第16期女流桜花Aリーグ第7節D卓レポート

最終節も最後の1卓となった第7節D卓。
出場した選手は

 

 

仲田加南(1位)・二階堂亜樹(3位)・白銀紗希(12位)・古谷知美(14位)の4名。

 

 

残留ボーダーの白銀と60ポイント以上離れてスタートした古谷が1回戦南場の親で連荘し、大きなトップで一気に差を詰めると

 

 

2回戦以降は12位残留・13位入れ替え戦・14位降級の席を、白銀・古谷と先に全節消化して結果待ちの13位美波とで争う形になりました。

一方で残留争いの熱量に押されたか、一度もアガリが出ずに大きくポイントを減らされていた仲田でしたが「最高は3半荘目の南入まで1回もアガれなかったこともあった」と、過去の経験を思い出して慌てることなく

 

 

亜樹からタンヤオ・トイトイ・ドラ3の18,300点をアガって覚醒。

 

 

そこから畳みかけるようにチンイツの2,000・4,000をアガリ、もう大丈夫だと自身の状態を確認すると

 

 

続く南3局には国士無双のテンパイが入ります。

 

 

この時、亜樹にもタンヤオリャンペーコードラ2の勝負手が入り

 

 

古谷に2.1ポイント差まで詰め寄られた親の白銀も、簡単には引けない状況。

 

 

大事故待ったなしの3人テンパイでしたが、オリていた古谷に九筒が収まって流局。
今期自身3度目の役満は成就ぜすも、一気に調子を上げ2回戦から3連勝と走り抜けた仲田がトータル首位でのプレーオフ進出を決めました。

最後までもつれた残留争いは、1局毎のテンパイ・ノーテンで順位が入れ替わる大熱戦。

 

 

痺れるような流局で続いた南3局。
追い込まれていた白銀の300・500が、オーラスの古谷に簡単ではない条件を付ける価値あるアガリとなり

 

 

古谷が条件クリアのテンパイを入れた時にはツモ番は残ってなく、流局で終了。

 

 

白銀が12位を死守して残留。
猛追した古谷は1つ順位を上げて13位となり、入れ替え戦から残留を目指すことになりました。

<第7節D卓最終結果>
古谷+51.6P 仲田+25.6P 白銀▲9.1P 亜樹▲69.1P

(文:越野智紀)

ロン2カップ2021Autumnレポート

【ロン2カップ2021autumn レポート 抜け番ありの三人麻雀大会】

ロン2カップ今年の秋の大会は三人麻雀リーチバトル赤入りルール
2021年10月23日(土)に開催しました。

 

 

【大会システム】

①参加者12名をABC卓にわけて対局
②各卓トップ者は決勝へ
③2位は準決勝へ
④3位の中から「最終枠カード」の条件を満たした1名が準決勝へ

 

今回から導入された最終枠カードのシステム。大会開始前にさまざまなお題からランダムで1枚選びます。内容が誰にもわからないように未開封のままカメラ前で封印し、対局室の見える場所に貼り付けておきます。

【対局時間のシステム】

制限時間は60分+2局。
① 60分が経過しても南4局までは必ず行います。+2局はありません。
② 南4局まで終わって時間が残っていれば、西場、帰り東…。と時間リミットまで続けます。60分経過したら残り2局です。

 

【予選A卓】

 

宮内が開局6巡目に九蓮宝燈の1シャンテン。解説席はスタートから盛り上がります。

 

 

是非とも七筒九筒を引きたい所でしたが、入り目は八筒。しかもチンイツテンパイで切った中で伊達がロン。12,000放銃となってしまいます。

ユーザー代表のがぼがぼさん、宮内、東城もそれぞれ跳満のアガリを決めますが、東4局に一進一退の攻防を破るアガリが出ます。

 

 

がぼがぼさんがリーチメンホン裏ドラ2枚の跳満を伊達からアガって大きなリード。

しかし西4局、伊達が国士無双の西待ちのアガリ。いち早く決勝進出を確定させました。

 

 

国士無双を放銃してしまったがぼがぼさんですが、帰り東2局にメンホンの倍満をアガって準決勝進出となりました。

 

 

【予選B卓】

 

B卓はA卓を上回る打撃戦に。まずは起家沢崎の倍満ツモでスタート。そのまま連荘で90,000点を超えます。
ようやく沢崎の親番が終わりますが、東2局は伊藤がツモメンホン白一通赤で倍満ツモ。

 

 

東3局は前原がタンヤオトイトイドラ3をトップ目の沢崎から直撃します。

 

 

東4局。森山がツモり四暗刻リーチ。発西は山に1枚ずつ。

 

 

親番前原が四索七索追っかけリーチ。山に5枚あります。

 

 

枚数では前原有利でしたが、結果は森山が発をロン。リーチメンホンホンロートイトイ三暗刻東発ドラドラで14飜。ロン2は数え役満ありですので、32,000は33,200(+2,000)のアガリとなりました。

 

 

B卓オーラス。跳満ツモでトップを目指す沢崎は七索を見逃し。前原のツモアガリで連荘となります。

 

 

満貫ツモに条件が緩和された沢崎が1本場でリーチ。ツモ裏ドラ1枚条件をクリアして決勝進出。伊藤が2着で準決勝となりました。

 

 

【予選C卓】

 

ユーザー代表2名がリードして迎えた東3局。加点が欲しい親番の荒が五索八索リーチ。これを国士無双1シャンテンの佐々木からロンすると

 

 

1本場ではメンホンのカンチャン選択で正解を引き当て9,900オール。三つ巴の戦いに持ち込みます。

現十段位の猛追を受けたMAYUKAさんは3巡目に発をトイツ落とし。解説の勝又の声が聞こえているかのような見事な手順で一索四索七索リーチ。

 

 

安めの一索ツモでしたが、ご褒美の裏ドラ2枚で跳満のアガリとなります。

オーラス。発をポンした荒はトップ条件を満たした1シャンテン。

 

 

ターツ選択でアガリ易さを重視し六索切りとしますが、ラオレンさんに5,800放銃となってしまい、荒は3着に。ラオレンさんは決勝進出、MAYUKAさんが2着で準決勝に進みました。

 

【最終枠カード開封の儀】

 

3名の中で「終局時に一番トップまでの点数が近かった人」が準決勝進出というカードが開封され、森山茂和が準決勝進出となりました。

A卓 東城りお 71,000差
B卓 森山茂和 12,400差
C卓 荒正義 15,500差

 

【準決勝】

 

準決勝はトップ者のみが決勝進出となります。
まずは森山が伊藤から18,000をアガってリード、3者が追いかける展開に。

東2局。がぼがぼさんが山に6枚残りの二筒五筒でリーチ。一発でツモって跳満のアガリです。
 

 

東3局。MAYUKAさんは白2枚中を使っての国士無双1シャンテンでしたが

 

 

伊藤がラス牌の中をツモって跳満のアガリ、2番手となって森山の背を追います。

 

 

オーラスは森山がアガって決勝進出を自力で決めました。

 

【決勝】

 

南1局。伊達が三索六索九索一索のメンチン4メンチャン、出アガリ16,000。

 

 

ラオレンさんはカン三索のヤミテン、出アガリ7,700。沢崎のテンパイ打牌が三索となり、痛いダブロンです。

西2局、沢崎は小四喜1本狙いの手順で北単騎テンパイ、1枚山に残っていました。

 

 

丁寧に受けていた伊達ですが、沢崎に役満をツモられてしまうと優勝が厳しくなります。沢崎の現物から森山のロン牌になりそうな牌でしたが八索を切り、森山6,400のアガリとなりました。

 

 

最終局となった帰り東1局はラオレンさんが四筒ツモアガリを決めて全対局が終了しました。

 

 

ロン2カップ2021 autumn 三人麻雀
優勝はラオレンさんに決定しました。おめでとうございます。

 

 

次回のロン2カップ2022winterは2022/1/16(日)開催予定です。

参加権利争奪戦のチャンスもまだ2回ありますので、是非チャレンジしてみてください。
皆さんのご参加、お待ちしております!

 

 

(文:編集部)

第2期桜蕾戦ベスト16CD卓レポート

【第2期桜蕾戦ベスト16C卓・D卓、勝ち上がりは岡田・町田、花宮・一瀬】

当初、このベスト16C卓・D卓は、1卓を配信、もう1卓は配信の裏で同時に対局が行われる予定でした。
配信を決めるアンケートがTwitter上で行われたのですが、多くの注目を集め、そして、番組編成者泣かせの驚く結果に。(うれし泣きだったはずです。)

 

 

ほぼ同数という僅差、そして5,787票も投票いただいたことを踏まえ、急遽、2卓とも配信することになりました。
多くの投票、ありがとうございました。

■ D卓:一瀬由梨vs川上玲vs花宮海咲vs日髙志穂
先に行われたD卓ですが、最初に通過を決定づけたのは花宮でした。
尊敬するプロは高宮まり、強い攻めにあこがれる、という戦前のコメント。
『攻撃は最大の防御』を体現するこのアガリが印象的でした。

 

 

 

技術的な話をすれば、現状のトータルスコアではリーチは不要ではありますが、プロ入りからまだ2か月でそれを要求するのは酷な話。
攻める姿勢が見事ベスト8を掴みとりました。

二番手争いはオーラスまでもつれます。
リードしている川上はアガればOK、一瀬は3,200以上の出アガリか、700・1,300以上のツモアガリの条件でした。

 

 

仕掛けた川上が先にテンパイを入れます。

 

 

