第39期十段戦 九段戦Selectレポート

【第39期十段戦 九段戦Select 船木・佐々木が勝ち上がりで九段Sへ進出】

本日の対局者は

船木伸一
佐々木寿人
黒沢咲
萩原聖人

 

 

最初の山場は1回戦東2局。黒沢の手牌は風牌3種がトイツ。1枚目の東南をスルーする。初っ端から黒沢らしさ全開だ。

 

 

ドラ表示牌の西は2枚目なのでポン。南ポン、東暗刻にし、満貫テンパイ。後に北を引ければ小四喜チャンス。

同じ局、親番船木の手牌。中をポンして1シャンテンだが、ドラの北がポツンと浮いていたが

 

 

連続で北を引いて暗刻になり、4,000オール。船木が1人浮きのトップを取る。

2回戦。東1局は萩原が北ドラドラ、黒沢から5,200のアガリ。

 

 

次局は親番佐々木が萩原から5,800の直撃。
※正しくは東2局

 

 

しばらく大人しかった船木だが、親番で発白ホンイツ、3,900オールを決める。

 

 

南2局。萩原が二索五索で先制リーチ。

 

 

このリーチを受けた黒沢。牌の持ち方からカン三索待ちに取るのは受けの麻雀として自然だが、リーチに踏み切って2,000・3,900にしたのは見事。

2回戦オーラスは佐々木が2着浮上のアガリ。

 

 

3回戦に入っても船木の安定感は揺らがず。東1局2本場に満貫ツモ。

 

 

オーラスは佐々木が2,600を萩原からアガって1人沈みを回避。

 

 

船木が3連勝で+84.9Pと独走し、あと1枠の争い。2位黒沢と4位萩原の差は31.1P。残り2戦なら十分可能性はある。

注目の4回戦。
親番佐々木が白をポンしてホンイツ気配。ソウズは切られていないが字牌が2種余っている。

黒沢は一索四索五索待ちに変化。親番佐々木に真っ向勝負のリーチを宣言するが

 

 

佐々木はカン八索待ちで18,000のアガリ。放銃した黒沢だけでなく、追う萩原にとっても痛い1局となった。

最終戦。南中八筒をポンした萩原は満貫テンパイ。
佐々木を沈めないと勝ち上がりが難しい為、黒沢から出た七筒に見逃しをかけるも、佐々木に放銃となってしまう。

 

 

南3局。佐々木はチーして一通片アガリの九万待ちテンパイ。

 

 

一方、親番黒沢は高め九蓮宝燈のテンパイ。一万も山に1枚残っていたが

 

 

テンパイ打牌に九万が選ばれて佐々木のアガリ。

 

 

もし六万を切っていたら、黒沢の手元にラス牌の一万が訪れたかも知れない。出来ればもうちょっと先まで観ていたい1局だった。

 

 

九段戦Select卓からは
船木伸一
佐々木寿人
の2名が勝ち上がり

 

 

同日に別会場で行われた九段戦の結果はこちら

 

 

第39期十段戦 九段戦S Selectは
2022/6/12(日) 12:00

前原雄大
山井弘
前田直哉
魚谷侑未
 
実況 阿久津翔太
解説 勝又健志

ご視聴はこちら!

日本プロ麻雀連盟公式ルールで5回戦を行い、上位2名が勝ち上がり

(文・吾妻さおり)

何を切る? 2022年6月

第30期麻雀マスターズ 5回戦(最終戦) 南4局2本場 南家 白鳥翔プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■OPENRECで実施したアンケートの結果

 

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■ニコニコ生放送で実施したアンケートの結果

 

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■プロ解答

九筒切り

 

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五万切り

 

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一筒切り

 

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二筒切り

 

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■実況・解説陣 (アンケート時)

 

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小笠原「マスターズ最終戦オーラスからの何切る?です。」
内川 「優勝がかかる大事な場面ですね!」
小笠原「そうなんです!逆転条件もある中で、さてどうしましょう?」
内川 「条件はあるけど、こういう状況下では脇からの出アガリはほとんど無いものとしてツモアガリの条件を第一に考えるよね。」
小笠原「アンケートの選択肢は、五万 一筒 九筒となっています。」
内川 「どれも牌効率的にはそんなに遜色ない選択肢かな。」
小笠原「内川プロは何を選ぶのでしょうか?」
内川 「僕は九筒です。なぜならヤミテンが効くからですね。」
小笠原「一筒との差って何かあったりするんですか?」
内川 「一筒は浅井プロが切っていてそこは持っていないケースが多いので。この状況だと七対子も考えて、全く良くない九筒よりは優先して残したいです。」

■プロの視点
白鳥翔プロ
「ある程度はまっすぐ進めてくるであろう奈良プロの河にピンズが高く、条件の無い伊藤プロの河は当てにはならないとはいえ、ピンズを一枚も切っていないという状況。ここで重たいピンズの形を自力決着にかけるには心許なく、五万の縦重なりも視野に入れて一筒切りとしました。今もう一度局面を振り返ると、ドラドラ固定の五万を打つ方が良いかなと思っています。」

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

【麻雀最強戦2022 男子プロ理詰めの極致】優勝は石川遼!

6月20日(日)15時より、「麻雀最強戦2022 男子プロ理詰めの極致」が行われた。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、石川遼が優勝!

 

 

 

(麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀)

第39期 A2リーグ 第3節C卓レポート

「プロ生活一番負けたわ」井出康平、苦悩の1日!

6月14日、第39期鳳凰戦A2リーグ第3節C卓が放送された。
対局者は、和久津晶、白鳥翔、井出康平、三浦智博。

 

 

1回戦は高打点がぶつかり合い、白鳥・和久津・三浦と順番に高打点のツモ。

 

(中・ドラドラ)

 

(リーチツモドラ3)

 

(中・ホンイツ)

 

東4局5本場、和久津が3フーロ。

 

 

東を止めていた井出であったが、11,600のテンパイが入り勝負。

 

 

8,000の放銃で、1回戦1人沈みに。井出としては前節大きくマイナスしていたこともあり取り返したいところ。
2回戦南2局、待望のドラ暗刻テンパイが入るが…

 

 

 

和久津へチンイツの8,000放銃となり、またしても1人沈みに。

2回戦を終えた時点で▲75.1Pのビハインドを負った井出は浮上のきっかけを掴めず、この日4連続の4着。
SNSでは「プロ生活一番負けたわ」と綴った。

一方で得点を伸ばしたのは、試合後のインタビューで「配牌が悪いからってじっとしているのが苦手」と語った和久津。
3回戦南1局、この配牌を取ると八筒ポン・白ポンと発進。

 

 

 

2つ仕掛けてこの形は、和久津ファンであれば見慣れた光景だろう。むしろ一筒がトイツな分、やや整っていると言えるかもしれない。
この局は13巡目に白鳥が12,000のテンパイを入れ一筒を勝負。

 

 

ポンしてドラ単騎テンパイを入れた和久津が2,000・4,000のアガリとなった。

 

 

1日終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

卓内トップは全連対で+53.8Pの和久津。
白鳥・三浦もポイントを伸ばし、明暗が分かれる1日となった。

次回A2リーグの放送は6/21(火)。
対局者は、山田浩之、内川幸太郎、古橋崇志、客野直。
解説は紺野真太郎が務めます。

次回も是非お楽しみに!

