第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト8B卓レポート

第1期決勝メンバーが決定!

2023年6月8日、第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト8B卓が放送された。

対局者は香野蘭、早川健太、奈良圭純、瀧澤光太郎。

 

 

タイトル5冠目を狙う奈良に、若手3人が挑む形となった。対局はWRCルールで4回戦を戦い、上位2名が決勝戦へ勝ち上がりとなる。

 

★1回戦

東1局、奈良がリーチピンフツモドラ裏の2,000・4,000。続く東2局も瀧澤のリーチにドラ暗刻で押し返し2,000・4,000と連続のアガリで突き抜け、貫禄を見せる。

 

 

3者としては2着争いに焦点が移る中、東4局2本場には瀧澤・香野が共にピンフドラドラの2軒リーチ!

 

 

ここは二索を早めに切っていたこともあり、奈良から一索を引き出した瀧澤のアガリ。

南場はリードした奈良・瀧澤が局を回し連対を確保。

奈良 +44.4P
瀧澤 +17.2P
早川 ▲17.8P
香野 ▲43.8P

 

★2回戦

東2局、初戦2着の瀧澤がシャンポンリーチをツモっての4,000オールでさらにリード。さらに続く1本場、ヤミテンから3メンチャンに変化してのリーチで12,000の追加点!

 

 

東3局には親番・香野が3連続のアガリで瀧澤に肉薄するも、南2局再び親番を迎えた瀧澤がダメ押しのアガリ。

 

 

タンヤオ・赤2・ドラの4,000オール。これが決定打となりトップを獲得。奈良は1人置いて行かれ、4着で振り出しに戻る形となった。

瀧澤 +51.2P
香野 +25.2P
早川 ▲21.6P
奈良 ▲54.8P

 

★3回戦

東1局、瀧澤が終盤に薄い二万五万でテンパイするとヤミテンでの5,800アガリに。

 

 

1、2回戦と連対の瀧澤はホッとするようなアガリとなるが、東3局には早川から七索暗カンのリーチ。ドラ3のテンパイを入れていた瀧澤が通りやすそうな三筒を勝負すると、これが8,000の放銃。想定外の出費で4着に沈んだ瀧澤は、トータル3番手で最終戦を迎えることとなった。

香野 +49.5P
奈良 +11.0P
早川 ▲17.7P
瀧澤 ▲42.8P

 

★4回戦

最終戦は早川が苦しい状況。香野・瀧澤・奈良の3人競りに。
東2局1本場、早川が三色確定のリーチで6,000オールをツモり、一気に2番手まで浮上する混戦に。

 

 

南2局には最後の親番に懸ける早川がドラをポン。さらに奈良が三色確定のリーチ。勝負を大きく分けるめくり合いは奈良のリーチ・三色・赤・ドラ・裏の12,000で決着。これで早川は厳しい条件に。

 

 

オーラスはトップから4着まで1,100点と全員集合状態となり、奈良が終盤にヤミテンの5,800で大きく通過を引き寄せる。

2本場では瀧澤がツモ&裏ドラ条件のリーチ。奈良が一発消しのチーをかけるが…五万を鳴いて打ち出したのは筋の八万…食い替えとなってしまい、チョンボの裁定。思わぬハプニングにより2本場やり直しとなるも、奈良が4,000オールの決定打を決め、通過は奈良・香野の2名となった。

奈良 +50.0P
早川 +6.1P
香野 ▲14.0P
瀧澤 ▲42.1P

4戦終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

この結果から、決勝戦を戦うのは仲田加南、塚田悠介、奈良圭純、香野蘭の4名となった。
放送は6/24(土)14時〜。初代優勝者が決まる瞬間をお見逃しなく!

(文・浜野太陽)

第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト8A卓レポート

第1期JPML WRC–Rリーグベスト8A卓の模様が放送された。
今期が初となるこのタイトル戦
記念すべき1回目の決勝に駒を進めるのは誰なのか注目が集まる。

選手の紹介

 

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仲田加南
4.11.12期女流桜花など華華しいタイトルを多数保持している
その力強くも繊細な麻雀で見る人をり魅了し続けている。
通り名は『麻雀ラリアット』
実は孫もいるらしい。

 

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石井良樹
第47期王位を獲った山形の戦士
『強引グ・マイウェイ』で麻雀道を切り開く
Mトーナメントなどにも出場し、今話題の選手の1人

 

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黒田良
ベスト16では初の放送対局ながら、魚谷侑未、小林正和
早川健太という錚々たるメンバーを勝ち抜きベスト8進出
35期生とこれからの活躍にも注目したい選手

 

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塚田悠介
高身長のイケてる雀士
WRC-Rだけではなく、WRCリーグでもベスト16進出を果たすなど
今ノリに乗っている若手プロ雀士の1人

以上のとっても濃い4名の中から2人が決勝に進出となる。

 

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また、実況は吉井優、解説は阿久津翔太が務めた

WRC-Rリーグは一発、裏、赤があるルールで
ウマが10-30と少し大きくなっているのでトップを取ることが重要だ。

そんな大事なトップを初戦に取ったのは仲田

 

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2回戦は、東発から混一色赤ドラ2の跳満をアガるなど高打点を何度も決めた
石井が強引グ・トップを奪取。
黒田は2連続ラスと苦しいスタートとなった。

 

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通過に向けて大事な3回戦。

東1局、塚田が1歩リードとなる中・ドラ2を聴牌。
通過争いをしている石井からの出アガリを決める。

その後はオーラスに仲田が連荘し、トップ目に立つと
トータル2位争いが熾烈に。

石井も仕掛けて応戦するも塚田が仕掛けてアガリ切って終局。

 

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4戦目、仲田と塚田はリードを生かした立ち回りで
オーラスを迎えた。

 

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その後、親番をなんとか連荘すると
南4局4本場で念願のアガリを決め、
供託2本も回収すると一気に上位3人が混戦へ。

 

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迎えたオーラス5本場は
なんと塚田の1人テンパイで着順が上がり通過となった。

以上の結果をもって
ベスト8A卓からの通過は仲田、塚田の2名となった。

 

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初代WRCRの座は一体誰になったのか。
お楽しみに。

(担当:松田彩花)

第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト16D卓レポート

【第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト16D卓 瀧澤光太郎・塚田悠介がベスト8進出】

ベスト16 D卓 対局者

◆塚田悠介(つかだゆうすけ)
◆岡田啓佑(おかだけいすけ)
◆瀧澤光太郎(たきざわこうたろう)
◆本田朋広(ほんだともひろ)

 

 

解説 藤島健二郎
実況 早川林香

 

【1回戦】

幸先良いスタートを切ったのは岡田。ドラを重ねて塚田の親リーチに追いつき、満貫をアガると

 

 

次局の親番では一発ツモで決めて4,000オール。岡田が1回戦トップを取る。

南3局には塚田がリーチを打ち、暗刻の二万が裏ドラとなり跳満のアガリ。

 

 

放銃してしまった本田だが、親番で2,000オールをツモり2着に滑り込んだ。

 

 

【2回戦】

2回戦は高打点の応酬となった。
まずは塚田が親番で満貫ツモ。

 

 

続いて岡田が三色赤2ドラの満貫を瀧澤から。

 

 

東3局には本田(親)が一発ツモ裏で6,000オール(+1,000)のアガリ。

 

 

東4局には瀧澤がチンイツドラ3の倍満に仕上げる。

 

 

一周回って平たい点棒となったオーラスは、瀧澤がリーチを打ち一発で本田からロン。
7,000点持ちラス目から全員を捲って瀧澤がトップを取った。

 

【3回戦】

東3局。岡田がダブ東白ホンイツで4,000オールで引き離しにかかるが

 

 

南1局には塚田が七対子リーチを一発ツモ。跳満のアガリで岡田とほぼ並びに。

 

 

オーラスは瀧澤が仕掛けて岡田から白をロン。ドラ5で跳満に。2着浮上の直撃で3回戦が終了。

 

 

【最終 4回戦】

先に勝負手を決めたのは瀧澤。二万暗カンでリーチを打ち、タンヤオが付く六筒をリンシャンツモ。6,000オール(+1,000)で大きく抜け出すと

 

 

連荘した2本場で再び満貫ツモ。トータル+100を超え、瀧澤が一席を確保した。

東3局。岡田がホンイツの満貫を瀧澤からアガって残る一席に指をかけたが

 

 

南1局には塚田がツモ発赤ドラのアガリ。岡田に親被りさせて逆転し

 

 

次局はタンヤオ赤ドラの3,900を岡田から直撃。

ベスト16D卓からは
瀧澤光太郎
塚田悠介
この2名が勝ち上がりを決めた。

瀧澤「最初着ダウンの放銃しちゃっていいムードではなかったのですが、頑張ってついていって、最終半荘でああいう展開を作れて良かったです。Mリーグを観て麻雀を覚えた最初の世代だと思っているので、どこまで通用するか見届けて頂けたらと思います。」

塚田「3年ちょっとでようやくこのスタジオに来られて、勝ち星をあげられたのは収穫だと思います。ベスト8・決勝に進むには今日の麻雀ではダメだと思うので、見返したり仲間に聞いたりして良く出来たらと思います。」

岡田「普段引き気味なのですが、今日は押そうと思って1・2回戦押して、3回戦で最後に押しすぎました。アガれるとトップ目で最終戦を迎えられるからと。本田さんのリーチには比較的通るかと思ったけど、仕掛けた滝澤さんには打って満貫かなと思って。内容所作ともにレベルアップしてこのスタジオに来られるように頑張ります。」

本田「瀧澤さんに一万鳴かれた局はアガられても仕切り直せるかと思ったのですが、勝負所が違ったのかな?第1回は優勝したくて頑張ったんですけど残念でした。WRCも今いい所で残れるかも知れないので頑張ります。」

 

 

(文・吾妻さおり)

第264回:プロ雀士インタビュー 矢崎 航之介  インタビュアー:小車 祥

5月某日、第3期鸞和位に輝いた矢崎航之介と2人で回らない寿司屋に来ていた。
目的は矢崎の優勝者インタビュー。
そのインタビュアーに、九州本部時代からするとかなり長い付き合いになる僕が選ばれた。
オファーが来た時、僕は思った。
「そんなに頼みやすい先輩なのかよ」と。
王位戦を優勝した時の樋口徹、若獅子戦を優勝した時の早川健太、そして今回の矢崎。
みんな小車に頼みすぎではないか。
いや、慕われていると取れば悪い気はしないが、威厳のある先輩にはこんなにオファーは来ないだろう。
矢崎め、いいことばっかり書いてやらないんだからな。

 

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最初に注文した寿司がテーブルに並んだくらいに、矢崎が優勝した決勝の話が始まった。