次巡、一瀬も条件を満たすリーチ。
あとはどちらのアガリ牌が先に山にいるかの勝負です。

 

 

一瀬のアガリに。
川上にとってはあと一歩だっただけに、悔しい敗退となりました。

 

 

勝った一瀬ですが、自分でもわかるミスが何個もあったようで、インタビューでのこの浮かない表情が印象的でした。

 

■ C卓:蒼木翔子vs岡田紗佳vs後藤咲vs町田志織

一発、裏ドラ、赤ドラのあるMリーグルールと、それらがない公式ルール、同じ麻雀ではありますが、両者に対応するのは非常に難しいと思います。
上位リーグにいるMリーガーでも、苦慮しているように見受けられます。
1年前の特別昇級リーグで見たときは、やや公式ルールに不慣れな点もあったように思えましたが、今日の岡田はツイていたと謙遜していたものの抜群の内容。
1回戦を1人浮き、2回戦も浮きで終え、この時点のスコアでは確定ではないものの、勝ち上がりだな、と思わせる安定感でした。
今期の女流桜花C2リーグで優勝し、優勝のみが得られる入れ替え戦への出場権利を得るなど結果も残しており、優勝候補の1人です。

 

 

C卓の二番手争いは町田が後藤を少しリードして迎えたものの、中、ドラ2の5,800点の直撃で並びます。

 

 

しかし、逆転された後のこのアガリが見事でした。

 

 

残りのツモ番が1回しかないものの、迷わずリーチ。
一発はないですが、高目を捉え、リーチ、ツモ、ピンフ、一気通貫、ドラの跳満。
リーチがなければ満貫でしたが、この差の4,000点は僅差だっただけに、非常に価値がありました。

 

 

最後も、後藤が条件を満たすリーチも、自らアガリきって嬉しい勝ち上がりを決めました。

 

 

ベスト8は以下の日程で行われます。
・ベスト8A卓10/28(木) 17時~
・ベスト8B卓11/18(木) 17時~
誰が決勝に残るのでしょうか。お楽しみに!

(文:福光聖雄)

第34期新人王戦決勝レポート

第34期新人王は石川遼!

2021年10月16日、第34期新人王決勝が放送された。結果は連盟入会以来活躍を期待され続けてきた石川遼が、実力を遺憾なく発揮しての優勝。悲願の初タイトル獲得となった。

決勝戦の対局者は以下の4名。

 

小高佑貴 37期前期入会
奥さんから麻雀の活動に賛同してもらえず、「ここで優勝して認めてもらいたい思いがある」とのコメント。

 

原田潤次 37期前期入会
「今年39歳で年齢制限ギリギリの入会でした。見ている方に、年齢関係なく挑戦すると夢があることを伝えたいと思います。」

 

荒井伶太 36期後期入会
「同僚がこういう場に立っているのを見て追いつきたかったので、早い段階で勝ち上がれて良かったと思います。若獅子戦のベスト16でもこの場に立って負けてしまったのですが、今回は勝ちきれるように頑張りたいと思います。」

 

石川遼 34期前期入会
「今までいろいろチャンスをもらっておきながら結果を出せていなくて、またとないチャンスなので頑張ります。」

4者のなかで石川を「優勝候補の筆頭」と話したのは解説の瀬戸熊。
それもそのはず、石川はネット麻雀「天鳳」の最高段位「天鳳位」を獲得しており、当時鳴り物入りでの連盟入会を果たしていたのだ。しかしそれから数年、石川としては満足のいく対局結果を出せておらず、もどかしい気持ちであったという。
今回は「順当な優勝」と見る方もいらっしゃるかもしれないが、実際その内容は紙一重のめくり合いの連続で、全員の強い思いがぶつかり合う激しい戦いであった。勝負を分けた場面のいくつかを振り返っていきたい。

最初に運命の分かれ目となったのは1回戦東3局。

 

 

 

なんと原田・石川が共にツモり四暗刻のリーチ!山に残っていた枚数は石川が1枚、原田はなんと4枚!
結果は小高から石川へ8,000の放銃となったが、ここで原田のツモアガリがあれば…全く違う1日となっていたかもしれない。

とにもかくにも、この局を制した石川は勢いそのままにアガリを重ねる。
南3局、タンピン高目三色のテンパイは、場に安いピンズ待ちということで冷静にヤミテンに構え7,700のアガリ。

 

 

南4局の親番では荒井の先制リーチに追いついてピンフドラドラのテンパイ。

 

 

解説の柴田吉和は「先制リーチに通りやすい四索七索待ちということでヤミテンもある」と話したが、ここは強く加点を意識して追いかけリーチ!11,600のアガリをもぎ取り、1回戦にして+44.6Pの大トップとなった。

一方で放銃に回った荒井は箱下の4着に。戦いは小高・原田のどちらが石川への挑戦権を得るか、という展開が待っているように見えた。
しかし2回戦ではその荒井が大爆発。2,000・4,000、12,000、3,900オールと連続で勝負手を実らせ、トータル2番手まで急浮上。

 

 

(役・ホンイツ・ドラドラ)

 

 

(タンヤオドラ3を石川から直撃!)

 

 

(リーチツモ一通)

最終戦開始時点では石川・荒井が完全な一騎打ちの構図となった。

 

 

ここまで名前の挙がらなかった小高であるが、攻撃型という雀風通りの攻めが今回は裏目となり、最終戦時点ではかなり厳しい条件に。しかしそんな状況ながら、最終戦では視聴者を釘付けにするプレーを見せる。
東一局には国士無双のテンパイ。

 

 

さらに南3局の親番には九蓮宝燈のテンパイ!

 

 

荒井から安目のアガリ牌が放たれるも見逃し、役満での逆転に望みを懸けた。2回の役満テンパイはどちらも成就することはなかったが、これからも面白い対局を見せてくれる選手だということは十二分に伝わったように思えた。
一方の荒井・石川は互いにリードを許さず、なんとオーラス時点では1.1P差という超接戦に。最後までもつれた名勝負の最後に決定打を放ったのは石川。

 

 

2,600オールのツモアガリ。1本場を流局に持ち込み、史上稀に見る熱戦となった34期新人王決勝を制した。

 

 

 

 

「ようやく一つ結果を出すことができました。他の対局では不甲斐ないのが現状で、これからも頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いいたします。」

謙虚な人柄が窺えるコメントを残し、雀力・人間性共に新人とは思えないような新人王が誕生した。
石川遼プロの今後の活躍にご注目ください!

(文・浜野太陽)

第38期鳳凰戦A2リーグ第7節C卓レポート

内川幸太郎、卓内トップで残留争いを抜け出す!A2リーグ第7節C卓

10月19日、第38期鳳凰戦~A2リーグ第7節C卓が放送された。対局者は内川幸太郎、一井慎也、魚谷侑未、仁平宣明。

 

 

 

 

トータル首位の一井と、残留争いがテーマの3名というメンバー。

1回戦から存在感を強く発揮したのは、残留に向けて最も尻に火がついている状況の魚谷。積極的にリスクを取り、大量加点を強く意識した選択を見せた。
東1局にはカン四万のテンパイを外し、高目一通のテンパイに仕上げてリーチ!

 

 

 

ここは安目ツモで1,300・2,600。
南2局では親の内川が先制リーチ。フリテンで両面テンパイしている魚谷は押し引きの難しい状況。しかしここは三色に手替わると追いかけリーチを敢行!

 

 

だがここは内川がツモり2,600オール。さらに南3局で親番を迎えると、一井の先制リーチに11,600で追いかけ!

 

 

 

しかしここでも魚谷の手が開くことはなく、3,900の放銃に。この場面では解説の柴田が悲痛な声を上げており、いかに魚谷が痛かった場面かが伝わる映像となっている。是非放送をご覧いただきたい。
ともかく魚谷は相次ぐ12,000クラスのテンパイを成就させることができず、1~3回戦は沈みの3着。4回戦に待望のトップをもぎ取りマイナスを抑えるも…

 

 

トータル最下位で後半戦を迎えることとなった。

 

 

「今日に向けて準備をしてきて、自分なりに精一杯打てたと思っています。今日の結果というよりはここまでの積み重ねでこのポイントになってしまったので、それを受け止めながら、必死になって残留できるように準備していきたいと思います。」

一方で今回Twitter速報に名前があまり挙がることはなかったものの、卓内トップとなったのは内川。無理のない押し引きや手作りで大きな失点がなく、手が入った時には高打点をしっかりとアガリきり、残留争いから一旦抜け出す形に。

 

 

(3回戦南2局1本場、役ホンイツドラの7,700)

 

 

「今期の目標は残留なので、次に当たる上位陣が叩きにくるのは怖いですが、ガードを固めながらコツコツプラスしていきたいと思います。」

対局終了時点の全体成績は画像の通り。

 

 

 

次回A2リーグの放送は10/26(火)17時~。
対局者は伊藤優孝、客野直、石渡正志、明石定家。
解説は近藤久春が務めます。
次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

戦術の系譜23 齋藤 豪

みなさんこんにちは。
今日は「ネット麻雀で勝ちやすい戦術」コラム、第2回目をお送りいたします。
第2回目のテーマは「ネット麻雀で安定して勝ちやすい鳴き判断」です。

私は、オンラインでネット麻雀の上達のお手伝いをするコーチングの仕事もしているのですが、生徒から聞かれる事が多い質問の一つとして「鳴き判断ができない」というものがあります。

