第三回震災復興麻雀大会 成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計
優勝 及川浩光 19.1 23.8 24.2 48.9 116
準優勝 門田吉郎アマ初段 5.6 42.7 14.1 34.5 96.9
3位 平田孝章プロ六段 65.4 -28.8 -17.1 51.5 71.0
4位 佐藤健矢 22.0 34.1 -5.6 14.2 64.7
5位 野家龍治 25.2 1.9 32.1 -10.8 48.4
6位 星孝典 34.2 24.5 -37.4 22.6 43.9
7位 清水香織プロ五段 -39.9 12.7 24.7 38.0 35.5
8位 及川大輝 -7.1 31.2 33.3 -26.5 30.9
9位 大里奈美プロ二段 -1.6 15.1 -1.7 15.9 27.7
10位 小野正孝 -26.4 79.2 -1.8 -25.9 25.1
11位 小野寺正文 36.3 -37.7 -9.1 34.8 24.3
12位 小島武夫プロ九段 7.9 38.8 -36.9 12.3 22.1
13位 山田直志 25.6 -30.6 12.2 12.4 19.6
14位 小野寺豊 -10.8 32.8 -33.5 27.3 15.8
15位 粕谷勇吉プロ三段 7.8 31.0 1.0 -25.3 14.5
16位 佐藤大介プロ三段 11.2 -29.5 4.5 21.0 7.2
17位 首藤弘二 -6.6 6.1 14.8 -8.7 5.6
18位 千葉清孝 12.6 -29.9 26.7 -8.4 1.0
19位 高橋通 -22.1 -17.1 9.0 30.7 0.5
20位 皆川直毅プロ三段 -6.5 -36.8 9.2 34.3 0.2
21位 佐々木志朗 -34.9 52.8 30.1 -50.9 -2.9
22位 佐藤成幸 32.5 11.6 -5.7 -42.7 -4.3
23位 越前琢磨アマ二段 29.4 10.8 -3.2 -45.6 -8.6
24位 渡邊秀之 -10.9 3.5 23.5 -26.4 -10.3
25位 相楽清明 -3.9 -26.8 -34.3 54.4 -10.6
26位 内ヶ崎敬 11.4 -3.6 21.2 -42.0 -13.0
27位 高橋将也 -10.3 25.2 -16.2 -12.4 -13.7
28位 吉田勝弥プロ三段 -29.4 -7.8 -18.8 42.3 -13.7
29位 田村茂利 -18.3 -9.4 5.0 6.3 -16.4
30位 佐々木敏昭 -5.8 -17.1 17.1 -15.4 -21.2
31位 森山茂和プロ九段 -20.5 10.6 10.5 -27.6 -27.0
32位 高宮まりプロ二段 -4.0 -8.0 -24.5 2.0 -34.5
33位 小野寺勝也 -39.4 -10.0 4.3 7.0 -38.1
34位 猪又研一 28.7 -36.9 -32.7 -7.4 -48.3
35位 津島弘光 -51.9 16.1 -5.3 -8.4 -49.5
36位 佐藤春樹 -26.5 -51.4 32.2 -5 -50.7
37位 高橋貞孝 -18 6.1 -29.1 -12.3 -53.3
38位 村上正勝 1.7 -5.4 -56.0 -18.9 -78.6
39位 只野裕次 5.4 -23.8 -37.6 -30.6 -86.6
40位 高橋裕幸 -29 -3.5 -45.3 -13.8 -91.6

東北プロリーグ 成績表/第三回震災復興麻雀大会 成績

順位 名前 1回戦 2回戦 3回戦 4回戦 合計
優勝 及川浩光 19.1 23.8 24.2 48.9 116
準優勝 門田吉郎アマ初段 5.6 42.7 14.1 34.5 96.9
3位 平田孝章プロ六段 65.4 -28.8 -17.1 51.5 71.0
4位 佐藤健矢 22.0 34.1 -5.6 14.2 64.7
5位 野家龍治 25.2 1.9 32.1 -10.8 48.4
6位 星孝典 34.2 24.5 -37.4 22.6 43.9
7位 清水香織プロ五段 -39.9 12.7 24.7 38.0 35.5
8位 及川大輝 -7.1 31.2 33.3 -26.5 30.9
9位 大里奈美プロ二段 -1.6 15.1 -1.7 15.9 27.7
10位 小野正孝 -26.4 79.2 -1.8 -25.9 25.1
11位 小野寺正文 36.3 -37.7 -9.1 34.8 24.3
12位 小島武夫プロ九段 7.9 38.8 -36.9 12.3 22.1
13位 山田直志 25.6 -30.6 12.2 12.4 19.6
14位 小野寺豊 -10.8 32.8 -33.5 27.3 15.8
15位 粕谷勇吉プロ三段 7.8 31.0 1.0 -25.3 14.5
16位 佐藤大介プロ三段 11.2 -29.5 4.5 21.0 7.2
17位 首藤弘二 -6.6 6.1 14.8 -8.7 5.6
18位 千葉清孝 12.6 -29.9 26.7 -8.4 1.0
19位 高橋通 -22.1 -17.1 9.0 30.7 0.5
20位 皆川直毅プロ三段 -6.5 -36.8 9.2 34.3 0.2
21位 佐々木志朗 -34.9 52.8 30.1 -50.9 -2.9
22位 佐藤成幸 32.5 11.6 -5.7 -42.7 -4.3
23位 越前琢磨アマ二段 29.4 10.8 -3.2 -45.6 -8.6
24位 渡邊秀之 -10.9 3.5 23.5 -26.4 -10.3
25位 相楽清明 -3.9 -26.8 -34.3 54.4 -10.6
26位 内ヶ崎敬 11.4 -3.6 21.2 -42.0 -13.0
27位 高橋将也 -10.3 25.2 -16.2 -12.4 -13.7
28位 吉田勝弥プロ三段 -29.4 -7.8 -18.8 42.3 -13.7
29位 田村茂利 -18.3 -9.4 5.0 6.3 -16.4
30位 佐々木敏昭 -5.8 -17.1 17.1 -15.4 -21.2
31位 森山茂和プロ九段 -20.5 10.6 10.5 -27.6 -27.0
32位 高宮まりプロ二段 -4.0 -8.0 -24.5 2.0 -34.5
33位 小野寺勝也 -39.4 -10.0 4.3 7.0 -38.1
34位 猪又研一 28.7 -36.9 -32.7 -7.4 -48.3
35位 津島弘光 -51.9 16.1 -5.3 -8.4 -49.5
36位 佐藤春樹 -26.5 -51.4 32.2 -5 -50.7
37位 高橋貞孝 -18 6.1 -29.1 -12.3 -53.3
38位 村上正勝 1.7 -5.4 -56.0 -18.9 -78.6
39位 只野裕次 5.4 -23.8 -37.6 -30.6 -86.6
40位 高橋裕幸 -29 -3.5 -45.3 -13.8 -91.6

第1回リーチ麻雀世界選手権レポート ケネス徳田

故・阿佐田哲也氏は、一介の雀ボーイの男を、毎日銀座に連れて行っては一流のテーラーで服を作らせ、一流のレストランで料理を食べさせ、一流の作家・著名人と交流を持たせるなど、とにかく一流の雰囲気を身につけさせることから始めた。その英才教育を受けた雀ボーイこそ…後の「ミスター麻雀」小島武夫であった。

 

10年以上も前から、「世界麻雀選手権」という名を冠した麻雀大会は幾つか開催されました。だけどそのルールは「国際公式ルール」という中国麻雀をベースとしたものです。リーチやドラは無くフリテンも王牌も無し。81個もの役があり、鳴いて役を作ることが基本となるなど、日本の麻雀とは大きく異っています。

しかしここ数年、世界各国に日本式麻雀、通称「リーチ麻雀」が段々と浸透し始めてきています。
「リーチ麻雀ノ方ガ面白イネ」という人々が多かったのでしょうか。国際公式ルールの大会に替って、次第にリーチ麻雀の大会が各国で行われるようになり、そしてついに「第1回リーチ麻雀世界選手権」が開催されることになりました。

23ヶ国120名もの選手がフランス・パリに一堂に会す、まさに世界選手権の名にふさわしい大規模な大会です。

そして日本プロ麻雀連盟からは…40名という大人数で世界選手権に乗り込んだのです。

 

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森山茂和

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小島武夫

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荒正義

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伊藤優孝

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前原雄大

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沢崎誠

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瀬戸熊直樹

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藤崎智

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藤原隆弘

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滝沢和典

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佐々木寿人

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ともたけ雅晴

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吉田幸雄

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山井弘

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黒木真生

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猿川真寿

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山田浩之

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杉浦勘介

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中村毅

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井出康平

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古橋崇志

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西島一彦

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伊賀則夫

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三戸亮祐

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西川淳

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ケネス・徳田

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二階堂亜樹

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二階堂瑠美

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和泉由希子

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宮内こずえ

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手塚紗掬

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ガース

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ジェン

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ジェマ

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高宮まり

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魚谷侑未

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蒼井ゆりか

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王政芳

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小笠原奈央

 

花の都・芸術の街と形容されるだけあり、パリの街並みは非常に美しいものです。驚くべきことに新築の建物はほどんどなく、大半が築100年以上。特にエッフェル塔は築120年、凱旋門は築180年、そしてノートルダム大聖堂にいたって築650年以上! 非常に長い歴史を持つ、そしてその古さを感じさせない美しさを併せ持った街、それがパリなのです。

 

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パリに来た以上、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿といった、世界的名所を外すわけにはいきません。ミロのヴィーナスやモナリザ、フランス革命の跡など、芸術と歴史を学ぶ良い機会を選手団は与えられました。

 

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こんな芸術の街で打つ麻雀。しかも相手は世界の人々という、当然ながら未知の経験です。

 

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大会は一発裏ドラあり。30,000点持ち30,000点返し。順位点5,000点・15,000点。つまりプロ連盟Bルールとほとんど同じです。

そしてシステムは半荘8回打って上位32名がトーナメントに進出。半荘2回の各卓2名勝ち上がりを32→16→8→4になるまで行い、最後の4名により半荘2回で優勝を争います。まずは120名中32名に入ることが第一目標です。大会は1日4半荘行われるので、予選8半荘は丸々2日かかります。

 

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大会序盤は、あまり各国の選手とコミニュケーションが取れなかった日本選手団でしたが、後のほうになるにつれ「言葉はわからなくても、ジェスチャーと感情で意思疎通はできる」ことがわかってきたのでしょう。段々会場の各所で聞いたことのある声で「four thousand all(4,000オール)」や「two and fifty. three thousand two hundred(2ハン50符。3,200点)」という点数申告が行われていました。

また、半荘終了後はお互いの健闘を称え、選手同士で握手。これも世界では当然の文化なのでしょう。そういえばサッカーでもユニフォームの交換が必ずありますから、それと同じような意味合いなのかもしれません。

2日間にも渡る予選8半荘の結果、上位32名は次の通り。

 

順位 名前 成績
1 Bartosz Zuk ポーランド 252.9
2 前原雄大 日本 221
3 張敏賢 日本(最高位戦) 191.9
4 山井弘 日本 179.9
5 宮内こずえ 日本 136.9
6 西島一彦 日本 128.8
7 佐々木寿人 日本 128
8 Aidan Robison イギリス 124.6
9 西川淳 日本 123.8
10 Jesper Nohr デンマーク 119.6
11 黒木真生 日本 109.9
12 山田浩之 日本 106.6
13 Allon Scheyer アメリカ 105.6
14 魚谷侑未 日本 104.7
15 桐山のりゆき 日本(プロ協会) 103.5
16 二階堂瑠美 日本 102.2
17 吉田幸雄 日本 96.7
18 Zachary Francks アメリカ 87.6
19 荒正義 日本 77.3
20 ともたけ雅晴 日本 76.8
21 Michael Zahradnik ドイツ 75.2
22 高宮まり 日本 74.1
23 Wenlong Li 中国 71.5
24 二階堂亜樹 日本 68.4
25 藤原隆弘 日本 66.3
26 Anne Mari Raittila フィンランド 62.3
27 Henrik Leth ドイツ 61
28 Axel Eschenburg ドイツ 58.4
29 大崎初音 日本(プロ協会) 57.1
30 Morten Andersen デンマーク 55.7
31 伊賀則夫 日本 55.4
32 John Duckworth イギリス 54.4

 

日本からは20名(プロ連盟は17名)がトーナメント進出になりました。

さて、トーナメントに入ると、ようやくニコ生連盟チャンネルで丸々対局が放送されます。予選道中は配信スタッフも大会に出場しなければいけなかったため、大会の休憩時間を使ってしか放送を行いませんでした。

 

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だけど幸か不幸か、配信スタッフ隊は全員予選敗退となったため3日目からは配信作業に没頭できるようになり、ベスト32は佐々木寿人プロの卓を撮影しました。

 

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佐々木プロvsデンマーク・フィンランド・中国の三ヵ国連合。佐々木プロにとっては当然ながら初めての経験です。しかし麻雀という土俵の上では、やはり佐々木プロに1日の長がありました。1回戦こそ3着でしたが、2回戦では本領発揮で56,000点の大トップ。堂々ベスト16に進出しました。ベスト32の結果は次の通りです。

 

名前
Bartosz Zuk ポーランド
二階堂瑠美 日本
吉田幸雄 日本
John Duckworth イギリス
前原雄大 日本
桐山のりゆき 日本(プロ協会)
Zachary Francks アメリカ
伊賀則夫 日本
張敏賢 日本(最高位戦)
魚谷侑未 日本
荒正義 日本
Morten Andersen デンマーク
山井弘 日本
Allon Scheyer アメリカ
ともたけ雅晴 日本
大崎初音 日本(プロ協会)
宮内こずえ 日本
山田浩之 日本
Michael Zahradnik ドイツ
Axel Eschenburg ドイツ
西島一彦 日本
黒木真生 日本
高宮まり 日本
Henrik Leth ドイツ
佐々木寿人 日本
Jesper Nohr デンマーク
Wenlong Li 中国
Anne Mari Raittila フィンランド
Aidan Robison イギリス
西川淳 日本
二階堂亜樹 日本
藤原隆弘 日本

