第38期鳳凰戦B1Select後期第1節レポート

【第38期鳳凰戦B1リーグSelect 後期第1節 安村が卓内トップで4位発進】

2021年9月11日(土)、B1リーグ後期プロリーグが開幕。以下の16名が参戦する。

 

 

Select卓の対局者は
二階堂亜樹
増田隆一
鮎川卓
安村浩司

尚、今期は実況に仲田浩二を起用。この日の解説はHIRO柴田。

 

 

1回戦東1局。鮎川が一通確定のカン五筒テンパイ。ドラの白を切ってリーチに出るが

 

 

安村のホンイツに高めで12,000の放銃。東3局にも同じくピンフ高め一通のテンパイ打牌で安村に9,600放銃。鮎川の攻撃が空を切る。

オーラス。鮎川は亜樹の親リーチに粘り込み、ドラ五索六万のシャンポンテンパイ。

 

 

高めの五索で8,000は8,300(+1,000)をアガって箱下は回避するが、鮎川にとって苦しい幕開けとなった。
1回戦は安村トップ、浮きの2着に亜樹、増田、鮎川の並びで終了。

2回戦は接戦の中でリーチタンヤオツモドラの2,000・3,900を決めた増田がトップ。

 

 

オーラスにドラトイツの亜樹がタンヤオで仕掛け出し。増田のリーチを掻い潜って高めツモ。
2,000・3,900(+1,000)で浮きの2着。鮎川、安村の並びで2回戦が終了。

 

 

3回戦は全員テンパイしていたが、2フーロの安村を警戒し増田と亜樹がオリに回る。親番鮎川が勝負した西は安村のロン牌。白南トイトイの8,000を決めた安村が本日2勝目。

 

 

浮きの2着に亜樹、鮎川、増田の並びで3回戦が終了。

4回戦は2回戦以上の接戦でオーラスへ。増田が33,300持ちトップをきめ増田も本日2勝目。浮きの2着に安村、亜樹、鮎川の並びで終了。

 

 

卓内トップは安村。仕掛けた高打点が綺麗に決まり+49.9Pの好スタートを切った。「若い御三方が浮いてるので負けないようにしたい。下から上がって来た勢いのある人にくらいついて、腕を振って戦いたい(安村)」

亜樹は2連続浮き2着、4回戦ノートップながらラスもなく+22.9P。公式ルールのお手本のような成績を残した。
「30,000点付近に居る事は意識していました。かわし手も決まっていたし、良い所も悪い所もありましたがまとまって良かったです(亜樹)」

増田は勝負手が気持ち良く決まらない展開だったが、随所にアタリ牌単騎のヤミテンや、ビタ止めのオリも魅せて▲6.2P。「1回戦手牌は良いのに展開が自分に不利に働いていたので、苦戦の予感はしていました。マイナスを抑えられて内容的には満足していますが、もっと出来る事があったか見直してみます。(増田)」
鮎川は▲66.6Pで15位スタートとなってしまった。「西の放銃は行き過ぎてしまった。(トイトイより)ソウズのホンイツに見えていたが、ホンイツにしても止める牌だった。反省して地道に取り戻していきたい。(鮎川)」

 

 

首位発進は菊田政俊。東北天翔位を3期獲得。王位戦とマスターズ決勝に続けて進出し、特昇で優勝。B2ジャンプアップからB1に昇級。次回のSelect卓に出場するので是非注目して頂きたい。

次回B1リーグSelectは10/2(土)13:00開始
二階堂亜樹
藤原隆弘
ケネス徳田
菊田政俊

実況:仲田浩二
解説:和久津晶

(文:編集部)

第34期新人王戦予選二日目 レポート

【第34期新人王戦 決勝進出は小高、原田、石川、荒井】

2021/9/6に行われた、新人王戦予選2日目、既報の通り

小高 佑貴(37期前期)
原田 潤次(37期前期)
石川 遼(34期前期)
荒井 伶太(36期後期)

この4名が勝ち上がり、決勝進出となった。
その様子を振り返っていきたい。
なお、決勝戦は、10/16(土)14時より行われ、OPENREC、ニコニコ生放送で中継される。

(予選初日のレポートはこちら)

まずは、初日を勝ち上がった48名を5回戦で8名にする戦い。
(ただし、4回戦終了時に25位以下は敗退)
本日は1会場だったので、開始前に伊藤優孝副会長より激励の挨拶があった。
選手全員、我こそは新人王を、とよりいっそう闘志が燃えたのではないかと思われる。

 

 

 

(一部抜粋)
伊藤「新人王を獲って、その後トッププロに登りつめた人も多い。第2期の沢崎誠をはじめに、ダンプ大橋、柴田吉和(現十段位)。他団体にいってしまったけど、RMUの多井隆晴。女性では20年目ではじめて天音(まこと)が、佐々木寿人を破って獲得して。以降、過去に4人。実力も男子プロと遜色なくなってきている。
(中略)
今、麻雀界は右肩上がりになっていて、活躍の場も増えてきている。若手の登竜門として、まず今日は決勝の4人を目指して頑張ってほしい」

 

 

 

4回戦終了時、25位以下が敗退。
第2期JPML WRCリーグ優勝の中川基輝、第3期と第9期JPML WRCリーグ優勝の小林正和、MリーグKADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳がここで敗退となった。

 

 

 

5回戦終了時、このステージの勝ち上がりの8名が決定。
最近、各試合で良い成績を残している立田祥平は、最終戦トップを取るも素点が足りず、次点での敗退。
通過ボーダーにいた澤田唯は、南3局まで浮いていたが、親の早いリーチに捕まり沈んでしまった。

 

 

勝ち上がった8名は2卓に分けられ、ポイントをリセット。
同一メンバーで2回戦を行い、各卓2名が勝ち上がりとなるトーナメントを行った。

 

■1卓

 

 

(1枚目左)原田潤次(37期前期)
(1枚目右)黒田良(35期後期)
(2枚目左)小高佑貴(37期前期)
(2枚目右)阿久津翔太(34期前期)

第1期若獅子戦優勝の阿久津を中心に進むかと思いきや、阿久津以外が大きなアガリを連発する。

1回戦終了時
小高+26.6P、黒田+8.2P、原田+5.1P、阿久津▲39.9P

2回戦南3局、親番の小高
「スコアに余裕があるかと消極的になってしまった」と後から語ったように19,300点持ちのラス目。
逆にこの親を終わらせれば、オーラス、小高に厳しい条件を突きつけることのできる黒田。(32,300点持ち)

一万二万三万五万六万七万三筒五筒一索二索三索六索六索 リーチ ドラ東

やはり、オリの選択はない小高に対し、この待ちでは不十分だったか。小高に対して2,000点の放銃となる。

同1本場、今度は原田がカン三万のリーチ。(35,400点持ち)
原田もこの局が終われば圧倒的優位でオーラスを迎えられるのだが、

三万 上向き四万 上向き五万 上向き三筒 上向き四筒 上向き五筒 上向き四索 上向き五索 上向き六索 上向き六索 上向き六索 上向き白白 ドラ三索 上向き ロン三索 上向き

親の小高が粘って競り勝ち。原田は痛恨の7,700放銃。(三色同順、ドラ)
小高にとっては、とても嬉しいアガリ。これで3万点を超え、卓内トップ目。通過は堅い。

南4局、親原田
「7,700の放銃で敗退を覚悟しました。最後の親で手が入ってくれてよかったです。」

七万 上向き八万 上向き九万 上向き二筒 上向き二筒 上向き三索 上向き四索 上向き ツモ二索 上向き  チー八索 左向き七索 上向き九索 上向き ポン南南南 ドラ二索 上向き

南4局1本場

七万 上向き八万 上向き三筒 上向き四筒 上向き五筒 上向き三索 上向き四索 上向き五索 上向き九索 上向き九索 上向き北北北 リーチ ロン九万 上向き ドラ西

南4局2本場
五索を見逃し、高目でのアガリが決まり手となった。

二万 上向き三万 上向き三万 上向き四万 上向き四万 上向き五万 上向き二筒 上向き三筒 上向き四筒 上向き三索 上向き四索 上向き西西 ロン二索 上向き

 

■2卓

 

 

(1枚目左)松本峻(37期前期)
(1枚目右)石川遼(34期前期)
(2枚目左)荒井伶太(36期後期)
(2枚目右)川村直寛(36期後期)

1回戦東1局、親の石川は、ドラ待ちのカンチャンリーチ。
ただでさえ、トーナメントの序盤で親リーチに対しては押しづらい。
四代目天鳳位すずめクレイジーという実力者ならなおさらだ。悠々ツモって2,000オール。
同1本場も先制リーチ。同2本場も先制リーチ。
こういったトーナメントならではの攻めに、経験値の高さが見てとれる。
荒井にもオーラスの親番で先手が取れる手が入り、この2人のリードで1回戦を終える。

1回戦終了時
荒井+24.0P、石川+17.8P、松本▲17.6P、川村▲24.2P

2回戦、追いかける松本、東2局の親番(6巡目)

四万五万三筒四筒五筒六筒七筒八筒九筒三索三索三索五索 ツモ九筒 ドラ五万

Max6,000オールも見えるこの手、しっかりとツモ切り。

四万五万二筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒八筒三索三索三索 リーチ ドラ五万

理想とまではいかなかったが、打点十分のリーチだっただろう。
しかし、川村に捌かれる。

東4局、またも松本に高打点のリーチ。
親が荒井なだけに、ツモって親被りさせたいところ。

三万四万二筒三筒四筒四筒五筒六筒南南白白白 リーチ ドラ白

川村には国士無双のテンパイ。
しかし、テンパイと同時に打ち出されるのは、二万であった。

その後は石川、荒井の卓まわしに為す術もなく。
南4局に松本は逆転のテンパイを入れるも、巡目が遅くテンパイまで。
石川、荒井の勝ち上がりとなった。

一筒二筒三筒五筒五筒五筒七筒七筒七筒八筒 チー三筒 左向き四筒 上向き五筒 上向き ドラ七筒

最後に、勝ち上がりの4名には対局直後にいただいたコメントを、負けた4名はTwitterでのコメントを掲載する。
新人王戦とはいえ、自分のときに比べてハイレベルな戦いだった。
でも、まだまだ伸び盛り。勝ち残った4名には決勝での熱い戦いを、敗者には今後の活躍に期待したい。

 

 

小高「(ベスト8の)トーナメントの初戦、東2局に12,000点を放銃してしまって…でも、(オーラスの)親番で4,000オールを2回ツモれてよかったです。
トーナメントの2戦目は弱気になって減らしてしまったのですが、そこからいつもの攻撃よりの姿勢に戻して、南3局の親番で連荘できて、そこがポイントになったと思います。
今年35歳で、新人という年齢じゃないんですけど、白鳥(翔)さんが同い年になるのですが、麻雀ではだいぶ離されてしまっているので、少しでも追いつけるように、まずは新人王を獲って、ステップアップしていきたいと思います。」

