何を切る? 2022年5月

第12期グランプリMAX 8回戦 東1局 北家 二階堂瑠美プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■OPENRECで実施したアンケートの結果

 

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■ニコニコ生放送で実施したアンケートの結果

 

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■プロ解答

三万切り

 

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七索切り

 

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二筒切り

 

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■実況・解説陣 (アンケート時)

 

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早川「グランプリ決勝最終戦、トータルトップの瑠美プロの手牌に注目です!」
吉田「これが決勝戦じゃなかったり、決勝戦でも点数状況がフラットならリーチがあっても僕は三万を切るんですけど・・・」
早川「この状況であればどうしましょうか?」
吉田「最終戦でトップということで、うーん・・・四筒切るかもなぁ・・・」
早川「リーチの現物の四筒ですね。」
吉田「親の紺野さんに備えて九万は取っておきたいというのと、競っている紺野さんの親番で、現状最下位の渡辺さんのアガリはそこまで自分のマイナスにはならないだろうということで、このリーチに無理には逆らわずに四筒を選びそうです。」

■プロの視点
二階堂瑠美プロ
「リーチを受けて、メンツ手だとしたら少し違和感のある手出しということで、本線は七対子、待ちはドラか字牌かなと考えてました。
ここで切ればテンパイに取れる三万はドラを引いた時にテンパイで粘れるということで、瞬間残しました。
その場合フリテンになってしまうので、やはり七索の周りを引いての789の三色が本線。
最終戦1番手なので、さほど押したくもないのですが、全部オリてて逃げられるほど甘くないと思っていたので、納得いく形が入ればアガリに向かう気持ちでした。
ただ、この先どこまで粘ろうかとも思っていて、後々親にテンパイを入れさせる牌を切り出すのも嫌で、どこでやめようかヤメ時を探していたとも思います。」

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第39期 A1リーグ 第2節A卓レポート

「そもそも麻雀っていうのはもちろん人と戦っているんですけど、自分との戦いだなと最近になってわかりました。」

 

 

これは第1節に続き2節目も卓内トップでトータル首位に浮上した、古川孝次の試合後のインタビューでのコメントです。

今年で73歳になった矍鑠としたA1リーガーは、今もなお変化を続けるモンスター。
上記のインタビューでのコメント『自分との戦い』と第2節のどこを指していたのか映像を見返し、それらしい部分を何局か見つけました。

 

2回戦の南3局。

 

発を仕掛けて五万八万テンパイを入れた古川は

 

 

近藤のリーチに対して

 

 

七筒八索を迷わずにプッシュ。
この押し引きの選択の素早さ、自分の手番の前に判断の準備をしておくことが自分との戦いの1つと言えそうです。

 

 

この動きを見た藤島。
古川の手が高い勝負手と考えると、浮いている白が危険すぎることや七筒押しから六筒が固められている可能性も考え、

 

 

ピンフドラ2のテンパイをオロされてしまいました。

 

 

近藤のリーチ1巡前の一筒を引いた時の雰囲気でヤミテンに気づき、次巡の七索がスライドと読めていたなら八索は押しやすい牌ですが、それを読み切るのは難しそうです。

 

 

この勝負局で自分との戦いに勝った古川は、2回戦でトップを奪いました。

続く3回戦は東2局。

 

 

近藤の早いリーチに対し

 

 

安全牌が皆無のタンヤオで仕掛けて1シャンテン。
「どうせオリきれないから先にアガリに向かって真っ直ぐ」の作戦かと思いましたが、それは常人の発想で

 

 

古川はテンパイ取らずの六万ツモ切りで六索での放銃を回避します。

 

 

この局は五索を引いてテンパイした古川が連荘に成功しますが、六万八万は両方無筋なのでちょっと何が起きているかわかりません。

ただ、仕掛けた後の手出しツモ切りや、雰囲気は相手の読みの大きな材料になるので、難しい局面でもノータイムで選択をしていく古川の仕掛けは、相手から非常に読みづらく強いということはわかりました。

 

 

近年益々成績を上げて決定戦に進出する古川の、老当益荘な麻雀に今年も注目したいと思います。

<第2節A卓最終結果>
古川+10.6P 藤崎+3.8P 近藤+2.7P 藤島▲18.1P

(文:越野智紀)

第2期鸞和戦ベスト16C卓レポート

第2期鸞和戦ベスト16の闘いが、連盟の夏目坂スタジオにて行われた。
日本プロ麻雀連盟に所属する、30.40代の選手のみが参加できるこのタイトル戦。
ベスト16は日本プロ麻雀連盟公式ルールで4半荘を闘い、上位2名が勝ち上がりのトーナメント方式となっている。

 

それでは出場選手を紹介しよう。

佐々木寿人、桶本篤史、田村良介、水野孝一

 

1回戦は大物手がぶつかる展開が続き、水野1人が苦しいポイントで終わった。

 

 

続く2回戦は完全に桶本のペース。
一度ドラ暗刻の手をヤミテンでツモりトップ目に立つ。

その後も桶本がファインプレーを連発し加点を重ねると、大きなトップで2回戦を終えることに成功。
勝ち切る強い意志が感じられる打牌選択に、実況解説陣も圧倒された。
ここまでで大量リードした桶本は、3回戦以降かなり有利なポイントを持って闘うことができるようになった。

 

 

3回戦は、佐々木のメンホン七対子ツモなど大物手が決まり、5万点近いトップ目に立つ。
そんな佐々木が、後のインタビューで印象に残っていたというのがこの局である。

田村が南を仕掛けている中、佐々木は一気通貫もある1シャンテン。
水野からチーテンの六万が打たれたところですかさずチーの声。
愚形は処理できたものの待ちは片アガリの六索
解説の吉田もこの仕掛けには少し意外そうな反応を見せた。

 

 

その後、役牌の発が暗刻になると待ちが変化すると片アガリは解消。
しかしその後、仕掛けた後の下家の河には八万六索とツモ切られると、メンゼンで手を組んでいたらリーチツモ一気通貫のアガリになっていたかもしれないと、佐々木の目に見えてしまうこととなった。
解説でも、目に見えたアガリ逃しは、自分だったらずっと考えてしまうポイントだという話もあった。
アガリがなかなか出ないまま巡目が進むと、親の桶本からリーチが入る。

 

 

佐々木はオリの選択もできたが、自身のアガリもみて勝負する。これが2,900の放銃となってしまった。
後のインタビューで、佐々木はこの局は焦りがでてしまったと言っていた。

この次局も佐々木はアガリ率を大事に打つというテーマを徹底していたものの、親のヤミテン11,600点の放銃。
トップ目が桶本へと入れ替わると、佐々木、田村の2着争いが接戦に。

その後、オーラスに水野が意地の2,000・4,000をツモり浮きへ転じると、3者がかなり近いポイントでの最終戦を迎えることになった。

 

 

最終戦は着順が何度も入れ替わり、南3局。
浮き沈みの数ポイントもかなり重要になってくる場面で、チャンス手をもらったのは水野だった。

 

 

流局なるかと思われたが、ハイテイ前でこのツモアガリ。

リーチ・ツモ・南・ドラ1の2,000・4,000。
このアガリで桶本、水野が通過ポジションになってオーラスを迎える。

佐々木の条件は、ツモ700・1,300、水野から2,000、田村・桶本から3,900。
田村の条件は、ツモ2,000・3,900,佐々木・桶本から12,000、水野から6,400。
以上の条件でオーラスとなった。

トータルトップ目の桶本の親番ということもあり、1局勝負になるであろうオーラス。
水野が自らタンヤオ・ドラ3をアガリきって勝ち上がりを決めた。

以上の結果でC卓からの勝ち上がりは桶本・水野の2名となった。

 

 

5/6にはベスト16のD卓が放送された。

ご視聴はこちらから!