小車「決勝見たけどさ」

矢崎「はい」

小車「緊張してたよね?」

矢崎「めちゃくちゃ緊張してましたね」

小車「やっぱりかー!堅いなーって思ったんだよね」

矢崎「実際、内容にも影響しちゃって。いつもなら仕掛けていく手牌をいきなり役満狙ったんですよね」

小車「1回戦の開局のやつかー。ポンテン取らずに四暗刻目指した局」

矢崎「そうです。そしてそれが放銃になっちゃって。なんか気負ってしまって、やってやるぞって思いが空回りした感じありましたね」

小車「そうだったんだね。でもそこからよく立て直したね。今回の決勝、どこから落ち着いて打てたの?」

矢崎「そうですね。比較的早く、いつも通り打てていた気はします。というのも、やっぱり今回よかったアドバイスがありまして」

僕はお腹がすいていたこともあり、パクパクと寿司を食べながら話を聞いていたのだけれど、きっと同様にお腹がすいているであろう矢崎は食事などそっちのけで話をしたがっていた。
ここまでノリノリで会話する矢崎を見ること自体、過去を振り返ってもあまり記憶になく、それだけでなんだか見ていて微笑ましかった。

 

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矢崎「決勝に残った時、奈良さんに質問したんですよ」

小車「奈良さん!タイトル獲りまくりの!」

矢崎「はい、4冠です。やっぱりタイトル戦決勝で勝ちまくってる人にアドバイス聞くのがいいと思ったんです。なんでそんなに勝てるんですかって」

小車「そうなんだ。で、どうだったの?」

矢崎「奈良さんが言うには、“俺はタイトル戦の決勝を他のプロ達よりめちゃくちゃ見てるから、決勝の戦い方をよく知ってる”と。それを聞いて、僕もとにかく決勝の戦い方を勉強しなきゃって思ったんです」

小車「それでどうやって勉強したの?」

矢崎「第1期鸞和戦決勝です」

小車「いっぱいいろんな決勝を見たとかじゃないんだ」

矢崎「見たのは見たんですけど、第1期鸞和戦決勝はまじでよかったんです」

小車「ほう、他の決勝とは違うものがあったってことか」

矢崎「そうなんです。よかったのは決勝のメンバーです。魚谷侑未さん、猿川真寿さん、紺野真太郎さん、柴田吉和さん。この4人って、普段から対局を見ることも多いし、どういう打ち手なのかってかなりわかってますよね。それがいいんです。普段の麻雀との違いがわかりやすくて、決勝だとこんな風に打つのかってすごく勉強になったんですよね」

小車「なるほど!確かに限られた時間の中で何かの決勝を見るとなった時には、それぞれ個性も強いしかなり参考にしやすそうな決勝メンバーだね」

矢崎「はい、本当にこれから決勝に残った人はまず第1期鸞和戦決勝を見た方がいいとさえ断言できます。それくらいすごく勉強になる良い決勝だったんです」

これからも繰り返されていくタイトル戦。
この記事を読んでくれている競技選手が、その決勝に残った時にはこの矢崎の言葉を思い出すと、もしかしたら決勝での戦い方のヒントを得られるかもしれない。
もちろんプロならば、タイトル戦の決勝は普段からたくさん見てるだろうが、いざ自分が何かの決勝に残った時にそれを意識して見るというのでは意味合いも変わってくるものだろう。

小車「そういえばさ、矢崎君ってなんでプロになったんだっけ」

矢崎「えぇ、今さらですか?」

小車「なんかお互い九州本部に在籍してた時も、なんかそういう話聞いたことないような気がしてさ」

矢崎「僕、当時は大分県に住んでて、そこで九州本部に在籍してる塚本さんにお世話になってたんですよ。その塚本さんに“そろそろ出てもいいだろう”って、九州リーグに参加させてもらえることになったんです」

小車「九州リーグはB・Cリーグはプロアマ混合リーグだもんね。プロになる前に出てたんだ」

矢崎「そうです。それで初めて出るリーグ戦の前日に福岡での練習対局に付き合ってくれたのが、塚本さんが連れてきてくれた小車さんだったんですよ」

小車「ええ?全然覚えてない」

言われてみればそんなこともあったような気もするが、本当にさっぱり記憶から消えていて思わず笑ってしまう。

矢崎「その時に小車さんに言われたんですよ。“巷の麻雀っぽいね”って」

ここで爆笑する僕。
そんな偉そうなことを言ってたのかと恥ずかしい気持ちになる。

矢崎「その後九州本部でプロテストを受けたんです。僕は今までスポーツとか勉強とか、特にこれといった取柄もなかったんですけど、麻雀なら頑張れるんじゃないかと思って」

小車「そうだったんだね。でも最初の頃の矢崎君ってバリバリやる気あるっていうよりは、のらりくらりとなんとなくプロ活動してるようなイメージあったな。それがいつの間にか意欲的になってて随分イメージ変わったなって思ったことあるもん」

矢崎「あー、最初はそういう節もあったかもしれませんね」

小車「今では鳳凰位戦に出るために東京に出てきて、バリバリ麻雀プロやってるわけじゃん。何かきっかけがあったの?」

矢崎「そうですね、やっぱり九州リーグの決勝に残った時ですかね。その時は浜上さんに負けちゃったんですけど、すごく悔しくて、勝ちたいって気持ちを強く感じるようになりましたね。それまでは試合があって勝つのが楽しくて、ただそれだけだったんですよね」

小車「負けることで変わったんだ」

矢崎「そうです。勝つ喜びだけじゃ続かなかったと思います。負けて悔しくて、勝つためにはやっぱり並大抵じゃない努力が必要で」

矢崎は順調に在籍リーグを上げている。
今はB1リーグでずっとCリーグで昇級と降級を繰り返している僕からすればすっかり遠い存在になった。
そして今回、ついにタイトルまで獲得し、僕が唯一マウントを取れる「タイトル戦優勝経験がある」というところも並ばれてしまった。
矢崎と仲が良い仲間達は、彼のどこか間抜けな受け答えなどから「だめのすけ」なんて愛称で呼んだりするのだが、もう何もダメなところなどなく、とてもじゃないがそんな愛称では呼べなくなってしまった。

小車「タイトル獲得して、次の目標は?」

矢崎「鳳凰位ですね。ようやく少し意識できるところまで来たのかなって思います」

小車「そうだね、今B1ならうまくいけば2~3年後には鳳凰位になってるかもしれないんだもんね」

ここで少し気になっていることがあり、おもむろにその質問を投げてみる。

小車「Мリーガーになりたいとかはどう?」

矢崎「そうですね、なりたいですよ」

小車「うんうん」

矢崎「ただ僕の場合はなりたい動機が人とは違うかもしれなくて」

小車「というと?」

矢崎「強い人と麻雀が打ちたいんですよね。売れたいとか目立ちたいとかはどうでもよくて、誰もが認める強い人と魂を削り合うような真剣勝負がしたいんです。そのために麻雀をやっていると言ってもいい。Мリーグは真剣勝負をするための最高のステージだと思います」

小車「かっこいいよ。俺だってМリーガーにはなりたいと思うし、プレイヤーとして勝負に身を預けたい気持ちはあるけど、やっぱり売れたいし目立ちたいもん」

矢崎「それが普通だと思うんですけどね」

しまった。
いいことばっかり書いてやらないからなと冒頭で意思表示したのに、いいことばっかり書いてしまっている。
チヤホヤされることに興味はないが、打ち手として魂を削るような勝負がしたいなんて、かっこよすぎて僕自身唸ってしまった。

これではいけない。
やはり矢崎のインタビューにおいて、矢崎がなぜ仲間達から「だめのすけ」や「だめちゃん」などと呼ばれ、それでもなんだか可愛がられているかを伝えなければ僕がインタビュアーを務めた意味がない。

なので最後にあえて、第3期鸞和位に輝いた矢崎だめのすけに文句を言おうと思う。
まずはこれを見てほしい。

 

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優勝が決まった瞬間の矢崎だ。
タイトル戦の最高成績は約8年前の麻雀マスターズベスト8。
悲願のタイトル獲得にこれまでの思いが込み上げ感極まっているところだろう。
僕だけじゃなく、矢崎と仲良く過ごしてきた仲間達はこの表情の矢崎に心を打たれ涙腺が崩壊しそうになったはずだ。
矢崎は深々と頭を下げ、カメラは実況解説席へと切り替わった。
そしてその後一人ずつ選手に話を聞いていき、最後に優勝者である矢崎が出てくる。

これまでの矢崎の麻雀人生で感じてきた思い、努力が実った瞬間の感情、不器用ながらもそれを全力で伝えてくれ矢崎。俺は一緒に過ごしてきた仲間として最後まで見届けるぞ。
そう思い矢崎の登場を待った。

そして「優勝の矢崎プロです」と呼ばれて出てきた矢崎の顔がこれである。

 

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ええええええ!!
満面の笑みのパターンンンン???
さっきのあの表情はなんだったのーーーー!!!

これだ。
これがまさにだめのすけのだめのすけたる所以なのだ。
いや、もちろんダメじゃない。笑顔で喜ぶのは自然なことだ。
ただ思い返すと矢崎はいつだってそうだった。
そこまでの流れとか、周囲の期待とか、そういうのを必ず裏切ってくるのだ。
そしてそんなところがたまらなく可愛く、「なんなんだよ」って言いながらまた飲みに誘ってしまう、そんな奴なのだ。

矢崎についてはここでは語り尽くせないほどの珍エピソードが山ほどある。
それはまた、もっと矢崎がすごい選手になった時のためにとっておこうと思う。

どんなに面白おかしく矢崎をいじったところで、もうすっかり格上の選手だ。
そこに対する敬意は忘れず、これからもいじり倒していこうと思う。

そういえばせっかくインタビューしたのに、肝心なことを伝えていなかったので、ここに書き記すことで終わりにしたいと思う。

矢崎、おめーつえーよ。
第3期鸞和戦優勝、本当におめでとう。

麻雀日本シリーズ2023 第2節レポート

2023年6月18日日曜日、麻雀日本シリーズ2023の第2節5~8回戦が行われた。

 

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5回戦

 

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前田直哉、楢原和人、奈良圭純、鈴木優

今期初戦となった鈴木は2着をキープしプラススタート。奈良は好調な出だしだったが3着に。4着だった前田は2節連続マイナスとなり厳しいスタートに。楢原は2局連続五索待ちをアガりトップに。

 

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前田 △20.5
楢原 +21.8
奈良 △6.9
鈴木 +3.6

6回戦

 

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瀬戸熊直樹、魚谷侑未、浅井堂岐、忍田幸夫

今節初戦の瀬戸熊と魚谷、開局の親番で満貫をアガった瀬戸熊だが3着に。魚谷は4回のアガりでトップスタート。浅井は初節と合わせ2連続4着となった。忍田は2着で現段階でトータルトップに