 

1卓の二階堂瑠美プロと吉田幸雄プロが揃って敗退という番狂わせが起こります。このBartosz Zuk(ポーランド)選手は予選1位通過。やはり世界にも強豪がいたのでした。

 

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「右下がBartosz Zuk選手」

 

話は変わって、本来ヨーロッパの気候は乾燥していて涼しく、パリも普段は曇り空で過ごしやすい環境なのです。

ですがこの大会の間、異常気象とも言えるくらいのカンカン照りが続いていました。

 

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しかも元々涼しい環境ですから、会場となる建物に冷房はおろかカーテンもありませんでした。そのため強い日差しに対しては卓自体を動かして凌いでいたのです。

さて ベスト16というと3日目の後半戦。慣れぬ地域と予想外の暑さ、ベストコンディションとはいえない中、体力のある若手は…なんとここで全滅しました。当然3人残っていた女流プロたちもここで全員敗退です。意外にも各卓のベテラン勢の方がベスト8に勝ち残ったのです。

 

名前
Bartosz Zuk ポーランド
魚谷侑未 日本
山井弘 日本
西川淳 日本
John Duckworth イギリス
荒正義 日本
山田浩之 日本
黒木真生 日本
伊賀則夫 日本
ともたけ雅晴 日本
宮内こずえ 日本
Wenlong Li 中国
桐山のりゆき 日本(プロ協会)
西島一彦 日本
佐々木寿人 日本
二階堂亜樹 日本

 

ベスト8、つまり準決勝です。各卓上位2名が決勝戦に進出します。

【1卓】伊賀則夫vs桐山のりゆき(プロ協会)vs西島一彦vsJohn Duckworth(イギリス)

 

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【2卓】荒正義vsともたけ雅晴vs西川淳vs山井弘

 

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1卓は伊賀則夫プロと西島一彦プロが同卓。どちらも70歳近い高齢ですが、海外慣れしているためかベストに近いコンディションを維持してここまでたどり着きました。

1回戦、プロ協会の桐山のりゆきプロが49,300点の大トップ。30,300点で耐えた伊賀プロが2着、一方西島プロは14,300点の4着でした。しかし2回戦目で西島プロが52,500点と初戦のラスを挽回するトップ。マスターズチャンプの意地を見せ見事決勝進出しました。

 

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1卓決勝進出:桐山のりゆき(プロ協会)、西島一彦

2卓は荒正義プロが35,200点のトップ。ただそれほど点差が無いため、勝負は2回戦に引き継がれます。初戦トップで安泰と思われた荒プロ、終わってみればまさかのハコ下5,000点のラス! ともたけ雅晴プロも1回戦のラスが響いてここで敗退となりました。

 

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2卓決勝進出:西川淳、山井弘

以上4名が決勝進出、この中で初代のリーチ麻雀世界チャンピオンが決まります。

 

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決勝戦は2台のカメラによるスイッチングで全員の手牌を見られるようにしました。
そして別室での観戦も可能にしてあります。

 

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さて、1回戦は山井弘プロが49,800点のトップ。それを桐山プロ、西島プロ、西川プロの並びで2回戦をむかえます。

2回戦オーラス、西島プロがトップ、山井プロが3着であったためトータルポイントは西島プロが上。と言っても山井プロの条件はそう厳しいものではありませんでした。

ところがラス親の西川プロが怒涛の連荘。順位も入れ替わり山井プロの条件が段々厳しくなっていきますが、気がつけば西川プロは西島プロも追い越し2回戦のトップ目に立ちました。

西島プロが2着目に落ちたため、一気に条件が緩くなった山井プロがきっちりアガリをものにし、初代世界チャンピオンの栄光を手に入れたのです。

 

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また、最優秀女性選手賞として総合11位の魚谷侑未プロが選ばれました。

 

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第1回リーチ麻雀世界選手権は山井プロの優勝で幕を閉じました。そして第2回以降の計画も進んでおり、第2回は3年後の2017年アメリカ開催が予定されております。そして以降はイギリス、ロシア、そして日本も候補地に挙がっています。

 

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そう考えると今後、世界を対象としたリーチ麻雀の普及を現実的に考える必要があります。そのためにはまず日本人特有の言葉の壁を含む鎖国的精神をいかに払拭させるか…そういう意味では今回パリの参加メンバーにとっては非常に効果があったかもしれません。

 

森山茂和・日本プロ麻雀連盟会長は40人もの麻雀プロをパリに連れて行き、伝統的な芸術や文化に触れさせ、世界の人々との交流を持たせた。その経験を与えられた人々は将来の麻雀界を担う存在として、さらに後世の人々へ…。

プロ雀士コラム/第1回リーチ麻雀世界選手権レポート ケネス徳田

故・阿佐田哲也氏は、一介の雀ボーイの男を、毎日銀座に連れて行っては一流のテーラーで服を作らせ、一流のレストランで料理を食べさせ、一流の作家・著名人と交流を持たせるなど、とにかく一流の雰囲気を身につけさせることから始めた。その英才教育を受けた雀ボーイこそ…後の「ミスター麻雀」小島武夫であった。
 
10年以上も前から、「世界麻雀選手権」という名を冠した麻雀大会は幾つか開催されました。だけどそのルールは「国際公式ルール」という中国麻雀をベースとしたものです。リーチやドラは無くフリテンも王牌も無し。81個もの役があり、鳴いて役を作ることが基本となるなど、日本の麻雀とは大きく異っています。
しかしここ数年、世界各国に日本式麻雀、通称「リーチ麻雀」が段々と浸透し始めてきています。
「リーチ麻雀ノ方ガ面白イネ」という人々が多かったのでしょうか。国際公式ルールの大会に替って、次第にリーチ麻雀の大会が各国で行われるようになり、そしてついに「第1回リーチ麻雀世界選手権」が開催されることになりました。
23ヶ国120名もの選手がフランス・パリに一堂に会す、まさに世界選手権の名にふさわしい大規模な大会です。
そして日本プロ麻雀連盟からは…40名という大人数で世界選手権に乗り込んだのです。
 

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森山茂和

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小島武夫

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荒正義

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伊藤優孝

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前原雄大

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沢崎誠

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瀬戸熊直樹

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藤崎智

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藤原隆弘

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滝沢和典

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佐々木寿人

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ともたけ雅晴

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吉田幸雄

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山井弘

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黒木真生

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猿川真寿

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山田浩之

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杉浦勘介

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中村毅

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井出康平

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古橋崇志

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西島一彦

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伊賀則夫

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三戸亮祐

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西川淳

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ケネス・徳田

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二階堂亜樹

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二階堂瑠美

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和泉由希子

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宮内こずえ

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手塚紗掬

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ガース

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ジェン

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ジェマ

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高宮まり

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魚谷侑未

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蒼井ゆりか

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王政芳

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小笠原奈央

 
花の都・芸術の街と形容されるだけあり、パリの街並みは非常に美しいものです。驚くべきことに新築の建物はほどんどなく、大半が築100年以上。特にエッフェル塔は築120年、凱旋門は築180年、そしてノートルダム大聖堂にいたって築650年以上! 非常に長い歴史を持つ、そしてその古さを感じさせない美しさを併せ持った街、それがパリなのです。
 

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パリに来た以上、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿といった、世界的名所を外すわけにはいきません。ミロのヴィーナスやモナリザ、フランス革命の跡など、芸術と歴史を学ぶ良い機会を選手団は与えられました。
 

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こんな芸術の街で打つ麻雀。しかも相手は世界の人々という、当然ながら未知の経験です。
 

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大会は一発裏ドラあり。30,000点持ち30,000点返し。順位点5,000点・15,000点。つまりプロ連盟Bルールとほとんど同じです。
そしてシステムは半荘8回打って上位32名がトーナメントに進出。半荘2回の各卓2名勝ち上がりを32→16→8→4になるまで行い、最後の4名により半荘2回で優勝を争います。まずは120名中32名に入ることが第一目標です。大会は1日4半荘行われるので、予選8半荘は丸々2日かかります。
 

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大会序盤は、あまり各国の選手とコミニュケーションが取れなかった日本選手団でしたが、後のほうになるにつれ「言葉はわからなくても、ジェスチャーと感情で意思疎通はできる」ことがわかってきたのでしょう。段々会場の各所で聞いたことのある声で「four thousand all(4,000オール)」や「two and fifty. three thousand two hundred(2ハン50符。3,200点)」という点数申告が行われていました。
また、半荘終了後はお互いの健闘を称え、選手同士で握手。これも世界では当然の文化なのでしょう。そういえばサッカーでもユニフォームの交換が必ずありますから、それと同じような意味合いなのかもしれません。
2日間にも渡る予選8半荘の結果、上位32名は次の通り。
 

順位 名前 成績
1 Bartosz Zuk ポーランド 252.9
2 前原雄大 日本 221
3 張敏賢 日本(最高位戦) 191.9
4 山井弘 日本 179.9
5 宮内こずえ 日本 136.9
6 西島一彦 日本 128.8
7 佐々木寿人 日本 128
8 Aidan Robison イギリス 124.6
9 西川淳 日本 123.8
10 Jesper Nohr デンマーク 119.6
11 黒木真生 日本 109.9
12 山田浩之 日本 106.6
13 Allon Scheyer アメリカ 105.6
14 魚谷侑未 日本 104.7
15 桐山のりゆき 日本(プロ協会) 103.5
16 二階堂瑠美 日本 102.2
17 吉田幸雄 日本 96.7
18 Zachary Francks アメリカ 87.6
19 荒正義 日本 77.3
20 ともたけ雅晴 日本 76.8
21 Michael Zahradnik ドイツ 75.2
22 高宮まり 日本 74.1
23 Wenlong Li 中国 71.5
24 二階堂亜樹 日本 68.4
25 藤原隆弘 日本 66.3
26 Anne Mari Raittila フィンランド 62.3
27 Henrik Leth ドイツ 61
28 Axel Eschenburg ドイツ 58.4
29 大崎初音 日本(プロ協会) 57.1
30 Morten Andersen デンマーク 55.7
31 伊賀則夫 日本 55.4
32 John Duckworth イギリス 54.4

 
日本からは20名(プロ連盟は17名)がトーナメント進出になりました。
さて、トーナメントに入ると、ようやくニコ生連盟チャンネルで丸々対局が放送されます。予選道中は配信スタッフも大会に出場しなければいけなかったため、大会の休憩時間を使ってしか放送を行いませんでした。
 

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だけど幸か不幸か、配信スタッフ隊は全員予選敗退となったため3日目からは配信作業に没頭できるようになり、ベスト32は佐々木寿人プロの卓を撮影しました。
 

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佐々木プロvsデンマーク・フィンランド・中国の三ヵ国連合。佐々木プロにとっては当然ながら初めての経験です。しかし麻雀という土俵の上では、やはり佐々木プロに1日の長がありました。1回戦こそ3着でしたが、2回戦では本領発揮で56,000点の大トップ。堂々ベスト16に進出しました。ベスト32の結果は次の通りです。
 

名前
Bartosz Zuk ポーランド
二階堂瑠美 日本
吉田幸雄 日本
John Duckworth イギリス
前原雄大 日本
桐山のりゆき 日本(プロ協会)
Zachary Francks アメリカ
伊賀則夫 日本
張敏賢 日本(最高位戦)
魚谷侑未 日本
荒正義 日本
Morten Andersen デンマーク
山井弘 日本
Allon Scheyer アメリカ
ともたけ雅晴 日本
大崎初音 日本(プロ協会)
宮内こずえ 日本
山田浩之 日本
Michael Zahradnik ドイツ
Axel Eschenburg ドイツ
西島一彦 日本
黒木真生 日本
高宮まり 日本
Henrik Leth ドイツ
佐々木寿人 日本
Jesper Nohr デンマーク
Wenlong Li 中国
Anne Mari Raittila フィンランド
Aidan Robison イギリス
西川淳 日本
二階堂亜樹 日本
藤原隆弘 日本

 
1卓の二階堂瑠美プロと吉田幸雄プロが揃って敗退という番狂わせが起こります。このBartosz Zuk(ポーランド)選手は予選1位通過。やはり世界にも強豪がいたのでした。
 

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「右下がBartosz Zuk選手」

 
話は変わって、本来ヨーロッパの気候は乾燥していて涼しく、パリも普段は曇り空で過ごしやすい環境なのです。
ですがこの大会の間、異常気象とも言えるくらいのカンカン照りが続いていました。
 

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しかも元々涼しい環境ですから、会場となる建物に冷房はおろかカーテンもありませんでした。そのため強い日差しに対しては卓自体を動かして凌いでいたのです。
さて ベスト16というと3日目の後半戦。慣れぬ地域と予想外の暑さ、ベストコンディションとはいえない中、体力のある若手は…なんとここで全滅しました。当然3人残っていた女流プロたちもここで全員敗退です。意外にも各卓のベテラン勢の方がベスト8に勝ち残ったのです。
 

名前
Bartosz Zuk ポーランド
魚谷侑未 日本
山井弘 日本
西川淳 日本
John Duckworth イギリス
荒正義 日本
山田浩之 日本
黒木真生 日本
伊賀則夫 日本
ともたけ雅晴 日本
宮内こずえ 日本
Wenlong Li 中国
桐山のりゆき 日本(プロ協会)
西島一彦 日本
佐々木寿人 日本
二階堂亜樹 日本

 
ベスト8、つまり準決勝です。各卓上位2名が決勝戦に進出します。
【1卓】伊賀則夫vs桐山のりゆき(プロ協会)vs西島一彦vsJohn Duckworth(イギリス)
 

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【2卓】荒正義vsともたけ雅晴vs西川淳vs山井弘
 

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1卓は伊賀則夫プロと西島一彦プロが同卓。どちらも70歳近い高齢ですが、海外慣れしているためかベストに近いコンディションを維持してここまでたどり着きました。
1回戦、プロ協会の桐山のりゆきプロが49,300点の大トップ。30,300点で耐えた伊賀プロが2着、一方西島プロは14,300点の4着でした。しかし2回戦目で西島プロが52,500点と初戦のラスを挽回するトップ。マスターズチャンプの意地を見せ見事決勝進出しました。
 