荒井「とにかくポイントを叩くのを意識して、親番でアガリを重ねられてよかったです。(4回戦目+62.6P)
トーナメントは、これもやっぱり(1回戦の)オーラスの親番で4本場まで積めてよかったです。
まだ2年目で慣れてないことも多いのですが、(不慣れなことは)あまり意識しすぎず、麻雀は麻雀だと自分に言い聞かせて頑張りたいと思います。」

石川「(予選は)1回大きなトップが取れて、あとは展開がよくて、比較的安全に勝ち残れたと思えます。ベスト8も(リードがあったので)あまりヒヤヒヤしませんでした。
決勝は、優勝を決めたことが今までないので、そろそろ勝ちたいです。頑張ります。」

原田「正直、上手にできたとは思ってないですが、がむしゃらにアガリを取りにいったのと、冷静でないのか、普段より河の情報が見れてなかったので、早めにオリる癖をつけたのが良い結果になりました。決勝までに、自分の麻雀を落ち着いて打てるように精進したいと思います。岡山から上京してきたばかりで、関西の方から応援をいただくのですが、恥ずかしい麻雀を打つかもしれないんですけど、今の自分の必死な麻雀、不器用な麻雀を見ていただいて、少しでも楽しんでいただけたら、と思っています。」

 

 

 

 

 

 

決勝戦:10/16(土)14時~

(文:福光聖雄)

営業時間のお知らせ(10月1日更新)

【営業時間変更のお知らせ】

長期にわたる短縮営業でお客様方には大変ご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。

緊急事態宣言が解除されましたので、10月1日より通常営業になります。

また、今後、東京都における政府の対策期間中におきましては
営業時間・形態を以下の通り変更とさせて頂きます。

【 通常営業 】

健康麻雀 10:00~16:30
道場部 16:30~23:30 (※1回戦目17:00より)
※麻雀教室、ゲストプロ参戦もございます。

【 まん延防止等重点措置施行の期間 】

健康麻雀 10:00~16:30
道場部 16:30~22:30 (※1回戦目17:00より)
※麻雀教室、ゲストプロ参戦もございます。

【 緊急事態宣言発出中の期間 】

健康麻雀 9:00~15:30
道場部 15:30~21:00(※1回戦目16:00より)
※麻雀教室9:30~11:30の開催となります。
※ゲストプロ参戦もございます。

重ね重ね、皆様にはご不便をおかけ致しますがご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

日本プロ麻雀連盟本部道場

第38期鳳凰戦A1リーグ第8節B卓レポート

【第38期鳳凰戦A1第8節B卓 は大荒れ 勝ち頭は紺野 暫定首位の勝又は大きな1人沈みで5位に】

 

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本日の対局者
1位 勝又健志 +151.1
11位 紺野真太郎 ▲103.2
12位 吉田直 ▲120.3
13位 西川淳 ▲217.2

 

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最初のテンパイは勝又。三色のみのカン二索から嬉しいドラ九万引きでチャンタがついて3飜アップ、引き続き闇テンとする。

 

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吉田からリーチが入り三筒を押すと、一通確定の5,200を放銃。牌姿からして中三筒のシャンポンツモアガリはほぼ不可能。本人はさほど気にしていないとは思うが、牌に導かれるような開局の放銃は今日一日の勝又苦戦を予言していたのかも知れない。

南2局。親番の吉田はドラ白が雀頭の六筒九筒テンパイ。

 

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白をポンして単騎に受け、ソウズのホンイツもつけて18,000のアガリを決めた吉田が1人浮きトップ。紺野、西川、勝又の並びで1回戦が終了。

2回戦東1局1本場。ドラ中は4者が1枚ずつ抱えていた。

最初に中を切り出したのは親番の紺野。役なし闇テンのテンパイ打牌だ。
南家吉田は同巡に合わせ打ちとする。

 

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実は西家勝又はドラ単騎待ちだが、役がなくロン出来なかった。しかし九筒が引けたので三色の役ありテンパイとなる。
北家西川はドラが2枚切られたのをみてタンヤオテンパイに向かって3枚目の中を切り、勝又8,300のアガリ。
西川は勝又の手出しもわかっていただけに動揺があったか?その後立て続けに放銃して箱下となってしまう。
南2局1本場。素点回復を狙った西川はツモれば満貫のペン三索リーチを打つ。

 

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しかし三索をツモって牌を倒したのは吉田だった。メンチンツモイーペーコーで8,100オール(+1,000)を決めて2連勝。紺野がプラスの2着。勝又、西川の並びで2回戦が終了。

吉田の独壇場の2回の中+13.9と浮きをキープしていた紺野は3回戦に大爆発。東2局に闇テンの3,900オールをツモって連荘すると、2本場には

 

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メンホンピンフ一通の18,600のアガリ。これを放銃したのは勝又。インタビューで「(西川ピンズ、紺野マンズで)安牌が5枚しかなかった。紺野さんは五索の所で有効牌を引いていなければまだ三万は通ると甘えてしまった。アガリが見込めない以上、しっかりオリなければいけなかった。」と反省。残りの山から瞬時に必要な安牌の数を逆算する考えは鳳凰位を獲った時のインタビューでも発言していた。緻密に計算する勝又ならではの放銃だった。
一方、アガった紺野には「ペン三万が良く見えた。ホンイツにこだわりはなく、ソウズから埋まればリーチ。三万チーなら四索七索の1,500テンパイも視野に入れていた。「先に四万五万がくっついたのでじゃあ(ホンイツに)行っちゃえ」とツモ牌に素直に従い跳満に仕上げて3回戦は紺野がトップ。

 

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西川は一手変わり九蓮宝燈のメンチンなどをアガって+32.6と大きなプラスの2着。吉田、勝又の並びで3回戦が終了。

4回戦の勝負所は南2局。親番吉田がメンタンピンドラ五索八索の先制リーチを打つ。「567と678の手変わりもあった。今日の作戦的には闇テンのはずなのに六万引いて最終戦の親番5巡目。口が勝手にリーチと言っていた。(吉田)」意識的に打ち方を変えていたはずが、対局も終盤となり無意識に普段通りの選択をしていたと言う。

 

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その吉田の親リーチを受けた西川は途中六万九万リーチの選択もあったが、テンパイ取らず。ダブ南をポンして8,600(+1,000)を決めた。「あの局はホンイツにしたかった。アガれた事よりホンイツに向かえた事が嬉しい。形を作って戦って行くという事を思い出していきたい(西川)」これが決め手となり西川がトップ。プラスの2着に勝又、紺野、吉田の並びで4回戦が終了。

 

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対局後の第一声が「疲れました」と紺野。大物手が連続で飛び出す神経がすり減るような中でもバランスを崩さず+49.5で卓内トップとなった。
吉田もプラスで順位を1つ上げたが、後半の失速について「取りこぼしましたね」と悔しさを滲ませた。
西川は2回戦▲55.5からプラスに転じ、どんなに苦しくても腐らない、諦めない心の強さを見せてくれた。いまだポジションは厳しいが「プラスがこんなに嬉しいとは」と笑顔で語った。
勝又は▲83.0で5位後退となったが、「結果は良くなかったですが、いつも通り見直して反省してまた頑張ります」と前を向いていた。

 

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次回A1リーグ第8節C卓
2021/9/12(日)
※日曜開催のため14:00開始

藤崎智
吉田直
西川淳
HIRO柴田
解説 前田直哉

(文:編集部)

第38期鳳凰戦A2リーグ第6節C卓レポート

客野直、怒涛の3連勝!A2リーグ第6節C卓レポート

9月7日、第38期鳳凰戦A2リーグ第6節C卓が放送された。対局者は内川幸太郎、客野直、古橋崇志、高橋良介。

 

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1回戦、なかなかアガリがなく南2局時点で一人沈みとなっていた客野だが、2連続のマンガンで逆転トップ。

 

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続く2回戦も東1局の親番で2,600オール、12,000のアガリ。

 

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さらには3回戦南1局、11,600のテンパイを入れていた高橋とのめくり合いを制し3連続トップ!

 

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75.6Pの大量得点で一旦残留争いを抜け出し「少しでも上位に食い込めるような争いがしたいです。」と次回以降へ向け意気込みを語った。

 

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一方で降級争いに巻き込まれる形となったのが古橋。
ブラフ気味の仕掛けから6,400のアガリが実り、解説の和久津を「役満よりすごい」と唸らせる場面もあったが…

 

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(ソーズのホンイツで仕掛けてドラを先切りしたが、リーチ後にドラを2枚引き押し切ってのアガリ)
最終戦オーラス、トップ目から客野の12,000へ飛び込むと、一日のトータルは▲31.0と大きめのマイナスに。

 

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「今期は恐らく最後まで残留争いになると思うので、しっかり打ち込んで気を抜かずに頑張りたいと思います」と話した。

 

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次回A2リーグは9/28(火)。対局者は伊藤優孝、一井慎也、麓征生、白鳥翔。解説は藤崎智が務めます。是非お楽しみに!
(文:浜野太陽)

第19期大分リーグ(プロアマ混合)プレーオフ成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 プレーオフ 合計
1 下山 哲也 プロ 14.3 51.8 19.5 111.8 ▲ 9.6 187.8
2 髙田 周也 一般 ▲ 4.5 32.1 52.8 32.8 22.5 135.7
3 服部 学 プロ 60.3 53.8 19.6 ▲ 28.6 30.5 135.6
4 岩村 義久 一般 ▲ 18.5 69.8 34.2 ▲ 37.7 54.6 102.4
5 上田 悟史 一般 70.8 25.6 ▲ 14.5 22.1 ▲ 4.2 99.8
6 氏家 義成 プロ 42.0 ▲ 35.3 48.8 7.8 ▲ 29.4 33.9
7 島 秀彰 プロ 59.3 6.2 ▲ 9.5 0.2 ▲ 23.6 32.6
8 塚本 将之 プロ 48.5 12.8 ▲ 3.9 6.2 ▲ 41.8 21.8
9 濱屋 和盛 一般 ▲ 36.1 39.7 ▲ 2.6 7.8   8.8
10 黒田 隆明 一般 12.9 ▲ 6.1 ▲ 8.2 9.3   7.9
11 団野 和広 一般 12.6 15.0 0.3 ▲ 20.9   7.0
12 緒方 栄佑 一般 ▲ 31.3 ▲ 2.6 1.0 36.9   4.0
13 矢野 拓郎 プロ ▲ 6.7 2.1 ▲ 4.2 12.1   3.3
14 小林 太郎 一般 15.4 ▲ 17.4 9.4 ▲ 7.8   ▲ 0.4
15 川島 貴博 一般 ▲ 38.3 ▲ 1.6 ▲ 16.8 20.2   ▲ 36.5
16 スカルリーパーA-ji プロ 53.1 ▲ 41.8 ▲ 15.3 ▲ 38.2   ▲ 42.2
17 渡辺 辰宏 一般 ▲ 26.2 ▲ 21.0 ▲ 26.1 21.4   ▲ 51.9
18 阿部 竜也 一般 ▲ 27.2 ▲ 57.9 7.9 10.3   ▲ 66.9
19 柿添 誠 プロ ▲ 48.1 5.9 0.7 ▲ 42.7   ▲ 84.2
20 吉野 浩 一般 ▲ 9.8 ▲ 31.4 ▲ 27.4 ▲ 15.8   ▲ 84.4
21 合澤 雄貴 一般 ▲ 49.1 ▲ 15.2 5.7 ▲ 40.4   ▲ 99.0
22 相本 長武 一般 5.6 ▲ 71.5 ▲ 56.1 0.0   ▲ 122.0
23 藤田 祥司 一般 ▲ 81.7 ▲ 46.1 ▲ 12.8 ▲ 58.5   ▲ 199.1

