第40期 A1リーグ 第5節C卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第5節C卓 西川淳が+48.0Pで3位に浮上】

本日の対局者

3位 古川孝次
4位 佐々木寿人
5位 西川淳
7位 一井慎也

古川 佐々木 一井が5節目
西川は4節目となる

解説 藤島健二郎
実況 古橋崇志

 

 

1回戦東1局1本場。佐々木(親)のリーチに西川が3メンチャンで追っかけリーチ。
安めの二索ツモながらも1,400・2,700(+1,000)のアガリでリードすると

 

 

南2局には5,200を加点。初戦は西川がトップを取る。

1回戦はラスを引き、2回戦も佐々木に7,700・西川に12,000と手痛い放銃が続いた一井だったが、

 

 

東4局にツモ三暗刻ドラ3、跳満のアガリを決めて逆転トップを取る。

3回戦は南場の親番でリーチツモ中ドラ2をアガった佐々木がトップ。

 

 

オーラスは古川が700・1,300は1,300・1,900(+2,000)のツモアガリで浮きの3着に。

 

 

4回戦は一井が佐々木(親)から九筒をホウテイロンでリードすると、次局の親番で4,000オールのツモアガリ。

 

 

オーラスは西川(親)がメンホン七対子の跳満ツモで一井に迫るが

 

 

次局はノーテン流局。一井が逃げ切り2勝目を挙げた。

 

 

卓内トップはオールプラスでまとめた西川。決定戦圏内の3位まで浮上した。
佐々木は最終戦のラスが痛かったが4位をキープ。
一井はラストップラストップでほぼポイントは動かず。
古川は大きく沈んでしまい、5位となった。

 

 

次回A1リーグ第6節A卓は
2023/06/21(水)16:00

西川淳
吉田直
勝又健志
一井慎也

解説 藤崎智
実況 日吉辰哉

v

(文・吾妻さおり)

第18期女流桜花Aリーグ第4節C卓レポート

第4節C卓に出場した選手は

 

 

川原舞子・二階堂亜樹・北條恵美・井上絵美子の4名。

桜花Aリーグ初挑戦で、ここまで大苦戦中の井上は

 

 

リーチ後に北條への発ホンイツ放銃で今節も出だしから躓くと

 

 

そこから川原との2軒リーチにも敗れ1人沈みの悲しい展開。

 

 

3回戦でも沈んでいた川原が、ダブ南中・ホンイツで満貫をアガリ、ラス目の井上から離れていき

 

 

亜樹がツモ西チャンタ三色の跳満のアガリで親番の井上を置いて浮きを確保。
何の呪いか沈んでいる井上以外が順番にアガっていく世界がそこにはありました。

 

 

1人沈みで迎えた4回戦では、亜樹の発ホンイツの5,800に飛び込み連荘を許すと

 

 

全ての不幸を背負わされた井上が、亜樹のヤミテン親倍満に吸い込まれるように飛び込んで、今節もマイナスを増やしてトータル17位から動かず。

4回戦で大きなトップを奪い、1人抜け出した亜樹はトータル11位から4位まで浮上した。

 

 

<第4節C卓結果>
亜樹+61.4P 川原+1.6P 北條▲15.8P 井上▲48.2P

(文:越野智紀)

麻雀日本シリーズ2023 第3節レポート

2023年7月16日日曜日、麻雀日本シリーズ2023第3節目(9~12)回戦が行われた。

 

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9回戦

 

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瀬戸熊直樹、鈴木優、多井隆晴、前原雄大

約2時間の熱戦となった9回戦は瀬戸熊が先行するが、南場から前原が追い上げ終わってみれば6万点を超えるトップとなった。

 

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瀬戸熊 +1.9
鈴木 △17.5
多井 △35.4
前原 +51.0

10回戦

 

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奈良圭純、浅井堂岐、多井隆晴、HIRO柴田

ここまでマイナスが続いていた浅井が5万点を超えるトップをとり、奈良にも国士無双テンパイなど今期初プラスの2着となった。一方連投の多井は連続4着となり厳しい出だしとなった。

 

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奈良 +19.0
浅井 +42.7
多井 △39.3
柴田 △22.4

11回戦

 

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瀬戸熊直樹、仲林圭、竹内元太、奈良圭純

11回戦は奈良が嬉しい初トップをとり、竹内は安定感を見せ2着に。

 

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瀬戸熊 △18.8
仲林 △7.3
竹内 +7.9
奈良 +18.2

12回戦

 

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仲林圭、多井隆晴、佐々木寿人、沢崎誠

ここまで厳しい1日の多井は、東場はトップで折り返したがジワジワと点棒を削られ3着に。オーラスリーチを受けた、アガれば佐々木は2枚切れのカン八待ちでリーチをし、見事にアガりきりトップに。

 

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仲林 +7.8
多井 △8.5
佐々木 +19.6
沢崎 △18.9

12回戦までの成績はこちら。

 

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次回の13回戦~16回戦の放送は、
8月12日の土曜日、14時~
と、なります。

次回の放送もお楽しみに!