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1卓決勝進出:桐山のりゆき(プロ協会)、西島一彦
2卓は荒正義プロが35,200点のトップ。ただそれほど点差が無いため、勝負は2回戦に引き継がれます。初戦トップで安泰と思われた荒プロ、終わってみればまさかのハコ下5,000点のラス! ともたけ雅晴プロも1回戦のラスが響いてここで敗退となりました。
 

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2卓決勝進出:西川淳、山井弘
以上4名が決勝進出、この中で初代のリーチ麻雀世界チャンピオンが決まります。
 

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決勝戦は2台のカメラによるスイッチングで全員の手牌を見られるようにしました。
そして別室での観戦も可能にしてあります。
 

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さて、1回戦は山井弘プロが49,800点のトップ。それを桐山プロ、西島プロ、西川プロの並びで2回戦をむかえます。
2回戦オーラス、西島プロがトップ、山井プロが3着であったためトータルポイントは西島プロが上。と言っても山井プロの条件はそう厳しいものではありませんでした。
ところがラス親の西川プロが怒涛の連荘。順位も入れ替わり山井プロの条件が段々厳しくなっていきますが、気がつけば西川プロは西島プロも追い越し2回戦のトップ目に立ちました。
西島プロが2着目に落ちたため、一気に条件が緩くなった山井プロがきっちりアガリをものにし、初代世界チャンピオンの栄光を手に入れたのです。
 

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また、最優秀女性選手賞として総合11位の魚谷侑未プロが選ばれました。
 

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第1回リーチ麻雀世界選手権は山井プロの優勝で幕を閉じました。そして第2回以降の計画も進んでおり、第2回は3年後の2017年アメリカ開催が予定されております。そして以降はイギリス、ロシア、そして日本も候補地に挙がっています。
 

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そう考えると今後、世界を対象としたリーチ麻雀の普及を現実的に考える必要があります。そのためにはまず日本人特有の言葉の壁を含む鎖国的精神をいかに払拭させるか…そういう意味では今回パリの参加メンバーにとっては非常に効果があったかもしれません。

 
森山茂和・日本プロ麻雀連盟会長は40人もの麻雀プロをパリに連れて行き、伝統的な芸術や文化に触れさせ、世界の人々との交流を持たせた。その経験を与えられた人々は将来の麻雀界を担う存在として、さらに後世の人々へ…。

第31期A1リーグ第5節レポート 前田 直哉

今回の対戦相手は、瀬戸熊プロ、沢崎プロ、荒プロである。
言わずと知れた、実績も実力もある面々との対局であるが緊張は無い。
対局前には、解説の前原プロも含め、皆さん温かく話しかけてくれる。

いつも思うのだが、A1の人達は本当に優しい人達ばかりである。
雀力は勿論だが、人としての出来が麻雀の力に繋がっているのでは?と思えるほどである。
だが、一度卓につくと優しさは鳴りを潜め、皆鬼と化す。

初戦は▲0.1Pでなんとか踏ん張るが、浮き足立っているのを自覚していた。
そして第2戦、瀬戸熊プロがピンフをアガリ回ってきた東2局の親番。

二万六万六万六万八万八万二筒四筒七筒九筒南中中  ドラ三索

ここから第一打の中をポン…
タイムシフトを見て自分でも驚いた。ここから1枚目を鳴くのは、自分のスタイルでは無い。

結果は700オールをアガるのだが、決して良いアガリでは無い。
牌姿を見て3者は何を感じたであろう…

まさに浮き足立っている典型であろうその後、特に見せ場も無いまま、またもマイナスで終わる。

第3戦も苦しいまま終わり、迎えた最終戦オーラス。
持ち点は29,600点。アガれば浮きの状況で、8巡目の手牌がこうである。

三万四万二索三索七索八索二筒二筒四筒五筒五筒六筒七筒  ツモ六筒  ドラ一筒

メンツ選択だが、トップとは6,500点差なので、タンヤオも見るとマンズには手をかけられない…
場況は、一索が1枚切れで、九索は1枚も見えていない。
この巡目で1枚も見えてないのは、どこかにかたまって持たれてる可能性もあると考え打七索とする。
次巡、二万を引き入れてテンパイを果たす。

ここで、確実に浮きだけを狙うならヤミテンでいくところだが、四索引きのトップまで考えリーチを選択する。
結果だけ言うと、リーチの段階では、残りの一索九索も全部山に残っていた。
しかし、持ってくるのは九索のほうで、そのまま瀬戸熊プロに巧く廻し打たれ2,000点の放銃で終わる。

ツイてない?そうではない。
自分が最後まで浮き足立ったままだったということだと思う。

これでリーグ戦の半分が終わった。
瀬戸熊プロは独走のままで、ほぼ決定戦は当確であろう。
残りの2つの椅子を誰が奪うのか、今日は反省すべき点が多々あった。
でもやっぱA1って楽しいわ。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A1リーグ第5節レポート 前田 直哉

今回の対戦相手は、瀬戸熊プロ、沢崎プロ、荒プロである。
言わずと知れた、実績も実力もある面々との対局であるが緊張は無い。
対局前には、解説の前原プロも含め、皆さん温かく話しかけてくれる。
いつも思うのだが、A1の人達は本当に優しい人達ばかりである。
雀力は勿論だが、人としての出来が麻雀の力に繋がっているのでは?と思えるほどである。
だが、一度卓につくと優しさは鳴りを潜め、皆鬼と化す。
初戦は▲0.1Pでなんとか踏ん張るが、浮き足立っているのを自覚していた。
そして第2戦、瀬戸熊プロがピンフをアガリ回ってきた東2局の親番。
二万六万六万六万八万八万二筒四筒七筒九筒南中中  ドラ三索
ここから第一打の中をポン…
タイムシフトを見て自分でも驚いた。ここから1枚目を鳴くのは、自分のスタイルでは無い。
結果は700オールをアガるのだが、決して良いアガリでは無い。
牌姿を見て3者は何を感じたであろう…
まさに浮き足立っている典型であろうその後、特に見せ場も無いまま、またもマイナスで終わる。
第3戦も苦しいまま終わり、迎えた最終戦オーラス。
持ち点は29,600点。アガれば浮きの状況で、8巡目の手牌がこうである。
三万四万二索三索七索八索二筒二筒四筒五筒五筒六筒七筒  ツモ六筒  ドラ一筒
メンツ選択だが、トップとは6,500点差なので、タンヤオも見るとマンズには手をかけられない…
場況は、一索が1枚切れで、九索は1枚も見えていない。
この巡目で1枚も見えてないのは、どこかにかたまって持たれてる可能性もあると考え打七索とする。
次巡、二万を引き入れてテンパイを果たす。
ここで、確実に浮きだけを狙うならヤミテンでいくところだが、四索引きのトップまで考えリーチを選択する。
結果だけ言うと、リーチの段階では、残りの一索九索も全部山に残っていた。
しかし、持ってくるのは九索のほうで、そのまま瀬戸熊プロに巧く廻し打たれ2,000点の放銃で終わる。
ツイてない?そうではない。
自分が最後まで浮き足立ったままだったということだと思う。
これでリーグ戦の半分が終わった。
瀬戸熊プロは独走のままで、ほぼ決定戦は当確であろう。
残りの2つの椅子を誰が奪うのか、今日は反省すべき点が多々あった。
でもやっぱA1って楽しいわ。

第91回:菅原千瑛

同期の井上絵美子プロからバトンを受け取りました、日本プロ麻雀連盟28期生、菅原千瑛です。
千瑛はひろえと読みます。そうですよね、読めませんよね。はい、よく言われます(笑)

(こっそりと、王位を獲られた森下剛任プロ(ごーにんさんではなく、まさとさん)といい勝負だと思っております(・∀・)読めなさが、です(笑))

昔から物を書くことが好きだったので、リレーエッセィのお仕事をもらえた時は本当に素直に嬉しかったです。
自己紹介は以前2012/10/16のロン2ブログに書かせていただいたので、そちらも合わせてぜひよろしくお願いします♪

私が初めて連盟のプロテストを受験してから、もうすぐ3年が経とうとしています。
19歳の秋、スーツで新橋を迷子になりながら歩いたこと、次の日、実技で失敗してしまい、泣きながら有楽町の街を歩いたこと、今でも鮮明に思い出せます。(思い出す度、赤面ものですが(笑))

そんな私ももうすぐプロになってから3年目を迎えようとしております。

そして只今、最強戦ガール東日本担当として、アマチュア最強戦の店舗予選に参加したり、ニコニコ生放送の麻雀最強戦チャンネル「麻雀最強戦2014」「麻雀ニュース」でアシスタントとしても、日夜お仕事をさせていただいております。

最強戦については、以前2014/07/11のロン2ブログに書かせていただ…(敬称略)

と、いうことで、はてさて、憧れのリレーエッセィで何を書けば良いのやら…( ゚д゚)笑
焦って頭を抱えつつ、パソコンの中を掘り起こしていると、丁度2年前、プロテストの課題として提出した文章を見つけました。

課題のテーマは「今回プロテストを受けて自分がどんなプロになりたいか」みたいな感じだったような…違うような…(笑)

『私の千瑛という名前の由来は、千もの数え切れない程の宝玉や光に包まれるように、つまり沢山の出会いや環境に恵まれるように、とつけられたものらしい。物心のつくかつかないかという時期にこのことを知り、それから今までずっと、私はこの名前を誇りに思っている。
ひろえ、と一度では絶対に読めないし覚えづらいのがたまにきずではあるが。
今、学校に通ったり麻雀をしたりしていて、本当に沢山の優しい人達に何度も助けられたり様々なことを教わることの出来る恵まれた環境があって、私はその名の通り千瑛で良かったなと痛感させられている。
例えば、知名度が上がるということは、好意が増えるとともに敵意も増えるということであるから、頑張って顔と名前を覚えてもらえたところで、みんなに愛されるのは無理かもしれない。
でも、みんなに愛されなくてもいいから私は自分らしさを貫ける人間になりたい。
人に認められたい。それ位強くなりたい。けれども自分らしく、ぶれずに、そのままの自分を認めてほしい人に認めてもらえることが第一の目標で、その次に沢山の人に愛される存在になりたい。そのための努力を決して惜しまずに、驕り高ぶることなく、地道に堅実に、けれども早く着実に実力をつけていきたい。結果は分からないけれど、まずは焦らず出来ること全てをやり尽くす気持ちで臨みたい。というのが今の率直な気持ちである。
女流プロとは特殊な職業であり、求められるものが単純明快ではない。
見目麗しく、それでいて麻雀が強く、凛々しくいるためには様々な努力が必要であろう。今はとにかく沢山の人と麻雀が打ちたい。沢山の場所に行って、自分の目でみて確かめたい。沢山の人と出会って話して、自分の成長につなげていきたい。もちろん自分自身も女であるからには女として見られるものだと思うので自分を磨くことを怠らずにしっかりしていきたい。
そうして一緒に麻雀を打った人に、また麻雀を打ちたいな、また会いたいな、と思ってもらえたら、誰かに自分の印象や記憶が残ることがあれば、この上なく幸せである。
連盟のプロテストを初めて受けてからはや10ヶ月、後期のプロテストが始まってから約4ヶ月経つ。連盟のプロの方に直接指導いただける機会であったプロテストで教わったこと一つ一つを大切に、未熟は未熟なりに模索して思考して過ごしてきた月日と努力の賜物をこれから先発揮していけたら良いと思う。
きっとこれから悔しい思いも悲しい思いも山ほどするだろう。けれどもそれをバネに成長出来る麻雀プロに私はなりたい。そうして私は日本プロ麻雀連盟の女流プロですと胸を張って言えるよう、日々精進していきたいと思う。』

拙い、約2年前の私の文章。

ちょっとちょっと、色々と日本語の使い方間違ってる気がするけど大丈夫?と思わず2年前の私に話しかけたくなる文章(笑)

それでも、ここに書いてあることに嘘偽りは一切ない。

この文章を書いていた頃よく考えていたのは、「この世界に足を踏み入れる人のどれくらいの人数がどれくらいの本気さなのだろう?」ということ。
(それは人によるもので、目的も方向性も様々で、何が良いとか悪いとかではないことだと思っているけれども)

冒頭にも書いたように(月日が経つのは早いものであれから3年!)もうすぐ31期のプロテストがあるけれども、「プロになることがゴールなんかじゃなく、例えタイトルを獲得しても、まだまだこれから」そういった姿勢の、常に本気の先輩方の背中をプロになってから沢山見てきて、骨を埋める覚悟を持ってこの世界に飛び込んだ私は、この2年間でますます、死ぬまでずっと麻雀プロでありたい。強くなりたい。強くあらねばならない。と思わずにはいられない。

プロになって、沢山の人に出会った。沢山の応援や、沢山の嬉しい言葉をもらった。

そして今まで頂いた、
ロン2のCM(初めて小島先生にお会いして、「生こじたけだ!」と内心大興奮してました。すみません)、

ファン感謝祭(初めて出させていただいたファン感謝祭は、後にも先にも生まれて初めて1日であんなに沢山のサインを書きました)、

リアル大会(プロの中で4位!でも家に携帯を忘れて1枚も写真撮れずしょんぼり)、

写真集「国士無双」(水着での乗馬初体験。サーファー達の珍しいものを見るような視線が痛かった…。)、

二段への道(勝又プロの番組後のリアルダメ出しに落ち込みつつ奮起しながら歩いた帰り道…。)、

天空への道(初めての決勝。緊張しすぎて、テレビを意識してるんだかしてないんだかよく分からない打牌や自分らしくない麻雀をしてしまい、反省も後悔もいっぱいです)、

そして、最強戦(生放送本番の緊張感をやっと楽しめるようになってきました。嬉しい!)などなど、
沢山の印象深いお仕事たち。

(昔に比べてメディアやゲストのお仕事も増え、恵まれた時代になったそうで、それもこれも全部その道を築き上げてきて下さった先輩方のおかげである。なんてありがたい。書いてる内にちょっと泣きそうになりました。ああもう、本当に、なんていうか、恐縮です。)

日々のゲストや常勤など、雀荘でお仕事。
タイトル戦、リーグ戦、毎週の勉強会。Aルールのセット。

こうして様々な経験や出会いを振り返ると思い出いっぱい、胸いっぱいです。
そんな全ての貴重な経験と出会いが、少しずつ大きくなる年輪のように、プロ雀士菅原千瑛を形成していくんだなと思います。

プロなのだから、結果を残して、沢山の恩返しをしていかなくてはならないなと、今も、
”努力を決して惜しまずに、驕り高ぶることなく、地道に堅実に”
”焦らず出来ること全てをやり尽くす気持ちで臨み”
”日々精進していきたいと思う”
今日この頃です。

感謝の気持ちを忘れずに、経験を生かさねば!頑張って恩返しするぞーーー!待っててね!!!と、意気込みは十分です。

タイトルを獲得して、またこのリレーエッセィに登場出来た際には、ぜひぜひ麻雀のことをたんまり書けたらなと思います。

いやはや、ついつい私事というか独り言のような文章をだらだらと書いていたら長くなってしまいました。
ここまで読んで下さった皆々様、本当にありがとうございました。

さて、井上絵美子プロからいただいたこのバトン。
私から、女流桜花では今年からAリーグで奮闘中!
公私共に仲良くさせていただいている先輩、27期生の立花つくしプロにバトンタッチしたいと思います。

つくしちゃん、よろしくお願いします!

