第18期静岡プロリーグ 第1~3節レポート

第1節レポート

第18期静岡プロリーグのレポートを担当します。
17期静岡プロリーグ優勝の青嶋宏樹です。

静岡の偉い人達からチャンピオンなので、好き放題書いて良いと許可をいただいていますので、1年間書かせていただきます。笑
本当に拙い文章ですが、お付き合いいただけると喜びます。

静岡支部には一昨年から合わせて6人の新人が入った。
おじさんばかりの静岡支部だったが笑(すみません)新たな風が吹くことにより活性化が期待された。

その期待通り、昨年は渡辺史哉の第46期王位獲得、元女子高校生チャンピオンの廣岡璃奈が第3期桜蕾戦優勝。

これらの結果には、ベテランプロから若手プロまで、みんなが刺激を受けた。
祝福する気持ちと自分がやりたかった気持ち。
複雑な感情が入り混じっただろう。
かくいう自分もそのひとりだが。

ただ、今期は私も静岡プロリーグ優勝者として、プロ活動や所作でお手本となるのは勿論のこと、成績でも皆の目標になるように精進しなければと思っている。
そして、自分を含めた若手の活躍で、支部がより一層発展することを願っている。

それでは開幕戦第1節の結果を。
第17期静岡プロリーグ優勝の青嶋(自分です笑)が昨年の好調をそのままに首位スタート。
スタイルチェンジが功を奏しすぎている。
連覇なるか!?

今年は個人的に注目しているのは、昨年残り2節まで安定感を誇っていたミスター静岡リーグ川崎が2位スタート。
なんか毎回強い。

そして渡辺史哉。
プロ1年目にして王位獲得、グランプリMAX決勝進出。とんでもない成績を残している。
第1節、第2節と別日対局で、3節からの登場だがこの静岡プロリーグも結果を出してくるか?
非常に楽しみである。

今年1年も熱い戦いを青嶋がお届けします!

 

第2節レポート

望月が静岡支部支部長を退任。
静岡支部が20周年を迎え、若手が台頭してきたこともあり世代交代の形となった。
望月は、新しくできた四国支部の活動に尽力することになり、静岡プロリーグの出場は見送ることになった。

今期は打倒青嶋と開幕に宣言してくれていた望月。
恩師である望月とリーグ戦、そしていつか決勝の舞台で戦いたい想いもあっただけに寂しい気持ちがある。
しかし、新しくできた四国支部を支援するなら、静岡支部を立ち上げ、20年やってきた実績のある望月が適任だとも思う。
望月さん20年間お疲れ様でした。

それに伴い、静岡支部支部長代行を任されたのが中。
競技麻雀普及や支部の広報の行動力は随一。

年度初めには新人プロにはプロ活動はもちろんのこと、麻雀の強さでもお手本になり若手を引っ張りたい想いもあることも語ってくれていた。

これからの静岡支部を任せられる人間。
しかし、我々もおんぶにだっこではなく、静岡支部員一人一人がこれからの支部を作っていく意識を持っていきたいと思っている。

それでは第2節の成績を。
今節、96.3Pと大幅にプラスし、首位に立ったのは川崎。
昨年、ほぼ手中にしながらあと一歩のところで逃した決勝進出。
悔しい想いをしただけに今期にかける想いはひとしおだろう。

前期決勝進出者の石津は開幕こそ躓いたが、4連勝のプラス89.3Pで上位にくいこんできた。
決勝進出し、前期の雪辱を果たしたい。

2節が終わり、前期の成績上位者が今期もポイントを積み重ねている。
成績下位者の奮起に期待している。

 

第3節レポート

静岡支部長代行の中が十段戦ベスト16に進出。
今年度は若手にプロ活動はもちろん、麻雀の強さでも引っ張りたいと言っていた。

地位が人を作り、環境が人を育てるという言葉があるように、支部長代行になってから、中は何か変わったように思える。
強敵しかいないのは分かっているが、ベスト8、決勝戦へと勝ち進んでほしい。

静岡支部に初の十段位を!
静岡支部員一同で応援したい。

それでは第3節の結果を見てみたい。

首位川崎が第3節にして前期の決勝ボーダーを超えてきた。
前期はリーグ戦をリードしていながら惜しくも決勝進出を逃したため、川崎は現状の200ポイントでもまだまだ足りないと思っているだろう。さらにポイントを伸ばそうとしてくることが予想される。

2位から5位までには前期の決勝メンバーが並び、前期からの好調を維持している。
このまま終わるとは思えないが、現状リーグ戦下位の者は奮起してほしい。
毎回のように川崎さんのことしか書いていないので笑

特に安部颯斗には奮起してほしいところ。
安部は2020年のアマチュア最強位で、1年目の若手プロの注目株筆頭だったが、同期の渡辺史哉がタイトルをとり、今年は自分もと思っていたはず。
それが、静岡プロリーグでは3節にして大きくマイナスしたことは本人も歯痒い思いをしているに違いない。

このままでは終われない。

(文:青嶋宏樹)

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 川崎義之 211.6 68.8 96.5 46.3
2 青嶋宏樹 115.6 83.1 32.5
3 太田昌樹 64.1 53.5 10.6
4 平岡理恵 55.4 55.4
5 石津寿人 53.8 ▲ 34.7 89.3 ▲ 0.8
6 渡辺史哉 51.7 73.7 ▲ 22.0
7 杉村泰治 51.4 9.8 41.6
8 望月雅継 39.0 39.0
9 島﨑涼 38.4 43.0 ▲ 4.6
10 高橋大輔 36.0 20.8 15.2
11 鈴木郁孝 34.6 51.5 2.8 ▲ 19.7
12 佐藤伶太 28.7 16.7 12.0
13 橘太一 25.9 ▲ 29.7 55.6
14 京平遥 25.4 25.4
15 岡本和也 23.9 33.4 ▲ 35.5 26.0
16 栗島有紀 16.1 16.1
17 山下棟健 10.6 ▲ 39.3 19.5 30.4
18 鈴木秀幸 6.3 4.1 ▲ 27.5 29.7
19 中寿文 3.5 3.5
20 土屋幸弘 0.0
21 安藤銀一 ▲ 0.4 35.7 ▲ 36.1
22 鷲見隼人 ▲ 7.8 ▲ 11.6 3.8
23 斉藤隆 ▲ 8.6 ▲ 8.6
24 小林正和 ▲ 21.9 ▲ 27.2 12.8 ▲ 7.5
25 井坂彰宏 ▲ 56.7 ▲ 38.5 ▲ 18.2
26 天音まこと ▲ 70.0 ▲ 64.8 ▲ 5.2
27 平野敬悟 ▲ 74.5 ▲ 23.0 ▲ 51.5
28 廣岡璃奈 ▲ 101.8 ▲ 75.9 ▲ 13.7 ▲ 12.2
29 高村龍一 ▲ 111.6 ▲ 41.0 ▲ 20.7 ▲ 49.9
30 安部颯斗 ▲ 120.4 ▲ 81.5 ▲ 33.1 ▲ 5.8
31 渡辺洋巳 ▲ 141.0 ▲ 73.8 ▲ 25.8 ▲ 41.4
32 ダニエルモレノ ▲ 178.3 ▲ 79.2 ▲ 78.8 ▲ 20.3

第39回静岡リーグ帝静戦(プロアマ混合)第1~3節レポート

第1節レポート

今年は静岡支部創設20年目にあたる節目の年。
始めは5卓開催だった静岡リーグも、多い時には20卓での開催となる規模にまで発展を遂げた。

プロ連盟の歴史の中でも、当時20代だった望月が支部を立ち上げるということは異例のことだったはずだ。
今から考えてもそうなのだから、当時は本当に革新的なことだったのだと思う。

20年前と言えば、ようやく携帯電話が普及を終えた頃くらいだろうか。
まだSNSも無いような時代。
そんな時に静岡支部は先の見えない航海に出たのだ。

今では考えられない苦労が沢山あったと思うが、創設メンバーは希望に満ち溢れていたに違いない。
そう考えるだけで胸が熱くなるというものだ。

時は流れ、望月を始めとし、猿川・日吉・古橋と今や連盟の看板とも言えるスター選手がそこから輩出された。

そう、彼らの原点は静岡リーグ・帝静戦。
その歴史あるリーグ戦を、これからも私たちは盛り上げていかばければならない。

第39回静岡リーグ帝静戦第1節。
1位・2位には100ポイント以上をたたき出した2人。
1位には第2期プロアマチャンピオンシップ優勝者の松永誠さん。
2位には静岡リーグ最多タイの4回優勝を誇る川崎義之。

いきなりのスタートダッシュを実績のある2人が決めた。
このまますんなりいくとも思えないが、かなりのアドバンテージを得たことには間違いないだろう。

さらなる熱い戦いに期待したい。

 

第2節レポート

望月支部長が勇退することが電撃発表された。
20年目のシーズンを迎えて、静岡支部にも世代交代の波が押し寄せたということか。

前年度は新人の渡辺史哉がG1タイトルである、王位を獲得。
さらに廣岡璃奈が第3期桜蕾戦で優勝を果たした。
前期の静岡プロリーグを制した青嶋も20代の新鋭であった。

ひとまず支部長代行として務めるのは、私、中寿文となった。
前支部長と比べると能力・実績ともに比べるべくもないが、支部を思う気持ちはひけを取らないと思っている。

前途ある若者たちを預かる者として、彼ら彼女らがチャンスを掴みやすいような環境を整えていきたいと思っている。

さて、本題に戻り静岡リーグ帝静戦の結果だが、第2節は突き抜ける者がおらず、上位陣が団子状態となった。
前節100ポイント以上勝った、松永さん・川崎がワンツーはそのまま。

その下に続くのは鈴木秀・杉村のベテラン組の他に、桜蕾廣岡。
たて続けに好成績を残せば、それが評価になるのは廣岡も十分理解しているはず。
2回目の決勝を狙っていくだろう。

また、今節はダニエルモレノに、新人の高村も大きくポイントを伸ばした。
期待の若手はたくさんいるんだ、というところを見せて欲しいと思う。

(文:中 寿文)

 

第3節レポート

今回レポートを書かせていただく38期前期で入会しました高村龍一です。

2年前から参加させて頂いている静岡リーグ帝静戦ですが、プロはもちろんアマチュアのレベルも高いという印象を持っていて、自分もここでしっかり鍛錬して、成績の残せる選手になりたいと思っています。

さて、折り返しとなる第3節。
今回首位に立ったのは岡本プロ。
1節未消化ながら+106.3Pと大台にのせてきました。

僅か0.1差でアマチュアの松尾さんが後を追います。
毎節着々とポイントを重ねて、非常に安定感のある選手です。

3位には王位渡辺と名前がよく似ている渡部文也さん。
日々の鍛錬が身を結び、決勝へと歩を進められるか。

4位には静岡支部を下から支える渡辺洋巳プロ。
役満を成就させ、勢いもそのまま、残りも駆け抜けたいところです!

