第43期王位戦A級本戦レポート 

2017年11月18日

今年もこの季節がやってきた。
王位戦は、団体・プロアマの垣根を超えて行われる日本プロ麻雀連盟の4大タイトルの1つ。1973年の初開催から今期で43期を迎える歴史の深いタイトルとなっている。
灘麻太郎の4連覇や、清水香織の女性初戴冠といった歴史に、昨年は現王位樋口徹の最終戦の劇的な緑一色ツモによる大逆転劇が加えられたことは記憶に新しい。

ルールは一発裏ドラ無し・30,000点持ち30,000点返しの連盟公式ルール。
本日のA級本戦は、各地方・一般参加・プロ予選の勝ち上がりに加え、シード選手を加えた220名が集結し、翌日のA級決勝の椅子54席を巡る戦いが繰り広げられた。
 
100
100
 
また今期は、幻のオレンジと呼ばれる湘南ゴールドを使用したエナジードリンク・湘南ゴールドエナジー様のご協賛を頂き、参加者全員にドリンクが振る舞われた。
 
100
100
 

主な出場選手はこちら。

 

最高位戦日本プロ麻雀協会

100

村上淳プロ

100

坂本大志プロ

100

嶋村俊幸プロ

100

設楽遥斗プロ


 
 

日本プロ麻雀協会

100

木原浩一プロ

100

金太賢プロ

100

矢島亨プロ

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佐月麻理子プロ


 
 
RMU

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多井隆晴プロ

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阿部孝則プロ

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河野高志プロ


 
 
麻将連合

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高見沢治幸プロ


 
 
日本プロ麻雀連盟

100

沢崎誠

100

古川孝次

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瀬戸熊直樹

100

勝又健志

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前田直哉

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HIRO柴田

100

内川幸太郎

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佐々木寿人

100

近藤久春

100

藤原隆弘

100

山田浩之

100

望月雅継

100

紺野真太郎

100

白鳥翔

100

二階堂亜樹

100

黒沢咲

100

魚谷侑未

100

和久津晶


 
4回戦を終えて、トータルポイントマイナス者104名が敗退となる。
残された116名によって最終戦が行われ、全5回のポイント上位54名が、18名のシードが待つ翌日のA級決勝への切符を手にした。
本戦通過ボーダーは+34.0P、ほぼ例年通りの数字となった。
 
A級本戦結果

1位 櫻井秀樹プロ(連盟)
 
100
 
 
2位 堀慎吾プロ(協会)
 
100
 
 
ベストアマ 菅野さん
 
100
 
 
新橋での長い1日が終わり、勝ち残りを決めた54名は、足早に家路を急いだ。
翌日のA級決勝では、歴代王位に加え現鳳凰位・前原雄大や現十段位・藤崎智、現世界王者・ともたけ雅晴ら強豪が待ちうけ、勝ち上がり者たちにとってより長い一日となることだろう。

王位戦 レポート/第43期王位戦A級本戦レポート 

2017年11月18日
今年もこの季節がやってきた。
王位戦は、団体・プロアマの垣根を超えて行われる日本プロ麻雀連盟の4大タイトルの1つ。1973年の初開催から今期で43期を迎える歴史の深いタイトルとなっている。
灘麻太郎の4連覇や、清水香織の女性初戴冠といった歴史に、昨年は現王位樋口徹の最終戦の劇的な緑一色ツモによる大逆転劇が加えられたことは記憶に新しい。
ルールは一発裏ドラ無し・30,000点持ち30,000点返しの連盟公式ルール。
本日のA級本戦は、各地方・一般参加・プロ予選の勝ち上がりに加え、シード選手を加えた220名が集結し、翌日のA級決勝の椅子54席を巡る戦いが繰り広げられた。
 
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また今期は、幻のオレンジと呼ばれる湘南ゴールドを使用したエナジードリンク・湘南ゴールドエナジー様のご協賛を頂き、参加者全員にドリンクが振る舞われた。
 
100
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主な出場選手はこちら。
 
最高位戦日本プロ麻雀協会

100

村上淳プロ

100

坂本大志プロ

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嶋村俊幸プロ

100

設楽遥斗プロ


 
 
日本プロ麻雀協会

100

木原浩一プロ

100

金太賢プロ

100

矢島亨プロ

100

佐月麻理子プロ


 
 
RMU

100

多井隆晴プロ

100

阿部孝則プロ

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河野高志プロ


 
 
麻将連合

100

高見沢治幸プロ


 
 
日本プロ麻雀連盟

100

沢崎誠

100

古川孝次

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瀬戸熊直樹

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勝又健志

100

前田直哉

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HIRO柴田

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内川幸太郎

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佐々木寿人

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近藤久春

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藤原隆弘

100

山田浩之

100

望月雅継

100

紺野真太郎

100

白鳥翔

100

二階堂亜樹

100

黒沢咲

100

魚谷侑未

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和久津晶


 
4回戦を終えて、トータルポイントマイナス者104名が敗退となる。
残された116名によって最終戦が行われ、全5回のポイント上位54名が、18名のシードが待つ翌日のA級決勝への切符を手にした。
本戦通過ボーダーは+34.0P、ほぼ例年通りの数字となった。
 
A級本戦結果
1位 櫻井秀樹プロ(連盟)
 
100
 
 
2位 堀慎吾プロ(協会)
 
100
 
 
ベストアマ 菅野さん
 
100
 
 
新橋での長い1日が終わり、勝ち残りを決めた54名は、足早に家路を急いだ。
翌日のA級決勝では、歴代王位に加え現鳳凰位・前原雄大や現十段位・藤崎智、現世界王者・ともたけ雅晴ら強豪が待ちうけ、勝ち上がり者たちにとってより長い一日となることだろう。

第12期女流桜花 Aリーグ プレーオフ、入れ替え戦 成績表

 B C

入れ替え戦結果

藤井すみれ(Bリーグ5位) +40.9P
宮内こずえ(Aリーグ16位) +37.1P
優木美智(Aリーグ17位) ▲31.1P
北條恵美(Bリーグ6位) ▲46.9P

次期女流Aリーグ昇級:藤井すみれ

第11期女流桜花
仲田 加南
出身地(神奈川)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 プレーオフ 合計
1 魚谷 侑未(新潟) 11.4 54.7 26.9 ▲ 13.7 30.4 28.5 ▲ 23.7 114.5
2 石田 亜沙己(愛知) 22.6 5.3 ▲ 49.2 18.2 69.1 28.7 6.5 101.2

3 内田 美乃里(神奈川) 25.8 ▲ 8.4 27.5 ▲ 33.2 92.1 ▲ 5.5 2.8 101.1
4 松岡 千晶(東京) 67.4 13.1 ▲ 6.6 93.9 ▲ 7.6 ▲ 75.3 ▲ 10.1 74.8
5 斉藤 理絵(東京) 47.6 20.6 1.4 ▲ 35.1 ▲ 16.1 51.6 0.7 70.7
6 蒼井 ゆりか(静岡) 30.8 54.0 ▲ 56.7 16.1 5.6 ▲ 1.0 16.5 65.3
7 菅原 千瑛(埼玉) ▲ 25.0 56.0 35.0 ▲ 6.0 5.5 ▲ 11.9 7.4 61.0
8 和泉 由希子(東京) 18.1 72.7 ▲ 5.2 ▲ 3.2 ▲ 33.1 ▲ 2.1 ▲ 0.1 47.1
9 武石 絵里(東京) ▲ 35.6 ▲ 38.3 43.6 3.6 69.2 ▲ 9.9 32.6
10 二階堂 瑠美(神奈川) 25.2 ▲ 8.6 22.4 ▲ 7.6 ▲ 53.8 24.1 1.7
11 童瞳(上海) 15.0 ▲ 49.4 ▲ 53.3 18.4 63.4 ▲ 11.7 ▲ 17.6
12 美波 智子(埼玉) ▲ 20.8 ▲ 51.7 23.3 39.3 22.7 ▲ 32.1 ▲ 19.3
13 二階堂 亜樹 (神奈川) ▲ 26.7 ▲ 78.2 37.4 45.9 ▲ 23.4 12.6 ▲ 32.4
14 稲岡 ミカ(大阪) ▲ 26.3 ▲ 0.6 ▲ 13.6 ▲ 31.6 27.9 6.0 ▲ 38.2
15 清水 香織(栃木) ▲ 24.7 ▲ 36.4 ▲ 48.4 29.9 ▲ 5.5 29.4 ▲ 55.7
16 宮内 こずえ(愛媛) ▲ 31.9 21.8 47.1 ▲ 50.8 ▲ 38.2 ▲ 5.8 ▲ 57.8
17 優木 美智(福岡) ▲ 43.9 ▲ 57.5 25.9 16.9 2.1 ▲ 23.1 ▲ 79.6
18 高宮 まり(茨城) ▲ 59.0 11.3 12.0 14.2 ▲ 91.4 ▲ 2.9 ▲ 115.8
19 古谷 知美(東京) 0.3 26.1 ▲ 0.5 ▲ 87.1 ▲ 67.0 10.9 ▲ 117.3
20 朝霧 千裕(三重) 27.7 ▲ 8.5 ▲ 69.0 ▲ 29.1 ▲ 52.9 ▲ 13.5 ▲ 145.3

女流プロリーグ(女流桜花) 成績表/第12期女流桜花 Aリーグ プレーオフ、入れ替え戦 成績表

 B C

入れ替え戦結果

藤井すみれ(Bリーグ5位) +40.9P
宮内こずえ(Aリーグ16位) +37.1P
優木美智(Aリーグ17位) ▲31.1P
北條恵美(Bリーグ6位) ▲46.9P

次期女流Aリーグ昇級:藤井すみれ
第11期女流桜花
仲田 加南
出身地(神奈川)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 プレーオフ 合計
1 魚谷 侑未(新潟) 11.4 54.7 26.9 ▲ 13.7 30.4 28.5 ▲ 23.7 114.5
2 石田 亜沙己(愛知) 22.6 5.3 ▲ 49.2 18.2 69.1 28.7 6.5 101.2
3 内田 美乃里(神奈川) 25.8 ▲ 8.4 27.5 ▲ 33.2 92.1 ▲ 5.5 2.8 101.1
4 松岡 千晶(東京) 67.4 13.1 ▲ 6.6 93.9 ▲ 7.6 ▲ 75.3 ▲ 10.1 74.8
5 斉藤 理絵(東京) 47.6 20.6 1.4 ▲ 35.1 ▲ 16.1 51.6 0.7 70.7
6 蒼井 ゆりか(静岡) 30.8 54.0 ▲ 56.7 16.1 5.6 ▲ 1.0 16.5 65.3
7 菅原 千瑛(埼玉) ▲ 25.0 56.0 35.0 ▲ 6.0 5.5 ▲ 11.9 7.4 61.0
8 和泉 由希子(東京) 18.1 72.7 ▲ 5.2 ▲ 3.2 ▲ 33.1 ▲ 2.1 ▲ 0.1 47.1
9 武石 絵里(東京) ▲ 35.6 ▲ 38.3 43.6 3.6 69.2 ▲ 9.9 32.6
10 二階堂 瑠美(神奈川) 25.2 ▲ 8.6 22.4 ▲ 7.6 ▲ 53.8 24.1 1.7
11 童瞳(上海) 15.0 ▲ 49.4 ▲ 53.3 18.4 63.4 ▲ 11.7 ▲ 17.6
12 美波 智子(埼玉) ▲ 20.8 ▲ 51.7 23.3 39.3 22.7 ▲ 32.1 ▲ 19.3
13 二階堂 亜樹 (神奈川) ▲ 26.7 ▲ 78.2 37.4 45.9 ▲ 23.4 12.6 ▲ 32.4
14 稲岡 ミカ(大阪) ▲ 26.3 ▲ 0.6 ▲ 13.6 ▲ 31.6 27.9 6.0 ▲ 38.2
15 清水 香織(栃木) ▲ 24.7 ▲ 36.4 ▲ 48.4 29.9 ▲ 5.5 29.4 ▲ 55.7
16 宮内 こずえ(愛媛) ▲ 31.9 21.8 47.1 ▲ 50.8 ▲ 38.2 ▲ 5.8 ▲ 57.8
17 優木 美智(福岡) ▲ 43.9 ▲ 57.5 25.9 16.9 2.1 ▲ 23.1 ▲ 79.6
18 高宮 まり(茨城) ▲ 59.0 11.3 12.0 14.2 ▲ 91.4 ▲ 2.9 ▲ 115.8
19 古谷 知美(東京) 0.3 26.1 ▲ 0.5 ▲ 87.1 ▲ 67.0 10.9 ▲ 117.3
20 朝霧 千裕(三重) 27.7 ▲ 8.5 ▲ 69.0 ▲ 29.1 ▲ 52.9 ▲ 13.5 ▲ 145.3

「60歳のとき(Sixty Years On)」 前原 雄大

この楽曲を作ったのはエルトンジョンであるが、私がこの曲を初めて聞いたのは、高校生の頃の澤田研二のリサイタルだった。
さらに記すならばほとんどの洋楽は彼の歌で知った。
高校生の私はそんな年齢まで生きてはいないだろう__そんな風に思っていた。
歌詞も難解で当時の私にはよく理解できなかった。今も理解できているわけではないが。

私自身は幼い頃から、かなりいい加減でそのかわり様々な人に影響されやすい若者だったように思える。
良く記せば素直であり、悪く記せば自分を持っていないということである。

そんな澤田研二が60歳の時コンサートをやったのだが、80曲を歌い、ステージ上を走り続けていた。
本来は88曲の予定だったらしいが、会場の時間の都合で80曲に留めたらしい。
歌も素晴らしかったが、その体力には驚かされたことを今でも覚えている。
このステージを作り上げるためにどれほどの稽古とリハーサルを積んだことだろうか__。

もう数年程前であるが、私の名付け親のオフィスから電話が入った。

「本人は未だ何も書き残したモノはない。そう言っていますよ。そして、60歳になったら、倍の執筆量に臨むとも言っています」

チーフマネージャーの女性は電話越しに言ってくださった。

「なぜそれを私なぞに?」
「なぜかしらね」

それで電話が切れた。恩師は数々の文学賞を受賞されている。それでも、何も書き残したモノは無い、そうおっしゃっている。
当時でも400字の原稿用紙で、500枚から600枚書いていらした。私には考えられない量である。それを1000枚以上にするなんて、、、、。

やはり、澤田研二さんにしても恩師にしても特別な人のようにボンヤリと考えていいた。
時が過ぎるのは速いもので、私も60歳の時をむかえようとしていた。
先年のAリーグの最終節に私は挑戦権を失った。
悔しいと思う気持ちは全くなく、己の能力に呆れ果てただけである。
大体において悔しがるほどの何かを何もしてこなかったのだから当然である。
翌日から外での呑みはやめ、朝から散歩と称してウォーキングらしき事を始めた。
6月からはホットヨガを始めたのだが、このことは体調よりも心の在り方を学んだ。
自分が考えていたほど集中力は続かないことも学べた。
言葉を変えるならば集中力の養い方を学べた。

~配牌からのオリ~

 

100

 

一万五万六万二索四索六索八索九索九索六筒八筒南北  ドラ三筒

第一打に何を打つべきか、と言うことであるのだが普通ならば一万当たりか。良い、悪いは別にして私は打八筒とした。
既に勝又健志さんのダブ東の仕掛けが入っており、勝又さんからは九筒七索と打ち出されているのである。
第一打の選択とは言え序盤ではなく、中終盤と考えるべきだろう。九索も選択肢にはあったが、この九索をポンされるのは最悪である。
同様に南北も打ち出せない。要は配牌に置いて手詰まりなのである。

八筒を仕掛けられる恐れもあるのだが、マンズと字牌とソーズは候補には入れなかった。正確に記すならば入れられなかったのである。
いけると感じた時は何処までも行くが、いけないと感じたならば徹底的にオリを選択する。
そうやって何十年と麻雀と関わって来たし、これからもそうして生きていくつもりである。

近藤久春さんも見事なもので、勝又さんのテンパイ直前に二万を打ち出しているがテンパイと同時に再度つかまされた二万で手仕舞いをしている。
これも稽古の賜物かもしれない。

ダブ東の離し時は公式ルールではことのほかに難しい。やはり、センスのようなものが必要なのだろう。
私も幾度となく試みたがある一定の条件下以外では上手く行かない。
結論としては、私にはそのセンスが無いということなんだろう。

 

100

 

このアガリは偶然と捉える方もいるかと思うがそうではない。
このアガリは勝又健志さんのちから以外の何物でもない。

最近は勉強会の後も終わり次第誰とも飲食を共にすることなく家路に着きロン2の東南戦を1、2回やり風呂に入り眠りに就く。
眼が覚めたら外に出る。

時折、60歳なのだからもう良いだろう。心配して声を掛けてくださる外部の方もいる。大抵は黙っているか軽く頷くことにしている。
心の中ではそうは思っていない。60歳の時だからこそ、今、やらないでどうするんだ__。
それが、本音である。

第126回『字牌』 沢崎 誠

201711上級講座:沢崎誠

「字牌」

今回のテーマは字牌です。7種類の字牌ですが、自分が使用するには便利で高打点に繋がる事が多いですが、逆に放銃にまわると痛い目にあう厄介な牌です。

東南西北 白発中

麻雀を覚えたての頃、周りの人達に言われたのが白発中と有ったら切らない方が良い!そう教えられた覚えがあります。卓に座ればいつもアガリを目指しますから、それも忘れて自由に打ちましたけど・・。
そこで早速ですが問題です。

問1

 

 

この三元牌を三巡連続で捨牌したいと思います。左→中→右の順に打牌します。どの選択でしょうか?

