戦術の系譜39 菊田 政俊

「対応と進化」

今月で3回目となります『戦術の系譜』を担当させていただいております、東北本部所属・菊田政俊です。

まずは簡単に自己紹介をさせてください。
・東北本部所属・32期生(2016~)
・東北プロリーグ参戦、現東北天翔位
・鳳凰戦B2所属
・41歳
・血液型不明
・生まれも育ちも宮城県
・仙台市在住
・麻雀店勤務20余年
仙台市を中心に、私設リーグやイベント運営等をおこない、競技麻雀の普及活動をしています。
ほぼ毎日牌に触れ、多い時期は年間5,000半荘ほどリアル麻雀を打ってきました。

1回目、2回目と、私が麻雀プロになる前の経験からお話しさせていただきました。3回目となる今回は、日本プロ麻雀連盟に入り、一発裏ドラのない連盟公式ルールに触れ、どう感じ、どう麻雀を変化、進化させてきたのかをお話ししたいと思います。

まず公式ルールを打つうえで、セオリーと言われている事があります。
・ピンフのみはヤミテン
・リーチのみはかけない方が良い
・速度よりも打点
・ドラを大事に
・東の扱い方
・親番維持
・3万点を超えるのが偉い
・2翻役をつくる
・テンパイ料大事

他にもあると思いますが、パッと思いついたのがこちら。

【ピンフのみはヤミテン】

これを最初に教えていただいた際の感想。

「本当に??一発裏ドラなくても、両面でリーチかけてツモった方がお得でしょう!!裏ドラ無い分ちょっとでも高くしようよ!」

そう思い、メンピンリーチを使いまくってみました。
出れば1,000点が2,000点、ツモアガると400・700が700・1,300、少しかもしれないが打点は間違いなく増えている。しかしこれが理由でメンピンのみはヤミテンと言われているのでは?と思うことが。
相手3人の動向です。それまで一発裏ドラアリの麻雀しか打ったことのなかった自分が経験してこなかった事態に、自分のリーチに真っ向勝負してくる相手の手牌が必ずと言っていいほど高打点なのです。自分はMAX2,000点、相手は5,200以上。毎度毎度こんな勝負をさせられる。なるほどなと。高い手を作ることが簡単ではないルール、ドラを複数枚持っていたり、手役があり、高打点の手牌の時は真っ直ぐ勝負される。逆に安い手牌ではなかなか勝負してこない。これではメンピンリーチは分が悪い。
同じ理由で、リーチのみも分の悪い勝負が多くなる。

 

【速度よりも打点】

ドラを大事にしなさい。手役を作りなさい。速さよりも高さだよ。
これに対しても天邪鬼な私は、
「いやいやいや、たとえ安くても先に全部アガってしまえば勝ちでしょう!」と。

◆1◆東1局 西家 ドラ九筒

一万一万一万四万五万五索七索九索二筒三筒四筒九筒南南

以前、打九筒
役ナシの手牌も形優先で、ドラを切り飛ばす。
現在、打五索or九索
どうせリーチのみはかけないので、ドラにくっつくのを待ちます。

◆2◆東1局 西家 ドラ九筒

一万三万四万四万五万六万七万八万九万二索二索四筒五筒六筒

以前、打一万
アガリやすさ優先で、両面受けに。
現在、打四万
一通確定でリーチ。ツモって2,000・3,900だ。

◆3◆東1局 西家 ドラ四索

一万二万七万九万一索一索八索九索一筒一筒四筒五筒六筒九筒

以前、打九筒
テンパイ効率で、孤立牌切ります。
現在、打四筒五筒六筒
ジュンチャン三色を狙って、1メンツ落とし。

 

【浮き沈みの順位点】

着順よりも、30,000点を基準に浮く事が大事。
そしてトップよりも素点が大事。
赤アリ、順位点30-10-▲10-▲30(トップには順位点の他に20)
このルールに馴染んでいた私は、着順を最重要視していました。トップを確定させる為には、他への振り込みも辞さない。トップ目に立ったら無理に親で連荘しなくてもいいと。

しかし公式ルールの順位点は最大でも1着で12P。
マイナスしない事が大切、ベクトルをプラスにし、積み重ねる。
ただトップを取ればいいのではなく、大きな大きなトップが必要。高打点はそう簡単には作れない、ポイントを稼ぐには親番維持が重要。と頑張るポイントが違う。

これまでリーチ至上主義、速度重視だった私は、速さ優先のテンパイ効率重視の選択をしていましたが、実体験を含め、後ろ見、配信対局や解説などをお手本とし、公式ルールのセオリーと言われる基礎が、血となり肉となりました。

ところがです。鳳凰戦A1リーグの対局を観戦していると、要所要所でセオリーに反する選択が多々見られる事に気付きました。
きっとこれは応用編。13人前後の決まった相手と年間を通して戦う。全員が百戦錬磨の猛者。お互いの癖や打ち筋を研究しての勝負。強靭な足腰があってこそ自由自在に動き回れる。基礎がちゃんとしてるからこそ、セオリー一辺倒ではない崩す選択が生まれるのだと思います。

こうして連盟公式ルールと出会い、基礎を身につけ、応用に触れた事により、Mリーグルールの麻雀でも、速度優先のテンパイ即リーチ戦法だけではなく、手役をはじめとする打点の意識を持つようになり、成績の向上につながりました。
また、何切る問題のように難しい選択をせまられた際、
公式ルールならこれ
Mリーグルールならこれ
WRCルールならこれ
と、ひとつの問題でたくさん考えを巡らせるようにしています。

今は一発裏ドラの有り無しだけじゃなく、赤あり、オカあり、4人麻雀に3人麻雀と、多種多様なルールがあります。その全てで選択が変わり、様々な麻雀に触れる事により、必ず自身の雀力向上につながります。
たくさん麻雀を打ち、先人の知恵を知り、自身を、相手を研究する。
難しい戦術のお話はできませんでしたが、このコラムが基礎を見直すきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

第5期若獅子戦ベスト16Bレポート

【第5期若獅子戦 ベスト16B卓からは朝野・塚越が勝ち上がり】

本日の対局者は
小川裕也
塚越達也
渡辺史哉
朝野叶

 

 

【1回戦】

東3局。小川がドラ暗刻の五万八万待ちリーチ。満貫のアガリでリードする。

 

 

3人浮きの接戦となった南2局1本場。
朝野がピンフリーチを打ち、ドラの二筒をロンして裏ドラも二筒

 

 

このアガリが決め手となって朝野がトップを取る。

 

【2回戦】

1回戦にラスを引いてしまった渡辺が一発ツモで満貫のアガリ。

 

 

東4局には初戦3着の塚越がドラをツモって跳満のアガリ。

 

 

オーラス。塚越がドラを暗刻の先制リーチを打ってトップをもぎ取りに行くが

 

 

朝野に1,300は2,200(+3,000)の放銃となり2着落ち。

 

【3回戦】

塚越・小川ともに一万四万待ちリーチ。

親番の塚越が引き勝ち裏ドラを1枚乗せて満貫のアガリで優位に立つ。

 

 

しかし東2局3本場にテンパイ打牌でドラの中を切ると朝野からロンの声。

 

 

塚越の勢いを止めた朝野は東3局1本場にタンヤオピンフ三色高めイーペーコーをヤミテンでアガると、一気に60,000点オーバーまで突き抜けて安泰に。

 

 

一時期3番手まで後退してしまった塚越だが、ドラ暗刻のリーチをツモって挽回。

 

【最終4回戦】

塚越と小川の競り合いとなった最終戦。
小川が満貫のアガリでこの半荘のトップ目に立つと

 

 

南3局に白ドラ3のアガリで僅かに塚越を捲ってオーラスへ。

 

 

塚越は0.9P差なのでアガれば通過。
塚越テンパイ小川ノーテンでも逆転。

渡辺はツモダブル役満
朝野 塚越からダブル役満
小川からトリプル役満

 

 

0本場は2人テンパイで流局。
次局は小川(親)が先にリーチを打つが、塚越もテンパイを入れてツモアガリで決着。

第5期若獅子戦ベスト16B卓は
朝野叶・塚越達也の2名が勝ち上がりとなった。

 

 

(文・吾妻さおり)

第5期若獅子戦ベスト16A卓レポート

【第5期若獅子戦~ベスト16A卓~高橋大輔、貝原香の勝ち上がり】

この若獅子戦と桜蕾戦が新設されたとき、内外ともに大きく盛り上がったのを覚えている。
半年に1回の開催ではあるが、あっという間に5期目を迎えた。
これに懸ける若手の熱量や、才能の片鱗を見ることができ、非常に面白く、注目度も高い。
今年も新スターが誕生するのだろうか?

