第40期十段戦ベスト16D卓レポート

【ベスト8メンバーが確定!第40期十段戦ベスト16D卓レポート】

7月7日、第40期十段戦ベスト16D卓が放送された。
対局者は近藤久春、川崎義之、伊藤優孝、大和。

三段戦から勝ち上がりの川崎、五段戦からの大和に対し、連盟を代表するベテラン2名という顔ぶれとなった。

 

 

序盤は若手2人が台頭。まずは1回戦東2局1本場、川崎がリーチ三色の5,200で先制。大和も南2局にリーチピンフドラ1の5,800で加点すると、オーラスには仕掛けてチンイツ・一通・ドラの3,000・6,000で大きなトップを獲得した。

 

 

2回戦は大和が連勝、近藤は連続の4着と明暗が分かれ始めるも、3回戦南1局1本場には近藤が戦線復帰の9,600。

 

 

放銃に回った4番手の伊藤が苦しい位置となる一方、大和は3連続の浮きで安泰な位置へ。
近藤は4回戦にもドラ単騎のトイトイツモアガリなど効果的な加点でトップを獲得し、最終戦は川崎・近藤が着順勝負の状況。大きなトップを狙う伊藤と3人で残り1つの椅子を争う格好に。

最終戦、東1局は伊藤がドラ単騎七対子の3,000・6,000でいきなり波乱の展開に。
さらに東2局にはドラトイツリーチの2,000・3,900で単独2番手に浮上。

通過に望みを繋ぐも、南1局には仕掛けた近藤が仕掛けてチンイツの12,000直撃で再逆転!

 

 

なかなか参加できない川崎は南3局親番に望みを懸けるも、悔しいノーテン流局。
オーラスは近藤がアガリきり、ベスト16D卓通過は大和・近藤に決定!

この結果からベスト8メンバーは以下画像の通り確定となった。

 

 

(文・浜野太陽)

第21期プロクイーン一次予選レポート

梅雨明け間近の東京で7/15(土)第21期プロクイーンの1次予選が行われた。

 

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1次予選の出場者は以下の通り。各プロ団体から118名が出場した。
WRCルール4回戦を行い、トータルがプラスの選手が5回戦に進む。
(会場ごとに端数が出た場合、その会場内でマイナスの少ない選手を補充)

 

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今期の1次予選は3会場に分けて開催されたが、
2次予選への勝ち上がりは、前期までの会場ごとに割り振られた人数ではなく、
3会場の合計で上位34人(通過率28.8%)となった。

 

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結果はご覧の通り(5回戦進出者68人のみ掲載)。

 

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トップ通過は古川彩乃。2回戦5万点・4回戦6万点超えの2度の大きなトップを果たした。
2回戦に86500点の特大トップを取った川上が僅差の2位。初戦から4連勝した美咲が3位。今年活躍目立つ内田が4位。以下、Mリーガーの高宮や、2度の準優勝がある平岡をはじめ、ベテラン・若手多士済々のメンバーが勝ち上がった。

 

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2次予選は、一次予選シードの選手を加え、翌7/16(日)に開催される。

(文:梅中悠介)

第40期 A2リーグ 第4節B卓レポート

【前原が今期初のプラス!A2リーグ第4節B卓レポート】

7月4日、第40期鳳凰戦A2リーグ第4節B卓が放送された。
対局者は柴田吉和、高橋良介、白鳥翔、前原雄大。

 

 

 

暫定上位陣の白鳥(2位)・高橋(4位)、下位陣の前原(15位)、柴田(16位)というメンバーで、それぞれ異なるテーマを持った対局となった。

1回戦は高橋が高目三色のツモや愚形テンパイのアガリをものにして大量リード。
前原も南2局に3軒リーチを制して白鳥から11,600を打ち取り、浮きの2着へ。

 

 

初戦4着に沈んだ白鳥も、2回戦では解説の紺野が絶賛する手順で役・ホンイツ・ドラの4,000オールを決めると、1本場では高目のドラをツモり6,000オール!オーラスまで自ら局を消化し大きなトップを獲得。

 

 

3回戦・4回戦は前原がリーチタンヤオピンフツモドラの4,000オール、リーチ・ドラ2の5,200など大物手を決め連続のトップ。

 

 

4戦終了時点でのトータル成績は以下の通り。

 

 

前原が4着なし・2回のトップで今期初の節単位プラス。
51.3Pの大きなプラスを持ち帰り、降級圏を脱出する嬉しい1日となった。

(文・浜野太陽)