今期の鸞和戦の優勝者は誰になるのか。
これからも目が離せない。

第39期 A2リーグ 第2節A卓レポート

瀬戸熊・内川が大きくプラス!第39期鳳凰戦A2リーグ第2節A卓レポート

5月3日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第2節A卓が放送された。対局者は瀬戸熊直樹、紺野真太郎、内川幸太郎、井出康平。

 

 

1回戦は瀬戸熊が東1局、九筒暗カンのカン八索リーチをツモアガリ2,000・4,000で先制。

 

 

続いて東4局に親番を迎え、ドラドラのテンパイ。

 

 

マンズが連続形だけに、多メンチャンへの変化を狙ってヤミテンにする選手も多い手牌だ。しかしここは真っ直ぐな手組みが特徴の瀬戸熊らしく、即リーチの選択。

 

 

3,900オールのアガリを決め、初戦トップ。

この日瀬戸熊と共に好調を感じさせたのは内川。
2回戦東3局、ピンフドラ高目イーペーコーのテンパイ。打点的にはリーチも有力だが、ヤミテンであれば高目の七索を拾える可能性が高いと見てヤミテンの選択。狙い通り、既に七索を打っている瀬戸熊からリーチがかかり、紺野から5,800のアガリ。

 

 

内川はこの後もアガリを重ね2回戦トップ。続く3回戦も2軒リーチに仕掛けで対抗し、役役ドラ3の8,000。

 

 

連続のトップに。
最終半荘はここまでの展開そのままに瀬戸熊・内川が局面をリード。
東1局瀬戸熊が内川から役ドラ3の7,700をアガると…

 

 

内川もリーチピンフツモドラドラ、役役ドラドラと連続の満貫ツモで何事もなかったかのようにトップ目に。

 

 

 

しかし南2局に瀬戸熊のダメ押しのアガリが炸裂。

 

 

役トイトイ三暗刻の4,000オール。瀬戸熊の勝負所でのアガリの際にだけ見られる通称「トルネードツモ」が巻き起こるアガリとなった。
このアガリで最終戦トップは瀬戸熊。

1日を通してのトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

瀬戸熊が2節連続の卓内トップで暫定首位に立つ結果となった。
次回A2リーグ第2節B卓の放送は5/10(火)。
対局者は明石定家、古橋崇志、柴田吉和、三浦智博。

ご視聴はこちらから!

次回も是非お楽しみに!

(文:浜野太陽)

第2期鸞和戦ベスト16B卓レポート

【第2期鸞和戦ベスト16B卓、西川、中島の勝ち上がり】

大本命A1リーガーの西川と、初めてまたは、久しぶりの放送対局となる3選手での組み合わせとなった。
まず始めに、B卓の4選手を紹介する。

大鹿糠 文也

31期、E1リーグ30歳
メンゼンのんびり高打点型、放送対局は5年ぶり2回目。
2次予選を113.3ポイントの首位でジャンプアップしてベスト16に進出。
「今日はみんなの応援に恥じないように全力を尽くしたい。」

 

立田 祥平

35期、D1リーグ32歳
放送対局は初めて。勝ち上がった1ヶ月前から緊張しているとのこと。
「結果もそうなんですけど、見てもらえた人に覚えてもらえるように自分らしく精一杯打ちたいと思います。」

 

西川 淳

18期、A1リーグ49歳
「丁寧に丁寧に全力で戦って、褒めていただけるような内容になるように頑張ります。」
格上の本命でやりづらい面もあるのでは、と解説の藤崎。
今期の鸞和戦がおそらくラストチャンスの年齢のため、このタイトルを手にしたいところだろう。

 

中島 寛基

36期、中部本部所属32歳
初の放送対局。
「緊張していて、新幹線で食べたお弁当の味が全くしなかった。中部にタイトルを持って帰れるように、今日は勝ち残りを目指して頑張りたいと思います。」

 

東1局、親の西川が切った中に手が伸びている。
ポンの発声は立田からだった。

 

 

 

この手牌からの鳴きの是非は別にして、初めての放送対局の第一打にポンの声を出せたことは素晴らしい。
ちゃんと心構えを作ってきたのだと思う。
立田は普段から仕掛けが多いので、舞い上がって声が出てしまったわけではないだろう。

鳴きの是非について触れておくと、教科書的には鳴くべきでは無い手牌とされている。
そのため、『こんな鳴きをして、この選手大丈夫?』と思われた方もいるかもしれない。
僕の意見にはなるが、メンゼンでもアガリは厳しいし、鳴いても守備力を確保しながら進められるので、戦略込みで鳴くのもあり、と考えている。

こういった遠い仕掛けは、別の局で効果を発揮する。

 

 

 

白、ホンイツ、一気通貫の7,700を西川からアガる。
この局の立田の進行は、第一打が七万、すぐに白をポンして打九索、手出しで中二万ツモ切り、一筒をチーして打三筒だった。
腰の重い打ち手であれば、高打点の仕掛けだろうと、特にピンズのホンイツはケアされるところだが、仕掛けが多いと対応が甘くなるのである。
そういうメリットを踏まえて仕掛けていることも覚えておいてほしい。
このアガリが大きく、1回戦は立田がトップになった。

好スタートを切った立田だったが、2回戦、この1局でムードがガラリと変わってしまった。
東3局、ドラが暗刻の大鹿糠が先制リーチ。

 

 

親の立田はここから三万をチーして、現物の打七万とした。

 

 

西川がリーチ後すぐに通した一万を見落としてしまったのかもしれないが、大鹿糠のリーチがリャンカンからドラ表示牌の四万に受けることはほぼ無いので、四万を切る一手と解説の藤崎。
そして、立田にとっては最悪の結果となる。

 

 

八万でのアガリを逃した後に、大鹿糠のツモアガリ。
リーチ、ツモ、ハイテイ、ドラ3の3,000・6,000。
立田は痛恨の親被りであり、大鹿糠は仕掛けがなければ回ってこなかったハイテイでのアガリとなったため、点数以上に大きなものがあっただろう。
以降、大鹿糠は調子良くスコアを伸ばし、逆に立田は三番手で最終4回戦を迎える。

 

 