(文:鈴木誠)

第40期十段戦 ベスト16A卓レポート

【第40期十段戦 ベスト16A卓 三浦智博・浜野太陽がベスト8進出】

ベスト16対局者は

和久津晶
三浦智博
柴田吉和
浜野太陽

 

 

解説 吉田直
実況 仲田浩二

1回戦の立ち上がりは手数の多い柴田と和久津に、三浦も合わせる形で小場で進んでいた。

しかし、東4局に和久津がホウテイ三色ドラの満貫を決めると

 

 

放銃した三浦も打点を作りに行き、ダブ南発ホンイツトイトイの跳満ツモ。

1回戦ラスの浜野は、2回戦にピンズのチンイツを決めて跳満のアガリ。これをきっかけに弾みをつけて加点を狙いたい所だが

 

 

次局は三浦(親)がドラ暗刻の中ドラ3を浜野から直撃を決め、2回戦トップを取る。

3回戦は和久津がドラを重ねてタンヤオ七対子、跳満のアガリを決めると

 

 

親番では激辛のヤミテン。高めの六筒ロンで11,600。和久津が大量リードを築く。

痛い放銃をくらった浜野だが、ここから猛反撃を開始。

南2局はタンヤオ七対子ドラの七索単騎で跳満をツモ。
親番では東ドラ3の3,900オール。

 

 

オーラスは三浦(親)の先制リーチを受けつつ、出アガリの効かない六筒単騎をツモって、浜野が浮きの2着まで復活した。

和久津と浜野の奮闘により、トータル1人沈みとなってしまった柴田。

4回戦も浜野に跳満をツモられ厳しい親被りスタートとなるが、東2局にドラドラ七対子のリーチで跳満をツモで原点復帰。

南2局4本場にはホンイツ小三元の白単騎から二筒五筒として浜野から8,000は9,200(+3,000)。

 

 

オーラスには安めの六筒ながらも満貫ツモ。

 

 

全員に通過と敗退の可能性がある接戦で最終5回戦が始まった。

まずは浜野と三浦の2軒リーチを受けつつ、柴田がタンヤオドラ3で2,100・4,100(+3,000)。

 

 

東4局では三浦(親)が細かくアガリを重ねて柴田をかわし、トータル首位に立つ。

 

 

最終戦オーラス。柴田はツモ400・700、浜野から1,000で通過だったが

 

 

浜野が自らのアガリで通過を決めた。

 

 

第40期十段戦ベスト16B卓は
2023/06/23(金) 15:00

荒正義
藤崎智
佐々木寿人
吉田直

解説 紺野真太郎
実況 仲田浩二

(文・吾妻さおり)

第40期 A1リーグ 第5節B卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第5節B卓 藤崎智が+38.2Pで10位に浮上】

本日の対局者

4位 佐々木寿人
7位 和久津晶
8位 一井慎也
11位 藤崎智

和久津・藤崎は5節目
佐々木・一井は4節目となる

 

 

解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉

1回戦東2局。和久津がリーチを打ち、すでにテンパイしていた一井から7,700のアガリ。

 

 

1回戦の山場は南3局。藤崎(親)が4巡目に先制リーチ。和久津・佐々木も追いつくが

 

 

藤崎が2,600オールのツモアガリで1回戦トップを取る。

2回戦は一井が南場の親番に和久津からチンイツのアガリを決める。

 

 

なかなか自分のペースに持ち込めないのは佐々木。3回戦もラス目で南場の親番を迎え、白ポンから仕掛け出し

 

 

ドラの八万を重ねて藤崎から5,800のアガリで連荘するも、次局は藤崎にかわされてしまう。

その藤崎は4回戦南3局、2巡目に五索のトイツ落とし。
残した二万が活きて

 

 

忍者得意のヤミテンでタンヤオピンフ三色の7,700に仕上げて浮きの2着に。

第5節B卓は2勝した藤崎が卓内トップ。大きなラスから始まった一井も2回トップを取って浮きに回った。

 

 

 

次回A1第5節C卓は
2023/6/16(金) 16:00

西川淳
古川孝次
佐々木寿人
一井慎也

解説 藤島健二郎
実況 古橋崇志

(文・吾妻さおり)

何を切る? 2023年7月

第1期 JPML WRC-Rリーグ 決勝 3回戦 東1局 西家 仲田加南プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■プロの視点
仲田加南プロ
「一見、九万切りしたくなりますが、ここで九万を切るなら、二万七索を切らずに最初からタンヤオを目指していると思います。
赤アリのフラットな麻雀なら、二万切りの時から手組みが違ったと思います。
ただ、これは決勝戦で暫定首位の奈良さんの親、慎重にならざるを得ません。
そんな奈良さんの第一打が八万なので、八万九万は攻守兼用で持ちたいターツ。
さらにその後の七筒五筒でスピード感もうかがえます。
なので、安全牌の八万九万を落とさないまま、自分の手牌の価値を維持する五万切りとなりました。」