第34期特別昇級リーグ 最終節成績表

 

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順位 名前 合計 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 第7節
1 真鍋明広 186.4 69.4 ▲ 25.1 39.6 ▲ 26.8 107.5 21.8  
2 藤永流馬 146.4 1.3 ▲ 0.4 72.8 60.6 6.6 5.5  
3 澤田唯 130.1 37.6 ▲ 38.2 49.1 59.0 22.2 0.4  
4 辻本一樹 117.3 48.2 ▲ 10.9 14.9 4.3 56.1 4.7  
5 山川高志郎 109.6 ▲ 19.0 26.3 14.7 46.5 57.5 ▲ 16.4  
6 野村駿 107.1 ▲ 48.5 56.0 30.0 15.8 20.2 33.6  
7 木島甲太郎 92.3 76.0 ▲ 26.6 30.0 26.5 5.5 ▲ 19.1  
8 中村毅 79.8 21.6 28.4 40.1 ▲ 28.5 ▲ 44.5 62.7  
9 谷岡育夫 74.4 ▲ 0.4 ▲ 1.9 41.7 ▲ 27.3 88.1 ▲ 25.8  
10 大枝史 69.9 8.6 0.0 26.8 43.4 ▲ 45.4 36.5  
11 東城りお 58.0 76.6 47.1 ▲ 36.6 21.1 ▲ 33.0 ▲ 17.2  
12 木本大介 55.0 28.9 5.0 60.9 21.7 ▲ 35.4 ▲ 26.1  
13 清水智之 46.6 22.3 ▲ 2.2 ▲ 16.2 38.1 ▲ 3.3 7.9  
14 船木伸一 39.8 11.5 ▲ 12.0 ▲ 19.5 40.8 15.2 3.8  
15 井上絵美子 20.3 48.9 40.1 ▲ 36.0 15.2 10.5 ▲ 58.4  
16 川崎義之 19.5 8.0 1.8 20.7 ▲ 30.3 34.2 ▲ 14.9  
17 新井駿一 14.8 13.9 2.8 ▲ 3.9 18.9 ▲ 16.9    
18 塚越達也 3.3 58.2 ▲ 28.2 3.3 ▲ 37.1 7.1    
19 水野孝一 ▲ 0.7 ▲ 50.6 56.7 11.5 11.5 ▲ 29.8    
20 増田真人 ▲ 13.5 25.9 55.9 ▲ 91.5 0.0 ▲ 3.8    
21 猿渡輝也 ▲ 36.1 ▲ 22.5 ▲ 25.8 15.1 47.3 ▲ 50.2    
22 花岡章生 ▲ 43.0 ▲ 12.8 62.4 ▲ 52.9 ▲ 14.2 ▲ 25.5    
23 新大地 ▲ 52.8 41.4 30.3 ▲ 72.9 ▲ 6.9 ▲ 44.7    
24 蒼木翔子 ▲ 90.1 ▲ 3.5 ▲ 31.6 91.6 ▲ 46.4 ▲ 100.2    
25 瀬下勝也 ▲ 23.8 ▲ 27.6 ▲ 28.3 78.0 ▲ 45.9      
26 白銀紗希 ▲ 26.1 48.0 ▲ 51.9 ▲ 16.0 ▲ 6.2      
27 加護優愛 ▲ 30.0 ▲ 13.0 13.9 ▲ 28.0 ▲ 2.9      
28 原田潤次 ▲ 32.9 ▲ 29.5 ▲ 13.4 23.3 ▲ 13.3      
29 中津真吾 ▲ 41.6 32.7 ▲ 11.8 ▲ 43.4 ▲ 19.1      
30 鈴木彩夏 ▲ 59.1 ▲ 7.9 ▲ 15.8 0.0 ▲ 35.4      
31 さくら美緒 ▲ 66.0 ▲ 56.3 ▲ 38.5 51.1 ▲ 22.3      
32 小野塚永遠 ▲ 81.5 6.7 ▲ 8.2 ▲ 25.3 ▲ 54.7      
33 廣岡璃奈 ▲ 97.5 ▲ 11.6 ▲ 32.7 0.2 ▲ 53.4      
34 奥津勇輝 ▲ 44.9 ▲ 18.1 10.6 ▲ 37.4        
35 蒼山秀佑 ▲ 46.0 ▲ 38.1 0.0 ▲ 7.9        
36 岡崎涼太 ▲ 49.8 23.0 13.3 ▲ 86.1        
37 小車祥 ▲ 53.2 ▲ 55.9 5.7 ▲ 3.0        
38 山脇千文美 ▲ 76.3 ▲ 38.5 ▲ 10.2 ▲ 27.6        
39 笠原拓樹 ▲ 101.1 ▲ 71.6 40.2 ▲ 69.7        
40 桜川姫子 ▲ 124.9 ▲ 77.7 6.3 ▲ 53.5        
41 吉澤竜也 ▲ 140.0 ▲ 60.1 ▲ 79.9          
42 田中祐 ▲ 45.8 ▲ 14.6 ▲ 31.2          
43 渡部美樹 ▲ 35.9 ▲ 35.9            