5位にはアマチュアの実力者松永さん。
様々なところで結果を出してきていて、勝負所に強い印象があります。
混戦の中を抜け出す事が出来るかが焦点になりそうです。

6〜10位はプロが虎視眈々と上を狙っています!
桜蕾覇者廣岡プロ、ベテランの太田プロ・石津プロ・杉村プロ、Mr.静岡リーグの川崎プロ。

ここぞという勝負感は誰もが持っていて、上位陣も気が抜けない状況。
特に川崎プロは決勝に残れば優勝と、周りからしたら予選で倒しておきたい相手です。

今回は突き抜ける人がおらず、上位が大混戦となっており見応え十分になっています。
1節毎…いや1半荘毎、気が抜けない、誰が残るか予想が難しい手に汗握る展開となっています。

最後まで目が離せませんね。

(文:高村 龍一)

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 岡本和也 プロ 106.3 42.9 63.4
2 松尾政人 一般 106.2 15.1 48.3 42.8
3 渡部文也 一般 98.8 25.6 26.8 46.4
4 渡辺洋巳 プロ 97.8 87.5 ▲ 45.8 56.1
5 松永誠 一般 95.5 102.0 14.6 ▲ 21.1
6 廣岡璃奈 プロ 82.8 33.0 51.5 ▲ 1.7
7 石津寿人 プロ 77.3 30.0 ▲ 1.0 48.3
8 川崎義之 プロ 76.9 108.7 ▲ 18.7 ▲ 13.1
9 太田昌樹 プロ 66.4 41.4 ▲ 0.4 25.4
10 杉村泰治 プロ 65.4 31.6 37.3 ▲ 3.5
11 春田篤志 一般 65.2 ▲ 7.2 30.5 41.9
12 舟橋晃 一般 62.0 45.6 16.4
13 井坂彰宏 プロ 49.8 14.1 35.7
14 えいいち 一般 46.5 ▲ 2.6 49.1
15 松本貴仁 一般 42.6 ▲ 12.5 55.1
16 竹内秋成 一般 42.4 33.7 13.4 ▲ 4.7
17 みさき 一般 39.5 31.4 6.7 1.4
18 中野一男 一般 37.8 50.6 ▲ 20.7 7.9
19 土屋幸弘 プロ 37.2 ▲ 24.0 39.6 21.6
20 鈴木秀幸 プロ 35.4 45.0 44.0 ▲ 53.6
21 天音まこと プロ 34.4 29.6 4.8
22 栗島有紀 プロ 29.5 29.5
23 吉野潤 一般 28.8 ▲ 13.8 23.1 19.5
24 片山一哉 一般 27.2 25.8 ▲ 11.5 12.9
25 鈴木元司 一般 26.1 41.5 39.0 ▲ 54.4
26 平野敬悟 プロ 21.2 ▲ 42.2 55.2 8.2
27 松本和樹 一般 21.1 ▲ 20.2 ▲ 13.3 54.6
28 鈴木貴仁 一般 19.8 ▲ 6.4 10.5 15.7
29 斉藤隆 プロ 19.1 43.5 ▲ 24.4
30 渡辺史哉 プロ 18.1 9.2 16.6 ▲ 7.7
31 西田孝志 一般 16.7 ▲ 10.7 4.7 22.7
32 大河内茂之 一般 16.2 ▲ 21.8 38.0
33 宮地孝尚 一般 13.2 43.1 ▲ 29.9
34 望月雅継 プロ 11.6 11.6
35 山内紀博 一般 10.5 ▲ 15.5 ▲ 30.7 56.7
36 川嵜彬史 一般 9.1 25.9 5.0 ▲ 21.8
37 大枝史 プロ 8.6 22.5 ▲ 13.9
38 安部颯斗 プロ 7.0 32.9 ▲ 25.9
39 岡田充弘 一般 4.5 15.1 20.6 ▲ 31.2
40 ダニエルモレノ プロ 1.9 23.5 44.1 ▲ 65.7
41 鷲見隼人 プロ 0.7 1.1 18.2 ▲ 18.6
42 金田年伸 一般 ▲ 1.9 ▲ 14.2 32.6 ▲ 20.3
43 鈴木孝輔 一般 ▲ 3.3 ▲ 43.2 3.1 36.8
44 松清一樹 一般 ▲ 10.6 1.5 ▲ 23.8 11.7
45 前嶋茂 一般 ▲ 11.6 0.8 ▲ 11.3 ▲ 1.1
45 影山恒太 一般 ▲ 11.6 ▲ 39.4 50.4 ▲ 22.6
47 りえ 一般 ▲ 13.4 43.6 0.4 ▲ 57.4
48 サワグチ 一般 ▲ 16.3 ▲ 25.1 33.7 ▲ 24.9
49 中寿文 プロ ▲ 17.5 53.7 ▲ 44.6 ▲ 26.6
50 山下棟健 プロ ▲ 17.6 ▲ 30.1 ▲ 38.6 51.1
51 坂本彰光 一般 ▲ 18.7 ▲ 20.8 ▲ 32.8 34.9
52 鈴木博直 一般 ▲ 21.8 25.6 ▲ 47.4
53 堀田賢 一般 ▲ 23.0 ▲ 3.0 ▲ 38.0 18.0
54 京平遥 プロ ▲ 28.2 ▲ 17.6 ▲ 10.6
55 高村龍一 プロ ▲ 31.0 ▲ 27.4 79.2 ▲ 82.8
56 山田昭裕 一般 ▲ 33.0 ▲ 14.1 18.0 ▲ 36.9
57 橘太一 プロ ▲ 35.0 ▲ 39.8 20.2 ▲ 15.4
58 安藤銀一 プロ ▲ 37.5 ▲ 11.7 ▲ 38.3 12.5
59 青嶋宏樹 プロ ▲ 38.2 ▲ 7.4 ▲ 30.8
60 大谷数則 一般 ▲ 40.8 ▲ 0.2 ▲ 40.6
61 高橋大輔 プロ ▲ 41.5 ▲ 41.5
62 伊藤真 一般 ▲ 43.5 23.0 ▲ 71.2 4.7
63 KANTA 一般 ▲ 51.6 ▲ 54.4 ▲ 27.7 30.5
64 島﨑涼 プロ ▲ 55.9 2.4 ▲ 69.8 11.5
65 安間隆弘 一般 ▲ 57.3 ▲ 79.7 20.9 1.5
66 鈴木郁孝 プロ ▲ 57.7 ▲ 47.1 ▲ 28.3 17.7
67 夏目大樹 一般 ▲ 71.4 ▲ 17.9 ▲ 57.6 4.1
68 小林正和 プロ ▲ 72.0 ▲ 38.1 ▲ 58.1 24.2
69 高橋活 一般 ▲ 72.3 ▲ 12.9 ▲ 53.2 ▲ 6.2
70 伊藤裕美子 一般 ▲ 81.5 ▲ 56.1 ▲ 5.6 ▲ 19.8
71 能瀬美咲 一般 ▲ 124.6 ▲ 43.3 ▲ 39.4 ▲ 41.9
72 堀孔明 一般 ▲ 125.2 ▲ 81.4 ▲ 43.8
73 井上一雄 一般 ▲ 136.2 ▲ 69.1 ▲ 34.4 ▲ 32.7
74 白井健夫 一般 ▲ 150.4 ▲ 49.2 ▲ 56.0 ▲ 45.2
75 橋詰真由美 一般 ▲ 174.1 ▲ 77.2 ▲ 18.7 ▲ 78.2

インターネット麻雀日本選手権2022決勝レポート

インターネット麻雀の強者が一堂に「ロン2」に集結し、ネット麻雀の日本一を決める闘いもいよいよ決勝戦を迎えました。
今年大幅なリニューアルをしたロン2ですが、予選からのルールが異なるため、インターネット麻雀日本選手権決勝は旧ロン2での開催となりました。

長い予選とトーナメントを勝ち抜いたユーザーさんはこちらの2名です。

 

まちゅ王さん
「ここまで沢山のプロやユーザーさんと当たって楽しかったんですが、決勝まできたからには優勝という最高の結果を勝ち取りにいきたいと思います。頑張ります」

 

ヨシバさん
「麻雀スタイルは“守備寄りの和気あいあい型”今日も楽しくやりたい」と意気込んでいました。

 

そして今期のインターネット麻雀日本選手権は、プロからの勝ち上がりも2名となりました。

 

日本プロ麻雀連盟所属
北淳一プロ
「素晴らしいメンバーの中、半荘5回戦精一杯闘うことをみなさんにお約束させていただきます。どうぞご視聴のほどよろしくお願いします。」

 

麻将連合-μ-所属
小林剛プロ
「ロン2の経験は多分僕が一番少ないんですけど、ネット麻雀の経験とタイトル戦決勝の経験は僕が一番多いと思うので、自分の力を出しきって優勝したいと思います。」

以上の4名での対局となりました。
なお、選手の4名にはインターネット麻雀「ロン2」を連盟スタジオ内でヘッドホンをつけて打っていただきます。

 

 

 

4人集まってるなら卓で打てばいいじゃん!!!!
という意見もあるとは思いますが、インターネット麻雀で打っていただきます。
非常にシュールな絵ですが、インターネット麻雀日本選手権の醍醐味でもありますのでそこはご了承ください。