ご視聴はこちら!

(文・浜野太陽)

第39期十段戦 九段戦Sレポート

6月12日、九段戦Sが巣鴨道場にて行われた。
全6卓24名で開催され、勝ち上がった12名に昨年の決勝進出者を加えた16名が十段戦ベスト16に進出となる。

 

 

5卓のみは九段戦Sセレクトとして放送されていたので、そちらもせひご覧ください。

 

 

出場選手はご覧の通りです。

 

 

注目は現鳳凰位の佐々木寿人。
鳳凰位、十段位のW戴冠に期待が高まる。
また、地方勢からは九州本部から浜上文吾、静岡支部から中寿文、東北本部からは皆川直毅らがここまで勝ち残っている。

この日もルールは日本プロ麻雀連盟公式ルール、
ワイルドカードはなく、各卓2名が勝ち上がりのトーナメント方式。
時間無制限で対局がスタートした。

 

 
 

 

 

 

 

結果は以下の通り

 

要所でアガリを決めた川原、親番で連荘しポイントを稼いだ藤島の2名がベスト16に進出を決めた。

 

皆川があと一歩で通過の位置につけるも、吉田直に国士無双の放銃。
その後は越野と近藤が4回戦までのリードを守りきり通過。

 

石川遼、船木の2名が4回戦までに得た大幅リードを守り切り通過。

 

最終戦、佐々木、森山の着順勝負に注目が集まる。
森山がラス前の親番で連荘、あと一歩で通過という位置につけるも、佐々木が勝負所でアガリを決め切って通過を決めた。
4卓は中、佐々木が通過。

 

トータルトップ目の福島以外の3者が大混戦。
ダンプ大橋もラス前に5本場まで連荘しオーラス500・1,000条件まで差し迫るも浜上の勝利。
6卓からは福島、浜上が通過となった。

ベスト16以降は全卓放送となるので皆さまぜひお楽しみに。

(担当:松田彩花)

第39期 A1リーグ 第4節B卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ 第4節B卓 吉田・前田がプラス 吉田は+53.9Pで2位浮上】

本日の対局者は
吉田直
前田直哉
西川淳
近藤久春

 

【1回戦】

近藤が南場の親番で純チャンのペン三万待ち。ハイテイツモで満貫のアガリで好スタート。

 

 

南1局3本場。西川が役なしテンパイから高めチャンタになるも、一索四索は場に7枚見え。

 

 

前田が8枚目の一索ツモ切り、西川に5,200は6,100のアガリでラス抜け。

1回戦トップは近藤。浮きの2着に吉田。西川、前田の並びで終了。

 

 

【2回戦】

近藤が3メンチャンの激辛ヤミテン。前田から高め一通の一索が出て7,700のアガリ。

 

 

南2局。吉田にホンイツ一通イーペーコードラドラの勝負手が入っていたが

 

 

ここは西川が4枚目の八筒をロンして5,800のアガリ。吉田の大物手を阻止する。

 

 

近藤の潮目が大きく変わったのは南2局5本場。

チーしてチンイツテンパイ。3メンチャンの選択があり、近藤は一索四索七索に受けるが、次のツモは裏目の九索
結果前田のアガリを許してしまう。

 

 

オーラス。吉田が中ドラドラ。どこから出ても浮きのテンパイでヤミテン。

 

 

六万を掴んだのは近藤。
2回戦のトップは前田。近藤は浮きが残り2着。吉田がぴったり30,000点の浮き3着となり、西川は1人沈みのラスを引かされてしまう。

 

【3回戦】

西川は吉田に対応しながらも中一筒待ちテンパイを入れるが

 

 

親番近藤のテンパイ打牌中はダブロンだが、吉田のアガリが優先。

 

 

オーラス。今度は前田がぴったり30,000点に復帰する3,900のアガリ。

 

 

3回戦はトップに吉田。浮きの2着に西川。浮きの3着に前田。近藤の並びで終了。

 

 

【4回戦】

吉田が親番でタンヤオイーペーコーのカン三索リーチ。

 

 

ハイテイでテンパイを入れた近藤がスジの三索を押し、12,000のアガリとなる。

 

 

オーラスは前田が2,000・3,900のツモアガリで素点を増やした。

 

 

4回戦はトップに吉田。浮きの2着に前田。西川、近藤の並びで終了。

吉田がオールプラスの完璧な内容で+53.9Pの快勝。トータル2位に浮上。
前田は要所でのアガリが効いて+10.0Pにまとめた。トータル5位。
西川は脇移動による1人沈みやダブロンでアガれないなどの不運もあり▲25.4P、トータルは7位。
近藤は3・4回戦の連続ラスが響いて▲38.5P。トータル最下位に逆戻りしてしまった。

 

 

次回A1リーグ第4節C卓は
2022/6/15(水) 16:00

古川孝次
勝又健志
黒沢咲
藤崎智

実況:古橋崇志
解説:森山茂和

ご視聴はこちら!

C卓の2日後には第5節A卓も配信される

2022/6/17(金) 16:00

藤島健二郎
吉田直
前田直哉
HIRO柴田

実況 古橋崇志
解説 西川淳

ご視聴はこちら!

(文:吾妻さおり)

第17期女流桜花Aリーグ第3節A卓レポート

第3節A卓に出場した選手は

 

 

仲田加南・廣岡璃奈・内田美乃里・鈴木彩夏の4名。

第1節でAリーグの洗礼を受けていた鈴木は、2節目以降で本来の麻雀を取り戻し

 

 

今節も随所で良いアガリを決めてトップ3回2着1回の+71.1ポイントで大復活。

 

 

最高の笑顔が帰ってきました。

その煽りを喰らったのが仲田。
2節を終えて+9.0Pの7位と穏やかなスタートを切っていましたが、この日は珍しく不調で

 

 

2回戦南3局1本場の内田のリーチに対し、仕掛けて対抗していった仲田は

 

 

ソーズを危険と感じていながらも、自身の直感に身をゆだねることができずに五索で放銃。

2回戦南4局も

 

 

不調を感じて1巡ヤミテンにしていた手を、ヤミテンでも厳しいと判断して流局テンパイ連荘狙いに切り替えてのツモ切りリーチ。

 

 

これも裏目に出て、リーチに対応しながら手を進めた鈴木にダブ南・ホンイツ・ドラ1の満貫放銃と厳しい結果が続きます。

 

 

反撃の切っ掛けを掴みたい仲田は、3回戦東4局2本場、ペン三筒のテンパイを外すと

 

 