 

 

昨年12月に入会、この若獅子戦が初の公式戦にも関わらず、首位で予選を通過した櫻井一樹。
29歳、今回が最初で最後の挑戦とのことだが、1回戦から非凡な才能を見せる。

 

 

 

 

高橋が白を暗カンして先制リーチした局面、自身の都合では道中に持ってきた孤立の二万を切って放銃になっておかしくなかったが、
二万五万三万六万九万のマンズ待ちが本線だったので、ピンズを全部切って回ることも視野に入れていた。」と切らずに粘り、なんとハイテイでのツモアガリ。
解説の三浦からは「テンパイでの六万切りは、六万が現物で巡目も深いので、シャンポンに受ける人もいるが、(2枚目の局面で)ここで二万を切らなかったことが素晴らしい」と大絶賛だった。

 

「普段はオリるのに、熱くなってたんでしょうね。」

櫻井が、終局後に後悔していたのはこの場面。

 

 

この半荘の櫻井と貝原の順位の上下は大きく、櫻井は是が非でも上の着順で終わりたい。
当然、貝原からは逆転できるリーチと読め、櫻井はアガリを阻止したかったが、痛恨の放銃となってしまった。

 

 

とても共感できたので、掲載したい。
この前局、ツモるとトップまでいく跳満のテンパイをかわされていたね。
(自分も15年近く経つけど、やっちゃうんだよなぁ・・・)

 

早川健太は、第3期以来の2回目の優勝を目指して、この場にやってきた。

 

 

しかし、今日は不遇の1日。
僅差の3回戦オーラス、負けている早川はアガってトップで終わりたい局面だったが、高橋のヤミテンの12,000に放銃。
高橋との運量の差が圧倒的だった。
代わりに、「ズルいよ、勘弁してよ」と僕が心の中で代弁しておきました。

 

 

100ポイント差になってしまった最終戦、それでも、あわや逆転か、と思わせるまで猛追するところに、意地と強さを垣間見た。

 

 

高橋から出アガリで18,000。

しかし、一発ツモの五索を食い取られていて、鳴きがなければ8,000オールだった。
本場も入れると、貝原との差が、33.6ポイント分詰まるところ、9.2ポイントしか詰まらず、貝原にとっては命拾いした思いだろう。

貝原香は、早川と同期。
「早川とは同じ特待生オーディションで合格したが、先に早川が若獅子を獲ったので、今度は自分が獲りたい。」と語った。

 

 

 

「リードした立場での麻雀がひどかった。」と反省していたが、積極的に局を潰そうとしていた試みが全然アガリにつながらず、3、4回戦は苦しかった。
三浦もフォローしていたが、貝原自身が感じるほどひどい内容ではなかった。
(苦しいとそう感じてしまうものですね。)

 

 

最後は必死の3フーロで決着させ、ホッとしたところだろう。

推薦枠で選ばれた高橋大輔。
審査員を担当していた白鳥から、「判断が早いのがとてもよい」との評価だったが、その判断の早さが結果にも現れた。

 

 

 

1回戦、早川の先制リーチにドラの南が暗刻になり、押し返した局面。
早川の現物の六万でアガリになったのだが、このアガリに高橋の良さが生きたと感じた人もいたと思う。
誇張した例で書くと、オリているときはとても慎重に悩んで切っている人が、全然悩まずに無筋を切ってきたら、あなたはどう感じるだろうか。(普段と違うぞ。高いテンパイをしているかもしれない)と察知するだろう。
高橋は二索は安牌でトイツ落とし、六索は中筋(ツモ切り)、一万は無筋でテンパイ打牌なのだが、どれも素早く同じテンポで切った。
無筋ではあるものの、端の一万ではあるし、普段から高橋の押しは多いので、高い手が入っているとは読み取りづらい。
櫻井は自身のテンパイを目指して粘った六万だったので、気配が出ていたら、間違いなく打たれない牌だった。

 

 

もう1つはこちら。
二万切りリーチがノータイムだった点が素晴らしかった。
三浦からも「少しでも迷ったら、二万付近の待ち取りで悩んだのかも?と読まれて、一万が止まったかもしれませんね。」とお褒めの解説をされていた。
待ち取り、リーチ判断も含めて、悩ましい手牌だと思う。
なお、放銃した親の早川は、二万が暗刻で一万はノーチャンス。不憫でならない。

 

 

「普段の2倍は疲れました。」と終局後のコメント。
楽勝ムードの最終戦をヒヤヒヤにしてしまって、高橋は反省を持ち帰っただろうが、勝ちという結果だけでなく、課題も受け取れて、1粒(試合)で2度美味しいと思っておこう。
(これは藤崎の受け売りですが)

 

 

最後に、サムネイルにしたこの七筒切り、これは推薦の期待に応えた一打だったね。

 

 

(文:福光聖雄)

第5期若獅子戦二次予選レポート

【第5期若獅子戦二次予選レポート】

 

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今期の若獅子戦はWRCルールによるトライアル形式(全10回戦)

一次予選
①4回戦 (50分+1局)を行い
プラス者+マイナス者0〜3名が通過
②1回戦 (50分+1局)を行い、上位48名がポイント持ち越しで二次予選へ

二次予選
③4回戦(50分+1局)を行い、上位24名が通過
④1回戦(60分+1局)を行い、上位12名+推薦4名がベスト16トーナメント進出

※推薦4名は過去に推薦を受けていない者から選出

 

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【審査員】

藤崎智
勝又健志
山田浩之
白鳥翔
白銀紗希

 

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4回戦終了時上位24名が5回戦進出

 

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5回戦を終えて上位12名がベスト16進出となった。

 

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【勝ち上がり者】

若獅子戦
前列右から1〜6位
後列右から7〜12位

 

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【推薦】

審査の結果、推薦は下記4名に決定。

近藤廉
上田稜
朝野叶
高橋大輔

【第5期若獅子戦 ベスト16組み合わせ】

 

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(文・吾妻さおり)

第5期桜蕾戦ベスト16D卓レポート

3/14(火)、第5期桜蕾戦ベスト16D卓が放送された。
対局者は廣岡璃奈、夏川夏未、疋野加奈子、松島桃花。

 

 

第5期桜蕾戦はWRCルールでの開催。4回戦を戦い、上位2名がベスト8へ勝ち上がりとなる。

★1回戦
東1局、第3期優勝者である廣岡がリーチピンフ一発ツモで幕開け。1,300・2,600。

 

 

東4局には松島がリーチドラ3で8,000のアガリ。これをきっかけに親番でもアガリを重ね、5万点付近のトップ目に。

 

 

一気に突き抜けたいところであったが、立ちはだかったのは廣岡。南1局2本場でダブ南ドラドラの2,000・4,000。さらに南3局1本場、ドラ1のリーチをツモると裏ドラ3枚の3,000・6,000に!

 

 

松島を逆転し、初戦トップを獲得した。

廣岡 +39.9P
松島 +14.5P
夏川 ▲18.9P
疋野 ▲35.5P

 

★2回戦

東3局1本場、初戦4着の疋野が2フーロしてタンヤオトイトイドラドラ・高目ドラのテンパイ。安目ながら4,000オールのツモ!

 

 

夏川もピンフドラ1のリーチを松島から一発でアガるなど、劣勢だった2名が高打点を決めるも…南1局、松島が役役ホンイツドラ3の6,000オール!

