第15期帝峡戦(山口プロアマリーグ)第4節 成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 森本 鋼太郎 一般 144.1 54.1 31.6 70.3 ▲ 11.9  
2 藤原 英司 プロ 126.8 33.4 0.0 35.5 57.9  
3 弘中 栄司 一般 107.3 0.0 11.1 13.1 83.1  
4 氷室 哀華 一般 106.0 26.9 9.2 1.3 68.6  
5 髙松 伸好 一般 66.2 65.6 ▲ 17.7 ▲ 52.5 70.8  
6 石原 和輝 一般 42.4 13.6 ▲ 0.9 29.7 0.0  
7 下山 哲也 プロ 38.0 0.0 4.1 33.9 0.0  
8 藤岡 治之 プロ 35.7 65.6 ▲ 20.9 ▲ 14.8 5.8  
9 横田 幸太朗 プロ 33.5 ▲ 15.7 ▲ 28.8 33.4 44.6  
10 杉 直樹 一般 31.5 1.1 ▲ 10.8 26.2 15.0  
11 中嶋 則幸 一般 31.4 49.5 ▲ 3.9 6.6 ▲ 20.8  
12 李 玉 一般 28.6 26.7 6.6 56.4 ▲ 61.1  
13 たろ 一般 18.2 ▲ 31.7 51.9 ▲ 18.8 16.8  
14 牧本 真一 一般 14.6 ▲ 2.0 22.5 12.4 ▲ 18.3  
15 石内 雅也 一般 12.5 ▲ 13.6 23.7 29.6 ▲ 27.2  
16 山下 昭男 一般 10.7 1.8 ▲ 12.1 ▲ 14.8 35.8  
18 渡辺 辰宏 一般 8.0 15.9 20.6 ▲ 21.8 ▲ 6.7  
19 中原 俊介 一般 1.9 ▲ 20.8 ▲ 3.5 39.8 ▲ 13.6  
20 相本 長武 一般 1.8 25.1 ▲ 21.4 11.2 ▲ 13.1  
21 高村 翔 プロ 0.6 ▲ 10.2 40.4 ▲ 17.8 ▲ 11.8  
22 むさし 一般 ▲ 2.1 ▲ 20.3 34.9 3.1 ▲ 19.8  
23 宮下 達也 一般 ▲ 16.3 ▲ 2.5 4.0 ▲ 32.0 14.2  
24 高見 和広 一般 ▲ 17.4 ▲ 2.1 ▲ 22.9 33.8 ▲ 26.2  
25 渡辺 健太 プロ ▲ 17.6 61.8 20.5 ▲ 41.1 ▲ 58.8  
26 黒田 隆明 一般 ▲ 20.4 ▲ 0.5 38.9 ▲ 61.0 2.2  
27 服部 学 プロ ▲ 32.1 12.2 ▲ 0.6 39.2 ▲ 82.9  
28 殿井 正敏 一般 ▲ 43.7 ▲ 29.3 ▲ 14.4 0.0 0.0  
29 福田 譲二 プロ ▲ 50.3 ▲ 55.3 0.0 12.2 ▲ 7.2  
30 津森 慎一 テスト生 ▲ 51.7 ▲ 32.8 3.3 ▲ 22.0 ▲ 0.2  
31 原 俊幸 一般 ▲ 61.1 ▲ 20.8 42.7 ▲ 59.7 ▲ 23.3  
32 村田 健治 一般 ▲ 67.0 ▲ 0.6 ▲ 54.5 ▲ 41.8 29.9  
33 清木 雅一 一般 ▲ 81.9 ▲ 10.6 ▲ 38.2 3.5 ▲ 36.6  
34 松村 仙人 一般 ▲ 87.2 ▲ 35.5 ▲ 50.8 15.5 ▲ 16.4  
35 佐田 いちこ 一般 ▲ 101.6 ▲ 29.0 ▲ 59.3 ▲ 20.9 7.6  
36 白川 徹二 一般 ▲ 117.7 ▲ 53.0 13.5 ▲ 78.2 0.0  
37 岩村 美智子 プロ ▲ 164.1 ▲ 85.4 15.8 ▲ 31.5 ▲ 63.0  
38 雪野 伊織 一般 ▲ 3.6 ▲ 3.6 0.0 0.0 0.0  
39 坂田 朋 一般 ▲ 37.6 0.0 ▲ 37.6 0.0 0.0  
40 日山 明彦 一般 3.6 0.0 0.0 0.0 3.6  

第5期北陸プロリーグ 第7節レポート

本年2022年は、北陸支部にとって大きな飛躍の年となった。
第2期鸞和戦を吉野敦志が制し、第4期桜蕾戦を新人の宮成さくが優勝する。
また、戴冠こそならなかったが、地方チャンピオンシップを制しグランプリMAXへ歩を進めた里木祐介。
第4期若獅子戦の決勝の舞台で奮戦した梅本翔。

彼らはその名を全国に知らしめた。
「北陸が、今、熱い。」

Mリーガーとなった本田朋広を輩出した北陸の地に、俄かにスポットが集まっている。
このムーブメントを一過性のものとするのではなく、彼ら彼女らに続く新星を生み出してゆく事。その確かな土壌を作り、固めていく事が私を含めた北陸支部員一人一人に課せられた使命となっていくだろう。

令和4年11月27日
第5期北陸プロリーグ第7節。

勝負はいよいよ最後の直線を迎えようとしていた。
独走の志多木。崩れることなく積み重ねた230ものポイントは圧巻である。
彼の決勝に向けての思いなどは、次節ほぼ必ず聞く事となるだろう。
前述のタイトル戦を賑わせたプロ達を抑えての堂々の首位。見事の一言である。

続く2、3位には安城と南。
手綱を緩めることなくポイントを伸ばし、最終節の選択肢を大きく増やす事が出来ただろう。
今回は決勝圏内をほぼ固めた安城に話を伺っている。

安城るい 29期生
「一撃必殺ネコパンチ」のキャッチフレーズで周囲に愛されるチャーミングな彼女だが、そのキャリアも腕前も一目置かれる実力者である。
もしも今期も決勝進出が成れば、なんと5期中3期の決勝となる。

「前節、ポイントを失うことに怯えて逃げの麻雀を打ってしまった事を悔やんでいます。今日は強い気持ちで打つと心に決めて臨みました。」

そんな彼女の意志の強さに牌が応えてくれた1局が下記。

1回戦東1局北家 ドラ中

八万八万五筒六筒七筒八筒九筒六索七索八索中中中 リーチ ツモ四筒

競技麻雀打ちにとって、是が非でもモノにしたいドラ暗刻の勝負手。
多くの打ち手はヤミに構えて8,000を狙うところ、安城の選択は牌を横に曲げて跳満を引きアガる事だった。

「この場面で迷わずリーチに行けてアガれた事で緊張が解けました。その後もまっすぐ攻められたのはこのアガリに依るところが大きかったです。」

はにかんだ笑顔の奥に秘められた確かな闘志。
経験や思いの強さは折り紙付き。今期の安城の眼差しは、既に決勝に向けられている。

上位から中団にかけては大混戦。4位の里木から8位の後藤までは誰が決勝に滑り込んでもおかしくはない。最終節の4半荘は上位陣の直接対決である。
おそらく最後のオーラスまで、何人かが条件を残す激戦となるだろう。
当人も周囲も、瞬きも許さない最終決戦が迫っている。

また、先般より触れてはいるが、今期は新人達の多くがプロの壁に直面した年だったのだが、私を含めた中堅~古参のプロが苦しんだ年でもあった。
特に実績・実力充分な藤本や木戸の苦戦は誰もが予想しえなかったのではないだろうか。
今期なかなかスコアを伸ばせず、声を届ける事が出来なかった木戸にスポットを当てたい。

木戸僚之 石川県七尾市出身の36歳。
年齢はまだ若いが、23期生とキャリアは長く、北陸支部の理事も務める、北陸になくてはならないプロの1人であろう。
若手プロの指導役でもあり、牌理の深さにかけては支部の第一人者の1人に名の上がる、北陸プロリーグ優勝経験もある実力者である。

「今期は厳しい状況が続き、残り4節から1節辺り+50Pを勝ちに行く麻雀にシフトしましたが、やはり選択肢も少ない中成績も伸びず、今節は丁寧に打つ事を最大の方針にしました。」

1年を通して苦しんだ木戸だが、7節目の最終戦にして漸く自ら納得のいくアガリを手繰り寄せる。

三万四万五万七万七万七万四筒四筒六索七索七索八索八索 リーチ ツモ六索

二万二万四万四万三筒三筒三筒六筒七筒八筒九索九索九索 リーチ ツモ二万

縦横を受け間違えずしっかりとアガリを掴む、牌理に明るい木戸の持ち味を生かしたアガリでこの節をトップで締めくくる。

「今期、形は作れていても勝負手をアガれない、放銃や流局となる場面が多かったですが、手ごたえのあるアガリが出来ました。最近の北陸支部では沢山の後輩の活躍が目覚ましい中で、私も負けないよう頑張りたいです。」

後進の指導を任されていると言えど、まだまだ老け込むには早い実力者。
支部にとって欠かせぬピースの一角が、来節、来期、どのような麻雀を見せてくれるのか今から楽しみでならない。

今節は期を通して不調だった木戸、藤本、後藤などが気を吐いた節でもあった。
前半戦に最下位争いに甘んじていた後藤は、気がつけばボーダーの狙える位置に。
藤本は今節国士無双のリーチをかけて岡田を討ち取っている。
彼らが共通して残したコメントが、「まだ僅かだが決勝の可能性が残っている。」だ。
どんなに苦戦しても、決して諦めない姿勢。心構え。
支部の若手や新人達、そしてこれからプロの道へ進もうと考えている方はどうか身に刻んで欲しい。

我々の麻雀は、観てくれている方々への麻雀でもある。
その誰かのために、決して諦めず、無様な麻雀を打たない事。
その想いを全員が共有するからこそ、飛躍するに足る、強い、熱い、北陸となるのではないだろうか。

最終節の最終戦、オーラスが終わるまで。
全員が、自身と見てくれる誰かの為に、全力で腕を振って欲しい。

最終節は12月11日。
応援の程、宜しくお願い致します。

(文:荒谷誠)

第12期JPML WRCリーグ最終節成績表

【WRCリーグ勝ち上がり】

シード選手の出欠、地方予選の勝ち上がり人数もほぼ決まりましたので、勝ち上がり人数も確定します。

※急な欠場により増えることはありますが、減ることはありません。

1位通過→ベスト16
2位~10位→二次トーナメント
11位~31位→一次トーナメント
32位~34位+地方代表戦通過者数名→予備予選
(第12期)

試合開始時間に遅れた場合は失格となります。

・予備予選(巣鴨本部道場)

数名→4名

・一次トーナメント(巣鴨本部道場)

