第9期 静岡プロリーグ 第3節レポート

梅雨まっさかりの6月半ば、静岡プロリーグ第3節が行われた。
2節を終え、それぞれプランもあることだろう。
優勝できるのはただ1人。
その1人になるべく、闘牌を繰り返す。

この日一番のポイントを叩き出したのが、+57.6Pで中部本部の越川プロ。
第1節・第2節共に振るわなかったが、ここにきて持ち前の攻撃力を発揮。
最下位から順位を7つ上げ10位に着けた。

そして鈴木郁プロも+53.2Pとポイントを上積みし4位まで順位を上げた。
去年、中盤まで首位を独走していたにも関わらず、終盤鮎川プロに交わされ終わってみれば3位。
本人はとても悔しい思いをしたはず。
今年こそ初のタイトル奪取に向け邁進してもらいたい。

こちらは、+38.4Pで5位に着けた朝比奈プロ。
鋭い踏み込みと、正確な手順が持ち味でこのままポイントを重ねられれば、上位争いをしてくるだろう。

第2節終了時、首位の太田プロ・2位の鈴木秀プロは、共にポイントを伸ばし順位に変動なし。
私は、太田プロと同卓であったが、隙の無さと打点力の高さにただただ防戦一方であった。

今節で約3分の1が終わったのだが、思ったほど縦長の展開になっておらず、誰にでもまだチャンスがある。
皆が日々の訓練・努力を存分に発揮して素晴らしい闘い、リーグ戦になって欲しいと思う。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 太田 昌樹 99.0 ▲ 4.0 36.2 131.2 1
2 鈴木 秀幸 0.0 72.5 8.3 80.8 2
3 鷲見 隼人 51.8 0.0 ▲ 10.3 41.5 3
4 鈴木 郁孝 0.0 ▲ 12.6 53.2 40.6 4
5 朝比奈 諒 ▲ 3.5 0.0 38.4 34.9 5
6 石原 将樹 0.0 24.2 ▲ 9.5 14.7 6
7 岡本 和也 0.0 34.7 ▲ 22.8 11.9 7
8 杉村 泰治 ▲ 20.2 ▲ 26.1 34.3 ▲ 12.0 8
9 徳永 翔 11.4 25.9 ▲ 52.5 ▲ 15.2 9
10 越川 清一 ▲ 23.0 ▲ 54.8 57.6 ▲ 20.2 10
12 坪井 哲也 0.0 ▲ 1.2 ▲ 25.3 ▲ 26.5 12
11 望月 雅継 33.3 0.0 ▲ 64.3 ▲ 31.0 11
13 鮎川 卓 ▲ 2.4 ▲ 38.5 4.1 ▲ 36.8 13
14 渡辺 洋巳 ▲ 31.0 ▲ 7.4 0.0 ▲ 38.4 14
15 鈴木 雅人 ▲ 0.6 0.0 ▲ 38.2 ▲ 38.8 15
16 平岡 理恵 ▲ 43.2 ▲ 13.7 ▲ 5.4 ▲ 62.3 16
17 長内 真実 ▲ 73.6 0.0 ▲ 4.8 ▲ 78.4 17

静岡プロリーグ レポート/第9期 静岡プロリーグ 第3節レポート

梅雨まっさかりの6月半ば、静岡プロリーグ第3節が行われた。
2節を終え、それぞれプランもあることだろう。
優勝できるのはただ1人。
その1人になるべく、闘牌を繰り返す。
この日一番のポイントを叩き出したのが、+57.6Pで中部本部の越川プロ。
第1節・第2節共に振るわなかったが、ここにきて持ち前の攻撃力を発揮。
最下位から順位を7つ上げ10位に着けた。
そして鈴木郁プロも+53.2Pとポイントを上積みし4位まで順位を上げた。
去年、中盤まで首位を独走していたにも関わらず、終盤鮎川プロに交わされ終わってみれば3位。
本人はとても悔しい思いをしたはず。
今年こそ初のタイトル奪取に向け邁進してもらいたい。
こちらは、+38.4Pで5位に着けた朝比奈プロ。
鋭い踏み込みと、正確な手順が持ち味でこのままポイントを重ねられれば、上位争いをしてくるだろう。
第2節終了時、首位の太田プロ・2位の鈴木秀プロは、共にポイントを伸ばし順位に変動なし。
私は、太田プロと同卓であったが、隙の無さと打点力の高さにただただ防戦一方であった。
今節で約3分の1が終わったのだが、思ったほど縦長の展開になっておらず、誰にでもまだチャンスがある。
皆が日々の訓練・努力を存分に発揮して素晴らしい闘い、リーグ戦になって欲しいと思う。

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 太田 昌樹 99.0 ▲ 4.0 36.2 131.2 1
2 鈴木 秀幸 0.0 72.5 8.3 80.8 2
3 鷲見 隼人 51.8 0.0 ▲ 10.3 41.5 3
4 鈴木 郁孝 0.0 ▲ 12.6 53.2 40.6 4
5 朝比奈 諒 ▲ 3.5 0.0 38.4 34.9 5
6 石原 将樹 0.0 24.2 ▲ 9.5 14.7 6
7 岡本 和也 0.0 34.7 ▲ 22.8 11.9 7
8 杉村 泰治 ▲ 20.2 ▲ 26.1 34.3 ▲ 12.0 8
9 徳永 翔 11.4 25.9 ▲ 52.5 ▲ 15.2 9
10 越川 清一 ▲ 23.0 ▲ 54.8 57.6 ▲ 20.2 10
12 坪井 哲也 0.0 ▲ 1.2 ▲ 25.3 ▲ 26.5 12
11 望月 雅継 33.3 0.0 ▲ 64.3 ▲ 31.0 11
13 鮎川 卓 ▲ 2.4 ▲ 38.5 4.1 ▲ 36.8 13
14 渡辺 洋巳 ▲ 31.0 ▲ 7.4 0.0 ▲ 38.4 14
15 鈴木 雅人 ▲ 0.6 0.0 ▲ 38.2 ▲ 38.8 15
16 平岡 理恵 ▲ 43.2 ▲ 13.7 ▲ 5.4 ▲ 62.3 16
17 長内 真実 ▲ 73.6 0.0 ▲ 4.8 ▲ 78.4 17

第21回静岡リーグ(プロアマ混合) 第3節レポート

梅雨の季節が訪れ連日の雨が続く中、この日は幸いなことに梅雨の合間。
晴天の中開催された静岡リーグ第3節。

上位者はこの辺りからボーダーラインのポイントを意識し始めるころだろうか。
つまりは、決勝進出の有力者が見え始めるところだろう。
本日どういった結果になったのか上位陣を中心に注目をしていきたい。

まず現在首位は、初参加の萩原さん。前節+120P近く叩き出し堂々の首位となったが、今節も+16.1Pとポイントを伸ばし暫定首位をキープ。爆発力だけではなく、安定感もありそうで初参加での決勝進出が見えてきた。

続いて2位、前回優勝の竹内さん。+24.2Pとこちらもポイントを伸ばし2位をキープ。竹内さんの安定感を考えれば今期も決勝進出の可能性が非常に高い。

続いて3位、4位。それぞれポイントを伸ばし1つずつ順位を上げたのは、中部本部所属杉村プロ、そして元プロの石津さん。
杉村プロは+72.3Pと爆発。ポイントを持った杉村プロは非常に堅い。大崩れは考えにくいだけにかなり優位だろう。
石津さんも+40.3Pとし、1節目首位であったが、順調にポイントを伸ばしている。元連盟のB2リーガーは今もその実力は健在だ。

次が第5位となるが、ここまでが決勝進出のボーダーライン。この日、第5位に浮上したのは+81.3Pと最もポイントを叩いた一般参加の坂本さん。麻雀に対し、非常に熱心に取り組む坂本さん。残り2節気負うことなく、決勝を意識せずに自分の麻雀を打ち切ることを心掛けてほしい。是非期待したい。

上位4名が+120Pオーバーと少し抜け出している。しかし、一節で100P勝つこともあれば、100P負けることもある。リーグ戦に“当確”などほぼないと言える。最後まで決勝進出を諦めず戦い抜いてほしい。

順位 名前 プロ/アマ 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 萩原 孝亮 アマ 40.2 119.6 16.1 175.9
2 竹内 仁 アマ 52.7 97.4 24.2 174.3
3 杉村 泰治 プロ 80.7 6.8 72.3 159.8
4 石津 寿人 アマ 88.1 ▲ 2.9 40.3 125.5
5 坂本 彰光 アマ 18.4 0.0 81.3 99.7
6 高橋 孝基 アマ 44.1 3.5 19.8 67.4
7 菅野 直 プロ 6.3 10.1 46.0 62.4
8 徳山 雄生 アマ 74.3 ▲ 15.9 0.0 58.4
9 本田 真之 アマ ▲ 3.3 24.3 36.6 57.6
10 鷲見 隼人 プロ 38.9 33.0 ▲ 15.4 56.5
11 田中 良典 アマ 24.7 26.6 0.5 51.8
12 朝比奈 諒 プロ ▲ 33.4 48.4 33.3 48.3
13 渡辺 洋巳 プロ 38.8 ▲ 27.2 28.0 39.6
14 太田 昌樹 プロ 29.6 58.5 ▲ 51.1 37.0
15 鈴木 雅人 プロ ▲ 15.0 43.7 6.5 35.2
16 平岡 理恵 プロ 15.2 18.3 ▲ 5.7 27.8
17 鈴木 秀幸 プロ 0.0 ▲ 30.8 50.9 20.1
18 浅井 省吾 アマ 15.1 32.1 ▲ 35.5 11.7
19 長内 真実 プロ 16.2 0.0 ▲ 6.5 9.7
20 森田 皓太 アマ 0.0 9.6 0.0 9.6
21 岡本 和也 プロ 0.0 25.6 ▲ 18.7 6.9
22 鈴木 郁孝 プロ 0.0 36.3 ▲ 31.6 4.7
23 望月 雅継 プロ ▲ 65.5 0.0 66.2 0.7
24 中川 裕樹 アマ ▲ 14.3 13.0 ▲ 0.7 ▲ 2.0
25 井上 快勝 アマ 45.4 ▲ 42.9 ▲ 6.2 ▲ 3.7
26 中 寿文 アマ 36.5 0.0 ▲ 43.0 ▲ 6.5
27 北島 武浩 アマ ▲ 15.1 2.6 3.8 ▲ 8.7
28 関根 秀介 アマ ▲ 21.2 8.5 0.0 ▲ 12.7
29 友部 雅之 アマ ▲ 10.8 5.8 ▲ 7.7 ▲ 12.7
30 白井 健夫 アマ 1.8 15.6 ▲ 33.4 ▲ 16.0
31 越川 清一 プロ ▲ 110.3 102.7 ▲ 10.8 ▲ 18.4
32 舟橋 晃 アマ ▲ 22.0 20.0 ▲ 23.0 ▲ 25.0
33 坪井 哲也 プロ 0.0 11.1 ▲ 37.4 ▲ 26.3
34 佐藤 あいり プロ 15.3 ▲ 43.1 0.0 ▲ 27.8
35 土屋 幸弘 アマ ▲ 6.2 0.0 ▲ 22.1 ▲ 28.3
36 福井 弘人 アマ ▲ 11.6 0.0 ▲ 22.1 ▲ 33.7
37 土本 伸之 アマ 36.4 ▲ 1.8 ▲ 69.5 ▲ 34.9
38 松井 和志 アマ ▲ 39.3 0.0 3.6 ▲ 35.7
39 春田 篤志 アマ ▲ 78.6 ▲ 1.8 39.5 ▲ 40.9
40 徳永 翔 プロ ▲ 50.8 ▲ 35.4 36.2 ▲ 50.0
41 原 尚吾 プロ 27.3 ▲ 20.0 ▲ 70.4 ▲ 63.1
42 堀 孔明 アマ 11.7 ▲ 95.5 19.3 ▲ 64.5
43 石原 将樹 プロ 0.0 ▲ 29.9 ▲ 45.0 ▲ 74.9
44 平田 拓也 アマ 12.8 ▲ 41.3 ▲ 51.2 ▲ 79.7
45 花原 史典 アマ ▲ 35.7 0.0 ▲ 46.7 ▲ 82.4
46 村瀬 光佳 アマ ▲ 34.4 ▲ 39.5 ▲ 10.4 ▲ 84.3
47 松本 千昭 アマ ▲ 30.7 ▲ 60.7 0.4 ▲ 91.0
48 小塚 旭 アマ ▲ 53.4 ▲ 72.8 0.0 ▲ 126.2
49 鮎川 卓 プロ ▲ 44.1 ▲ 19.1 ▲ 63.9 ▲ 127.1
50 大橋 義一 アマ ▲ 66.4 ▲ 80.8 20.1 ▲ 127.1
51 大須賀隆秀 アマ ▲ 122.1 ▲ 72.8 10.5 ▲ 184.4

静岡プロリーグ レポート/第21回静岡リーグ(プロアマ混合) 第3節レポート

梅雨の季節が訪れ連日の雨が続く中、この日は幸いなことに梅雨の合間。
晴天の中開催された静岡リーグ第3節。
上位者はこの辺りからボーダーラインのポイントを意識し始めるころだろうか。
つまりは、決勝進出の有力者が見え始めるところだろう。
本日どういった結果になったのか上位陣を中心に注目をしていきたい。
まず現在首位は、初参加の萩原さん。前節+120P近く叩き出し堂々の首位となったが、今節も+16.1Pとポイントを伸ばし暫定首位をキープ。爆発力だけではなく、安定感もありそうで初参加での決勝進出が見えてきた。
続いて2位、前回優勝の竹内さん。+24.2Pとこちらもポイントを伸ばし2位をキープ。竹内さんの安定感を考えれば今期も決勝進出の可能性が非常に高い。
続いて3位、4位。それぞれポイントを伸ばし1つずつ順位を上げたのは、中部本部所属杉村プロ、そして元プロの石津さん。
杉村プロは+72.3Pと爆発。ポイントを持った杉村プロは非常に堅い。大崩れは考えにくいだけにかなり優位だろう。
石津さんも+40.3Pとし、1節目首位であったが、順調にポイントを伸ばしている。元連盟のB2リーガーは今もその実力は健在だ。
次が第5位となるが、ここまでが決勝進出のボーダーライン。この日、第5位に浮上したのは+81.3Pと最もポイントを叩いた一般参加の坂本さん。麻雀に対し、非常に熱心に取り組む坂本さん。残り2節気負うことなく、決勝を意識せずに自分の麻雀を打ち切ることを心掛けてほしい。是非期待したい。
上位4名が+120Pオーバーと少し抜け出している。しかし、一節で100P勝つこともあれば、100P負けることもある。リーグ戦に“当確”などほぼないと言える。最後まで決勝進出を諦めず戦い抜いてほしい。

順位 名前 プロ/アマ 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 萩原 孝亮 アマ 40.2 119.6 16.1 175.9
2 竹内 仁 アマ 52.7 97.4 24.2 174.3
3 杉村 泰治 プロ 80.7 6.8 72.3 159.8
4 石津 寿人 アマ 88.1 ▲ 2.9 40.3 125.5
5 坂本 彰光 アマ 18.4 0.0 81.3 99.7
6 高橋 孝基 アマ 44.1 3.5 19.8 67.4
7 菅野 直 プロ 6.3 10.1 46.0 62.4
8 徳山 雄生 アマ 74.3 ▲ 15.9 0.0 58.4
9 本田 真之 アマ ▲ 3.3 24.3 36.6 57.6
10 鷲見 隼人 プロ 38.9 33.0 ▲ 15.4 56.5
11 田中 良典 アマ 24.7 26.6 0.5 51.8
12 朝比奈 諒 プロ ▲ 33.4 48.4 33.3 48.3
13 渡辺 洋巳 プロ 38.8 ▲ 27.2 28.0 39.6
14 太田 昌樹 プロ 29.6 58.5 ▲ 51.1 37.0
15 鈴木 雅人 プロ ▲ 15.0 43.7 6.5 35.2
16 平岡 理恵 プロ 15.2 18.3 ▲ 5.7 27.8
17 鈴木 秀幸 プロ 0.0 ▲ 30.8 50.9 20.1
18 浅井 省吾 アマ 15.1 32.1 ▲ 35.5 11.7
19 長内 真実 プロ 16.2 0.0 ▲ 6.5 9.7
20 森田 皓太 アマ 0.0 9.6 0.0 9.6
21 岡本 和也 プロ 0.0 25.6 ▲ 18.7 6.9
22 鈴木 郁孝 プロ 0.0 36.3 ▲ 31.6 4.7
23 望月 雅継 プロ ▲ 65.5 0.0 66.2 0.7
24 中川 裕樹 アマ ▲ 14.3 13.0 ▲ 0.7 ▲ 2.0
25 井上 快勝 アマ 45.4 ▲ 42.9 ▲ 6.2 ▲ 3.7
26 中 寿文 アマ 36.5 0.0 ▲ 43.0 ▲ 6.5
27 北島 武浩 アマ ▲ 15.1 2.6 3.8 ▲ 8.7
28 関根 秀介 アマ ▲ 21.2 8.5 0.0 ▲ 12.7
29 友部 雅之 アマ ▲ 10.8 5.8 ▲ 7.7 ▲ 12.7
30 白井 健夫 アマ 1.8 15.6 ▲ 33.4 ▲ 16.0
31 越川 清一 プロ ▲ 110.3 102.7 ▲ 10.8 ▲ 18.4
32 舟橋 晃 アマ ▲ 22.0 20.0 ▲ 23.0 ▲ 25.0
33 坪井 哲也 プロ 0.0 11.1 ▲ 37.4 ▲ 26.3
34 佐藤 あいり プロ 15.3 ▲ 43.1 0.0 ▲ 27.8
35 土屋 幸弘 アマ ▲ 6.2 0.0 ▲ 22.1 ▲ 28.3
36 福井 弘人 アマ ▲ 11.6 0.0 ▲ 22.1 ▲ 33.7
37 土本 伸之 アマ 36.4 ▲ 1.8 ▲ 69.5 ▲ 34.9
38 松井 和志 アマ ▲ 39.3 0.0 3.6 ▲ 35.7
39 春田 篤志 アマ ▲ 78.6 ▲ 1.8 39.5 ▲ 40.9
40 徳永 翔 プロ ▲ 50.8 ▲ 35.4 36.2 ▲ 50.0
41 原 尚吾 プロ 27.3 ▲ 20.0 ▲ 70.4 ▲ 63.1
42 堀 孔明 アマ 11.7 ▲ 95.5 19.3 ▲ 64.5
43 石原 将樹 プロ 0.0 ▲ 29.9 ▲ 45.0 ▲ 74.9
44 平田 拓也 アマ 12.8 ▲ 41.3 ▲ 51.2 ▲ 79.7
45 花原 史典 アマ ▲ 35.7 0.0 ▲ 46.7 ▲ 82.4
46 村瀬 光佳 アマ ▲ 34.4 ▲ 39.5 ▲ 10.4 ▲ 84.3
47 松本 千昭 アマ ▲ 30.7 ▲ 60.7 0.4 ▲ 91.0
48 小塚 旭 アマ ▲ 53.4 ▲ 72.8 0.0 ▲ 126.2
49 鮎川 卓 プロ ▲ 44.1 ▲ 19.1 ▲ 63.9 ▲ 127.1
50 大橋 義一 アマ ▲ 66.4 ▲ 80.8 20.1 ▲ 127.1
51 大須賀隆秀 アマ ▲ 122.1 ▲ 72.8 10.5 ▲ 184.4