ドラを重ねて六万九万リーチ。
これは完璧な手順に見えましたが、仲田はシャンポンに受けなかったことを悔いていました。

大半の人がリャンメンに受けると思いますが、そういう人はそもそもテンパイ外しの段階で八万を切っているかペン三筒で即リーチをしていそうです。
八万引いてのドラ単騎や一筒を引いてのシャンポンの世界を頭で描いていた仲田でしたが、反射的に身体がリャンメンを選択した結果

 

 

一筒ツモからの

 

 

追いつかれた内田にリーチ・ピンフ・三色を放銃となり、今節は▲63.2Pで終えました。

ここで挙げたカン五索への放銃・リーチ判断・リャンメン選択の3局はどれも多くの人は「ツイてない」と言って片付けてしまいそうな局でしたが、来節以降の仲田なら不ツキを乗り越えて回避してきそうな気がします。

 

 

<第3節A卓最終結果>
鈴木+71.1P 内田+43.2P 廣岡▲51.1P 仲田▲63.2P

(文:越野智紀)

第39期 A2リーグ 第3節B卓レポート

ダンプが+42.4P卓内トップ!第39期鳳凰戦A2リーグ第3節B卓

6月7日(火)、第39期鳳凰戦A2リーグ第3節B卓が放送された。
対局者は、瀬戸熊直樹、石渡正志、明石定家、ダンプ大橋。

 

 

1回戦東4局、瀬戸熊の好判断が光る。
9巡目、亜リャンメンの形でピンフドラドラ(高目ドラ3)のテンパイ。安目でのアガリとなることが多いため、リーチを選択したくなるところだが…

 

 

ソーズを集めていそうなダンプの仕掛けを見て、ここはヤミテンの選択。すると六索を引いてタンピンドラドラに振り替わり…

 

 

狙い通りダンプから8,000の出アガリとなり、1回戦1人浮きのトップ。
一方4着に沈んだダンプであったが、2〜3回戦では七対子ドラドラの6,400、

 

 

リーチタンヤオドラの5,200など効果的なアガリを重ね、

 

 

大きな失点なくトップ・2着に。

最終戦では先制リーチを受けてホンイツのテンパイ。

 

 

(八筒一筒ポン)リャンメン待ちでも7,700と高打点であったが、ここはシャンポン待ちに受け、リーチの明石から打たれたのはなんと高目の東

 

 

トップ目でダメ押しの18,000をアガリ、+42.4Pの卓内トップとなった。

 

 

1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。
瀬戸熊はわずかなプラスながら首位をキープ。ダンプが+42.4Pとポイントを伸ばし、トータル2位につけた。

次回A2リーグの放送は6/14(火)。
対局者は和久津晶、白鳥翔、井出康平、三浦智博。
解説は古橋崇志が務めます。

次回も是非お楽しみに!

ご視聴はこちら!

(担当:浜野太陽)

第39期 A2リーグ 第3節A卓レポート

猿川がポイントを伸ばし3位へ!第39期鳳凰戦A2リーグ第3節A卓レポート

5/31(火)、第39期鳳凰戦~A2リーグ第3節A卓が放送された。
対局者は、紺野真太郎、猿川真寿、柴田吉和、高橋良介。

 

 

守備的な選択が多い紺野に対し、手数の多い3者という格好。
ここまで大きくマイナスしている紺野は前に出る局面が少ない分、チャンス手はしっかりとものにしていきたいところだが…

1回戦東2局には高目三色のリーチも、リーチピンフドラドラで追いついた猿川へ7,700。

 

 

 

2回戦では猿川へチャンタ三色ドラ1の8,000。

 

 

好調な猿川とは対照的に、今節もなんとも苦しい展開からスタート。
ただ、この1・2回戦をなんとか3着で耐えると、3回戦東1局ではリーチにめくり勝ち、ツモ三色の1,000・2,000。

 

 

僅差のオーラスもリーチ七対子の4,800をアガリ、トップを奪う。

 

 

紺野らしく我慢強い内容で今期初めてのプラスを持ち帰った。
3回戦までで▲47.6Pと苦しんだ高橋も、4回戦の親番でリーチツモピンフ一通ドラの6,000オールを成就。

 

 

マイナスを1ケタ台に戻し、全体的に平たいスコアとなった。
1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

猿川が+25.2Pとポイントを伸ばし3位に浮上する結果となった。

次回A2リーグの放送は6/7(火)。
対局者は瀬戸熊直樹、石渡正志、明石定家、ダンプ大橋。
解説は白鳥翔が務めます。

次回も是非お楽しみに!

ご視聴はこちら!

(担当:浜野太陽)

第39期十段戦 九段戦レポート

第39期十段戦も後半戦。九段戦は6月11日(土)に開催された。

今期は九段戦の後に九段戦Sが組まれているため、全てが放送対局となるベスト16に進むにも
あと2つ関門が残され、決定戦に進むためには、ここからまだ4度勝ち上がる必要がある。
東京は梅雨の中休み。放送対局となった九段戦Selectを含み、3会場で12時に激闘の幕が開いた。

 

 

 

出場選手はご覧の通り。全12卓48人で争われた。

 

 

ワイルドカードはなく、ここからは卓内2位以内が必須となる。
また、九段戦は5回戦・時間無制限で行われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果はご覧の通り(10卓はセレクトのため省略)。

 

 

 

1卓は大きく離された卓内4位だった原田が最後の親番で小四喜(16,000オール)をアガって猛追するも及ばず、川原・ダンプの勝ち上がり。
3卓は5半荘にもかかわらず対局時間3時間あまりという高速戦を森山・石川が制した。

また、石渡・和久津はオーラスで逆転に成功し、福島・魚谷・蓮沼は2ラススタートから巻き返して勝ち上がりを決めた。
一方、唯一初段戦から勝ち上がってきた神森はここで涙を飲んだ。

九段戦Sは翌6月12日(日)に開催され、勝者はベスト16に進む。

 

 

(文:梅中悠介)

四国支部設立記念大会レポート

こんにちは!今回、四国支部設立記念大会の様子をお伝えさせて頂きます福島清子と申します。
初めましての方もいらっしゃると思うので、軽く自己紹介をさせて頂きます。

以前26期生として9年ほどプロ活動をしていましたが、家庭の都合にて一度プロの世界を諦め、アマチュア雀士として生活をしておりましたが、この度、日本プロ麻雀連盟四国支部副支部長として連盟に復帰いたしました。いつかは戻りたいと思っておりましたので、このような機会を頂けて大変光栄です。

四国支部設立記念大会はゲストプロ5名、アマチュア雀士75名の総勢80名で行われました。
ルールはWRCルールにて半荘戦、東風戦を交互に行い5回戦のトータルポイントを争います。

それでは豪華ゲストをご紹介いたします!

まずは我らが森山茂和会長

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宮内こずえ四国支部支部長

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現鳳凰位佐々木寿人プロ

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現女流桜花魚谷侑未プロ

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最後は四国支部設立の立役者、望月雅継プロです。

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とても豪華な5名のゲストをお招きして、大会スタートです!