この日の実況は大月れみプロ。元気な声と明るい笑顔で選手の4名にエールを送りながらの実況です。
そして解説は、齋藤豪プロ、瀬戸熊直樹プロの豪華ダブル解説となりました。
牌譜解説は今年も大和プロが担当となって試合を盛り上げていますので、ぜひアーカイブもチェックしてみてくださいね。

 

 

それでは、ここからは試合を振り返っていきましょう。

1回戦目は、ホンイツやリーチなど大物手を決めたヨシバさんがトップで終了。
まちゅ王さんは2着となり、ユーザー代表の選手2名がリードしてのスタートとなりました。

ヨシバさん +33.0P
まちゅ王さん +12.9P
小林剛プロ ▲12.7P
北淳一プロ ▲33.2P

 

2回戦目は、まちゅ王さんの苦しい展開が続きます。
小林プロが大きめのトップ目、ヨシバさんが2着目で迎えたオーラス、北プロが怒涛の攻めを見せます。

 

 

トップ目まであと少しまで迫りますが、最後はヨシバさんが着順アップする一発ツモで終了。

ヨシバさん +43.4P
小林剛プロ +14.1P
まちゅ王さん ▲23.8P
北淳一プロ ▲33.7P

 

3回戦目はこの半荘好調だった北プロがトップ目でオーラスを迎えるも、2着目のヨシバさん3着目の小林プロもかなり近い点差です。
優勝を狙うには絶対にトップを取りたい場面。

北プロがリャンペーコーをテンパイしヤミテンを選択すると‥

 

 

北プロが三万をツモアガリ。
トップで3回戦を終えました。

ヨシバさん +48.8P
小林剛プロ +5.1P
北淳一プロ ▲2.1P
まちゅ王さん ▲51.8P

 

4回戦目は、ここまで好調だったヨシバさんが放銃からのスタート。
北プロが親番で先制リーチ。
ヨシバさんは仕掛けて満貫のテンパイを入れますが、北プロの当たり牌を持ってきてしまい放銃となってしまいました。

 

 

東3局
2回戦目以降苦しい展開が続いていたまちゅ王さんにもようやく気持ちのいいアガリが出ます。
ドラドラの手をうまくまとめ上げリーチをかけると結果は一発ツモ!

 

 

3,000・6,000のツモアガリを決めると一気にトップ目に躍り出ます。
トータルトップ目のヨシバさんは、この半荘苦しい時間が続きましたが、南3局3本場から3局連続でアガリを決めます。

 

 

このアガリでヨシバさんが2着目に浮上。
オーラスを迎えます。

オーラスの親のまちゅ王さんは、優勝するためにも絶対にトップをとりたい場面にも関わらず、小林プロの仕掛けを受けてドラの北を切らずに迂回を選択します。
テンパイを取れないと流局してしまう場面だったこともあり、テンパイ取れるかどうかに注目が集まりました。が、なんと結果はまちゅ王さんのアガリ。

 

 

700オールのツモアガリで終わっている人が多い中、最高打点でのアガリとなりました。
このアガリには解説席の瀬戸熊プロも「本当にすごい」と一言。

ここからまちゅ王さんの巻き返しなるか?!というところでしたが、中々二の矢が決まらず。
最後は小林プロが七対子をリーチしてヨシバさんからの出アガリで4回戦が終了となりました。

ヨシバさん +45.1P
北淳一プロ +20.0P
小林剛プロ ▲24.3P
まちゅ王さん ▲41.0P

ヨシバさんと北プロの差は25,1ポイント。
小林プロとまちゅ王さんは少し苦しい位置での最終戦となりました。

 

最終戦、最初に大きなアガリを決めたのは北プロでした。
ヤミテンでも十分な打点でしたがリーチで勝負にいくと六万をツモアガリ。

 

 

北プロがトップ目にたち迎えた東4局、ヨシバさんが親番でタンヤオのリーチをかけます。
ここは勝負どころとみた北プロが、六索を勝負しますがここは放銃となりました。

 

 

東4局1本場はまちゅ王さんが跳満をツモると、ヨシバさんは痛恨の親被りで一旦ラス目になります。

 

 

その後も目まぐるしく着順が変わっていきましたが、ヨシバさんが場を上手く回してトータルトップ目を守り切って最終戦のオーラスをむかえました。

北プロが1,600・3,200以上のツモ条件
(ヨシバさんからは4,500、まちゅ王さんから7,700、小林プロから12,000以上)
小林プロ、まちゅ王さんは役満ツモ条件(出アガリはダブル役満条件)となりました。

オーラスの結果は‥‥流局。

インターネット麻雀日本選手権2022はヨシバさんの優勝となりました。
おめでとうございます!!

 

 

 

実はヨシバさんは私(レポート担当:松田彩花)の応援画像を使ってくださっているのですが、初めて見つけた時泣きそうなくらい嬉しかったのを今でも覚えています。

 

 

ロン2は新しく生まれ変わって、旧ロン2とは少し違った形にはなりましたが、リアル麻雀がまだ不安な方でも安心して楽しく麻雀を打つことができます。
なかなか一緒に打つことができないプロとの同卓ができたりもするので、ぜひ登録して遊んでみてくださいね!

ちなみに‥
若手女流大集合のリアル麻雀大会の予選も行われるのでぜひそちらもチェックしてみてください!

 

 

ロン2の登録はこちらから!

最後に‥
ヨシバさん、優勝本当におめでとうございます!

 

 

(担当:松田彩花)

第11期 JPML WRCリーグ ベスト16AB卓レポート

【JPML WRCリーグベスト16A卓B卓、小高、森田、客野、太田の勝ち上がり】

まずは、放送となったB卓からレポートする。
1回戦から大事件発生。

客野直が一万九万一索の3フーロ。
山には残っておらず、アガリはないだろうと実況・解説ともに油断していたところだったが…

 

 

なんとテンパイした親の佐々木寿人から打ち出され、清老頭が成就。
客野は大きなアドバンテージ、佐々木はビハインドを背負って1回戦を終える。

その後も客野は太田優介、岡崎涼太も仲良く血祭りにあげからもアガリ、『客野直被害者の会』を形成。
リードしても緩めず、3回戦途中で勝負を決めた。

(その1)避けようもないリーチ、一発、七対子、裏2の跳満を太田から。

 

 

(その2)解説の藤島「トータルトップ目の客野が、ドラ七筒のカンチャンをドラから払ってのリーチ。
これは良形のリーチと読みますね。」
後筋になった八索が岡崎から打たれ、リーチ、一気通貫、裏の12,000。

 

 

この被害者の会、協力して客野を苦しめる…ということはなく、会員同士で熾烈な争いを繰り広げる。
3回戦南4局、このままの着順で終わらせたい太田と、2着に浮上したい佐々木と岡崎。
早々と佐々木が七対子、ドラ2のテンパイ。発も良さそうだったが、絶好の九万単騎に待ち替えする。(すでに七万が3枚切れとドラ表示牌により場に4枚見えている。)

 

 

 

「すでに佐々木を警戒していた。」これは戦後の太田のインタビュー。
佐々木の待ちやすい牌は切らないという徹底したガード。

佐々木のアガリが生まれぬまま、岡崎にテンパイが入ってリーチ。
ツモって裏ドラがのれば2着に浮上だ。
最低でもアガって3着に浮上したいところだろう。(順位点は1着順10ポイント)

 

 

佐々木と岡崎のリーチに挟まれてしまい、そして太田の手に九万がトイツになったことで、とうとう九万が選ばれてしまった。
このまま流局すれば大きなアドバンテージだったが、痛恨の6,400の放銃。
「他に切る牌はあった」と後悔の一打だった。

 

 

 

そして最終戦、じわじわと佐々木が太田との差を詰めていき、オーラスの佐々木の親番。
6巡目に先制リーチ。
太田と佐々木の差は6.7ポイントなので、ツモったら一旦逆転。裏が乗れば、太田に条件を突きつけることができる。

 

 

勝ち上がれば清老頭の放銃は笑い話で済むのだが、麻雀の神様は許さなかったのだろうか。
山に5枚も残っていたのだが、佐々木はツモれず、1人テンパイで流局する。

南4局1本場、今度は太田が先にリーチ。
山に1枚しか残っていなかったが、見事ツモアガリ、自らの手で勝ち上がりを決めた。

 

 

 

A卓は、小高佑貴(右)、森田未来(左)が3回戦までにリードを築き、前期第10期優勝の渡辺英梧と現グランプリMAXの二階堂瑠美を破る下剋上となった。

 

 

1位通過:小高「とにかく手が入った1日でしたね。最終戦に森田プロと2人で抜けていて展開的にも楽でしたし、その中でも手が入って余裕がありました。
(ベスト8に向けた意気込み)放送対局が2回目になるのですが、覚えてもらえるようインパクトのある麻雀をしたいと思います。」

2位通過:森田「最終戦に渡辺プロに猛追され、跳満1回分まで迫られたのですが、幸運に恵まれて勝ち上がれました。
(ベスト8に向けた意気込み)麻雀プロは連盟チャンネルの視聴者のおかげで活動できているところもあると思うので、初の放送対局ですが、卓についたら精一杯、必死に戦うのみと思っております。」

(文:福光聖雄)

第39期 A1リーグ 第5節C卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第5節C卓 西川が+40.0Pで5位浮上】

本日の対局者

西川淳
近藤久春
杉浦勘介
古川孝次

 

 

1・2回戦2着だった西川が3回戦東4局の親番で2,600オールツモ。

 

 

そのまま4本場まで連荘して3回戦トップを取る。

 

 

4回戦も2着の全連対で+40.0Pの卓内トップとなった。

 

 

3回戦オーラス。西川が1人浮き状態からメンタンピンイーペーコーの親リーチ。他家は浮くには打点が必要、且つ親に放銃すればラス確定。いわゆる叩き所である。

 

 

これを阻止したのが近藤。ツモ中イーペーコードラの満貫で親リーチを蹴った上にきっちり浮きに回る。

しかし4回戦はラスを引かされてしまい+1.2Pで対局を終えて10位から抜け出せず。

 

 

2回戦東3局。杉浦はドラの南暗刻の満貫ツモ。

 

 

西川との争いを制して2回戦は杉浦がトップを取るが、結果は▲5.2P。9位のままとなった。

 

 

3回戦終了時▲44.0Pと苦戦したのは古川。しかし、4回戦南2局に古川らしい手順を魅せてくれた。

第1打に一索を切っているが、7巡目に三索を引いて来ると、打七筒
ドラの発を重ねてソウズのホンイツへ。
フリテンの一索をチーして

 

 

客風の東ロンで7,700のアガリ。
4回戦は浮きの2着で▲36.0P。+9.0Pの6位に踏み留まった。

 

 

次回A1第6節A卓は
2022/7/6(水) 16:00

吉田直
一井慎也
杉浦勘介
黒沢咲

実況 古橋崇志
解説 佐々木寿人

ご視聴はこちら!