第40期 A1リーグ 第6節B卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第6節B卓 沢崎誠が+46.8Pで7位浮上】

本日の対局者

3位 藤島健二郎
5位 古川孝次
9位 杉浦勘介
11位 沢崎誠

藤島・杉浦は5節目
古川・沢崎は6節目となる

 

 

解説 一井慎也
実況 日吉辰哉

沢崎は南2局の親番に三色のカン三筒、タンヤオドラ2とアガリを重ねる。

 

 

ラス目に落とされた古川は5本場で高めの七筒をツモって満貫を取り返すと、オーラスにも発ホンイツトイトイを杉浦からアガって浮きの2着まで復活する。

 

 

2回戦は杉浦がダブ南中トイトイ三暗刻の跳満を決めるが、沢崎が逆転して2連勝。

 

 

3回戦は古川がダブ東ドラ2の11,600を藤島からロン。

 

 

放銃した藤島だが、ラス前にチンイツを決めて浮きの2着に。

 

 

4回戦は南1局に南ドラ2をアガった沢崎がトップを取った。

 

 

本日3勝を挙げた沢崎が1人浮きでトータル7位まで浮上。
古川は4回戦の4着が響いてわずかなマイナスに。
藤島は2ラスするも後半2着2回で3位キープ。
杉浦もラスを2回引くも2着2回で踏み止まった。

 

 

次回A1第6節C卓は
2023/07/05(水) 16:00

前田直哉
吉田直
杉浦勘介
ダンプ大橋

解説 西川淳
実況 古橋崇志

 

 

(文・吾妻さおり)

第3期帝群戦  最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 須長 正和 プロ 194.1 67.7 24.2 30.7 21.5 50.0
2 福田 栄司 一般 159.9 63.3 ▲ 46.1 7.1 135.6
3 清水 香織 プロ 159.4 72.1 ▲ 9.6 129.1 ▲ 32.2
4 佐々木 諒輔 プロ 144.0 ▲ 64.1 85.4 52.4 47.3 23.0
5 安藤 銀一 プロ 138.5 ▲ 27.0 ▲ 28.7 104.7 89.5
6 木暮 智貴 プロ 121.3 16.0 69.1 21.2 15.0
7 六本木 純一 一般 110.7 ▲ 24.1 50.6 24.1 95.9 ▲ 35.8
8 ジャム 一般 90.5 66.5 18.3 ▲ 2.0 ▲ 73.2 80.9
9 本間 秀一 一般 62.4 ▲ 22.0 19.5 39.6 14.6 ▲ 8.2 18.9
10 伊藤 泰斗 プロ 38.0 60.8 ▲ 26.5 5.9 31.9 ▲ 26.0 ▲ 8.1
11 檜山 拓 一般 34.0 ▲ 15.0 ▲ 71.4 49.0 89.5 ▲ 12.1 6.9 ▲ 12.9
12 安藤 真由美 一般 2.4 5.6 56.0 32.5 ▲ 91.7
13 西嶋 ゆかり プロ ▲ 22.4 ▲ 19.1 38.3 ▲ 77.1 83.8 ▲ 48.3
14 関 光穂 プロ ▲ 52.3 ▲ 75.6 14.0 75.6 ▲ 66.3
15 小林 慶弘 一般 ▲ 63.0 60.6 18.9 ▲ 29.0 ▲ 113.5
16 大見 凌矢 一般 ▲ 78.2 ▲ 75.7 ▲ 11.7 69.2 ▲ 34.7 ▲ 25.3
17 佐藤 拓馬 一般 ▲ 120.2 20.2 ▲ 51.3 ▲ 76.1 ▲ 13.0
18 渡部 正 一般 ▲ 228.6 ▲ 57.3 ▲ 28.5 ▲ 111.5 ▲ 21.0 ▲ 10.3
19 鈴木 郁也 一般 ▲ 239.7 13.2 ▲ 84.4 ▲ 81.9 ▲ 86.6

「麻雀最強戦2023 最強ハンサム決戦」優勝は本田朋広!

