第38期鳳凰戦A2リーグ第6節D卓レポート

一井がトータル首位に!第38期鳳凰戦A2リーグ第6節D卓レポート

9月28日、A2リーグ第6節D卓が放送された。
対局者は伊藤優孝、一井慎也、麓征生、白鳥翔。

 

 

1回戦は勝負手が安いアガリで流される展開が多く、その中でも親番でリーチツモ七対子という大物手を成就した一井がトップ。

 

 

一井は続く2回戦では麓への8,000放銃で4着に沈むも…

 

 

3回戦東1局で5,200をアガると、リードを守りきって再びトップ。

 

 

4回戦ではオーラス時点で30,200持ちの親番。ここを浮いて帰ることができれば御の字という状況で先制両面リーチに成功。1,000オールでも嬉しいところだがリーチ後に引いたのは4枚目の一筒

 

 

暗カンするとリンシャンでツモアガリ、なんと3,900オールの大きなアガリ!

続く1本場でも高目をツモアガリ4,000オールで、1日のトータルは+55.4Pという大勝利となった。

 

 

 

一井「小さい人間なので首位に立ったら守りに入ることを考えてしまうんですが、麻雀は崩さずファンの人に応援してもらえるような麻雀を打って11節を迎えたいと思います。」

1日終了時点のトータルポイントは画像の通り。

 

 

 

一井が頭一つ抜けた首位に。
白鳥はマイナス1ケタながら、一井の好調により首位陥落となった。

 

 

「今日はあまり良い麻雀が打てなかったと思いますが、マイナス1ケタで済んでツイてたなと思います。絶対昇級するので応援よろしくお願いします。」

麓は前節に続いてプラスポイント。

 

 

「次もプラスしてピンクゾーンに入らないように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」

降級圏の伊藤は、今回も苦しい展開で暫定最下位に沈む結果に。

 

 

「今日は2回戦目でこれはダメだって自覚したね。俺の持ち味は土壇場の力だから、それが通用するかは分からないけど、あと5節でなんとかしがみつきたい。」

次回A2リーグの放送は10/5(金)17時~。
対局者はダンプ大橋、山田浩之、古橋崇志、白鳥翔。
解説はHIRO柴田が務めます。次回も是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第16期女流桜花Aリーグ第6節D卓レポート

第6節D卓に出場した選手は

 

 

吾妻さおり(5位)・和久津晶(8位)・美波智子(10位)・白銀紗希(12位)の4名。

相手のアガリが出る前に自分でアガってしまえば失点しないという意味で『攻撃は最大の防御なり』という言葉が使われることが多いのが麻雀ですが、超攻撃型アマゾネスこと和久津晶は一味違います。
アガリ率が低そうな苦しい手から仕掛けて相手の動向を探り、警戒すべき相手を見極めて防御力を高める積極的な戦術の使い手です。
特にドラ色のホンイツ風な仕掛けは危険な相手を炙り出すのには最適で

 

 

この仕掛けに押し返してくる人がいたら要警戒ですが、ここでは誰も字牌とピンズを打たず。
和久津はカン二索で1人テンパイを奪って連荘に成功します。

 

 

さらに積極的に仕掛けると、今度はドラ暗刻の吾妻から反撃がきたので即撤収して流局。

和久津が言うところの『小石を投げる』作戦が綺麗に決まり、この日は全連対で+59.3Pの卓内トップとなりました。

 

 

一方、受け主体のスタイルの美波は、和久津の手数で対応に追われて大きくマイナスし、トータルが13位まで転落。
美波の最終第7節A卓は12,13,15,16位の残留をかけた直接対決で、長所ともいえる残留力が試される組み合わせとなりました。

<第6節D卓最終結果>
和久津+59.3P 吾妻+3.8P 白銀▲1.5P 美波▲62.6P

(文:越野智紀)

第38期鳳凰戦A1リーグ第10節C卓レポート

【前田が3連勝で一気に決定戦進出圏内!】

10月3日、第38期鳳凰戦A1リーグ第10節C卓が行われました。

本日の対局者は

 

 

5位前田直哉
7位藤崎智
10位瀬戸熊直樹
11位杉浦勘助

1回戦開局は、六索でイーペーコー、三索は役無しのこの手を親でヤミテンに構え、六索ツモの2,000オールの静かなアガリからスタート。

 

 

その後も七対子ツモドラ2などをアガリ加点して迎えたオーラス。

 

 

ホンイツトイトイ三暗刻を2着目杉浦からアガリ1人浮きで1回戦はトップ。
一方、瀬戸熊はラススタート。

2回戦はトップを走る杉浦に迫るドラ単騎ツモ。

 

 

迎えた南3局の親番は、瀬戸熊からのリーチに押し切り

 

 

ジュンチャンドラ2、12,000点のアガリ。
これで2連勝。

3回戦も南3局高めの八筒ツモで2,000・4,000のツモアガリで3連勝。

 

 

4回戦は杉浦が東1局1本場でピンズによせてチンイツを前田からアガリ一矢報いる。

 

 

東3局はここまで苦しい瀬戸熊が親で渾身のドラ暗刻リーチ!

 

 

しかし今日の瀬戸熊は山に3枚残りもツモれず流局。
4回戦はこのままラスとなってしまい、この節は▲84.1Pと大幅にマイナスしてしまい降級圏内に。

 

 

逆に前田は3連勝と最後の半荘も浮きに回り+90.7Pの大勝で決定戦進出圏内に入った。

 

 

次回A1第11節A卓は
2021/10/6(水) 17:00開始

勝又健志vsHIRO柴田vs杉浦勘介vs黒沢咲

実況:古橋崇志
解説:森山茂和

(文:編集部)

巣鴨本部道場 2021年9月度プロアマオープン大会成績表 9月度最終結果(※プラス者のみ)

WRCルール部門(連続16戦)

順位 名前 打数 成績
1 後藤竜司 23 391
2 くまっち 28 297.1
3 藤次祐紀 69 210
4 金山二郎 29 203.9
5 櫻井邦俊 30 197.7
6 有田将之 18 196.3
7 岡ちゃん 57 193.6
8 28 171.4
9 こしの 29 160.9
10 中谷あずさ 17 149.3
11 加藤恵美子 19 146.1
12 グリーンマン 40 141.6
13 さとみ 17 141.3
14 中村 60 130.6
15 シマカタ 17 130.4
16 Andy-San 16 121.3
17 ユウスケ 17 117.5
18 岡本浩一 51 114.3
19 藤原隆弘 49 106.3
20 かずや☆雀アカ 34 104.7
21 加藤はるみ 67 82.6
22 ルギア 44 81.4
23 稲熊勝明 41 76.9
24 西角健二 55 71.9
25 井出博幸 36 63.2
26 福永雄介 18 60.5
27 ギンチャン 17 56.7
28 ハチロー 16 55.9
29 テツ 20 38.6
30 山田樹 20 36.1
31 松村祐輔 20 30.2
32 一色陽子 20 22.1
33 小林泰士 23 12.6
34 ホズミ 16 8.9
35 岩渕信明 24 2.3

 

 

公式ルール(連続8戦)

順位 名前 打数 成績
1 ルギア 17 109.4
2 山田浩之 12 104.3
3 丹野賢一 14 91.5
4 18 91.2
5 ドロンボーZ 19 87.5
6 ひれろんみ 10 74.4
7 太田久雄 13 71.5
8 中村 16 63
9 グリーンマン 13 41.8
10 市川幹人 13 40.1
11 有田将之 8 38.3
12 くまっち 10 29.1
13 もと 8 27
14 ゆーとく 8 25
15 早田弘之 20 16.5
16 立岩知朗 10 13.9
17 かずや☆雀アカ 9 12.4
18 高橋大輔 8 4.3

 

 

 

 

 