 

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瀬戸熊 △9.5
魚谷 +32.6
浅井 △34.7
忍田 +11.6

7回戦

 

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白鳥翔、沢崎誠、魚谷侑未、奈良圭純

今節初戦の沢崎はオーラスに見逃しを決行し奈良の直撃で3着になり、奈良は4着に。
白鳥は前節含め2連勝となり、トータル1位に。

 

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白鳥 +47.8
沢崎 △20.7
魚谷 +8.7
奈良 △35.8

8回戦

 

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浅井堂岐、前原雄大、沢崎誠、楢原和人

楢原が小三元を決めるなどし、本日2連勝でトータルも4位に。沢崎は大きいマイナスの4着で厳しい戦いに。

 

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浅井 △9.8
前原 +20.6
沢崎 △47.2
楢原 +36.4

本日のトータル成績表はこちら。

 

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次回の麻雀日本シリーズ2023第3節の放送は
7月16日(日) 14時~
となります。

次回の放送もお楽しみに。

(文、鈴木誠)

第32期東北プロリーグ 第4節成績表

Aリーグ

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 菊田政俊 233.8 68.6 66.1 84.6 14.5            
2 佐々木俊哉 135.5 ▲ 36.6 75.8 89.0 7.3            
3 石井良樹 83.9 ▲ 7.6 11.8 58.7 21.0            
4 皆川直毅 30.9 25.6 ▲ 35.5 41.0 ▲ 0.2            
5 波奈美里 30.8 ▲ 8.5 74.4 ▲ 37.5 2.4            
6 山下敬介 18.5 18.2 29.4 ▲ 6.0 ▲ 23.1            
7 武藤武 16.4 39.8 38.1 ▲ 75.0 13.5            
8 安ヶ平浩希 14.6 26.6 ▲ 7.1 ▲ 36.4 31.5            
9 粕谷勇吉 13.7 16.5 16.1 ▲ 41.3 22.4            
10 佐藤晃大 0.7 ▲ 0.9 21.9 ▲ 42.2 21.9            
11 櫻井勇馬 ▲ 6.2 44.2 ▲ 9.9 ▲ 37.5 ▲ 3.0            
12 菅原直哉 ▲ 8.2 ▲ 21.9 ▲ 31.8 1.3 44.2            
13 瀧田亮 ▲ 22.8 ▲ 63.2 4.8 22.8 12.8            
14 増田隆一 ▲ 44.9 10.9 ▲ 19.9 ▲ 2.3 ▲ 33.6            
15 鈴木勝也 ▲ 118.9 ▲ 17.9 ▲ 84.3 30.0 ▲ 46.7            
16 星乃あみ ▲ 192.0 ▲ 36.2 ▲ 52.7 ▲ 52.8 ▲ 50.3            
17 小林正和 ▲ 207.8 ▲ 57.6 ▲ 117.2 1.6 ▲ 34.6            

Bリーグ

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 野村遼吾 128.5 126.2 0.5 1.8    
2 後藤あゆみ 121.0 18.6 29.8 72.6    
3 岡崎圭吾 117.2 47.2 19.7 50.3    
4 吉田勝弥 104.3 ▲ 4.4 61.8 46.9    
5 小熊良衡 70.6 ▲ 33.6 15.6 88.6    
6 菅原啓資 58.5 36.0 9.1 13.4    
7 小栗隆成 45.7 19.4 ▲ 11.0 37.3    
8 加藤勇飛 13.3 ▲ 27.1 83.2 ▲ 42.8    
9 東幸一郎 ▲ 11.8 ▲ 33.7 ▲ 27.9 49.8    
10 工藤清一 ▲ 28.2 ▲ 13.6 25.9 ▲ 40.5    
11 佐々木啓文 ▲ 28.4 14.1 ▲ 39.1 ▲ 3.4    
12 津藤孝幸 ▲ 73.7 ▲ 2.6 38.4 ▲ 109.5    
13 遠藤昭太 ▲ 88.3 ▲ 45.9 ▲ 42.4 0.0    
14 大沼慎 ▲ 133.0 0.1 ▲ 58.6 ▲ 74.5    
15 湯田拓也 ▲ 147.4 ▲ 47.5 ▲ 54.4 ▲ 45.5    
16 鈴木里美 ▲ 188.3 ▲ 73.2 ▲ 50.6 ▲ 64.5    

第1期達人戦〜GREAT LEAGUE〜第2節〜レポート

【レジェンドvs鳳凰位。HIRO柴田の新たな挑戦が始まる!】

《第2節》
荒正義×前原雄大×沢崎誠×HIRO柴田
解説:藤崎智
実況:優月みか

■荒正義
 

100

 
・1952年4月12日(71歳)
・日本プロ麻雀連盟副会長
・第8期28期鳳凰位、第38期十段位、第5期29期王位、第12期麻雀マスターズ、第5期麻雀グランプリMAX等

■前原雄大
 

100

 
・1956年12月19日(66歳)
・日本プロ麻雀連盟常任理事
・第12期25期33期34期鳳凰位、第14期15期24期25期26期十段位、第3期8期麻雀グランプリMAX等

■沢崎誠
 

100

 
・1955年1月13日(68歳)
・第13期十段位、第16期27期麻雀マスターズ、第5期麻雀グランプリMAX等

■HIRO柴田
 

100

 
・1976年2月16日(47歳)
・第39期鳳凰位、第13期麻雀グランプリMAX等

日本プロ麻雀連盟初のグランドスラムを達成した荒正義、最多G1タイトル獲得の前原雄大、療養明けながらも現A1リーガーとして最高峰のステージで戦う沢崎誠というレジェンド達に現鳳凰位・麻雀グランプリMAX覇者のHIRO柴田が挑むという組み合わせとなった第2節。

1回戦はレジェンド達の圧巻ショーから始まった。まずは沢崎が柴田の先制リーチを受けながらも目に見えて残り1枚の発単騎待ちメンホン・七対子で追いかけると

 

100

 

完全復活を遂げる見事な一発ツモで挨拶代わりのバイマンをお見舞いした。

これに続いたのは荒。

東4局1本場
南家・荒
四万赤五万六万七万八万九万三索三索五索六索二筒三筒四筒 リーチ 一発ツモ七索 ドラ五万 裏四筒

南1局
東家・荒
四万四万赤五万六万七万三索四索五筒六筒七筒西西西 リーチ 一発ツモ二索 ドラ四索 裏六索

2局連続のアガリで沢崎に追いつき追い越すと、この流れに乗って次は前原のターンが来ると思われた。しかし現鳳凰位HIRO柴田が黙ってはいなかったのである。

南2局
東家・柴田
二万四万六万六万八万八万八万八索八索八索東東東 ロン三万 ドラ九筒

荒から東・三暗刻9,600の出アガリで加速すると

 

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次局では前原から親のハネマンをアガリ、逆転でトップを決めた。

2回戦に入っても柴田は勢いそのまま

 

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東3局1本場に荒、沢崎のニ件リーチに挟まれながらもマンガンツモでこの半荘トップへの道筋をつけるが、それを阻止しようと厚い壁が立ちはだかる。それは沢崎誠であった。

 

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東4局にタンヤオ・ドラ1の500・1,000、南1局にタンヤオ・ドラ2の
1,000・2,000のツモアガリで柴田のリーチを立て続けに仕掛けで捌くと、この後は徹底的に受けながら何とこのアガリだけでトップを奪う。

更に沢崎は3回戦でも多彩な押し引きを見せた。

 

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東2局の柴田が親番の局ではタンヤオ・ピンフ・赤・ドラの手をヤミテンへ。まるで狙い澄ましたかのように前原から捉えると、これが決勝点となり2連勝で本日の対局を終えた。

《第2節結果》
沢崎+73.8
柴田+47.7
荒 ▲26.1
前原▲95.4

 

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沢崎
「いきなり柴田くんがトップだったから連勝されるのは阻止したかったよね。今日はついてたし面白い麻雀が見せられて良かったかな。」

柴田
「1回戦は目をつぶってパンチ出している感じでたまたまトップ取れましたけど、あまりしっくり来てなかったですね。その後はどこから攻撃か来るか分からなくて恐る恐る打ってました。」


「展開的に大事に打とうとしたけど今日は噛み合わない手牌が多かったかな。でも20年前のプロリーグのようで懐かしい感じだったね。」

前原
「(苦しそうな展開に)吐きそうだったよ。点棒は吐き出しちゃったけど。1回戦が良くなかったので今日はマイナスを二桁にはしないといけないかなと思ってたよ。」

【第1期達人戦 GREAT LEAGUE〜第3節〜】
2023年6月4日(日)

灘麻太郎vs伊藤優孝vs荒正義vs前原雄大

解説:藤島健二郎
実況:優月みか

(文:小林正和)

日本プロ麻雀連盟感謝祭2023レポート

【日本プロ麻雀連盟感謝祭2023レポート】
新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行されたことで、感染対策が個人の判断に委ねられる状況まで規制が緩和。この大きな節目となる年に日本プロ麻雀連盟感謝祭が4年ぶりの開催となりました。

感謝祭とは我々日本プロ麻雀連盟がお世話になっている方や、麻雀業界の発展に寄与されている企業の方、著名人の方々にお集まりいただき、日頃のご厚情に感謝を込めて一緒に卓を囲み楽しい時間を過ごす麻雀大会です。

大会のシステムはゲスト2名プロ2名で構成された1チーム4名からなるチーム戦で、一人4半荘ずつ打ってのトータルポイント勝負。順位点が後半に進むごとに大きくなり、逆転しやすいルールです。
さらにチーム内でゲストとプロでペアを組んでもらい、4人勝負のチーム戦と2人勝負のペア戦と個人戦の三部門で競う形式になっています。

それでは今回参加いただいたゲストとプロ選手をチームごとに紹介させていただきます。

①レーシングチーム
伏見俊昭 様(競輪選手 アテネオリンピック銀メダリスト)
木村昇 様(テックウインド株式会社 PM2部 部長)
HIRO柴田(鳳凰位)
和泉由希子(第11・14回天空麻雀女性大会優勝)

 

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伏見俊昭 様

 
 
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木村昇 様

 
 
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HIRO柴田

 
 
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和泉由希子

②Aチーム
金本晃 様(近代麻雀 編集長)
佐々木寿人(第37・38期鳳凰位)
前田直哉(第31期鳳凰位)
※もう1名のゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

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金本晃 様

 
 
100

 
佐々木寿人

 
 
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前田直哉

③USEN・ヤマノビューティチーム
山野幹夫 様(株式会社ヤマノビューティメイトグループ代表取締役社長)
高橋慧 様(USEN-NEXT HOLDINGS代理 株式会社peak代表取締役)
滝沢和典(第32・33期王位)
二階堂瑠美(第11・19期プロクイーン)