■YouTube動画

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第二期小島武夫杯帝王戦 本戦レポート

去る2023年7月8日土曜日、第二期小島武夫杯帝王戦の本戦が行われました。
この小島武夫杯帝王戦とは麻雀界を代表する存在であった、ミスター麻雀小島武夫の名を冠につけたタイトル戦であり、令和元年に全国のプロアマが集うタイトル戦として新設されました。
第一期優勝は藤原隆弘。(文中プロ雀士は敬称略)

 

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第二期となる今期はコロナ禍を挟み、4年ぶりの開催となります。
全国から終結した地方プロアマの勝ちあがり選手、タイトルホルダー、そして連盟所属選手は本戦で112名、シード選手8名をあわせた120名が翌日夏目坂スタジオで行われるベスト16を目指し戦いました。

・本戦
会場は一日を通し、巣鴨本部道場と新橋新雀荘となっています。
WRCルールで半荘3回戦を行い、各56名から26名が勝ち上がりとなります。

 

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・一次トーナメント
各会場シード2名が参戦となります。

 

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28名7卓で半荘2回を行い、各卓から2名が勝ち上がり。

・二次トーナメント
各会場シード2名が新たに参加、16名4卓で半荘2回。

 

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各会場8名ずつが翌日ベスト16に進出となりました。

 

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ここから第二期の帝王に輝くのは一体誰になるのか。是非連盟チャンネルでごらんいただきたい。

第2期小島武夫杯帝王戦~ベスト16・決勝~

YouTube

ニコ生

OPENREC

(文:編集部)

第13期JPMLWRCリーグベスト8A卓レポート

【第13期JPML WRCリーグ~ベスト8A卓~Aリーガーを破って、児玉、塚田が決勝進出】

1、2回戦が真逆の順位になり、ほぼ横一線で3回戦を迎えた。
東1局、 ここまで辛抱強く戦っていた塚田に待望の長打が出る。

 

 

裏が1枚で4,000オール。
好感触のアガリだ。

同1本場、まだまだ加点したいところだったが、ツモ切りした三筒が児玉に捕まる。
塚田「メンチンかなにかに打っちゃったかなーと思いました。」

 

 

見事な児玉の九蓮宝燈。
想像の倍以上の打点だった。

東2局、児玉はさらに加点する。
古橋「ドラの発を持っているとも限らないし、 頭になっていて当たらない場合もあるし…もちろん当たることもあるけど…難しかったです。」

 

 

痛恨の18,000。
古橋自身は満貫のテンパイで、避けづらい放銃とはいえ、後悔は残る。

東2局1本場、塚田にとって大きかったのはこのアガリかもしれない。
ドラの中が鳴け、そしてトータル2番手の柴田から直撃を取る。

 

 

この半荘は3着だったが、離されることなく最終戦を迎えられた。

最終戦、先にリードを奪ったのは柴田だったが、

 

 

塚田が南1局の親番で18,000をアガリ逆転。
オーラスも自らアガって決勝進出を決めた。

 

 

 

塚田は、今期のWRC、WRC-Rの両方とも決勝進出という快挙。
児玉も、5月に行われた第3期の鸞和戦に次ぐ決勝進出と、 好成績が続いている。
前回の後悔や反省をバネに、気持ちの入った闘牌を見せてくれることだろう。

 

 

(画像補足:塚田「32,000!?高いなぁ。びっくりしました。」)

このあとに行われたベスト8のB卓は、小高と仁科が決勝に進出した 。
内容は後日掲載されるレポートを参照いただきたい。

第13期JPML WRCリーグ決勝戦は、2023/07/30(日) 14:00から行われる。

児玉佳宏
塚田悠介
小高佑貴
仁科優太

解説 勝又健志・齋藤豪
実況 仲田浩二

(文:福光聖雄)

第31期麻雀マスターズ決勝レポート

【三度目の正直。浅井裕介が悲願の初優勝!】

 

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瀬戸熊直樹
勝又健志
浅井裕介
奈良圭純(現麻雀マスターズ)

解説:佐々木寿人・猿川真寿
実況:吉井優

◆システム
WRCルール5回戦で優勝者を決定。

実力・実績とも申し分のない四者が揃った今期の麻雀マスターズ決勝戦。予想通りの熾烈な攻防が繰り広げられる中で1回戦抜け出したのは最高位戦日本プロ麻雀協会所属の浅井であった。

1回戦
南2局2本場
東家・浅井
六万六万六索七索八索八索八索二筒三筒四筒 ポン二索 上向き二索 上向き二索 右向き ロン八索 ドラ二索

勝又より12,000の出アガリで一歩抜け出すと、次局には二万をポンしてこのアガリ。

 