第30期十段戦 五~六・七戦レポート

第30期十段戦、五・六七段戦が6月22日(土)錦江荘にて行われた。

京平 遥

五段シード選手は21名。
A1リーガーもいよいよ登場。

京平 遥
猿川真寿
京平 遥
ダンプ大橋
京平 遥
近藤久晴

 

先月の四段Sを勝ち上がった選手を加え15卓60名。
各卓同メンバーで4半荘を戦いポイント上位2名が勝ち上がりとなる。

十段戦では、シード選手は各卓に振り分けられる為、勝ち上がり者の勢いを迎え撃つ構図となるわけだが、とりわけこの五段戦あたりからはその色合いは強くなる。
低段者からすれば、先月からこの日をモチベーションに生活してきたものも少なくないはずだろうし、シード選手は同一メンバーで戦う十段戦で負けるわけにはいかない。

21名中、通過は約半分の12名。

「シード選手勝ち上がり」
近藤久春 紺野真太郎 前田直哉 黒木真生 松崎良文 西野拓也
三戸亮祐 清水香織  福山満幸 石川正明 関島義基 鈴木基芳

京平 遥
清水香織
京平 遥
前田直哉
京平 遥
紺野真太郎
京平 遥
黒木真生

 

先月、ついに階段を上がった注目の佐々木寿人は2連勝スタートだったが、最終戦の南4局だけで30,000点以上を稼いだ2010ファイナリストの五段・松崎良文に一気差しされ敗退。3回戦のラスを悔やんだ。

 

タイトル戦では安定した成績を誇る勝又健志は、最終戦を迎え杉浦勘介と並びでほぼ通過確定であったが、ガースの四暗刻16,000オールにより、突如その杉浦と競り合いに。最終局まで縺れる勝負に。
惜しくも出番敗退となった。

京平 遥
勝又健志
京平 遥
松崎良文

 

「初段勝ち上がり」
小川拓麻  伊井功雅  弓削雅人

「二段勝ち上がり」
安村浩二

「三段勝ち上がり」
河井保国  須長正和  楠木一郎

「四段勝ち上がり」
大川哲哉  ガース

「四段S勝ち上がり」
安秉参 杉浦勘介 中村慎吾 藤島健二郎 上村慎太郎
吉田直 優木美智 三浦大輔 桜井秀樹 中村毅

 

 

午後からは六・七段戦が行われた。

六・七段シード選手は17名。
勝ち上がり者を含めて12卓48名。
シード選手が17名いる為、卓内にシード選手が2名入る卓も存在する。
勝ち上がり者にとっては難しい戦いになる。

現女流桜花の魚谷侑未は、オフェンスマスター山井弘と同卓。
近藤久春、松崎良文という強者を相手に、ポイント上も余裕の勝ち上がり。

京平 遥
魚谷侑未
京平 遥
山井弘

 

プロクイーン安田麻里菜は、A2山田浩之と同卓。
最終戦まで2人通過の展開であったが、2.7P差で惜しくも敗退。

京平 遥
安田麻里菜
京平 遥
山田浩之

 

実はAリーガーの六・七段シード選手はやや苦戦の様子。

A1リーガー望月雅継は、最終戦、1つの椅子を争う展開に。
その争う3者のポイント差は上から下までわずか1.9P差のいわゆる着順勝負。
オーラスまでその椅子に座っていたのだが2,000点差で敗退となってしまった。
最終戦トップ目に一度は立ったものの惜しくも敗れたのは、初段から勝ち上がっていた伊井功雅。
来年に期待したい。

京平 遥
望月雅継
京平 遥
柴田弘幸
京平 遥
石渡正志
京平 遥
右田勇一郎

 

もう1人、注目の滝沢和典は好メンバーに囲まれた。
2011ファイナリスト三戸亮祐、A2首位を走る前田直哉、三浦大輔。
2戦目を終えて、三戸+33.6P、滝沢+8.7P、前田▲7.3 P、三浦▲35.0 P。
十段戦と相性がいい三戸が、このまま抜けるかと思われたが、3回戦、三浦が80,000点の大トップ。
三戸は大きく箱を割ってしまう。そのあおりを受けることなく、安定した戦いぶりで滝沢は明日の八・九段戦へと駒を進めた。

京平 遥
滝沢和典
京平 遥
三戸亮祐

 

シード選手17名中通過は9名。確率を半分は超えるものの大きくは上回らない。
それほど勝ち上がり者の卓上での気迫、テンションは高い。

「シード選手勝ち上がり」
山田浩之 山井弘 魚谷侑未 老月貴紀 滝沢和典
金子貴之 井出一寛 平田考章 明石定家

「初段勝ち上がり」
小川拓麻 弓削雅人

「二段勝ち上がり」
安村浩二

「三段勝ち上がり」
河井保国  須長正和

「四段勝ち上がり」
大川哲哉

「四段S勝ち上がり」
安秉参 杉浦勘介 中村慎吾 上村慎太郎
吉田直 三浦大輔 中村毅

「五段勝ち上がり」
福山満幸 石川正明 西野拓也 鈴木基芳

勝ち上がり者は明日いよいよ会場を新橋に移す。それは残りの人数が少なくなってきた事を示す。
下から勝ち上がってきたものはベスト16つまり翌月に進むことをまず1つの大きな目標とするのか。
それともさらに大きな野望を胸の奥に隠し戦うのか。
いずれにせよ、明日からの戦いは1つのミスも許してくれない相手である。

十段戦 レポート/第30期十段戦 五~六・七戦レポート

第30期十段戦、五・六七段戦が6月22日(土)錦江荘にて行われた。
京平 遥
五段シード選手は21名。
A1リーガーもいよいよ登場。

京平 遥
猿川真寿
京平 遥
ダンプ大橋
京平 遥
近藤久晴

 
先月の四段Sを勝ち上がった選手を加え15卓60名。
各卓同メンバーで4半荘を戦いポイント上位2名が勝ち上がりとなる。
十段戦では、シード選手は各卓に振り分けられる為、勝ち上がり者の勢いを迎え撃つ構図となるわけだが、とりわけこの五段戦あたりからはその色合いは強くなる。
低段者からすれば、先月からこの日をモチベーションに生活してきたものも少なくないはずだろうし、シード選手は同一メンバーで戦う十段戦で負けるわけにはいかない。
21名中、通過は約半分の12名。
「シード選手勝ち上がり」
近藤久春 紺野真太郎 前田直哉 黒木真生 松崎良文 西野拓也
三戸亮祐 清水香織  福山満幸 石川正明 関島義基 鈴木基芳

京平 遥
清水香織
京平 遥
前田直哉
京平 遥
紺野真太郎
京平 遥
黒木真生

 
先月、ついに階段を上がった注目の佐々木寿人は2連勝スタートだったが、最終戦の南4局だけで30,000点以上を稼いだ2010ファイナリストの五段・松崎良文に一気差しされ敗退。3回戦のラスを悔やんだ。
 
タイトル戦では安定した成績を誇る勝又健志は、最終戦を迎え杉浦勘介と並びでほぼ通過確定であったが、ガースの四暗刻16,000オールにより、突如その杉浦と競り合いに。最終局まで縺れる勝負に。
惜しくも出番敗退となった。

京平 遥
勝又健志
京平 遥
松崎良文

 
「初段勝ち上がり」
小川拓麻  伊井功雅  弓削雅人
「二段勝ち上がり」
安村浩二
「三段勝ち上がり」
河井保国  須長正和  楠木一郎
「四段勝ち上がり」
大川哲哉  ガース
「四段S勝ち上がり」
安秉参 杉浦勘介 中村慎吾 藤島健二郎 上村慎太郎
吉田直 優木美智 三浦大輔 桜井秀樹 中村毅
 
 
午後からは六・七段戦が行われた。
六・七段シード選手は17名。
勝ち上がり者を含めて12卓48名。
シード選手が17名いる為、卓内にシード選手が2名入る卓も存在する。
勝ち上がり者にとっては難しい戦いになる。
現女流桜花の魚谷侑未は、オフェンスマスター山井弘と同卓。
近藤久春、松崎良文という強者を相手に、ポイント上も余裕の勝ち上がり。

京平 遥
魚谷侑未
京平 遥
山井弘

 
プロクイーン安田麻里菜は、A2山田浩之と同卓。
最終戦まで2人通過の展開であったが、2.7P差で惜しくも敗退。

京平 遥
安田麻里菜
京平 遥
山田浩之

 
実はAリーガーの六・七段シード選手はやや苦戦の様子。
A1リーガー望月雅継は、最終戦、1つの椅子を争う展開に。
その争う3者のポイント差は上から下までわずか1.9P差のいわゆる着順勝負。
オーラスまでその椅子に座っていたのだが2,000点差で敗退となってしまった。
最終戦トップ目に一度は立ったものの惜しくも敗れたのは、初段から勝ち上がっていた伊井功雅。
来年に期待したい。

京平 遥
望月雅継
京平 遥
柴田弘幸
京平 遥
石渡正志
京平 遥
右田勇一郎

 
もう1人、注目の滝沢和典は好メンバーに囲まれた。
2011ファイナリスト三戸亮祐、A2首位を走る前田直哉、三浦大輔。
2戦目を終えて、三戸+33.6P、滝沢+8.7P、前田▲7.3 P、三浦▲35.0 P。
十段戦と相性がいい三戸が、このまま抜けるかと思われたが、3回戦、三浦が80,000点の大トップ。
三戸は大きく箱を割ってしまう。そのあおりを受けることなく、安定した戦いぶりで滝沢は明日の八・九段戦へと駒を進めた。

京平 遥
滝沢和典
京平 遥
三戸亮祐

 
シード選手17名中通過は9名。確率を半分は超えるものの大きくは上回らない。
それほど勝ち上がり者の卓上での気迫、テンションは高い。
「シード選手勝ち上がり」
山田浩之 山井弘 魚谷侑未 老月貴紀 滝沢和典
金子貴之 井出一寛 平田考章 明石定家
「初段勝ち上がり」
小川拓麻 弓削雅人
「二段勝ち上がり」
安村浩二
「三段勝ち上がり」
河井保国  須長正和
「四段勝ち上がり」
大川哲哉
「四段S勝ち上がり」
安秉参 杉浦勘介 中村慎吾 上村慎太郎
吉田直 三浦大輔 中村毅
「五段勝ち上がり」
福山満幸 石川正明 西野拓也 鈴木基芳
勝ち上がり者は明日いよいよ会場を新橋に移す。それは残りの人数が少なくなってきた事を示す。
下から勝ち上がってきたものはベスト16つまり翌月に進むことをまず1つの大きな目標とするのか。
それともさらに大きな野望を胸の奥に隠し戦うのか。
いずれにせよ、明日からの戦いは1つのミスも許してくれない相手である。

インターネット麻雀 日本選手権2013大会概要

インターネット麻雀 日本選手権2013のご案内

2013_fes

インターネット麻雀 日本選手権2013 優勝はクラピカさん!!

★決勝
7月20日(土)

決勝進出者

・二階堂亜樹プロ
・前原雄大プロ(前年度チャンピオン)
・安田麻里菜(現プロクイーン)
・クラピカさん(ロン2ユーザー)

生放送視聴ページはこちら

 

 

準決勝(ベスト8)進出者決定!!

★準決勝(ロン2で対戦)

7月3日(水)20:00~

視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv141487391
A卓:前原雄大プロ vs 二階堂亜樹プロ vs royal365さん vs PONさん
前原雄大プロ、二階堂亜樹プロが決勝進出!

7月10日(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv141487495
B卓:伊藤優孝プロ vs 安田麻里菜プロ vs クラピカさん vs モンド視聴者さん
安田麻里菜プロ、クラピカさんが決勝進出!?

各卓半荘3回戦のトータルを競います

ベスト16進出者決定!!

★ベスト16(ロン2で対戦)

6/5(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv139583453
A卓:ジャガー真鍋プロ vs 安田麻里菜プロ vs royal365さん vs すずきやまとさん
安田麻里菜プロ、royal365さんが準決勝進出!

6/12(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv140163632
B卓:荒正義プロ vs 二階堂亜樹プロ vs クラピカさん vs 覇王の家さん

二階堂亜樹プロ、クラピカさんが準決勝進出!

6/19(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv140165290
C卓:小島武夫プロ vs 黒沢咲プロ vs PONさん vs モンド視聴者さん
PONさん、モンド視聴者さんが準決勝に進出!

※不死身のリサさんが出場不可の為、ベスト32戦第3位の黒沢咲プロがリザーバーとして参加します

6/26(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv140165659
D卓:伊藤優孝プロ vs 西村友和プロ vs 前原雄大プロ vs liver*birdさん
※組み合わせが一部変更となりました
伊藤優孝プロ、前原雄大プロが準決勝に進出!?

 

● タイトル戦概要 ●

日本プロ麻雀連盟が主催する “インターネット麻雀の日本一” を決めるタイトル戦!
『 インターネット麻雀 日本選手権2013 』

インターネット麻雀の強者が一堂に集結!
日本プロ麻雀連盟のプロも参戦し、日本一の称号をかけた闘いが今、始まります!
多数のインターネット麻雀サイトで行われる予選を勝ちあがった雀士がトーナメントで闘います。

大会の模様は、以下の媒体に掲載を予定しております。
日本プロ麻雀連盟ホームページ
・YouTube JPMLandRON2チャンネル
その他、TV(MONDO TV)、雑誌等での告知、掲載も交渉中です。

● 特典 ●

優勝者には以下の特典!

・日本プロ麻雀連盟認定 インターネット麻雀日本選手権優勝 トロフィー贈呈
・日本プロ麻雀連盟認定 五段免状贈呈
・JTB旅行券30万円分
・次期麻雀マスターズ本戦シード権、次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀とリアル麻雀の二階級制覇を目指せっ!!

2位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 三段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分
・次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀の実力をリアル麻雀で発揮っ!!

3位、4位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 二段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分

● 参加サイト ●

ハンゲーム 麻雀4
ロン2

● 各サイトで開催される予選スケジュール ●

 

ハンゲーム 麻雀4

【ユーザー代表選出】

・ 予選A 3月14日12:00~3月19日9:00 上位100位まで本戦参加
・ 予選B 3月21日12:00~3月26日9:00 上位200位まで本戦参加

【ユーザー代表選出】

・ 本戦 3月28日12:00~4月2日9:00 上位16位まで代表選出戦権利獲得

【代表選出戦】

・ 本戦 4月18日21:00~
選出戦A卓:清水香織、ダンプ大橋、aasatoshiさん、777fineさん
aasatoshiさん、清水香織プロが本戦進出!
選出戦B卓:宮内こずえ、西川淳、ebasandaさん、ネコミーナさん
宮内こずえプロ、ebasandaさんが本戦進出!
選出戦C卓:和泉由希子、朝武雅晴、すずきやまとさん、黒子
朝武雅晴プロ、すずきやまとさんが本戦進出!
選出戦D卓:藤崎智、ジャガー真鍋、live*birdさん、【としぞう】さん
liver*birdさん、ジャガー真鍋プロが本戦進出!

・ 本戦 4月19日21:00~
選出戦E卓:小島武夫、山井弘、徳川龍之介さん、特盛たまごさん
小島武夫プロ、山井弘プロが本戦進出!
選出戦F卓:前原雄大、猿川真寿、もとっち58さん、らけルさん
前原雄大プロ、猿川真寿プロが本戦進出!
選出戦G卓:荒正義、勝又健志、firetimesさん、黒子
荒正義プロ、firetimesさんが本戦進出!
選出戦H卓:滝沢和典、杉浦勘介、ktomaさん、yuichideskedさん
ktomaさん、杉浦勘介プロが本戦進出!

