何を切る? 2020年9月

第37期鳳凰戦A2リーグ 第5節 A卓 2回戦 東1局 北家 近藤久春プロ

 

■ Twitterで実施したアンケートの結果

 

■プロ解答

六万切り

 

■プロの視点
近藤久春プロ
「早い高い、後は待ちの強さで三拍子揃います。早いだけに情報量も少ないのですが、早々に八索がばらけて切られていることから七索は山にありそう。本線は三色なのでこれは好都合。六万七筒の選択は、ドラ六筒引き以外嬉しくないので、打七筒としました。手出ししたことについては、少考して時間を使ってしまったためで、深い戦術的な事はありません。この後は、ピンフテンパイ以外はテンパイ取らずとするつもりでした。」

 

■終局図

日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第37期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓レポート

【杉浦勘介大ジャンプ!上位・下位選手が差を広げる】

9月8日の第37期鳳凰戦A2リーグ第5節C卓は、これまでのリーグ戦の調子を象徴するように明暗を分ける場面がよく見られ、上位の杉浦・内川がポイントを伸ばし、下位の魚谷・安村が減らすという結果になりました。

対局メンバーと開始時のトータルポイントは以下の通り。

内川幸太郎 (+62.8P)
杉浦勘介 (+44.6P)
前原雄大(+4.8P)
安村浩司 (▲56.7P)
魚谷侑未 (▲104.3P)

対局が始まり、まず目立ったのは前原の不調。1回戦は低打点のアガリや流局で進行する中、中々抜け出せずに1人沈みに。
そんな前原が、思わず後悔したような仕草を見せたのは2回戦東4局1本場。
1局前に4,000オールをツモアガリ、さらに加点していきたい局面でこの手牌。

ピンフドラ1、高目の四索なら一気通貫のテンパイです。リーチしてツモれば安目でも2,600オールですが、四索出アガりの可能性を高めるためヤミテンを選択。
結果は…杉浦のメンタンピンリーチに追いかけますが、あたり牌を掴み3,900は4,200の放銃に。
杉浦は当時ドラの浮いたリャンシャンテンだったため、前原が即リーチの選択をしていれば1人テンパイや、あわよくば6,000オールのツモアガリにできていたかもしれません。
どちらもメリットデメリットがあり難しいリーチ判断でしたが、この落差の大きすぎる結果に思わず前原もこのポーズ…!

アガリを手にした杉浦はこの半荘こそ沈みで終了したものの、後半戦は連続トップで+50まで得点を伸ばすと、トータル6位から2位にまでジャンプアップ!A1リーグ昇級に向けて大きな弾みをつけました。

終了時のトータルポイントは以下の通り。

上位は混戦の模様ですが、現状降級ボーダーの山田、安村の差は約70とかなり離れてしまっており、これ以上の差は広げたくないところ。
しかしまだまだ10節のうち5節が終了しただけですので、残り半分で上下がまるっきり入れ替わる可能性もあります。引き続き選手の見せる様々な技術や表情にご注目ください!

(文中敬称略)
文:浜野太陽

第37期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓

【昇降級のボーダー選手2名が大きなプラス!他選手にプレッシャーをかける】

9月1日(火)に行われた第37期鳳凰戦A2リーグ第5節B卓は高打点が飛び交い、ポイントが大きく変動する節となりました。

対局メンバーは、

ダンプ大橋(+128.7P1位)
藤島健二郎(+64.6P2位)
客野直(+27.7P7位)
麓征生(+6.5P8位)
山田浩之(▲82.1P13位)

※()内は開始時のトータルポイントと順位

トータル首位争いのダンプ・藤島、昇降級どちらも見える客野・麓、降級圏内でマイナスだけはしたくない山田。それぞれの戦い方や駆け引きに注目の集まる対局です。

このリーグ戦前に「WRC Online Festival 2020」を準決勝で敗退した藤島は、Twitterにて「先日ボクの夏は終わりました。でも都合のいいことに今日から秋が始まります。僕は秋の方が好きです。秋と言ってもまだまだ暑そう。ダンプ首位だから余計に熱い!」と首位逆転への意気込みをアピール。

そんな藤島とダンプの明暗が分かれたのは2回戦。
ダンプは親番でタンピンイーペーコーのリャンシャンテンからドラの八万を放つと、藤島にこれをポンされます。暫定ライバルによる高打点確定の仕掛けということで慎重になりたくなるところですが、テンパイを果たすと…

宣言牌を一度横に置いて、

バシン!