第38期十段戦 優勝者予想

正解者の中から抽選で1名の方に、第38期十段位獲得後の直筆サインをプレゼント致します。
また、応募された方の中から抽選で2名の方に、決勝進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:優勝すると思われるプロを記載し、こちら からご応募ください。

※1メールアドレスに対し、1応募とさせて頂きます。
※1メールアドレスより複数の応募があった場合、最後に応募されたもののみ受け付けられます。

なお当選者の発表は賞品の発送を以って代えさせて頂きます。

締め切り:2021年9月10日(金)17:00まで

番号 名前
段位
プロフィール 伊藤 前原 藤崎 佐々木 内川 櫻井 杉浦 本田 編集部
1

柴田吉和
五段
現十段位
第32期十段位
第28期新人王
第19回モンド杯 優勝 等

ロン2プロフィールはこちら

2

荒正義
九段
第8・28期 鳳凰位
第5・29期 王位
第12期 麻雀マスターズ 優勝
第10期 最強位
グランプリ2006・2009 優勝
第5期グランプリMAX 優勝
他多数

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3

藤原隆弘
九段
第8・16期チャンピオンズリーグ 優勝
第1期小島武夫杯帝王戦 優勝

ロン2プロフィールはこちら

4

瀬戸熊直樹
九段
第6・9期 無双位
第14期 發王位
第26・27・29期 鳳凰位
第28・29・30期 十段位

他多数

ロン2プロフィールはこちら

5

三浦智博
四段
ロン2プロフィールはこちら

 

 

予想者コメント

伊藤優孝

荒、瀬戸熊の戦いと見る❗️経験値で荒。
十段戦の相性で瀬戸熊(過去3回優勝)甲乙つけがたい。
若さに勝る瀬戸熊が本命、荒対抗とします!
奇跡があれば苦労人の藤原(頑張って欲しい)面白い戦いになると思う!!

◎ 瀬戸熊直樹
○ 荒正義

 
前原雄大

誰が勝っても不思議では無い選手が、今回の決定戦に残ったものである。
眠れる獅子、そういう言葉がある。私の中での瀬戸熊直樹である。不器用でストイックで間違いなく成長されている。
ここの部分が麻雀の面白い所で、10年ほど前の彼は出れば勝つ状態にあった。本人が結果だけを捉えるならば忸怩たる思いだろう。
そろそろ眠れる獅子も起きるだろう、その思いも込めて本命にさせていただいた。
対抗は現十段位の柴田吉和。とにかく、旬の打ち手である。それと、タイトル戦には縁のあるタイトル戦と縁の無いものがあるように考える。
初めての戴冠の時もあり得ないポジションからの大逆転も縁のように感じるし、昨年の逆転劇も記憶に新しい。
予想は予想に過ぎない。望むのは素晴らしい戦いである。

◎ 瀬戸熊直樹
○ 柴田吉和

 
藤崎智

安定感で柴田、爆発力で瀬戸熊、勢いで三浦、この3人が強いと思うのですが、荒のグランドスラム、藤原の初G1を純粋にみたいという理由で今回は予想というよりはただの応援に徹してみます。

◎ 荒正義
○ 藤原隆弘

 
佐々木寿人

正直なところ、一時はかなり調子を落としていたと思う。だが、ベスト8ではタイトル戦を勝ちまくっていた頃の瀬戸熊が戻ってきたように感じさせてくれた。久々の戴冠に向け、本人の気合いも乗っていることだろう。
対抗は三浦智博。近年、メキメキと力をつけてきて、若手の中でも一番の有望株だ。麻雀の内容にも安定感があり、最後まで優勝争いには絡んできそう。

◎ 瀬戸熊直樹
○ 三浦智博

 
内川幸太郎

直近の試合を見ていると全員充実しており、誰が取ってもおかしくない拮抗した試合になると思います。
接戦に強さを発揮するのが、荒さんの切れ味鋭いアガリだと思いますので、今回の本命とします。
対抗は藤原さん。試合を見ていると運気が一番高いと見受けられるので、攻め切れれば勝機があると思います。

◎ 荒正義
○ 藤原隆弘

 
櫻井秀樹

正直全く予想がつかずでしたので、準決勝までの内容を見て。
瀬戸熊プロは、数年十段戦は不調でしたが、今年はかなり安定した勝ち上がりで、強い瀬戸熊直樹を期待する視聴者も多いと思い本命にしました。
あとはロースコアゲームになった場合に、藤原プロの技が光るのではないでしょうか?

◎ 瀬戸熊直樹 
○ 藤原隆弘

 
杉浦勘介

荒正義プロのグランドスラム制覇がかかる歴史的な一戦に、素晴らしいメンバーが揃った。
本命は柴田吉和。十段戦の長い歴史は防衛・連覇の歴史だといえると思う。予想をするならば、まず第一に連覇の可能性を考える。
昨年、同じく2期目の十段位をかけた内川との決戦に競り勝ち、前回の防衛戦で敗れた決定戦常連の藤崎は不在。
プロリーグ・モンド杯と直近でも勝ちに勝ちを重ねて絶好調となれば防衛の可能性は高いとみる。
対抗は瀬戸熊直樹。全連盟員、全麻雀ファン、いや全人類誰もがレジェンドによる前人未到の偉業達成への応援券を握っている今回、対局者にも特別な感情が湧くことは想像に難くない。
十段位決定戦で荒と瀬戸熊が顔を合わせるのは不思議にも初めてのことになるが、こういう状況での気持ちの作り方には数え切れない修羅場をくぐった経験値が物を言うと思う。
歴史に刻まれる最高の勝負を魅せてくれることは確実だと言い切れる。

◎ 柴田吉和
○ 瀬戸熊直樹

 
本田朋広

ベスト16で同卓した際に、親の四暗刻をアガった藤原プロが本命と予想します。
元々守備力が高い上に、ベスト8、16では最後に捲るなど勢いもあるので優勝争いに絡むはずです。
対抗は十段戦三連覇の実績がある瀬戸熊プロ。
このタイトルはこの人の為にあると言っても良いくらいで、他の選手に勢いが無い限り優勝争いに絡む事は間違いないと思います。

◎ 藤原隆弘
○ 瀬戸熊直樹

 
編集部

十段戦は普通の決勝とは違い、5人打ちで3日間かけて行われる。
そのため抜け番が大きな鍵を握ることは言うまでもない。
それを何度も経験している、瀬戸熊、柴田が有利と見る。
荒のグランドスラム達成もみたいし、麻雀愛連盟№1の藤原の優勝も見てみたい。
三浦は初の十段決勝でこのメンバーを相手にどこまで戦えるか、例え結果がどうあろうとも今回の経験はこれからの麻雀人生で大きな糧になることは間違いない。

◎ 瀬戸熊直樹
○ 柴田吉和

第34期新人王戦 初日レポート

昨年は感染症予防の観点から中止となった新人王戦。今年はPCR検査、検温、アルコール消毒、マスクの着用、会場での会話を控えるなど出来る限りの対策をとり、6会場に分けて開催となりました。

 

 

 

参加者は172名。
公式ルールで全5回戦。
4回戦でプラス者(マイナス者0〜最大3名)が5回戦に進出。
各会場で卓数と同数が勝ち上がりなので上位4分の1に残る戦いです。上記44名に加えてワイルドカード4名、計48名が翌日の対局に出場出来ます。

【巣鴨道場】

1位通過 宮澤太佑

 

2位通過 小高佑貴

 

 

【錦江荘会場】

1位通過 荒井伶太

 

2位通過 泉裕斗

 

 

【じゃん亭会場】

1位通過 山本祐輔

 

2位通過 伏見誠一郎

 

 

【岡会場】

1位通過 安藤翔

 

2位通過 西城凛

 

 

【雀笑家会場】

1位通過 原田潤次

 

2位通過 浜野太陽

 

 

【ゴースタ会場】

1位通過 島秀彰

 

2位通過 上田直樹

 

竹田巧は4回戦親番で四暗刻をツモって8位通過。

 

 

 

ワイルドカードは規定により

 

 

森田未来
大月れみ
鈴木誠
佐藤遼

この4名に決定。

以上48名が翌日9/5(日)に行われる新人王2日目に進出となりました。

(文:編集部)

第38期鳳凰戦A1リーグ第8節A卓レポート

【第38期鳳凰戦A1リーグ第8節A卓 古川が+40.7Pで勝ち頭 勝又は+16.7Pで首位キープ】

 

 

対局者は以下の4名
1位 勝又健志 +134.4P
4位 前田直哉 +91.6P
5位 近藤久春 +75.2P
6位 古川孝次 +70.6P

1回戦。近藤が東場の親番で2,600オールを2回ツモの1人浮きで南入。ソウズのメンゼンホンイツ1シャンテンで発をツモ切ると古川がロン。

 

 

発メンゼンホンイツドラドラ、18,000のアガリ。古川が1人浮きトップを取る。

2回戦は南1局に南西ホンイツの2,000・4,000をツモった近藤がトップ。

 

 

3回戦の東2局1本場。勝又に超大物手が入る。

 

 

ドラの西がポン出来て、高めの六万ロン。18,300のアガリで3回戦トップ。これに飛び込んだ古川は1人沈みの4着。

4回戦。大きなマイナスを背負ってしまった前田がようやくメンゼンホンイツの中単騎をツモ。

 

 

ここから逆襲と行きたい所だが、連続ラッコ砲は打てず。▲52.0Pと大きなマイナスとなってしまった。

4回戦南2局1本場。
勝又がピンズのホンイツで場を支配していた。中ポンの古川も勝又を警戒して迂回したが、ドラ三索が暗刻になり反撃に出る。

 

 

六筒ポンのカン六筒で8,000のアガリを決めた古川が本日2勝目をあげて対局終了。

 

 

古川が卓内トップ。勝又もプラスでトータル1位をキープとなった。

 

 

次回A1リーグ第8節B卓は
2021/9/8(水)17:00開始
吉田直
西川淳
勝又健志
紺野真太郎
解説は佐々木寿人を予定しています。

(文:編集部)

「~苦難の二日目~」 佐々木 寿人

初日を終え、日課となるものができた。
ただ取り留めもなく成績表を眺めることである。

とにかく暇さえあれば、それを繰り返していた。
何回見たって数字が変わるわけではないが、現時点で自分がどれだけ有利なポジションにいるのかを徹底的に頭に叩き込んだ。

1つの目安は100ポイント。そこに辿り着くことができれば、優勝争いから脱落することだけはないだろう。
早い段階でそれが達成できたなら、今度はゼロに戻った気持ちで戦える。

