第17期女流桜花決定戦~最終日~レポート

【白銀紗希が10回戦に大トップを決めて悲願の初優勝!】

決定戦対局者は
山脇千文美
魚谷侑未
白銀紗希
内田美乃里

 

 

【9回戦】

勝負の分岐となったのは東3局1本場。

まずは内田が東四筒のシャンポン待ちで先制リーチ。

続いて親番の魚谷がドラ雀頭の二索五索待ち追っかけリーチ。

白銀が一筒六筒のシャンポン待ちで3軒リーチに出る。

 

 

トータル首位の山脇も七対子テンパイ。4軒リーチを打って宣言牌が通れば途中流局だが、メンホン七対子のアガリを取りに行ったか、ヤミテンを選択。

 

 

しかし1巡後は北のトイツ落としで迂回し、3者の捲り合いに。

結果は魚谷が満貫ツモのアガリ。

 

 

連荘に成功した魚谷はこの機会を逃さず、4本場には山脇から11,600は12,800。

魚谷が山脇をかわしてトータル首位に立つ。

 

【10回戦】

10回戦も魚谷が好調。4,000オールツモでリードしたままオーラスを迎える。

 

 

オーラス1本場。
親番白銀から先制リーチを受けて、魚谷もテンパイ。
打点はないが、この局アガれば山脇とトップラスを決められる。追っかけリーチで応戦するが

 

 

結果は白銀に7,700は8,000(+1,000)の放銃。
その後、連荘した白銀を止められる者は居なかった。

4本場の一万ツモでトータル首位に立つと

 

 

7本場では一通確定のペン三万ツモ。

さらに9本場では山脇の先制リーチにドラ待ちのカン六索で追っかける。

 

 

魚谷も一通確定のペン七筒で3軒リーチとなるが

 

 

魚谷から打たれたダブロン牌の六索は白銀のアガリ優先。

11本場まで積んだ白銀が1人浮き。+68.8Pの特大トップとなった。

 

【11回戦】

大きなアドバンテージを得た白銀だが、一切手は緩めない。
東3局にはメンホン七対子西単騎のアガリ。

 

 

南3局に山脇が6,000オールツモで一矢報いるが

 

 

白銀が11回戦もトップを取り2連勝。圧倒的リードを持って残り1回戦となった。

 

【最終12回戦】

東場は山脇が満貫を2回アガリ

 

 

魚谷も南場の親番で12,600。
4,300オールと懸命に追いかける。

 

 

最終戦オーラス。

山脇に国士無双一索待ちテンパイが入るが

 

 

白銀から役満直撃条件は満たせず、山脇の1人テンパイで流局。

白銀紗希が悲願の初タイトルを獲得した。

第17期女流桜花 最終結果

優勝 白銀紗希
2位 山脇千文美
3位 魚谷侑未
4位 内田美乃里

 

 

内田「9回戦に何とかくらい付いて行けたらと思ったのですが大きなラスを引いてしまって、10回戦目が終わった辺りからもう自分は何も出来ないと諦めてしまい、その点では申し訳ないなと思いました。自分だけが力が及ばなくて、3人が良い麻雀を打っていたので本当に完敗です。こういう負け方をした今、来期の意気込みとか考えられないですが、まだ数ヶ月あるので気持ちを立て直してのぞめたら良いなと思います。」

 

魚谷「9回戦がツイていて、かなり優勝が見える位置に居たんですけど、10回戦の白銀さんが強かったですね。(9回戦終了後に)マークを山脇さんだけにしちゃったのが敗因だった。もうちょっと白銀さんに楽させないようにする事も考えられたのかなと。今期は負けてしまいましたが、3月まで良いシードも頂けて戦えるので、何かで決勝に残って応援してもらいたいと思います。」

 

山脇「今期は1節目から+100Pとかしてずっと上に居て初めて決定戦に残れてこの3日間もワクワクしてたんですけど。今日は負けちゃったけど来年からもAリーグで戦っていくつもりなので、今日の反省を来年以降に繋げて行けたらいいなと思います。」

 

白銀「嬉しいです。Aリーグに来てから残留争いばかりで、プレイオフに残れたのも決勝も初めてでした。色んな人に楽しんで来てねと言われたけど、初日は全く楽しめなくて、でも2日目と今日は楽しめました。途中(リードしてからも)ポイントは見ていなかったです。まだまだ力は足りないのでしっかり練習して頑張りたいと思います。」

 

 

(文・吾妻さおり)

何を切る? 2023年1月

第17期女流桜花決定戦 10回戦 南4局1本場 東家 白銀紗希プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■OPENRECで実施したアンケートの結果

 

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■月刊プロ連盟ニュース

 

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白銀「優月みかだったら何を切る?」

優月「私は普通に五筒!」

白銀「四筒切ってるからねー。じゃあおまゆは?」

杉浦「これはペン七索を払いにいきます。」

優月「七索2枚切れだもんね。」

杉浦「それもあるし、ピンズが良さそうだから引き戻してメンツになることにも期待して。私は九索切るし、白銀さんも九索切ってほしい!」

白銀「おまゆさすがだよー!」

 

■プロの視点
白銀紗希プロ
四筒を切っていることも含めて、まずターツになったらうれしい七万切りは選択肢から外れます。
状況的にリーチを打ちたい場面だったので、ここで四索を引いたことで、ドラドラのリーチをどうやって打とうかということに主眼を置きました。
四筒を切ってしまってはいますが、目に見えて悪いペン七索の部分を払いながら、ピンズで形を組み直すことも考えて九索切りとしました。」

 

■一局動画

 

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第39期 A2リーグ 最終節B卓レポート

山田・石渡が降級確定に。

12月27日(火)、第39期鳳凰戦 A2リーグ最終節B卓が放送された。
対局者は紺野真太郎、井出康平、石渡正志、山田浩之。

 

 

 

残留を争う下位卓はA・B2卓に分かれている。B卓はA卓の結果を見て打つことになるため、残留の条件が明確となる。卓内2位以内かつ、ボーダー上にいる明石の▲66.6Pを上回れば残留が確定という条件戦となった。

 

★1回戦
東1局、井出がピンフドラドラ・高目イーペーコーのヤミテン。山田から高目での出アガリとなり、初戦ながら残留を大きく手繰り寄せる。

 

 

南1局には紺野がタンヤオドラ1のリーチをツモり2,000・3,900。

 

 

トップ目でオーラスの親番を迎えた紺野、さらにドラと北のシャンポン待ちリーチで7,700をアガリ、大きなトップに。

 

 

元々大幅なプラスが必須の山田は、4着スタートと厳しい立ち上がりとなった。

紺野 +27.1P
井出 +7.5P
石渡 ▲11.4P
山田 ▲23.2P

 

★2回戦

井出にホンイツ小三元など高打点のテンパイが入るも、流局が続いていく。
東4局、大きなトップが必須の山田が仕掛けての2,900で親番を連荘。しかし、2本場では紺野が一通確定のリーチで2,000・4,000のツモ。

 

 

紺野はこの後もピンフドラ1のヤミテンなど、加点しつつ局を消化。連続トップを決め、残留をより堅いものとした。

紺野 +17.2P
山田 +7.8P
井出 ▲5.9P
石渡 ▲19.1P

 

★3回戦
流局が続く展開の中、テンパイ料や供託を含むアガリで山田がトップ目に立ち南場へ。
南2局、その山田に高目リーチタンヤオピンフドラ1のリーチ。

 

 

仕掛けてドラトイツのテンパイを入れた井出から高目で7,700。1人浮きのトップで残留に望みを繋ぐ。

山田 +25.7P
石渡 ▲1.6P
紺野 ▲6.9P
井出 ▲17.2P

 

★4回戦

3回戦までの結果から、紺野はほぼ残留達成という状況に。3者の主な残留条件は以下の通り。
井出…+3.5P以上の浮き&石渡・山田に逆転されないこと
石渡…+37.1P以上の浮きで井出を逆転
山田…+56.4P以上の浮きで井出・石渡を逆転

東1局、井出が2巡目に白ドラ1のリーチ。残留を大きく引き寄せる2,000・4,000のツモアガリに。

 

 

大きく得点を叩きたい山田・石渡の思惑とは裏腹に、紺野・井出が局消化を徹底。
南3局、親番が落ちてしまった山田が、役役ホンイツドラドラの3,000・6,000で役満ツモ条件を残しオーラスへ。

 

 

このアガリで苦しくなったのは、浮きが必須の井出。30,500点持ちの親番は、必死のテンパイ連荘→2,000点のアガリで加点。

 

 

満貫ツモの親被りも耐えられるようになると、2本場は全員ノーテンの流局。原点を守りきることに成功した。

山田 +24.6P
井出 +8.3P
紺野 ▲10.0P
石渡 ▲22.9P

4回戦終了時点のトータルポイントは以下の通り。

 

 

 

紺野・井出は残留確定。
山田・石渡はC卓の結果待ちではあるものの、ほぼ降級確定となった。

A2リーグ最終節、次回C卓の放送は年明け1月5日(木)。
対局者は内川幸太郎、白鳥翔、柴田吉和、古橋崇志。解説は藤崎智。

次回も是非お楽しみに!

(文:浜野太陽)

第23期九州プロ・プロアマリーグ最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 竹田 巧 154.8 37.4 ▲ 61.9 11.8 17.1 72.4 ▲ 2.5 36.9 75.6 ▲ 44.5 12.5
2 岡田 雄貴 142.9 ▲ 18.9 ▲ 24.0 ▲ 7.0 ▲ 45.0 97.6 25.8 54.5 27.3 0.0 32.6
3 柿元 裕介 136.5 1.0 29.4 1.0 78.6 26.1 ▲ 76.7 50.0 0.3 ▲ 8.4 35.2
4 横田 幸太朗 123.7 ▲ 36.2 55.8 ▲ 13.2 39.7 10.1 38.4 ▲ 2.4 ▲ 12.5 ▲ 13.0 57.0
5 藤井 崇勝 109.7 ▲ 34.0 94.1 1.3 48.4 28.1 46.2 ▲ 30.3 30.6 ▲ 48.8 ▲ 25.9
6 名倉 徹 66.9 ▲ 20.9 ▲ 23.2 125.4 ▲ 78.5 39.2 33.3 ▲ 10.8 ▲ 4.1 25.8 ▲ 19.3
7 島 秀彰 34.8 15.9 27.8 46.6 6.6 16.4 7.6 ▲ 57.5 30.2 ▲ 33.0 ▲ 25.8
8 下山 哲也 20.3 49.8 ▲ 61.6 ▲ 6.9 9.0 ▲ 21.0 ▲ 5.9 12.6 ▲ 52.1 71.7 24.7
9 和久津 晶 ▲ 1.2 70.1 13.9 21.7 ▲ 15.2 ▲ 12.7 ▲ 40.1 ▲ 13.2 ▲ 50.1 8.6 15.8
10 松尾 樹宏 ▲ 29.8 ▲ 10.8 ▲ 21.5 0.8 ▲ 0.4 ▲ 41.4 ▲ 21.4 ▲ 8.6 32.7 ▲ 12.0 52.8
11 氏家 義成 ▲ 43.5 73.8 30.6 ▲ 12.9 21.3 ▲ 42.3 ▲ 44.9 ▲ 0.4 ▲ 36.8 ▲ 37.8 5.9
12 浜上 文吾 ▲ 47.4 ▲ 16.0 ▲ 27.2 14.6 24.9 ▲ 32.5 33.0 ▲ 18.8 47.5 14.4 ▲ 87.3
13 服部 学 ▲ 67.0 27.2 ▲ 20.4 ▲ 23.4 9.3 ▲ 73.4 4.2 17.4 34.1 16.5 ▲ 58.5
14 山下 将浩 ▲ 84.2 0.0 ▲ 1.7 ▲ 35.7 ▲ 3.2 44.1 14.4 ▲ 47.0 ▲ 55.9 ▲ 4.3 5.1
15 柴田 祐一朗 ▲ 107.5 ▲ 61.0 ▲ 44.0 9.0 25.0 ▲ 75.2 53.8 70.6 ▲ 58.1 ▲ 0.6 ▲ 27.0
16 菊池 豪 ▲ 133.4 0.8 65.1 ▲ 21.6 ▲ 54.4 ▲ 14.2 ▲ 25.4 ▲ 58.0 ▲ 46.2 ▲ 25.5 46.0
17 仲村 澪哉 ▲ 162.1 ▲ 29.0 ▲ 65.8 ▲ 76.6 ▲ 49.2 ▲ 12.4 ▲ 25.2 48.4 26.3 40.0 ▲ 18.6
18 塚本 将之 ▲ 162.5 ▲ 50.2 34.6 ▲ 35.9 ▲ 34.0 ▲ 8.9 ▲ 15.6 ▲ 46.4 10.2 29.9 ▲ 46.2