 

 

4着からトップに浮上する大きなアガリに。さらに南3局、4着目の廣岡がダブ南を仕掛けてホンイツへ。2着順アップする大きな2,000・4,000のツモアガリに。

 

 

初戦連対の廣岡・松島がリードをさらに拡げる結果となった。

松島 +34.2P
廣岡 ▲0.3P
疋野 ▲11.6P
夏川 ▲22.3P

 

★3回戦

東2局、松島が2フーロして役役トイトイ。夏川のリーチにめくり勝ち、通過をかなり濃厚にする2,000・4,000。

 

 

この半荘は勝負手がぶつかりながらも流局が続き、南2局2本場では供託が3本に。この局は夏川がピンフドラ1のリーチで先制するも、終盤に追いかけた疋野がリーチのみの2,000点で計5本のリーチ棒を回収。

 

 

もどかしい夏川であったが、南3局6本場ではリーチのみのペン三筒をツモって裏1枚。2着目に浮上し、最終戦へ望みを繋いだ。

疋野 +24.0P
夏川 +6.4P
松島 ▲5.4P
廣岡 ▲25.0P

 

★4回戦

4回戦開始時点でのトータルトップは松島。夏川・疋野が廣岡を追いかける形に。
東3局、疋野が5メンチャンリーチを一発でツモり、3,000・6,000。

 

 

東場にして廣岡まで僅差に迫ると、さらにリーチピンフツモドラ1、リーチツモドラ1と親番で連続の加点に成功し、逆転に成功。
追い込まれた廣岡であったが、親番を迎えると2,600オールをアガリ返し再逆転!

 

 

トータルトップ目に立ち、最後には松島がターゲットとなる状況に。あと一歩という疋野であったが、オーラス親番ではテンパイを入れることができず無念のノーテン流局。

疋野 +38.4P
廣岡 +7.2P
夏川 ▲17.6P
松島 ▲28.0P

 

 

以上の結果から、ベスト16D卓の通過は廣岡璃奈、松島桃花の2名となった。
第5期桜蕾戦、次回ベスト8の組み合わせは画像の通り。

 

 

ベスト8A卓は3月21日(火)16時〜放送いたします。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第5期桜蕾戦ベスト16C卓レポート

【第5期桜蕾戦~ベスト16C卓~、中田花奈と御子柴佑梨の勝ち上がり】

ベスト16C卓の出場選手を紹介しよう。

 

◇御子柴佑梨◇

38期後期、東京本部所属。
前回、第4期はベスト16で敗退と涙をのんだが、今期も予選を3位で通過し、ベスト16に戻ってきた。
前回の悔しさを晴らす絶好の舞台だ。

 

◇加護優愛◇

38期後期、東京本部所属
第4期桜蕾戦では惜しくも準優勝。
所属は東京本部ではあるが、新潟から通う加護。
デビューは昨年9月、高い雀力をもつ新人と、鮮烈なデビューだった。
今期も予選を6位で通過し、今度こそ優勝をと気合いも十分だ。

 

◇夏目一花◇

38期前期、東京本部所属

桜蕾戦は、今期が初出場だったが、予選を11位で通過し、このベスト16に。
意気込みは?との問いには、一言「優勝したいです!」と回答していた。
荒正義に憧れていて、強い、と言われるプロになりたいとのこと。

 

◇中田花奈◇

37期後期、東京本部所属
第1期桜蕾戦4位以来の出場になったが、今回は推薦枠で選ばれてのベスト16進出。
「やっとスケジュールに調整がついた。また出られるか怪しいので、最後かもしれないとの思いで戦いたい」と戦前にコメントを残した。

 

1回戦、開始早々に手がぶつかった。

親の御子柴がドラの中を切ってリーチ。
加護はその中をポンして一索四索待ちのテンパイ、この待ちなら全面対決だろう。

 

 

加護は2巡後に、発をツモ切ると、御子柴の手が開かれる。

 

 

リーチ、発、トイトイ、三暗刻、裏3の24,000。

発はドラ表示牌に1枚見えていて、これは押す一手とはいえ、予想の数倍も高い放銃になってしまった。

この後の1回戦は、中田が親番で細かく連荘をして、加点する。
加護にも失点を挽回できそうな、七対子、ドラ2のテンパイが入り、待ち頃の二索単騎にしてリーチを打つも、(実際に山に3枚)

 

 

 

御子柴が押し切ってアガリ切った。
加護にとっては、この局もダメージが大きかったと思われる。

1回戦終了時
御子柴+48.2P、中田+20.8P、夏目▲13.2P、加護▲55.8P

 

2回戦、先行したのは中田だった。
東3局の親番、リーチ、ツモ、ピンフ、ドラ、裏の4,000オールに続き、

 

 

先制リーチの加護の現物の九索で、ピンフ、三色同順、ドラの12,000を御子柴から。

 

 

このアガリで、中田とトータル3番手の夏目との差は約100ポイント。
だいぶ余裕ができ、その後は危なげない試合運びだった。

中田が抜けたことで、夏目、加護が追いかける相手は御子柴になった。
南2局、この御子柴の親だけは早く終わらせたかったのだが、まずはヤミテンでの七対子2,400のアガリを皮切りに連荘が始まる。

 

 

1本場、御子柴と中田の2人テンパイ。
2本場、御子柴が先制リーチで1人テンパイ。
3本場、中田が先制リーチも、御子柴が追いかけリーチをして、中田から2,900。(リーチ、ピンフ)
そして4本場、リーチ、ドラ2を夏目からアガったのが決まり手になった。

 

 

この半荘、中田がトップ、御子柴が2着となり、試合の大勢は決した。

2回戦終了時
中田+70.4、御子柴+62.6、夏目▲55.0、加護▲78.0

3回戦終了時
中田+92.0、御子柴+39.3、夏目▲46.4、加護▲84.9

最終成績
中田+71.9、御子柴+57.0、夏目▲38.9、加護▲91.0

敗れた夏目は、2回戦に戻ってしまうが、高い守備意識を見せてくれた。

 

 

かなり加点したい状況で、巡目が深いとはいえ、1シャンテンは維持したいところ。
しかし、我慢して字牌には手をかけず、手を崩してしまうが七筒切りとした。

 

 

親の中田(上家)にちょうどドラ暗刻のヤミテンの南待ちのテンパイが入ったところだった。
この放銃回避には、実況の羽田と解説の伊達からは驚きの声があがった。
放銃を回避したものの、結局中田にはツモられてしまい、苦しい1日だった。

 

 

加護は、攻撃の手段を色々と持っているタイプだとは思うが、初戦の失点でどうしても打点寄りにせざるを得ず、手段が限られたのが痛かった。
本人も、前期の桜蕾戦よりミスは少なかったが、今日は苦しかったと、サバサバしていた。
「次はノーミスでした、と言いきれるように頑張りたい」と豊富を語った。
また来期に期待したい。

 

 

御子柴は、今日よかったところは?と聞かれ、「一番良かったのは、運ですね。」と謙虚に答えた。
戦前のインタビューから、『超攻撃型』と自分の雀風を称していたが、ガンガン攻めてくる雰囲気がとても良かったように思う。
これは御子柴の攻め続ける姿勢の一例だが、前述した通り、この親番を連荘できたことが、勝ち上がりにつながった。

 

 

 

仕掛けは遠かったが、それは他家からはわからないし、ここまでの御子柴の押しっぷりに引かされてしまったようにも感じた。
一発、裏ドラがあるルールだとリーチが強いので、おそらくここからは仕掛けない方がマジョリティだろうが、メンゼンで進めていたらこの連荘はなかっただろう。

中田は、スコアも内容でも完勝だった。
推薦枠で選ばれてSNSが大荒れしていたこともあり、その責務をしっかりと果たせてホッとした様子にも見える。

中田「恥ずかしいと思うので、急いでツイ消ししてくださいね(一同爆笑)。大盛りあがりで、やり甲斐がありました。」
とさすが大物だな、と思わせるコメントを残して締めくくった。

 

 

 

(文:福光聖雄)

第5期桜蕾戦ベスト16B卓レポート

【第5期桜蕾戦 ベスト16B卓からは内田みこ・後藤咲が勝ち上がり】

ベスト16B卓対局者は

後藤咲
内田みこ
盛合麻理奈
松田彩花

 

 

【1回戦】

東4局。内田がホンイツドラドラ、満貫のアガリでリード。

 

 

南1局は3者の手がぶつかる。

親番後藤五索六索待ち先制リーチ。

松田がメンホン七対子北単騎、ツモ切り追っかけリーチ。

内田が三筒六筒九筒3軒リーチ。

 

 

今局は後藤に軍配。ツモって裏ドラを1枚乗せ、4,000オール(+2,000)のアガリとなる。

後藤 +33.2P
内田 +8.4P
松田 ▲15.3P
盛合 ▲26.3P

 

【2回戦】

内田がリーチを打ち、一発ロンで裏ドラ2枚。親満のアガリで2回戦も好スタート。

 

 

放銃した盛合は次局に一通確定のカン二万リーチを打って素点を取り戻しに行くが

 

 