初日のように大きく打つことを念頭に、2日目がスタートした。

ほとんど動きのないまま迎えた東3局、この日最初の親番で勝負手が入る。

一万一万二万三万四万六万七万二索七索二筒三筒南南発  ドラ二万

下目の三色も見える手牌ではあるが、第一打は二索とした。
ドラの指示牌が一万であることから、ホンイツを強く意識しての一手である。
この後、使えそうな中張牌が来ればピンフ移行もあるが、それはあくまで両面形ができたときのみ。
このままの形ならば、一万などは仕掛けて他家にプレッシャーをかける方が手っ取り早く思えた。

3巡目にドラを引き入れ、2シャンテン。

一万一万二万二万三万四万六万七万七索二筒三筒南南

ネックは三万だが、もはや無理に面前に拘る手ではない。
続く4巡目、白七索を入れ替えた所で場に2枚目の南が切られた。私はこれを仕掛け、ホンイツの2シャンテンと構えた。

すると、7巡目にドラの二万、そして11巡目にはラス牌の一万を引き入れた。

一万一万一万二万二万二万三万四万六万七万  ポン南南南 

五万八万は3枚切れではあるものの、手応え十分のテンパイである。この手が成就するようなら、2日目も私のペースに持っていける。心なしか指先に力が入った矢先だった。

三万四万五万三索四索五索六索六索二筒三筒四筒九筒九筒  ツモ六索

300・500とは言え、私の淡い期待を打ち砕くかのような藤崎さんのアガリ。なかなか上手く事は運ばない。
 
南2局3巡目、親の勝又さんが2枚目の白を仕掛ける。

三万三万四万九万九万二筒三筒八筒八筒八筒  ポン白白白  ドラ六筒

直後、私にドラの六筒がやってくる。

五万六万七万一索三索四索四索五索七索八索九索九索六筒  ツモ六筒

九索として1シャンテン。これで全面勝負の手だ。
だが、ここも跳ね返される。

三万三万九万九万三筒三筒三筒八筒八筒八筒  ポン白白白  ロン九万

6巡目、勝又さんの手牌がトイトイにまで伸びたところでの、7,700の放銃。
この失点が響き、5回戦は1人沈みの4着。約55ポイントあった勝又さんとの得点差も、一気に16ポイントに縮まった。
 

6回戦

安手とは言え、序盤からアガリ自体は取れている。
南1局1本場、私は親番である。

一索五索五索六索七索七索八索九索三筒四筒中中中  ツモ一索  ドラ六筒

7巡目、一索を重ねてのテンパイ。逡巡があったのは、勝ちたい気持ちがはやっているからに他ならない。
仮にこれがリーグ戦だったとして、ピンズを払わない選択があっただろうか。そのための一索残しであり、ここでテンパイを取るより、よほど一索なり五索なりにポンテンをかける選択の方がいい。

それでも結果として打五索でリーチを放ったのは、自ら隙を作らないことを優先させたからだ。こういった決定戦の舞台では、アガリ逃しが普段以上に罪になると考えていたのである。
対戦相手3人に、できるだけチャンスを与えたくなかったのだ。そうは言っても、ソーズ引きだけはご勘弁と思っていたのもまた事実であるが。

今局は、リーチ後に2フーロした沢崎さんから五筒で3,900の出アガリとなった。

五万六万六筒六筒発発発  ポン東東東  ポン白白白

沢崎さんの手が満貫だったことを考えれば、まさに紙一重の勝負である。

親が落ちた南2局、6巡目に以下の手牌となる。

四索五索五索六索七索八索二筒三筒七筒八筒北北北  ドラ九筒

8巡目、ツモ八索。仕掛けた勝又さんに対し、私は前巡に四索を通している。
選択肢としては、ここから八索四索と切っていくか、いずれも無筋の二筒三筒を払っていくかとなる。
もう一度四索を打ち出せば、三索六索九索のツモに対応できなくなるため、ソーズを払うなら八索からの一手だ。

私の中では、前巡の四索を上手く選べたかなという感触があった。ただ、勝又さんがテンパイしているかどうかの判断がつかなかった。五索八索の筋はあまり切りたくないという思いも無論ある。そして結局は、自分の手を優先させる方を選んだ。

一万一万七万八万九万六索七索七筒八筒九筒  ポン東東東  ロン八索

この辺りから歯車が狂い始めた。長打らしきアガリも、ここまで全く出すことができていない。

南3局1本場、6巡目のテンパイ。

三万六万六万六万一索二索三索二筒三筒四筒六筒発発  ツモ四万  ドラ北

三色変化を見てヤミテン。場合によっては、発のポンだってある。
次巡、絶好のツモ四索でリーチ。高目を引きアガることが出来れば、トップも見えてくる大事な局面だ。
だが、ここも親の藤崎さんに潰される。

四万四万四万五万六万七万五索六索七索八索九索五筒五筒  リーチ  ロン七索

この後は浮上のきっかけすら掴めず、痛恨とも言える連続4着。
トータルトップの座も、勝又さんに明け渡す結果となった。

この時の心境は、ただ1つ。
(早くきっかけが欲しい)

6回戦終了時 
勝又+36.6P 佐々木+21.8P 藤崎▲27.4P 沢崎▲32.0P
 

7回戦

出だしから沢崎さんが走る。
勝又さんから、3,900、5,800、藤崎さんから1,500、2,000とアガリ、得意のペースに持ち込んでいく。
勝又さんに突き抜けられることだけは避けたかったので、これは自分にとっても悪くない展開である。
だが、相も変わらず決め手となり得るアガリが出ない。

二索二索二索五索六索七索八索九索三筒三筒六筒六筒六筒  ドラ六筒

東3局3本場のリーチも流局。
遂にはオーラスを迎えるまでノー和了というじりじりした展開が続く。
その南4局、私は親番となった。
せめてもの救いは、勝又さんより上のポジションにつけているということか。

二万七万八万九万五索六索七索九索一筒三筒六筒西北発  ドラ一筒

配牌もまずまずで、出来るならば勝又さんとの浮き沈みで再逆転を図りたいところだ。
3巡目、北家の沢崎さんが五筒をポン。そして5巡目、南家の勝又さんが四索をポンした。

その時の私の手牌はこうなっていた。

七万八万九万五索六索七索八索九索一筒三筒六筒七筒九筒

いずれも両面受けの片割れを鳴かれて、苦しくなったとも取れる。だが、おかげで進むべきルートが明確になった。

6巡目、カン二筒から仕掛ける。

七万八万九万六索七索八索九索七筒九筒南  チー二筒 左向き一筒 上向き三筒 上向き

五索として1シャンテン。上手くいけば5,800以上のアガリが見える。
9巡目、ツモ九筒。打六索。同巡、沢崎さんから八筒が放たれる。チーは当然として、問題はその打牌選択だ。

九筒は目に見えて残り1枚。南は場に生牌だが、浮きを目指すであろう勝又さんにとってはキー牌にもなり得る。だが、南待ちではアガリそのものが期待できない。
私は打南として九筒タンキに構え、一撃での浮上を狙う作戦に出た。その南に声は掛からなかった。

そして終盤、重い扉がようやく開いた。

七万八万九万七索八索九索九筒  チー八筒 左向き七筒 上向き九筒 上向き  チー二筒 左向き一筒 上向き三筒 上向き  ツモ九筒

起死回生と呼べるような3,900オールだった。
帰宅して真っ先に見たのがこの1局だった。
道中での、仕掛けた2人の手迷いにも似た小考が、少し気にかかっていたのだ。

二万四万二索四索三筒三筒五筒五筒六筒白発発中

沢崎さんは、ここからの五筒ポン。

二索三索四索四索四索六索八索一筒二筒南北白白

勝又さんは、ここからの四索ポンだった。

2人としては、私を沈めたままこのゲームを終わらせたいはずである。ある意味、条件戦特有の仕掛けと言っていい。
ただ同時に、勝ち気がはやるのは自分だけではないのだなと感じた瞬間でもあった。
今局は、私のフーロメンツと捨て牌にそれなりの威力があったということか。

次局、私は3,900は4,200のアガリで加点に成功。
2本場の3メンチャンリーチこそ空振ったものの、勝又さんを4着に沈め、再びトータルトップの座を奪回した。
 
この日最後となった8回戦のテーマは、まずこの位置をキープすることだった。例えポイントを伸ばせなかったにせよ、トータルでの順位はあまり落としたくはない。
東2局から勝又さんに7,700を放銃するなど、決していい滑り出しではなかったが、このゲームを浮きの2着で終えた私は、2日目も首位の座を守り切った。

初日と大きく異なったのは、当然ではあるが3者の私に対するマークが厳しくなったことである。
これ以上私を走らせまいとする意識が、随所で見られた。
後は、勝負手が中々決まらなかったことと、大きな放銃が二度あったこと。

特に後者に関してだが、今は相手を突き放しにかかっている段階だからまだいい。しかしながら、これが後半になればなるほどダメージも大きくなっていく。

私にとって過去経験のない4日制の決定戦。相手とのポイント差を把握した上で、いかにバランスを取るか。一瞬たりとも気の抜けない勝負はまだ続いていく。

2日目終了時 
佐々木+48.3P 勝又+39.8P 藤崎▲28.6P 沢崎▲60.5P

第2期桜蕾戦予選レポート

【第2期桜蕾戦 ベスト16進出者が決定】

2021/8/29日、第2期桜蕾戦が行われました。

 

 

23名参加
連盟公式ルール(全5回戦)
4回戦→20名(50分プラス1局)
5回戦→12名(60分プラス1局)
得点は全て持ち越し

上位12名はベスト16確定
推薦者4名が敗者復活でベスト16へ

1位通過 駒田真子 +63.9P

 

確実なポイントから5回戦もトップを取り1位通過を決めたのは駒田。

 

2位通過 藤居冴加 +53.6P

 

しっかり集中できたので花丸ですとTwitterで報告していた藤居は2位通過です。

 

3位通過 蒼木翔子 +44.3P

 

今回ラストチャンスの蒼木。3位通過を決めて誕生日にベスト16の対局です。

 

4位通過 一瀬由梨 +42.3P

 

麻雀最強戦2021女流プロ最強新世代優勝が記憶に新しい一瀬。安定感のある成績で4位通過です。

 

5位通過 川上玲 +38.6P

 

通過を喜べないくらい今日の自分の麻雀には納得いってません(川上)反省ツイートを見ると、ベスト16に期待がかかります。

 

6位通過 岡田紗佳 +35.3P

 

Mリーガーの岡田は最終戦トップを飾り6位通過。流石の強さを見せました。

 

7位通過 菊地美羽 +18.2P

 

最終戦16位からの勝ち上がり。今大会で唯一の逆転通過を決めました。

 

8位通過 安藤りな +18.1P

 

道民の期待に応えた安藤が8位通過。北海道背負いきれました。と喜びをツイート。

 

9位通過 太田寛子 +15.7P

 

3回戦を終えて▲17.0Pと厳しい位置にいましたが、残り2回をプラスして9位通過となりました。

 

10位通過 藤田愛 +12.4P

 

12位で最終戦となった藤田にはマイナス出来ない重圧がありましたが、しっかりプラスして通過です。

 

11位通過 後藤咲 +2.0P

 

1回戦に6,000オールを決め+42.3を叩くも、その後は苦戦。ギリギリ踏みとどまって11位となりました。

 

12位通過 花宮海咲 +0.5P

 

▲25.3と厳しいスタートとながらもその後プラスを重ねました。公式デビュー戦で嬉しい通過です。

 

審査による推薦はこちらの4名となりました。

日髙志穂

 

町田志織

 

菅原千瑛

 

美里麻

 

ベスト16の放送スケジュールは以下に決定。

 

 

C卓D卓は同日のため連盟公式Twitterでアンケートを取りました。
両方観たいとの声をたくさんいただき、時間をD卓のみ11:00開始で全卓配信となりました。

(文:編集部)

【麻雀最強戦2021 男子プロ最強新世代】優勝は岡崎涼太!!