最終戦、やっと中島に出番がやってくる。
セオリー通りに親には勝負しない大鹿糠、お互いを牽制し合う西川と立田という状況もあったか、東2局の親番を2局連続流局でつなぐとそこから大連荘が始まった。

 

 

2,600は2,800オール。

 

 

発、トイトイの7,700は8,600を立田から。

 

 

2,600は3,000オール。

 

 

西川から12,000は13,500。
大鹿糠をも抜いて、トータルトップ目に立つ。
親番1回で勝ち上がりを決めてしまうとは力強い。

そして、この中島の大まくりは、大鹿糠にとっては大誤算だった。
3人で競ってもらう算段なところ、A1リーガーの西川と最後の1席を争うことになったのだから。
東4局、西川2,600オール。
このアガリで大鹿糠と西川の差が約13ポイント。

 

 

この後、東場の親はすぐに落とせたが、南場の親は落とせなかった。

 

 

 

500オールで繋がれた後、次局に18,000のアガリ。
西川の底力が大鹿糠を上回った。

 

 

大鹿糠「3回戦まで良く打てていたけど、その中ても要所要所で反省すべき点がいくつかあって、そこをきっちり打てていれば、最終戦あそこまでアガられても何とかなったと思う。」
大鹿糠「(応援してくれた方へ)皆さんすみません。逆転されてしまい、勝ち上がることができませんでした。またチャンスがくると思って全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。」
振り絞ってコメントしていた姿に、僕は泣きそうになりました。

 

 

(文:福光聖雄)

第17期女流桜花Aリーグ第2節A卓レポート

第2節A卓に出場した選手は

 

 

仲田加南・伊達朱里紗・桜川姫子・菅原千瑛の4名。

 

 

開局から6,400をアガった菅原は

 

 

次局12,000と立て続けにチャンス手をものにし、出だし良く1回戦トップを取ると

 

 

2回戦では追いかける立場になったオーラス、ホンイツの仕掛けを入れ

 

 

跳満だとどこから出てもトップになることもあり、2枚切れの中単騎を選択。

 

 

この選択が伊達の読みを狂わせ、菅原は第1節に続き、2節連続で小三元をアガって2回戦もトップを奪います。

3回戦は、前節終わった後のインタビューで3倍返しを予告していた仲田が

 

 

菅原からリーチ・七対子・ドラ2を出アガると

 

 

返す刀でリーチ・ドラ2の7,700。
さらに流局テンパイを挟んで2,000オールと、今まで貯めていた鬱憤を一気に晴らすアガリを決め、2連勝していた菅原を東2局の段階で抜き去りました。

序盤のプラスを全て吐き出す寸前まできた菅原は、4回戦のオーラス親番。

 

 

伊達のリーチに四索を押してカン七索待ちの軽めの黒魔術を発動。

 

 

最初は菅原を警戒していた桜川でしたが

 

 

ラス目の親ならノーテンで押すこともあるかなと、魔が差したかのように七索に手がかかってしまい

 

 

菅原は失いかけたプラスを回復することに成功。

 

 

仲田は3倍返しには届きませんでしたが、卓内トップでトータルプラスに。
展開が向かないなりに粘っていた伊達は、最後桜川のリーチに飛び込み1人沈みのラスを引き、順位を4位から9位に落として第2節を終えました。

<第2節A卓最終結果>
仲田+27.9P 菅原+24.7P 桜川▲26.1P 伊達▲26.5P

(文:越野智紀)

巣鴨本部道場 2022年4月度プロアマオープン大会成績表 4月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 なしお 26 259.7
2 中村健二 17 254.1
3 加藤はるみ 68 237.4
4 高橋大輔 17 222.7
5 森 雅彦 22 207.7
6 凄悦 39 192.9
7 厚地 20 187.7
8 藤原隆弘 47 187.4
9 じゅんじゅん 34 187.3
10 松村祐輔 29 185.1
11 藤次祐紀 60 184.2
12 岡本浩一 34 182.5
13 くまっち 24 177.9
14 岩渕信明 26 177.4
15 タケタケ 54 164.5
16 加藤鳩 17 150.9
17 hase 21 144.8
18 太田久雄 24 135.3
19 市川幹人 45 135
20 有田将之 28 132.1
21 mei 46 127.4
22 稲熊勝明 41 108.5
23 中村 71 105.9
24 後藤竜司 19 104.5
25 ホズミ 19 101.4
26 一色陽子 24 97.4
27 もぐ 19 86.6
28 岡ちゃん 48 84.6
29 山田樹 26 72.6
30 井出博幸 45 70.7
31 こしの 21 57.4
32 かずや☆雀アカ 46 50.5
33 佐藤正道 18 50.3
34 モーニン 26 48
35 ラッキースリー 19 46.7
36 大友政裕 20 46.1
37 mii 29 42.1
38 グリーンマン 30 39.7
39 とうぎー 23 35.5
40 山部正人 17 34.8
41 西角健二 45 33.8
42 なーちゃん 38 27.2
43 葭葉 16 19.2

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 市川幹人 23 171.9
2 丹野賢一 8 137.6
3 藤原隆弘 14 134.5
4 木梨祐輔 12 132.5
5 グリーンマン 13 130.7
6 宗広岳陽 8 93.3
7 mei 24 93.3
8 有田将之 10 91.6
9 平野光穂 24 80.2
10 中村 19 73.7
11 葛西玲依奈 8 72.2
12 井出博幸 19 65.6
13 加藤恵美子 8 65.1
14 ラッキースリー 9 58
15 岡ちゃん 20 53
16 加藤はるみ 24 51.8
17 くまっち 15 39.4
18 ルギア 19 37.4
19 マシュー 16 36.9
20 かずや☆雀アカ 19 33.4
21 藤次祐紀 27 30.7
22 シマカタ 14 28.9
23 太田久雄 9 19.2
24 内藤良紀 12 14.9
25 BBQ 8 8.5
26 門垣寛 8 0.2