道場ポイントランキング

順位 名前 7WRC 7公式 8WRC 8公式 9WRC 9公式 10~12 合計
1 くまっち 100 62.5 400 62.5 300 29.75 0 954.75
2 藤次祐紀 400 23.75 117 28.75 250 28 0 847.5
3 岡本浩一 0 75 300 75 113 27.75 0 590.75
4 後藤竜司 95 0 92 0 400 0 0 587
5 ルギア 160 40 150 28.5 100 100 0 578.5
6 西角健二 180 0 250 0 98 0 0 528
7 中村 98 29.5 140 100 117 40 0 524.5
8 藤原隆弘 150 0 200 29.5 112 0 0 491.5
9 かずや☆雀アカ 114 27.75 170 28 111 28.5 0 479.25
10 こしの 140 0 180 0 150 0 0 470
11 グリーンマン 120 28.75 114 30 119 37.5 0 449.25
12 市川幹人 117 28.25 101 45 82 35 0 408.25
13 加藤恵美子 112 45 119 0 120 0 0 396
14 山田樹 119 29 94 47.5 92 0 0 381.5
15 加藤はるみ 115 29.25 98 35 101 0 0 378.25
16 有田将之 96 0 0 50 180 30 0 356
17 ギンチャン 118 0 120 0 95 0 0 333
18 井出博幸 93 42.5 99 0 97 0 0 331.5
19 のりさん 250 0 0 0 81 0 0 331
20 中谷あずさ 190 0 0 0 140 0 0 330
21 岡ちゃん 83 23.5 0 0 170 25 0 301.5
22 カズ 300 0 0 0 0 0 0 300
23 福永雄介 111 0 84 0 96 0 0 291
24 大野剛史 170 0 118 0 0 0 0 288
25 小林泰士 101 0 100 0 85 0 0 286
26 なーちゃん 73 35 81 25.25 69 0 0 283.25
27 松村祐輔 84 0 111 0 87 0 0 282
28 シマカタ 78 0 85 0 116 0 0 279
29 立岩知朗 116 47.5 86 0 0 28.75 0 278.25
30 ハチロー 92 23.25 69 0 94 0 0 278.25
31 山部正人 85 0 116 0 73 0 0 274
32 岩渕信明 94 0 95 0 83 0 0 272
33 Andy-San 82 0 71 0 115 0 0 268
34 0 0 0 40 160 50 0 250
35 太田久雄 0 0 160 42.5 0 42.5 0 245
36 原佑典 80 0 79 0 70 0 0 229
37 しーら 113 0 115 0 0 0 0 228
38 松本裕也 0 29.75 190 0 0 0 0 219.75
39 チャヤまん 0 25.25 112 0 78 0 0 215.25
40 宇田美有紀 79 24 78 0 0 24.75 0 205.75
41 金山二郎 0 0 0 0 200 0 0 200
42 葭葉 200 0 0 0 0 0 0 200
43 丹野賢一 0 28 73 27.75 0 62.5 0 191.25
44 櫻井邦俊 0 0 0 0 190 0 0 190
45 テツ 0 0 96 0 93 0 0 189
46 高橋大輔 0 0 80 0 71 28.25 0 179.25
47 キモト 99 0 0 0 79 0 0 178
48 森 雅彦 97 0 0 0 80 0 0 177
49 ホズミ 0 0 70 0 84 0 0 154
50 齋藤麻衣子 81 0 0 0 72 0 0 153

第22期九州プロ・プロアマリーグ 前期最終節成績表

Aリーグ

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 6節 7節 8節 9節 10節 合計
1 浜上 文吾 3.8 27.5 ▲ 2.2 46.0 28.3           103.4
2 下山 哲也 55.6 ▲ 31.7 ▲ 20.5 0.0 80.5           83.9
3 島 秀彰 ▲ 54.5 66.5 19.5 1.0 22.3           54.8
4 氏家 義成 64.0 ▲ 11.1 ▲ 3.2 ▲ 18.8 20.8           51.7
5 服部 学 23.2 ▲ 1.6 ▲ 42.1 53.2 18.8           51.5
6 柴田 祐一朗 30.3 0.0 19.4 ▲ 4.5 0.0           45.2
7 名倉 徹 ▲ 18.8 39.5 25.4 ▲ 15.3 3.9           34.7
8 山下 将浩 ▲ 36.5 ▲ 35.3 33.9 30.7 40.0           32.8
9 塚本 将之 31.9 118.2 ▲ 77.2 0.0 ▲ 62.2           10.7
10 松尾 樹宏 32.9 ▲ 19.0 ▲ 63.9 40.7 15.2           5.9
11 矢野 拓郎 ▲ 36.0 0.0 52.3 0.0 ▲ 13.5           2.8
12 竹田 巧 ▲ 9.7 0.0 1.6 ▲ 31.7 36.1           ▲ 3.7
13 和久津 晶 31.6 ▲ 41.5 64.5 ▲ 27.2 ▲ 45.5           ▲ 18.1
14 柿元 裕介 ▲ 66.9 0.0 6.3 0.0 37.5           ▲ 23.1
15 椎奈 健 ▲ 30.7 0.0 ▲ 5.8 0.0 ▲ 8.8           ▲ 45.3
16 安東 裕允 40.7 ▲ 79.8 36.9 11.0 ▲ 63.7           ▲ 54.9
17 佐藤 健治 6.3 ▲ 16.9 ▲ 37.9 ▲ 17.6 ▲ 83.5           ▲ 149.6
18 高村 翔 ▲ 89.2 ▲ 34.8 ▲ 7.0 ▲ 71.5 ▲ 27.2           ▲ 229.7

 

 

Bリーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 仲村 澪哉 プロ 61.9 43.7 ▲ 10.9 38.2 39.4 172.3
2 菊池 豪 プロ ▲ 7.5 42.7 26.0 71.4 13.8 146.4
3 岡田 雄貴 プロ 66.3 ▲ 3.3 45.0 15.5 ▲ 14.3 109.2
4 吉田 彩乃 プロ 25.5 13.3 5.8 38.8 ▲ 9.8 73.6
5 安永 敏郎 一般 28.8 ▲ 32.9 ▲ 28.0 45.3 30.9 44.1
6 藤岡 治之 プロ 57.7 63.4 ▲ 22.6 ▲ 60.3 2.3 40.5
7 岩村 義久 一般 ▲ 8.7 ▲ 0.7 47.9 ▲ 26.6 ▲ 5.1 6.8
8 三苫 太矩也 プロ 60.7 ▲ 53.1 ▲ 7.5 0.0 0.0 0.1
9 大野 徳多郎 プロ ▲ 34.3 0.0 7.9 66.2 ▲ 50.0 ▲ 10.2
10 坂平 二郎 プロ ▲ 33.0 45.0 17.5 ▲ 20.3 ▲ 21.9 ▲ 12.7
11 河野 まや プロ 78.2 3.9 24.3 ▲ 87.1 ▲ 39.5 ▲ 20.2
12 陶山 昌明 プロ ▲ 3.8 ▲ 40.8 ▲ 8.9 18.5 5.4 ▲ 29.6
13 藤瀬 恒介 一般 ▲ 77.5 32.7 4.5 11.0 ▲ 9.3 ▲ 38.6
14 相本 長武 一般 ▲ 15.8 ▲ 19.6 ▲ 23.0 ▲ 15.5 10.3 ▲ 63.6
15 柿添 誠 プロ ▲ 7.5 ▲ 27.9 28.4 ▲ 28.9 ▲ 30.5 ▲ 66.4
16 桝井 律男 一般 ▲ 58.2 ▲ 78.1 ▲ 21.5 24.8 66.5 ▲ 66.5
17 福田 諒 プロ 1.3 0.0 ▲ 64.1 ▲ 31.9 ▲ 3.3 ▲ 98.0
18 早田 さきこ プロ ▲ 42.1 26.2 ▲ 23.9 ▲ 52.9 ▲ 8.8 ▲ 101.5
19 河野 みのり プロ ▲ 64.2 ▲ 21.7 27.1 ▲ 11.7 ▲ 48.1 ▲ 118.6
20 宝輪 聡 プロ ▲ 58.8 ▲ 7.7 ▲ 25.0 ▲ 2.6 ▲ 50.0 ▲ 144.1