勝ち上がった16名がインターネット麻雀日本選手権本戦へ。

詳細はこちら

 

ロン2

【ユーザー代表選出】
・ 3月31日終了時点でのレーティング1位=1名
・ ロン2カップ優勝者(複合14枚ビタ)=1名
・ 3月の東風戦道場月間成績1位、2位=2名
・ 3月の東風戦リーチバトル月間成績1位、2位=2名
・ 3月の東南戦道場月間成績1位、2位=2名
・ 3月の東南戦リーチバトル月間成績1位、2位=2名
・ 3月の三麻月間成績1位、2位=2名
・ 3月11日(月)~17日(日)のウィークリー大会=2名
・ 3月23日・24日のワンデー大会=各日1名=合計2名
※複合した場合は繰り上げとする。

【プロ選抜大会】
・ 3月11日~17日の一週間で予選を行い計8名を選出
・ 3月28日=決勝(各卓2名計4名がロン2代表プロとして本戦に出場)

 

★ロン2最終予選(ロン2で対戦)
ロン2ユーザー代表16名vsプロ代表16名で勝ち上がりの16名を決める

4月15日(月)20:00~1卓 21:30~2卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv131906324

1卓:二階堂瑠美プロ vs 和久津晶プロ vs royal365さん vs 真紅の土屋さん
和久津晶プロ、royal365さんが本戦進出!
2卓:魚谷侑未プロ vs 客野直プロ vs 覇王の家さん vs kotamaさん
魚谷侑未プロ、覇王の家さんが本戦進出!

4月17日(水)20:00~3卓 21:30~4卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv132578658

3卓:二階堂亜樹プロ vs 安田麻里菜プロ vs 複合14枚ビタさん vs 看護士好きさん
二階堂亜樹プロ、安田麻里菜プロが本戦進出!
4卓:沢崎誠プロ vs 佐々木寿人プロ vs 高杉信吾さん vs じゃんきさん
高杉信吾さん、沢崎誠プロが本戦進出!

4月22日(月)20:00~5卓 21:30~6卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv132594003

5卓:伊藤優孝プロ vs 古川孝次プロ vs スプロジーンさん vs PONさん
伊藤優孝プロ、PONさんが本戦進出!
6卓:瀬戸熊直樹プロ vs 黒沢咲プロ vs りんご226さん vs モンド視聴者さん
モンド視聴者さん、黒沢咲プロが本戦進出!

4月24日(水)20:00~7卓 21:30~8卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv132594619

7卓:灘麻太郎プロ vs 西村友和プロ vs クラピカさん vs はるゆきさん
西村友和プロ、クラピカさんが本戦進出!
8卓:森山茂和プロ vs 望月雅継プロ vs SENAさん vs 不死身のリサさん
森山茂和プロ、不死身のリサさんが本戦進出!

毎週、月曜日と水曜日の20:00と21:30から1卓~8卓の最終予選を行う
各卓半荘2回戦のトータルで競います

ロン2から本戦へは16名が進出。

ハンゲーム 麻雀4の勝ち上がり16名を加えた32名が本戦へ出場。

 

★本戦スケジュール(ロン2で対戦)

本戦開始

5月20日(月)20:00~A卓 21:30~B卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137881907

A卓:荒正義プロ vs 宮内こずえプロ vs 西村友和プロ vs aasatoshiさん
西村友和プロ、荒正義プロがベスト16進出!
B卓:小島武夫プロ vs 朝武雅晴プロ vs ktomaさん vs royal365さん
小島武夫プロ、royal365さんがベスト16進出!

5月22日(水)20:00~C卓 21:30~D卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137882506

C卓:山井弘プロ vs 杉浦勘介プロ vs すずきやまとさん vs PONさん
すずきやまとさん、PONさんがベスト16進出!
D卓:沢崎誠プロ vs 和久津晶プロ vs 安田麻里菜プロ vs クラピカさん
?クラピカさん、安田麻里菜プロがベスト16進出!

5月27日(月)20:00~E卓 21:30~F卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137882703

E卓:猿川真寿プロ vs 魚谷侑未プロ vs liver*birdさん vs モンド視聴者さん
liver*birdさん、モンド視聴者さんがベスト16に進出!
F卓:伊藤優孝プロ vs 前原雄大プロ vs 清水香織プロ vs 高杉信吾さん
?前原雄大プロ、伊藤優孝プロがベスト16に進出!

5月29日(水)20:00~G卓 21:30~H卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137882856

G卓:二階堂亜樹プロ vs 黒沢咲プロ vs 不死身のリサさん vs ebasandaさん
不死身のリサさん、二階堂亜樹プロがベスト16に進出!
H卓:森山茂和プロ vs ジャガー真鍋プロ vs firetimesさん vs 覇王の家さん
ジャガー真鍋プロ、覇王の家さんがベスト16に進出!

毎週、月曜日と水曜日の20:00と21:30からA卓~H卓の本戦を行う
各卓半荘2回戦のトータルを競います
終了予定=5月29日(水)

 

★ベスト16(ロン2で対戦)
A卓:6月5日(水)20:00~
B卓:6月12日(水)20:00~
C卓:6月19日(水)20:00~
D卓:6月26日(水)20:00~
各卓半荘3回戦のトータル
※ ニコニコ生放送で配信

★準決勝(ロン2で対戦)
A卓:7月3日(水)20:00~
B卓:7月10日(水)20:00~
各卓半荘3回戦のトータルを競います
※ ニコニコ生放送で配信

 

★決勝
8月10日(土) ※ 都内スタジオにて生放送予定。

※スケジュール、特典は都合により変更となる場合があります。

なお、当連盟では今回のインターネット麻雀日本選手権に関わらず、 オンライン麻雀サイト様のオンラインイベント、オフラインイベントへのゲストプロの派遣も賜っております。
ご興味がございましたら、support@archive2020.ma-jan.or.jpまで、お問い合わせくださいますよう、お願い致します。

特集企画/インターネット麻雀 日本選手権2013大会概要

インターネット麻雀 日本選手権2013のご案内

2013_fes
インターネット麻雀 日本選手権2013 優勝はクラピカさん!!
★決勝
7月20日(土)
決勝進出者
・二階堂亜樹プロ
・前原雄大プロ(前年度チャンピオン)
・安田麻里菜(現プロクイーン)
・クラピカさん(ロン2ユーザー)
生放送視聴ページはこちら
 
 
準決勝(ベスト8)進出者決定!!
★準決勝(ロン2で対戦)
7月3日(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv141487391
A卓:前原雄大プロ vs 二階堂亜樹プロ vs royal365さん vs PONさん
前原雄大プロ、二階堂亜樹プロが決勝進出!

7月10日(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv141487495
B卓:伊藤優孝プロ vs 安田麻里菜プロ vs クラピカさん vs モンド視聴者さん
安田麻里菜プロ、クラピカさんが決勝進出!?

各卓半荘3回戦のトータルを競います

ベスト16進出者決定!!

★ベスト16(ロン2で対戦)

6/5(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv139583453
A卓:ジャガー真鍋プロ vs 安田麻里菜プロ vs royal365さん vs すずきやまとさん
安田麻里菜プロ、royal365さんが準決勝進出!

6/12(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv140163632
B卓:荒正義プロ vs 二階堂亜樹プロ vs クラピカさん vs 覇王の家さん

二階堂亜樹プロ、クラピカさんが準決勝進出!
6/19(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv140165290
C卓:小島武夫プロ vs 黒沢咲プロ vs PONさん vs モンド視聴者さん
PONさん、モンド視聴者さんが準決勝に進出!

※不死身のリサさんが出場不可の為、ベスト32戦第3位の黒沢咲プロがリザーバーとして参加します
6/26(水)20:00~
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv140165659
D卓:伊藤優孝プロ vs 西村友和プロ vs 前原雄大プロ vs liver*birdさん
※組み合わせが一部変更となりました
伊藤優孝プロ、前原雄大プロが準決勝に進出!?

 

● タイトル戦概要 ●

日本プロ麻雀連盟が主催する “インターネット麻雀の日本一” を決めるタイトル戦!
『 インターネット麻雀 日本選手権2013 』
インターネット麻雀の強者が一堂に集結!
日本プロ麻雀連盟のプロも参戦し、日本一の称号をかけた闘いが今、始まります!
多数のインターネット麻雀サイトで行われる予選を勝ちあがった雀士がトーナメントで闘います。
大会の模様は、以下の媒体に掲載を予定しております。
日本プロ麻雀連盟ホームページ
・YouTube JPMLandRON2チャンネル
その他、TV(MONDO TV)、雑誌等での告知、掲載も交渉中です。

● 特典 ●

優勝者には以下の特典!

・日本プロ麻雀連盟認定 インターネット麻雀日本選手権優勝 トロフィー贈呈
・日本プロ麻雀連盟認定 五段免状贈呈
・JTB旅行券30万円分
・次期麻雀マスターズ本戦シード権、次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀とリアル麻雀の二階級制覇を目指せっ!!
2位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 三段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分
・次期王位戦A級本戦シード権を贈呈
インターネット麻雀の実力をリアル麻雀で発揮っ!!
3位、4位には以下の特典
・日本プロ麻雀連盟認定 二段免状贈呈
・JTB旅行券5万円分

● 参加サイト ●

ハンゲーム 麻雀4
ロン2

● 各サイトで開催される予選スケジュール ●

 
ハンゲーム 麻雀4
【ユーザー代表選出】
・ 予選A 3月14日12:00~3月19日9:00 上位100位まで本戦参加
・ 予選B 3月21日12:00~3月26日9:00 上位200位まで本戦参加
【ユーザー代表選出】
・ 本戦 3月28日12:00~4月2日9:00 上位16位まで代表選出戦権利獲得
【代表選出戦】
・ 本戦 4月18日21:00~
選出戦A卓:清水香織、ダンプ大橋、aasatoshiさん、777fineさん
aasatoshiさん、清水香織プロが本戦進出!
選出戦B卓:宮内こずえ、西川淳、ebasandaさん、ネコミーナさん
宮内こずえプロ、ebasandaさんが本戦進出!
選出戦C卓:和泉由希子、朝武雅晴、すずきやまとさん、黒子
朝武雅晴プロ、すずきやまとさんが本戦進出!
選出戦D卓:藤崎智、ジャガー真鍋、live*birdさん、【としぞう】さん
liver*birdさん、ジャガー真鍋プロが本戦進出!
・ 本戦 4月19日21:00~
選出戦E卓:小島武夫、山井弘、徳川龍之介さん、特盛たまごさん
小島武夫プロ、山井弘プロが本戦進出!
選出戦F卓:前原雄大、猿川真寿、もとっち58さん、らけルさん
前原雄大プロ、猿川真寿プロが本戦進出!
選出戦G卓:荒正義、勝又健志、firetimesさん、黒子
荒正義プロ、firetimesさんが本戦進出!
選出戦H卓:滝沢和典、杉浦勘介、ktomaさん、yuichideskedさん
ktomaさん、杉浦勘介プロが本戦進出!
勝ち上がった16名がインターネット麻雀日本選手権本戦へ。
詳細はこちら
 
ロン2
【ユーザー代表選出】
・ 3月31日終了時点でのレーティング1位=1名
・ ロン2カップ優勝者(複合14枚ビタ)=1名
・ 3月の東風戦道場月間成績1位、2位=2名
・ 3月の東風戦リーチバトル月間成績1位、2位=2名
・ 3月の東南戦道場月間成績1位、2位=2名
・ 3月の東南戦リーチバトル月間成績1位、2位=2名
・ 3月の三麻月間成績1位、2位=2名
・ 3月11日(月)~17日(日)のウィークリー大会=2名
・ 3月23日・24日のワンデー大会=各日1名=合計2名
※複合した場合は繰り上げとする。
【プロ選抜大会】
・ 3月11日~17日の一週間で予選を行い計8名を選出
・ 3月28日=決勝(各卓2名計4名がロン2代表プロとして本戦に出場)
 
★ロン2最終予選(ロン2で対戦)
ロン2ユーザー代表16名vsプロ代表16名で勝ち上がりの16名を決める
4月15日(月)20:00~1卓 21:30~2卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv131906324
1卓:二階堂瑠美プロ vs 和久津晶プロ vs royal365さん vs 真紅の土屋さん
和久津晶プロ、royal365さんが本戦進出!
2卓:魚谷侑未プロ vs 客野直プロ vs 覇王の家さん vs kotamaさん
魚谷侑未プロ、覇王の家さんが本戦進出!
4月17日(水)20:00~3卓 21:30~4卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv132578658
3卓:二階堂亜樹プロ vs 安田麻里菜プロ vs 複合14枚ビタさん vs 看護士好きさん
二階堂亜樹プロ、安田麻里菜プロが本戦進出!
4卓:沢崎誠プロ vs 佐々木寿人プロ vs 高杉信吾さん vs じゃんきさん
高杉信吾さん、沢崎誠プロが本戦進出!
4月22日(月)20:00~5卓 21:30~6卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv132594003
5卓:伊藤優孝プロ vs 古川孝次プロ vs スプロジーンさん vs PONさん
伊藤優孝プロ、PONさんが本戦進出!
6卓:瀬戸熊直樹プロ vs 黒沢咲プロ vs りんご226さん vs モンド視聴者さん
モンド視聴者さん、黒沢咲プロが本戦進出!
4月24日(水)20:00~7卓 21:30~8卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv132594619
7卓:灘麻太郎プロ vs 西村友和プロ vs クラピカさん vs はるゆきさん
西村友和プロ、クラピカさんが本戦進出!
8卓:森山茂和プロ vs 望月雅継プロ vs SENAさん vs 不死身のリサさん
森山茂和プロ、不死身のリサさんが本戦進出!
毎週、月曜日と水曜日の20:00と21:30から1卓~8卓の最終予選を行う
各卓半荘2回戦のトータルで競います
ロン2から本戦へは16名が進出。
ハンゲーム 麻雀4の勝ち上がり16名を加えた32名が本戦へ出場。
 
★本戦スケジュール(ロン2で対戦)
本戦開始
5月20日(月)20:00~A卓 21:30~B卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137881907
A卓:荒正義プロ vs 宮内こずえプロ vs 西村友和プロ vs aasatoshiさん
西村友和プロ、荒正義プロがベスト16進出!
B卓:小島武夫プロ vs 朝武雅晴プロ vs ktomaさん vs royal365さん
小島武夫プロ、royal365さんがベスト16進出!
5月22日(水)20:00~C卓 21:30~D卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137882506

C卓:山井弘プロ vs 杉浦勘介プロ vs すずきやまとさん vs PONさん
すずきやまとさん、PONさんがベスト16進出!
D卓:沢崎誠プロ vs 和久津晶プロ vs 安田麻里菜プロ vs クラピカさん
?クラピカさん、安田麻里菜プロがベスト16進出!
5月27日(月)20:00~E卓 21:30~F卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137882703
E卓:猿川真寿プロ vs 魚谷侑未プロ vs liver*birdさん vs モンド視聴者さん
liver*birdさん、モンド視聴者さんがベスト16に進出!
F卓:伊藤優孝プロ vs 前原雄大プロ vs 清水香織プロ vs 高杉信吾さん
?前原雄大プロ、伊藤優孝プロがベスト16に進出!
5月29日(水)20:00~G卓 21:30~H卓
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv137882856
G卓:二階堂亜樹プロ vs 黒沢咲プロ vs 不死身のリサさん vs ebasandaさん
不死身のリサさん、二階堂亜樹プロがベスト16に進出!
H卓:森山茂和プロ vs ジャガー真鍋プロ vs firetimesさん vs 覇王の家さん
ジャガー真鍋プロ、覇王の家さんがベスト16に進出!
毎週、月曜日と水曜日の20:00と21:30からA卓~H卓の本戦を行う
各卓半荘2回戦のトータルを競います
終了予定=5月29日(水)
 
★ベスト16(ロン2で対戦)
A卓:6月5日(水)20:00~
B卓:6月12日(水)20:00~
C卓:6月19日(水)20:00~
D卓:6月26日(水)20:00~
各卓半荘3回戦のトータル
※ ニコニコ生放送で配信
★準決勝(ロン2で対戦)
A卓:7月3日(水)20:00~
B卓:7月10日(水)20:00~
各卓半荘3回戦のトータルを競います
※ ニコニコ生放送で配信
 
★決勝
8月10日(土) ※ 都内スタジオにて生放送予定。
※スケジュール、特典は都合により変更となる場合があります。
なお、当連盟では今回のインターネット麻雀日本選手権に関わらず、 オンライン麻雀サイト様のオンラインイベント、オフラインイベントへのゲストプロの派遣も賜っております。
ご興味がございましたら、support@ma-jan.or.jpまで、お問い合わせくださいますよう、お願い致します。

第95回:前原 雄大

2003年9月某日、今でこそ通い慣れた対局会場に初めて足を踏み入れた私は、ほどよい緊張の中、プロテストの実技試験に臨んでいた。

『あなたは頑張ればモノになるかもしれないな~・・・。』

ふと、背後から声をかけられた。
それは、その名の如く雄大なたたずまいを初めて見上げた瞬間でもあった。

私の立場から前原との出会いを記すならば、さらに4年ほど遡らなくてはならない。
大学に入ったばかりの私は、前原の「勝手にしやがれ」というエッセィを月刊誌で読み、一瞬にしてその世界観に惹き込まれた。
以前のインタビューで、佐々木寿人プロが、「このエッセィとの出会いが私の人生を大きく変えたといっても決して大げさではないような気がする。」と書いているが、当時を知る麻雀人ならば、”勝手にしやがれ”と聞いて、沢田研二ではなく、セックス・ピストルズでもなく、このエッセィを真っ先に思い浮かべる人も少なくないだろう。
たった今、思い出したようにノスタルジアを感じている読者もいるかもしれない。
麻雀界においては、まさしく伝説の連載と言っても過言ではないと思う。

その風采以上に大きな存在を背中に感じる。
そう認識してからの試験や面接の内容はほとんど覚えていない。
もしかしたらと思い、当時のことを前原に聞いてみたことがある。

前原「プロテストの時でしょ?覚えてないなぁ・・・。」

自意識過剰がなんとも恥ずかしくなってくる。
前原にしてみれば、毎年多くの受験生を見ているわけなので、当然といえば当然のことなのだ。

『前原さんが第7回名人戦を優勝いたしましたので、インタビュアーをお願いしたいのですが・・・。』

2013年5月某日、編集部から一本のメールが届いた。
実は少し前に、前原からインタビューの話は投げかけられていた。

前原「いずれ、正式に依頼が飛ぶと思うんだけどね・・・。今度何か取ったら、インタビューは勘介にお願いしようと思っているんだよ。」

杉浦「私にですか?」

前原「というのも、つい最近またアレを読んだのよ。」

アレというのは、私が以前担当していた中級講座のことである。

前原「やっぱりよく書けているよ。膨大なエネルギーと時間を使ったでしょう?」

アレの話になると、前原は毎回同じようにほめてくれる。
ほめられてうれしい気持ちはもちろんあるが、恥ずかしい気持ちの方が強いというのが事実である。
文章を読むのは好きだが、書くのは苦手だし、今自分で読み返してみても形式ばってわかり辛い。