シード:女流桜花、プロクイーン等

予選勝ち上がり(20名程度)+予備トーナメント勝ち上がり者の計6卓24名で行う。

※予選通過人数は変動します。

・二次トーナメント(巣鴨本部道場)

シード:王位、マスターズ、グランプリ、予選勝ち上がり上位者(2位以下、9名前後)

※王位、マスターズが連盟員でない場合など、シード選手の人数に変動の可能性あり。

シード選手に1次トーナメント勝ち上がりの12名を加えて6卓24名で行う。

・ベスト16(夏目坂スタジオ)

二次トーナメント通過者12名に鳳凰位、十段位、前回優勝者、予選1位通過者の4名を加えて各半荘4回戦
各卓上位2名が勝ち上がり

・ベスト8(夏目坂スタジオ)

半荘4回戦を行い各卓上位2名が決勝進出

・決勝(夏目坂スタジオ)

 

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順位 名前 5節合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 渡辺英梧 263.6 124.7 48.0 134.3 ▲ 22.8 ▲ 20.6
2 中山将太 248.5 3.7 79.0 128.8 ▲ 29.4 66.4
3 浦野修平 237.1 6.7 10.3 79.6 147.8 ▲ 7.3
4 吉高正悟 228.6 75.9 ▲ 23.7 44.8 52.9 78.7
5 藤島健二郎 223.3 93.3 ▲ 8.1 59.1 23.8 55.2
6 江嵜晋之介 220.1 31.6 90.4 46.9 64.8 ▲ 13.6
7 三浦智博 211.6 24.4 25.8 53.0 ▲ 14.9 123.3
8 阿久津翔太 185.6 91.6 9.6 ▲ 4.3 32.4 56.3
9 菅原千瑛 173.0 ▲ 46.7 39.8 58.1 43.8 78.0
10 齋藤豪 167.8 0.2 82.8 34.3 12.9 37.6
11 須浦正裕 160.3 53.2 24.0 7.0 10.0 66.1
12 高橋慧 160.0 113.2 ▲ 4.9 89.9 ▲ 54.7 16.5
13 新谷翔平 159.2 72.4 24.6 21.9 4.8 35.5
14 島崎涼 139.0 37.3 ▲ 36.5 74.6 65.6 ▲ 2.0
15 渡邉浩史郎 137.7 ▲ 80.7 19.9 114.6 48.3 35.6
16 木本大介 131.5 183.9 64.7 ▲ 49.3 ▲ 60.1 ▲ 7.7
17 猿渡輝也 122.9 37.3 16.8 50.7 17.7 0.4
18 関本幸樹 122.4 20.1 44.1 27.5 17.0 13.7
19 藤本哲也 113.4 63.0 24.1 42.3 26.8 ▲ 42.8
20 宮澤太佑 98.6 0.0 ▲ 13.0 2.4 38.1 71.1
21 神森天心 97.0 ▲ 32.2 ▲ 48.0 8.6 62.6 106.0
22 伊藤俊介 91.5 46.9 ▲ 28.0 60.5 ▲ 16.2 28.3
23 客野直 91.1 76.5 56.5 ▲ 6.0 ▲ 55.2 19.3
24 井上絵美子 87.6 18.3 ▲ 6.9 66.7 ▲ 32.7 42.2
25 児玉佳宏 83.3 22.4 14.8 43.4 ▲ 1.1 3.8
26 辻本一樹 82.8 16.2 70.2 ▲ 17.6 39.7 ▲ 25.7
27 角谷陽介 79.8 ▲ 20.1 ▲ 8.8 45.4 ▲ 34.3 97.6
28 仲田浩二 78.1 12.4 ▲ 6.5 ▲ 31.5 6.2 97.5
29 上田直樹 75.8 26.5 ▲ 18.8 72.0 ▲ 3.1 ▲ 0.8
30 山田学武 70.8 ▲ 76.8 42.5 44.1 50.1 10.9
31 大和 68.4 ▲ 14.0 4.4 ▲ 14.0 28.8 63.2
32 早川林香 63.7 14.8 ▲ 74.0 31.8 77.1 14.0
33 清水智之 50.6 ▲ 29.8 63.1 26.0 ▲ 36.5 27.8
34 中島寿太郎 48.8 ▲ 42.7 31.0 34.3 44.1 ▲ 17.9
35 椎名健太 48.6 ▲ 22.5 27.1 4.3 56.0 ▲ 16.3
36 水越京子 48.2 4.4 65.0 39.4 ▲ 75.2 14.6
37 福光聖雄 47.9 46.5 ▲ 110.3 2.0 80.3 29.4
38 室伏直輝 47.8 ▲ 5.2 64.9 ▲ 40.1 27.0 1.2
39 笠原拓樹 39.7 31.3 ▲ 78.3 24.0 ▲ 18.1 80.8
40 武田裕希 23.1 ▲ 27.6 ▲ 48.7 26.8 36.1 36.5
41 森下剛任 18.3 ▲ 78.4 11.8 86.7 ▲ 55.9 54.1
42 森田未来 15.1 48.9 ▲ 69.9 ▲ 21.9 2.4 55.6
43 本田朋広 8.6 11.5 22.5 ▲ 41.0 4.5 11.1
44 木原翼 8.0 ▲ 5.9 ▲ 1.6 ▲ 37.5 ▲ 3.2 56.2
45 ダニエル・モレノ 4.5 ▲ 61.2 ▲ 15.3 ▲ 17.2 76.2 22.0
46 戸部弘次 0.3 ▲ 68.5 ▲ 1.3 85.1 ▲ 54.8 39.8
47 末続ヒロトシ ▲ 2.1 58.1 ▲ 24.3 4.0 ▲ 86.7 46.8
48 皆川侑亮 ▲ 3.5 11.8 ▲ 81.4 81.9 3.6 ▲ 19.4
49 高橋大輔 ▲ 5.0 11.2 8.3 ▲ 41.6 37.4 ▲ 20.3
50 清水裕允 ▲ 7.1 ▲ 54.9 ▲ 5.7 ▲ 41.1 30.1 64.5
51 瀧澤光太郎 ▲ 10.8 19.0 0.7 ▲ 74.7 21.3 22.9
52 柴田航平 ▲ 11.8 ▲ 55.0 ▲ 36.1 24.5 36.3 18.5
53 佐藤孝行 ▲ 25.7 ▲ 34.3 ▲ 89.1 29.4 13.9 54.4
54 夏目一花 ▲ 31.9 ▲ 94.5 44.6 ▲ 8.8 23.3 3.5
55 砂子直信 ▲ 36.0 ▲ 5.4 ▲ 58.2 25.5 81.5 ▲ 79.4
56 原田潤次 ▲ 36.3 39.9 69.2 ▲ 16.8 ▲ 46.4 ▲ 82.2
57 都築友和 ▲ 37.6 ▲ 5.8 ▲ 60.6 75.7 ▲ 16.6 ▲ 30.3
58 西名優 ▲ 40.2 ▲ 63.3 ▲ 69.3 55.8 42.6 ▲ 6.0
59 林源 ▲ 45.1 42.9 61.4 18.8 ▲ 56.2 ▲ 112.0
60 町田志織 ▲ 50.4 ▲ 9.6 15.4 ▲ 10.1 ▲ 17.8 ▲ 28.3
61 林潤一郎 ▲ 50.4 ▲ 8.7 5.0 6.5 ▲ 3.5 ▲ 49.7
62 山脇千文美 ▲ 51.2 51.3 ▲ 61.8 ▲ 25.4 ▲ 5.9 ▲ 9.4
63 大野剛史 ▲ 51.7 ▲ 25.6 53.4 64.4 ▲ 141.5 ▲ 2.4
64 太田優介 ▲ 63.7 ▲ 70.0 ▲ 34.8 29.2 18.9 ▲ 7.0
65 野村駿 ▲ 64.0 ▲ 42.8 6.2 30.3 ▲ 56.4 ▲ 1.3
66 船木伸一 ▲ 66.6 ▲ 3.1 ▲ 74.7 ▲ 17.3 2.3 26.2
67 小林正和 ▲ 67.3 30.6 ▲ 27.6 10.3 ▲ 42.9 ▲ 37.7
68 天音まこと ▲ 70.1 ▲ 35.5 ▲ 34.2 70.8 ▲ 36.3 ▲ 34.9
69 古本和宏 ▲ 79.4 45.2 ▲ 36.9 ▲ 14.7 ▲ 36.8 ▲ 36.2
70 吉野敦志 ▲ 88.2 12.7 25.3 ▲ 74.5 ▲ 40.3 ▲ 11.4
71 中村毅 ▲ 92.7 ▲ 55.3 ▲ 34.4 ▲ 43.8 32.4 8.4
72 高畑敬太 ▲ 97.0 17.7 ▲ 13.7 ▲ 91.1 44.2 ▲ 54.1
73 小車祥 ▲ 97.8 75.6 ▲ 74.8 36.1 ▲ 92.7 ▲ 42.0
74 鈴木誠 ▲ 109.8 ▲ 40.9 18.8 ▲ 18.6 ▲ 68.6 ▲ 0.5
75 荒井伶太 ▲ 112.6 ▲ 93.2 67.4 ▲ 56.6 ▲ 10.6 ▲ 19.6
76 冨田久志 ▲ 117.4 16.9 5.9 ▲ 68.1 ▲ 29.7 ▲ 42.4
77 谷岡育夫 ▲ 131.0 14.8 51.1 ▲ 36.6 ▲ 73.7 ▲ 86.6
78 大鹿糠文也 ▲ 133.4 ▲ 85.5 ▲ 24.6 18.2 ▲ 3.1 ▲ 38.4
79 原佑典 ▲ 135.5 10.8 9.0 ▲ 2.4 ▲ 67.5 ▲ 85.4
80 野村遼吾 ▲ 144.3 ▲ 65.2 38.9 ▲ 26.6 ▲ 53.2 ▲ 38.2
81 黒田良 ▲ 144.6 ▲ 50.0 14.0 ▲ 29.2 ▲ 52.9 ▲ 26.5
82 浜野太陽 ▲ 145.1 ▲ 91.5 63.4 ▲ 51.8 ▲ 5.5 ▲ 59.7
83 金杉空 ▲ 146.0 ▲ 41.9 62.2 ▲ 52.7 ▲ 67.7 ▲ 45.9
84 岡田啓佑 ▲ 165.6 ▲ 42.4 ▲ 5.8 ▲ 10.4 ▲ 12.8 ▲ 94.2
85 中野妙子 ▲ 190.2 39.4 ▲ 81.9 ▲ 26.8 ▲ 75.1 ▲ 45.8
86 松島桃花 ▲ 211.6 47.6 ▲ 66.2 ▲ 61.1 ▲ 25.0 ▲ 106.9
87 森岡貞臣 敗退 ▲ 22.0 ▲ 23.2 ▲ 67.9 ▲ 39.5
88 鳥越真仁 敗退 11.4 ▲ 59.0 ▲ 52.0 ▲ 65.3
89 伊東宏倫 敗退 ▲ 27.3 ▲ 8.6 ▲ 62.1 ▲ 79.4
90 梅中悠介 敗退 ▲ 41.5 ▲ 20.8 ▲ 73.9 ▲ 57.1
91 頼さくら 敗退 ▲ 8.6 ▲ 14.9 ▲ 94.7 ▲ 118.0
92 盛合麻理奈 敗退 ▲ 123.3 ▲ 26.9