 

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山野幹夫 様

 
 
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高橋慧 様

 
 
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滝沢和典

 
 
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二階堂瑠美

④テレ朝・カドカワチーム
藤沢晴信 様(MリーグEX風林火山 監督)
森井巧 様(MリーグKADOKAWAサクラナイツ 監督)
岡田紗佳(女流プロ麻雀日本シリーズ2022優勝)
勝又健志(第32期鳳凰位)

 

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藤沢晴信 様

 
 
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森井巧 様

 
 
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勝又健志

 
 
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岡田紗佳

⑤貴闘力チーム
貴闘力 様(元関脇)
中井川俊一 様(ラス・カーズ・キャピタル株式会社 代表取締役)
荒正義(日本プロ麻雀連盟副会長)
東城りお(第25期麻雀女王)

 

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貴闘力 様

 
 
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中井川俊一 様

 
 
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荒正義

 
 
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東城りお

⑥われポンチーム
加賀まりこ 様(女優)
清弘誠 様(演出家)
伊藤優孝(第3期最強位)
萩原聖人(第5回モンド杯優勝)

 

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加賀まりこ 様

 
 
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清弘誠 様

 
 2
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伊藤優孝

 
 
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萩原聖人

⑦モス・ユーキャンチーム
櫻田厚 様(株式会社モスフードサービス 代表取締役会長)
品川泰一 様(株式会社ユーキャン代表取締役社長)
伊達朱里紗(Mリーグ2022‐23シーズンMVP)
藤崎智(第30・36期鳳凰位)

 

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櫻田厚 様

 
 
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品川泰一 様

 
 
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藤崎智

 
 
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伊達朱里紗

⑧AbemaTVチーム
藤田晋 様(サイバーエージェント 代表取締役社長)
塚本泰隆 様(株式会社AbemaTV総合編成本部スポーツエンタメ局局長)
白鳥翔(第24・25期麻雀マスターズ優勝)
二階堂亜樹(第2・3期女流桜花)

 

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藤田晋 様

 
 
100

 
塚本泰隆 様

 
 
100

 
二階堂亜樹

 
 
100

 
白鳥翔

⑨Bチーム
沢崎誠(第24期最強位)
杉浦勘介(第9回野口恭一郎賞受賞)
※ゲストの方は今回お名前を伏せさせていただきます

 

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沢崎誠

 
 
100

 
杉浦勘介

⑩はじめの一歩チーム
森川ジョージ 様(漫画家)
大熊英司 様(フリーアナウンサー)
和久津晶(第9・12期プロクイーン)
前原雄大(第12・25・33・34期鳳凰位)

 

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森川ジョージ 様

 
 
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大熊英司 様

 
 
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前原雄大

 
 
100

 
和久津晶

⑪セガ・モンドチーム
上島大右 様(MONDOTV麻雀プロリーグ プロデューサー)
吉野慎一 様(Mリーグセガサミーフェニックス 監督)
魚谷侑未(十段位)
内川幸太郎(第35期十段位)

 

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上島大右 様

 
 
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吉野慎一 様

 
 
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内川幸太郎

 
 
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魚谷侑未

⑫将棋連盟チーム
鈴木大介 様(日本将棋連盟 九段)
広瀬章人 様(日本将棋連盟 八段)
ともたけ雅晴(第1回リーチ麻雀世界選手権優勝)
奈良圭純(第3回リーチ麻雀世界選手権優勝)

 

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鈴木大介 様

 
 
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広瀬章人 様

 
 
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ともたけ雅晴

 
 
100

 
奈良圭純

⑬コナミアミューズメント・GENDAチーム
片岡尚 様(株式会社GENDA 代表取締役会長)
西村宜隆 様(コナミアミューズメント常務執行役員)
灘麻太郎(日本プロ麻雀連盟名誉会長)
高宮まり(女流プロ麻雀日本シリーズ2016優勝)

 

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片岡尚 様

 
 
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西村宜隆 様

 
 
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灘麻太郎

 
 
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高宮まり

⑭チームロイヤル
森田勉 様(ロイヤルシステム株式会社 代表取締役社長)
瀬川瑛子 様(歌手)
森山茂和(日本プロ麻雀連盟会長)
白銀紗希(女流桜花)

 

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森田勉 様

 
 
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瀬川瑛子 様

 
 
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森山茂和

 
 
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白銀紗希

⑮電通チーム
高柳寛哉 様(株式会社電通)
平野貴宣 様(株式会社電通)
瀬戸熊直樹(第26・27・29期鳳凰位)
黒沢咲(第6・7期プロクイーン)

 

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高柳寛哉 様

 
 
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平野貴宣 様

 
 
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瀬戸熊直樹

 
 
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黒沢咲

以上、15チーム60名。

また大会が盛り上がれるようにと、多くの商品をご提供いただき大変ありがとうございました。

 

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大会中は跳満賞や役満賞、ビンゴ賞など様々な種類の賞を用意していたため、序盤から達成者が続出し、

 

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「〇〇出ました」と運営スタッフを呼ぶ声が止まらず聞こえてきました。

 

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開始数局でドラ5をアガリ、焼肉ドラゴさんの食事券を獲得した岡田さん。

 

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どの卓も終始笑顔で楽しんでいる様子が伺え、麻雀のコミュニケーションツールとしての素晴らしさを実感していましたが、楽しい時間はあっという間にすぎるもの。

 

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全4回戦を終え、ポイントを集計。

そして日本プロ麻雀連盟感謝祭2023、個人戦優勝は…

 

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加賀まりこさん。

ペア戦優勝は…

 

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加賀まりこさん・萩原聖人さんペア。

そしてチーム戦優勝に輝いたのは…

 

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われポンチーム(加賀まりこさん・清弘誠さん・伊藤優孝さん・萩原聖人さん)

加賀さんは全ての部門で優勝して三冠達成!
われポンチームは前回に続き二大会連続のチーム優勝となりました。おめでとうございます。

最後は森山会長の挨拶で閉会となった日本プロ麻雀連盟感謝祭2023。

麻雀を楽しく打って、合い間に打ったばかりの麻雀の話をして、またチーム戦ならではの一体感からくる盛り上がりなど。
今まで当たり前に感じていた楽しい世界が少しずつ戻ってきたことを、久々に肌で感じることが出来ました。

この感情を忘れずに、一層の努力を持って今年も一年取り組んで参ります。
これからも引き続きご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。
また来年に楽しい時間が共有出来ますよう、皆さまのご健勝と益々のご活躍をお祈り申し上げます。

これは余談になりますが…プロの中で最下位になった魚谷さんには、困った時に手に職をということで、好きな講座を選んで受講できるユーキャン賞が送られました。

(文:越野智紀)

第1期達人戦〜GREAT LEAGUE〜第1節〜レポート

【日本プロ麻雀連盟の礎を築いてきたレジェンド達と現鳳凰位が相見える新たな戦いが開幕!】

次世代のスター発掘を目的とした若獅子戦・桜蕾戦に続き、30代40代にスポットを当てた鸞和戦。そして2023年4月、遂に待望のレジェンドプロ7名と現鳳凰位で行う年間リーグ戦が新設された。その名も「達人戦〜GRET REAGUE〜」通称Gリーグである。

◆出場者
・灘麻太郎
・森山茂和
・伊藤優孝
・荒正義
・前原雄大
・古川孝次
・沢崎誠
・HIRO柴田(現鳳凰位)

◆ルール
WRCルールに赤牌を加えたWRC-Rルールを採用。順位点は10-30とする。

◆システム
・各者予選12回戦を行い上位6名がプレーオフへ進出。(※全8節、各節同一メンバーで1日3回戦の対戦。)
・プレーオフは各者2回戦を行い上位4名が決勝へ進出。
・決勝はポイントをリセットし半荘6回戦で優勝者を決める。

《第1節》
灘麻太郎×森山茂和×伊藤優孝×古川孝次
■灘麻太郎

 

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・1937年3月17日(86歳)
・日本プロ麻雀連盟名誉会長
・第10・11・12・13期王位戦4連覇、第6期麻雀グランプリMAX等

■森山茂和

 

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・1951年11月6日(71歳)
・日本プロ麻雀連盟会長
・第9期王位、第12期最強位等

■伊藤優孝

 

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・1949年7月11日(73歳)
・日本プロ麻雀連盟副会長
・第9期鳳凰位、第36期十段位等

■古川孝次

 

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・1949年4月12日(74歳)
・現A1リーグ所属、第16・17・18期鳳凰位3連覇等

 

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解説:勝又健志
実況:優月みか

達人戦〜GREAT LEAGUE、通称Gリーグのオープニングゲームは平均年齢76歳という数字が物語るように長年に渡って日本プロ麻雀連盟の土台から支えてきた創設メンバーが集結した。

森山
「通称Gリーグ、皆さんには“ジジィリーグ”として愛着持って見て頂けたら嬉しいですね。」

ユーモア溢れるコメントに反して対局の方は現役バリバリと言った攻防が繰り広げられた。

まずは古川が赤牌入りでも持ち味の流れるような仕掛けが決まる。

 

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中打点ながら子・親で効果的な加点をし、1回戦のトップを決めた。

2回戦入ると今度は初戦二着の森山が好調。

東1局
西家・森山
四万四万四万七万八万一索二索三索五索六索七索一筒一筒 リーチ ロン九万 ドラ一筒 裏北

東3局
東家・森山
七万八万九万赤五索六索一筒一筒 ポン東東東 チー二筒 左向き三筒 上向き四筒 上向き ツモ七索 ドラ五索

瞬く間に50,000弱となりトータルポイントでも森山が一歩抜け出す。

解説:勝又
「これだけの対局者が集まると何を切るとか効率はどうとかの話ではないんですよね。僕自身もまだまだ勉強中で上手く解説できるか分からないですが、相手に流れを持っていかれないように技と技の見せ合いが見所ですね。」

解説席でそのように表現したものが卓内に強く現れたのは2回戦の東3局1本場。森山が連荘中の親番であった。

苦しい形が残る中で伊藤・灘が仕掛け、古川に至ってはピンフ・ドラ1の手をヤミテンである。

 

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ここは親流しが三者の共通認識であり、長年の経験則が際立ったシーンであった。更にこの局は古川の技が光った一局となる。

 

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ヤミテンから数巡後に二筒を持ってくるや否や迷わず五筒と入れ替えて今度はリーチに踏み切る。自身の河に放たれている七筒を利用して九筒狙いに焦点を合わせると

 

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思惑通り森山からその九筒でマンガンを直取りした。正に攻守の切り替えのスピード感は御年74歳とは思えない、現役最年長A1リーガーの片鱗を垣間見せる。

しかし、このアガリによって古川に風が吹くと思われたが今日の森山は包囲網を張られても微動だにしなかった。

南3局
東家・森山
一万一万七万八万一索二索三索三筒三筒三筒 暗カン四索牌の背牌の背四索 リーチ ロン九万 ドラ七万三万 裏一万三筒

メンゼン主体の手組みをベースに、古川に献上したマンガン分をお釣りが出る程の親ハネマンに仕上げて取り返すと

 

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この半荘のトップを決めるリーチ・ツモ・清一色の8,000オールで大きな貯金を持って第1節を終えた。

《第1節成績》
森山+69.9
古川+54.5
伊藤▲5.1
灘 ▲119.3

 

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(文:小林正和)

第40期 A2リーグ 第3節D卓レポート

6月20日(火)、第40期鳳凰戦A2リーグ第3節D卓が放送された。
対局者は紺野真太郎、高橋良介、古橋崇志、井出康平。

 

 

第1節・2節と好調な滑り出しを決めた4者による対局となった。

 

★1回戦

高橋が親番のテンパイ料や1,500のアガリで36,800点まで得点を伸ばし、東3局1本場には三色ドラ1のヤミテン。井出から5,200のアガリを決めて快調に4万点を超えていく。

 

 

東3局には親の古橋がドラトイツを活かした12,000をアガって逆転するも、オーラスには高橋が仕掛けて発・ホンイツ・ドラ3の3,000・6,000で再逆転!