A 発白中

B 中白発

C 白発中

D その他

問2

 

 

風牌を四連打の捨て牌をしたいと思います。
出題1と同じ局面で考えます。問1と同様に左→→右の順に打牌します。

A 東南西北

B 南西北東

C 西南東北

D その他

 

 

こちらは先日行われた日本シリーズ決勝の最終半荘戦です。四筒ツモで考えているところです。手牌に南西発も有りましたが、第一打は北切りです。どうして北切りなのでしょうね?
現在、麻雀のタイトル戦はたくさん有りますしその観戦はスマホやパソコン・自宅でのタイムシフト観戦と気軽に勉強できるようになりました。良い時代ですね。
連盟の初期時代、決勝戦の対局は沢山観戦に行きました。誰かの応援というのも有ったのでしょうが、一番の目的は人の技を盗むことでした。誰が優勝したとか、何をアガったとかはあまり興味がありませんでした。技とは人の思考です、考え方・ものの見方と思います。たくさんの人の技を得ると同時に新たな発見のように思えた事もありました。その一つに字牌の切り出しが有ります。

上の画像は東1局と始まったばかりですが、北切り以外の打牌は自分のなかではミスと言えます。
それは自分の手牌や他家の捨牌・手役を考えて自分の打牌を選択しているのではないという事です。見たいのは・・相手の運です!
今どのくらいの運なのか?この先の運も感じられるようなら闘いも組みやすくなるのでしょう。
上の状況で優勝争いをしているのは北家です。この状況では最もマークが必要なのだと思います。

仮に南西北の順番で外したとして、北家に2巡目に北をトイツにされて3巡目に北をポンされてのアシストで北ドラ3でもアガられるなら・・勝負の雲行きは怪しくなるのでしょう。

過去のタイトル戦の最終戦、ラス前・オーラスでこの第一打切りをせずに接戦を逆転されタイトルを落とした人を何人か見ています。字牌は自分の手牌の価値で考えるだけではなく、対戦者の字牌の必要性も考えていかなければならないと思います。

連風牌と言えばダブ東・ダブ南ですね。2翻役と魅力的ですが、特にアガれば連荘のダブ東は破壊力満点です。このダブ東をいつ切るか?悩む打ち手は多いと思います。
配牌から1牌持って手恰好が出来てから放つ人。持ち過ぎてタンピン三色テンパイでもオリる人。第一打に切る人。
僕は基本的に最初に打牌します。東場の東家が重なる前に打牌するのでしょう?と聞かれる事もありますが、必ずしもそうとは限りません。
殆んどのケースで持っていない・鳴かれないと判断して切り出して第一打に切り出しています。初めの半荘戦は情報が少ないので判断は難しいですが、手牌を広げるという自分のスタイルに向けて第一打切りを行います。

東2局1本場 親は勝又プロです。

 

 

6巡目リーチ・8巡目に高めツモの2,600オールは2,700オール。

一万二万三万三万四万五万四筒五筒五筒六筒六筒南南  ツモ四筒

 

 

親の連荘中です。第一打にダブ東としていますが、何も危険は感じていません。
累計得点の自分との比較、それと前局に高めツモながら裏ドラが無い運気を情報として判断します。ダブ東は並の運気では配牌時の手牌にトイツのケースは少ないと考えています。逆に好調時に対子で有ることが多いと考えます。
この手牌九索切りからの東切りも有るかと思いますが、連風牌の打牌の方がこの手牌の伸びやテーマの局面を進めたい状況に合いそうです。

第34期鳳凰戦~A1リーグ第9節B卓~

 

 
 

 

こちらはA1リーグ戦です。親の伊藤プロは三筒ツモから五万チーでテンパイ、全員テンパイの連荘となりました。

その次局がこちらです。何を打牌するか?

 

 

ここで考えるのは・・前局の14巡目、リャンペーコーを目指す自分の三万切りによって親の二万切りを通してしまった事です。本来なら連荘の無い親番で、僕のミスで作られた1局と考えます。
ですからこの親はこの局では運気があると考えます。と言う事は散家の運気が減ったと考えます。ですから東がトイツで持たれていても不思議ではありません、自分から切り出してポンとされてはまた運気を差し出すように思えます。ここでの打牌選択は波風を立てぬように西切りとしました。この手牌はアガリに向けて進めようとは一切考えない方が良いのでしょう。傍観者のように見しなければならない局と考えます。
この局、この親に逆らってはいけません。この局の9割は親に注目です。

 

 
 

 

西南中と切り出しています。この東は親が外したら切るくらいの感覚がベストに思います。
このように第一打でダブ東を切らないパターンとして、散家の見逃しとかで連荘とかも同様です。

第34期鳳凰戦~A1リーグ第11節A卓~

 

 

先日のリーグ戦、五万ツモから六万暗カン・・
嶺上開花ツモ! 跳満。
待ちは悪くても破壊力満点で決まった感のあるアガリの次局は第一打に東の打牌をしない事が基本です。それでも誰かが打牌してポンと動かれたら・・親のアガリ決着と見込んで完全に受けの意識で局を進めることが大事です。
ダブ東、南場の東であっても連荘というゲーム性を考えると東の打ち出しは第一打・同巡の合わせ打ち・テンパイ切りくらいが良いのでしょう。どこで打ち出すかは自分で色々な局面の中で試して経験を積み重ねて自分なりのスタイルを会得するのがベストに思います。
そう言えば最初の問題でしたね、僕はこう考えます。

問1

 

 

D その他 白中発

3種類目の白から・・中→親の現物発の順ですね。
白は何処に有るかわかりません。動かれてもよいですからこの白を手放します。持ち点のある親の現物発を残して先に中切りとしました。

問2

 

 

D その他 東北南西

親はトップ目とはいえ僅差、ここはちょっと無視して東切りから。自分の風牌を大事に持つ人が多いようですから、トイツになるのも巡目が過ぎた方が重なりやすい。遅い巡目に上家が動いてくれた方がツモの価値も高いとみます。
そんな訳で東北南西と考えました。手牌にドラが3つ有ったら?
東南西北になりそうです。基本面前で手牌を伸ばす事を優先すれば9割方Dの東北南西になります。
三元牌はいつも白発中の順番で切る人はいませんよね?その中切りは狙われやすいですよ!ご注意を。

ダブ東は第一打に切るべし!!

上級/第126回『字牌』 沢崎 誠

201711上級講座:沢崎誠
「字牌」
今回のテーマは字牌です。7種類の字牌ですが、自分が使用するには便利で高打点に繋がる事が多いですが、逆に放銃にまわると痛い目にあう厄介な牌です。
東南西北 白発中
麻雀を覚えたての頃、周りの人達に言われたのが白発中と有ったら切らない方が良い!そう教えられた覚えがあります。卓に座ればいつもアガリを目指しますから、それも忘れて自由に打ちましたけど・・。
そこで早速ですが問題です。
問1
 

 
この三元牌を三巡連続で捨牌したいと思います。左→中→右の順に打牌します。どの選択でしょうか?
A 発白中
B 中白発
C 白発中
D その他
問2
 

 
風牌を四連打の捨て牌をしたいと思います。
出題1と同じ局面で考えます。問1と同様に左→→右の順に打牌します。
A 東南西北
B 南西北東
C 西南東北
D その他
 

 
こちらは先日行われた日本シリーズ決勝の最終半荘戦です。四筒ツモで考えているところです。手牌に南西発も有りましたが、第一打は北切りです。どうして北切りなのでしょうね?
現在、麻雀のタイトル戦はたくさん有りますしその観戦はスマホやパソコン・自宅でのタイムシフト観戦と気軽に勉強できるようになりました。良い時代ですね。
連盟の初期時代、決勝戦の対局は沢山観戦に行きました。誰かの応援というのも有ったのでしょうが、一番の目的は人の技を盗むことでした。誰が優勝したとか、何をアガったとかはあまり興味がありませんでした。技とは人の思考です、考え方・ものの見方と思います。たくさんの人の技を得ると同時に新たな発見のように思えた事もありました。その一つに字牌の切り出しが有ります。
上の画像は東1局と始まったばかりですが、北切り以外の打牌は自分のなかではミスと言えます。
それは自分の手牌や他家の捨牌・手役を考えて自分の打牌を選択しているのではないという事です。見たいのは・・相手の運です!
今どのくらいの運なのか?この先の運も感じられるようなら闘いも組みやすくなるのでしょう。
上の状況で優勝争いをしているのは北家です。この状況では最もマークが必要なのだと思います。
仮に南西北の順番で外したとして、北家に2巡目に北をトイツにされて3巡目に北をポンされてのアシストで北ドラ3でもアガられるなら・・勝負の雲行きは怪しくなるのでしょう。
過去のタイトル戦の最終戦、ラス前・オーラスでこの第一打切りをせずに接戦を逆転されタイトルを落とした人を何人か見ています。字牌は自分の手牌の価値で考えるだけではなく、対戦者の字牌の必要性も考えていかなければならないと思います。
連風牌と言えばダブ東・ダブ南ですね。2翻役と魅力的ですが、特にアガれば連荘のダブ東は破壊力満点です。このダブ東をいつ切るか?悩む打ち手は多いと思います。
配牌から1牌持って手恰好が出来てから放つ人。持ち過ぎてタンピン三色テンパイでもオリる人。第一打に切る人。
僕は基本的に最初に打牌します。東場の東家が重なる前に打牌するのでしょう?と聞かれる事もありますが、必ずしもそうとは限りません。
殆んどのケースで持っていない・鳴かれないと判断して切り出して第一打に切り出しています。初めの半荘戦は情報が少ないので判断は難しいですが、手牌を広げるという自分のスタイルに向けて第一打切りを行います。
東2局1本場 親は勝又プロです。
 

 
6巡目リーチ・8巡目に高めツモの2,600オールは2,700オール。
一万二万三万三万四万五万四筒五筒五筒六筒六筒南南  ツモ四筒
 

 
親の連荘中です。第一打にダブ東としていますが、何も危険は感じていません。
累計得点の自分との比較、それと前局に高めツモながら裏ドラが無い運気を情報として判断します。ダブ東は並の運気では配牌時の手牌にトイツのケースは少ないと考えています。逆に好調時に対子で有ることが多いと考えます。
この手牌九索切りからの東切りも有るかと思いますが、連風牌の打牌の方がこの手牌の伸びやテーマの局面を進めたい状況に合いそうです。
第34期鳳凰戦~A1リーグ第9節B卓~
 

 
 

 
こちらはA1リーグ戦です。親の伊藤プロは三筒ツモから五万チーでテンパイ、全員テンパイの連荘となりました。
その次局がこちらです。何を打牌するか?
 

 
ここで考えるのは・・前局の14巡目、リャンペーコーを目指す自分の三万切りによって親の二万切りを通してしまった事です。本来なら連荘の無い親番で、僕のミスで作られた1局と考えます。
ですからこの親はこの局では運気があると考えます。と言う事は散家の運気が減ったと考えます。ですから東がトイツで持たれていても不思議ではありません、自分から切り出してポンとされてはまた運気を差し出すように思えます。ここでの打牌選択は波風を立てぬように西切りとしました。この手牌はアガリに向けて進めようとは一切考えない方が良いのでしょう。傍観者のように見しなければならない局と考えます。
この局、この親に逆らってはいけません。この局の9割は親に注目です。
 

 
 

 
西南中と切り出しています。この東は親が外したら切るくらいの感覚がベストに思います。
このように第一打でダブ東を切らないパターンとして、散家の見逃しとかで連荘とかも同様です。
第34期鳳凰戦~A1リーグ第11節A卓~
 

 
先日のリーグ戦、五万ツモから六万暗カン・・
嶺上開花ツモ! 跳満。
待ちは悪くても破壊力満点で決まった感のあるアガリの次局は第一打に東の打牌をしない事が基本です。それでも誰かが打牌してポンと動かれたら・・親のアガリ決着と見込んで完全に受けの意識で局を進めることが大事です。
ダブ東、南場の東であっても連荘というゲーム性を考えると東の打ち出しは第一打・同巡の合わせ打ち・テンパイ切りくらいが良いのでしょう。どこで打ち出すかは自分で色々な局面の中で試して経験を積み重ねて自分なりのスタイルを会得するのがベストに思います。
そう言えば最初の問題でしたね、僕はこう考えます。
問1
 

 
D その他 白中発
3種類目の白から・・中→親の現物発の順ですね。
白は何処に有るかわかりません。動かれてもよいですからこの白を手放します。持ち点のある親の現物発を残して先に中切りとしました。
問2
 

 
D その他 東北南西
親はトップ目とはいえ僅差、ここはちょっと無視して東切りから。自分の風牌を大事に持つ人が多いようですから、トイツになるのも巡目が過ぎた方が重なりやすい。遅い巡目に上家が動いてくれた方がツモの価値も高いとみます。
そんな訳で東北南西と考えました。手牌にドラが3つ有ったら?
東南西北になりそうです。基本面前で手牌を伸ばす事を優先すれば9割方Dの東北南西になります。
三元牌はいつも白発中の順番で切る人はいませんよね?その中切りは狙われやすいですよ!ご注意を。
ダブ東は第一打に切るべし!!