ひろえより(。・ω・。)ノ

リレーエッセィ/第91回:菅原千瑛

同期の井上絵美子プロからバトンを受け取りました、日本プロ麻雀連盟28期生、菅原千瑛です。
千瑛はひろえと読みます。そうですよね、読めませんよね。はい、よく言われます(笑)
(こっそりと、王位を獲られた森下剛任プロ(ごーにんさんではなく、まさとさん)といい勝負だと思っております(・∀・)読めなさが、です(笑))
昔から物を書くことが好きだったので、リレーエッセィのお仕事をもらえた時は本当に素直に嬉しかったです。
自己紹介は以前2012/10/16のロン2ブログに書かせていただいたので、そちらも合わせてぜひよろしくお願いします♪
私が初めて連盟のプロテストを受験してから、もうすぐ3年が経とうとしています。
19歳の秋、スーツで新橋を迷子になりながら歩いたこと、次の日、実技で失敗してしまい、泣きながら有楽町の街を歩いたこと、今でも鮮明に思い出せます。(思い出す度、赤面ものですが(笑))
そんな私ももうすぐプロになってから3年目を迎えようとしております。
そして只今、最強戦ガール東日本担当として、アマチュア最強戦の店舗予選に参加したり、ニコニコ生放送の麻雀最強戦チャンネル「麻雀最強戦2014」「麻雀ニュース」でアシスタントとしても、日夜お仕事をさせていただいております。
最強戦については、以前2014/07/11のロン2ブログに書かせていただ…(敬称略)
と、いうことで、はてさて、憧れのリレーエッセィで何を書けば良いのやら…( ゚д゚)笑
焦って頭を抱えつつ、パソコンの中を掘り起こしていると、丁度2年前、プロテストの課題として提出した文章を見つけました。
課題のテーマは「今回プロテストを受けて自分がどんなプロになりたいか」みたいな感じだったような…違うような…(笑)
『私の千瑛という名前の由来は、千もの数え切れない程の宝玉や光に包まれるように、つまり沢山の出会いや環境に恵まれるように、とつけられたものらしい。物心のつくかつかないかという時期にこのことを知り、それから今までずっと、私はこの名前を誇りに思っている。
ひろえ、と一度では絶対に読めないし覚えづらいのがたまにきずではあるが。
今、学校に通ったり麻雀をしたりしていて、本当に沢山の優しい人達に何度も助けられたり様々なことを教わることの出来る恵まれた環境があって、私はその名の通り千瑛で良かったなと痛感させられている。
例えば、知名度が上がるということは、好意が増えるとともに敵意も増えるということであるから、頑張って顔と名前を覚えてもらえたところで、みんなに愛されるのは無理かもしれない。
でも、みんなに愛されなくてもいいから私は自分らしさを貫ける人間になりたい。
人に認められたい。それ位強くなりたい。けれども自分らしく、ぶれずに、そのままの自分を認めてほしい人に認めてもらえることが第一の目標で、その次に沢山の人に愛される存在になりたい。そのための努力を決して惜しまずに、驕り高ぶることなく、地道に堅実に、けれども早く着実に実力をつけていきたい。結果は分からないけれど、まずは焦らず出来ること全てをやり尽くす気持ちで臨みたい。というのが今の率直な気持ちである。
女流プロとは特殊な職業であり、求められるものが単純明快ではない。
見目麗しく、それでいて麻雀が強く、凛々しくいるためには様々な努力が必要であろう。今はとにかく沢山の人と麻雀が打ちたい。沢山の場所に行って、自分の目でみて確かめたい。沢山の人と出会って話して、自分の成長につなげていきたい。もちろん自分自身も女であるからには女として見られるものだと思うので自分を磨くことを怠らずにしっかりしていきたい。
そうして一緒に麻雀を打った人に、また麻雀を打ちたいな、また会いたいな、と思ってもらえたら、誰かに自分の印象や記憶が残ることがあれば、この上なく幸せである。
連盟のプロテストを初めて受けてからはや10ヶ月、後期のプロテストが始まってから約4ヶ月経つ。連盟のプロの方に直接指導いただける機会であったプロテストで教わったこと一つ一つを大切に、未熟は未熟なりに模索して思考して過ごしてきた月日と努力の賜物をこれから先発揮していけたら良いと思う。
きっとこれから悔しい思いも悲しい思いも山ほどするだろう。けれどもそれをバネに成長出来る麻雀プロに私はなりたい。そうして私は日本プロ麻雀連盟の女流プロですと胸を張って言えるよう、日々精進していきたいと思う。』
拙い、約2年前の私の文章。
ちょっとちょっと、色々と日本語の使い方間違ってる気がするけど大丈夫?と思わず2年前の私に話しかけたくなる文章(笑)
それでも、ここに書いてあることに嘘偽りは一切ない。
この文章を書いていた頃よく考えていたのは、「この世界に足を踏み入れる人のどれくらいの人数がどれくらいの本気さなのだろう?」ということ。
(それは人によるもので、目的も方向性も様々で、何が良いとか悪いとかではないことだと思っているけれども)
冒頭にも書いたように(月日が経つのは早いものであれから3年!)もうすぐ31期のプロテストがあるけれども、「プロになることがゴールなんかじゃなく、例えタイトルを獲得しても、まだまだこれから」そういった姿勢の、常に本気の先輩方の背中をプロになってから沢山見てきて、骨を埋める覚悟を持ってこの世界に飛び込んだ私は、この2年間でますます、死ぬまでずっと麻雀プロでありたい。強くなりたい。強くあらねばならない。と思わずにはいられない。
プロになって、沢山の人に出会った。沢山の応援や、沢山の嬉しい言葉をもらった。
そして今まで頂いた、
ロン2のCM(初めて小島先生にお会いして、「生こじたけだ!」と内心大興奮してました。すみません)、
ファン感謝祭(初めて出させていただいたファン感謝祭は、後にも先にも生まれて初めて1日であんなに沢山のサインを書きました)、
リアル大会(プロの中で4位!でも家に携帯を忘れて1枚も写真撮れずしょんぼり)、
写真集「国士無双」(水着での乗馬初体験。サーファー達の珍しいものを見るような視線が痛かった…。)、
二段への道(勝又プロの番組後のリアルダメ出しに落ち込みつつ奮起しながら歩いた帰り道…。)、
天空への道(初めての決勝。緊張しすぎて、テレビを意識してるんだかしてないんだかよく分からない打牌や自分らしくない麻雀をしてしまい、反省も後悔もいっぱいです)、
そして、最強戦(生放送本番の緊張感をやっと楽しめるようになってきました。嬉しい!)などなど、
沢山の印象深いお仕事たち。
(昔に比べてメディアやゲストのお仕事も増え、恵まれた時代になったそうで、それもこれも全部その道を築き上げてきて下さった先輩方のおかげである。なんてありがたい。書いてる内にちょっと泣きそうになりました。ああもう、本当に、なんていうか、恐縮です。)
日々のゲストや常勤など、雀荘でお仕事。
タイトル戦、リーグ戦、毎週の勉強会。Aルールのセット。
こうして様々な経験や出会いを振り返ると思い出いっぱい、胸いっぱいです。
そんな全ての貴重な経験と出会いが、少しずつ大きくなる年輪のように、プロ雀士菅原千瑛を形成していくんだなと思います。
プロなのだから、結果を残して、沢山の恩返しをしていかなくてはならないなと、今も、
”努力を決して惜しまずに、驕り高ぶることなく、地道に堅実に”
”焦らず出来ること全てをやり尽くす気持ちで臨み”
”日々精進していきたいと思う”
今日この頃です。
感謝の気持ちを忘れずに、経験を生かさねば!頑張って恩返しするぞーーー!待っててね!!!と、意気込みは十分です。
タイトルを獲得して、またこのリレーエッセィに登場出来た際には、ぜひぜひ麻雀のことをたんまり書けたらなと思います。
いやはや、ついつい私事というか独り言のような文章をだらだらと書いていたら長くなってしまいました。
ここまで読んで下さった皆々様、本当にありがとうございました。
さて、井上絵美子プロからいただいたこのバトン。
私から、女流桜花では今年からAリーグで奮闘中!
公私共に仲良くさせていただいている先輩、27期生の立花つくしプロにバトンタッチしたいと思います。
つくしちゃん、よろしくお願いします!
ひろえより(。・ω・。)ノ