7月23日(日)15時より、「麻雀最強戦2023 最強ハンサム決戦」
(司会:小山剛志/アシスタント:高見奈央/実況:日吉辰哉/解説:仲林圭/ナビゲーター:梶本琢程)。

その模様はAbema麻雀チャンネルにて生配信され、本田朋広が優勝を勝ち取った。

 

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麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀

第40期十段戦ベスト16C卓レポート

【浜上・瀬戸熊がベスト8へ!】

6月30日、第40期十段戦ベスト16C卓が放送された。対局者は以下の通り。

浜上文吾(昨年決勝シード)
瀬戸熊直樹(勝ち上がり)
二階堂亜樹(勝ち上がり)
西岡慎泰(勝ち上がり)

 

 

1回戦、1人沈みの4着目で南場を迎えた浜上が南3局親番にブレイク。
チャンタ確定の4巡目リーチをツモって3,900オール、一通確定リーチの4,000オールで5万点超えのトップを獲得。

 

 

初戦4着の瀬戸熊も、2回戦はリャンメンを拒否して三色確定の5,200、親番でドラ暗刻仕掛けの4,000オールとチャンス手をものにして、初戦のマイナスにお釣りが来る大トップ。

 

 

一方、亜樹は3着→4着と1人でマイナスを抱えこむ形となり、苦しい状況に。

3、4回戦は浜上が連勝を決める中、亜樹は浮上のきっかけを掴めず、焦点は瀬戸熊vs西岡の2番手争いとなった。

最終戦は瀬戸熊リードでオーラス西岡の親番を迎えるも、西岡が粘りを見せて5本場まで連荘。最後には浜上がリャンメンリーチをかけ、テンパイ連荘に懸けた西岡から出アガリ。

この結果から、ベスト8への通過者は浜上・瀬戸熊となった。

 

 

ここまではA卓から三浦・浜野、B卓から佐々木・藤崎が通過を決めている。
続くD卓の対局者は近藤・伊藤・大和・川崎。ベテランの近藤・伊藤に対し、比較的低段位から勝ち上がっている大和・川崎がどのような戦いを見せるか注目だ。

続く戦いもお楽しみに!

(文・浜野太陽)

第40期 A1リーグ 第6節A卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第6節A卓 西川淳が+29.6Pで2位浮上】

本日の対局者

1位 勝又健志
3位 西川淳
7位 一井慎也
12位 吉田直

勝又 西川 吉田は5節目
一井は6節目となる

解説 藤崎智
実況 日吉辰哉

 

 

1回戦東4局。一井(親)がダブ東ドラのヤミテンでリード。

 

 

南1局2本場には吉田と西川の手がぶつかる。
先にリーチをかけた吉田はツモリ三暗刻、高めだと三色同刻、安めがドラの勝負手だ。

 

 

追っかけたのは親番の西川。リーチタンヤオ、高めの四筒ロンで7,700は8,300(+1,000)となり、トップを取る。

1回戦浮き3着の勝又は2回戦早々に発ドラ3のアガリ。
長いスパンのリーグ戦だが、4節で+270Pを持った勝又だけはすでに目標が違う。原点付近に居れば決定戦が近づく勝又にとっては有り難い加点。

 

 

オーラスは吉田が一井から浮きに回る3,900のアガリを決めて2回戦が終了。

 

 

3回戦は再び西川が躍進。東場の親番ではチンイツ。勢いそのままにタンヤオドラ3、リーチツモ七対子ドラ2とアガリを重ね

 

 

オーラスには白ホンイツドラ。3回戦は西川が1人浮きのトップを取る。

4回戦は吉田の逆襲の回。東ホンイツトイトイツモリ三暗刻で6,000オール(+1,000)のアガリ。
その後勝又の猛チャージに遭い、一時は逆転を許すが

 

 

オーラスには中白ホンイツトイトイの跳満を勝又から直撃して4回戦トップ。

 

 

西川は3回戦+54.0Pの特大トップが効いてトータル2位に浮上した。
勝又は安定感のある麻雀で本日もプラスを重ね、首位の座は全く揺るがず。
一井は3回戦までは粘っていたものの、4回戦ラスの分だけマイナスに。
吉田は4回戦の大トップで本日のマイナスを半分に。早めに降級圏脱出のビッグイニングを作りたい。

 

 