このリーチモーションからも「ポイントを守る気なんてない!リードは広げるものだ!」という意志が感じ取れます。

結果は…

藤島へ7,700の放銃となりましたが、一歩も引かない両者の闘志を感じる局でした。

この後、藤島は最終戦でダメ押しの6,000オールをアガると、開始時60P差以上あった差を覆し、暫定首位に。「藤島の秋が始まりました!」と喜びを露わにしました。

本日終了時点の全体成績は以下の通り。

これまで3節連続マイナスで降級圏内に落ち込んでいた山田は「久しぶりのプラス嬉しい♫」と音符付きのツイート。
ボーダー付近の2人がプラスしたことで昇降級のハードルが一段高くなったことを踏まえ、今後15名の選手がどう戦っていくか、来週も目が離せません!

(文:浜野太陽)

第37期鳳凰戦A1リーグ第7節A卓

鳳凰戦A1リーグも折り返し地点。

1回戦は僅差での攻防で比較的穏やかに過ぎたが、2回戦にトータル1位を走る西川のピンフ高め三色ドラ2のヤミテン炸裂をきっかけに一気に荒れ場となる。手役を狙い打点を作り、アガリを感じれば無筋をいくつも切り飛ばして勝つ。今期もここまでオールプラスと好調。注目のA1選手だ。

西川への三色の後、勝又にも三色を放銃した伊藤は、七対子ドラ単騎をヤミテンとしたが、親勝又がリーチに来ると覚悟を決めてツモ切り追っかけ。4,100点持ちから跳満ツモをものにすると、親番で怒涛の連荘、一気にトップまで駆け上がる。今期は10名中1人の降級枠に現在収まっているのが伊藤なのだが、追い込めば追い込むほど鎌の切れ味を増す死神が背中にいては、マイナス圏の者は誰も安心出来ない。

完全に仕上がった伊藤に捕まった佐々木は1人沈みのラス。初戦のトップを大きく上回るマイナスを背負わされた。それでも下を向かず、歯を食いしばって戦う。
3回戦起家の親で大物手を2回決めるとリードを守り切り、南3局とオーラスに連続でホンイツをアガって先程の沈みを上回る大トップをもぎ取る。さすがホンイツ評論家だ。

この荒れ場の中を4連続 2着で見事に乗り切ったのは勝又。耐えてどこかで自分のターンを作っての爆発を狙う佐々木とは対照的だ。まるで自分のターンなどなくても読みと場況判断できちんと打ち分ければ、決定戦の椅子に届くと言わんばかりの戦い方。攻撃型3人を相手にいつもよりもラフに見える仕掛け始めで大物手を阻止し、決定戦に照準を絞った巧みな攻防を見せてくれた。

佐々木と勝又の順位が入れ替わったが、全体順位はほとんど変動がなかった今節。しかし、西川は卓内1人沈みで射程圏内に引き込まれた。伊藤はもはやこれまでかと思う痛恨のラス目から見事に生き返ってみせた。後半戦の嵐を予感させるには十分な、非常にワクワクする対局であった。