まずは開会式の様子です。

 

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今回の大会の模様は、日本プロ麻雀連盟のYouTubeチャンネルにて生放送致しました!

配信担当の平川一樹プロと渡邊亮プロです。

 

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各ゲストプロの対局も1回戦毎に配信されたので、参加されていないファンの皆様にもお楽しみ頂けたのではないでしょうか!

大会が始まりました!

 

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みなさんとても楽しんでくれていて、運営としても楽しみながら最後まで見守れました(^^)/

合間にこんな事も…(笑)

 

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ゲストプロの皆様は休憩の合間にもファンの方からのサインや写真撮影に快く応じて下さっていました。(ちゃっかり私もw)

 

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そして大会が無事終了しました!

優勝したのは、岡さんでした!
おめでとうございます!

 

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今回、この様な大きな大会の運営や、司会を任されたのは初めてで、本当に緊張しましたが、四国支部員のみんなが一丸となってくれたので、最後まで大きなトラブルもなく行えたと思います。

この日を迎えられたのも、全ては望月プロのお陰です。
2年前の冬から四国支部が出来るまで、望月さんに何回高知で会っただろう…
ゆっくり出来たら良いのに決して泊まることはなく、相当なハードスケジュールの中でも、私を「またプロに戻りたい、四国の麻雀を盛り上げたい!」と思わせてくれました。

これから宮内支部長のもと、麻雀に関わる全ての皆様に感謝の気持ちを忘れずに、楽しく仲良く四国支部員一同、頑張って参りますのでどうか皆様応援宜しくお願い致します。

 

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(文:福島清子)

中田花奈さん×Cake.jp メディア限定試食会

【麻雀チョコ発売!】

中田花奈プロの経営する麻雀カフェ「chun.」開業1周年を記念して作られたチョコレートの試食会に参加してきました。

ここで少し中田花奈プロのお話を‥、

 

 

中田は2012年から9年間の間乃木坂46に所属してきましたが、2020年に卒業。
卒業後は日本プロ麻雀連盟のプロ試験に合格。またプロに合格した同年、麻雀カフェ「chun.」を開業。
この1年、中田は経営者として、そして麻雀プロとしても新しい一面を見せてきました。

そんな中田の経営する麻雀カフェ「chun.」が1周年を迎えるということで、なんと!cake.jpさんとコラボして作った麻雀生チョコの発売決定が発表されました!

この試食会のインタビューのお話が来た時に、スイーツ大好き女子松田彩花は、光速で「いけます!!」と返事して、この日の試食会に参加することが決まりました。
楽しみに迎えた当日、店内に入るとたくさんのメディアが集まっていました。

そんなメディアの前で

中田花奈「麻雀カフェでチョコレートを作るので麻雀牌をイメージしたものにしました。ファッションブランドが麻雀をモチーフにしたデザインやアイテムを作っているのを見て、麻雀をもっとおしゃれなイメージにしたいと思っていました。」

と語る中田の姿に、チョコレートのことで頭がいっぱいだったことを反省しつつインタビューをしてきました。

 

 

チョコレートは頭脳スポーツ麻雀にぴったりのスイーツ。
ということで、脳の働きを助けるブドウ糖も豊富に含まれるチョコレートは、ここぞ!という時に食べるのもオススメだそうです。

 

《麻雀カフェchun.コラボ限定》とろける生チョコ麻雀牌

 

 

 

 

 

‟まるで本物の麻雀牌”な生チョコレートです。麻雀がお好きな方のみならず、チョコレートや甘いものがお好きな方にもお楽しみいただける商品です。
麻雀カフェ『chun.』のロゴを箔押しした高級感のあるパッケージに入れてお届けいたします。

・価格 :3,600円(税込)
・内容量 :9個入り
・商品URL :萬子セット 筒子セット 索子セット 字牌セット

詳しい商品の情報はこちらから!

 

この日一緒にいた山井弘プロも生チョコを試食。
「美味しい!」
と思わずにっこり表情が綻びます。
男性の方でもパクパク食べられる甘すぎないチョコレートになっていました。

 

 

ちなみに、この麻雀牌チョコレートは麻雀牌の絵柄のほかにも、「chun.」のお店のロゴの入ったバージョンもあるのですが、
山井さんはそれをみて

山井「これは一筒ですか?」
松田「これはお店のロゴマークですよ!」
と伝えると、
山井「なるほど!白か!」
と天然な一面を覗かせていました。

 

 

※手前右側にあるのが「chun.」のお店のロゴマーク生チョコです。
このチョコは字牌セットの中に入っています。

色んな種類があるので、本当に可愛くてみているだけで幸せになるこの麻雀牌チョコレート。
たくさん買って、チョコレートで自分の好きな手役を作ったりしてみても面白そうですね。

 

 

そんなチョコレートは6月15日より販売開始です。
麻雀中に食べるもよし!お土産に買うもよし!
スイーツ好きの方にもオススメな見た目も味もこだわり抜いたチョコレート、ぜひお買い求めいただけたらと思います。

今年はもっと麻雀と向き合う時間を増やしたいと語った中田。
「今は一番下のリーグなので、どんどん上(のリーグ)に行きたいです!」
と意気込んでいました。

これからの中田の活躍にもぜひご注目ください。

(文:松田彩花)