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 1~3 4WRC 4公式 5WRC 5公式 6WRC 6公式 合計
1 くまっち 827.5 118 28.5 0 0 0 0 974
2 加藤はるみ 603 250 28.75 0 0 0 0 881.75
3 岡本浩一 713 119 0 0 0 0 0 832
4 井出博幸 645.5 92 29.75 0 0 0 0 767.25
5 藤次祐紀 606.5 120 25.25 0 0 0 0 751.75
6 藤原隆弘 477.75 160 62.5 0 0 0 0 700.25
7 ラッキースリー 587 83 29.25 0 0 0 0 699.25
8 中村 539.75 99 35 0 0 0 0 673.75
9 松村祐輔 533 140 0 0 0 0 0 673
10 かずや☆雀アカ 541 86 27.75 0 0 0 0 654.75
11 市川幹人 399.5 112 100 0 0 0 0 611.5
12 グリーンマン 458 80 47.5 0 0 0 0 585.5
13 なしお 185 400 0 0 0 0 0 585
14 キモト 516 56 0 0 0 0 0 572
15 じゅんじゅん 399.75 150 21.75 0 0 0 0 571.5
16 タケタケ 440 116 0 0 0 0 0 556
17 中村健二 255 300 0 0 0 0 0 555
18 加藤鳩 397.5 115 0 0 0 0 0 512.5
19 厚地 329 170 0 0 0 0 0 499
20 後藤竜司 330.5 98 0 0 0 0 0 428.5
21 稲熊勝明 328 100 0 0 0 0 0 428
22 高橋大輔 226 200 0 0 0 0 0 426
23 有田将之 273.25 111 40 0 0 0 0 424.25
24 シマカタ 385.25 0 25 0 0 0 0 410.25
25 金山二郎 350 57 0 0 0 0 0 407
26 山部正人 312 78 0 0 0 0 0 390
27 mei 243.25 101 42.5 0 0 0 0 386.75
28 なーちゃん 308.25 72 0 0 0 0 0 380.25
29 森 雅彦 190 190 0 0 0 0 0 380
30 西角健二 302 73 0 0 0 0 0 375
31 丹野賢一 298.25 0 75 0 0 0 0 373.25
32 ルギア 339 0 28.25 0 0 0 0 367.25
33 山田樹 272 93 0 0 0 0 0 365
34 加藤恵美子 328.25 0 29.5 0 0 0 0 357.75
35 岡ちゃん 233.75 94 29 0 0 0 0 356.75
36 立岩知朗 356 0 0 0 0 0 0 356
37 岩渕信明 236 117 0 0 0 0 0 353
38 ホズミ 251 97 0 0 0 0 0 348
39 葭葉 237 71 23.75 0 0 0 0 331.75
40 福永雄介 262 65 0 0 0 0 0 327
41 こしの 239 87 0 0 0 0 0 326
42 太田久雄 158.25 113 24.75 0 0 0 0 296
43 もぐ 196 95 0 0 0 0 0 291
44 ハチロー 206 64 20.75 0 0 0 0 290.75
45 譜久島広光 283 0 0 0 0 0 0 283
46 前原由紀子 280.5 0 0 0 0 0 0 280.5
47 KAI 188 68 0 0 0 0 0 256
48 齋藤麻衣子 165 69 0 0 0 0 0 234
49 一色陽子 119 96 0 0 0 0 0 215
50 宇田美有紀 151 59 0 0 0 0 0 210

第39期 A1リーグ 第1節C卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第1節C卓 西川淳が卓内トップ 吉田・杉浦もプラス】

 

 

本日の対局者はこちらの4名。杉浦・吉田・西川は1節目。一井は2節目となる。

 

 

※沢崎誠は病気療養のため休場(残留)。今期A1は12名で行い、決定戦3名、降級2名。

1回戦オーラス。杉浦がホンイツチャンタ小三元の跳満ツモでトップを取る。

 

 

2回戦南3局。吉田がダブ南をポンしてドラ単騎。2,000・3,900をアガって西川に迫り、オーラスへ。

 

 

親番吉田が南がポンでドラ雀頭。高め三色テンパイを入れるが、ここは鳴かせた西川がきっちりアガリ切る。

 

 

2回戦トップを取った西川が3回戦も好調。東場の親番でリーチツモドラ3をアガると

 

 

南場の親でもリーチピンフドラ3。西川が3回戦1人浮きトップ。

 

 

4回戦東3局。親番杉浦がメンホン一索四索七索待ちで6,000オールのツモアガリ。

 

 

東3局1本場は、一井が三色確定のカン四筒リーチ。2,000・3,900は2,100・4,000。

 

 

オーラスは吉田が高めのドラをツモって1,300・2,600。浮き2着になり対局終了。

 

 

 

西川は+26.2P。3回戦の1人浮きが効いて卓内トップ、トータル3位につけた。
吉田は+16.5P。トップが遠い1日だったが、オール2着で5位。
杉浦は+6.0Pで6位。道中辛い放銃もあったが最終戦トップでプラスに出来たのは大きい。
一井は▲48.7P。今回は1人沈みとなってしまったが、次節以降に期待したい。

 

 

第39期鳳凰戦A1第2節A卓2022/4/27(水) 16:00

古川孝次
藤崎智
近藤久春
藤島健二郎

実況 古橋崇志
解説 一井慎也

ご視聴はこちらから!

(文・吾妻さおり)

麻雀日本シリーズ2021決勝レポート

【麻雀日本シリーズ2021決勝優勝は多井隆晴 親の三倍満ツモで大逆転】

 

 

麻雀日本シリーズ2021、プレイオフ10回戦までが終了し、決勝進出者は以下の4名となった。

 

 

白鳥翔(連盟)
矢島亨(協会)
木村和幸(麻将連合)
多井隆晴(RMU)

実況 日吉辰哉
解説 前田直哉

決勝は予選ポイントをリセットし、WRCルールで4回戦を行い優勝者を決める。

 

 

1回戦。トップ目に立った多井が四筒二索待ち。木村からドラが出て50,000点越えとなる。

 

 

南1局の親番で多井はリーチタンヤオピンフイーペーコードラドラ、四万七万リーチ。親跳満確定の勝負手だったが

 

 

木村が純チャン三色確定のカン二万で追っかけリーチ。多井が一発で掴み、木村が倍満直撃に成功する。

オーラス。ラス目の白鳥が3メンチャンでリーチ。高めの三筒ツモ、裏ドラ1枚。跳満をツモった白鳥が大逆転トップを取る。

 

 

2回戦南1局。白鳥がタンヤオドラ3、カン四索待ち。親番でリーチしていた木村から満貫のアガリで2連勝。

 

 

2回戦オーラス。矢島が七対子発単騎リーチ。一発ツモで満貫となり、浮きの2着を取った。

 

 

3回戦も白鳥が先制。ホンイツテンパイの矢島から八万が出て12,000でリードするが

 

 

オーラス、親番の多井が4,000オールをツモって逆転。白鳥の3連勝を阻止した。

 

 

 

最終戦。木村はツモリ四暗刻をテンパイしてドラの発を切るが、矢島に12,000放銃となってしまう。

 

 

東4局。木村が西中南とポンしてホンイツトイトイ。
今度は矢島が飛び込んでしまい、木村12,000のアガリ。
木村、矢島も打点を作ってアガるが、なかなか白鳥の点棒を削れない。

 

 

そして一番の勝負局となった南1局3本場。
親番多井は高め456三色の四万七万リーチ。
白鳥は発をポンして、同じく四万七万待ち。
矢島はドラ暗刻の二筒五筒待ち。

 

 

多井が七筒を暗カン。リンシャンツモが四万。裏ドラが4枚乗り、三倍満ツモ。12,300オールで一気にトータル首位に立つ。

 

 

手を緩めない多井は5本場でも五万八万リーチを打つが、この局は木村のロン牌発を掴み13,500(+1,000)の放銃。

 

 