OPENRECテスト

ニコニコ生放送テスト

テスト記事

FRESHテスト

テスト記事

特別インタビューテスト

テスト記事です

テスト記事

テスト記事です。

日本プロ麻雀連盟所属プロ 宣材写真一覧

二階堂亜樹

二階堂瑠美

高宮まり

================作成中=================

大亀 あすか

岡田紗佳

東城 りお

宮内 こずえ

和泉 由希子

魚谷 侑未

黒沢 咲

和久津 晶

菅原 千瑛

石田 亜沙己

手塚 紗掬

蒼井 ゆりか

小笠原 奈央

中山 奈々美

清水 香織

松岡 千晶

井上 絵美子

中川 由佳梨

山脇 千文美

ジェン

古谷 知美

仲田 加南

池沢 麻奈美

吾妻 さおり

大久保朋美

古川彩乃

灘 麻太郎

森山 茂和

荒 正義

伊藤 優孝

ともたけ 雅晴

黒木 真生

石崎 洋

ダンプ大橋

古川 孝次

前原 雄大

藤原 隆弘

沢崎 誠

紺野 真太郎

瀬戸熊 直樹

山井 弘

滝沢 和典

山田 浩之

藤崎 智

望月 雅継

櫻井 秀樹

勝又 健志

HIRO 柴田

佐々木 寿人

杉浦 勘介

内川 幸太郎

白鳥 翔

仁平 宣明

猿川 真寿

森下 剛任

ガース

井出 康平

柴田 吉和

前田 直哉

日本プロ麻雀連盟感謝祭2024レポート

昨年4年ぶりに開催され、今年は再開から二度目の日本プロ麻雀連盟感謝祭。
再開前から数えると累計7回となります。
春になりたての暖かい日で、まさに麻雀日和な日でした。

日本プロ麻雀連盟感謝祭とは…日頃我々日本プロ麻雀連盟がお世話になっている方や、麻雀業界の発展に携わってくれている企業の方、著名人の方々にお集まりいただき、日頃の感謝の意も込めまして一緒に麻雀をしながら楽しい時間を過ごす麻雀大会です。

今回レポートをさせていただきます、赤木クロです。
スタッフとして去年も参加させていただき、有難いことに今年も参加させていただきました。

自身で撮った写真も交えて、当日の楽しかった様子をお伝えできたらと思います。

感謝祭のシステムはゲスト2名、プロ2名で構成された1チーム4名からなるチーム戦で、一人4半荘ずつ打ってのトータルポイント勝負。
後半戦ほど順位点が大きくなり、逆転しやすいルールとなっています。
さらにチーム内でゲストとプロでペアを組んでもらい、4人勝負のチーム戦と2人勝負のペア戦と個人戦の三部門で競う形式になっています。

それでは今回参加いただいたゲストとプロ選手をチームごとに紹介させていただきます。

 

 

①Abema TVチーム

 

100
塚本泰隆様

 

100
張巧実様

 

100
白鳥翔プロ

 

100
鈴木大介プロ

 

 

②マンガ家チーム

 

100
弓月光様

 

100
森川ジョージ様

 

100
伊藤優孝プロ

 

100
三浦智博プロ

 

 

③アース製薬チーム

 

100
大塚達也様

 

100
川村芳範様

 

100
佐々木寿人プロ

 

100
黒沢咲プロ

 

 

④Aチーム

 

100
立川談春様

 

100
瀬戸熊直樹プロ

 

100
本田朋広プロ

 

※もう1名のゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

 

⑤電通チーム

 

100
高柳寛哉様

 

100
平野貴宣様

 

100
森山茂和プロ

 

100
和久津晶プロ

 

 

⑥Bチーム

 

100
品川泰一様

 

100
勝又健志プロ

 

100
魚谷侑未プロ

 

※もう1名のゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

 

⑦プロ野球チーム

 

100
山本浩二様

 

100
愛甲猛様

 

100
二階堂亜樹プロ

 

100
加藤哲郎プロ

 

 

⑧灘麻太郎・加賀まりこチーム

 

100
加賀まりこ様

 

100
清弘誠様

 

100
灘麻太郎プロ

 

100
二階堂瑠美プロ

 

 

⑨コナミアミューズメント・GENDAチーム

 

100
片岡尚様

 

100
西村宣隆様

 

100
前原雄大プロ

 

100
伊達朱里紗プロ

 

 

⑩競輪チーム

 

100
中野浩一様

 

100
脇本雄太様

 

100
滝沢和典プロ

 

100
高宮まりプロ

 

 

⑪.テレ朝・カドカワチーム

 

100
藤沢晴信様

 

100
森井巧様

 

100
内川幸太郎プロ

 