第24期 北陸プロアマリーグ「帝陸戦」 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節
1 京田 芳宏 一般 113.3 68.2 ▲ 27.4 ▲ 48.8 121.3
2 岡田 拓也 プロ 101.5 18.7 44.7 ▲ 20.1 58.2
3 豊田 直幹 一般 99.8 74.4 50.2 ▲ 81.5 56.7
4 松井 直大 プロ 86.9 ▲ 16.5 7.1 45.0 51.3
5 山元 一成 一般 84.5 46.0 ▲ 5.6 17.2 26.9
6 南 和之 プロ 79.7 ▲ 62.2 44.8 39.7 57.4
7 窪田 一彦  一般 71.5 25.4 17.2 13.0 15.9
8 押川 憲一 一般 58.0 40.4 33.6 ▲ 32.0 16.0
9 藤本 鉄也 プロ 52.5 82.2 15.9 ▲ 32.9 ▲ 12.7
10 表 勝正 一般 39.9 26.0 ▲ 18.0 3.4 28.5
11 堀田 徳彦 一般 39.0 ▲ 38.9 16.9 19.0 42.0
12 恵比須 均 一般 38.9 ▲ 30.4 27.4 55.9 ▲ 14.0
13 荒谷 誠 プロ 35.3 4.7 0.0 19.9 10.7
14 飯田 輝雄 一般 34.2 ▲ 0.1 ▲ 19.6 49.2 4.7
15 岡田 雅文 一般 33.5 ▲ 12.7 0.0 43.7 2.5
16 森田 有一 一般 30.0 6.8 2.0 ▲ 40.6 61.8
17 加治 竜也 一般 27.3 33.0 ▲ 67.8 39.1 23.0
18 吉田 健彦 一般 27.2 45.2 38.9 ▲ 22.8 ▲ 34.1
19 相澤 道徳 一般 21.9 ▲ 26.9 43.1 8.9 ▲ 3.2
20 志多木 健 プロ 16.5 41.8 ▲ 16.3 ▲ 40.5 31.5
21 獅坂 祐一 プロ 4.9 ▲ 50.1 29.8 21.5 3.7
22 新保 翔太 一般 2.8 9.2 10.3 3.6 ▲ 20.3
23 里木 祐介 プロ ▲ 0.8 8.0 4.8 50.4 ▲ 64.0
24 西田 大志 一般 ▲ 5.6 ▲ 24.5 14.2 29.7 ▲ 25.0
25 日水 亮輔 一般 ▲ 14.4 0.0 19.5 62.7 ▲ 96.6
26 中谷 徹也 一般 ▲ 16.1 50.8 ▲ 28.1 ▲ 33.2 ▲ 5.6
27 堂垂 正裕 プロ ▲ 18.7 ▲ 22.2 34.6 ▲ 26.3 ▲ 4.8
28 宮成 さく プロ ▲ 22.7 8.0 21.0 ▲ 55.5 3.8
29 如月 靖之 プロ ▲ 30.0 ▲ 13.3 ▲ 33.2 41.8 ▲ 25.3
30 梅本 翔 プロ ▲ 30.9 ▲ 28.8 ▲ 29.0 5.6 21.3
31 山田 航輔 一般 ▲ 33.8 15.8 ▲ 28.3 ▲ 42.6 21.3
32 小林 和樹 プロ ▲ 39.5 34.1 ▲ 12.9 0.2

▲ 60.9

33 成田 理良 プロ ▲ 50.1 ▲ 10.9 ▲ 65.7 21.2 5.3
34 林 龍司 一般 ▲ 56.4 ▲ 34.5 9.1 ▲ 50.0 19.0
35 浦田 豊人 プロ ▲ 59.7 ▲ 77.6 79.5 ▲ 31.1 ▲ 30.5
36 南 宏生 一般 ▲ 60.5 ▲ 7.3 ▲ 2.0 17.5 ▲ 68.7
37 戸村 聖一 一般 ▲ 62.6 17.3 ▲ 22.5 ▲ 58.5 1.1
38 藤田 竜弥 一般 ▲ 70.3 0.0 ▲ 30.5 0.0 ▲ 39.8
39 瀧根 克登志 一般 ▲ 82.8 8.4 ▲ 50.8 ▲ 12.7 ▲ 27.7
40 宮川 悟 一般 ▲ 92.2 ▲ 18.0 ▲ 66.8 35.9 ▲ 43.3
41 今村 伸平 一般 ▲ 94.2 ▲ 54.5 ▲ 73.3 35.2 ▲ 1.6
42 文月 愛美 プロ ▲ 100.1 ▲ 15.2 40.9 ▲ 34.4 ▲ 91.4
43 栄田 勇作 一般 ▲ 113.7 ▲ 57.0 ▲ 34.7 ▲ 26.4 4.4
44 藤岡 誠 一般 ▲ 194.7 ▲ 64.8 ▲ 67.7 ▲ 40.4 ▲ 21.8

第17期女流桜花B・C1・C2リーグ第1節レポート

第17期女流桜花Bリーグ

 

 

第1節を終えて昇級圏内に入ったのは

 

大野彩乃(28期)
女流桜花出場は8期目。
昨年は初のBリーグを9位で終え、今年は飛躍の年にしたい中での1位発進です。

 

北條恵美(16期)
女流桜花出場は16期目。
一昨年は昇級まであと一歩までいくも僅かに届かず入れ替え戦へ。
Aリーグ最後の1枠の争いでは、新星の杉浦に破れて無念の残留となりました。
1年の充電から帰ってきた今期、Aリーグ常連の美波・和泉を相手に卓内トップで全体2位と好スタートを切りました。

 

後藤咲(34期)
女流桜花出場は4期目。
連続昇級の勢いそのままに卓内トップで全体3位スタート。
34期入会は今期のBリーグで一番の若手になります。

 

 

第17期女流桜花C1リーグ

 

第1節を終えて昇級プラス入れ替え戦出場の圏内に入ったのが

 

手塚紗掬(28期)
女流桜花出場は10期目。
1節目に強い手塚がトップ3回2着1回の会心のスタートを決めました。
後半も好調を持続して入れ替え戦2nd Stageも狙っていきたいところです。

 

大月れみ(33期)
女流桜花は特に勝ちたい場所と言っていた大月が、自身の出場した5期の中で最も大きいプラスを記録して現在2位で第1節を終えました。

 

 

第17期女流桜花C2リーグ

 

第1節を終えて昇級プラス入れ替え戦出場の圏内に入ったのが

 

さくら美緒(34期)
女流桜花出場は4期目。
C2リーグでも1位になれば入れ替え戦に出場でき、1年でAリーグを目指せます。
去年は岡田紗佳の+149.6Pで一昨年は杉浦まゆの+145.2Pが1位のポイントだったので、ここからプラス50~60の上乗せが必要だと思われます。

 

 

(文:越野智紀)

第24期北陸プロアマリーグ「帝陸戦」第3節レポート

第24期北陸プロアマリーグ「帝陸戦」第3節のレポートを担当させて頂きます。日本プロ麻雀連盟38期生の松井直大と申します。

初めましての方が多数かと思われますので、簡単な自己紹介から始めさせていただきます。

私は現在、石川県在住で、平日は会社員として働いております。
日本プロ麻雀連盟に入るきっかけは、学生の頃RTDリーグで活躍する麻雀プロに憧れ、麻雀店でアルバイトを始めた事からです。紆余曲折あり今年、麻雀プロになり憧れへの第一歩を踏み出すことが出来ました。
ここから一歩一歩頑張っていきます。宜しくお願い致します。

それではレポートに移らせていただきます。

5月29日、第3節が開催されました。
今期の帝陸戦は節短縮のため、全4節となっており、より一層、1節1節の重要度が増す形式となっております。
前節で折り返しを終え、今回の第3節では各プレイヤーがプレーオフ(上位8名)進出を見据えた打ち方にシフトしていく事が考えられます。

結果は以下の通りです。
・第3節合計の成績

 

100
100

 

日水さんが+62.7Pと大きく点を伸ばし、前回14位から1位へと躍進。
前節2位の藤本、ポイントを減らしてしまうも変わらず2位。里木(3位)、吉田さん(4位)と続きます。

現時点でのプレーオフのボーダーが43.3Pと稀に見る大混戦を極め、まだまだ結果が分からない状況となっております。
次回最終節ですが、皆さんにチャンスが残っていますので最後まで諦めずに楽しんでいきましょう!