9月4日(土)15時より、麻雀最強戦2021「男子プロ最強新世代」が行われた。

その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、日本プロ麻雀連盟の岡崎涼太が優勝!
麻雀最強戦2021FINALの切符を手にした。

 

 

(麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀)

第2期若獅子戦予選二日目レポート

【第2期若獅子戦2日目レポート ベスト16進出者が確定!】

2021/8/29(日)、第2期若獅子戦2日目が行われました。

【第2期若獅子戦システム】

連盟公式ルール・102名参加

【1日目】
①4回戦終了時プラスの者は5回戦へ
(マイナスの者は0名〜最大3名)
②5回戦で上位48名がポイント持ち越しで2日目へ
【2日目】
③9回戦終了時上位24名が10回戦へ
④10回戦終了時上位12名がベスト16へ
⑤審査員推薦の4名がベスト16へ

前日の予選を通過したのは以下の48名。

 

 

若獅子戦は上位12名のトライアル戦ですが、後半はトーナメント戦の要素が出て来ます。
最終戦は24名で半分の12名が通過。大まかな目標としては卓内でトータル2位以内を目指します。

【勝ち上がり者】

1位通過 佐々木俊哉 +132.5P (初日+104.6P 1位)

 

1回戦に+36.5Pのトップを取り暫定1位。そこから首位を明け渡す事なくベスト16進出を決めた東北の新星。今期若獅子戦で一番の注目選手です。

 

2位通過 時丸仁義 +117.2P (+56.4P 8位)

 

時丸はトップ4回、2着6回の全連帯(うち2回は沈み2着)。安定感抜群の内容で2位通過となりました。

 

3位通過 金杉空 +109.3P (+53.7P 10位)

 

金杉は2日目をオールプラスでポイントを重ねて悠々と勝ち上がりを決めました。

 

4位通過 佐藤孝行 +107.2P (+43.1P 14位)

 

佐藤はポイントがほしいのになかなか叩けずにいましたが、9回戦で爆発。+71.1Pをマークし、一半荘で勝ち上がりを決めました。

 

5位通過 吉井優 +103.6P (+72.9P 5位)

 

巣鴨道場1位通過の吉井は6回戦に大きなトップを取るも4着3着でピンチに。沈めないプレッシャーのかかる最終戦をトップで決めて5位通過です。

 

6位通過 鈴木裕也 +98.9P (+55.0P 9位)

 

12位スタートで最終戦を迎えた鈴木。プラスの2着でも不安の残る位置ですが、しっかりトップを取って6位通過となりました。

 

7位通過 渡邉準也 +91.0P (+52.3P 12位)

 

2日目に順調にポイントを重ねた渡邉は9回戦にマイナスするも、最終戦にそれを補うプラスで7位通過となりました。

 

8位通過 福田雄大 +87.6P (+16.6P 36位)

 

初日2回戦の4着が響き、ギリギリ滑り込んだ福田は2日目に強さを発揮。9回戦の+45.5Pが決め手となりました。

 

9位通過 荒井伶太 +87.4P (+17.5P 34位)

 

3着4着の厳しいスタートを切りながらも初日を乗り切りますが、6回戦もマイナス。しかし7回戦からオールプラスの力強さを見せました。

 

10位通過 野村駿 +76.9P (+60.9P 7位)

 

野村は沈めば敗退濃厚の重圧の中、最終戦を+14.7Pで乗り切りました。10位通過です。

 

11位通過 上田稜 +72.8P (+88.4P 3位)

 

初日に勝どき柳会場2位通過の上田でしたが2日目に苦戦しました。最終戦をプラスで終えて11位通過となりました。

 

12位通過 大高啓 +70.4P (+90.9P 2位)

 

2位スタートの大高は2日目に小さいマイナスを重ねて苦戦。最終戦も▲6.5Pの結果待ちとハラハラしましたが、12位通過となりました。

最終成績表はこちら

 

審査による推薦は以下の4名に決定。

松本峻

 

西名優

 

藤井崇勝

 

曽篠春成

 

ベスト16の組み合わせはこちらの表をご覧ください。

 

 

(文:編集部)

第223回:プロ雀士インタビュー 小林正和  インタビュアー:中川基輝

小林正和 31期後期1986年生まれの35歳。
筆者中川基輝の同期であり、親友であり、最大のライバルだ。

小林との出会いはプロテストの時、同い年ということもありすぐに仲良くなったのだが、小林は優等生、私は劣等生であった。
筆記テストも実技も常に高得点の小林、どちらも及第点の自分。プロテストの時に私が褒められたのは実況ぐらいだったが、小林は所作や内容、筆記テストなど常に褒められていた。
研修期間を終え小林がD3リーグ、私がEリーグ。当時はライバルというより、追いつかなきゃいけない目標だった。

そんな関係が、あくまで私から見た関係だが、プロに入って少し変わる。
1年目に私が十段戦で五段戦、新人王で決勝まで残り、2年目にはリーグ戦で小林のD3リーグに追いついた。さらに第2期のWRCで優勝。3年目に特別昇級リーグで優勝してついに追い抜いたと思った。目標だった小林の前に初めて立ったと。
しかしそんな喜びは束の間、小林はやはり凄かった。3年目で私と直接対決の第3期WRC決勝で逆転からの国士無双で完勝すると、その勢いのままにマスターズでも準決勝まで勝ち進んでみせた。4年目には特別昇級リーグでも優勝。まるで私の取ったタイトルを塗り替えるように、次は必ず小林が獲っていく。

5年目でも勢いは止まらない。王位戦でも準決勝に残り、北関東リーグで優勝から地方リーグチャンピオンシップでも優勝。6年目には特別昇級リーグ準優勝。他にも毎年のようにリーグ戦で昇級争いに食い込み、そして今期は第9期WRCで2度目の優勝を果たした。8月にはC1リーグ最終節で一気に2位まで浮上して初のBリーグへ昇級と圧倒的パフォーマンスを見せ続けている。

プロになって数年、偉大な先輩達によくアドバイスされたのは「若手選手の多くは練習量が圧倒的に足りていない」ということだった。実際先輩達の練習量は私を含めたほとんどの若手の何倍から何十倍もの量であり、実力も努力も足りていない若手が結果を残せていないのは至極当然であった。
その点小林は普段の練習量はもちろん、連盟の公式大会にすべて出場、ロン2レーティング2327(プロの中でもほぼトップ)、勉強会の参加回数も多く、地方リーグの出場量(今期は北関東リーグの他に静岡リーグにも参戦中)、他団体の大会など圧倒的な出場回数を誇っている。しかも全てで結果を出しており、負けた時も敗因からしっかり反省し、次にいかし続け、さらに結果が良くなってきている。
諸先輩方も小林の成長を認識しており「さらに強くなった」とよく耳にするほどである。

 

100

 

最早ライバルと呼ぶにはおこがましいレベルの活躍を続けている小林に話を聞いてみた。

中川「あらためてWRC優勝おめでとう」

小林「ありがとう」

中川「準決勝では心配したけど、決勝は文句のつけようのない完勝だったと思う。本人的にはどうだった?」

小林「準決勝での内容は自分でもダメだと思った。見ている人たちを悲しませてしまったので、決勝では勝つだけじゃなく、楽しませないとダメだと思った」

中川「なるほど、内容にもこだわったからこその圧倒的な勝ちだったと思う。本当に強かったもん」

小林「ありがとう。それも最近色々な人から影響受けていたこともあってだと思う」

中川「へぇ、例えば誰に?」

小林「麻雀グランプリを連覇した本田さんや、マスターズや王位戦で準優勝、特別昇級リーグで逆転負けを喫した菊田さんとかかな。周りの活躍がとても刺激になって、今の自分があると思う」

中川「確かに凄い活躍だよね。俺も影響受けてる」

小林「あとはもっと若手の阿久津くんや伊達さんの活躍も負けてられないなって気持ちになったわ」

中川「正直お互い若手の中では活躍できている方だと思ってたけどどんどん強い人がでてくると自分ももっと頑張らないとってなるよね」

小林「新しい若手のタイトルもたくさんでてきたし、これからも負けないように、楽しませる麻雀が見せられるようにしていきたいね」

中川「楽しませる麻雀かぁ、広いな。具体的に聞かせて」

小林「攻撃、守備、門前、仕掛けなど色々なタイプの打ち方があると思うけど、自分自身はそういう型に合わせることはしないかな。あえていうならストーリー型wたぶんね見てて一番下手に思われる打牌が多いと思うんだけど、一打一打には自分なりの意味があって、最後にはあっと思わせるそんな麻雀を打ちたいと思っている」

中川「いいね。小林くんらしいわ。やっぱり小林くんの麻雀への情熱には頭が下がるわ。どんなに古くても内容や場面を覚えているし、疑問に思ったことをそのままにしない。時間がなくても練習量が下がることもないし、いつも見習わないとと思ってるけど到底真似できるものじゃないよ」

小林「そんな風に思っていたとか意外だけど、ありがとう」

中川「本当にいい意味で麻雀バカだと思うわ、凄い。それもあってか俺らって仲良いとは思うけど麻雀の話しかしないよねw」

小林「確かにw」

中川「あと共通の趣味というか好きなものとして認識してるのサッカーぐらいだよね。ほかに何かある?」

小林「えぇと、これっていう趣味はないんだけど、一応建築学部出身だから暇なときに都内の現代建築を探索したりするかな」

中川「へぇ全然知らなかったわ。最近だとどこ見たの?」

小林「最近は流石にご時世的に見てないけど、オススメは最近世界遺産に登録された上野の国立西洋美術館。あとは錦江荘で対局ある時は東京国際フォーラムに立ち寄ってからいくかな。あとは仙台にあるせんだいメディアテークってところに行きたいと思っているかな」

(スマホで画像検索)