 

 

C1リーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 如月 明日香 プロ ▲ 23.6 0.0 0.0 9.7 104.9 91.0
2 横田 幸太朗 プロ ▲ 26.8 20.6 46.9 1.7 46.1 88.5
3 木室 哲朗 プロ ▲ 11.7 27.8 12.3 65.2 ▲ 10.5 83.1
4 福田 譲二 プロ 26.2 0.0 4.8 0.0 43.2 74.2
5 団野 和広 一般 ▲ 16.1 0.0 53.5 0.0 ▲ 21.5 15.9
6 板谷 祐斗 プロ 12.3 0.0 ▲ 1.2 0.0 0.0 11.1
7 渡辺 辰宏 一般 8.1 ▲ 12.4 71.3 0.0 ▲ 83.8 ▲ 16.8
8 中山 賢一 一般 ▲ 20.2 0.0 ▲ 20.4 0.0 0.0 ▲ 40.6
9 渡辺 健太 プロ ▲ 23.5 ▲ 4.1 26.0 27.6 ▲ 68.2 ▲ 42.2
10 川島 貴博 一般 31.6 0.0 ▲ 101.8 0.0 0.0 ▲ 70.2
11 山本 えりか プロ 12.2 ▲ 55.9 ▲ 9.4 ▲ 40.5 0.0 ▲ 93.6
12 若村 沙紀 プロ 31.5 24.0 ▲ 84.0 ▲ 64.7 ▲ 11.2 ▲ 104.4

 

 

C2リーグ

順位 名前 プロ/一般 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 石田 知幸 プロ 23.0 31.5 44.7 46.9 56.3 202.4
2 中島 剛 プロ 113.1 23.2 ▲ 1.2 19.5 46.7 201.3
3 土田 小緒里 プロ 55.4 0.0 33.9 ▲ 21.1 ▲ 22.8 45.4
4 山室 泰典 プロ 10.9 ▲ 9.9 36.5 0.0 0.0 37.5
5 合澤 雄貴 テスト生 ▲ 17.9 59.6 ▲ 4.9 0.0 ▲ 0.1 36.7
6 黒田 隆明 一般 ▲ 5.8 0.0 38.1 1.4 ▲ 5.3 28.4
7 加藤 拓 一般 ▲ 13.5 ▲ 11.7 45.3 0.0 ▲ 14.2 5.9
8 中村 光治 一般 ▲ 4.6 0.0 ▲ 4.4 12.6 0.0 3.6
9 蒲原 尊瑠 一般 8.6 1.4 ▲ 21.2 0.0 0.0 ▲ 11.2
10 安部 久美子 プロ ▲ 34.6 0.0 3.8 0.0 0.0 ▲ 30.8
11 阿部 竜也 テスト生 ▲ 41.7 7.0 48.8 0.0 ▲ 78.4 ▲ 64.3
12 世利 純平 テスト生 ▲ 46.0 0.0 ▲ 28.4 0.0 0.0 ▲ 74.4
13 吉田 寿子 一般 ▲ 51.6 0.0 ▲ 35.1 10.7 0.0 ▲ 76.0
14 松田 健太郎 テスト生 11.9 ▲ 98.1 ▲ 77.3 0.0 59.1 ▲ 104.4
15 宮崎 惇 テスト生 ▲ 46.9 ▲ 25.4 ▲ 5.9 ▲ 37.5 ▲ 2.4 ▲ 118.1
16 山下 一伸 一般 ▲ 9.3 ▲ 52.9 ▲ 80.4 0.0 0.0 ▲ 142.6
17 下園 太尊 一般 88.2 47.0 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 100.0 ▲ 164.8
18 片多 智之 一般 ▲ 80.2 8.3 ▲ 33.3 ▲ 33.5 ▲ 40.9 ▲ 179.6

第38期十段位決定戦2日目レポート

【第38期十段位決定戦2日目 首位と5位の差が32.2Pの大接戦に】

 

 

対局メンバーは前年度優勝の柴田吉和と、勝ち上がりを決めた藤原隆弘、荒正義、三浦智博、瀬戸熊直樹の5名。

 

 

この日は2日目、5回戦〜8回戦までが行われた。初日の成績は以下の通り。

 

 

10回戦までに各選手抜け番が2回あり、初日に4連続で打った荒が5回戦の抜け番。6回戦〜10回戦は5回戦終了時の成績上位者から抜け番を選択出来るシステムとなっている。
そして10回戦終了時5位の者は途中敗退。11・12回戦は4名での対局となる。

 

 

【5回戦 三浦、瀬戸熊、藤原、柴田】

東1局、親番三浦がタンヤオ。カン五索のヤミテンから五索八索に変わったタイミングでリーチ。

 

 

最後のツモに高めの八索が居て、4,000オールツモアガリ。
そこから40分以上連荘して素点を伸ばした三浦は、東3局に二索五索のチンイツテンパイ。

 

 

ドラドラの藤原から二索で8,000の直撃。三浦は1人浮きの72,900点まで突き抜ける。後はこのまま5回戦を終わらせたいが、そう好きにやらせてはもらえない。

南2局、三浦が先制リーチを打つも、親番瀬戸熊が追っかけリーチ。高めの六万で11,600(+1,000)のアガリを決めて浮き間近まで迫る。

 

 

この展開だと途中敗退が色濃くなるのは柴田だが、南3局で14,800持ちラス目でメンチンテンパイ。

 

 

四索ツモの4,000・8,000をアガって浮き2着。

 

【6回戦 柴田、荒、三浦、瀬戸熊】

 

 

南3局。瀬戸熊が5巡目リーチ。ドラのダブ南二万のシャンポン待ち。
見事に高めツモを決めて3,000・6,000。6回戦は瀬戸熊がトップを取った。

 

【7回戦 藤原、三浦、柴田、瀬戸熊】

7回戦は柴田がドラ表示牌の七万ツモで2,100・4,000をアガると、親番でさらに2,000オール。

 

 

 

 

三浦があと少しで藤原をかわす所まで来ていた南2局3本場。

 

 

親番連荘目前の三浦から出た三索を藤原がロン。ホウテイ1,300は2,200(+2,000)をアガると、オーラスもアガって沈みながらも価値ある2着を確保した。

 

【8回戦 三浦、荒、藤原、柴田】

最初のアガリは柴田。リーチタンヤオツモイーペーコーの2,000・3,900。

 

 

この時点で柴田が瀬戸熊をかわし、抜け番瀬戸熊の▲18.5Pが5位という非常にシビアなポイント状況に。

オーラス。荒は出来れば浮きを狙いたかった。しかし自身の手牌や親番柴田の仕掛けも考慮し、一万暗カンでリーチを選択。1,000・2,000ツモを決めて3着キープ。

 

 

以上で2日目の全対局が終了した。

 

 

柴田、三浦がプラス、他3名がマイナスとなったことにより、非常にポイントが詰まった。

 

 

5人とも優勝から途中敗退まであり得る、究極の接戦で最終日を迎える事となった。

第38期十段位決定戦最終日
2021/10/9(土)14:00開始

実況 日吉辰哉
解説 (9・10回戦)
勝又健志・HIRO柴田
解説 (11・12回戦)
勝又健志・森山茂和
牌譜解説 齋藤豪

(文:編集部)

【麻雀最強戦2021 男子プロ鋭気集中】優勝は猿川真寿!!