今期初参加の山田さんと、1位に飛躍した日水さんへ印象に残った局と、最終節に向けてのコメントを頂きました。

・山田さんの印象に残った局
第3回戦 南3局 西家 0本場 ドラ一万
2人浮きで山田さんが約39,000持ちのトップ目、2着目が32,000持ち、親は23,000持ちの4着の場面。
5巡目に以下の手牌。

二筒三筒六筒七筒八筒二索二索二索八万八万南南南

一筒四筒待ちでテンパイ。

捨て牌には1枚も出ておらず、他家の捨て牌も露骨なピンズの一色手はいなかった。
大きくアガリにくるだろう親も、スピード感はなかった。
ヤミテンを選択することで難なくアガることは出来るだろうと感じ、リーチはしないことを決定。

結果は、四筒をツモ。700・1,300をアガリオーラスに向かうことになった。

試合後、「1回戦、2回戦と▲12.0P、▲11.0Pで終えていた。
ここでリーチをかけ、1,300・2,600をアガることで、オーラスに2着目は30,700点持ちになる。
1,000点出アガリか、800・1,600以上をツモアガれば1人浮きになることができるため、1人浮きが簡単な状況に持ち込めた。
リスクもあるが、プレーオフを狙うのならばポイント状況も加味し、1人浮きを狙える場面であれば積極的にリーチすべき反省した1局だった。
他のルールには無い、こういった選択の難しさが、連盟公式ルールの醍醐味であり、面白いところなので、今回参加して良かった。
次回、最終節だが最後まで準決勝を狙いたい。」と語る。

本人は反省していたのだが、どちらが正解だったのだろうか?

北陸支部のプロに尋ねてみたところ、
ヤミテンを選択する人が多かった。私、松井はリーチを選択。
この局だけで言えば、一概に反省する状況ではなかったと思える。
こういう選択も今後しっかりと勉強していきたい。

・日水さんの印象に残った局
2回戦 オーラス 
東家 浦田 19,800
南家 京田さん 31,500
西家 日水さん 38,200
北家 山元さん 30,500

3着目山元さんからリーチの発声。
「着順アップを狙ったリーチかな?」と考え完全撤退。
数巡後山元さんがツモの発声。
アガリ牌が初めに倒れて見えた牌は中
ヤバい!と思いましたが後の祭り。
リーチ、ツモ、中、ドラ1で、キッチリ捲られて2着で終局。
例え自分が押し返していても、アガる道筋は無かったが、やはり強い人は最後まで勝ち切ることを目指して戦うな、と関心させられた1局だった。

結果としては、全4回戦、+62.7Pと好成績で終え1位に浮上。
最終節への意気込みとして
「今現在首位でも、最終節の結果次第で準決勝に残れない可能性はありますが、最後まで愛する妻と息子に誇れる麻雀を打って、先ずはベスト8進出を目指します。」と語る。

北陸プロアマリーグ「帝陸戦」第3節の結果報告は以上となります。

次節6月12日(日)はいよいよ最終節。
プレーオフの椅子をつかみ取る8名は誰になるのでしょうか!?

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

(文:松井直大)

第5期北陸プロリーグ 第1節レポート

初めまして。ご存じの方はご無沙汰しております。
日本プロ麻雀連盟北陸支部22期生の荒谷誠と申します。
中部本部にてプロの門をくぐり、同Aリーグにて諸先輩に指導を受けてきましたが、約10年前、地元の北陸支部に移籍して、北陸の地にて研鑽を積んでおります。
今期もまた、ではありますがプロリーグの観戦記執筆を拝命いたしました。
拙い文章ではありますが、リーグ最終節まで宜しくお願い致します。

令和4年5月29日、第5期となる北陸プロリーグが開催された。
今期は新人4名を新たに迎えて、総勢19名にて決勝の椅子を争う戦いとなる。
昨年のグランプリMAXでの里木の健闘も記憶に新しい、競技麻雀打ちの目指す舞台へと、今年も戦いの火蓋が切って落とされた。

開幕に大きくスコアを伸ばし、首位発進となったのが前期チャンピオンの里木。
同卓の宮成、如月の新人達に洗礼を浴びせる形となる3トップにて初戦を飾った。

里木が振り返って分水嶺であったであろう1局がこちらである。

4回戦南3局 南家 ドラ六筒

八万八万九万九万六筒六筒一索一索六索六索七索九索九索 リーチ ツモ七索

里木の感性が冴え渡る3,000・,6000で1人沈みを脱し、続く親番で2,000オール、6,000オールで一気に1人浮きに駆け上がり初日の大スコアを叩き出した。

「前期は繰上りからの決勝だったので、今期はしっかりと4位以内で進出し、そして連覇を達成したいです。」

「連覇」という言葉を力強く口にした里木。
帝陸戦でも首位争いを演じており、まさに気力充実という感があり、名実ともに決勝の一番手に名乗りを上げたと言って良いだろう。

次に注目したいのは3番手につけた南。
北陸プロリーグではなかなか結果を残せず苦戦していた彼だが、今期こそは、と後に語った意気込みの強さが結果として現れた。
今期に懸ける思いの強さを体現した1局が下記。

1回戦南1局 北家 ドラ八筒

三万四万五万八万九万九万九万東東東南南南 リーチ ツモ七万

普段の丁寧なスタイルの彼ならば無論のヤミだが、「決勝に残る」という覚悟を感じさせるリーチ。
結果のツモこそ僥倖もあるのかもしれないが、その意志の強さに牌は応えてくれた。

「自分らしい麻雀でガンガン目立って結果を残します!」

若手らしいがむしゃらさと嚙み合った勢いで、一気に駆け抜ける事が出来るか。

また、冒頭にて触れたが、今期北陸支部には4人の新人が新たに加わっている。
如月、松井、宮成とプロの壁にあたって苦戦を強いられた中で、1人スコアを伸ばして4位につけたのがルーキーの堂垂。

堂垂 正裕(どだれ まさひろ)富山県出身。
愛知県にて麻雀を学び、東京でプロテストを受験し、この度北陸でプロデビューを果たした26歳である。

「初のリーグ戦なので、実力を試すつもりで自分らしく楽しんで勝負していきたいです。1つでも上の順位、1ポイントでもプラスを目指します」

奥ゆかしい好青年然とした若者だが、麻雀ではバランス重視の試合巧者のような立ち回りを見せる。

3回戦東1局西家 ドラ西

六万三筒三筒三筒五筒五筒五筒三索四索五索六索発発 ツモ二万

親リーチを受けてのマンズ無筋2枚。
ここから無理せず現物の三索で回り、手を組みなおす。
六万が安全牌となり、二索を縦に引いたことで打点も見込めるので二万を勝負して横に曲げる。