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この局を少し掘り下げると
一万一万一万三万四万五万六万九万九万発 ポン二万 左向き二万 上向き二万 上向き ドラ六索

この形から上家より放たれた四万にはチーテンの声を掛けずに自力でテンパイを入れての見事なツモアガリである。

オーラスにも浅井がマンガンツモを決めると第20期そして昨年度の30期決勝戦の悔しさを払拭する70,000オーバーと好スタートを決めた。

それに対して現マスターズチャンピオン奈良も黙ってはいない。

 

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2回戦東2局では予選の道中でも成就させたという国士無双テンパイ。アガリまでには至らなかったが少しずつ浅井に見えないプレッシャーをかけると、奈良に続くように2回戦東3局では瀬戸熊が3回戦南2局には勝又がそれぞれハネマンのツモアガリという目に見えるプレッシャーで親番の浅井から点棒を奪っていった。

 

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更に試練の時間帯が続く。4回戦東1局

 

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瀬戸熊がリーチ・一発・ツモ・ピンフ・ドラの4,000オールと十八番のトルネードを発動させ一時は20ポイント程までに詰め寄られたのだ。しかし嫌な流れを断ち切るべく浅井はもう一段階ギアを上げる。

 

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次局の東1局1本場では“クマクマタイム”を予感させる瀬戸熊の親リーチや奈良の清一色テンパイなどの反撃を受けるも、屈する事なく押し返しの選択へ。この攻めの姿勢が功を奏し、勝又のリーチ宣言牌を捉えてのホンイツ・發のマンガンでこの局を制すると

 

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リーチ・ツモ・タンヤオ・七対子・ドラ2。4回戦南2局3本場、その強い意志に牌が応えるかのようなハネマンのツモアガリで三者を突き離す。そして、これが決まり手となり浅井が三度目の決勝戦の舞台で悲願の優勝トロフィーを手にした。

 

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【最終成績】

 

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浅井 +57.8
奈良 +29.9
瀬戸熊▲4.9
勝又 ▲83.8

 

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優勝 浅井裕介
2位 奈良圭純
3位 瀬戸熊直樹
4位 勝又健志

 

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第31期麻雀マスターズ
浅井裕介(最高位戦日本プロ麻雀協会)
「これだけのメンバーの中で勝ち切る事は中々できないので人生最大級に嬉しいです。また他の舞台でも活躍していき、麻雀マスターズという名をもっと輝かせるように頑張りたいと思います。今後ともご声援宜しくお願い致します。」

(文:小林正和)

第18期女流桜花Aリーグ第4節B卓レポート

第4節B卓に出場した選手は

 

 

菅原千瑛・鈴木彩夏・仲田加南・二階堂瑠美の4名。

 

 

東1局。
白中北と鳴いた仲田に高め大三元、安めでもホンイツ・ホンロウ・トイトイ・小三元・ドラ3の13翻の三倍満テンパイが入るも、この開局の大物手は不発。

白中北と切り飛ばし全て鳴かれるも、無傷どころかテンパイ料で加点した菅原。

 

 

ここまで3節連続プラスしてトータル首位に立つポイントリーダーは、今節も好展開に恵まれ、序盤に引いたドラ単騎での2,000・4,000のリードが徐々に削られていく中

 

 

オーラスに、鈴木が仲田から3,900をアガってくれての展開トップを獲得。

 

 

3回戦では、東1局にアガった2,000オールの加点が南3局まで残りトップ目を維持して

 

 

最後にアガっての逃げ切り。

 

 

4回戦も序盤にアガった1,300・2,600の加点が減ることなく

 

 

3回戦の再放送を見るかのような展開で本日3勝目。

これが決定戦進出者だと思わせるような雰囲気を見せ、2位を大きく突き放すトータル1位を維持したまま第4節を終えました。

 

 

<第4節B卓結果>

菅原+30.9P 仲田+6.9P 鈴木▲12.0P 瑠美▲25.8P

(文:越野智紀)

第18期女流桜花Aリーグ第4節A卓レポート

第4節A卓に出場した選手は

 

 

魚谷侑未・伊達朱里紗・山脇千文美・高宮まりの4名。 

 

 

初戦から1人浮きのトップを奪い、他を寄せつけず加点した山脇は

 

 

3戦目にも要所で高打点のアガリを決め

 

 

再び1人浮きのトップを奪い、3回戦を終えた段階で70オーバーのプラスを築いた。

圧勝する山脇の前に均等に沈められていた3人だったが

 

 

そこから1人、高宮だけが抜け出して今節は終了。

1人浮きで卓内トップの山脇はトータル10位から4位まで浮上し、高宮は12位から変わらず踏みとどまった。

 

 

<第4節A卓結果>

山脇+55.5P 高宮▲0.1P 伊達▲24.4P 魚谷▲31.0P

(文:越野智紀)

第18期女流桜花Aリーグ第3節D卓レポート

第3節D卓に出場した選手は

 

 