南2局。白鳥は東八万シャンポンリーチ。
木村から出た東を見逃し、2人テンパイ。白鳥は何とか多井との差を縮めようとするが、13.5ポイント差でオーラスへ。

 

 

多井がカン八索をチーして一通を確定させ、300・500のツモアガリで決着。
優勝は多井隆晴に決定。

 

 

 

麻雀日本シリーズ2021

優勝 多井隆晴
2位 白鳥翔
3位 木村和幸
4位 矢島亨

 

多井は2016年以来、3度目の日本シリーズ制覇となった。

 

 

(文・吾妻さおり)

第12期グランプリMAX決勝最終日レポート

【第12期麻雀グランプリMAX 決勝最終日 優勝は二階堂瑠美に決定】

今期の麻雀グランプリMAX決勝進出者はこちらの4名。

渡辺史哉
第46期王位

二階堂瑠美
第19期プロクイーン

黒沢咲
第38期鳳凰位決定戦 4位

紺野真太郎
第1期鸞和戦 3位

 

 

公式ルールで半荘4回戦を2日間、計8回戦で優勝者を決める。初日成績は以下の通り。

 

 

東2局3本場。瑠美が高めの四筒ツモで跳満のアガリでトップ。

 

 


現在進行中の半荘の順位点を含むポイントを黄文字で表示。
白文字は前半荘までのポイント。名前の下はこの半荘の持ち点(30.0は30,000点)。

オーラスは紺野が渡辺から3,900の直撃。浮きの2着となって5回戦が終了。

 

 

6回戦東3局。親番渡辺は三索六索のシャンポンテンパイを入れていた。そこに引いた八索をツモ切ると、紺野がロン。純チャン三色ドラ、7,700のアガリ。

 

 

南2局には親番瑠美が345三色の五筒ツモで3,900オール。
南3局にはリーチツモドラ3で2,000・4,000のアガリ。
6回戦は紺野がトップ。浮きの2着に瑠美。黒沢、渡辺の並びで終了。

 

 

7回戦は黒沢が発白ホンイツで7,700。
さらにタンヤオツモドラ3をツモった黒沢がトップ。

 

 

オーラスは紺野が2,600(+1,000)のアガリ。紺野が30,000点ぴったりの浮き2着となり、7回戦が終了。

 

 

 

最終8回戦。トータル2番手の紺野がトップ目となり、瑠美のすぐ近くまで迫るが

 

 

勝負が決したのは南3局。瑠美がカン八万リーチ。
紺野がカン七万待ち。
親番渡辺が三万六万待ち。
3者マンズ待ちの勝負となり

 

 

アガったのは瑠美。1,300・2,600は1,500・2,800(+1,000)のアガリで優勝を決めた。

 

 

第12期麻雀グランプリMAX

優勝 二階堂瑠美
2位 紺野真太郎
3位 渡辺史哉
4位 黒沢咲

 

 

麻雀グランプリMAX、プロクイーンの2冠を達成した。

 

 

 

(文・吾妻さおり)

第30期麻雀マスターズ準決勝レポート

決勝進出者が決定!第30期麻雀マスターズ準決勝レポート

4月29日(金)、第30期麻雀マスターズ準決勝が放送された。
ここまで駒を進めた選手、そして実況解説陣は以下の通り。

A卓:都築友和、白鳥翔、藤島健二郎、伊藤優孝
実況:古川彩乃
解説:山田浩之

B卓:奈良圭純、長村大、福田大志、浅井裕介
実況:松田彩花
解説:齋藤豪

 

★A卓

 

 

白鳥、藤島、伊藤と実績十分な3選手に囲まれた都築。「トップとラスが多い」と語る自身の雀風を象徴するような攻めっぷりを見せる。
1回戦東3局、リーチタンヤオドラドラの12,000を藤島からアガると…

 

 

さらにリードを広げるべく南3局、藤島の先制リーチにペン七万待ちで追いかけ!

 

 

一万”>–<img decoding=待ちの藤島にめくり勝ち、2,000オールで大きなトップを手にした。
手痛い4着となった藤島だが、2回戦では東2局、3人テンパイを制して裏1枚の4,000オール。

 

 

東4局、白鳥が都築のテンパイ打牌を捉えて8,000。

 

 

綺麗に1回戦とは真逆の着順となり、トータルポイントは2半荘終了時点で全員が10P以内という超接戦に。

 

 

麻雀マスターズで採用されているWRCルールは、トップ者へのボーナスや浮き沈みによる得点は無し。順位点は10Pで固定されているため、最終戦は2着までの選手が勝ち上がりというシンプルな条件に。
決定打が出たのは南3局。藤島・伊藤・都築が競りの状況で4着目に沈んでいた白鳥が起死回生の4,000オール!

 

 

さらにオーラス親番の伊藤が7,700のアガリを決め、勝ち上がりを決定づけた。

 

 

 

勝ち上がり=伊藤・白鳥

 

★B卓

 

 

1回戦東1局、奈良が4巡目に高目三色という強烈なリーチ。

高目の四筒をツモって裏1の3,000・6,000という大きなアガリでスタート。

 

 

奈良はさらに南2局、イーペーコードラドラのヤミテンを長村からアガリ、

 

 

+41.0Pのロケットスタート。

2回戦は初戦4着の浅井が奮闘。東2局、長村のリーチにめくり勝ち2,000・4,000。

 

 

東4局1本場、福田のリーチに追いかけ8,000の直撃。

 

 

このリードを活かしてトップをもぎ取り、奈良以外の3者が競りの状況に。
最終戦、戦況が大きく動いたのは東4局。長村がリーチタンヤオピンフドラもしくはイーペーコーのリーチ。福田・浅井も一歩も引かずテンパイを入れめくり合いに。結果は浅井から長村へ二万の放銃。なんと裏裏で18,000のアガリに。

 

 

これで決まったかと思われたのも束の間、次局福田が七対子ドラドラのリーチ。

 

 

なんとツモって裏ドラ2枚の4,000・8,000!これで一瞬にしてほぼ並びに。
2人の争いになるかと思われたが、南1局に浅井が猛反撃を見せる。0本場、終盤に高目リーチタンヤオピンフのリーチ。

 

 

最終巡目にテンパイを取った長村から5,800。
さらに2本場では同じく長村からリーチ七対子の4,800。

 

 

そして3本場、力の入った渾身のツモアガリ。リーチタンヤオピンフツモドラの4,000オールで、絶望的な状況から一気にトータルトップ目に。

 

 

逆転を許した長村は、オーラス親番を繋ぐべく仕掛けるが、浅井が仕掛けて片アガリの五筒をツモって決着。

 

 

 

勝ち上がり=浅井・奈良

第30期マスターズ決勝は、翌日30日(土)13時。対局者は白鳥翔、伊藤優孝、奈良圭純、浅井裕介。
今年の優勝者が決まる瞬間をお見逃しなく!

(文・浜野太陽)

【麻雀最強戦2022 女流チャンピオン決戦】優勝は菅原千瑛!