杉浦「努力はしましたが、前原さんのような文才はないですから・・・。」

愚かな私は、こう答えるより他に術を知らない。

前原「バカだな~(笑)懸命に尽くすってことがすでに1つの才能なんだから。才能ってことなら私もね、自分で人をめっけんのうまいって思ってるとこあるのよ。勘介にしてみたって、入ってきた時の記憶はともかく、アレを読んで会いたいな~って思っていたら、やっぱり会えるわけだから。ということで今度のインタビューは、労を惜しまないであろうあなたに(笑)」

とにもかくにも、私が前原の連載に出会って14年、途中で前原も私を見つけてくれた。
すぐに編集部に承知の旨を連絡し、インタビューの日程を調整した。

ある日の勉強会を終えて・・・。
インタビューを控えた我々は、中央線の快速に乗り込んだ。
インタビューは前原の自宅で行う予定になっている。
ところが、目的地まであと2駅というところで、前原はおもむろに電車を降りた。
周りには仲間達の笑顔がある。

前原「ここで降りたら帰りはタクシーになっちゃうじゃないか~(笑)」

前原自身も、なぜだかわからないが満面の笑みである。
というわけで、仲間を交えての酒席にて、インタビュー開始。

0931
前原雄大プロと杉浦勘介プロ
0931
同席した宮内こずえプロと

杉浦「まずは、名人戦にあたって準備したことはありますか?」

前原「とにかく早起き!と、ゴミ出しね(笑)それと、数年前からモンドTVをよく観るようになったな~。今50代で一番モンド観ているのは私だって言い切れるよ。」

杉浦「どんなところに注目して観るんですか?」

前原「”人を識る”っていうことだね。こういう局面ならこういう対処の仕方をするんだな~とかね、相手の思考だったり、何より”背景”だよ。全く同じ局面は訪れなくても、同じようなパターンは必ずあるから。打ち手の輪郭が生み出す局面という意味では、麻雀ってそれほど種類はないと思うよ。」

杉浦「今回の名人戦では、予選7戦・決勝2戦の9回戦すべてオール連対での優勝!まさに圧勝でしたね。」

前原「そうなの?それは今聞いて初めて知ったな~。私の場合、主導権を取りに行く麻雀で、踏み込みも深い方でしょ?だから、怪我をすることもあるんだけど、そういう場面が少なかったというのは、今回は全体を通してツキに恵まれたっていうことなんだろうね。」

杉浦「終始安定した戦いぶりでしたが、実際には何か意識したことはありますか?」

前原「今回はファン牌の一鳴きを極力封印したんだよ。」

杉浦「なぜですか?」

前原「これも研究した結果導いた方法論なんだけど、主導権を取りに行って仕掛けた時、やっぱり打点に折り合いがつかないのよ。それでも私の場合、性格上、全部行っちゃうじゃない?(笑)そのやり方は、やっぱりリスキーだよ。一発・裏ドラのあるモンドルールは、とくに面前を主体にした方が勝ちにつながりやすいよ。」

杉浦「そういえば、ダブ東のポンテンを取らずに、すぐにテンパイを入れてリーチをかけた局もありましたね?」

前原「そうそう。もちろん、手役や打点が絡む場合や状況判断で動くことはあるよ。でも、基本テーマとして、”きちんと放銃してきちんとアガる”っていうのがあるから、目の前の手牌は確かなものでなければならないっていうことかな。」

杉浦「その姿勢が、優勝という最高の結果につながりましたね?」

前原「出た結果については、僥倖だったと思う。勝った時だって反省は尽きないよ。」

杉浦「どのような反省点があったのですか?」

前原「名人戦に限ったことではないけど、自分の対局をテレビで観ていて思うのは、打牌が遅い!」

杉浦「ところどころではありますが、時間を使うシーンはありました。でも、迷っているというより、損得ではない”何か”に身を委ね、殉ずるような・・・。」

前原「どうしてわかったの!?カメラが回って卓に着くでしょ。それから、いつも自分で自分に問いかけてるっていうところはあるよ。”お前は何者なんだ?お前は前原雄大だろ?”って。
”強くありたい自分”と”勝ちにこだわる自分”が混在していて、それぞれが違う答えを導く時があるんじゃないかな~。」

杉浦「なるほど。」

前原「前に”ライバルは誰ですか?”っていう質問があって、すぐに答えが浮かばなかったから、”マエハラユウダイ”ってカタカナで出したことがあったのよ。もちろん、もう1人の弱い自分を想定しているんだけどね。画面越しに”マエハラユウダイ”が出てきた時は、やっぱり反省するよ(笑)」

杉浦「掲載時には牌譜再生も使えるのですが、印象深い局や、優勝につながった局などはありますか?」

前原「う~んどうだろう・・・。タッキー君どう?」

前原は、隣にいた滝沢和典プロに意見をもとめた。
滝沢プロは、魚谷侑未プロと共に、決勝ステージのゲスト解説を務めている。
きっと、インタビューへの着手を滝沢プロのいる酒席に決めたのも、前原なりの配慮なのだろう。

滝沢「七対子の局なんかどうですか?」

前原「あ~あれね!」

前原は、すぐに了解したように相槌を打った。
決勝最終戦、わずか3巡で倍満をアガった局である。

前原「第一打がポイントになってるよね。」

滝沢「あの一索は手筋ではなく、手順と言ってもいいかなと。」
杉浦「詳しくお願いします。」

前原「まず、ドラを2枚持った攻めの七対子の1シャンテンとして考えた場合、序盤の捨牌はなるべくおとなしくするべきだよね。」

杉浦「五筒六万からの切り出しでは、読みの材料になってしまうからですね。」

前原「よって、第一打は一索九万の選択になるんだけど、ここにも差があるんだよ。」

滝沢「待ち牌になった時の差!」
杉浦「なるほど!後の六万切りを想定すれば、九万は待ち牌候補になるのか~。メンツ手の手順とは逆の発想で面白いですね。」

前原「それで、残して重なった五筒が裏ドラになったでしょ?これは感触あったな~。」

杉浦「このアガリで優勝がグッと近づきましたね。」
滝沢「この局は取り上げるべきだよ。」

前原「そういえば、タッキー君のマスターズ観戦記はよかったね~!」

その後、話はいろいろな方向に脱線し、宴もたけなわとなったところで閉店の時間に。
店を出て乗り込んだタクシーの車中は、もっぱら前原の家族の話題だった。
「息子が・・・義娘が・・・」と話す前原は、目を細めて至福の表情を浮かべている。
「超獣」でも「歌舞伎町のモンスター」でも「地獄の門番」でも「閻魔大王」でもない、1人の優しい父親の姿がそこにはあった。

自宅に着くと、まず前原は私の布団を用意してくれた。
数度泊めていただいたことがあるが、以前に比べると、部屋も台所も格段にきれいになっている。
そこには、温かい家庭の日常があふれていた。

0931
ご自宅にて

前原「まだ寝ないでしょ?モンドの録画あるから観る?」

杉浦「はい。是非解説をお願いします!」

前原「私が喋らなくても、タッキー君と魚谷さんの解説が的確だから。2人とも打ち手の思考をよく理解しているよ。ホントよく見てんな~って感心するね。」

杉浦「これは決勝の初戦ですね。」

前原「この東場は苦しかった。金子さんの4,000オールで開局するんだけど、これが6,000オールだったらもっとキツかったかもな~。状態が悪いのはわかっているけど、何とか前に進もうとして、もがき苦しんでいる感じだね。」

杉浦「南1局が1つの分岐点でしたよね。」

前原「配牌をもらった瞬間は、もちろんアガれる気はしてないよ。」

杉浦「カン二筒を入れて、マンズが伸びて・・・。ツモは悪くないですよね?」

前原「ストレートに手を進めてはいるけど、ツモに踊らされているのかな~という感じもあったよ。」

杉浦「そして7巡目、三色と一通とドラの選択になりました。」

前原「ここで七筒を放したってことは、やっぱり打点を見ているんだろうけど、九万は2枚切れているし、今振り返っても微妙かなって思う。どちらにしても、状態がよろしくないわけだから、このまますんなりテンパイが入るとは思ってないけどね。」

杉浦「このタイミングで、近藤プロが白をポン。さらに、親の金子プロからリーチが入りました。」

前原「牌譜では伝わらないことだけど、この時、金子さんはかなり時間を使ってのリーチだったのよ。」

杉浦「映像で観るとその間がよくわかりますね。」

前原「金子さんは正直な方だから、このリーチに読みを入れるとしたら、やっぱり待ちはピンズなんだろうな~って。カン五筒とかドラ絡みが本線だね。もう1つ、別の角度から見た場合、近藤さんの仕掛けに対応を要求する意図もあるんだろうな~って思ったよ。」

杉浦「リーチを受けた近藤プロは、現物の一索八筒と手出しを入れていますね。」

前原「金子さんの思惑通りに進んだな~って感じ。近藤さんも、実際にはテンパイを維持しているんだけど、発を切ったのは、この手出し一索に対応を感じているからだね。」

杉浦「たしかに、発は直前までロン牌でした。」

前原「次に引かされたのが五筒でしょ。やっぱり簡単じゃないなと(笑)」

杉浦「それでも、さらに七筒を引き戻したところでリーチに踏み切ります。」

前原「読みを入れたピンズの本線と準本線を両方吸収したわけだから、リーチと(笑)これをハイテイでアガって裏ドラが3枚でしょ?もうマンガの世界だよこれは(笑)」

杉浦「局面をしっかり読めているからこそのアガリだと思います。」

前原「オマエはホントにマジメだな~(笑)」

杉浦「でも解説がなかったら、遅い・安い・待ちが悪いの三拍子揃った手で、行き当たりばったりに親のリーチと勝負しているようにも捉えられかねませんよね。」

前原「そういえば、さっき古橋も何か言ってたよな~。」

杉浦「事務局でも牌譜を作成しながらひっくり返ってました(笑)」

前原「よく間違えられるんだけど、こういうリーチはいわゆる”ガラリー”じゃないんだよな~。」

杉浦「がらくたリーチのことですね。それでは、”ガラリー”とはどんなリーチなのでしょうか?」

前原「”ガラリー”の定義としては、まず第一に、先手を取っているということだね。先手というのは手牌進行に限らず、精神的にも優位に立っているということも肝心だよ。そして、いわゆる悪形とされる待ちなんだけど、山に残っている目算があることも条件。もちろん、主導権を主張して相手に対応を期待するという意味もあるけど、一方で、状態を計るのにも”ガラリー”は有効な手段だと思う。出た結果によって、自分の立ち位置を知るみたいなね。」

杉浦「対応してもらった結果、アガることができれば最高なわけですね。」

前原「観ている方は、”何この待ちは?”なんて思うんだろうけど、それをツモアガることに、1つの快感はあるわね(笑)」

杉浦「快感ですか・・・。」

前原「あるある。それはある(笑)でも、今回のリーチは先手でもないし、逆に対応を余儀なくさせられた形から追い付いて、六筒が山にある確信もなかったからね。結果は最高だったけど、何でも突っ込んでいけばいいってわけじゃないから(笑)」

杉浦「そもそものところ、”がらくた”とは何なんですか?」

前原「もう遅いから・・・。というより、もう朝だから(笑)その話は起きてからということに。」

杉浦「了解です。おやすみなさい!」

早起きが日課というわりに、前原の寝起きが悪い。
電話を鳴らしても起きないので、無礼は承知で部屋に入ると、ようやく目を覚ました。

前原「勘介おはよ~。よく寝られた?」

何気ない気遣いの言葉が、既視感をいざなう。
前原と一緒に過ごし、朝まで語り明かしてしまうのは毎度のことだ。
インタビューということは抜きにしても、今のところ例外はない。
そして、明くる日の第一声は決まってこの言葉なのだ。
いつもは眠い目をこすりながら虚勢を張ってうなずくのだが、この日はなぜだか寝覚めがよかった。

杉浦「おはようございます!熟睡できました!」

前原「ところで今何時?」

杉浦「まもなく3時です・・・。」

我々は、急いで支度を済ませ、出発した。
前原が、「これだけは忘れるわけにはいかない!」と大切に抱えているのは、義娘さんに返却を頼まれたクレヨンしんちゃんのDVDである。
それでいて、「あれっ!携帯がない!」と言ってタクシーを停め、大騒ぎを始める前原を見て、本当にかなわないな、と思う。
携帯は、その雄大なる懐に、しっかりと収まっていた。
これから生放送の収録があるという前原に、打ち合わせ前の時間を融通していただき、インタビューの締め括りとなった。

0931

杉浦「まずは昨日の続きから、”がらくた”についてお願いします。」

前原「”がらくた”の根底にあるのは、”引かない”っていう姿勢、それから、”常に戦っている”ということかな。これは、自分の在り方や信念と言ってもいいかもしれない。観ている人からすれば、多少強引な戦い方、勝ち方に見えるかもしれないけど、そういう姿勢を評して、森山会長が、”がらくたで在り続けるのは大変だ”と仰ったことがチームの出発点になったんだよ。」

杉浦「退くことを許されないって、キツいですよね?」

前原「私にしたって、ヒサトにしたって、知識はそれなりにあるつもりなのね。ただ、その知識におぼれない、みたいなね。局単位で見れば損な突っ張りであっても、対人間のゲームである以上、”こいつは突っ込んでくるぞ”って思われる存在でありたいし、その方が相手も嫌なものだと思う。それに観ている人だって、リーチが入ったらベタベタベターとオリて、山との1対0の勝負になるのってつまんないでしょ?」

杉浦「もとめられるのは、やはり、ぶつかり合いだったり、ギリギリの攻防なんですよね。」

前原「どの世界であれ、”安全で”、”確実に”、成功するビジネスなんて存在しないんだから。麻雀も同じで、常にリスクは背負っていかなくてはならないって思ってるよ。こういう戦法は、外側から見ればハイリスクに映るんだろうけど、本人達からすれば、精神状態さえブレない限り、そんなにひどいことにならないだろうっていう見込みはあるのよ。ヒサトがどう思っているかは、聞いてないからわからないんだけどね(笑)」

杉浦「ヒサトさんも、新著『人生勝たなきゃ意味がない』の中で、前原さんと初めて同卓した時、リーチのみの悪形待ちを、悠然と一発でツモアガる姿に本物のプロを見たって書いていますよね。」

前原「”牌は人なり”って言葉に表されているように、生き方と麻雀って似ているところがあるから、きっと根本的に共通する、共鳴する部分があるんだろうね。」

杉浦「そんな根本の部分にある、”麻雀”への思いを聞かせてください。」

前原「これが答えになるかわからないけど、最近、麻雀と恋愛って似ているとこあるなって思うのよ。私が現在、恋をしているという意味ではないよ(笑)相手を好きになればなるほど、距離が近づけば近づくほど、わからなくなる。もちろんわかる部分も増えてくるんだけどね。」

杉浦「少しわかるような気がします。」

前原「これを麻雀に置き換えてみると、そこに存在しているのは、牌のメカニズムってことではなくて、その中に投影している自分自身なんだと思う。だから麻雀は、安易な言葉になってしまうかもしれないけど、”自分を知るためのツール”だとも考えられるわけ。私の場合も、麻雀を通して自分自身を知ったし、自分の弱さも知ったから。それで、弱い自分を消すことはできないけど、それを抱えながら麻雀と寄り添っていく、麻雀と戦っていくってことはできるんじゃないかなって思っているよ。」

杉浦「深イイ話ですね!ありがとうございます。」

前原「これで終わり?」

杉浦「はい。そろそろ打ち合わせの時間ですよね?」

前原「じゃあ最後に、後輩達へのメッセージを。」

杉浦「よろしくお願いします!」

前原「最近は、いろいろな場面で、メディアへの露出も増えているじゃない?」

杉浦「はい。麻雀界は急速に、”映像の時代”へと展開されていますよね?」

前原「そんな中で、若い人達が活躍していけばいいんだろうけど、”勝ちを追い求める”ことよりも、まずは”強くなること”を目指してほしいって思う。強くなれば、おのずと勝てるようになるから。不等号で表すならば、”強>勝”っていうことになるかな。全てを映像で撮られる以上、勝ったから強い(”勝>強”)っていう段階は過ぎているし、それはイコールでもないんだよ(”強=勝”)。」

杉浦「では、強くなるためにどうしたらいいのでしょうか?」

前原「当然ではあるけど、とにかく牌を握ること。それから、自分の長所を知ることだね。そうして、短所を矯正するよりも、長所を伸ばしていくことを考えてほしい。最後に挙げるならば、先輩からどんどん学んでいってほしいということ。連盟は教育の体制もしっかりしているから。森山さんにしても、荒さんにしても、全部を教えたい、みたいなね。それは、”麻雀の真理”だったり、”心の在り方”なんだけど、これを伝えていくのが、”伝統”でもあるからだよね。」

杉浦「普段教わっていることをうまく活かせないという、もどかしい思いもあります。」

前原「私は、”心の在り方”は同じでも、麻雀の表現方法はいくつあってもいいって思ってるのよ。その人にしか表現できない麻雀の彩りっていうものが、必ずあるはずなんだから。つまり、勘介は勘介の彩りを鮮やかにっていうことだよ。」

『頑張ればモノになる』

あれから10年、常に立ちはだかる大きな壁は、いまだ消えることがない。
いずれどこかに到達し、何かを捉える時がくるのだろうか?