第26期チャンピオンズリーグ最終節(8月)成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 船木 伸一 4.4 37.3 103.7 28.3 42.7 216.4
2 福島 佑一 24.5 38.5 10.1 75.9 11.7 160.7
3 清原 継光 ▲ 17.9 19.1 97.5 19.0 29.1 146.8
4 小川 拓麻 36.9 32.3 14.8 89.7 ▲ 27.0 146.7
5 山田 浩之 ▲ 15.1 ▲ 16.0 15.2 77.9 78.2 140.2
6 西川 舞 19.0 28.9 18.7 37.6 22.7 126.9
7 末続 ヒロトシ 38.1 54.0 18.1 4.5 ▲ 5.4 109.3
8 松崎 良文 49.1 18.9 ▲ 44.5 45.3 39.4 108.2
9 内川 幸太郎 ▲ 31.1 6.4 87.0 ▲ 2.5 48.4 108.2
10 小川 尚哉 41.9 31.5 0.5 ▲ 10.4 42.1 105.6
11 安村 浩司 22.9 ▲ 2.7 34.5 69.1 ▲ 21.7 102.1
12 紺野 真太郎 1.8 10.4 90.8 14.4 ▲ 18.3 99.1
13 伊賀 則夫 7.6 75.4 20.9 ▲ 18.5 11.6 97.0
14 藤原 隆弘 ▲ 8.0 48.0 1.6 30.6 24.0 96.2
15 真鍋 明広 20.7 73.4 21.5 ▲ 40.2 20.2 95.6
16 福光 聖雄 104.0 ▲ 22.3 ▲ 32.2 ▲ 1.7 42.9 90.7
17 石川 純 12.4 48.1 11.5 ▲ 3.1 19.5 88.4
18 田中 史孝 32.6 26.3 3.0 22.2 ▲ 7.9 76.2
19 杉浦 勘介 13.5 19.4 ▲ 4.1 18.2 23.8 70.8
20 吉田 直 25.9 11.3 17.2 ▲ 72.8 89.0 70.6
21 西田 修 ▲ 55.9 106.2 53.2 ▲ 63.9 29.3 68.9
22 西島 一彦 ▲ 72.6 57.4 37.9 17.8 26.9 67.4
23 柚木 正仁 26.0 10.4 ▲ 20.5 16.7 34.6 67.2
24 五反地 清一郎 14.3 27.6 ▲ 24.9 12.2 27.7 56.9
25 中村 慎吾 11.3 18.9 ▲ 11.3 18.3 12.3 49.5
26 太田 優介 12.1 20.3 4.3 ▲ 29.2 41.9 49.4
27 白鳥 翔 ▲ 14.3 26.8 27.5 ▲ 8.8 14.3 45.5
28 塚越 祐次郎 ▲ 47.1 ▲ 47.8 47.1 6.6 86.5 45.3
29 佐藤 佳彦 28.2 0.6 9.0 11.4 ▲ 5.1 44.1
30 藤本 哲也 85.2 ▲ 26.1 ▲ 10.4 15.9 ▲ 24.4 40.2
31 ケネス・徳田 10.9 15.6 15.3 ▲ 36.3 30.4 35.9
32 吾妻 さおり 5.7 8.1 55.7 ▲ 37.3 3.5 35.7
33 古橋 崇志 24.9 ▲ 43.1 4.1 74.1 ▲ 26.3 33.7
34 須浦 正裕 ▲ 5.6 15.7 24.7 ▲ 20.6 18.9 33.1
35 斉藤 豪 33.6 14.8 ▲ 14.2 1.1 ▲ 3.1 32.2
36 水越 京子 53.2 29.5 36.9 ▲ 27.9 ▲ 66.0 25.7
37 谷岡 育夫 15.1 ▲ 13.0 23.3 ▲ 33.3 32.0 24.1
38 増田 隆一 ▲ 55.1 54.9 7.6 48.7 ▲ 35.8 20.3
39 藤島 健二郎 ▲ 36.9 20.6 9.6 ▲ 14.1 40.0 19.2
40 三田 晋也 16.7 ▲ 8.6 18.6 23.8 ▲ 32.7 17.8
41 金子 正明 ▲ 24.2 0.0 33.7 67.9 ▲ 60.7 16.7
42 末松 隆文 ▲ 23.9 17.5 94.8 ▲ 31.2 ▲ 48.3 8.9
43 山口 大和 16.4 ▲ 44.2 13.5 48.4 ▲ 27.1 7.0
44 時田 拓和 17.8 ▲ 6.0 ▲ 70.1 7.6 55.9 5.2
45 三好 直幸 16.9 ▲ 54.1 18.5 ▲ 40.8 57.5 ▲ 2.0
46 小松 武蔵 ▲ 12.5 4.7 45.6 ▲ 49.5 6.8 ▲ 4.9
47 斉藤 桂史 ▲ 8.3 58.3 ▲ 62.7 1.9 0.7 ▲ 10.1
48 大木 亮典 21.0 ▲ 3.5 ▲ 34.9 33.1 ▲ 28.6 ▲ 12.9
49 東谷 達矢 37.7 ▲ 92.0 ▲ 6.6 9.0 34.4 ▲ 17.5
50 安藤 友一 64.9 14.4 ▲ 24.1 ▲ 92.7 19.6 ▲ 17.9
51 江口 一敏 25.8 8.7 ▲ 43.2 24.3 ▲ 33.7 ▲ 18.1
52 小車 祥 ▲ 4.3 ▲ 25.3 2.8 16.9 ▲ 10.8 ▲ 20.7
53 山田 学武 ▲ 70.9 19.6 ▲ 47.0 39.2 30.6 ▲ 28.5
54 相沢 かおる 35.9 63.1 ▲ 42.4 ▲ 46.2 ▲ 39.4 ▲ 29.0
55 犬見 武史 ▲ 4.3 10.9 ▲ 57.3 34.0 ▲ 12.4 ▲ 29.1
56 桶本 篤史 ▲ 51.9 39.4 46.8 ▲ 38.4 ▲ 25.7 ▲ 29.8
57 新谷 翔平 ▲ 11.7 2.0 11.7 ▲ 26.7 ▲ 7.6 ▲ 32.3
58 仲田 加南 66.4 19.2 10.8 ▲ 88.0 ▲ 43.4 ▲ 35.0
59 斉藤 理絵 ▲ 33.7 58.1 26.7 ▲ 24.1 ▲ 62.7 ▲ 35.7
60 ガース 92.8 ▲ 6.8 ▲ 123.5 ▲ 9.2 10.7 ▲ 36.0
61 吉田 勝弥 22.2 ▲ 45.0 19.5 ▲ 34.7 ▲ 8.3 ▲ 46.3
62 岡田 茂 ▲ 49.8 7.4 21.3 ▲ 3.5 ▲ 26.9 ▲ 51.5
63 中村 毅 35.7 ▲ 22.4 ▲ 10.1 ▲ 53.7 ▲ 7.7 ▲ 58.2
64 冨田 久志 36.0 ▲ 7.0 ▲ 0.7 6.1 ▲ 100.5 ▲ 66.1
65 松岡 昭彦 31.2 10.0 ▲ 42.0 ▲ 31.1 ▲ 34.8 ▲ 66.7
66 西川 淳 7.0 ▲ 8.5 ▲ 10.8 ▲ 28.3 ▲ 28.5 ▲ 69.1
67 阿部 謙一 ▲ 14.8 ▲ 8.1 ▲ 45.2 8.1 ▲ 10.0 ▲ 70.0
68 滝沢 和典 ▲ 19.0 ▲ 23.0 ▲ 1.9 20.7 ▲ 59.4 ▲ 82.6
69 石橋 和也 ▲ 82.6 ▲ 14.4 87.0 ▲ 1.9 ▲ 74.5 ▲ 86.4
70 古谷 知美 29.3 ▲ 64.1 ▲ 32.8 4.3 ▲ 52.9 ▲ 116.2
71 小谷 美和子 9.6 1.4 ▲ 25.4 ▲ 57.5 ▲ 48.7 ▲ 120.6
72 樋口 徹 ▲ 61.0 12.0 ▲ 25.4 ▲ 20.9 ▲ 52.9 ▲ 148.2
73 井出 一寛 ▲ 35.4 ▲ 22.3 14.8 ▲ 51.4 ▲ 66.0 ▲ 160.3
74 内山 えみ 3.9 ▲ 26.6 ▲ 19.6 ▲ 68.6 敗退
75 大和田 篤史 ▲ 57.6 ▲ 14.5 2.9 ▲ 47.2 敗退
76 高橋 信夫 ▲ 60.9 ▲ 39.0 ▲ 13.8 敗退
77 客野 直 ▲ 73.5 ▲ 27.3 敗退
78 高橋 勇 ▲ 46.5 ▲ 54.4 敗退
79 室伏 理麻 ▲ 11.6 ▲ 90.6 敗退
80 古本 和宏 ▲ 47.3 ▲ 102.5 敗退

JPML WRCリーグ 成績表/第26期チャンピオンズリーグ最終節(8月)成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 船木 伸一 4.4 37.3 103.7 28.3 42.7 216.4
2 福島 佑一 24.5 38.5 10.1 75.9 11.7 160.7
3 清原 継光 ▲ 17.9 19.1 97.5 19.0 29.1 146.8
4 小川 拓麻 36.9 32.3 14.8 89.7 ▲ 27.0 146.7
5 山田 浩之 ▲ 15.1 ▲ 16.0 15.2 77.9 78.2 140.2
6 西川 舞 19.0 28.9 18.7 37.6 22.7 126.9
7 末続 ヒロトシ 38.1 54.0 18.1 4.5 ▲ 5.4 109.3
8 松崎 良文 49.1 18.9 ▲ 44.5 45.3 39.4 108.2
9 内川 幸太郎 ▲ 31.1 6.4 87.0 ▲ 2.5 48.4 108.2
10 小川 尚哉 41.9 31.5 0.5 ▲ 10.4 42.1 105.6
11 安村 浩司 22.9 ▲ 2.7 34.5 69.1 ▲ 21.7 102.1
12 紺野 真太郎 1.8 10.4 90.8 14.4 ▲ 18.3 99.1
13 伊賀 則夫 7.6 75.4 20.9 ▲ 18.5 11.6 97.0
14 藤原 隆弘 ▲ 8.0 48.0 1.6 30.6 24.0 96.2
15 真鍋 明広 20.7 73.4 21.5 ▲ 40.2 20.2 95.6
16 福光 聖雄 104.0 ▲ 22.3 ▲ 32.2 ▲ 1.7 42.9 90.7
17 石川 純 12.4 48.1 11.5 ▲ 3.1 19.5 88.4
18 田中 史孝 32.6 26.3 3.0 22.2 ▲ 7.9 76.2
19 杉浦 勘介 13.5 19.4 ▲ 4.1 18.2 23.8 70.8
20 吉田 直 25.9 11.3 17.2 ▲ 72.8 89.0 70.6
21 西田 修 ▲ 55.9 106.2 53.2 ▲ 63.9 29.3 68.9
22 西島 一彦 ▲ 72.6 57.4 37.9 17.8 26.9 67.4
23 柚木 正仁 26.0 10.4 ▲ 20.5 16.7 34.6 67.2
24 五反地 清一郎 14.3 27.6 ▲ 24.9 12.2 27.7 56.9
25 中村 慎吾 11.3 18.9 ▲ 11.3 18.3 12.3 49.5
26 太田 優介 12.1 20.3 4.3 ▲ 29.2 41.9 49.4
27 白鳥 翔 ▲ 14.3 26.8 27.5 ▲ 8.8 14.3 45.5
28 塚越 祐次郎 ▲ 47.1 ▲ 47.8 47.1 6.6 86.5 45.3
29 佐藤 佳彦 28.2 0.6 9.0 11.4 ▲ 5.1 44.1
30 藤本 哲也 85.2 ▲ 26.1 ▲ 10.4 15.9 ▲ 24.4 40.2
31 ケネス・徳田 10.9 15.6 15.3 ▲ 36.3 30.4 35.9
32 吾妻 さおり 5.7 8.1 55.7 ▲ 37.3 3.5 35.7
33 古橋 崇志 24.9 ▲ 43.1 4.1 74.1 ▲ 26.3 33.7
34 須浦 正裕 ▲ 5.6 15.7 24.7 ▲ 20.6 18.9 33.1
35 斉藤 豪 33.6 14.8 ▲ 14.2 1.1 ▲ 3.1 32.2
36 水越 京子 53.2 29.5 36.9 ▲ 27.9 ▲ 66.0 25.7
37 谷岡 育夫 15.1 ▲ 13.0 23.3 ▲ 33.3 32.0 24.1
38 増田 隆一 ▲ 55.1 54.9 7.6 48.7 ▲ 35.8 20.3
39 藤島 健二郎 ▲ 36.9 20.6 9.6 ▲ 14.1 40.0 19.2
40 三田 晋也 16.7 ▲ 8.6 18.6 23.8 ▲ 32.7 17.8
41 金子 正明 ▲ 24.2 0.0 33.7 67.9 ▲ 60.7 16.7
42 末松 隆文 ▲ 23.9 17.5 94.8 ▲ 31.2 ▲ 48.3 8.9
43 山口 大和 16.4 ▲ 44.2 13.5 48.4 ▲ 27.1 7.0
44 時田 拓和 17.8 ▲ 6.0 ▲ 70.1 7.6 55.9 5.2
45 三好 直幸 16.9 ▲ 54.1 18.5 ▲ 40.8 57.5 ▲ 2.0
46 小松 武蔵 ▲ 12.5 4.7 45.6 ▲ 49.5 6.8 ▲ 4.9
47 斉藤 桂史 ▲ 8.3 58.3 ▲ 62.7 1.9 0.7 ▲ 10.1
48 大木 亮典 21.0 ▲ 3.5 ▲ 34.9 33.1 ▲ 28.6 ▲ 12.9
49 東谷 達矢 37.7 ▲ 92.0 ▲ 6.6 9.0 34.4 ▲ 17.5
50 安藤 友一 64.9 14.4 ▲ 24.1 ▲ 92.7 19.6 ▲ 17.9
51 江口 一敏 25.8 8.7 ▲ 43.2 24.3 ▲ 33.7 ▲ 18.1
52 小車 祥 ▲ 4.3 ▲ 25.3 2.8 16.9 ▲ 10.8 ▲ 20.7
53 山田 学武 ▲ 70.9 19.6 ▲ 47.0 39.2 30.6 ▲ 28.5
54 相沢 かおる 35.9 63.1 ▲ 42.4 ▲ 46.2 ▲ 39.4 ▲ 29.0
55 犬見 武史 ▲ 4.3 10.9 ▲ 57.3 34.0 ▲ 12.4 ▲ 29.1
56 桶本 篤史 ▲ 51.9 39.4 46.8 ▲ 38.4 ▲ 25.7 ▲ 29.8
57 新谷 翔平 ▲ 11.7 2.0 11.7 ▲ 26.7 ▲ 7.6 ▲ 32.3
58 仲田 加南 66.4 19.2 10.8 ▲ 88.0 ▲ 43.4 ▲ 35.0
59 斉藤 理絵 ▲ 33.7 58.1 26.7 ▲ 24.1 ▲ 62.7 ▲ 35.7
60 ガース 92.8 ▲ 6.8 ▲ 123.5 ▲ 9.2 10.7 ▲ 36.0
61 吉田 勝弥 22.2 ▲ 45.0 19.5 ▲ 34.7 ▲ 8.3 ▲ 46.3
62 岡田 茂 ▲ 49.8 7.4 21.3 ▲ 3.5 ▲ 26.9 ▲ 51.5
63 中村 毅 35.7 ▲ 22.4 ▲ 10.1 ▲ 53.7 ▲ 7.7 ▲ 58.2
64 冨田 久志 36.0 ▲ 7.0 ▲ 0.7 6.1 ▲ 100.5 ▲ 66.1
65 松岡 昭彦 31.2 10.0 ▲ 42.0 ▲ 31.1 ▲ 34.8 ▲ 66.7
66 西川 淳 7.0 ▲ 8.5 ▲ 10.8 ▲ 28.3 ▲ 28.5 ▲ 69.1
67 阿部 謙一 ▲ 14.8 ▲ 8.1 ▲ 45.2 8.1 ▲ 10.0 ▲ 70.0
68 滝沢 和典 ▲ 19.0 ▲ 23.0 ▲ 1.9 20.7 ▲ 59.4 ▲ 82.6
69 石橋 和也 ▲ 82.6 ▲ 14.4 87.0 ▲ 1.9 ▲ 74.5 ▲ 86.4
70 古谷 知美 29.3 ▲ 64.1 ▲ 32.8 4.3 ▲ 52.9 ▲ 116.2
71 小谷 美和子 9.6 1.4 ▲ 25.4 ▲ 57.5 ▲ 48.7 ▲ 120.6
72 樋口 徹 ▲ 61.0 12.0 ▲ 25.4 ▲ 20.9 ▲ 52.9 ▲ 148.2
73 井出 一寛 ▲ 35.4 ▲ 22.3 14.8 ▲ 51.4 ▲ 66.0 ▲ 160.3
74 内山 えみ 3.9 ▲ 26.6 ▲ 19.6 ▲ 68.6 敗退
75 大和田 篤史 ▲ 57.6 ▲ 14.5 2.9 ▲ 47.2 敗退
76 高橋 信夫 ▲ 60.9 ▲ 39.0 ▲ 13.8 敗退
77 客野 直 ▲ 73.5 ▲ 27.3 敗退
78 高橋 勇 ▲ 46.5 ▲ 54.4 敗退
79 室伏 理麻 ▲ 11.6 ▲ 90.6 敗退
80 古本 和宏 ▲ 47.3 ▲ 102.5 敗退