 

 

高橋が素点も大きなトップを決めた。

高橋 +29.5P
古橋 +12.3P
紺野 ▲5.1P
井出 ▲36.7P

 

★2回戦

東3局、ダブ東暗刻の井出、井出からドラポンの古橋、メンホン・ツモり四暗刻の高橋による熾烈なめくり合いに。

 

 

三暗刻確定のリャンメンに受けていれば、倍満ツモもあった高橋であったが、ここはツモ切った三索で井出へダブ東・ドラ1の7,700。明暗分かれる一局に。

静かに耐える展開が続いていた紺野にも南3局で大物手。ドラ単騎の七対子リーチを敢行すると、終盤にツモって4着目からトップ浮上の3,000・6,000を決めた。

 

 

紺野 +15.0P
井出 +5.8P
高橋 ▲4.5P
古橋 ▲16.3P

 

★3回戦

東1局、高橋がリーチを高目三色でアガリ5,200。

 

 

二の矢を放ちたい高橋は、東2局に七対子のダブルリーチ、南1局にはピンフドラドラのリーチをかけるも共に不発。

かわし手で局が進行し接戦で迎えたオーラスは、井出がピンズのホンイツで仕掛けて紺野がドラの四万をポン。

 

 

まさかの全山であった片アガリの六筒をツモり、連続のトップを決めた。

紺野 +16.7P
高橋 +4.2P
井出 ▲7.4P
古橋 ▲13.5P

 

★4回戦

東1局、古橋が三色確定のリーチをツモ。

 

 

紺野・井出も中打点をものにして3人浮きでオーラスを迎えるも、高橋が粘って連荘。

3本場ではついに浮きに回った高橋がリーチの現物待ちで追いかけ、突き抜けに行くも2着から4着へ落ちる放銃で決着。

 

 

古橋 +11.3P
井出 +5.9P
紺野 ▲5.0P
高橋 ▲12.2P

4戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

強気な選択が局面をリードした高橋、要所で高打点のアガリを決めた紺野がプラスを持ち帰る結果となった。

次回A2リーグの放送は6/27(火)。

対局者は黒沢咲、伊藤優孝、古橋崇志、内川幸太郎。解説は柴田吉和。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第40期 A1リーグ 第4節A卓レポート

【第40期鳳凰戦A1リーグ 第4節A卓 勝又健志が+12.4Pで卓内トップ】

本日の対局者は
1位 勝又健志
9位 一井慎也
10位 杉浦勘介
12位 ダンプ大橋

 

 

解説 前田直哉
実況 古橋崇志

 

【1回戦】

杉浦がドラの白を暗刻のヤミテン。一井から満貫のアガリで好スタートを切ると

 

 

親番ではドラをツモって2,000オール。

ダンプ「1回戦の入りが中途半端で。西は打っちゃダメだなと。あれは大反省です。」

南3局。ダンプはドラも浮いている手牌で西を放つと

 

 

一井がメンホン七対子でラス抜け。オーラスもアガって浮きの2着に。

 

【2回戦】

気合いを入れ直したダンプ、2回戦は1,300・2,600で先制。

 

 

勝又「今日は沈みそうだと思ったが、▲20Pで抑えたいなと。」

白ドラ3の満貫を杉浦からアガって2回戦はトップを取る。

 

 

一井も南2局に1,300・2,600をツモって浮きの3着に。

 

 

【3回戦】

2回戦1人沈みとなった杉浦が、3回戦は満貫ツモで先制。

 

 

続く親番では高めの四索ツモで6,000オール。

杉浦が本日2勝目を挙げる。

 

【4回戦】

一井が中西ドラ2の7,700を杉浦からロン。トップ目のままラス親を迎えたが

 

 

オーラスは間近に迫っていた勝又がタンヤオドラ2をアガって逆転トップ。

 

 

今期絶好調の勝又が接戦を制して本日の卓内トップとなった。

 

 

勝又「ここまではかなり手牌に恵まれていますが、どこかで今日の1回戦みたいな時間が続く日があると思うので、その時負けを減らせるようにしたいと思います。」

一井「今日は助けられた牌もいっぱいあって。緊張感を維持してのぞめたのは良かったです。対局が続くので死ぬ気で駆け抜けないと。(IKUSAの方は)A1を背負って戦います。」

杉浦「1414着でラスが大きくマイナスになってしまって。次回(古川・沢崎・藤島)のメンバーだと自分1人で対応してしまいそうなので、そうならないように気合い入れて行きます。」

ダンプ「まだフラフラしていますが、やっと最初の2節に比べて前に出られるようになって上向いて来たので、後は親番でアガれるようになればと。まだ前半戦なので(トータルは)気にせず頑張りたいと思います。」

 

 

次回A1第4節B卓は
2023/06/02(金) 16:00

前田直哉
吉田直
古川孝次
藤崎智

解説 勝又健志
実況 古橋崇志

(文・吾妻さおり)

第40期十段戦 九段戦Sレポート

前日に激しい戦いとなった九段戦に続き、6/12(日)に九段戦Sが行われた。

 

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出場選手は以下の通り。
前日の九段戦に続き、5半荘・時間無制限で行われ、卓内上位2人がベスト16に進む。

 

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勝つと放送対局となるベスト16へ進む一戦。
ワイルドカードによる勝ち上がりはここからなくなり、
勝ち上がるかどうかは卓内の結果だけに委ねられる。

 

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結果はご覧の通り。

 

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1卓は最終ゲームオーラスまで3人による競り合いとなったが、
柴田吉和が、ラス親で4位から追い上げを図る小原のリーチをかいくぐってアガリをものにし、
川崎とともに勝ち上がり。
2卓は前半に抜け出した瀬戸熊がまず1席を確保。出遅れた吉田が4回戦に大トップで浮上すると、
最終戦もトップを奪ってベスト16に進んだ。
3卓は小差で最終戦を迎え、この日2勝の藤崎と安定した戦いぶりを見せた西岡が勝ち抜け。
4卓は中盤で大きくポイントを積み重ねた浜野がトップ通過。
大和が最終戦オーラステンパイ料を得て三田を逆転し、2席目に滑り込んだ。
5卓は初戦に大きなトップを獲得した和久津と、老月の追い上げを振り切った伊藤の勝ち上がり。
6卓は順調にポイントを重ねた寿人と、沢崎との競り合いを制した亜樹が勝ち上がった。

ベスト16からは全て放送対局に。
前年2~5位のシード選手4人と、この日勝ち上がった12人によって争われ、
現十段位・魚谷侑未が待つ決勝への戦いは、さらに熱を帯びる。

 

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(文・梅中悠介)

第40期十段戦 九段戦レポート

節目の40期目を迎えている十段戦。
2週間のインターバルを経て、九段戦は6/12(土)に行われた。

 

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出場選手はご覧の通り。
なお2卓のみ、別日対局として、6/11(金)に行われた。

 

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この九段戦から時間無制限で、半荘数も5半荘と増え、
戦いはより激しさを増した。

 

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結果は以下の通り。
ワイルドカード3人を含む23人が、翌日の九段戦Sに進んだ。

1卓:前原雄大・川崎義之
2卓:浜野太陽・老月貴紀
3卓:二階堂亜樹・西岡慎泰
4卓:藤原隆弘・和久津晶(ワイルドカード・西野拓也)
5卓:伊藤優孝・佐々木寿人(ワイルドカード・小原航太)
6卓:沢崎誠・吉田幸雄
7卓:古川孝次・明石定家
8卓:藤崎智・柴田吉和
9卓:吉田直・大和
10卓:HIRO柴田・日吉辰哉(ワイルドカード・三田不二夫)

九段戦Sは、この23人にただ1人の九段戦Sシードとなった瀬戸熊直樹を加え、翌6/12(日)に行われる。

(文:梅中悠介)

巣鴨本部道場 2023年6月度プロアマオープン大会成績表 最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 てんちゃん 72 323.3
2 市川幹人 39 257.8
3 稲熊勝明 34 250.9
4 山田樹 29 248.2
5 佐藤正道 42 218.1
6 中村 83 217.4
7 藤次祐紀 74 196.1
8 ラッキースリー 48 192.1
9 キモト 34 152.2
10 グリーンマン 46 149.3
11 一色陽子 24 143.9
12 らんたろう 18 143.2
13 前原由紀子 17 132.8
14 原佑典 24 129.5
15 ともや 26 126.2
16 こしの 28 121.1
17 凄悦 27 119.9
18 岩渕信明 30 116.1
19 永遠の未勝利クラス 26 115
20 スロット麻雀厨 27 112.6
21 松村祐輔 16 111.2
22 後藤竜司 33 108.9
23 くまっち 16 106.3
24 藤原隆弘 59 104.1
25 hase 34 103.3
26 mei 32 84.8
27 かずちゃん 17 84.7
28 なしお 24 83.4
29 山本和幸 34 77.8
30 関光穂 37 76.7
31 加藤はるみ 50 74.3
32 ほんゆ 19 72
33 森 雅彦 24 66.9
34 北村弦騎 19 65.1
35 金田賢太郎 20 64.4
36 ハチロー 28 62.7
37 立岩知朗 17 60
38 曹洪堃 21 57.44
39 石川駿 24 46
40 やすこ 70 46
41 宇田美有紀 17 41.2
42 Andy-San 19 38.6
43 じゅんじゅん 41 37.1
44 西角健二 52 35.2
45 宗広岳陽 29 26.8
46 山部正人 17 25.3
47 岡本浩一 39 22.2
48 藤原 21 12.1
49 かずや☆雀アカ 26 7.5
50 井出博幸 29 4.1
51 徳永 19 1.1