前原の話を聞いていると、この壁についての認識が少し変わってくる。
読み切れない自分、押し切れない自分、変にバランスを取ろうとして崩れる自分。
悔しい思いをする時、おおよそ活躍する弱い自分自身。
前原は、”マエハラユウダイ”と付き合いながら、向き合いながら、常に戦っている。
もしかしたら、この壁は、乗り越えるためだけにあるのではないのかもしれない。

杉浦「彩りを鮮やかに・・・。今後の私の課題ですね。」

前原「いや課題っていうか・・・。”そのままの君でいて”みたいなところがあるよ。本当に(笑)」

杉浦「・・・。」

プロ雀士インタビュー/第95回:前原 雄大

2003年9月某日、今でこそ通い慣れた対局会場に初めて足を踏み入れた私は、ほどよい緊張の中、プロテストの実技試験に臨んでいた。
『あなたは頑張ればモノになるかもしれないな~・・・。』
ふと、背後から声をかけられた。
それは、その名の如く雄大なたたずまいを初めて見上げた瞬間でもあった。
私の立場から前原との出会いを記すならば、さらに4年ほど遡らなくてはならない。
大学に入ったばかりの私は、前原の「勝手にしやがれ」というエッセィを月刊誌で読み、一瞬にしてその世界観に惹き込まれた。
以前のインタビューで、佐々木寿人プロが、「このエッセィとの出会いが私の人生を大きく変えたといっても決して大げさではないような気がする。」と書いているが、当時を知る麻雀人ならば、”勝手にしやがれ”と聞いて、沢田研二ではなく、セックス・ピストルズでもなく、このエッセィを真っ先に思い浮かべる人も少なくないだろう。
たった今、思い出したようにノスタルジアを感じている読者もいるかもしれない。
麻雀界においては、まさしく伝説の連載と言っても過言ではないと思う。
その風采以上に大きな存在を背中に感じる。
そう認識してからの試験や面接の内容はほとんど覚えていない。
もしかしたらと思い、当時のことを前原に聞いてみたことがある。

前原「プロテストの時でしょ?覚えてないなぁ・・・。」

自意識過剰がなんとも恥ずかしくなってくる。
前原にしてみれば、毎年多くの受験生を見ているわけなので、当然といえば当然のことなのだ。
『前原さんが第7回名人戦を優勝いたしましたので、インタビュアーをお願いしたいのですが・・・。』
2013年5月某日、編集部から一本のメールが届いた。
実は少し前に、前原からインタビューの話は投げかけられていた。

前原「いずれ、正式に依頼が飛ぶと思うんだけどね・・・。今度何か取ったら、インタビューは勘介にお願いしようと思っているんだよ。」

杉浦「私にですか?」

前原「というのも、つい最近またアレを読んだのよ。」

アレというのは、私が以前担当していた中級講座のことである。

前原「やっぱりよく書けているよ。膨大なエネルギーと時間を使ったでしょう?」

アレの話になると、前原は毎回同じようにほめてくれる。
ほめられてうれしい気持ちはもちろんあるが、恥ずかしい気持ちの方が強いというのが事実である。
文章を読むのは好きだが、書くのは苦手だし、今自分で読み返してみても形式ばってわかり辛い。
杉浦「努力はしましたが、前原さんのような文才はないですから・・・。」
愚かな私は、こう答えるより他に術を知らない。

前原「バカだな~(笑)懸命に尽くすってことがすでに1つの才能なんだから。才能ってことなら私もね、自分で人をめっけんのうまいって思ってるとこあるのよ。勘介にしてみたって、入ってきた時の記憶はともかく、アレを読んで会いたいな~って思っていたら、やっぱり会えるわけだから。ということで今度のインタビューは、労を惜しまないであろうあなたに(笑)」

とにもかくにも、私が前原の連載に出会って14年、途中で前原も私を見つけてくれた。
すぐに編集部に承知の旨を連絡し、インタビューの日程を調整した。
ある日の勉強会を終えて・・・。
インタビューを控えた我々は、中央線の快速に乗り込んだ。
インタビューは前原の自宅で行う予定になっている。
ところが、目的地まであと2駅というところで、前原はおもむろに電車を降りた。
周りには仲間達の笑顔がある。

前原「ここで降りたら帰りはタクシーになっちゃうじゃないか~(笑)」

前原自身も、なぜだかわからないが満面の笑みである。
というわけで、仲間を交えての酒席にて、インタビュー開始。

0931
前原雄大プロと杉浦勘介プロ
0931
同席した宮内こずえプロと

杉浦「まずは、名人戦にあたって準備したことはありますか?」

前原「とにかく早起き!と、ゴミ出しね(笑)それと、数年前からモンドTVをよく観るようになったな~。今50代で一番モンド観ているのは私だって言い切れるよ。」

杉浦「どんなところに注目して観るんですか?」

前原「”人を識る”っていうことだね。こういう局面ならこういう対処の仕方をするんだな~とかね、相手の思考だったり、何より”背景”だよ。全く同じ局面は訪れなくても、同じようなパターンは必ずあるから。打ち手の輪郭が生み出す局面という意味では、麻雀ってそれほど種類はないと思うよ。」

杉浦「今回の名人戦では、予選7戦・決勝2戦の9回戦すべてオール連対での優勝!まさに圧勝でしたね。」

前原「そうなの?それは今聞いて初めて知ったな~。私の場合、主導権を取りに行く麻雀で、踏み込みも深い方でしょ?だから、怪我をすることもあるんだけど、そういう場面が少なかったというのは、今回は全体を通してツキに恵まれたっていうことなんだろうね。」

杉浦「終始安定した戦いぶりでしたが、実際には何か意識したことはありますか?」

前原「今回はファン牌の一鳴きを極力封印したんだよ。」

杉浦「なぜですか?」

前原「これも研究した結果導いた方法論なんだけど、主導権を取りに行って仕掛けた時、やっぱり打点に折り合いがつかないのよ。それでも私の場合、性格上、全部行っちゃうじゃない?(笑)そのやり方は、やっぱりリスキーだよ。一発・裏ドラのあるモンドルールは、とくに面前を主体にした方が勝ちにつながりやすいよ。」

杉浦「そういえば、ダブ東のポンテンを取らずに、すぐにテンパイを入れてリーチをかけた局もありましたね?」

前原「そうそう。もちろん、手役や打点が絡む場合や状況判断で動くことはあるよ。でも、基本テーマとして、”きちんと放銃してきちんとアガる”っていうのがあるから、目の前の手牌は確かなものでなければならないっていうことかな。」

杉浦「その姿勢が、優勝という最高の結果につながりましたね?」

前原「出た結果については、僥倖だったと思う。勝った時だって反省は尽きないよ。」

杉浦「どのような反省点があったのですか?」

前原「名人戦に限ったことではないけど、自分の対局をテレビで観ていて思うのは、打牌が遅い!」

杉浦「ところどころではありますが、時間を使うシーンはありました。でも、迷っているというより、損得ではない”何か”に身を委ね、殉ずるような・・・。」

前原「どうしてわかったの!?カメラが回って卓に着くでしょ。それから、いつも自分で自分に問いかけてるっていうところはあるよ。”お前は何者なんだ?お前は前原雄大だろ?”って。
”強くありたい自分”と”勝ちにこだわる自分”が混在していて、それぞれが違う答えを導く時があるんじゃないかな~。」

杉浦「なるほど。」

前原「前に”ライバルは誰ですか?”っていう質問があって、すぐに答えが浮かばなかったから、”マエハラユウダイ”ってカタカナで出したことがあったのよ。もちろん、もう1人の弱い自分を想定しているんだけどね。画面越しに”マエハラユウダイ”が出てきた時は、やっぱり反省するよ(笑)」

杉浦「掲載時には牌譜再生も使えるのですが、印象深い局や、優勝につながった局などはありますか?」

前原「う~んどうだろう・・・。タッキー君どう?」

前原は、隣にいた滝沢和典プロに意見をもとめた。
滝沢プロは、魚谷侑未プロと共に、決勝ステージのゲスト解説を務めている。
きっと、インタビューへの着手を滝沢プロのいる酒席に決めたのも、前原なりの配慮なのだろう。
滝沢「七対子の局なんかどうですか?」

前原「あ~あれね!」

前原は、すぐに了解したように相槌を打った。
決勝最終戦、わずか3巡で倍満をアガった局である。

前原「第一打がポイントになってるよね。」

滝沢「あの一索は手筋ではなく、手順と言ってもいいかなと。」
杉浦「詳しくお願いします。」

前原「まず、ドラを2枚持った攻めの七対子の1シャンテンとして考えた場合、序盤の捨牌はなるべくおとなしくするべきだよね。」

杉浦「五筒六万からの切り出しでは、読みの材料になってしまうからですね。」

前原「よって、第一打は一索九万の選択になるんだけど、ここにも差があるんだよ。」

滝沢「待ち牌になった時の差!」
杉浦「なるほど!後の六万切りを想定すれば、九万は待ち牌候補になるのか~。メンツ手の手順とは逆の発想で面白いですね。」

前原「それで、残して重なった五筒が裏ドラになったでしょ?これは感触あったな~。」

杉浦「このアガリで優勝がグッと近づきましたね。」
滝沢「この局は取り上げるべきだよ。」

前原「そういえば、タッキー君のマスターズ観戦記はよかったね~!」

その後、話はいろいろな方向に脱線し、宴もたけなわとなったところで閉店の時間に。
店を出て乗り込んだタクシーの車中は、もっぱら前原の家族の話題だった。
「息子が・・・義娘が・・・」と話す前原は、目を細めて至福の表情を浮かべている。
「超獣」でも「歌舞伎町のモンスター」でも「地獄の門番」でも「閻魔大王」でもない、1人の優しい父親の姿がそこにはあった。
自宅に着くと、まず前原は私の布団を用意してくれた。
数度泊めていただいたことがあるが、以前に比べると、部屋も台所も格段にきれいになっている。
そこには、温かい家庭の日常があふれていた。

0931
ご自宅にて

前原「まだ寝ないでしょ?モンドの録画あるから観る?」

杉浦「はい。是非解説をお願いします!」

前原「私が喋らなくても、タッキー君と魚谷さんの解説が的確だから。2人とも打ち手の思考をよく理解しているよ。ホントよく見てんな~って感心するね。」

杉浦「これは決勝の初戦ですね。」

前原「この東場は苦しかった。金子さんの4,000オールで開局するんだけど、これが6,000オールだったらもっとキツかったかもな~。状態が悪いのはわかっているけど、何とか前に進もうとして、もがき苦しんでいる感じだね。」

杉浦「南1局が1つの分岐点でしたよね。」

前原「配牌をもらった瞬間は、もちろんアガれる気はしてないよ。」

杉浦「カン二筒を入れて、マンズが伸びて・・・。ツモは悪くないですよね?」

前原「ストレートに手を進めてはいるけど、ツモに踊らされているのかな~という感じもあったよ。」

杉浦「そして7巡目、三色と一通とドラの選択になりました。」

前原「ここで七筒を放したってことは、やっぱり打点を見ているんだろうけど、九万は2枚切れているし、今振り返っても微妙かなって思う。どちらにしても、状態がよろしくないわけだから、このまますんなりテンパイが入るとは思ってないけどね。」

杉浦「このタイミングで、近藤プロが白をポン。さらに、親の金子プロからリーチが入りました。」

前原「牌譜では伝わらないことだけど、この時、金子さんはかなり時間を使ってのリーチだったのよ。」

杉浦「映像で観るとその間がよくわかりますね。」

前原「金子さんは正直な方だから、このリーチに読みを入れるとしたら、やっぱり待ちはピンズなんだろうな~って。カン五筒とかドラ絡みが本線だね。もう1つ、別の角度から見た場合、近藤さんの仕掛けに対応を要求する意図もあるんだろうな~って思ったよ。」

杉浦「リーチを受けた近藤プロは、現物の一索八筒と手出しを入れていますね。」

前原「金子さんの思惑通りに進んだな~って感じ。近藤さんも、実際にはテンパイを維持しているんだけど、発を切ったのは、この手出し一索に対応を感じているからだね。」

杉浦「たしかに、発は直前までロン牌でした。」

前原「次に引かされたのが五筒でしょ。やっぱり簡単じゃないなと(笑)」

杉浦「それでも、さらに七筒を引き戻したところでリーチに踏み切ります。」

前原「読みを入れたピンズの本線と準本線を両方吸収したわけだから、リーチと(笑)これをハイテイでアガって裏ドラが3枚でしょ?もうマンガの世界だよこれは(笑)」

杉浦「局面をしっかり読めているからこそのアガリだと思います。」

前原「オマエはホントにマジメだな~(笑)」

杉浦「でも解説がなかったら、遅い・安い・待ちが悪いの三拍子揃った手で、行き当たりばったりに親のリーチと勝負しているようにも捉えられかねませんよね。」

前原「そういえば、さっき古橋も何か言ってたよな~。」

杉浦「事務局でも牌譜を作成しながらひっくり返ってました(笑)」

前原「よく間違えられるんだけど、こういうリーチはいわゆる”ガラリー”じゃないんだよな~。」

杉浦「がらくたリーチのことですね。それでは、”ガラリー”とはどんなリーチなのでしょうか?」

前原「”ガラリー”の定義としては、まず第一に、先手を取っているということだね。先手というのは手牌進行に限らず、精神的にも優位に立っているということも肝心だよ。そして、いわゆる悪形とされる待ちなんだけど、山に残っている目算があることも条件。もちろん、主導権を主張して相手に対応を期待するという意味もあるけど、一方で、状態を計るのにも”ガラリー”は有効な手段だと思う。出た結果によって、自分の立ち位置を知るみたいなね。」

杉浦「対応してもらった結果、アガることができれば最高なわけですね。」

前原「観ている方は、”何この待ちは?”なんて思うんだろうけど、それをツモアガることに、1つの快感はあるわね(笑)」

杉浦「快感ですか・・・。」

前原「あるある。それはある(笑)でも、今回のリーチは先手でもないし、逆に対応を余儀なくさせられた形から追い付いて、六筒が山にある確信もなかったからね。結果は最高だったけど、何でも突っ込んでいけばいいってわけじゃないから(笑)」

杉浦「そもそものところ、”がらくた”とは何なんですか?」

前原「もう遅いから・・・。というより、もう朝だから(笑)その話は起きてからということに。」

杉浦「了解です。おやすみなさい!」
早起きが日課というわりに、前原の寝起きが悪い。
電話を鳴らしても起きないので、無礼は承知で部屋に入ると、ようやく目を覚ました。

前原「勘介おはよ~。よく寝られた?」

何気ない気遣いの言葉が、既視感をいざなう。
前原と一緒に過ごし、朝まで語り明かしてしまうのは毎度のことだ。
インタビューということは抜きにしても、今のところ例外はない。
そして、明くる日の第一声は決まってこの言葉なのだ。
いつもは眠い目をこすりながら虚勢を張ってうなずくのだが、この日はなぜだか寝覚めがよかった。
杉浦「おはようございます!熟睡できました!」

前原「ところで今何時?」

杉浦「まもなく3時です・・・。」
我々は、急いで支度を済ませ、出発した。
前原が、「これだけは忘れるわけにはいかない!」と大切に抱えているのは、義娘さんに返却を頼まれたクレヨンしんちゃんのDVDである。
それでいて、「あれっ!携帯がない!」と言ってタクシーを停め、大騒ぎを始める前原を見て、本当にかなわないな、と思う。
携帯は、その雄大なる懐に、しっかりと収まっていた。
これから生放送の収録があるという前原に、打ち合わせ前の時間を融通していただき、インタビューの締め括りとなった。

0931

杉浦「まずは昨日の続きから、”がらくた”についてお願いします。」

前原「”がらくた”の根底にあるのは、”引かない”っていう姿勢、それから、”常に戦っている”ということかな。これは、自分の在り方や信念と言ってもいいかもしれない。観ている人からすれば、多少強引な戦い方、勝ち方に見えるかもしれないけど、そういう姿勢を評して、森山会長が、”がらくたで在り続けるのは大変だ”と仰ったことがチームの出発点になったんだよ。」

杉浦「退くことを許されないって、キツいですよね?」

前原「私にしたって、ヒサトにしたって、知識はそれなりにあるつもりなのね。ただ、その知識におぼれない、みたいなね。局単位で見れば損な突っ張りであっても、対人間のゲームである以上、”こいつは突っ込んでくるぞ”って思われる存在でありたいし、その方が相手も嫌なものだと思う。それに観ている人だって、リーチが入ったらベタベタベターとオリて、山との1対0の勝負になるのってつまんないでしょ?」

杉浦「もとめられるのは、やはり、ぶつかり合いだったり、ギリギリの攻防なんですよね。」

前原「どの世界であれ、”安全で”、”確実に”、成功するビジネスなんて存在しないんだから。麻雀も同じで、常にリスクは背負っていかなくてはならないって思ってるよ。こういう戦法は、外側から見ればハイリスクに映るんだろうけど、本人達からすれば、精神状態さえブレない限り、そんなにひどいことにならないだろうっていう見込みはあるのよ。ヒサトがどう思っているかは、聞いてないからわからないんだけどね(笑)」

杉浦「ヒサトさんも、新著『人生勝たなきゃ意味がない』の中で、前原さんと初めて同卓した時、リーチのみの悪形待ちを、悠然と一発でツモアガる姿に本物のプロを見たって書いていますよね。」

前原「”牌は人なり”って言葉に表されているように、生き方と麻雀って似ているところがあるから、きっと根本的に共通する、共鳴する部分があるんだろうね。」

杉浦「そんな根本の部分にある、”麻雀”への思いを聞かせてください。」

前原「これが答えになるかわからないけど、最近、麻雀と恋愛って似ているとこあるなって思うのよ。私が現在、恋をしているという意味ではないよ(笑)相手を好きになればなるほど、距離が近づけば近づくほど、わからなくなる。もちろんわかる部分も増えてくるんだけどね。」