何を切る? 2022年12月

第47期王位戦 4回戦 東3局 西家 石井良樹プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■プロ解答

 

三索切り

 

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六筒切り

 

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中切り

 

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■実況・解説陣

 

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古橋「シンプルに行くならば六筒切りですが、リーチに対して危ないという場面です。」
斎藤「ポイント状況的に競っている蒼山プロからのリーチなんですね。」
瀬戸熊「三索切りが一番無難だね。」
古橋「さて、お二方ならば何を切るのでしょうか?」
瀬戸熊「乗ってる時なら六筒。ちょっと微妙な心理状態なら三索中は無いかな・・・」
斎藤「僕は乗ってる時でもきっと三索六筒にくっつけて中落としになるか、自然にテンパイすれば六筒勝負になりそうです。」

 

■プロの視点

石井良樹プロ
「ポイント的にここで蒼山プロに放銃すると苦しくなるのは覚悟していました。
中のトイツ落としで迂回も考えましたが、ここで守り気味になると、この先蒼山プロのリーチや仕掛けが入った時に、気持ち的に攻め切れなくなりそうだと感じました。
ポイントを守りたいという気持ちを押し殺して、この局は勝負する!という強い気持ちで受け入れ目一杯の六筒を勝負しました。
もちろんこの後中を鳴いてのテンパイであっても全部押し切る構えでいました。」

 

■一局動画

 

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
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第39期 A1リーグ 第12節B卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第12節B卓 勝又が+50.7Pで7位浮上】
 
本日の対局者は

6位 杉浦勘介
8位 藤崎智
10位 勝又健志
12位 近藤久春

 

最終節B卓に入るため8位以上に居たい勝又は、4回戦東1局の親番でリードすると

 

 

オーラスには藤崎の五筒八筒六筒に競り勝ち

 

 

7,700は8,300のアガリ。
+50.7Pをマークし、順位を3つ上げた勝又は7位に浮上。

 

 

6位スタートの杉浦は、役なしカン二筒待ちのヤミテン。

 

 

確定一通に振りかえてからのツモアガリを決めて1回戦トップ。

2回戦には高め三色の六万ロンで跳満のアガリ。

 

 

杉浦は+9.2Pで6位キープ。降級の心配はほぼなくなった。

 

 

8位スタートの藤崎にとってもプラスが欲しい所。
2回戦は流局間際に高め345の三索六索四索待ちテンパイ。

 

 

四索をホウテイロンで決めて2回戦トップを取る。

勝又より8.4Pリードで迎えた4回戦。勝又が先行する中、ホンイツをツモアガってあと一歩まで迫るが

 

 

オーラスは勝又に直撃されて沈み3着となってしまう。

▲17.3Pで暫定9位となった藤崎は、最終節A卓となる可能性が高い。

 

 

残留にはプラス必須の近藤。1回戦オーラスに南トイトイツモリ三暗刻のテンパイを入れるが

 

 

藤崎のドラドラ七対子に放銃となってしまい、痛恨のラス。

3回戦は勝又の親リーチをタンヤオドラドラでアガリ切ってトップを取るが

 

 

3回のラスが響いて▲42.6P。最下位で最終節を迎える事になりそうだ。

 

 

 

次回A1リーグ第12節C卓は
2022/11/30(水) 16:00

古川孝次
前田直哉
黒沢咲
HIRO柴田

解説 森山茂和
実況 古橋崇志
ナビゲーター 阿久津翔太

(文・吾妻さおり)

第5期 北陸プロリーグ最終節成績表

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節
1 志多木 健 214.7 35.0 81.0 21.8 28.2 53.1 ▲ 1.0 12.7 ▲ 16.1
2 安城 るい 128.5 37.4 13.1 64.5 35.0 13.4 ▲ 21.3 43.1 ▲ 56.7
3 南 和之 112.4 54.5 ▲ 43.7 52.5 21.1 16.2 ▲ 11.4 38.5 ▲ 15.3
4 浦田 豊人 68.3 ▲ 10.8 12.1 73.9 ▲ 11.8 ▲ 16.0 ▲ 9.0 0.0 29.9
5 成田 理良 48.8 22.7 1.7 ▲ 17.3 ▲ 16.9 14.1 67.8 ▲ 38.9 15.6
6 文月 愛美 45.7 ▲ 40.6 67.5 7.6 ▲ 26.1 ▲ 0.7 ▲ 22.6 31.8 28.8
7 里木 祐介 33.5 70.5 27.3 ▲ 5.8 51.8 ▲ 68.0 ▲ 28.0 5.4 ▲ 19.7
8 梅本 翔 26.6 ▲ 0.6 ▲ 11.8 7.2 ▲ 4.8 18.8 7.0 ▲ 57.5 68.3
9 宮成 さく 14.4 ▲ 55.0 ▲ 28.2 41.9 ▲ 16.6 25.5 8.5 ▲ 7.7 46.0
10 獅坂 祐一 6.5 58.8 ▲ 6.8 ▲ 27.9 20.3 ▲ 65.6 ▲ 18.1 1.7 44.1
11 藤本 鉄也 ▲ 8.1 ▲ 30.6 ▲ 51.5 ▲ 17.8 ▲ 31.6 43.2 16.6 36.0 27.6
12 荒谷 誠 ▲ 20.1 ▲ 18.3 ▲ 56.0 ▲ 13.1 19.7 10.1 45.7 ▲ 52.7 44.5
13 後藤 正博 ▲ 44.1 ▲ 36.0 ▲ 7.2 ▲ 66.2 25.8 3.4 17.7 58.5 ▲ 40.1
14 木戸 僚之 ▲ 50.5 ▲ 38.0 ▲ 29.6 ▲ 11.6 0.0 30.0 ▲ 23.7 22.1 0.3
15 松井 直大 ▲ 64.3 ▲ 34.4 ▲ 49.8 ▲ 49.3 3.0 38.3 ▲ 28.2 54.7 1.4
16 堂垂 正裕 ▲ 73.6 43.8 20.1 ▲ 58.2 ▲ 87.5 ▲ 66.5 52.2 8.2 14.3
17 岡田 拓也 ▲ 100.2 ▲ 25.6 42.5 11.0 32.8 ▲ 26.0 7.6 ▲ 103.8 ▲ 38.7
18 小林 和樹 ▲ 146.9 4.4 14.1 ▲ 19.7 ▲ 34.9 45.6 ▲ 36.0 ▲ 25.4 ▲ 95.0
19 如月 靖之 ▲ 220.6 ▲ 38.2 0.2 5.5 ▲ 8.5 ▲ 68.9 ▲ 23.8 ▲ 26.7 ▲ 60.2

第25期 北陸プロアマリーグ「帝陸戦」 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 高槻 悠太 一般 165.7 19.1 110.5 42.0 15.9 ▲ 21.8
2 山元 一成  一般 142.4 25.8 71.0 33.6 15.6 ▲ 3.6
3 栄田 勇作 一般 135.8 27.7 84.2 ▲ 52.0 ▲ 4.5 80.4
4 梅本 翔 プロ 120.2 57.1 ▲ 7.4 32.2 45.9 ▲ 7.6
5 南 和之 プロ 119.8 ▲ 0.1 62.4 23.6 67.9 ▲ 34.0
6 浦田 豊人 プロ 107.3 ▲ 45.6 23.2 45.6 0.0 84.1
7 荒谷 誠 プロ 105.8 22.7 27.3 ▲ 21.4 48.1 29.1
8 飯田 輝雄 一般 103.6 14.0 34.9 44.4 ▲ 1.8 12.1
9 西田 大志 一般 91.3 54.9 18.4 ▲ 44.7 26.6 36.1
10 堂垂 正裕 プロ 72.6 16.6 48.4 26.3 ▲ 12.4 ▲ 6.3
11 宮成 さく プロ 64.4 13.8 8.9 ▲ 40.2 ▲ 6.7 88.6
12 森田 有一 一般 63.3 42.9 ▲ 96.7 20.0 75.3 21.8
13 吉田 健彦 一般 59.2 63.1 51.4 ▲ 22.7 ▲ 35.0 2.4
14 戸村 聖一  一般 11.9 11.9 0.0 0.0 0.0 0.0
15 窪田 一彦 一般 10.2 89.9 ▲ 32.3 25.8 ▲ 45.9 ▲ 27.3
16 南 宏生 一般 ▲ 11.1 ▲ 22.3 21.2 25.7 ▲ 4.5 ▲ 31.2
17 大門 久輝  一般 ▲ 12.1 ▲ 23.1 ▲ 49.9 15.0 ▲ 4.7 50.6
18 藤本 鉄也 プロ ▲ 19.7 0.0 22.8 7.1 24.6 ▲ 74.2
19 京田 芳宏  一般 ▲ 29.2 ▲ 41.0 ▲ 59.5 ▲ 0.7 2.2 69.8
20 石川 雄基 一般 ▲ 32.8 ▲ 22.6 ▲ 28.8 ▲ 5.2 23.8 0.0
21 如月 靖之 プロ ▲ 35.9 ▲ 36.3 19.3 ▲ 4.0 ▲ 1.7 ▲ 13.2
22 新保 翔太 一般 ▲ 43.3 ▲ 24.5 8.0 1.2 ▲ 36.9 8.9
23 小林 和樹 プロ ▲ 46.3 ▲ 5.7 25.9 ▲ 58.1 22.5 ▲ 30.9
24 林 龍司 一般 ▲ 46.5 17.3 ▲ 25.0 ▲ 100.0 61.2 0.0
25 中谷 徹也 一般 ▲ 53.5 ▲ 20.5 3.2 ▲ 27.8 36.1 ▲ 44.5
26 岡田 拓也 プロ ▲ 56.9 50.7 ▲ 17.9 ▲ 18.6 ▲ 10.1 ▲ 61.0
27 文月 愛美 プロ ▲ 64.5 ▲ 56.8 ▲ 3.6 8.4 ▲ 34.1 21.6
28 相澤 道徳  一般 ▲ 65.3 ▲ 46.1 36.4 ▲ 5.2 ▲ 19.3 ▲ 31.1
29 山田 航輔 一般 ▲ 71.6 ▲ 15.5 ▲ 98.3 11.3 30.9 0.0
30 松井 直大 プロ ▲ 79.9 12.6 ▲ 36.0 ▲ 15.3 ▲ 82.9 41.7
31 安城 るい プロ ▲ 85.6 ▲ 2.4 ▲ 89.5 23.6 ▲ 44.6 27.3
32 宮川 悟 一般 ▲ 88.5 ▲ 20.3 ▲ 10.2 4.0 ▲ 52.3 ▲ 9.7
33 加藤 玄汰 一般 ▲ 180.8 ▲ 35.4 ▲ 68.5 ▲ 76.9 0.0 0.0
34 今村 伸平  一般 ▲ 247.4 ▲ 47.4 ▲ 12.5 ▲ 50.0 ▲ 66.4 ▲ 71.1
35 今村 優一 一般 ▲ 362.9 ▲ 62.8 ▲ 84.3 ▲ 50.0 ▲ 54.8 ▲ 111.0