5月1日(日)15時より、「麻雀最強戦2022 女流チャンピオン決戦」が行われた。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、菅原千瑛が優勝!

 

 

(麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀)

第17期女流桜花Aリーグ第1節D卓レポート

第17期女流桜花Aリーグ第1節D卓レポート

第3期桜蕾戦優勝の特典で女流桜花Aリーグ入りした廣岡璃奈。
※特典=Bリーグ上位期首順位へ格付け

 

 

今期Aリーグ初挑戦の選手は廣岡を含めて3名。
先に第1節を消化していた鈴木彩夏と桜川姫子が、Aリーグの洗礼を浴び大敗スタートしていたこともあり、廣岡のデビュー戦も不安視されていましたが

 

 

東場の親番で4,000オールをアガって嫌な雰囲気を一掃。

 

 

終盤でも確実に追加点を重ねて1回戦目をトップで終え、まずは一安心のスタートを切ります。

このステージでも通用することを証明すべく、2回戦以降もポイントを伸ばしていきたかった廣岡でしたが

 

 

本日Aリーグの壁として立ちはだかったのが、1期前の桜蕾戦を制して13期以来のAリーグ復帰となった菅原千瑛。
2回戦、親番で大きなアガリを決めていた菅原が

 

 

大量リードからホンイツ小三元の6,000オールで80,000点に近いトップ。
先輩桜蕾の強烈な一撃に1回戦の浮きを全て失った廣岡は、第1節を▲19.3Pで終えましたが、初挑戦の選手にとって最も危険な第1節を乗り越えたことは、次節以降に期待が持てます。

 

 

1、2回戦の新旧桜蕾のトップに挟まれて「今日は私がマイナス100の人なのか?」と震えていた川原舞子でしたが

 

 

昨年女流桜花として過ごした1年での努力と成長は嘘をつかず、3、4回戦で連続トップを取って序盤のマイナスをほぼ返済して▲3.4Pと不幸な未来予想は回避に成功。
序盤のマイナスを終盤に取り返しての微マイナスは気分は悪くなく、実質勝ちと言えるでしょう。

 

 

第1期から始まった女流桜花Aリーグ連続出場記録は今年で17期となった二階堂瑠美。
直近のプロクイーンと麻雀グランプリMAXを優勝し、今期の女流桜花は機が熟した状態で大本命に推されています。

 

 

浮き沈み少なく迎えた本日最終戦のオーラスに小さな浮きを拾いにいかず、仕掛けて2,600点のテンパイをスルーしてメンゼンリーチを敢行。
1節目から瑠美の芯の部分にある熱い麻雀魂を全開に見せつけてきましたが

 

 

この局は1人沈みを避けたい菅原がラスを受けいれる形で試合を締め、+27.9Pで卓内トップを守って終了。
瑠美は▲5.2Pと少し沈みましたが天衣無縫の麻雀に陰りは見えず、次節以降も楽しみです。

 

 

(文:越野智紀)

第39期 A2リーグ 第1節D卓レポート

瀬戸熊がA1返り咲きに向け卓内トップの発進!第39期鳳凰戦A2リーグ第1節D卓レポート

4/26(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第1節D卓が放送された。対局者は客野直、三浦智博、瀬戸熊直樹、猿川真寿。

 

 

1回戦東1局、客野がカン四万でタンヤオ三色ドラの12,000、猿川が二万五万で西ホンイツドラの7,700をテンパイ。ここは五万を掴んだ客野が打ち抜き、

 

 

いきなり明暗が分かれる結果に。この半荘は瀬戸熊がタンヤオツモドラの1.000・2,000、南1局でリーチピンフツモドラドラの2,000・4,000をアガリ、一旦猿川を逆転。

 

 

 

南3局、猿川もリーチピンフツモドラの2,600オールをアガリ返しさらに逆転も…

 

 

オーラス、テンパイ料の差で瀬戸熊がシーソーゲームを制する。
瀬戸熊は続く2回戦でもドラ単騎リーチの9,600を成就。

 

 

南場の親番で安目ながら2,000オールのアガリを決め、連続のトップ。

 

 

A1リーグ復帰に向けて好調な滑り出しとなった。

一方、5期連続A2リーグに残留している客野は、3回戦まで連続の4着と苦戦。しかし4回戦、ついに南場の親で連荘に成功。
大きなアガリはないものの、3局連続の流局によりテンパイ料だけで7,500点を加点し大きなトップ目に。

 

 

 

 

南2局では親の三浦から先制リーチを受けるも、南を暗刻にして追いつき2,000・4,000のアガリ。

 

 

1人浮きのトップを決め、負債を半減することに成功した。

節終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

次回A2リーグの放送は5/3(火)。対局者は瀬戸熊直樹、紺野真太郎、内川幸太郎、井出康平。解説は柴田吉和が務めます。次回も是非お楽しみに!

ご視聴はこちらから!

(文・浜野太陽)

第39期 A2リーグ 第1節C卓レポート

柴田吉和、A2リーグデビュー戦で卓内トップ!A2リーグ第1節C卓レポート

4月19日、第39期鳳凰戦A2リーグ第1節C卓が放送された。対局者は和久津晶、内川幸太郎、柴田吉和、石渡正志。

 

 

仕掛けを多用するメンバーが揃い、対局は4半荘終了時点で4時間少々と放送卓としてはかなりスピーディな展開となった。

A2リーグ初挑戦の柴田は、2回戦まで大きな点棒移動はないものの、仕掛けを多用するスタイルで原点付近を維持。
1回戦東4局では、この形から3枚目の一万をチーの選択。

 

 

Aリーグでは仕掛ける選手が少なそうな手であるが、ここは積極的に発進していく。

 

 

マンズが伸びればホンイツに移行したいところであったが、6巡目に八万をチー。ホンイツは見切ってテンパイを取り、石渡から高目の南で3,900のアガリ。

 

 

柔軟な手作りと状況判断を見せた。

さらに3回戦南3局。柴田が九万ポン、カン七万チー。そしてリャンシャンテンで七万をツモ切り。

 

 

比較的安全な字牌を切りながらドラの白単騎に持ち込もうという構想だ。
そしてこの後引いたのは望外のドラ。さらにそのドラが石渡から放たれポン。
一手遅れの形とはなったがすぐに三万を重ね、石渡から12,000のアガリに。

 

 

あえて牌効率通りに進行しないことで守備力を保ちつつ、手の進行をミスリードさせるという狙いが活きた局となった。柴田はこのアガリにより3回戦トップ。
4回戦も中打点のアガリを活かして浮きをキープし、+27.5Pの卓内トップとなった。

節終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

次回A2リーグの放送は4/26(火)16時〜。
対局者は客野直、三浦智博、瀬戸熊直樹、猿川真寿。
解説は井出康平が務めます。次回も是非お楽しみに。

ご視聴はこちらから!