 

 

Bリーグ

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 岩村 義久 一般 141.0 13.1 42.8 64.6 4.3 16.2
2 石田 知幸 プロ 101.0 ▲ 41.2 100.4 ▲ 26.2 39.0 29.0
3 合澤 雄貴 プロ 70.0 24.3 21.4 59.2 ▲ 40.8 5.9
4 安東 裕允 プロ 67.0 87.4 34.1 ▲ 33.7 10.9 ▲ 31.7
5 河野 みのり プロ 58.1 ▲ 15.6 ▲ 3.1 109.4 ▲ 19.7 ▲ 12.9
6 木室 哲朗 プロ 45.2 0.3 23.3 1.3 23.1 ▲ 2.8
7 坂平 二郎 プロ 41.7 18.9 83.3 ▲ 16.1 ▲ 10.8 ▲ 33.6
8 藤岡 治之 プロ 30.5 30.8 ▲ 20.7 ▲ 27.8 11.0 37.2
9 大野 徳多郎 プロ ▲ 21.4 ▲ 21.0 ▲ 4.7 ▲ 7.8 44.2 ▲ 32.1
10 相本 長武 一般 ▲ 37.2 ▲ 24.5 15.1 ▲ 10.0 32.2 ▲ 50.0
11 阿部 竜也 プロ ▲ 46.6 ▲ 13.1 ▲ 11.9 ▲ 18.1 ▲ 8.8 5.3
12 柿添 誠 プロ ▲ 63.6 ▲ 55.5 ▲ 20.5 ▲ 15.5 ▲ 43.4 71.3
13 山本 えりか プロ ▲ 127.4 ▲ 34.9 ▲ 12.7 ▲ 12.5 ▲ 67.3 0.0
14 矢野 拓郎 プロ ▲ 164.5 ▲ 90.8 ▲ 68.0 ▲ 13.3 32.4 ▲ 24.8
15 如月 明日香 プロ ▲ 197.9 ▲ 8.1 ▲ 100.0 ▲ 53.5 ▲ 8.3 ▲ 28.0
16 椎奈 健 プロ 欠場 50.2 8.7 0.0 0.0 0.0
17 福田 諒 プロ 欠場 18.7 ▲ 87.5 0.0 0.0 0.0

 

 

C1リーグ

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 山田 孝幸 一般 199.1 48.2 44.8 43.0 68.3 ▲ 5.2
2 松田 健太郎 プロ 150.7 21.6 30.5 24.7 48.0 25.9
3 高村 翔 プロ 47.3 ▲ 14.9 ▲ 13.1 ▲ 50.7 73.1 52.9
4 土田 小緒里 プロ 44.0 31.2 0.0 33.6 ▲ 35.4 14.6
5 陶山 昌明 プロ 26.8 ▲ 5.6 11.7 ▲ 26.3 0.0 47.0
6 吉田 彩乃 プロ 1.4 ▲ 37.0 35.3 ▲ 11.8 ▲ 12.6 27.5
7 黒田 隆明 一般 0.1 ▲ 0.6 ▲ 12.0 60.3 ▲ 22.0 ▲ 25.6
8 早田 さきこ プロ ▲ 12.1 ▲ 41.0 0.0 ▲ 13.6 67.2 ▲ 24.7
9 渡辺 雄輝 プロ ▲ 26.8 28.7 ▲ 14.4 56.5 ▲ 31.7 ▲ 65.9
10 天野 ヨシアキ プロ ▲ 50.8 ▲ 0.1 ▲ 53.2 ▲ 12.3 14.8 0.0
11 仲田 浩二 プロ ▲ 55.7 13.6 24.9 ▲ 44.0 ▲ 54.0 3.8
12 髙松 伸好 一般 ▲ 58.9 2.9 ▲ 2.2 ▲ 72.2 ▲ 24.9 37.5
13 福田 譲二 プロ ▲ 61.4 ▲ 9.3 30.3 ▲ 50.0 ▲ 50.4 18.0
14 山室 泰典 プロ ▲ 71.4 1.9 ▲ 48.0 43.9 ▲ 69.2 0.0
15 河野 まや プロ ▲ 104.1 ▲ 28.5 ▲ 17.3 ▲ 46.9 40.2 ▲ 51.6
16 かっしー 一般 ▲ 172.7 0.0 ▲ 58.9 15.8 ▲ 52.4 ▲ 77.2
17 加藤 誠 一般 欠場 ▲ 12.1 40.6 ▲ 100.0 0.0 0.0

 

 

C2リーグ

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 弘中 栄司 一般 198.0 96.6 10.1 69.7 103.4 ▲ 81.8
2 北川 裕太 一般 155.4 5.4 0.0 ▲ 22.8 124.4 48.4
3 むさし 一般 119.8 54.5 28.0 11.0 ▲ 36.5 62.8
4 桝谷 翔太 一般 108.8 35.0 29.6 11.1 17.1 16.0
5 岩村 美智子 プロ 87.1 23.0 ▲ 9.9 36.4 28.5 9.1
6 山元 龍 プロ 62.1 22.0 0.0 ▲ 26.8 66.5 0.4
7 小田 一馬 一般 59.4 14.7 29.9 21.7 ▲ 18.5 11.6
8 津森 慎一 テスト生 51.8 40.4 31.2 1.8 3.7 ▲ 25.3
9 村田 健治 一般 48.3 8.0 24.8 25.2 ▲ 28.3 18.6
10 古原 請哉 一般 45.0 51.7 0.0 ▲ 6.7 0.0 0.0
11 佐々木 将幸 テスト生 40.5 0.0 ▲ 44.5 63.2 12.9 8.9
12 西川 雄介 テスト生 31.5 ▲ 59.1 56.7 ▲ 23.4 0.0 57.3
13 川崎 健一 一般 30.4 17.7 ▲ 38.0 ▲ 20.6 35.1 36.2
14 悦喜 真之介 テスト生 21.1 ▲ 24.7 49.5 ▲ 45.4

74.7 ▲ 33.0
15 日野 太貴 プロ 8.5 0.0 31.7 ▲ 77.6 1.1 53.3
16 橋本 正美 一般 3.5 0.0 0.0 15.5 38.0 ▲ 50.0
17 中島 深耶 テスト生 ▲ 3.3 28.3 0.0 3.5 1.6 ▲ 36.7
18 近藤 はるか テスト生 ▲ 3.6 ▲ 50.3 20.5 ▲ 5.5 31.7 0.0
19 堀越 庸介 一般 ▲ 8.6 0.0 ▲ 8.9 0.3 0.0 0.0
20 山下 一伸 一般 ▲ 28.1 35.7 ▲ 54.7 47.8 ▲ 56.9 0.0
21 加藤 拓 一般 ▲ 31.9 1.6 ▲ 67.7 29.4 5.6 ▲ 0.8
22 宝輪 聡 プロ ▲ 41.1 6.2 0.0 4.4 ▲ 1.7 ▲ 50.0
23 山本 和正 一般 ▲ 44.5 ▲ 117.8 ▲ 10.6 24.4 ▲ 35.3 94.8
24 若村 沙紀 一般 ▲ 48.7 ▲ 13.8 ▲ 35.9 20.6 ▲ 8.2 ▲ 11.4
25 団野 和広 一般 ▲ 70.3 0.0 12.1 3.3 ▲ 23.2 ▲ 62.5
26 櫻井 雅之 一般 ▲ 74.1 0.0 19.2 ▲ 56.3 ▲ 27.7 ▲ 9.3
27 藤瀬 恒介 一般 ▲ 80.9 ▲ 2.8 ▲ 46.1 ▲ 21.9 12.8 ▲ 22.9
28 渡辺 健太 プロ ▲ 103.3 ▲ 54.0 ▲ 8.8 54.0 ▲ 49.1 ▲ 45.4
29 早瀬 慧 一般 ▲ 138.2 ▲ 3.4 14.5 9.2 ▲ 58.5 ▲ 100.0
30 宮崎 惇 プロ ▲ 182.6 ▲ 63.1 20.1 ▲ 55.1 ▲ 36.3 ▲ 48.2
31 毛利 駿介 テスト生 ▲ 211.4 ▲ 40.3 ▲ 15.2 ▲ 44.6 ▲ 82.4 ▲ 28.9
32 安部 久美子 プロ ▲ 295.6 ▲ 53.5 ▲ 80.6 ▲ 47.8 ▲ 97.5 ▲ 16.2

第22期帝豊戦(大分プロアマリーグ)第4節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 プレーオフ
1 渡辺 辰宏 一般 104.3 60.5 48.5 ▲ 54.7 50.0  
2 矢野 拓郎 プロ 100.4 17.8 11.6 40.0 31.0  
3 黒田 隆明 一般 96.7 21.6 5.4 41.1 28.6  
4 阿部 竜也 プロ 86.7 18.5 68.5 ▲ 22.5 22.2  
5 団野 和広 一般 41.4 ▲ 2.4 29.5 3.6 10.7  
6 石内 雄也 一般 37.6 ▲ 44.9 55.8 ▲ 4.5 31.2  
7 庄司 俊文 一般 35.7 ▲ 15.3 8.0 56.5 ▲ 13.5  
8 岩村 義久 一般 24.3 ▲ 15.9 66.9 19.7 ▲ 46.4  
9 スカルリーパーA-ji プロ 19.5 ▲ 58.2 22.3 59.0 ▲ 3.6  
10 下山 哲也 プロ 11.6 ▲ 43.9 40.0 15.6 ▲ 0.1  
11 かっしー 一般 3.2 93.6 ▲ 39.6 ▲ 60.2 9.4  
12 松本 広大 一般 ▲ 0.8 ▲ 8.5 ▲ 60.4 0.7 67.4  
13 服部 学 プロ ▲ 3.7 43.5 ▲ 51.6 ▲ 22.9 27.3  
14 髙田 周也 一般 ▲ 23.5 25.0 ▲ 58.8 ▲ 20.0 30.3  
15 日野 太貴 プロ ▲ 32.6 18.3 ▲ 37.4 ▲ 26.3 12.8  
16 柿添 誠 プロ ▲ 34.4 3.6 ▲ 4.4 ▲ 7.4 ▲ 26.2  
17 氏家 義成 プロ ▲ 40.4 ▲ 40.8 2.0 ▲ 55.8 54.2  
18 米村 大輝 一般 ▲ 45.0 ▲ 5.5 ▲ 26.9 ▲ 13.0 0.4  
19 小林 太郎 一般 ▲ 80.3 ▲ 34.9 15.0 ▲ 44.5 ▲ 15.9  
20 上田 悟史 一般 ▲ 124.9 ▲ 19.2 ▲ 33.8 ▲ 56.0 ▲ 15.9  
21 塚本 将之 プロ ▲ 131.9 ▲ 48.9 ▲ 0.3 ▲ 50.3 ▲ 32.4  

第12期JPMLWRCリーグベスト16CD卓レポート

1月13日、第12期JPML WRCリーグベスト16の対局が放送された。

対局者は以下の通り。

◇C卓◇(配信卓)
魚谷侑未(現十段位シード)
井上絵美子
仲田浩二
石井良樹

◇D卓◇
渡辺英梧(予選1位通過)
奈良圭純
渡邉浩史郎
大和

 

★1回戦

 

 

仲田は実況者として夏目坂スタジオに来ることが多いものの、対局者として登場するのは初。
Twitterでは「選手のところに名前があるのですが、たぶん何かの間違いなので全力で実況してきます。」とコメントしていたが、対局が始まると絶好の出だし。

東1局に魚谷からリーチタンヤオピンフの3,900をアガると、東3局にもリーチピンフ一発イーペーコーの8,000!

 

 

1半荘目のトップを獲得。
対局メンバーの中では実績一番の魚谷であったが、1回戦では「これくらいは押したい」というような牌が捕まり、4回の放銃で4着スタートとなった。

仲田 +30.8P
石井 +9.1P
井上 ▲5.0P
魚谷 ▲34.9P

 

★2回戦

東1局、井上が白ドラ1のリーチをツモり2,000・4,000。続く東3局にも中とドラのシャンポンリーチで5,200を魚谷から。

 

 

これでいよいよ苦しくなった魚谷であったが、オーラス親番で大復活。

ドラトイツリーチの7,700を石井からアガると、1本場では高目三色のリーチ。
仕掛けた仲田もツモれば逆転トップの跳満テンパイを入れるも、引き勝ったのは魚谷。

 

 

6,000オールで大きなトップを獲得。

魚谷 +40.1P
井上 +9.7P
仲田 ▲11.7P
石井 ▲38.1P

 

★3回戦

ここまで3着→4着と苦しい石井。しかし東2局、2巡目リーチを一発でツモると裏3の跳満!