10月3日(日)15時より、麻雀最強戦2021「男子プロ鋭気集中」が行われた。

その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、日本プロ麻雀連盟の猿川真寿が優勝!
麻雀最強戦2021FINALの切符を手にした。

 

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(麻雀最強戦キンマweb-近代麻雀)

第38期鳳凰戦A1リーグ第10節B卓レポート

【古川が1人浮きでトータル2位に浮上】

 

 

本日の対局者は

3位 古川孝次
9位 紺野真太郎
11位 杉浦勘介
12位 西川淳

 

 

1回戦は西川がカン八索の純チャンイーペーコーのヤミテン。

 

 

杉浦がメンホン七対子かドラドラ七対子かの選択でドラ単騎に受けたのが裏目に。西川8,000のアガリを決める。

一方、放銃してしまった杉浦だが、南場の親でリーチツモドラのカン四万をツモって3,200オール。浮きの3着を取れた。

 

 

3回戦東3局。親番古川が一索四索七索の先制リーチ。
これに追いついた紺野がツモリ四暗刻で追っかけリーチ。山にはドラの三筒が1枚残っていたが…。

 

 

結果は古川が2,000オール(+2,000)のツモアガリ。

2本場には役なしテンパイからメンホンに組み変え、西川から出た中で12,600(+1,000)。3回戦は古川が大きいトップ。

 

 

4回戦東1局、紺野の手がようやく実る。

 

 

メンタンツモドラの3,900オール。紺野は1人浮きで南場の親を迎えるが

 

 

南1局の2軒リーチは西川に軍配。高め一通四万で8,000(+1,000)の直撃で西川が逆転トップ。

 

 

 

 

古川が卓内1人浮きでトータル2位浮上。「今回+50を目指しましたが最後がダメでしたね。次節も目標を変えずに行きます」

 

 

杉浦「A1昇級した時に古川さんからの電話で勘介居るから頑張るよと言って頂いたのですが、強かったです。3回戦まで1回も上回れなかった。」

 

 

西川「3回戦で心が乱れてしまい、4回戦は少しでも上向きにして終われたらと思っていました。トップを取れたのは嬉しいです。」

 

 

紺野「4回戦3,900オールのおかげで何とか浮けましたね。あれをアガれたから西川さんのリーチには追っかけましたが、高めの四万掴んでしまいましたね。プラス可愛いがれば行かない局ですけど。」

 

次回A1第10節C卓は
2021/10/3(日) 14:00開始

藤崎智
瀬戸熊直樹
前田直哉
杉浦勘介

解説 勝又健志

第37回静岡リーグ(プロアマ混合)決勝レポート

11月28日に第37回静岡リーグの決勝戦が行われた。
静岡リーグでは、全5節20半荘を戦い、上位5名が決勝進出となる。
今回の決勝進出者はこちらの方々。

1位通過 
平野敬悟(最高順位3位・鳳凰位戦C2リーグ所属)

 

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持ち前の安定感で1位通過を物にした平野。
5回の決勝進出も未だ優勝経験はない。
これで2回目となる1位通過。

2位通過
伊藤真(一般参加)

 

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最終節100ポイント近く稼ぎ、ついに初の決勝進出を手に掴んだ伊藤さん。
私自身初めて対局を見るので、決勝という舞台でどのような麻雀を見せてくれるか楽しみである。

3位通過
大谷数則(一般参加)

 

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前回決勝進出寸前で涙を飲んだ大谷さん。今回はその悔しさをバネに初の決勝進出となった。
攻めが強い印象はあるが、攻めるだけでなく守りもしっかりとしている選手だ。

4位通過
中寿文(第17回・第25回静岡リーグ優勝・鳳凰位戦D1リーグ所属)

 

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2回連続5回目の決勝進出となった中。
2回の優勝経験があり、70人近くいるリーグから2年連続で決勝に進めるのは中の実力を示しているところであろう。

5位通過
廣岡璃奈(鳳凰位戦未登録)

 

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最終節に96ポイント稼ぎ、プロデビュー後、早くも決勝に残った廣岡。その爆発力と素直な麻雀が持ち味である。
試合前、時おり不安そうな表情を浮かべていたが、廣岡らしく戦って欲しいとこだ。

静岡リーグ決勝戦は1位から40、30、20、10、0pのアドバンテージが付く。
各者抜け番が1回ずつあり、計5回戦を行い、その時点での5位が脱落、その後最終6回戦を行い、優勝者を決める。

コロナ禍ということもあり、リーグ戦から期間が空いての決勝戦となった。

1回戦 (起親から、伊藤・大谷・中・廣岡 抜け番平野)

1回戦成績
中+23.8P 大谷+8.9P 廣岡▲11.4P 伊藤▲21.3P

1回戦終了時
平野+40P 中+33.8P 大谷+28.9P 伊藤+8.7P
廣岡▲11.4P

2回戦(起親から、伊藤・廣岡・大谷・平野 抜け番中)

東4局 ドラ四万

伊藤さんの配牌
一万四万九万九万一筒二筒四筒九筒八索南白白発 ツモ七万
良いとは言えないむしろ悪い配牌である。

しかし、この手がみるみる育っていく。
まずは2巡目に発を重ね白をポン。
4巡目に南を重ね次巡七万を重ねる。その次巡北をツモり打一万

四万七万七万九万九万南南北発発 ポン白

9巡目に発をポンして、打四万(ドラ)。
これで河は派手だがホンイツとは断定できなくなっていた。

そこに、メンタンピンドラ1が見える廣岡から出た南をポンしテンパイ。すぐに廣岡から七万が出て12000のアガリとなった。

配牌から高打点を見て最高の仕上がりとなった。

2回戦成績
伊藤+20.6P 大谷+10.1P 平野+2.4P 廣岡▲33.1P

2回戦終了時
平野+42.4P 大谷+39.0P 中+33.8P 伊藤+29.3P 廣岡▲44.5P

3回戦(起親から中・大谷・平野・廣岡・抜け番伊藤)

3回戦成績
大谷+15.2 平野+5.5 中▲5.9 廣岡▲14.8

3回戦終了時
大谷+54.2P 平野+47.9P 伊藤+29.3P 中+27.9P 廣岡▲59.3P

4回戦(起親から中・伊藤・廣岡・平野・抜け番大谷)
4回戦成績
平野+21.0 伊藤+4.9 廣岡▲7.8 中▲18.1

4回戦終了時
平野+68.9P 大谷+54.2P 伊藤+34.2P 中+9.8P 廣岡▲67.1P

5回戦(起親から伊藤・中・大谷・平野・抜け番廣岡)

5回戦成績
伊藤+11.5 中+5.9 平野▲6.2 大谷▲11.2

5回戦終了時
平野+62.7P 伊藤+45.7P 大谷+43.0P 中+15.7P 廣岡▲67.1P

ここで廣岡は敗退。
決勝戦を通して、反省や課題もあっただろう。こういう舞台は普段麻雀を打つより濃密で大きな経験値となる。多くのもの得て更なる躍進に繋げて行って欲しい。

最終戦(起親から伊藤・大谷・中・平野)

南1局、ここまでの点数状況は
伊藤30100 大谷34800 中37000 平野18100
である。

これによりトータルポイントは
大谷+50.8P伊藤+46.8P 平野+38.8P中+30.7P

現在優勝の位置にいるのは大谷さん。それに迫って来ているのが伊藤さんである。

南1局1本場 ドラ五万
大谷さんが5巡目に中単騎の七対子をテンパイする。

9巡目に伊藤さんのリーチがかかる。
リーチドラドラの八万九筒のシャンポン待ちである。
伊藤さんのツモる手にもおのずと力が入る。
一発目に持ってきた牌が九筒で3900は4000オールの大きすぎるアガリでトータルトップ目に立った。
伊藤さんは次局も4000は4200オールを引きアガリ、これが決め手となった。
最終戦成績
伊藤+20.6 大谷+11.9 中▲7.8 平野▲24.7

最終順位
優勝 伊藤真さん  +74.3
2位 大谷数則さん  +58.9
3位 平野敬悟プロ  +30.0
4位 中寿文プロ   +3.9
5位 廣岡璃奈プロ  ▲67.1 

優勝は伊藤真さん。
本当におめでとうございます。

終始冷静に安定感抜群の麻雀だった様に思えた。
日々、真摯に麻雀に向き合ってきたとこが対局から伺えた。
その努力と姿勢の成果の優勝であることは間違いない。

 