第31期A1リーグ第4節レポート 近藤 久春

今期自分は、いつもより前に出る麻雀で戦おうと心に決めていた。
しかし、結果を出せず後がない位置にいる為、早くも軌道修正するつもりで挑んだ第4節。

開局早々、荒プロが炸裂する。

東1局 西家 

五万六万七万三索四索五索六索六索六索七索八索南南  リーチ  ツモ南  ドラ南

これを皮切りに、4,000オールを3回に、5,200や3,900と独壇場になり80,000点オーバー。
全く麻雀をさせてもらえない。

仕掛けどころや、押し返したい場面もあったのだが、放銃に回ると前節の二の舞になると思い見送る。
これが更に拍車をかけたのかもしれない

こんな状態のとき、経験則から、荒プロには、絶対に逆らっては駄目だ。
上手くて強い上に流れが来てるのだ。とにかく、傷を浅く終わらせる。
まだ、3回戦残っていると自分に言い聞かせた。

2回戦。

今度は、伊藤プロの連荘が始まる。
また我慢の時間だ。

そして迎えた親番、今日一番の疑問手を打ってしまう。

二万三万四万一索二索三索三索四索五索五索六索白白  ドラ四万

この手を2巡回してリーチ。

即リーチをしなかった理由は、単純にツモる感じがまるでしなっかたからだ。
変化を待とう。(白ポンまで考えていた)

2巡後リーチを発声する自分がいた。
次巡、白をツモり悪い予感が、、、、

私がリーチを打った時、すでに前田プロは七対子のテンパイをしていた。

六万六万九万九万六索六索七索七索七索五筒五筒西西中  

そして

六万六万六万九万九万六索六索七索七索七索西西中  ツモ九万

悪い予感だけは的中した。しかも私のリーチが誘発した可能性が高い四暗刻。
リーチをしなければ七対子をアガっていたのでは?
最悪の結果を生んでしまった。

考えている事と、やっている事がバラバラに。
もう頭の中は真っ白なのだが、プロとしてこれ以上見苦しい麻雀は打てない。
丁寧に冷静に打たなければ、、、、

3、4回戦は、運よく連勝する事が出来、本当に傷を浅くする事が出来た。

前半、消極的過ぎた事と、攻守がうまくかみ合わない麻雀だった。
勝利する為には学ぶべき事が沢山有り、状況により正解だったり不正解だったり、
常に正解を導き出すのは本当に難しい。

その奥の深さが麻雀の魅力なのだろうと思う。

残り6節、勝つことをより意識して頑張りたいと思います。

プロリーグ(鳳凰戦)レポート/第31期A1リーグ第4節レポート 近藤 久春

今期自分は、いつもより前に出る麻雀で戦おうと心に決めていた。
しかし、結果を出せず後がない位置にいる為、早くも軌道修正するつもりで挑んだ第4節。
開局早々、荒プロが炸裂する。
東1局 西家 
五万六万七万三索四索五索六索六索六索七索八索南南  リーチ  ツモ南  ドラ南
これを皮切りに、4,000オールを3回に、5,200や3,900と独壇場になり80,000点オーバー。
全く麻雀をさせてもらえない。
仕掛けどころや、押し返したい場面もあったのだが、放銃に回ると前節の二の舞になると思い見送る。
これが更に拍車をかけたのかもしれない
こんな状態のとき、経験則から、荒プロには、絶対に逆らっては駄目だ。
上手くて強い上に流れが来てるのだ。とにかく、傷を浅く終わらせる。
まだ、3回戦残っていると自分に言い聞かせた。
2回戦。
今度は、伊藤プロの連荘が始まる。
また我慢の時間だ。
そして迎えた親番、今日一番の疑問手を打ってしまう。
二万三万四万一索二索三索三索四索五索五索六索白白  ドラ四万
この手を2巡回してリーチ。
即リーチをしなかった理由は、単純にツモる感じがまるでしなっかたからだ。
変化を待とう。(白ポンまで考えていた)
2巡後リーチを発声する自分がいた。
次巡、白をツモり悪い予感が、、、、
私がリーチを打った時、すでに前田プロは七対子のテンパイをしていた。
六万六万九万九万六索六索七索七索七索五筒五筒西西中  
そして
六万六万六万九万九万六索六索七索七索七索西西中  ツモ九万
悪い予感だけは的中した。しかも私のリーチが誘発した可能性が高い四暗刻。
リーチをしなければ七対子をアガっていたのでは?
最悪の結果を生んでしまった。
考えている事と、やっている事がバラバラに。
もう頭の中は真っ白なのだが、プロとしてこれ以上見苦しい麻雀は打てない。
丁寧に冷静に打たなければ、、、、
3、4回戦は、運よく連勝する事が出来、本当に傷を浅くする事が出来た。
前半、消極的過ぎた事と、攻守がうまくかみ合わない麻雀だった。
勝利する為には学ぶべき事が沢山有り、状況により正解だったり不正解だったり、
常に正解を導き出すのは本当に難しい。
その奥の深さが麻雀の魅力なのだろうと思う。
残り6節、勝つことをより意識して頑張りたいと思います。

第9期女流桜花第4節レポート 武石 絵里

今期から6節+プレーオフとなった女流桜花。
この第4節が終われば、残すは2節8半荘。
いよいよ、上の者は決定戦を、下の者は降級を意識した戦いになってくる。

今期初めてAリーグにあがった私の目標は、プレーオフに残ること。
手牌の価値を考えて、変な弱気を出さないで打とう、と対局に向かったはずなのです、が。
今回もとても課題の残る麻雀を打ってしまった。

1回戦
東1局、親・南里のピンズ染めに、仲田のドラポン、さらにはその仕掛けに対しての内田の東切り。
この日の象徴のように、私以外の全員が戦っている。

南里に12,000放銃となる七筒をとめたのはたまたまで、七筒だから止めたわけではなく、自分の手牌が追い付いていなかったのでオリやすく、放銃回避となった。

オーラス、テンパイだが親仲田の仕掛けに、ドラ白の見えていない状態で発を打ちきれず、南をトイツ落とし。
たまたま発単騎でテンパイ復活し、たまたま発をツモり、たまたま2着で終了。

2回戦
南3局親。南里のリーチを受けて、まわりながら手を進めていき、選択。

五万六万六万八万八万三索四索五索四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ三万  ドラ六万

マンズを切りたくないがテンパイしたら勝負しよう、と思っていたところに、また不要なマンズ。
ピンズのターツが払えるので、安全にピンズを落としてしまったが、解説で言ってもらったように、ここは三万を切るところだったと思う。

五万八万は切りづらいけど、三万六万待ちなら三万で打っても安いことが多い。
ピンズを切ってマンズしか受けられなくすると、親番を維持することも難しくなってしまう。
三万を切れていれば、七万をひき中筋になったドラ切りリーチで11,600をアガることが出来ている。
戦わなかった私に、そう何度もラッキーなテンパイが入るはずもなく、テンパイできずに流局。
なんとか原点をキープでき、2着。

3回戦
東2局親。4巡目に発待ちの七対子テンパイ。
リーチと言えず、2,400の出アガリ。
自分が子方で、この放銃をしたらどう感じるだろうか。きっと、「怖くない」。

1本場。4巡目。

七万八万六索六索八索八索二筒四筒東東発発中  ドラ二筒

ここから1枚目の発をポンしたのだが、もう少し我慢しなければ駄目だったように思う。
発をスルーすれば、もしかしたら仲田の東が鳴けていたかもしれない。

南3局、ドラ白
6巡目に南白のシャンポンでテンパイの親に12,000放銃。

1本場。

一索一索二索二索四索五索五索六索八索八索八筒西西  ツモ六索  ドラ八筒

ソーズの一色手をしているところに、南里の親リーチが入り、すぐに八筒をつかんだが、テンパイ。
このテンパイから現物の二索を抜いてオリてしまった。八筒切り、八筒が切れないなら四索切り、この2択しかない。
どうして切れなかったんだろう、本当に今でも後悔している。
結果、どちらを切っていても私のアガリが先にあり、どちらも捕えられなかったから、南里の4,000オールとなった。

解説でも言われたが、麻雀は戦いだ。無傷で勝てるものではない。
実際、1回戦の東1局に12,000放銃し、1人沈みでスタートした仲田が、4回戦の自分の時間帯をしっかりとものにして、終わってみれば1人浮き。
さらにトータルポイントを伸ばす結果となった。

よくなったときに弱気になるのが課題だといわれた。
それだけじゃないけれど、これをなおさないと次もまた戦えない。
自分を客観的にみると、先手が取れたときだけアガリにきて、基本的には原点確保を狙っているようにしか見えない。勝ちたいというよりは、沈みたくない。

次節の対戦相手には、和久津がいる。
和久津に対するイメージは、ほとんどの人が抱いているそれと一緒で、「超攻撃型」。
私には切れない牌を切り飛ばしている姿を、何度も何度も見ている。
そして、それを見た感想もまた、多くのファン同様「かっこいい」。
急に和久津のようには打てないが、少しでもその強さを見習って戦う麻雀を打ちたいと思う。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第9期女流桜花第4節レポート 武石 絵里

今期から6節+プレーオフとなった女流桜花。
この第4節が終われば、残すは2節8半荘。
いよいよ、上の者は決定戦を、下の者は降級を意識した戦いになってくる。
今期初めてAリーグにあがった私の目標は、プレーオフに残ること。
手牌の価値を考えて、変な弱気を出さないで打とう、と対局に向かったはずなのです、が。
今回もとても課題の残る麻雀を打ってしまった。
1回戦
東1局、親・南里のピンズ染めに、仲田のドラポン、さらにはその仕掛けに対しての内田の東切り。
この日の象徴のように、私以外の全員が戦っている。
南里に12,000放銃となる七筒をとめたのはたまたまで、七筒だから止めたわけではなく、自分の手牌が追い付いていなかったのでオリやすく、放銃回避となった。
オーラス、テンパイだが親仲田の仕掛けに、ドラ白の見えていない状態で発を打ちきれず、南をトイツ落とし。
たまたま発単騎でテンパイ復活し、たまたま発をツモり、たまたま2着で終了。
2回戦
南3局親。南里のリーチを受けて、まわりながら手を進めていき、選択。
五万六万六万八万八万三索四索五索四筒四筒五筒五筒六筒  ツモ三万  ドラ六万
マンズを切りたくないがテンパイしたら勝負しよう、と思っていたところに、また不要なマンズ。
ピンズのターツが払えるので、安全にピンズを落としてしまったが、解説で言ってもらったように、ここは三万を切るところだったと思う。
五万八万は切りづらいけど、三万六万待ちなら三万で打っても安いことが多い。
ピンズを切ってマンズしか受けられなくすると、親番を維持することも難しくなってしまう。
三万を切れていれば、七万をひき中筋になったドラ切りリーチで11,600をアガることが出来ている。
戦わなかった私に、そう何度もラッキーなテンパイが入るはずもなく、テンパイできずに流局。
なんとか原点をキープでき、2着。
3回戦
東2局親。4巡目に発待ちの七対子テンパイ。
リーチと言えず、2,400の出アガリ。
自分が子方で、この放銃をしたらどう感じるだろうか。きっと、「怖くない」。
1本場。4巡目。
七万八万六索六索八索八索二筒四筒東東発発中  ドラ二筒
ここから1枚目の発をポンしたのだが、もう少し我慢しなければ駄目だったように思う。
発をスルーすれば、もしかしたら仲田の東が鳴けていたかもしれない。
南3局、ドラ白
6巡目に南白のシャンポンでテンパイの親に12,000放銃。
1本場。
一索一索二索二索四索五索五索六索八索八索八筒西西  ツモ六索  ドラ八筒
ソーズの一色手をしているところに、南里の親リーチが入り、すぐに八筒をつかんだが、テンパイ。
このテンパイから現物の二索を抜いてオリてしまった。八筒切り、八筒が切れないなら四索切り、この2択しかない。
どうして切れなかったんだろう、本当に今でも後悔している。
結果、どちらを切っていても私のアガリが先にあり、どちらも捕えられなかったから、南里の4,000オールとなった。
解説でも言われたが、麻雀は戦いだ。無傷で勝てるものではない。
実際、1回戦の東1局に12,000放銃し、1人沈みでスタートした仲田が、4回戦の自分の時間帯をしっかりとものにして、終わってみれば1人浮き。
さらにトータルポイントを伸ばす結果となった。
よくなったときに弱気になるのが課題だといわれた。
それだけじゃないけれど、これをなおさないと次もまた戦えない。
自分を客観的にみると、先手が取れたときだけアガリにきて、基本的には原点確保を狙っているようにしか見えない。勝ちたいというよりは、沈みたくない。
次節の対戦相手には、和久津がいる。
和久津に対するイメージは、ほとんどの人が抱いているそれと一緒で、「超攻撃型」。
私には切れない牌を切り飛ばしている姿を、何度も何度も見ている。
そして、それを見た感想もまた、多くのファン同様「かっこいい」。
急に和久津のようには打てないが、少しでもその強さを見習って戦う麻雀を打ちたいと思う。

第92回『勝てるリーチ麻雀講座②~勝てるリーチの戦術~』 魚谷 侑未

第2回目の今日は[勝てるリーチの戦術]をお教えします。

【序章】

さて、今回の講座に入る前に前置きさせて頂きます。
今回の講座から、かなり型にはめて断定的に戦術を述べさせて頂きます。
上級者の中には「それじゃ強くなれない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、こちらは中級者からのステップアップを題材としています。
つまりは、「麻雀で勝てない人が勝ちに近付くための過程に必要な事」を書いて行きます。
この講座で学んだ事をいつまでも実践して欲しいということではありません。
これを実践していく内に自分で学び、考えて成長して行って欲しいのです。
なので、上級者の方からしたらつまらなく感じる講座かもしれません。
それでも宜しければ最後までお付き合い下さい。

【一章~リーチについて~】

皆さんはどんな判断基準でリーチをかけていますか?
あまり基準を作らずにあやふやにしてしまってないですか?