出た役牌をポンしていいのか?
クイタンでチー発進していいのか?
手牌を短くして安牌をなくしても良いのか。

牌効率やベタオリと異なり、正解が見えづらい事が多く、基準が分からないということで迷ってしまうようです。
よって、本コラム第2回目ではネット麻雀における「鳴き判断」について、汎用性が高い考えをまとめたいと思います。
対象者は初心者~中級者向けとなり、以下のフィールドから抜け出しきれないプレイヤーがターゲットと考えます。

・ロン2 R2000以下
・天鳳 特上卓以下

しかし、上記以上のフィールドで戦っているプレイヤーでも、あらためて基本の思考整理や情報整理になると思いますので、最後までご覧いただけると幸いです。

 

■鳴くかどうかの判断基準

基本は以下の3つの要素で判断します。

① 速度がある
② 打点がある
③ 守備力がある

上記のうち、1個でも満たしていたら基本的に鳴いてOKです。
要素を満たしている数が多ければ多いほど、鳴きよりとなります。
それでは1つ1つの要素を確認していきましょう。

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① 速度がある
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ここで言う速度とは「テンパイ」の速度ではなく「アガリ」の速度である事が重要です。
なので「アガれそう」なら「鳴く」ということになります。
誰よりも先にアガれそうなテンパイに辿り着けるのであれば「速い」と判定できます。

■「速い」例

 

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役牌の中をポンして1シャンテン。打二万を選択すれば以下の状況となります。

一索四索のリャンメン+三筒六筒九筒の3メンチャンの完全1シャンテン
二索七索のポンテンも可能
・どのテンパイにたどり着いても必ず良形が確定。

これは典型的な「速い」の例です。
ポンすればアガリはほぼ確実のような手牌です。
中は2枚目ですし、ポンする一手で間違いないでしょう。

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② 打点がある
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アガった時に点数が高い場合は、リスクを追う価値があります。
特に満貫以上が見込める牌姿では、メンゼンにこだわる必要が無いので、ほとんどの場合で鳴き有利となります。

■「打点がある」例

 

100

 

親の6巡目の牌姿です。
上家から出た七索をチーして打二索とすれば、以下の状況です。

・ドラ1赤赤で満貫級(11,600)の2シャンテン。
・愚形が残るので速度は十分とは言えない
・手牌に19字牌が無いので守備力がほとんどゼロ。

速度や守備力ではネガティブな要素が多いですが「打点が高い」のでリスクを追う価値が十分にあります。
よって、ここはチーして攻め込んでも良い状況でしょう。

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③ 守備力がある
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他の2つの要素よりも難易度が上がるのが、この守備力の要素です。
わかりやすく言えば「リーチ」を受けた時に困るかどうかが1つの指標となります。
とりあえずアガリたいから鳴いてみたけど、リーチを受けて安牌ゼロ……。
みなさんも経験ありますよね?

■ 「守備力がある」例

 

100

 

上家から出た七万をチーして打三筒とすれば、以下の状況です。

東ドラ赤3,900の1シャンテン。
・ペン七索というドラそばの愚形が残る。
・1枚切れの東が暗刻のため守備力が高い。

打点はそこそこですが、ペン七索が残る牌姿では決してアガリまでの速度は早いとは言えません。
相手からのリーチを受ける事も多々あると考えられる牌姿です。
しかし、いざとなれば東の暗刻落としができると考えれば守備力はバッチリです。
低いリスクで自分のアガリの可能性を高められるのであれば、チーして問題ない一手と考えられます。

★★★★★

上記の3点の要素を理解したら、後は鳴いて良いか迷うシーンに当てはめて考えるだけです。
もちろん、あくまで3つの要素は目安であり、実践では点数状況だったり、メンゼンリーチ効率などの要素が判断に絡んで来ます。
いくつかのケーススタディを混じえて、さらに理解を深めていきましょう。

 

 

■ケーススタディ1:全ての鳴き判断要素を満たさない

 

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役牌の「東」をポンするかどうかがテーマとなります。鳴いた場合は、以下の状況となります。

・4メンツ1雀頭のターツは足りており、鳴けば2シャンテン
・ペン三筒や2枚切れのカン二索の愚形ターツが2つ以上残っている
・打点は現状で1,000点
・守備力が高い牌は残らない

このように整理すると分かりやすいですが「速度」「打点」「守備力」の一つも満たせていません
ということは東はスルー推奨となります。
そして、ここで大事なことは2枚めの東も同じ牌姿ならスルー推奨ということです。
2枚目もスルーしたら、恐らくアガリに結びつくことは無いでしょう。

しかし麻雀はそもそも4人でやるゲームですので、1局でアガれる可能性はせいぜい20~25%のゲームです。
全てを強引にアガろうとすれば失点する事は間違いないでしょう。
持ち点も慌てるような状況ではありません。
勇気を持って「局」を「捨て」ましょう。

 

 

■ケーススタディ2:全てを鳴かずに鳴き判断要素を維持する

 

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先ほどの牌姿と似ていますが、今度は東西がトイツです。
どちらを鳴いても役牌になる状況です。

打点も低く、速度も遅い状況は前回と同様ですが、今度は東西のどちらかを鳴いても、残った字牌のトイツを守備に使えます。
よって「守備力」がある程度は確保されているので、判断基準的には鳴いてもOKになりました。

ただし、このような牌姿で鳴く場合は注意が必要です。
何故なら2つとも役牌をポンすると「守備力」が無くなってしまうからです。
打点上昇もほとんどしないので「打点」の要素も満たせません。

片方をポンした後で、もう片方残っている方の役牌が出た場合は、状況に応じて鳴き判断を変えるのが安定すると考えられます。

・2つ目の役牌をポンした時点で、愚形が2箇所残る1シャンテンの場合は「鳴かない」で守備に使う。
・2つ目の役牌をポンした時点で、テンパイできるなら「鳴く」

このように役牌を片方だけあえて鳴かずに守備に使うという技術も有効です。

 

 

■ケーススタディ3:鳴き要素を満たすための手組みをする

 

100

 

東1局の2巡目、役牌の「南」をポンするかどうかがテーマとなります。
そしてポンをした場合、以下の2つのルートが選択可能です。

ルート1:字牌から打ちだして全ての色を捉えるようにアガリ最速で進める
ルート2:五万四筒五筒を全て打ち出して、ホンイツを狙う。

どちらの選択もメリットがあるように見えます。
このような場合に、最初に提示した「3つの鳴き判断要素」を思い出してみると簡単です。

■ルート1(アガリまで最速)を選択した場合
・まだターツが揃っておらず「速度」は決して早いとは言い切れない。
・「打点」は低い
・「守備力」は字牌を打ち出すので低くなる

■ルート2(ホンイツ)を選択した場合
・まだホンイツに十分なターツは揃っておらず、強引に向かうので「速度」は遅くなる
・「打点」は、最低でも3,900で、もう1つ役牌や赤が絡めば満貫になる可能性が十分にある
・「守備力」は、字牌を溜め込むのでしばらくは確保される。

このように要素に当てはめて考えれば、ルート2のホンイツの方が鳴き判断要素をバランス良く満たしていると言えます。
うまく育てば勝負手となりリスクを追う価値があがります。
育たないうちにリーチされたら余っている字牌を打ちながら様子を見れます。
よって、南をポンするのであればホンイツに一直線に行った方が安定しやすい牌姿と言えます。

ルート1はリーチされたら恐らく安牌も足りず、勝負するにも打点が見合わない状況となり、局面が難しくなります。
局面を簡単にする選択を心がけるのがコツです。
ホンイツはだいたいの場合は鳴き判断要素を満たす事になるので、常に意識しましょう。

 

 

■ケーススタディ4:守備力がある役牌バックを意識する

 

100

 

手頃に「速度」と「守備力」を確保できるのが「役牌バック」です。

牌姿の状況では、すでに南入しておりトップ争いとラス争いが開いている点数状況です。
このような局面では、勝っている方は局を消化する価値が高くなるので、積極的にアガリに行きたい状況です。

上家から出た二万をチーして打三索とすれば、いわゆる白バック+リャンメンの1シャンテンになります。
速度も上昇し、字牌を持っているから安全度もほどよく確保されている。
文句無しで鳴き条件を満たしていますので、チーする一手に見えます。

疑問を投げかけてくる謎の人「端っこをチーしたら役牌がバレるのでは?」
ばれてもOKです、その理由は以下です

 

ネット麻雀はぶつかりあう事が多い
→自身のアガリ率を高める選択をするプレイヤーが多い傾向にあるため、攻めの一手として役牌は打たれやすい。

ネット麻雀はラス回避ルールが増えている

「自分が放銃する番でなければ良い」
「自分が役牌を止めることで得をするプレイヤーが複数出てしまう」
「だから先に危険な役牌から捨てる」
ルールの性質上、上記のような考え方が多くなっており、そしてこれは合理的です。
つまり役牌バックは可能性を読まれた上でも、テンパイまでは鳴かれやすいのです。

このように、役牌を止められない事の方が多いので、今回のような愚形解消してアガリ率が高まるようなシーンであれば、鳴いた方が良い一手と考えられます。

 

 

■ケーススタディ5:鳴き判断要素を満たすが、リーチが狙えるので鳴かないケース

 

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役牌の「中」をポンすれば以下の状況です。

・2巡目
・くっつきの1シャンテン(速度がある)
・打点は2,900
・守備力は無い

条件だけみれば、アガリまで「速い」と言えそうで仕掛ける条件を満たしているように見えます。
しかし、巡目も序盤で、愚形も確定しておらず受け入れも広いので、ここはメンゼンリーチを目指して1枚目はスルーする一手に見えます。
このように、鳴けば安い手だがメンゼンリーチが狙えそうな形の場合「速い」を満たしていても例外として鳴かない選択肢も取り入れましょう。