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 比屋定桜紅 17 149.8
2 岡本浩一 16 146.5
3 市川幹人 20 144.3
4 金杉空 8 141.7
5 なーちゃん 20 129.5
6 mei 29 123
7 シマカタ 19 121.3
8 堀江純一 9 121
9 堀田翔平 15 113.7
10 じゅんじゅん 19 106.8
11 くまっち 12 105.6
12 井出博幸 21 104.3
13 てんちゃん 30 102.2
14 中村 27 98.6
15 ルギア 26 96.7
16 hase 21 85.4
17 有田将之 15 67.3
18 中西空 10 62.4
19 早田弘之 30 56.7
20 グリーンマン 23 55.5
21 北川 12 39
22 藤原隆弘 10 34.7
23 前原由紀子 19 30.8
24 凄悦 18 26.5
25 山田浩之 9 24.5
26 極楽7 13 24
27 小平ほたる 11 21.2
28 ともや 14 19
29 藤次祐紀 29 14.6
30 ひろりん 10 11.3
31 関光穂 26 10
32 りか 18 2.9

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 1~3 4WRC 4公式 5WRC 5公式 6WRC 6公式 合計
1 くまっち 1010 119 25 100 47.5 99 30 1430.5
2 ラッキースリー 659 300 29 140 29 160 21.25 1338.25
3 市川幹人 607 73 37.5 71 24.75 300 62.5 1175.75
4 中村 547.75 180 23.25 160 25.25 180 29.25 1145.5
5 西角健二 591 400 0 72 0 70 0 1133
6 ともや 422.75 59 20.25 300 24 116 23.5 965.5
7 加藤はるみ 570 117 28 93 28.5 87 20.25 943.75
8 藤次祐紀 426.25 86 20.5 113 62.5 170 23.25 901.5
9 スロット麻雀厨 426.75 114 17.25 190 0 111 0 859
10 藤原隆弘 419.75 190 0 86 29.75 98 25 848.5
11 なしお 440 200 0 94 0 94 0 828
12 関光穂 449.5 95 47.5 78 24.25 92 21.75 808
13 佐藤正道 313 64 0 200 23.25 190 0 790.25
14 稲熊勝明 358 116 0 65 0 250 0 789
15 岡本浩一 120.5 250 75 98 100 67 75 785.5
16 松村祐輔 409 160 0 92 0 101 0 762
17 前原由紀子 427.5 112 21.25 53 0 118 24.75 756.5
18 てんちゃん 0 92 29.5 170 35 400 29.5 756
19 じゅんじゅん 367.25 111 29.75 101 24.5 71 35 739.5
20 グリーンマン 319.75 94 23.5 83 27.75 140 27.75 715.75
21 高橋大輔 396 67 0 250 0 0 0 713
22 丹野賢一 217.5 0 18 400 50 0 20.75 706.25
23 こしの 401 70 0 115 0 115 0 701
24 井出博幸 382.25 80 24.5 70 42.5 64 29.75 693
25 キモト 306 118 0 114 0 150 0 688
26 山田樹 195 120 0 119 0 200 0 634
27 hase 354.25 68 20.75 54 0 97 28.75 622.75
28 福永雄介 363 100 0 99 0 58 0 620
29 なーちゃん 360 84 28.75 69 29.5 0 47.5 618.75
30 シマカタ 345 52 24.25 150 0 0 42.5 613.75
31 山部正人 225 170 0 81 23 68 0 567
32 凄悦 195.75 58 45 87 40 114 24.5 564.25
33 立岩知朗 342.25 99 35 0 0 81 0 557.25
34 森 雅彦 275 97 0 95 0 85 0 552
35 岩渕信明 251 115 0 56 0 113 0 535
36 ハチロー 252.75 72 0 80 21.25 82 21 529
37 後藤竜司 225 150 0 52 0 100 0 527
38 じゅんきち 235.25 82 23.75 180 0 0 0 521
39 山本和幸 260 71 0 97 0 93 0 521
40 mei 224.75 60 23 0 45 96 45 493.75
41 Andy-San 227

96

0 67 30 72 0 492
42 一色陽子 157 101 0 112 0 120 0 490
43 かずや☆雀アカ 323.25 0 0 57 37.5 65 0 482.75
44 曹洪堃 208.25 87 21 68 0 80 0 464.25
45 とがし 255 83 0 58 0 54 0 450
46 原佑典 193 0 17.5 111 0 117 0 438.5
47 ルギア 168 56 40 116 28 0 29 437
48 金山二郎 227 69 0 85 0 55 0 436
49 BBQ 304 81 0 49 0 0 0 434
50 御子柴佑梨 319.5 65 24 0 0 0 0 408.5

第26期 北陸プロアマリーグ「帝陸戦」 最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 西田 大志 一般 257.5 69.2 58.4 11.4 5.9 112.6
2 山田 航輔 プロ 161.1 68.3 44.1 44.4 ▲ 10.2 14.5
3 宮川 悟 一般 136.8 11.2 47.7 101.1 ▲ 45.3 22.1
4 藤本 鉄也 プロ 124.0 59.5 4.8 43.9 29.2 ▲ 13.4
5 大門 久輝 一般 121.7 26.3 68.4 ▲ 26.5 46.8 6.7
6 山元 一成 一般 96.7 71.0 44.3 ▲ 29.4 33.3 ▲ 22.5
7 太田 誠 一般 90.8 ▲ 51.5 34.8 9.8 3.2 94.5
8 日水 亮輔 一般 86.5 ▲ 14.7 ▲ 7.6 41.5 15.0 52.3
9 吉田 健彦 一般 64.4 0.5 ▲ 53.7 5.1 110.1 2.4
10 堂垂 正裕 プロ 63.7 57.6 ▲ 8.5 13.4 16.2 ▲ 15.0
11 中谷 徹也 一般 46.2 ▲ 59.4 42.1 38.4 44.7 ▲ 19.6
12 岡田 雅文 一般 42.5 4.3 ▲ 26.4 50.1 65.1 ▲ 50.6
13 梅本 翔 プロ 40.0 0.0 28.1 ▲ 15.0 6.8 20.1
14 石川 雄基 プロ 19.1 ▲ 25.3 29.8 8.4 ▲ 24.4 30.6
15 相澤 道徳 一般 18.9 90.7 ▲ 16.0 0.0 ▲ 19.3 ▲ 36.5
16 松井 直大 プロ 18.8 28.5 ▲ 24.3 ▲ 8.4 35.1 ▲ 12.1
17 中川 竜伍 一般 13.8 ▲ 34.7 18.7 15.0 25.8 ▲ 11.0
18 荒谷 誠 プロ 12.6 ▲ 11.3 75.1 ▲ 4.3 5.1 ▲ 52.0
19 窪田 一彦 一般 ▲ 10.6 32.3 ▲ 31.2 ▲ 30.3 40.5 ▲ 21.9
20 小林 和樹 プロ ▲ 10.8 15.8 47.3 ▲ 19.4 ▲ 56.4 1.9
21 木戸 僚之 プロ ▲ 16.8 ▲ 5.7 ▲ 33.3 ▲ 15.2 ▲ 9.7 47.1
22 森田 有一 一般 ▲ 17.4 15.2 ▲ 5.1 ▲ 37.3 ▲ 51.0 60.8
23 新保 翔太 プロ ▲ 20.7 50.1 7.2 ▲ 45.2 ▲ 5.3 ▲ 27.5
24 宮成 さく プロ ▲ 26.1 ▲ 15.5 ▲ 6.2 ▲ 36.2 6.3 25.5
25 氷見 由起夫 一般 ▲ 38.7 ▲ 26.8 27.8 ▲ 86.9 ▲ 9.0 56.2
26 成田 理良 プロ ▲ 38.7 ▲ 49.9 ▲ 37.2 38.9 55.6 ▲ 46.1
27 種田 紀元 一般 ▲ 49.5 ▲ 13.0 ▲ 46.6 ▲ 16.1 25.4 0.8
28 鬼山 拡夢 一般 ▲ 64.8 ▲ 44.9 ▲ 35.7 51.6 ▲ 1.5 ▲ 34.3
29 浦田 豊人 プロ ▲ 76.1 ▲ 28.6 ▲ 26.5 77.9 ▲ 48.9 ▲ 50.0
30 文月 愛美 プロ ▲ 97.4 45.5 ▲ 74.0 0.0 ▲ 31.9 ▲ 37.0
31 栄田 勇作 プロ ▲ 122.4 ▲ 42.5 15.6 ▲ 30.0 ▲ 38.3 ▲ 27.2
32 久々湊 康雄 一般 ▲ 145.6 ▲ 90.6 26.4 30.2 ▲ 61.6 ▲ 50.0
33 押川 憲一 一般 ▲ 148.8 53.3 ▲ 75.2 ▲ 59.0 ▲ 46.6 ▲ 21.3
34 瀧根 克登志  一般 ▲ 154.8 0.0 ▲ 81.9 ▲ 65.7 ▲ 54.4 47.2
35 如月 靖之 プロ ▲ 185.5 ▲ 56.2 5.2 ▲ 19.9 ▲ 58.7 ▲ 55.9
36 岡田 拓也 プロ ▲ 261.9 ▲ 70.2 ▲ 38.4 ▲ 37.3 1.4 ▲ 117.4

第1期JPML WRC-Rリーグ ベスト16C卓レポート

今期より新たに始まったJPML WRC-Rリーグ。
ベスト16のC卓は奈良圭純・仲田加南・高橋大輔・小高佑貴の4名によって争われた。

 

 

高打点の応酬が予想される中、まず小高が先手を取る。
東2局に123三色確定のペン七索待ちリーチ。
直後にテンパイした仲田のリーチ宣言牌を一発で捕らえると、裏ドラが2枚載って12,000のアガリに。

 

 

ただ、仲田は直後にリーチ・裏3の8,000を高橋からアガって勝負圏に復帰すると、南4局にはタンヤオ・ドラ2・赤の8,000をヤミテンにして小高からアガリ、逆転で1回戦トップを手に入れる。

 

 

仲田は続く2回戦も南3局の親番で2,600オールをまずアガると、1本場はリーチのみの手から赤五索をツモって裏ドラ六筒も載せ、4,000オールで大きく加点。連勝でゲームの主導権を握る。

 

 

3回戦。2戦ともラスを押し付けられ、苦しい立場となった高橋が反撃を見せる。
東2局の親番でタンヤオ・イーペーコー・ドラのリーチをかけると、追いかけリーチをかけた小高から七筒を捕らえて12,000。

 

 

2本場には、ピンフ・ドラ・赤のリーチでドラの四索をツモって6,000オール(+600)。

 

 