第47期王位戦A級決勝レポート

【第47期王位戦 A級決勝 小野塚永遠・森下剛任 ほか15名が渡辺史哉の待つ準決勝ラウンド進出】

3回に渡る王位戦A級予選により72名の勝ち上がり者が出揃い、A級決勝が行われた。

 

 

【王位戦A級決勝システム】

①72名参加
(巣鴨36名 錦江荘36名)
②各会場36名で4回戦
③上位24名が5回戦進出
④上位16名が6回戦進出
⑤6回戦終了時 各会場7名
+2会場8位のポイント上位1名
計15名が11/26(土)の準決勝ラウンド進出

※同点はビッグポイント優先
※4回戦まで 50分+1局
※5回戦以降 55分+1局

 

【A級決勝 参加選手一覧】

 

【巣鴨道場】

 

 

 

【錦江荘会場】

 

 

 

【ワイルドカード】

錦江荘会場8位 奈良圭純 +51.0P
巣鴨道場8位 さくら美緒 +35.8P

ポイント比較の結果、奈良圭純が最後の1枠に滑り込んだ。

 

 

【準決勝ラウンド進出者】

 

渡辺史哉(連盟・現王位)
小野塚永遠
白鳥翔
福田大志(最高位戦)
蒼山秀佑
佐月麻理子(協会)
清水堅斗(協会)
奈良圭純

 

 

森下剛任
清原継光
内川幸太郎
藤島健二郎
津村憲一
山地義昌(一般)
石立岳大
奈良圭純
 
第47期王位戦準決勝は
2022/11/26(土) 12:00

1~4回戦
解説 阿久津翔太
実況 松田彩花

5回戦・6回戦AB卓
解説 柴田吉和
実況 吉井優

(文・吾妻さおり)

第47期王位戦A級本戦レポート

<第47期王位戦 A級本戦レポート>

日本プロ麻雀連盟秋のオールカマータイトル戦、王位戦。
プロ予選が終わり、11/19(土)にA級本戦が行われた。

 

 

本戦出場権を持つ選手と予選通過者、合わせて239人が参加し、6会場で翌日のA級決勝に向けた戦いが繰り広げられた。

 

 

<巣鴨道場(出場52人・通過枠13)>

 

HIRO柴田・紺野真太郎・伊藤優孝
和久津晶・小林剛(麻将連合)・藤川まゆ(麻将連合)

 

 

1位は楢原(RMU)。先日第14期令昭位に就いたばかりの怪物がここでも実力を見せた。
2位は第2期鸞和位の吉野。また、夏に第11期JPML WRCリーグで優勝した石立や、女流プロ麻雀日本シリーズで優勝したMリーガー・岡田も勝ち上がった。
また、14位のメンサン明智(協会)は6会場の次点選手の中でポイントが最も高く、ワイルドカードでA級決勝に進んだ。

 

 

<錦江荘(出場56人・通過枠14)>

 

藤原隆弘・前田直哉・沢崎誠
伊達朱里紗・東城りお・古谷知美

 

 

1位は吉田(最高位戦)。麻雀最強戦2022全日本プロ代表決定戦ではスタジオ対局まで進み、目下の好調ぶりがこの日も発揮された。
2位の藤間は、白血病を乗り越えてプロ活動に取り組む36期後期入会の若手。
瀬戸熊は国士無双のアガリもあり、危なげなく3位で通過。
RMUクラウンを連覇した浅井(最高位戦)、第29期マスターズ覇者の福田(最高位戦)も通過。
プロ予選補欠から繰り上げ出場が叶った柚花(協会)までがA級決勝に進んだ。

 

 

<じゃん亭(出場39人・通過枠10)>

 

山井弘・藤島健二郎・黒沢咲
近藤久春・宮内こずえ・阿久津翔太

 

 

1位は新井。北関東プロリーグでは上位常連で、今期は北関東予選で権利を掴み、本戦もトップ通過を決めた。
3位の山地は、一般参加では唯一の本戦通過選手に。
内川・二階堂瑠美の両Mリーガーや、第3期若獅子の早川、実績上位の藤崎も勝ち上がった。

 

 

<柳勝どき店(出場37人・通過枠10)>

 

ともたけ雅晴・西川淳・柴田吉和・本田朋広
松本吉弘(協会)・村上淳(最高位戦)・松ヶ瀬隆弥(RMU)・河野高志(RMU)

 

 

高い実力はもちろん、今年はテレビ番組の出演などで麻雀界を驚かせた阿部(RMU)が圧勝で首位通過。43期(2017年)王位戦準優勝の太田が続いた。
会場内に5人いたMリーガーを差し置き、公式実況担当の日吉が3位。
マスターズ優勝経験ある猿川・佐月(協会)やMリーガーの鈴木優(最高位戦)も勝ち上がった。

 

 

<岡(出場28人・通過枠7)>

 

吉田直・勝又健志・川原舞子
岡崎涼太・竹内元太(最高位戦)・吉田知弘(協会)

 

 

1位は小川(協会)。雀王戦A1リーグに所属している実力者で5戦4勝で首位通過を果たした。
白鳥は4回戦に78,900点(+60.9P)の大トップを取り2位通過。
静岡支部長代行の中や、鳳凰戦A2リーグ実況担当の小笠原らも勝ち上がった。

 

 

<春日エース(出場27人・通過枠7)>

 

一井慎也・山田浩之・古橋崇志
ダンプ大橋・仲田加南・逢川恵夢(協会)

 

 

1位は越野。選手としてだけでなく、Mリーグ観戦記や連盟Twitterの速報担当、連盟チャンネルの中継スタッフなど、幅広く活躍している。
Mリーガーの渋川(協会)や、人気・実力を兼ね備えたさくら、女流桜花A1リーグ所属の内田らが勝ち上がった。

 

 

本戦通過者62人に加え、シード選手を加えた72人でA級決勝は争われる。

 

(文・梅中悠介)

第39期 A1リーグ 第12節A卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第12節A卓 一井が+58.4で9位に浮上】

 

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本日の対局者は
2位 西川淳
4位 藤島健二郎
5位 吉田直
11位 一井慎也

 

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A1残留に向けて何としても今節プラスしておきたい一井。
1回戦はオーラス開始時点で10,100点持ちであったが

 

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白ドラドラの2,000オールは2,200オールをきっかけに、ラスは引かされたものの21,500点まで回復。

2・3回戦で連勝し、4回戦は高め234三色を四索ロンで決めると

 

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南1局にはドラ暗刻の満貫のアガリ。
4着からの3連勝で+58.4。9位に浮上し、残留に向けての大きな足掛かりを築いた。

 

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鳳凰位決定戦進出を狙う西川・藤島・吉田の直接対決も今節の見所。

最終節で最後に打てるC卓に入るために今日同卓3人の中で一番下にならない事が共通の目標である。

1回戦浮きの2着を取った藤島は、2回戦東2局に中チャンタの6,400を吉田から直撃。

 

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オーラスには電光石火のアガリでライバル2人を沈めて浮きの2着キープ。

 

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トップはなかったものの、+2.9で順位を一つ上げた。藤島は暫定3位になれたため、最終節C卓はほぼ確定となった。

 

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開始前5位の吉田は、開局に345三色のツモアガリで好スタートを切って1回戦トップ。

 

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2回戦に大きなラスを引かされてしまったものの、4回戦東4局に藤島から白ドラ3の満貫直撃。

 

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+1.1で暫定4位に。別卓の結果次第ではあるが、現状のポイントを鑑みると吉田も最終節C卓での対局となりそうだ。

 

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同卓者3名がそれぞれ目標を達成する中で、試練の一節となってしまったのが西川。

1回戦はオーラスに代名詞の純チャンをアガってマイナスを最小限に抑えたものの

 

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その後もなかなか上昇出来ず。4回戦のオーラスにはトータルポイントの兼ね合いから3着キープの700・1,300のツモアガリを良しとせず、四索を切ってのフリテンリーチ。

一索をツモれれば倍満と、見返りも大きいチャレンジだったが

 

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藤島に押し返されてしまい、7,700は8,000(+2,000)の放銃。

暫定5位となった西川は最終節はB卓の可能性が高い。決定戦に残るには最終節でかなり大きなプラスが必須となるだろう。

 

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(文・吾妻さおり)

第47期王位戦A級予選レポート③

【第47期王位戦A級予選③11/13(日) 37名が本戦進出】

 

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日本プロ麻雀連盟の4大タイトルの1つである王位戦。
ルールは一発裏ドラカンドラの無い日本プロ麻雀公式ルール。

 

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今年のA級予選は10月30日(日)/11月12日(土)/11月13日(日)の3日間行われ、その内1日にエントリーが出来る。
王位戦の開催概要は こちら

11月13日(日)のA級予選は4会場で開催となった。
トライアル方式で4回戦行い、トータルポイントプラス者+αは5回戦へ。
5回戦終了時、規定人数が11/19(土)のA級本戦に進出となる。
通過人数は各会場で異なるが、どの会場も参加人数の25%と決まっている。

【巣鴨連盟道場】12名

 

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【春日エース会場】7名

 

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【錦江荘会場】10名

 

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【じゃん亭会場】8名

 

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以上37名が勝ち上がり11月19日(土)に行われるA級本戦へ駒を進めた。

(文・吾妻さおり)

第1期四国プロリーグ 第2節レポート

愛媛 1卓(長尾×楠木×森田×河野)
   2卓(根越×松本×渡部×坪内)
   3卓(渡邊×西村×宗雪×久保)
高知 1卓(福島×平石×山宮×西山)
   2卓(平川×枦山×中岡×小松)
   3卓(濱田×本田×高橋×津野)
   4卓(櫛橋×中原×渡邉×今井)

 

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10月になり、早くも四国支部のプロリーグも第2節が行われました。
少し肌寒い日ではありましたが、寒さにも負けない熱さに会場は包まれていました。
今節は愛媛から西山・本田・渡邉が、徳島から平川が高知会場にて対局を実施しました。同じ支部内でも会場が異なる四国支部ならではの特徴のある面白い試みです。