 

 

■ケーススタディ6:鳴き判断要素を満たさないが、点数状況的に鳴きもあるケース

 

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発をポンすれば、愚形が2箇所残る2シャンテンです。

ドラそばの愚形もあるので、決して速度が伴っているとは言えません。
また打点も3,900以上は狙えるものの、満貫には現状届きません。
鳴くと当然守備力も著しく落ちますので、鳴き判断の3要素的には微妙なところです。

ただし、局、点数状況に注目すると以下の状況となっています。

・南2局で最短あと3局しかない
・11,500持ちの4着(ラス目)で、3着目との差が700点しかない。
・対面がもう一度アガったら、ラス率が急上昇する。

ここで自分のアガリが発生した場合は、以下のようなメリットがあります。

・対面のアガリを防いだ可能性がある
3着目に浮上する
残り局数が減る(相手の逆転チャンスが減る)

このように自分のアガリに価値が高い局面では、通常よりもリスクを取った選択が有効となります。
このため鳴き判断の3つの要素にとらわれずに、積極的に役牌のポンをしてアガリに向かって良い局面と言えます。
この牌姿ではラス回避に向けた選択でしたが、トップ争いをしている状況でも同じ事が言えます。
繰り返しですが、ポイントは「自分のアガリの価値が高い」かどうかです。

★★★★★

上記のケーススタディのように、鳴き判断要素(点数状況やリーチ判断含む)に当てはめて考えることで、80~90点ぐらいの判断はキープできると考えられます。
迷ったシーンがあれば牌譜を見返して、今回の鳴き判断要素を思い出してトレーニングしてみましょう。
まず安定した鳴き判断を作る、そして、それができるようになってから100点の判断を目指すようにしましょう。

 

 

■鳴くかどうかの判断基準3つまとめ
① 速度がある
② 打点がある
③ 守備力がある
どれが1つを満たしていれば鳴いても良い。
複数満たしている場合は、さらに鳴き有利になりやすい。

例外として
④ 鳴くと打点が低いが、メンゼンでリーチを目指せる牌姿は、鳴かずにリーチを目指すのが基本
⑤ 局進行、点数状況で「アガリの価値が高い」と考えられる時は、3つの要素を満たさずとも鳴いて良い。

 

■おまけ:鳴きまくるトッププレイヤーたち
今回の講座では、ネット麻雀で安定して勝ちやすい鳴き判断基準をテーマに書きました。
しかし、今回の判断基準を超えるぐらい、鳴きレンジが広く強いプレイヤーもいます。
(Mリーグで言えば、例えば小林剛選手や園田賢選手などが該当すると考えられます)

 

100

 

ただ、それは雀力がトップレベルだからできることです。
手牌が短くなればなるほど放銃リスクが上昇するので、それに見合った判断能力が必要になります。
常に相手の手牌構成を読む、アガリやすいターツ選択をする、テンパイされそうなタイミングで危険牌を先切りする、繊細な押し引きの判断など。
そして、このあたりの選択は、難易度が急上昇してミスが発生しやすくなります。
不確定な要素による判断ミスが少なくなるようシンプルに分かりやすい局面を維持するのも技術の1つです。
とは言え、難易度の高い道を突き進んでみるのも面白いかもしれません。
プレイヤーが自由に選択できて、個性が分かれるところが麻雀の面白いところでもあるからです。

それではまた次回お会いしましょう。
お読み頂きありがとうございました。

第1期鸞和戦ベスト16A卓レポート

【第1期鸞和戦 ベスト16A卓は紺野真太郎・猿川真寿の勝ち上がり】

第1期鸞和戦もいよいよ16名の選手が出揃い2021年10月22日(金)にベスト16A卓が行われた。

対局者は以下の4名。

 

 

【1回戦】

開局親番は紺野。ドラのペン七万でリーチして2,000オールのツモアガリ。

 

 

続く1本場もドラのペン七筒リーチもツモって、2,600オールは2,700オール。仮に二索八筒のシャンポンに受けてもツモっているのがわかる。

この親番4回連続ツモアガリを決めた紺野が1回戦1人浮きトップを取る。

 

【2回戦】

東2局。紺野がカン七筒チー、南ポン。手出しで2枚切れの白、次巡七筒をツモ切り。

 

 

この仕掛けに素晴らしい対応と押し返しを見せたのが久山。ピンフドラドラの1シャンテンだが、真っ直ぐ行けば発三筒2牌勝負となる。八索七索を払ってフリテンテンパイで発を勝負。”六筒”をツモって4,000オールのアガリ。

 

 

2回戦はラス目に沈んでいた紺野だったが、ドラの一索暗刻の3メンチャンリーチで満貫ツモ。

 

 

さらに南1局の親番でツモ七対子ドラ単騎の4,000オール。1回戦同様の軒並みツモるストロングスタイルで久山をまくった紺野が2連勝。2番手に50ポイント差をつけて早くも王手をかける。

 

【3回戦】

一方でかなり厳しくなったのは2ラスを引かされた皆川。3回戦も紺野、猿川に満貫をツモられてしまい背水の陣。
東4局2本場。親番の皆川にようやく先手が入る。六筒ツモなら跳満だったが、安めツモで2,600オールは2,800オール(+1,000)。

 

 

しかしこのきっかけを逃さず連荘し、5,800は7,000(+1,000)、1,300オールは1,800オール、2,600オールは3,200オールとアガった皆川は、1回の親番でトータル2番手まで浮上する力強さを見せる。

 

 

東4局7本場。猿川がリーチ。かなり変則的な河だが、1シャンテンの久山は点棒状況的にも心情的にも、2枚切れの白を止める事は出来なかった。

 

 

久山はオーラスにマンズのチンイツイーペーコー12,300をアガれたが、この半荘で受けたダメージは大きい。皆川トップ、猿川浮き2着で3回戦が終了。久山は35.5ポイント差を追いかける立場となった。

 

 

【4回戦】

3回戦オーラスに七対子ドラ単騎テンパイから久山のメンチンに放銃してしまった紺野だが、4回戦東2局の2,600オールツモで再び安泰に。やはり最終戦は3名で1枠を争う戦いとなった。

最初の山場は東3局。久山が東ポン発ポンでマンズのホンイツテンパイ。

 

 

字牌はどちらも生牌だが、久山の感性は南切りを選択。これが大正解で中は猿川に倍満放銃の牌だった。

 

 

同じ局、メンホンツモり四暗刻の猿川。これがアガれたら決定打だが九筒は2枚切れ。猿川はこの四万を打たなかった。

 

 

結果は久山が手出しで中を切った後に2,000・3,900のツモアガリ。猿川の目から四万が間に合っていた事もはっきりわかってしまう、痛い1局だった。

しかし猿川は冷静だった。あの局四万を押せばアガれたかも知れないが、久山に放銃してはならない局だったのも確かなのだから。

 

 

猿川通過の決定打となった、カン二索のリーチツモ一通4,100オール。
しかし、鳴ける牌が出れば仕掛けるつもりであったとインタビューで語った。

 

 

第1期鸞和戦ベスト16A卓は
紺野真太郎
猿川真寿
2人の勝ち上がり、ベスト8進出を決めた。

 

 
 

 

鸞和戦ベスト16B卓
2021/10/29(金) 17:00

蒼山秀佑
冨田久志
福光聖雄
金子正明

実況 小笠原奈央
解説 内川幸太郎

(文:編集部)

【麻雀最強戦2021 全日本プロ選手権】優勝は原佑典!!

10月23日(土)15時より、麻雀最強戦2021全日本プロ選手権が行われた。

その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、日本プロ麻雀連盟の原佑典が優勝!
麻雀最強戦2021FINALの切符を手にした。

 

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(麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀)

第38期鳳凰戦A1リーグ第11節C卓レポート

【西川が1人浮きトップ 黒沢、H柴田ともに順位をキープ】

 

 

本日の対局者は
2位 黒沢咲
4位 HIRO柴田
11位 西川淳
12位 瀬戸熊直樹

 

 

1回戦東4局2本場。親番の西川に超大物手の4巡目リーチ。これを高めの四万ロンの18,600(+1,000)で決めた西川が1回戦トップ。

 

 

2回戦。H柴田の三索六索九索先制リーチに追いついた黒沢が五万八万で追っかけリーチ。

 

 

黒沢が2,100・4,100(+1,000)ツモアガリ。2回戦トップをとる。

3回戦東2局1本場。瀬戸熊にチャンス手。三色確定でドラ二万西のシャンポン待ち。しかしこの七索

 

 

H柴田のダブ東ドラ、5,800は6,100のロン牌。

3回戦の山場は続く2本場。
最初のテンパイはH柴田。是非一万でアガリたい手だがなかなかこぼれず、終盤にツモ切りリーチ。

 

 

同巡に黒沢もテンパイ。タンピン三色確定の三万六万追っかけリーチ。

 

 

瀬戸熊はメンホン七対子白単騎のヤミテンを入れていたが、ここで3軒目のリーチに踏み切る。

 

 

結果は西川のアガリ。瀬戸熊のロン牌でもある白ツモ。800・1,600は1,000・1,800(+3,000)で3人の勝負手をまとめてかわす。

 

 

3回戦のトップはH柴田。南2局にリーチツモ七対子の白単騎、3,200オールが決定打となった。

 

 

苦戦が続く瀬戸熊、南3局には南を切ればカン六筒テンパイから、五筒七筒外しのテンパイ取らずとして、シャンポンリーチで高めのダブ南で2,000・3,900のツモアガリ。

 

 

オーラスはカン七万リーチをツモって3,900オールで原点まであと100点に迫るが、1本場は脇移動。

4回戦は南3局にツモ三暗刻ドラの2,000・4,000をアガった西川が本日2回目のトップ。

 

 

 

 
西川は嬉しい卓内1人浮き、瀬戸熊と約80の差をつけての残留ポジションをキープとなった。
黒沢はH柴田との差を保って2位キープ。苦しい山場をまた1つ超える事に成功した。

 

 

次回A1リーグ第12節A卓
2021/10/27(水) 17:00

吉田直
沢崎誠
杉浦勘介
古川孝次

実況 古橋崇志
解説 山田浩之

(文:編集部)

第2期若獅子戦ベスト8B卓レポート

第2期若獅子戦決勝メンバーが確定!