100
林美沙希プロ

 

 

⑫.田中裕二・貴闘力チーム

 

100
田中裕二様

 

100
貴闘力様

 

100
山井弘プロ

 

100
中田花奈プロ

 

 

⑬.ラス・カーズ・キャピタル・ヤマノビューティーチーム

 

100
中井川俊一様

 

100
山野幹夫様

 

100
荒正義プロ

 

100
宮内こずえプロ

 

 

⑭.セガ・AKレーシングチーム

 

100
佐々木優文様

 

100
木村昇様

 

100
前田直哉プロ

 

100
東城りおプロ

 

 

⑮.チームBEAST

 

100
白壁剛志様

 

100
猿川真寿プロ

 

100
菅原千瑛プロ

 

※もう1名のゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

 

⑯.モンド・ロイヤルチーム

 

100
森田勉様

 

100
上島大右様

 

100
沢崎誠プロ

 

100
藤崎智プロ

 

 

以上、16チーム64名。

大会の特別賞として跳満賞や役満賞、ビンゴ賞など様々な種類の賞を用意していましたが達成者が続出!!

どの卓も皆様笑顔で、麻雀を通して交流を深めあっていました。

ここからは私のスマホで撮影させていただいた、プロの方々の写真を掲載します!

・森山会長

 

100

 

開場前に快く撮影に応じてくださいました。お忙しい中ありがとうございます!

本日の司会、MC

・日吉プロ

 

100

 

名実況を活かして楽しい場を更に盛り上げてくださいます!

・藤崎プロ

 

100

 

・滝沢プロ、白鳥プロ

 

100

 

・魚谷プロ

 

100

 

・佐々木プロ

 

100

 

・亜樹プロ

 

100

 

・和久津プロ
ツーショットを撮っていただきました!嬉しいです!

 

100

 

本日の運営スタッフの女子達でも記念写真をパシャリ

 

100

 

・齋藤プロ ・花宮プロ ・御子柴プロ ・川上プロ ・赤木
のメンバーでした!
女子が揃うととても華やかです。

・庄田プロ

 

100

 

お昼ご飯を持つ姿がとても似合いますね!

すべての対局を終えポイントが集計されました。

日本プロ麻雀連盟感謝祭2024個人戦優勝は・・・

本田朋広プロ!

 

100

 

ペア戦優勝は・・・

白壁剛志様、猿川真寿プロ!

 

100

 

そしてチーム戦、優勝に輝いたのは・・・

Aチームとなりました!

 

100

 

最後に日本プロ麻雀連盟会長、森山茂和の挨拶で閉会となった日本プロ麻雀連盟感謝祭2024

また来年にたくさんの方々に楽しんでいただける大会になるよう、より一層精進して参ります。

大会にご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。

(文:赤木クロ)

第64回『石橋を叩いて渡る』

今年も日本プロ麻雀連盟感謝祭が開催されました。
2023年の再開から数えて三度目、累計8回目のこのイベントは、恒例の物となりました。
天候は雨で肌寒い1日でしたが、参加者の熱意で会場は温かい雰囲気に包まれていました。

日本プロ麻雀連盟感謝祭は、日頃お世話になっている方々や麻雀業界の発展に寄与してくださる企業、著名人の皆様をお招きし、感謝の気持ちを込めて麻雀を楽しんでいただく大会です。
今年も多くの方々にご参加いただき、賑やかな1日となりました。

私、赤木クロが今回のレポートを担当させていただきます。
一昨年、昨年に引き続きスタッフとして参加できたことを大変嬉しく思っています。
当日、私が撮影した写真を交えながら、楽しい瞬間をお伝えできればと思います。

感謝祭の形式は、ゲスト2名とプロ2名からなるチーム戦で構成されており、各チームは1人4半荘を打ち、トータルポイントで勝負します。
特に後半戦では順位点が大きくなるため、逆転劇が期待できるルールが魅力です。
また、チーム内でゲストとプロがペアを組むことで、4人対戦のチーム戦、2人対戦のペア戦、そして個人戦の3部門で競い合う形式となっています。