リーチを制する者は麻雀を制する。

こんな言葉を知っていますか?
え?知らないですか?
はい、私が作りました。
でも、そう言っても過言ではないくらい一般的な一発裏ありルールにおいて、リーチという役は大切なものになっていると思います。

では、リーチ判断の話に入る前に、リーチのメリットとデメリットについておさらいしましょう。

⚫︎メリット⚫︎

1.打点上昇。
一番分かりやすく、リーチの核になるメリットがこれだと思います。
一発裏ありルールではピンフのみのリーチが満貫になってしまうことなんて日常茶飯事です。

2.相手に真っ直ぐ打たせない。
これもかなり大きなメリットだと思っています。
リーチを受けたら自分の手の事だけを考えて真っ直ぐ打つ事って出来ませんよね?
その事により、相手のアガるチャンスを潰す事が出来るのです。

⚫︎デメリット⚫︎

1.手牌を入れ替えられない。
リーチをした後はアガリ牌以外はツモ切りする事しか出来ません。
つまり、相手に攻め返されてもオリるという選択肢がとれません。
更に、手替わり出来る高くなる牌や待ちが良くなる牌と入れ替える事も出来ません。

2.当たり牌を打たれにくくなる。
ヤミテンなら場に打たれるはずの牌が打たれなくなります。

メリットとデメリットをいくつか挙げましたが、結論を言えばメリットの方がデメリットよりかなり強いと思います。
なぜなら、最初に述べた「打点上昇」というメリットがあまりにも強いからです。

リーチをたくさん打つことで放銃が増えたように見えますが、どうか放銃を恐れないで下さい。
放銃する機会が増えた以上に、アガリの打点は上昇しています。
そして、相手のアガリがあったはずの局を潰している事もあります。
これは自分の目から見たら気付きにくいんですけどね。

今日の講座では「たくさんリーチを打つ」という事を学んで行きましょう。
「あ、このケースはリーチだったのにリーチし忘れて一発でツモっちゃった」
なんていうことは絶対にないようにして下さいね。
この一章ではリーチのメリット・デメリットについてお話させて頂きました。
それでは、リーチマスターを目指して一緒に頑張りましょう!

【二章~リーチ判断~】

CASE.1
両面待ちテンパイ

【先手の両面待ちテンパイは8割リーチしましょう。】

ピンフのみの1,000点や、タンヤオのみの1,300点でヤミテンにしていませんか?
はい!その概念を捨てて全部リーチしてみましょう。
両面待ちなら待ちの良し悪しもさほど関係ありません。
ただし、「先手である」ということが重要です。
ちなみに後手を踏んだ時はヤミテンにする場合もあります。

→残り2割のリーチしなくていいケース。

○ヤミテン満貫以上ある場合。
これは待ちの良し悪しや、局面に応じて判断しましょう。
もちろん全部リーチしてもいいです。
判断がつきにくい場合はリーチで良いと思います。

◯3段目に入った場合。
例え、他家がリーチや仕掛けを入れてなくてもテンパイしている可能性も高いです。
つまり見えていないだけで、すでに後手を踏んでる可能性があるのです。

◯その局にアガる事でトップになるorトップに限りなく近くなる場合。
はい、トップが取れる場合はリーチの必要はないですね。
でも、役がない時は当然リーチを打ちましょう。

CASE.2
カンチャン待ちテンパイ

カンチャン待ちはアガれない…なんて悪い印象を抱いていませんか?
いーえ。そんな事はありません。
待ちは両面待ちの半分になりますが、アガリ率は両面待ちの半分にはなるわけではありません。
カンチャン待ちでも、迷わずに両面待ちと同じような感覚でリーチをかけていけるようになりましょう。

[この中で3つ満たしたら無条件でリーチを打ちましょう。]

1.手替わり枚数がアガリ枚数の2倍以下の時。
2.リーチをかけて2,600点以上の打点であること。
3.出アガリ、もしくはツモアガリが凄く期待出来る待ちの時
4.先手であること
5.親であること

しかし1がものすごーーく重要になります。1の比率はこの中でも高めにして下さいね。

それ以下の場合は、状況と合わせて判断して欲しいです。

1のケースを紹介します。

ニニ13456(234678) ドラ5

これは極端に手替わりや打点上昇の多いケースになります。
アガリ牌が現状は2の1種4牌であるのに対して嬉しい手替わりわりが
→二、345678

7種22牌もあります。
ということで、手替わり枚数が7倍近くになるので、この手はヤミテンが正解ということになります。
上記の3つの条件を満たしたらリーチと言いましたが、ヤミテンにするメリットが大きくある場合は自己判断でヤミテンにして下さい。
リーチを打たない事によってアガリ牌の2を打たれ、他家にアガリ切られたとしても後悔しなくて大丈夫。
リーチを打つべき手牌ではないので仕方ありません。
今までリーチをかけてきた人は、このように考えてきちんと気持ちを切り替えましょう。

逆に、赤が絡むこんなカンチャン待ちは即リーチと行きましょう。

三赤五七八九11234(234)  北家  ドラ北

赤五七11789(123)南南南   北家  ドラ北

上は三色の手替わりが、下はチャンタの手替わりがあります。
しかし、基本はどちらも即リーチと思って下さい。
上の手牌は例え二を引き入れたとしても三色は確定しません。現状より打点が下がるケースも多い上に、手替わりが嬉しいのは二と六だけです。

下の手牌は八九引きでチャンタ、四引きで良形への手替わりがあります。
しかし、チャンタになる場合の八引きではチャンタが確定せず、九引きはカンチャン待ちになります。
そして、赤は使えない牌となりますから、結局1ハンしかアップしません。
四引きは確かに嬉しいですが、その牌だけを待つのは非効率的です。

つまりは、赤絡みのカンチャンの場合、ものすごーーーく有効な手替わりがたくさんあるケース以外は即リーチを打ちましょう。ということです。

CASE.3
シャンポン待ちテンパイ

シャンポン待ち、好きですか?
私は結構好きです。
でも、昔はどうしようもないくらい愛してるってくらいに好きだったので、大きく好きのレベルは落ちました。

シャンポン待ちを愛しすぎてる人は、愛情は少しだけ抑えましょう。
それは何故か?

牌効率を考えて手牌を進めた時に、シャンポン待ちにはなりにくいということです。
なので、よくシャンポン待ちになる!という人はまずは自分の手牌進行の仕方を見直してみましょう。
(この理由については次回の牌効率の章で詳しく説明しますね)

麻雀は出アガリを狙う局面も多くあります。
もちろん、出アガリを狙う事も時には大切です。
しかし、麻雀の基本は「ツモ」であるのでツモアガリを目指す手作り、打ち方をして欲しいのです。
そうする事によって、自然と最終形がシャンポン待ちになることが減って行くと思います。

と、前置きが長くなりましたが、シャンポン待ちを作るなということではありません。
手順でシャンポン待ちになるケースも多々あります。

ということで、シャンポン待ちのリーチについて考察していきます。

○出アガリし易い待ちの場合は、打点に関係なくリーチで良し。
字牌が絡むケース、19牌が絡むケース。
ギリギリ28が絡むケースでしょうか。
ヤミテンでも役がある場合は、28の絡むケースから手牌と相談してください。
逆に、安手の3~7の待ちになる場合は、平場ならヤミテンをお勧めします。
出アガリし易い待ちの場合は、相手に押し返されたとしても戦えるケースもありますが、3~7待ちの場合は押し返された場合に、他家からのオリ打ちなどを狙えることも少ないので、圧倒的に弱くなってしまいます。

○出アガリしにくい待ちの場合は、打点と手替わり次第。
3~7待ちは基本的に出アガリがしにくく、山にあるかどうかも読みづらい事が多いと思います。
山にあると確信がある場合は、カンチャンのケースと同じように考えて下さい。
手替わり枚数はどれだけあるか。打点がどの程度あるか。先手であるか、後手であるか。
色んなケースがありますので、自分の中で基準をある程度設けてみてくださいね。

安い!待ちが悪い!後手!
これを避けてリーチを打って行きましょう。

CASE.4
単騎待ちテンパイ

はい、最後のケースになります。単騎待ちテンパイ。
ここでは七対子の単騎待ちの話は除外させて頂きます。

メンツ手での単騎待ちのリーチって難しいですよね。
打ちづらいなーと思う人もたくさん居ると思います。
しかし、ガンガン打って行きましょう。

ドラクエの作戦で言うなら、
両面待ち→ガンガン行こうぜ
カンチャン待ち→みんながんばれ
シャンポン待ち→みんながんばれ
単騎待ち→ガンガン行こうぜ
くらいの気持ちで戦いましょう。(気付いたら全部攻撃系の作戦だったよ…)
つまり、リーチは偉いって事ですね。

単騎待ちでリーチを打つというのは、もちろん優秀な単騎待ちに限られます。
単騎待ちで何でもリーチは絶対ダメです。
優秀な単騎というのは、オタ風牌→役牌→他家から見て当たらなそうに見える牌です。

最後に注意点です。
それは、どんな手でも単騎待ちリーチを打っていいわけではありません。
流石にこれでリーチを打ったら勿体無いなーと思う場合は、ヤミテンにしましょう。
例としては、単騎以外がタンピン系の手牌などですね。

強い単騎待ちというのは、他家からの出アガリを期待出来るのももちろんですが、使いにくい牌で場に打たれていない牌だと山に生きている可能性も高くツモアガリも期待出来ます。
自分で待ちを選択が出来るというメリットもありますから、単騎待ちって敬遠されがちですが是非試してみてください。

【三章~先手と後手~】

[先手と後手について]
さて、今回の講座では耳が痛くなるくらい[先手・後手]という単語が出て来たと思います。
何故先手であることが重要であるか。
それは、一章で説明したメリット・デメリットが関連して来ます。

[後手で攻撃した場合]
◯相手に真っ直ぐ打たれてしまう。
もう他家が先制でリーチを打っていたり、仕掛けたりしている場合、真っ直ぐ打つしかない事が多くあります。
つまり真っ直ぐ打たせないというメリットが減ってしまいますね。

◯当たり牌を更に打たれにくくなる。
こちらはリーチのデメリットですが、2軒から攻撃されたら他家は更に当たり牌をうちにくくなりますね。

と、後手を踏む事でメリットが減りデメリットが増える、つまりリーチのリスクが少し増えます。
しかし、その後手でのリーチのリスクを考慮した上でもリーチを打った方が得な場面も多々あります。
これについては事例が多過ぎてこちらの講座で書くことは出来ません。
だから、後手でもたくさんリーチを打ってみてください。
リーチを打つことにより、どの局面のリーチ判断が正しくて、どの局面でのリーチ判断が間違ってるかが見えてくると思います。
それは、リーチを普段打たない人には知り得ない感覚です。
最初から正解を導き出せる人はいません。
常に正解を導き出せるようになるには、多くの鍛錬と長い時間が必要なのです。
少しずつ、強者になるべく歩んで行きましょう!

【終章】

はい、第2回の勝てるリーチ麻雀講座はこれで終わりになります。
分かりづらい講座だったらごめんなさい。
要約すると【たくさんリーチを打ちましょう】って事なんですね。
ただ、リーチを打たない方が得な場面もちょこちょこ出てきます。
そのケースが分かりにくいなーと思う方は、そのケースを肌で感じるためにもやっぱりたくさんリーチを打って下さい。
きっと、「このリーチはやり過ぎた」と思えるケースと遭遇出来るはずです。
そんなケースと遭遇出来るということは、1つ成長したということだと思います。

それでは、第3回【勝てる牌効率講座】でお会いしましょう!