10月15日、第2期若獅子戦ベスト8が放送された。対局者は以下の4名。

 

吉井優 37期後期

「プロ入って1年目でのタイトル獲得のチャンスは最初で最後だと思っているので、ここに懸ける思いを形にしていきたいです。」

 

福田雄大 32期後期

「一番プロ歴が長く、リーグも上なので勝たないといけないなって思ってます。自分が一番公式ルールを観ていると思うので、公式ルールを分かってるつもりで頑張りたいです。」

 

野村駿 36期後期

「手作りや仕掛け、いろんなことをすると思いますので見てほしいです。プロになって1年で初めてベスト8まで来たので、優勝するしかないと思っています。」

 

西名優 37期前期、推薦枠での勝ち上がり。

「若いうちしか出られない大会なので今のうちにしっかり結果を残せたらなと思います。こんなチャンス二度と巡ってくるかわからないので、ものにできるように集中して頑張りたいと思います。」

各選手の熱い気持ちがぶつかり合ったのは1回戦東1局1本場。

 

 

親リーチを受けた西名はタンヤオ三色の勝負手をテンパイしていたが、ここに引いたのは四万。親の河は多くの牌が現物になっている反面、マンズに関しては一万七万も通っておらず、七万に至っては自分で3枚使っている。非常に切りづらいところではあるがここは勝負!

直後に打ち出された三筒を見事とらえ、5,200のアガリ。

 

 

この半荘、西名はオーラス親番に七対子のリーチでリードを拡げにいくも、ここは野村が5,200のアガリで逆転。
大きな初戦トップをもぎ取った。一方で勝負手からの放銃となった吉井は2・3回戦と浮きに回ることができず、最終戦は福田が西名・野村を追う展開に。

 

 

最終4回戦、戦況が動いたのは東1局。福田の役役トイトイに後のない吉井が飛び込み、トータルポイントは超接戦となった。

 

 

 

東2局には福田がタンピン高目ドラのリーチも、野村が満貫のツモ。

 

 

東4局、吉井が11,600のテンパイを果たすが、またしてもアガリは野村。希望を打ち砕くような2,000・4,000で通過濃厚なポジションを手にした。

追い込まれたのは西名。福田との一対一の構図となり非常に焦る展開ではあるが、南2局2本場にダブ南ドラの6,400をテンパイ。

 

 

待望の勝負手だ。これさえアガれば…という状況ではあったが、ここに追いついたのは親の福田。タンヤオ七対子の八万単騎リーチ!両者ともに決定打クラスのテンパイであったが、手に汗握る展開は一瞬で決着。

 

 

西名が八万を掴み、9,600の放銃で勝負あり。
B卓からは福田・野村が決勝進出の切符を手にした。

 

「とにかく決勝戦に乗りたかったので嬉しいです。決勝戦も今日ぐらい戦って勝てたらいいなと思います。」

 

「あとは勝ち切るだけなので引き続き応援の程よろしくお願いします。」

以上の結果から、第2期若獅子戦決勝進出者は

松本峻VS上田稜VS野村駿VS福田雄大

以上の4名に決定。

決勝戦は11月25日(木)14時~放送いたします。
熱い戦いを是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第19期プロクイーン決定戦2日目レポート

2021年10月17日(日)第19期プロクイーン決定戦の2日目が行われた。

ルールは一発裏ドラのある、3万点持ち3万点返し、5-15のWRCルール。

5回戦
東城が東場で4万点を越えるポイントを持つが、瑠美が南3局から4局連続のアガリを決め大きなトップに

 

 

 

 

6回戦
瑠美が高打点のアガリを決め、2連勝。初日から厳しい展開の山脇がようやくプラスポイントとした。初日好調のりんのは、大きなラスを引き瑠美にトータルポイントを逆転される。

 

 

7回戦
東城がアガリ回数でポイントを重ね、りんのとトータルの差を詰めるトップに。

 

 

 

 

8回戦
東城が本日2回目のトップを取り、トータルトップの瑠美に迫る。
りんのは途中4万まで持っていたが厳しい3着目に。

 

 

2日目の結果はこちら。

 

 

瑠美は、らしさがでた独特な手順手組が上手くはまり大きいプラスに。
りんのは、初日の勢いのままと行きたかったところだったが、他者の追い上げに苦しむ1日となった。
岡田は最後のチョンボが痛かったが、まだまだ優勝が狙える位置にいるポイントで耐えた。
東城は随所でアガリを決め、プラスを重ね、トータルポイントもプラスとし、優勝を目指せる位置に。
山脇は2日目もあたり牌をつかむ厳しい1日となった。途中敗退がある最終日はかなり大きいトップを3回とらないといけなくなってしまったが、最後まで諦めず面白い展開にしてくれるはずだろう。

残すは最終日のみ。
果たして今期のプロクイーンは誰の手に!?

次回最終日は、10月24日14時から生放送。
第19期プロクイーン決定戦最終日をお楽しみに。

(文:鈴木誠)

第16期女流桜花Aリーグ第7節C卓レポート

4つある最終節の第二弾となった第7節C卓。

出場した選手は

 

 

魚谷侑未(2位)・吾妻さおり(5位)・二階堂瑠美(7位)・山脇千文美(11位)の4名。

16.3P浮けば残留確定で20.4P沈むと危険な状況な山脇。

 

 

前節大敗した直後のインタビューでは、

「ポイント的には決定戦は厳しくなってしまったのですけど、まだまだAリーグで戦いたいので、残留目指して頑張りますので第7節も応援宜しくお願いします。」

そう答えていました。

その悲痛な表情を見て、応援している人は山脇の残留を強く望んだことと思います。
当然、最終節では安定を求めて慎重な打ち回しになることが予想されましたが、当日会場に入ると、

「70ポイントぐらい勝ったらプレーオフもあるんだと気づいて、1回戦目はプレーオフを目指してやってみようと…」

1ヶ月ちょっとで細胞の全てを生まれ変わらせてきた山脇。
残留を願うファンの期待を良い意味で裏切る陽気さで試合に入ると

 

 

1回戦の東1局からダブ東發ドラ1の4,000オール。
これで本格的にプレーオフを目指すスイッチが入り、あれよあれよと3連勝。

 

 

4回戦も途中6万点を超え、トータルで吾妻をかわして瑠美にも並びかけます。

 

 

瑠美はゴール間際で山脇を振り払い、プレーオフ確定の6位でフィニッシュ。
4連勝した山脇は99.9%プレーオフに残れる7位まで浮上しました。

 

 

一方、安泰かと思われていた吾妻でしたが、4回戦に交通事故のような18,000を魚谷に放銃すると9位まで後退。

隙を見せない魚谷はマイナスを最小限に抑え、

 

「(決定戦進出に)95%は大丈夫でしょう」と、自信をのぞかせた。

 

 

<第7節C卓最終結果>

山脇+83.6P 瑠美▲4.7P 魚谷▲18.2P 吾妻▲53.3P

(文:越野智紀)

第225回:プロ雀士インタビュー 魚谷侑未  インタビュアー:齋藤豪

魚谷侑未プロ、モンド王座4度目の戴冠――。

編集部より報告を受け、件のタイトル獲得のインタビュー依頼があった真夏の昼下がり。
しかも「今までにインタビューされてないような内容を聞いてきてください」と、なかなかの難題を要求してくる。
それもそのはず「魚谷侑未 インタビュー」で検索すれば、連盟公式サイトをはじめ、あらゆる媒体でとんでもない数の記事が出てくるのだ。

魚谷侑未インタビュー多すぎ問題。
ここから新しい話題を作るのは難しい、もはやインタビュアー泣かせである。
ただ、それは魚谷侑未が競技麻雀プロの中で卓越した存在であることの証明でもあるだろう。

魚谷プロと仲の良い、藤井すみれプロ(魚谷プロインタビュー出現頻度:高)に協力していただき、焼き肉屋で決勝戦のお話や近況を伺うことにした。

 

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ーーあらためてゆーみん、モンド王座優勝おめでとう!