中川「なるほど、これは綺麗だし生で見てみたい。普通に意外な一面を知れたわ」

小林「でしょ?まあ麻雀をやるのと観るのが結局一番好きだけどね」

中川「それは知ってるわwあっだいぶ遅くなったけどB2リーグへの昇級もおめでとう」

小林「ありがとう、次は中川くんと同じリーグだね」

中川「あぁ本当にふがいないけど酷い内容で降級してしまったから次こそは頑張るよ」

小林「次のB2リーグも強いし楽しそうな人がそろっているから楽しみだわ」

中川「リーグ戦はもちろん最後の新人王戦や30代~40代のトップを決める鸞和戦も頑張ろう」

小林「そうだね、でもやっぱりメインはリーグ戦だと思ってる。連盟にいるならやっぱり鳳凰位を目指したいから」

中川「おぉ、大きくでたな。でもかっこいいし今なら少し現実味あるわ」

小林「そのためにはまだまだ超えなきゃいけない壁はたくさんあるけど少しずつ進んでいけるように頑張るしかないね。前回のWRCの優勝の時と違って今回の優勝は成長を見せられたんじゃないかと思うよ。自分自身準決勝の内容を踏まえて学ぶこともあったし、その思いを決勝では見せられたんじゃないかな?」

中川「うん、そう思う。今までの小林くんの放送対局の中で一番完璧だったと思う。あの強さを続けられたら勝てる気しないよ」

小林「続けられるようにこれからもやっていくしかないね」

中川「頼もしい決意も聞けたし、最後に今後プロとしての展望があれば教えて」

小林「今はMリーグの影響もあって、少しずつ麻雀のイメージも変わってきていて、新しく麻雀を始める人達も増えてきてると思うから自分自身も麻雀の良さを伝えられるようになりたい。そのためになるべく早くAリーグに昇級して多くの人達に自分の麻雀を見てもらいたい。あとは今出てる北関東リーグや静岡リーグでも多くの人達と触れ合えてるから今後も続けていきたいし、他にも積極的に色んな人達と交流できるようなことを増やしていきたいと思っている」

 

100

 

インタビューにもあるが小林との会話は9割麻雀だ。それはプロテストを受けた当初から変わらない。
それだけ小林は麻雀に真摯に向き合っている。私が知っている誰よりも。
一番近くで見てきた私が言うのだから間違いないがここ1、2年の成長には目を見張るものがある。
正直最初はオーソドックスな打ち方じゃないと思ったし、それで結果を出すのは難しいと思っていた。
それでも、若手の中では圧倒的な実績を残してきた。ここまで結果を出していたら最早そのオーソドックスとは少し違う打ち方は小林の麻雀である。オーソドックスかどうかではない。
小林が麻雀の良さを伝えるために見てもらいたいというオリジナルの麻雀だ。

言葉足らずで誤解を招くことはあるが、根は良いやつだし、最高に麻雀を愛している。
近すぎる存在が故に今回のインタビューまで全く気づいていなかったけど私にとって小林は、ライバルというよりいつのまにか尊敬の念でいっぱいの存在になってしまった。
今後はプロ1年目同様全力で追いかけていくしかない、そして彼の背中をもう一度追い抜こうと思う。
とりあえず今は、第9期WRC優勝おめでとう。

第38期鳳凰戦A2リーグ第6節B卓レポート

上位陣が超接戦に!A2リーグ第6節B卓レポート

8/31(火)、第38期鳳凰戦A2リーグ第6節B卓が放送された。対局者は藤島健二郎、山田浩之、石渡正志、仁平宣明。

 

 

前節+55.1Pの快勝を収めた石渡は今節も好調が持続。1回戦東1局、2軒リーチをかわしアガリきると、

 

 

南1局では山田とのリーチ対決を制し、5,200のアガリで幸先の良いトップスタート。

 

 

続く2回戦の親番では山田・藤島が鳴いてかわし手のテンパイを入れるも、後方から追いつき2,600オール。

 

 

さらに1本場でも高目ツモの2,600オールを決め、連続トップに。

 

 

3回戦はポイントを減らすも、卓内トップでトータル4位まで浮上となった。

1日終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

石渡は決して調子が良くはないと振り返りつつ、「応援してくれる方が『すげえなあ』って思ってくれるようなアガリをこれからも重ねたいなと思います」と意気込みを語った。

 

 

1〜4着のサイクルヒットとなった仁平は「自分で転ばないような麻雀を打って次に繋げたいと思います」と、我慢強い雀風通りのコメント。

 

 

山田は後悔の残る放銃を振り返りつつ、「とりあえずは降級しないように、今日のミスをもう1回見返していい麻雀を打ちたいと思います。」

 

 

藤島は4着・3着スタートも3回戦のトップで巻き返すとほぼ±0のスコアに。Twitterでは「勝ちに等しい負けと言っていいでしょう」と満足げなコメント。

 

 

次回A2リーグ放送は9/7(火)17時〜。対局者は内川幸太郎、客野直、古橋崇志、高橋良介。
解説は和久津晶が務めます。
次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第17期静岡プロリーグ 第5節レポート

強い日差しが照りつける時期となった。
コロナ禍のマスクがより一層の暑さを助長する。

静岡プロリーグも折り返しの第5節を迎えた。
今期に関しては、かなり別日対局を残しているが、首位を走る平野敬悟の安定感が光る。
今節も+26.0Pで全節オールプラス。
いよいよ覚醒か?(私から言わせてもらえば、遅いくらいだ笑)
プロアマの第37回静岡リーグも首位通過の決勝進出と、充実の一途をたどる。

今節注目していたのは栗島有紀。
対戦相手が望月・杉村・渡辺・鈴木秀と全員10年以上キャリアがある選手。
対戦相手として、また抜け番中も後ろで対局を見ていた。
最終戦まで苦しい展開の中、我慢していたと思う。

最終戦危なっかしいリーチもあったが、結果的に、大きめのトップをとり最小限のマイナスで収めたのは彼女にとって大きな収穫か。
経験という財産を大事にしてほしい。

前回決勝進出者である鈴木秀幸・大橋幸正・望月雅継が、まだ揃ってマイナス域。
折り返しとはいえ、まだまだ先は見えない。

麻雀プロとしてのアートフォームをつきつめていく。
その先に未来が開ける。

(文:鈴木秀幸)

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 平野敬悟   21.9 49.8 37.8 26.0           135.5
2 石津寿人 28.7 4.2 ▲ 9.4 110.6             134.1
3 土屋幸弘   59.1   7.5 36.7           103.3
4 青嶋宏樹   93.3                 93.3
5 中寿文 ▲ 39.1 58.1 43.3   25.4           87.7
6 斉藤隆 47.0 24.8   5.4             77.2
7 小林正和 75.1 46.9   ▲ 73.7             48.3
8 鷲見隼人 49.5 21.5 ▲ 5.7   ▲ 28.4           36.9
9 岡本和也 31.1 ▲ 67.2   21.4 47.1           32.4
10 ダニエルモレノ 18.2 13.5 ▲ 54.1 23.1 22.6           23.3
11 天音まこと   58.9     ▲ 42.0           16.9
12 高橋大輔 ▲ 9.0 ▲ 23.7 11.4   34.3           13.0
13 川崎義之   ▲ 32.8 36.4               3.6
14 太田昌樹 ▲ 19.8 30.9 19.0   ▲ 32.7           ▲ 2.6
15 杉村泰治 17.8 18.3 ▲ 23.5 ▲ 44.4 28.3           ▲ 3.5
16 栗島有紀 ▲ 7.9 ▲ 7.3     ▲ 13.2           ▲ 28.4
17 京平遥 ▲ 47.3 41.5     ▲ 27.7           ▲ 33.5
18 望月雅継 ▲ 15.6 ▲ 24.6     ▲ 8.8           ▲ 49.0
19 渡辺史哉 ▲ 38.8 39.1   ▲ 50.1             ▲ 49.8
20 鈴木秀幸 ▲ 58.7 15.1 ▲ 9.6   ▲ 0.5           ▲ 53.7
21 平岡理恵 ▲ 24.4 ▲ 36.5                 ▲ 60.9
22 安部颯斗 28.8 ▲ 50.4 ▲ 3.3 ▲ 38.3             ▲ 63.2
23 渡辺洋巳 24.9 ▲ 26.5 ▲ 45.3 ▲ 10.8 ▲ 6.8           ▲ 64.5
24 大橋幸正 32.4 ▲ 86.3     ▲ 16.4           ▲ 70.3
25 島﨑涼 ▲ 12.4 ▲ 45.2 ▲ 9.0 11.5 ▲ 19.3           ▲ 74.4
26 鈴木郁孝 ▲ 41.2 ▲ 90.3                 ▲ 131.5
27 廣岡璃奈 ▲ 40.3 ▲ 78.3     ▲ 27.6           ▲ 146.2

第37回静岡リーグ(プロアマ混合)最終節レポート

第37回静岡リーグ最終節のレポート担当させていただく36期後期廣岡璃奈です。

■決勝進出を目指して
最終節始める前、私のポイントは+69.1ポイント。
ボーダーが5位大谷さんの+109.5となっていました。
1位 平野プロ +227.6
2位 白井さん +169.2
3位 望月プロ +162.1
4位 中プロ  +113.5
5位 大谷さん +109.5
    
16位 廣岡 +69.1

最終的に5位+165.0になるのですが、ここまでボーダーが上がるとは思いもしませんでした。

3回戦までに順調にポイントを重ねトータル+136.5で最終戦を8位圏内で迎えることができました。

■そして最終戦
対局者は白井さん、大谷さん、松本さん。
決勝いきたいとの意気込みに反し、珍しく落ち着いて挑めました。
いつもこのぐらい落ち着いて向かえればいいのですが…
メンタル面は特に課題が多いです…

落ち着きは、良い方に向き、オーラス2人浮きのトップ目に立ち、開始前2位の白井さんは沈みの3着。
5巡目に高め平和三色の聴牌が入り、松本さんから高めで和了り、+165.0で終了。
他の卓が終わるまでドキドキヒヤヒヤが止まりません。

結果、5位に入り決勝進出となりました。これは素直に嬉しいです!