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本当に素晴らしい対局を見せて貰えた。
各選手強く、誰が優勝してもおかしくない面白い対局であったと思う。

 

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私が言うのもおこがましいが、優勝が溢れ落ちた選手、あそこであーしてればと後悔が残る選手もいるだろう。(筆者はいっつも後悔してる。)
この後悔と悔しさがきっとこの先に繋がっていくと思っている。

 

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次回の静岡リーグ決勝も楽しみである。
また、観戦記者ではなく筆者自身あそこで選手として戦いたいものだ。

第224回:プロ雀士インタビュー 藤崎智  インタビュアー:大和

「ロン、8,000は8,300」
やはり決め手になったのは藤崎の十八番「ヤミテン」だった。
追いすがる前原雄大プロの「はい」の言葉と表情からは、これまで幾度となく名勝負を繰り広げてきた者同士だからこそわかる納得感のようなものを感じた。

モンド名人戦4年連続出場3回目の決勝進出での初優勝を飾った「麻雀忍者」こと藤崎智プロ。同郷、秋田県出身の大和のインタビューでお送りします。

都内某所のおしゃれなカフェで待ち合わせ。
女性ファンからは「藤様」と呼ばれる藤崎プロ、炎天下の中歩いてきてもニコニコの笑顔。

 

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藤崎「暑いなぁ、とりあえずなんか飲みなよ。ここのカフェオレ自分で豆とか選ぶんだよ。」

大和「ありがとうございます。」(なるほど・・こういう優しさがファンに愛されるんだな)

火照る身体をカフェオレでうるおしながら

大和「まずはモンド名人戦優勝おめでとうございます!今回の名人戦、7戦5トップはもう完勝と言っても良いのではないでしょうか?」

少し微笑みながら

藤崎「ありがとう。展開もそうだけど全体的にツキが自分に味方してくれているのは感じていたんだ。だから決勝もしっかりとやることさえ出来れば最後まで優勝狙えるなとは思っていたよ。前回の決勝(第13回)では沢崎プロにオーラス、アガれば優勝の競り合いに負けてしまったので今回こその思いも強かった。」

大和「そうだったのですね。確かに映像観て守備的雀風の藤崎さんが、凄い積極的だし何か意図があるんだなと思っていました。」

対局を振り返ってみる。
なお決勝は2回戦行い、トータルポイントトップが優勝となる。

小場で始まった決勝1回戦、最初のぶつかり合いは東3局。
藤崎は役牌3種のところからピンズのホンイツへ向かう。
親の前原のリーチ宣言牌の五筒をポンして全面対決の構え。
無筋をガンガン切り飛ばしていく。

大和「ピンズの形もそこまで悪くないですし、藤崎さんならゆったり構えてチャンスを伺うかと思っていたら真っ向勝負でしたね。」

藤崎「最初の勝負所だからね。まだ東場だしこの手組した以上、真っすぐいこうとは思っていたよ。勿論、精神面の充実による後押しはあったよね。短期決戦だし、こういうぶつかり合いを制さないと勝てないのは解っているから。」

ほどなくして藤崎がしっかりと3,000・6,000を引きアガる。

 

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大和「南場に入るとより一層攻撃的な藤崎さんになってびっくりしたのですが。」

南2局 親 前原 ドラ五筒
前原がマンズのホンイツへ激しく仕掛けていきテンパイでもおかしくない様子。
1シャンテンの藤崎はそこへ生牌の中をぶつける。

 

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ロンと言われたら12,000の牌。
観ている私も思わず「えっ?」と声が出た。
前原は一万四万のテンパイから中をポン、打点も上げてしっかりと4,000オールを引きアガる。

大和「この局は本当にびっくりしました。前原さんは親で、打中はリスクが高いし自分も1シャンテン。藤崎さんだからというのもありますけど、まさか打ち抜くとはおもいませんでした。」

藤崎「やっぱり東場でめくり合って勝てていて、点数にも余裕があったからいけたよね。勿論いつも打つわけじゃないよ(笑)こういう時は土俵から降りちゃいけないんだ。前原さんに俺は「消えた」と思わせたら一気に持っていかれるのは解っているからね。」

決勝1回戦は攻めの姿勢を貫いて見事トップで終える。

大和「決定打みたいな局はありますか?」

藤崎「やっぱり三色の局かな!」

冒頭でも書いた1局。
決勝2回戦 東3局 ドラ七筒 親 前原
ライバルの前原がトップ目、今局も先制の出アガリ5,800のテンパイを入れヤミテンを選択。
藤崎は1シャンテンでドラの七筒が浮いているが、上手くドラターツが出来て三色へ渡る。

 

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終盤、高め三色の六索九索テンパイを入れヤミテン。
安めの九索だと打点的にも物足りないし決勝の戦い方からもリーチか?と思った。
ほどなくして前原が高めの六索を掴み、やや長考するも打ち抜き大きな大きな8,000の直撃を取る。

 

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大和「あそこはヤミテンなのですね?」

藤崎「前原さんがテンパイなのは解っていたよ。だからこそヤミテンなんだ。自分も本手だし、ここまでの向き合い方もあるけど、少しでも隙を見せないように。結果は最高になったね。前原さんもこの局がポイントだったって言っていたよ。」

ライバルからの直撃を取り、その後も展開に恵まれ(勿論、藤崎のゲーム回しは流石の一言ではあるが)オーラスは他3者とも厳しい条件となり2回戦もトップで見事「第14回モンド名人戦」は藤崎の優勝で幕を閉じた。

大和「本当に完勝という感じでしたね!」

藤崎「モンドの試合にはこれまで何回も出してもらっているのだけど優勝は無かったからね。」

大和「えっ?意外です。ところで今は映像対局も沢山ありますが、藤崎さんにとって「モンド」の対局とはどういう印象ですか?またモンドに出場したい若手にアドバイスみたいなものはありますか?」

藤崎「モンドの対局ってあまり勝ち負け比重をかけて打ってはダメなんだよ。強さは当たり前で損や得じゃなく、それよりもプロとしての個性をいかに麻雀や見た目に乗せて打ち抜くのかの方が大事なんだ。これは今まで灘さん、小島先生、森山会長、優孝さん、荒さん、安藤さんらが築いていってくれた伝統であり系譜なんだ。視聴者の方にモンドじゃないと観る事ができない、至高の対局を届けるのがプロとしての義務だと思うよ。」

大和「かっこいいです。ありがとうございます!それでは最後に今後の目標とかってありますか?」

藤崎「正直、望むものってあんまりないんだよね。でもここまでプロ雀士として生きていけたのは、やっぱりプロ連盟にいたからって事が本当に大きいよね。だからまだまだ大きくなっていくだろう連盟に、少しずつでもしっかりと恩返ししていきたいよね。あとはG1タイトルを9回勝っているんだけど、これはキリが悪いから早く10回にしたいかな(笑)」

大和「すぐ取っちゃいそうですけどね!藤崎さん本当にありがとうございました!」

藤崎「えっ?もう終わりなの?あんまり面白いこと言ってないけどいいの?」

 

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藤崎智
「麻雀忍者」と呼ばれ実力は折り紙付きのトッププロでありレジェンドと呼ばれる事も多くなったと言う。しかし本人にレジェンドという気持ちは無いようだ。
それはまだまだ一線で戦っていくのだという言葉の裏返しにも聞こえた。
モンド王座の出場権を得て、10個目のG1タイトル奪取もそう遠くないのかも知れない。

 

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第19期プロクイーンベスト8B卓レポート

決勝メンバーが確定!第19期プロクイーンベスト8B卓レポート

9月24日、第19期プロクイーンベスト8B卓が放送された。
対局者は東城りお、二階堂亜樹、水瀬千尋(協会)、山脇千文美。

 

 

解説の内川幸太郎が戦前「攻撃型が揃っている」と話した通り、対局は1回戦からエンジン全開の激しい戦いとなった。

東1局は2軒リーチが流局。
東1局1本場は3人テンパイのめくり合いとなり水瀬が5,800のアガリ。

 

 

東1局2本場も3人にテンパイが入り、結果は山脇がリーチをツモり1,000・2,000。

 

 

そしてさらには東2局、東城が四暗刻の8,000・1,6000!