川原舞子・仲田加南・斉藤理絵・伊達朱里紗の4名。

 

 

中・ホンイツ・チャンタをアガリ好スタートを切った伊達が、そのリードを保って1回戦をトップで終えると

 

 

2回戦の南場からは斉藤のターン。

 

 

川原からピンフ・三色・ドラ、そして中・ホンイツと連続で直撃して1回戦浮きの2着についでトップも奪い、この時点でトータルプラス域まで回復した。

2回戦までは伊達と斉藤でトップ2着を分け合う展開になりましたが

 

 

3回戦開局、伊達の満貫に斉藤が振り込んだところが2人の分岐点となり

 

 

好調を維持し続けた伊達は、要所でチャンス手をものにしていき

 

 

4回戦南場の親で中・トイトイ・三暗刻をアガって大きなトップを奪うと、本日オールプラスの卓内トップでトータルが13位から5位まで一気に浮上。

開始前に一番沈んでいた伊達が、卓内トップで一番浮いていた川原が卓内ラスと、上下のポイント差が大きく縮まる1日になりました。

 

 

<第3節D卓結果>
伊達+74.2P 斉藤▲16.0P 仲田▲17.4P 川原▲40.8P

(文:越野智紀)

第13期JPML WRCリーグ ベスト16CD卓レポート

柴田・本田がベスト8へ進出!WRCリーグベスト16C卓レポート

6月22日、第13期WRCリーグベスト16C卓が放送された。
当日はA・B卓が午前から行われ、それが終わり次第のスタート。アンケートの結果により配信卓は現鳳凰位の柴田やMリーグで活躍中の本田らが戦うC卓となった。

 

 

★ 1回戦

東1局、親の柴田がいきなり一発ツモの2,600オールで開幕。

 

 

1本場、東2局2本場は関口が連続でリーチをかけるも流局。溜まった供託は柴田が仕掛けてのアガリで頭一つ抜け出していく。
東4局2本場、山脇とのめくり合いを制した本田が12,000で柴田を追うも、南3局には柴田が仕掛けて大物手!

 

 

南西白・ホンイツ・チャンタ・ドラ2の4,000・8,000で大きなトップを獲得。初戦から鳳凰位の貫禄を見せつけた。

柴田 +45.5P
本田 +13.7P
関口 ▲15.3P
山脇 ▲43.9P

 

★2回戦

東2局、柴田の先制リーチを受け、ピンフドラ1で追いかけた親の山脇がツモって裏1の4,000オール。

 

 

本田が連続のアガリで山脇に並ぶも、南2局2本場、山脇が再び親番で大物手。リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフの4,000オールをアガリ抜け出すと、4本場にも本田からリーチ・ピンフ・イーペーコー・ドラ2の12,000で初戦の鬱憤を晴らす大トップを獲得した。

山脇 +57.7P
柴田 +2.7P
本田 ▲16.2P
関口 ▲44.2P

 

★3回戦

東3局、ここまで苦しい関口に強烈なヤミテン!山脇からタンヤオ・三暗刻・ドラ3の18,000!

 

 

さらに2本場、カン七索、ペン三索と引き入れて一発ツモの2,000オールをアガリ、トータル4番手のままながらターゲットの山脇まで18.8P差まで詰め寄る値千金のトップとなった。

関口 +41.0P
本田 ▲1.2P
山脇 ▲13.5P
柴田 ▲26.3P

 

★4回戦

最終戦は全員に通過の可能性が十分にある接戦となった。
東2局、4番手の関口が1枚目をスルーした白待ちリーチで8,000。通過が目の前に迫るも、東4局には3番手の本田がリーチ・ツモ・ドラ3・裏の6,000オールを決めトータルトップに浮上。

 

 

柴田も南2局1本場にはピンフドラ1をテンパイ。リードしている状況ながら、通過を決めにいくリーチ!山脇から裏1で8,000のアガリとなり、通過を決定づけた。
オーラスは1,600・3,200ツモ条件の関口が逆転のリーチまで辿り着くも…親番で手を組んでいた本田が一通ドラの7,700をアガリ、勝負あり。

 

 

本田 +31.9P
柴田 +11.3P
関口 ▲10.1P
山脇 ▲33.1P

この結果からベスト16C卓の通過は柴田・本田の2名。
4回戦終了時点のトータルポイントと、ベスト8の組み合わせは画像の通り。

 

 

ベスト8は7月13日(木)11時〜各卓放送となる。是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第18期女流桜花Aリーグ第3節C卓レポート

第3節C卓は

 

 

魚谷侑未・吾妻さおり・鈴木彩夏・二階堂亜樹・古谷知美の5人打ち。

 

 

抜け番で2回戦からの登場となった古谷は、接戦のオーラスでタンヤオ・三色をアガってトップを取ると

 

 