第12期女流桜花 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第12期女流桜花獲得後の直筆サインをプレゼント致します。

また、応募された方の中から抽選で2名の方に、女流桜花決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

応募締切:12/8(金)

番号 名前 プロフィール 清水 亜樹 瑠美 和泉 蒼井 童瞳 武石 斉藤 美波 松岡 菅原 稲岡
1

仲田加南
21期生 五段
第21期新人王
第4、11期女流桜花
ロン2プロフィールはこちら
2

魚谷侑未
25期生 五段
第6、7期 女流桜花
第10、12回女流モンド杯優勝
第9、11、12回モンド王座優勝
天空麻雀12優勝
ロン2プロフィールはこちら
3

石田亜沙己
29期生 二段

ロン2プロフィールはこちら

4

内田美乃里

23期生 四段

 
決定戦進出者

現女流桜花:仲田加南
1位通過:魚谷侑未
2位通過:石田亜沙己
3位通過:内田美乃里

 

清水香織

攻めの強い仲田、魚谷と受け方の内田、石田に分かれた構図。
両タイプがどう絡んでくるのかの攻防が非常に楽しみ!
予想は難しいけど終盤の節で大叩きした後、突散らかしたくなる場面もじっとこらえた内田の大人力に1票。
対抗。実力派揃いなので、どう転ぶかわからないよ〜。
再戴冠、初戴冠、二連覇、一番思いが強いのは?

◎ 内田美乃里
◯ 仲田加南

 

二階堂亜樹

実力と安定感のある魚谷が本命で。
対抗はプレーオフを競り勝った石田に勢いを感じるので。

◎ 魚谷侑未
〇 石田亜沙己

 

二階堂瑠美

安定感とここ一番の勝負強さは魚谷。
対抗の内田はやっと手に入れたチャンスをモノにするべく奮闘するかな、と。
でも石田も去年の悔しさをバネに頑張るかもしれないしー。わかんない!
桜花はあまり連覇のイメージがないのでかなちゃん以外かな、と。

◎ 魚谷侑未
〇 内田美乃里

 

和泉由希子

ぶれないメンタル、安定した強さ。やはり魚谷、仲田この2人の戦いになると思う。
どちらにも本命を付けたいくらいだが、近年充実してそうな魚谷。

◎ 魚谷侑未
〇 仲田加南

 

蒼井ゆりか

リーグ戦・プレーオフでの戦いかたをみて安定感と勝負強さや我慢強さをかんじ、今回こそはと思いました。
対抗 仲田は、選手を日頃から研究していることや、持ち前の爆発力があるので。

◎ 内田美乃里
○ 仲田加南

 

童瞳

本命は魚谷侑未。実績、実力を備えた打ち手。
麻雀への探究心など、自分の中でのプロの理想な姿に最も近いプロの1人です。よって、本命とさせて頂きます。
対抗は内田美乃里。女流に少ない守備寄りの打ち手です。
ただし、打点力を備えた屈指の打ち手でもあります。タイトル戦経験が魚谷プロより少ない為、対抗とさせて頂きました。

◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里

 

武石絵里

プレーオフまで通して安定していて、B1リーグでも昇級のみえる魚谷さんを本命にしました。ルールは違うけれど、プロクイーン決定戦での敗戦の悔しさも力に変えてくるのではないかと予想します。
対抗は、同期の内田さんに初タイトルをとってもらいたいという思いを込めて。

◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里

 

斉藤理絵

とても良い決定戦のメンバーが揃い、プレーオフで敗退した私が予想しても良いのかなと非常に悩みましたが、今期一緒に戦ってきて、勝つことに対するモチベーションの高さに加えて《ここで負けるわけにはいかないんだ》という責任感がでてきているなと感じた魚谷プロを本命とさせて頂きます。
ゆーみんならやってくれる!って、つい思ってしまうような強さがあります!
対抗は、3人の中で迷いましたが、プレーオフでの安定感を見て内田プロとさせて頂きます!まさに正統派で大人の麻雀というイメージ!
しっかり受け、しっかり攻める。対戦する時に強いから嫌だな(笑)と思う存在の1人です !!
現女流桜花の仲田プロと初決定戦で気合い十分の石田プロ。4人がどういう闘牌を繰り広げてくれるのか今から決定戦がとても楽しみです!

◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里

 

美波智子

内田と石田は手数は多くないが、手役を作ってしっかり押し返す打ち手。守備力の高いメンバーが揃ったので、比較的落ち着いて自分の麻雀を打てるのではないか。
内田は今期の第5節、放銃なし4連勝という完璧なゲームを見せた。期待を込めて本命とする。
一方、丁寧にオリてもツモられたり初日で高い手がバシバシ決まるような展開になれば、仲田、魚谷のペースになるだろう。先行逃げ切りのレースになれば速度では魚谷に軍配が上がりそうなので対抗とする。

◎ 内田美乃里
○ 魚谷侑未

 

松岡千晶

勝負どころを見定める力、タイトル戦の爆発力を考えると、仲田の連覇になるか。最近の充実ぶりをみていると桜花としての1年間、十分に準備をしてきたのが伝わってくる。4年ぶりの決定戦で闘志に燃える内田。
しかし今年は私自身何度も見せられた、状況判断の良さで魚谷が制するのではないかと予想。
また、勝ちたいという気持ちは皆あるが、その中でも石田の気持ちは並々ならぬものだと思う。去年のプレーオフを休場。負けず嫌いで責任感の強い石田は、母としての強さもまとい再び女流桜花の舞台にたつ。応援の意味でも対抗は石田とする。

◎ 魚谷侑未
○ 石田亜沙己

 

菅原千瑛

プロクイーン決定戦の追い上げが忘れられない。今シーズンの調子の良さと勝負所の強さは頭1つ抜けているように思える。ということで本命は魚谷。
対抗は、プレーオフでも常に冷静で押し引きの的確な判断が光っていた内田と今誰よりも連覇に燃えている仲田、打点力はこの中で1番の石田とで迷ったが、魚谷同様女流桜花決定戦の優勝経験2回の仲田が意地を見せると予想。

◎ 魚谷侑未
〇 仲田加南

 

稲岡ミカ

魚谷さんは今年かける意気込みが強く、本命に推します。プロクイーンの雪辱も兼ねて。
対抗は迷いましたが内田さんにします。決定戦に来るまでのプロセスは素晴らしく安定感抜群の選手だと感じます。
決定戦は二度目ですが経験十分であり、対抗内田さんとします。

◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里

第12期女流桜花決定戦~初日~  12/9(土)14:00~
第12期女流桜花決定戦~二日目~ 12/16(土)14:00~
第12期女流桜花決定戦~最終日~ 12/23(土)14:00~

女流プロリーグ(女流桜花) 成績表/第12期女流桜花 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第12期女流桜花獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、女流桜花決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。
応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。
※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。
なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。
応募締切:12/8(金)

番号 名前 プロフィール 清水 亜樹 瑠美 和泉 蒼井 童瞳 武石 斉藤 美波 松岡 菅原 稲岡
1

仲田加南
21期生 五段
第21期新人王
第4、11期女流桜花
ロン2プロフィールはこちら
2

魚谷侑未
25期生 五段
第6、7期 女流桜花
第10、12回女流モンド杯優勝
第9、11、12回モンド王座優勝
天空麻雀12優勝
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3

石田亜沙己
29期生 二段
ロン2プロフィールはこちら
4

内田美乃里
23期生 四段

 
決定戦進出者
現女流桜花:仲田加南
1位通過:魚谷侑未
2位通過:石田亜沙己
3位通過:内田美乃里
 
清水香織
攻めの強い仲田、魚谷と受け方の内田、石田に分かれた構図。
両タイプがどう絡んでくるのかの攻防が非常に楽しみ!
予想は難しいけど終盤の節で大叩きした後、突散らかしたくなる場面もじっとこらえた内田の大人力に1票。
対抗。実力派揃いなので、どう転ぶかわからないよ〜。
再戴冠、初戴冠、二連覇、一番思いが強いのは?
◎ 内田美乃里
◯ 仲田加南
 
二階堂亜樹
実力と安定感のある魚谷が本命で。
対抗はプレーオフを競り勝った石田に勢いを感じるので。
◎ 魚谷侑未
〇 石田亜沙己
 
二階堂瑠美
安定感とここ一番の勝負強さは魚谷。
対抗の内田はやっと手に入れたチャンスをモノにするべく奮闘するかな、と。
でも石田も去年の悔しさをバネに頑張るかもしれないしー。わかんない!
桜花はあまり連覇のイメージがないのでかなちゃん以外かな、と。
◎ 魚谷侑未
〇 内田美乃里
 
和泉由希子
ぶれないメンタル、安定した強さ。やはり魚谷、仲田この2人の戦いになると思う。
どちらにも本命を付けたいくらいだが、近年充実してそうな魚谷。
◎ 魚谷侑未
〇 仲田加南
 
蒼井ゆりか
リーグ戦・プレーオフでの戦いかたをみて安定感と勝負強さや我慢強さをかんじ、今回こそはと思いました。
対抗 仲田は、選手を日頃から研究していることや、持ち前の爆発力があるので。
◎ 内田美乃里
○ 仲田加南
 
童瞳
本命は魚谷侑未。実績、実力を備えた打ち手。
麻雀への探究心など、自分の中でのプロの理想な姿に最も近いプロの1人です。よって、本命とさせて頂きます。
対抗は内田美乃里。女流に少ない守備寄りの打ち手です。
ただし、打点力を備えた屈指の打ち手でもあります。タイトル戦経験が魚谷プロより少ない為、対抗とさせて頂きました。
◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里
 
武石絵里
プレーオフまで通して安定していて、B1リーグでも昇級のみえる魚谷さんを本命にしました。ルールは違うけれど、プロクイーン決定戦での敗戦の悔しさも力に変えてくるのではないかと予想します。
対抗は、同期の内田さんに初タイトルをとってもらいたいという思いを込めて。
◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里
 
斉藤理絵
とても良い決定戦のメンバーが揃い、プレーオフで敗退した私が予想しても良いのかなと非常に悩みましたが、今期一緒に戦ってきて、勝つことに対するモチベーションの高さに加えて《ここで負けるわけにはいかないんだ》という責任感がでてきているなと感じた魚谷プロを本命とさせて頂きます。
ゆーみんならやってくれる!って、つい思ってしまうような強さがあります!
対抗は、3人の中で迷いましたが、プレーオフでの安定感を見て内田プロとさせて頂きます!まさに正統派で大人の麻雀というイメージ!
しっかり受け、しっかり攻める。対戦する時に強いから嫌だな(笑)と思う存在の1人です !!
現女流桜花の仲田プロと初決定戦で気合い十分の石田プロ。4人がどういう闘牌を繰り広げてくれるのか今から決定戦がとても楽しみです!
◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里
 
美波智子
内田と石田は手数は多くないが、手役を作ってしっかり押し返す打ち手。守備力の高いメンバーが揃ったので、比較的落ち着いて自分の麻雀を打てるのではないか。
内田は今期の第5節、放銃なし4連勝という完璧なゲームを見せた。期待を込めて本命とする。
一方、丁寧にオリてもツモられたり初日で高い手がバシバシ決まるような展開になれば、仲田、魚谷のペースになるだろう。先行逃げ切りのレースになれば速度では魚谷に軍配が上がりそうなので対抗とする。
◎ 内田美乃里
○ 魚谷侑未
 
松岡千晶
勝負どころを見定める力、タイトル戦の爆発力を考えると、仲田の連覇になるか。最近の充実ぶりをみていると桜花としての1年間、十分に準備をしてきたのが伝わってくる。4年ぶりの決定戦で闘志に燃える内田。
しかし今年は私自身何度も見せられた、状況判断の良さで魚谷が制するのではないかと予想。
また、勝ちたいという気持ちは皆あるが、その中でも石田の気持ちは並々ならぬものだと思う。去年のプレーオフを休場。負けず嫌いで責任感の強い石田は、母としての強さもまとい再び女流桜花の舞台にたつ。応援の意味でも対抗は石田とする。
◎ 魚谷侑未
○ 石田亜沙己
 
菅原千瑛
プロクイーン決定戦の追い上げが忘れられない。今シーズンの調子の良さと勝負所の強さは頭1つ抜けているように思える。ということで本命は魚谷。
対抗は、プレーオフでも常に冷静で押し引きの的確な判断が光っていた内田と今誰よりも連覇に燃えている仲田、打点力はこの中で1番の石田とで迷ったが、魚谷同様女流桜花決定戦の優勝経験2回の仲田が意地を見せると予想。
◎ 魚谷侑未
〇 仲田加南
 
稲岡ミカ
魚谷さんは今年かける意気込みが強く、本命に推します。プロクイーンの雪辱も兼ねて。
対抗は迷いましたが内田さんにします。決定戦に来るまでのプロセスは素晴らしく安定感抜群の選手だと感じます。
決定戦は二度目ですが経験十分であり、対抗内田さんとします。
◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里
第12期女流桜花決定戦~初日~  12/9(土)14:00~
第12期女流桜花決定戦~二日目~ 12/16(土)14:00~
第12期女流桜花決定戦~最終日~ 12/23(土)14:00~

第172回:第2回リーチ麻雀優勝特別インタビューインタビュー ともたけ 雅晴  インタビュアー:ジェン

数年前、私(ジェン)はともたけ雅晴プロと一緒に日本プロ麻雀連盟の北関東リーグに出場していました。会場が高崎だったので、東京の人はたまに宿泊し、土曜日は別日、日曜日はリーグ戦の形で参加していました。ある日ともたけプロと2人で食事することになって、初めてゆっくり話すことができました。その時のともたけプロの印象は会話の鉄人でした。どんな話題になっても話せる。日本語を間違えても言いたいことを理解してくれる。だからラスベガスで行われた第2回WRCの優勝インタビューを頼まれた時はとても嬉しくて、ワクワクしました。場所のセッティングは、世界チャンピオンに好みを聞いたら「肉!」ということで、私は行ったことがなかったけれど、夫に勧められた吉祥寺の「さとう」にしました。検索してみればわかると思いますが、これは世界チャンピオンのお祝いに相応しい食事になりました。財布が痛いです(笑)
ソフトドリンクの乾杯から始まり、インタビューをさせていただきました。

 

100

 

ジェン:ともたけさんもお酒は飲まないんですか?

ともたけ:僕は飲めないと言うか飲まないんだよね。この間スタジオでさ、金曜日だったけど。会長がほらシャンパンを用意してくれたけど、きつかった!ちょっと飲んだけど・・・

(私たち二人はジンジャー・エールと烏龍茶)

ジェン:じゃあ、ソフトドリンクで乾杯!おめでとうございます!

ともたけ:あー、ありがとうございます。いや、きつかった、あれ。酔っ払っちゃう、シャンパンで。

ジェン:いつ帰って来ました?

ともたけ:うちはね、一番早い。月曜日に。だから何も引っかからなかった。

(大会の決勝戦が日曜日の夕方でした)

ジェン:じゃあ、何のカジノ遊びとかもできなかったんですね?バッファローも?

ともたけ:まあ、しなかったね。みんなバッファローで、アキちゃんが一番気に入ったみたい、バファロー。話しによると。

(泊まっていたホテルの一番人気のスロットが「バッファロー」というSFXで、とても話題になりました)

ジェン:私はアメリカのスロットは全然やらないから、ポーカーばかりで遊んでました。

ともたけ:勝てないんだよね。全然やらなかった。だから麻雀は勝てた。

ジェン:お祝いは事務所でのシャンパン以外に何かありました?

ともたけ:みんなでご飯を食べに行ったよ。

ジェン:最初から調子は良かったですか?予選は結構長かったけど。

ともたけ:予選は9回戦だったね。絶好調だったからね。9回やって、8回トップだから。

ジェン:打ち方はいつも通りですか?

ともたけ:WRCルールだったからね、多少スピードというのを考えるよね。相手が早そうだったらこっちも合わせないといけないから。

ジェン:ルールはどちらがいいですか?

ともたけ:公式の方が全然良いんだけど、WRCルールも悪くはない。自分としては公式ルールの方が好きなんだけどね、のんびりやっていられるから。

ジェン:WRCルールでどこか変えたいところはありますか?