杉浦「少しわかるような気がします。」

前原「これを麻雀に置き換えてみると、そこに存在しているのは、牌のメカニズムってことではなくて、その中に投影している自分自身なんだと思う。だから麻雀は、安易な言葉になってしまうかもしれないけど、”自分を知るためのツール”だとも考えられるわけ。私の場合も、麻雀を通して自分自身を知ったし、自分の弱さも知ったから。それで、弱い自分を消すことはできないけど、それを抱えながら麻雀と寄り添っていく、麻雀と戦っていくってことはできるんじゃないかなって思っているよ。」

杉浦「深イイ話ですね!ありがとうございます。」

前原「これで終わり?」

杉浦「はい。そろそろ打ち合わせの時間ですよね?」

前原「じゃあ最後に、後輩達へのメッセージを。」

杉浦「よろしくお願いします!」

前原「最近は、いろいろな場面で、メディアへの露出も増えているじゃない?」

杉浦「はい。麻雀界は急速に、”映像の時代”へと展開されていますよね?」

前原「そんな中で、若い人達が活躍していけばいいんだろうけど、”勝ちを追い求める”ことよりも、まずは”強くなること”を目指してほしいって思う。強くなれば、おのずと勝てるようになるから。不等号で表すならば、”強>勝”っていうことになるかな。全てを映像で撮られる以上、勝ったから強い(”勝>強”)っていう段階は過ぎているし、それはイコールでもないんだよ(”強=勝”)。」

杉浦「では、強くなるためにどうしたらいいのでしょうか?」

前原「当然ではあるけど、とにかく牌を握ること。それから、自分の長所を知ることだね。そうして、短所を矯正するよりも、長所を伸ばしていくことを考えてほしい。最後に挙げるならば、先輩からどんどん学んでいってほしいということ。連盟は教育の体制もしっかりしているから。森山さんにしても、荒さんにしても、全部を教えたい、みたいなね。それは、”麻雀の真理”だったり、”心の在り方”なんだけど、これを伝えていくのが、”伝統”でもあるからだよね。」

杉浦「普段教わっていることをうまく活かせないという、もどかしい思いもあります。」

前原「私は、”心の在り方”は同じでも、麻雀の表現方法はいくつあってもいいって思ってるのよ。その人にしか表現できない麻雀の彩りっていうものが、必ずあるはずなんだから。つまり、勘介は勘介の彩りを鮮やかにっていうことだよ。」

『頑張ればモノになる』
あれから10年、常に立ちはだかる大きな壁は、いまだ消えることがない。
いずれどこかに到達し、何かを捉える時がくるのだろうか?
前原の話を聞いていると、この壁についての認識が少し変わってくる。
読み切れない自分、押し切れない自分、変にバランスを取ろうとして崩れる自分。
悔しい思いをする時、おおよそ活躍する弱い自分自身。
前原は、”マエハラユウダイ”と付き合いながら、向き合いながら、常に戦っている。
もしかしたら、この壁は、乗り越えるためだけにあるのではないのかもしれない。
杉浦「彩りを鮮やかに・・・。今後の私の課題ですね。」

前原「いや課題っていうか・・・。”そのままの君でいて”みたいなところがあるよ。本当に(笑)」

杉浦「・・・。」

第29期鳳凰戦の軌跡~契機~

第29期鳳凰位決定戦7回戦東2局。
親の荒プロのリーチを受けて以下の手牌。

hououi_04

初日をトップで終え、6回戦も浮きでまとめた時、ついに弱気の虫が顔を出してきた。
決め通りに戦うなら、打三筒として次巡ツモ一万で打五万しておけば、すぐにアガリがあった。
何に怯え逃げているのだろう。
あれ程「勝負しろ」と自分の決め事としてもっとも重要視していたのに、まだ序盤の戦いのこの場面で、トータルトップを意識した逃げの麻雀。読めないなら読まずに感じろと言いたい。
全20回戦で最も恥ずべき一打。

「またお前は昨年の恥ずかしい麻雀をやるのか?」

自分の弱い心に檄を飛ばす。
負けてからの1年間に考えた教訓の1つに、
「放銃しても自分の畑のこやしになるなら良い。でも気持ちが揺れて、相手の畑にまいてはならない」
というものがある。

この一局を境に僕の心は大きく揺れて行く。
「またやってしまった」開かれた荒さんの手牌を見て、天を仰いだ。

人はそれぞれの与えられた時代を生きて行く。自分が生まれた時代を変える事は出来ない。
荒さんと前原さんは昭和を生きてきた。藤崎さんと僕は、昭和と平成を生きてきた。
僕は、荒さんに憧れ、前原さんの強さに驚愕し、藤崎さんの巧さに嫉妬した。
3人のようになりたいと思った。でも、そうはなれない事に気付く。

なぜなら、各々が生きてきた環境、時代までは、絶対に真似できないのだからである。
今後、平成だけを生きてきた新しい世代が、この4人と同じ麻雀を打とうと思っても、同じにはなれないのである。
でも、受け継ぐ事は出来る。それは「イズム」だ。
そのイズムを各世代が受け継いでゆく事こそが、使命なのではないだろうか。
だからこそ、連盟最高峰にふさわしい戦いをしなければならない。
次に続く者たちに見せなければならない。
腕で劣り、気力で戦う僕が、荒さんのリーチに逃げてはならない。
この一局をどこで取り戻すのか。早い段階で戦場へ戻ることが急務となった。

第29期鳳凰位決定戦8回戦東4局1本場。

hououi_04

7回戦で、引くべきラスを引き、迎えたこの場面。もう一度自分に与えられたチャンス。
八筒。すべての想いを込めて切った牌。僕の生命線である勝負する麻雀。
この牌を切る意味があるの?と思う人も多いであろう。もう理屈ではない場面。
分りやすく述べるなら、

八筒が通る牌なら、切って一歩前進しなければならない。ただし、リーチは無茶な攻めになるのでヤミテン。

八筒で、ロンがかかったなら、やはり暴牌となるので切ってはならないが、先を考えると、打九索、打三筒よりは良しと言える。

※打九索、打三筒はクレバーな打ち方だが、瀬戸熊直樹を保つのが難しくなる。今後の戦い方、特に2日目のこの後3回の半荘の戦い方に、迷いが生じる。

結果は、前原さんがツモアガリ、勝負してもしなくても同じ結果となる。
でも、そうじゃない事を理解して欲しい。
これが切れたという事が、次に繋がるのである。(もちろん僕のスタイルならだが)

人は限られた時間の中を生きている。
時(トキ)を止める事は出来ない。
だからこそ、声を大にして言える。

「流れは必ずある!」

僕は、僕の流れを作る為に、八筒を切った。いや、打たなければならなかった。
自分の為に。そして応援してくれる人の為に。

藤崎さんの先打ちの六筒(先打ちしなければ前原さんに間に合ってしまう)。
荒さんの気迫のリーチ、前原さんの勝負強さ。
この一局こそが、連盟最高峰の戦いであり、これを次世代へ伝える事が、伝統と歴史を生むのだと僕は信じる。

この一局を契機に、また自分を取り戻して行くのであった。

第29期鳳凰位決定戦の軌跡 ~体感~へ続く。

鳳凰の部屋/第29期鳳凰戦の軌跡~契機~

第29期鳳凰位決定戦7回戦東2局。
親の荒プロのリーチを受けて以下の手牌。
hououi_04
初日をトップで終え、6回戦も浮きでまとめた時、ついに弱気の虫が顔を出してきた。
決め通りに戦うなら、打三筒として次巡ツモ一万で打五万しておけば、すぐにアガリがあった。
何に怯え逃げているのだろう。
あれ程「勝負しろ」と自分の決め事としてもっとも重要視していたのに、まだ序盤の戦いのこの場面で、トータルトップを意識した逃げの麻雀。読めないなら読まずに感じろと言いたい。
全20回戦で最も恥ずべき一打。
「またお前は昨年の恥ずかしい麻雀をやるのか?」
自分の弱い心に檄を飛ばす。
負けてからの1年間に考えた教訓の1つに、
「放銃しても自分の畑のこやしになるなら良い。でも気持ちが揺れて、相手の畑にまいてはならない」
というものがある。
この一局を境に僕の心は大きく揺れて行く。
「またやってしまった」開かれた荒さんの手牌を見て、天を仰いだ。
人はそれぞれの与えられた時代を生きて行く。自分が生まれた時代を変える事は出来ない。
荒さんと前原さんは昭和を生きてきた。藤崎さんと僕は、昭和と平成を生きてきた。
僕は、荒さんに憧れ、前原さんの強さに驚愕し、藤崎さんの巧さに嫉妬した。
3人のようになりたいと思った。でも、そうはなれない事に気付く。
なぜなら、各々が生きてきた環境、時代までは、絶対に真似できないのだからである。
今後、平成だけを生きてきた新しい世代が、この4人と同じ麻雀を打とうと思っても、同じにはなれないのである。
でも、受け継ぐ事は出来る。それは「イズム」だ。
そのイズムを各世代が受け継いでゆく事こそが、使命なのではないだろうか。
だからこそ、連盟最高峰にふさわしい戦いをしなければならない。
次に続く者たちに見せなければならない。
腕で劣り、気力で戦う僕が、荒さんのリーチに逃げてはならない。
この一局をどこで取り戻すのか。早い段階で戦場へ戻ることが急務となった。
第29期鳳凰位決定戦8回戦東4局1本場。
hououi_04
7回戦で、引くべきラスを引き、迎えたこの場面。もう一度自分に与えられたチャンス。
八筒。すべての想いを込めて切った牌。僕の生命線である勝負する麻雀。
この牌を切る意味があるの?と思う人も多いであろう。もう理屈ではない場面。
分りやすく述べるなら、
八筒が通る牌なら、切って一歩前進しなければならない。ただし、リーチは無茶な攻めになるのでヤミテン。
八筒で、ロンがかかったなら、やはり暴牌となるので切ってはならないが、先を考えると、打九索、打三筒よりは良しと言える。
※打九索、打三筒はクレバーな打ち方だが、瀬戸熊直樹を保つのが難しくなる。今後の戦い方、特に2日目のこの後3回の半荘の戦い方に、迷いが生じる。
結果は、前原さんがツモアガリ、勝負してもしなくても同じ結果となる。
でも、そうじゃない事を理解して欲しい。
これが切れたという事が、次に繋がるのである。(もちろん僕のスタイルならだが)
人は限られた時間の中を生きている。
時(トキ)を止める事は出来ない。
だからこそ、声を大にして言える。
「流れは必ずある!」
僕は、僕の流れを作る為に、八筒を切った。いや、打たなければならなかった。
自分の為に。そして応援してくれる人の為に。
藤崎さんの先打ちの六筒(先打ちしなければ前原さんに間に合ってしまう)。
荒さんの気迫のリーチ、前原さんの勝負強さ。
この一局こそが、連盟最高峰の戦いであり、これを次世代へ伝える事が、伝統と歴史を生むのだと僕は信じる。
この一局を契機に、また自分を取り戻して行くのであった。
第29期鳳凰位決定戦の軌跡 ~体感~へ続く。

第8期女流桜花 第1節レポート

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ついに2013年度、第8期女流桜花が開幕しました!
Aリーグの選手は頂点を、またB、Cリーグの選手は昇級を目指す熱い闘いが始まったのです。

現女流桜花は、二階堂亜樹プロ以来の連覇を達成した「最速マーメイド」こと魚谷侑未プロ。
その魚谷プロへの挑戦権を得るのは、いったい誰なのでしょう。
かく言う私も、2年ぶりの決勝戦進出を虎視眈々と狙っております。

さて、今期はAリーグ16名と、例年より少ない人数でのスタートなりました。
組み合わせが発表され、私の卓は清水香織プロ、黒沢咲プロ、小宮山一美プロ。
実力者揃いで、一瞬「初戦から厳しい卓だなあ」と思ったのですが、よくよく考えてみればAリーグなのだから当たり前。これからも「厳しい卓」が続いていくのです。

そう思うと、胃が痛くなると同時に、闘志がかきたてられてきます。
私の初戦が始まりました。

小宮山プロが好調のようです。放銃が少ない上に打点が高い。
勝負所できっちり決めてくるメリハリの利いた麻雀でした。
対照的に、清水プロと黒沢プロは苦しい展開。手数が少なくリーチ負けも多いという状況。
対局終了後、黒沢プロに感想を聞いてみました。

黒沢プロ
「苦しいと感じながらも耐え抜いて、最小限のマイナスで終わることができた。そこが良かったと思います」

不運な状況に対し、頭を低くし続けた黒沢プロ。
4回戦のオーラスで見事な満貫のアガリを決め、プラスに転じて終了。
この得点で、トータルのマイナスを最小限に抑えたのであります。
さすがと言うべきか、全体を通して苦しみながらもバランスの取れた麻雀を打たれていた印象を受けました。

他の卓の様子はどうだったのでしょう。
和久津晶プロ、宮内こずえプロ、吾妻さおりプロ、平岡理恵プロの卓では、大幅なポイントの動きがあったとの情報が入ってきました。さっそく和久津プロにインタビュー。

和久津プロ「吾妻プロが調子良かったんだけど、それでも私は自由にのびのび打てていたからまだ楽だった。だけど調子が悪かった宮内プロは、きっと凄くきつかったと思うよ」

宮内プロがいかに「きつかった」か、一例を取り上げると――
和久津プロが5巡目に次の手牌でリーチ。

一万二万三万一筒三筒一索二索三索七索八索九索東東  リーチ

次巡、あっさり二筒をツモって跳満。
宮内プロは「親っかぶり」で6,000点の失点。
次局、東家の和久津プロが4巡目に次の手牌でリーチ。

七万七万七万二筒二筒二筒五筒五筒三索四索発発発  リーチ

これに宮内プロが二索で飛び込んで12,000点。たった2局で18,000点もの支出。
しかも早い巡目での親っかぶりと放銃。
これは和久津プロの指摘どおり「凄くきつかった」のは間違いないでしょう。
とは言え、高いキャリアとパワーを誇る宮内プロのこと、次節以降の巻き返しは必至。
私としては、そのときの宮内プロと当たらないことを願うばかりです。

さて、Bリーグですが、こちらは大荒れの模様となったようです。
ある卓では、半荘1回で役満が2回も飛び出るなど、3名の選手が早くも+100Pオーバー。
プラスとマイナスの上下が250P以上あり、1節目から激しい点棒の動きとなりました。
このまま縦長の並びが加速すると、さらに「荒れ場」の展開になると予想されるので、次節ではできるだけ上下の差を詰めていただきたいと思います。

波乱含みのスタートを切った第8期女流桜花。
次節からはもっとパワフルに、もっと白熱した対局になっていくことでしょう。
短いレポートですが、その熱い激闘を内容濃くお伝えしていけるよう私も頑張りますので、
よろしくお願いいたします。

女流プロリーグ(女流桜花) レポート/第8期女流桜花 第1節レポート

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ついに2013年度、第8期女流桜花が開幕しました!
Aリーグの選手は頂点を、またB、Cリーグの選手は昇級を目指す熱い闘いが始まったのです。
現女流桜花は、二階堂亜樹プロ以来の連覇を達成した「最速マーメイド」こと魚谷侑未プロ。
その魚谷プロへの挑戦権を得るのは、いったい誰なのでしょう。
かく言う私も、2年ぶりの決勝戦進出を虎視眈々と狙っております。
さて、今期はAリーグ16名と、例年より少ない人数でのスタートなりました。
組み合わせが発表され、私の卓は清水香織プロ、黒沢咲プロ、小宮山一美プロ。
実力者揃いで、一瞬「初戦から厳しい卓だなあ」と思ったのですが、よくよく考えてみればAリーグなのだから当たり前。これからも「厳しい卓」が続いていくのです。
そう思うと、胃が痛くなると同時に、闘志がかきたてられてきます。
私の初戦が始まりました。
小宮山プロが好調のようです。放銃が少ない上に打点が高い。
勝負所できっちり決めてくるメリハリの利いた麻雀でした。
対照的に、清水プロと黒沢プロは苦しい展開。手数が少なくリーチ負けも多いという状況。
対局終了後、黒沢プロに感想を聞いてみました。
黒沢プロ
「苦しいと感じながらも耐え抜いて、最小限のマイナスで終わることができた。そこが良かったと思います」
不運な状況に対し、頭を低くし続けた黒沢プロ。
4回戦のオーラスで見事な満貫のアガリを決め、プラスに転じて終了。
この得点で、トータルのマイナスを最小限に抑えたのであります。
さすがと言うべきか、全体を通して苦しみながらもバランスの取れた麻雀を打たれていた印象を受けました。
他の卓の様子はどうだったのでしょう。
和久津晶プロ、宮内こずえプロ、吾妻さおりプロ、平岡理恵プロの卓では、大幅なポイントの動きがあったとの情報が入ってきました。さっそく和久津プロにインタビュー。
和久津プロ「吾妻プロが調子良かったんだけど、それでも私は自由にのびのび打てていたからまだ楽だった。だけど調子が悪かった宮内プロは、きっと凄くきつかったと思うよ」
宮内プロがいかに「きつかった」か、一例を取り上げると――
和久津プロが5巡目に次の手牌でリーチ。
一万二万三万一筒三筒一索二索三索七索八索九索東東  リーチ
次巡、あっさり二筒をツモって跳満。
宮内プロは「親っかぶり」で6,000点の失点。
次局、東家の和久津プロが4巡目に次の手牌でリーチ。
七万七万七万二筒二筒二筒五筒五筒三索四索発発発  リーチ
これに宮内プロが二索で飛び込んで12,000点。たった2局で18,000点もの支出。
しかも早い巡目での親っかぶりと放銃。
これは和久津プロの指摘どおり「凄くきつかった」のは間違いないでしょう。
とは言え、高いキャリアとパワーを誇る宮内プロのこと、次節以降の巻き返しは必至。
私としては、そのときの宮内プロと当たらないことを願うばかりです。
さて、Bリーグですが、こちらは大荒れの模様となったようです。
ある卓では、半荘1回で役満が2回も飛び出るなど、3名の選手が早くも+100Pオーバー。
プラスとマイナスの上下が250P以上あり、1節目から激しい点棒の動きとなりました。
このまま縦長の並びが加速すると、さらに「荒れ場」の展開になると予想されるので、次節ではできるだけ上下の差を詰めていただきたいと思います。
波乱含みのスタートを切った第8期女流桜花。
次節からはもっとパワフルに、もっと白熱した対局になっていくことでしょう。
短いレポートですが、その熱い激闘を内容濃くお伝えしていけるよう私も頑張りますので、
よろしくお願いいたします。