 

 

1回戦はこの後も激しい打撃戦が繰り広げられ、アガリだけで8万点以上がやりとりされる結果に。
2回戦は東4局2本場、山脇が先制リーチ。

 

 

ダブ東暗刻の水瀬から出アガると裏が3枚で8,000(+600)のアガリに。
これで2回戦は山脇がトップ。東城も攻める手を緩めず、3回戦を終えて2人が1・2着を独占する形に。
最終戦を残して亜樹・水瀬に90P以上の点差をつきつけ、勝ち上がりを決めた。

 

 

 

山脇「一次予選からここまで勝ち上がることができて本当に嬉しく思っています、皆さんの応援のおかげです。また決勝も頑張りますので応援よろしくお願いします。」

 

 

東城「たくさん応援ありがとうございます。決勝戦も気を抜かずしっかり運量を見せていきたいと思います。よろしくお願いします。」

この結果をもって決勝メンバーが確定。

 

 

第19期プロクイーン決勝1日目は、10月10日(日)14時~放送いたします。
是非お楽しみに!

(文・浜野太陽)

第16期女流桜花Aリーグ第6節C卓レポート

第6節C卓に出場した選手は

 

 

魚谷侑未(2位)・二階堂亜樹(3位)・伊達朱里紗(12位)・武石絵里(13位)の4名。

女流桜花Aリーグは7節終えて、上位8名のうち偶数順位の選手がプレーオフA卓に、奇数順位の選手がプレーオフB卓に進出となります。
プレーオフはA卓B卓の順番で、後から行われるB卓がかなり有利です。
実際このシステムで行われた8度のプレーオフでB卓から決定戦に進出した選手は17人と、A卓の7人と比べてだいぶ差が出ています。

シーズンも終盤に入りプレーオフ進出が濃厚になってきた魚谷は、1位で有利なB卓に入ることが第一の目標になりそうですが、1位に届かない場合でも4位と差をつけた2位に入れば決定戦に残る確率は高くなりそうです。

 

 

この日のインタビューで「今日は普通でした」と答えた魚谷は、4回戦で倍満をアガるなどして、6節連続のプラスを決めて首位の仲田を追走。
10期中8回決定戦に進出している魚谷にとって、次節も普通にしていれば9回目の決定戦進出は堅そうです。

 

 

「ここ最近で一番酷い内容」と自身の麻雀を振り返った3位スタートの亜樹は、それでも沈まず3位をキープ。

激しい残留争いになっていた伊達と武石は1回戦の南4局

 

 

ダブ南・中・ドラ1で武石をかわして3着になった伊達が2回戦に大爆発して卓内トップをとり、残留争いから一転してプレーオフも見えるトータル9位に浮上。
逆に大きく沈み最下位に転落した武石は、美波・杉浦・和泉とあたる最終節で残留を目指すことになりました。

 

 

<第6節C卓最終結果>
伊達+50.2P 魚谷+33.7P 亜樹+0.9P 武石▲84.8P

(文:越野智紀)

何を切る? 2021年9月

第16期女流桜花 Aリーグ 第6節 A卓 2回戦 南4局1本場 東家 中山奈々美プロ

 

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■Twitterで実施したアンケートの結果

 

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■OPENRECで実施したアンケートの結果

 

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■ニコニコ生放送で実施したアンケートの結果

 

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■プロ解答

 

七筒切り

 

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一万切り

 

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二万切り

 

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六筒切り

 

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■実況・解説陣 (アンケート時)

 

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古橋「現鳳凰位佐々木プロの一打を教えてください。」
佐々木「七筒!」
古橋「どういった理由でしょうか?」
佐々木「345・456!それに八筒が3枚切れということで、シンプルに七筒切りです。」

 

■プロの視点
中山奈々美プロ
「この局面は、中途半端に安い鳴きをするよりも満貫、跳満そのまた先を狙って一万切りとしました。
最悪鳴いてテンパイを取りに行くこともできる保険付き。もう速度では全く追い付いていないので、放銃してもいいくらいの気持ちです。
四万はシャンポン以外であたっても安いので、入り方によっては涼しい顔で切ろうと思っていました。
結果的に考えうる最悪のパターンの放銃となりましたが、この点棒状況だと打点があるないに関わらず仕掛けがあると思っているので後悔はないです。
一方でドラを使い切る二万切りや、456も逃さない七筒切りも良かったかな?と今では思っていて、次に同じシチュエーションがあったら違う牌を切ると思います・・・」

 

■終局図

 

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日本プロ麻雀連盟チャンネルはこちらから
OPENREC 日本プロ麻雀連盟チャンネル
ニコニコ生放送<PC版>

第16期女流桜花 Bリーグ 最終節成績表

A C1 C2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 桜川 姫子 85.0 67.5 11.2 17.4 ▲ 15.0 166.1
2 鈴木 彩夏 46.6 26.8 34.3 ▲ 12.6 32.6 127.7
3 斉藤 理絵 26.9 12.0 ▲ 21.8 ▲ 2.1 87.9 102.9
4 高宮 まり 61.8 11.1 48.1 27.5 ▲ 58.2 90.3
5 黒沢 咲 12.4 ▲ 73.5 88.9 45.1 ▲ 3.0 69.9
6 西城 凛 ▲ 14.6 54.5 1.6 ▲ 17.9 22.0 45.6
7 蒼井 ゆりか 11.3 ▲ 45.9 62.8 ▲ 17.4 ▲ 5.0 5.8
8 井上 絵美子 ▲ 19.4 28.1 ▲ 0.6 ▲ 35.0 25.5 ▲ 1.4
9 大野 彩乃 ▲ 12.1 ▲ 20.9 ▲ 15.9 31.8 7.1 ▲ 10.0
10 中野 妙子 ▲ 13.6 ▲ 63.3 6.5 9.2 46.8 ▲ 14.4
11 一瀬 由梨 ▲ 49.8 16.7 ▲ 18.6 26.1 6.2 ▲ 19.4
12 松岡 千晶 ▲ 27.0 ▲ 19.7 67.9 ▲ 4.6 ▲ 62.3 ▲ 45.7
13 北野 由実 ▲ 15.1 13.7 0.5 1.2 ▲ 91.2 ▲ 90.9
14 高田 麻衣子 30.2 ▲ 61.9 ▲ 100.6 19.7 18.9 ▲ 93.7
15 赤司 美奈子 ▲ 24.8 33.0 ▲ 106.3 0.0 ▲ 30.0 ▲ 128.1
16 水越 京子 ▲ 83.2 37.4 ▲ 28.9 ▲ 64.3 10.6 ▲ 128.4
17 土田 小緒里 ▲ 17.6 ▲ 15.6 ▲ 49.1 ▲ 24.1 ▲ 23.9 ▲ 130.3