三筒三筒三筒五筒五筒五筒二索二索四索五索六索発発 リーチ ツモ発

一発でツモりあげて2,000・4,000。
トータル43.8Pは暫定ながら4位という好位置であり、他のプロからも今後マークの対象となるであろうポジションである。

「いつも通り、自分にとってプラスになる選択肢を取り続ける努力をします。今節は小さなミスを運に助けられるケースもあったので、ミスを減らすよう打っていきたいです。」

若者風の言葉選びの中にも、謙虚さと自信を備えた、将来を感じさせる堂垂。
もしかすると、今期北陸プロリーグの台風の目となるのかもしれない。

緒戦となった今節は、決勝の常連である藤本や支部屈指の実力者である木戸は苦しい立ち上がりとなった。1年を通しての戦い故、逆風を受ける時もあるだろう。そういった状態からの逆襲・立て直しがどのように行われるのか、百戦錬磨の彼らの次節以降にも耳目が集まるだろう。

かつて現在のMリーガー、本田朋広を輩出した北陸プロリーグ。
今年は誰が制するのか、どのようなドラマが待ち構えているのか。
私を含めて全員がひたむきに頂点を見据えて争う模様を、どうかご覧いただきたい。

(文:荒谷誠)

第39期鳳凰戦D1リーグSelect

【第39期鳳凰戦D1リーグSelect 第3節 三田・岡田がプラス】

本日の対局者

三田晋也
岡田紗佳
新大地
時田拓和

 

 

2回戦オーラス。岡田と100点差の三田は新の親リーチを受けるが、アガリ切って接戦を制すると、3回戦もトップ。

 

 

4回戦にはタンヤオツモイーペーコードラをツモって3連勝。

 

 

2節のマイナスをぴったり帳消しにした。

 

 

1回戦東1局。六筒九筒リーチを打った岡田は

 

 

タンヤオドラの高め六筒ツモで1回戦トップ。

2回戦南3局はラス目で迎えるが、時田の親リーチを受けてシャンポンで追っかけリーチ。

 

 

一索ロンで6,400(+1,000)のアガリで浮き2着に。安定感のある内容でプラス域に。

 

 

1回戦ラスを引かされた新は、2回戦東2局にドラ4枚の手牌をもらうも流局と厳しい展開。

 

 

4回戦も沈みで親番が落ちるが、南3局3本場に満貫のアガリを決めて浮き2着に。

 

 

4回戦をプラスで踏みとどまって▲18.0P。残留の可能性を残した。

 

 

大きくマイナスしてしまったのは時田。2回戦は一通確定のカン五索をツモってスタートするがトップを取れず

 

 

4回戦にはドラ暗刻で早いリーチを打つも、親番三田に5,800(+1,000)の放銃となってしまう。

 

 

時田「最初は良かったのですが、2回戦の親番から焦ってしまい、それ以降は淡白になってしまった。」

新「全然ツモれませんでした。キツかったです。4回戦にプラス出来たのでまだ何とか残留目指して戦えるかなと。諦めずに打ち続けたいと思います。」

岡田「手はそんなに入ってなかったけど、わりと上手くできたかなと思います。残り2節で昇級目指して頑張りたいと思います。」

三田「結果は良かったですけど、最終戦に後ろ向きな部分が出てしまった。土曜日に行けるように頑張りたいと思います。」

 

 

(文:吾妻さおり)

第39期鳳凰戦B1Select前期第3節レポート

【鳳凰戦B1リーグSelect前期第3節 麓+9.2Pが卓内トップ 】

本日のB1リーグSelect対局者は

麓征生
二階堂亜樹
前原雄大
魚谷侑未

 

 

 

2節終了時で最下位の麓は、今日は何としてもプラスしたい所。
1回戦はオーラスで浮き2着となり、2回戦東1局も親番を繋いでいた。
3本場。魚谷がドラの一筒チーの後に白をポンでテンパイ。
親番麓は後半押し返すつもりで安牌を持ち八索を先処理しようとしたが間に合わず。7,700は8,600の放銃となってしまう。

 

 

オーラス。麓はドラの白が暗刻。前原から7,700の直撃で2回戦トップを取る。

 

 

麓が+9.2Pで卓内トップとなった。トータル順位は16位のままだが、今日沈まなかった事は大きい。残り2節での残留を狙う。

 

 

連盟はB1までは半期、A2から1年のリーグ戦になる。その影響で前期は降級人数が少ない。亜樹はインタビューでもたびたびその事に触れる。+48.4Pを持ち、降級の心配が少ない今節はポイントを伸ばす絶好のチャンスと考えていただろう。

南1局の親番で白ホンイツ、前原から7,700は8,000をアガった亜樹は

 

 

2本場では魚谷から高めの八万ロンでリーチ三色。1回戦トップを取る。

3回戦でも高めの七索ロンで11,600(+1,000)。

 

 

しかし4回戦で親番の魚谷に跳満を放銃してしまい大きなラス。+4.1Pで対局を終え、トータル+52.5Pの6位。

 

 

3回戦東3局1本場。麓の親リーチを受けた前原はフリテンの八万をツモってから好調の兆し。

 

 

トップ目でオーラスへ。ラス目親番の魚谷のリーチを受け、テンパイ打牌で三筒を打つが

 

 

魚谷に11,600は11,900の放銃となってしまい、3回戦は浮きの2着。

4回戦に発東と役牌を2種ポンしてカン五筒待ち。

 

 

ドラの八筒を暗刻にしてトイトイが付き、麓から12,900(+2,000)で浮き2着。
+2.9P、トータル▲63.1Pの14位。

 

 

3戦3ラスとこの日最も苦戦した魚谷だったが、最終戦に一通確定のリーチで満貫をツモってトップ目に立つ。

 

 

南1局の親番で魚谷が先制リーチ。
これを受けた亜樹が三色ドラ確定のテンパイ。二索が現物なのもあり、六筒を勝負する。

 

 

リーチタンヤオピンフ三色イーペーコー、18,000のアガリとなり、4回戦は魚谷が大トップ。
3回戦まで▲53.6Pと一時は降級圏まで見えていたが▲16.2Pまで回復。トータル▲17.5Pで10位。

 

 

石川正明が+30.8P、トータル+82.9Pで3位から1位に浮上。
石立岳大が+13.1P、トータル+74.6Pで首位から2位に。
現在上記2名が昇級ライン。
まだ100オーバーの選手が居なくポイントが近いため、昇級争いに目が離せない。

次回B1リーグSelectは
2022/7/2(土) 13:00

前原雄大
滝沢和典
福光聖雄
福島佑一

実況 吉井優
解説 井出康平

ご視聴はこちら!

(文・吾妻さおり)

第242回:プロ雀士インタビュー 奈良圭純  インタビュアー:阿久津翔太

3度目のG1タイトル優勝という偉業を成し遂げた奈良圭純プロ。
その内面に迫ろうと、インタビューをするために都内某所で待ち合わせ。

阿久津:優勝おめでとうございます!