ともたけ:何だろうね、変えられたら・・・でもWRCのルールは嫌いじゃないから、やっぱり一発裏ドラ有りというのは結局そうだから。途中流局は無いのは歓迎だから、自分でやらないし。九種九牌だと国士とは限らないけど流しはしないで、必ずやる。流して、誰が得するかわからないでしょう?もちろん流した本人が強いと良いけど、それはわからないじゃない?次の局はどんな手が来るかわからないし。だから、だったら、最初に与えられた運命に従ってみようと。

ジェン:大会で全体的にがっかりしたことは?

ともたけ:がっかりというのは特に無いけど・・・

ジェン:ジャケット?(笑)

(表彰式で、決勝進出者が着用したジャケットで、ともたけプロがジャケットを着た瞬間、WRCロゴが落ちましたw)

ともたけ:ジャケットはね。ついていなかったから。あれ?と思ったけど、がっかりは別にない。大変だなと思って、あんな広い会場で。240人の大所帯になると、結局会場を用意するのが一番大変だから。僕も運営はやったことがあるから、苦労しているのはわかっているんだよ。いくつかの会場を用意しても、それだけでもまとめるのも大変だし、なるべく、だから、そういうホテルから探さなければいけないだろうから、苦労したんだろうなと思って。大変だろうな。日本では一箇所でやるのは無理だから。雀荘であんなに入るところはないから。それは一番大変なんじゃないかなと思って。
雀荘で大会をやろうとするのは日本だけだから。

ジェン:パリの世界リーチ麻雀選手権とラスベガスの世界リーチ麻雀選手権、どちらが良かったですか?

ともたけ:俺はアメリカの方が良いかな。

アメリカは初めてではないですよね?

ともたけ:初めて。基本的に飛行機は嫌いだから、海外とかに行かなかった。

ジェン:ならわざわざ行かなくても、行かないプロもいますよね?

ともたけ:そうなんだけど、パリの時は「みんなで行こうよ、行こうよ」と言われて、「わかったよ」って感じで。ただ、パリの時はほとんど立ってた、安定飛行に入ってたからほとんど立ってたんだけど。今回は行きがすごい乱気流で。長い時間乱気流だったから、立てなかった。それでもちょっとは立ったんだけど。帰りはね、出たのは早かったから、ちょっとは寝れた。

ジェン:エコノミークラスは本当に辛い。3年に一度くらいならビジネスクラスで良いんじゃないかなと思いますが・・

ともたけ:そうなんだけど、ねえ、やっぱり。みんながビジネスクラスで行くってことを。だって、ジェンはビジネスで行ったの?

ジェン:行ってない!そんな予算ない、私は3年に一度の海外旅行じゃないから。(笑)
マイレージはいっぱい貯まっているけど、それは家族旅行に使うもの。一人だったら使ったりはできるけど。節約しているし、大人になりました。

ともたけ:そっかそっか、大変だよね。(笑)もう我儘はそんなに言っていられないか。(笑)

ジェン:パリと比べて、外国のプレイヤーはいかがでしたか?

ともたけ:どうだったと聞かれても、一概に何とも言えないけど、不思議と、僕が当たったのは、日本語が喋れる人が多かったから、心強いというか、純粋に(日本語ができない)外国人3人と当たったのは少なかったんだよね。前回よりも、申告とか点棒のやりとりがスムーズだったかな。段々慣れてきたのかな。前回は申告してもいくら渡せばいいかわからなかったりしていたけど。最初はどう申告していいかは戸惑うじゃないか、役から言うか点数から言うか、それは一番苦労したというか。

ジェン:ベスト32に入った時は?

ともたけ:1位

ジェン:でも、持ち越しは無いし、相手はほとんど日本人でしたよね。

ともたけ:僕の相手は全部日本人。僕はその方がやりやすいから。

ジェン:結構知っている相手でしたよね。

ともたけ:決勝の中村さんは知らなくて、あとは何回かやったことがある人ばっかりだったから。ベスト32は、内川くんと、魚谷さんと蒼井さんだった。まあ、やったことがあるから。ただ、そこが一番苦しかったかな。

ジェン:何を考えていました?

ともたけ:考えたことは一切ない。変に何かやろうとするとかえっておかしくなるから、自然が一番良いと思う。なるようにしかならないから。

ジェン:相手はいつもと違う打ち方になっていたと思いますか?

ともたけ:それはないと思う。ただ、独特な雰囲気があるじゃない?海外で、手積みだし、普段と違う感じがするから、その点は。僕らは慣れているけど、普段は教室をやっているから、手積みをする。若い女子は慣れていないでしょう?やったことがないだろうし。その点は戸惑いがあるのかな。僕らは慣れているから、結局やりやすかったのかな、ある意味。外国人の方が積むのが早いでしょう、慣れているから。そうするしかないから。負けたくないというのもあったから、積むのは負けたくない!笑

 

100

 

ジェン:パリよりもみんな打つのも早かったですね。今回は全部の半荘が時間内で終われて。

ともたけ:90分でね。そうだね。ベスト32に1卓だけあったね、終わらなかったの。僕は、それはなかった。時間という点は十分だったかな。

ジェン:実は大会の前に席決めの仕方がすごく議論されていました。パリの時はみんな席が決まっていて、起親は同じ回数できていたけど、今回は9回戦だから・・・

ともたけ:均等にならないからでしょう。人数が多いし。海外はいつもどうなっているの?

ジェン:基本的に決まってます。今回は決まっていないのが不満だった人が何人かいました。特に90分打ち切りだから、ラスト親が多い人が不利になるという心配があったみたいだけど、どう思いますか?

ともたけ:それも運だと思っているから。自分がどこの親をやるかじゃなくて。まあ、麻雀でそうゆうこと言うとおかしいけど、運の要素が多いじゃない。それもその人のその日の「ツキ」というかさ。その偶然の要素が重なりあって面白い部分もあるし、確かに時間制の場合は親が回ってこないっていう不満もあるけど、そしたらそれなりに自分が作戦を立てれば良いわけでしょ。4分の1は変わらないからね、どこに座るというのも。

ジェン:決勝の1回戦はどうでした?

ともたけ:1回戦は最後に山田さんが1,000は1,300点を放銃してトップになったんだけど。面白いよね、最初は調子良かった中村さんと増田くんが3着4着に落ちたんだよね。最初は何もできなかった!

ジェン:そういう何もできない時は、どう対応していますか?

ともたけ:こうなっちゃったら、仕方がないと。無駄な失点をしないようにしているから、変な放銃とかはしないように、チャンスを待つしかないなと。それはたまたま今回の世界選手権は、チャンスが必ず1回は訪れていて、それをものにできていたから。だからトップは取れたけど、そのチャンスが活かせないと厳しい。

ジェン:「もう優勝する」って実感した瞬間は?

ともたけ:2回戦の東1局2本場の増田くんの親をかわした時。ジュンチャン。点数は安かったけど、あれをアガれた時だね、2,000点。

ジェン:増田さんの奇跡の倍満で結構順位が変わりましたね。

ともたけ:まあ、条件的には追いかける3人の中では増田くんがかなり有利に、でもまだ僕の方が上だから、その順位はあれだけど、オーラスね、5,200直撃か倍満をツモればと条件が交わされて、あーと思ったんだけどな。なぜかというと、僕が増田君の下家だから、一番山越しされやすい位置だからね。気を付けたよ。

ジェン:最後はすごく簡単にアガれましたね。

ともたけ:うん、南で。何と言うのかな。リーチをかけなくてもアガる手が入ってきたから、それも今回優勝できた要因になるけど、あれがリーチをかけなくちゃいけない条件だったら厳しいでしょう。自分でツモれる自信があれば良いんだけど、やっぱりそうそう簡単にツモれないから。ただ、親は出てくるから、中村さんはね、オリたら終わっちゃうから。そういう点では、親がもし持っていたらというのはあった。ただ、あまりにも出てこないから、「えー、誰と持ち持ち!?」後から見てみたら、山に2枚残っているから。「あーなんだ」山田くんが持っていたら出ないなと思って。だから4分の3でアガれるんだなと思った。

 

100

 

ジェン:1回戦では中村さんが何回も連荘していたから、2回戦も連荘するかなと思ったけどすぐ終わってびっくりしました。

ともたけ:ね。ただ条件的に厳しいから、1回では終わらないから。あれは難しいね、中村さんの最後の手は。
だけどあの、さすがに四索七索はリーチしないから。アガリたいから。そんな自信はなかったから、あんな簡単にツモれると思わなかった。だって爆弾みたいな配牌もらったじゃん。あれは安く見積もっても、最低満貫にしないといけなかったから、うまいこと345の色になって、ツモれば跳満の形になって、さすがにリーチはしないな。親の現物だというのもあったけどね、七索は。

ジェン:出発直前の、拳銃事件は気になりました?

ともたけ:気にしなかった。ニュースは聞いた。メールが来たけどね、「え!?」と思うじゃない、やっぱり。だからせっかく用意してもらったのに中止になったらどうしようということは考えていたけど。可能性はあったでしょう?もし何かがあったら。

ジェン:そうですね。もし違うホテルだったら中止の可能性が大きかったけど、結構離れていたから良かったかもしれないですね。

ともたけ:だって空港には入れないかもしれないでしょう、閉鎖されちゃうからさ。いや、そうなったら行くどころじゃなくなっちゃうじゃない。そっちの方が心配だったよね。無事にみんな来るのかなとか。まあ、どこに行っても怖いのは怖いから。フランスに行った時だって怖いと言われたでしょ?地下鉄が怖いとか、色々言われていたから。だけどラスベガスは、そこまで治安が悪いと思っていなかった。

ジェン:いや、実はストリップとか、ホテル周辺はカメラが多くて、大丈夫だけど、その外周はすごく治安が悪いです。普通に拳銃でのカツアゲとかあるみたいで。

ともたけ:へええ、そしたら出すしかないね。命の方が大事だからね。逆らったらおしまいだからね。逆らったら命もお金もなくなるからね。

ジェン:次の目標は何かありますか?

ともたけ:まあ、WRCに関してはまた次回も行って・・・パリは準決勝で負けて、今回は優勝したから相性は悪くないので、次回、できれば。飛行機に乗っても、怖い思いをしても、その分の見返りがあるようにがんばりたい。だから、3年置いての連覇はなかなか難しい、できれば連覇したいよね。まあ、それはね、自分のコンディションとかはね、大丈夫なのかはあるけど。

ジェン:大会の日にはルーチンはありますか?

ともたけ:ルーチンはこれと言ってないけど・・・ないなー・・・
あのね、意外とそういうのはなさそうであると思われているんだけど、特に気にしないんだよね。自分で気にしていないけど、周りから見たら、拘りは、なんだそういうのはいつもそうつけるよね、とかあるのかもしれない。自分じゃ気が付かない。国内だと必ず飲み物とかは、「あ、この飲み物はこの前相性悪かったから、もうやーめた」とかはあるね。例えばコーヒーとかも、この缶コーヒーがダメだったからもう二度と試合では飲まないとか。そういうのはあるね。ハンカチとか。ただルーチン的なことで絶対こうして、こうする、と言うのは、これといってない。それがあると、不安になることが多いじゃん。「あれ?今日やったかな?」とか。余計なことで、麻雀以外のことでそういう風に思いたくないから。

ジェン:毎日コーヒーを飲んでいるんですか?

ともたけ:うん、コーヒーは嫌いじゃない。お酒は飲まないからコーヒーは好む。コーヒーと言ってもね、大したコーヒーではないけどね。

ジェン:WRCのルールを練習したりしましたか?

ともたけ:ほとんどできなかった。

ジェン:そっちの方が良いのかな?

ともたけ:逆にいうと、新鮮味があって良かったかもしれないし。練習しているのかな、みんな?

ジェン:そうですね、結構練習している人はいました。WRCリーグに出たり、セットしたり・・・ミニ大会とか〜

ともたけ:そういうのはね、意外と嫌いなのよ。まめなことはしたくないんで、どっちかというと大雑把だから。まあ、いいよいいよになって。なるようにしかならないから。

ジェン:セットはしたりしますか?

ともたけ:しますよ。だいたい後輩たちと決まってやるんだけど。このルールでやろうかとか、たまにルールを変えることはある。公式ルールが基本だけど、例えば春だったらマスターズが近付いたらじゃあマスターズのWRCルールでやろうかとか。例えば十段戦だったら最初のうちは時間制だから、じゃあ時間制でやってみようとか。

ジェン:後輩と一緒にセットをする時は教えている感じですか?

ともたけ:教えていると言うか、聞かれれば答える。意外と聞かない人が多いんだよね。聞けば良いじゃないかと思うけど。だって、わざわざお節介だと思われたくもないし。まあ、後輩だからそういうことは思わないだろうけど、なんか聞きたいことがあるわけじゃない?それをその通りにしようと僕は絶対思わないんで。麻雀って自由だから。ただ、こういう考え方もあるんだなと知ってもらいたいだけだから。言われた通りにしないといけないんだったら、みんな同じになっちゃう。個性が無くなるから。その個性は無くさない方が良いし。だけど個性はちょっとね、個性と言えるかどうかというのもあるけど。間違っても、「え?それはないんじゃないか」というのも・・・

ジェン:相手の打ち方にイライラすることはありますか?

ともたけ:それはね、なくすように努力している。だって、基本は何をやっても良いわけだから。ルールで定められたことは何をやっても良いわけでしょ。それに対して自分が腹立つなら、自分の負けだから。ルールに定められてないことは別だよ。だって、ポンしちゃいけないとかチーしちゃいけないというルールはないわけだから。それは自然なことだから。しょっちゅう鳴いてても、そういう特徴なんだねって。やりづらいとかはあまり感じない。

ジェン:麻雀みたいな統計ゲームでは相手が効率的によくない打ち方をしても、例えばアガっても、長い目で考えるとそれは負けるような行為だから、その1回1回は気にしないという考え方ですけど。

ともたけ:ただ短期決戦ではそれはね、そのまま終わっちゃうこともあるから。あまりそういうのは気にしない。数字というのはあまり気にしないんだけど、確率とか。統計というのは特に面倒くさいから嫌だし。それよりも、その打ち手の特徴?この人はこういうことをやるよな、癖みたいなものを覚えるのは大事だと思うから。だから初めてという人はやっぱり最初ちょっと見ちゃう。この人はどんなことをやるんだろう。ただ、今回のWRCみたいな、全員が初めて見た人ばっかりだと、そんなことをやっていたら自分が置いてけぼりを食らうから、そういう時は自分が思っている通りにやるしかないと思っているから。自分が調子良ければそのまま素直に攻めるし。

ジェン:リーグ戦とかでは、自分の手よりも相手の打ち方に合わせているのですか?

ともたけ:最初は見ちゃう。自分の手がどうやっても進まないんだったら、じゃあ誰が調子良いのかな?とか。あ、この人は良さそうだなとか、今回はどの人を見てれば良いのかなとか。

ジェン:調子というのは流れのことですか?

ともたけ:まあ、流れというか・・・基本ね、そういうのは絶対に無いと言う人もいるけど、絶対に何かあるわけよ。だって、確率で勝てない。要するに、残っている枚数で言えば圧倒的にこっちの方が多いのに負けることはあるでしょう。人が使ってるか山に眠ってるか、それはわからないけれども、数字が絶対じゃないでしょ。1枚しか残っていないのに勝っちゃう場合もあるから。あの増田くんの場合もそうでしょ、たった1枚が自分のところに巡り巡ってきてアガれるわけでしょ。それもわからないじゃない。だから枚数が全てじゃないと思っているから。それは目に見えない何かが作用していると思うし、オカルト的なこともあるけど、結局。だから両面待ちは絶対じゃないと思っているから。両面を嫌っちゃうのが大好きだから。

ジェン:ともたけさんのインタビューがここ最近なかったので、だから、麻雀とWRCに関係ない質問しても良いかなと。

ともたけ:そうだね!取っていないからね、タイトル。

ジェン:好きな食べ物とか?