今度は松田が追っかけリーチが飛んで来て、ドラの六筒を掴んでしまう。

オーラスは内田がダブルリーチを打ち、満貫のツモアガリで2回戦トップを取る。

 

 

内田 +35.6P (+44.0P)
松田 +20.0P (+4.7P)
後藤 ▲16.5P (+16.7P)
盛合 ▲39.1P (▲65.4P)

 

【3回戦】

2ラスで後のない盛合は高め三色の二索ロンで満貫をアガると

 

 

東4局の親番では2,000オール。この半荘は何としてもトップが欲しかったが…。

南3局に内田が仮テンパイの八索で7,700は8,600(+4,000)で連荘すると

 

 

4本場にはドラ暗刻の4,400オール。
5本場には高めの中で7,700は9,200とアガって一気に3者を突き放す。

8本場には松田がドラ暗刻のリーチを打ち、高めの四万で跳満ツモ。

 

 

3回戦を終えた時点で内田が当確ラインとなり、残り一席を争う図式となった。

内田 +41.5P (+85.5P)
松田 +8.5P (+13.2P)
盛合 ▲17.2P (▲82.6P)
後藤 ▲32.8P (▲16.1P)

 

【最終 4回戦】

松田と後藤が1回ずつ大物手をアガって迎えた東3局。盛合が親満確定のシャンポンリーチ。

 

 

松田がスジを追って八索を切ると、裏ドラ3枚で痛恨の18,000放銃。

【最終戦オーラス】

 

 

0.9ポイントリードの後藤が先にテンパイ。

松田はアガリ必須条件となったが1シャンテンから進まず。後藤の1人テンパイで流局。

第5期桜蕾戦 ベスト16B卓は、内田みこ・後藤咲の2名が勝ち上がりとなった。

 

 

(文・吾妻さおり)

第5期桜蕾戦ベスト16A卓レポート

【第5期桜蕾戦 ベスト16A卓は川上玲・藤根梨沙が勝ち上がり】

桜蕾戦ベスト16A卓対局者は

藤根梨沙 (とうねりさ)
駒田真子 (こまだまこ)
鴨舞 (かもまい)
川上玲 (かわかみれい)

 

 

【1回戦】

1回戦は小場で淡々と進んでいたが、南3局に大きく動いた。

親番の藤根が六筒を暗カンし、カン二万リーチで先制。

 

 

表ドラ、カンドラ、裏ドラが1枚ずつ乗って12,000のアガリを決めて1回戦トップ。

 

 

リーチ中ドラで5,200は5,800(+1,000)をアガった駒田が2着を取る。

藤根 +24.9P
駒田 +11.6P
川上 ▲0.9P
鴨 ▲35.6P

 

【2回戦】

駒田が親番でドラ雀頭のカン三索リーチを打ち、7,700は8,000(+1,000)を鴨から。

 

 

東3局には藤根が南発東ホンイツの満貫を川上からアガリ。

 

 

ここまでは先行組がリードを広げていたが、南3局に川上が早々に強烈な3フーロ。ドラの南ポン、発を加カンでドラ7枚のマンズのホンイツテンパイ。

親番の鴨はマンズを打たずに迂回してテンパイを入れたが

 

 

川上がハイテイでツモって三倍満のアガリ。大逆転トップを取った。

川上 +29.0P (+28.8P)
駒田 +5.8P (+17.4P)
藤根 ▲9.8P (+15.1P)
鴨 ▲25.7P (▲61.3P)

 

【3回戦】

藤根が三色イーペーコー確定のカン四筒待ち。

ドラの中をポンした駒田のテンパイ打牌で満貫のアガリ。

 

 

トータル▲61.3Pと後のない鴨は打点も欲しい局面だが、ドラ単騎にせず、敢えて西単騎を選んでリーチを打ち1,600・3,200をツモると

 

 

東3局にはドラ暗刻のトイトイで満貫。
オーラスにもダブ南白ホンロウトイトイの跳満を川上からアガって大トップ。トータル3番手に浮上した。

鴨 +49.7P (▲11.6P)
藤根 +9.4P (+24.5P)
駒田 ▲13.4 P(+4.0P)
川上 ▲45.7P (▲16.9P)

 

【最終 4回戦】

最終戦は高打点のアガリ合戦に。
東3局は駒田が一発ロン、裏ドラ2枚で満貫。

 

 

東4局1本場は川上がドラ雀頭のリーチを一発ツモで跳満。

 

 

南2局1本場には鴨が高めの四索で跳満ツモ。

 

 

4者のポイント迫って藤根の敗退も見えて来たが、南3局は藤根が駒田から2,600のアガリでラス抜け。

最終戦オーラスの条件は

駒田はツモ満貫
藤根から満貫
川上から跳満
鴨からは6,400か倍満以上
(鴨から8,000や跳満はNG)

親番の鴨は連荘を狙ってリーチを打つが

 

 

川上がアガって決着。

第5期桜蕾戦 ベスト16A卓からは川上玲・藤根梨沙の2名が勝ち上がりを決めた。

 

 

(文・吾妻さおり)

女流プロ麻雀日本シリーズ2023 プレーオフ第1節レポート

【最初のプレーオフ経由ファイナル行きを決めたのは最速マーメイド魚谷侑未。】

◆予選全7節終了時の成績

 

 

◆プレーオフ第1節システム
2位〜13位の12人で各自1回戦、計3回戦を行いトータルスコア上位1名が決勝進出、下位3名が敗退。

 

⌘第1試合

 

 

仲田加南vs西嶋千春vs白銀紗希vsりんのなお

・東1局
りんの8,000アガリ(放銃は仲田)
・東2局
りんの2,000アガリ(放銃は仲田)
・東3局
仲田リーチ
→白銀300・500ツモアガリ

開局から快調にりんのがアガリを重ね、仲田は失点の局が続く。
その中でチャンス到来を静かに待っていたのは西嶋であった。

東4局1本場の親番で2枚目の九筒をスルーすると、見事なメンホン七対子テンパイに辿り着く。

 

 

しかし、この局も仲田が黙ってはいなかった。西嶋の“静”である強烈なヤミテンの中、全局参加宣言と言わんばかりのドラの西単騎で先制リーチに漕ぎ着けると

 

 

力強く山に1枚のアガリ牌を引き寄せる。そして裏ドラ表示牌には三筒が顔を出し4,000・8,000の倍満に仕上げた。

解説・藤崎
「剛腕ですね。」

西嶋とは対照的に“動”である強烈なラリアット炸裂である。

 

 

オーラスには
一索一索二索二索発発発 ロン一索 ポン中中中 ポン七万 左向き七万 上向き七万 上向き ドラ西
西嶋より発中・トイトイの満貫の出アガリで大きく加点し、上位陣にプレッシャーを掛けながらの結果待ちとなった。

◆プレーオフ1回戦結果
1着 仲田+23.4P(+60.5P)
2着 りんの+11.3P(▲12.6P)
3着 白銀▲4.0P(▲69.3P)
4着 西嶋▲30.7P(▲28.0P)

 

⌘第2試合

 

 

小宮悠vs二階堂瑠美vs和久津晶vs水崎ともみ

小場で局が進む中で最初に前に出たのは小宮。

東4局
南家・小宮
二万三万四万四索五索六索四筒四筒六筒七筒七筒八筒八筒 リーチ 一発ツモ九筒 ドラ二万 裏南

これで一歩抜け出すと南2局では

 

 

東家の仕掛けに対応しながらも、あえフリテンターツを残したり鳴きで待ち変えするなど、多様な引き出しを見せ微差ながらトップ目で南4局を迎える。しかし、この半荘を制したのは和久津。

南4局
西家・和久津
四万五万五万六万六万七万三索四索六索七索七索七索八索 リーチ ロン五索 ドラ中 裏九万

瑠美より放たれた五索を一発で捉えると、暫定ながらスコアもプラス域まで浮上しプレーオフ残留圏内とした。

 

 

◆プレーオフ2回戦結果
1着 和久津+23.7P(+8.1P)
2着 小宮+10.1P(▲17.1P)
3着 水崎▲5.5P(+56.8P)
4着 瑠美▲28.3P(▲7.8P)

 

⌘第3試合

 

 

逢川恵夢vs岡田紗佳vs魚谷侑未vs黒沢咲

黒沢と言えばメンゼン・高打点で魅了する“セレブ麻雀”