第16期女流桜花 C1リーグ 最終節成績表

A B C2

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 楠原 遊 ▲ 30.4 86.0 53.7 10.5 19.2 139.0
2 天音 まこと ▲ 2.2 10.7 24.8 34.3 24.4 92.0
3 後藤 咲 ▲ 9.0 26.1 12.9 28.9 29.8 88.7
4 小笠原 奈央 54.5 13.6 ▲ 12.5 ▲ 1.1 32.3 86.8
5 日高 志穂 29.5 46.5 12.3 30.4 ▲ 32.5 86.2
6 菅原 千瑛 97.8 ▲ 34.4 49.6 ▲ 52.9 21.1 81.2
7 東城 りお 89.0 ▲ 54.8 14.4 43.2 ▲ 15.7 76.1
8 駒田 真子 14.8 53.7 ▲ 11.7 10.8 ▲ 4.1 63.5
9 宮内 こずえ ▲ 29.5 13.9 4.2 31.5 22.0 42.1
10 藤根 梨沙 ▲ 38.7 ▲ 65.2 69.5 80.7 ▲ 12.5 33.8
11 大月 れみ ▲ 2.5 ▲ 50.6 15.7 44.4 ▲ 1.3 5.7
12 齋藤 麻衣子 ▲ 20.9 54.3 ▲ 12.4 0.0 ▲ 21.7 ▲ 0.7
13 石田 亜沙己 ▲ 3.1 118.2 ▲ 50.0 ▲ 3.9 ▲ 62.3 ▲ 1.1
14 大久保 朋美 27.0 51.9 ▲ 29.6 ▲ 35.5 ▲ 25.3 ▲ 11.5
15 ジェン ▲ 52.4 ▲ 9.6 69.6 ▲ 64.2 36.5 ▲ 20.1
16 手塚 紗掬 44.2 26.3 22.4 ▲ 107.9 ▲ 11.7 ▲ 26.7
17 波奈 美里 ▲ 53.5 ▲ 22.1 ▲ 3.1 25.9 14.6 ▲ 38.2
18 音羽 なお ▲ 16.0 0.7 ▲ 25.7 2.6 ▲ 0.2 ▲ 38.6
19 京平 遥 ▲ 8.0 ▲ 72.2 1.5 ▲ 15.0 46.5 ▲ 47.2
20 渋谷 菜瑠美 ▲ 19.0 70.5 ▲ 49.1 ▲ 57.6 ▲ 1.3 ▲ 56.5
21 優月 みか ▲ 21.2 ▲ 91.8 12.7 62.6 ▲ 51.7 ▲ 89.4
22 内田 みこ ▲ 11.9 ▲ 60.5 ▲ 79.5 43.2 13.6 ▲ 95.1
23 桜木 里咲 0.1 ▲ 109.9 ▲ 30.0 17.2 12.0 ▲ 110.6
24 平岡 理恵 ▲ 16.7 0.6 ▲ 15.3 ▲ 79.1 ▲ 35.0 ▲ 145.5
25 夏目 翠 ▲ 41.9 ▲ 23.9 ▲ 64.4 ▲ 49.0 ▲ 17.7 ▲ 196.9

第16期女流桜花 C2リーグ 最終節成績表

A B C1

順位 名前 1節 2節 3節 4節 5節 合計
1 岡田 紗佳 33.1 23.5 57.2 66.7 ▲ 30.9 149.6
2 犬飼 あやの 62.5 33.1 ▲ 14.3 ▲ 10.6 73.7 144.4
3 加賀谷 春歌 23.4 7.7 45.6 13.3 32.1 122.1
4 高橋 慧 12.6 33.7 60.0 1.6 ▲ 18.8 89.1
5 美晤 45.9 28.2 42.8 9.9 ▲ 50.2 76.6
6 香野 蘭 0.3 24.5 ▲ 59.4 24.3 80.0 69.7
7 川上 玲 ▲ 22.1 12.1 4.5 86.3 ▲ 14.3 66.5
8 栗島 有紀 ▲ 53.5 2.6 29.6 59.2 7.8 45.7
9 安藤 りな ▲ 55.8 78.4 20.1 37.3 ▲ 34.8 45.2
10 太田 寛子 44.0 31.4 ▲ 3.5 10.5 ▲ 43.3 39.1
11 咲良 美緒 16.8 ▲ 33.5 ▲ 12.8 45.8 19.8 36.1
12 襟川 麻衣子 55.5 29.7 ▲ 42.0 14.2 ▲ 22.1 35.3
13 古川 彩乃 53.2 ▲ 2.9 ▲ 50.2 ▲ 23.9 44.3 20.5
14 大槻 あいみ ▲ 42.1 ▲ 44.1 20.6 5.6 12.8 ▲ 47.2
15 藤居 冴加 ▲ 37.8 52.8 ▲ 60.8 10.9 ▲ 14.3 ▲ 49.2
16 高橋 侑希 10.8 ▲ 48.6 21.7 ▲ 34.6 ▲ 3.5 ▲ 54.2
17 町田 志織 ▲ 23.1 0.5 14.3 ▲ 117.3 69.8 ▲ 55.8
18 武田 雛歩 5.8 ▲ 64.3 ▲ 36.4 ▲ 30.0 61.4 ▲ 63.5
19 井野 葵 ▲ 23.9 ▲ 21.9 12.2 0.0 ▲ 30.0 ▲ 63.6
20 美里麻 15.8 ▲ 59.0 14.3 ▲ 53.4 ▲ 12.6 ▲ 94.9
21 保坂 麻璃莉 ▲ 61.8 ▲ 66.4 22.2 36.6 ▲ 36.3 ▲ 105.7
22 内山 えみ ▲ 100.0 ▲ 28.6 ▲ 7.6 ▲ 15.0 4.6 ▲ 146.6
23 蒼木 翔子 ▲ 0.5 ▲ 12.4 ▲ 48.7 ▲ 37.3 ▲ 51.6 ▲ 150.5
24 小平 螢 ▲ 35.4 ▲ 10.9 ▲ 29.5 ▲ 29.1 ▲ 45.7 ▲ 150.6
25 美咲 優菜 ▲ 43.7 12.4 ▲ 30.0 ▲ 131.0 ▲ 51.0 ▲ 243.3

第38期鳳凰戦A1リーグ第10節A卓レポート

【第38期鳳凰戦A1リーグ第10節A卓 藤崎が大きなプラス 黒沢は首位キープ】

 

 

本日の対局者は
黒沢咲
前田直哉
藤崎智
吉田直

開始前の成績表はこちら

 

 

1回戦は黒沢が4局連続でテンパイでの37,500点持ちでピンフドラドラのヤミテン。5,800は7,000(+4,000)で大きくリード。

 

 

黒沢に5,800放銃した藤崎がラス目のままオーラスとなるが、親番で2,600オールを2回決めて、一気にトップ目に。

 

 

オーラス4本場は前田が自風のドラ北をポンして二筒五筒待ち。

 

 

藤崎もカン五筒待ちで追いつくが、吉田から五筒が出て前田のアガリ優先。

1回戦はトップに藤崎、浮きの2着に黒沢、前田、吉田の並びで終了。

2回戦は黒沢が3局連続放銃となってしまい苦しい半荘に。

まずは南1局。前田がリーチ。高めの発で7,700。

 

 

南1局1本場は藤崎が一索四索七索三索六索九索のリーチ。高めの一索で7,700は8,000。

 

 

南2局は前田がマンズのメンホン。白が出て8,000。

 

 

2回戦はトップに藤崎、2連勝。浮きの2着に前田。吉田、黒沢の並びで終了。

3回戦の勝負局は東4局。前田が自風の北をポンしてホンイツ東単騎。

 

 

親番吉田がタンヤオピンフドラドラの三万六万ツモ切りリーチ。

 

 

七対子ドラドラ六万単騎の藤崎もツモ切りリーチに出るが、ハイテイで東を掴んでしまい、前田7,700(+2,000)のアガリ。

 

 

3回戦はトップに前田。浮きの2着に藤崎。浮きの3着に黒沢。吉田の並びで終了。

4回戦は西ポン、発ポンの黒沢。2,000・4,000ツモアガリを決めてそのままトップ。

 

 

浮きの2着に藤崎。前田、吉田の並びで終了。

 

 

藤崎が第9節に続くオールプラスで卓内トップ。「まだ万全ではないですが、2節連続ツイていましたね。次節以降も一生懸命打つだけです。」

前田は初戦こそ押され気味に見えたが、2回戦以降は持ち味を存分に発揮してプラス。「今日も苦しいのかなと思ってたけど、プラスになれて良かったです。」

黒沢も4回戦のトップでプラスに転じて首位キープとなった。「休憩時間は毎回食べました。2回戦の後は多めに食べました。」とお茶目な一面も見せつつ、「首位は嬉しいですが、そこは忘れて頑張ります。」