この2つのアガリで戦線に復帰する。

ここから動きが激しくなった。
南2局には奈良が一発ツモで2,000・4,000をアガると、

 

 

南4局には高橋の先行リーチをかいくぐった親の小高が追いかけて三筒を一発で仕留め18,000。

混戦模様となって最終4回戦を迎えた。

その4回戦。東場でリードを奪った小高が、南2局1本場に高橋から5,200(+300)をアガリ、勝ち抜けを狙う。
しかし、それを阻んだのは仲田だった。

 

 

南3局にタンヤオ・ドラ3・赤の8,000を高橋からアガると、続く南4局の親番ではタンヤオ・ツモ・ドラ3・赤の6,000オール。

連続のドラ爆弾ラリアットで小高からこのゲームトップの座を奪う。

そして、小高のトップ陥落によりトータル2位に浮上した奈良が、続く1本場で高橋からアガって勝負あり。

 

 

ベスト8へは仲田加南・奈良圭純が進んだ。

 

 

(文:梅中悠介)

第40期 A2リーグ 第3節C卓レポート

白鳥が好調持続で2位浮上!A2リーグ第3節C卓レポート

6月13日、第40期鳳凰戦A2リーグ第3節C卓が放送された。
瀬戸熊直樹、伊藤優孝、白鳥翔、石川正明。

 

 

A2リーグデビューから順調にプラスを重ねている石川を、連盟のスター選手たちが迎え撃つ形となった。

 

★ 1回戦

東2局1本場、瀬戸熊が三色のつく高目ツモの2,000・4,000で先制。

 

 

親番を迎えた瀬戸熊はリーチ・七対子の4,800、リーチ・ツモ・ピンフ・ドラの2,600オールと連続のアガリで5万点オーバーのトップに。
2着には、道中7,700放銃がありながらも、アガリ回数の多さで辻褄を合わせた白鳥が浮きを確保。

瀬戸熊 +28.5P
白鳥  +4.3P
石川  ▲9.6P
伊藤  ▲23.2P

 

★2回戦

東3局、白鳥がドラトイツ内蔵の七対子ツをリーチして会心の3,000・6,000!

 

 

白鳥は南2局の親番でも、ドラ雀頭リーチの7,700を石川からアガリ、5万点超えのトップを獲得した。

白鳥  +28.5P
伊藤  +4.5P
石川  +1.8P
瀬戸熊 ▲34.6P

 

★3回戦

東2局、瀬戸熊がタンヤオドラ1のリーチをかけるも、現物待ちでピンフジュンチャン三色ドラ1の強烈なヤミテンを入れていた白鳥のアガリ。

 

 

この半荘はここから低〜中打点で局が進行し、オーラスには伊藤が浮きに回るリーチタンヤオピンフのアガリで2着を確保。白鳥の連続トップとなった。

白鳥  +21.0P
伊藤  +6.9P
瀬戸熊 ▲5.7P
石川  ▲22.2P

 

★4回戦

3回戦では辛酸を舐めた石川であったが、東1局に高目をツモり2,000・4,000。

 

 

さらに東2局親番では苦しい配牌からドラトイツの先制リーチで3,900オールをアガるも…

東4局、高打点にこだわった手組みを見せた瀬戸熊が、伊藤から役役ホンイツトイトイの12,000。

 

 

放銃にまわってしまった伊藤も、オーラスにはドラ暗刻の12,000ヤミテンを石川からアガる波乱の展開に。

置いていかれる形となった白鳥が1人沈みとなった。

瀬戸熊 +15.7P
伊藤  +8.2P
石川  +1.5P
白鳥  ▲25.4P

4戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

最後の1人沈みで削られたものの、白鳥が+29.8Pの卓内トップでトータル2位へ浮上。

次回A2リーグの放送は6月20日(火)。
対局者は紺野真太郎、高橋良介、古橋崇志、井出康平。
解説は藤島健二郎。次回もぜひお楽しみに!

 

(文・浜野太陽)

「~準備~」 HIRO柴田

僕は怠け者だと思う。大事な対局を控えても特に打荘数を上げることもなく、普段通りに過ごすことが多い。
ただ、この「普段」がありがたい事に、僕は常に麻雀と関わっている為、雀力向上、パフォーマンス維持が出来ています。

麻雀プロの形は人それぞれで、普段牌に触れる機会が少ない者は対局前の準備で、セットやフリーで打ち込んでいると思うし、普段から打ち込んでいる者は気分をリフレッシュする時間を作ったり、意識せずに力まず普段通り過ごす者と対局前の過ごし方は多種多様だと思います。

僕の準備の仕方は最後の普段通り過ごすという手法をとっていますが、それでもやっぱり大事な対局前の準備に関して意識してしまうものなので、抑えながらオーバーワークとせずなるべく普通にと言い聞かせてはいます。

そんな僕の私生活は、1週間の内2日くらいはプロ対局や麻雀店ゲスト、麻雀教室、セット等のどれかで牌に触れる機会があります。
リアル麻雀を打つ大事さはあらゆる所作の確認、そしてポンやチー判断の脳の瞬発力、わずかな情報を逃さない洞察力など、様々な能力の衰えを防止しさらに磨きをかけるために打っています。

残りの5日間は放送対局を観戦したり、麻雀格闘倶楽部や龍龍といったネット麻雀を打つようにしています。
20~40代前半は、週に6,7日は牌に触れていましたが、生活環境の変化や今の時代に合ったトレーニング方法として対局観戦とネット麻雀の時間を増やすのが僕の肌に合っているのではと思い今に至っています。

放送対局の観戦は、対局者や後に対局するであろう沢山のプロをより知って勝つ為に、新しいアイデアの発見や、解説者の言葉から知識を学んだり、その人の麻雀という世界の見え方を知る為と、麻雀を打たずとも簡単に色々な技術を学べる、そして相手や自分の映像から長所・短所を知ることができて本当に良い時代だと思います。

ネット麻雀が出来る環境も素晴らしく、僕の活用方法としては、リアルの麻雀よりスピーディな打牌選択の判断と、その練習に伴って全体的な記憶力の向上に繋がっていると思います。

これらを繰り返す日々によって、戦いの準備はできている。いつでもやれる。
精神的な意味もあるかも知れませんがが、日々の生活環境から対局前は自分にそれを言い聞かせ、戦闘準備は完了しONの状態を保っています。

一方でOFFの状態もあって、暫く対局が無いとなると、生活は普段通りになり怠け者だな~っと自分を貶める思考に入ってしまいます。
用はモチベーションの上げ下げを自分勝手に行っています。意識を常に高く保つのは僕には合わないというか心に悪いという判断です(笑)

今回僕がお伝えしたいのは、日々ちょっとのことでも麻雀と触れてほしいと言うこと、特に対局前は映像や本、ゲーム、リアル、色々となんでも良いので触れる事で、準備を行って欲しいということです。そしてもし選べるのなら、麻雀を打つと麻雀を観るは反復して行って欲しいし、環境次第では色々な人に質問したり聞くのも大事だと思うのでよかったら取り入れてみてください。

今回から第39期鳳凰位戦の自戦記も書いてみようと思います。
初日の様子を数局ピックアップします、まずは1回戦開局の配牌。

 

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ピンズが多めのこの配牌。ドラが五索なので打北から入るのもありだが、自身の手がどこまで伸びるか試す打六索としました。
五索がくるようなら空回りだけど、局の入り方としては打六索が好みなのです。

するするとピンズを引き寄せ、九筒ポンのカン七筒待ち→八筒タンキ待ちと変化し、満貫の出アガリ。
待ち変えのタイミングで七筒を打たれ、2通りのアガリは点数も大きいですが良い予感がしました。

 

100

 

続いて東3局でも、西家の吉田から4巡目に高めドラのタンヤオリーチが入ります。

 

100

 

僕の手もゆったりと進行して、親の前田が押した一索をチーして現物待ちのカン六索待ちとなります。
他家から六索なんて出る気もしませんが、僕が退いて吉田・前田の一騎討ちは面白くないし、最後は佐々木も来て僕の1人ノーテンなんてA1ではよくあること。
ここは行きがかり上、最後まで退かないで吉田には放銃しようと決意したところで僥倖の六索ツモ。

 

100

 

対局者にどう見えたかはわからないが、不思議なアガリだなと自分では思いました。
今日は行けるとこまで行こうと決めるキッカケとなる1局だったことは確かです。

 

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これはアガリこそなかったものの自分の好きな局。
親の前田の仕掛けと、ソーズのホンイツ吉田に対して五索を押して、一万四万のチーを見送ってテンパイを入れます。
ノーテン罰符を払うのは嫌だけど、六索を打たれて、はい千点は五索打ちの顔もたたないし、先ほどの「行こう」というテーマに反するというか、今日の自分をなるべく信じる為にメンゼン重視、後悔の無い勝負は仕掛けようと思ってました。

 

100

 

これは、強気なテーマを持って挑んでいながら二万を残す危険性は感じていて、手牌を厚く構えるかドラ受けを残すかで、ピンフの1シャンテンを保ちつつドラ引きに備えて放銃となりました。

 

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二万四万四万二索三索五索六索六索三筒四筒五筒七筒八筒九筒

平時なら厚く構えて、打二万としていたのですが、浮かれていたのかもと気を引き締められました。

失った点棒は取り返そうとすると痛い目をみるのですが、返ってくると意識すると案外うまくいくもので、こういうプレイはあまり好きではないですが、場況を生かしたリーチや手牌に恵まれたこともあり、この日をトップ3回2着1回という成績で初日を終えることができました。

 

100

 

100

 

恥ずかしながら、初日の1月11日は僕が昨年結婚した日でありました。
絶対に負けられないし、今日ツイてないわけがないと言い聞かせて挑んだ日でもありました(笑)

 

100

 

写真は前日休みとして準備万全の僕に、奥様からゲスト先でのご飯の写真。
僕は自炊で一人飯。

 

100

何を切る? 2023年6月

第48期王位戦の詳細は9/20公開予定です

第48期 王位戦のご案内

目指せ日本一 !!