 

 

(文・吾妻さおり)

第39期十段戦 ベスト16C卓レポート

【十段戦ベスト16 C卓 九州の雄・浜上と好調・石川が勝ち上がり。柴田が無念の敗退】

7/1(金)に開催されたベスト16・C卓。

 

 

(写真左上から時計回りで、越野智紀・浜上文吾・柴田吉和・石川遼)

 

<1回戦>
まず先手を取ったのは石川。東4局1本場。
8巡目に柴田から切られた五索をとらえる。

 

 

ピンズが1枚も切られていないソーズのメンゼンホンイツで9,600は9,900。

続く2本場は

 

 

浜上から七対子・ドラ2の9,600は10,200をアガリ、1回戦トップを奪う。

 

<2回戦>
柴田が東2局の親番でドラ1のリーチをかける。しかし、1回戦ラスを食った浜上が3メンチャンで追いかけリーチをかけると、

 

 

柴田の八筒をとらえて最安目ながら7,700。このアガリが効いて2回戦は浜上がトップ。

 

<3回戦>
東4局1本場。前局に浜上が4,000オールをアガリライバルが迫る中、越野が魅せる。

 

 

浜上がピンフ・ドラのテンパイ後、ツモ切りリーチ。
これに対し、ドラそばのカン六索と苦しい待ちの越野は

 

 

無筋の六筒をプッシュ。
その後テンパイが入った柴田から六索がこぼれ、浜上の親リーチを蹴ることに成功(タンヤオ・ドラで2,600は2,900)。

 

 

3回戦も浜上のトップだったものの、越野も奮起し上位は混戦となる。

 

<4回戦>
3回戦終わってただ1人マイナスを背負う柴田が、東2局でリーチ・ツモ・三暗刻の4,000オール。

 

 

このアガリが効いて1人浮きトップでオーラス(1本場)を迎えたが、

 

 

浜上がツモ・三色・ドラの2,000・3,900は2,100・4,000で、1人浮きを阻止されるどころかトップも奪われる。
浜上はこれで2回戦から3連勝。

 

<5回戦>
後のない柴田が東2局に大物手を成就させる。

 

 

メンゼンホンイツ・チャンタ・イーペーコー・ツモの3,000・6,000。
「4,000・8,000にしなければいけなかった。リーチの声が出なかった」と、柴田から反省の弁はあったが、さらに混戦模様に。

ここから最初に抜け出したのは石川。南1局2本場。
先制の3メンチャンリーチをかけると、逆転に望みをかける親番・柴田のリーチを振り切りツモアガリ。

 

 

リーチ・ツモ・発・ドラの2,000・3,900は2,200・4,100。
ヤミテンも石川は考えたが、勝負リーチが成功。「これが生きた」(石川)と会心の一撃でベスト8に大きく近づいた。

そして南3局1本場。越野がピンフ・高目ドラの二万五万待ちリーチ。

 

 

アガれれば浜上を逆転できる可能性もあったが、浜上が越野にツモる機会を与えない発・ドラ2の2,000は2,100オール。

 

 

このアガリが決め手となって勝負あり。
ベスト8進出は浜上・石川の2人となった。

 

 

柴田は前半から展開にことごとく恵まれず、解説の藤崎は「他の選手だったら勝負にならなかった」と話す中、終盤見せ場を作ったものの、ここで無念の敗退。
一方、越野は我慢のディフェンスが光り、勝ち筋がいくつかあったものの、最後に力尽きた。

 

 

接戦を勝ち抜いた浜上はベスト8をA卓、石川はB卓で戦う。
次回、ベスト16・D卓は7/8(金)に開催される。

放送はこちらから

(文・梅中悠介)

第39期 A1リーグ 第5節B卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第5節B卓 藤崎が+129.0Pでトータル首位に】

本日の対局者は
藤崎智
黒沢咲
一井慎也
勝又健志

 

 

1回戦南3局。藤崎が2巡目に三筒六筒九筒リーチ。

 

 

勝又から最高目の九筒が出て12,000。1回戦トップ。
藤崎は良い展開を維持するのが非常に上手い選手で、勢いを綺麗に、かつ自然に繋ぎ続けて3連勝。+99.2Pも稼いでもう大満足かと思いきや

 

 

4回戦も1人浮きトップを決めて4連勝。

藤崎は「ツイてただけなんで。押し引き微妙な手もなかったですし。」と言いつつもニコニコ。
「ここから一か月くらい対局ないので、いい気分で過ごせますね。これを無駄にしないように頑張ります。」

 

 

「忍者デー」の中で何とかプラスになったのは黒沢。
最終戦南3局。本日絶好調、この半荘もトップ目の藤崎から親リーチが入る。
黒沢が掴んだのは先に1枚切ったドラの東
「打てない牌」の見本のようなドラを切りとばしてテンパイ。追っかけリーチで藤崎の勢いを止めに行く。

 

 

結果は藤崎が1,300オールのツモアガリとなってしまったが、「リスクの高い所で行ける黒沢の勝負勘」「こういうプレーを見ると(自分も)気合いが入る」と解説のH柴田もコメントするほど見事な局だった。

黒沢「2節マイナスしていたので、今日プラス出来た事をきっかけに大きくプラスしたいと思います。」

 

 

一井がインタビューで「自分にアガリ手順があった」と振り返ったのがこの局。
ドラ2枚使いで役なしカン七万テンパイ。下家勝又がマンズが高いのもあり、テンパイ外しとするが

 

 

すぐに裏目の七万をツモってしまう。
さらにメンツ候補でキープした三万で藤崎に2,000は2,300の放銃。悔しい1局となった。

一井は次節への意気込みに「勝ちたいです。」とシンプルに一言。

 

 

勝又は2回戦南2局1本場にカン二筒テンパイ。
「もうソウズは全部やめようかと思いましたが、あと1回だけと。」
リーチの黒沢は一索が現物、ヤミテンの藤崎は四索を切っていたが

 

 

藤崎の七対子ドラドラ、9,600は9,900(+1,000)に放銃となってしまった。

勝又「沢山負けちゃったんですけど、まだ半分も終わってないのでコツコツ戻せるように。あまりめげずに頑張ります。」

 

 

次回A1リーグ第5節C卓は

2022/6/29(水) 16:00

古川孝次
近藤久春
西川淳
杉浦勘介

実況 古橋崇志
解説 前田直哉

ご視聴はこちら!

 

 

(文・吾妻さおり)

第17期女流桜花Aリーグ第3節D卓レポート

第3節D卓に出場した選手は

 

 

二階堂亜樹・白銀紗希・二階堂瑠美・桜川姫子の4名。

 

 

1回戦、七対子を2回アガってトップを取った桜川が

 

 

2回戦も出だしからリーチ・ツモ・三色を決めて前節までのマイナスの返済を計りましたが、

 

 

オーラス親の瑠美にツモピンフのアガリ拒否からのフリテンリーチを高めで決められ、風向きが変わり

 

 

次局の4,100オールで、またも女流桜花Aリーグの怖さを見せつけられます。
不調に見えた白銀も

 

 

桜川の親番で2度の勝負手をものにし、3回戦のトップで戦線復帰。
これで全員接戦となって迎えた4回戦は

 

 

瑠美にツモれば三暗刻もつくタンヤオ・トイトイ・三色同刻のテンパイ、亜樹に白ドラ3のテンパイと勝負手がぶつかり

 

 

瑠美・亜樹対決を制した瑠美が3,000・6,000をツモアガって本日の卓内トップ。

桜川は僅かに浮きに届かずも、少しづつ勝負の形になってきました。

 

 

<第3節D卓最終結果>
瑠美+34.0P 桜川▲3.9P 白銀▲12.5P 亜樹▲17.6P

(文:越野智紀)

第17期女流桜花B・C1・C2リーグ第2節レポート

【第17期女流桜花 B・C1・C2リーグ第2節 藤井・王・美咲が高得点をマーク】

2022/6/19(日)、第17期女流桜花B・C1・C2リーグの第2節が行われた。

【Bリーグ】

 

 

Bリーグは北條恵美がトータル首位に。
1回戦に国士無双をアガった大野彩乃が2位。
4戦3勝の藤井すみれが3位につけ、ここまでが昇級ライン。
稲岡ミカが+52.8Pの快勝で4位、後藤咲・井上絵美子と続く。

 

 

【C1リーグ】

 

 

手塚紗掬が2節目もプラスしてトータル+121.8Pとなり現状首位。
ジェンはオールプラスの好成績で2位に。
王政芳・松田彩花・土田小緒里が大きくプラスして好位置に。
香野蘭までが昇級ライン。

 

 

【C2リーグ】

 

 

町田志織が+121.2Pで首位に。C2は1位のみ入れ替え戦の権利がある。
太田寛子・蒼木翔子・平岡理恵も2節連続プラス。
さくら美緒はマイナスするも5位につけている。
内田みこ・星乃あみ・夏川夏未までが昇級ライン。
美咲優菜は本日最高得点+83.9Pをマーク。一気に次点の9位に。

 

 

第17期女流桜花B・C1・C2リーグ第3節は2022/7/23(土)。

(文・吾妻さおり)

第11期 JPML WRCリーグ トーナメントレポート

今期も半年に渡って行われたWRCリーグ。
1位通過の長井梨世はベスト16へジャンプアップ。
2位以降の勝ち上がり者に、地方予選勝ち上がり者4名、シード選手を加えて開催された。