 

 

トータルポイントは全員が僅差の争いに。
南3局、4着目の井上が2枚見えのカン五万で勝負のリーチ!全員が戦いづらい点数状況の中、魚谷は高目三色でテンパイすると追いかけリーチ。

 

 

魚谷がホウテイで8,000のアガリとなり、2連勝を決めることとなった。

魚谷 +25.2P
石井 +10.7P
仲田 ▲4.4P
井上 ▲31.5P

 

★4回戦

東1局、魚谷が九索西一索とポンしてホンロートイトイのテンパイ。親の井上がドラ1のリーチをかけると、仲田が筋の一万で魚谷への放銃に。

 

 

既にリードしている魚谷としては決定打のアガリとなった。
仲田を追いかける井上・石井としてはチャンスが生まれるも、高打点がことごとく成就せず、仲田・魚谷が局を消化していく。
オーラスも石井が連荘を狙う中、仲田がタンヤオピンフのアガリで勝ち上がりを決めた。

 

 

4回戦終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

C卓からは魚谷・仲田が、D卓からは奈良・渡辺が勝ち上がりを決めた。
次回、第12期JPML WRCリーグベスト8の放送は1月24日。

次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第39期 A2リーグ 最終節A卓レポート

最初に最終節を消化することになるA卓出場4選手の結果は別卓に出場する選手の目標になってしまうため、少しでも多くのポイントを持って終わりたいところ。

 

100

 

A卓に出場する高橋・三浦・明石・客野は▲64.7以上を持って卓内1位で終われば残留確定。
卓内2位の選手は残留圏内の下位にいる井出の▲53.4を超えてB卓以降の結果待ちが出来れば残留の望みが高まり、卓内3位までくると別卓から3人落ちてこないと残留にならないので相当厳しい結果待ちになりそうな状況でした。

 

100

 

1回戦、客野にダブルリーチ高め純チャン三色という好機が到来するも

 

100

 

すぐに引いた安めの四索
卓内2位の三浦と120以上離され、これをツモといえないのが客野の置かれた苦しい状況を現していました。

 

100

 

山に2枚残っていた一索は客野のもとにくることはなく流局。
劣勢からの逆転を見せることは出来ませんでした。

 

100

 

1回戦は南場の親番で連荘した三浦がトップで、2着の高橋も大きくプラス。

 

100

 

2回戦は高橋トップで三浦2着と、卓内上位の2人が抜け出す展開。

目標の2人に離され残留の道が厳しくなってきた明石は3回戦の親番も流れ、迎えた南3局

 

100

 

絶体絶命の状況から起死回生の四暗刻のアガリ。
これで大きな1人浮きのトップを取ると

 

100

 

最終戦も1人浮きのトップを奪い、卓内3位ながらも別卓の結果を祈って待てるポイントまで持ち直すことに成功。

 

100

 

一方で最後まで不幸を一身に背負わされてしまった客野は残留の目がほぼ消滅。
序盤のリードを守った三浦はかなり優位な状況での結果待ち。
高橋は残留以上を確定させて最終節を終えました。

<最終節A卓最終結果>
三浦+38.8P 明石+34.1P 高橋+12.1P 客野▲86.0P

(文:越野智紀)

第12期JPMLWRCリーグベスト16AB卓レポート

【第12期JPML WRCリーグ~ベスト16~B卓、伊藤俊介と佐々木寿人の勝ち上がり】

第12期のJPMLWRCリーグ、ベスト16の組み合わせは次の通りになった。
この日1/13に全試合が行われてベスト8が決定したが、本レポートではB卓の模様をお伝えする。

 

 

◇1回戦◇
好スタートを切ったのは宮澤だった。
開局から宮澤、伊藤、角谷の3人のリーチになり、宮澤は、待ちは良いもののリーチのみと打点はなく、ヒヤッとしたかもしれない。
しかし、ヒヤッとしたと同時に一発ツモ。
裏ドラが1枚と、打点もついて最高の結果でスタートする。

 

 

 

南3局、ここまで角谷だけアガリがなく、一人置いていかれそうだった。
本日の、そして、放送対局の初アガリが、実況・解説ともに大絶賛のアガリだった。

 

 

 

解説:齋藤「よくリーチしなかった。リーチ、タンヤオで、もう(巡目が遅く)リーチしたいもん。」
実況:優月「美しいものを見ましたね。」
リーチ、一発、ツモ、ピンフ、三色同順、裏の6,000オール。
オーラスも制した角谷が、トップで1回戦を終える。

 

 

1回戦終了時
角谷+20.2P、宮澤+5.1P、佐々木▲7.4P、伊藤▲17.9P

 

◇2回戦◇
東1局、角谷が二索五索八索待ちの先制リーチ。
親の伊藤が、果敢にドラの白を切って追いかける。

 

 

 

二索五索八索が山に3枚と、あまり多くなかったことが幸いした。
カン六索で引き勝ち、リーチ、ツモ、タンヤオの2,000オール。

そして、ここから伊藤の時間が始まる。

 

 

宮澤のテンパイ打牌を捕らえた18,000を皮切りに、(リーチ、一発、ドラ3、裏)

2本場は佐々木からヤミテンで9,600。(タンヤオ、三暗刻)

八万 上向き八万 上向き八万 上向き三筒 上向き三筒 上向き六筒 上向き七筒 上向き三索 上向き三索 上向き三索 上向き四索 上向き四索 上向き四索 上向き ロン五筒 上向き ドラ八筒 上向き

3本場は、宮澤から5,800。(ダブ東、ドラ)

五万 上向き七万 上向き六筒 上向き六筒 上向き三索 上向き四索 上向き五索 上向き ロン六万 上向き ポン東東東 チー四筒 左向き三筒 上向き二筒 上向き ドラ五万 上向き

南場の親番でも、宮澤のリーチに追いかけて、12,000を討ち取った上に(リーチ、三色同順、ドラ)、
リーチ、ツモ、ドラのアガリが2回とそのスマートな風貌に似合わず(?)大暴れ。
この2回戦で、ほぼ勝ち上がりを確定させた。

 

 

 

2回戦終了時
伊藤+62.4P、佐々木+6.6P、角谷▲3.1P、宮澤▲65.9P

 

◇3回戦◇
佐々木が角谷とのトップラスを決めて、大きめのリードを持って最終戦に。

3回戦終了時
伊藤+66.0P、+37.4P、角谷▲30.5P、宮澤▲72.9P

 

◇最終4回戦◇
南1局、角谷が見事な手順の6,000オールであと10ポイントまで迫ったのだが、
(リーチ、一発、ツモ、ピンフ、ドラ、裏)

 

 

やはり、現鳳凰位佐々木の壁は高かった。

 

 

「手役派だからね」と高目の三色同順で、ツモアガって勝負あり。
伊藤と佐々木がベスト8に進出した。

 

 

なお、同時に行われていたA卓は、最終戦で浦野がAリーガーの三浦を逆転する金星をあげる。
前期チャンピオンの石立とともに、ベスト8に進出した。

 

 

 

(左が石立岳大、右が浦野修平)
ベスト8は、1/24(火)に行われる。
(A卓11:00~、B卓は終わり次第の開始)

P.S.
この翌日1/14,15に最高位戦日本プロ麻雀協会主催の發王戦の本戦トーナメントが行われたが、伊藤はこの發王戦も勝ち上がり、ベスト16に進出という快挙を成し遂げた。
發王戦は、予選からここまでで、なんとトーナメント8連勝。
ニューヒーローの誕生となるか?こちらにも期待したい。

(文:福光聖雄)

第17期女流桜花決定戦~2日目~レポート

『0.02%の奇跡!?百花繚乱の戦いを制したのは山脇千文美。初戴冠に向けて七分咲きへ。』

◆初日までの成績

 

山脇千文美・魚谷侑未(現女流桜花)・白銀紗希・内田美乃里
解説:白鳥翔・仲田加南
実況:部谷幸則

 

 

決定戦初日の対局後では“まだまだ優勝するにはポイントが足りない”と語った山脇。その言葉通り、5回戦の開局では魚谷から先制リーチを受けながらも真っ直ぐ打ち抜き2,000・3,900のツモアガリと幸先の良いスタートを切った。

 

 

一方で離されずについて行きたい白銀は

5回戦東4局
南家・白銀
一万二万三万一索二索二索三索三索四索九索九索四筒五筒 リーチ ツモ三筒 ドラ九索

で勢いに乗ると、南2局には山脇から待望の満貫直撃を実らせる。

 

 

追いかける魚谷・内田にとっても鼓舞するアガリであり、ポイントリーダーへプレッシャーを与える一撃。しかし、山脇からは焦りという二文字は見られなかった。

 

 

次局の南3局、ヤミテン高め7,700の手牌も普段通り強気にリーチに行くと、その思いに応えるかのように残り1枚のアガリ牌である六筒をそっと手元に引き寄せる。

 

 

気負い過ぎる事なく且つ強い意志に満ちた姿から、このまま山脇が突き抜けるかと思われた。ところが、初戴冠への道筋はそう平坦には行かなかった。

6回戦に入ると展開が一転する。

6回戦東2局
北家・内田
三万三万三万二索二索三索三索四索七索七索六筒七筒八筒 リーチ ツモ四索 ドラ三万

まずは白銀と同様に距離を縮めたいと意気込んだ内田がリーチ・ツモ・タンヤオ・イーペーコー・ドラ3の跳満ツモで上下差を詰めると

6回戦東3局
北家・魚谷
四万四万五万五万六万六万七万八万二索二索四索五索六索 ロン九万 ドラ二索

今度は魚谷が内田から狙いすました7,700をアガリ、自身が得意とする二番手へと位置付けた。

正に一進一退が続く展開であったが、対局後に“先行しながらも捲られて負けてしまった悔しい経験があるので”と話した山脇は過去の苦い思いを払拭するかのように再びリードを築く。

 

 

折り返しとなる6回戦の南場に2局連続の大きなツモアガリを決め、大きなアドバンテージを持って後半戦へ突入した。

しかし、またしても7回戦は追いかける3者の猛追に耐えながらも徐々に点棒を削られる山脇。局面が大きく動いたのはオーラスであった。

 

 

ドラの南を持ち合った山脇が魚谷の親リーチに捉まり、再び点数差もフラット模様で8回戦へ。

と、ここまでは局推移に焦点を当てて振り返ってみたが、どこか違和感のようなものを覚える事にお気づきになっただろうか。実は5回戦から始まった2日目、このアガリが発生するまで何と連続23局“連荘なし”である。
仮に親のアガリ率が23%で流局率14%、流局時テンパイ率を50%として計算すると、その確率ざっと『0.02%』。数字が物語っているように4者のアガリに対する精度が高いのはもちろん、お互いの親を開花させまいと拮抗したバトルが繰り広げられた。

そして、横一線とも言える戦いに黙っていなかったのが現女流桜花の魚谷である。
東場の親番を活かして山脇が4,000オールと一歩抜け出した8回戦。場面はその南2局を迎えていた。

 

 

この局の一番乗りは南を仕掛けてドラの四万待ちテンパイである山脇。一見すると苦しい印象だが、雀頭が一枚切れの西なのでバランスの取れた手格好である。
東家の内田も七万を晒しながらドラ色のホンイツ仕掛けで場に制限を与える中、注目は魚谷の押し引きであった。

 

 
現状はドラドラではあるものの七対子の2シャンテン。また2人に仕掛けが入っており生牌の発とドラ表の三万が浮いている牌姿である。追加で補足すると、マンズの一色濃厚な親が下家に座っているという状況。大人しく2枚切れの北などに手が掛かるかと思われたが、魚谷の選択は三万切りであった。

 

 

自身のアガリを強く見つつ、鳴かれてもそれはそれで良しという構えである。つまり内田の2フーロ目は山脇に圧を与える事を意味しており、この局は親と一心同体となって戦っているのだ。そして牌が応えた時は一気に攻め返す。

 

 

最終手番でテンパイすると、しっかりと発も勝負して内田から跳満を成就させ本日の対局を終えた。

41局中36局がアガリと華やかな戦いとなった2日目、唯一ポイントを伸ばしたのは山脇であった。
そして最後に見事な12,000によって魚谷が追いかけるポジションに続く。
少し差は広がってはしまったものの白銀・内田もまだまだチャンスのある立ち位置と言えるだろう。

泣いても笑っても残り4半荘。連覇かそれとも初戴冠か。最終日レポートも是非ご覧下さい。

◆2日目終了時の成績

 

(文:小林正和)