続く3回戦でも勝負所で満貫をアガって2連勝。
これまでのマイナスを一気に返済する勢いでしたが、ここから連続で4着を引いてしまいまさかの卓内ラス。
3節連続のマイナスで13位から16位へと転落し、次節の結果次第では決定戦狙いから残留狙いに方向転換を余儀なくされそうな状況となりました。

落ちていく古谷を横目に、ポイントを伸ばしていったのは鈴木。

 

 

ツモ・ピンフ・三色・ドラ3からの

 

 

リーチ・タンヤオ・ピンフ・三色・ドラと、2局連続の三色での跳満をアガって絶好調モード。

 

 

ここまで鈴木の猛攻の中で耐えていた亜樹は、ダブ東トイトイ三暗刻ドラ3の一撃で本日の浮きを確保して負債を半分ほど返して終了。

第2節に続いてオールプラスの卓内トップの鈴木は、去年と同じく2節目以降からエンジンの調子を上げてきました。

 

 

<第3節C卓結果>

鈴木+56.7P 亜樹+20.5P 吾妻▲18.4P 古谷▲29.0P 魚谷▲29.8P

(文:越野智紀)

第40期 A1リーグ 第5節A卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第5節A卓 藤島健二郎が全連対で+51.3Pでトータル2位に】

本日の対局者

4位 藤島健二郎
6位 和久津晶
7位 沢崎誠
9位 前田直哉

沢崎・前田は5節目
藤島・和久津は4節目となる。

 

 

解説 森山茂和
実況 古橋崇志

沢崎はカン二筒テンパイを取らず。その間に前田と和久津もテンパイを入れるが、沢崎がドラ単騎リーチで追いつきツモアガリを決める。

 

 

東3局。前田(親)がドラ2七対子。技ありの五万単騎リーチを打ち、沢崎から12,000。

 

 

オーラスにはドラ雀頭のカン三万リーチを打ち、和久津から7,700は8,000(+1,000)。前田が1回戦トップを取る。

2回戦は藤島がピンフ一通のヤミテンで、前田から六筒ロン。

 

 

親番では確定一通で再び前田から3,900。オールヤミテンでアガリを重ねた藤島が1人浮きトップを取る。

和久津は3回戦に東北トイトイの満貫を沢崎からロン。

 

 

南1局は前田が中白ドラ2の2,000・3,900。3回戦は前田がトップ。藤島は東場も南場も痛い親被りとなるも浮きの2着。

 

 

最終戦はドラ暗刻の和久津が満貫のツモアガリを決めてトップ。

 

 

全連対でまとめた藤島が+51.3Pをマークしてトータル2位に。
トップを2回取った前田も3ランクアップして6位浮上。

 

 

 

次回A1リーグ第5節B卓は
2023/06/14(水) 16:00

和久津晶
佐々木寿人
一井慎也
藤崎智

解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉

(文・吾妻さおり)

第13期JPMLWRCリーグベスト16AB卓レポート

第13期JPML WRCリーグベスト16の試合が行われた。
Twitterでは事前投票が行われ、配信されるメンバーが決まった。

配信卓で戦う選手はこの4名。

 

 

前回優勝の石立岳大をはじめ、A2リーグ所属の古橋崇志、末続ヒロトシ、仁科優太の4名での対局となった。

実況は大月れみ、解説に藤島健二郎と見ていても聞いていても見どころたくさんの対局となっていますので、ぜひアーカイブでお楽しみください。

 

 

 

WRCリーグの優勝賞金はなんと60万円。
そして、前回優勝の石立はМトーナメントに出場するなど注目度も高い試合となっている。

また同時に別卓では、黒木真生、魚谷侑未、塚田悠介、小高佑貴の4名で試合が行われた。

 

 

ベスト8へ駒を進めるのは一体誰なのか。

1回戦は3巡目のツモ・メンホン・チャンタ・北・イーペーコーの倍満などをアガった仁科がトップで終了。

 

 

2回戦は初戦ラスだった石立が仁科からメンホンの9,600直撃など、大物手をアガリ、南3局で54,500点持ちトップ目でオーラスを迎える。

 

 

このチャンス。絶対にトップで終わりたい石立だったが、オーラス、親の古橋にメンホン・南の12,000点放銃で2着落ち。

 

 

こんなにもメンホンが出るなんて‥と
みているコチラも手に汗握る展開が続くも、2回戦最後は初戦トップを取った仁科が仕掛けてアガって終局。

 

 

その後も好調な2人が順調に要所でアガリを重ね通過を決めた。

 

 
B卓は若手2人が勝ち残り、ベスト8へと駒を進めた。

 

 

WRCリーグ前回王者の石立はここで敗れ、またタイトルハンターの魚谷もここで敗退となった。

若手選手も比較的多く残ったベスト8。
次回の試合もお楽しみに。

(文:松田彩花)

第40期 A1リーグ 第4節C卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第4節C卓 古川孝次が+64.2Pでトータル2位に浮上】