ともたけ:肉だよね。

 

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ともたけ:昔だったらスイーツとかも結構好きだったけど、今はね、食べなくなったよね、昔よりは。昔はパフェとか。どっちかというと洋菓子系が、生クリーム系が好きなの。ケーキも好きだね。そして和菓子の餡子とか、ああいうのはあまり好きじゃないんだよね。不思議でしょう?

ジェン:趣味はありますか?

ともたけ:今は特にない。昔はパチンコが好きだったけど。好きというか、気分転換だね。

ジェン:休みはありますか?

ともたけ:ない。お陰さまで何かの教室が入っているし、休みはほとんどない。何かしらどこかしら行っているから、だいたい。たまにね、人に頼んで、どうしても休みたい時は。そういう時はあるけど。基本はない。あればだいたい寝ているから。予定がないと平気で夕方まで寝てるもん。

他にもたくさんのお話を伺いましたが、(例えばともたけプロは子どもの時は納豆が食べれたのに大人になってから匂いがダメになったとか・・)長くなってしまったので、今回はこれくらいにします。大好きなともたけプロと貴重な時間を過ごせました。とても感謝しています。そして本当におめでとうございます!

 

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プロ雀士インタビュー/第172回:第2回リーチ麻雀優勝特別インタビューインタビュー ともたけ 雅晴  インタビュアー:ジェン

数年前、私(ジェン)はともたけ雅晴プロと一緒に日本プロ麻雀連盟の北関東リーグに出場していました。会場が高崎だったので、東京の人はたまに宿泊し、土曜日は別日、日曜日はリーグ戦の形で参加していました。ある日ともたけプロと2人で食事することになって、初めてゆっくり話すことができました。その時のともたけプロの印象は会話の鉄人でした。どんな話題になっても話せる。日本語を間違えても言いたいことを理解してくれる。だからラスベガスで行われた第2回WRCの優勝インタビューを頼まれた時はとても嬉しくて、ワクワクしました。場所のセッティングは、世界チャンピオンに好みを聞いたら「肉!」ということで、私は行ったことがなかったけれど、夫に勧められた吉祥寺の「さとう」にしました。検索してみればわかると思いますが、これは世界チャンピオンのお祝いに相応しい食事になりました。財布が痛いです(笑)
ソフトドリンクの乾杯から始まり、インタビューをさせていただきました。
 

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ジェン:ともたけさんもお酒は飲まないんですか?
ともたけ:僕は飲めないと言うか飲まないんだよね。この間スタジオでさ、金曜日だったけど。会長がほらシャンパンを用意してくれたけど、きつかった!ちょっと飲んだけど・・・
(私たち二人はジンジャー・エールと烏龍茶)
ジェン:じゃあ、ソフトドリンクで乾杯!おめでとうございます!
ともたけ:あー、ありがとうございます。いや、きつかった、あれ。酔っ払っちゃう、シャンパンで。
ジェン:いつ帰って来ました?
ともたけ:うちはね、一番早い。月曜日に。だから何も引っかからなかった。
(大会の決勝戦が日曜日の夕方でした)
ジェン:じゃあ、何のカジノ遊びとかもできなかったんですね?バッファローも?
ともたけ:まあ、しなかったね。みんなバッファローで、アキちゃんが一番気に入ったみたい、バファロー。話しによると。
(泊まっていたホテルの一番人気のスロットが「バッファロー」というSFXで、とても話題になりました)
ジェン:私はアメリカのスロットは全然やらないから、ポーカーばかりで遊んでました。
ともたけ:勝てないんだよね。全然やらなかった。だから麻雀は勝てた。
ジェン:お祝いは事務所でのシャンパン以外に何かありました?
ともたけ:みんなでご飯を食べに行ったよ。
ジェン:最初から調子は良かったですか?予選は結構長かったけど。
ともたけ:予選は9回戦だったね。絶好調だったからね。9回やって、8回トップだから。
ジェン:打ち方はいつも通りですか?
ともたけ:WRCルールだったからね、多少スピードというのを考えるよね。相手が早そうだったらこっちも合わせないといけないから。
ジェン:ルールはどちらがいいですか?
ともたけ:公式の方が全然良いんだけど、WRCルールも悪くはない。自分としては公式ルールの方が好きなんだけどね、のんびりやっていられるから。
ジェン:WRCルールでどこか変えたいところはありますか?
ともたけ:何だろうね、変えられたら・・・でもWRCのルールは嫌いじゃないから、やっぱり一発裏ドラ有りというのは結局そうだから。途中流局は無いのは歓迎だから、自分でやらないし。九種九牌だと国士とは限らないけど流しはしないで、必ずやる。流して、誰が得するかわからないでしょう?もちろん流した本人が強いと良いけど、それはわからないじゃない?次の局はどんな手が来るかわからないし。だから、だったら、最初に与えられた運命に従ってみようと。
ジェン:大会で全体的にがっかりしたことは?
ともたけ:がっかりというのは特に無いけど・・・
ジェン:ジャケット?(笑)
(表彰式で、決勝進出者が着用したジャケットで、ともたけプロがジャケットを着た瞬間、WRCロゴが落ちましたw)
ともたけ:ジャケットはね。ついていなかったから。あれ?と思ったけど、がっかりは別にない。大変だなと思って、あんな広い会場で。240人の大所帯になると、結局会場を用意するのが一番大変だから。僕も運営はやったことがあるから、苦労しているのはわかっているんだよ。いくつかの会場を用意しても、それだけでもまとめるのも大変だし、なるべく、だから、そういうホテルから探さなければいけないだろうから、苦労したんだろうなと思って。大変だろうな。日本では一箇所でやるのは無理だから。雀荘であんなに入るところはないから。それは一番大変なんじゃないかなと思って。
雀荘で大会をやろうとするのは日本だけだから。
ジェン:パリの世界リーチ麻雀選手権とラスベガスの世界リーチ麻雀選手権、どちらが良かったですか?
ともたけ:俺はアメリカの方が良いかな。
アメリカは初めてではないですよね?
ともたけ:初めて。基本的に飛行機は嫌いだから、海外とかに行かなかった。
ジェン:ならわざわざ行かなくても、行かないプロもいますよね?
ともたけ:そうなんだけど、パリの時は「みんなで行こうよ、行こうよ」と言われて、「わかったよ」って感じで。ただ、パリの時はほとんど立ってた、安定飛行に入ってたからほとんど立ってたんだけど。今回は行きがすごい乱気流で。長い時間乱気流だったから、立てなかった。それでもちょっとは立ったんだけど。帰りはね、出たのは早かったから、ちょっとは寝れた。
ジェン:エコノミークラスは本当に辛い。3年に一度くらいならビジネスクラスで良いんじゃないかなと思いますが・・
ともたけ:そうなんだけど、ねえ、やっぱり。みんながビジネスクラスで行くってことを。だって、ジェンはビジネスで行ったの?
ジェン:行ってない!そんな予算ない、私は3年に一度の海外旅行じゃないから。(笑)
マイレージはいっぱい貯まっているけど、それは家族旅行に使うもの。一人だったら使ったりはできるけど。節約しているし、大人になりました。
ともたけ:そっかそっか、大変だよね。(笑)もう我儘はそんなに言っていられないか。(笑)
ジェン:パリと比べて、外国のプレイヤーはいかがでしたか?
ともたけ:どうだったと聞かれても、一概に何とも言えないけど、不思議と、僕が当たったのは、日本語が喋れる人が多かったから、心強いというか、純粋に(日本語ができない)外国人3人と当たったのは少なかったんだよね。前回よりも、申告とか点棒のやりとりがスムーズだったかな。段々慣れてきたのかな。前回は申告してもいくら渡せばいいかわからなかったりしていたけど。最初はどう申告していいかは戸惑うじゃないか、役から言うか点数から言うか、それは一番苦労したというか。
ジェン:ベスト32に入った時は?
ともたけ:1位
ジェン:でも、持ち越しは無いし、相手はほとんど日本人でしたよね。
ともたけ:僕の相手は全部日本人。僕はその方がやりやすいから。
ジェン:結構知っている相手でしたよね。
ともたけ:決勝の中村さんは知らなくて、あとは何回かやったことがある人ばっかりだったから。ベスト32は、内川くんと、魚谷さんと蒼井さんだった。まあ、やったことがあるから。ただ、そこが一番苦しかったかな。
ジェン:何を考えていました?
ともたけ:考えたことは一切ない。変に何かやろうとするとかえっておかしくなるから、自然が一番良いと思う。なるようにしかならないから。
ジェン:相手はいつもと違う打ち方になっていたと思いますか?
ともたけ:それはないと思う。ただ、独特な雰囲気があるじゃない?海外で、手積みだし、普段と違う感じがするから、その点は。僕らは慣れているけど、普段は教室をやっているから、手積みをする。若い女子は慣れていないでしょう?やったことがないだろうし。その点は戸惑いがあるのかな。僕らは慣れているから、結局やりやすかったのかな、ある意味。外国人の方が積むのが早いでしょう、慣れているから。そうするしかないから。負けたくないというのもあったから、積むのは負けたくない!笑
 

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ジェン:パリよりもみんな打つのも早かったですね。今回は全部の半荘が時間内で終われて。
ともたけ:90分でね。そうだね。ベスト32に1卓だけあったね、終わらなかったの。僕は、それはなかった。時間という点は十分だったかな。
ジェン:実は大会の前に席決めの仕方がすごく議論されていました。パリの時はみんな席が決まっていて、起親は同じ回数できていたけど、今回は9回戦だから・・・
ともたけ:均等にならないからでしょう。人数が多いし。海外はいつもどうなっているの?
ジェン:基本的に決まってます。今回は決まっていないのが不満だった人が何人かいました。特に90分打ち切りだから、ラスト親が多い人が不利になるという心配があったみたいだけど、どう思いますか?
ともたけ:それも運だと思っているから。自分がどこの親をやるかじゃなくて。まあ、麻雀でそうゆうこと言うとおかしいけど、運の要素が多いじゃない。それもその人のその日の「ツキ」というかさ。その偶然の要素が重なりあって面白い部分もあるし、確かに時間制の場合は親が回ってこないっていう不満もあるけど、そしたらそれなりに自分が作戦を立てれば良いわけでしょ。4分の1は変わらないからね、どこに座るというのも。
ジェン:決勝の1回戦はどうでした?
ともたけ:1回戦は最後に山田さんが1,000は1,300点を放銃してトップになったんだけど。面白いよね、最初は調子良かった中村さんと増田くんが3着4着に落ちたんだよね。最初は何もできなかった!
ジェン:そういう何もできない時は、どう対応していますか?
ともたけ:こうなっちゃったら、仕方がないと。無駄な失点をしないようにしているから、変な放銃とかはしないように、チャンスを待つしかないなと。それはたまたま今回の世界選手権は、チャンスが必ず1回は訪れていて、それをものにできていたから。だからトップは取れたけど、そのチャンスが活かせないと厳しい。
ジェン:「もう優勝する」って実感した瞬間は?
ともたけ:2回戦の東1局2本場の増田くんの親をかわした時。ジュンチャン。点数は安かったけど、あれをアガれた時だね、2,000点。
ジェン:増田さんの奇跡の倍満で結構順位が変わりましたね。
ともたけ:まあ、条件的には追いかける3人の中では増田くんがかなり有利に、でもまだ僕の方が上だから、その順位はあれだけど、オーラスね、5,200直撃か倍満をツモればと条件が交わされて、あーと思ったんだけどな。なぜかというと、僕が増田君の下家だから、一番山越しされやすい位置だからね。気を付けたよ。
ジェン:最後はすごく簡単にアガれましたね。
ともたけ:うん、南で。何と言うのかな。リーチをかけなくてもアガる手が入ってきたから、それも今回優勝できた要因になるけど、あれがリーチをかけなくちゃいけない条件だったら厳しいでしょう。自分でツモれる自信があれば良いんだけど、やっぱりそうそう簡単にツモれないから。ただ、親は出てくるから、中村さんはね、オリたら終わっちゃうから。そういう点では、親がもし持っていたらというのはあった。ただ、あまりにも出てこないから、「えー、誰と持ち持ち!?」後から見てみたら、山に2枚残っているから。「あーなんだ」山田くんが持っていたら出ないなと思って。だから4分の3でアガれるんだなと思った。
 

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ジェン:1回戦では中村さんが何回も連荘していたから、2回戦も連荘するかなと思ったけどすぐ終わってびっくりしました。
ともたけ:ね。ただ条件的に厳しいから、1回では終わらないから。あれは難しいね、中村さんの最後の手は。
だけどあの、さすがに四索七索はリーチしないから。アガリたいから。そんな自信はなかったから、あんな簡単にツモれると思わなかった。だって爆弾みたいな配牌もらったじゃん。あれは安く見積もっても、最低満貫にしないといけなかったから、うまいこと345の色になって、ツモれば跳満の形になって、さすがにリーチはしないな。親の現物だというのもあったけどね、七索は。

ジェン:出発直前の、拳銃事件は気になりました?
ともたけ:気にしなかった。ニュースは聞いた。メールが来たけどね、「え!?」と思うじゃない、やっぱり。だからせっかく用意してもらったのに中止になったらどうしようということは考えていたけど。可能性はあったでしょう?もし何かがあったら。
ジェン:そうですね。もし違うホテルだったら中止の可能性が大きかったけど、結構離れていたから良かったかもしれないですね。
ともたけ:だって空港には入れないかもしれないでしょう、閉鎖されちゃうからさ。いや、そうなったら行くどころじゃなくなっちゃうじゃない。そっちの方が心配だったよね。無事にみんな来るのかなとか。まあ、どこに行っても怖いのは怖いから。フランスに行った時だって怖いと言われたでしょ?地下鉄が怖いとか、色々言われていたから。だけどラスベガスは、そこまで治安が悪いと思っていなかった。
ジェン:いや、実はストリップとか、ホテル周辺はカメラが多くて、大丈夫だけど、その外周はすごく治安が悪いです。普通に拳銃でのカツアゲとかあるみたいで。
ともたけ:へええ、そしたら出すしかないね。命の方が大事だからね。逆らったらおしまいだからね。逆らったら命もお金もなくなるからね。
ジェン:次の目標は何かありますか?
ともたけ:まあ、WRCに関してはまた次回も行って・・・パリは準決勝で負けて、今回は優勝したから相性は悪くないので、次回、できれば。飛行機に乗っても、怖い思いをしても、その分の見返りがあるようにがんばりたい。だから、3年置いての連覇はなかなか難しい、できれば連覇したいよね。まあ、それはね、自分のコンディションとかはね、大丈夫なのかはあるけど。
ジェン:大会の日にはルーチンはありますか?
ともたけ:ルーチンはこれと言ってないけど・・・ないなー・・・
あのね、意外とそういうのはなさそうであると思われているんだけど、特に気にしないんだよね。自分で気にしていないけど、周りから見たら、拘りは、なんだそういうのはいつもそうつけるよね、とかあるのかもしれない。自分じゃ気が付かない。国内だと必ず飲み物とかは、「あ、この飲み物はこの前相性悪かったから、もうやーめた」とかはあるね。例えばコーヒーとかも、この缶コーヒーがダメだったからもう二度と試合では飲まないとか。そういうのはあるね。ハンカチとか。ただルーチン的なことで絶対こうして、こうする、と言うのは、これといってない。それがあると、不安になることが多いじゃん。「あれ?今日やったかな?」とか。余計なことで、麻雀以外のことでそういう風に思いたくないから。