第31期東北プロリーグ 最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 菅原 直哉 190.2 5.1 ▲ 72.8 ▲ 20.7 28.9 ▲ 7.3 63.2 94.4 12.1 63.6 23.7
2 皆川 直毅 156.5 37.1 59.0 83.0 22.0 ▲ 60.6 32.1 ▲ 54.2 7.0 ▲ 7.9 39.0
3 波奈 美里 155.6 13.8 35.8 9.6 0.0 ▲ 13.0 ▲ 4.1 ▲ 31.5 63.1 5.9 76.0
4 菊田 政俊 46.4 14.9 ▲ 1.9 52.0 0.0 16.6 ▲ 29.7 0.8 1.4 ▲ 0.3 ▲ 7.4
5 安ヶ平 浩希 34.9 ▲ 27.3 18.4 ▲ 52.9 ▲ 9.7 31.2 ▲ 59.2 29.2 31.5 ▲ 3.0 76.7
6 増田 隆一 27.9 ▲ 54.6 ▲ 4.1 87.4 ▲ 10.0 ▲ 6.2 24.7 ▲ 18.3 45.2 ▲ 66.5 30.3
7 武藤 武 16.3 38.2 64.9 ▲ 37.4 ▲ 23.7 11.0 2.0 4.3 57.6 ▲ 54.0 ▲ 46.6
8 瀧田 亮 ▲ 9.4 ▲ 15.3 9.4 23.1 ▲ 2.0 58.0 19.2 ▲ 9.7 ▲ 23.3 ▲ 24.9 ▲ 43.9
9 石井 良樹 ▲ 15.2 46.0 ▲ 13.4 ▲ 27.9 ▲ 68.8 ▲ 2.5 ▲ 32.1 64.5 63.3 ▲ 50.4 6.1
10 粕谷 勇吉 ▲ 21.5 2.8 33.4 14.6 35.2 3.5 ▲ 30.0 ▲ 18.0 ▲ 5.5 14.6 ▲ 72.1
11 佐藤 晃大 ▲ 62.7 ▲ 36.8 23.8 ▲ 13.8 ▲ 61.4 15.6 15.8 ▲ 33.2 ▲ 2.9 3.6 26.6
12 山下 敬介 ▲ 63.4 12.7 55.8 ▲ 99.4 0.1 15.6 ▲ 35.3 ▲ 23.5 ▲ 46.4 57.0 0.0
13 櫻井 勇馬 ▲ 99.2 ▲ 28.6 14.2 ▲ 65.7 101.5 ▲ 52.3 63.8 ▲ 29.7 ▲ 94.0 0.0 ▲ 8.4
14 小熊 良衡 ▲ 117.7 0.0 ▲ 68.1 24.3 ▲ 49.3 34.9 ▲ 22.3 ▲ 38.8 ▲ 72.1 43.7 30.0
15 遠藤 昭太 ▲ 144.8 ▲ 31.9 ▲ 20.6 ▲ 29.9 ▲ 44.8 ▲ 37.9 23.6 13.2 ▲ 22.5 57.3 ▲ 51.3
16 大沼 慎 ▲ 212.6 ▲ 19.2 ▲ 88.3 52.7 ▲ 54.7 ▲ 47.9 ▲ 6.2 48.5 ▲ 34.5 ▲ 38.7 ▲ 24.3

Bリーグ

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 星乃 あみ 132.5 3.8 27.5 50.0 ▲ 14.6 65.8
2 佐々木 俊哉 95.2 ▲ 41.5 38.6 ▲ 4.1 68.9 33.3
3 小栗 隆成 65.6 65.0 13.4 ▲ 10.1 ▲ 3.8 1.1
4 野村 遼吾 35.1 22.9 81.8 0.0 ▲ 50.5 ▲ 19.1
5 東 幸一郎 27.0 14.0 ▲ 11.9 25.3 ▲ 4.8 4.4
6 津藤 孝幸 24.1 0.0 6.1 45.0 5.1 ▲ 32.1
7 鈴木 里美 ▲ 3.6 ▲ 28.1 8.9 30.2 0.0 ▲ 14.6
8 工藤 清一 ▲ 20.0 29.9 ▲ 9.6 3.0 ▲ 4.5 ▲ 38.8
9 吉田 勝弥 ▲ 42.4 ▲ 30.7 ▲ 34.3 0.0 ▲ 36.4 59.0
10 岡崎 圭吾 ▲ 42.5 42.3 ▲ 25.6 ▲ 34.8 ▲ 24.4 0.0
11 佐々木 啓文 ▲ 49.2 ▲ 2.1 ▲ 37.3 ▲ 54.4 41.5 3.1
12 後藤 あゆみ ▲ 75.7 ▲ 34.8 ▲ 26.8 ▲ 21.3 ▲ 0.3 7.5
13 加藤 勇飛 ▲ 170.1 ▲ 42.7 ▲ 32.8 ▲ 28.8 3.8 ▲ 69.6

麻雀日本シリーズ2022決勝レポート

【麻雀日本シリーズ2022決勝 鈴木優が初出場・初優勝!】

麻雀日本シリーズ2022 決勝対局者

渋川難波
佐々木寿人
鈴木優
前田直哉

WRCルールで4回戦を行い、優勝者を決める

 

 

【1回戦】

東1局。鈴木が先制リーチに前田が追っかけ、一発でドラの二索をツモ。跳満のアガリとなる。

 

 

東3局3本場。渋川がチンイツを決めて前田に親被りさせると

 

 

南1局には前田と佐々木の2軒リーチを受けながらも中南トイトイのアガリで渋川がトップ目に立つが、南2局には鈴木もリーチツモ東ドラで親満ツモで参戦。

 

 

南2局2本場。0点になってしまった佐々木の反撃がようやく決まり、渋川から満貫のアガリ。

 

 

荒れに荒れた1回戦南3局。前田が2,600オールをアガって連荘し

 

 

1本場には4,100オール。
打撃戦を制して1回戦のトップを取ったのは前田。鈴木、渋川、佐々木の並びで終了。

 

【2回戦】

2回戦は渋川と鈴木のデッドヒート。南3局に渋川が鈴木から5,200を直撃してトップ目に立つが

 

 

オーラスに鈴木が再逆転のアガリ。

 

 

2回戦はトップに鈴木。渋川、佐々木、前田の並びで終了。

 

【3回戦】

東4局。前田が一旦中八万のシャンポンテンパイを入れるが

 

 

ツモ六万でテンパイを外してチンイツに移行し、満貫に仕上げて3回戦トップ。渋川、鈴木、佐々木の並びで終了。

 

【最終4回戦】

最終戦開始前の成績表はこちら。

 

 

東3局1本場。トータル首位の鈴木がリーチツモ白のアガリでこの半荘もトップ目に立ち

 

 

南3局も鈴木が自らアガってオーラスへ。

前田と渋川は三倍満ツモ
鈴木から倍満直撃
佐々木はツモトリプル役満
ダブル役満直撃条件

3者の優勝条件はあまりに厳しく、オーラスは全員ノーテンで流局。
最高位戦日本プロ麻雀協会の鈴木優が初出場・初優勝を決めた。

【麻雀日本シリーズ2022 最終結果】

優勝 鈴木優
2位 渋川難波
3位 前田直哉
4位 佐々木寿人

 

 

佐々木「1回戦ラスだったので、2回戦何とかトップを取って挽回しようという思いで打ちましたが、なかなか出来なかったです。今日は惨敗でしたが、年明けには鳳凰位決定戦があるので、気持ちを入れかえて頑張ります。」

 

前田「プレイオフから奇跡的に残れて1回戦もトップを取れたのに、2回戦にラスを引いてしまって。最終戦は着順勝負でしたが、優君が終始強かったです。来年は鳳凰位決定戦があるので照準を合わせて準備したいと思います。」

 

渋川「自分らしく打点を作って押して、いっぱいアガれば勝つ、アガれなかったら負けるという展開には出来たのですが、最後の最後に二万を切れなかったのが悔しかったですね。来年はもっと飛躍出来るように頑張りたいと思います。」

 

 

渋川がインタビューで触れたのは4回戦南2局1本場。渋川最後の親番、鈴木の先制リーチを受けている。二万切りでもテンパイだが、待ちの広さを取って五万切りとし、鈴木に放銃となった。

 

鈴木「4人の中で一番恵まれていると感じていました。とにかく後ろ向きにならないように、前に出て打ち切れました。愛知県・関西方面から応援してくださる方にこれからも良い報告が出来るように頑張ります。ありがとうございました。」

 

 

 

(文・吾妻さおり)

第253回:プロ雀士インタビュー 宮成 さく  インタビュアー:梅本 翔

第4期桜蕾戦優勝は今期入会の『宮成さくプロ』

決戦の地「夏目坂スタジオ」にてまた一人新たなスターが誕生した。

 

100

 

皆様初めまして。日本プロ麻雀連盟北陸支部所属35期生の梅本 翔です。
同じ北陸支部の宮成プロが桜蕾戦優勝したのでインタビューをさせていただきました。
自己紹介を含めベスト16~決勝のこと、さらには麻雀以外の一面もお聞きしたので書いていこうと思います。
拙い文章ですが最後まで見ていただけると幸いです。

梅本「宮成プロ桜蕾戦優勝おめでとうございます!」

宮成「ありがとうございます!」

梅本「まずは自己紹介とプロになったきっかけをお願いします。」

宮成「日本プロ麻雀連盟北陸支部所属、宮成さくです。プロになったきっかけはオリンピア(金沢にあるノーレート麻雀荘)で荒谷誠プロに声をかけていただいて、プロは以前から興味があったのでプロ入りするとさらに強い人と打てると思い入会を決めました。」

 

100

 

梅本「ありがとうございます。普段はどういった活動をされていますか?」

宮成「今出ているのは帝陸戦(北陸プロアマリーグ)と北陸プロリーグですね。仕事の都合が合えばワンデーの地方予選も出たいなと思っています。」

梅本「雀風、スタイルを教えてほしいです。あと目標のプロはいますか?どういったプロになりたいとか」

宮成「スタイルは攻撃寄りだったんですけど解説聞いていたら結構バランス型みたいです。佐々木 寿人プロの様なかっこいい麻雀が打ちたいです!」

梅本「ありがとうございます。ではそろそろ桜蕾戦の話に行きますか。まずは桜蕾戦初めて出てみてどうでしたか?」

宮成「正直こんな強い女性の方がいるのかってびっくりしました(笑)まだまだ井の中の蛙だったなぁって思いましたね。」

梅本「北陸で卓内全員女性ってないですからね。予選から決勝通して自分の麻雀を打てましたか?」

宮成「予選の1回戦目の東1局から、親番で満貫を放銃してから吹っ切れましたね(笑)そこから押し気味の麻雀になってそれが良かったですね。」

梅本「そこで吹っ切れるのいいですよね!僕は引きずっちゃうタイプなのでそのままズルズルいきそうです。戦っていく内に何か学んだことってあると思うんですけどどうですか?」

宮成「放送対局で手牌を上下に揃えるとかそういう基本的なことが出来てなかったのでそこを意識するようになりましたね。」

梅本「ありがとうございます。そういえば勝負前のルーティーンって何かありますか?」

宮成「セブンイレブンの揚げ鶏を絶対食べていました(笑)あと藤本さん(藤本鉄也プロ・北陸支部副支部長)に試合終わり焼き肉連れて行ってもらってました!」

梅本「揚げ鶏食べるのがルーティーンだったんですね!僕も藤本さんに毎回焼き肉連れて行ってもらってました(笑)ちょっと話逸れちゃったので桜蕾戦の話に戻りましょう。自分的にベストの1局はありますか?」

宮成「決勝戦2回戦目のチャンタ三色の局ですね。7本場でアガリに行きたいなと思ってたんですけど、決定打にはならないと思って発鳴かなかったんですよ。感覚的にも引ける気がして。それが最高の結果になりましたね。」

 

100

 

上記の牌姿から同巡に打たれた発を鳴かずに、次巡ペン三索を引き入れてリーチ。値千金の8,000の出アガリとなった。

梅本「あの1局は見事でしたね!次は2回戦目の南3局で満貫ツモった時は今日イケるなって思いました?」

 

100

 

宮成「リーチ打って一筒四筒はかなり自信ありました。ツモった時は今日イケる日だなって思いましたね。」

 

100

 

梅本「かなり気合い入ってましたもんね!3回戦目東3局の親番でツモり四暗刻のテンパイ入ったときはどんな気持ちでした?