それでは今回参加いただいたゲストとプロ選手をチームごとに紹介させていただきます。

●イカイ・貴闘力チーム

 

100
伊海 剛志様

 

100
貴闘力様

 

100
灘 麻太郎プロ

 

100
二階堂 瑠美プロ

 

 

●アウトレイジ・立川会チーム

 

100
立川 談春様

 

100
中島 隆介様

 

100
瀬戸熊 直樹プロ

 

100
本田 朋広プロ

 

 

●ヤマノビューティ・オルフェチーム

 

100
山野 幹夫様

 

100
佐々木 寿人プロ

 

100
宮内 こずえプロ

 

※もう1名のゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

●ラス・カーズ・キャピタル・キマグレンチーム

 

100
中井川 俊一様

 

100
クレイ 勇輝様

 

100
山井 弘プロ

 

100
二階堂 亜樹プロ

 

 

●BEASTⅩチーム

 

100
髙田 旭人様

 

100
白壁 剛志様

 

100
鈴木 大介プロ

 

100
中田 花奈プロ

 

 

●麻生・ユーキャンチーム

 

100
品川 泰一様

 

100
猿川 真寿プロ

 

100
魚谷 侑未プロ

 

※もう1名のゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

●Abemaチーム

 

100
塚本 泰隆様

 

100
梅原 晋平様

 

100
白鳥 翔プロ

 

100
伊達 朱里紗プロ

 

 

●アース製薬チーム

 

100
川村 芳範様

 

100
村山 泰彦様

 

100
HIRO柴田プロ

 

100
三浦 智博プロ

 

 

●プロ野球チーム

 

100
山本 浩二様

 

100
平松 政次様

 

100
森山 茂和プロ

 

100
加藤 哲郎プロ

 

 

●ロイヤル・競輪チーム

 

100
森田 勉様

 

100
中野 浩一様

 

100
滝沢 和典プロ

 

100
菅原 千瑛プロ

 

 

●セガ・AKRacingチーム

 

100
大神 崇史様

 

100
木村 昇様

 

100
前田 直哉プロ

 

100
東城 りおプロ

 

 

●コナミ・瀬川チーム

 

100
西村 宜隆様

 

100
瀬川 瑛子様

 

100
沢崎 誠プロ

 

100
藤崎 智プロ

 

 

●加賀まりこチーム

 

100
加賀 まりこ様

 

100
清弘 誠様

 

100
勝又 健志プロ

 

100
高宮 まりプロ

 

 

●KADOKAWAチーム

 

100
櫻田 厚様

 

100
張 巧実様

 

100
内川 幸太郎プロ

 

100
岡田 紗佳プロ

 

 

●モンド・森川チーム

 

100
上島 大右様

 

100
森川 ジョージ様

 

100
萩原 聖人プロ

 

100
清水 香織プロ

 

 

●電通チーム

 

100
高柳 寛哉様

 

100
平野 貴宣様

 

100
伊藤 優孝プロ

 

100
黒沢 咲プロ

 

 

以上、16チーム64名。

大会では、跳満賞や役満賞、ビンゴ賞など多彩な特別賞を用意していましたが、達成者が続出しました!
今年も数々のドラマが展開され、参加者全員が楽しめる素晴らしいイベントとなりました。
次回の感謝祭も今からとても楽しみです!

ここからは昨年同様、私のスマホで撮影させていただいた、プロの方々の写真を掲載します。
まずはこの方!

・森山会長

 

100

 
 

本日の司会、МCはこのお2人!

・日吉プロ

 

100

 
 

・襟川プロ

 

100

 
 

・黒木プロ

 

100

 
 

・山井プロ(美味しそうなおにぎりを前にして笑顔です)

 

100

 
 

・寿人プロ

 

100

 
 

・瀬戸熊プロ、黒沢プロ、本田プロ

 

100

 
 

・高宮プロ、東城プロ、勝又プロ、宮内プロ

 

100

 
 

・白鳥プロ、伊達プロ

 

100

 
 

・岡田プロ

 

100

 
 

・本日のスタッフ女子の御子柴プロ、川上プロと私赤木

 

100

 
 

みなさま快く撮影に応じてくださり、ありがとうございました!