 

 

本日の対局は一発裏ドラのあるWRCルール
各卓2名勝ち上がりのトーナメント方式。

予備予選1は12名3卓で開催。
2回戦を戦い、上位2名が予備予選2への勝ち上がりとなる。
予備予選1からの勝ち上がりを決めたのは

中村裕之
岡田拓也
木場佑二
北淳一
加藤勇飛
田中翔太朗

勝ち上がりを決めた6名は予備予選2へ進出となった。

 

 

予備予選2は予備予選1を勝ち抜いた6名に、瀧澤光太郎、仲田浩二の2名を加えた8名2卓での開催。
2回戦を戦い、上位2名が一次トーナメント進出となる。
予備予選2からの勝ち上がりを決めたのは

中村裕之
田中翔太朗
瀧澤光太郎
加藤勇飛
勝ち上がりを決めた4名は、一次トーナメントに進出となる。

 

 

ここからは一次トーナメント。
シード選手を加えた24名で3回戦を戦い、各卓上位2名が二次トーナメントへ進出となる。

 

 

一次トーナメント勝ち上がりを決めた選手は‥

 

 

魚谷侑未
岡崎涼太
瀧澤光太郎
石立岳大
加藤勇飛
太田優介
瀬下勝也
小高佑貴
笠原拓樹
本田朋広
大和
阿久津翔太

となった。
一次予選勝ち上がりの12名にシード選手を加えた24名で二次トーナメントが行われる。

二次トーナメントは全6卓。
この二次トーナメントを勝ち上がるとベスト16進出となる。

 

魚谷侑未
辻本一樹
二階堂瑠美
阿久津翔太

現女流桜花の魚谷侑未と現プロクイーン二階堂瑠美、第1期か若獅子の阿久津翔太とタイトルホルダーが3人も集まったこの卓から勝ち上がりを決めたのは阿久津、瑠美の2名。

 

本田朋広
石立岳大
客野直
奈良圭純

現マスターズ奈良圭純にTEAM雷電所属の本田朋広、熾烈な争いを勝ち抜いたのは客野直、石立岳大の2名。ベスト16進出を決めた。

 

鳥越真仁
太田優介
渡辺史哉
瀬下勝也

最終3回戦、瀬下が驚異の追い上げを見せベスト16進出を決める。
3卓からの勝ち上がりは太田、瀬下の2名。

 

木原翼
加藤勇飛
小林正和
小高佑貴

予備予選1からここまで勝ち上がりを決めていた加藤に注目が集まるも、最終戦追い上げを見せた小高、小林が通過となった。
3卓からの勝ち上がりは小高、小林の2名。

 

森田未来
須浦正裕
笠原拓樹
瀧澤光太郎

序盤から安定したプラスを積み重ねた森田、笠原の勝ち上がりとなった。

 

戸部弘次
武田裕希
大和
岡崎涼太

1回戦から安定したプラスを積み重ねた岡崎、1回戦目のプラスを守り切った武田がベスト16進出となった。
以上の勝ち上がり12名にシード選手と1位通過の長井梨世を加えた16名でベスト16が行われます。

 

 

皆さまお楽しみに。

第39期 A2リーグ 第4節A卓レポート

石渡、紺野が前節に続きプラス!A2リーグ第4節A卓レポート

6月28日、第39期鳳凰戦A2リーグ第4節A卓が放送された。
対局者は石渡正志、紺野真太郎、山田浩之、三浦智博。

 

 

対局の中心となったのは、いつも通り手数の多い麻雀を見せた石渡。
1回戦東1局に親の山田へ9,600、3,900の連続放銃となるも…

 

 

 

その後1,000、2,600、2,600オールとコツコツアガリを重ね、原点付近まで得点を回復。
2回戦南1局ではドラ4枚のチャンタ仕掛けが成就し4,000オール。

 

 

6万点トップを取り、順風満帆かと思われたが…
4回戦南1局に想定外の事態が発生。

11巡目に六筒を引いて五索”>–<img decoding=待ちのピンフテンパイを入れた石渡。

 

 

後に「五索”>–<img decoding=が入ったと思って、九筒でロンって言っちゃったですよ」と語った石渡は、三浦の切った九筒にロンの発声。誤ロンチョンボで▲20Pの手痛いマイナス。
ただ、オーラスには北単騎の七対子をリーチしてツモアガリ、浮きの2着で節トータルをプラスにまとめた。

1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

紺野は高目九蓮宝燈を拒否してのメンチンツモなど、見せ場十分の卓内トップ。4着無しと安定感を見せた。

石渡は先述の通りチョンボが悔やまれるが、トータルはプラスにまとめた形。

山田は数え切れないほどの高打点テンパイが入り2回のトップも、2回戦目では勝負手のめくり合いが放銃に回ってしまい▲32.3Pの4着。節トータル▲9.4Pとわずかに後退。

三浦は2半荘目までノー和了の苦しい展開の中で、4回戦目は2,600オールのリードを守りトップ。マイナスを▲24.5Pまで抑えた。

次回A2リーグの放送は7月5日。
対局者は明石定家、白鳥翔、内川幸太郎、猿川真寿。
解説は一井慎也が務めます。

ご視聴はこちら!

次回もお楽しみに!

(文・浜野太陽)

巣鴨本部道場 2022年6月度プロアマオープン大会成績表 6月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 山田樹 34 326.4
2 稲波崇 20 291
3 松村祐輔 30 264.7
4 後藤竜司 25 235.8
5 青木保則 27 233.9
6 有田将之 24 233.4
7 くまっち 32 230.1
8 グリーンマン 44 227.4
9 かずや☆雀アカ 65 219.2
10 とうぎー 23 217.1
11 シマカタ 32 216.6
12 中村 89 198.3
13 タケタケ 42 186.3
14 藤原隆弘 47 179.6
15 キモト 30 170.3
16 凄悦 47 170.3
17 岡本浩一 31 167.5
18 市川幹人 68 160.8
19 一色陽子 24 155.5
20 ラッキースリー 53 153.2
21 こしの 29 141.7
22 藤次祐紀 79 141.5
23 スロット麻雀厨 55 131.3
24 中村健二 16 131.3
25 井出博幸 41 130.6
26 岩渕信明 19 128.3
27 じゅんきち 18 116.2
28 西角健二 37 109
29 K.Y 24 108.8
30 厚地 19 102.1
31 林源 21 82.8
32 KAI 17 82.2
33 mei 35 78.6
34 なーちゃん 34 73.1
35 Andy-San 24 69.5
36 ダニエル・モレノ 20 64.6
37 稲熊勝明 36 51.6
38 ほんゆ 18 44.4
39 宇田美有紀 22 42.6
40 じゅんじゅん 30 37.6
41 原佑典 26 35
42 ハチロー 30 34.4
43 なしお 39 34.4
44 モーニン 25 31.7
45 もぐ 16 20.4
46 チンテンイ 25 13.9
47 森 雅彦 24 7.2
48 立岩知朗 17 4.4

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 くまっち 10 178.9
2 シマカタ 12 150.1
3 大町 9 120.9
4 丹野賢一 13 118.9
5 門垣寛 12 94.7
6 グリーンマン 21 84.6
7 平野光穂 17 76.8
8 市川幹人 20 76.5
9 加藤はるみ 17 75.3
10 中村 22 70.3
11 ドロンボーZ 18 67.4
12 極楽7 12 67.3
13 かずや☆雀アカ 18 56.3
14 井出博幸 21 55.6
15 高橋大輔 9 55.2
16 藤次祐紀 23 49.1
17 mei 24 42.9
18 チャヤまん 9 40.5
19 ダニエル・モレノ 12 40
20 KAI 8 39.1
21 ゆりめろ 9 37.6
22 ルギア 15 30.7
23 熊谷 12 30.2
24 前原由紀子 16 21.1
25 スロット麻雀厨 11 6.2
26 ハチロー 10 5.2
27 凄悦 15 2.8

 

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 1~3 4WRC 4公式 5WRC 5公式 6WRC 6公式 合計
1 くまっち 827.5 118 28.5 111 28 170 100 1383
2 松村祐輔 533 140 0 400 0 250 0 1323
3 岡本浩一 713 119 0 250 0 114 0 1196
4 かずや☆雀アカ 541 86 27.75 300 24 150 29.5 1158.25
5 加藤はるみ 603 250 28.75 114 28.75 65 37.5 1127
6 中村 539.75 99 35 190 37.5 119 35 1055.25
7 藤次祐紀 606.5 120 25.25 140 29 100 28.75 1049.5
8 井出博幸 645.5 92 29.75 97 30 97 29.25 1020.5
9 山田樹 272 93 0 200 0 400 0 965
10 ラッキースリー 587 83 29.25 99 27.75 111 23.5 960.5
11 藤原隆弘 477.75 160 62.5 73 42.5 117 23.25 956
12 グリーンマン 458 80 47.5 68 40 160 45 898.5
13 タケタケ 440 116 0 180 24.25 118 0 878.25
14 市川幹人 399.5 112 100 58 25 113 40 847.5
15 なしお 185 400 0 160 0 71 0 816
16 有田将之 273.25 111 40 170 23.5 180 0 797.75
17 じゅんじゅん 399.75 150 21.75 83 28.25 78 21.75 782.5
18 キモト 516 56 0 47 0 116 0 735
19 後藤竜司 330.5 98 0 56 0 200 0 684.5
20 中村健二 255 300 0 0 0 98 0 653
21 丹野賢一 298.25 0 75 118 100 0 50 641.25
22 立岩知朗 356 0 0 120 75 66 0 617
23 シマカタ 385.25 0 25 0 0 120 75 605.25
24 森 雅彦 190 190 0 150 0 67 0 597
25 厚地 329 170 0 0 0 92 0 591
26 稲熊勝明 328 100 0 69 0 81 0 578
27 なーちゃん 308.25 72 0 66 24.75 84 23 578
28 mei 243.25 101 42.5 41 29.5 85 28.5 570.75
29 西角健二 302 73 0 64 0 94 0 533
30 岩渕信明 236 117 0 70 0 96 0 519
31 加藤鳩 397.5 115 0 0 0 0 0 512.5
32 山部正人 312 78 0 59 0 60 0 509
33 岡ちゃん 233.75 94 29 65 21.25 64 0 507
34 こしの 239 87 0 80 0 101 0 507
35 高橋大輔 226 200 0 43 0 0 29 498
36 福永雄介 262 65 0 112 0 59 0 498
37 加藤恵美子 328.25 0 29.5 115 21.5 0 0 494.25
38 ホズミ 251 97 0 57 0 61 0 466
39 ハチロー 206 64 20.75 42 23.25 72 24 452
40 とうぎー 119 79 0 93 0 140 0 431
41 ルギア 339 0 28.25 0 28.5 0 25 420.75
42 KAI 188 68 0 48 0 86 27.75 417.75
43 凄悦 0 180 0 95 0 115 23.75 413.75
44 金山二郎 350 57 0 0 0 0 0 407
45 もぐ 196 95 0 44 0 69 0 404
46 青木保則 208 0 0 0 0 190 0 398
47 マシュー 80 70 28 113 25.25 56 21.25 393.5
48 Andy-San 118 67 0 116 0 83 0 384
49 一色陽子 119 96 0 49 0 112 0 376
50 太田久雄 158.25 113 24.75 55 23 0 0 374