宮成「待ち自体は悪くなかったんですよね。山に九筒が1枚いそうだなーって思ってました。流局して手牌開くときに何故か気合い入ってました(笑)」

梅本「サクサクサクっとツモるかなって思ってたんですけどね!3回戦目南3局で先制親リーチ打ったら、メンチン入った廣岡さんから鬼のような押し返しきて怖くなかったですか?」

宮成「めちゃくちゃ怖かったですね・・・。途中からアガリ牌以外のマンズ持ってこないでってずっと思ってました。」

 

100

 

宮成「アガリ牌が出た瞬間はすごく安心しました。」

梅本「うわってなりますよね・・・。もう一個うわってなるシーンあったんですけど覚えてます?」

 

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宮成「加護さんにメンホン打ったときですよね。リーチ受けてすぐやめようと思ったんですけど、現物の四万ならアガれそうだなって思って発押しちゃいました。結構メンタルに来ましたし自分何やってるんだろうって思ってましたね。」

梅本「あの放銃はメンタル来ますよね。オーラス、またも加護プロから最後のリーチが来ましたがどんな気持ちでしたか?」

宮成「あの時は完全安牌が無くて、七対子ドラドラが怖いなって思ってました。暗刻の一筒に手かけるしかなくてその時手震えてましたね(笑)」

 

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オーラスに跳満ツモ条件の加護プロからのリーチ

梅本「このリーチを乗り越えての優勝、決まった瞬間はどういう気持ちでしたか?」

宮成「放心状態でしたね(笑)優勝したって実感が全然わかなかったです。」

梅本「では最後に応援してくれた方々への一言と今後の目標をよろしくお願いします。」

宮成「最後まで応援していただいてありがとうございました。皆様の応援があったから頑張れたし優勝することが出来ました。本当に感謝しています。今後は女流桜花に参加します。ですが、タイトルより先に帝陸戦と北陸プロリーグでプラスをとりたいです(笑)!」

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

サクサクさくちゃんこと「宮成さくプロ」を皆様これからもよろしくお願いします!

 

100

第18期静岡プロリーグ 第8・9節レポート

第8節レポート

先日、廣岡璃奈が桜蕾戦、渡辺史哉が若獅子戦でそれぞれ決勝進出を決めた。
静岡支部として全力で応援したい。

正直に言って、静岡の若手は、この2人が抜けている。
仲間が活躍して嬉しい気持ちと、自分が活躍できないもどかしさや嫉妬心が生まれているだろう。

だが、今活躍している2人も、大きく雀力が伸びるか、停滞し伸び悩むかは分からない。
同世代の選手が刺激し合って、モチベーションを保ち、追いつけ追い越せで雀力を向上してもらいたいと静岡の若手には望んでいる。

望月が支部長を退き、いろいろな不安要素があったが、現状、静岡支部は上手く運営できている。
静岡リーグ帝静戦の運営など、静岡支部員一人ひとりが自覚を持って行動できてるように見える。
これも中支部長代行の頑張りが支部員に伝わっていると考える。
そのおかげか、リーグ戦やタイトル戦の成績はここ近年を見てもいい成績をおさめている。
これからも中支部長代行とこれからの静岡を作っていきたいと思う。

それでは本題の静岡プロリーグ。
もう川崎さんと栗島さんは書きません。
もっと書くこと増やしてください笑

今節も上位陣に変動はなし。
平岡は大きくプラスすると決勝進出の可能性が残る節だったが少しのプラスで終了し、残り2節で厳しい戦いとなった。
この結果によって決勝進出の椅子は7位までに絞られた。
3位から7位の差は10Pの大混戦。
自分は別日対局を多く残しているが、他の者は多くても残り3節を残しているだけに一節、一節が大事な対局となってくるのは間違いない。

近年稀に見る大混戦!残り2節。誰が抜け出すのか?注目してください!

 

第9節レポート

先月は渡辺史哉、廣岡璃奈がそれぞれ若獅子、桜蕾の決勝戦があった。
渡辺が3位、廣岡が4位。それぞれ見せ場は作ったものの悔しい結果となった。

この結果を糧にして来年以降の麻雀に繋げてほしい。
また支部からの優勝者がでるように、切磋琢磨して静岡の麻雀のレベルを上げていきたいと思う。

静岡プロリーグ、いよいよ9節と最終節を残すことになった。
何度も書くが、川崎、栗島は決勝進出確定。

残りの2席を争うことになるのは3位~7位、太田・大橋・鈴木郁・渡辺・鈴木秀に絞られた。
太田、大橋は安定してスコアを伸ばし、鈴木郁は別日で大勝し、一気に決勝進出ボーダーまできた。

渡辺は苦しい展開から起死回生の大三元のアガリ。
個人的にはこの4人に注目している。
残りの2席、誰が決勝に残っても面白い決勝戦になるのは間違いない。
最終節要注目!

(文:青嶋宏樹)

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 川崎義之 335.3 68.8 96.5 46.3 2.3 ▲ 15.8 43.8 43.1 3.6 46.7
2 栗島有紀 221.4 16.1 24.2 36.3 61.3 115.7 17.4 11.6 ▲ 41.6 ▲ 19.6
3 太田昌樹 153.1 53.5 10.6 ▲ 61.5 91.2 ▲ 45.8 82.8 22.9 ▲ 9.0 8.4
4 鈴木郁孝 146.2 51.5 2.8 ▲ 19.7 ▲ 26.2 65.2 6.8 58.8 7.0
5 大橋幸正 141.2 0.0 ▲ 0.6 18.2 ▲ 27.1 74.3 8.4 47.2 ▲ 0.1 20.9
6 渡辺史哉 125.9 73.7 28.8 ▲ 22.0 30.0 ▲ 25.0 0.1 8.3 3.4 28.6
7 鈴木秀幸 125.9 4.1 ▲ 27.5 29.7 23.4 12.9 4.6 64.3 14.4
8 平岡理恵 64.2 55.4 20.4 48.0 ▲ 23.8 0.3 ▲ 63.0 ▲ 5.0 10.2 21.7
9 天音まこと 38.3 ▲ 64.8 ▲ 5.2 51.8 5.4 48.1 11.1 ▲ 35.6 ▲ 18.2 45.7
10 杉村泰治 34.1 ▲ 11.3 9.8 ▲ 8.5 ▲ 57.4 19.2 41.6 ▲ 54.8 62.3 33.2
11 斉藤隆 25.4 ▲ 2.9 ▲ 8.6 ▲ 29.0 26.9 39.4 5.8 ▲ 15.4 37.4 ▲ 28.2
12 青嶋宏樹 25.2 83.1 ▲ 11.4 32.5 ▲ 39.9 ▲ 25.4 46.1 ▲ 20.8 ▲ 39.0
13 鷲見隼人 16.3 ▲ 11.6 ▲ 59.1 3.8 ▲ 30.7 84.6 ▲ 37.6 ▲ 4.1 58.7 12.3
14 橘太一 2.3 ▲ 29.7 26.9 55.6 ▲ 63.5 ▲ 25.7 36.4 9.7 ▲ 7.4 0.0
15 土屋幸弘 ▲ 11.8 ▲ 12.2 28.0 ▲ 18.3 13.0 17.5 ▲ 35.1 0.8 ▲ 7.7 2.2
16 小林正和 ▲ 19.4 ▲ 27.2 12.8 ▲ 7.5 7.2 ▲ 6.3 33.4 ▲ 40.2 43.6 ▲ 35.2
17 安藤銀一 ▲ 41.4 35.7 ▲ 40.8 ▲ 36.1 25.7 ▲ 1.6 12.7 7.0 ▲ 44.0 0.0
18 高村龍一 ▲ 46.4 ▲ 41.0 ▲ 20.7 ▲ 49.9 0.2 61.0 10.9 13.7 ▲ 20.6
19 島﨑涼 ▲ 47.5 43.0 73.4 ▲ 4.6 ▲ 36.4 ▲ 27.5 ▲ 45.3 ▲ 38.9 ▲ 11.2
20 高橋大輔 ▲ 63.2 20.8 ▲ 42.6 15.2 ▲ 0.1 ▲ 62.2 ▲ 50.7 53.4 ▲ 8.4 11.4
21 石津寿人 ▲ 72.1 ▲ 34.7 89.3 ▲ 0.8 4.3 ▲ 58.1 ▲ 21.0 ▲ 9.6 ▲ 32.7 ▲ 8.8
22 岡本和也 ▲ 85.8 33.4 ▲ 35.5 26.0 ▲ 11.4 ▲ 6.3 ▲ 34.5 15.3 ▲ 32.6 ▲ 40.2
23 安部颯斗 ▲ 102.7 ▲ 81.5 ▲ 33.1 ▲ 5.8 25.6 ▲ 42.6 7.8 8.4 27.3 ▲ 8.8
24 廣岡璃奈 ▲ 117.8 ▲ 75.9 ▲ 13.7 ▲ 26.2 ▲ 35.4 ▲ 24.1 ▲ 12.2 44.2 12.3 13.2
25 京平遥 ▲ 121.9 25.4 ▲ 36.3 ▲ 31.7 0.2 ▲ 54.6 10.3 ▲ 13.5 ▲ 21.7 0.0
26 ダニエルモレノ ▲ 125.7 ▲ 79.2 ▲ 78.8 ▲ 20.3 9.1 ▲ 57.4 65.1 39.7 ▲ 2.4 ▲ 1.5
27 中寿文 ▲ 133.9 26.4 32.8 3.5 13.8 ▲ 57.9 ▲ 47.6 ▲ 46.3 ▲ 58.6
28 山下棟健 ▲ 138.4 ▲ 39.3 19.5 30.4 ▲ 22.4 ▲ 45.2 ▲ 9.1 ▲ 79.6 ▲ 3.5 10.8
29 平野敬悟 ▲ 165.9 ▲ 23.0 ▲ 25.1 ▲ 51.5 ▲ 25.7 8.8 ▲ 10.1 ▲ 36.9 ▲ 2.4
30 渡辺洋巳 ▲ 171.2 ▲ 73.8 ▲ 26.6 ▲ 25.8 13.9 54.9 ▲ 41.4 ▲ 32.0 ▲ 40.4
31 井坂彰宏 ▲ 241.4 ▲ 38.5 ▲ 18.2 16.9 36.4 ▲ 36.2 ▲ 53.5 32.9 ▲ 81.2 ▲ 100.0

第40回静岡リーグ帝静戦(プロアマ混合)第3・4節レポート

第3節レポート

今期より、日本プロ麻雀連盟の地方プロアマリーグは帝〇戦と名前を変更し、統一感を出して行っている。
各地の地方プロアマリーグの名前も浸透してきた印象がある。

かくいう私も、当初は呼びなれなかった帝静戦という言葉にも、ようやく慣れてきた。

知らない方も多いかもしれないが、元々は帝〇戦という名前は、小島武夫杯帝王戦から来ている。
残念ながらコロナ禍ということもあり、アマチュア参加者の健康確保の為に、ここ2年ほど中止になってしまったが、帝王戦が再開されれば、今まで以上に盛り上がっていくだろう。

話を帝静戦に戻そう。

帝静戦のウリは何と言っても全国一のプロ参加率である。
参加者の4割程度は常に麻雀プロが参戦している。

それゆえ、決勝進出の壁は非常に高い。
全国一と言っても過言では無いと自負している。

そんな環境で戦っているアマチュア選手は、麻雀がかなり達者な方も多く、若手プロにとっては良い稽古の場になっている。

その中で結果を出すことは自信にもなるだろう。

第3節終了時点で、安藤銀一プロが首位にたった。
安藤プロは関東から、静岡に遠征してきている選手で、その熱意がようやく実をむすびつつある。

そして、静岡支部・高橋大輔が初の決勝進出の大きなチャンス。
第46期王位・渡辺史哉と同期の高橋。
前を進むライバルには負けていられないといったところか。

新鋭2人ははたしてこのまま決勝進出なるか?
好位置につけているベテランの逆襲がありそうだが・・・。

 

第4節レポート

記念すべき20周年の第40回の帝静戦も第4節が終了した。
私の話になってしまうが、今年度より支部長代行として務めているが、一年があっという間に過ぎている。

慣れないことにガムシャラに対応していると本当に時が経つのが早い。
こうも時が経つのが早いと人生なんてあっという間だなと、何となくだが思ってしまった。

今年一年やってみたわけだが、問題点も多く出てきた。
来年は、もっと色々準備して、もう少しゆとりを持って皆様に接することができるようにしたいなと思っている。

さて、本題の第4節の帝静戦の結果を。

現在2位の堀孔明さんに関して書きたいと思う。
堀さんは私が第14回で初めて参加した時には、すでに参加していらした。
記憶が確かならば、それからずっと参加していただいていると思う。

近年では、何度も決勝進出に手が届きそうになっていた。
だが、本当に惜しいところでそれを逃す結果となっている。

今節終了時に200ポイント越えの2位は王手している状態と言って良いはず。
何としても結果を残して欲しいものだ。

長くともに戦う友人として切に思っている。

(文:中寿文)