各卓の結果を見ていきます。
高知2卓では、前節強烈なスタートダッシュを決めた首位の枦山に対し平川、中岡、小松が迎え撃つ形となりました。結果的には枦山が安定感のある内容で卓内トップとなり更に成績を伸ばしました。
同じく高知4卓の今井は前節苦しみましたが、今節はしっかりとポイントを稼ぎ卓内トップ。この調子で1つでも順位を上げていきたいところです。
愛媛会場では1卓の長尾が前節に引き続き卓内トップをもぎ取り上位をキープし、前節苦しんだ2卓の根越と、渡邊が卓内トップを叩き出しポイントを伸ばすことに成功しました。

また、対局終了後には支部内にて勉強会を実施し、支部員全員の雀力向上を目指しております。
今期に関しては後期のみとなり、残り3節しかない状況です。
私自身第1期のチャンピオンという名誉を手に入れたいと思っています。
まだ全員にチャンスが残っているので、勉強会や実践で得たものを活かし次節以降も後悔しないように挑んでほしいです。

(文:渡邊亮)

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 枦山 凌 142.5 103.5 39.0                
2 中岡 博一 106.2 81.8 24.4                
4 長尾 浩平 91.2 47.8 43.4                
3 松本 京也 87.7 55.8 31.9                
6 西山 航瑠 55.7 33.9 21.8                
12 河野 隼人 34.9 6.9 28.0                
10 高橋 亮輔 32.6 7.7 24.9                
8 濱田 将司 29.6 10.3 19.3                
16 西村 和貴 28.8 0.5 28.3                
14 平川 一樹 15.0 5.8 9.2                
20 根越 英斗 15.0 ▲ 23.8 38.8                
19 渡邊 亮 10.8 ▲ 21.0 31.8                
5 宗雪 靖弘 1.2 38.5 ▲ 37.3                
9 櫛橋 孝平 0.2 8.8 ▲ 8.6                
22 本田 翔大 ▲ 8.0 ▲ 33.2 25.2                
25 福島 清子 ▲ 11.1 ▲ 44.3 33.2                
13 坪内 達平 ▲ 12.1 6.4 ▲ 18.5                
28 今井 竜馬 ▲ 14.6 ▲ 70.6 56.0                
26 中原 進二 ▲ 33.6 ▲ 45.2 11.6                
21 楠木 一朗 ▲ 37.1 ▲ 24.5 ▲ 12.6                
24 平石 洋輔 ▲ 40.1 ▲ 43.2 3.1                
7 森田 健太郎 ▲ 41.3 17.5 ▲ 58.8                
15 山宮 雅之 ▲ 54.0 4.1 ▲ 58.1                
17 渡部 貴之 ▲ 62.2 ▲ 10.0 ▲ 52.2                
11 小松 翔一 ▲ 65.6 7.0 ▲ 72.6                
27 久保 隆徳 ▲ 89.0 ▲ 66.2 ▲ 22.8                
18 津野 健一 ▲ 90.3 ▲ 20.9 ▲ 69.4                
23 渡邉 博之 ▲ 94.4 ▲ 35.4 ▲ 59.0                

第47期王位戦A級予選レポート②

【第47期王位戦A級予選②11/12(土) 45名が本戦進出】

 

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日本プロ麻雀連盟の4大タイトルの1つである王位戦。
ルールは一発裏ドラカンドラの無い日本プロ麻雀公式ルール。

 

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今年のA級予選は10月30日(日)/11月12日(土)/11月13日(日)の3日間行われ、その内1日にエントリーが出来る。
王位戦の開催概要は こちら

11月12日(土)のA級予選は4会場で開催となった。
トライアル方式で4回戦行い、トータルポイントプラス者+αは5回戦へ。
5回戦終了時、規定人数が11/19(土)のA級本戦に進出となる。
通過人数は各会場で異なるが、どの会場も参加人数の25%と決まっている。

【巣鴨連盟道場】13名

 

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【勝どき柳会場】11名

 

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【錦江荘会場】12名

 

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【じゃん亭会場】9名

 

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以上45名が勝ち上がり11月19日(土)に行われるA級本戦へ駒を進めた。
次回王位戦A級予選③は11月13日(日)12時開始。

(文・吾妻さおり)

第17期女流桜花 優勝者予想

正解者の中から抽選で2名の方に、第17期女流桜花獲得後の直筆サインをプレゼント致します。

また、正解者の中から抽選で2名の方に、女流桜花決定戦進出プロ寄せ書きサインをプレゼント致します。

応募方法:日本プロ麻雀連盟公式Twitterの【第17期女流桜花決定戦優勝者予想】に優勝すると思うプロを記載してリプライか引用リツイートをお願いします。
締切は12/18(日)14時、当選者にはDMにてご連絡させていただきます。

日本プロ麻雀連盟公式Twitter

番号 名前 亜樹 吾妻 鈴木 斉藤 川原 廣岡 伊達 仲田 菅原 井上 北條
1

魚谷侑未
2

内田美乃里
3

山脇千文美
4

白銀紗希

 

決定戦進出者

現女流桜花:魚谷侑未
1位通過:内田美乃里
2位通過:山脇千文美
3位通過:白銀紗希

 
 

二階堂亜樹

本命は魚谷。流石にこの方と言わざるを得ないでしょう。
今年も順調にタイトルを獲得し、勝ち方を知ってるのはかなり有利に働くと思います。
対抗は初の決勝ながらも自在型で爆発力もある山脇。集中力にムラが出なければ…。

◎ 魚谷侑未
○ 山脇千文美

 
吾妻さおり

私が今期最も注目していたのは白銀プロ。第1節で同卓した時から昨年よりも強くなっていると感じた。唯一の懸念材料は後半の失速。
山脇プロは最初のリードを持って危なげない勝ち上がり。勝負度胸もあるので期待が持てる。雀風に変化が見られるが、吉と出るか!?
魚谷プロは今期十段位獲得の偉業を達成。序盤にリードすれば局回しも上手く、劣勢から逆転する強さもある。桜花連覇の可能性も高いと見る。
内田プロは実績も十分。2節連続マイナスから立て直し、第6節に+103.0Pをマーク。プレーオフでツモ番がない所からの6,000オールにも勢いを感じる。決勝に勝つには運と実力どちらも大切なので今回本命とする。

◎ 内田美乃里
○ 魚谷侑未

 
鈴木彩夏

本命は内田さん。対抗は白銀さん。
魚谷さんと山脇さんが強いのは承知の上で、今期私は内田さんと8半荘戦い、強さを体感したので本命にしました!
白銀さんは淡々と打つ強さと、同期としての期待も込めて対抗に!

◎ 内田美乃里
○ 白銀紗希

 
斉藤理恵

十段戦の勢いそのままに女流桜花も連覇するんじゃないかと予想します。
頼もしく思わずにいられない存在です。
対抗は山脇。今期のリーグ戦で戦ってみて、麻雀もメンタル面も強いと感じたので対抗に。
決定戦がとても楽しみです。

◎ 魚谷侑未
○ 山脇千文美

 
川原舞子

魚谷さんは実績、経験が圧倒的で本命にせざるを得ません。その上、十段位を獲得したばかりで良いイメージを持って決定戦に挑めるのでは。
自分が最終節、プレーオフと連戦してすごく強くて印象的だった内田さんを対抗に。
2年連続決定戦進出でかける思いも強く、作戦も立てやすいのかなと思います。

◎ 魚谷侑未
○ 内田美乃里

 
廣岡璃奈

魚谷さん連覇になるのか内田さん、山脇さん、白銀さんの初の桜花になるのか。
魚谷さんの強さは周知の事実です。
自分が対局し、特に強く感じ今期から大きく雀風を変えてきた、山脇さんに期待して対抗とさせていただきました。

◎ 魚谷侑未
○ 山脇千文美

 
伊達朱里紗

言わずもがな、実績・経験最多の魚谷さんを本命に置かせていただきます。マークはされるでしょうが、勝ち切って下さると思います。
対抗としては、動きを使い、技の数が多い山脇さんとさせて頂きます。

◎ 魚谷侑未
○ 山脇千文美

 
仲田加南

今期は上位3名が早い段階で抜けて、そのまま決勝進出という珍しいパターン。この3名の安定感と強さには大いに期待でき、実力的には誰が勝ってもおかしくはない。
ただ、それ以上に、魚谷さんの尋常じゃない勝負強さが光る近年。負ける姿が想像しにくい。
あるとすれば、唯一、魚谷さんに直接負けた経験がほとんど無い白銀さんが、突破口を開けるかもしれない。

◎ 魚谷侑未
○ 白銀紗希

 
菅原千瑛

現女流桜花にして現十段位。また連盟公式ルールのビッグタイトル王位戦獲得経験もある。
決勝戦での経験値や勝負勘など、実力も麻雀プロの中でも抜きん出ていることから魚谷プロを本命に。
対抗が難しい。今期身をもってして力強さを痛感した勢いのある3人。
守備ももちろん、メンゼン手役ばちばちの爆発力もある内田プロ。
仕掛けて良し、自分のターンとみたら畳み掛ける攻撃力をもつ山脇プロ。
年々進化する安定感とここぞとばかりの勝負を鋭く貫ける白銀プロ。
一打一打余すことなく観て、学び、楽しみたい。
誰が勝ってもおかしくない決定戦だと改めて思う。楽しみすぎる。
対抗は、雀風的に魚谷プロの宿敵・仲田加南プロに3人のうち最も近いであろう山脇プロに。

◎ 魚谷侑未
○ 山脇千文美

 
井上絵美子

誰もが認めるくらいの実力実績がある魚谷さんが本命。
対抗は私と同期の白銀さん。安定感のある麻雀で頑張ってほしいと応援の気持ちも込めて。

◎ 魚谷侑未
○ 白銀紗希

 
北條恵美

本命山脇。気合い充分。短期集中戦の場合、絶対に獲る気持ちが一番強い人に勝機あり。
対抗は内田。実力は折り紙付き。気持ちを切らさず持ち味が活かせる対局になれば勝利に繋がる。