第5期 雪華王戦(北海道プロリーグ)第5節成績表

Aリーグ

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 第7節 第8節 第9節 第10節
1 三盃 志 180.2 5.0 83.8 22.8 60.1 8.5          
2 須賀 智博 60.6 ▲ 2.3 ▲ 44.9 40.5 30.6 36.7          
3 市川 敦士 37.6 ▲ 10.2 17.1 0.6 20.8 9.3          
4 三盃 貴之 33.0 6.0 92.9 ▲ 90.7 ▲ 1.0 25.8          
5 山屋 洋平 29.4 32.3 ▲ 4.6 0.2 ▲ 20.3 21.8          
6 野々川 博之 ▲ 17.5 53.0 18.7 ▲ 9.1 ▲ 26.6 ▲ 53.5          
7 松本 幸大 ▲ 24.5 ▲ 63.5 31.6 31.5 ▲ 38.8 14.7          
8 松本 千鶴 ▲ 28.2 5.5 ▲ 14.3 8.3 ▲ 25.4 ▲ 2.3          
9 加藤 晋平 ▲ 50.8 8.4 ▲ 32.7 ▲ 38.0 52.8 ▲ 41.3          
10 中村 瞬 ▲ 60.7 ▲ 23.7 ▲ 109.1 72.3 16.3 ▲ 16.5          
11 吉木 輝 ▲ 84.7 ▲ 4.2 ▲ 2.5 ▲ 25.3 ▲ 43.7 ▲ 9.0          
12 喜多 清貴 ▲ 96.4 ▲ 7.3 ▲ 56.0 ▲ 13.1 ▲ 24.8 4.8          

Bリーグ

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 第7節 第8節 第9節 第10節
1 渡辺 涼 189.8 ▲ 7.9 66.3 59.0 40.5 31.9          
2 中村 亮 159.7 72.6 ▲ 23.3 11.7 80.5 18.2          
3 會田 亮介 134.8 66.8 1.1 27.4 54.8 ▲ 15.3          
4 吉田 祥子 65.0 9.5 18.7 34.1 ▲ 14.2 16.9          
5 村上 玲央 37.4 ▲ 20.9 66.3 ▲ 14.0 30.0 ▲ 24.0          
6 小泉 修二 30.0 ▲ 25.7 ▲ 22.9 82.4 4.8 ▲ 8.6          
7 伊藤 直輝 11.5 ▲ 22.2 16.2 ▲ 12.8 30.6 ▲ 0.3          
8 西村 聖美 ▲ 67.4 ▲ 84.5 56.6 24.7 ▲ 19.1 ▲ 45.1          
9 齋藤 光 ▲ 76.0 61.5 ▲ 49.5 ▲ 55.0 ▲ 27.2 ▲ 5.8          
10 柴田 太一 ▲ 100.2 37.6 ▲ 29.7 ▲ 43.1 ▲ 59.7 ▲ 5.3          
11 浦山 祐輔 ▲ 129.3 ▲ 40.9 4.0 ▲ 43.1 ▲ 30.2 ▲ 19.1          
12 野坂 健一 ▲ 142.2 ▲ 48.8 ▲ 32.4 ▲ 35.7 ▲ 21.6 ▲ 3.7          
13 村上 良 ▲ 157.1 0.9 ▲ 71.4 ▲ 55.6 ▲ 71.2 40.2          

Cリーグ(卓組み:1~4位 5~8位 9~12位 13~16位)

順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節
1 児玉 隆哉 115.9 9.7 44.3 6.2 4.3 51.4
2 仲野 孝兵 73.0 36.3 ▲ 8.9 17.6 66.2 ▲ 38.2
3 荒木 宏祐 71.7 17.3 54.0 ▲ 31.1 50.6 ▲ 19.1
4 木下 遥 35.2 20.9 ▲ 28.1 48.3 ▲ 11.8 5.9
5 田中 翔太朗 75.9 ▲ 8.5 37.0 ▲ 0.4 ▲ 17.7 65.5
6 渡辺 篤志 49.2 ▲ 2.7 44.1 ▲ 3.7 ▲ 20.4 31.9
7 津島 萌唯 ▲ 14.0 62.0 ▲ 17.9 28.6 ▲ 58.7 ▲ 28.0
8 植田 稔宏 ▲ 50.8 0.0 ▲ 56.9 21.7 53.8 ▲ 69.4
9 北 淳一 21.2 ▲ 49.9 27.2 ▲ 7.9 9.4 42.4
10 かわいめぐみ 20.6 ▲ 5.6 4.1 12.3 ▲ 13.5 23.3
11 千葉 みほ 1.3 ▲ 8.0 ▲ 25.6 ▲ 13.4 19.0 29.3
12 東海林 正博 ▲ 127.8 ▲ 28.0 ▲ 50.0 21.3 24.9 ▲ 96.0
13 佐藤 凌 ▲ 31.3 ▲ 4.1 ▲ 33.5 ▲ 29.6 ▲ 3.0 38.9
14 安藤 りな ▲ 40.7 17.2 ▲ 19.1 ▲ 29.5 ▲ 24.7 15.4
15 中村 龍太 ▲ 52.5 ▲ 26.0 12.9 ▲ 15.2 ▲ 38.5 14.3
16 大町 勇太 ▲ 187.2 ▲ 42.4 9.9 ▲ 25.2 ▲ 60.9 ▲ 68.6

第39期十段戦 ベスト16B卓レポート

【第39期十段戦ベスト16B卓 近藤・藤原が四段戦士の挑戦退けベスト8へ】

6月24日(金)十段戦ベスト16B卓が開催された。

出場選手は藤原隆弘・船木伸一・福島佑一・近藤久春の4名
(写真左上から時計回り)

 

1回戦は近藤が1,300・2,600のアガリとテンパイ料で効果的に加点してトップ。
試合は2回戦に大きく動く。

九段戦SelectでMリーガー3人を相手に堂々と勝ち上がった船木が、東2局の親番で3,900オール・2,000(+100)オールをアガると、続く2本場では

 

 

最高目の三索をツモリ、リーチ・タンヤオ・ピンフ・ツモ・三色で6,000は6,200オール。
その後、南場の親番でも加点した船木は、このゲーム73,900点(+51.9P)のトップで大きなリードを築いた。

ただ3回戦南2局4本場。このゲーム4番手の船木が親番でツモり四暗刻テンパイするが、八万を近藤に放銃してしまう。

 

 

 

チンイツ・一気通貫の12,000は13,200の失点でアドバンテージが消える。
「3回戦がひどかった」とインタビューで話した船木は、この放銃も避けなければいけなかったとSNSで残している。

続く4回戦は近藤にビッグウェーブ。東3局の親番でまず2,000オールをアガると、1本場はメンゼンの発ドラ3・12,000は12,300を福島から。

 

 

九種九牌を挟み3本場では、トイトイ・ドラ2の12,000は12,900を藤原から。

 

 

ライバルに大きなダメージを与え、勝ち上がりへ一歩抜け出した。

最終5回戦。船木との2位争いを演じている藤原の東3局親番。

配牌が

六万九万九万一筒四筒五筒八筒八筒九筒九索南北発中

とかなり苦しかったが、中を重ねて鳴けると、ドラの六索を2枚引き入れて手をまとめ、福島から三筒でアガリ7,700加点。

 

 

一方船木は南2局。

中を暗カンしてリーチをかけ勝負に出る。

 

 

ただ、最後の親番で望みをつなぎたい福島からリーチを受けると四索で福島に放銃。リーチ・白で3,900。

 

 

 

4巡目にリャンカン受けを嫌った選択が致命傷になり、試合後のインタビューでもアガリを拾えたかもしれないと悔いた。

船木はオーラスの親番は形式テンパイで粘るも、藤原に放銃して対局終了。
勝ち上がりは近藤・藤原の2名となった。

 

 

次回のベスト16・C卓は7/1(金)15時から、連盟チャンネルで放送される。

ご視聴はこちら!