魚谷「ありがとう!」

ーー早速だけど、対局全体を通して印象に残った局などあれば教えてください。

魚谷「カン五筒の即リーチを打たなかった局面があったんだけど」

ーーどれどれ…

 

★カン五筒の即リーチを打たなかった親番について

 

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この局の選択が生きたと語る魚谷。
状況は、1回戦は沢崎プロのトップで終えた2回戦目の親番。(全4回戦)
ドラは三万、タンヤオドラ1のカン五筒でテンパイしたところだ。

ーー親番で先制なら、待ちは悪いけれどリーチを打ってもおかしくない局面だね。

魚谷「昔はこういうの即リーチをしていたんだけど……まず場況としてカン五筒の良さが分からなかった。ピンズのイーペーコーを含むリャンメン変化や、雀頭の二索五索の筋に掛かっている状況を利用したシャンポン変化まで待つと決めた。二索を生かしたいと考えたんだよね」

ーーひょっこり五筒が出て3,900とか、ツモ2,000オールとかだと悲しい気持ちになっちゃう。

魚谷「うん分かる。セオリーや、期待値的には即リーチが得だとは感じている。でもプロは、1万回の対局で結果を出すために戦うのではなく、今回の対局で言えば、4半荘の限られた戦いで結果(優勝)を出す必要がある。自分の中でもっと深く読みの部分を突き進めていかないと普通の域から出れない。だから考えることを放棄しない。今までは期待値やセオリーによった戦い方に寄っていたと感じるけれど、Mリーグ2年目ぐらいから意識が変わってきていて…」

たしかに、もし麻雀AIが判定するならカン五筒で即リーチの判定で間違いないだろう。
しかし、それはあくまでも無限に半荘を試行できた場合のセオリーだ。
例えば、1万半荘打てるとして、この手をアガリ逃ししても、また次のチャンスに頑張ればいいかで済む。
しかし、タイトル戦は違う。少ない対局数で絶対に優勝しなければいけない戦いなのだ。
二度と次のチャンスは来ないかもしれない、競技麻雀人生が掛かっている。
となれば、この勝負手はアガリ逃しが許されるものではない。
その重みを知っている魚谷だからこその進化と選択と言える。

 

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次巡六筒を引き入れて狙い通りのシャンポンリーチ。
これを一発でツモりあげ、裏ドラをめくると暗刻が乗り、8,000オールの大きなアガリとなった。

 

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さらに次局は、1フーロのチンイツをツモりアガリ6,100オール。
魚谷が勝負所で時折見せる、力強くツモりあげるモーションがここでは見られた。
この半荘は特大トップを決め、大量得点のアドバンテージを生かして見事に4回目のモンド王座を戴冠した。

風が吹きつづける魚谷侑未。
不調な時とかはどうしているのだろうか? ふと思って聞いてみた。

 

★対局時のコンディション(体調)が悪い時について

ーー対局時のコンディションが悪い時ってある? そういう時ってどうしている?

魚谷「コンディションは整えるよう努力しているが、対局がたくさん続きすぎると、疲れでコンディションが悪くなるときはある。そういう時は卓上の情報がスムーズに入ってこない日がある。視界には入っているけれど処理ができないようなイメージ。いつもできる選択が出来なくなったりする」

ーーその時の対応方法は?

魚谷「もうこれはしょうがないので、コンディションは悪いまま打つしか無い。自分の状態は認めるしか無い。そのうえで、なるべく感覚に頼らずに見えている情報を中心にデジタルで処理するようにしてる。耐えるイメージで、負けにくい選択をするようにしているんだよね」

魚谷だって人間だもの、体調が悪い日だってやはりあるのだ。
そんな苦境でも最善をとれるように対処法を身につけているのは、本当プロだなあと感じたし、私も参考になった。

 

★決勝に行くための心構え

ーー多くのプロが決勝すら経験ができない世界だと思う。これから活躍する次世代のプロ達へ送るメッセージとして「決勝に行くための心構え」を聞かせて欲しいです。

魚谷「まずチャレンジ数を増やすこと。諦めないでたくさん出場することが大事。勝率が0.1%の大会でも出場しなければ可能性は無い。だから出れる大会は日程もあらかじめ確認しておいて、仕事とかぶってしまって出れなくなっちゃう、みたいなもったいない状況にはしないようにする。そういう所からの準備がとても大事。後は、そういったチャレンジは出るだけじゃなくて、必ず全て経験にすると思って挑むようにする」

魚谷プロの動向を思い返せば、最近でも、最強戦に出場するために東北へ遠征している事があった。

 

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もう十分すぎるほど活躍している彼女であっても、少ない可能性のチャンスを得られるよう貪欲に行動している。
まさに勝ちたい気持ちを体現していると言えるし、こういった執念がタイトル獲得を呼び寄せる要因になっているのは間違いない。
もちろん、資金事情や生活事情があるから、全てのプロが同じようにできるわけではない。
ただ、もし行動できそうだけど躊躇っている人がいるのであれば、一考する価値は大いにあるだろう。

魚谷「もちろん、いつ決勝に残っても良いように、事前に決勝戦そのものの準備をしておく事も大事だよね。決勝戦の経験なんて最初は無いのが当たり前だけど、準備してなかったから出来なかった、というのは実力不足と同じだから、対局の映像を見たり想定した練習をしたり、来たるべきチャンスに向けて準備を怠らないように」

これは話を聞いていて、何も決勝戦だけの話ではないなと感じた。
いつどんなチャンスが来るか分からないし、1つのチャンスを逃したら二度とチャンスは来ないかもしれない世界なのだから、あらゆる想定をして事前に準備しておくことは大事だ。

 

★ファンに向けて

ーーそれでは、最後にファンの方へ向けてメッセージをお願いします。

魚谷「結果を出すことが一番喜んで頂けると思うので、良い報告ができたのがとても嬉しいです。これからも結果で示せるプロでありたいと思っています。頑張りますので、応援よろしくおねがいします」

結果を出し続けている魚谷だからこそ、結果が出せなくなる事へのプレッシャーはきっと測り知れないものだろう。
だからこそ思考を止めずに日々進化を繰り返している。これからの魚谷侑未プロのさらなる成長と活躍に注目しよう。

 

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”雀サクッ杯”第45期関西リーグ(プロアマリーグ) 夏 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 1 節 2 節 3 節 4 節 合計
1 五月女 義彦 一般 138.0 53.6 42.8 12.6 247.0
2 内田 雄司 一般 71.2 60.7 3.7 17.4 153.0
3 高谷 圭一 プロ 66.7 35.5 67.2 ▲ 52.9 116.5
4 林 俊輔 一般 ▲ 4.7 58.2 14.7 45.2 113.4
5 田平 康雄 一般 75.8 ▲ 16.7 26.8 22.9 108.8
6 豊井 智和 一般 25.9 ▲ 8.5 42.9 29.7 90.0
7 原田 安博 一般 78.7 ▲ 3.9 ▲ 9.6 23.3 88.5
8 山地 義昌 一般 30.3 32.0 ▲ 42.6 43.1 62.8
9 稲岡 ミカ プロ 15.6 52.9 ▲ 25.1 15.4 58.8
10 岩本 貴 一般 49.8 ▲ 16.7 ▲ 9.7 34.9 58.3
11 横山 毅 プロ ▲ 14.7 20.5 45.4 ▲ 17.5 33.7
12 貫上 洋志 プロ 11.0 ▲ 36.3 0.0 58.2 32.9
13 春木 駿 一般 22.9 ▲ 34.1 ▲ 13.0 54.0 29.8
14 山中 翼 プロ ▲ 41.7 61.4 5.1 ▲ 12.0 12.8
15 井上 礼子 一般 0.0 4.2 ▲ 9.8 10.6 5.0
16 上村 宜久 プロ ▲ 21.2 10.0 0.0 15.6 4.4
17 北野 剛史 一般 12.0 ▲ 20.0 12.3 ▲ 0.9 3.4
18 小西 隆之 一般 3.5 ▲ 20.3 23.1 ▲ 3.3 3.0
19 南田 明宏 プロ ▲ 22.2 0.0 ▲ 11.2 27.3 ▲ 6.1
20 秋山 淑子 プロ ▲ 36.5 94.7 ▲ 31.9 ▲ 34.1 ▲ 7.8
21 三井 武郎 一般 ▲ 43.8 42.1 41.3 ▲ 57.1 ▲ 17.5
22 堀中 康行 一般 ▲ 5.8 0.0 14.2 ▲ 35.5 ▲ 27.1
23 井上 雅照 一般 ▲ 14.0 4.2 14.7 ▲ 34.8 ▲ 29.9
24 山下加代子 一般 ▲ 1.8 3.9 0.0 ▲ 33.9 ▲ 31.8
25 水島 勉 一般 ▲ 8.9 4.6 ▲ 32.3 0.0 ▲ 36.6
26 堀 昭義 一般 ▲ 44.2 ▲ 39.2 0.0 20.6 ▲ 62.8
27 宮西 康行 一般 5.0 ▲ 42.8 0.0 ▲ 26.9 ▲ 64.7
28 濱中 真志 プロ 0.0 ▲ 31.1 ▲ 6.9 ▲ 36.1 ▲ 74.1
29 猪鼻 拓哉 プロ ▲ 26.6 ▲ 63.6 0.0 2.8 ▲ 87.4
30 谷口 弘昌 一般 9.1 ▲ 14.1 ▲ 73.6 ▲ 23.6 ▲ 102.2
31 若井 翼 プロ ▲ 46.9 0.0 ▲ 53.4 ▲ 20.7 ▲ 121.0
32 川上 直也 プロ ▲ 74.9 ▲ 52.5 ▲ 51.2 40.8 ▲ 137.8
33 田口 春美 一般 ▲ 73.5 0.0 ▲ 33.7 ▲ 39.1 ▲ 146.3
34 鵜瀬 青空 一般 ▲ 80.4 ▲ 33.2 0.0 ▲ 35.9 ▲ 149.5
35 鈴木 勝之 一般 ▲ 23.0 ▲ 74.9 7.4 ▲ 76.1 ▲ 166.6