ジェン:毎日コーヒーを飲んでいるんですか?
ともたけ:うん、コーヒーは嫌いじゃない。お酒は飲まないからコーヒーは好む。コーヒーと言ってもね、大したコーヒーではないけどね。
ジェン:WRCのルールを練習したりしましたか?
ともたけ:ほとんどできなかった。
ジェン:そっちの方が良いのかな?
ともたけ:逆にいうと、新鮮味があって良かったかもしれないし。練習しているのかな、みんな?
ジェン:そうですね、結構練習している人はいました。WRCリーグに出たり、セットしたり・・・ミニ大会とか〜
ともたけ:そういうのはね、意外と嫌いなのよ。まめなことはしたくないんで、どっちかというと大雑把だから。まあ、いいよいいよになって。なるようにしかならないから。
ジェン:セットはしたりしますか?
ともたけ:しますよ。だいたい後輩たちと決まってやるんだけど。このルールでやろうかとか、たまにルールを変えることはある。公式ルールが基本だけど、例えば春だったらマスターズが近付いたらじゃあマスターズのWRCルールでやろうかとか。例えば十段戦だったら最初のうちは時間制だから、じゃあ時間制でやってみようとか。
ジェン:後輩と一緒にセットをする時は教えている感じですか?
ともたけ:教えていると言うか、聞かれれば答える。意外と聞かない人が多いんだよね。聞けば良いじゃないかと思うけど。だって、わざわざお節介だと思われたくもないし。まあ、後輩だからそういうことは思わないだろうけど、なんか聞きたいことがあるわけじゃない?それをその通りにしようと僕は絶対思わないんで。麻雀って自由だから。ただ、こういう考え方もあるんだなと知ってもらいたいだけだから。言われた通りにしないといけないんだったら、みんな同じになっちゃう。個性が無くなるから。その個性は無くさない方が良いし。だけど個性はちょっとね、個性と言えるかどうかというのもあるけど。間違っても、「え?それはないんじゃないか」というのも・・・
ジェン:相手の打ち方にイライラすることはありますか?
ともたけ:それはね、なくすように努力している。だって、基本は何をやっても良いわけだから。ルールで定められたことは何をやっても良いわけでしょ。それに対して自分が腹立つなら、自分の負けだから。ルールに定められてないことは別だよ。だって、ポンしちゃいけないとかチーしちゃいけないというルールはないわけだから。それは自然なことだから。しょっちゅう鳴いてても、そういう特徴なんだねって。やりづらいとかはあまり感じない。
ジェン:麻雀みたいな統計ゲームでは相手が効率的によくない打ち方をしても、例えばアガっても、長い目で考えるとそれは負けるような行為だから、その1回1回は気にしないという考え方ですけど。
ともたけ:ただ短期決戦ではそれはね、そのまま終わっちゃうこともあるから。あまりそういうのは気にしない。数字というのはあまり気にしないんだけど、確率とか。統計というのは特に面倒くさいから嫌だし。それよりも、その打ち手の特徴?この人はこういうことをやるよな、癖みたいなものを覚えるのは大事だと思うから。だから初めてという人はやっぱり最初ちょっと見ちゃう。この人はどんなことをやるんだろう。ただ、今回のWRCみたいな、全員が初めて見た人ばっかりだと、そんなことをやっていたら自分が置いてけぼりを食らうから、そういう時は自分が思っている通りにやるしかないと思っているから。自分が調子良ければそのまま素直に攻めるし。
ジェン:リーグ戦とかでは、自分の手よりも相手の打ち方に合わせているのですか?
ともたけ:最初は見ちゃう。自分の手がどうやっても進まないんだったら、じゃあ誰が調子良いのかな?とか。あ、この人は良さそうだなとか、今回はどの人を見てれば良いのかなとか。
ジェン:調子というのは流れのことですか?
ともたけ:まあ、流れというか・・・基本ね、そういうのは絶対に無いと言う人もいるけど、絶対に何かあるわけよ。だって、確率で勝てない。要するに、残っている枚数で言えば圧倒的にこっちの方が多いのに負けることはあるでしょう。人が使ってるか山に眠ってるか、それはわからないけれども、数字が絶対じゃないでしょ。1枚しか残っていないのに勝っちゃう場合もあるから。あの増田くんの場合もそうでしょ、たった1枚が自分のところに巡り巡ってきてアガれるわけでしょ。それもわからないじゃない。だから枚数が全てじゃないと思っているから。それは目に見えない何かが作用していると思うし、オカルト的なこともあるけど、結局。だから両面待ちは絶対じゃないと思っているから。両面を嫌っちゃうのが大好きだから。
ジェン:ともたけさんのインタビューがここ最近なかったので、だから、麻雀とWRCに関係ない質問しても良いかなと。
ともたけ:そうだね!取っていないからね、タイトル。
ジェン:好きな食べ物とか?
ともたけ:肉だよね。
 

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ともたけ:昔だったらスイーツとかも結構好きだったけど、今はね、食べなくなったよね、昔よりは。昔はパフェとか。どっちかというと洋菓子系が、生クリーム系が好きなの。ケーキも好きだね。そして和菓子の餡子とか、ああいうのはあまり好きじゃないんだよね。不思議でしょう?
ジェン:趣味はありますか?
ともたけ:今は特にない。昔はパチンコが好きだったけど。好きというか、気分転換だね。
ジェン:休みはありますか?
ともたけ:ない。お陰さまで何かの教室が入っているし、休みはほとんどない。何かしらどこかしら行っているから、だいたい。たまにね、人に頼んで、どうしても休みたい時は。そういう時はあるけど。基本はない。あればだいたい寝ているから。予定がないと平気で夕方まで寝てるもん。
他にもたくさんのお話を伺いましたが、(例えばともたけプロは子どもの時は納豆が食べれたのに大人になってから匂いがダメになったとか・・)長くなってしまったので、今回はこれくらいにします。大好きなともたけプロと貴重な時間を過ごせました。とても感謝しています。そして本当におめでとうございます!
 

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Mr.Xの連盟Weekly!

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【王位戦】
 
 

 

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第43期 王位戦を制したのは、野方祐介!!

仕掛けで他者を翻弄する場面もあり、力強く押し切る場面もあり。
非常に自由度の高い麻雀で勝利をおさめた。

 
 
 

【天鳳位vs連盟プロ】
 
 
 

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3rd seasonの決勝メンバーが決定!

12月17日(日)14時~

独歩vs前原雄大vsかにマジンvsASAPIN
実況:日吉辰哉
解説:就活生@川村軍団

■予選全24回戦(各自8半荘対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフはポイントを持ち越し全4回戦(各自2半荘対局)を行い上位4名が決勝進出
■決勝はポイントをリセットし半荘4回戦


放送予定 12/17 14:00~

天鳳位vs.連盟プロ 3rd season決勝戦


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【女流桜花入れ替え戦】
 
 

女流桜花の入れ替え戦は今週水曜日の17時から!

11月29日㈬17時~
宮内こずえ(Aリーグ16位)
優木美智(Aリーグ17位)
藤井すみれ(Bリーグ5位)
北條恵美(Bリーグ6位)

実況:小笠原奈央
解説:魚谷侑未
ルール:日本プロ麻雀連盟公式ルール
システム:半荘4回戦を行いトータル1位がAリーグとなる

女流桜花に関してはこちら

番組ページ

放送予定 11/29 17:00~

第12期女流桜花~入れ替え戦~


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Aリーグに昇級(または残留)することができるのは誰だ!?

 
 
 

【てんパイクイーン(テレビ朝日CS)】
 
 

 

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「強く 美しい女流雀士決定戦」
プロ・アマの女流雀士統一タイトル『てんパイクイーン』。
この座をかけた卓上の闘いがボリュームアップ!
三代目てんパイクイーンへ、女流雀士が絶対に負けられない戦いを繰り広げる!

実力・人気共に兼ね備えた女流プロと芸能界からは腕自慢の女流雀士が集結!
麻雀を愛する女流雀士達が、てんパイクイーンのタイトルをかけて熱い勝負を繰り広げる!
プロ・アマチュアの女流雀士が同じルールで争う、真剣麻雀対局番組!

~女流プロ予選1組目~▽二階堂亜樹・大亀あすか・岡田紗佳・都美 11/24(金) よる9:30-深夜0:30
~女流プロ予選2組目~▽宮内こずえ・高宮まり・中山奈々美・松嶋桃 12/8(金) よる9:30-深夜0:30
~女流プロ予選3組目~▽和泉由希子・東城りお・石田亜沙己・足木優 12/22(金) よる9:30-深夜0:30

 
 
 

【八局麻雀6(V☆パラダイス)】
 
 

 

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ハリウッドザコシショウさん、岩井勇気さん(ハライチ)ら、新メンバーが加わった、6thシーズンは11月26日から放送が開始される。

●八局麻雀6(全4回)
#1 初回放送日: 11/26(日)19時~(リピート放送あり)
#2 初回放送日: 12/31(日)19時~(リピート放送あり)
#3 初回放送日: 1/28(日)19時~(リピート放送あり)
#4 初回放送日: 2/25(日)19時~(リピート放送あり)

V☆パラダイス 番組ページはこちら

 

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え!?もう7も撮ってるの??

 
 
 

【カニバケツ】
 
 

今回から「湘南ゴールドエナジー」が協賛となった王位戦。

 

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野方祐介の勝利の陰には多くの敗者がいる。

 

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「9歳馬も一瞬伸びてくるんだけどなー、最後どうしても息が続かないよ…根性だけはあるんだけど」

 

新人王を獲得した山下将浩は決勝を目前に、あとひとアガリの所で力尽きた。
山下を労うため九州の友人たちが足を運んだ。

「ボク昔、両手でこて返したりとか、ガチャガチャガチャガチャ牌捌きがうるさかったんですよ」

 

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(左:大和田篤史、中:山下将浩、右:大野徳太郎)

 

「で、カニバケツってあだ名つけられてたんです」
(バケツに入れたカニが動きまわっているような音を立てていたため)

王位戦の会場では山下(カニバケツ)が、日本プロ麻雀協会の阿賀寿直プロに似ているというのがもっぱらの話題で、櫻井秀樹などは「卓に着くまで阿賀さんだと思ってましたよ!」と言っていた。

この日は最後まで「アガさん」というあだ名で呼ばれていた。

 

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阿賀寿直プロ

 

 

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プロ雀士コラム/Mr.Xの連盟Weekly!

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【王位戦】
 
 
 

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第43期 王位戦を制したのは、野方祐介!!
仕掛けで他者を翻弄する場面もあり、力強く押し切る場面もあり。
非常に自由度の高い麻雀で勝利をおさめた。
 
 
 
【天鳳位vs連盟プロ】
 
 
 

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3rd seasonの決勝メンバーが決定!
12月17日(日)14時~
独歩vs前原雄大vsかにマジンvsASAPIN
実況:日吉辰哉
解説:就活生@川村軍団
■予選全24回戦(各自8半荘対局)を行いポイント上位8名がプレーオフ進出
■プレーオフはポイントを持ち越し全4回戦(各自2半荘対局)を行い上位4名が決勝進出
■決勝はポイントをリセットし半荘4回戦

放送予定 12/17 14:00~

天鳳位vs.連盟プロ 3rd season決勝戦


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【女流桜花入れ替え戦】
 
 
女流桜花の入れ替え戦は今週水曜日の17時から!
11月29日㈬17時~
宮内こずえ(Aリーグ16位)
優木美智(Aリーグ17位)
藤井すみれ(Bリーグ5位)
北條恵美(Bリーグ6位)
実況:小笠原奈央
解説:魚谷侑未
ルール:日本プロ麻雀連盟公式ルール
システム:半荘4回戦を行いトータル1位がAリーグとなる
女流桜花に関してはこちら
番組ページ

放送予定 11/29 17:00~

第12期女流桜花~入れ替え戦~


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Aリーグに昇級(または残留)することができるのは誰だ!?
 
 
 
【てんパイクイーン(テレビ朝日CS)】
 
 
 

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「強く 美しい女流雀士決定戦」
プロ・アマの女流雀士統一タイトル『てんパイクイーン』。
この座をかけた卓上の闘いがボリュームアップ!
三代目てんパイクイーンへ、女流雀士が絶対に負けられない戦いを繰り広げる!
実力・人気共に兼ね備えた女流プロと芸能界からは腕自慢の女流雀士が集結!
麻雀を愛する女流雀士達が、てんパイクイーンのタイトルをかけて熱い勝負を繰り広げる!
プロ・アマチュアの女流雀士が同じルールで争う、真剣麻雀対局番組!
~女流プロ予選1組目~▽二階堂亜樹・大亀あすか・岡田紗佳・都美 11/24(金) よる9:30-深夜0:30
~女流プロ予選2組目~▽宮内こずえ・高宮まり・中山奈々美・松嶋桃 12/8(金) よる9:30-深夜0:30
~女流プロ予選3組目~▽和泉由希子・東城りお・石田亜沙己・足木優 12/22(金) よる9:30-深夜0:30
 
 
 
【八局麻雀6(V☆パラダイス)】
 
 
 

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ハリウッドザコシショウさん、岩井勇気さん(ハライチ)ら、新メンバーが加わった、6thシーズンは11月26日から放送が開始される。
●八局麻雀6(全4回)
#1 初回放送日: 11/26(日)19時~(リピート放送あり)
#2 初回放送日: 12/31(日)19時~(リピート放送あり)
#3 初回放送日: 1/28(日)19時~(リピート放送あり)
#4 初回放送日: 2/25(日)19時~(リピート放送あり)
V☆パラダイス 番組ページはこちら
 

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え!?もう7も撮ってるの??
 
 
 
【カニバケツ】
 
 
今回から「湘南ゴールドエナジー」が協賛となった王位戦。
 

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野方祐介の勝利の陰には多くの敗者がいる。
 

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「9歳馬も一瞬伸びてくるんだけどなー、最後どうしても息が続かないよ…根性だけはあるんだけど」

 
新人王を獲得した山下将浩は決勝を目前に、あとひとアガリの所で力尽きた。
山下を労うため九州の友人たちが足を運んだ。
「ボク昔、両手でこて返したりとか、ガチャガチャガチャガチャ牌捌きがうるさかったんですよ」
 

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(左:大和田篤史、中:山下将浩、右:大野徳太郎)

 
「で、カニバケツってあだ名つけられてたんです」
(バケツに入れたカニが動きまわっているような音を立てていたため)
王位戦の会場では山下(カニバケツ)が、日本プロ麻雀協会の阿賀寿直プロに似ているというのがもっぱらの話題で、櫻井秀樹などは「卓に着くまで阿賀さんだと思ってましたよ!」と言っていた。
この日は最後まで「アガさん」というあだ名で呼ばれていた。
 

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阿賀寿直プロ

 
 

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第43期王位戦 優勝は野方 祐介!

100

 

優勝:野方 祐介 準優勝:太田 優介 第3位:段谷 昭夫さん 第4位:山井 弘

樋口徹(現王位) 鈴木たろうプロ(協会) 石井一馬プロ(最高位戦) 段谷昭夫さん(一般)
山田浩之 滝沢和典 山井弘 櫻井秀樹
森下剛任 安田麻里菜 西島一彦 野方祐介
太田優介 浦山祐輔 山下将浩 木戸僚之

 

第43期王位戦~準決勝~ 11/25 12:00~

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第43期王位戦~決勝戦~ 放送予定 11/26 13:00~

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連盟インフォメーション/第43期王位戦 優勝は野方 祐介!