すべての対局を終えポイントが集計されました。
日本プロ麻雀連盟感謝祭2025個人戦優勝は・・・

張 巧実様!!+138.7Pで総合優勝です!!

ペア戦優勝は・・・
+159.3PでKADOKAWAチーム!!
張 巧実様 内川 幸太郎プロ

 

100

 
 

そしてチーム戦、優勝に輝いたのは・・・
259.0PでKADOKAWAチームとなりました!
櫻田 厚様 張 巧実様 内川 幸太郎プロ 岡田 紗佳プロ

 

100

 
 

最後に、日本プロ麻雀連盟の会長である森山茂和の挨拶をもって、日本プロ麻雀連盟感謝祭2025は無事に閉会しました。
来年も多くの方々に楽しんでいただける大会を目指し、さらに努力を重ねてまいります。
大会にご参加いただいた皆様、心より感謝申し上げます。

(文:赤木クロ)

第19期 チャンピオンズリーグ 執筆:柴田 弘幸



ホームタイトル戦情報
チャンピオンズリーグ > 第19期 チャンピオンズリーグ

タイトル戦情報

第19期チャンピオンズリーグ

決勝観戦記

(執筆:柴田 弘幸)
「観戦記者って、何時に会場に行けばいいんだろう?早く行き過ぎても変かな・・」
こんなくだらない疑問をかかえながら、外食で時間調整をして30分前に会場入り、見渡すと選手がまだいなかったのでホッとする(笑)
だがやはり決勝戦、独特の雰囲気、緊張感がそこにはあった。1番に会場入りした選手は山田浩之。挨拶をして一言コメントをもらう。
「普段通りに自分の麻雀が打てれば勝てると思います」

山田 浩之

 

私は対局前に勝てるという言葉は使わないが、反面この言葉について考えてみた。
「自分の麻雀が打てれば・・」麻雀は自分との戦いであり、自分の型が揺れなければ勝てるということだろう。
それを信じなければ、自分も麻雀を打っていられないと思う。

2番目に相沢かおるが来場。
「格負けしないようにがんばります。麻雀を楽しみます」

相沢 かおる

相沢とは連盟道場で何度も対局したことがあり、先日もこの数ヶ月でかなり麻雀が変わったような話をした。
実際に、道場での順位率や特別昇級リーグでの優勝もあり、格負けしているとは思えない。
今回も魅せてくれると期待する。

続いて3番目に松崎良文。
「今日は決勝の麻雀を、頭を取りに行く麻雀で挑みたい」

松崎 良文

私の見解では、松崎はトーナメントには本当に強いタイプである。本人もトーナメントを得意としているであろう。
だからこそ、決勝はシフトチェンジをして優勝を取りにいくぞ!という意気込みである。
今日のメンバーの中では、一番器用なタイプなので戦い方が見ものである。

最後に、時間ぎりぎりに来場したのが増田隆一。

増田 隆一

運営の方々が、実は近くで時間潰してわざとぎりぎりに来るのでは?などと談笑している。
そういった話をされるのもこの男の魅力である。
「今年は失ったものが多いので今日くらいは・・」
増田とも連盟道場で何度も対局をしている。
麻雀の長所短所はいまだによくわからないが、増田の魅力はやはり人間味であろう。

1回戦(起家から 山田、相沢、松崎、増田)

まずは東1局、いきなり面白い局である。配牌で相沢にドラが3枚。

その相沢が、をチーして待ちの東ドラ3のテンパイ。

 チー

松崎は1シャンテン維持だが、終盤にきつい2枚を引いて受けの体勢。
増田は5巡目で、

この三色の1シャンテンだが手が伸びない。
もう1人、山田がどうも様子がおかしい・・

ここから打。厳しいのかもしれないが、私の知っている山田はここからを切ることはない。
結果は流局だが、緊張など色々なものが襲いかかって来る、冒頭の「自分の麻雀が打てれば」という課題を克服できるか不安を感じた1局となる。