(文・浜野太陽)

第17期女流桜花Aリーグ第1節C卓レポート

第1節C卓に出場した山脇千文美は

 

 

高いフーロ率でアガリ率を上げてトップを多く取る腹ぺこモンスター。これまで決定戦には一歩届かずでしたが、今年は殻を破って一つ上のステージに登るべくロケットスタートを展開

 

 

この日の4回戦全てで東家スタートの席に座ると、東1局の親番から他家を圧倒していき

 

 

繰り返される惨劇は終わりを見せず

 

 

初戦2着からの3連勝で+101.3Pと大満腹の結果に終わりました。

 

 

3年前に降級した斉藤理絵は

 

 

1回戦で山脇との接戦を制してトップを取ると、2回戦以降に吹き荒れた山脇の猛攻を危なげなく回避。
定評のあった受けの強さを更に増してAリーグ復帰戦は+22.5P。

 

 

昨年決定戦に出場した内田美乃里は

 

 

斉藤と勝負手がぶつかり、1回戦目に4着を引くも

 

 

そこからは要所で凌ぎ、被害を最低限に抑えて初日を▲21.3Pで終了しました。

 

 

この日、全ての不幸を背負わされたのが連続1位昇級でAリーグにきた桜川姫子で

 

 

チャンスで仕掛けるも

 

 

内田・斉藤にキーとなる牌を受け潰されて山脇に放銃というパターンを何度も泣かされ、終わってみたら▲102.5Pと厳しすぎるAリーグの洗礼を受けてしまいました。

 

 

(文:越野智紀)

第39期 A1リーグ 第1節B卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ 第1節B卓 前田直哉が+25.6Pで卓内トップ】

 

 

1回戦は小場で回っていたが、南3局に前田がダブ南ポンの一筒三筒待ち。ハイテイで一筒をツモった前田が跳満のアガリを決めると

 

 

オーラスには勝又から3,900の直撃。1回戦は前田の1人浮きで終了。

 

 

2回戦東2局1本場。勝又が八筒を暗カン。
リンシャンツモが七索で満貫ツモ。

 

 

オーラス2本場。藤崎が一通ドラのヤミテン。H柴田のテンパイ打牌が二筒となり5,200のアガリ。
2回戦はトップに勝又、藤崎は浮きの2着で終了。

 

 

3回戦は接戦でオーラスへ。前田はイーペーコーの四索七索待ち。親番勝又が234三色確定のカン三索待ちテンパイ。

 

 

ここは前田に軍配。1回戦に続き、本日2回目のトップを取る。

4回戦南2局。親番H柴田が高め234三色の四筒ツモで4,000オール。

 

 

南3局には前田が同じく234三色の6,000オール。

 

 

2人の競り合いは前田がツモ切った四筒にH柴田がロン。北加カンのトイトイ、6,400は6,700の直撃。4回戦はH柴田がトップ。

 

 

トップ2回の前田が+25.6Pで暫定3位。
+5.2Pで終えたH柴田は1節目のプラスと合わせて暫定首位をキープ。
勝又は▲0.8Pで10位スタート。
藤崎は▲30.0Pで12位スタートとなった。

 

 

第39期鳳凰戦A1リーグ
第1節C卓は
2022/4/20(水) 16:00

西川淳
吉田直
杉浦勘介
一井慎也

実況 古橋崇志
解説 勝又健志

ご視聴はこちらから!

 

 

(文・吾妻さおり)

第24期北陸プロアマリーグ「帝陸戦」第2節レポート

去る4月10日(日)に富山市にて北陸プロアマリーグ第2節が行われました。
今回から北陸プロアマリーグは「帝陸戦」と名称を改めての初開催となります。

レポートは日本プロ麻雀連盟北陸支部38期生の如月靖之がお届けします。

はじめてのレポートですので、まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。

如月靖之(きさらぎやすゆき)38期生、北海道札幌市出身、石川県在住。
趣味はキャンプで、石川県内各所のキャンプ場でソロキャンプを楽しんでいます。

それではレポートに移りましょう。

今節の帝陸戦はゲストを迎えての開催となりました。
Mリーグで活躍されている「チーム雷電」より
・瀬戸熊直樹プロ
・黒沢咲プロ
・本田朋広プロ
富山県出身で世界リーチ麻雀選手権の初代チャンピオン
・山井弘プロ
以上の4名を含めて、48人の選手が毎回組み合わせを変えて4回戦を行いました。

結果は以下の通りです。
・第2節結果

 

100
100

 

今節は浦田が1回戦+50Pの大トップを取り、合計+79.5Pと躍進。
前節2位の豊田さんが、今節でもプラスポイントを大きく伸ばす結果となりました。
・2節合計の成績

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 豊田 直幹 一般 124.6 74.4 50.2      
2 藤本 鉄也 プロ 98.1 82.2 15.9      
3 吉田 健彦 一般 84.1 45.2 38.9      
4 押川 憲一 一般 74.0 40.4 33.6      
5 岡田 拓也 プロ 63.4 18.7 44.7      
6 窪田 一彦  一般 42.6 25.4 17.2      
7 京田 芳宏 一般 40.8 68.2 ▲ 27.4      
8 山元 一成 一般 40.4 46.0 ▲ 5.6      
9 宮成 さく プロ 29.0 8.0 21.0      
10 文月 愛美 プロ 25.7 ▲ 15.2 40.9      
11 志多木 健 プロ 25.5 41.8 ▲ 16.3      
12 中谷 徹也 一般 22.7 50.8 ▲ 28.1      
13 小林 和樹 プロ 21.2 34.1 ▲ 12.9      
14 新保 翔太 一般 19.5 9.2 10.3      
14 日水 亮輔 一般 19.5 0.0 19.5      
16 相澤 道徳 一般 16.2 ▲ 26.9 43.1      
17 里木 祐介 プロ 12.8 8.0 4.8      
18 堂垂 正裕 プロ 12.4 ▲ 22.2 34.6      
19 森田 有一 一般 8.8 6.8 2.0      
20 表 勝正 一般 8.0 26.0 ▲ 18.0      
21 荒谷 誠 プロ 4.7 4.7 0.0      
22 浦田 豊人 プロ 1.9 ▲ 77.6 79.5      
23 恵比須 均 一般 ▲ 3.0 ▲ 30.4 27.4      
24 戸村 聖一 一般 ▲ 5.2 17.3 ▲ 22.5      
25 南 宏生 一般 ▲ 9.3 ▲ 7.3 ▲ 2.0      
26 松井 直大 プロ ▲ 9.4 ▲ 16.5 7.1      
27 西田 大志 一般 ▲ 10.3 ▲ 24.5 14.2      
28 山田 航輔 一般 ▲ 12.5 15.8 ▲ 28.3      
29 岡田 雅文 一般 ▲ 12.7 ▲ 12.7 0.0      
30 南 和之 プロ ▲ 17.4 ▲ 62.2 44.8      
31 飯田 輝雄 一般 ▲ 19.7 ▲ 0.1 ▲ 19.6      
32 獅坂 祐一 プロ ▲ 20.3 ▲ 50.1 29.8      
33 堀田 徳彦 一般 ▲ 22.0 ▲ 38.9 16.9      
34 林 龍司 一般 ▲ 25.4 ▲ 34.5 9.1      
35 藤田 竜弥 一般 ▲ 30.5 0.0 ▲ 30.5      
36 加治 竜也 一般 ▲ 34.8 33.0 ▲ 67.8      
37 瀧根 克登志 一般 ▲ 42.4 8.4 ▲ 50.8      
38 如月 靖之 プロ ▲ 46.5 ▲ 13.3 ▲ 33.2      
39 梅本 翔 プロ ▲ 57.8 ▲ 28.8 ▲ 29.0      
40 成田 理良 プロ ▲ 76.6 ▲ 10.9 ▲ 65.7      
41 宮川 悟 一般 ▲ 84.8 ▲ 18.0 ▲ 66.8      
42 栄田 勇作 一般 ▲ 91.7 ▲ 57.0 ▲ 34.7      
43 今村 伸平 一般 ▲ 127.8 ▲ 54.5 ▲ 73.3      
44 藤岡 誠 一般 ▲ 132.5 ▲ 64.8 ▲ 67.7  