次回A1リーグ第6節B卓は
2023/06/28(水) 16:00

藤島健二郎
古川孝次
杉浦勘介
沢崎誠

解説 一井慎也
実況 日吉辰哉

(文・吾妻さおり)

第40期十段戦 ベスト16B卓レポート

【第40期十段戦 ベスト16B卓 佐々木寿人・藤崎智が勝ち上がり】

ベスト16B卓 対局者

荒正義
吉田直
佐々木寿人
藤崎智

 

 

解説 紺野真太郎
実況 仲田浩二

開局は藤崎が中とドラ一筒のシャンポン待ちをツモって満貫のアガリ。

 

 

東3局には吉田が七対子ドラ単騎。先制リーチを打った荒から6,400は7,000(+1,000)。

 

 

オーラスは佐々木が北ホンイツ一通のアガリで浮きの3着となる。

 

 

2回戦も藤崎が好調。
親番で3,900オールをツモ。
1本場には荒から5,800は6,100。
2本場には吉田から11,600は12,200。

 

 

立て続けに3度のアガリを決めた藤崎が2連勝で大きくリードする。

2ラススタートと苦しい立ち上がりの荒は、南3局2本場に佐々木の好形リーチと藤崎の高い仕掛けが入る中、ピンフツモ三色のアガリ。3回戦トップを取る。

 

 

4回戦は佐々木の半荘。
まずは1,300・2,600をツモってリードすると、東2局には藤崎から白東ホンイツの8,000で加点。

 

 

南2局にはダブ南ホンイツを再び藤崎からアガリ、佐々木はトータル首位に立った。

最終5回戦。荒がドラ単騎七対子でリーチ。

 

 

跳満をツモって一時は藤崎に4.4P差にまで迫るが

 

 

オーラスは佐々木が通過を確定させるアガリ。

第40期十段戦ベスト16B卓からは、佐々木寿人・藤崎智が勝ち上がりを決めた。

 

 

 

第40期十段戦 ベスト16C卓は
2023/06/30 (金) 15:00

浜上文吾
瀬戸熊直樹
二階堂亜樹
西岡慎泰

解説 勝又健志
実況 仲田浩二

(文・吾妻さおり)

第18期女流桜花Aリーグ第4節C卓レポート

第4節D卓は、吾妻さおり・内田美乃里・斉藤理絵・廣岡璃奈・古谷知美の5人打ち。

 

 

1回戦浮きの2着で終えた内田が

 

 

2回戦東場の親番で仕掛けて中ホンイツ三暗刻ドラの6,000オールでトップに立つと

 

 

オーラスの親番で満貫をツモって6万点オーバーの大トップ。

 

 

4回戦では仕掛けた古谷がチンイツドラで跳満をアガって大きくリードをすると

 

 

次局は廣岡・吾妻の2軒リーチ。
吾妻の待ちのうち七筒は山に無く、負け無しの勝負と思われていた廣岡だったが、ここで痛恨の放銃。

 

 

このまま一気に崩れ落ちてしまいそうな雰囲気を廣岡が見せるも

 

 

南・ホンイツ・トイトイ・三暗刻・ドラ3の三倍満のアガリで突然の復活を遂げ、本日のマイナスをほぼ返すことに成功しました。

上位3人接戦となった4回戦を微差で逃げ切った古谷は

 

 

続く5回戦でもトップを取って2連勝。

2回戦で大きなトップを取った内田と、最後連勝で締めた古谷が大きくプラスして第4節を終えました。
 

 

<第4節D卓結果>
古谷+42.4P 内田+40.2P 廣岡▲3.3P 斉藤▲17.7P 吾妻▲61.6P

(文:越野智紀)

第40期 B1リーグSelect 前期第3節レポート

【第40期鳳凰戦 B1リーグSelect 前期第3節 亜樹が国士無双和了 森下が卓内トップ】

 

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本日の対局者は
1位 二階堂亜樹
8位 石立岳大
10位 森下剛任
15位 安秉参

 

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解説 三浦智博
実況 田中祐

1回戦東4局に森下(親)がドラ引きテンパイ。三筒六筒待ちフリテンリーチで6,000オールのアガリ。

 

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南1局には亜樹が一索待ちリーチを打ち、安からロン。

国士無双 32,000のアガリ。

 

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オーラスには森下(親)がツモリ四暗刻のリーチ。亜樹からロンで18,000。

 

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2本場には石立がピンフ一通を亜樹から直撃し、2着に浮上する。

 