本日の対局者は

5位 古川孝次
7位 沢崎誠
10位 藤崎智
13位 ダンプ大橋

古川・沢崎・藤崎は4節目
ダンプは5節目となる。

 

 

解説 和久津晶
実況 日吉辰哉

1回戦東2局1本場に古川の発中ホンイツドラ2の跳満が炸裂。

 

 

南2局には藤崎が789確定のペン一索リーチをツモって1回戦は浮きの2着を取る。

 

 

2回戦東3局。今度は沢崎(親)が678確定のカン七筒リーチで3,900オール。

 

 

南3局にはダンプがリーチツモ白ドラの2,000・3,900でラス抜け。

 

 

3回戦は再び古川。親番で発トイトイの2,600オールをツモって連荘すると

 

 

2本場にはメンゼンで4,200オール。
古川は+64.2Pを叩いてトータル2位まで浮上した。

 

 

 

次回A1リーグ第5節A卓は
2023/06/09(金) 16:00

前田直哉
和久津晶
藤島健二郎
沢崎誠

解説 森山茂和
実況 古橋崇志

 

(文・吾妻さおり)

第13期JPMLWRCリーグ予選~トーナメントレポート

100

 

【予備予選】
11:30開始・6名が通過

東京巣鴨で開催されていた予選31位〜33位と、各地方予選を勝ち上がった選手で2回戦のトーナメント戦。

1回戦3着だった東北の佐々木俊哉が2回戦トップ。2番手の座は東京の武田裕希が獲得。

 

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北海道の三盃貴之が2連勝。藤本哲也が2着2回でそのまま勝ち上がり。

 

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北陸の里木が1回戦トップ。2回戦は清水がトップ目で安泰に。オーラスは里木が放銃するもギリギリセーフ。

 

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【一次予選】
14:00開始・12名が通過

予備予選通過者に東京予選13位〜30位までの選手を加えて3回戦のトーナメント戦。

末続が2連勝で安泰。佐藤と里木の着順勝負かと思われたが、本田が大トップで2番手に。

 

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瀧澤が一席を確保し、瀬下と清水の接戦であったが、瀬下がアガリ切って決着。

 

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黒木が2着と大トップで当確に。3回戦は渡邉が50,000点超えのトップで藤本を逆転。

 

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三つ巴の最終戦は古橋がトップ目となり大きくリード。ほぼ1局勝負のオーラスに関口がアガリを決めて決着。

 

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オーラス親番の仁科が通過ラインのためほぼ1局勝負。立田にドラ3が入るも塚田のツモアガリで決着。

 

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最終戦は福光優勢で進んでいたが、南場に角谷のリーチツモドラ3裏3の倍満が炸裂。

 

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【二次予選】
18:00開始・12名が6/22(木)のベスト16進出

一次予選通過者に現王位と東京予選2位〜12位までの選手を加えて3回戦のトーナメント戦。

首位の末続が最終戦ラス目となり石井に迫られるも逃げ切り。2番手の阿久津はトップを取り余裕の通過。

 

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2回戦を終えて山脇と塚田がほぼ並び。塚田はトップ山脇がラスとなるも2人とも通過。

 

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3卓は関口が3連勝でぶっちぎり通過。2着2回の黒木がそのまま2番手に。

 

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古橋が2連勝でかなり有利なポジション。最終戦は4番手の小川が大きな1人浮きを決めて通過。

 

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仁科が頭一つ抜け、最終戦も浮き2着。2ラスの大鹿糠が一気に近づき混戦となるも、残る1席を射止めたのは八木。

 

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3番手の小高が2番手角谷とトップラスを決めて逆転通過を決める。首位の本田は最終戦浮きの2着。

 

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以上で全対局が終了し、12名の選手が勝ち上がり。
前回優勝・東京予選1位・現鳳凰位・現十段位を加えたベスト16の組み合わせが決定した。

 

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(文・吾妻さおり)

第40期 A1リーグ 第4節B卓レポート

【第40期鳳凰戦A1リーグ 第4節B卓 前田直哉が+45.6Pの1人浮きで9位に浮上】

第4節B卓の対局者は

4位 古川孝次
9位 藤崎智
11位 前田直哉
12位 吉田直

 

 

解説 勝又健志
実況 古橋崇志

今期は13名での4人打ちのため
古川・藤崎は3節目
前田・吉田は4節目となる

 

【1回戦】

東2局に吉田が先制リーチ。古川(親)の宣言牌が二万となり5,200をアガると

 

 

東3局には345確定のリーチ。テンパイしていた藤崎(親)からホウテイロンで満貫の加点。

東4局。前田(親)は西二索のシャンポン待ちテンパイを取らず。

 

 

理想のテンパイに組み直して今度はリーチ。七対子ドラ単騎になった藤崎から四万ロンで11,600に仕上げた。

 

【2回戦】

トップを取った前田は2回戦もトイトイ三暗刻の南ツモでリード。

 

 

東2局1本場。吉田は親番リャンメンで先制リーチを打つが

 

