか?
野方祐介プロは手数と仕掛けで戦う打ち手ですが、このメンバーでの決定戦では若干不利です。先行すれば反射神経で動くような彼らしい戦いが出来そうです。その時はアガリ打点>放銃打点の図式を保ち続けるのが必須条件です。
今決定戦は藤崎と櫻井が抜け番の時誰がトップを取れるかが大きな分岐点になりそうです。
Aリーガー3名に初決勝の2名がどう挑み、打開していくか。観戦が今から楽しみです。吾妻の予想を覆すような戦いを期待します!

◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹

荒正義

本命は「技」と「経験値」で藤崎が本命。勝つ確率は6割と見ます。
そして現『十段』の櫻井が対抗。野方、柴田は下から勝ち上り追い風に乗っていますが、受けの藤崎と櫻井に封じ込められる可能性が大。穴は勢いに乗るダンプ大橋か。

◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹
穴 ダンプ大橋

魚谷侑未

プロ連盟の若手の2人が残ったので、番狂わせになってくれる事を期待しています。
特に高いモチベーションを感じる柴田を本命に選びました。

とは言え、ベテランの3人も守備寄りのバランス型だと思うので切り崩すのは難しいと思います。
この3人の誰かが大きく負ける所は想像し難く、最後まで面白い優勝争いが観れるのではないかと思います。
この3人の中では、ダンプが一番今回の決勝に懸ける想いが強いのではないかと見てダンプを対抗に選びました。

◎ 柴田吉和
〇 ダンプ大橋

清原継光

十段戦、ベスト16、ベスト8で、土壇場から一半荘で逆転した柴田プロを本命にします。
トーナメントで強いAリーガー相手に生き残ってきた新人王の底力が決勝の舞台でどう爆発するか、期待して見たいです。

対抗は、現十段の櫻井プロを挙げます。A2レポートでも十段への連覇への準備は十分そうです。去年、そうそうたる面子を相手に十段位をとった櫻井プロが、野方プロ、柴田プロのフレッシュな顔ぶれを前にどう立ち回るか、注目して見たいです。

◎ 柴田吉和
〇 櫻井秀樹

柴田弘幸

大本命は藤崎です。実力、経験共にズバ抜けた力があります。もしかみ合わせが悪く藤崎負けるなら?すぐに櫻井の連覇が頭に浮かびました。櫻井のタイトル獲得後の対局を観るにかなりの努力、成長を感じましたので混戦時は櫻井有利とみて◎に。
○は野方、振り切る力は有り。今回彼はキーマンとなり盛り上げてくれるはず。

◎ 櫻井秀樹
〇 野方祐介

瀬戸熊直樹

非常に予想の難しい組み合わせになりましたが、十段と鳳凰は競技麻雀が実力がものを言う事を証明してもらいたい期待も込めて、本命を藤崎さんとします。対抗は過去に獲得した経験から単純に櫻井さんとするか非常に悩みました。理由はディフェンデイグで迎えた時のプレッシャーは想像以上にキツイという事から。
多分櫻井さんは、反骨精神を持った時のほうが力を出すタイプと感じたので、予想一覧が出た時に人気薄になれば、逆に勝ちそうです。そういう事も含めて予想は非常に神経を使いましたが、藤崎さんの理由と同じく実績と経験が大事な事を証明してもらいたい期待も込めて対抗とします。

◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹

浜上文吾

タイプの違う選手が揃った印象で予想は難しいですが、豊富な経験と実績の藤崎がどのような展開でも対応し抜け出すと予想して本命。
対抗はベスト16、8で圧勝してきたダンプ大橋と直前のプロリーグで大きく浮いて仕上がりの良さそうな櫻井十段位。
個人的には18期同期の三人(櫻井、ダンプ、野方)には特に頑張って欲しいです。素晴らしい対局になると思いますので楽しみです。

◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹、ダンプ大橋

古川孝次

藤崎が本命で対抗に柴田 ます順当に行って場馴れしている藤崎の優勝は鉄板。対抗として私も十段戦でいっしょに戦った柴田、勢いがあるし麻雀のすじがよろしい。

◎ 藤崎智
〇 柴田吉和

前田直哉

◎はダンプ大橋プロ
最近の安定感と内容を見ると以前の良い時のダンプに戻ったように思う。決勝でも落ち着いて戦うことが出来れば、十分可能性がある。
◯は藤崎プロ
実力と安定感は間違いない!
チームちっちゃい代表のでっかいとこ見たいです。

◎ ダンプ大橋
〇 藤崎智

白鳥翔

ベスト16、ベスト8と見ていると野方プロがキーマンになることは間違いないと思った。二着残りのトーナメントでは有利そうな雀風に見えたが、決勝の頭取りで同じフォームでくる様であれば優勝は少しきつく感じる。
そこでやはり、実績実力共に藤崎、櫻井が本命だが、色々な展開を考えると藤崎よりも攻撃よりの雀風である櫻井が本命と見ます。

◎ 櫻井秀樹
〇 藤崎智

十段戦 レポート/第32期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第32期十段位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。
応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。
※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。
なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。
締め切り:2015年9月26日(土)14:00まで