東1局
西家・黒沢
一万二万三万五万六万一索二索三索一筒二筒三筒東東 リーチ ロン七万 ドラ一索 裏七索

開局には“ごきげんよう”とばかりに華麗な三色で挨拶を交わした。しかし今日の黒沢は違った一面を見せる。

東2局1本場
三万四万五万五索七索八索九索四筒五筒六筒 ポン二索 上向き二索 上向き二索 左向き ドラ六索

東2局2本場
五万五万七万八万九万三索四索 ポン白白白 チー八索 左向き六索 上向き七索 上向き ツモ五索 ドラ南

形式テンパイに2フーロ1,000点のアガリと庶民にとってはお馴染みの光景を披露する。それでも黒沢はやっぱりセレブリティであった。

 

 

南3局に逢川からメンホン・発12,000をアガるなど、この半荘60,000オーバーのトップを持ち帰る。

一方で、抑え目の3着でもプレーオフ勝ち上がりとなる魚谷は、細かな加点を着実に決めると、早々に決勝卓への一席を確保した。

 

 

◆プレーオフ第1節終了時の成績

 

 

予選1位の瑞原に続いて魚谷が決勝進出を決め、西嶋・白銀・逢川がここで敗退。

【女流プロ麻雀日本シリーズ2023プレーオフ第2節】
2023年3月22日(水)14:00〜

解説:藤崎智・佐々木寿人
実況:阿久津翔太

◆8人でPO各自1回戦、計2回戦を行い上位1名が決勝進出。下位3名が敗退。
◆4人でPO各自1回戦、計1回戦を行い上位1名が決勝進出。

(文:小林正和)

第13期麻雀グランプリMAXベスト8B卓レポート

第13期麻雀グランプリMAX ベスト8B卓は二階堂瑠美・HIRO柴田・魚谷侑未・西川淳の4選手による対決。現タイトルホルダー3人に、A1リーガー西川が加わり、白熱した戦いが繰り広げられた。

 

 

1回戦は瑠美・柴田・西川の三つ巴の戦い。ここから南4局1本場にホンイツ・イーペーコーの8,000(+300)を魚谷からアガった柴田が逆転でトップを奪う。

 

 

2回戦は瑠美と西川のトップ争い。南3局にドラ3のカン八筒待ちでリーチをかけた瑠美が、大物手を視野に進めた魚谷から仕留め、8,000の加点でトップに。

 

 

3回戦は南4局1本場に親の瑠美・リーチをかけた柴田に対して二索五索八索待ち3メンチャンで追いかけた西川が、柴田から2,600(+1,300)のアガリでトップ。

 

 

勝負は4回戦に大きく動いた。
まず南1局に親番の西川がピンフドラ2の二万五万待ちリーチ。
これを柴田が役牌西を仕掛け、西川から1,000(+1,000)のアガリで潰すと、

 

 

南3局には同じく先行リーチの西川に対し、今度は四筒七筒待ちで追いかけリーチをかけ、七筒をツモり、2,600オール(+1,000)。

 

 

 

西川「相手関係は考えて打っているが、柴田さんに腹をくくられた。甘くないなと・・・」
柴田「ここでめくり合いに勝てたのは大きかった」

さらに柴田は続く1本場でドラ七筒をポンし、瑠美から六万で11,600(+300)。この南場の怒涛の攻めで柴田が有利に立つ。

 

 

そして南4局。前を追う西川が魚谷のリーチに追いかけるが、二索を掴み8,000(+1,000)の放銃で痛恨のラス落ち。4回戦で大きく明暗が分かれた。

 

 

最終戦は魚谷に四暗刻テンパイが入るもののアガリまで届かず。

 

 

あとはHIRO柴田・二階堂瑠美が軽快に捌いて対局を終わらせ、決勝進出を果たした。

 

 

決勝は白鳥翔vs吉田直vsHIRO柴田vs二階堂瑠美による対戦。

3/18(土)・3/25(土)に、いずれも14時開始で行われる(4半荘×2日の8半荘制)。

初日(3/18)解説:前田直哉・勝又健志
最終日(3/25)解説:佐々木寿人・三浦智博
実況:両日とも部谷幸則

2022年度の掉尾を飾る決勝戦にご期待下さい。

(文:梅中悠介)

第5期桜蕾戦予選レポート

【第5期桜蕾戦予選レポート】

 

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今期の桜蕾戦はWRCルールによるトライアル形式(全5回戦)

①4回戦(50分+1局)を行い、上位24名が通過
②1回戦(60分+1局)を行い、上位14名+推薦2名がベスト16トーナメント進出

※推薦2名は過去に推薦を受けていない者から選出

 

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【審査員】

藤崎智
勝又健志
山田浩之
白鳥翔
白銀紗希

 

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4回戦終了時上位24名が5回戦進出

 

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5回戦を終えて上位14名がベスト16進出となった。

 

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【勝ち上がり者】

前列左から1〜6位
後列右から7〜14位

 

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【推薦】

審査の結果、推薦は下記2名に決定。

松田彩花
中田花奈

【第5期桜蕾戦 ベスト16組み合わせ】

 

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(文・吾妻さおり)

第13期麻雀グランプリMAXベスト8A卓レポート

グランプリMAXベスト8A卓に出場した選手は

 

 

奈良圭純・白鳥翔・吉田直・荒正義の4名。

1回戦の南4局1本場

 

 

吉田・荒・白鳥が3軒リーチとぶつかる展開になり

 

 

白鳥が掴んだ荒のロン牌二筒

 

 

吉田が上家取り。
2人からのリーチ棒も入って荒を逆転してトップとなりました。

好スタートを切った吉田は2回戦のオーラスに

 

 

白鳥のチンイツ・一気通貫に飛び込んでしまい三番手まで落ちるも、3回戦にV字回復。

 

 

きっかけは七対子の選択で、四索単騎のヤミテンから五万を引くと迷わずリーチをかけて3,200オールのアガリ。

オーラスの親番では

 

 

怒涛の連荘で

 

 

あっという間に7万点オーバーで1人抜け出しました。

 

奈良・白鳥の2番手争いは

 

 

吉田と同じくリーチ・ツモ・七対子で浮上した白鳥が4回戦南場の親で連荘すると

 

 

その中でリーチ・一気通貫を奈良から直撃して大勢が決しました。

最終戦は吉田が放銃しながらも白鳥と局を消化して逃げ切りで終局。

 

1位通過:白鳥翔

 

2位通過:吉田直

<最終結果>
白鳥+38.3P 吉田+15.9P 荒▲19.4P 奈良▲34.8P

(文:越野智紀)

第13期麻雀グランプリMAXベスト16D卓レポート

【第13期麻雀グランプリMAX ベスト16D卓 西川淳・奈良圭純が勝ち上がり】

本日の対局者は

奈良圭純(現世界チャンピオン)
石井良樹(現王位)
西川淳(二次予選B卓2位)
渡辺史哉(二次予選C卓1位)

 

 

【1回戦】

東2局に先制リーチを打った石井は一索で誤ツモ発声をしてしまい、▲20Pのペナルティ。

 

 

開始早々ビハインドを背負った石井だが、東3局にはドラの三索で満貫をツモると

 

 

次局もドラ3枚の2,000・3,900をアガって点棒を増やしていく。

オーラス。西川(親)がドラ暗刻のリーチを打ち、12,000直撃で石井に迫ると

 

 

1本場では6,000オールは6,100オールで大逆転。

1回戦結果

西川淳 +50.8P
石井良樹 +7.7P
渡辺史哉 ▲31.9P
奈良圭純 ▲46.6P

 

【2回戦】

2回戦は僅差でオーラスへ。
渡辺が中白ホンイツのテンパイを入れるが

 

 

石井が2,600のアガリ。接戦を制してトップを取る。

2回戦結果

石井良樹 +15.0P (+22.7P)
奈良圭純 +4.4P (▲42.2P)
西川淳 +1.0P (+51.8P)
渡辺史哉 ▲20.4P (▲52.3P)

 

【3回戦】

奈良の五索八索先制リーチ。

西川がドラ暗刻、中の片アガリで追いつく。高めのドラはカン出来たが、八索は使えずツモ切りとし、

 

 

奈良が3,900は4,500のアガリ。

3回戦結果

奈良圭純 +11.0P (▲31.2P)
西川淳 +6.2P (+55.6P)
渡辺史哉 ▲4.3P (▲56.6P)
石井良樹 ▲12.9 P(+9.8P)

 