 

前田が追いつき九筒ロン。
トイトイ・三色同刻・ドラ3で跳満のアガリとなる。

東4局1本場。藤崎はピンズの一通が見える手牌。
しかし1枚浮かせていた八索にくっつけ、イメージ通りの純チャン三色に移行。満貫のアガリを決める。

 

 

南3局。古川(親)も2,600オールで連荘すると

 

 

1本場では6巡目リーチで9,600は9,900。古川は浮きの2着となった。

 

【3回戦】

3回戦は開局から3人がテンパイ。
まず、藤崎(親)がメンホン七対子南単騎。
前田が四万七万リーチ。
古川はチャンタ三色のペン七索待ち。

 

 

ここも競り勝ったのは前田。四万をツモって1,300・2,600。

ここから前田・吉田のみのアガリで進み

 

 

オーラスは吉田が高め567のリーチ。四筒ロンでも浮きの2着となった。

 

【4回戦】

藤崎がドラドラ七対子の東単騎。古川から出て6,400で先制すると

 

 

親番では高め678のヤミテンで前田から5,800をアガって4回戦は藤崎がトップ。

 

 

三色ドラ2の3,900は4,200をアガった吉田が浮きの2着となった。

 

 

 

次回A1リーグ第4節C卓は
2023/06/07(水) 16:00

古川孝次
ダンプ大橋
藤崎智
沢崎誠

解説 和久津晶
実況 日吉辰哉

(文・吾妻さおり)

第40期 A2リーグ 第4節A卓レポート

黒沢が3回のトップで5ランクアップ!第40期鳳凰戦A2リーグ第4節A卓レポート

6月27日、第40期鳳凰戦A2リーグ第4節A卓が放送された。
対局者は黒沢咲、伊藤優孝、古橋崇志、内川幸太郎。

 

 

順調にプラスを重ねる古橋に、微マイナスの3名。マイナスしている3者としては、後半戦に向け降級圏からは遠ざかっておきたいところだ。

 

★ 1回戦

東1局、黒沢が3巡目にジュンチャン・ドラ3のテンパイ。ヤミテンでも跳満だが、なんとリーチの選択!

 

 

流局とはなったが、放送時は内川・古橋の驚いた表情がカメラに抜かれ、強烈なインパクトを残したことが伺えた。
いきなりの大物手が空振りとはなった黒沢だが、親番でリーチタンヤオピンフの5,800、タンヤオピンフの2,900と連続でアガリを決め1人浮きのトップを獲得。

黒沢 +20.2P
伊藤 ▲3.1P
内川 ▲5.8P
古橋 ▲11.3P

 

★2回戦

伊藤に連続で試練が訪れる。東4局、メンホンのシャンポン待ちを入れていたが、ドラの四筒が打たれチーの選択。六筒を打ち出して絶好の3メンチャンに変化するも…

 

 

ヤミテンで待ち構えていたのは古橋。東・北・ドラの6,400の放銃に。
さらに南1局、伊藤が親番維持のため形式テンパイを入れるも、ここもヤミテンの内川へタンヤオピンフドラドラの7,700。

 

 

この半荘は南2局1本場に黒沢が4,000オールで抜け出すも、2本場で内川がツモタンヤオドラドラの2,000・3,900で再逆転しトップを獲得した。

内川 +25.2P
黒沢 +9.9P
古橋 ▲10.2P
伊藤 ▲24.9P

 

★3回戦

伊藤のタンヤオドラ3、黒沢のホンイツドラドラとフーロした勝負手が連続で流局。重い展開が続く中、南2局にはメンゼンで仕上げた黒沢がチャンタ三色のツモ。

 

 

これが決定打となり2回目のトップを獲得。オーラスは内川が浮きを目指してホンイツの3フーロを入れるも、古橋がチャンタ・イーペーコーの6,400で浮きの2着に回るアガリを決めた。

黒沢 +15.2P
古橋 +4.8P
伊藤 +1.9P
内川 ▲21.9P

 

★4回戦

東4局、内川がホンイツの2フーロ。ここまで苦しい伊藤が親リーチまで辿り着くも、宣言牌が捕まり7,700。

 

 

南3局、黒沢がイーペーコー確定の親リーチをかけると、伊藤もドラを勝負して高目一通のリーチ。めくり合いは黒沢の3,900オールツモで決着。

 

 

オーラス、1人沈みとなった親の伊藤が連続で高目4,000オールのリーチをかけるも…ツモることはできず流局。あと1牌が遠い1日となった。

黒沢 +18.8P
古橋 +4.3P
内川 +1.1P
伊藤 ▲24.2P

4戦終了時のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

黒沢が3回のトップで12位から7位まで浮上する64.1Pのプラスに。

次回A2リーグの放送は7月4日。
対局者は柴田吉和、高橋良介、白鳥翔、前原雄大。
解説は吉田直。次回も是非お楽しみに!

 

(文・浜野太陽)