決勝メンツは平野敬悟プロ・伊藤真さん・大谷数則さん・中寿文プロ・廣岡璃奈となりました。

首位通過 平野敬悟プロ
1節目から大きくポイントを叩き、1人だけ+200オーバーの圧巻の首位通過。
初のタイトル獲得となるのか。

2位通過 伊藤真さん
伊藤さんといえば最終節の4回戦、1人大きく抜き出てのトップ。
最終節+99.4し12位から2位に躍り出て念願の決勝進出となった。

3位通過 大谷数則さん
1節目の大きなプラスから更にプラスを重ね続けて初の決勝を決めた。
個人的に最終戦でやられた感があるので決勝であたれることが嬉しい。

4位通過 中寿文プロ
最終戦7万点条件をクリアしての決勝進出。
しかも第36回から2回連続の決勝となる。
最近調子がいいかもと中プロ御本人の申告もあったので要注意だ。

決勝も強敵揃いですが全力で向かい楽しんで対局できたらと思います。
応援してもらえたら嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。
決勝楽しみになさってください。

(文:廣岡璃奈)

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 平野敬悟 プロ 50.8 14.6 79.0 83.2 ▲ 4.8 222.8
2 伊藤真 一般 36.9 48.8 ▲ 22.4 19.1 99.4 181.8
3 大谷数則 一般 63.6 14.4 24.4 7.1 66.0 175.5
4 中寿文 プロ 13.1 41.5 8.7 50.2 53.5 167.0
5 廣岡璃奈 プロ ▲ 10.7 6.6 70.7 2.5 95.9 165.0
6 白井健夫 一般 22.5 143.1 33.2 ▲ 29.6 ▲ 22.3 146.9
7 川崎義之 プロ 40.5 20.4 34.2 3.9 43.5 142.5
8 望月雅継 プロ 36.7 82.0 24.2 19.2 ▲ 45.0 117.1
9 松本貴仁 一般 ▲ 70.1 37.1 88.2 ▲ 34.8 94.9 115.3
10 山田昭裕 一般 14.2 68.1 ▲ 11.5 34.7 4.8 110.3
11 小林正和 プロ 13.9 24.4 78.3 15.5 ▲ 34.2 97.9
12 舟橋晃 一般 56.1 47.8 ▲ 15.0 ▲ 3.8 2.9 88.0
13 島﨑涼 プロ 5.3 ▲ 2.7 59.2 29.5 ▲ 7.8 83.5
14 鈴木元司 一般 ▲ 5.1 ▲ 11.7 57.6 2.3

35.3

78.4
15 土屋幸弘 プロ ▲ 7.8 ▲ 24.0 ▲ 19.5 66.7 56.6 72.0
16 高森涼子 一般 46.7 86.5 61.7 ▲ 90.2 ▲ 36.2 68.5
17 京平遥 プロ 67.6 18.9 ▲ 34.9 ▲ 8.4 19.6 62.8
18 前嶋茂 一般 62.6 20.2 ▲ 68.8 33.8 14.8 62.6
19 斉藤隆 プロ ▲ 53.8 20.0 29.3 35.7 30.6 61.8
20 岡本和也 プロ 60.8 ▲ 38.3 ▲ 6.4 19.9 25.4 61.4
21 井上一雄 一般 44.7 ▲ 9.4 ▲ 8.2 45.3 ▲ 18.0 54.4
21 青嶋宏樹 プロ ▲ 18.4 0.8 17.7 54.3   54.4
23 渡辺史哉 プロ ▲ 69.8 88.6 4.7 2.6 27.8 53.9
24 坂本彰光 一般 51.9 ▲ 60.2 8.8 22.1 18.2 40.8
25 石津寿人 プロ 2.7 17.3 ▲ 34.9 41.8 0.3 27.2
26 宮地孝尚 一般 13.1 5.9 ▲ 23.9 6.5 25.3 26.9
27 堀孔明 一般 ▲ 31.6 29.1 5.6 3.4 18.3 24.8
28 片山一哉 一般 4.2 19.7 48.9 26.0 ▲ 80.2 18.6
29 松永誠 一般 ▲ 0.8 6.7 51.1 1.4 ▲ 42.4 16.0
30 天音まこと プロ ▲ 33.3 ▲ 24.2 ▲ 14.0 73.9 11.9 14.3
31 松清一樹 一般 20.7 30.9 1.4 ▲ 24.3 ▲ 19.1 9.6
32 渡部文也 一般 ▲ 39.6 12.7 ▲ 41.7 62.2 15.1 8.7
33 大橋幸正 プロ 29.9 41.3 ▲ 0.1 ▲ 63.9 ▲ 2.4 4.8
34 鈴木郁孝 プロ ▲ 59.7 2.2 31.4 ▲ 2.3 30.1 1.7
35 高橋大輔 プロ 10.4 ▲ 7.9 5.3 40.9 ▲ 58.4 ▲ 9.7
36 影山恒太 一般 31.9 ▲ 9.4 3.1 0.6 ▲ 40.2 ▲ 14.0
36 鈴木秀幸 プロ 18.9 ▲ 11.7 24.8 22.1 ▲ 68.1 ▲ 14.0
38 岡田充弘 一般 10.6 ▲ 71.7 ▲ 2.2 ▲ 21.7 68.4 ▲ 16.6
39 中野一男 一般 ▲ 11.6 ▲ 53.2 55.2 ▲ 14.2 ▲ 4.9 ▲ 28.7
40 杉村泰治 プロ ▲ 7.4 ▲ 43.0 ▲ 4.5 ▲ 17.2 42.2 ▲ 29.9
41 加藤拓 一般 27.8 34.3 16.0 ▲ 15.5 ▲ 93.7 ▲ 31.1
42 湯本紳介 一般 ▲ 20.0 15.8 3.5 ▲ 47.6 15.8 ▲ 32.5
43 鷲見隼人 プロ ▲ 12.4 ▲ 70.6 5.8 86.9 ▲ 42.6 ▲ 32.9
44 渡辺洋巳 プロ

58.6

▲ 36.8 5.1 ▲ 11.6 ▲ 49.5 ▲ 34.2
45 ダニエルモレノ プロ ▲ 57.6 10.9 ▲ 34.3 89.3 ▲ 44.3 ▲ 36.0
46 栗島有紀 プロ 34.4 14.4 ▲ 76.5 2.1 ▲ 24.9 ▲ 50.5
47 春田篤志 一般 53.6 ▲ 20.0 ▲ 42.0 ▲ 21.4 ▲ 30.8 ▲ 60.6
48 鈴木貴仁 一般 ▲ 49.1 60.5 ▲ 34.8 ▲ 44.4 6.0 ▲ 61.8
49 伊藤裕美子 一般 4.2 4.0 ▲ 29.5 ▲ 0.6 ▲ 42.0 ▲ 63.9
50 高村龍一 一般 ▲ 49.2 25.7 27.7 ▲ 13.8 ▲ 57.2 ▲ 66.8
51 生方美佐希 一般 ▲ 52.5 13.4 15.1 ▲ 8.9 ▲ 40.9 ▲ 73.8
52 櫻井栄一 一般 ▲ 51.8 ▲ 19.4 0.6 ▲ 44.3 32.3 ▲ 82.6
53 横光夏未 一般 ▲ 29.3 ▲ 30.4 ▲ 0.5 ▲ 45.2 18.7 ▲ 86.7
54 西田孝志 一般 ▲ 17.3 ▲ 52.0 18.6 ▲ 42.9 3.8 ▲ 89.8
55 岡本茂 一般 2.7 21.8 ▲ 20.3 ▲ 94.8   ▲ 90.6
56 鈴木博直 一般 21.6 ▲ 6.6 ▲ 87.6 ▲ 18.8 ▲ 12.7 ▲ 104.1
57 太田昌樹 プロ ▲ 55.3 ▲ 59.5 ▲ 8.2 ▲ 3.4 20.5 ▲ 105.9
58 安部颯斗 プロ ▲ 6.4 ▲ 88.9 1.3 14.3 ▲ 49.4 ▲ 129.1
59 金田年伸 一般 ▲ 105.8   ▲ 40.1 11.0   ▲ 134.9
60 能瀬美咲 一般 ▲ 10.6 ▲ 14.6 ▲ 15.9 ▲ 71.6 ▲ 24.3 ▲ 137.0
61 高橋活 一般 ▲ 39.5 24.7 ▲ 85.2 ▲ 22.4 ▲ 17.7 ▲ 140.1
62 川嵜彬史 一般 11.6 ▲ 27.6 ▲ 112.1 ▲ 36.7 18.3 ▲ 146.5
63 村瀬光佳 一般 ▲ 14.0 ▲ 95.0 ▲ 45.3 ▲ 35.3 34.9 ▲ 154.7
64 大河内茂之 一般 ▲ 42.7 11.7 ▲ 63.3 ▲ 12.4 ▲ 53.5 ▲ 160.2
65 吉野潤 一般 ▲ 62.3 0.4 3.3 ▲ 54.4 ▲ 97.5 ▲ 210.5
66 安藤銀一 プロ ▲ 69.1 ▲ 76.1 ▲ 29.3 13.6 ▲ 51.3 ▲ 212.2
67 山内紀博 一般 ▲ 20.9 ▲ 72.4 ▲ 48.7 22.8 ▲ 105.8 ▲ 225.0

巣鴨本部道場 2021年8月度プロアマオープン大会成績表 8月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 くまっち 36 361
2 岡本浩一 56 276
3 西角健二 44 275.2
4 藤原隆弘 40 228.8
5 松本裕也 21 220.1
6 こしの 24 200.3
7 かずや☆雀アカ 37 199
8 太田久雄 49 186
9 ルギア 34 177.5
10 中村 69 171.2
11 ギンチャン 20 159.7
12 加藤恵美子 29 153.9
13 大野剛史 20 144.9
14 藤次祐紀 66 144
15 山部正人 16 133.3
16 しーら 18 129.1
17 グリーンマン 33 121
18 木下 18 111.9
19 チャヤまん 25 96.9
20 松村祐輔 16 95.5
21 市川幹人 47 77.3
22 小林泰士 21 75.3
23 井出博幸 38 67
24 加藤はるみ 69 62.6
25 橋場美恵子 23 60.5
26 テツ 18 60.5
27 岩渕信明 21 60
28 山田樹 26 54.2
29 ひれろんみ 20 44.2
30 後藤竜司 24 36.6
31 マイマイ 16 26.2
32 立岩知朗 20 17.8
33 シマカタ 19 15.5
34 福永雄介 17 11.4

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 中村 16 196
2 岡本浩一 11 146
3 くまっち 10 119.7
4 有田将之 15 100.7
5 山田樹 9 83.9
6 市川幹人 10 72.6
7 太田久雄 16 71.8
8 19 69.4
9 早田弘之 20 66.6
10 加藤はるみ 18 62.3
11 グリーンマン 14 58.1
12 極楽7 9 52.1
13 藤原隆弘 10 34
14 深っちゃん 10 30
15 武澤守己 10 25.6
16 藤次祐紀 9 15.4
17 ルギア 15 14.6
18 桑城健吾 11 9.2

 

 

 

 

 