第48期王位戦出場者大募集 !!
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「シード条件改定のお知らせ」

【シード規定】
・ベスト16
前年優勝者

・A級決勝シード者
荒、森山、灘の三名は九段レジェンドとして永世シード。
歴代王位は失冠後5年まで(連覇は7年、三連覇は10年)
前年決勝進出者。現鳳凰位。現十段位。(世界チャンピォンが入る年もある)

・A級本戦大会
(連盟東京本部)
A1、A2在籍者、九段以上、歴代鳳凰位(10年)、歴代十段位(7年)、歴代王位(5年)、歴代マスターズ(5年)、歴代グランプリ(5年)、歴代世界チャンピォン(5年)、歴代小島杯(5年)、歴代女流桜花(3年)、歴代プロクイーン(3年)、現WRCリーグ、現WRC-Rリーグ覇者、現鸞和、現新人王、現地方チャンピオンシップ優勝者
※( )内はシードの有効年数、連覇は五割、三連覇は十割延長

前年のマスターズ以降に開催された下記タイトル戦決勝進出者
※十段位、王位、グランプリ、世界チャンピォン、新人王

前年の王位戦ベスト8。本部道場プロアマオープン決勝進出者。

その他最強位戦、發王戦、日本オープン、BIG1、などの現優勝者。
(プロ連盟地方本部支部)
上記の条件に該当する者、本部支部指名シード(2〜5枠程度)

(他団体)
上記の条件に該当する者、各団体現トップタイトル覇者
※最高位、女流最高位、雀王、女流雀王、令昭位、ティアラ、将王、将妃

各団体指名シード(各事務局にお伝えします)

日本プロ麻雀連盟競技部

 

日程

アマチュア予選 10月28日(土)

プロ予選 10月29日(日)、11月11日(土)、11月12日(日)

A級本戦 11月18日(土)

A級決勝 11月19日(日)

準決勝 11月25日(土)

決勝  11月26日(日)

 

決勝

日時
11月26日 (日)
※夏目坂スタジオにて生放送(日本プロ麻雀連盟チャンネル)致します。

4名で5回戦を行う。
※時間打切りなし。

 

準決勝

日時
11月25日 (土)
※夏目坂スタジオにて生放送(日本プロ麻雀連盟チャンネル)致します。

ディフェンディング、勝ち上がり15名の計16名で総当たり5回戦を行い、下位8名が敗退。
上位8名で6回戦を行い、上位4名が決勝進出。
※1〜5回戦は60分+1局、6回戦のみ80分+1局の時間打ち切りあり

 

A級決勝

日時
11月19日 (日)

11 時 00 分開始 (10 時 30 分受付開始 )
遅刻は失格

会場(変更する場合あり)

第1会場:日本プロ麻雀連盟道場
住所:東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F

第2会場:錦江荘
住所:東京都千代田区有楽町1-2-10 錦ビル3,4F

半荘6回戦・各会場36名
4回戦終了時、上位24名が5回戦へ。
5回戦終了時、上位16名が6回戦へ。
各会場上位7名+WC1名が準決勝進出


A級本戦

日時
11月18日 (土)

12 時 00 分開始 (11 時 00 分受付開始 )
遅刻は失格

会場(変更する場合あり)

第1会場:日本プロ麻雀連盟道場
住所:東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F

第2会場:錦江荘
住所:東京都千代田区有楽町1-2-10 錦ビル3,4F

第3会場:じゃん亭
住所:港区西新橋1-12-6富士アネックスビル 4F

半荘5回戦
4回戦終了時、プラス者のみ5回戦へ。
(マイナス上位者で卓調整)
全会場合算で上位約70名弱が勝ち上がり(A級決勝シードの人数により変動)
※感染予防のためお弁当はございません。


プロ予選

日時
10月29日(日)/11月11日(土)/11月12日(日)

1日のみのエントリーとなります。 (複数参加不可)

12 時 00 分開始 (11 時 30 分受付開始 )
遅刻は失格

会場(変更する場合あり)

第1会場:日本プロ麻雀連盟道場
住所:東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F

第2会場:錦江荘
住所:東京都千代田区有楽町1-2-10 錦ビル3,4F

第3会場:じゃん亭
住所:港区西新橋1-12-6富士アネックスビル 4F

半荘5回戦
4回戦終了時、プラス者のみ5回戦へ。
(マイナス上位者で卓調整)
全会場合算で上位1/4が勝ち上がり
※詳細は各会場で当日ご説明いたします。

ルール: 日本プロ麻雀連盟公式ルール(一発・ウラドラなし)ルール詳細は当日会場で説明致します。

※他団体のプロの方は各団体でエントリーを行ってください。会場のご案内はエントリー後にお伝え致します。

 

アマチュア予選

 

100

 

日時
10月28日 (土) 11 時 00 分開始 (10 時 30 分受付開始 )
遅刻は失格
参加費¥5,000(会場費込)

エントリーは締切致しました

会場

第1会場:日本プロ麻雀連盟本部道場
(豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F  TEL 03-5980-9116)
JR巣鴨駅 徒歩1分 地図はこちらになります。

第2会場:錦江荘
(千代田区有楽町1-2-10 錦ビル3,4F)

半荘5回戦(50分+1局)
4回戦終了時、プラス者のみ5回戦へ。
(マイナス上位者で卓調整)
※詳細は各会場で当日ご説明いたします。

ルール: 日本プロ麻雀連盟公式ルール(一発・ウラドラなし)ルール詳細は当日会場で説明致します。











第6期北陸プロリーグ 第2節レポート

2023年6月11日
夏の本番を控えたこの日、第6期北陸プロリーグ 第2節が開催されました。
第2節のレポートは、北陸支部39期 石川雄基がお届けします。

初めてのレポートとなりますので、まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。

石川 雄基(いしかわ ゆうき)、39期生、愛知県出身、38歳、A型

趣味は読書、旅行、株式投資、資産運用です。北陸支部に39期生として所属しておりますが、仕事の関係もあり、現在は愛知県に住んでおります。北陸は、第二の故郷であり、北陸という地域も人も大好きです。そのため、現在も北陸支部で活動中しています。
それではレポートに移らせていただきます。
開幕戦を終えて、満足のいく結果を出した者、逆に思い通りにいかなかった者。各選手にとっては第2節の戦い方をイメージしながら、過ごした2週間ではなかっただろうか。「タイトル」という、たった1つの栄冠を求めて、第2節も熱い闘いが繰り広げられた。
開幕戦で首位につけた志多木。「自分の麻雀をしっかりと打ち、ポイント加算して首位をキープする」と意気込んで望んだ第2節。そんな志多木に、神は試練を与えたのであった。
2回戦を終えて、まさかの4着、4着。2回戦後、「展開が向かず、噛み合わない。次こそは。」と集中を重ねていた志多木であった。そして、挽回に燃える彼の取った策は、自分を意識させて、対局者へプレッシャーをかける「卓上の支配」であった。その策は、見事に実り、本日のトータル結果+19.7Pを記録して、ポイントの上積みに成功した。

志多木のターニングポイントとなった局は、3回戦目にあった。

3回戦 南場3局、南家

四万四万五万六万六万九万九万西西西    一万 左向き一万 上向き一万 上向き

ここから四万をポン。

最終形
六万六万九万九万西西西   四万 左向き四万 上向き四万 上向き   一万 左向き一万 上向き一万 上向き    ロン九万 上向き

3回戦の行く末を決める8,000のアガリ。配牌から、最終形をイメージした鳴き。流石の一言だ。同卓していた自分も、一万の仕掛けがプレッシャーとなり、思うような打ち方が出来ず窮屈な思いをした局だと記憶している。まさに「卓上の支配者」化した瞬間を目の当たりにした1局であった。第2節終了時には、合計+83.7ポイントとなり、上位をキープしている。第3節以降も、志多木の「卓上を支配する」姿に期待したい。

続いて第2節で大きくポイントを伸ばしたのは、第4期桜蕾戦優勝の宮成だ。開幕戦ではマイナススタートだったものの、第2節で「宮成ハリケーン」を巻き起こし、堂々の2位につけた。

そんな宮成の印象の1局がこちら。

2回戦、オーラス、東家

宮成 持ち点:45,100(トップ目)

三索三索八索八索二筒二筒四筒四筒八筒八筒九筒南南   ドラ四筒

十分に打点がある中、目標である「ポイントをしっかりと獲る」の軸をブラさずにリーチ。
そして 九筒 をツモり、6,000オールを叩き出した。
結果、同卓の3者に沈みをつけての卓内トップの座を手にした。振り返りのコメントでもあったように、「攻めるところは、強気に攻める」という気持ちが軸を作り、勢いをより加速させた1局であった。

宮成の第2節でのプラスは、111.1.ポイント。開幕戦でのマイナスを大きくカバーした。このままハリケーンを継続させていくのか、止める者が現れるのか。第3節以降も宮成から目が離せない。

その他にも、燃える対局は多くあった。本人は「少しでもプラスを持ち帰る」と謙虚な姿勢であったが、第2節もしっかりとプラスを重ね、単独の首位に立った決勝常連の藤本。同じく、開幕戦、第2節と着実にプラスを積み重ねた成田。これからも上位を狙う、熱い戦いは続きそうだ。

また今期からプロリーグに参戦した39期においては、栄田、新保、石川がトータルプラスで推移、月野、山田は苦しい展開となっている。それぞれプロリーグ初参戦となるため、希望や緊張など、様々な感情をコントロールしている事と思うが、お互い切磋琢磨しながら、リーグ上位、決勝卓、優勝者が出る事に期待したい。

総勢24名が激闘を重ねる北陸プロリーグ。たった1つのタイトルを目指し、残り6節の戦いが待っている。果たして、栄光は誰の手に。あなたはこの戦いを見逃すな。

(文:石川 雄基)

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節
1 藤本 鉄也 95.2 28.1 67.1            
2 宮成 さく 85.7 ▲ 25.4 111.1            
3 志多木 健 83.7 64.0 19.7            
4 成田 理良 69.9 22.2 47.7            
5 木戸 僚之 31.7 9.1 22.6            
6 後藤 正博 31.0 39.4 ▲ 8.4            
7 里木 祐介 25.6 ▲ 2.8 28.4            
8 石川 雄基 14.0 0.2 13.8            
9 小林 和樹 12.8 ▲ 3.7 16.5            
10 栄田 勇作 11.9 48.4 ▲ 36.5            
11 新保 翔太 5.9 ▲ 18.4 24.3            
12 月野 桜悠 ▲ 5.3 27.2 ▲ 32.5            
13 南 和之 ▲ 5.6 27.5 ▲ 33.1            
14 梅本 翔 ▲ 6.1 ▲ 1.9 ▲ 4.2            
15 浦田 豊人 ▲ 11.1 ▲ 55.8 44.7            
16 荒谷 誠 ▲ 17.3 17.8 ▲ 35.1            
17 松井 直大 ▲ 19.3 ▲ 29.4 10.1            
18 堂垂 正裕 ▲ 37.6 1.0 ▲ 38.6            
19 文月 愛美 ▲ 41.6 ▲ 11.5 ▲ 30.1            
20 山田 航輔 ▲ 58.1 ▲ 15.2 ▲ 42.9            
21 岡田 拓也 ▲ 60.9 ▲ 21.4 ▲ 39.5            
22 獅坂 祐一 ▲ 66.9 10.2 ▲ 77.1            
23 安城 るい ▲ 76.2 ▲ 45.5 ▲ 30.7            
24 如月 靖之 ▲ 94.4 ▲ 64.1 ▲ 30.3