第33期中部プロリーグ 第5節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 大橋幸正 38.3 ▲ 9.3 28.9 76.1 60.0 194.0
2 杉村泰治 10.3 15.2 50.6 65.1 ▲ 30.0 111.2
3 寺戸孝志 11.4 49.0 68.9 ▲ 67.5 11.7 73.5
4 堤文吾 39.8 ▲ 28.2 85.0 9.5 ▲ 35.5 70.6
5 小野雅峻 28.0 44.3 ▲ 37.1 ▲ 10.6 8.5 33.1
6 杉浦勘介 28.1 53.9 ▲ 48.9 ▲ 46.2 33.8 20.7
7 伊藤鉄也 ▲ 31.8 ▲ 5.6 ▲ 1.9 ▲ 8.3 59.6 12.0
8 山本拓哉 ▲ 67.9 27.7 ▲ 1.6 5.0 15.8 ▲ 21.0
9 越川清一 42.3 ▲ 34.4 3.3 15.4 ▲ 58.3 ▲ 31.7
10 村瀬寛光 ▲ 50.2 ▲ 11.9 19.5 6.9 ▲ 36.3 ▲ 72.0
11 斎藤寛生 51.8 ▲ 16.2 ▲ 77.8 ▲ 0.4 ▲ 51.8 ▲ 94.4
12 三戸亮祐 ▲ 5.5 ▲ 8.6 ▲ 55.0 ▲ 29.5 3.9 ▲ 94.7
13 掛水洋徳 ▲ 56.0 ▲ 39.2 ▲ 19.4 ▲ 15.5 7.9 ▲ 122.2
14 清水哲也 ▲ 38.6 ▲ 38.7 ▲ 16.5 ▲ 100.0 9.7 ▲ 184.1

Bリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 加藤泰史 80.9 23.2 15.3 ▲ 11.1 62.1 170.4
2 太田充 ▲ 45.0 ▲ 39.5 103.0 56.5 68.0 143.0
3 河合慎悟 ▲ 30.9 54.8 ▲ 35.3 50.8 2.3 41.7
4 都築友和 8.5 9.1 45.6 ▲ 12.3 ▲ 10.2 40.7
5 安藤大貴 ▲ 13.2 19.9 ▲ 25.9 54.9 ▲ 33.4 2.3
6 田村良介 35.1 36.8 ▲ 23.7 ▲ 24.1 ▲ 50.5 ▲ 26.4
7 金平裕樹 ▲ 33.7 10.3 8.1 ▲ 76.8 63.2 ▲ 28.9
8 杉浦貴紀 30.5 ▲ 26.1 ▲ 11.3 ▲ 21.7 ▲ 16.1 ▲ 44.7
9 大高坂松城 ▲ 47.1 5.0 ▲ 19.7 12.8 1.2 ▲ 47.8
10 高橋侑希 ▲ 1.0 ▲ 41.9 6.7 ▲ 8.7 ▲ 32.2 ▲ 77.1
11 長谷川弘 15.9 ▲ 53.6 ▲ 92.8 ▲ 23.3 ▲ 74.4 ▲ 228.2

Cリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 後藤咲 50.5 72.1 39.2 38.2 47.4 247.4
2 中谷彰吾 ▲ 36.5 108.8 49.1 ▲ 35.7 59.9 145.6
3 鈴木淳 ▲ 4.4 13.6 18.2 ▲ 9.0 55.8 74.2
4 池沢麻奈美 ▲ 41.3 ▲ 27.4 31.9 29.4 29.9 22.5
5 田中寛治 ▲ 7.4 ▲ 12.5 21.2 ▲ 16.9 ▲ 29.8 ▲ 45.4
6 岡田智和 49.9 ▲ 32.7 ▲ 67.9 12.2 ▲ 25.4 ▲ 63.9
7 奥野真語 ▲ 16.8 ▲ 25.6 ▲ 34.7 28.2 ▲ 23.5 ▲ 72.4
8 伊藤佑樹 10.4 0.0 ▲ 59.7 15.6 ▲ 53.6 ▲ 87.3
9 青山大 3.2 8.4 ▲ 34.3 ▲ 53.4 ▲ 24.0 ▲ 100.1
10 平野祥太 ▲ 14.2 ▲ 105.7 37.0 ▲ 28.6 ▲ 36.7 ▲ 148.2

Dリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 奥潤次 44.5 78.3 52.4 77.1 ▲ 36.5 215.8
2 山田まさとし 81.2 100.1 10.2 ▲ 29.8 15.8 177.5
3 浅野文雅 21.9 ▲ 5.0 43.9 35.0 46.0 141.8
4 犬飼直紀 21.7 ▲ 18.2 27.4 61.6 19.4 111.9
5 日髙志穂 ▲ 30.2 21.8 1.6 32.3 ▲ 2.1 23.4
6 若松正和 ▲ 27.3 0.6 62.7 34.8 ▲ 50.2 20.6
7 中島寛基 50.2 ▲ 59.6 6.0 ▲ 11.5 22.6 7.7
8 明石雄亮 44.2 27.7 ▲ 26.1 ▲ 25.0 ▲ 20.3 0.5
9 木場佑二 6.3 17.3 ▲ 13.5 4.6 ▲ 49.0 ▲ 34.3
10 長谷部純 ▲ 38.6 ▲ 29.4 8.8 11.6 0.0 ▲ 47.6
11 安良岡真功 ▲ 54.6 38.6 ▲ 70.2 49.0 ▲ 12.4 ▲ 49.6
12 中村裕之 ▲ 26.7 ▲ 7.5 ▲ 1.7 ▲ 43.1 14.9 ▲ 64.1
13 加藤ゆみ ▲ 23.5 ▲ 63.2 22.0 5.5 ▲ 10.4 ▲ 69.6
14 家田みゆき 12.0 ▲ 2.7 ▲ 12.9 ▲ 72.4 5.1 ▲ 70.9
15 桑原宏貴 ▲ 11.0 ▲ 15.6 ▲ 55.1 ▲ 47.0 24.5 ▲ 104.2
16 山内弘

▲ 5.9 ▲ 37.1 ▲ 71.4 ▲ 33.6 ▲ 5.5 ▲ 153.5
17 近藤美香 ▲ 85.2 ▲ 69.1 ▲ 26.1 ▲ 52.1 38.1 ▲ 194.4

第16期女流桜花Aリーグ第7節B卓レポート

4つある最終節の第二弾となった第7節B卓。
出場した選手は

 

 

内田美乃里(5位)・中山奈々美(6位)・和久津晶(8位)・伊達朱里紗(9位)の4名。

 

 

仲田・魚谷が大きくリードしているため現実的には残り1つの席を9位までの7人で争う状況で、まずは8位以内に入ってプレーオフに進出することが目標になります。

そんな中で今日も場を支配していくスタイルの和久津は

 

 

1回戦南1局の親番で三万をポンして形テンを取ると

 

 

三万加カンに八索暗カン、三索単騎になってのツモアガリ。
この3,900オールで口火を切ると1回戦は1人浮きのトップ。

 

 

2回戦では4つ仕掛けて

 

 

八索単騎で白ホンイツトイトイ。
和久津ワールド全開でスコアを伸ばしていき、トータル4位に浮上しました。

 

 

ポイントを減らしていた内田は4回戦で踏み止まり6位。
プレーオフ進出ボーダーラインとなる8位争いは伊達と中山の間で最後までもつれ

 

 

南3局に伊達が高めをツモって満貫のアガリで中山を逆転すると

 

 

オーラスは思い切った仕掛けをアガリに繋げて8位に滑り込むことに成功。
伊達はAリーグ1年目にしてプレーオフが見える位置で別卓の結果待ち。
一方競り負けた中山は暫定9位でフィニッシュし、4年連続残留が濃厚と悔しい結果となりました。

 

 

<第7節B卓最終結果>
伊達+40.3P 和久津+29.4P 内田▲16.4P 中山▲53.3P

(文:越野智紀)

第38期鳳凰戦A1リーグ第11節B卓レポート

【古川が+50Pでトータル200P超え 前田は3位キープ】

 

 

本日の対局者は

2位 古川孝次
3位 前田直哉
6位 近藤久春
12位 吉田直

 

 

1回戦は近藤がタンヤオハイテイドラ5,800、タンヤオドラドラ1,000・2,000。中打点を2回決めてトップ。

 

 

2回戦東3局。吉田が2巡目にテンパイ取らずの中トイツ落とし。

 

 

その隙に近藤からドラの九索が切られ、次巡ツモ切りリーチ。待ちは一索四索

 

 

二万五万の延べ単騎でテンパイするも、さらなる手牌の伸びを見てヤミテンとしていた吉田はドラを引いたタイミングで六索九索五索の追っかけリーチ。ドラをツモれた時の打点と、近藤がソウズの上を持っていなそうとの判断だろう。

 

 

結果は近藤が五索を掴み2,600(+1,000)。安めながらも感触の良いアガリで親番を迎えると

 

 

またもテンパイ取らずからイメージ通りの手に組みかえ、今度は高めの五索を前田から打ち取って11,600。

2回戦オーラス。吉田は5,800を近藤からアガリ、続く1本場も攻めの姿勢。西を暗カンして二索切りリーチ。

 

 

しかしこの二索は、九索ポンテンの近藤のロン牌。チンイツドラドラ12,300の放銃で近藤が逆転トップで2回戦が終了。

3回戦は古川がメンゼンのアガリを3回決める。
①リーチタンヤオツモ三暗刻2,000・4,000
②ツモ三色2,000オール
③ピンフツモドラドラ1,500・2,800
古川1人浮きトップで3回戦が終了。