 

 

(文・梅中悠介)

第39期十段戦 ベスト16A卓レポート

【十段戦ベスト16A卓、三浦智博完勝。二番手争いは魚谷侑未に軍配】

「タイトル5個くらい獲ってもおかしくないと思うよ。早くA1にいって鳳凰位を獲ってほしいね。とてもバランスがいい。」
これは解説の荒から三浦に向けてのコメントである。

「途中で負けてくれないかな。決勝にきたら獲っちゃう気がするよ。」
半ば冗談だろうが、こんなコメントもしていた。

これ以上の褒め言葉はないのではないかという気もしてくる。
対局中は表情を崩さなかった三浦だが、インタビューで「5年以内に鳳凰位獲ってほしい」と荒に直接言われると、流石にこの笑顔である。

 

 

荒絶賛の三浦の内容を振り返ってみよう。
まずは守備力の光った場面から。

1回戦東3局1本場、川原舞子が七対子、ドラ2のヤミテン。
続いて親の佐々木寿人がリーチ。

 

 

 

 

そして三浦の手牌、メンホン、七対子の1シャンテンになり、多くの人は打発になるだろう。
僕は確実に6,400点の支払いである。(ちなみに中は場に2枚切れの牌)

 

 

佐々木のリーチは単騎待ちがなさそうなので、明らかに川原のケアである。

 

 

これで気を良くした三浦は(本人にとってはさも当然かもしれないが。笑)、この後、8,000、6,400と加点し、1回戦を1人浮きのトップとする。

 

 

川原からリーチ、ドラ3の8,000。

 

 

佐々木から七対子、ドラ2の6,400。

 

 

2回戦東1局、親の三浦は白を暗カンして、先制リーチ。
佐々木、魚谷が高打点でテンパイするも、ツモアガリは三浦だった。リーチ、ツモ、白の3,900オール。

 

 

 

 

まだ4分の1も終わっていないのだが、「三浦が抜けてしまって、あとひと席の争いになってしまったな。」佐々木、魚谷、川原はそう思ったように感じる。
そのくらい実力が評価されているし、近年の三浦は充実著しい。

このあとの三浦は安定した立ち回りをみせる。
リスクの取り方が適切で、先行リーチに対しての追っかけリーチはこの形。
高目ツモなら倍満、結果は安目のツモだったが満貫だ。

 

 

三浦「今日は運良く通過できました。気を引き締めてベスト8に臨んで、荒さんにリベンジしたいと思います。」

対象的に今日1日苦しかった川原。

 

「1回戦目からふわふわしてしまって、夏目坂スタジオは何度も経験していて慣れているはずなのに、今日は結構緊張してましたね…」

初のベスト16、あと2つで決勝という強い思いがあっただろう。
しかし、今日は相手が強かったし、タイミングが悪く手がぶつかり、なかなかアガリが取れなかった。

前述、三浦の高目倍満のリーチのときも、川原は絶好の四万を引いて、3面張のリーチだった。
この巡目のリーチであれば、だいたいは加点できるのだが、もうリスクを取らなくていい三浦に手ができてしまう。
放銃にならなくてよかった、ではあるもの、この局をアガれて浮きに転じていれば、また違った1日だったように思われる。

 

 

川原「四段戦をワイルドカードで勝ち上がってから、多くの応援をいただいてベスト16まで来ることができました。道のりは長いですが、来年もこの場に戻ってくるように1年間頑張ります。」

 

 

最終戦、佐々木と魚谷の着順勝負。
東1局、川原の高目大三元もあった3人テンパイは魚谷が制す。
リーチ、ピンフ、ツモ、ドラ2の2,000・4,000。
佐々木を親被りさせ、一歩のリード、いやこのルールなら一歩以上のリードを得た。

 

 

 

 

追う立場となった佐々木だが、南入して迎えた親番ではこちら。
2秒でテンパイ、安目だったが4秒後にツモアガリ。2,600は2,700オール。
土壇場で魚谷に迫る。

 

 

 

南1局2本場、魚谷の先制リーチを受けたが、仕掛けた三色同順の1,500は2,100。
このアガリで魚谷を逆転。
3ポイントではあるが、佐々木がリードする。

 

 

しかし、魚谷も競り合いには強い。
南2局の親番、安目だったが2,000オールで再度逆転すると、

 

 

同2本場では、佐々木の仕掛けにスピードをあわせて、500(+200)オール。
これが非常によい判断だった。(カンチャンで鳴いてはいるが、リャンメンにも関わらずチー)

 

 

3本場の3,900(+300)オールで勝負あり。
(リーチ、ツモ、中、ドラ)
36期以来、二度目のベスト8進出を決めた。

 

 

佐々木「今日は勝負どころで競り負けていましたね。一歩及ばずでした。決定戦で荒さんと戦いたかったのですが、それが叶わなくて非常に残念です。また次の試合で頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」

 

魚谷「今日もなかなか厳しい戦いだったのですが、後半、手が入ってよかったです。まずは決勝を目指して頑張ります。応援よろしくお願いします。」

 

 

(文:福光聖雄)

第39期十段戦 九段戦S Selectレポート

2022年6月12日十段戦の九段Sが行われた。

今年は五段戦から各カテゴリーで選出された1卓が放送対局になった。
それだけ注目度の高いタイトル戦である。

今回選ばれた卓は、下記4名。

前原雄大
山井弘
前田直哉
魚谷侑未

また、この九段戦Sも5回戦決着となる。

1回戦

起家から
前田、前原、魚谷、山井

東3局
全員好配牌だったが、3巡目にリーチをした前原に軍配。
安めの一が魚谷から出て3,900の出アガリ。

 

 

東4局
テンパイ取らずでドラをうまく重ねた前田が魚谷から5,200の出アガリ。
魚谷も3,900のテンパイをしており、厳しい展開。

 

 

南3局
ここまで1人沈みの魚谷だが、親番でテンパイを入れることが出来ず1人ノーテン。
山井も跳満テンパイを入れたがアガれず。
終始前原ペースで局が進みそのまま1回戦終了。

トップから、前原、前田、山井、魚谷。

 

 

2回戦

起家から
前田、前原、魚谷、山井。

1回戦と同じ並びでのスタート。

1回戦、勝負手を尽くアガれなかった山井が遂に決める。
前田からチャンタドラドラの8,000の出アガリ。

 

 

東4局
親番山井がリーチタンヤオツモドラの3,900オール。
このゲーム頭ひとつ抜ける。

 

 

東4局1本場
魚谷が七対子ドラ単騎リーチに、前田、山井は対応するが、トイトイでテンパイしていた前原はそれを無視。

ハイテイでツモり、三暗刻もついて2,000・4,000のアガリ。

 

 

南2局
前局、1,000・2,000をツモアガリした魚谷が連続のアガり。
安めだが2,000・4,000。
浮きの2着目につける。

 

 

南4局は魚谷が前原から3,900を出アガリ。

2回戦が終了。

トップから、山井、魚谷、前原、前田。

 

 

3回戦

起家から
前田、山井、魚谷、前原。

東場は大物手が出ることはなく、小場で進んだ。
十段位を5度も獲っている前原のペースに全員が飲み込まれているようだった。

南1局
前原がトータルトップになる山井からの5,200。
山井はピンフドラドラのテンパイが入っていた。
リーチをしていたら…と頭によぎったかもしれないが、相手があの前原なので結果は同じだったであろう。

 

 

 

 

南4局
魚谷が1,000点を出アガり、浮きをキープ。
山井はきつい1人沈み。

トップから、前原、魚谷、前田、山井。

混戦が続く。

 

 

4回戦

起家から
前田、魚谷、前原、山井。

前田は4連続起家。

東4局
魚谷が役役ホンイツ、山井が配牌ドラ暗刻の勝負手だったが、ここでも前原が立ちはだかる。
魚谷から1,000点のアガり。

 

 

 

南2局
親番魚谷が前田との2件リーチを制す。
前田から5,800の出アガリ。
前田も高めタンヤオのピンフドラのリーチで激痛。

 

 

南2局1本場
ここまで厳しい展開が続いていた前田だったが、遂に本手を決める。
リーチツモ役牌の2,000・3,900。
(北の暗カンをしています)

 

 

南3局
魚谷が超大物手。
前原からホンイツドラ3の出アガり。

ベスト16に向けて大きなあがり。

 

 

南4局
山井が前原から5,800の出アガり。
前原の連続放銃で一気にラス目に。
歯車が狂いだす。

 

 

南4局1本場
今度は前田が超大物手を成就。
役牌、ホンイツ、トイトイ、三暗刻の倍満。

 

 

放銃したのはまたしても前原。
3局で34,100点失った。

4回戦終了。
トップから、魚谷、前田、山井、前原。

 

 

最終戦

起家から
前原、前田、魚谷、山井。

東2局1本場
前田が2,600は2,700オール。
トータルトップになる。

 

 

東2局2本場
前田が通過を決定付ける12,000を前原から出アガリ。

 

 

南1局
後がない前原。

 

 

ダブルリーチツモドラの3,900オールの驚異的な生命力を魅せるもここまで。

 

 

トップから、前田、魚谷、山井、前原

 

 

勝ち上がりは前田、魚谷となりました。

(文:蒼山秀佑)

第39期プロテスト 執筆:廣岡璃奈

私が麻雀プロという存在を知ったのは中学3年の頃。
麻雀を知って半年か1年ほど経った時、ふとYouTubeで麻雀と検索したことだった。

そこで滝沢和典プロを初めて観た。
その麻雀、特に美しい所作には一目で引き込まれていた。

昔からこれだとハマったものには一直線。
それからはずっと滝沢プロの対局を見続けていた。

高校に入学し、麻雀を打てる機会が減っていたなかで『高校女子オープン大会』という女子高生の麻雀日本一を決める大会が開催されることになった。

これだ!と思い出場することを即決。
母や学校へ了承を取った。

クリスマスイブ。
私の競技麻雀の人生はスタートした。

他に出場していた子達はわからないが、私にはそれまで打っていた麻雀とは違う、人生を賭けたようなひりつくあの感覚に胸が躍った。このような場所でもっと麻雀したいと思った。

プロになると決心した。

高校卒業し4月1日初めて雀荘に行った。
雀荘デビューは「Lookup」。
かちこちに緊張しながら行ったことをよく覚えている。

ここで、数え切れないくらいのプロやアマチュアの方々と出会った。沢山の思い出のある場所。
上京しても長期休暇の帰省時など、必ず行っていた。

高校卒業後、声優の養成所に進み、勉強の合間を縫って雀荘に行っていた。また、麻雀の本を読んだり問題を解いたりを繰り返していた。

19歳の夏初めてプロテストを受けた。
結果は育成合格。
半年間育成に参加し再テストを行い及第点に達していれば正規合格。

半年間必死に勉強するも再テストで頭真っ白になり不合格となった。

当時ここで合格した場合、最強戦ガールズの話がきていたが、不合格となり話がなくなり自分の不甲斐なさに体調不良になるぐらい泣いた。

夢を諦められずもう一度受験。
プロテストの結果はまたも育成合格。
また半年間育成に参加した。家でそれぞれの勉強をし、テストと同じ時間で解くことを繰り返した。安定し9割以上とれるようになっていが、本番に弱いため不安を常に抱えていた。