 
道場ポイントランキング

順位 名前 7WRC 7公式 8WRC 8公式 9~12 合計
1 くまっち 100 62.5 400 62.5 0 625
2 藤次祐紀 400 23.75 117 28.75 0 569.5
3 岡本浩一 0 75 300 75 0 450
4 西角健二 180 0 250 0 0 430
5 藤原隆弘 150 0 200 29.5 0 379.5
6 ルギア 160 40 150 28.5 0 378.5
7 中村 98 29.5 140 100 0 367.5
8 かずや☆雀アカ 114 27.75 170 28 0 339.75
9 こしの 140 0 180 0 0 320
10 カズ 300 0 0 0 0 300
11 グリーンマン 120 28.75 114 30 0 292.75
12 市川幹人 117 28.25 101 45 0 291.25
13 山田樹 119 29 94 47.5 0 289.5
14 大野剛史 170 0 118 0 0 288
15 加藤はるみ 115 29.25 98 35 0 277.25
16 加藤恵美子 112 45 119 0 0 276
17 のりさん 250 0 0 0 0 250
18 立岩知朗 116 47.5 86 0 0 249.5
19 ギンチャン 118 0 120 0 0 238
20 井出博幸 93 42.5 99 0 0 234.5
21 しーら 113 0 115 0 0 228
22 松本裕也 0 29.75 190 0 0 219.75
23 なーちゃん 73 35 81 25.25 0 214.25
24 太田久雄 0 0 160 42.5 0 202.5
25 小林泰士 101 0 100 0 0 201
26 山部正人 85 0 116 0 0 201
27 葭葉 200 0 0 0 0 200
28 福永雄介 111 0 84 0 0 195
29 松村祐輔 84 0 111 0 0 195
30 中谷あずさ 190 0 0 0 0 190
31 岩渕信明 94 0 95 0 0 189
32 後藤竜司 95 0 92 0 0 187
33 ハチロー 92 23.25 69 0 0 184.25
34 宇田美有紀 79 24 78 0 0 181
35 シマカタ 78 0 85 0 0 163
36 原佑典 80 0 79 0 0 159
37 Andy-San 82 0 71 0 0 153
38 有田将之 96 0 0 50 0 146
39 チャヤまん 0 25.25 112 0 0 137.25
40 極楽7 0 100 0 29.75 0 129.75
41 丹野賢一 0 28 73 27.75 0 128.75
42 木下 0 0 113 0 0 113
43 岡ちゃん 83 23.5 0 0 0 106.5
44 木本一郎 99 0 0 0 0 99
45 橋場美恵子 0 0 97 0 0 97
46 森 雅彦 97 0 0 0 0 97
47 テツ 0 0 96 0 0 96
48 ひれろんみ 0 0 93 0 0 93
49 マイマイ 0 0 87 0 0 87
50 きのぴー 87 0 0 0 0 87

第37回静岡リーグ(プロアマ混合)最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 平野敬悟 プロ 50.8 14.6 79.0 83.2 ▲ 4.8 222.8
2 伊藤真 一般 36.9 48.8 ▲ 22.4 19.1 99.4 181.8
3 大谷数則 一般 63.6 14.4 24.4 7.1 66.0 175.5
4 中寿文 プロ 13.1 41.5 8.7 50.2 53.5 167.0
5 廣岡璃奈 プロ ▲ 10.7 6.6 70.7 2.5 95.9 165.0
6 白井健夫 一般 22.5 143.1 33.2 ▲ 29.6 ▲ 22.3 146.9
7 川崎義之 プロ 40.5 20.4 34.2 3.9 43.5 142.5
8 望月雅継 プロ 36.7 82.0 24.2 19.2 ▲ 45.0 117.1
9 松本貴仁 一般 ▲ 70.1 37.1 88.2 ▲ 34.8 94.9 115.3
10 山田昭裕 一般 14.2 68.1 ▲ 11.5 34.7 4.8 110.3
11 小林正和 プロ 13.9 24.4 78.3 15.5 ▲ 34.2 97.9
12 舟橋晃 一般 56.1 47.8 ▲ 15.0 ▲ 3.8 2.9 88.0
13 島﨑涼 プロ 5.3 ▲ 2.7 59.2 29.5 ▲ 7.8 83.5
14 鈴木元司 一般 ▲ 5.1 ▲ 11.7 57.6 2.3

35.3

78.4
15 土屋幸弘 プロ ▲ 7.8 ▲ 24.0 ▲ 19.5 66.7 56.6 72.0
16 高森涼子 一般 46.7 86.5 61.7 ▲ 90.2 ▲ 36.2 68.5
17 京平遥 プロ 67.6 18.9 ▲ 34.9 ▲ 8.4 19.6 62.8
18 前嶋茂 一般 62.6 20.2 ▲ 68.8 33.8 14.8 62.6
19 斉藤隆 プロ ▲ 53.8 20.0 29.3 35.7 30.6 61.8
20 岡本和也 プロ 60.8 ▲ 38.3 ▲ 6.4 19.9 25.4 61.4
21 井上一雄 一般 44.7 ▲ 9.4 ▲ 8.2 45.3 ▲ 18.0 54.4
21 青嶋宏樹 プロ ▲ 18.4 0.8 17.7 54.3   54.4
23 渡辺史哉 プロ ▲ 69.8 88.6 4.7 2.6 27.8 53.9
24 坂本彰光 一般 51.9 ▲ 60.2 8.8 22.1 18.2 40.8
25 石津寿人 プロ 2.7 17.3 ▲ 34.9 41.8 0.3 27.2
26 宮地孝尚 一般 13.1 5.9 ▲ 23.9 6.5 25.3 26.9
27 堀孔明 一般 ▲ 31.6 29.1 5.6 3.4 18.3 24.8
28 片山一哉 一般 4.2 19.7 48.9 26.0 ▲ 80.2 18.6
29 松永誠 一般 ▲ 0.8 6.7 51.1 1.4 ▲ 42.4 16.0
30 天音まこと プロ ▲ 33.3 ▲ 24.2 ▲ 14.0 73.9 11.9 14.3
31 松清一樹 一般 20.7 30.9 1.4 ▲ 24.3 ▲ 19.1 9.6
32 渡部文也 一般 ▲ 39.6 12.7 ▲ 41.7 62.2 15.1 8.7
33 大橋幸正 プロ 29.9 41.3 ▲ 0.1 ▲ 63.9 ▲ 2.4 4.8
34 鈴木郁孝 プロ ▲ 59.7 2.2 31.4 ▲ 2.3 30.1 1.7
35 高橋大輔 プロ 10.4 ▲ 7.9 5.3 40.9 ▲ 58.4 ▲ 9.7
36 影山恒太 一般 31.9 ▲ 9.4 3.1 0.6 ▲ 40.2 ▲ 14.0
36 鈴木秀幸 プロ 18.9 ▲ 11.7 24.8 22.1 ▲ 68.1 ▲ 14.0
38 岡田充弘 一般 10.6 ▲ 71.7 ▲ 2.2 ▲ 21.7 68.4 ▲ 16.6
39 中野一男 一般 ▲ 11.6 ▲ 53.2 55.2 ▲ 14.2 ▲ 4.9 ▲ 28.7
40 杉村泰治 プロ ▲ 7.4 ▲ 43.0 ▲ 4.5 ▲ 17.2 42.2 ▲ 29.9
41 加藤拓 一般 27.8 34.3 16.0 ▲ 15.5 ▲ 93.7 ▲ 31.1
42 湯本紳介 一般 ▲ 20.0 15.8 3.5 ▲ 47.6 15.8 ▲ 32.5
43 鷲見隼人 プロ ▲ 12.4 ▲ 70.6 5.8 86.9 ▲ 42.6 ▲ 32.9
44 渡辺洋巳 プロ

58.6

▲ 36.8 5.1 ▲ 11.6 ▲ 49.5 ▲ 34.2
45 ダニエルモレノ プロ ▲ 57.6 10.9 ▲ 34.3 89.3 ▲ 44.3 ▲ 36.0
46 栗島有紀 プロ 34.4 14.4 ▲ 76.5 2.1 ▲ 24.9 ▲ 50.5
47 春田篤志 一般 53.6 ▲ 20.0 ▲ 42.0 ▲ 21.4 ▲ 30.8 ▲ 60.6
48 鈴木貴仁 一般 ▲ 49.1 60.5 ▲ 34.8 ▲ 44.4 6.0 ▲ 61.8
49 伊藤裕美子 一般 4.2 4.0 ▲ 29.5 ▲ 0.6 ▲ 42.0 ▲ 63.9
50 高村龍一 一般 ▲ 49.2 25.7 27.7 ▲ 13.8 ▲ 57.2 ▲ 66.8
51 生方美佐希 一般 ▲ 52.5 13.4 15.1 ▲ 8.9 ▲ 40.9 ▲ 73.8
52 櫻井栄一 一般 ▲ 51.8 ▲ 19.4 0.6 ▲ 44.3 32.3 ▲ 82.6
53 横光夏未 一般 ▲ 29.3 ▲ 30.4 ▲ 0.5 ▲ 45.2 18.7 ▲ 86.7
54 西田孝志 一般 ▲ 17.3 ▲ 52.0 18.6 ▲ 42.9 3.8 ▲ 89.8
55 岡本茂 一般 2.7 21.8 ▲ 20.3 ▲ 94.8   ▲ 90.6
56 鈴木博直 一般 21.6 ▲ 6.6 ▲ 87.6 ▲ 18.8 ▲ 12.7 ▲ 104.1
57 太田昌樹 プロ ▲ 55.3 ▲ 59.5 ▲ 8.2 ▲ 3.4 20.5 ▲ 105.9
58 安部颯斗 プロ ▲ 6.4 ▲ 88.9 1.3 14.3 ▲ 49.4 ▲ 129.1
59 金田年伸 一般 ▲ 105.8   ▲ 40.1 11.0   ▲ 134.9
60 能瀬美咲 一般 ▲ 10.6 ▲ 14.6 ▲ 15.9 ▲ 71.6 ▲ 24.3 ▲ 137.0
61 高橋活 一般 ▲ 39.5 24.7 ▲ 85.2 ▲ 22.4 ▲ 17.7 ▲ 140.1
62 川嵜彬史 一般 11.6 ▲ 27.6 ▲ 112.1 ▲ 36.7 18.3 ▲ 146.5
63 村瀬光佳 一般 ▲ 14.0 ▲ 95.0 ▲ 45.3 ▲ 35.3 34.9 ▲ 154.7
64 大河内茂之 一般 ▲ 42.7 11.7 ▲ 63.3 ▲ 12.4 ▲ 53.5 ▲ 160.2
65 吉野潤 一般 ▲ 62.3 0.4 3.3 ▲ 54.4 ▲ 97.5 ▲ 210.5
66 安藤銀一 プロ ▲ 69.1 ▲ 76.1 ▲ 29.3 13.6 ▲ 51.3 ▲ 212.2
67 山内紀博 一般 ▲ 20.9 ▲ 72.4 ▲ 48.7 22.8 ▲ 105.8 ▲ 225.0

ロン2に関する緊急のお知らせ

【ロン2に関する緊急のお知らせ】

サーバー管理トラブルにより、
9月1日よりロン2のサイトが利用できない状態が続いておりましたが、
本日2021年9月2日10時10分、復旧いたしました。
ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

8月31日現在、登録をいただいている全会員の皆様に、
再開後1ヶ月(30日)の会員期限を付与させて頂きます。
また復旧後にはお詫びのイベントも開催させて頂きます。
ご迷惑をおかけし、本当に申し訳御座いません。
心よりお詫び申し上げます。

ロン2管理責任者
日本プロ麻雀連盟 会長 森山茂和