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節
1 安藤銀一 プロ 223.2 49.7 61.6 80.3 31.6
2 堀孔明 一般 200.5 0.3 34.1 113.0 53.1
3 白井健夫 一般 121.8 56.9 16.3 ▲ 2.8 51.4
4 高橋大輔 プロ 121.3 68.8 36.9 ▲ 27.8 43.4
5 安間隆弘 一般 99.1 35.0 60.3 46.4 ▲ 42.6
6 杉村泰治 プロ 95.0 45.5 10.6 1.4 37.5
7 石津寿人 プロ 94.8 50.7 ▲ 12.5 20.3 36.3
8 鈴木秀幸 プロ 93.9 21.0 44.5 27.5 0.9
9 井坂彰宏 プロ 93.7 106.6 48.9 ▲ 61.8
10 平野敬悟 プロ 83.3 ▲ 20.1 33.6 37.7 32.1
11 伊藤真 一般 74.7 ▲ 25.3 59.8 40.2
12 鈴木郁孝 プロ 73.1 ▲ 19.3 79.5 ▲ 1.0 13.9
13 松清一樹 一般 65.4 20.1 4.9 9.1 31.3
14 KANTA 一般 60.6 12.6 18.7 45.1 ▲ 15.8
15 大谷数則 一般 56.6 ▲ 26.6 33.5 ▲ 6.3 47.1 8.9
16 松本和樹 プロ 41.3 13.7 ▲ 50.5 8.4 69.7
17 渡部文也 一般 40.0 ▲ 5.6 ▲ 78.1 93.5 30.2
18 橘太一 プロ 37.9 ▲ 11.9 13.3 36.5
19 鈴木元司 一般 37.4 ▲ 35.6 ▲ 9.2 65.9 16.3
20 ダニエルモレノ プロ 35.6 ▲ 6.9 17.7 ▲ 11.2 36.0
21 片山一哉 一般 32.0 12.8 ▲ 16.8 36.0
22 川崎義之 プロ 31.8 23.7 ▲ 42.2 ▲ 0.4 50.7
23 山下棟健 プロ 19.3 ▲ 10.3 25.2 ▲ 18.9 23.3
24 ミトン 一般 17.2 31.1 15.6 9.7 ▲ 39.2
25 春田篤志 一般 13.2 18.5 4.0 ▲ 9.3
26 金田年伸 一般 12.8 13.9 ▲ 8.9 12.2 ▲ 18.2 13.8
27 渡辺洋巳 プロ 8.7 30.6 ▲ 61.7 35.9 3.9
28 松永誠 一般 7.0 10.7 1.9 40.5 ▲ 46.1
29 中寿文 プロ 6.9 40.7 ▲ 80.6 46.8
30 山田昭裕 一般 6.6 ▲ 51.4 4.4 2.0 51.6
31 大河内茂之 一般 4.3 13.8 3.5 ▲ 20.0 14.2 ▲ 7.2
32 竹内秋成 一般 2.7 21.6 ▲ 63.8 ▲ 4.7 49.6
33 佐藤学 プロ 1.8 36.4 ▲ 46.8 49.3 ▲ 37.1
34 安部颯斗 プロ 1.7 ▲ 1.7 ▲ 7.8 ▲ 23.8 35.0
34 井上一雄 一般 1.7 22.4 ▲ 22.6 ▲ 10.2 12.1
36 影山恒太 一般 ▲ 2.3 38.9 ▲ 14.7 ▲ 7.1 ▲ 19.4
37 舟橋晃 一般 ▲ 2.9 28.3 ▲ 19.5 ▲ 60.7 49.0
38 宮地孝尚 一般 ▲ 3.7 ▲ 21.2 19.1 ▲ 1.6
39 川嵜彬史 一般 ▲ 5.4 ▲ 5.2 86.2 ▲ 45.4 ▲ 41.0
40 セサル 一般 ▲ 5.6 21.0 ▲ 63.7 42.6 ▲ 5.5
41 藤倉 一般 ▲ 6.7 14.5 4.9 ▲ 40.7 14.6
42 西田孝志 一般 ▲ 8.7 30.6 28.6 ▲ 3.3 ▲ 64.6
43 堀田賢 一般 ▲ 14.8 ▲ 37.5 ▲ 0.5 23.2
44 橋詰真由美 一般 ▲ 15.5 5.5 16.0 ▲ 42.8 5.8
45 斉藤隆 プロ ▲ 16.9 4.0 42.8 ▲ 63.7
46 高木豊 一般 ▲ 18.0 ▲ 3.8 30.0 ▲ 20.1 ▲ 24.1
47 岡田充弘 一般 ▲ 20.9 ▲ 21.3 ▲ 21.2 ▲ 22.4 44.0
48 小林正和 プロ ▲ 21.0 9.5 32.8 17.4 ▲ 80.7
49 中野一男 一般 ▲ 25.8 2.9 ▲ 27.3 89.2 ▲ 90.6
50 高村龍一 プロ ▲ 33.0 39.9 ▲ 41.4 ▲ 22.1 ▲ 9.4
51 松本貴仁 一般 ▲ 36.1 ▲ 16.5 ▲ 1.1 ▲ 58.8 40.3
52 前嶋茂 一般 ▲ 38.6 ▲ 19.6 ▲ 23.9 ▲ 1.4 6.3
53 山崎悠 一般 ▲ 39.7 28.0 6.1 ▲ 12.7 ▲ 61.1
54 島﨑涼 プロ ▲ 40.8 ▲ 7.8 28.4 ▲ 32.6 ▲ 28.8
55 天音まこと プロ ▲ 42.8 11.8 14.7 ▲ 65.1 ▲ 4.2
56 鈴木博直 一般 ▲ 52.4 ▲ 52.0 ▲ 17.4 12.7 4.3
57 渡辺史哉 プロ ▲ 73.7 8.9 ▲ 69.8 45.6 ▲ 58.4
58 みさき 一般 ▲ 77.2 78.2 ▲ 53.5 7.5 ▲ 109.4
59 鈴木孝輔 一般 ▲ 79.5 ▲ 65.4 ▲ 10.5 ▲ 24.6 21.0
60 京平遥 プロ ▲ 80.0 ▲ 25.1 ▲ 42.2 ▲ 12.7
61 栗島有紀 プロ ▲ 80.2 22.8 0.5 ▲ 23.2 ▲ 80.3
62 岡本和也 プロ ▲ 81.9 ▲ 41.3 46.2 ▲ 44.7 ▲ 42.1
63 能瀬美咲 一般 ▲ 97.8 ▲ 56.3 ▲ 18.2 ▲ 6.2 ▲ 17.1
64 坂本彰光 一般 ▲ 106.4 35.5 ▲ 34.9 ▲ 42.7 ▲ 64.3
65 太田昌樹 プロ ▲ 110.1 ▲ 50.1 46.7 ▲ 55.8 ▲ 50.9
66 青嶋宏樹 プロ ▲ 110.6 ▲ 52.3 ▲ 34.2 ▲ 15.0 ▲ 9.1
67 山内紀博 一般 ▲ 119.7 ▲ 111.2 3.7 ▲ 5.7 ▲ 6.5
68 夏目大樹 一般 ▲ 134.3 5.1 ▲ 48.7 ▲ 20.5 ▲ 70.2
69 伊藤裕美子 一般 ▲ 138.6 ▲ 6.1 ▲ 60.2 ▲ 83.3 11.0
70 サワグチ 一般 ▲ 171.3 ▲ 13.3 ▲ 124.0 ▲ 34.0
71 鷲見隼人 プロ ▲ 190.2 ▲ 42.5 ▲ 31.6 ▲ 27.4 ▲ 88.7
72 廣岡璃奈 プロ ▲ 211.1 ▲ 78.7 ▲ 1.5 ▲ 64.4 ▲ 66.5

第21期北関東プロリーグ最終節成績表

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節
1 ガース 284.8 47.9 29.8 21.1 23.3 4.9 72.5 52.0 11.0 37.3 ▲ 15.0
2 小川 尚哉 175.5 26.7 70.6 ▲ 40.2 ▲ 4.0 0.6 35.2 65.6 ▲ 12.4 33.4 0.0
3 安藤 銀一 158.5 ▲ 11.9 25.2 ▲ 12.9 23.2 ▲ 55.9 38.4 16.6 ▲ 7.1 76.9 66.0
4 吉田 幸雄 150.2 12.0 8.6 68.0 20.5 ▲ 6.5 62.8 ▲ 2.0 ▲ 3.5 ▲ 9.7 7.6
5 中津 真吾 145.3 31.1 15.7 98.6 69.1 ▲ 13.7 0.0 4.3 12.8 ▲ 72.1 ▲ 0.5
6 増田 真人 21.1 28.7 12.5 ▲ 31.1 47.6 ▲ 28.6 ▲ 1.7 19.2 ▲ 35.5 18.1 ▲ 8.1
7 木暮 智貴 17.8 ▲ 22.7 ▲ 46.8 ▲ 42.8 0.3 1.8 16.6 24.8 ▲ 9.8 2.0 94.4
8 長井 梨世 ▲ 50.4 ▲ 26.8 ▲ 80.6 8.3 4.8 39.2 46.2 ▲ 7.2 0.8 ▲ 23.6 ▲ 11.5
9 高橋 信夫 ▲ 50.5 10.5 45.0 ▲ 27.7 ▲ 29.9 ▲ 61.3 43.6 ▲ 8.0 ▲ 13.2 ▲ 1.9 ▲ 7.6
10 菊地 美羽 ▲ 56.1 ▲ 62.1 ▲ 18.5 82.6 ▲ 12.8 ▲ 42.8 ▲ 15.9 ▲ 33.3 5.9 31.3 9.5
11 奥田 裕貴 ▲ 64.0 33.2 ▲ 10.0 ▲ 5.4       ▲ 33.7 ▲ 48.1    
12 小林 正和 ▲ 79.4 ▲ 8.8 ▲ 26.5 ▲ 11.0 ▲ 30.8 58.5 ▲ 61.0 4.3 13.3 ▲ 17.4 ▲ 59.8
13 西嶋 ゆかり ▲ 101.3 ▲ 41.3 22.0 43.9 33.9 ▲ 76.0 ▲ 57.4 37.2 ▲ 2.6 ▲ 19.8 ▲ 41.2
14 後藤 隆 ▲ 104.2     ▲ 32.9 37.7 ▲ 150.0 ▲ 13.6 ▲ 24.1 22.0 77.6 ▲ 20.9
15 大月 れみ ▲ 113.9 ▲ 28.2 ▲ 1.0 ▲ 61.4 33.3 ▲ 43.4 ▲ 60.2 64.6 104.4 ▲ 84.5 ▲ 37.5
16 重原 聡 ▲ 129.7 ▲ 59.8 18.8 23.2 ▲ 4.2 35.2 ▲ 27.7 ▲ 40.7 ▲ 40.8 16.3 ▲ 50.0
17 新井 駿一 ▲ 160.2 20.5 ▲ 46.5 ▲ 10.1 ▲ 3.8 17.2 ▲ 112.7 53.4 ▲ 65.4 ▲ 37.4 24.6
18 須長 正和 ▲ 169.9 ▲ 21.3 ▲ 2.8 ▲ 50.4 ▲ 60.6 12.6 8.2 ▲ 30.0 14.2 2.8 ▲ 42.6