ちなみに、この時大庭三四郎プロのブログにある条件問題の練習にすごくお世話になった。時間があると常に解いていたのはよく覚えている。

再テストから数日後、望月プロから静岡の地域限定合格になったと連絡があった。
私は、受験時から静岡支部所属を希望していたため、静岡のプロリーグ、プロアマリーグ(今の帝静戦)のみの参加を許され、桜花や鳳凰リーグは望月プロから許可がでればということになった。

こうして私は、生まれ育った静岡で、麻雀プロとしてスタートを切ることになった。

今私の周りには応援してくれる人たちがいて、支えてくれる人たちがいて、背中を押してくれる人たちがいる。
そんな暖かい場所がある。

そのおかげでどんなに怖く、苦しく、泣き喚きたいほど落ち込んでも、立ち上がって前を向いていけるのだと思う。

私は頭がいいわけでも秀でているわけでもない。それでもただ自分の憧れた麻雀プロに、一歩でも近づきたくて日々必死に勉強している。

また、プロ連盟には学ぶ場所も、チャンスもたくさんある。

麻雀の勉強会だけでなく、講師育成や実況オーディションなど幅広く学べる機会が多い。

環境だって整っている。

近年では、対局が放送されるのが当たり前の時代。
プロ連盟には専用のスタジオがあり、ほぼ毎日対局の配信が行われている。

ネット麻雀だって団体で運営しているのはプロ連盟だけ。
今年はロン2がリニューアルされ、より快適にプレイできるようになった。

チャンスという事では、昨年から若獅子戦・桜蕾戦という20代の選手限定の大会も開催されるようになった。
今まで若い選手に特化したチャンスというのは、業界全体にもあまり無かった。

私もここでチャンスを掴むことができた1人だ。

チャンスを掴めるかは自分次第。
頑張り次第でどこまででもいける世界だ。

プロになるのはスタートで続けていくのが大変で様々な理由で辞めていく人は多数いる。
私は、人生をかける価値のある世界だと思う。

今もスター選手が次々と出てきている。
次のスター選手は誰なのだろうか。
まずはこの門を叩くところから。

ご応募お待ちしております。
いつかプロ連盟の仲間として切磋琢磨できること楽しみにしています。

詳細はこちらから

第39期 A1リーグ 第5節A卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第5節A卓 藤島が+57.5Pで6位浮上 吉田がトータル首位に】

本日の対局者は
藤島健二郎
吉田直
HIRO柴田
前田直哉

 

 

東3局。藤島がドラ一筒暗刻のカン二索リーチ。
ハイテイツモで跳満をアガると

 

 

オーラス親番では中南ホンイツチャンタドラ、6,300オール(+2,000)。
1回戦は藤島が1人浮きトップ。

 

 

3回戦では456三色リーチを高めの六索ツモで決め、本日3度目の跳満ツモ。

 

 

+57.5Pの快勝でトータルもプラスに。一気に6位まで順位を上げた。

 

 

ラス目の吉田は満貫ツモで素点を回復。1回戦は3着で終わる。

 

 

2回戦は親番で白をポン。

 

 

先にH柴田がカン八筒テンパイを入れるが、吉田の染め色ドラ表示牌待ちではリーチに踏み切れず役なしだがヤミテンに。
八筒を通した吉田が終盤に4,000オールツモで2回戦トップ。

H柴田との直接対決を+9.2Pで終え、暫定首位に。

 

 

1回戦オーラス。H柴田は三索六索のピンフテンパイを入れていた。

終盤に二索五索の延べ単騎に待ちかえするが

 

 

親番藤島に三索を通されてしまい、2人テンパイ。

5本場には吉田が先制リーチ。タンヤオピンフで追いついたH柴田はドラ引きを考慮し1巡ヤミテンとするが、次巡ツモ切りリーチ。3,900は5,400(+1,000)の直撃で2着に。

 

 

今節は▲31.8Pでトータル2位という結果に。

 

 

2回戦オーラス。ラス目の前田が高め456のリーチ。四筒をツモって3着に。

 

 

4回戦は細かいアガリを重ねてトップを取るが、▲33.2Pで終了。トータル9位となった。

 

 

 

次回A1リーグ第5節B卓は
2022/6/22(水) 16:00

一井慎也
藤崎智
勝又健志
黒沢咲

実況 古橋崇志
解説 HIRO柴田

ご視聴はこちら!

(文・吾妻さおり)

第39期 A1リーグ 第4節C卓レポート

【第39期鳳凰戦A1リーグ第4節C卓 藤崎が卓内トップ 勝又もプラス】

本日の対局者は
藤崎智
勝又健志
古川孝次
黒沢咲

 

 

開局、藤崎の手牌は白暗刻、678三色も見える1シャンテン。2枚目の八筒をポンするが、テンパイ打牌で親番古川に5,800の放銃。

 

 

次局も七対子ドラ単騎で5巡目リーチを打つも、自分の現物で脇移動となり、あまり感触は良くない。
親番で2局テンパイ連荘し、2本場に567確定のカン六索待ちリーチ。6,200オール(+1,000)のアガリ。
藤崎が攻めの麻雀を貫き、1回戦トップを取る。

 

 

4回戦南3局では親番勝又のリーチにドラの九万を押して3,900は4,200の放銃と、ここでも強気の選択。

 

 

4回戦は3着となったが、+23.9P卓内トップ。

 

 

勝又はここまで▲8.6Pと僅かなマイナス。

4回戦東1局に4,000オールをアガった親番古川が八万チー、四筒暗カンでカン四索待ち。

この仕掛けを受けながらも勝又は終盤にひっそりとメンホン七対子南単騎テンパイを入れた。

 

 

黒沢は古川のロン牌四索を止めるも南を切り、勝又のアガリに。

次局は発東ホンイツドラで満貫ツモ。

 

 

東4局には七対子ドラドラ、6,400を決めて4回戦トップ。

 

 

勝又は+15.9P、トータルもプラスになった。

 

 

古川は2回戦オーラスに五筒八筒待ち。黒沢からリーチ棒が出ていてアガれば逆転トップのテンパイだったが

 

 

二索を掴み黒沢に3,900放銃。29,900点3着となってしまう。

3回戦には発東ホンイツをアガるも浮き2着。

 

 

4回戦には東1局の親番でダブ東ハイテイドラ、4,000オールの好スタートを切るもまたも2着。

 

 

トップのない1日とはなったが▲0.5Pでトータル3位。展開は悪くとも古川は大きく沈まないのが凄い。

 

 

黒沢は藤崎の5巡目リーチを受けて七索を鳴かずに現物待ちのヤミテン。5,200は5,500(+1,000)でしっかりアガリ切る。

 

 

1回戦オーラスは浮き2着となるアガリ。

 

 

2・3回戦はマイナスながらも耐えていたが、4回戦に勝又への2回の放銃で大きく凹んでしまう。

南1局に高め一通のリーチ。勝又はドラが暗刻なので1シャンテンキープで六索をツモ切り。

 

 

7,700の直撃で勝又に一矢報いるが、ラスは回避出来ず。
▲40.3Pでトータルは4位となった。黒沢は次週6/22(水)も勝又、藤崎と同卓なのでそこでリベンジを決めたい。

 

 

次回A1第5節A卓は2日後に行われる。

2022/6/17(金) 16:00

藤島健二郎
吉田直
前田直哉
HIRO柴田

実況 古橋崇志
解説 西川淳

ご視聴はこちら!

(文・吾妻さおり)

第2期鸞和戦決勝レポート

【第2期 鸞和戦決勝 吉野敦志がプロ13年目に悲願の初タイトル】

鸞和戦(らんわせん)は2021年に設立された世代限定のタイトル戦。日本プロ麻雀連盟に所属し、予選初日の段階で男女問わず30歳以上49歳以下のプロだけが出場できる。

決勝進出者は以下の4名。

吉野敦志
西川淳
中島寛基
水野孝一

 

 

最初のアガリは吉野。親番でドラドラの手牌。六筒八筒のシャンポンで即リーチを打ち3,900オール。
3局連続アガリで56,200点持ちに。

 

 

ようやく吉野の親が落ちるも、東2局西川も連荘。3本場には吉野からの直撃を決める。

 

 

1回戦はトップに西川。
浮きの2着に吉野。
中島、水野の並びで終了。

2回戦も起家吉野が先手を取る展開となるが、1本場に吉野の親リーチに追っかけた中島が満貫ツモ。

 

 

続いて西川が567三色の跳満ツモ。親番で一通確定の追っかけリーチで4,000オール(+1,000)。

 

 

東4局2本場では水野が七対子ドラドラ、九筒単騎を吉野から。

 

 

トータル3番手まで落ちた吉野だったが、南場の親番で挽回。
まずはヤミテンの11,600を中島から。

 

 

2本場では西川のツモリ四暗刻リーチをかわして親番を繋ぐと

 

 

3本場では6,300オール(+1,000)。2回戦は吉野が大逆転トップを取る。

 

 

2回戦はトップに吉野。
浮きの2着に西川。
水野、中島の並びで終了。

3回戦は中島がリーチツモドラドラ、2,000・3,900でスタート。

 

 

オーラスは吉野がアガって2着キープ。

 

 

3回戦はトップに中島。
浮きの2着に吉野。
水野、西川の並びで終了。

最終4回戦。2番手の西川が満貫ツモで吉野に6.2ポイント差まで詰め寄り

 

 

南2局3本場には二索五索リーチを打つ。

 

 

覚悟を決めた吉野が三筒六筒で西川のリーチに押し返す。
親番を落とせない中島から三筒が出て、5,200は6,100(+1,000)のアガリ。

オーラスは全員ノーテンで流局。
第2期鸞和戦、優勝は吉野敦志に決定。プロ13年目にして悲願の初タイトルを獲得した。

 

 

 

第2期鸞和戦 決勝

優勝 吉野敦志
2位 西川淳
3位 中島寛基
4位 水野孝一

 

 

 

(文・吾妻さおり)