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優勝:野方 祐介 準優勝:太田 優介 第3位:段谷 昭夫さん 第4位:山井 弘

樋口徹(現王位) 鈴木たろうプロ(協会) 石井一馬プロ(最高位戦) 段谷昭夫さん(一般)
山田浩之 滝沢和典 山井弘 櫻井秀樹
森下剛任 安田麻里菜 西島一彦 野方祐介
太田優介 浦山祐輔 山下将浩 木戸僚之

 
第43期王位戦~準決勝~ 11/25 12:00~
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第43期王位戦~決勝戦~ 放送予定 11/26 13:00~
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天鳳位vs.連盟プロ 3rd season プレーオフ終了時成績表

プレーオフ成績

順位 名前 予選合計 プレーオフ1回戦 プレーオフ2回戦 合計
1 独歩
(三代目天鳳位)
91.4 ▲ 5.7 35.5 121.2
2 前原雄大 ▲ 11.8 60.6 32.9 81.7
3 かにマジン
(八代目天鳳位)
30.9 16.5 ▲ 14.0 33.4
4 ASAPIN
(初代・11代目天鳳位)
9.7 2.0 13.4 25.1
5 佐々木寿人 36.0 ▲ 17.1 ▲ 8.4 10.5
6 勝又健志 49.7 ▲ 19.8 ▲ 30.3 ▲ 0.4
7 就活生@川村軍団
(九代目天鳳位)
▲ 14.1 6.3 3.2 ▲ 4.6
8 前田直哉 45.4 ▲ 42.8 ▲ 32.3 ▲ 29.7

予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 合計
1 独歩
(3代目天鳳位)
44.1 42.2 32.4 4.7 ▲ 13.7 2.8 ▲ 10.3 ▲ 10.8 91.4
2 勝又健志 ▲ 4.0 26.6 15.2 23.5 25.2 ▲ 36.0 ▲ 8.6 7.8 49.7
3 前田直哉 ▲ 26.9 19.6 ▲ 7.1 34.4 11.9 ▲ 23.1 14.2 22.4 45.4
4 佐々木寿人 ▲ 8.5 11.1 ▲ 16.4 33.9 ▲ 26.3 32.9 29.0 ▲ 19.7 36.0
5 かにマジン
(8代目天鳳位)
▲ 28.2 ▲ 14.0 18.6 32.0 29.2 ▲ 13.3 ▲ 5.8 12.4 30.9
6 ASAPIN
(初代・11代目天鳳位)
▲ 18.9 12.9 ▲ 7.2 41.9 ▲ 7.9 ▲ 38.9 27.6 0.2 9.7
7 前原雄大 ▲ 16.5 0.4 7.8 13.2 ▲ 30.5 17.3 ▲ 0.9 ▲ 2.6 ▲ 11.8
8 就活生@川村軍団
(9代目天鳳位)
41.0 ▲ 46.5 ▲ 25.9 7.5 ▲ 26.9 47.9 13.8 ▲ 25.0 ▲ 14.1
9 藤崎智 3.7 ▲ 20.4 6.7 ▲ 42.8 ▲ 26.8 27.7 ▲ 42.6 63.3 ▲ 31.2
10 瀬戸熊直樹 ▲ 30.5 42.4 ▲ 34.7 ▲ 18.4 6.7 ▲ 7.7 39.3 ▲ 56.0 ▲ 58.9
11 すずめクレイジー
(4代目天鳳位)
8.1 38.5 ▲ 35.2 3.3 11.5 ▲ 52.2 ▲ 28.1 ▲ 27.6 ▲ 81.7
12 おかもと
(12代目天鳳位)
▲ 12.2 ▲ 6.8 ▲ 13.9 ▲ 29.6 ▲ 35.4 ▲ 29.0 ▲ 26.1 35.6 ▲ 117.4

インターネット麻雀「天鳳」の頂点に立つプレイヤー「天鳳位」と日本プロ麻雀連盟のプロ雀士が激突! 注目の3rd seasonは「WRC」ルールが採用される。

●出場選手
ASAPINさん(初代・11代目天鳳位)
独歩さん(3代目天鳳位)
すずめクレイジーさん(4代目天鳳位)
かにマジンさん(8代目天鳳位)
就活生@川村軍団さん(9代目天鳳位)
おかもとさん(12代目天鳳位)

前原雄大(第12、25、33期鳳凰位)
勝又健志(第32期鳳凰位)
前田直哉(第31期鳳凰位)
藤崎智(第30期鳳凰位)
瀬戸熊直樹(第26、27、29期鳳凰位)
佐々木寿人(第7期麻雀グランプリMAX優勝)

●大会システム

○予選
各自半荘8回戦ずつ。計半荘24回戦。

予選終了時下位4名が敗退。

○プレーオフ
ポイント持ち越しのまま各自半荘2回戦ずつ。計半荘4回戦。

プレーオフ終了時上位4名が決勝進出。

○決勝戦
予選ポイントをリセットして半荘4回戦。

●対局ルール
・順位点
1位 +15P/2位 +5P/3位 ▲5P/4位 ▲15P
3万点持ちの3万点返し。
・一発・裏ドラあり、赤ドラなし。
・箱割れ終了なし。
・途中流局は一切なし。
・大明槓の責任払いなし。
・連風牌の雀頭は2符。
・30符6ハンは切り上げ満貫とする。

・その他すべて「WRC」ルールに基づく。

特集企画/天鳳位vs.連盟プロ 3rd season プレーオフ終了時成績表

プレーオフ成績

順位 名前 予選合計 プレーオフ1回戦 プレーオフ2回戦 合計
1 独歩
(三代目天鳳位)
91.4 ▲ 5.7 35.5 121.2
2 前原雄大 ▲ 11.8 60.6 32.9 81.7
3 かにマジン
(八代目天鳳位)
30.9 16.5 ▲ 14.0 33.4
4 ASAPIN
(初代・11代目天鳳位)
9.7 2.0 13.4 25.1
5 佐々木寿人 36.0 ▲ 17.1 ▲ 8.4 10.5
6 勝又健志 49.7 ▲ 19.8 ▲ 30.3 ▲ 0.4
7 就活生@川村軍団
(九代目天鳳位)
▲ 14.1 6.3 3.2 ▲ 4.6
8 前田直哉 45.4 ▲ 42.8 ▲ 32.3 ▲ 29.7

予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 合計
1 独歩
(3代目天鳳位)
44.1 42.2 32.4 4.7 ▲ 13.7 2.8 ▲ 10.3 ▲ 10.8 91.4
2 勝又健志 ▲ 4.0 26.6 15.2 23.5 25.2 ▲ 36.0 ▲ 8.6 7.8 49.7
3 前田直哉 ▲ 26.9 19.6 ▲ 7.1 34.4 11.9 ▲ 23.1 14.2 22.4 45.4
4 佐々木寿人 ▲ 8.5 11.1 ▲ 16.4 33.9 ▲ 26.3 32.9 29.0 ▲ 19.7 36.0
5 かにマジン
(8代目天鳳位)
▲ 28.2 ▲ 14.0 18.6 32.0 29.2 ▲ 13.3 ▲ 5.8 12.4 30.9
6 ASAPIN
(初代・11代目天鳳位)
▲ 18.9 12.9 ▲ 7.2 41.9 ▲ 7.9 ▲ 38.9 27.6 0.2 9.7
7 前原雄大 ▲ 16.5 0.4 7.8 13.2 ▲ 30.5 17.3 ▲ 0.9 ▲ 2.6 ▲ 11.8
8 就活生@川村軍団
(9代目天鳳位)
41.0 ▲ 46.5 ▲ 25.9 7.5 ▲ 26.9 47.9 13.8 ▲ 25.0 ▲ 14.1
9 藤崎智 3.7 ▲ 20.4 6.7 ▲ 42.8 ▲ 26.8 27.7 ▲ 42.6 63.3 ▲ 31.2
10 瀬戸熊直樹 ▲ 30.5 42.4 ▲ 34.7 ▲ 18.4 6.7 ▲ 7.7 39.3 ▲ 56.0 ▲ 58.9
11 すずめクレイジー
(4代目天鳳位)
8.1 38.5 ▲ 35.2 3.3 11.5 ▲ 52.2 ▲ 28.1 ▲ 27.6 ▲ 81.7
12 おかもと
(12代目天鳳位)
▲ 12.2 ▲ 6.8 ▲ 13.9 ▲ 29.6 ▲ 35.4 ▲ 29.0 ▲ 26.1 35.6 ▲ 117.4

インターネット麻雀「天鳳」の頂点に立つプレイヤー「天鳳位」と日本プロ麻雀連盟のプロ雀士が激突! 注目の3rd seasonは「WRC」ルールが採用される。
●出場選手
ASAPINさん(初代・11代目天鳳位)
独歩さん(3代目天鳳位)
すずめクレイジーさん(4代目天鳳位)
かにマジンさん(8代目天鳳位)
就活生@川村軍団さん(9代目天鳳位)
おかもとさん(12代目天鳳位)
前原雄大(第12、25、33期鳳凰位)
勝又健志(第32期鳳凰位)
前田直哉(第31期鳳凰位)
藤崎智(第30期鳳凰位)
瀬戸熊直樹(第26、27、29期鳳凰位)
佐々木寿人(第7期麻雀グランプリMAX優勝)
●大会システム
○予選
各自半荘8回戦ずつ。計半荘24回戦。

予選終了時下位4名が敗退。
○プレーオフ
ポイント持ち越しのまま各自半荘2回戦ずつ。計半荘4回戦。

プレーオフ終了時上位4名が決勝進出。
○決勝戦
予選ポイントをリセットして半荘4回戦。

●対局ルール
・順位点
1位 +15P/2位 +5P/3位 ▲5P/4位 ▲15P
3万点持ちの3万点返し。
・一発・裏ドラあり、赤ドラなし。
・箱割れ終了なし。
・途中流局は一切なし。
・大明槓の責任払いなし。
・連風牌の雀頭は2符。
・30符6ハンは切り上げ満貫とする。

・その他すべて「WRC」ルールに基づく。

天鳳位vs.連盟プロ対抗戦 3rd season 予選最終節レポート:ケネス徳田

~条件戦特有「手負いの虎」とは?~

 

競技麻雀特有のリーグ戦形式ではポイントの積み重ねが重要となる。もちろん着順の競い合いもあるが、巷の麻雀や天鳳ルールと異なり「トップ目からさらに素点を稼ぐ」「ラスでもさらに大怪我は避け、小さなラスは素直に受け入れる」こういった考え方が求められるもの。
しかしそれもリーグ戦の序盤・中盤ならではのもので、終盤戦ともなると昇級・降級あるいは勝ち上がり・敗退などのいわゆる「条件戦」の要素が入ると、また違った値観からのアプローチが生じる。
オールオアナッシング…すべてか無か。勝ち上がらなければ小負けも大負けも同じ。
つまりこの予選最終節はそういった下位陣の強烈なプレッシャーが上位陣や特に中位陣に対して襲い掛かる戦いでもある。
手負いの虎に捕まるのは果たして誰か…。

 

予選トータルトップの独歩さんが起家。1500、500オールと確実に連荘を重ねた2本場、10巡目に先制リーチ。

三万四万五万四索四索五索六索七索六筒六筒七筒七筒八筒  ドラ四索

高目18000。普通ならだれも反撃できず一人旅の展開だが、12巡目におかもとさんが追っかける。

 

100

 

西が役牌なので普通なら行かないリーチも、やはり予選最終節という理由で前に押し出されてしまう。結果は平穏に流局だったが…。

 

100

 

トータル11位の藤崎プロも苦しい立場。しかしそれでも自分のスタイルはそれほど曲げることはしない。東3局2本場8巡目で

 

100

 

ツモ四索でテンパイ。点数が欲しい人は八筒を打ってリーチをするだろうが、藤崎プロはここは一旦ヤミテンに構える。そして次巡、ツモ五索七筒でリーチを打った。

三万四万五万二索三索四索五索六索七索八索五筒六筒七筒

すると一発で八索ツモアガリ。大逆転のきっかけとなるアガリとなったか?

しかし、そういった手負いの虎を全く無視するのが佐々木プロ。オーラス、ラス親で

 

100

 

この4000オールで一挙逆転。
佐々木「そんな怪我した虎なんて怖くもなんともないよ」

 

100

 

トンビに油揚げをかっさわれた格好の藤崎プロだが、23回戦では再び意地を見せる。流局してむかえた南1局4本場の親番で先制リーチ。

 

100

 

八筒六筒の切り出しでのペン七筒一気通貫。全員が1枚ずつ持っていて、出るのも時間だったがなんと4枚目を一発ツモ!
ここからなんと9本場、75000オーバーまで叩きだしての大トップ。▲31.2の暫定9位で最終戦で上から1人落ちてくればプレーオフ進出となるところまできた。

 

100

 

逆にこの藤崎のあおりを受けたのが瀬戸熊プロ。終わってみればハコ下、トータルも10位まで落とされてしまい、プレーオフ進出は絶望的。まさに手負いの虎にやられた格好となった。

 

100

 

予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 合計
1 独歩

(3代目天鳳位)

44.1 42.2 32.4 4.7 ▲ 13.7 2.8 ▲ 10.3 ▲ 10.8 91.4
2 勝又健志 ▲ 4.0 26.6 15.2 23.5 25.2 ▲ 36.0 ▲ 8.6 7.8 49.7
3 前田直哉 ▲ 26.9 19.6 ▲ 7.1 34.4 11.9 ▲ 23.1 14.2 22.4 45.4
4 佐々木寿人 ▲ 8.5 11.1 ▲ 16.4 33.9 ▲ 26.3 32.9 29.0 ▲ 19.7 36.0
5 かにマジン

(8代目天鳳位)

▲ 28.2 ▲ 14.0 18.6 32.0 29.2 ▲ 13.3 ▲ 5.8 12.4 30.9
6 ASAPIN

(初代・11代目天鳳位)

▲ 18.9 12.9 ▲ 7.2 41.9 ▲ 7.9 ▲ 38.9 27.6 0.2 9.7
7 前原雄大 ▲ 16.5 0.4 7.8 13.2 ▲ 30.5 17.3 ▲ 0.9 ▲ 2.6 ▲ 11.8
8 就活生@川村軍団

(9代目天鳳位)

41.0 ▲ 46.5 ▲ 25.9 7.5 ▲ 26.9 47.9 13.8 ▲ 25.0 ▲ 14.1
9 藤崎智 3.7 ▲ 20.4 6.7 ▲ 42.8 ▲ 26.8 27.7 ▲ 42.6 63.3 ▲ 31.2
10 瀬戸熊直樹 ▲ 30.5 42.4 ▲ 34.7 ▲ 18.4 6.7 ▲ 7.7 39.3 ▲ 56.0 ▲ 58.9
11 すずめクレイジー

(4代目天鳳位)

8.1 38.5 ▲ 35.2 3.3 11.5 ▲ 52.2 ▲ 28.1 ▲ 27.6 ▲ 81.7
12 おかもと

(12代目天鳳位)

▲ 12.2 ▲ 6.8 ▲ 13.9 ▲ 29.6 ▲ 35.4 ▲ 29.0 ▲ 26.1 35.6 ▲ 117.4

プレーオフでは8→4名の戦い。そこまで全員のポイント差は無いだけに、波乱含みの結果が待っているかもしれない。

 

【スケジュール】
プレーオフ :11月23日(祝木)