吉田は1回戦オーラスの放銃を反省。「五筒打つなら降級した方がいい」と自身を戒めつつも「応援してくれる方々もいるので頑張ります」とコメントした。

 

 

次回A1第10戦B卓は
2021/9/29(水) 17:00
西川淳
杉浦勘介
紺野真太郎
古川孝次
解説はHIRO柴田を予定。

(文:編集部)

第2期桜蕾戦ベスト16A卓レポート

【第2期桜蕾戦ベスト16 A卓レポート 安藤りな・美里麻がベスト8進出】

2021/9/16(木)ベスト16のA卓が行われた。今期桜蕾戦は一発裏ドラのない連盟公式ルールで半荘4回戦を行い、上位2名がベスト8進出のトーナメント戦。

 

 

1回戦は親番の美里麻が白発ホンイツの3,900オールは4,000オールで一歩リードするが

 

 

太田のタンピンドラ3のヤミテンに美里麻が飛び込む。

 

 

その太田から親番安藤が7,700を直撃という乱打戦に。

 

 

オーラス1本場は、安藤がリーチタンヤオピンフツモドラの2,000・4,000は2,300・4,300をアガって浮きの2着に。

 

 

美里麻、安藤、太田、駒田の並びで1回戦が終了。

2回戦は東2局1本場に安藤がツモ白中ホンイツ三暗刻で倍満のアガリ。

 

 

2回戦はトップに安藤。浮きの2着に美里麻。浮きの3着に太田。駒田の並びで終了。

3回戦、安藤か美里麻とトップラスを決めたい太田にチャンス手。メンホンダブ南、高めイーペーコーなら出ても跳満。

 

 

しかしアガったのは美里麻。打点は1,300は2,200だが、きっと美里麻は勝ち上がると感じたアガリだった。

 

 

南3局。駒田は手を丁寧に育て、この配牌から10巡でメンチンに仕上げる。待ちは四万七万六万九万

 

 

出来ればツモアガリか美里麻・安藤からの直撃を狙いたい局ではあったが、2連勝も必須な駒田はヤミテンで太田から六万ロン。16,300のアガリで3回戦のトップを取る選択とした。

最終4回戦オーラス。親番太田リーチの現物待ちの美里麻がアガって決着。

 

 

以上で第2期桜蕾戦ベスト16A卓の対局が終了。

 

1位通過 安藤りな

 

2位通過 美里麻

 

最終結果は以下の通り

 

 

第2期桜蕾戦ベスト16B卓は
2021/9/30(木)17:00開始

藤居冴加
菊地美羽
藤田愛
菅原千瑛

実況 中野妙子
解説 二階堂亜樹

(文:編集部)

第38期十段位決定戦初日レポート

【第38期十段戦 初日は藤原隆弘が好発進 2番手はグランドスラムがかかった荒正義】

 

 

第38期 十段位決定戦対局者

柴田吉和(現十段位)
荒正義
藤原隆弘
瀬戸熊直樹
三浦智博

ルール:日本プロ麻雀連盟公式ルール
システム:1日4回戦、3日間で12回戦を行い優勝者を決める

※各選手2回の抜け番あり
※10回戦終了時、5位が途中敗退
 
十段戦に関してはこちら↓

十段戦

 

 

勝又健志と前田直哉のダブル解説
実況は日吉辰哉。解説席も豪華である。

【1回戦 柴田・三浦・藤原・荒】

1回戦東1局。荒はドラ2枚使いのピンフをヤミテンに。高めの六万が藤原から出て、7,700のアガリを決める。

 

 
 

 

次局、藤原はノミ手のヤミテンから七索を引き、高め三色に振り替えてリーチ。見事九筒で2,000・4,000を決めて失点を取り返すと

 

 

ダブ東暗刻の手をツモリ三暗刻に受けて6,000オールに仕上げる。

藤原と荒の叩き合いとなった1回戦は、オーラス親番で3,900オールをツモった荒が突き抜ける。

 

 

1本場には柴田のダブルリーチも仕掛けで対抗した荒がかわしきり、圧倒的な強さを見せつけた。

【2回戦 瀬戸熊・荒・三浦・藤原】

2回戦南1局。親番瀬戸熊がピンフドラ高め一通の三筒六筒に仕上げてリーチに出る。

 

 

しかし追いついたのは荒。ホンイツ中ドラの2,000・4,000(+1,000)ツモアガリ。

2回戦オーラス。瀬戸熊がツモリ三暗刻で先制リーチ。ドラ2枚持ちの三浦が手を進めながら現物の四筒を切ると

 

 

藤原がロン。ピンフ三色ドラの11,600(+1,000)でトップを決めた。

【3回戦 柴田・藤原・荒・瀬戸熊】

親番柴田がカン七筒リーチ。荒から出て7,700をアガる。

 

 
 

 

東2局に柴田が1シャンテンでドラの北を切ると、藤原からロンの声。

 

 
 

 

メンホン七対子ドラ単騎の18,300。藤原が柴田にリズムを作らせない。

2ラスは避けたい柴田は七対子東単騎の3,100・6,100で素点を回復するが

 

 

オーラスは親番の瀬戸熊との2軒リーチに競り負けて5,800(+1,000)の放銃。

 

 
 

 

3回戦トップは藤原。瀬戸熊は浮きの2着で終了。

【4回戦 三浦・柴田・瀬戸熊・荒】

初日最終の4回戦。三浦に大物手が入る。二万五万八万五索待ちでリーチ。3,000・6,000のツモアガリを決める。

 

 
 

 

オーラスは親番の荒がホンイツ白六筒九筒五筒の大物手テンパイを入れるが

 

 

柴田がたった1巡に賭けた、リーチタンヤオハイテイツモ、2,000・3,900で執念の浮き2着となった。

 

 

藤原が+63.4P。決勝ならではの強引なリーチと繊細なヤミテンをミックスした緻密な仕事で暫定首位についた。

2日目最初(5回戦)の抜け番は荒。6〜10回戦の抜け番は、5回戦終了時の上位から選択するシステムとなっている。

第38期十段位決定戦2日目2021/9/25(土)14:00開始

実況 日吉辰哉
解説 内川幸太郎
解説 勝又健志
牌譜解説 齋藤豪

(文:編集部)

第38期鳳凰戦A1リーグ第9節C卓レポート

「マムシの沢崎」本領発揮!A1リーグ第9節C卓レポート

9月21日(火)、A1リーグ第9節C卓が放送された。対局者は勝又健志、沢崎誠、瀬戸熊直樹、紺野真太郎。

 

 

対局はいきなり沢崎の跳満からスタート。

 

 

さらに親番でヤミテンの11,600をアガリ、65,300点の大トップに。

 

 

この日どれだけプラスするのかという勢いを感じさせた沢崎であったが、2・3回戦は4着に。しかし、流石としか言えないプレーを見せたのは4回戦の南場。

 

 

南3局1本場、26.900点持ちの沢崎。6巡目に九索を引くも、テンパイとらずのツモ切り!七筒を引き入れると四索切りのヤミテン。二索を引き高目三色になると、満を持してリーチ!

 

 

見事3,000・6,000のツモアガリでトップ目に!さらにオーラスでは…

 

 

変則3メンチャンからツモり三暗刻に変化し、一索を暗カンするとリンシャンから引いたのは南

 

 

ツモ・南・リンシャンカイホウ・三暗刻の4,000オールで、実況解説室の古橋・白鳥をこの状態にさせた沢崎であった。

 

 

1日を終えてのトータルポイントは画像の通り。

 

 
 

 

降級圏を一旦脱出した沢崎は「まだマイナスなのでプラスを目指して頑張ります」とコメント。

 

 

反対に残留争いに巻き込まれる形となった瀬戸熊は「ちょっと最近配牌を見るたびにげんなりするので、食べ物を変えてきます(笑)また次頑張ります」と冗談交じりに話した。

 

 

全13節の長い戦いも次回から最終盤の10節。ますます熱くなる戦いに是非ご注目ください!

(文・浜野太陽)