◎ 山脇千文美
○ 内田美乃里

女流桜花決定戦
初日
12/18 14:00
二日目
12/28 14:00
最終日
1/4 14:00

第5期 雪華王戦(北海道プロリーグ)最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 第7節 第8節 第9節 第10節
1 須賀 智博 211.0 ▲ 2.3 ▲ 44.9 40.5 30.6 36.7 17.1 42.2 11.7 13.0 66.4
2 三盃 志 148.4 5.0 83.8 22.8 60.1 8.5 ▲ 21.8 42.0 ▲ 30.3 ▲ 5.8 ▲ 15.9
3 三盃 貴之 51.8 6.0 92.9 ▲ 90.7 ▲ 1.0 25.8 ▲ 16.9 35.5 ▲ 9.4 23.9 ▲ 14.3
4 加藤 晋平 40.8 8.4 ▲ 32.7 ▲ 38.0 52.8 ▲ 41.3 9.0 15.5 35.3 58.8 ▲ 27.0
5 市川 敦士 35.1 ▲ 10.2 17.1 0.6 20.8 9.3 4.2 ▲ 1.9 46.0 ▲ 40.6 ▲ 10.2
6 松本 幸大 ▲ 0.7 ▲ 63.5 31.6 31.5 ▲ 38.8 14.7 ▲ 6.1 14.2 ▲ 16.5 1.5 30.7
7 中村 瞬 ▲ 23.1 ▲ 23.7 ▲ 109.1 72.3 16.3 ▲ 16.5 46.3 ▲ 34.6 52.9 23.0 ▲ 50.0
8 野々川 博之 ▲ 30.2 53.0 18.7 ▲ 9.1 ▲ 26.6 ▲ 53.5 7.1 ▲ 21.8 34.5 ▲ 66.1 33.6
9 山屋 洋平 ▲ 51.5 32.3 ▲ 4.6 0.2 ▲ 20.3 21.8 ▲ 5.2 ▲ 49.1 ▲ 57.1 26.4 4.1
10 吉木 輝 ▲ 181.7

▲ 4.2 ▲ 2.5 ▲ 25.3 ▲ 43.7 ▲ 9.0 ▲ 24.2 ▲ 1.9 33.6 ▲ 35.1 ▲ 69.4
11 喜多 清貴 ▲ 204.6 ▲ 7.3 ▲ 56.0 ▲ 13.1 ▲ 24.8 4.8 5.7 ▲ 50.8 ▲ 63.1

Bリーグ

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 第7節 第8節 第9節 第10節
1 渡辺 涼 162.2 ▲ 7.9 66.3 59.0 40.5 31.9 23.5 12.7 ▲ 39.8 ▲ 24.0
2 會田 亮介 132.9 66.8 1.1 27.4 54.8 ▲ 15.3 ▲ 68.2 ▲ 39.4 61.6 63.7 ▲ 19.6
3 中村 亮 126.6 72.6 ▲ 23.3 11.7 80.5 18.2 29.1 ▲ 57.8 11.0 14.0 ▲ 29.4
4 吉田 祥子 123.6 9.5 18.7 34.1 ▲ 14.2 16.9 26.9 39.5 1.6 ▲ 61.0 51.6
5 西村 聖美 93.7 ▲ 84.5 56.6 24.7 ▲ 19.1 ▲ 45.1 22.1 47.7 71.3 23.6 ▲ 3.6
6 浦山 祐輔 59.4 ▲ 40.9 4.0 ▲ 43.1 ▲ 30.2 ▲ 19.1 34.6 ▲ 5.8 79.5 55.2 25.2
7 齋藤 光 ▲ 1.0 61.5 ▲ 49.5 ▲ 55.0 ▲ 27.2 ▲ 5.8 94.4 ▲ 23.3 43.5 ▲ 19.9 ▲ 19.7
8 伊藤 直輝 ▲ 2.9 ▲ 22.2 16.2 ▲ 12.8 30.6 ▲ 0.3 ▲ 10.9 45.3 5.2 ▲ 42.6 ▲ 11.4
9 小泉 修二 ▲ 44.3 ▲ 25.7 ▲ 22.9 82.4 4.8 ▲ 8.6 ▲ 14.5 ▲ 12.4 ▲ 50.0 ▲ 3.3 5.9
10 柴田 太一 ▲ 108.7 37.6 ▲ 29.7 ▲ 43.1 ▲ 59.7 ▲ 5.3 ▲ 30.5 ▲ 48.0 ▲ 83.2 50.6 102.6
11 村上 玲央 ▲ 111.2 ▲ 20.9 66.3 ▲ 14.0 30.0 ▲ 24.0 ▲ 43.6 ▲ 27.0 ▲ 74.2 36.1 ▲ 39.9
12 村上 良 ▲ 248.2 0.9 ▲ 71.4 ▲ 55.6 ▲ 71.2 40.2 ▲ 9.8 29.9 ▲ 47.5 ▲ 66.8 3.1
13 野坂 健一 ▲ 278.1 ▲ 48.8 ▲ 32.4 ▲ 35.7 ▲ 21.6 ▲ 3.7 ▲ 53.1 38.6 ▲ 29.0 ▲ 26.6 ▲ 65.8

C1リーグ

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 佐藤 凌 246.6 74.4 33.4 49.3 48.9 40.6
2 大町 勇太 119.1 57.1 69.3 38.4 ▲ 28.8 ▲ 16.9
3 田中 翔太朗 21.4 ▲ 10.7 62.2 ▲ 62.0 36.6 ▲ 4.7
4 木下 遥 0.1 ▲ 93.3 44.9 35.6 33.9 ▲ 21.0
5 津島 萌唯 59.4 ▲ 54.3 9.8 0.3 65.3 38.3
6 植田 稔宏 2.9 ▲ 18.5 ▲ 19.8 69.9 ▲ 25.0 ▲ 3.7
7 安藤 りな ▲ 3.8 ▲ 9.9 49.1 13.6 ▲ 31.7 ▲ 24.9
8 渡辺 篤志 ▲ 15.2 36.2 ▲ 17.9 ▲ 39.3 ▲ 35.8 41.6
9 北 淳一 ▲ 74.8 17.0 ▲ 16.3 ▲ 55.9 32.7 ▲ 52.3
10 千葉 みほ ▲ 69.2 39.1 ▲ 68.5 ▲ 5.2 ▲ 63.4 28.8
11 かわい めぐみ ▲ 73.2 7.8 ▲ 76.4 ▲ 16.7 13.7 ▲ 1.6
12 中村 龍太 ▲ 111.2 11.4 ▲ 54.9 ▲ 8.8 ▲ 53.7 ▲ 5.2
13 東海林 正博 ▲ 125.1 ▲ 56.3 ▲ 34.9 ▲ 19.2 7.3 ▲ 22.0

C2リーグ

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 田川 将太 78.3 65.7 ▲ 19.8 77.2 ▲ 6.5 ▲ 38.3
2 坂谷内 悟 59.3 ▲ 10.3 24.3 15.6 24.0 5.7
3 西野 隆博 52.9 2.1 29.8 ▲ 41.9 40.8 22.1
4 池辺 吾春 ▲ 5.6 25.2 ▲ 10.4 2.1 ▲ 55.8 33.3
5 伊藤 桃子 ▲ 185.9 ▲ 82.7 ▲ 23.9 ▲ 53.0 ▲ 2.5 ▲ 23.8

巣鴨本部道場 2022年11月度プロアマオープン大会成績表 11月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 凄悦 41 264.6
2 くまっち 22 251
3 後藤竜司 39 245.1
4 かずや☆雀アカ 56 240.4
5 佐藤正道 42 229.6
6 グリーンマン 43 227.7
7 市川幹人 51 226.1
8 松村祐輔 18 224.5
9 なしお 28 221.4
10 前原由紀子 26 216.3
11 稲熊勝明 36 186.5
12 ラッキースリー 62 164.3
13 こしの 36 150.8
14 チン トー 52 149.9
15 藤原隆弘 43 146.7
16 加藤はるみ 76 146.6
17 岩渕信明 34 142.3
18 クンロク 22 140
19 山部正人 18 129.6
20 西角健二 44 124.8
21 山田樹 26 111.1
22 さえり 19 107.4
23 盛合麻理奈 22 93.6
24 森 雅彦 21 93.1
25 スロット麻雀厨 53 92.6
26 なーちゃん 34 92
27 藤次祐紀 76 91
28 金山二郎 34 91
29 岡ちゃん 61 85
30 らんたろう 24 80.1
31 もぐ 16 54.6
32 立岩知朗 22 48.9
33 かずちゃん 17 46.3
34 井出博幸 37 42.5
35 キモト 30 39.9
36 山本和幸 30 33.1
37 シマカタ 18 31
38 じゅんじゅん 53 22.1
39 中村 63 16.4
40 福永雄介 28 10.7
41 じゅんきち 36 4.6

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 市川幹人 16 113.5
2 馬場達哉 10 103.1
3 御子柴佑梨 21 96.8
4 グリーンマン 18 96.2
5 藤原隆弘 11 95.7
6 チン トー 12 94.1
7 ルギア 24 91.5
8 藤次祐紀 23 87.5
9 加藤はるみ 13 81.5
10 ドロンボーZ 12 77
11 くまっち 17 74.7
12 hase 13 68.9
13 じゅんじゅん 12 68.9
14 mei 18 68.3
15 ひろりん 12 66.6
16 ヒロベエ 8 63.1
17 岡ちゃん 11 60.1
18 ラッキースリー 20 58.3
19 丹野賢一 14 52.8
20 かずや☆雀アカ 10 51.3
21 大町 12 44.7
22 早田弘之 24 44.6
23 極楽7 12 41.2
24 前原由紀子 11 34.6
25 凄悦 16 31.1
26 井出博幸 16 17.1
27 中村 15 6.2
28 盛合麻理奈 12 5.6

 