【4回戦】

奈良が北ホンイツ。親リーチを打った渡辺から七万ロンで7,700(+1,000)をアガってリードするが

 

 

南3局に西川がダブ南ドラドラ。奈良から7,700の直撃。

 

 

オーラスは石井が西川から1,600。石井は3着確定のアガリだが、トータルポイントが近い奈良のトップを阻止して4回戦が終了。

 

 

西川淳 +16.2P (+74.2P)
奈良圭純 +12.1P (▲19.1P)
石井良樹 ▲9.0P (+0.8P)
渡辺史哉 ▲19.3P (▲75.9P)

 

【最終 5回戦】

ここまで苦戦していた渡辺が高め大三元テンパイ。
中をツモ。

役満一撃で2位との差を22.7Pまで縮めるが

 

 

奈良が東場の親番でタンヤオツモ七対子ドラドラをアガって、トータル2番手に。

 

 

最終戦オーラス。
石井はツモ跳満、奈良から跳満直撃条件だったが

 

 

全員ノーテンで流局。

ベスト16D卓からは、西川淳・奈良圭純の2名が勝ち上がりとなった。

 

 

第13期麻雀グランプリMAX
ベスト8A卓は
2023/3/6(月) 15:00

荒正義
白鳥翔
吉田直
奈良圭純

解説 藤島健二郎
実況 部谷幸則

 

 

ベスト8B卓は
2023/3/7(火) 15:00

二階堂瑠美
HIRO柴田
魚谷侑未
西川淳

解説 山田浩之
実況 松田彩花

 

 

(文・吾妻さおり)

第13期麻雀グランプリMAXベスト16C卓レポート

麻雀グランプリMAXベスト16C卓は魚谷侑未・瀬戸熊直樹・吉田直・石立岳大の4選手による対戦。

 

 

実績十分、勢いもある選手同士の戦いは、序盤から最後まで見応えのある好勝負となった。
一部の振り返りのみとなるが、見られる環境にある人はぜひとも見返してほしい。

魚谷の9,600からスタートした1回戦。東3局の親番で瀬戸熊が3連続ツモで抜け出しにかかるが、東4局2本場に魚谷がチャンタ・ドラ2の8,000(+600)を瀬戸熊から直撃で平たくなる。

 

 

すると南2局に、ドラ2の吉田が三色仕掛けから二万を瀬戸熊からアガリ3,900。

 

 

1回戦は吉田が僅差でトップを奪う。

2回戦は1人沈みスタートの石立が、中・ホンイツ・ドラ4の12,000を魚谷から直撃し、反撃の狼煙をあげる。

 

 

一方、魚谷は東場のうちに満貫級のツモアガリを2回見せてすぐさま態勢を立て直す。

 

 

2回戦は石立の1人浮きで終わり、4者が接近する。

勝負は3回戦に大きく動いた。
東3局2本場。好配牌の石立がツモも効いて5巡目にメンホンテンパイ。
瀬戸熊から一気通貫とイーペーコーがつく一筒が出て、18,000(+1,600)のアガリに。

 

 

あまりにも速く高い手で、瀬戸熊は試合後「怪しいと思ったが一筒は止められなかった」と語った。
また、南4局1本場で瀬戸熊は四暗刻テンパイまでは行ったが、リーチ後に吉田に悔しい7,700(+1,300)を放銃。

 

 

この3回戦で大きく遅れることとなる。一方吉田はこのアガリが効いて3回戦もトップ。

4回戦は東1局に親番の魚谷が細かく加点して7本場まで積み上げまずリードを奪う。
そして東4局に大きなターニングポイント。
吉田がピンフ・高目リャンペーコー(安目はイーペーコー・ドラ)の六万九万待ちでリーチ。
石立もマンズの役役ホンイツをテンパイするが、テンパイ打牌の六万九万が捕まる。

 

 

「安全牌が一杯あったので瀬戸熊さんに任せるのもありだったかなと…」(石立)
放銃後にがっくりとうなだれた石立の表情が印象的だった。
ライバルから直撃に成功した吉田の8,000(+3,200)のアガリで、魚谷・吉田が抜け出して最終戦を迎える。

最終5回戦。東2局に石立がドラ白待ちの七対子でリーチをかけ追いすがるが、ソウズのホンイツに向かっていた親番の吉田が、リーチ後に出てきた五索を石立から捕らえて11,600(+1,000)でベスト8へ盤石の態勢に。

 

 

その後石立・瀬戸熊両者とも見せ場を作ったが届かず、ベスト8進出は吉田・魚谷に決まった。

 

 

ベスト8は吉田がA卓、魚谷がB卓で戦う。

 

 

(文:梅中悠介)

ジャパンアミューズメントエキスポ2023レポート 編集部

2023年2月10日11日の2日間で「ジャパンアミューズメントエキスポ2023」が幕張メッセ国際展示場で開催されました。

 

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JAEPO(ジャパンアミューズメントエキスポ)とは、ゲームセンターなどで遊べるアーケードゲームの最新機種を無料で遊べたり、様々なイベントが開催され、ゲームが好きなかたにとっては夢のような催し物と言えるでしょう。

10日はビジネスデーとなっており、11日は一般のかたにも開放されます。

2021年と2022年はコロナウィルス感染拡大防止のため中止になり、3年ぶりということで大勢の来場者で会場は熱気に包まれました。

 

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今回KONAMブースからは色々なタイトルが発表されましたが、その1つとして、「麻雀ファイトガール」が紹介されました。
昨年秋ごろからロケテストが行われて満を持しての登場です。

麻雀ファイトガールとは、かわいいアニメのキャラ『ファイトガール』たちが、世界一の女子高生雀士を目指すといった新感覚麻雀ゲームで、これまで麻雀格闘倶楽部を楽しんでいたユーザーはもちろん、かわいい演出や初心者に優しい多くの機能が搭載され、これから麻雀を始めるかたにとっても楽しめる麻雀ゲームとなっています。

この『ファイトガール』たちのMA(麻雀アクター)を、日本プロ麻雀連盟の女流プロたちが務めることが決定し、今回のJAEPOで紹介されることになりました。

初日のステージで紹介されたのは

 

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クニノカミ・ムサシのMAに決まった伊達朱里紗プロ。
タテナオリ・センのMAを担当することになった東城りおプロ。
そして今回新規MAとして採用され、まだ担当するキャラは未定の川上玲プロ。(現在はアマト・テンシに決定し、ご本人の名前も川上レイに変更されました)
最後は、こちらも新規採用となって、キャラクターはアンコク・ミツバに決定した赤木クロプロ。

 

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赤木プロは、何とアンコク・ミツバのコスプレで登場されました!!

 

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紹介の後は、麻雀ファイトガールでMA4人のエキシビジョンマッチです。

 

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ステージを盛り上げるため、司会に福島蘭世さん、解説として滝沢プロも登壇されました。
滝沢プロは、Mリーグでコナミ麻雀格闘倶楽部チームに所属し現在活躍中です。

 

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ステージ終了後には記念撮影をしたり、プロとの対局を楽しんでもらったりしました。

 

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二日目は特別ゲストとして東大発の知識集団!QuizKnockの伊沢拓司さんと須貝駿貴さんが登場。

 

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昨日に続いて司会は福島さんが、そして、日吉辰哉プロも解説(実況?)として盛り上げにきてくれました。

 

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MAとして紹介されたのは、ヤワラギ・ヒヨリのMAとして高宮まりプロと、まだ担当キャラが決まってない今回新規採用された木下遥プロが、前日に続いて新しく発表されました、
なんと木下プロは、わざわざこのステージのために北海道から来てくれました。(現在はゼツバミ・ヤオに決定!)
その他にJAEPOには参加できませんでしたが、ナナツノ・ツミレのMAとして参戦が決まっている岡田紗佳プロの発表もありました。

 

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二日目は一般の来場もあり、麻雀ファイトガールのステージは見学される人でいっぱになりました。

 

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エキシビジョンマッチで解説を務める、伊沢さんと川上プロ、赤木プロ。

 

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司会の福島さんと実況の日吉プロ。

ステージ終了後は記念撮影やプロとの対局で、来場者のかたに楽しでいただきました。

 

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すでにこんなグッズもあるそうです!

そして「Twitterフォロー&リツイートキャンペーン」として、総額10万円分のAmazonギフトカードをプレゼント。

ということで、是非こちらもチェックしてみてください。

最後に会長も来場して、アンコク・ミツバちゃんとパシャリ。

 

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すごい時代がきたもんだw

麻雀ファイトガール公式サイトはこちら!