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安は七対子ドラ2を森下からアガって2回戦はトップを取るが、役満放銃の失点はあまりにも大きく苦戦する。

 

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一方絶好調の森下は3回戦にも4,000オールのツモアガリ。

 

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勢いは止まらず3本場には567三色の6,300オール。

森下は+71.6を叩いて昇級も狙えるポジションにつけた。

 

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(文・吾妻さおり)

第18期女流桜花Aリーグ第1節B卓レポート

第4節C卓を終えた2日後、延期されていた第1節B卓が行われました。

 

 

出場した選手は、吾妻さおり・伊達朱里紗・二階堂瑠美・井上絵美子の4名。

 

 

中1日での対局となった井上は、開局から白三色ドラ2で2,000・3,900をアガリ、今日はこれまでとは違い好スタートを切るも、すぐにやってきた大きなピンチ

 

 

吾妻にポンテンの小四喜が入り、1シャンテンの井上に浮いていた東

 

 

すんでのところで役満放銃を回避すると、伊達が300・500のアガリ。

 

 

2回戦は瑠美に国士無双のテンパイが入ったが、ここでも伊達がアガって本日二度の役満テンパイはどちらも不発に終わりました。

 

 

派手な花火が上がらずに進んだ別日対局は、2連続ラスを引いていた吾妻が巻き返しを計り、3回戦ではツモダブ東ドラ2の4,000オールを決めてトップを奪い

 

 

4回戦では序盤に決めたリーチ・ツモ・三色が効いて、2連勝で本日のマイナスを全て返しました。

 

 

好スタートを切った井上は僅か2.2ポイントながら卓内トップ。
残り3節で残留を掴み取るための小さな一歩になりました。

 

 

<第1節B卓結果>
井上+2.2P 吾妻+0.8P 伊達▲1.3P 瑠美▲1.7P

(文:越野智紀)

第40期 A1リーグ 第5節C卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第5節C卓 西川淳が+48.0Pで3位に浮上】

本日の対局者

3位 古川孝次
4位 佐々木寿人
5位 西川淳
7位 一井慎也

古川 佐々木 一井が5節目
西川は4節目となる

解説 藤島健二郎
実況 古橋崇志

 

 

1回戦東1局1本場。佐々木(親)のリーチに西川が3メンチャンで追っかけリーチ。
安めの二索ツモながらも1,400・2,700(+1,000)のアガリでリードすると

 

 

南2局には5,200を加点。初戦は西川がトップを取る。

1回戦はラスを引き、2回戦も佐々木に7,700・西川に12,000と手痛い放銃が続いた一井だったが、

 

 

東4局にツモ三暗刻ドラ3、跳満のアガリを決めて逆転トップを取る。

3回戦は南場の親番でリーチツモ中ドラ2をアガった佐々木がトップ。

 

 

オーラスは古川が700・1,300は1,300・1,900(+2,000)のツモアガリで浮きの3着に。

 

 

4回戦は一井が佐々木(親)から九筒をホウテイロンでリードすると、次局の親番で4,000オールのツモアガリ。

 

 

オーラスは西川(親)がメンホン七対子の跳満ツモで一井に迫るが

 

 

次局はノーテン流局。一井が逃げ切り2勝目を挙げた。

 

 

卓内トップはオールプラスでまとめた西川。決定戦圏内の3位まで浮上した。
佐々木は最終戦のラスが痛かったが4位をキープ。
一井はラストップラストップでほぼポイントは動かず。
古川は大きく沈んでしまい、5位となった。

 

 

次回A1リーグ第6節A卓は
2023/06/21(水)16:00

西川淳
吉田直
勝又健志
一井慎也

解説 藤崎智
実況 日吉辰哉

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(文・吾妻さおり)

第18期女流桜花Aリーグ第4節C卓レポート

第4節C卓に出場した選手は

 

 

川原舞子・二階堂亜樹・北條恵美・井上絵美子の4名。

桜花Aリーグ初挑戦で、ここまで大苦戦中の井上は

 

 

リーチ後に北條への発ホンイツ放銃で今節も出だしから躓くと

 

 

そこから川原との2軒リーチにも敗れ1人沈みの悲しい展開。

 

 

3回戦でも沈んでいた川原が、ダブ南中・ホンイツで満貫をアガリ、ラス目の井上から離れていき

 

 

亜樹がツモ西チャンタ三色の跳満のアガリで親番の井上を置いて浮きを確保。
何の呪いか沈んでいる井上以外が順番にアガっていく世界がそこにはありました。

 