中級/第92回『勝てるリーチ麻雀講座②~勝てるリーチの戦術~』 魚谷 侑未

第2回目の今日は[勝てるリーチの戦術]をお教えします。
【序章】
さて、今回の講座に入る前に前置きさせて頂きます。
今回の講座から、かなり型にはめて断定的に戦術を述べさせて頂きます。
上級者の中には「それじゃ強くなれない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、こちらは中級者からのステップアップを題材としています。
つまりは、「麻雀で勝てない人が勝ちに近付くための過程に必要な事」を書いて行きます。
この講座で学んだ事をいつまでも実践して欲しいということではありません。
これを実践していく内に自分で学び、考えて成長して行って欲しいのです。
なので、上級者の方からしたらつまらなく感じる講座かもしれません。
それでも宜しければ最後までお付き合い下さい。
【一章~リーチについて~】
皆さんはどんな判断基準でリーチをかけていますか?
あまり基準を作らずにあやふやにしてしまってないですか?
リーチを制する者は麻雀を制する。
こんな言葉を知っていますか?
え?知らないですか?
はい、私が作りました。
でも、そう言っても過言ではないくらい一般的な一発裏ありルールにおいて、リーチという役は大切なものになっていると思います。
では、リーチ判断の話に入る前に、リーチのメリットとデメリットについておさらいしましょう。
⚫︎メリット⚫︎
1.打点上昇。
一番分かりやすく、リーチの核になるメリットがこれだと思います。
一発裏ありルールではピンフのみのリーチが満貫になってしまうことなんて日常茶飯事です。
2.相手に真っ直ぐ打たせない。
これもかなり大きなメリットだと思っています。
リーチを受けたら自分の手の事だけを考えて真っ直ぐ打つ事って出来ませんよね?
その事により、相手のアガるチャンスを潰す事が出来るのです。
⚫︎デメリット⚫︎
1.手牌を入れ替えられない。
リーチをした後はアガリ牌以外はツモ切りする事しか出来ません。
つまり、相手に攻め返されてもオリるという選択肢がとれません。
更に、手替わり出来る高くなる牌や待ちが良くなる牌と入れ替える事も出来ません。
2.当たり牌を打たれにくくなる。
ヤミテンなら場に打たれるはずの牌が打たれなくなります。
メリットとデメリットをいくつか挙げましたが、結論を言えばメリットの方がデメリットよりかなり強いと思います。
なぜなら、最初に述べた「打点上昇」というメリットがあまりにも強いからです。
リーチをたくさん打つことで放銃が増えたように見えますが、どうか放銃を恐れないで下さい。
放銃する機会が増えた以上に、アガリの打点は上昇しています。
そして、相手のアガリがあったはずの局を潰している事もあります。
これは自分の目から見たら気付きにくいんですけどね。
今日の講座では「たくさんリーチを打つ」という事を学んで行きましょう。
「あ、このケースはリーチだったのにリーチし忘れて一発でツモっちゃった」
なんていうことは絶対にないようにして下さいね。
この一章ではリーチのメリット・デメリットについてお話させて頂きました。
それでは、リーチマスターを目指して一緒に頑張りましょう!
【二章~リーチ判断~】
CASE.1
両面待ちテンパイ
【先手の両面待ちテンパイは8割リーチしましょう。】
ピンフのみの1,000点や、タンヤオのみの1,300点でヤミテンにしていませんか?
はい!その概念を捨てて全部リーチしてみましょう。
両面待ちなら待ちの良し悪しもさほど関係ありません。
ただし、「先手である」ということが重要です。
ちなみに後手を踏んだ時はヤミテンにする場合もあります。
→残り2割のリーチしなくていいケース。
○ヤミテン満貫以上ある場合。
これは待ちの良し悪しや、局面に応じて判断しましょう。
もちろん全部リーチしてもいいです。
判断がつきにくい場合はリーチで良いと思います。
◯3段目に入った場合。
例え、他家がリーチや仕掛けを入れてなくてもテンパイしている可能性も高いです。
つまり見えていないだけで、すでに後手を踏んでる可能性があるのです。
◯その局にアガる事でトップになるorトップに限りなく近くなる場合。
はい、トップが取れる場合はリーチの必要はないですね。
でも、役がない時は当然リーチを打ちましょう。
CASE.2
カンチャン待ちテンパイ
カンチャン待ちはアガれない…なんて悪い印象を抱いていませんか?
いーえ。そんな事はありません。
待ちは両面待ちの半分になりますが、アガリ率は両面待ちの半分にはなるわけではありません。
カンチャン待ちでも、迷わずに両面待ちと同じような感覚でリーチをかけていけるようになりましょう。
[この中で3つ満たしたら無条件でリーチを打ちましょう。]
1.手替わり枚数がアガリ枚数の2倍以下の時。
2.リーチをかけて2,600点以上の打点であること。
3.出アガリ、もしくはツモアガリが凄く期待出来る待ちの時
4.先手であること
5.親であること
しかし1がものすごーーく重要になります。1の比率はこの中でも高めにして下さいね。
それ以下の場合は、状況と合わせて判断して欲しいです。
1のケースを紹介します。
ニニ13456(234678) ドラ5
これは極端に手替わりや打点上昇の多いケースになります。
アガリ牌が現状は2の1種4牌であるのに対して嬉しい手替わりわりが
→二、345678
7種22牌もあります。
ということで、手替わり枚数が7倍近くになるので、この手はヤミテンが正解ということになります。
上記の3つの条件を満たしたらリーチと言いましたが、ヤミテンにするメリットが大きくある場合は自己判断でヤミテンにして下さい。
リーチを打たない事によってアガリ牌の2を打たれ、他家にアガリ切られたとしても後悔しなくて大丈夫。
リーチを打つべき手牌ではないので仕方ありません。
今までリーチをかけてきた人は、このように考えてきちんと気持ちを切り替えましょう。
逆に、赤が絡むこんなカンチャン待ちは即リーチと行きましょう。
三赤五七八九11234(234)  北家  ドラ北
赤五七11789(123)南南南   北家  ドラ北
上は三色の手替わりが、下はチャンタの手替わりがあります。
しかし、基本はどちらも即リーチと思って下さい。
上の手牌は例え二を引き入れたとしても三色は確定しません。現状より打点が下がるケースも多い上に、手替わりが嬉しいのは二と六だけです。
下の手牌は八九引きでチャンタ、四引きで良形への手替わりがあります。
しかし、チャンタになる場合の八引きではチャンタが確定せず、九引きはカンチャン待ちになります。
そして、赤は使えない牌となりますから、結局1ハンしかアップしません。
四引きは確かに嬉しいですが、その牌だけを待つのは非効率的です。
つまりは、赤絡みのカンチャンの場合、ものすごーーーく有効な手替わりがたくさんあるケース以外は即リーチを打ちましょう。ということです。
CASE.3
シャンポン待ちテンパイ
シャンポン待ち、好きですか?
私は結構好きです。
でも、昔はどうしようもないくらい愛してるってくらいに好きだったので、大きく好きのレベルは落ちました。
シャンポン待ちを愛しすぎてる人は、愛情は少しだけ抑えましょう。
それは何故か?
牌効率を考えて手牌を進めた時に、シャンポン待ちにはなりにくいということです。
なので、よくシャンポン待ちになる!という人はまずは自分の手牌進行の仕方を見直してみましょう。
(この理由については次回の牌効率の章で詳しく説明しますね)
麻雀は出アガリを狙う局面も多くあります。
もちろん、出アガリを狙う事も時には大切です。
しかし、麻雀の基本は「ツモ」であるのでツモアガリを目指す手作り、打ち方をして欲しいのです。
そうする事によって、自然と最終形がシャンポン待ちになることが減って行くと思います。
と、前置きが長くなりましたが、シャンポン待ちを作るなということではありません。
手順でシャンポン待ちになるケースも多々あります。
ということで、シャンポン待ちのリーチについて考察していきます。
○出アガリし易い待ちの場合は、打点に関係なくリーチで良し。
字牌が絡むケース、19牌が絡むケース。
ギリギリ28が絡むケースでしょうか。
ヤミテンでも役がある場合は、28の絡むケースから手牌と相談してください。
逆に、安手の3~7の待ちになる場合は、平場ならヤミテンをお勧めします。
出アガリし易い待ちの場合は、相手に押し返されたとしても戦えるケースもありますが、3~7待ちの場合は押し返された場合に、他家からのオリ打ちなどを狙えることも少ないので、圧倒的に弱くなってしまいます。
○出アガリしにくい待ちの場合は、打点と手替わり次第。
3~7待ちは基本的に出アガリがしにくく、山にあるかどうかも読みづらい事が多いと思います。
山にあると確信がある場合は、カンチャンのケースと同じように考えて下さい。
手替わり枚数はどれだけあるか。打点がどの程度あるか。先手であるか、後手であるか。
色んなケースがありますので、自分の中で基準をある程度設けてみてくださいね。
安い!待ちが悪い!後手!
これを避けてリーチを打って行きましょう。
CASE.4
単騎待ちテンパイ
はい、最後のケースになります。単騎待ちテンパイ。
ここでは七対子の単騎待ちの話は除外させて頂きます。
メンツ手での単騎待ちのリーチって難しいですよね。
打ちづらいなーと思う人もたくさん居ると思います。
しかし、ガンガン打って行きましょう。
ドラクエの作戦で言うなら、
両面待ち→ガンガン行こうぜ
カンチャン待ち→みんながんばれ
シャンポン待ち→みんながんばれ
単騎待ち→ガンガン行こうぜ
くらいの気持ちで戦いましょう。(気付いたら全部攻撃系の作戦だったよ…)
つまり、リーチは偉いって事ですね。
単騎待ちでリーチを打つというのは、もちろん優秀な単騎待ちに限られます。
単騎待ちで何でもリーチは絶対ダメです。
優秀な単騎というのは、オタ風牌→役牌→他家から見て当たらなそうに見える牌です。
最後に注意点です。
それは、どんな手でも単騎待ちリーチを打っていいわけではありません。
流石にこれでリーチを打ったら勿体無いなーと思う場合は、ヤミテンにしましょう。
例としては、単騎以外がタンピン系の手牌などですね。
強い単騎待ちというのは、他家からの出アガリを期待出来るのももちろんですが、使いにくい牌で場に打たれていない牌だと山に生きている可能性も高くツモアガリも期待出来ます。
自分で待ちを選択が出来るというメリットもありますから、単騎待ちって敬遠されがちですが是非試してみてください。
【三章~先手と後手~】
[先手と後手について]
さて、今回の講座では耳が痛くなるくらい[先手・後手]という単語が出て来たと思います。
何故先手であることが重要であるか。
それは、一章で説明したメリット・デメリットが関連して来ます。
[後手で攻撃した場合]
◯相手に真っ直ぐ打たれてしまう。
もう他家が先制でリーチを打っていたり、仕掛けたりしている場合、真っ直ぐ打つしかない事が多くあります。
つまり真っ直ぐ打たせないというメリットが減ってしまいますね。
◯当たり牌を更に打たれにくくなる。
こちらはリーチのデメリットですが、2軒から攻撃されたら他家は更に当たり牌をうちにくくなりますね。
と、後手を踏む事でメリットが減りデメリットが増える、つまりリーチのリスクが少し増えます。
しかし、その後手でのリーチのリスクを考慮した上でもリーチを打った方が得な場面も多々あります。
これについては事例が多過ぎてこちらの講座で書くことは出来ません。
だから、後手でもたくさんリーチを打ってみてください。
リーチを打つことにより、どの局面のリーチ判断が正しくて、どの局面でのリーチ判断が間違ってるかが見えてくると思います。
それは、リーチを普段打たない人には知り得ない感覚です。
最初から正解を導き出せる人はいません。
常に正解を導き出せるようになるには、多くの鍛錬と長い時間が必要なのです。
少しずつ、強者になるべく歩んで行きましょう!
【終章】
はい、第2回の勝てるリーチ麻雀講座はこれで終わりになります。
分かりづらい講座だったらごめんなさい。
要約すると【たくさんリーチを打ちましょう】って事なんですね。
ただ、リーチを打たない方が得な場面もちょこちょこ出てきます。
そのケースが分かりにくいなーと思う方は、そのケースを肌で感じるためにもやっぱりたくさんリーチを打って下さい。
きっと、「このリーチはやり過ぎた」と思えるケースと遭遇出来るはずです。
そんなケースと遭遇出来るということは、1つ成長したということだと思います。
それでは、第3回【勝てる牌効率講座】でお会いしましょう!

第16期特別昇級リーグ 決勝成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 土井 悟 ▲ 11.5 38.6 26.5 63.3 3.4 ▲ 1.1 33.3 18.7 171.2
2 本田 朋広 17.7 10.6 54.0 8.6 ▲ 6.7 ▲ 27.4 48.5 51.9 157.2
3 福光 聖雄 105.4 ▲ 32.3 ▲ 1.3 4.3 38.4 6.9 5.9 ▲ 35.5 91.8
4 高宮 まり ▲ 50.8 52.3 41.0 1.7 38.0 ▲ 14.3 46.1 ▲ 35.1 78.9
5 大和田 篤史 ▲ 38.7 41.9 13.6 39.6 ▲ 14.8 ▲ 8.6 18.5 敗退
6 ケネス・徳田 ▲ 16.7 ▲ 12.1 ▲ 48.3 33.0 12.5 28.5 ▲ 15.5 敗退
7 井出 康平 58.4 1.5 ▲ 25.8 ▲ 21.6 3.6 14.4 ▲ 66.3 敗退
8 北野 由実 29.3 ▲ 5.1 ▲ 46.5 49.5 ▲ 7.8 9.3 ▲ 70.5 敗退
9 高沢 智 10.8 ▲ 13.8 23.1 ▲ 78.9 23.2 21.4 敗退
10 江口 一敏 4.6 33.5 10.0 ▲ 41.0 ▲ 54.5 ▲ 30.6 敗退
11 小車 祥 13.0 ▲ 37.9 ▲ 32.1 17.6 ▲ 37.1 ▲ 13.1 敗退
12 冨田 久志 ▲ 24.1 ▲ 49.8 ▲ 13.9 ▲ 9.6 敗退
13 中土 恵介 ▲ 47.3 8.3 ▲ 2.3 ▲ 68.5 敗退
14 手塚 紗掬 ▲ 74.5 ▲ 52.0 敗退
15 小川 拓麻 11.9 51.3 失格
16 谷口 裕介 ▲ 2.5 41.3 失格
17 吉井 健人 40.0 ▲ 76.3 失格
18 福島 祐一 ▲ 25.0 失格

特別昇級リーグ 成績表/第16期特別昇級リーグ 決勝成績表

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 合計
1 土井 悟 ▲ 11.5 38.6 26.5 63.3 3.4 ▲ 1.1 33.3 18.7 171.2
2 本田 朋広 17.7 10.6 54.0 8.6 ▲ 6.7 ▲ 27.4 48.5 51.9 157.2
3 福光 聖雄 105.4 ▲ 32.3 ▲ 1.3 4.3 38.4 6.9 5.9 ▲ 35.5 91.8
4 高宮 まり ▲ 50.8 52.3 41.0 1.7 38.0 ▲ 14.3 46.1 ▲ 35.1 78.9
5 大和田 篤史 ▲ 38.7 41.9 13.6 39.6 ▲ 14.8 ▲ 8.6 18.5 敗退
6 ケネス・徳田 ▲ 16.7 ▲ 12.1 ▲ 48.3 33.0 12.5 28.5 ▲ 15.5 敗退
7 井出 康平 58.4 1.5 ▲ 25.8 ▲ 21.6 3.6 14.4 ▲ 66.3 敗退
8 北野 由実 29.3 ▲ 5.1 ▲ 46.5 49.5 ▲ 7.8 9.3 ▲ 70.5 敗退
9 高沢 智 10.8 ▲ 13.8 23.1 ▲ 78.9 23.2 21.4 敗退
10 江口 一敏 4.6 33.5 10.0 ▲ 41.0 ▲ 54.5 ▲ 30.6 敗退
11 小車 祥 13.0 ▲ 37.9 ▲ 32.1 17.6 ▲ 37.1 ▲ 13.1 敗退
12 冨田 久志 ▲ 24.1 ▲ 49.8 ▲ 13.9 ▲ 9.6 敗退
13 中土 恵介 ▲ 47.3 8.3 ▲ 2.3 ▲ 68.5 敗退
14 手塚 紗掬 ▲ 74.5 ▲ 52.0 敗退
15 小川 拓麻 11.9 51.3 失格
16 谷口 裕介 ▲ 2.5 41.3 失格
17 吉井 健人 40.0 ▲ 76.3 失格
18 福島 祐一 ▲ 25.0 失格

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