道場ポイントランキング

順位 名前 7~9 10WRC 10公式 11WRC 11公式 12WRC 12公式 合計
1 凄悦 686 200 62.5 400 24.25 0 0 1372.75
2 じゅんじゅん 907.25 93 37.5 80 29.5 0 0 1147.25
3 Andy-San 733.5 180 0 57 0 0 0 970.5
4 グリーンマン 542 119 75 180 50 0 0 966
5 加藤はるみ 580.25 170 50 115 37.5 0 0 952.75
6 こしの 719 111 0 118 0 0 0 948
7 チン トー 315.5 400 28.25 117 45 0 0 905.75
8 かずや☆雀アカ 519.25 94 24.5 200 27.75 0 0 865.5
9 松村祐輔 513 190 0 160 0 0 0 863
10 市川幹人 460.5 72 24.25 170 100 0 0 826.75
11 藤原隆弘 356 300 0 116 47.5 0 0 819.5
12 くまっち 397.25 61 28 300 30 0 0 816.25
13 ラッキースリー 427.5 114 100 119 28.25 0 0 788.75
14 岡本浩一 423 250 0 71 0 0 0 744
15 なしお 473 117 0 150 0 0 0 740
16 後藤竜司 293 160 0 250 21.25 0 0 724.25
17 中村 496.75 95 29.25 79 23.75 0 0 723.75
18 スロット麻雀厨 455 101 28.5 97 21 0 0 702.5
19 井出博幸 414.75 115 27.75 84 24 0 0 665.5
20 稲熊勝明 383 140 0 120 0 0 0 643
21 山田樹 368 112 0 101 0 0 0 581
22 藤次祐紀 337.5 79 28.75 95 40 0 0 580.25
23 岡ちゃん 323.25 68 21 93 28.5 0 0 533.75
24 佐藤正道 257 86 0 190 0 0 0 533
25 mei 267.25 150 25.25 61 29.25 0 0 532.75
26 クンロク 316 100 0 113 0 0 0 529
27 高橋大輔 319.5 87 25 70 23.25 0 0 524.75
28 なーちゃん 308.75 69 23 96 20.25 0 0 517
29 金山二郎 358.75 55 0 94 0 0 0 507.75
30 西角健二 301 70 0 111 0 0 0 482
31 宇田美有紀 323.25 85 0 68 0 0 0 476.25
32 立岩知朗 254 116 0 86 0 0 0 456
33 前原由紀子 169.75 118 0 140 24.5 0 0 452.25
34 岩渕信明 246 82 0 114 0 0 0 442
35 タケタケ 329.5 98 0 0 0 0 0 427.5
36 山部正人 197 97 0 112 20 0 0 426
37 山本和幸 269 73 0 82 0 0 0 424
38 森 雅彦 264 58 0 98 0 0 0 420
39 さえり 212 83 0 100 21.75 0 0 416.75
40 キモト 220 96 0 83 0 0 0 399
41 ハチロー 218.25 80 0 60 20.5 0 0 378.75
42 一色陽子 226 66 0 72 0 0 0 364
43 福永雄介 208 71 0 78 0 0 0 357
44 じゅんきち 202 57 24 73 0 0 0 356
45 とがし 192 99 0 65 0 0 0 356
46 チンテンイ 262 84 0 0 0 0 0 346
47 齋藤麻衣子 182 59 21.5 59 0 0 0 321.5
48 御子柴佑梨 228.25 0 29 0 62.5 0 0 319.75
49 青木保則 160 81 0 66 0 0 0 307
50 hase 206.5 0 0 69 29.75 0 0 305.25

第39期 A2リーグ 第8節D卓レポート

山田がトータルプラスへ浮上!A2リーグ第8節D卓レポート

11月22日、第39期鳳凰戦A2リーグ第8節D卓が放送された。対局者は紺野真太郎、白鳥翔、山田浩之、猿川真寿。

 

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上位〜中位陣の4名による対局。紺野・山田は残留ラインを気にしながらも、この節猿川との直対で大きくプラスすれば上も狙えるか。

 

★1回戦

東場では猿川のタンヤオイーペーコー、山田のドラ3など勝負手のリーチが相次いで空振り、平たい点数状況のまま南場へ。
最初の高打点は南1局・白鳥!中ドラドラのヤミテンで猿川から6,400のアガリ。

 

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1回戦トップはこのアガリを決めた白鳥。

白鳥 +14.6
紺野 +4.8
猿川 ▲6.3
山田 ▲13.1

 

★2回戦

東3局、紺野にピンフドラ3・高目タンヤオ・三色のヤミテン!四筒をツモれば倍満という大物手であったが、ここは親の白鳥がピンフツモでかわしていく。

 

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続く2本場、白鳥が親リーチで連荘を狙うも、仕掛けていた紺野が押し切り3,900のアガリ。

 

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紺野トップ目で迎えたオーラスは、白鳥がイッツー確定のペン三索、猿川がドラドラのカン五索待ちリーチ。両者ともツモれば浮きとなるリーチであったが、ここは手詰まった山田から選ばれたのが当たり牌の五索。この放銃で紺野の一人浮きという結果となった。

 

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紺野 +21.3
山田 ▲1.1
猿川 ▲4.4
白鳥 ▲15.8

 

★3回戦

東1局、山田がメンピンドラ・高目タンヤオのリーチ。白をポン・五筒をアンカンしたホンイツの紺野がまっすぐ攻め返しメンタンピンドラの7,700に。

 

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南2局、山田が一人浮きからダメ押しの大物手!タンヤオ・ピンフ・ツモ・ドラドラの4,000オール。

 

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山田が大きな一人浮きで、ここまでの勝ち頭に。

山田 +37.7
白鳥 ▲6.6
紺野 ▲11.2
猿川 ▲19.9

 

★4回戦

東1局、白鳥が“中”東と仕掛けて2,000・4,000。

 

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東2局〜東4局は猿川・紺野・山田にそれぞれ高打点のテンパイが入るも流局。南1局1本場でまたも白鳥が大物手のヤミテン。

 

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メンホンのリャンメンテンパイは猿川からのアガリに。
さらに親番でも役役ホンイツの11,600を猿川からアガリ、トップは盤石かと思われたが…

 

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南3局、山田の親番が落ちない。1,300オールのアガリを皮切りに、1枚切れの東単騎リーチを白鳥から直撃。

 

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さらに3本場、ドラ単騎をツモり4,000オール!

 

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一旦白鳥を逆転するも、5本場では箱下に沈んでいた猿川が山田からチンイツイッツーの12,000。

 

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素点を回復することに成功した。このアガリで白鳥の着順が上がり、2回目のトップを獲得。

白鳥 +22.8
山田 +10.4
紺野 ▲6.2
猿川 ▲27.0

4回戦終了時点のポイントは画像の通り。

 

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山田が+33.9Pの卓内トップでトータルプラスへ転じた。猿川は手痛いマイナスで、昇級圏からは一旦引き下がる形に。

(文・浜野太陽)

戦術の系譜36 勝又 健志

みなさんこんにちは!
前回は「構想力」について書かせていただきました。自分で書いているうちに復習になり、最近麻雀が絶好調です(笑)。興味ある方は是非前回の戦術の系譜も読んでいただけたらと思います。

戦術の系譜35 勝又 健志

今月のテーマは「アガリのない局に何をするべきか」です。
麻雀は4人で行うゲームなので、大雑把に考えると4局に1局しかアガれません。となると当然4局に3局はアガれないことになります。

つまりアガリのない局の方が圧倒的に多くあり、このアガれない局にどう戦っていくかこそが成績を大きく分ける部分なのではないでしょうか。ここに戦術を考える余地があると思います。
ここからは、僕自身がアガる可能性がかなり低いと見切った局を、どのように打っているのかお話させていただきます。

まず始めに、自分にアガリのない局にどんな結果があるのか考えてみます。

1.流局
2.他家のツモアガリ
3.他家への放銃
4.他家同士の横移動

自分にアガリがない場合、この4つの結果のどれかになります。
これをもう少し詳しく分類してみると

1-1.自分がテンパイで流局
1-2.自分がノーテンで流局
2-1.親のツモアガリ
2-2.子のツモアガリ
3-1.親への放銃
3-2.子への放銃
4.横移動

と分けてみました。
みなさん上の7つを自分にとって嬉しい順番に並び替えてみてください。
どのくらい点数が移動するかを考え並び変えると

1-1 +1,500点
4 ±0点
1-2と2-2が同じくらいで-1500点
2-1 -3,000点
3-2 -4,500点
3-1 -7,000点
(移動する点数は大雑把なものですが)

このような順番になると思います。
これを踏まえると、アガリのない局にするべき優先順位は

① 絶対に放銃しないこと
アガリのない局の結果を並び変えた時に、大きな失点となるのは放銃した時でした。よってまず一番に考えるべきは絶対に放銃しないことです。
「アガリのない局≒自分の手牌の価値が低い」なので、しっかりと安牌を持つことが大切です。ここでは絶対に放銃したくないので、2人リーチに挟まれても凌ぎ切れるように準備します。

次に、①の絶対に放銃しないを確実にできるようになると、残された結果は下の5つになります。
1-1 自分がテンパイで流局
4 横移動
1-2.2-2 自分がノーテンで流局、子のツモアガリ
2-1 親のツモアガリ
となると次の優先順位は

② 親になるべくツモアガリさせないこと
これは、自分の力だけでツモアガリを防げるものではないので「なるべく」となります。ここで大切なことは、これは優先順位の2位であるということです。

例として
下家が親で役牌をポン、自分の手は到底アガリの見込めない価値の低い手。このような時に親にアガらせまいと、早い段階から絞りにまわって、いざ他家からリーチがきた時に気付いたら安牌が無い!これが最悪です。
優先順位の1位は絶対に放銃しないことなので、手詰まらない程度に下家に絞るのがポイントです。
安牌が無くなり放銃の危険が高まるくらいであれば、下家の親にチーされてツモられた方がマシなのです。

ここまでを整理すると
①絶対に放銃しない
②親になるべくツモアガリさせない
でした。そして、そのために安牌をたくさん持つ、ただ親には鳴かせないでした。
口で言うのは簡単ですがこれはかなり難しいことです。

ここからは具体的にどうすれば良いのかというお話です。最近の練習会で以下のような状況になりました。

下家の親がダブ東をポンしている3巡目とします。
その親の捨て牌が

北白九万 上向き

自分の手牌

一万三万六万八万八万一索三索一筒二筒七筒九筒西西北

だとします。
ここでの僕の選択は八万切りでした。

その理由は、

(1).西がトイツであるとはいえ、絶対に放銃したくないこの手牌から北を切るのは守備力に不安が残ること。
(2).九万を切っていることからカン八万でチーされる可能性がかなり低いこと。
(3).九万を切っているかつ自分が2枚持っているのでポンされる可能性がかなり低いこと。

思考の流れとしては、絶対に放銃したくない→西北は切らない。
親にツモアガリされないために鳴かれたくない→北以外全ての牌が鳴かれる可能性がある→だったら鳴かれた時に急所にならないところを切った方がマシ。
(今回のテーマと少しずれますが、チャンタ三色に伸びた時に攻める可能性も残る)

というものです。
次は、といきたいところですが、かなり長くなってしまったので、今回はここまでとさせていただき続きはまた次回に!
僕に文章力が無く読みにくい点も多々あったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

第39期 A1リーグ 第11節C卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第11節C卓 吉田が+93.2Pの快勝】

本日の対局者は

1位 HIRO柴田
5位 吉田直
6位 黒沢咲
7位 古川孝次

 

 

吉田は1・2回戦トップ。
3回戦東4局の親番では黒沢からリーチタンヤオピンフ高め三色のリーチを受けるが

 

 

ヤミテンで高めの六筒ツモ。6,000オール(+1,000)のアガリで3連勝。

最終4回戦は東1局にメンゼンチンイツ一索二索三索待ち。

 

 

一索ロンで12,000。

吉田は4連勝で+93.2Pをマーク。再び鳳凰位決定戦を狙える位置まで登って来た。

 

 

今期首位を走り続けているH柴田。1回戦は吉田に捲られ浮き2着。

2回戦東2局、吉田がペン七万待ち。

 

 

同じ七万待ちで引き勝ち、2,000・3,900をアガるも、2回戦は浮き3着。
アガリも振りも多い1日だったが

 

 