 

1人沈みで迎えた4回戦では、亜樹の発ホンイツの5,800に飛び込み連荘を許すと

 

 

全ての不幸を背負わされた井上が、亜樹のヤミテン親倍満に吸い込まれるように飛び込んで、今節もマイナスを増やしてトータル17位から動かず。

4回戦で大きなトップを奪い、1人抜け出した亜樹はトータル11位から4位まで浮上した。

 

 

<第4節C卓結果>
亜樹+61.4P 川原+1.6P 北條▲15.8P 井上▲48.2P

(文:越野智紀)

麻雀日本シリーズ2023 第3節レポート

2023年7月16日日曜日、麻雀日本シリーズ2023第3節目(9~12)回戦が行われた。

 

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9回戦

 

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瀬戸熊直樹、鈴木優、多井隆晴、前原雄大

約2時間の熱戦となった9回戦は瀬戸熊が先行するが、南場から前原が追い上げ終わってみれば6万点を超えるトップとなった。

 

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瀬戸熊 +1.9
鈴木 △17.5
多井 △35.4
前原 +51.0

10回戦

 

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奈良圭純、浅井堂岐、多井隆晴、HIRO柴田

ここまでマイナスが続いていた浅井が5万点を超えるトップをとり、奈良にも国士無双テンパイなど今期初プラスの2着となった。一方連投の多井は連続4着となり厳しい出だしとなった。

 

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奈良 +19.0
浅井 +42.7
多井 △39.3
柴田 △22.4

11回戦

 

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瀬戸熊直樹、仲林圭、竹内元太、奈良圭純

11回戦は奈良が嬉しい初トップをとり、竹内は安定感を見せ2着に。

 

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瀬戸熊 △18.8
仲林 △7.3
竹内 +7.9
奈良 +18.2

12回戦

 

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仲林圭、多井隆晴、佐々木寿人、沢崎誠

ここまで厳しい1日の多井は、東場はトップで折り返したがジワジワと点棒を削られ3着に。オーラスリーチを受けた、アガれば佐々木は2枚切れのカン八待ちでリーチをし、見事にアガりきりトップに。

 

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仲林 +7.8
多井 △8.5
佐々木 +19.6
沢崎 △18.9

12回戦までの成績はこちら。

 

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次回の13回戦~16回戦の放送は、
8月12日の土曜日、14時~
と、なります。

次回の放送もお楽しみに!

(文:鈴木誠)

第40期十段戦 ベスト16A卓レポート

【第40期十段戦 ベスト16A卓 三浦智博・浜野太陽がベスト8進出】

ベスト16対局者は

和久津晶
三浦智博
柴田吉和
浜野太陽

 

 

解説 吉田直
実況 仲田浩二

1回戦の立ち上がりは手数の多い柴田と和久津に、三浦も合わせる形で小場で進んでいた。

しかし、東4局に和久津がホウテイ三色ドラの満貫を決めると

 

 

放銃した三浦も打点を作りに行き、ダブ南発ホンイツトイトイの跳満ツモ。

1回戦ラスの浜野は、2回戦にピンズのチンイツを決めて跳満のアガリ。これをきっかけに弾みをつけて加点を狙いたい所だが

 

 

次局は三浦(親)がドラ暗刻の中ドラ3を浜野から直撃を決め、2回戦トップを取る。

3回戦は和久津がドラを重ねてタンヤオ七対子、跳満のアガリを決めると

 

 

親番では激辛のヤミテン。高めの六筒ロンで11,600。和久津が大量リードを築く。

痛い放銃をくらった浜野だが、ここから猛反撃を開始。

南2局はタンヤオ七対子ドラの七索単騎で跳満をツモ。
親番では東ドラ3の3,900オール。

 

 

オーラスは三浦(親)の先制リーチを受けつつ、出アガリの効かない六筒単騎をツモって、浜野が浮きの2着まで復活した。

和久津と浜野の奮闘により、トータル1人沈みとなってしまった柴田。

4回戦も浜野に跳満をツモられ厳しい親被りスタートとなるが、東2局にドラドラ七対子のリーチで跳満をツモで原点復帰。

南2局4本場にはホンイツ小三元の白単騎から二筒五筒として浜野から8,000は9,200(+3,000)。

 

 

オーラスには安めの六筒ながらも満貫ツモ。

 

 

全員に通過と敗退の可能性がある接戦で最終5回戦が始まった。

まずは浜野と三浦の2軒リーチを受けつつ、柴田がタンヤオドラ3で2,100・4,100(+3,000)。

 