そして東4局。
増田が親で、7,700と1本場の7,700は8,000を山田からアガリ次局2本場。

 ドラ

このテンパイに、南家・山田は、

このテンパイ。さらに北家・松崎は、

こうなっており、3人がピンフ系の3ハンあるダマテン。
そして、これを制したのは山田。メンバーのレベルの高さを感じさせる1局となった。

南1局、前局ツモアガリした山田が親を迎えて、7巡目。

 ポン

1枚目のを見送ってその後この形となる。これが山田の型なのであろう。
を鳴いたらも出ない。普段そういった相手と打つことによって、アガリへの意識が高まっているのである。
松崎の手の中にはが1枚。打点の読みずらい山田の捨て牌だが、松崎も山田という人間を知っているからこそを打たない。
結果は、増田が1,300をアガる。

南2局、南家の松崎がポン、ポンと仕掛けて、

 ポン ポン ドラ

「仕掛けたが苦しいか?」とメモを取ったが、あっさり山田が、

ここからで放銃。も自然に出てしまう形。
本手を潰され、次局は放銃となった山田はこの状況をどう感じたであろう?

南3局、10巡目に南家・増田と、西家・山田の1シャンテンの受け入れが、と被っていた。
『たられば』ではあるが、親の松崎がチーテンを入れ、増田、山田共にを引き入れての勝負となった。
結果は、山田のツモアガリ。

相沢 松崎から見れば、増田にこのまま走られても困るので、山田のアガリは悪くはないと思ったかもしれない。
一方、山田としては、この半荘の内容のわりに少なく済んだ失点に、少しほっとしたように見えた。

1回戦終了

増田+22.7P  松崎+8.2P  山田▲12.7P  相沢▲18.2P

2回戦(起家から 松崎、山田、増田、相沢)

山田が東1局に、

 チー カン ロン

これをアガると、するすると加点していき1人浮きのトップとなる。

2回戦成績

山田+22.8P  増田▲1.1P  相沢▲4.5P  松崎▲17.2P

2回戦終了時

増田+21.6P  山田+10.1P  松崎▲9.0P  相沢▲22.7P

3回戦(起家から 相沢、増田、山田、松崎)

東2局、北家・相沢が、

 リーチ ドラ

これでリーチを打つと、親の増田も追いかける。

 リーチ

当人にはわからないが、8枚目のを増田がつかみ5,200のアガリ。
増田はだんだん本手が決まらなくなりつらい展開となる。

東3局は、親の山田が途中、選択のあるテンパイに不安を感じたのか、ダマテンにして松崎から2,900をアガる。
先ほどもふれたが、これが山田の繊細な一面であろう。

だが、その後は相沢が黙っていなかった。

 ポン ロン

この5,200を山田からアガリ、

 暗カン リーチ ロン

この4,500を松崎からアガる。
そして、1,500をアガった後の1本場で、

 リーチ ツモ ドラ

このを力強くツモる。
相沢は、続く2本場で完全に決めに行くつもりだったのであろう、

 リーチ

ここから「リーチ」と言われた瞬間、みながそう思ったはずだ。
増田もそれを感じたのか、腹をくくって追いかける。

他の選手も、ここで相沢にリーチと言われた瞬間そう感じたはずだ。

そのリーチを真っ向から受け止め、腹を括って追いかけたのは増田。

 リーチ ツモ

軍配は増田に上がり、不恰好ではあるが値千金の500・1,000のツモアガリとなった。
増田としては、ここから反撃というところだが、局は淡々と進み相沢の1人浮きで終わる。

3回戦成績

相沢+34.4P  山田▲4.9P  松崎▲11.5P  増田▲19.0P

3回戦終了時

相沢+11.7P  山田+5.2P  増田+2.6P  松崎▲20.5P

4回戦(起家から 増田、相沢、山田、松崎)

東場は小場で進み、南1局に、

 リーチ ロン ドラ

この松崎のリーチに対して、親の増田もリーチと追いかけるがを掴み8,000の放銃。
増田は今ひとつ勢いに乗れない。

南3局、山田の手牌。

ここから打としてチャンタ三色、最低でも三色だけは決めたい。
こうなったら、を仕掛けないのはそれまでの山田の麻雀を見ていた観戦者にも伝わる。
そして、と引き入れリーチ。