 

100

 

この日の前日、奈良プロは1軒目で飲み足りず、2軒目にどうしても行きたくなるも、財布にお金が無く、銀行のカードも使えない時間だったため、キャッシングをしたらしい。
どうやらカードの手数料を払いたくなかったらしいが、代わりにキャッシング手数料を払っているから無意味な気がする。
そんな奈良プロだが、麻雀に対する姿勢は真摯なものだった。

奈良:決勝の面子が決まった時に、優孝さん、売れっ子の白鳥、浅井君…(自分が)圧倒的4番人気だと思ったから、ぜったい倒してやるぞって気持ちはすごいあった。

阿久津:他の3人を応援してる方にも見せつけてやるぞと。

奈良:倒しがいのある、良い面子が揃ってくれたなって(笑)。

強い敵を前にしてそれをチャンスと捉える奈良プロだが、1回戦で待ち受けたのは試練だった。

 

100

 

阿久津:1回戦ホウテイで18,000放銃になった時はどんな気持ちでしたか?

奈良:あの時はね、ハイテイでドラ掴んでしかも裏裏かよ!って思ったけど、まぁでも1回戦目で良かったなって。不思議と全然焦りは無かった。

過去の優勝も1回戦ラスからの逆転ということで、引きずることなく徐々に巻き返していき、最終戦最後の親番で白鳥プロを逆転できる位置につける。
しかしその運命の親番の配牌はあまりにも悪かった。

 

100

 

奈良:今日イチ(の配牌)頼むっ!って念じてサイコロ押したんだよね。 そうしたら最初の4枚が発九万九索九筒だったの(笑)。 まじ終わったって思って、せめて発重なれ!って思ったけど酷かった…

アガれば優勝の白鳥プロにあっさりとテンパイが入るも、アガリが出ないまま奈良プロの最終ツモ番に。テンパイできなければ連荘できずに敗北が決する運命のツモ番…

 

100

 

奈良:あの時は本当に楽しくて、もう終わっちゃうのかー、もうちょい麻雀打ちたいなって感じだった。

テンパイできなければ敗北という崖っぷちの状態で奈良プロにあったのは、もっと麻雀がしたい…まだここで終われない…そんな気持ちだった。
この時実況席にいた私は、ここで決着がつくかもしれないと思ったが、牌は奈良プロにチャンスを与えた。

 

100

 

奈良:次の局の2,600all(は2,700all)は自画自賛のアガリだった。 裏乗ってー!って思ったけど(笑)。

 

100

 

複数の分岐点を見事正解し僅差ながらも逆転。
次局、白鳥プロが再逆転手を入れるもツモることはできず、奈良プロの劇的な優勝となった。

 

100

 

阿久津:優勝が決まった瞬間はどういう気持ちでした?

奈良:1回目、2回目の時はめっちゃ嬉しい!だったんだけど、今回は嬉しいとホッとしたが半々だった。前に連盟の先輩と話したことだけど、2個目のタイトル勝った時はあんまりチャンスをもらえなくて。だから評価せざるを得ないぐらい勝ちまくるしかないなって、それをずっと思ってたから…だからどうしても勝ちたかった。

プロとして活躍していくには色んなものが必要になってくるが、その中でも重要なのは強さであり実績である。それを奈良プロは渇望し続けていた。

奈良:今若手のさ、若獅子戦とかできてさ、それが結構刺激になってる。僕が20なんぼの時より明らかみんな強いわけ(笑)。ちょっと負けてらんねぇなぁって気持ちはすごい刺激になってる。

阿久津:うかうかしてるとどんどん若手がのし上がってきますよね。(本当は自分がのし上がりたい)

せっかくなので、若手プロにアドバイスとかありませんか!

奈良:まだ自分のことで精一杯(笑)。 それに、お前鳳凰戦何リーグだよって突っ込まれそうだし(笑)

と言いつつ酔いも回って奈良プロは次第に饒舌に…

奈良:先輩に言われて思ったのは、今まで気になったとこは人に聞いてたんだけど、聞く前に1回自分で考えるのはマジで大事だなと思った。自分で掘り下げて考えてみると、結構見えるものがでてきて。そういう考えるのが大事だと思った。

阿久津:実際その人だけには見えていた景色もありますもんね。

奈良プロは先輩だけでなく後輩にも積極的に気になったことを聞いて、どこからでも吸収しようとしてきた。だが、それよりもさらに思考や読みを深めるために自分で掘り下げていったことで、以前よりも読みの精度が上がっていったと言う。

奈良:あと、本当はしょうがなくないミスをしょうがないで済ませないように気をつけなきゃなとは思ってる。

阿久津:そこが自分の中でなぁなぁになってしまうといけないですよね。

奈良:なぁなぁになってくると良くない。でも、ずっと結果が出なくてモチベーションが段々と下がっていくと、そういうふうになっちゃうんだよね。だからそこだけは気をつけてる。

大きいタイトル戦などで結果を出すというのは本当に難しい。結果というのは一番モチベーションに影響する要素であり、モチベーションというのもまた、結果に影響する要素である。
結果が出ずに苦しい期間も、負のスパイラルに入らないよう、奈良プロはひたすらに自身の麻雀、そしてあらゆるプレイヤーの麻雀と向き合い続けた。

酔いも回って今日もまた2軒目へと向かう奈良プロだったが、麻雀に対する姿勢はどこまでも紳士だった。

第17期女流桜花Aリーグ第2節D卓レポート

第2節D卓に出場した選手は

 

 

斉藤理絵・二階堂瑠美・和久津晶・鈴木彩夏の4名。

第1節に大きなマイナスをしていた鈴木が1回戦トップを取り、2回戦でも南3局に

 

 

満貫をツモアガってトップ目に立つと

 

 

再逆転を目論む斉藤のドラ暗刻三万六万リーチを三万単騎の七対子でかわして2連勝。

鈴木と同様に第1節で大敗していた和久津は南4局1本場、

 

 

ツモアガリを拒否してのフリテンリーチで2着浮上を狙いましたが、追いついた瑠美のリーチピンフドラ2に捕まり激痛の連続4着。

2節連続でアガらずからのフリテンリーチが失敗に終わった和久津でしたが、ここから仕掛け多めの本来のスタイルに切り替え他家を翻弄していきます。

 

 

日頃から築いたブラフ仕掛けの宣伝広告のかいあってか、

 

 

ブラフに紛れた真実の仕掛けがヒットしだし第1節から続いていた連続ラスは6回でストップ。
3・4回戦と連勝して谷底から少しだけ帰ってきました。

 

 

一気に負債を返すチャンスだった鈴木は、3連勝を目指してオーラス連荘していましたが、瑠美のダブ南トイトイに捕まりプラスを伸ばせず

 

 

4回戦オーラスに入った高め大三元テンパイも山に2枚残っていた白が他家に収まってしまい、プラスはするも惜しい1日となりました。

 

 

<第2節D卓最終結果>
鈴木+20.9P 斉藤+1.2P 瑠美▲9.5P 和久津▲12.6P

(文:越野智紀)