第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 114.4 160.5
2 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 25.2 107.2
3 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 92.4 89.6
4 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 49.4 87.8
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 2.7 71.5
6 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 ▲ 9.1 71.4
7 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 ▲ 30.7 56.0
8 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 ▲ 59.0 29.9
9 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 ▲ 2.4 12.9
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 23.5 ▲ 41.1
11 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 56.1 ▲ 48.0
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 1.3 ▲ 52.2
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 10.7 ▲ 71.2
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 22.7 ▲ 111.4
15 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 108.0 ▲ 266.3

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 73.8 160.4
2 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 40.0 136.8
3 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 76.0 126.4
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 26.3 87.5
5 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 1.0 53.2
6 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 ▲ 31.0 27.6
7 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 ▲ 67.3 13.9
8 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 ▲ 23.7 ▲ 21.9
9 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 ▲ 34.8 ▲ 24.7
10 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 5.0 ▲ 27.0
11 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 13.4 ▲ 39.1
12 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 45.1 ▲ 49.8
13 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 28.4 ▲ 60.8
14 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 42.0 ▲ 81.5
15 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 10.2 ▲ 139.9
16 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 83.8 ▲ 165.1

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 21.5 149.1
2 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 60.6 145.8
3 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 83.3 142.2
4 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 54.9 141.9
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 44.5 132.7
6 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 53.7 132.1
7 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 8.5 107.7
8 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 ▲ 16.7 102.5
9 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 77.2 101.0
10 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 ▲ 60.2 48.6
11 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 43.8 1.7
12 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 4.3 ▲ 0.6
13 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 8.3 ▲ 23.2
14 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 37.2 ▲ 41.2
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 22.9 ▲ 43.1
16 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 61.6 ▲ 65.3
17 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 19.5 ▲ 98.3
18 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 52.8 ▲ 102.6
19 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 13.1 ▲ 106.7
20 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 28.8 ▲ 180.9
21 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 84.4 ▲ 202.4
22 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 36.6 ▲ 208.0
23 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 77.4 ▲ 219.0

中部プロリーグ 成績表/第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 114.4 160.5
2 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 25.2 107.2
3 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 92.4 89.6
4 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 49.4 87.8
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 2.7 71.5
6 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 ▲ 9.1 71.4
7 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 ▲ 30.7 56.0
8 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 ▲ 59.0 29.9
9 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 ▲ 2.4 12.9
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 23.5 ▲ 41.1
11 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 56.1 ▲ 48.0
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 1.3 ▲ 52.2
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 10.7 ▲ 71.2
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 22.7 ▲ 111.4
15 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 108.0 ▲ 266.3

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 73.8 160.4
2 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 40.0 136.8
3 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 76.0 126.4
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 26.3 87.5
5 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 1.0 53.2
6 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 ▲ 31.0 27.6
7 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 ▲ 67.3 13.9
8 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 ▲ 23.7 ▲ 21.9
9 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 ▲ 34.8 ▲ 24.7
10 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 5.0 ▲ 27.0
11 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 13.4 ▲ 39.1
12 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 45.1 ▲ 49.8
13 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 28.4 ▲ 60.8
14 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 42.0 ▲ 81.5
15 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 10.2 ▲ 139.9
16 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 83.8 ▲ 165.1

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 21.5 149.1
2 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 60.6 145.8
3 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 83.3 142.2
4 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 54.9 141.9
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 44.5 132.7
6 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 53.7 132.1
7 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 8.5 107.7
8 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 ▲ 16.7 102.5
9 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 77.2 101.0
10 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 ▲ 60.2 48.6
11 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 43.8 1.7
12 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 4.3 ▲ 0.6
13 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 8.3 ▲ 23.2
14 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 37.2 ▲ 41.2
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 22.9 ▲ 43.1
16 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 61.6 ▲ 65.3
17 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 19.5 ▲ 98.3
18 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 52.8 ▲ 102.6
19 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 13.1 ▲ 106.7
20 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 28.8 ▲ 180.9
21 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 84.4 ▲ 202.4
22 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 36.6 ▲ 208.0
23 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 77.4 ▲ 219.0

第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節レポート

Aリーグレポート:掛水洋徳

第21期中部プロリーグも最終節となり、決勝、降級争いも大詰め。
4節までの成績から予想すると決勝進出争いは1位・森下+88.9Pから8位の古川+15.3Pまでか、
いつになく混戦模様で波乱は起こるか?

3回戦まで終わり、上位の順位と成績は、1位・佐藤+143.9P、2位・日下+92.6P、3位・杉浦+91.4P、4位・山田+83.2P、
5位・寺戸+73.0P、6位・太田+68.8P、7位・鈴木(基)+63.1P、 8位・森下+43.2Pに絞られた。

決勝枠は四暗刻をアガった佐藤が当確で、残り3席を7人で争う形に。
降級争いは浅野がほぼ確定してしまい、残り1つを毛受▲92.8P、掛水▲96.7P、三戸▲100.5Pで争う事に。

1卓はマイナスの出来ないこの状況で、しっかりポイントを伸ばし+107.2Pで2位で決勝進出を決めた日下。

2卓は暫定4位・山田、8位・森下に毛受、掛水で全員決勝、降級争いの卓。
山田は最低でもプラス、森下は山田を交わして60,000点以上のトップが欲しい所。
毛受、掛水は着順勝負となった。南3局、親番の掛水は連荘して50,000点弱まで加点し毛受が沈んでいるのでほぼ安全圏へ。
オーラス親番の森下は連荘するだけ、3,900点以上のアガリで浮きに回る山田がリーチ、ドラをツモリ1,300・2,600で終了。山田は3位で決勝へ、毛受は降級となった。

3卓は、暫定3位・杉浦と5位・寺戸の決勝争いと、三戸の降級脱出の対局。
東場、三戸の親番で4,000オール、6,000オールをアガリ早々と残留を決める。
逆に苦しい杉浦、寺戸だったが、杉浦が素晴らしい粘りを見せてマイナスを最小限に抑え4位で決勝進出した。

4卓は暫定1位・佐藤、6位・太田、7位・鈴木の卓で太田、鈴木基は最低でも40,000点以上のトップが条件か。
南場で太田が北単騎待ちで8,000点のテンパイを入れる。
佐藤にドラをポンされるがマチ選択が明暗を分ける。
太田がマチを北から変えると佐藤が北をツモ切り。数巡後に佐藤がツモり4,000・8,000。
最後まで手を抜かず佐藤がトップ通過、浅野が降級となった。

決勝は佐藤、日下、山田、杉浦 と最近の中でもフレッシュな顔ぶれとなった。
私は4、3、2、1で、4回戦は序盤で三戸の4,000オール、6,000オールの声で完全に毛受との着順勝負になり、自分らしく打って負けたらしょうがないと思い直した所、残留できました。
レポートは初めてだったので読みにくい文章や表現もあったと思いますが、半年間ありがとうございました。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 114.4 160.5
2 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 25.2 107.2
3 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 92.4 89.6
4 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 49.4 87.8
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 2.7 71.5
6 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 ▲ 9.1 71.4
7 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 ▲ 30.7 56.0
8 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 ▲ 59.0 29.9
9 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 ▲ 2.4 12.9
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 23.5 ▲ 41.1
11 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 56.1 ▲ 48.0
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 1.3 ▲ 52.2
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 10.7 ▲ 71.2
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 22.7 ▲ 111.4
15 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 108.0 ▲ 266.3

Bリーグレポート:大滝聡

最終節となる第5節を迎えました。
今期レポートを担当させてもらう事になり、私なりのリーグ戦における目標、心構え、注意点など好き勝手に述べさせてもらいましたが、結果は如何に。

<1卓>
暫定2位でこの日を迎えた木村であったが、後半は1・1・1・2の+73,8P。
他の対局者を寄せつけない圧勝で1位昇級を決めました。
中部本部長である木村は対局前の数時間前には起床し、近所の氏神さまをお参りするそうだ。
神頼みという訳ではなく、彼なりのコンディション作りのルーティーンであると予想されます。
ベテランの活躍に私を含め他のプロへの刺激になったのは間違いないでしょう。

<2卓>
暫定1位、3位、4位、6位の上位対決となったこの卓を制したのは樋口。
今節も2・2・3・1の安定した麻雀で2位昇級を決めました。
木村には及ばなかったものの、第一節からオールプラスの成績で終わるのは本物の証。
むしろ彼の実力からすれば、ようやくといった印象。
中部本部が誇るタイトルホルダーが、来期からいよいよAリーグでの戦いへと舞台を移す事になりました。

<3卓>
暫定7位でスタートした牛尾が後半3連勝を決めるも、昇級に一歩届かずの3位でフィニッシュ。
最後まで諦めないベストを尽くす姿勢は、来期も昇級争いに参加してくるであろうと予想させるものでした。

<4卓>
激しい残留争いとなったこの卓でしたが、元Aリーガーの朝岡が前半2回戦の貯金をうまく活かして残留を決めました。
長谷川も卓内トップで意地を見せるも、前節までのマイナスを挽回するまでには至らず残念な結果となりました。

昇級を決めた木村・樋口にはAリーグでの活躍を期待しつつ、心から「おめでとう」と伝えたい。
半年間、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 73.8 160.4
2 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 40.0 136.8
3 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 76.0 126.4
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 26.3 87.5
5 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 1.0 53.2
6 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 ▲ 31.0 27.6
7 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 ▲ 67.3 13.9
8 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 ▲ 23.7 ▲ 21.9
9 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 ▲ 34.8 ▲ 24.7
10 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 5.0 ▲ 27.0
11 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 13.4 ▲ 39.1
12 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 45.1 ▲ 49.8
13 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 28.4 ▲ 60.8
14 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 42.0 ▲ 81.5
15 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 10.2 ▲ 139.9
16 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 83.8 ▲ 165.1

Cリーグレポート:小野雅峻

第5節を迎えることになり昇級に手が届きそうな人たちはどのような気持ちでこの日を迎えたのだろうか。私は残念ながら昇級するには厳しい状況なので、少しでも今後に活かせるような麻雀をしようと考え、対局に臨んだ。

第4節終了時点で上位が混戦状態であったCリーグ。対局の組み合わせが非常に重要になってくるところで10卓に暫定1位であった山本と暫定2位の大西が同卓となった。この卓がどんな展開になっていくのかが昇級に大きく影響していきそうである。

最終節は一度小計を出し、全卓同時に最終半荘に入ることになっている。やはり混戦状態であったため4回戦終了時大きく順位は変動していた。その時点での点数状況が山本+163.3P、八木+146.5P、原+138.1P、杉村+137.7P、加藤+127.6P、河合+120.3Pと続いていた。皆前節より大幅のプラスである。ここまできても集中力を切らさずポイントを増やしていけるというのは素晴らしいことだと感じる。

そして最終、5回戦が終わった。1位で昇級したのは暫定1位で第5節を迎えた山本であった。山本は先日行われた麻雀マスターズでも優秀な成績を残している。これからどんな成長を見せるのか、楽しみな新人である。

2位通過はオーラスで見事な粘りを見せ原点を確保した杉村。Aリーグに復帰する日も近いのではないだろうか。そして3位通過だが、ここで大波乱が起きた。

3位通過となったのは安藤であった。なんとここで7万点を越えるトップを獲り3位に食い込む結果となった。4位となった八木とは0.3P差、点数にしてたった300点差である。5位、6位もそれほど差はなく、まれにみる大接戦Cリーグは幕を閉じた。

最後になりましたが半年間もの間お付き合いいただきありがとうございました。
拙い文章であったとは思いますが少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。
今回昇級をかけて素晴らしい闘牌を見せてくれた皆様のような麻雀を打てるよう、今後精進していきたいと思います。

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 21.5 149.1
2 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 60.6 145.8
3 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 83.3 142.2
4 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 54.9 141.9
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 44.5 132.7
6 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 53.7 132.1
7 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 8.5 107.7
8 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 ▲ 16.7 102.5
9 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 77.2 101.0
10 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 ▲ 60.2 48.6
11 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 43.8 1.7
12 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 4.3 ▲ 0.6
13 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 8.3 ▲ 23.2
14 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 37.2 ▲ 41.2
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 22.9 ▲ 43.1
16 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 61.6 ▲ 65.3
17 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 19.5 ▲ 98.3
18 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 52.8 ▲ 102.6
19 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 13.1 ▲ 106.7
20 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 28.8 ▲ 180.9
21 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 84.4 ▲ 202.4
22 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 36.6 ▲ 208.0
23 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 77.4 ▲ 219.0

中部プロリーグ レポート/第21期中部プロリーグ A・B・Cリーグ 最終節レポート

Aリーグレポート:掛水洋徳
第21期中部プロリーグも最終節となり、決勝、降級争いも大詰め。
4節までの成績から予想すると決勝進出争いは1位・森下+88.9Pから8位の古川+15.3Pまでか、
いつになく混戦模様で波乱は起こるか?
3回戦まで終わり、上位の順位と成績は、1位・佐藤+143.9P、2位・日下+92.6P、3位・杉浦+91.4P、4位・山田+83.2P、
5位・寺戸+73.0P、6位・太田+68.8P、7位・鈴木(基)+63.1P、 8位・森下+43.2Pに絞られた。
決勝枠は四暗刻をアガった佐藤が当確で、残り3席を7人で争う形に。
降級争いは浅野がほぼ確定してしまい、残り1つを毛受▲92.8P、掛水▲96.7P、三戸▲100.5Pで争う事に。
1卓はマイナスの出来ないこの状況で、しっかりポイントを伸ばし+107.2Pで2位で決勝進出を決めた日下。
2卓は暫定4位・山田、8位・森下に毛受、掛水で全員決勝、降級争いの卓。
山田は最低でもプラス、森下は山田を交わして60,000点以上のトップが欲しい所。
毛受、掛水は着順勝負となった。南3局、親番の掛水は連荘して50,000点弱まで加点し毛受が沈んでいるのでほぼ安全圏へ。
オーラス親番の森下は連荘するだけ、3,900点以上のアガリで浮きに回る山田がリーチ、ドラをツモリ1,300・2,600で終了。山田は3位で決勝へ、毛受は降級となった。
3卓は、暫定3位・杉浦と5位・寺戸の決勝争いと、三戸の降級脱出の対局。
東場、三戸の親番で4,000オール、6,000オールをアガリ早々と残留を決める。
逆に苦しい杉浦、寺戸だったが、杉浦が素晴らしい粘りを見せてマイナスを最小限に抑え4位で決勝進出した。
4卓は暫定1位・佐藤、6位・太田、7位・鈴木の卓で太田、鈴木基は最低でも40,000点以上のトップが条件か。
南場で太田が北単騎待ちで8,000点のテンパイを入れる。
佐藤にドラをポンされるがマチ選択が明暗を分ける。
太田がマチを北から変えると佐藤が北をツモ切り。数巡後に佐藤がツモり4,000・8,000。
最後まで手を抜かず佐藤がトップ通過、浅野が降級となった。
決勝は佐藤、日下、山田、杉浦 と最近の中でもフレッシュな顔ぶれとなった。
私は4、3、2、1で、4回戦は序盤で三戸の4,000オール、6,000オールの声で完全に毛受との着順勝負になり、自分らしく打って負けたらしょうがないと思い直した所、残留できました。
レポートは初めてだったので読みにくい文章や表現もあったと思いますが、半年間ありがとうございました。
Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 佐藤 あいり 17.0 67.0 ▲ 87.9 50.0 114.4 160.5
2 日下 健司 71.3 20.0 7.3 ▲ 16.6 25.2 107.2
3 山田 優駿 21.6 15.0 9.2 ▲ 48.6 92.4 89.6
4 杉浦 貴紀 11.6 4.9 23.4 ▲ 1.5 49.4 87.8
5 太田 充 14.5 61.9 24.7 ▲ 32.3 2.7 71.5
6 鈴木 基芳 43.2 ▲ 20.7 20.6 37.4 ▲ 9.1 71.4
7 寺戸 孝志 38.1 57.6 ▲ 9.5 0.5 ▲ 30.7 56.0
8 森下 剛任 36.3 ▲ 40.9 45.1 48.4 ▲ 59.0 29.9
9 古川 孝次 ▲ 22.6 ▲ 14.5 52.3 0.1 ▲ 2.4 12.9
10 伊藤 鉄也 ▲ 54.5 6.5 ▲ 20.3 50.7 ▲ 23.5 ▲ 41.1
11 三戸 亮祐 ▲ 9.9 ▲ 32.6 ▲ 29.9 ▲ 31.7 56.1 ▲ 48.0
12 村瀬 寛光 ▲ 34.8 ▲ 30.5 ▲ 18.3 32.7 ▲ 1.3 ▲ 52.2
13 掛水 洋徳 28.4 ▲ 58.9 8.4 ▲ 38.4 ▲ 10.7 ▲ 71.2
14 毛受 俊 ▲ 20.3 ▲ 6.2 ▲ 47.2 ▲ 15.0 ▲ 22.7 ▲ 111.4
15 浅野 文雅 ▲ 83.0 15.8 ▲ 50.2 ▲ 40.9 ▲ 108.0 ▲ 266.3