 

東4局では三浦(親)が細かくアガリを重ねて柴田をかわし、トータル首位に立つ。

 

 

最終戦オーラス。柴田はツモ400・700、浜野から1,000で通過だったが

 

 

浜野が自らのアガリで通過を決めた。

 

 

第40期十段戦ベスト16B卓は
2023/06/23(金) 15:00

荒正義
藤崎智
佐々木寿人
吉田直

解説 紺野真太郎
実況 仲田浩二

(文・吾妻さおり)

第40期 A1リーグ 第5節B卓レポート

【第40期鳳凰戦 A1リーグ第5節B卓 藤崎智が+38.2Pで10位に浮上】

本日の対局者

4位 佐々木寿人
7位 和久津晶
8位 一井慎也
11位 藤崎智

和久津・藤崎は5節目
佐々木・一井は4節目となる

 

 

解説 HIRO柴田
実況 日吉辰哉

1回戦東2局。和久津がリーチを打ち、すでにテンパイしていた一井から7,700のアガリ。

 

 

1回戦の山場は南3局。藤崎(親)が4巡目に先制リーチ。和久津・佐々木も追いつくが

 

 

藤崎が2,600オールのツモアガリで1回戦トップを取る。

2回戦は一井が南場の親番に和久津からチンイツのアガリを決める。

 

 

なかなか自分のペースに持ち込めないのは佐々木。3回戦もラス目で南場の親番を迎え、白ポンから仕掛け出し

 

 

ドラの八万を重ねて藤崎から5,800のアガリで連荘するも、次局は藤崎にかわされてしまう。

その藤崎は4回戦南3局、2巡目に五索のトイツ落とし。
残した二万が活きて

 

 

忍者得意のヤミテンでタンヤオピンフ三色の7,700に仕上げて浮きの2着に。

第5節B卓は2勝した藤崎が卓内トップ。大きなラスから始まった一井も2回トップを取って浮きに回った。

 

 

 

次回A1第5節C卓は
2023/6/16(金) 16:00

西川淳
古川孝次
佐々木寿人
一井慎也

解説 藤島健二郎
実況 古橋崇志

(文・吾妻さおり)

何を切る? 2023年7月

第1期 JPML WRC-Rリーグ 決勝 3回戦 東1局 西家 仲田加南プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■プロの視点
仲田加南プロ
「一見、九万切りしたくなりますが、ここで九万を切るなら、二万七索を切らずに最初からタンヤオを目指していると思います。
赤アリのフラットな麻雀なら、二万切りの時から手組みが違ったと思います。
ただ、これは決勝戦で暫定首位の奈良さんの親、慎重にならざるを得ません。
そんな奈良さんの第一打が八万なので、八万九万は攻守兼用で持ちたいターツ。
さらにその後の七筒五筒でスピード感もうかがえます。
なので、安全牌の八万九万を落とさないまま、自分の手牌の価値を維持する五万切りとなりました。」

■YouTube動画

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第二期小島武夫杯帝王戦 本戦レポート

去る2023年7月8日土曜日、第二期小島武夫杯帝王戦の本戦が行われました。
この小島武夫杯帝王戦とは麻雀界を代表する存在であった、ミスター麻雀小島武夫の名を冠につけたタイトル戦であり、令和元年に全国のプロアマが集うタイトル戦として新設されました。
第一期優勝は藤原隆弘。(文中プロ雀士は敬称略)

 

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第二期となる今期はコロナ禍を挟み、4年ぶりの開催となります。
全国から終結した地方プロアマの勝ちあがり選手、タイトルホルダー、そして連盟所属選手は本戦で112名、シード選手8名をあわせた120名が翌日夏目坂スタジオで行われるベスト16を目指し戦いました。

・本戦
会場は一日を通し、巣鴨本部道場と新橋新雀荘となっています。
WRCルールで半荘3回戦を行い、各56名から26名が勝ち上がりとなります。

 

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・一次トーナメント
各会場シード2名が参戦となります。

 

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28名7卓で半荘2回を行い、各卓から2名が勝ち上がり。

・二次トーナメント
各会場シード2名が新たに参加、16名4卓で半荘2回。

 

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各会場8名ずつが翌日ベスト16に進出となりました。

 

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ここから第二期の帝王に輝くのは一体誰になるのか。是非連盟チャンネルでごらんいただきたい。

第2期小島武夫杯帝王戦~ベスト16・決勝~

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(文:編集部)