第13期麻雀グランプリMAXベスト16B卓レポート

HIRO柴田、白鳥翔がベスト8へ!

2月28日(火)、第13期麻雀グランプリMAX ベスト16B卓が放送された。
対局者はHIRO柴田、和久津晶、近藤久春、白鳥翔。

 

 

★1回戦

東2局、白鳥が発を仕掛けて3メンチャンの高目をツモ。役・ホンイツ・一通ーで2,000・3,900の嬉しい立ち上がり。

 

 

南2局には、和久津がイーペーコーのカン二索で先制リーチ。親の近藤はリーチタンヤオピンフドラ1の大勝負手で追いかけるも…ここは和久津に軍配が上がり、1回戦の浮きをものにした。

 

 

白鳥  +13.8P
和久津 +5.8P
近藤  ▲7.5P
H柴田 ▲12.1P

 

★2回戦

東1局1本場、和久津が一筒を切ればテンパイのところ、五筒を切ってリーチを宣言。ノーテンリーチが流局し、▲20Pのペナルティに。

 

 

手痛いヒューマンエラーが起きてしまったが、1局2本場にはタンヤオドラ3の仕掛け。白鳥のテンパイ打牌を捕らえ、7,700のアガリで持ち直していく。

初戦4着となったH柴田も親番ではリーチツモピンフドラ、七対子ドラドラと連続のアガリで大きなトップ目に。

置いていかれた近藤もホンイツのドラ単騎、親番のリーチツモタンヤオとアガリを重ねて浮きへまわることに成功。

 

 

2時間に渡るロングゲームの結果、初戦トップの白鳥が1人沈みの4着という結果となった。

H柴田 +18.3P
近藤  +7.7P
和久津 +4.4P
白鳥  ▲30.4P

 

★3回戦

東4局、H柴田が発暗刻のリーチ。和久津が親で仕掛けてホンイツのテンパイ、近藤もドラをポンして1シャンテン。3者とも牌を握る手に力のこもる1局に。ここはH柴田が発を暗カンしての嬉しい2,000・3,900。

 

 

南3局、この半荘もラス目に沈む白鳥が、起死回生のピンフ三色確定リーチ!

 

 ;

手詰まった近藤からのアガリでトータル2番手へ。この半荘は和久津も浮きをキープし、近藤の1人沈みに。

H柴田 +13.8P
白鳥  +6.8P
和久津 +1.4P
近藤  ▲22.0P

 

★4回戦

東2局、トータルトップ目のH柴田がドラトイツの4巡目リーチをツモり2,000・4,000!

 

 

3者に対し、残る椅子は1つだと思わせるようなアガリとなった。

H柴田1人浮きのまま迎えたオーラスは、和久津がピンフドラ1のアガリで浮きへ。

 

 

2番手をキープし、白鳥に15.4P差を突きつけての最終戦となった。

 

★5回戦

東1局、和久津・近藤がドラの三筒単騎、白鳥が三筒六筒待ちの3軒リーチ!ここは白鳥が六筒ツモで2,000・4,000。

 

 

早くも和久津を逆転すると、親番ではタンヤオドラ1・高目イーペーコーのテンパイ。安目の五万は2枚切れており、ヤミテンを検討する少考を入れるも、ここは決め手にすべくリーチの選択。

 

 

リーチして本当に良かったと思う五万ツモで、和久津に40P程の差をつけることに成功。

オーラスには和久津が跳満ツモ、近藤が役満ツモ条件が残るも、条件を満たすテンパイには至らず流局となった。

白鳥  +18.0P
H柴田 +4.2P
近藤  ▲4.3P
和久津 ▲18.9P

 

 

この結果から、ベスト16B卓の通過者はHIRO柴田・白鳥翔となった。

今回の麻雀グランプリMAXベスト16以降では、対局結果の順位を当てれば総額100万円山分けキャンペーンを実施中!

実際の対局開始までは応募可能なので、是非レポートや実際の放送をご覧の上、予想をお楽しみください。

次回ベスト16C卓は魚谷侑未vs瀬戸熊直樹vs吉田直vs石立岳大。次回もぜひお楽しみに!

(文・浜野太陽)

第13期麻雀グランプリMAXベスト16A卓レポート

ベスト16A卓に出場した選手は、昨年度の麻雀グランプリMAXの覇者で、

 

ここからの登場になる二階堂瑠美。

 

二次予選A卓1位の皆川直毅。

 

二次予選D卓2位の内川幸太郎。

 

二次予選E卓1位の荒正義、以上の4名。

 

荒の連勝で始まった試合は徐々に3者が追いつく展開で、4者接戦で最終戦に突入。

 

 

東1局、親番の荒が苦しい形から仕掛けると

 

 

タンヤオ・ドラ3の11,600を内川から出アガリ、荒が再びリード。

痛恨の放銃になった内川は苦しい展開が続き

 

 

南1局にアガれば起死回生となる国士無双のテンパイが入りましたが、山に2枚残っていた一万は内川のもとには届かずに流局。

皆川・荒がリードして状態での最終戦南3局7本場。

 

 

長引く試合を終わらせるべく、荒と2人で局を消化しようと切った皆川の三万を荒が期待通りにキャッチしてオーラスへと入りました。

逃げる2人に協力プレイをされては、親番継続が難しくなりそうな3番手の親番瑠美でしたが

 

 

荒・皆川に動ける手がこず。
中終盤まで猶予をもらえた瑠美が、ヤミテンでも11,600点という大物手をテンパイ。

 

 

リードしている2人から出れば二番手に浮上する状況でしたが、最高の結果を目指してリーチへと踏み切り

 

 

この決断が大正解。
リーチ・ツモ・ピンフ・イーペーコー・ドラ2の6,000オールのアガリ。

瑠美+17.8P
荒+15.8P
皆川+15.1P

この一撃でトータル1位まで浮上しました。
瑠美は微差ながら大きく意味のあるリードを持って最終局となる1本場へ。

 

 

昨日の友は今日の敵か、残る1つの席をめぐる荒と皆川は全面勝負。

 

 

ここで瑠美はオリ。
ほぼ同じ高さにいながらも安全な高みの見物と洒落込み

 

 

荒がツモアガって決着。

 

1位通過が荒正義

 

2位通過が二階堂瑠美に決まりました。

 

 

<最終結果>
荒+17.6P 瑠美+17.0P 皆川+14.6P 内川▲49.2P

(文:越野智紀)

第11期麻雀プロアマオープン準々決勝~決勝レポート

【第11期麻雀プロアマオープン競技会レポート こしのさんが初優勝】

 

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巣鴨道場で行われているプロアマオープン競技会も今回で11回目。

準々決勝から決勝の模様は日本プロ麻雀連盟チャンネルで生放送されました。

 

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【準々決勝 A・B卓】

準々決勝A卓

 

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準々決勝B卓(配信卓)

 

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B卓からは二筒三筒待ちでドラをツモった市川幹人さんと

 

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南場の親番で4,000オールをツモった、現鳳凰位のH柴田が通過を決めました。

同時開催のA卓は、チントーさんと加藤はるみさんが勝ち上がりとなりました。

【準々決勝 C・D卓】

準々決勝C卓(配信卓)

 

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準々決勝D卓

 

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C卓からはリーチドラドラ裏3で跳満をアガった福永雄介さんと

 

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3軒リーチに競り勝ち6,200オール(+3,000)をツモったこしのさんが勝ち上がり。

同時開催のD卓からはAndy-Sanさん・藤次祐紀さんが勝ち上がりを決めました。

【準決勝 A卓】

 

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準決勝A卓は東1局にリーチピンフドラドラをアガったこしのさんがリードを守り

 

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もう1枠は南3局に一発ツモの親満をアガったチントーさんが勝ち取りました。

【準決勝 B卓】

 

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B卓は南1局に親番のAndy-Sanさんが5,800は6,400のアガリで安泰に。

 

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時間により最終局のコールがかかった南1局5本場。

先にテンパイを入れていたのは加藤はるみさんでしたが、H柴田も最終手番でドラの五万を引いて2人テンパイ。H柴田が決勝進出となりました。

【決勝】

決勝進出者は

HIRO柴田
チントーさん
こしのさん
Andy-Sanさん

 

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決勝ではAndy-Sanさんが東3局と南1局に満貫のツモアガリを決めてリードしますが

 

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南2局にはH柴田が確定三色のペン三索ツモでAndy-Sanさんとの差を縮めます。

 

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南3局1本場にH柴田はメンゼン混一色の二筒五筒八筒待ちリーチで優勝を掴みに行きますが

 

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同巡にドラ暗刻の現物待ちテンパイを入れたチントーさんがこしのさんから満貫をアガリます。

オーラス。こしのさんが配牌を取るとペン三索待ちテンパイ。ツモれば地和でしたが第一ツモは惜しくも隣の二索

 

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満貫ツモ条件のこしのさんはそのままダブルリーチを打ち、ツモアガリ。裏ドラはなくても優勝でしたが、2枚乗って跳満となりました。

 

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【第11期麻雀プロアマオープン競技会】

優勝 こしのさん
2位 Andy-Sanさん
3位 HIRO柴田
4位 チントーさん

オーラスにダブルリーチイーペーコーのツモアガリを決めたこしのさんが接戦を制して見事初優勝となりました!