Bリーグレポート:大滝聡
最終節となる第5節を迎えました。
今期レポートを担当させてもらう事になり、私なりのリーグ戦における目標、心構え、注意点など好き勝手に述べさせてもらいましたが、結果は如何に。
<1卓>
暫定2位でこの日を迎えた木村であったが、後半は1・1・1・2の+73,8P。
他の対局者を寄せつけない圧勝で1位昇級を決めました。
中部本部長である木村は対局前の数時間前には起床し、近所の氏神さまをお参りするそうだ。
神頼みという訳ではなく、彼なりのコンディション作りのルーティーンであると予想されます。
ベテランの活躍に私を含め他のプロへの刺激になったのは間違いないでしょう。
<2卓>
暫定1位、3位、4位、6位の上位対決となったこの卓を制したのは樋口。
今節も2・2・3・1の安定した麻雀で2位昇級を決めました。
木村には及ばなかったものの、第一節からオールプラスの成績で終わるのは本物の証。
むしろ彼の実力からすれば、ようやくといった印象。
中部本部が誇るタイトルホルダーが、来期からいよいよAリーグでの戦いへと舞台を移す事になりました。
<3卓>
暫定7位でスタートした牛尾が後半3連勝を決めるも、昇級に一歩届かずの3位でフィニッシュ。
最後まで諦めないベストを尽くす姿勢は、来期も昇級争いに参加してくるであろうと予想させるものでした。
<4卓>
激しい残留争いとなったこの卓でしたが、元Aリーガーの朝岡が前半2回戦の貯金をうまく活かして残留を決めました。
長谷川も卓内トップで意地を見せるも、前節までのマイナスを挽回するまでには至らず残念な結果となりました。
昇級を決めた木村・樋口にはAリーグでの活躍を期待しつつ、心から「おめでとう」と伝えたい。
半年間、拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 木村 東平 20.8 32.4 35.9 ▲ 2.5 73.8 160.4
2 樋口 新 45.4 23.2 11.2 17.0 40.0 136.8
3 牛尾 信之 15.7 26.0 2.0 6.7 76.0 126.4
4 中西 栄二 ▲ 3.4 63.2 ▲ 32.5 33.9 26.3 87.5
5 土岐 雄太 ▲ 8.0 17.2 65.8 ▲ 22.8 1.0 53.2
6 小坂 美樹 9.9 ▲ 12.9 ▲ 8.1 69.7 ▲ 31.0 27.6
7 大滝 聡 ▲ 18.8 46.5 ▲ 0.8 54.3 ▲ 67.3 13.9
8 鈴木 雄介 ▲ 9.2 ▲ 35.2 43.7 2.5 ▲ 23.7 ▲ 21.9
9 葛山 英樹 7.0 43.8 ▲ 2.4 ▲ 38.3 ▲ 34.8 ▲ 24.7
10 若松 正和 ▲ 55.0 11.3 ▲ 15.7 37.4 ▲ 5.0 ▲ 27.0
11 櫛田 利太 16.3 ▲ 15.6 ▲ 37.1 ▲ 16.1 13.4 ▲ 39.1
12 菅野 直 26.6 ▲ 0.8 ▲ 51.0 20.5 ▲ 45.1 ▲ 49.8
13 朝岡 祐 42.7 ▲ 56.1 8.4 ▲ 84.2 28.4 ▲ 60.8
14 長谷川 弘 ▲ 19.8 ▲ 49.4 ▲ 3.1 ▲ 51.2 42.0 ▲ 81.5
15 吉井 友直 ▲ 52.5 ▲ 12.5 ▲ 24.2 ▲ 40.5 ▲ 10.2 ▲ 139.9
16 原田 知彦 ▲ 17.7 ▲ 83.1 6.9 12.6 ▲ 83.8 ▲ 165.1

Cリーグレポート:小野雅峻
第5節を迎えることになり昇級に手が届きそうな人たちはどのような気持ちでこの日を迎えたのだろうか。私は残念ながら昇級するには厳しい状況なので、少しでも今後に活かせるような麻雀をしようと考え、対局に臨んだ。
第4節終了時点で上位が混戦状態であったCリーグ。対局の組み合わせが非常に重要になってくるところで10卓に暫定1位であった山本と暫定2位の大西が同卓となった。この卓がどんな展開になっていくのかが昇級に大きく影響していきそうである。
最終節は一度小計を出し、全卓同時に最終半荘に入ることになっている。やはり混戦状態であったため4回戦終了時大きく順位は変動していた。その時点での点数状況が山本+163.3P、八木+146.5P、原+138.1P、杉村+137.7P、加藤+127.6P、河合+120.3Pと続いていた。皆前節より大幅のプラスである。ここまできても集中力を切らさずポイントを増やしていけるというのは素晴らしいことだと感じる。
そして最終、5回戦が終わった。1位で昇級したのは暫定1位で第5節を迎えた山本であった。山本は先日行われた麻雀マスターズでも優秀な成績を残している。これからどんな成長を見せるのか、楽しみな新人である。
2位通過はオーラスで見事な粘りを見せ原点を確保した杉村。Aリーグに復帰する日も近いのではないだろうか。そして3位通過だが、ここで大波乱が起きた。
3位通過となったのは安藤であった。なんとここで7万点を越えるトップを獲り3位に食い込む結果となった。4位となった八木とは0.3P差、点数にしてたった300点差である。5位、6位もそれほど差はなく、まれにみる大接戦Cリーグは幕を閉じた。
最後になりましたが半年間もの間お付き合いいただきありがとうございました。
拙い文章であったとは思いますが少しでも楽しんでいただけていれば幸いです。
今回昇級をかけて素晴らしい闘牌を見せてくれた皆様のような麻雀を打てるよう、今後精進していきたいと思います。
Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 山本 拓哉 14.9 53.5 41.5 17.7 21.5 149.1
2 杉村 泰治 21.6 37.0 33.1 ▲ 6.5 60.6 145.8
3 安藤 大貴 10.9 35.2 18.7 ▲ 5.9 83.3 142.2
4 八木 悠 15.4 37.9 14.3 19.4 54.9 141.9
5 加藤 泰史 28.8 52.7 ▲ 34.2 40.9 44.5 132.7
6 原 尚吾 48.3 ▲ 49.1 23.3 55.9 53.7 132.1
7 河合 慎悟 51.4 ▲ 12.8 83.0 ▲ 22.4 8.5 107.7
8 大西 義則 ▲ 4.6 27.5 71.2 25.1 ▲ 16.7 102.5
9 中谷 彰吾 5.7 40.3 53.0 ▲ 75.2 77.2 101.0
10 大町 篤志 61.4 ▲ 11.6 36.8 22.2 ▲ 60.2 48.6
11 大高坂 松城 9.7 ▲ 55.9 40.1 ▲ 36.0 43.8 1.7
12 角谷 和幸 ▲ 2.9 2.7 17.9 ▲ 22.6 4.3 ▲ 0.6
13 岩井 健太 ▲ 41.6 50.6 ▲ 38.9 15.0 ▲ 8.3 ▲ 23.2
14 山神 達也 ▲ 32.0 60.7 ▲ 54.7 22.0 ▲ 37.2 ▲ 41.2
15 太田 峻也 50.1 28.7 ▲ 61.4 ▲ 37.6 ▲ 22.9 ▲ 43.1
16 小野 雅峻 25.0 ▲ 24.9 29.1 ▲ 32.9 ▲ 61.6 ▲ 65.3
17 斎藤 寛生 29.9 ▲ 59.2 ▲ 72.0 ▲ 16.5 19.5 ▲ 98.3
18 三谷 卓也 ▲ 33.0 ▲ 56.5 10.6 29.1 ▲ 52.8 ▲ 102.6
19 鈴木 淳 ▲ 85.3 ▲ 6.7 ▲ 3.0 ▲ 24.8 13.1 ▲ 106.7
20 岡本 丈司 ▲ 61.2 ▲ 21.5 ▲ 28.2 ▲ 41.2 ▲ 28.8 ▲ 180.9
21 加賀美 幸孝 ▲ 22.9 ▲ 89.4 ▲ 35.0 29.3 ▲ 84.4 ▲ 202.4
22 越川 清一 ▲ 53.9 ▲ 45.7 ▲ 80.9 9.1 ▲ 36.6 ▲ 208.0
23 家田 みゆき ▲ 36.7 ▲ 33.5 ▲ 65.3 ▲ 6.1 ▲ 77.4 ▲ 219.0

第21期東北プロリーグ 第3節レポート

Aリーグレポート:青木武

今回は上位の遠藤と渡部が同卓。そこに平田・泉がどう闘うかが一番の注目。

1卓(平田、渡部、遠藤、泉)
ここまで絶好調の遠藤だったが3着3回と調子はイマイチ。
渡部も4着2回と泉・平田の上位陣いじめでリーグ戦が面白くなった。
ベテランの平田と曲者の泉がきっちり仕事をしてくれた感じだ。

2卓(青木、工藤、佐藤、吉田)
ここまでマイナスの青木・吉田に、ちょいプラスの佐藤・工藤の対局。
1回戦、青木はあっさりラススタート。2回戦は吉田がラスとやはり調子が上がらない。
結果、2人共佐藤を押し上げてしまった。
工藤は今回もちょいプラス。マイナスしない事が大事と工藤に言われました。
……わかっていますけどね…。

3卓(粕谷、皆川、杜、今、高橋)
1・2回戦で連続1人沈みの今。他4人がプラス状態になった。
3回戦に高橋がラス。4回戦は杜がラスになり粕谷と皆川がちょっと抜け出て5回戦に入った。
杜のリーチに対し通りそうな9を粕谷が切ったら皆川から「ロン」の声が。国士無双だった。
結果、ほぼ皆川の1人浮きになりトータル2位に浮上。
まだ残り7節もあるので、下位陣の奮起を期待したい。

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 遠藤昭太 94.6 73.8 ▲ 24.3 144.1 1
2 皆川直毅 42.8 ▲ 34.2 69.4 78.0 2
3 佐藤大介 ▲ 5.8 17.1 57.6 68.9 3
4 泉亮多 ▲ 4.6 9.9 40.5 45.8 4
5 渡辺稔 55.1 25.6 ▲ 37.9 42.8 5
6 工藤宏紀 1.8 1.7 8.4 11.9 6
7 平田孝章 9.1 ▲ 35.7 21.7 ▲ 4.9 7
8 粕谷勇吉 ▲ 11.2 18.4 ▲ 27.7 ▲ 20.5 8
9 今貴聡 ▲ 20.4 12.6 ▲ 43.9 ▲ 51.7 9
10 東幸一郎 12.7 19.6 ▲ 100.0 ▲ 67.7 10
11 青木武 ▲ 31.5 ▲ 6.5 ▲ 30.3 ▲ 68.3 11
12 杜麻沙也 ▲ 57.5 ▲ 14.6 1.6 ▲ 70.5 12
13 高橋清隆 ▲ 58.6 ▲ 20.9 ▲ 0.4 ▲ 79.9 13
14 吉田勝弥 0.6 ▲ 63.7 ▲ 36.7 ▲ 99.8 14
15 菅原直哉 ▲ 1.9 ▲ 9.1 ▲ 100.0 ▲ 111.0 15
16 藤本修二 ▲ 31.2 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 231.2 16

Bリーグレポート:遠藤昭太

6月に入り梅雨入り宣言がなされても空梅雨気味な東北。
Bリーグの得点状況は徐々に差が出てきているものの、まだ誰にでもチャンスがある状態。

1卓(大里、安ヶ平、佐藤、斎藤)
1回戦目、東1局の親から大里が連荘し大きくリードすると、その後は丁寧に打ちまわし1人浮きのトップでスタートダッシュが決まる。その後はマイナスを抑える打ち方で1回戦目の浮き分にプラスを重ねていく。
4回戦目に安ヶ平が1人浮きのトップを取るも、大里は崩れずに卓内1位を守った。
逆に大きく崩れたのは斎藤。3回戦で小場を制したトップがあったものの、それ以外の半荘では大きいマイナスのラスを引いてしまった。

2卓(新田、三井、佐々木、早坂)
1回戦は互いに満貫クラスのアガリ合いで点棒が行きかう展開に。三井が僅差のオーラスを制してトップに。2回戦目は早坂がマイナスで迎えた南場の親で親満、親っパネツモで一気にマクリ返して+21.2Pのトップとなった。3回戦目からは小さいプラス2着で我慢していた新田が細かいアガリを重ねて行く展開で2連続トップを取り、+65.8Pの卓内1位となった。

第3節を終えて、新田が+103.2Pと1人抜け出た形となったが、まだ7節あるので各自頑張って貰いたい。

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 新田大輔 37.2 0.2 65.8 103.2 1
2 佐藤晃大 3.3 18.0 2.5 23.8 2
3 安ヶ平浩希 ▲ 14.5 24.3 10.0 19.8 3
4 大里奈美 18.1 ▲ 60.9 61.5 18.7 4
5 三井光一 ▲ 13.8 36.9 ▲ 4.5 18.6 5
6 早坂和人 ▲ 17.6 ▲ 22.7 ▲ 6.2 ▲ 46.5 6
7 斎藤智大 ▲ 7.9 ▲ 1.8 ▲ 74.0 ▲ 83.7 7
8 佐々木啓文 ▲ 15.0 ▲ 49.0 ▲ 57.1 ▲ 121.1 8

東北プロリーグ レポート/第21期東北プロリーグ 第3節レポート

Aリーグレポート:青木武
今回は上位の遠藤と渡部が同卓。そこに平田・泉がどう闘うかが一番の注目。
1卓(平田、渡部、遠藤、泉)
ここまで絶好調の遠藤だったが3着3回と調子はイマイチ。
渡部も4着2回と泉・平田の上位陣いじめでリーグ戦が面白くなった。
ベテランの平田と曲者の泉がきっちり仕事をしてくれた感じだ。
2卓(青木、工藤、佐藤、吉田)
ここまでマイナスの青木・吉田に、ちょいプラスの佐藤・工藤の対局。
1回戦、青木はあっさりラススタート。2回戦は吉田がラスとやはり調子が上がらない。
結果、2人共佐藤を押し上げてしまった。
工藤は今回もちょいプラス。マイナスしない事が大事と工藤に言われました。
……わかっていますけどね…。
3卓(粕谷、皆川、杜、今、高橋)
1・2回戦で連続1人沈みの今。他4人がプラス状態になった。
3回戦に高橋がラス。4回戦は杜がラスになり粕谷と皆川がちょっと抜け出て5回戦に入った。
杜のリーチに対し通りそうな9を粕谷が切ったら皆川から「ロン」の声が。国士無双だった。
結果、ほぼ皆川の1人浮きになりトータル2位に浮上。
まだ残り7節もあるので、下位陣の奮起を期待したい。
Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 遠藤昭太 94.6 73.8 ▲ 24.3 144.1 1
2 皆川直毅 42.8 ▲ 34.2 69.4 78.0 2
3 佐藤大介 ▲ 5.8 17.1 57.6 68.9 3
4 泉亮多 ▲ 4.6 9.9 40.5 45.8 4
5 渡辺稔 55.1 25.6 ▲ 37.9 42.8 5
6 工藤宏紀 1.8 1.7 8.4 11.9 6
7 平田孝章 9.1 ▲ 35.7 21.7 ▲ 4.9 7
8 粕谷勇吉 ▲ 11.2 18.4 ▲ 27.7 ▲ 20.5 8
9 今貴聡 ▲ 20.4 12.6 ▲ 43.9 ▲ 51.7 9
10 東幸一郎 12.7 19.6 ▲ 100.0 ▲ 67.7 10
11 青木武 ▲ 31.5 ▲ 6.5 ▲ 30.3 ▲ 68.3 11
12 杜麻沙也 ▲ 57.5 ▲ 14.6 1.6 ▲ 70.5 12
13 高橋清隆 ▲ 58.6 ▲ 20.9 ▲ 0.4 ▲ 79.9 13
14 吉田勝弥 0.6 ▲ 63.7 ▲ 36.7 ▲ 99.8 14
15 菅原直哉 ▲ 1.9 ▲ 9.1 ▲ 100.0 ▲ 111.0 15
16 藤本修二 ▲ 31.2 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 231.2 16

Bリーグレポート:遠藤昭太
6月に入り梅雨入り宣言がなされても空梅雨気味な東北。
Bリーグの得点状況は徐々に差が出てきているものの、まだ誰にでもチャンスがある状態。
1卓(大里、安ヶ平、佐藤、斎藤)
1回戦目、東1局の親から大里が連荘し大きくリードすると、その後は丁寧に打ちまわし1人浮きのトップでスタートダッシュが決まる。その後はマイナスを抑える打ち方で1回戦目の浮き分にプラスを重ねていく。
4回戦目に安ヶ平が1人浮きのトップを取るも、大里は崩れずに卓内1位を守った。
逆に大きく崩れたのは斎藤。3回戦で小場を制したトップがあったものの、それ以外の半荘では大きいマイナスのラスを引いてしまった。
2卓(新田、三井、佐々木、早坂)
1回戦は互いに満貫クラスのアガリ合いで点棒が行きかう展開に。三井が僅差のオーラスを制してトップに。2回戦目は早坂がマイナスで迎えた南場の親で親満、親っパネツモで一気にマクリ返して+21.2Pのトップとなった。3回戦目からは小さいプラス2着で我慢していた新田が細かいアガリを重ねて行く展開で2連続トップを取り、+65.8Pの卓内1位となった。
第3節を終えて、新田が+103.2Pと1人抜け出た形となったが、まだ7節あるので各自頑張って貰いたい。
Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計 順位
1 新田大輔 37.2 0.2 65.8 103.2 1
2 佐藤晃大 3.3 18.0 2.5 23.8 2
3 安ヶ平浩希 ▲ 14.5 24.3 10.0 19.8 3
4 大里奈美 18.1 ▲ 60.9 61.5 18.7 4
5 三井光一 ▲ 13.8 36.9 ▲ 4.5 18.6 5
6 早坂和人 ▲ 17.6 ▲ 22.7 ▲ 6.2 ▲ 46.5 6
7 斎藤智大 ▲ 7.9 ▲ 1.8 ▲ 74.0 ▲ 83.7 7
8 佐々木啓文 ▲ 15.0 ▲ 49.0 ▲ 57.1 ▲ 121.1 8