   

第2節までのトータルポイントでは、両節ともに大きくポイントを伸ばした豊田さんが+124.6Pと2位以下を大きく突き放したトップ。
前節1位の藤本が次点。3位、4位と吉田さん、押川さんと一般の方が続きます。

今期の帝陸戦では特例として4節終了時点で上位8人がプレーオフに進出します。
これまで上位8人中プロは2人、一般6人と、一般の方々の勝負強さが見えます。
その点は今回ゲストとして出場した瀬戸熊プロも終了後の挨拶で、
「北陸の皆さん強くて、特に終盤のせめぎあいの時に結構やられた。」と取り上げて頂きました。

残り2節で上位8位に残ることができるように、来節以降も皆さん頑張ってください!

最後に、黒沢プロ、本田プロが印象に残った一手を紹介します。
・黒沢プロ

五索五索六索六索八索八索九索九索東東白白中

3回戦、上記の手で8巡目に「渚のリーチ!」
リーチ時点で中は1枚切れ、捨て牌も七対子、ホンイツに見えにくかったようで、自信があったそうですが、結果は不発となりました。

・本田プロ

二万三万四万五万五万六万七万三索三索四索二筒三筒四筒五筒  ドラ三筒

3回戦南3局の親番
ドラの三筒受けを考えると四索切りもありましたが、一筒が3枚切れていたので三索切りを選択。
その後、五索引きの二万五万八万待ちリーチをかけ、八万出あがりから連荘できたので印象に残ったそうです。

北陸プロアマリーグ「帝陸戦」第2節の結果報告は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次節も皆さん頑張ってください。

ロン2カップ2022Springレポート

【ロン2カップ2022spring 優勝は前田直哉】

日本プロ麻雀連盟公式オンラインサイト『ロン2』。
年に4回行われるロン2カップは、ロン2の予選で権利を得たユーザーさんが、スタジオでトッププロ雀士と真剣勝負が出来る夢のようなイベントです。

 

 

【ロン2四人麻雀リーチバトルルール】
①一発裏ドラあり
赤五万赤五筒赤五索が各1枚
③トビなし
④オーラスのアガリ止めあり

【大会システム】
①予選ABC卓に分けて1回戦を行う
②トップを取ると決勝へジャンプアップ
③2着を取ると準決勝へ
④3着を取った3名から条件を満たした1名だけ準決勝へ
⑤準決勝1回戦を行い、トップが決勝へ
⑥決勝でトップを取ると優勝

 

【予選A卓】

 

 

川原が親番でドラ暗刻のリーチ。18,000のアガリでリードしトップを走ります。

 

 

南2局2本場。ぱぴるすさんが菅原の親リーチを受けながらドラ雀頭のカン六万ツモで満貫のアガリ。

 

 

予選A卓は川原、ぱぴるすさん、菅原、石田の並びで終了しました。

 

【予選B卓】

 

 

B卓は前田、勝又がリード。南2局4本場。白鳥が跳満のアガリで2人に迫ります。

 

 

Shimaさんはオーラスの親番でカン六筒テンパイ取らず。一索四索七索のフリテンリーチ。一発ツモで跳満を決めますが、1本場は勝又の1人テンパイで流局してしまいます。

 

 

予選B卓は前田、勝又、白鳥、Shimaさんの並びで終了しました。

 

【予選C卓】

 

 

異空間殺法さんは、チャンタ三色イーペーコーのカン八索待ち。リーチをかけた佐々木から満貫のアガリを取ります。

 

 

接戦から抜け出したのは森山。123三色確定のカン二索リーチ。一発ツモで1位通過を決めました。

 

 

予選C卓は森山、異空間殺法さん、佐々木、藤崎の並びで終了しました。

【3着の中から1人だけ準決勝へ】

お題の書かれたカードを裏返します。解説席に居て内容が見えない齋藤に1枚選んでもらいました。

 

 

選ばれたのはロン2の「ン」のカード。
「南場、最初の親番でサイコロの出目が一番大きかった」佐々木が準決勝進出となりました。

※ちなみにどのカードが選ばれても佐々木だったそうです。

 

【準決勝】

 

 

準決勝はトップを取った選手のみ、決勝進出となります。

異空間殺法さんが四筒七筒リーチ。
親番ぱぴるすさんが五万八万で追っかけリーチ。
高打点ユーザー対決をぱぴるすさんが制します。

 

 

南2局。勝又が八万単騎リーチ。
佐々木が五万八万リーチ。
親番ぱぴるすさんもテンパイしていて八万を勝負。
ダブロンはなく勝又のアガリ優先。裏ドラも2枚乗り倍満となりました。

 

 

異空間殺法さんが親番で連荘し、勝又まであと1アガリに迫ります。
南3局4本場では南三筒待ちリーチ。勝又がしばし手を止め、結論は追っかけリーチ。700・1,300は1,100・1,700(+2,000)のツモアガリ。

 

 

準決勝は勝又がトップを取り、決勝進出を決めました。

 

【決勝】

 

 

前田が先制リーチ。川原が高め567の四索七索待ち。親番森山が四筒単騎。2人に押し返されるも、前田が満貫ツモを決めます。

 

 

東3局には森山がメンホン発ドラドラ。イーペーコーやドラ白引きなど、更なる変化も楽しみな手でしたが、ここは勝又がピンフドラでかわします。

 

 

東4局。勝又が三筒六筒リーチ。一発ツモで跳満となり、トップ目に立ちます。

 

 

オーラス勝又はアガリ優勝。
前田は1,600オール以上だとアガリ止め優勝、それ以下のアガリは連荘。
川原は跳満ツモ。
森山は三倍満以上必要です。

 

 

親番前田が四索七索リーチ。一発ツモで満貫となり、優勝を決めました。

 

 

ロン2カップ2022spring 最終結果

優勝 前田直哉
2位 勝又健志
3位 川原舞子
4位 森山茂和

 

 

(文:吾妻さおり)