巣鴨道場では第12期の予選会も始まっています。
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

(文・吾妻さおり)

第13期麻雀グランプリMAX二次予選E卓レポート

【第13期麻雀グランプリMAX二次予選E卓 荒正義・白鳥翔の2名が勝ち上がり】

本日の対局者は

藤島健二郎 (ptランキング5位)
白鳥翔 (ptランキング6位)
荒正義 (一次予選C卓1位)
ともたけ雅晴 (一次予選E卓2位)

 

 

【1回戦】

白鳥(親)が高め一通の一筒四筒七筒待ち。

安めの七筒ツモながらもハイテイが付いて2,600オール(+1,000)。

 

 

オーラスには1人浮きを決めるアガリで白鳥がトップ。
ともたけ 荒 藤島の並びで終了。

 

【2回戦】

2回戦も白鳥は好調。細かなアガリを重ねて南場の親番は東ツモ。2,600オールは2,700オールでリードを広げ

 

 

オーラスにはメンゼンホンイツ、カン六万待ち。

またも1人浮きトップ確定のアガリで白鳥が2連勝。
藤島 ともたけ 荒の並びで終了。

 

【3回戦】

荒が急所のペン七万をチーしてツモリ三暗刻。

ドラの八索ツモで跳満に仕上げて2番手に名乗りをあげる。

 

 

そして藤島も三色確定のペン三索待ちリーチを決めて2着に食い込む。

 

 

3回戦は荒がトップ。
藤島が浮きの2着。
白鳥 ともたけの並びで終了。

 

【4回戦】

荒は南3局にドラ暗刻の手牌。
シャンポン待ちから場況的に良さそうなカン二索に待ちかえて満貫のアガリを決めて2連勝。

 

 

オーラス。藤島はメンゼンホンイツ五索八索待ち。

 

 

アガれなかったものの、テンパイ料で3着に浮上して4回戦が終了。

4回戦はトップに荒。
ともたけ 藤島 白鳥の並びで終了。

 

【最終 5回戦】

最終戦は起家を引いた荒が3,900オールで先手を取ると

 

 

1本場には4,000オールは4,100オールで大量リードを築く。

オーラスの条件は

【藤島】ツモ役満
荒 ともたけからダブル役満
白鳥から三倍満

【ともたけ】ツモダブル役満
荒 白鳥からダブル役満
藤島からトリプル役満

 

 

しかしオーラスは荒(←白鳥)の移動で終了。
荒正義・白鳥翔の2名がベスト8進出を決めた。

 

 

(文・吾妻さおり)

第13期麻雀グランプリMAX二次予選D卓レポート

第13期麻雀グランプリMAX二次予選D卓レポート

【安定感の鬼・近藤と最後のオーラスまで三浦と競りとなった内川がベスト16へ。】

 

 

近藤久春(20,000P・二次予選シード)
三浦智博(19,200P・二次予選シード)
内川幸太郎(14,800P・一次予選からの勝ち上がり)
猿川真寿(12,800P・予備予選からの勝ち上がり)

解説:佐々木寿人
実況:太田寛子

内川の連続アガリにより、1回戦で早くも1人抜け出しそうな展開の中で、しっかりと浮きをキープした近藤。

 

 

2回戦の親番ではその内川から12,000の出アガリで先頭に立つと、ここからはヤミテンを駆使する。言葉が少し悪く聞こえるかもしれないが“地味に”“着実に”そして“効果的に”相手のチャンス手を摘みながらポイントを伸ばす戦法。それは失点のリスクも下げる正にトーナメント巧者の王道であり、近藤の実力であれば早々に勝ち上がりの一席を確保するのに十分過ぎるアドバンテージであった。

一方でその煽りを食う形となったのが猿川と三浦の両名。

 

 

3回戦の開局、東家の猿川はドラの白が暗刻の勝負リーチ。しかし近藤のピンフにかわされると今度は三浦の番である。

 

 

3回戦南4局2本場
西家・三浦

西西北北  ポン東東東  ポン八索 下向き八索 下向き八索 右向き  ポン九万 上向き九万 上向き九万 右向き  ドラ西

高め跳満のテンパイも、近藤がまたしてもピンフでバッサリと掻っさらって行った。

 

 

近藤「今日はドラ畑でした。あれだけドラが来ると戦いやすいよね。」
と勝ち上がりインタビューでは謙遜した近藤であったが、道中のシャンテン戻しからの役ありテンパイを目指す手組み等は隙のない流石の一言である。

全5回戦という長丁場も徐々に上下の差が開きつつあった4回戦。ここで戦線踏みとどまったのは三浦であった。

 

4回戦南2局
南家・三浦

二索二索八索八索四筒四筒四筒  ポン西西西  ポン中中中  ツモ二索  ドラ八索

 

このアガリでトップを決めると最終戦のオーラスでは遂に内川の背中が視界に。

 

 

5回戦南4局2本場供託2本
東家・三浦

 

二万二万二万六万八万二筒三筒四筒五筒七索九索中中 ツモ七万 ドラ七万

次局ノーテンにできるアガリをしたい三浦に待望の2,000オールのテンパイが入る。しかし八索は場に2枚切れという難しい状況であり、ここでの三浦の選択は

 

 

 

テンパイ取らず。

焦る事なく普段通りの三浦の姿であったが結果は思いがけない形で表れた。
ピンズの4連形を含むくっ付きの1シャンテンが“ノーテン流局”というまさかの結末である。それと同時にベスト16へ駒を進めたのは近藤と内川となった。

 

 

三浦「カン八索をリーチに行けなかったのがダメでしたね。」

最後の勝負所を悔やんでいた三浦であったが、劣勢の中で数少ないチャンスをものにしたり

 

 

2回戦南1局で見せた近藤のリーチと内川の仕掛けに対して危険牌押し切っての渾身の300・500ツモの局面などは是非タイムシフトでご覧になって頂きたい。

 

 

猿川「3回戦東1局の一万四万七万待ちを近藤さんに捌かれたのがキツかったですね。」

やはり近藤の効果的なヤミテンが効いたと語った猿川であったが

3回戦南1局
東家・猿川

三万四万五万七万八万四索六索八索二筒三筒四筒五筒東東 ドラ白

この配牌1シャンテンも東のトイツ落としから入ると

 

 

敗退とはなってしまったが所々に猿川オリジナル“モンキーマジック”のアガリも披露し見せ場も多かった。

 

 

内川「今日はスピード感が合わせられていたのではないかと思いたいですね。」

特に印象的であったのが2回戦南4局。

 

 

1人大きく沈んでいた内川だったが、近藤のドラポンが入っている場面でのヤミテン選択。

内川「近藤さんの切り出しから発暗刻の一筒四筒が本線で、自身がリーチに行ってしまうと捨て牌の四筒が目立ってしまうのが嫌で。一筒が来たら白切る予定でした。」
と近藤のスピード感や手牌構成までドンピシャであり、解説の佐々木からも“二代目歩くトーナメント”というワードが飛び交うほどのお手本となる戦い方であった。

そして
実況・太田「本日はお疲れ様でした。」

 

 

内川「今ちょうど堀が(Mリーグで)国士打ったんですよ。。」

Mリーガーとしての顔も合わせ持つ内川であるが、チームメイトのピンチも場を和ませる締めとしてキッチリと宣伝。最後まで完璧であった。

■最終結果と組み合わせ表

 

 

(文:小林正和)