増田の手牌は、

この牌姿からを引き、体勢が悪いからかダマテンを選択していた。

しかし、山田がリーチと来た以上、追いかけリーチと行く。

一方、松崎は、

ここから、場にが3枚で自分が1枚使っているので打
山田の当り牌であるを引きこみ、ドラのを切ってリーチと勝負に行く。

しかし結果は・・・

松崎が山田の当り牌であるをまたもやつかみ7,700の放銃。

続く1本場では、追撃にきている相沢と山田の一騎打ち。
山田がホウテイで小考したものの打として勝負。

相沢に1人テンパイを許し、親を放棄すること。

又は、ハイテイで勝負をして、放銃となるか親権維持となるか。どちらの選択が正しいのか私には分からない。

ただ山田は、ここでを切るべきだと感じたのであろう。それが自分の麻雀であり、信じているものなのだから。

終わってみれば山田の1人浮きで終了。

 

4回戦成績

山田+20.8P  松崎▲2.3P  増田▲4.4P  相沢▲14.1P

4回戦終了時

山田+26.0P  増田▲1.8P  相沢▲2.4P  松崎▲22.8P

最終戦5回戦(起家から 相沢、増田、松崎、山田)

東1局、配牌では1枚もなかったを、7巡目までに3枚引き入れた相沢が、この3,900オールを引く。

 チー ツモ ドラ

1本場、相沢はなんとしてでも加点しに行きたいところ。

 リーチ ドラ

前巡からテンパイをしていた山田も、ここで負けるかとばりにドラを勝負。だが結果は流局。

2本場、ここで増田が、

 ツモ ドラ

この満貫を引きアガると、次局の親で、

この6,000オールを気合のツモ。
相沢にも増田にも追い越された山田は、東2局1本場、

 リーチ ドラ

このでリーチを打つが引けずに流局。
山田にとって苦しい展開となるかと思ったが、次局2本場で、

 リーチ ツモ

高目のをツモアガリ、山田にとってうれしい原点超えとなる。

さあ、これでまたしても形勢逆転とばかりに、親で山田が3本積み、今度は逆に増田に条件を突きつける。

 リーチ

流局1人テンパイ。

 ロン

 ポン ロン

打点こそ低いものの、こうなっては山田が崩れることはない。

山田にとって、相沢・松崎はポイント的に高打点の手を組んでくるだろうと予測できるので、いかに増田の親を長引かせないように落とすかである。

そこでこのアガリを見せる。

 ポン ツモ

を持ってきたのは増田だが、局を流したくない他の2人からはがこぼれる可能性が少ないだけに、増田に運が無かったのかもしれない。

だが南3局、

 ロン ドラ

この3,900を増田がアガリ、オーラス勝負となる。
オーラスの条件は、山田と増田が8.1P差。
相沢・松崎からリーチ棒は出ないと思うので、増田にとっては直撃、もしくは満貫のツモアガリしかない。

オーラス、増田に運命の選択が迫る。

 ドラ

ここからを選択。そしてを引いてのフリテンリーチ(は捨ててある)
増田のツモる指に渾身の力を込めるが、山には眠っていなかった・・

最終戦成績

増田+35.3P  山田+12.6P  相沢▲11.8P  松崎▲37.1P

最終結果

山田+38.6P  増田+33.5P  相沢▲14.2P  松崎▲59.9P

今回初めて観戦記者をやらせていただき、また偶然ではあるが、同期(17期)が3人決勝に残るという、
自分にとって思い入れのある人達の戦いを観戦し伝えることができました。
相沢とは期こそ違うが、連盟道場では何度も対戦しており、気持ちの入ったすばらしい戦いを見せて頂きました。

最後に、山田浩之プロ、決勝初進出&初優勝おめでとう!

 

 


(執筆:柴田 弘幸 文中敬称略)

ページトップ

日本プロ麻雀連盟メールマガジン