 

 

4回戦東3局
吉田ツモり四暗刻八筒四万シャンポン待ちと、親番古川のカン八筒待ちのリーチ対決。
古川がツモアガリを決めて1,300オール(+1,000)。

 

 

オーラスは吉田が三万をツモアガリせず一索四索七索フリテンリーチ。一索ツモなら6,000オールだが

 

 

前田がカン七筒直撃、2,600(+1,000)で逆転トップ。

 

 

古川+50.0Pの1人浮きでついにトータル首位に躍り出た。

 

 

次回A1第11節C卓は
2021/10/20(水)17:00

西川淳
HIRO柴田
瀬戸熊直樹
黒沢咲

解説 藤崎智

(文:編集部)

第38期鳳凰戦A2リーグ第7節B卓レポート

藤島、渾身の大トップで昇級圏浮上!A2リーグ第7節B卓レポート

10月12日、A2リーグ第7節B卓が放送された。対局者は藤島健二郎、和久津晶、麓征生、高橋良介。

 

 

 

藤島・高橋はプラスを伸ばして昇級ラインに到達したい。和久津は残留争いに巻き込まれないことも大事だが、調子がよければ上も見たいところ。麓は嫌でも残留ラインが気になり、マイナスしたくない状況だ。
そんな中、この日の主役となったのは藤島。
1回戦、大きなアガリはないものの要所でアガリきりトップを奪取。

 

 

続く2回戦では東場の親番でドラ単騎の七対子を冷静にヤミテンで打ち取り、9,600。

 

 

南場に入り、3人テンパイを制しハイテイで3,000・6,000をアガると

 

 

親番ではメンタンピンドラの11,600、

 

 

さらに三色ドラの7,700と連続の高打点で69,900の特大トップ。
3回戦東1局にも3,900オールをアガリ、+100Pに届こうかという勢いであったが…待ったをかけたのは和久津。

 

 

タンヤオピンフはリーチしてツモれば5,200となかなかの打点だ。しかしこの手は満貫変化が3種類あり、待ちの良さも最上級とは言えないところ。こうした状況ではリスクを負わずヤミテンに。

 

 

親番でしっかり高打点を決め、3回戦のトップをもぎ取った。
1日を終えての成績は画像の通り。

 

 
 

 

藤島が4回戦に4着でポイントを減らすも+55.0Pの大きな加点で昇級圏へ浮上。
和久津も+24.0Pで当面の目標を昇級に設定することに成功した。

 

 

「次節は上位の一井さんとやることになるので大きな山場かなと。ただ、まだ4節あるので意識しすぎずしっかり打ち切りたいと思います。」

 

 

「次は対応型(白鳥、内川、石渡)だらけの卓ということで、無邪気にいこうかなと。上目指して頑張ろうと思います。」

次回A2リーグの放送は10/19(火)17時~。
対局者は内川幸太郎、一井慎也、魚谷侑未、仁平宣明。
解説は柴田吉和が務めます。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第16期女流桜花Aリーグ第7節A卓レポート

4つある最終節の第一弾となった第7節A卓。

出場した選手は

 

 

杉浦まゆ(12位)・美波智子(13位)・和泉由希子(15位)・武石絵里(16位)の4名。
13位が入れ替え戦で14位以下の3名が降級になることから、卓内1位で終えて別卓の結果待ちを目指すことが大事になる戦い。

 

 

序盤は緊張の見えた杉浦でしたが、2回戦で美波に12,000を放銃してからは吹っ切れたようにギアチェンジ。

 

 

美波と僅差で迎えた最終戦では

 

 

南1局の美波の親と

 

 

南2局の武石の親をそれぞれ満貫級のツモアガリで流し、自力で残留に大きく近づきます。
続く和泉の親の時には、攻め続けたことが裏目に出て美波に逆転を許してしまいましたが、

 

 

残留に向けての最後の選択。

 

 

これが上手くいって、リーチツモタンヤオピンフ三色の6,000オールの決定打。
このアガリで全員を薙ぎ倒し、

 

 

杉浦は99%残留の10位まで浮上して最終節を終了しました。
開始前と同じ13位で終えた美波は、ポイントが30以上浮いたことが大きく、良い結果になる確率を少し上げて別卓の結果待ち。
女流桜花決定戦進出経験もありAリーグ常連の武石・和泉は、来期お互いがAリーグ昇級候補一番手のライバルとしてBリーグで戦うことになりそうです。

<第7節A卓最終結果>
杉浦+43.4P 美波+34.6P 武石+30.4P 和泉▲108.4P

(文:越野智紀)

第2期若獅子戦ベスト8A卓レポート

【第2期若獅子戦ベスト8A卓 決勝進出は松本峻・上田稜】

既報の通り、若獅子戦ベスト8A卓は松本峻・上田稜の勝ち上がりになったが、最終戦の南場になっても誰一人とも勝ち上がり、敗退がわからない大接戦、大熱戦であった。
その対局を振り返っていきたい。
なおベスト8のB卓は10/15(金)17時から、決勝は11/25(木)14時から対局が行われる。

まずは出場選手を紹介しよう。

 

佐々木俊哉
37期 東北本部所属

予選1位通過。ベスト16も圧倒しての勝ち上がり。
宮城でしか知られていなかったキャッチフレーズ『登米の怪人』が、東京でも知れ渡ることになった。
全国区にするためにも、決勝進出は外せない。
「緊張で足が震えています。応援してくれる人のためにも、自分のためにも絶対に勝って、決勝を目指します。」

 

上田稜
32期 東京本部所属

藤井とは九州での同期。
藤井には先を越されてしまって悔しく、意識しているとのこと。
SNSでは決勝に残らなかったら坊主にすると宣言する男気。
「ここで勝って坊主にならないよう頑張りたいと思います。」

 

松本峻
37期前期 東京本部所属

1年目の選手。
先日行われた新人王戦は、惜しくもベスト8での敗退。
今度こそ勝って決勝にいきたいだろう。
放送対局は緊張しますか?との問いに、卓に座ってしまえば集中できると力強い回答。
メンゼン主体の守備的な麻雀とのこと。
「平常心で(臨み)、応援してくれている人の期待に応えればと思います。」

 

藤井崇勝
32期 九州本部所属

第30期新人王、B2リーグ所属
(この中でも実績十分かと思いますがという問いに)
「負けられないなと自分の中では重くのしかかっています。上位リーグ者としての麻雀を見せたい。安定感のある麻雀を見せたい。点棒をもったら離しません。今日のベスト8をちゃんと勝ち上がって決勝も勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします。」
藤井が一番緊張を感じたね、と解説の山田。

上田にとって大きかったのは1回戦南4局

 

 
 

 

どこにメンツを求めるか非常に難しい選択だったが、見事に正解。
リーチ、ツモ、タンヤオ、ピンフ、三色同順の跳満で浮きの2着にまで浮上。

藤井は3回戦、親番が落ちたところから、起死回生の跳満。

 

 

それまで安定感抜群だった実況の蒼井ゆりかが、噛み噛みになるほどのアガリ。
これも道中にどこにメンツを求めるか難しい手だった。
この半荘はラスのままだったが、現実的な差で最終戦を迎える。

 

 

一進一退だった最終戦、東1局の藤井の連荘から始まった。
東1局0本場、リーチして1人テンパイ
東1局1本場、松本との2人テンパイ
東1局2本場、上田のリーチ後にツモアガリ、1,300+200オール
東1局3本場、上田のリーチを受けるも粘って形式テンパイ
東1局4本場、白のみ、500+400オール
5本場はノーテンで親を落とすが、4万点を超え、通過ラインに。

南1局、松本に待望のアガリ。

 

 

ドラが2枚、ヤミテンでも5,200点の手で、裏ドラのない公式ルールのセオリーではヤミテンだが、松本にとってはこの半荘の浮き沈みが大きく、2,800点の上乗せの価値が高い。
ポイント的に3者に押し返されづらいのも加味されてのリーチ判断だろう。
推薦枠で選ばれるだけある。

南2局、親は佐々木

 

 

 

 

佐々木の応援団が今日一番力のこもった局。
祈る気持ちが伝わったかのような4,000オール。
(リーチ、ツモ、ピンフ、ドラ2)

 

 

 

 

次局南2局1本場は、松本が1,300・2,600(+300)をツモって、この時点では1年目の松本と佐々木が通過ラインだった。

この半荘1人沈みのラスまで減らしていた上田、あとのない親番、だが、そう簡単には俵を割らない。
南3局0本場、松本と2人テンパイ
南3局1本場、藤井と2人テンパイ
南3局2本場、中、ドラの2,900+600を佐々木から
南3局3本場、發のみ1,500+900を佐々木から
南3局4本場、イーペーコーのみ2,000+1,200を佐々木から

 

 
 

 

細かいアガリでつなぎ、原点を回復。
藤井がある程度の打点が必要だった、松本も放銃は避けたい状況といった展開も幸いし、紙一重で連荘できたのが通過につながった。
佐々木はこの親さえ落とせれば勝ちが見えていただけに、もどかしい連荘だっただろう。

終局後のインタビュー、藤井も佐々木も口数が少なく、悔しさがとても伝わってきた。
大差で負けるとある程度心の整理もできているものだが、掴みかけていただけに、すぐには言葉にならず振り絞って答えている様子であった。

 

 

(文:福光聖雄)