番号 名前
段位
プロフィール 吾妻 魚谷 清原 柴田 瀬戸熊 浜上 古川 前田 白鳥
1

櫻井秀樹
五段
第31期十段位
ロン2プロフィールはこちら
2

柴田吉和
二段
第28期新人王
ロン2プロフィールはこちら
3

ダンプ大橋
六段
第34期王位
第18期新人王
ロン2プロフィールはこちら
4

野方祐介
四段
5

藤崎智
八段
第30期鳳凰位
第16期十段位
第3、5,6回日本オープン 優勝
グランプリ2005 優勝
ロン2プロフィールはこちら

 
予想とコメント
吾妻さおり
ここ2年位の藤崎智プロの戦いを観ると、もはや守備型ではないです。全然忍者じゃないし、全然ちっちゃくない。逃げも隠れもしないで堂々と卓のど真ん中に居ます。「テスト勉強なんてしてないよ~」とかいいながら陰で猛勉強しているタイプですから、要注意です。もともと強いのにさらに進化しています。どの展開になっても優勝に絡む位置にいるでしょう。何度シュミレートしても本命です。
現十段位の櫻井秀樹プロは「俺今度1位取るから」と宣言してモチベーションを上げ、しっかり勉強するタイプでしょうか。予選免除による戦闘不足の不利はないでしょう。理詰めで考えて今決定戦の戦い方を明確にイメージしていると思います。自在型を目指す打ち手ですから、相手に合わせた麻雀を打とうとし、戦略がピタリとハマれば優勝でしょう。
ダンプ大橋プロ、今決定戦をなんとしても獲る気で来ると思います。A2リーグの公開対局を観るに、頭脳を駆使して繊細かつメリハリの効いた打ち方をするタイプに見受けられます。序盤の勝負処を制して先行したらリードを守れる腕があります。
柴田吉和プロは手が入ると思うので、忠実に伸び伸び打てるかが鍵になると思います。好調を膨らませて決定戦まで来たのでアガリ始めたら手がつけられなくなりそうですが、果たして親番で好きに連荘させてもらえるかどうか?
野方祐介プロは手数と仕掛けで戦う打ち手ですが、このメンバーでの決定戦では若干不利です。先行すれば反射神経で動くような彼らしい戦いが出来そうです。その時はアガリ打点>放銃打点の図式を保ち続けるのが必須条件です。
今決定戦は藤崎と櫻井が抜け番の時誰がトップを取れるかが大きな分岐点になりそうです。
Aリーガー3名に初決勝の2名がどう挑み、打開していくか。観戦が今から楽しみです。吾妻の予想を覆すような戦いを期待します!
◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹
荒正義
本命は「技」と「経験値」で藤崎が本命。勝つ確率は6割と見ます。
そして現『十段』の櫻井が対抗。野方、柴田は下から勝ち上り追い風に乗っていますが、受けの藤崎と櫻井に封じ込められる可能性が大。穴は勢いに乗るダンプ大橋か。
◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹
穴 ダンプ大橋
魚谷侑未
プロ連盟の若手の2人が残ったので、番狂わせになってくれる事を期待しています。
特に高いモチベーションを感じる柴田を本命に選びました。
とは言え、ベテランの3人も守備寄りのバランス型だと思うので切り崩すのは難しいと思います。
この3人の誰かが大きく負ける所は想像し難く、最後まで面白い優勝争いが観れるのではないかと思います。
この3人の中では、ダンプが一番今回の決勝に懸ける想いが強いのではないかと見てダンプを対抗に選びました。
◎ 柴田吉和
〇 ダンプ大橋
清原継光
十段戦、ベスト16、ベスト8で、土壇場から一半荘で逆転した柴田プロを本命にします。
トーナメントで強いAリーガー相手に生き残ってきた新人王の底力が決勝の舞台でどう爆発するか、期待して見たいです。
対抗は、現十段の櫻井プロを挙げます。A2レポートでも十段への連覇への準備は十分そうです。去年、そうそうたる面子を相手に十段位をとった櫻井プロが、野方プロ、柴田プロのフレッシュな顔ぶれを前にどう立ち回るか、注目して見たいです。
◎ 柴田吉和
〇 櫻井秀樹
柴田弘幸
大本命は藤崎です。実力、経験共にズバ抜けた力があります。もしかみ合わせが悪く藤崎負けるなら?すぐに櫻井の連覇が頭に浮かびました。櫻井のタイトル獲得後の対局を観るにかなりの努力、成長を感じましたので混戦時は櫻井有利とみて◎に。
○は野方、振り切る力は有り。今回彼はキーマンとなり盛り上げてくれるはず。
◎ 櫻井秀樹
〇 野方祐介
瀬戸熊直樹
非常に予想の難しい組み合わせになりましたが、十段と鳳凰は競技麻雀が実力がものを言う事を証明してもらいたい期待も込めて、本命を藤崎さんとします。対抗は過去に獲得した経験から単純に櫻井さんとするか非常に悩みました。理由はディフェンデイグで迎えた時のプレッシャーは想像以上にキツイという事から。
多分櫻井さんは、反骨精神を持った時のほうが力を出すタイプと感じたので、予想一覧が出た時に人気薄になれば、逆に勝ちそうです。そういう事も含めて予想は非常に神経を使いましたが、藤崎さんの理由と同じく実績と経験が大事な事を証明してもらいたい期待も込めて対抗とします。
◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹
浜上文吾
タイプの違う選手が揃った印象で予想は難しいですが、豊富な経験と実績の藤崎がどのような展開でも対応し抜け出すと予想して本命。
対抗はベスト16、8で圧勝してきたダンプ大橋と直前のプロリーグで大きく浮いて仕上がりの良さそうな櫻井十段位。
個人的には18期同期の三人(櫻井、ダンプ、野方)には特に頑張って欲しいです。素晴らしい対局になると思いますので楽しみです。
◎ 藤崎智
〇 櫻井秀樹、ダンプ大橋
古川孝次
藤崎が本命で対抗に柴田 ます順当に行って場馴れしている藤崎の優勝は鉄板。対抗として私も十段戦でいっしょに戦った柴田、勢いがあるし麻雀のすじがよろしい。
◎ 藤崎智
〇 柴田吉和
前田直哉
◎はダンプ大橋プロ
最近の安定感と内容を見ると以前の良い時のダンプに戻ったように思う。決勝でも落ち着いて戦うことが出来れば、十分可能性がある。
◯は藤崎プロ
実力と安定感は間違いない!
チームちっちゃい代表のでっかいとこ見たいです。
◎ ダンプ大橋
〇 藤崎智
白鳥翔
ベスト16、ベスト8と見ていると野方プロがキーマンになることは間違いないと思った。二着残りのトーナメントでは有利そうな雀風に見えたが、決勝の頭取りで同じフォームでくる様であれば優勝は少しきつく感じる。
そこでやはり、実績実力共に藤崎、櫻井が本命だが、色々な展開を考えると藤崎よりも攻撃よりの雀風である櫻井が本命と見ます。
◎ 櫻井秀樹
〇 藤崎智