3回戦にはダブ南ホンイツをアガって吉田の1人浮きを阻止。

+8.3Pで首位をキープ。9・10節とマイナスしていたので、今節浮きで終われたのは嬉しい。

 

 

1回戦東4局2本場。黒沢はメンゼン超高打点の1シャンテンだったが、入り目は微妙な七筒

 

 

仮テンパイの五万単騎ロンで満貫をアガれて1回戦は浮きの3着。

4回戦は東1局に吉田のメンゼンチンイツに放銃してしまうが

 

 

次局にドラ二筒ツモで満貫を取り返す。

4回戦に浮きの2着を取れて▲35.7P。黒沢は1つ順位を落として7位となった。

 

 

1回戦に1人沈みとなってしまったのは古川。
2回戦はホウテイロンで7,700(+1,000)を決める。

 

 

オーラスの親番では競りのH柴田から

 

 

東の片アガリで2,900のアガリ。

2回戦は浮きの2着を取るも3・4回戦でラスを引かされてしまい、▲65.8P。古川はトータル10位となった。

 

 

次回A1第12節A卓は
2022/11/16(水) 16:00

西川淳
藤島健二郎
吉田直
一井慎也

解説 山田浩之
実況 古橋崇志
ナビゲーター 三浦智博

 

 

(文・吾妻さおり)

第251回:プロ雀士インタビュー 魚谷 侑未  インタビュアー:古谷 知美

現女流桜花で現十段位、こんなにもカッコいい称号があるだろうか。
そして彼女は歴代王位であり、初代鸞和位でもある。連盟内の公式タイトルだけでもこの数で、他団体・TV対局も含めるとその数は計り知れない。
十段戦決勝最終日の翌日に自身のプロクイーン決勝を控えていた私は、ルールも違うし影響を受けすぎてもいけない気がして、当日は見ないか見ても少しに留めようと思っていた。しかし見始めると止まらなく、とうとう食い入るように最後まで見てしまった。それほどに引き込まれる戦いだった。
おめでとうの後にすぐに思ったことは《いくらなんでも勝ちすぎじゃないだろうか》
ゆーみんは強い。それはもう周知の事実だし、もちろんわたしもわかっている。
王位戦も鸞和戦もこの十段位戦も初決勝で優勝、毎年のように残っている女流桜花決定戦もそうだった。
《魚谷は勝ち方を知っている》よく言われている言葉だが、決勝での勝ち方とはどういう事なのか。

 

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古谷『ゆーみん改めて十段位おめでとう!!』

魚谷『ありがとうー!』

古谷『なんかさ・・ゆーみんが強いのはわかってるんだけど、決勝での勝率高すぎるよね?決勝にこんなにいくだけでもすごいのに』

魚谷『実はモンドとかのTV対局も入れると決勝の勝率は50%超えてるんだ』

強すぎる・・翌日のプロクイーンで敗退してしまったわたしは、益々ゆーみんの強さの秘訣について知りたくなっていた。

古谷『決勝は全3日間で2日目を終えて3位で、最終日はどんな心境で臨んだの?』

魚谷『3位だけど36.2P差で悪い位置じゃないと思ってた。わたし決勝は首位に離されない事をずっと意識して打ってるの。』

古谷『トップ目に立つことじゃないんだ?首位にいてできるだけ2位以下を離して最終日を迎えるのが理想だと思ってた。』

魚谷『そうだね。離してても狙われちゃうし、競技ルールなら最終日を40ポイント差以内で迎えるのが理想かな。40ポイントなら1半荘めがダメでもまだ狙えるだろうし。あんまり離されるとどうしても大ぶりになっちゃうからそうなると麻雀ってうまくいかないよね。』

古谷『すごく身に染みる・・決勝だと優勝しか意味がないから、優勝できるならこれは勝てるでしょう的な多少強引な押しをしちゃって、それはもう決勝の舞台でかかっちゃてるって事だよね。』

魚谷『気持ちはわかるよ!勝負所の押しは必要だけど、全部押したら勝てない。押さないところも必要で、その見極めが本当に大切。だからわたしは勝ちたい!て気持ちは対局中は捨ててる。冷静な判断の邪魔になるから。』

とても意外だった。対局中のゆーみんからは勝ちたい!という気持ちがいつも溢れているように見えるから。
本当に勝ちたいから、勝つための手段として勝ちたい気持ちを封印する。簡単に聞こえてとても難しく感じる。

最終戦 東1局 1本場 ドラ東 北家
一万一万一万七索七索一筒二筒三筒四筒五筒六筒北北  リーチ

古谷『ここは仕掛けている三浦さんが状況的にもおそらくドラを持っていて、ドラを持ってきた時の為にもヤミテンにするかと思ってた。』

魚谷『ライバル(ここでは荒プロ)の親を流す事はとても大切で大きめのリスクも負う覚悟で打ってる。この局もそう。ソウズの上が良かったし北もいい。最悪三浦くんになら打ってもいいと思った。よくはないんだけど、負けたら気持ちを切り替えてまたやり直しと思うようにしてる。』

東3局 1本場 ドラ五万 南家
五万五万五万六万六万中中  チー二筒 左向き一筒 上向き三筒 上向き  チー四索 左向き三索 上向き五索 上向き

魚谷『さっき勝ちたい気持ちが邪魔になるって言ったけどこの局がまさにそう。ドラ暗刻で中バックで仕掛けるのはいいんだけど、親リーチが入ってて15巡目。残りがもう3スジくらいしかなかったから引くべきだったんだけど押して5,800放銃。この瞬間に《だから私はダメなんだ、もう負けても仕方ない、けど最善を尽くそう》ってもうスンって気持ちを切り替えたんだよね。』

南3局 4本場 ドラ中 南家
六万七万五索六索七索三筒四筒五筒六筒六筒  ポン二筒 上向き二筒 上向き二筒 上向き  ツモ三筒

親の浜上からリーチを受けての一発め。

魚谷『逆にこの局は自分がテンパイだけどすぐにオリの判断になった。押せっていう意見もあったけど、親の浜上さんに向かっていくメリットがあまり無いし、ここ流せてもまた自分の親でも勝負しないとだしむしろ浜上さんがツモって荒さんの原点が遠くなるのはわたしにとっても良いしね。』

こんなに目まぐるしく状況が変わる最終戦の間に、何回も気持ちを切り替えて勝つための最善を常に考える。この気持ちの強さがそのままゆーみんの強さに繋がっているのだ。

南4局 ドラ三索
一索二索三索三索四索五索一筒二筒三筒八筒九筒東東  リーチ

古谷『ここは2枚切れの七筒待ち。巡目も早いから組み直すのかな?どうするのかなってみてた。』

魚谷『七筒を捨ててたのが三浦くんと浜上さんで2人が七筒を持ってるなら続けて切ってそう。ここから崩して時間かけるより荒さんが引いてくれる可能性もあるし、万が一アガれたら決定打になるしね。』

結果は荒からの直撃で次局倍満ツモ条件を付きつけた。

魚谷『ここで始めて優勝できるかなって思った。最終戦首位で始めたけどその時は優勝できるとか全然思ってなかった。』

古谷『最後荒さんが倍満条件満たしてリーチした時は嘘でしょって思ったでしょう?リーチの瞬間ゆーみん下向いてたよね。』

魚谷『もう時効だから言っちゃうけど、実況解説がすごく沸いてるのが微かにわかって。もちろんなんて言ってるかは聞こえないんだけど、沸いてるって事は条件満たしてるし待ちもあるんじゃん!て。もう見れなくて下向いちゃって顔あげたら荒さんが捨ててたから。あ、ツモじゃなかったんだって。』

古谷『顔あげたら捨ててたって笑』

競技ルールの決勝で倍満条件なんてほぼ満たせない。それをこの舞台で作り上げて待ち選択も残っている方でリーチをかけるのだから荒さんも本当にすごかった。強い人達で作り上げた決勝だったからとても面白かったし心打たれるものがあった。

【弱点】

古谷『ファンの方達にゆーみんへ質問したい事を募集してきたんだ。強さについてはたくさん聞けたから逆に弱点ってなに?』

魚谷『弱点かぁ。体調管理がとても苦手。麻雀も日々試行錯誤してるけど、本当に寝るのが苦手。全然寝れない。麻雀打ちながら今日ダメだなってわかる時があるんだけど体調悪い時が多いんだよね。良い時は卓上の情報だけじゃなくて、相手の間合いとか雰囲気とかで何を考えてるのかだったり立体的に見えるんだけど、ダメな日は卓上の情報しか読み取れなくて平面的にしか見れない。』

古谷『ダメだなって日が大事な対局の日の時はどうしてるの?』

魚谷『もう怪我しないように打つしかないよね。平面的にしか見れないから、一歩引いて客観的に打つようにしてる。克服できるように筋トレ・サウナ・酸素カプセルとか色々やってるし、特に対局前日は意識して過ごすようにしてるよ。』

【これからの目標】

魚谷『ともちんの話もしようよー!今後の目標は??』

古谷『え?!(何も考えてこなかった)うーん・・男女混合のタイトル戦で決勝に残ってみたい!特昇優勝できたのは嬉しかったけどタイトル戦で残ってみたいなぁ。』

魚谷『決勝で戦うのって本当楽しいよね!』

古谷『ゆーみんの目標はMリーグ?鳳凰位?』

魚谷『Mリーグは優勝したい!鳳凰位も最強位も勿論なりたいけど、ちょっと今は遠いから・・それと連盟の競技部に関わってみたいなぁって気持ちがあります』

古谷『競技部に関わる??』

魚谷『こうすればもっと良くなるんじゃないかなってとこを変えていきたい。』

古谷『ふむふむ。具体的には?』

魚谷『プロ連盟がWRCルールを推してるのは分かるんだけど、もう少し改善の余地があるかなーと思うの。私は客観的に物事を見るのが得意なので、競技やプロ連盟が良くなるようにもう少し意見を言っていけたらいいなぁと思ってます!これは全然上の人に話してない事だからどうなるか分からないんだけど。』

古谷『連盟、麻雀界の未来を考えてって事ね。わたし自分の事しか言ってなくて恥ずかしいわ・・』

魚谷『いやいや!わたしもやっと引っ張れる立場になってきたからだよ。選手としては今若い子達が強くなってきてるから自分ももっと勉強しないとと思うよ。』

思い返せばゆーみんのインタビューをするのは今回で2回目、前回は9年前で女流桜花を連覇した時だった。それから9年の間にもたくさんタイトルを獲って、ずっと麻雀界の第一線を走り続けている。これから9年後はさらにたくさんのタイトルを獲得しているのでしょう。
常に上を見続けて、これからの麻雀界・連盟の事も深く考えている彼女はとても頼もしい。
十段位本当におめでとう!ゆーみんが引っ張ってくれる麻雀界なら未来はきっと明るいと思います。

 

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