特集企画/天鳳位vs.連盟プロ対抗戦 3rd season 予選最終節レポート:ケネス徳田

~条件戦特有「手負いの虎」とは?~
 
競技麻雀特有のリーグ戦形式ではポイントの積み重ねが重要となる。もちろん着順の競い合いもあるが、巷の麻雀や天鳳ルールと異なり「トップ目からさらに素点を稼ぐ」「ラスでもさらに大怪我は避け、小さなラスは素直に受け入れる」こういった考え方が求められるもの。
しかしそれもリーグ戦の序盤・中盤ならではのもので、終盤戦ともなると昇級・降級あるいは勝ち上がり・敗退などのいわゆる「条件戦」の要素が入ると、また違った値観からのアプローチが生じる。
オールオアナッシング…すべてか無か。勝ち上がらなければ小負けも大負けも同じ。
つまりこの予選最終節はそういった下位陣の強烈なプレッシャーが上位陣や特に中位陣に対して襲い掛かる戦いでもある。
手負いの虎に捕まるのは果たして誰か…。
 
予選トータルトップの独歩さんが起家。1500、500オールと確実に連荘を重ねた2本場、10巡目に先制リーチ。
三万四万五万四索四索五索六索七索六筒六筒七筒七筒八筒  ドラ四索
高目18000。普通ならだれも反撃できず一人旅の展開だが、12巡目におかもとさんが追っかける。
 
100
 
西が役牌なので普通なら行かないリーチも、やはり予選最終節という理由で前に押し出されてしまう。結果は平穏に流局だったが…。
 
100
 
トータル11位の藤崎プロも苦しい立場。しかしそれでも自分のスタイルはそれほど曲げることはしない。東3局2本場8巡目で
 
100
 
ツモ四索でテンパイ。点数が欲しい人は八筒を打ってリーチをするだろうが、藤崎プロはここは一旦ヤミテンに構える。そして次巡、ツモ五索七筒でリーチを打った。
三万四万五万二索三索四索五索六索七索八索五筒六筒七筒
すると一発で八索ツモアガリ。大逆転のきっかけとなるアガリとなったか?
しかし、そういった手負いの虎を全く無視するのが佐々木プロ。オーラス、ラス親で
 
100
 
この4000オールで一挙逆転。
佐々木「そんな怪我した虎なんて怖くもなんともないよ」
 
100
 
トンビに油揚げをかっさわれた格好の藤崎プロだが、23回戦では再び意地を見せる。流局してむかえた南1局4本場の親番で先制リーチ。
 
100
 
八筒六筒の切り出しでのペン七筒一気通貫。全員が1枚ずつ持っていて、出るのも時間だったがなんと4枚目を一発ツモ!
ここからなんと9本場、75000オーバーまで叩きだしての大トップ。▲31.2の暫定9位で最終戦で上から1人落ちてくればプレーオフ進出となるところまできた。
 
100
 
逆にこの藤崎のあおりを受けたのが瀬戸熊プロ。終わってみればハコ下、トータルも10位まで落とされてしまい、プレーオフ進出は絶望的。まさに手負いの虎にやられた格好となった。
 
100
 
予選成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 5回戦 6回戦 7回戦 8回戦 合計
1 独歩
(3代目天鳳位)
44.1 42.2 32.4 4.7 ▲ 13.7 2.8 ▲ 10.3 ▲ 10.8 91.4
2 勝又健志 ▲ 4.0 26.6 15.2 23.5 25.2 ▲ 36.0 ▲ 8.6 7.8 49.7
3 前田直哉 ▲ 26.9 19.6 ▲ 7.1 34.4 11.9 ▲ 23.1 14.2 22.4 45.4
4 佐々木寿人 ▲ 8.5 11.1 ▲ 16.4 33.9 ▲ 26.3 32.9 29.0 ▲ 19.7 36.0
5 かにマジン
(8代目天鳳位)
▲ 28.2 ▲ 14.0 18.6 32.0 29.2 ▲ 13.3 ▲ 5.8 12.4 30.9
6 ASAPIN
(初代・11代目天鳳位)
▲ 18.9 12.9 ▲ 7.2 41.9 ▲ 7.9 ▲ 38.9 27.6 0.2 9.7
7 前原雄大 ▲ 16.5 0.4 7.8 13.2 ▲ 30.5 17.3 ▲ 0.9 ▲ 2.6 ▲ 11.8
8 就活生@川村軍団
(9代目天鳳位)
41.0 ▲ 46.5 ▲ 25.9 7.5 ▲ 26.9 47.9 13.8 ▲ 25.0 ▲ 14.1
9 藤崎智 3.7 ▲ 20.4 6.7 ▲ 42.8 ▲ 26.8 27.7 ▲ 42.6 63.3 ▲ 31.2
10 瀬戸熊直樹 ▲ 30.5 42.4 ▲ 34.7 ▲ 18.4 6.7 ▲ 7.7 39.3 ▲ 56.0 ▲ 58.9
11 すずめクレイジー
(4代目天鳳位)
8.1 38.5 ▲ 35.2 3.3 11.5 ▲ 52.2 ▲ 28.1 ▲ 27.6 ▲ 81.7
12 おかもと
(12代目天鳳位)
▲ 12.2 ▲ 6.8 ▲ 13.9 ▲ 29.6 ▲ 35.4 ▲ 29.0 ▲ 26.1 35.6 ▲ 117.4

プレーオフでは8→4名の戦い。そこまで全員のポイント差は無いだけに、波乱含みの結果が待っているかもしれない。
 
【スケジュール】
プレーオフ :11月23日(祝木)

第171回:第15回女流モンド優勝特別インタビュー 池沢 麻奈美  インタビュアー:高橋 侑希

8月の終わり
「第15回女流モンド杯で池沢プロが優勝されました。その優勝を記念してインタビューを行いたいのですが、お願いできますか?」とメールが届いた。
この時はまだ女流モンド杯は予選が放送されている最中で、まだ結果を知らなかった。
しかし私に驚きはなく、納得、そして喜びの感情だけがあった。

この度インタビュアーを務めさせていただきますのは、池沢麻奈美プロと同じ中部本部所属で同期。29期生の高橋侑希です。
拙い文章ではありますが、彼女の魅力を少しでも多く伝えられればと思います。お付き合い頂きますようよろしくお願いいたします。

9月、名古屋市某所

池沢「お疲れ様―!かんぱーい!」

高橋「まなみちゃん女流モンド杯優勝おめでとー!!」

池沢「あ、そっか!その乾杯だった(笑)ありがとー!」

めずらしくワインなんて飲んじゃって、おしゃれな女子会雰囲気でインタビューは開始。
店員さんも今から麻雀談義が始まるなど思ってもいなかっただろう。

 

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高橋「さてと!麻雀内容について聞きたいことは色々あるんだけど、まずは他のことからにしようか。対局中のまなみちゃんしか知らない人もいるだろうしね。」

池沢「オッケー!」

高橋「今回の決勝戦とか長時間の対局でもまなみちゃんは集中力を切らさないから、とても体力があるなと思うんだけど、スポーツは得意?何かやっていたことはある?」

池沢「体力といえば、小学4年生の時1000メートルの持久走大会で学校内女子1位だったことがあるよ!」

高橋「部活とかは?」

池沢「中学校の時にバレーボール部に所属していて、キャプテンしてました!」

高橋「勝負強さはその頃からあった?」

池沢「部長だったから、エースって言う存在も大事だけど、ここぞと言うときのプレッシャーというところに強くなった気がするよ。プレッシャーには本当は弱いんだけどね。中学3年のときの最後の夏の大会の時に、3セットあって2セット先取の大会で、2セット目で私の学校が1点取ったら勝ちの状態で、私がサーブミスしてセットを落としたの。3セット目前にプレッシャーで号泣しちゃって。そのときコーチの言葉に救われたんだ。キャプテンだから押しつぶされちゃダメだ!って思って、そういうのがいい経験になったかもしれない。その大会は無事優勝!ちなみにその大会では選手宣誓もしたよ!!」

私も昔剣道をやっていた。そのときのことを思い出す。
学生時代の経験は色々な事に生きてくるなと感じる。

高橋「高校時代は?」

池沢「高校は中学で完全燃焼しちゃって、ひたすらアルバイト。そして高校卒業してすぐに麻雀荘に面接へ行って、そこで麻雀を知ったんだ。だから麻雀を覚えたのは18歳の時。」

実は私はその頃お客としてそのお店に通っていて、新しい女の子がスタッフとして入ったことに興奮していたのを覚えている。なんと中部本部の先輩、佐藤あいりプロも少しだけ一緒に勤務したという。そしてその後石田亜沙己プロとも出会うのだけれど、そのときはもちろん皆アマチュア。縁というものはおもしろいものだ。

高橋「最初は麻雀を知らなかったんだよね?麻雀をやってみてどうだった?」

池沢「初めは仕事をやる上での必要なスキルだと思っていたかな。けど、負けず嫌いだからこっそりと練習して。戦術本を読んでみたり、強いって言われるお客さんの後ろ見をしてみたり、勝てるようになりたいなとは思ってがんばったよ。」

高橋「誰かに教わったわけではない?」

池沢「今まで教わったことはないよ。全部自己流なんだよねー。だからこそ、モンドや夕刊フジ杯での解説の方の言葉は、新鮮だし私にとってとても勉強になってる!」

高橋「じゃあいよいよ今回の決勝戦の内容について!聞きたい話はいっぱいあるんだけど、何個か気になった局を挙げていくね。」

池沢「よしっ!」

1回戦目 東1局 東家 12巡目

四万五万八万八万五索七索七索八索九索五筒六筒七筒八筒  ツモ三万  ドラ五索

1巡前に水瀬プロより先制リーチを受けこの形でテンパイ。
池沢は迷うことなく八筒切リーチをした。

高橋「親番っていうのはあるけど、この形で追っかけるのって勇気がいるよね。こわくなかった?」

池沢「決勝戦は気持ちで負けちゃいけないと思っているから、開局、親番でオリる選択肢はほぼない。相手の打点はわからないけど、最初に弱気になっちゃうと、その半荘ずっと弱気になっちゃうから。どんな結果であれ最初なら修復もきくし、中途半端になるくらいならリーチをして打ち取りたい。放銃してもいいの。これは意思表示のリーチ。」

たった2戦しかない決勝戦。放銃に回ればかなり痛いはず。
タイトルをとる人間はやはり気持ちの強さが違うのかと改めて思い知らされる。

高橋「この局は?ツモり四暗刻の局。これは飛ばす?」

池沢「ツモスーの局?これは入れてほしい!!」

1回戦目 東4局 南家 8巡目

二万二万一索一索一索三索三索三索二筒二筒東東東  ドラ発

ツモることは叶わなかったが、池沢はこの局はとても重要な局だったと語った。

池沢「ここでは水瀬さんから直撃できたことが大きかった!水瀬さんの勢いを止めるこができたし、ツモりたいのは山々だったけど、自分の点棒が増えることよりも皆の点棒をフラットにできたことが大切で、1人を走らせておくと周りには条件ができて、条件が生まれるとそのために普段の麻雀と違うことをするようになっちゃう。そうすれば麻雀自体が歪んで、トップはもっと自由になる。フラットな状態なら皆で止めることができるし、自然な場になり、トップに自由にさせない。そういう意味で点数状況が平たくなったのは大きかったし、重要な局だった。」

トップを追う立場で自分が加点することに満足してしまうことも多いだろう。
また一対一に持ち込んでしまおうと考える人もいそうだ。しかしそうなればやはり追う立場のほうが苦しいのである。
彼女はたくさんの経験の中、自分で戦い方を見出しトッププロたちとも戦っている。
いつの間に彼女はこんなに先に進んでいたのだろうと驚き、ともに怖いとも思った。

2回戦 東1局 北家 3巡目

三万四万七万七万八万八万一筒一筒二筒三筒四筒六筒八筒  ツモ五索  ドラ五索

タンヤオを見つつ一気通貫やイーペーコーの可能性は残す打一筒、最終形の強さを見ての打八筒などの選択肢もある中、池沢が選んだ打牌は七万だった。

池沢「この巡目でドラは切らなくて、最終形を想定したときに私の中でマンズ2面子・ピンズ1+雀頭・ソウズ1面子のイメージがあって。そうなるとマンズは3面子いらないのだから二度受け部分はほぐしたい。それに一筒を外して七万七万八万八万の並びシャンポンのテンパイは取りたくないしね。私は結構早めにいらない牌を決めてるんだ。」

高橋「そうなると八筒とかからでもいいのでは?」

池沢「六筒八筒は重なったときに雀頭の一筒と振り替えてタンヤオを狙えるから、先に七万を選んだの。最終形はシンプルに。あと両面ターツを外しておくことで後にそこが残れば待ちとして強くなるし。」

改めて考えてみれば確かに柔軟で、彼女らしい選択だと思った。
結果池沢は3、4巡目に七万八万を落とし、

三万四万五万七万八万五索五索一筒二筒三筒四筒五筒六筒

この形で7巡目リーチ。
誰が九万を止められるだろうか。1回戦目を2着で終えた水瀬プロより8,000点の出アガリとなり池沢がさらにポイントを突き放す結果となった。

他にももっと取り上げたいと思うくらいこの決勝戦は彼女の魅力が溢れるものだった。
今回はその中でも意思が強く出ていた局を挙げたつもりだが、本当はもっと語りたいくらいだ。ぜひ皆さんにも対局を観ていただきたい!

高橋「女流モンド杯は一度予選敗退して、それを含めて3年目だけど、今年はなにか心境の変化はあった?」

池沢「チャレンジマッチで復活した2年目は落ちたくないという気持ちでいっぱいだったけど、今年はそれじゃダメだと思って攻める麻雀を心がけたよ。決勝は失うものも何もないし、気持ちが強い人が勝つと思ったから、最終的にはメンタル勝負!モンドに出ている人は技術が備わっているのは当たり前だから、あとは気持ちの違いだって。メンタルだけは負けないようにと思ってた。今期は予選もずっと水瀬さんに勢いがあって常に中心になっていて、すごく強かったんだよね!負けたくなかった。」

高橋「そういえば清水香織プロが解説でお祓いのことに触れていたけど、効果あったの?(笑)」

池沢「お祓いね!(笑)効果は絶大だったよー!!お祓いについては色々と意見はあるかもしれないんだけど、私にとっては本当に効果が絶大で。モンドはもちろんだけど、他の対局にも効果が出ているなぁと思ったところはあったよーやっぱり麻雀の神様っているんだね!」

麻雀内容から話が変わると真面目な表情から一転。普段の無邪気な彼女に戻る。

 
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(話している最中も食べる手は止めない池沢プロ(笑))

高橋「じゃあ最後にプライベートのこと聞こうかな。」

池沢「ドキッ!(笑)」

高橋「そうだなー。インドア派?アウトドア派?」

池沢「インドア派!お日様苦手―…。雨戸を閉めて寝てて台風の状況に気付かなかったとかもよくある話だし。」

高橋「インドアって言っても何してるの?」

池沢「ゲームしたり、ゲーム実況見たり、テレビ見たり…インドアだね(笑)あ!でも最近、ゴルフ始めたんだ!早くコースデビューしてみたい!インドア派だけど、今も身体を動かすのが嫌いなわけじゃないからね!」

冗談っぽく笑いながらではあったが、プライベートの話をインタビューされるのは恥ずかしいらしく少し照れたように話してくれた。

池沢麻奈美プロが野口恭一郎賞を受賞して2年が経った。
彼女はタイトルホルダーとなってからたくさんのプレッシャーと闘ってきた。普段の明るさからは想像もつかないが、たまに出る弱音はきっと彼女の本音だ。
だが彼女は「麻雀プロとして結果で勝負をしたい」といつも口にしている。彼女の気持ちの強さこそが結果に表れているのだろう。
彼女をプロとして友として近くで見てきた。追いつきたい、追い越したい…そう思う度、彼女はまた一歩先に進んでしまう。

今はそれでいい。壁は大きいほうが良い。
彼女の強さを見てきたからこそ、彼女の素晴らしさを感じ、いつか越えたいと思う。

でも今は友として…
「まなみちゃん、優勝おめでとう!」
心からそう言いたい。

 
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