第2期帝緑戦  第5節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節
1 檜山 拓 一般 117.5 65.7 40.7 7.2   3.9      
2 福田 栄司 一般 113.4 53.7 44.7 ▲ 2.2   17.2      
3 柳下 善仁 一般 98.8 33.2 ▲ 5.6 20.8   50.4      
4 大里 幸弘 一般 95.0   21.4 33.7 ▲ 21.7 61.6      
5 鈴木 康孝 一般 79.6 28.8 23.4 ▲ 35.4 62.8        
6 小林 正和 プロ 76.2   17.0 31.1 34.6 ▲ 6.5      
7 小川 尚哉 プロ 74.0   5.4 22.9 34.5 11.2      
8 岩間 寿樹 一般 68.9 ▲ 46.0 55.9 ▲ 0.8 58.5 1.3      
9 木暮 智貴 プロ 55.6   38.1 48.6 ▲ 34.2 3.1      
10 大見 凌矢 一般 53.6 25.4 8.8 34.4   ▲ 15.0      
11 小林 晃 一般 48.1 ▲ 28.2 13.6   47.3 15.4      
12 藤生 明丈 一般 43.1 ▲ 41.2 63.8 2.9   17.6      
13 藤本 修二 プロ 37.1 69.3 ▲ 32.2            
14 佐藤 拓馬 一般 23.9   23.2 ▲ 8.7   9.4      
15 西尾 猛 一般 7.8   35.7 ▲ 5.0 ▲ 22.9        
16 鈴木 勘太 一般 2.6   ▲ 10.9 ▲ 2.0 ▲ 18.5 34.0      
17 水掫 文浩 一般 ▲ 4.8 34.3 ▲ 49.3 ▲ 37.2 15.2 32.2      
18 大野 剛史 プロ ▲ 8.6     16.8   ▲ 25.4      
19 安藤 銀一 プロ ▲ 11.1     ▲ 9.3 43.6 ▲ 45.4      
20 桑原 俊之 一般 ▲ 29.6   ▲ 10.8 ▲ 3.4 ▲ 15.4        
21 吉澤 誠 一般 ▲ 31.2   ▲ 10.1 ▲ 31.8   10.7      
22 大塚 優 一般 ▲ 34.8   ▲ 11.5 ▲ 30.9   7.6      
23 中里 剛久 一般 ▲ 36.4     3.4 ▲ 14.8 ▲ 25.0      
24 庄司 亘 一般 ▲ 50.2 28.7 ▲ 55.3 ▲ 23.6          
25 関根 秀介 一般 ▲ 63.5 ▲ 22.8   8.3 ▲ 49.0        
26 関 光徳 プロ ▲ 70.4 ▲ 70.4              
27 菊地 美羽 プロ ▲ 84.6 ▲ 29.2   9.0   ▲ 64.4      
28 橋詰 真由美 プロ ▲ 97.4   ▲ 59.6 21.3 ▲ 59.1        
29 金子 晴彦 一般 ▲ 105.7   ▲ 15.1 ▲ 50.7 ▲ 13.7 ▲ 26.2      
30 新井 潤一 一般 ▲ 107.3   ▲ 2.2 ▲ 28.9   ▲ 76.2      
31 新井 敬章 一般 ▲ 132.9 ▲ 23.8 ▲ 58.7 ▲ 37.0 ▲ 13.4        
32 RBくん 一般 ▲ 145.4 ▲ 77.5 ▲ 3.2 4.0 ▲ 37.7 ▲ 31.0      

第5期北陸プロリーグ 最終節レポート

1年。8節32回戦。
長くもあり、振り返ってみればあっという間だったようにも思える今期の北陸プロリーグも最終節となった。

今期の北陸支部の最後にお届けする声は、やはり決勝の椅子を自らの手で勝ち取った4名の強者達でなくてはならない。

堂々の首位通過は、志多木。
2節で抜け出した後は、圧巻の横綱相撲で他者の追随を許さず独走の決着である。

志多木 健 32期生 山口県出身の42歳。
豪放な風貌だが気遣いや男気のある好青年。
富山市で麻雀店を経営している。

「やっと決勝に残れたという安心感と、素直にとても嬉しい気持ちがあります。決勝に残るのに順位に拘りはないのですが、首位・志多木という響きが良くて守り通しました。」

志多木の麻雀は剛柔一体。余計な失点をしない丁寧さと、波に乗った時に1時間以上も親番を続ける爆発力を併せ持つ。
長期のリーグ戦でも、ワンデイの短期戦でも確実にアジャストしてくる実力者である。

「期を通して会心、と言えるアガリはありませんでした。対戦相手の嫌がる事をやり続けた事が結果に繋がったのだと思います。」

彼と期を通して何回も対局した私の印象だが、押すべき時に押し、引くべき時に引く。普通の期待値を積み重ねて最上の結果を得る。
誰もがわかっていてもなかなか出来ていない事をやり抜いた上での、ある意味当然ともいえる首位通過である。

「決勝までしっかり稽古して私らしい麻雀で良い勝ち方で優勝します。」

期を通して見た上で、勿論優勝候補の筆頭であろう。
影も踏ませなかった彼が、決勝の舞台でどのような麻雀を見せてくれるのだろうか。

2位での通過は女流の安城。
北陸プロリーグ5期中3期での決勝進出は抜群と言って良い安定感である。

「最終節、追われるプレッシャーからか、焦った麻雀を打ってしまい、2回戦までに大きくポイントを失ってしまいました。残り2戦、打つことが本当に怖かったです。」

豊富な実績と今期積み重ねた大きなリードを持つ安城でも、最後の最後、追われる者の重圧は本当に辛かったと安城は終わった後語っていた。
抜け番を挟んでの後半戦。ここで気持ちを切り替える事が出来た安城は、果敢に攻める麻雀を展開し、苦しいながらも最後のオーラスを自らの手で決着させる。

4回戦南4局北家 ドラ九索

二万二万六万七万 ポン九万九万九万 ポン北北北 ポン白白白 ツモ五万

この決勝を確定させる満貫に、張り詰めた緊張の糸を緩める事が出来た安城の声は震えていた。

「絶対に!優勝します!」

意気込みに関して、安城のそれは4人の中で一際力強く、思いが込められていた。
彼女にとって3度目の舞台。忘れ物を取りに行く道程に迷いは無い。

3位通過は南。
勢い、という点に関しては彼が随一であろう。
帝陸戦に唯一連続で決勝進出しており、前期は堂々の優勝。そして今期も危なげなくプレーオフに進出している。近年のリーグ戦において、最も結果を出している若手である。

「昨年の帝陸戦、掴みかけた優勝を己の詰めの甘さで逃した事を深く悔いています。今期はプロリーグ、帝陸戦共に、この悔しさを全てぶつける覚悟で臨みました。」

南 和之 34期生 石川県能美市出身の36歳。
柔和な外見と人柄に、似合わぬ熱さを内包した熱血漢。
勢いは止まず、ついにプロリーグ決勝の切符も手にする事となった。

「心が折れかけていた時、藤本プロから戴いた言葉に励まされてここまで来る事が出来ました。」

決勝が決まった時、彼が最初に述べたのは副支部長でもある藤本への感謝だった。
期の中で何度も藤本と相対することとなった彼だが、支部随一の実力者である藤本へのアンテナは常に張り巡らせ、集中を切らすことは無かったという。
7節目に同卓した際、藤本は国士無双をリーチしてアガるのだが、その危機を察知して無傷で回避できたことが今期のターニングポイントだったと彼は語った。

「決勝の相手は実力も経験も抜きんでている先輩方。実力差があれど、負けるつもりはさらさらありません。優勝は通過点。次のステージを見据えています。これまで支えてくれた人達、手を差しのべてくれた人達から貰ったパワーで僕が必ず勝ちます。」

勢い止まぬ南。決勝では台風の目となりうるか要注目である。

そして大激戦の残り1席を賭けた争いを制したのは、支部長の浦田。
第2期に決勝進出して以来の、3期ぶりの決勝である。

「第2期に木戸プロに負けて以来、なかなかリベンジする機会を得られませんでした。北陸支部も毎年新人が増えてきており、その方たちを研修する身として負けられないというプレッシャーを持って臨んだ1年でもありました。なので先ずは決勝に進出出来た事にほっとしています。」

浦田 豊人 8期生 石川県金沢市出身の55歳。
北陸支部長であり、北陸支部の創設者。
北陸において、競技麻雀に関して「顔」と言ってもよいであろう。支部を率いる彼も、近年は本田や里木に予選で阻まれ、決勝からは遠ざかっていた。

今期は失点を抑え、ここぞという所で大きく加点する、浦田らしい正統派の麻雀でポイントを重ね、最終節の直接対決でボーダーだった里木をかわしての決勝進出である。

3万点という重要な分岐点。
一発や裏ドラの無い連盟公式ルールでの独自の押し引き、判断。
これらにおいて一家言を持つ彼の麻雀は、放送対局で必見であろう。

「当日は放送対局なので、北陸から沢山の方が視聴されると思います。そんな中で少しでもワクワクしてもらえるような、面白いと思ってもらえる対局となるように、4者でしっかりと打ち切りたいと思います。その上で、前回の忘れ物を取って帰れればと思います。」

自分の麻雀をしたいであったり優勝する、とのコメントの多い決勝への意気込みであるが、浦田の口から出た言葉は、視聴してくれる方々へのものだった。
無論、勝ちたい気持ちも誰に劣るものでもないだろう。だがそれ以上に、北陸の競技麻雀の未来を見据えた浦田の意気込みには重さがあり、熱さがあった。
必要以上にポイントを叩くでもなく、確実に4つの椅子の1つをものにした浦田。
実績ならば大本命。競技麻雀の真髄を、大勢の視聴者はその目に焼き付けて欲しい。

支部発足から13年。プロリーグ開設より5年と、比較的北陸支部の歴史はまだ浅いが、近年の若手の飛躍もあり、その認知度も徐々にではあるが上がってきている。
北陸という一地方ではあるが、その地域のレベルや競技麻雀への熱い思いは全国のどこと比べても恥じ入る事は無い、と自負している。
その思いの強さを。熱量を。
こうして文字に換えて少しでも多くの方にお届けすることが今年の私の役責でもあった。
麻雀も文責も、至らぬ身ではあるが1年を通して己を表現する場を与えられた事に感謝したい。

決勝は1月27日。夏目坂にて開催される。
私自身も共に戦った仲間として、また1麻雀ファンとしてこの戦いの行く末を見届けたいと思う。
皆様応援の程、どうか宜しくお願い致します。

最後になりますが、1年間拙い観戦記にお付き合いいただき誠にありがとうございました。またお目にかかる機会がありましたらどうぞ宜しくお願い致します。

(文:荒谷誠)

順位 名前 合計 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節
1 志多木 健 214.7 35.0 81.0 21.8 28.2 53.1 ▲ 1.0 12.7 ▲ 16.1
2 安城 るい 128.5 37.4 13.1 64.5 35.0 13.4 ▲ 21.3 43.1 ▲ 56.7
3 南 和之 112.4 54.5 ▲ 43.7 52.5 21.1 16.2 ▲ 11.4 38.5 ▲ 15.3
4 浦田 豊人 68.3 ▲ 10.8 12.1 73.9 ▲ 11.8 ▲ 16.0 ▲ 9.0 0.0 29.9
5 成田 理良 48.8 22.7 1.7 ▲ 17.3 ▲ 16.9 14.1 67.8 ▲ 38.9 15.6
6 文月 愛美 45.7 ▲ 40.6 67.5 7.6 ▲ 26.1 ▲ 0.7 ▲ 22.6 31.8 28.8
7 里木 祐介 33.5 70.5 27.3 ▲ 5.8 51.8 ▲ 68.0 ▲ 28.0 5.4 ▲ 19.7
8 梅本 翔 26.6 ▲ 0.6 ▲ 11.8 7.2 ▲ 4.8 18.8 7.0 ▲ 57.5 68.3
9 宮成 さく 14.4 ▲ 55.0 ▲ 28.2 41.9 ▲ 16.6 25.5 8.5 ▲ 7.7 46.0
10 獅坂 祐一 6.5 58.8 ▲ 6.8 ▲ 27.9 20.3 ▲ 65.6 ▲ 18.1 1.7 44.1
11 藤本 鉄也 ▲ 8.1 ▲ 30.6 ▲ 51.5 ▲ 17.8 ▲ 31.6 43.2 16.6 36.0 27.6
12 荒谷 誠 ▲ 20.1 ▲ 18.3 ▲ 56.0 ▲ 13.1 19.7 10.1 45.7 ▲ 52.7 44.5
13 後藤 正博 ▲ 44.1 ▲ 36.0 ▲ 7.2 ▲ 66.2 25.8 3.4 17.7 58.5 ▲ 40.1
14 木戸 僚之 ▲ 50.5 ▲ 38.0 ▲ 29.6 ▲ 11.6 0.0 30.0 ▲ 23.7 22.1 0.3
15 松井 直大 ▲ 64.3 ▲ 34.4 ▲ 49.8 ▲ 49.3 3.0 38.3 ▲ 28.2 54.7 1.4
16 堂垂 正裕 ▲ 73.6 43.8 20.1 ▲ 58.2 ▲ 87.5 ▲ 66.5 52.2 8.2 14.3
17 岡田 拓也 ▲ 100.2 ▲ 25.6 42.5 11.0 32.8 ▲ 26.0 7.6 ▲ 103.8 ▲ 38.7
18 小林 和樹 ▲ 146.9 4.4 14.1 ▲ 19.7 ▲ 34.9 45.6 ▲ 36.0 ▲ 25.4 ▲ 95.0
19 如月 靖之 ▲ 220.6 ▲ 38.2 0.2 5.5 ▲ 8.5 ▲ 68.9 ▲ 23.8 ▲ 26.7 ▲ 60.2

第1期四国プロリーグ 第3節レポート

9月から始まった四国プロリーグ。今期の参加は28名(四国支部26名、東京本部1名、関西本部1名)。
レギュレーションは、1リーグ制5節20半荘。
1~4節までは高知(会場/まぁじゃんグリーン)愛媛(会場/KIT JAO)の2会場で行われ、最終第5節は愛媛にて行われます。
上位4名が決勝に進出します。
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現在首位、第1節スタートダッシュに成功した枦山(はぜやま)凌は現役大学生。高知で麻雀荘を経営する中岡博一、関西Aリーガー長尾浩平、ベテラン松本京也も、ここまできっちりと地力を見せつけています。

 

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第2節までトータルトップの枦山
 

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第3節の見どころ

愛媛1卓/中岡は松山での試合。関西プロリーグで戦っている長尾・根越英斗との対戦になります。手数も手役も多い関西の麻雀にどう対応していくか楽しみ
高知1卓/今年プロ連盟に復帰した福島清子。前節は+33.2Pで借金をほぼ返済。高知勢の中ではいちばん公式ルールの経験があり、感覚が戻れば間違いなく本命。ここは決勝進出に向けて勝負の節となりそうです

高知3卓/枦山は初顔合わせとなる愛媛の本田翔大・西山航瑠相手に自分の麻雀が打てるか注目
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第3節 結果
注目卓以外から上位にきたのが、濱田将司。101.0ポイントを叩いて一気に首位浮上。ここまでもマイナス節がなく、雀風は冷静に損得の計算ができるタイプ。60,000点近いトップ2回・浮きの2着2回と、ベテランのいない卓できっちり稼いできました。

 

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第3節トップの濱田
 

注目の長尾・松本は今節も+20前後。しっかりリーグ戦の戦いをしている印象。枦山は▲42.8Pでしたが、まだトータルは+99.7Pの4位をキープしています。中岡も関西リーガーと互角に戦って▲8.1Pのトータル5位という結果になりました。
その他、高橋亮輔が+51.0Pの6位(1ランクup)、四国支部唯一の徳島県在住、平川一樹が+45.9Pの7位(3ランクup)、福島も+52.4Pの9位(7ランクup)と、このあたりは残り2節で上を狙える位置につけてきました。
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みんな四国支部1期生、同じスタートラインから始まった四国プロリーグも残り2節。立場によって、どう戦うか、またどう今後に繋げていくのか、各々が考えながら試合に臨んでくるものと思います。

まだできたばかりの支部で、モチベーションも向いている方向もバラバラではありますが、こういったことを各自が経験して麻雀を、そして麻雀のプロであることを自問しながら、だんだん形がはっきりしていくのだろうと思います。麻雀ファンの皆さま、関係者の方々には何とぞ暖かい目で、四国支部と四国の麻雀の発展を楽しみに見守っていただければ嬉しく思います。
また、四国プロアマリーグ帝四戦が11月スタートの第3期からスポット参戦OKになりました。今期のレギュレーションとして、別日も組めますし、帝徳戦・帝香戦・帝愛戦・帝高戦(各5節計20節)のどこでも5節参加で帝四戦ファイナルの権利が与えられます。まだまだ全国の競技麻雀ファンの方々のご参加お待ちしております。学生の方は費用もかなり参加しやすくなっています。四国は美味しいものもたくさんありますよ~

 

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第3期帝四戦日程
 

四国支部では、プロリーグの前日にアマチュアの方とプロ混合の勉強会(K かっこよく M 麻雀を打つための B 勉強会)も行っています。次回は1/7松山のKIT JAOにて。ぜひこちらもご検討下さい!

 

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KMB
 

(文:山宮雅之)

第48期”雀サクッ杯” 関西プロアマリーグ 帝阪戦  最終節成績表

順位 名前 プロ/一般 合計 1 節 2 節 3 節 4 節 5 節
1 井上 礼子 一般 211.9 68.3 0.0 69.1 124.3 ▲ 49.8
2 前田 將宏 一般 205.8 72.0 64.7 9.6 0.0 59.5
3 山地 義昌 一般 198.5 74.5 0.0 15.5 79.5 29.0
4 吉田 雄二 一般 179.3 0.0 1.2 44.0 82.7 51.4
5 五月女 義彦 一般 179.0 68.8 33.4 ▲ 12.6 89.6 ▲ 0.2
6 重枝 登志雄 一般 149.3 27.4 90.5 ▲ 8.2 65.8 ▲ 26.2
7 北山 悟 一般 137.0 37.9 75.8 ▲ 38.7 0.0 62.0
8 黒石 翔 プロ 128.1 57.0 15.9 42.0 0.0 13.2
9 宮西 康行 一般 122.3 ▲ 15.8 63.9 2.8 71.4 0.0
10 内田 雄司 一般 109.2 ▲ 1.9 41.9 0.0 57.4 11.8
11 吉川 要 一般 98.9 2.1 ▲ 47.1 22.3 91.1 30.5
12 川上 直也 プロ 91.8 ▲ 38.5 8.5 53.1 ▲ 18.8 87.5
13 濱中 真志 プロ 78.6 27.9 ▲ 44.9 56.3 57.8 ▲ 18.5
14 稲岡 ミカ プロ 40.4 32.6 89.0 ▲ 85.4 0.9 3.3
15 上村 宜久 プロ 28.9 ▲ 61.2 ▲ 10.7 67.2 19.6 14.0
16 横山 毅 プロ 27.5 0.0 ▲ 52.8 108.5 0.0 ▲ 28.2
17 野村 祐介 一般 25.1 ▲ 11.3 0.0 28.4 ▲ 6.7 14.7
18 見野 マリ子 一般 12.0 61.6 59.5 27.0 ▲ 25.8 ▲ 110.3
19 北村 祐二 プロ 10.0 34.0 ▲ 58.4 ▲ 5.1 7.9 31.6
20 丸山 直 プロ 9.2 ▲ 15.3 49.6 9.7 3.2 ▲ 38.0
21 高谷 圭一 プロ ▲ 10.6 43.3 49.5 ▲ 78.0 ▲ 41.1 15.7
22 大屋 克己 一般 ▲ 15.3 3.8 19.6 54.0 ▲ 94.4 1.7
23 藤澤 俊郎 一般 ▲ 20.7 32.8 47.9 ▲ 62.9 ▲ 58.8 20.3
24 林 俊輔 一般 ▲ 24.9 ▲ 1.4 2.0 30.0 ▲ 55.5 0.0
25 熊田 高大 一般 ▲ 31.9 48.7 ▲ 22.3 ▲ 58.1 ▲ 37.2 37.0
26 榧野 幸一 一般 ▲ 37.7 0.0 ▲ 68.9 52.5 ▲ 82.7 61.4
27 駒井 康夫 一般 ▲ 57.5 0.0 ▲ 88.8 ▲ 23.7 ▲ 19.1 74.1
28 森田 美津子 一般 ▲ 71.3 ▲ 81.8 0.0 ▲ 16.4 36.3 ▲ 9.4
29 筒井 宏晶 プロ ▲ 80.0 ▲ 137.0 ▲ 8.0 42.0 16.0 7.0
30 貫上 洋志 プロ ▲ 88.6 ▲ 45.0 ▲ 26.3 ▲ 17.3 0.0 0.0
31 山中 翼 プロ ▲ 92.0 0.0 ▲ 23.2 8.1 0.0 ▲ 76.9
32 井上 雅照 一般 ▲ 99.1 2.6 ▲ 62.0 0.0 0.0 ▲ 39.7
33 阿部 勝彦 一般 ▲ 99.3 ▲ 35.6 48.5 25.1 ▲ 42.5 ▲ 94.8
34 中本 裕也 プロ ▲ 104.4 ▲ 17.2 ▲ 47.1 35.8 ▲ 84.0 8.1
35 岩本 貴 一般 ▲ 125.9 35.8 ▲ 22.7 ▲ 123.2 ▲ 20.7 4.9
36 阿部 一幸 一般 ▲ 132.1 ▲ 46.9 ▲ 20.2 ▲ 65.0 0.0 0.0
37 原田 保正 プロ ▲ 159.8 ▲ 18.6 27.0 ▲ 61.1 ▲ 42.6 ▲ 64.5
38 青地 暁子 一般 ▲ 190.4 ▲ 28.0 ▲ 51.5 ▲ 1.3 ▲ 21.8 ▲ 87.8
39 鈴木 勝之 一般 ▲ 216.9 ▲ 23.0 ▲ 78.3 ▲ 71.9 ▲ 43.7 0.0
40 山下加代子 一般 ▲ 344.4 ▲ 83.6 ▲ 115.1 ▲ 75.9 ▲ 11.8 ▲ 58.0

第39期 A1リーグ 最終節C卓レポート

【前田直哉・HIRO柴田・吉田直が決定戦へ】

本日の対局者は
1位 前田直哉 +153.6P
2位 藤島健二郎 +108.8P
3位 HIRO柴田 +102.6P
4位 吉田直 +91.5P

本日の対局終了時、上位3名が鳳凰位決定戦に進出となる。
(5位 西川淳 +75.9P)

 

 

三浦「4人中3人通過の特殊な対局なので、前田は▲39.4Pでなら確定です。」

153.6−(4人の総合ポイントの合計÷4)=39.4」

 

【1回戦】

東2局に前田がドラを1枚切ってのリーチ。
藤島が要らない三万を真っ直ぐ打ち抜き、7,700のアガリ。

 

 

東4局1本場にはH柴田が3,900オールは4,000オールとポイント上位者がリードする展開に。

 

 

南2局、H柴田の先制リーチを受けた前田は「字牌で打つのは避けたかった」との事。3巡凌げる七万を選ぶが

 

 

7,700の放銃となり、1回戦はH柴田が大きなトップ。浮きの2着に前田。吉田、藤島の並びで終了。

 

【2回戦】

2回戦もH柴田が好調。ドラの東暗刻の8,000を前田からアガリ

 

 

南場には白ホンイツの1,300・2,600で2連勝。
トータル首位に立ち、盤石に。

2回戦はトップにH柴田。浮きの2着に藤島。吉田、前田の並びで終了。

 

【3回戦】

前田はここまで感触の悪い展開ながらも、3回戦オーラスに発を加カンしてカン八筒待ち。藤島から5,200のアガリを決めて安全圏に。

 

 

3回戦はトップに前田。浮きの2着にH柴田。吉田、藤島の並びで終了。

前田とH柴田は最終戦箱下でもOK。

3位 藤島+76.8P
4位 西川 +75.9P(ポイント確定)
5位 吉田 +69.2P

この中から1名のみ決定戦となりそうだ。

 

【4回戦】

東1局、ここまでアガリがほとんどなかった吉田が北加カン、ドラの一万ツモ。満貫のアガリで藤島を逆転する。

 

 

藤島は親番でツモリ三暗刻のリーチで巻き返しをはかるが

 

 

前田のヤミテンホンイツに捕まり6,400(+1,000)の放銃となってしまう。

東3局。リードした吉田は局を流しにかかるが

 

 

藤島がリーチを被せて吉田から3,900の直撃。

東4局。親番吉田が高め345のリーチ。藤島も全力で蹴りに行くが

 

 

高めの三筒ツモ。

6,000オールが決め手となり、吉田が最後の一席を勝ち取った。

4回戦はトップに吉田。藤島、前田、H柴田の並びで終了。
前田直哉
HIRO柴田
吉田直
この3名が現鳳凰位、佐々木寿人への挑戦権を得た。

 

藤島「今日は残念な結果にはなってしまいました。もともと僕は下の方に居たので楽な気持ちでのぞんだつもりでしたが、相手が強かったです。各地で応援の声を頂いて有難い気持ちでした。来年以降もA1でしっかり戦えるように準備したいと思います。1年間ありがとうございました。」

 

吉田「嬉しいです。(3回戦までアガリが1回という中で)手が入らないなりにポイント差がつかなかったので。4回戦に来てくれないかなと思ったら来てくれました。親番の高め三色は気合い入りました。久しぶりの決定戦ですけど、手役派の爆発力を魅せて鳳凰位を獲りたいと思います。」

 

H柴田「後半戦70P位削ってしまって、今日に向けて準備したつもりですけど不安で。1回戦3,900オール、7,700をアガれて落とせない試合だなと思って。負けちゃう不安で打牌リズムが悪くなったりして周りの選手に申し訳なかったけど、絶対勝ちたかったです。年明けに向けて準備して今回こそは良い報告出来るように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。」

 

前田「普段通り、あまり守らないように最初は180Pを目指して。3回戦にトップを取れたので4回戦は大人しく打ちました。去年の決定戦はあまりチャンスがなくて終始我慢していて。自分の中で麻雀を変えて今年1年のぞんで、誰よりも勉強する時間と考える時間は作っているつもりなので、その結果を決定戦で残せるように頑張りたいと思います。」

 

 

第39期鳳凰位決定戦初日は
2023/1/11(水) 14:00

佐々木寿人(現鳳凰位)
前田直哉
HIRO柴田
吉田直

第39期鳳凰位決定戦 優勝者予想はこちら!

(文・吾妻さおり)